P「ニュージェネと賭け麻雀」 (36)

24歳、初投稿です
喫煙描写があるので苦手な方はバックお願いします

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AM1:00----P宅----東風戦東1局(親:凛)

未央「ロン!立直一発平和タンヤオドラ1!いやー幸先のいいスタートだねぇ」

凛「あのさぁ…プロデューサー、その牌は安直過ぎない?」

卯月「誰がどう見ても危険牌ですね」

P「いやいやいや、ちょっと待てよ」

未央「言い訳は男らしくないよープロデューサー」

P「立直かけてTシャツ脱ぐのは完全にマナー違反だろ!」

未央「いやーこの部屋暑くて仕方ないじゃん?」パタパタ

凛「そんなので動揺したの?水着姿で見慣れてると思ってた」シュポッ

P「水着と下着は違うだろ。というか未成年アイドル堂々とたばこ吸うなよ」

凛「えっ今更?この前キスまでしたのに」スパー

未央・卯月「「え?」」

P「凛…ニコチンで記憶障害が出てるぞ」

卯月「凛ちゃん?抜け駆けはなしって3人で約束しましたよね?」

凛「卯月…悪いけど抜け駆けじゃいないよ。プロデューサーが誘ってきたんだから」

未央「しぶりんも言い訳?そっちがその気ならもう未央ちゃんも遠慮しないよ!」

P「凛…病院に行こう。今ならまだ間に合うかもしれない」

凛「ひどいよプロデューサー…あんなに情熱的だったのに」

卯月「くっ…プロデューサーさん!?本当にやってないんですか!?」

未央「しまむー、アイドルがやっちゃいけない顔だよ」

卯月「そんなの関係ないですよ!もういい!私アイドルやめてプロデューサーの家に住む!」

未央「ちょっと!?それ私のセリフだよ!それに抜け駆けしないって約束はどこいったの!?」

卯月「未央ちゃんうるさいです!いつまで垂れ乳晒してるんですか!」

\ギャーギャー/

P「二人とも時間を考えろ。だいたいキスしたら忘れるわけ…あっ…」

凛「思い出した?」スパー

P「いや…、あれはキスじゃないだろ」

凛「キスだよ。屋上でプロデューサーから誘ってきたじゃん」

P「はいはい…シガーキスね。あれをキスっていうのはちょっとなぁ」

未央「なんだぁシガーキスか…」シュポッ

卯月「シガーキス?ってなんですか?口にたばこ突っ込むプレイですか?」

未央「しまむー絶対知ってるよね」スパー

凛「そういうわけだよ。プロデューサーから求めて来たんだし、ノーカンだね」

P「ライターが切れてたから凛に火を貸してもらっただけぞ」

未央「なーんだ。心配して損したよ」

卯月「えっ、でもおかしくないですか?凛ちゃんも吸ってたならライター持ってるはずじゃ…」

凛(ギクッ)

P「ん?そういえばそうだな」

凛「あ、あれだよ。そう!ちょうど私のたばこに火をつけたらオイルが切れたんだよ」

卯月「へぇーそうですか。ずいぶん都合のいいライターがあるんですねぇ…」

未央「しまむー、顔が納得してないよ」

P「まぁ誤解も溶けたし、続きやろうぜ。俺の親だな」

凛「そうだよ。続き続き」

未央「うまく流そうとしたってそうはいかないよ」

卯月「そうですよ!あっ、じゃあこの1戦で勝った人がプロデューサーとシガーキスできるっていうのはどうですか?」

未央「ナイスアイデアだね!しまむー」

卯月「えへへ!島村卯月!頑張ります!」

凛「いいの?また私がキスすることになるけど」

未央「そのセリフはトップに立ってからだよ、しぶりん」

P「何勝手に決めてるんだよ。そもそも卯月はたばこ吸えないだろ」

卯月「今日から吸い始めますよ。ヤニカスアイドルっていう新しいジャンルを切り開きます」

P「やめてくれ…引退待ったなしだ」

卯月「シンデレラガールになりましたし、もうアイドルとして思い残すことはありません」

凛「卯月…ファンが泣くよ」

卯月「へぇー、凛ちゃんはプロデューサーよりファンが大事なんですか」

凛「はいキレたー。キレたわー。蒼い血が騒いできたわー」

P「ちょっと待てよ。俺が勝ったらどうするんだ?」

未央「そのときはそのときでいいじゃん」

P「あっ、じゃあこっちも条件だ。この1戦で俺が勝ったらさっきの負け分の金額チャラで」

P「あとこの勝負は賭け金なしだぞ」


卯月「それでいいですよ。所詮、端金ですし」

凛・未央「「それでいいよー」」

P「えぇ…そう思うなら賭け麻雀やめよう?俺の100倍は貯金あるだろ?」

卯月「まぁ今後一切働かなくても余裕で暮らしていけるくらいはありますね」

P「そうだろう?トップアイドルが安月給リーマンから金を毟るなんておかしいんだよ」

凛「いやいや、賭け麻雀にしようって言ったのプロデューサーじゃん」

未央「正直、貯金ありすぎて学校もだるいんだよねー」

P「俺が言うのもなんだが、お前ら本当にトップアイドルか?…まぁいいや。とりあえずこの条件成立だな」

P(フッ…やっぱりまだ子供だな)

P(今まで負けてきたのはわざとっ…初めから連勝して金を巻き上げるなんて愚の骨頂っ…!)

P(そんなこと…自分はイカサマしてますと言ってるのと同じっ…!ただのグズっ…!)

P(3人はシガーキスに固執するあまりっ…、何度も勝負を挑んでくるだろうっ…)

P(それが命取りっ…!しかしここからは俺のターンだっ…!次の条件は賭け金有りっ!俺が勝ったら賭け金2倍を吹っ掛けるっ…!)

P(大人の怖さを教えてやろうっ…自動卓でもイカサマはできるということをっ…!)

------東2局(親:P)------


未央「チー!ポン!」

P(くそ…未央は喰いタンで早上がり狙いか)

P(やっぱり失敗だったかなぁ…自動卓じゃ大きなイカサマもできないし)

未央「ツモ!タンヤオのみ!」

未央「へっへーん。家族ドンジャラで鍛えた未央ちゃんに勝てるわけないって!」

P「くそ、案の定か」

卯月「未央ちゃん?そんな安手ばかりだから、いつまでも安い女なんですよ?」

凛「そうだよ。だからいつまでも総選挙で1位取れないんだよ」

未央「言ってくれるねぇ…。わかった。タンヤオのみはやめるよ。私にもプライドがあるからね!」カチーン

未央「シンデレラガールの目の前でプロデューサーと熱い(シガー)キスを見せつけてあげるよ!」

P(二人ともナイスだっ…!これでまだいける)

凛(フッ…未央もまだまだ子供だね。)

卯月(勝たなければ意味ないです。どんな手を使っても、何を言われても勝てばいいんですよ。未央ちゃん)

------東3局(親:未央)------

凛(これは通るな…)

未央「ロン!白のみ!」

凛「なっ…ちょっと未央。安手はしないってさっき言ったよね」

P・卯月「「そうだそうだー」」ブーブー

未央「しぶりん、私はタンヤオのみをしないって言っただけだよ?」

未央「さっきはプライドあるって言ったけど、やっぱりプライドより勝負が大事かなーって」

卯月「プロデューサーさん、未央ちゃんみたいな安い女と(シガー)キスして嬉しいですか?」

凛「そうだよ。プロデューサーも安い女よりシンデレラガールと(シガー)キスしたいよね?」

P「安い手でもいいから未央の親番止めてくれ」

------東3局2本場(親:未央)------

凛「卯月それロン」

卯月「なっ…!」

凛「裏ドラは…なしっと。立直のみ」

未央「あれあれ?しぶりん、シンデレラガールがそんな安手でいいのかなー?」

卯月「そうだよ凛ちゃん!シンデレラガールの名を汚さないでくれる?」

凛「名より実だよ。くだらないプライドで負けるくらいなら、たとえガラスの靴を履いてても私は泥水だろうとそこを歩く」

P「どこかの常務と勝負できるポエムだな」

P(おかしい…イカサマしてもトップどころかアガれない…)

凛「それにプロデューサーはさっき未央の親番を止めてほしいって言ったからね」

凛「プロデューサーの一番の理解者はやっぱり私だよ!」ドヤァ

卯月「はいはい頑張ります頑張ります」

未央「ま、次でオーラスだし?煽るのはやめておいてあげる」

P「俺の理解者になりたいなら勝たせてくれよ…」

P(もしかして…俺って普通に弱い?)

------東4局(親:卯月)------

未央(3人は悪いけどさくっと上がらせてもらうよ)

凛(オーラスか…未央とは8000点差だしまだチャンスは…)

P(うーん倍満以上か…裏ドラワンチャンに賭けるか?)

卯月(未央ちゃんとは10000点差かぁ…親番だから最悪、安手でアガるのも…)

卯月「あれ…?」

P「ん?」

卯月「あっ!ツモ!天和です!役満です!」

未央「なっ…!」

凛「嘘っ!イカサマだよ!イカサマ!ノーカン!ノーカン!」ハイハイッ!

P「馬鹿なっ…!どうしてっ…こんなっ…!」

卯月「自動卓でどうやってイカサマするんですか!島村卯月、頑張りました!(シガー)キス権ゲットです!」ブイッ

未央「全然頑張ってないよ!運だけじゃん!」

卯月「運も実力のうちですよ!プロデューサーさん!たばこください!」

P「くそ~。まぁそういう条件だったしな。でもいきなり赤マルはきついだろ。凛か未央のピアニッシモ貰え」

卯月「凛ちゃん未央ちゃん!たばこください!さぁさぁ!hurry up!」

凛「卯月、天和で上がると不吉なことが起こるらしいよ?自分で買ってきたら?」

未央「車に轢かれるかハイエースだね。あっ、もしかしたらセンテンススプリングかも」

P「やめてくれ。俺の自宅から出た写真とかクビじゃすまない。ファンに刺される」

卯月「二人とも往生際が悪いですよ!もういいです、プロデューサーさん!たばこください!」

P「えぇ…まぁいいか。ほら」ポイッ

卯月「うわぁ、これがたばこですか。体に悪そうです。」

凛「そうだよ。体に悪いからやめときなって」

未央「将来を考えようよ、しまむー。子供出来たときどうするのさ」

卯月「大丈夫です。プロデューサーさんも吸ってますから結局同じです」

凛・未央((なんでそういうとこだけ意見が合うのかなぁ))

P「うーんこの、嬉しいような嬉しくないような発言」

卯月「あれ?全然火が点かない…」カチッカチッ

P「火を点けながら吸うんだよ」

卯月「こうです…うっ!」ゴホゴホ

凛「まぁ最初はそうなるよね」

未央「吸い込みすぎだよ。やさしく深呼吸する感じでやらないと」

卯月「オエー、これのどこが美味しいんですか…」

P「まぁ最初はそんなもんだろ。ほら卯月そのまま咥えてろ」

卯月「ヒャイ…」

未央「うわぁしまむー顔真っ赤」

凛「まぁ気持ちはわかるけど、やっぱ見せつけられるとむかつく」

P「はい終わり」スパー

卯月「えへへ。ありがとうございます」スパー

凛「もう普通に吸ってるし」

未央「さぁ、次だよ!同じ条件でいいよね?」

凛・卯月「「賛成ー」」

P「そうだな」

P(まぁ次勝てばいいか。)

終わり

オチなし

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