ガキ使×ゆるゆり】浜田「松本さんは中学校時代にごらく部に所属していたそうですが」 (39)



浜田「どんな活動をされていたんですか、とお便りが来てますが」

松本「あ~、ありましたねぇ~」

浜田「松本さんは中学の時にそんな部に入ってたんですか?」

松本「ええ、そうですね。いや~懐かしいなぁ~」



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浜田「大体、ごらく部て何なん」

松本「えっ、何がですか」

浜田「松本さんのいた、そのごらく部ってどんな事してたんですか。
ちょっと皆さんに教えてやって下さいよ」

松本「ああ、廃部になった茶道部の部室がありましてですね。
そこをツレが占拠してたんですわ」

浜田「ほぉ」

松本「歳納京子って腐れアマなんですがね」

浜田「腐れアマ言うな」



松本「その腐れアマがですね」

浜田「名前で呼んだりぃや」

松本「えっらい悪いヤツでして」

浜田「ほう。どんな風にですか」

松本「その廃部になった茶道部の部室を勝手に占拠して、無断で使いよるんですわ」

浜田「ほぉ~。えっと、無断で占拠してお茶でも立てるんですか?」

松本「んっふ…。いえ、そんなわけないじゃないですか」



浜田「まぁ、そら勝手に占拠しとるぐらいですからなぁ」

松本「ええまぁ、そんで勝手にごらく部なんて名乗りまして」

浜田「えっ、部活ちゃうのに?」

松本「ええ、もうやりたい放題ですわ。その歳納京子…いえ、腐れアマがですね」

浜田「言い直さんでもええやろ」



浜田「具体的には、どんな事をしてたんですか?」

松本「ええ。いつもはみんなで集まってマンガ読んだりしてましたね」

浜田「意外と地味やんなぁ」

松本「ええ。基本、ダラダラしてましたね」

浜田「ダラダラ以外に何かないんですか」



松本「ええそうですね。それ以外だとですね。
腐れアマといっつもつるんでる船見結衣って腐れ(バキューン)がおりまして」

浜田「腐れ(バキューン)言うな!」

松本「それと吉川ちなつって、えー、腐れ外道と一緒になってですね」

浜田「んふっ、腐れ外道て…。腐ったヤツしかおらんのかい」

松本「ンフフッ…。まぁそんで、赤座あかりってアホの子を
みんなでよういじりよるんですわ」

浜田「えっ、いじるんですか」



松本「ええそうですね。そらぁもう半端ないいじり方でしたわ」

浜田「具体的には、どういった?」

松本「ええ、そのアホの子をみんなで囲んで、君、影薄いなぁーて」

浜田「えっ、本人目の前におるのに」

松本「あー、あとですね。お前の姉さん、本当は兄さんと違うかーとかね」

浜田「意味わからへんわ」

松本「ンフフッ…」



浜田「まぁ、ある意味その子も愛されてるとは思うんですけども。
松本さんはただ見てただけですか?」

松本「ええもう、見守るだけで精一杯でしたね」

浜田「止めたりはしなかったんですか」

松本「いえもう止めるどころの騒ぎじゃないですね。
部屋の隅でガッタガタ震えながら見てました」

浜田「んふっ、そんな怖ないでしょう」









浜田「その他にはどんな事があったんですか?」

松本「ええまぁ、僕たち基本的に無許可で使ってるじゃないですか。部室を」

浜田「ええ」

松本「なんで、生徒会の連中と年がら年中いがみ合いですよ」

浜田「あー、そうなりますよねぇ」

松本「もう毎回流血騒ぎですわ」

浜田「えっ、そんなに凄かったんですか?」



松本「ええ。特に杉浦綾乃っていうクッソ寒いダジャレばっか言いおる女がいてですね」

浜田「どんなダジャレですか?」

松本「えっ、例えばですね、部室の無断使用は罰金バッキンガムよー、とか」

浜田「え…?何やて?」

松本「えっ、いやだから部室の無断使用は罰金バッキンガムよー、とか」

浜田「え…?スマンよう聞こえんかった」



松本「言うときますけどこれは僕じゃなくてその女が言ってたんですよ、
罰金バッキンガムは」

浜田「んっふっふ…何やてもう1回」

松本「ちょ、もーえーやん!」

浜田「ンッハッハッハ」



浜田「…それで、どうなったんですか?」

松本「何がですか」

浜田「その、寒いダジャレを言う女は」

松本「ああそれでですね、しょっちゅうカチ込みに来るんですわ、
そのクソ寒いダジャレ女が」

浜田「それは鬱陶しいなぁ」



松本「そんでそれのツレにですね、池田千歳っちゅうメガネがおりまして」

浜田「ほう」

松本「そのメガネと2人でよう来るんですわ」

浜田「その人らは怖いんですか?」

松本「ええ、そらーもうメッチャ怖いですよ。…ん?いやそんな怖ないかな」

浜田「どっちやねんな」

松本「ンフフフ…」



浜田「それで、どう来るんですか?」

松本「ああええ、まず僕らが部室でマンガなんか読んでたりするでしょ」

浜田「はい」

松本「そうするとね、扉バァー開けて入って来よるんですわ。ダジャレとメガネが2人で」

浜田「ほぉー、こっちは5人なのにたった2人で」



松本「まぁええ度胸ですわ。そんでまずダジャレ女が例のごとく言うんですよ。
部室の無断使用は罰金バッキンガムよー!、てね」

浜田「…え?今なんて?」

松本「いや、そこはもういいじゃないですか」

浜田「いいから。何やて?」

松本「いやいやだから」

浜田「いやほら。言ったげて」



松本「ンフフ…いやちょっとええかげんにして下さいよ浜田さん」

浜田「んふっ、何ですか?」

松本「僕もね、こうして一生懸命面白い話しようとしてるじゃないですか」

浜田「はいはい」

松本「僕が寒いダジャレ言ってスベッてるみたいに持ってくのはやめて欲しいんですよ」

浜田「んふっ…はいはい。わかりましたから。それで、どうなったんですか?」



松本「ええ、それでですね。そのダジャレ女と歳納京子がグッワァ~メンチ切り合いですわ」

浜田「まぁお約束ですね」

松本「メガネの方も、メガネ外して」

浜田「おお、本気や。まあ割れたらいけませんからね」

松本「そらぁもう一発そく…そくはつですわ」

浜田「言えてへんやないけ」



松本「そんでですね」

浜田「松本さんは、その時何をしてたんですか?」

松本「ん?何がですか?」

浜田「いえ、逃げるなり自分もメンチ切るなり色々とあるじゃないですか」

松本「ん?ああ、僕はそん時コンビニにジュース買いに行かされてましたね」

浜田「ンハハハ…何パシリにされとんねん」



浜田「そんで、どうなりました?」

松本「ええそんでですね。もうにらみ合いも最高潮ですわ」

浜田「ほお」

松本「こうですね。ダジャレ女と腐れアマの後ろに龍と虎がグゥワァ~と」

浜田「ああ、そういうイメージがって事ですね」

松本「そんで、緊張が最高に高まったその時ですね」

浜田「どうなりました」



松本「メガネが、鼻血ドバーーーーて」

浜田「ちょっと待てや!何もしてへんやんその子」

松本「ンッフッフッフ…。もう大変な流血騒ぎですわ」

浜田「鼻血が出ただけやないか。何が流血騒ぎや」

松本「上向いて首の後ろトントンしとりましたわ」

浜田「ンフフ…鼻血出たときようやったなぁそれ」



浜田「そんで、結局その勝負はどうなったんですか」

松本「何がですか」

浜田「その2人の勝負ですよ。ダジャレ女と腐れアマの」

松本「あ、ええ。中間テストの成績で勝負つけたみたいですね」

浜田「えっ、テストの成績で勝負つけるんですか?龍とかグゥワァ~出とんのに?」

松本「ンッフッフッフ…。ええそうですね」




浜田「まぁええですわ。そんで、テスト勝負の結果はどうなったんですか」

松本「あー、もう、僕の勝ちでしたね」

浜田「えっ、松本さんの勝ち?ジュース買いにいかされてたのに?」

松本「ンッフッフ…ええまぁ、僕の一人勝ちでした」



浜田「そんでメガネとダジャレは納得したんですか?」

松本「いえ、2人とも悔しそうにしてましたねぇ」

浜田「そらそうですわ。こんなワケのわからんヤツに横からかっさらわれて」

松本「そんで、僕は言うてやったんですよ。その2人に」

浜田「ほお。何てですか」

松本「こんど、カチ込みに来るような事があったらですね」

浜田「はい」





松本「2人とも、罰金バッキンガムよー!ってね」

浜田「やかましいわ」



終わり

以上です
ダウンタウンのギャグをマネるのは相当キツイですね…
読んでくれてありがとうございました

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