【安価・コンマ】貴女で魔法科高校【オリキャラ】 その5 (1000)

魔法科高校の劣等生の世界観を舞台にした安価・コンマスレです。
主人公の行動は安価とコンマで決定されます。
コンマの判定はゾロ目を採用しています。

ゆるゆるでガバガバな進行かつ、最近ではチートじみてきたので、苦手な方はご注意を。

前スレ
【安価・コンマ】あなたで魔法科高校【オリキャラ】
【安価・コンマ】あなたで魔法科高校【オリキャラ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461681738/)

【安価・コンマ】貴女で魔法科高校【オリキャラ】 その2
【安価・コンマ】貴女で魔法科高校【オリキャラ】 その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1464102120/)

【安価・コンマ】貴女で魔法科高校【オリキャラ】 その3
【安価・コンマ】貴女で魔法科高校【オリキャラ】 その3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1464968073/)
【安価・コンマ】貴女で魔法科高校【オリキャラ】 その4
【安価・コンマ】貴女で魔法科高校【オリキャラ】 その4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466233629/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1467125248

テンプレ

【A月 第B週 C日目・朝】
――行動時の日程。3日行動することで次の週へと移る。
  1・2日目は『朝→昼食→昼→夕』で1日が経過する。3日目は休日で『朝→昼→夜』で1日が経過する。

貴女

・ステータス
【体力】:11 『経験点:1/5』 ――身体能力を求められる判定や、戦闘での近接攻撃に関わる。
【技量】:7 ――CADのメンテナンス。戦闘時の先制判定で用いる。
【人望】:6 ――他のキャラと交流する際に用いる。値が高いほど、交渉などが成功しやすい。
【料理】:6 『経験点:4/5』――料理の腕前。高いほど、より良い料理が作れる。料理は他人との交流時に修正を加える。
【魔法力】:400(余剰分:48) ――魔法師の能力の指針。戦闘時の主な補正値になる。スキルなどにて増加する。 余剰分は現在どうすべきか保留中
【家系】:一般家庭 ――出生。それ以上でもそれ以下でもない。

・魔法適正 ――各魔法の適正。高いほど様々な場面で有利に働く。
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:1/5』
【収束・発散】:4 『経験点:1/5』
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:10
【無系統魔法】:8

・装備 ――貴女の所持品。様々な効果を発揮する。

・スキル――貴女が所持している能力。戦闘のみならず様々な場面で効果を発揮する。

・交友 ――貴女と他キャラとの間の友好度。高いほど様々な恩恵が受けられる。

所持金:6800円 ――現在の所持金。月の初めにお小遣いが振り込まれる。

【スキルの獲得判定】

・あなたの行動時に特定の選択肢を選ぶと、スキルの獲得に挑戦できる。

・スキルの獲得には一定の目標値が定められており、その目標値以上の数値を出すことで獲得できる。

・スキルの獲得に失敗した場合、結果に応じて目標値の引き下げを行い再度チャレンジが可能。

・スキル獲得の挑戦する際の目標値は、チャレンジする毎に下方修正される。
※ただしステータスアップの判定は、能力値が5以上の場合、一度成功し経験点が得られた時に補正がリセットされる。

・特定のキャラクターのイベントを進めることで、協力してもらい補正を貰えることがある。

例:エリカ【剣術】に補正
幹比古【精霊魔法】に補正 etc

【戦闘について】
・先行・後攻は技量の値によって決まります。同値の場合は基本貴女が先行を取ります。

・戦闘はダメージではなく『優勢値』を会得することで勝敗が決まります。

・優勢値は以下の条件を満たす事により加算されます。
①自分の行動時に相手と能力による対決を行い、相手の数値を上回る。
②相手の行動時、相手の判定の数値を50位上上回る。
③直前、または戦闘中のイベントで判定に成功する。


・判定の計算式は以下の通りになります。

魔法
(【コンマ】+【魔法力】+【スキル】)*【CAD補正】+【使用魔法適正】*10+【スキル】

体術
(【コンマ】+【魔法力】+【体力*10】+【スキル】)*【CAD補正】+【加速・加重適正】*10+【スキル】

自分または相手が勝利条件に定められた優勢値に達した場合、決着が付きます。

スキル一覧

【心眼・極】:能力値上昇や技術を獲得の為の判定に+60かつニアゾロに対しゾロ目寄せ。魔法力+40
【巫女】:【精霊魔法適正】+1。【魔法力】+50。

【魔法理論基礎】:魔法力に+10(反映済み)
 L【各種系統魔法】:選択時に魔法力+40
 L【無系統魔法】Lv2:基礎魔法力に+20。【無系統魔法】を選択時のコンマが【10】以下で相手の魔法補正無効化 
 L【無系統魔法】Lv3:基礎魔法力に+10。戦闘で【無系統魔法】選択時、その次の相手ターン終了時まで魔法力に+20。

【魔法工学基礎】:CAD調整に挑戦できるようになる。(※要設備)CAD調整の判定に+5の判定。(CAD調整はコンマ2桁での判定)
  L【CAD理解:基礎】:CAD使用時に魔法力に+20
L【CAD理解:プログラム実践編】:自身が調整したCAD使用時に魔法力に+50
L【CAD理解:パーツ編】:CADメンテナンス時にパーツの付与が可能(※要パーツ)
  L【魔法工学基礎:中級編】:CADメンテナンス時の判定に+10
L【魔法工学:カスタマイズ編】:CADを調整時に補正+10。ランクが高いパーツを装備可能
  L【魔法工学:実践理論】:魔法力に+10。CADメンテナンスの内容が変化


【武術:千葉流剣術基礎】:『カテゴリ:剣』を装備時に戦闘中、コマンドに【剣術】が選択可能。

  L【壱の型】:剣術を使用時、加速魔法適正に補正+1
  L【弐の型】:剣術使用時、【体力】+1、【技量】+1、魔法力+30
  L【参の型】:剣術を使用する際、消費体力を-1に。自分の行動終了時、体力1回復

【精霊魔法基礎】:魔法力に+10(反映済み)。精霊の活性化に反応可能
 L【精霊魔法】Lv1 :戦闘時、『精霊魔法』が使用可能 
   L【精霊魔法】Lv4 :戦闘時、精霊魔法使用時に魔法力に+70。相手の魔法力に-30。次のターン、自身の魔法力に-20。
 L【感覚共有】Lv1:魔法力+20。能動的感知判定にプラス補正。地の文の展開で若干有利に働く
 L【感覚共有】Lv2:魔法力に+20。感知判定にプラス補正

【マジックアーツ:基礎】:戦闘時に武術が選択可能。武術の判定は剣術と同じ
  L【マジックアーツ】Lv1:【体力】+1 【技量】+1 魔法力+10(反映済み)

【マルチタスク】:戦闘時、追加コマンドを2つ選択可能に。ただし2つ目の効果は半減する

【パラレルキャスト】:魔法力に+10。戦闘時、2つのCADを使用してもマイナス補正が掛からなくなる。

【精霊の王(仮)】:魔法力に+40。【精霊魔法適正】に+1。戦闘時、あらゆる判定に【精霊魔法適正】の半分を上乗せする。
          また【精霊魔法】使用時には、魔法力に+60の補正。

バトルボード限定
【固定化】:バトルボードの判定時、常時判定に+30
【ブースト】:バトルボードの判定時、【加速・加重】の適正に+2

基本コマンド

【加速・加重】:次の相手行動時、自身に補正+30
【移動・振動】:使用時、相手の判定に-30
【収束・発散】:使用した次の自分の判定に+30
【吸収・放出】:使用時の判定に補正+30 (連続使用不可)
【無系統魔法】:選択時のコンマが【10】以下で相手の魔法補正を無効化
【精霊魔法】:使用時の判定に+40の補正。但し、次の自分の判定に-20


追加コマンド

◯現代魔法

【共振破壊】:2ターンに1回使用可能。使用後一度だけ、【移動・振動】の補正を二倍に
【魔弾】:2ターンに1回使用可能。このターン中、相手の判定に-(経過ターン*10)の補正
【チャージ】:3ターンに1回使用可能。使用後一度だけ、自信の魔法力に+20
【重力結界】:3ターンに1回使用可能。このターン中、相手の判定に-20の補正
【自己加速】:2ターンに1回使用可能。使用ターン中判定に+20の補正
【サイオン弾】:2ターンに1度、【無系統魔法】と同時の時のみ使用可能。自身の魔法力に-20。相手の魔法無力化の範囲を【10】引き上げる

◯剣術
【高周波ブレード】:2ターンに1回使用可能。使用したターン中、相手に掛かっている【+補正】の中で、一番大きい補正値を半減する
【鎌鼬】:2ターンに1回使用可能。使用時の判定に+40の補正
【壱の型:疾駆け】:戦闘時のコマンドで選択可能。自身の判定に+50。使用後、体力-1
【弐の型:斬鉄】:【剣術】選択時に使用可能。使用時、判定に+20の補正。魔法力以外の相手に付与されている最大のプラス補正を無効化。体力-1
【参の型:集気法】:3ターンに1度使用可能。自身の体力を+3(体力の上限値は越えない)。
          また、コマンド選択時のコンマが80以上なら自身に掛かっているデバフを無効化。

◯マジックアーツ
【振動拳】:3ターンに1回使用可能。使用したターンから数えて3ターンの間、相手の魔法力に-20の補正

◯精霊魔法
【雷童子】:2ターンに1回使用可能。使用後の自身の判定に+60
【木霊迷路】:3ターンに一度、精霊魔法使用時のみ選択可。相手の魔法力に-30。選択時のコンマが【05】以下の場合、補正値倍加
【迦楼羅炎(かるらえん)】:3ターンに一度使用可能。相手が【精霊魔法】を使用した際、その発動を無効化し、自身の判定に+50

◯その他
【闘気】:戦闘時に使用可能。使用時、判定値に【体力】*10。ただし使用後は、体力が毎ターン3ずつ下がっていき、体力が0になると強制敗北
【虎舞】:戦闘中に1度、【体術】【剣術】選択時のみ使用可能。判定値に+60。
     また選択時の判定で優勢を獲得した際、追加で特殊判定を行い、成功した場合優勢値を更に+1。
【聖歌】:戦闘中1度だけ使用可能。使用したターンを含め4ターンの間、魔法力に+30

◯バトルボード限定
【ロケットスタート】:使用時、判定値に+60

【貴女の来歴】

一般家庭で生まれ育つ。
そんな貴女だが生まれながらに魔法師としての才能を持っていた。
両親はそんな貴女を否定せず、愛情を持って育ててきた。

貴女を心配した両親は、貴女が周囲から異質と扱われない場所――即ち魔法科高校への入学を勧め、貴女もそれを承諾し見事入学を果たした。

魔法の才能はあれども本格的に魔法について学んだのは受験シーズンに入ってからであり、二科生としての入学となった。

3月にベイヒルズタワーで魔法師の起こした放火事件を鎮圧し、その際の出来事がきっかけで多少自信を取り戻し現在は友人に囲まれ日々を過ごしている。
4月は校内で起こった事件の早期解決に貢献。
5月には校内の競技大会において、純魔法競技で一科生レベルの実力を発揮し度肝を抜いた。
その他にも級友であり、精霊魔法の師である【吉田 幹比古】のスランプ克服に貢献した。

ここ最近、奇妙な夢に悩まされたが、その原因が昔大事件を起こした結果壊滅したはずの『日向家』の残党によるものだったと判明。
だが犯人たちは、貴女の知らぬ間に何者かに処理され、事件は解決した。
そしてその事件の際、告げられた『試練』と『資格』
その意味は未だ判明していない。

そんな事件に巻き込まれるも、今度はなんと二科生としては異例の九校戦代表に大抜擢。
練習試合とはいえ、まさかまさかの深雪に勝利するという大金星に加え、精霊魔法の使い手としても大成した。
他にも練習の最中、ほのかに若干のトラウマを植え付けつつ、今日も貴女は地を駆ける。


       _ -‐   ‐- _
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    ,イ'/////////////////,ヽ

    ,'////////////////////ハ
    l////////ハ'/////V/////,l
   ハ'/////l//-∨///-Vハ///ハ  以上、テンプレ終わり

   ノ'ヘ'///lーV-、 〉//_,.-―j//ハソ これからもよろしく!
      V\'!l :::j.! '"` .l :::!l.//イ/
      ゝハゞ-'     ゞ-'イ,.イ/
        ヾ>  _-_  イ/ '
          ( ヽ.ハ;;;V`ヽ
.           ', 、´_,._ー .〉
            j l T ll lT
        /.ノ j‐==.l ',
.         ヽ/ ./ /', .l ',
        `-イ./ーl  !‐
          /_./  .l___',

たておつ

立て乙
こんなに早く化けるとはこの海のリハクの目を持ってしても...

たておつー

誘導しておいてなんですが、昼食の判定だけは前スレでやっておこうと思います


交友値更新

『1年:二科生』
司波 達也【交友値:10】
柴田 美月【交友値:5】
千葉 エリカ【交友値:6】
西城レオンハルト【交友値:5】
吉田 幹比古【交友値:7】

『1年:一科生』
司波 深雪【交友値:8】
十三束 鋼【交友値:2】
??? 【交友値:1】
光井 ほのか【交友値:3】
北山 雫【交友値:3】

『2年生』
中条 梓【交友値:3】
服部 刑部【交友値:2】

『3年生』
七草 真由美【交友値:1】
渡辺 摩利【交友値:1】
市原 鈴音【交友値:1】
十文字 克人【交友値:1】

今日の更新はここまで
お付き合いありがとうございました

乙です

      /:::::::::::::::::,:-、:/⌒ヽ::::::::::::::丶:::::::::::ヽ::::::::::ヽ
     .:::::::/::::::::::::/_、{,r─‐l::::::::l::::::::゙. ::::::::::::::::::::::ヽ

    / ハ:/:::::::::::::,'       |:::::::|::::::::::|:...::::::::::::::::::::::::ハ
    ,':...::::|:::::::::|:::_|_     ,rz|zァ;|::::::::/::::,'::::::::::::::}::::::::::ハ 「また見てね!あと出番プリーズ!」
    |:::::::::l:::::::::|::ヾ≧、    ーァ::/_}::∠|::::/:::,'::::::::/::::::::/:::|:|
    V::|:::ハ:::::::|芹トミ     ア示うヌヾ/_ノ:::::/ハ:::::/ :;;;!:!
    ヽ|、::::\斗乂り      乂りノ リ::::::::;;;;;;;/::::∨::;;;/::|:\

      \::::ハゝ少′       `"^ /-彡';;;;;::::::::::::|;;;;/:::::::::::::\
       /\;;    '            / ;;;;;;:::::::::::::;;|;/;;::::::::::::::::::::ヽ
        /::;;;;;;;;;            ,':::l:::::::::::::::::::;;;!;;;;;;::::::::::::::::::::::
.       /:::;;;;;;;;;;;;,,   (⌒ヽ     |:::,'::::::::::::::::::;;;;!;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::
      l:::::;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,   ー ′  _..イ|/:::::::::::::::::::;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::
      |:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,__....-≦-< !:::::::::::::::::::;;;;;,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
      人:::::;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;r乏      |:::::::::::::::;;;;;;;/__;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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  /:::::;;/「 !ヽ;;;;;;;;;;;;;|//iii゚iiiii∧ / /::::::::;;;;;;/ /      .;;;;;;;;;;
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おつおつ

おつおつ

A組でもないし、タスラムも秘密にしてる。エイミィよりも貴女の方が充分問題児だから、出番がなくてもしょうがないね。

エイミィは九校戦後にイベント多いから(達也関係無し含め)
競技被ってればワンチャンあったんだけど

結局虎舞なのか虎武なのか

前スレ>>1000了解。
丁度九校戦の時期で出しやすいタイミングだ

>>21
『武』の方ですね。ハイ

あと魔法力の余剰分に関してはエイドススキン的な感じで、相手のデバフを数値分軽減する仕様にします。
今日は7月終了までの予定で進めていきます。
そろそろ再開します

【7月第4週 2日目・昼】

・ステータス
【体力】:11 『経験点:1/5』
【技量】:7
【人望】:6
【料理】:6 『経験点:4/5』
【魔法力】:400(余剰分:48)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:1/5』
【収束・発散】:4 『経験点:1/5』
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:10
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*3:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>13参照

所持金:6800円


A.実技―【各系統魔法】(【移動・振動】緩和-10)

B.座学
―1.魔法理論―【各系統魔法】LV4 【無系統魔法】Lv4 (緩和-20)
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】【CADメンテナンス】

C.自習
―1.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5 【研究:精霊と信仰】 【研究:日向の書 66%】
-2.マルチタスクLv2 (緩和-20)


貴女「そういえば皆、夏休みの予定とか決まってる?」

エリカ「特にはないかな。アタシは結局実家の手伝いだろうし」

幹比古「僕の方もそうなるかな?」

レオ「一ヶ月しか休みはないしな。それに、九校戦があるんじゃ遠出もできないし」

貴女「あれ、レオは九校戦直接見に来るの?」

レオ「い、いやぁ放送の話だ。ほら、場合によっちゃ魔法師嫌いで九校戦放映しない所もあるしよ」

貴女「あ~確かに。録画で見るのも味気ないし中継は大事よね」

レオ「そ、そういうこった」

↓2

c1

c1

自習【精霊魔法】

1.【精霊魔法】Lv5

2.【研究】― 【精霊と信仰】

3.【研究】 ― 【日向の書 66%】

貴女「なんでレオは焦ってたんだろう。エリカも変に睨んでたし。怪しい……」

↓2

【研究:日向の書】

貴女「まあ気にしてても仕方ないか。別に大した隠し事でも無さそうだし」

【コンマ判定】

補正 心眼・極:+2 精霊魔法Lv4:+1  精霊の王(仮):+2 巫女:+1

補正込み最大値は10。ゾロ目が出た場合はコンマ一桁+10の値が上昇

↓1と↓2のコンマ一桁分の値進捗上昇

ぞろ

666、獣の数字
虎が目覚めそう

>>33
虎どころかもっとヤバイのが目覚めそう。
具体的には現状のフラグ回収して突き進んでいった先のラスボスとか

【判定結果】6+10、9

エリカ「ちょっとアンタ。ボロ出すの早すぎでしょ」

レオ「いや、流石にあれはしょうがないだろ。それにバレてないからセーフだって」

美月「そうですよエリカちゃん」

――――


貴女「なるほど。やっぱり何か隠し事はしてる、と」


【リザルト】
・【研究:日向の書】が【25】上昇。【現在進行度:91%】

あと1回で100%か

ああ、最低14%保障だから確定なのか

【7月第4週 2日目・夕】

・ステータス
【体力】:11 『経験点:1/5』
【技量】:7
【人望】:6
【料理】:6 『経験点:4/5』
【魔法力】:400(余剰分:48)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:1/5』
【収束・発散】:4 『経験点:1/5』
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:10
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*3:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>13参照

所持金:6800円


A.部活 ― 【マジックアーツ】Lv2(緩和-10)【闘気制御】(緩和-60)

B.交流
―1.知り合い
-2.散策(知らない人と遭遇判定)

C.指導
―1.精霊魔法 ―【精霊魔法】Lv5 【研究:精霊と信仰】 【研究:日向の書 91%】
―2.剣術 ― 【四の型】

D.九校戦特訓

E.CADメンテナンス


貴女「そういえば九校戦の会場近くには富士山があるんだよね。幹比古くんからは一度近くによったなら見たほうが良いって言われたっけ?」


↓2

そろそろメンテやったほうがいいのかしら

C1

c1

D

メンテナンス自体は7月の2週にも一応やった
ただ新スキル獲得の影響でさらにパワーアップできるかも。(なお九校戦では)

【精霊魔法】

1.【精霊魔法】Lv5

2.【研究】― 【精霊と信仰】

3.【研究】 ― 【日向の書 91%】

幹比古「お疲れ様。練習の方は大丈夫なの?」

貴女「それが練習中ちょっとやり過ぎちゃったみたいでさ。達也くんがメンタル処理に奔走してるところ」

幹比古「な、なにをしたんだか……」

↓2

3

3

自動成功なのかな

3

一応やるでしょ

ゾロ目判定はあるやも知れぬ

取り敢えず確定成功ではあるけど、まあ出目次第ではイベントもあるので一応判定を

【研究:日向の書】

幹比古「そういえば、あの本の解析は続けてるの?」

貴女「ボチボチね。でももう9割近くは完成してるしラストスパートって所かな?」

幹比古「ま、まだ1週間も経ってないよね?」

貴女「でもここ数日はずっとこれの対応してたから、こんなものじゃないかな?」

【コンマ判定】

補正 心眼・極:+2 精霊魔法Lv4:+1  精霊の王(仮):+2 巫女:+1 幹比古:+1

補正込み最大値は10。ゾロ目が出た場合はコンマ一桁+10の値が上昇

↓1と↓2のコンマ一桁分の値進捗上昇

にゅ

92に7プラスでこれもゾロっちゃゾロか

          ,. '´            ``ヽ、
         /´  ̄二二ニ ヽ          \
           /    /    `ヽ、          \
.          /   /         ヽ         ヽ
       ,′ /       _     \    .:.:.:.:.:.:::::l
       | ./       ./ /        ヽ   .: .: .:.:.:.:l
       | /      _∠_/          `、  . : :.: .:l
       | l   /.:.:.:.:. ``ヽ           `、_ _. .:.:j 「プロットが持たん時が来ているのだ!」
       LL__ _/_/」 ̄リハ ヽ\       /  /´ ̄`ヽ
        ``フハ!`゙゙7  `ミ;;;:;;;ッ、 \.   /  /  .:.:.:.;′
         / 〃1 / .:.:   ̄``//   /  /  .:.:.:.:./
          / l /.:l ー       //   /  / . :.:.:.:./
       /l  l.l.:.:.', _.,, _   ,. '´    l  / - ─ /
        /_」. リ.:.:.:.L ニ . '´    ,. -‐レ'´ .: .:.::,.イ
     ,.イ.:.:.:l  l.:.:.:.:.:./    ,. '´  ,. イ-=='´ハ{、
   ,.イ i.:.:.:.l ∧.:.:.:/   ,. '´   ,. '´/ . .: .: .: .: .:.`ヽ、_
  _」 .i  l.:.:.:ヽl ヽいV´  ,. ..ィ´ /     .: .: .: .:.:,.'´ ̄ ̄``
 / .:.:l  l.:.:.:.:.:l   !``Y´.:.::.:.l /         ,.'´  .:.:.:.::::::::::

ホントにここ最近ゾロばっかりだもんね...
明日のスパロボで心を癒すんだ

分かってるよ! だからこそ読者に面白展開を見せなけりゃならないんだろ!

プロットが!? 死ぬ? 何!?

ああっ! 大佐の命が吸われて……ッ

【判定結果】9ゾロ、10

貴女「さてと。解析はこんなものかな」

幹比古「はは……。まさかこんな早く終わるなんてね」

貴女「幹比古くんのおかげだよ。アドバイスが的確だからスムーズに行ったからね」

幹比古「そう言ってくれると手伝った甲斐があったよ。それで、試運転は」

貴女「勿論するよ。あっ念の為、美月のことはよろしくね」

幹比古「任された。【貴女】も、無理だと思ったらすぐに中断してね」

貴女「オッケー。それじゃあ、準備するね」

【アナウンス】
・【巫女】を所持しているため、イベントが発生します。
・【精霊の王(仮)】を所持、かつゾロ目でイベントに突入したため、イベント内容が変化します。

これはまさか、精霊の王カッコガチに…?

ゾロ目神「目標を狙い打つ!」


貴女「スゥ―――」

幹比古くんと美月から少し離れた場所。
そこで私は、日向の書を解析して得られた情報を元にした術式を組んでいた。
正直な所、試運転とは言うものの解析をしたのだからこれが何の術式なのかは分かっている。

これは神を呼ぶための儀式魔法ではなく、その臣下である【神使】を呼び寄せるものだ。
さらに内容から察するに、本来なら私が夢の中で経験した戦いは、この術式を使用した術者に向けられる筈のものだ。
謂わば、自ら試練を受け入れるための鍵なのだ。

だが夢の中での事が事実なら、私は試練をクリアしたと言われた。
それに自惚れかも知れないが、仮に今あの虎に再度襲われたとしても、すぐに撃退できる自信はある。
ならば先ずは呼び出してみることにする。

貴女「―――」

意識を集中させ、術式を起動する。
一瞬の静寂の後、私は魔法が成功したことを確信した。

美月「キャッ!」

おそらく、突然巻き起こったサイオンの渦に驚いたのだろう。
美月が小さな悲鳴を上げた。
だが、先程の進言の通り幹比古くんがフォローしてくれたらしく無事そうだ。

そして、私の目の前にあの時の獣が現出した。
残念ながら、直接目に見えているわけではない。
以前の場合は、私自身が夢の中であったこともあり、ある意味彼らと立ち位置が同じだったから見えていただけにすぎない。
だが、何故か今目の前に感じられる存在が、あの時戦った白い虎であるという確信は持てた。

あと何回かくらいは九校戦練習しないとね
ボードはもういらないみたいだけど


――グルゥゥ

ふと、そんな息遣いが聞こえたような気がした。
だがそれはきっと勘違いではないのだろう。

そして私は、徐ろにその声がした方へと手を伸ばした。
この時、私には恐怖も警戒もなかった。
その理由は簡単なことだ。

美月「えっ……」

背後から美月の声が聞こえてきたが、気にしない。
おそらくは、目の前の獣が頭を下げているのを見たせいだろう。
私は美月のように直接見えてはいないが、そう感じるのだ。

自分に敵意すら見せず、経緯を見せるだけの相手を警戒する必要はない。
故に私は、手を伸ばしたのだ。
そしてその手は確かに、その頭に触れた。

貴女「っ!?」

美月「【貴女】っ!!」

瞬間、私の中に何かが流れ込んで来る。
突然のことに驚くも、危機感というか不快な感じは一切しない。
おそらくその光景を見ていたであろう美月が心配そうな声を上げるが、それを手を上げる事で制す。

流れてきたものが、徐々に私の中で形になる。
それは悲しさ、辛さ。
そしてそれ以上の暖かさを秘めたものだった。

それはまさに『感情』と呼ぶのがふさわしい。
おそらくこれは、この白い虎が今までに感じてきたものだ。
彼の役割は神に見合う資格あるものを探ること。
その選定のため、有望な人材を次々に負傷させていった。

その結果試練に失敗した術者たちの中には、神に拒絶されたと思い自ら命を断つ者もいた。
だがそれは、この獣の本心ではなかった。


彼が本当に求めたもの。
それは力だけでなく挫けぬ心。

五行の中で白虎は金に当てはまる。
金とはそのとおり金属にも通じ、そこから転じて頑丈で固い意志の象徴でもある。
この獣はそれを見極めるための試験官だったのだ。

だがこの数十年はその試練に打ち勝つ者は現れなかった。
素質を持つ者を感じ取っても、試練を受ける意志がなければ意味は無い。
そんな折、意図せぬ形とはいえ私が試練に宛てがわれ、見事打ち勝った。

そこでこの獣の仕事は終わった。
だがこうしてまた、私に呼び出されることになり、ある決断に至ったらしい。

貴女「そうだね。……一緒に行こうか」

決して言葉と言葉で通じ合ったわけではない。
俗に言う魂が理解したという感じなのだろう。

精霊相手に感情だの期待だのを当てはめるのは変かもしれないが、彼らだって目に見えないだけで生きている。
ならば感情の一つや二つはあっても可笑しくはないだろう。
なにせ私達人間は、この世の全てを掌握したわけでも理解しきったわけでもないのだ。

そして、彼は私に付き従ってくれる気でいるということは理解できた。
それは私に期待を寄せているからだろう。

ならば私は、その期待に存分に応えるだけだ。

貴女「これからよろしくね」

その声はきっと届いたのだろう。
私の傍に、何かが寄り添う暖かさを感じた。


【リザルト】
・スキル【神使】を獲得
・スキル【白虎牙】を獲得
・【精霊の王】:『2/?』

【神使】:魔法力+30。【精霊魔法】使用時、相手によるデバフの効果を半減する。

【白虎牙】:【武術】または【剣術】使用時の体力減少を-1する。【体力】+1。【技量】+1。【精霊魔法適正】+1

適性がついに11に……
朱雀と玄武に認められれば深雪ともいい勝負できるレベルまできたかな?


もうちょっと進める予定だったけど今日はここまで。
7月が怒涛の展開すぎてちょっと>>1の処理が追いつかなくなってきた……。

このままじゃ九校戦で†クリムゾン・プリンス†さんが(笑)になってしまう……。

乙です
可愛いペットが出来た
白虎牙は貴女にピッタリ過ぎるな
闘気が武術だったら完璧だった

                         |             ,|
                         |   ,   =‐-ミ∨|\
                         | '、/        j |   ヽ
                         |  、       /^|    {
                         ∧   \    /   ,     ,
                           \   /¨∨,  /        ′
                      | _ヽ〈  ///_   '       \
                      ∨ _____∨/_____/       \   認めたくないものだな…
                     7/< ̄ヽⅱ</´ ̄`>\          〉   プロットの破綻というものを
                     /i{ ^ー ' 八  ^ー'′/^\       / 次回もよろしく頼む
                       / 八  ̄    ̄ ̄ ̄   う \_,彡'
                      ´⌒      _         ーく(,#=、
                            > .,___  <  ∧/=))#=#\
                         ´⌒/=#=∧   ∧r;:'ニ:ヽ、#=#\
                           /=#=#=∧ ∧/{` ー 彡},#=#=#ヽ
                     /^ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{  ...:;:;}  ̄ ̄ ̄/〔
               /                        ヾ....::;;ノ     / /丶
               /                           ¨¨    ,/ / % ∧
.            /                              / / % % % ∧
         /__________________/ /..% % % % ∧

            〕__________________〔/% % % % % % ∧
.          / ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  \% % % % % % % / 〉
           /  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※ ゙∨..% % % % % / /
.          /  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※   ゙∨% % % % %/ /
         /  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※.∨.% % % %/ /

現時点でも割とプリンス()なのに達也オリジナル使うからな
78もエイドススキンでデバフ無効なのに精霊魔法使用時は156まで無効に出来るのか
あと制限深雪なら領域干渉覚えるだけで勝てるよね

つまりなんだ、単に剣術使うだけなら体力減らなくなったのか

おつおつ

>>73
剣術使うだけなら体力減少なし。
毎ターン1回復するので疾駆けが連発可能に
闘気も集気法で1回分カバー可能

  ヽ!!||||`, 〉 : 〉:: ::|\"!||| .`!||||||ll"// ::: 7 ::: /||||||||||||!!!" .
丶.., \||| ::', ::', :::: ',ミ\.リ ', |||i/彡ヨ ;;;;:: l :::: !|||||||||ii!~ ,./

--一宀 "|:: V !:v :: `,~"'〉 〉レ≡'''~|   l   くii||!"  "~ ̄
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii| / /   〉 〈 〈 、、  l  └..,_ "''''!!|||||||||||
|||||||||||||!!"'/ /  ∠ニ.' ', i  ~"ニ!...__   ~''-i ::: ~'!!|||||

!!II|||!"";;; / /  /   `,丶i.  ,'´   ヽ "ii!=.-.,_::ス ::::::又
~'y ;;;:: .,,| :::| :::::〈 ,-'~丶| `.〉.レ'"丶 | レ'⌒',.入 :: Y"`ヽ,_

" ,..^"ニi ! ::l :::: | !,.(ニ). |    li.,(ニ) ) ! 〉ツノ.ト'´ \.ヽ,
´-=二iiiiiiii| ::| ::┝亠'--'"'  ,  ~-'-∠-┷ンン'三ニ>\ヽ  なにこれぇ
    "^''.| | |      _゛._      ,'厂"'─‐‐---.,
     ,.┤ | |丶., ォ-─┴-┴─┐ ,ノ !      ,. - L,_

     ||||! | !  /-―――――-イl| !   ,.-y'′   `'
      '||! l | | l.| ,_____,,,,,,...     |||l .l   /^-ニ-'´.二'--
,,.. -- 'iii|||||| |λ!ソ'´    --人   |||ハ|  ヽ.___.レ'
|||||||||||||||||||!|/  ,./"~| ̄  !   レ リ     /  /'"~ ̄
||||||||||||||||ノリ ヽく,:┴-- '''''''''''''''=;  l i     '´ュ ヘ  -''´


貴女がどんどん凄いことに
既出かもしれないが体力や精霊魔法適正が10超えてるが
限界値みたいなのはあるの?

剣術ノーコストは参の型あるから元々じゃないっけ?

>>77
アナウンスしてなかったんですが、普通は10で一度頭打ちでした。
それを解除するのには特殊なスキルの習得が必要……だったんですが。

【体力】 → 【闘気】etc
【精霊魔法】 → 【巫女】or【精霊の王】etc

とまあ既に獲得してるんですよね。
現状この二つは15まで上がります。

>>78
剣術の初期消費体力は『2』だったので、参の型の軽減+回復で帳消しでした。
今回のアレで剣術自体の消費は無くなったので、体力消費コマンドを気軽に選べるようになってしまいました

>>79
なるほどありがとう
15までいったら人間の限界クラスな感じだな

深雪の特殊な才能であるあれが13だから、15は人外とかじゃね?
十文字とか七草はステータスはそこまで一極ではないんだよなそういえば
克人は平均的に高いだろうし、真由美はそれよりも少し低いくらい?
真由美って近接で貴女と戦闘が始まったら勝てない気ががが

人類種の究極、みたいな感じじゃね?
もうハード的にもソフト的にも、これ以上はあり得ない、みたいな。

人類種の天敵?(難聴)

ここにも首輪つきがいたか

コジマは……まずい……

光が逆流してしまう

CADから光が逆流する!?

そういえば全く関係ないけど森崎くんって夏休みに水没してたよね(ゲス顔)

面妖な浮翌遊球体砲台でも作るん?

それは別のトラさんの管轄だから……

まあ真面目な話、本編には一切出てこないだろうけどこの世界の中にはレイブン・リンクスは設定的には居ます。

それにしても、一般家庭では収まらなさそうなステータスになってきたなー
九校戦次第で婚姻関係の話も来るかな?

古式を取り込むってことで九島、同い年で一条、いっそ十文字?
七草は……フリーな男はいないっけ。いたら普通に取り込もうとしてきそうだけど

今日は無しか
怒涛の展開の7月って作中のことかと思ったらリアルのことだったのね

今日はスパロボの発売日だからね
OGやった事無いけどハーケン出るから買おうかちょっと迷うな……

九校戦で一応十師族とは戦わないから婚姻はないんじゃね?
でも、たぬきとかは取り込もうとしそうではある。まあ、既に四葉が目をつけてしまっているから、更に過激に取り込もうとしそう

独立魔装大隊からスカウトされる、とかは無いかね?
非十師族ながらそれらに匹敵する才能とか逃す手はないけど

連絡遅れて申し訳ない、ちょっと眠ってた。
残念ですが今日は更新ありません。

実は>>1、特装版頼んだ結果konozama食らっちゃったからスパロボまだ遊べていない不具合。

展開は色々と予想してもらって結構です。
ただ1つ言うなら、現状貴女の成長が早すぎて>>1が2,3年目を想定していた内容が一部入ってきそうです。

残念やね
トーヤ君かっこいいで!


暇つぶしに【貴女】に合うAAがないかと思って色々と調べた結果。
一瞬この子ならどんな展開に言っても怒られないというか、解決してくれそうな気がした。

                            、
                 __ ,, . . . ,, _       ハ:.ヽ
           ,.、, イ.:.;.:.:‐:.:.:.:.:.:.:.:.:`:丶.、__/.:.:.:}

           , ィ: 、. ヽ/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、.:.:.:-; イ
            /.:.:./:.::i./.:.:/.:.:.:.;.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:i,:.':,:.:ヽヘ
          i:.:.:.:'.:.:.:/.:.:,'.:.:./|:.:.:.:;ハ::.:.:.:.:.:.!';.:.}、.:.',:ヘ
           {.:.:.:.:.::/.:.,'.:!:::/'''''ヽイx .i::.:.;.:.::;zVtzv::}.:ヘ
          i:.:.:.:.<.;r.!.:.:Yγ´ .`ヾ !:.,'.:::ノ⌒ヽ ゙i:':.:r-ヽ  
        ノ.:.i.:.:.:i゙ .l.:.:.:从  ’  ; j,:':イ  ‘ .; l::.:.:|
         ⌒ノ.:.人 .V.:.:i. ゝ - イ  " , ゝ - イ Ⅶ;!
           ,':.:.:`ヘ:::::',    ┌.‐.-. 、      !:/
            /.:.:::ノ!::マヽV . __'; : : :,/   _ ..ィ:.ハ
             ⌒ フ-ヽ.Vヾ:/ ,∠_二_V ̄ヘ;::.:.ノ<:ゝ
                    / ,i゚|¨¨¨!¨゚i.',   "
                    ,' ,'!゚¨¨¨|¨゚.! ',
                 L_,'/=zl二lzt!ニ',
                弋ムtzzAzztヘ_ノ
                 `itzァ--rztr'
                      |'7   V'|
                 └′  ヘ+

お遊びで安価コンマで適当に決めてみたらいいんじゃね、ファフナースレみたいに
別に採用する必要もない、完全な遊びで 

>>99
その子だと謎の性転換すら成し遂げしちゃいそうで…

ソロモンボコれるから残当

そういえば貴女って見た目とか特に決まって無いんだっけ

貴女の見た目は特に決まってないですね。
個人的には初期の頃はBLOOD+の小夜とか良いかなって考えたけども、途中から「マモレナカッタ……」状態になる気がしなくなった。
別に容姿とか決めない方が色々と想像が捗って良いんだけど、貴女を描写する時地味に表現に困ることもある。

今日は22:00あたりから更新予定。
スパロボMDが届かない>>1は大人しくJを引っ張り出しますわ

よし、追いついた。

黒50%・茶30%・赤15%・金4%・銀1%  とかで髪色とか決めちゃえばいいんじゃね
結果イッチが気に入らなければ採用しなけりゃいいんだし

あんこできめればええねん

というわけでそろそろ再開。
貴女の容姿に関してはボチボチ適当に決めていきますわ。

取り敢えず今日までに7月編終わらせたい(願望)

待ってたー

終わり際にでも適当に安価飛ばしてしまえばええねん

はげても知らんぞ

無理に決めなくてもいいと思うけどなぁ
そういうのは個人個人の頭の中で妄想してもらうのが一番波が立たないと思うの

>>67の続き】

幹比古「【貴女】、大丈夫かい!?」

美月「怪我はありませんか!?気分が優れなかったりとか……」

あの子(精霊)を御した後、少しの間ボーッとしていたからだろう。
二人が焦った様子でこちらに声をかけてきた。
昨日の今日のことなのだ、心配するのも無理もない。

貴女「ゴメンゴメン。大丈夫よ、気分はむしろ良いくらい」

取り敢えず二人を落ち着かせるべく、笑顔を作って二人に向き直る。
その反応に美月はホッと胸を撫で下ろし、幹比古くんも脂汗を拭いながら「良かった」と力ない笑みを浮かべた。

美月「それにしても、あの精霊は何処に行ったんでしょう?【貴女】に吸い込まれたようでしたけど……」

気分が落ち着いたことで、色々と疑問に思ったことを思い出したのだろう。
徐ろに美月がそんな事を言い出した。

貴女「ああ、それならすぐ側にいるよ。ほら――」

知られても別段困ることでもないので、美月や幹比古くんにも分かりやすく私の側にいる精霊を活性化させる。

美月「凄いですね。話に聞いていたとおり、真っ白です」

幹比古「色は分からないけど、確かに強力な精霊が側にいるね」

精霊の色を視認できるからだろう、美月はそんな感想を述べた。
幹比古くんも専門家としての言葉だ。

貴女「何と言いますか、専属契約みたいな感じになったの」

美月「へぇ~。やっぱり、精霊と術師の間にそういったものもあるんですね」

幹比古「本来は精霊魔法の術師はその辺りに存在する精霊を無作為に支配するものなんだけどね。
    個人的に契約するとなると、術者の才能以上に精霊がより高位の存在である必要があるんだ。
    実際、京の名家の中には、『持ち霊』と呼ばれる特定の精霊と契約を交わすスタイルが主流な所もあるから」

貴女「なるほど……。まあ、今回の子は問題無さそうだし大丈夫かな?」

幹比古「そうだね。でも、暫くは無理しないようにね。皆心配するよ」

貴女「は~い。分かりました」

そんな事を話しつつ、放課後の時間は過ぎていったのだった。

まあ、無理して決めるもんでも無いしね

【7月第4週 3日目・朝】

・ステータス
【体力】:11+1=12 『経験点:1/5』
【技量】:7+1=8
【人望】:6
【料理】:6 『経験点:4/5』
【魔法力】:400(余剰分:48+30=78)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:1/5』
【収束・発散】:4 『経験点:1/5』
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:10+1=11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*2:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>13参照

所持金:6800円

A.街に出る
―1.買い物―【ショッピングモール】
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4 【無系統魔法】Lv4 (緩和-20)
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5  【研究:精霊と信仰】
―4.マルチタスクLv2(緩和-20)

C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.部活 ― 【マジックアーツ】Lv2(-10)【闘気制御】 (-70)

E.指導
-1.千葉剣術道場 ― 【四の型】
-2.吉田家 ―【精霊魔法】Lv5 【研究:精霊と信仰】 

F.アルバイト

G.九校戦特訓

長いようで短かった終業式も終わり、今日から念願の夏休みである。
しかし――

貴女「月明けから早速九校戦なんだよね……。準備とかしておかなくちゃなぁ」

九校戦の開催日は8月4日なのだが、事前練習や前日に行われる懇親会などの兼ね合いもあり、私たち一高は8月1日に出発ということになる。
つまり、あと2,3日も待てば時間となってしまうのだ。

貴女「まあ、結局やることは変わらないし気にしてもしょうがないか」

↓2

G

G

G

(7月編終わらなくね?)

貴女は閣下にも余裕で気付くんだろうな

【九校戦特訓】

貴女「さて、大会前に調整しておかないとね」

達也「ああ、【貴女】か。休みなのに精が出るな」

貴女「達也くんこそ。深雪の付き添い?」

達也「ああ。それに今みたいに、誰かが練習に来るかもしれないからその補助をな。それで、今日はどうするんだ?」

貴女「ミラージバットの練習。深雪との練習試合の後から碌に練習出来てなかったしね」

達也「そうか、CADの準備はできている。怪我しないようにな」

貴女「オッケー、任せてよ」


【ミラージバット適正判定】

・事前に深雪に勝利しているため、最低保証:7

1~3:地面に足がついてないとダメなタイプ
4~6:可もなく不可もなく
7~9:イヤッッフ~
0:特殊表
ゾロ目:ドゥエドゥエドゥエ

↓1

にゃ

一瞬迷ったが普通にイヤッッフ~だなうん

補正忘れてたわ……

【ミラージバット適正判定】

・事前に深雪に勝利しているため、最低保証:7

・補正 体力+2 魔法力:+3

1~3:地面に足がついてないとダメなタイプ
4~6:可もなく不可もなく
7~9:イヤッッフ~
0:特殊表
ゾロ目:ドゥエドゥエドゥエ

↓1

保障分ジャストかww

おしいな

ドゥエドゥエって、もしかしてユリウス……?
ドゥエリストの名をこんなところで聞くことになるとは

ヒェ……危うく上に落ちる変態が生まれるところだった……


【ミラージバット適正】7

達也「しかしまあ、見事な体捌きだな。これもエリカに扱かれた賜物か」

貴女「まあね。達也くんの術式も使いやすいし、CADは手に馴染むしで言うこと無いよ」

達也「それは良かった。ところで、加重魔法までチョイスしたのに意味はあるのか?」

貴女「うん、まあ。ほら、やっぱり跳躍して落下するまでにタイムラグができちゃうじゃない?あれを短くするにはどうしようかって」

達也「そうか……。だがまあ、無理は禁物だぞ」

貴女「は~い」

【リザルト】
・判定結果により、ミラージバット限定スキル【空戦】を獲得
・判定結果により、ミラージバット限定コマンド【跳躍】を獲得

【空戦】:ミラージバット時、判定値に+30
【跳躍】:判定値に【体力】*(【移動・振動】/2+(n-1)) ※n=ターン数



跳躍は実は深雪戦でずっと深雪が使ってた魔法。
展開に目が言っていたせいか、話題に上がらなかった模様

なんかちょっとずつ補正あがってるなぁとは思ってたけどここで手に入るとは知らなかった

闘気制御とっておきたいな

垂れ流し状態だと格上相手になった時が厳しいもんな。

【イベント】
・達也の交友値が一定以上
・深雪の交友値が一定以上かつ深雪に勝利


深雪「あら、貴女。練習お疲れ様」

貴女「深雪こそお疲れ様。ちゃんと水分取らないとね」

練習にも一段落が付き、休憩に入った所で深雪と遭遇した。
深雪はと言えば運動後の為か頬を上気させ、所々が汗で濡れていることが分かる。
その様子もまた同性から見ても色っぽく映るのだから、男子には目の毒だろう。

貴女「練習、頑張ってるみたいね」

深雪「ええ。前は負けちゃったけど、本番じゃあ勝つつもりだから」

貴女「そっか。でも、それは私も同じだよ」

そう、今は友人でも本番では強力なライバルだ。
前回の勝利は運とハンデによる所が大きい。
ならばアレで調子に乗らず、私も勝つために努力をすることが大事だろう。

深雪「―――やっぱり、不公平よね」

貴女「えっと……。深雪?」

深雪はいきなり神妙な面持ちで何かを呟いたかと思えば、こちらに向き直った。

深雪「【貴女】、実は私には奥の手があるの」

貴女「奥の手……。なるほど、臨むところね」

深雪「ありがとう、そう言ってくれて。でもこれは、ある意味反則に近いの。だから、【貴女】には事前に伝えようと思って。
   それにもし、お兄様の許可がいただければ、【貴女】にもその術を教えて頂くことも出来るわ」

貴女「……なるほど」

正直、初めは深雪の言葉に驚きを隠せなかった。
奥の手があるのはまだしも、それを対戦前に晒すというのはあまり良くない。
相手によっては、侮辱と感じる人もいるだろう。
だがその理由が、先程深雪が述べたようなものなら彼女なりの善意なのだろう。

その提案を私は―――

1.深雪の好意を無碍にするには忍びない。理解した上で提案を受けた

2.いや、やはり勝負の時までフェアに行くべきだろう。深雪には悪いが断った


↓3まで多数決

1

深雪って本戦ミラージに出るんじゃなかったっけ
2

悩むが2。

>>139
摩利さんが事故でリタイアした結果の本戦出場なので現時点では新人戦の代表ですね

摩利の退場を早くできればバトルボードで貴女が代わりに出場、とかもできたのだろうか

>>142
特に理由のない敵意が摩利さんを襲う!

因みにミラージで妨害工作を受けた小早川先輩もバトルボード選手。
ここまでくると、ある意味バトルボード=ミラージバット兼任っていうのは定石なのかもしれないと思えてきた

前回技量が一つ差だったこと考えると今回は先手取れるよね

しかし今回は自分が調整したCADじゃないだろうし厳しいぞ

今の貴女なら妨害に気付く可能性あるからな

精霊魔法での妨害ならむしろ貴女の近くでは発動しない可能性すらあるな
早めに領域干渉とその応用(領域精霊掌握とでもいうか)を覚えたいところ

>>141
前スレの551で深雪が一年で本戦に出場するってあったから貴女の影響で変化したんだと思ってた

>>148
あっホントだ。
あれはコッチのミスですね、はい。

【判定結果】1

貴女「……分かった。それじゃあ、お言葉に甘えるとするよ」

深雪がどんな思いでこの提案をしたのか。
それは私にはわからない。
だが少なからず勇気を持っての発言であるということは理解できる。
なら、それを無碍にするのも野暮な話だろう。

深雪「ありがとう、【貴女】。それじゃあ見ていて」

礼を告げつつ、同性をも魅了しかねない魔性のほほ笑みを浮かべ、深雪は一風変わったCADを持ちだした。
見た目は楕円形でスイッチが一つ。
おそらくは特化型の中でも更に一つの魔法に特化したタイプのCADだろう。

そして、魔法が発動するサイオンの波動が深雪から発せられると、深雪は空へと飛び上がった。
そう、"跳ぶ"のではなく、文字通り"飛んだ"のだ。

貴女「飛行、魔法……!?」

空を自由自在に飛び回るそれは、正しく【飛行魔法】だ。
つい先日、私の持つ汎用型CADを生み出した【トーラス・シルバー】により全世界へと発表されたばかりの最新術式。
一般公開はされているものの、それ専用に最適化されたCADは未だFLTが独占しているものだ。

貴女「ああ……そっか」

そこで一つ思い出した。
私が初めて達也くんと遭遇したのはどうしてだったか?
そう、彼がFLTのアンケート調査を行っていた時だ。

それに達也くんのCADも特化型のシルバーモデル。
以前、彼は試供品を譲り受けたと言っていたが、それならば今回のことも納得がいく。
試供品か何かで手に入れたCADを、スペックを競技用にデチューンしたのだろう。

貴女「なるほど。これは確かに反則ね」

現状、大会には飛行魔法を制限するルールは無い。
ならば言ってしまえば、使った者勝ちの魔法でもあるのだ。

だがこの魔法、必要なのは魔法力よりもサイオン量。
試合中フルで活用するのは平均をある程度上回るサイオン保有量が要求されるが、それを現時点の代表者が持ちえているかは考えものである。
さらにこの魔法式が発表されたのがつい3日前。
なら、これを実用段階まで持って行けている学校など普通なら皆無だろう。
そんな状況下でこの魔法を自在に扱える者が居れば、格段に優勝に近づく。

しばらく飛行を続ける深雪を見上げながら、私はこれをどう突破すべきなのか頭を悩ませる事となった。

既に近いことできるじゃんとは言ってはいけない

飛べないけど、リリなののスバルが使う、ウィングロードみたいな事出来るやないですか。

サイオン量が多いなら深雪よりも質と落とした飛行魔法をもらう、少ないなら精霊使ってどうにかする
それしかないわな


あの後、地面に舞い降りた深雪は、事情を先に達也くんに説明すると言ってこの場を後にした。

貴女「あっ達也くん」

達也「【貴女】か。話は深雪から聞いている」

しばらく頭を悩ませつつも、煮詰まってきたところで達也くんの姿を見つけたので声を掛けた。
既に話が通っているなら、言っても問題無いだろう。

貴女「達也くん、あの魔法って」

達也「ああ。多分そっちの予想通りだよ」

貴女「だよね。でもアレってやっぱり反則過ぎない?」

達也「ルールで認められている以上、問題はないさ。まあ来年から対策はされるだろうけど」

貴女「やっるね~。すっごい良い笑顔してるよ、今」

まるで悪びれた様子もなく、達也くんは飛行魔法の存在を認めた。
しかしここまでやったということは、達也くんは深雪を本気で勝たせたいということだろう。
なら、態々術式やCADの提供なんてしないだろう。
そう思っていた矢先の事だった――

達也「さて、じゃあ早速適性検査を始めるか」

貴女「へっ……。い、いいの?」

再び何もなかったかのようにそんな事を言い出す達也くん。
それには思わず、私もツッコミを入れてしまう。

達也「良いも悪いも無いさ。
   深雪は飛行魔法のテスターも兼ねていたから運用できることは知っていたから導入しただけで、要望があれば提供は惜しまないさ」

貴女「……因みに、要望がなければ?」

達也「態々このタイミングで飛行魔法の存在を明かすほうが酷だろう?」

貴女「なるほど……。やっぱ達也くんってドが付くSだね」

達也くんの言い方では、聞かれなければ教えないということだ。
普通なら、達也くんが飛行魔法の提供を行えるという情報自体手に入れられないのだから本当に意地の悪い返しだと思う。

貴女「まあいいや。それじゃあ達也くん、お願いね」

達也「任された。じゃあ早速、このCADを使ってくれ」

そういって達也くんから先程深雪が持っていたものとよく似たCADを手渡された。
それがテスト用の機材なのだろう。

こうして、暫くの間私は慣れない飛行の感覚を味わうのだった。


【飛行魔法適正】

補正:魔法力+2 空戦:+1

1~3:大会用のスペックじゃ無理だわ
4~6:試合終了まで持ちそうにはない
7~9:普通に問題なく飛び回れますわ
0:特殊表
ゾロ目:トランザム(闘気)してるやつが飛べないわけないよなぁ?

↓1

これは券使う局面だ

やはり00のfightが似合う娘よ……

プロットダインがまたやられるぞ!?

【ゾロ目券:残り2】

( ゜Д゜)アーアアー( ゜Д゜)アーアアー( ゜Д゜)アーアア-( ゜Д゜)アーアアー( ゜Д゜)アーア( ゜Д゜)アーアアー( ゜Д゜)アーアアー

1.使う

2.使わない

↓2

1

そうか、舞空術を覚えるのか(違います)

1

どうせなら普通にゾロって欲しかったぜ、ここでなくww

>>161
実際【闘気】なんて界王拳みたいなもんやし間違ってない。

しかし現状の貴女、ガス欠有りのブーストアップで強敵相手に勝負を決めるって完全に第三世代型ガンダムだわ

プロットの霊気が……消えた!?

_))  / /   / / ,.<   l   |   ヽ      \ \    /
彳 | | l  l |/  \ 、 ゝ l     V |    、\ \ /_
| | | l  Vrf==ミ.ヽ\` \    l V  l   } /\/  \
| | |  、 l リ  ィ心\ヽ\__,    l/   ' /∨  |
| | |   トl  、__廴fソ ハ i  ̄   /  //=/ / /\
∧ | |ーゝ.\   ̄``      ∠. ィァ≦Zz.ノ ィ /  /\ 「君の存在に心奪われた男だ」
 ∧\\   `\          ,  ´心ハ} ´iア //  / //
__∧ ヽヽ                {   弋_fソ_/ //  /ヽx/
   |∧ ∧∧             〉     ` ー=彡   /  / ∨
ヘ || | |   ,_     ⌒ ∠ノ     , '    /  / /
〈∧ヘ.| | |  {ニニ_ 、_          /   / ./  ' /
 V〉 ヽ |_|   ゝ  ` `ミ _ 、_    / _  ´_  ´ //
  =\ \\\   丶、    `ン`  / / /  .∠/


なんかこのまま行くと最終的にお兄様がこうなりそう(中の人的に)

お兄様には深雪を娶ってほしいと思う俺はカプ厨
貴女が側室として嫁ぐなら見たいけど

このタイミングで明かすって割と危ないよね
シルバー的に
まあ、それでも深雪が教えたいって言ったらOKなんだけどさ

北斗の拳したりドラゴンボールしたりガンダム00したり忙しいな貴女

今回初めて0特殊表だけど、このスレって0=いい事だったよね?

前スレ924からあるでよ

貴方が緑色の粒子を撒きながら飛ぶのかな?

>>171
状況によりけりって感じです。
状況が緊迫した時(一番近い原作イベントならバス事故)なんかには不利と有利、両方混ざる感じです。

券使用:残り2 → 残り1

【判定結果】ゾロ目

達也「……なんというか、ここまでとはな」

テスト用機材から流れてくるデータを読み取る達也の口からは、溜息とも驚きとも取れるような言葉が零れた。
テストの結果、貴女のサイオン量は飛行魔法を実践に耐えうるレベルで扱えることが判明した。
しかし、達也の反応しているのはそこではない。

達也が視線を向けた先。
そこでは、貴女が縦横無尽に空を駆け回っていた。
……視認すら難しい速度で、だ。

達也「まさかここまでとはな」

貴女に対して使うのはもう何度目になるか分からないその言葉。
だが、今の達也はそう言うしかなかった。

飛行魔法は、加速度などには変数処理が用いられているため、使用者に応じてこのレベルの加速を行うことは理論上可能だ。
だが普通、あの速度で動き回れば術者の処理能力が追いつかなくなり、慣性制御や空気抵抗などで最悪負傷や墜落もありうる。
しかし現に、目の前の少女はそれを可能にしているのだ。
その原因は、達也の特殊なスキルを使えば明白だった。

やはりというべきか、貴女の周辺を精霊たちが補助している。それは何時もと変わらない。
だが以前はある程度離れながら補助していた精霊たちが、今回は貴女に寄り添うように存在しているのだ。
その結果、貴女の身体は擬似的なサイオンの鎧に護られる形となり、ある程度物理的な衝撃にも動じなくなっている。
きっと、この光景を美月が目にしたならば圧倒されるだろうと思えてくる。

驚くべきことに、サイオンの集合体である精霊たちは、貴女の間近に存在しながらも一切貴女の魔法の妨げになっていない。
それは彼らの本質が貴女に近しくなっていることの証でもある。
しかしそれだけではこの加速を自在に操ることは出来ない。
ならば――

達也「貴女自身の純粋な反射能力、か。しかしこれは……人の持ちうる限りの限界値だ」

いくら魔法が扱えても、結局は本人が対応できなければそれは続かない。
だが逆に言えば、魔法が使用し続けられているということは、即ち反応できているということだ。

達也「革新者、か。眉唾モノと思っていたが」

ふと、達也の口から聞き慣れない言葉が出てきた。
だがそれは本人も意図していなかったらしく、驚いた表情浮かべていた。

様々なことに思考を巡らせつつも、一先ずは目の前の作業に集中することにした達也であった。


【リザルト】
・コマンド【飛行魔法】を習得した
・コマンド【ブーストアップ】を獲得した
・【精霊の王】:『3/?』
・【???】:『1/?』

【飛行魔法】:3ターンに1度使用可能。判定値に+80。使用した次のターン魔法力に-20

【ブーストアップ】:戦闘中1度のみ使用可能。魔法力に+100。魔法力に+【余剰魔法力】。2ターン持続

なんというかアレだね。色々と可笑しい!
取られちゃ行けない所でバシバシフラグが拾われていく
こんなんじゃ愛を通り越して憎しみになりそうや

なんか他所様でもやらかしてしまったので今日はここまで
結局7月が終わらなかった……

ブーストアップが今後の成長でやばい
速くなりすぎた結果サイオン光によるTRANS-AMができるのか

なんかイノベイターになりそうなフラグが進んだなww

おつっしたー

やっぱりミール因子を持っているであろう>>1

おつおつ

乙です
ジェニオン(精霊)が呼べるようになるかもしらんね

>>180
もれなく悪魔も付いてきそう(時獄並感)

                                      ___
                                      \    \
                                     /\  /\\}\ _
                                      / ./\   \{⌒ヽ  ` 、
                                       |/     ̄ ̄\\_| く\く\「また見てネ!次回もプロットを切り開く!!」 
                            //\          \         /\  \>\', 
                 /| ̄|  / ./  //\         \      く   \__     ,
                  /  :|_|∠  /  //   r‐\- / / \ ___\   }: \   ', ゚:. .
                /    / / //_//.  \|r┐/イ} /// \___}─┘\ \  ,* :  ゜ +
      ゜ .: +  ゚ .:  。゚/    / /  {_/ /二二─=fテくイ_{ソ //  ∠  \  \\    ヽ. \} 。 + ゚  *  :. + 。
.        * ゜ 。 + / /〉 / / /:::/  /:::{  く\辷r//_/ {   /\ \  \  \\   |  * :.  + :+  。 *   ゚  .:
.    。 ゜  .:   / // / / /:::/  / ::八 _∨ / く/ ノ\_/、_r‐\_}\ \   ̄\./  。 ゚ +  。 .: +  * .:    。
       * + .: 〈 // / / /:::/  /::::::::::::{ 二{__// | ̄|___|  :|ハ::::\}_| 、 \    \     。 .: *    +   +
  *  +    。 ゚ // / / /:::..{__./:::::::::::/ \/|  | |/ \\ |  廴ノ \.  \ \   :|、  +   .:. + *  。     .:
       *   .: //: V / l/: \ \/ / / |_|./  /二¨´( ̄ \く\ \,r<   \__/  \    * +       .:゚  *
 。 ゚  +  。 ゚  ///    /::::::/::::: 厂/\/  /_{>"´}  \ \   \´ /{、ノ          \   +   .:  +    +
 : 。 .: ゚. + ///    /::::::/::::::/ く:::::::::{ ̄ ̄{_/  /´ \   }ヽ: \_ 「|⌒v}           \    *    。  ::
 + 。 * : 。 / :|      /::::::/::::::/ /,.へ└'⌒|_/|     }\/ ./\___ {{,.へ}            \    ゚
.   。 + : / /    `マ二>" ./::// /   |::::::::::}廴.....ノ  ∨      | `¨¨´                \  .:
 ゚ * 。 : 〈 /           //// \__ ノ{、::::::|   〈:∧  ∨    :|                      \    +
 。   .:  。 V        //:::::/ /> /   /\::::',   V∧  ∨⌒\}                      \}    +
. *  +   /         .//:::::::::// ./   /   「 「 \.  V∧┐}
       /        .∠/::::::://::// /   /    |_|   \∧__〉⌒ ,
      ,       ′ ̄ ̄/ 〈::/∧./__/         {     マ\
.             ’    /    } }:::/            ト.     }:::::,
     ′     ´       .{     / /ニ}             ',∧\  ∧::::}
     ′  ,         ハ_∠ /__/                   \',  ̄  ̄',
.     .  /         /   //                   `ヽ
.      ̄          /  //                        \ /⌒\
.                /ヽ / / }                       { {⌒ヽ__
.               /^}_}::://                        ∨}/、\\
.             />く_/ }                         | {、\> | |
.            // / }_/                            \\_| |
.           /ヽ/ /                                \__/
          \//

おつおつ

>>181
ちょっとミール連れてきてんよ~(指摘)

>>118の言うとおりだったな…

昼あったりせんかな

さすがにそろそろスパロボも届くんじゃね?
そうなればこの土日はもちろん、来週いっぱい無いことも普通にありうるかと

今作は一周ならそこまで時間掛からなそう
SR全取りはきっついけど

スマンなスパロボじゃなくて仕事なんだ
>>1のお仕事隔週休みだから……

ちなみにスパロボはまだです(血涙)
ヴォーダの闇に沈みそう

>>1の闇がこのスレの貴女にまで侵食してしまう……

お仕事頑張ってな
7月のボーナス10近くありそうだけど何にふるのがいいんだろうか
術式解体って無系統魔法の適正高い方が覚えやすかったりするのかな

個人的には技量点にモリっと

達也が無系統でイベント起きそうな感じしてたからね
技術、精霊、無系統かな? 万能型にするならほかの系統も振らねえといけないけど

>>190
適正の方は難易度軽減というよりは取得のための最低条件ってだけなので、無理に上げなくても大丈夫です。

ついさっき密林から本日中に届けられるって連絡来てテンションが一気に上るの巻
でも取り敢えず、今日の投稿はあります。
今日こそ7月を終わらせるんだ……

ヴォーダの闇って結局何のことなのか分かるのかだけはすっごい気になる。

九校戦終わったら刻印魔法用の教本をお店で買いたいな
とりあえず適性の有無が分かれば未練なく諦められるかもだし

敵性チェックだけはしたいもんな

危うくスパロボに呑まれるところだった……。

ボチボチ始めて行きたいと思います。

それにしても、特装版に付属しているメカニック設定集は色々とタメになる。
普段は中々見れない背面とか武装とか細かく見れるのは嬉しい。
あれとサントラだけで特装版買ってよかったって思えた。

じぇー

そういえば【ブーストアップ】のテキスト抜けがあった。
やっぱ深夜のテンションだと確認忘れ出てきちゃうね。

【ブーストアップ】:戦闘中1度のみ使用可能。魔法力に+100。魔法力に+【余剰魔法力】。2ターン持続
          効果が切れたターン時、魔法力-100。【余剰魔法力】適応不可

自ターンに使うと次の自ターンにマイナス100喰らうから相手に取られやすくなり、
その次は相手ターンだからイニシアチブ取られてさらに優勢取られやすい、と
結構ピーキーな性能

九校戦特訓で獲得できるスキルを全て獲得したため、選択肢から除外されます

【7月第4週 3日目・昼】

・ステータス
【体力】:12 『経験点:1/5』
【技量】:8
【人望】:6
【料理】:6 『経験点:4/5』
【魔法力】:400(余剰分:78)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:1/5』
【収束・発散】:4 『経験点:1/5』
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*2:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>13参照

所持金:6800円

A.街に出る
―1.買い物―【ショッピングモール】
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4 【無系統魔法】Lv4 (緩和-20)
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5  【研究:精霊と信仰】
―4.マルチタスクLv2(緩和-20)

C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.部活 ― 【マジックアーツ】Lv2(-10)【闘気制御】 (-70)

E.指導
-1.千葉剣術道場 ― 【四の型】
-2.吉田家 ―【精霊魔法】Lv5 【研究:精霊と信仰】 

F.アルバイト


あれからテストを終え、飛行魔法の使用は問題ないことが分かった。
本番までには、私用にチューニングしたCADを用意できるそうだ。

達也くんからは、飛行魔法のことはギリギリまで秘密にしておいて欲しいと言われている。
なので、この事は他言しないべきだろう。

貴女「それにしても、空を飛ぶって気持ちいい良かったなぁ」

なんとも言えない浮遊感と重力を無視したような開放感。
こればかりは地を蹴るだけでは得難い経験だろう。

↓2

別に基本コマンド決まってないから優勢1取ってる状態で敵のターンに発動して、無理やり優勢取って、自分のターンに好きなことやってフィニッシュでいいのでは?

D

A3

d

そろそろ闘気制御がほしいところ

【部活】

1.【マジックアーツ】Lv2 (緩和-10)

2.【闘気制御】(緩和-70)


貴女「お疲れ様です」

十三束「お疲れ、【貴女】。練習の方はどう?」

貴女「もうバッチリ!奥の手も幾つか揃えられたし、良いところまで行けるんじゃないかな?」

十三束「そっか。僕は実家の手伝いがあるから直接は見に行けないけど、応援してるからね」

貴女「ありがとう。会場全体をアッと言わせてくるわ」


↓2

2

2

【闘気制御】

ケンシロウ「……来たか」

貴女「はい。出来れば九校戦までに、色々と掴んでおきたいですし」

ケンシロウ「そうか。なら無理のない範囲で稽古をつけよう。怪我をして全力が出せませんでした、というのは嫌だろう」

貴女「はい!よろしくお願いします!」


【コンマ判定】

↓1+↓2+60+10(サポーター)の合計が210以上で成功。失敗時のコンマにゾロ目があった場合、軽減値増加。

もったいないな

また因子が高まってきた……
久保さんはスパロボスレにお帰り

【判定結果】失敗
判定値:72+33+60+10=175 < 目標値:210

貴女「むぐぅ」

ケンシロウ「焦るな、精神の乱れは気の乱れだ。それでは到底、気を制御することは叶わないぞ」

貴女「……そうですね。分かりました」

ケンシロウ「安心しろ、少しずつではあるが進歩している。急激に変わることを意識する必要はないんだ」


【リザルト】
・【闘気制御】の習得に失敗
・次回以降の判定に-20(ゾロ目)

【7月第4週 3日目・夜】

・ステータス
【体力】:12 『経験点:1/5』
【技量】:8
【人望】:6
【料理】:6 『経験点:4/5』
【魔法力】:400(余剰分:78)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:1/5』
【収束・発散】:4 『経験点:1/5』
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*2:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>13参照

所持金:6800円

A.街に出る
―1.買い物―【ショッピングモール】 【???】
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4 【無系統魔法】Lv4 (緩和-20)
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5  【研究:精霊と信仰】
―4.マルチタスクLv2(緩和-20)

C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.部活 ― 【マジックアーツ】Lv2(-10)【闘気制御】 (-90)

E.指導
-1.千葉剣術道場 ― 【四の型】
-2.吉田家 ―【精霊魔法】Lv5 【研究:精霊と信仰】 

F.アルバイト


ケンシロウ「そういえば、九校戦の会場には兄上も出向くそうだ」

貴女「えっと……もしかしてラオウさんですか?」

ケンシロウ「ああ。もし、時間の都合がつくなら1つ稽古を付けてもらうと良い。何か掴めるやもしれん」

貴女「はい!ありがとうございます」

↓2

D

D

【部活】

1.【マジックアーツ】Lv2 (緩和-10)

2.【闘気制御】(緩和-90)


貴女「さて、それなら尚更無様な姿は見せられませんね」

ケンシロウ「……そういう考え方もあるな」

↓2

拳王再び、か

2

【闘気制御】

貴女「先輩、もう一本お願いします」

ケンシロウ「……なら、今日はこれで最後だ。これ以上は今後に響く」

貴女「……分かりました」


【コンマ判定】

↓1+↓2+60+10(サポーター)の合計が190以上で成功。失敗時のコンマにゾロ目があった場合、軽減値増加。

よしよし

遂に習得か
やったぜ。

多分一番かかった技能だな

【判定結果】成功
判定値:61+79+60+10=210 > 目標値:190

貴女「――!この感覚はっ!?」

意識を集中させ、闘気を開放する――それまでは今までどおりだ。
だが、今回は少し違う。

今までは垂れ流しだった闘気を、身体を覆うように定着させ、霧散していくのを防ぐ。
すると、今までのような倦怠感は襲ってこなくなった。

貴女「これが……」

ケンシロウ「そうだ。その感覚を忘れなければ大丈夫だ」

貴女「はい!ありがとうございます」


【リザルト】
・【闘気制御】の習得に成功!

【闘気制御】:戦闘中、【闘気】をターン開始時にOFFに切り替えが可能に。【闘気】の消費体力が2に変化

【アナウンス】
7月が終了。
これより、月末ボーナスの判定には入ります

消費も減るとか便利

【7月終了:ボーナス】

・試練完全制覇:+4
・専属契約【神使:白虎】:+2
・巫女:+1
・神使:+1
・精霊の王(仮):+2
・vs.深雪で勝利:+3
・vs.ほのかで勝利:+1

以上により自由経験点を14点獲得します


部活ボーナス
・【体力】【技量】に経験点1ずつ

以下の内容に自由経験点を割り振り可能。 (部活ボーナスは反映済み)


・ステータス
【体力】:12 『経験点:2/5』
【技量】:8 『経験点:1/5』
【人望】:6
【料理】:6 『経験点:4/5』
【魔法力】:400(余剰分:78)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:1/5』
【収束・発散】:4 『経験点:1/5』
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8


『例』

・【体力】に3点
・【技量】に4点
・【移動・振動】に4点
・【収束・発散】に3点



・【体力】:12 『経験点:2/5』 → 【体力】:13
・【技量】:8 『経験点:1/5』 → 【技量】:9
・【移動・振動】:5 『経験点:1/5』 → 【移動・振動】:6
・【収束・発散】:4 『経験点:1/5』 → 【収束・発散】:4 『経験点:4/5』


安価
↓2

それほど攻撃系にふらなくてもいいらしいというのはありがたい

【体力】3
【人望】5
【料理】1
【収束・発散】4
【移動・振動】1

無系統ってなんだっけ?
厳密に分類できないものは全て無系統だっけ?

しかし14点って異常よね……

>>236
【無系統魔法】はサイオンそのものに干渉する魔法ですね。
分類不可のものは【系統外魔法】に大別されます

【リザルト】
ステータスが以下のように変化した

・【体力】:12 『経験点:2/5』 → 【体力】:13
・【人望】:6 → 【人望】:7
・【料理】:6 『経験点:4/5』 → 【料理】:7
・【収束・発散】:4 『経験点:1/5』 → 【収束・発散】:5
・【移動・振動】:5 『経験点:1/5』 → 【移動・振動】:5 『経験点:2/5』

【アナウンス】
九校戦代表メンバーに選ばれたため、次章は強制的に【九校戦】となります。

・九校戦【ノーマル】:――それは魔法を学ぶ学生たちにとっての一大イベント。しかし綺羅びやかな光の裏には、当然影も浮かび上がる

なんだ、ノーマルなら楽勝だな!
真面目な話、この貴方負けるのか…?

爆発闘気や虎武でガツガツいこう


というわけで非常に短いですが今回はここまで。
8月はイベント続きの内容なので少しペースが落ちるかもしれないです。

それにしても、貴女が通ったルートがルートなので内容が変わるんですが、ある意味原作以上に無頭龍が何もできなくなりそうで……。
なんというか、今現在のステータスでもベリーハード横浜編を余裕で突破できそうで怖い。
お兄様が人に見せ難い技能で無双してるなら、貴女は見られても構わない正面からの力押しでの無双だから余計質が悪い気がしてくる。

ハードじゃないし、達也も近くにいるし余裕だな!
ハードじゃないと経験がここまで貰えなさそうだけど、優勝すればなんだかんだ貰えるか

あと明日はお昼頃、スパロボの息抜きで1,2時間くらい再開するかもしれないです。
夜はちゃんと再開します。

               {     ` ー-     コ ン マ 神 \         } ヽ
           }\、          ミZ⌒ヽト        :}  /  }
              ′ 丶 ` ー-    /     `ヽト、  :}  /  /
            {    \      イ /        \ムイ  〃 ァ
              、   , =ミ   r彡   r==ミ 、           j / /
            、ー\ / ヘ}   {      -‐\ 、_ } /   { 彡
             }    { { |  |       仗__〕 `¨  ム-==!
             .   八 く|  | :}               仗¨〕/ 「プロットは殲滅せねばならん!!まて次回!」
             >、 ハ `.!   | :}    -‐ ¨    ト、 }
            /イ  r'人 j  / }               }:  ノ
          ∧{ハ、ノ z彡 {、    r , -‐¬‐=ニ ノ /
         rー{  \ く、   \  / ィ ,__,_,   `V
       rー┘ ㍉  \ ム、    \    _` `Wj
     rー┘     ㍉   ニ=-\     ーz ィ , ヘ  / ≧=- 、
  _rー┘        ㍉    ニ=- 、      ゛{         }
 {             ㍉    /⌒ヽ      从, =ミ     /

おつおつ

おつん

おつ

乙です

今更なんだけど余剰魔法力に含まれている弐の型の魔法力+30って
余剰分に含まれるんじゃなくて戦闘時に加算されるんじゃないの?

>>249
そのはずですけど、もしかして現在値に加算されてますかね?


スパロボ何時もより難易度高すぎてビックリ。
公式が最初のプレイにビギナーを進めるわけだ。

それでは遅くなりましたがボチボチ始めて行きたいと思います。

待ってた

はーい
ビギナーでクリアしたよ
序盤のSRポイントと後半の一部マップの難易度辛かった

それと今回は地の文中心になるから安価まで行くか不明です


8月1日。
夏真っ盛りのこの季節。
外は燦々と太陽が照りつけ、吹き抜ける風も生暖かく清涼感を得るには程遠い。
一度耳を傾ければ、何処から湧いてきたのか疑問に思いたくなるセミの大合唱が響いてくる。
これを経験すれば、つい数十年前まで寒冷期を迎えていたというのは冗談に思えてくる。

そんな典型的な夏日の元、私を始めとした一高生はバスに乗車して、その猛暑から逃れていた。
無論、ここにいるメンバーは全員が九校戦の関係者である。

貴女「深雪、寒いからちょっと抑えて」

深雪「……ごめんなさい。気を付けるわ」

そんな中、我らがお姫様は少々――いや、かなり不機嫌である。
おかげで、冷房が効いている社内であっても彼女の周りは更に冷える。
隣に座っている私からしたら堪ったものではない。
何故、彼女が機嫌を損ねているのか。
それは今の状態に起因する。

実は現在の時刻は、バスの出発予定時刻を1時間近くオーバーしているのだ。
その理由は七草先輩が実家の用事で遅れることになったためだ。
そんな中、先輩は皆に先に行くよう指示を出したのだが、他の先輩方がこれを拒否。
結果、バスの出発を遅らせ七草先輩を待つことになったのだ。
ある意味、先輩の人望の賜物といったところだろう。
まあ深雪が入学する前までは、彼女こそが学校のアイドル的な存在だったのだろうから、この反応も当然と言えるのかもしれない。

しかしそうなると、色々と不備が出るのも事実だ。
その影響の一つが、現在進行形で車外で待機している達也くんだ。
彼は全員の出席を確認する役割を担ったため、最後の一人である七草先輩の到着を律儀に待っているのだ。

一応、渡辺先輩や市原先輩、果ては見かねた服部先輩までもが、チェックは良いから車内で休むよう言ったのだが、役割だからと達也くんはそのまま残った。
何故そこまで頑なになれるのか疑問ではあるが、ある意味達也くんらしいと言えばらしい話だ。

だがその結果が隣の女王様である。
先輩たちが声を掛けたということは、深雪はそれ以上に気遣っているのは当然のことだ。
彼女は達也くんと一緒に外で待つとまで言い出したが、達也くんに諭されて車内に引っ込まされた。

敬愛する兄の行動とそれを手伝えないジレンマ。
やり場のない怒りを何処にもぶつけることが出来ないせいか、不機嫌さが魔法となって発現してしまっているのだ。

まあ仕方のないことではあるが、巻き込まれる身としては災難である事に違いない。
私がそんな状況から抜け出せたのは、七草先輩が到着した30分ほど後の話だ。



七月三週三日目で358で、
深雪戦後に心眼から心眼極で+20、精霊の王+40で418
神使+30で448
弐の型抜いたら448だと思う

戦闘時にエイドス強化がかかる、ってことにするらしいからまあいいんじゃね
戦闘時は自身を神の巫女たる剣士として定義してる、みたいな

余剰分だけ精霊が従ってるとかロマンあって面白いかも

【魔法工学:実践理論】「あの……」

ああなるほど、そういうことか。

あれです、【心眼】と【心眼・極】の魔法力加算は別途で計算されます。
なので実際は【心眼:20】+【心眼・極:40】の計60加算になるので実際は見たまんま40加算です。
よって、深雪戦後は魔法力438
そこに神使の30と魔法工学の10が加算されて478になります。

そうだったのか
それは申し訳ない

分かりにくい表記はどうにかしないとね


しかし残念なことに、出発して暫く経つとまた深雪の機嫌が悪くなりだした。

理由は幾つかあるが、まず大きいのは先程の件だろう。
そしてその他にも、出発した途端に不躾に話しかけてくる男衆だったり、バスが技術スタッフと選手とで別々だったりと色々考えられる。
まあその男子連中も、深雪の機嫌の変化にようやく気づいたのか今では遠巻きで見るだけである。

そして、同じ1年の女子は隣にいる自分に何とかしろと視線で訴えかけてくる。
特に、通路を挟んで直ぐ側に居るほのかと雫からは特にその要望が強い。

貴女「深雪、気が立つ理由も分かるけど、バスを降りる頃にはちゃんと持ち直してよ」

深雪「……別に、そういうわけでは」

そんな視線にも耐えかねた私は、意を決して深雪に話しかける。
とは言っても、皆が臨む内容に落とすつもりはないのだが。

貴女「ハイハイ、意地はらないの。私でも分かるんだから、達也くんはすぐ分かると思うよ。それとも、そんな態度で達也くんを出迎える?」

深雪「それはっ!……ハァ、そうね。少し、我侭だったわ」

貴女「それでいいと思うよ。愚痴なら私が聞くから、バス降りる前に吐き出しちゃいなさい」

そう言いながら私は遮音のための障壁を私達の席の周囲に張る。
皆には悪いが、これくらいは仕方なのない処置だと思ってもらう。
障壁を張った時、十文字先輩が反応を見せたが、特に何も言ってこないということは了承したという認識で問題ないはずだ。

そんなこんなで、深雪の愚痴に耳を貸しつつ私のバスの旅は続くのだった。


【直後判定】

・補正 精霊の王(仮):+2 心眼・極:+2

・5以上で成功(つまりは自動成功)

↓1

ほいさ

ゾロ

さらっと魔法使ってるから藤林さんが難儀してそう


貴女「ん?」

深雪の話を聞いていると、ある違和感を感じ取った。
意識すれば、周辺の精霊たちも危険を知らせるように騒ぎ立てている。

貴女「深雪、気を付けて」

深雪「……どうかしたの?」

貴女「分からない。けど、今から多分何かが起こるから」

深雪「分かったわ」

感じ取った異変の兆候を深雪に伝えると同時に遮音障壁を切る。
いざという時、別の魔法にリソースを割く余裕は無いのだ。

事件が起きたのは、その直後だった。

「危ないっ!」

誰かがそう叫んだ。
見れば、塀で隔てられた対向車線から、一台の乗用車がこちら側へ弾け飛んできた。
しかも、車体は未だ加速の勢いが残っているのか、こちらへ突っ込んでくる。


【直後コンマ判定】

・補正 精霊の王(仮):+1 心眼・極:+2 実戦経験:-1

1~3:咄嗟に車を魔法で止めようと試みる
4~6:周囲の状況を確認する
7~9:周囲の状況に合わせて魔法を使用した
ゾロ目:もうアイツだけで(ry

↓1

はい

おしい

コンマ21差とは……無念

これって事前察知の分が含まれていない気がするけど、失敗してたらマイナス補正が増えてたのかな?

ヒェ……危なかった

>>269
そうなります。
具体的には不意打ちって扱いで-2くらい


【判定結果】6

咄嗟に魔法で車を押しとどめようとするも、その衝動をグッと堪える。
すると――

「止まれ」
「吹っ飛べ!」

などなど、他の生徒が次々と魔法を発動しようとCADに手を掛ける。
中には、私と同じようにCADから手を離し、魔法の発動を中断する人達もいるが、それは大抵が上級生。
1年生の多くは魔法を発動しようとしたままだ。

摩利「バカ、やめろ!」

渡辺先輩が注意を促すも、もう遅い。
皆、パニックこそ起こしていないものの現状をどうにかしようと躍起でその声は届いていない。

貴女(このままじゃマズイね)

渡辺先輩が魔法を止めるよう促した理由は単純だ。
同一対象に対して魔法が行使された場合、それぞれの魔法が干渉する。
仮に、被ったのが一人や二人ならばギリギリ干渉力の強い人が抑えつけて魔法を発動できたかもしれない。
だがそれが複数名によって行われれば、互いの魔法が干渉し続け、魔法は発動されることはなくなってしまう。
それどころか、無用なサイオンを撒き散らしてしまい、次の魔法発動の妨げになりかねない。

貴女「深雪、どうにかできそう?」

深雪「ええ。貴女の方は?」

貴女「私は―――」


【直後コンマ判定】

補正 心眼・極:+2 精霊の王(仮):+2 緊迫:-1

1~3:何も出来ない。現実は非常である
4~6:考えはあるけど一か八か
7~9:私にいい考えがある!
ゾロ目:ハハッワロス

↓1

ぞろ

こい

0がないけどどうなるんだ?

いい考えがあるんじゃない?(適当)

普通に突っ込んで斬鉄すればいいと思う(脳筋並感)

1が自虐的になってる…

今回は0無しで7~9の内容で扱います

>>275
五右衛門かな?


貴女「少し衝突までの時間を遅らせるくらいなら」

深雪「そう、今すぐ行ける?」

貴女「当然っ!!深雪は今の内に先輩たちと連携を取ってきて」

そういって互いに目配せをしながら笑い合う。
お互い失敗するとはちっとも思っていないのだ。
魔法はイメージが大切だ。
弱気になってしまえば、そのイメージが現実になりかねないので当然のことだ。

貴女「さて、皆。行くよっ!!」

濃いサイオンの中でも、精霊たちの気配を間違えることなど無い。
ならばやれる。
私に力を貸してくれる精霊たちの力は、そんな弱いものではないはずだ。

そして私は、ある魔法の使用を試みた。

【コンマ判定】

補正 精霊の王(仮):+2 巫女:+1 神使:+2 サイオン:-1 緊迫:-1

1~3:効果薄い
4~6:最低限の効果
7~0:予想以上の効果
ゾロ目:コンマ神「巻きで」

↓1

ぞろ

券の出番?

九校戦用に温存したいところではあるけどね

【ゾロ目券:残り1】

1.使う

2.使わない

↓3まで多数決

2

2

2

コンマ神は言っている
まだ巻く時ではないと

【使わない】

【判定結果】6

―――ギギギギ

貴女「――ッ!」

精霊を扱うため、感覚が近くなっているからだろう。
車内にいながらも、まるで直ぐ側で金属を削るような音が頭に響く。
だがそれに退く訳にはいかない。

貴女「これでっ!!」

私が使用したのは摩擦係数を増大させる魔法だ。
無論、車にではなく、バスと車の間にある地面に対してだ。

こうすることで、車そのものは止められなくても、その衝突スピードを抑えることは出来る。
その目論みは無事成功し、多少ではあるが衝突までの猶予ができた。
これなら、次の対応まで時間は稼げたはずだ。

深雪「【貴女】っ!!」

そう思った時、丁度いいタイミングで深雪から声が掛かる。
待ってましたと言わんばかりに、私は魔法を解除する。

それと同時に、車に作用していた魔法式が全て弾け飛び、炎上していた車が鎮火した。

十文字「ぬううう!」

そして、十文字先輩が障壁を展開したことで、車のスピードは完全に殺され、私たちは事なきを得た。

貴女「もっとも、あれじゃあ運転手の生存は絶望的よね」

十文字先輩が車を止めるために使用したのは物体の侵入を拒む移動魔法だ。
車が突っ込む力と、それを押し出す力の板挟みにあったことで、車のボンネット部分は潰れてしまっている。
更にはその前まで炎上していたのだから、これで運転手が生きていれば間違いなく奇跡だろう。

貴女「でもまあ、取り敢えず何とかなった……」

運転手の件は残念だったが、私たちは怪我を負わずにすんだ。
今はそのことを喜ぶべきだろう。

短いけど今回はここまで。
九校戦の間はこういった内容が多くなりそうなんで展開のペースはこんな感じで落ちると思います。

それではまた次回!

              ー‐、-.、
               __\\
           _..-≦: : : : : :、}_≧=‐

       _..-≦: : : : _、: : ; : : : : : : : :`ヽ、
    _彡ア: :/: : : : -‐: : ̄: :─-:、: : : : : :.ヽ
      /:./: : : :/: :\: :ヽ: : : : :、\: : : : : :ハ
       / /: /: : : : : : : : :ーニ=─: ヽ:ヽ: : : ヽハ
   _..-彡': :': : :,': : :|: :.|: : : : :.:|:l: : 、 : : ヽ: : : : : \
  ̄ー─,':.: : : :.:|: : :ハ: :|、: : : :.|:.l、: :ヽ: : :.l:、: : : :r‐ミ=- なかできなんて無かった
     |: |: : : : |: :.:|_|__|_:.: : :|<二二TTハ: : :リ:\:、
     |: |: l : : |<:!-V‐、\:、:|ヽ}ァf七牛TF: :イ: : | \

       Vヽヽ:.:kチ七牛ミ` ``   込ソ ノ'イ:::|从リ
      Y::ヽトミ、ヽ 込ソ           ´  |:::::!リ ′
        ノ从ハ|::::..       、      /|:::::|
          |::::::l:.             イ:::|:::::|
          |::::::| ヽ、    r っ  ィ从l: |:::::|
          |::::::|   ≧-..._   .ィ / Yヽ.l::::::!
          |::::::|  / { >千r<  |  l::::::|
          |::::::|..イ  |、 /iiiiiiヽ.  |  l::::リ≧-...._
         _..|::::::|iii.'   ! V、liii゚iiiハ/| ,':::イ     ≧-、
.      ,r≦─|::::::|ii.   |   YiY    ! ,'::/ii       ハ
       ハ   ヽ:、:ヽ   |   ,'iii|   |/'" ii   ヽ   //ヽ
       |ヾ. '  \:ゝ ,'   'iiiii!    |   ii     ゙.   |:「t:!
       |:::| ヽ |___ii /   |iiiiii!    | 〃───|/' .| |イ|

乙です

おつ

なかできなかでき
おつ

幸運の貴石の補正(小声)

これは、OBIWANか

つまり>>264の判定からズレてるってこと?

幸運の石ってどっかで発動して効果わかったっけ?

>>295
補正+1

お弁当補正以外にも使われてたっけ? 石補正

使われてなかった気もするが……不意打ちに対するラック判定も兼ねてるんなら適用されないと幸運ってなんだって話になるな

修二くんに型見せてもらったとき、
何かの気配を感じたきには石補正あった

ほ、補正あっても>>264の次の判定が色々すっ飛ばして>>277になっただけだからセーフ(震え声)

あ^~>>1がぴょんぴょんするんじゃ~

>>300
>277の判定も貴石の+1で判定変わっちゃうんですがそれは

心がぴょんぴょんしてもOBIWAN回避不可能案件
券が手に入るんじゃ~

これは>>1=サンのケジメ案件では?(暗黒微笑)

九校戦前の券補給場面だから>>1は逃げられない

10%チケだと当たらないけど30%チケになると当たる気がするマジック、これは逃せない

        /      / }∧::{ヽ    ヘ
       /  /乂_...../..../::∧:::l....,ー- _,.ヘ
      /   /.............../.,....{::{l0l}::l...ヽ............lヘ
     /  /................/l..|.....l::..、ソ::/....,..}............l ヘ
..   /、\/................/:::l´ゝ...l:::':::/..../}ノヘ...........l. ヘ ヌメロン・リライティング・マジックの効果発動!

.   /  ヽl................/ーt─ァヽl:::://r‐ァ‐l............l´ノヘ これにより、>>264以降の判定は書き換えられる。
  /   /............../: ̄ ̄ ̄ノ:/´ ` ̄ ̄l............l/  ヘ よって、>>277のお詫びは無効!!
/.   /............../、¬::::::::::::/::::l. ::::::::::::/l............l   ヘ
     l.............../ol:', l:::::::::/:::::::|.. ::::::::://:l.|...........l    \
     l............./∧|、.ヘl::::::: __ ::::/., イOl..........l     \
.    l............/.{O}|、\:::::::: ─- `:::/l ∧l..........l       \
    |.........../. ∨ |::\\::::::::::::://l. {O}...........l         \
     |........../  O_|:、:::::\`ーイ/:::::|  ∨ l..........l          \
.    |........./  /ノ::l:::ヽ::::l__/:::/:::∧  O. l..........l           \
    |..........l/::::/::::::l::::l::::::::::::::::::l:::::l::∧   l..........l             \
.__|..........l:::::::::: , ‐:、ヽ::\:::::::::::/:::, ‐:、::`丶l..........l              \

:::::::::::l..........l:::::::::::弋_丿::ヽ::::::::::::::::::弋_丿:::::::::l..........l─--- _          \
:::::::::::l.........l─--- __:l::::::::::::::l:::_ .--─ l..........l:::::::::::::::::::::::ヽ           \


というわけで>>277の最安価だけ先にやっておきます。
ただ、前回の安価もあるので最低保証6でやります

【コンマ判定】

補正 精霊の王(仮):+2 巫女:+1 神使:+2 サイオン:-1

1~3:効果薄い
4~6:最低限の効果
7~0:予想以上の効果
ゾロ目:コンマ神「巻きで」

↓1

>>306
ぜってえ許さねえ! ドン・サウザンド!!!

【悲報】>>1のスパロボのデータが破損!また最初からやり直しに

【追加判定】

(6以上で……)

↓1

ぜろ

引継ぎ無し周回という縛りプレイができると思えば(震え声)

よ~しプロットは守られた。

でも延々とトロンベが流れるだけで画面が真っ暗で>>1のメンタルもブロークン。
やっぱりセーブデータって複数用意しないと駄目だね

次に案件あったらドン・サウザンドでもOBIWAN回避できないだろうし。その時に券は貰えそうだね

精霊たち『>>1のスパロボに呪いをかけた』

精霊たち、なんてむごいことを

腹筋に悪いAAだ……

                   .   /  .  j/  . :. : : : .:;::{:.   : : |::::::.   |: : : : :j:::.. |:. Y.::、 ../ ̄ ̄ ̄\
                     :   . ;  .:{  . : : : V .::::|::{::::..  :_jメ、::. |: : : : jト、::.|::. |::::ハ.../         V
                     :: . : ::! : : :.、: : : : : 〈:::::川\_メ´::::「\:: |: : : ::j仄狄:: |:l:N||        |
                     jj: : : | : : :::.\: : : :: :∨,斗f´  ̄\レ'^ 狄..:.:.j/),ノ}:::}八l:|||  あ み  .|

                     ∥小.:|: : :j::|::::{\::::}ト:〈j::Ν _彡'^`\ };ハ::j/ __/:::::::Ν|  |  り ん  |
                     川ⅱl:N: :jj:K::f⌒幻:|::::.Ⅵ        / }/  「∨:j川  .<  が な  .|
                   . // |八l:|:ト、{j:|,ィ;fでtク小、::〈\       丿   | ∨jり '´...|  と      |
                   /´ 丿 {:|:|::::'小(丁´ ノ} \|           _,ム‐ニ´   ...|  う     |
                        {:l:.\:::込、  !            _,,.ィi゛       ....|        |
                         从:::..{\:::.\  \         _,,:|〈/∧        ..、          |
                   .  |     \{  \:「\     _,.  ´  |∧/∧        \_____. '
                   ._人_   \_  \, ㌧、           :|/∧/∧           _必,
                   . `Y´       ___,,,.ン> .,_    ,.仏l∧/∧           _,.ィ7フ/入
                       Χ     |〈//∧     .ぶ:x,_/)」///|V/∧     _,.ィ7フ//ン'´-=ニ>、
                     Χ       |∧//∧   .: : : : : /,;|]///| 〈//ハ,_,.ィ7フ///ン'´-=ニ三三三>、
                        *    |/∧//∧  .: : : : : |;;;;;;;|]///| ∨//////ン'´ー=ニ三三三三三Ξ
┏━━━━━━━━━━━┓           |//∧//∧ .: : : : : :|;;;;;;;|]///|_..V///ン'⌒"'<こ三三三三三三
┃第 6位 司波達也 301票.┃                     -‐          ‐-       本 た  お   キ
┃第 7位 司波達也 258票.┃                . '      第 1 位      ヽ     当 く  .兄   .ミ.
┃第 8位 司波達也 199票.┃                l       ..司波達也       }    .に  さ  様  ..の
┃第 9位 司波達也 176票.┃                .        5071票      . '    ..あ .ん  は   お
┃第10位 司波達也  .89票.┃                   ‐-    ___    -‐       ..り  の  何  .気
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                    ,イ///////////////ヽ     |         |                       ..か
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        l ',       ヾヘ ̄乂Vソ` ̄ l..     項  評   i   !::∧:ヾ::::::!゙ ̄疋:フヾ\::::::{..≠弋:T:7 /.i::///:l、::ド、 l   学  ・  l
.        ゙, ヽ   r'"   _>  _'_   イ_   l    目. 価   l   ∧| .l:::,、:::ヽ  ̄ ̄  /:'ヾ.|   . ̄ ̄ .///./ l:!\  .l   校  ・  l
.        〈ヽ. ヽ二ニ\ \ '; `;,,イ/ ./  ....l   で. .さ   .!    ト .l:/ⅳ:ヾ:、      ' l  i        /'/イ! l!     l   で  .・  l
          ヽ  ', ヽ  \  〉 V;;;;;l/ 〈 ./ .l   す .れ   l     /' | ヽ::.       |.         ':::::/. !  .   !.  は  ・  l
          ,   ヽ ヽ   ` - _∨_ -'"  ,' l   か .な.  .l        !::::.、              //!!:|.      !        !
.           i   '  i ̄     l .l       ,...l   ら  い .   !   ⊂    |∧::..、      ^       .:::/ ll:!       . 、      /
             {    ',  ',     .l .|       ,.. 、   ね.      /        ./∧::,i\  ‐----‐   /、:'  .|' 、       . \    /
          iヽ- ' .〉 _、    l .|    /  ,\        .>       /  ∧:ト、 \   ̄     .イ|'     、       ー‐ '
          l     〈   l ー-.l .|_ - { ニ= {::, ー――‐ '      /ヽ     l. \ \__ イ ./  .!      ヘ、
              l    ,:l ',   ! -‐ .} ',  ̄ /! ./ .l::,   .!          !:ト,::i    /    >、, ィ::i     ∨    ./´!!
            '   ;:l   l    l_l__ ´  l    .l::,   .l          l::!. ,::'   l   ///‐‐‐i ',:',    i.    // l:!
             _... -┴‐    ‐―-<                 !:!. ,::'  ∧  .///!::::::::∧',:',   ∧  // !:!

           '"       第 3 位    ` 、
           {       司波達也      .l
           .゙ 、      1802票      /
             ‐-   ____   -‐

          _   -―  ‐- _
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    //////////////////////ヽ      .}、_廴_                        ´     第 5 位     ヽ

.   ,イ////////////////ハ'//////,ヘ  ..__ノ    /                       l       司波達也       }
  ////////////ハ、//////ハ///////ヘ  ヽ   く  >                       ` .      514票     . ´
  ,'///////////ト'ハ/<////i//,へ///ハ  <   っ {                             ―--------―
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. l////!ー,\'//ノ   ´     l/   ' ///,{      `ヽ{                         / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
  l'//,八〈 ヽソ乂         '   .イ//ハ、    /|            / ̄ ̄ ̄\      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
.  V////ゝ.   }        U  .l >ト、_人__ノ '            |         |    . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l : : : : : :ヽ
.  V、/ハ/ハ、  丶   -‐- 、 ,. '" ...l        、          ..|  順 順  |   / : : :/: : : : : : // : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : ,
.   ヽヾハノ 丶.  </::::::::ノ/    .ノ  負  お  〔__         ...|  位 当  |  ....: : : / : : : : : : ': : : : : : : : : : : : :│ : : : : : : : : : : : ,
      `        、ヽ ´  V、 `ヽ   け  兄   /          l  で  な  |  .: : : : : : : : : : :│: :| : : :イ : : : : : :│: :/: : : : : : : : :ト\
            >、  / V .<   た   様   \        ...|  す    | .│: : : : : : : : : : :|: 廾/‐トミ: : : : : :| :/ |:/: : : : : : : |
           ヽ、   ´,∠、 .V.ヽ.}    :   ..に   r一___    |.  ね    >..| : : i : ヽ: \ : :|:八 弌ラト∨ : : : |云二:∨ : : : : :
              Vヽ   l;;;;;ヽ ', ./       -‐           ミ\___/  | : : |: : / \l\|   ` ¨  /ノ}八ノ└'ノ /: :ノ:ハ :/
               l ! ヽ  .l;;;;;;;;〉 !/'´ ̄ ヽ . -"    第 4 位      `      ...ノ | : |:ノ{ /:::{               〉   // / .}/
            l ! ,\ ';;;;;;/ /     ,' l      司波達也       }       |:ハ: : :ゝ_ー           /    从/
            ,',/_ i /;;!.,' _-  /  _       721票      ,,        \: : : } 入        __   ,
             ,  i ̄  .l ,;;;l.,‐ //  /_ ‐'"     ―-     -―      .┌────────┐   (.| | | | |)  / ──‐┐
          {  .! rニニ! ,;;;;l.,  .// ./  , -‐                   .|          |:::::| |:::ト.   | | | | | /  ̄ ̄ ::/:|
           、 ! l l .!.;;;;;l,  .// /,.イ                       |          |:::::| |:::| ニ=- | | | | |     /::/:::|

というわけでそろそろ始めます。
ヌメロンコードの力を使わなくては……

じぇ

おおー

5位のお兄様がうどん食ってるのがまたww

ボーボボ総選挙は見るだけで腹筋を破壊してくる良い文明

【判定結果】10

―――ギギギギ

貴女「――ッ!」

精霊を扱うため、感覚が近くなっているからだろう。
車内にいながらも、まるで直ぐ側で金属を削るような音が頭に響く。
だがそれに退く訳にはいかない。

貴女「これでっ!!」

私が使用したのは摩擦係数を増大させる魔法だ。
無論、車にではなく、バスと車の間にある地面に対してだ。

さらに続けて、一定区間内に重力を増大させる魔法を作用させる。
急激な減速で車体が飛び跳ね無いように押さえつけることを目的とした魔法だ。
本当なら、一気に押しつぶしてしまうのも一つの手だが、ここは高速道路の途中。
下手に重力をかけ過ぎると、今度は道路の方に変な負担が掛かり、道路が破損する恐れがあるため、それは我慢する。

それに今のままの対応でも、車そのものは止められずとも、衝突スピードを抑えることは出来る。
現に、事故車は徐々に迫る勢いを弱めて始めていた。
もし、あと数十Mの猶予があれば完全な制止も狙えるほどだ。

深雪「【貴女】っ!!」

そう思った時、丁度いいタイミングで深雪から声が掛かる。
待ってましたと言わんばかりに、次に発動されるであろう魔法の邪魔をしないため、自分の魔法を解除する。

それと同時に、車に作用していた魔法式が全て弾け飛び、炎上していた車が鎮火した。
前者はともかく、後者は深雪の振動魔法により炎の振動を抑えて火を消したのだろう。

十文字「ぬううう!」

そして、十文字先輩が障壁を展開したことで、車のスピードは完全に殺され、私たちは事なきを得た。

貴女「運転手は……流石に難しいか」

十文字先輩が車を止めるために使用したのは物体の侵入を拒む移動魔法。
あのままの勢いだったならば、車が突っ込む力と、それを押し出す力の板挟みにあったことで、車のボンネット部分は潰れてしまっただろう。
だがなんとか、私の魔法でその事態は避けられたものの、炎上していた車内であれだけの衝撃に身を委ねたのだ、これで生きていれば間違いなく奇跡だろう。

貴女「でもまあ、取り敢えず何とかなった……」

運転手の件は今はまだ分からないが、不幸中の幸いで私たちは怪我を負わずにすんだ。
今はそのことを喜ぶべきだろう。

ゾロだったら精霊が石壁築いたり滝を作ったりで全部一人でやったんだろうかね

【アナウンス】
・入学編で【???】と遭遇しているため特殊判定

補正 心眼・極:+2

・5以上で成功

↓1

>>67
はい

あみすです

ミスだろうがなんだっていい! 00のチャンスだ!

何事もゾロ目で解決するのが一番だ!

ミスってすごい。改めてそう思った

ゾロ目だ

00のゾロだwww

大丈夫だ落ち着け
ここで00ならちょっと深淵を除くだけで済む

どうやら致命傷で済んだようだな

あれ?極みのせいちょうってあるっけ?
00はスキルせいちょうできるからね

素直にぞろ目に溺れるんだ!

竜宮島に出張したばかりに

森崎君かね

ミールは吸血鬼だった……?

ちょっと目を離してるすきにすごいことになってた

>>337
ミールは竜宮島にお帰り!!

ちょっとここでの00は予想外すぎるよ
先に言っておくと技能の成長は無いです


【特殊判定】00

事故車の対応をしてから数分後。
ようやく車内は落ち着きを取り戻していた。
だがそうなると、色々とやらなければならないことがある。

その一つが事故を起こした車の運転手の救出や警察・消防への連絡だろう。
だが後者の方は、既に連絡済みであるため心配はない。
そうなると問題は救出作業の方だ。

深雪「あら、【貴女】も手伝いに?」

貴女「まあね。ちょっと気になることもあるし」

深雪「……?そう、気を付けてね」

そんな風に深雪に声を掛けられつつ、私はバスの外へ通り立ち、救助作業に加わった。
だが、本当のところはというとそれはただの方便だ。
実際の所は、少し気分を変えたかっただけだった。

貴女(……あの時の術式を消し去った魔法。あれは間違いなくバスの後方からのものだ。アレは何?)

先程の出来事。
途中までは魔法の制御に必死だったが、魔法を解除してからの出来事に関しては十分に意識を割けた。
あの時は無視したが、冷静になるとあの現象は異常だ。

貴女(私達のバスの後方から正確に魔法式を破壊する。言葉にすれば簡単だけど、実際には視界の通らない中で正確に出来る人間は限られてくるはず)

そう考える中で、私の疑惑に一人該当する人物がいることに気付き、そこに視線を向ける。
そこでは、慣れた様子で救助作業に当たる達也くんの姿があった。
術式を読み取れる彼なら、あるいはあの距離からでも対処できたかもしれない。

貴女(それに多分、達也くんは【術式解体】を扱えるはず。それを使えば、確かにあの状況を打破出来たかもしれない。でも――)

以前、達也くんは私が無系統魔法を学んでいる際に、切り札になりうる技術があると口にしていた。
その筆頭として挙げられるのは、今述べた【術式解体】だろう。

【術式解体】とは、サイオンの塊をイデアを介さずに直接魔法式にぶつけることで、起動式を弾き飛ばし魔法の発動自体を無効化する最強の対抗魔法だ。
ならば、あの状況に対処できても可笑しくはない。
だが、ここである疑念が私の中で残り続けていた。

貴女(あの時、車内は多くのサイオンで満ちていた。
   あんな中を【術式解体】のサイオン塊が突っ切っても、サイオン同士の干渉が起こって事故車両まで届くかどうか……。
   仮に届いたとしても、あの車両には幾重にも魔法式が張り巡らされていた。それをただの一度で全て吹き飛ばすなんて出来るはずがない。
   なら、あれは――)

そうして色々と考えている間にも、作業は無事に終了したようだった。
流石に本職ほど手際が良かったわけではないが、体格の良い先輩方や、的確に作業を行う達也くんのおかげでスムーズに事が運んだ結果だろう。
そうしていると、私の視線に気づいたのだろう達也くんがこちらへと歩み寄ってきた。


達也「【貴女】か。もしかして手伝いに来てくれたのか?」

貴女「……うん。まあ、そんなところ。でもちょっと遅くなっちゃったね」

達也「そうか。……顔色が悪いようだが、もしかして運転手が見えたか?」

直前までの考えが振りきれず、少し曖昧な返事をしてしまう。
だが達也くんはその原因を勘違いしてくれたようだ。

貴女「……ううん、そうじゃなくて。ちょっと焦げ臭さが思ったよりキツくて」

達也「ああ、確かに。金属の削れた後の臭いというのは余り気分の良いものではないか」

貴女「うん、そういうこと。心配してくれてありがと」

取り敢えずは渡りに船と言わんばかりに、その勘違いに乗ることにした。
これで一応は変に追求されることもないだろう。

そうやって密かに胸をなでおろしていると、運転手と思わしき人物が車外に運びだされた。
それを目にした私は、衝撃を覚えた。
所々焼け焦げている部分もあるが、それが問題ではない。
問題なのは、その人物から受ける奇妙な感覚だ。

貴女「ねえ、達也くん……」

達也「どうした?」

貴女「あの運転手、多分4月に学校を襲ってきた奴と同じだよ。私とレオで撃退したやつ」

達也「っ!?……分かった、その点も報告しておこう」

証拠はないが確信はある。
そんな奇妙な発言でも、達也くんは疑わずに受け入れてくれた。
その辺り、彼は非常に融通の聞く人物であると言えるだろう。

私の発言を聞いてから、達也くんは足早に十文字先輩のところへと赴き、二言三言話していった。
その後、現場は厳重保存するということで警察が来るまでに私達で預かることになった。
……が、警察より早く軍の車両が到着したため、作業を引き継ぎ、私たちは再度出発をすることが出来た。
おそらく、軍の車両が来たのは運転手の男絡みだろう。
一応、これから向かう宿舎は軍のものであるから、距離の近い軍が引き継いだと言い分も筋は通っている。
だが、アレに気付いたのは私であるから、それが事実ではないということも当然知っている。

貴女「……」

深雪「どうしたの、【貴女】?」

貴女「ちょっと、ね。大丈夫、到着する頃には元に戻ってるから」

テロリストに関係していたであろう者と同じ感じの人間が起こした事故。
果たしてこれは、偶然なのだろうか。

それに、達也くんだ。
味方なのだから気にする必要はないのだろうが、どうしても彼が何をしたのかが頭から離れない。

そんな悶々とした気持ちを抱えたまま、バスは目的地まで快速で進んでいくのだった。

【リザルト】
・十文字、真由美、鈴音、服部、摩利の交友値がそれぞれ1上昇
・九校戦期間中、貴女の警戒度上昇
・【イベント:深淵】:『進行度1/?』

アカン
コキュートス案件どころか雲散霧消案件が...
直接消されなくても四葉と軍に消されそう

十文字か一条に取り入っておかないと危険か
四葉でもいいけど危険度が別の方向で高まりそうだし


お前は知りすぎた

もう既に四葉に知られていて、十文字はそこまで活発ではない。活発な七草も九島もまだ気がついていない
割と手遅れ

会場での無頭竜ブースター捕縛に噛んで独立魔装大隊に引き抜いてもらうしかない

そんなやばい事態なのか

>>1の因子強すぎたわろた

マイナスイベントではないと思うけど、ミスると割と簡単に死にそうなイベント進行

ソーサリーブースターはただの箱よ?
柳襲ったのはジェネレーター
貴女はジェネレーター判別できるからつまり...

別に現時点でそこまでビビる必要はないですよ。
フラグが埋まったらメインシナリオで選択できるようになるだけですし。
ただ、フラグが一定値まで溜まったら、色々とイベントは起こりますけども。

九重師匠のところに駆け込み寺ワンチャン()

準備なしに乗り込んでいい難易度じゃなさそうだということはよくわかった


予定時間を大幅に過ぎて、バスが目的地である富士にある軍の演習施設――その中にある宿舎に到着した。
既に日は高く登っており、昼食を取るのにピッタリな時間を少しオーバーした頃だ。
そんな中で、先程の事故の件などのせいで心身ともに疲弊していた私達が、昼食を取るため急ぎ足になることを誰が責められようか。

バスから荷物を引き取り、チェックインを済ませる。
部屋割りは基本的に二人一組であり、私は深雪と同じ部屋である。
昨日までは嬉しい内容だったが、先程の件があったため、達也くんと顔を合わせる回数が増えるかもしれないと思うと、今は少し憂鬱だ。
そんな風に、少し重い足取りで部屋に向かって歩こうとすると、聞き慣れた声に呼び止められた。

エリカ「お~い、【貴女】!コッチよ」

貴女「エリカに美月?うっそ、何でココに?……あっ!もしかしてレオが隠してたのって」

エリカ「ご名答!色々あってね、私達もここに泊まることになったの」

声の主はエリカだった。
その事実に驚きつつも、心当たりを口にしてみると、いたずらに成功したと言わんばかりの笑みで肯定された。
遠目に見れば、受付の方には幹比古くんとレオの姿も見える。
……レオは荷物持ちを任されているようで、両手いっぱいに荷物を持っていた。南無。

確か、エリカの実家の千葉家は、剣術を教えている影響からか軍部にも色々と融通が利くらしい。
もしかしたら、それを使ってきたのだろうか。
しかしそれならば、エリカの性格なら素直にそう言うはずだろう。
だが藪をつついて蛇を出す必要もないので、敢えて触れないことにする。

貴女「それで、美月はなんでそんな格好を?」

美月「へっ、何かおかしいですかね?」

エリカの隣に居た美月は、私の指摘に少し疑問顔で答えた。
前にも述べたかもしれないが、現代のファッションというのは基本的に肌を隠すのが当たり前だ。
それこそ今世紀初頭は、ミニスカートやらが流行っていたようだが、それらはフリーセックス時代の衰退とともに、排斥されたいったのだ。

そして肝心の美月の服装だが、清涼感を漂わせる白を貴重としたキャミソール姿に短めのワンピースだ。
同年代の中ではグラマラスな美月がそれを着れば、扇情的と言われても仕方がない。
おそらく、レオや幹比古くんは同じキャビネットに乗っていたのだろうから、視線のやり場に困ったことだろう。

貴女「まあ、変なのが絡んできても幹比古くんとレオが居れば大丈夫でしょ」

エリカ「まあね」

美月「実際、駅前では幹比古くんに助けてもらいましたから」

そう言いながら若干顔を赤らめる美月。
なるほど。向こうでもこちらと同じく、ドラマや映画みたいなやり取りがあったらしい。
もっとも、向こうが純が付くような恋愛モノなら、こちらはスリルとサスペンス満載のアクションモノだろうが。

そんな風に、雑談を交えつつも昼食を取るべく適当な時間で別れた。
結局、なぜ来たのかという理由は聞けなかったが、間近で友人たちが応援に来てくれると思うと、気が付けば先程までの陰鬱さが吹き飛んでいた。
そう考えると意外と私は安い女かもしれない。

もしかしなくても体力バカだからな。成績は優秀だけど

安いくらいがいいのさ。お高い女よりよほどいい


部屋の中は、流石軍の高級宿舎というだけあって内装も整っていた。
それにベッドにシーツ、ソファにテレビと備え付けのものは全て一級品であることが素人目でも分かる。
何故こうも豪勢なのかといえば、それはこの宿舎が国外から来日する軍の視察団の宿泊施設でもあるためだろう。

暫くは部屋で休んでいたが、このままリラックスし過ぎるとあまりの快適さに意識が闇に沈みそうだったのでグッと我慢する。
その理由は、今日の夜に九校戦に出場する各校の代表者が一同に会して行われる懇親会のためだ。
流石に今眠ってしまえば、髪の手入れを始めとした身だしなみのチェックなどを大急ぎで執り行う必要が出てくる。

私個人だけならまだしも、私の行動は一高の行動として見られることもある。
ならばその辺りはしっかりと整えておくべきだろう。

因みに深雪は、早速達也くんの部屋に向かっている。
達也くんの部屋は、二人部屋に達也くん一人というある意味豪華仕様だ。
もっとも、割り当てられた理由を考えれば、あまり羨ましいと思えないが。

しかしこの状況、今の私からしたらありがたい限りだ。
考えをまとめる時間も十分にあり、尚且つ邪魔も入らない。

事故のこと、達也くんのこと、不審な運転手のこと……。
考えるほど、不安は増していく中、ふと何か温かいものが私の手に触れた。

――グルゥゥゥ

それは何時か聞いたあの声。
唸り声にも聞こえるだろうが、それはどこか私を励まそうとしてくれるようにも感じる。

貴女「……そうだよね。私には皆が居るんだ。ならきっと、大丈夫」

そう自分に言い聞かせながら、手で空を撫でる。
そこには確かな暖かさと、触り心地の良い毛並みが手を覆っていた。

そうだ。
決して一人ではないのだ。
少なくとも、この子たちは私を慕ってここに居る。
なら、それに相応しく構えるのが私の仕事だろう。

そう思うと、不思議と心が暖かくなっていく。
そうして私たちは、束の間の穏やかな時間に身を委ねていくのだった……。

というわけで今日はここまで。
全然話が進んでないけど大体ミールのせい(責任転嫁)。

懇親会の時までもうちょっと地の文が続くんじゃ。
しかし見返してみると、相変わらず成長が見られない文章である。

                        /__ / V:::::::::::::::::::::::V ,. <///// 次回もよろしく!!
                       ィ7////>‐ 、r‐‐0―t≦--==ニニ イ
                  <ニ二二二 イ´  ⌒Y⌒  , ァ   `ニ =― --- ‐=tュx =ミx
                     ',      マ   〈〉  ´   !             }:}  ⌒ヽ<
                        乂           ',      |  __  ...... 、// __  \
                       `  、       ',     {´          ¨´    { ゝ_ }
                              ',        ',    |                  ー'ー′
                          乂        ,   |
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                             /_〕   ∨∧  〉イ
                           /  /⌒丶∨∧./ /}
                        ,.  7`¨´      丶二ム
                    , '′ ,′   `丶    /
                     , '′   ′      ヽ /
                  , '′       |         「
                _/         |        |
             ノ´      ,.   -‐=|          |
      /`Y´      ,. <        ,        ;
     /   乂   , "          ',       ,′  ∧<
.     , |  /   > ′             ゙             /  ',  <
   イ \´      ≧ュ             Y    、{   /    ',    <
 ´    ,.\__,,。sfI´                 }      `ー/     ,     ',
   , <                    {       ./    / >     ',
  ノ                      乂    /   ./        >',

ええと思うで?
ただでさえ即興で書かないといけないから難しくなるし

乙です
可愛いペットがいてくれてよかったな

おつおつ


この貴女は今のハードだと余裕みたいだし深淵もワンチャンありだな

おつおつ

その内、颯爽と白虎を乗りこなし、傍から見ると浮きながら移動しているようにしか見えない貴方の姿が・・・

とかならないかな

深淵だと戦略級魔法のほうが思いつく

>>367 なにそのアズール

こどものこーろのゆめーはー

>>365
ゾロ目出せればワンチャンだろうけど、さすがに達也や黒羽を敵に回すのはきつくないか
最悪真夜が来るかもしれないし……ミーティアラインはキツイ

深淵行っても達也が敵になることはないんじゃね?
てか、多分社会の裏のイベントが起こるだろうけど四葉が敵対するイベントはまだ起きないでしょ。まだ。

(基本メインとして選ばなきゃいいだけでは)

        ∨\   {ト〔{    { l|  / / /  _      \ノ/ j//
          ∨ \  \` <__|___/ / / //     / //
.           ∨   \   \    ̄{    // ________/ //___ノ
.          |     j   \     \__,∠二二 ̄ ̄ -=彡' ̄ ̄/
         ___|     / /   \   l{/ ̄ \-‐=        /   ,ィ
.      | ̄厂_\ \ l{ lレ'´ ̄/ \ ノL二二 \  ̄三二\/ー‐=彡/
..    |  | /   ヽ  ∨   {/  ィ ftリ  ノ´  } ̄ ̄\ \\   /
     |  l/|l   / ∨ /⌒ヽ jノ  └| |‐一'^   ∨j厂\\ \\―ァァ
      | /     ′  ∨‐r oド'^´    | |│      ∨  } i\\__  ̄ //
.    | /  |l /      j 冖 ヽ ___j人{         j∨ ノ }   ̄   //
.     j/  |/       {     「――‐ヘ      r‐一 /、_______/二ニ=‐--
   /         八   |             ト-=彡  \ ̄ ̄_____/
.           ー=ニ二二ヽ   ∨     }      } | l|   |  \ ̄ ̄ ̄
              ̄\\  ∨ー―ノ       ノ l| l|   |   \
            _____/  \  ン´ ̄     /   八 l|  | \  \
           \_____\     /   /  ∨ │  丶  \
              /      /}ト--- ァ'    /    ∨ l \   \__\
             // ̄ ̄/ | |  /    /      i  |   \  \  ̄`
              / ̄    / /|                 | l|\   |\ │
                 /   | i    /        |_ノ   \ |  \|
                 _/_ /  { __/_____,ノ\    ヽ}
.             /__                     \
   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/    ー―――-----------‐一ァ ¨¨\


  『   」UL   }U〔_  匸 7 「|
    ̄|「2ノ ((乂{ )) (_( ヒ|
  コンマミールの特殊能力で、判定を焼き払われたらスレの進行でプロットと繋がっている>>1の精神まで燃え尽きちゃう!
  お願い、死なないで>>1。あんたがここで倒れたら、レスを付けてくれた人達との約束はどうなっちゃうの?
  ライフはまだ残っている。ここを耐えれば、ミールに勝てるんだから!!』

  次回「>>1死す!!」
  デュエルスタンバイ!!

適当に思い付いたモノを垂れ流したところで、ボチボチ始めていきたいと思います。

待ってたー!!

貴女は死なないわ。>>1が守るもの

遅かったじゃないか…


ホテルにチェックインして数時間後。
私たちは今、ホテル内の会場に集まっていた。
その目的は、各校間での懇親会だ。

懇親会と言っても、基本的に他校へと出向くのは先輩方の役割。
私たち1年生は、特にそうする必要もないので基本的に各校ごとグループで固まって行動している。
それ以外に一部社交的、あるいは自信家な連中は学校問わず自分から挨拶回りに行っていたりもする。

そんな中で、私はというと――。

貴女「あ゛~。なにこれ、違和感スンゴイ」

絶賛、違和感に押しつぶされかけているところだった。
色々と理由はあるが、まず一つは制服だろう。

一応、私は今ココに第一高校の代表として立っているわけで、当然学校側としても最低限の体裁は保っておきたいわけだ。
しかし私は二科生であるということで、急遽一科の制服が支給されたのだった。
だが着慣れた服ならともかく、新品の服というのは最初の内はどうにも肌に合わないので嫌いだ。

深雪「あら、よく似合っているわよ」

貴女「う~ん。そういうことじゃなくてさ。何というかこの空気?私には合わないって」

深雪はお世辞でも褒めてくれたが、それ以外にも気になることはある。
まず、私は今まで生きてきた中で、こんな豪勢なパーティーに参加したことなんてない。
精々中学の頃に友達同士で小さな誕生日パーティーを教室で開いたくらいだ。
そんな私に、この空気は地味に辛い。

しかしながら魔法師の家というのは、割と経済的に裕福な家が多い。
勿論、収入面に関してもあるが、そういった人達は様々な事業を展開していく会社やグループの社長だったりするのである。
すると、当然のごとくその子供たちは社交界に顔が効くことになる。
知り合いの中で言えば、十三束くんや雫がその最たる例だろう。

前者は今は居ないが、雫の方は慣れた様子で会場を歩き回り、他校の知り合いに挨拶をしていたりする。
おそらく、その相手というのも社交界で知り合ったに違いない。
ああいった所は、鍛えようにもどうにもならないので少しうらやましい。

因みに、こういった場所でも目立って色々と絡まれていそうな深雪であるが、今のところそんな様子はない。
いや、視線はよく向けられているのだが、如何せん彼女は今達也くんの側で寛いでいる真っ最中だ。
一高の生徒は達也くんとどう接していいのか分からないから近寄れないし、他校の生徒からすれば良い雰囲気の男女の間に割って入るのは勇気がいるだろう。

しかしそんな空気を打ち壊す一陣の風が、ようやくこちらに舞い降りたのは、会が始まって10分が経過した頃だった。

精霊への偽装をしてないであろう烈さん悲しいな


エリカ「ハーイお三方。パーティーは楽しんでる?」

貴女「エリカ!?うわぁその格好すっごい!可愛い!写真撮ってもいい?」パシャパシャ

エリカ「ちょ、何言ってんの!?ってか許可する前に撮ってるじゃない!!」

やってきたのは給士服を着たエリカだった。
給士服と言っても、その実態は昔はやったメイド服というやつだ。
普段は快活な性格を体現したかのような機能性重視の服装の彼女だが、今の場合は可愛らしさが全面に押し出されたものだ。

あまりにレアな絵面に、少し興奮してしまった私は無駄に身体能力をフル稼働させ、高速で携帯のカメラを起動した。
慌てて顔を隠そうとするエリカだったが、間に合わず数枚は無防備な状態で撮影出来てしまった。

貴女「ゴメンね。あんまりにもレアだったもんだからつい……」

エリカ「つい、じゃないわよ。まったく……」

そう言いつつ少し拗ねたような表情をするエリカだったが、よく見れば薄っすらと口角が上がっているのが見える。
もしかしたら少し嬉しかったのだろうか?
まあそんな事を口にして聞けば、今度こそ鉄拳制裁コースなので止めておくが。

達也「なるほど。そういう理由でホテルに居たのか」

深雪「たしかに、このパーティーにはアルコールは一切置いてませんから未成年でも対応できるものね」

そんな私達のじゃれ合いを傍目に、達也くんたちは各々そんな事を言い放つ。
まあ概ね同意だがそれだけじゃないのは確かだろう。
が、それを掘り返すほど阿呆ではないつもりので、変な口は挟まないことにする。

この後、エリカの話を聞いた所、どうやら給士係はエリカと幹比古くんでレオと美月は裏方らしい。
まあ、ある意味妥当な人選だとは思う。
美月はアレで天然というか偶にドジを踏むことがあるし、レオはこういった役割にまず向いていない。
なら比較的まともな二人にお鉢が回ってくるのは当然だと言えた。

ちょっと色々判定

【貴女の注目度】
補正 二科生:+1

1~3:まったく知られていない
4~6:一部では知られてる
7~9:普通に情報集められている
ゾロ目:噂に尾ひれが付いてるレベル

↓1


【???】

1~98:無し
ゾロ目:興味

↓2

やぁ

そい

てい

これはニアぞろ補正効くのかな

この判定なら心眼来るんじゃね?

よーしプリンスさんはちょろくなかった

>>386
補正後の券や心眼寄せは基本なしですね

一条じゃそんなもんだわな
普通に強いだけであって……達也や深雪、リーナみたいな特殊性はないし

プリンスならしょうがないね
白虎従えてるのなんて知らねえし

貴石補正でもあれば99になるんだけどおしいな
クリプリ古式の知識はイマイチだから

対人弁当にはあるしワンちゃん?

知名度をゾロにするメリットが浮かばないな……
普通に競技とかでニアが出ることを期待して見送りだ


エリカ「それにしても【貴女】。結構視線集めてるわね」

貴女「いや、あれって全部深雪に向けてのものでしょ」

突然、エリカがおかしなことを言うので反論するが、何故か呆れたような視線を向けられた。

エリカ「まっそう思うなら思っておきなさい。じゃあアタシはそろそろお仕事しなくちゃ」

貴女「むぅ、意味深な。まあいいや、仕事頑張ってね」

やはりこうやって駄弁っているのは不味かったのだろう、ちょっと急ぎ気味でエリカはこの場を後にした。
しかし、何でエリカは急にそんなことを言ったのだろうか?
確かに視線は感じるが、それは側に深雪が居るからで、深雪を見るついでに見られているだけに過ぎないだろうに。

達也「いや、エリカが言ったのは間違っていないかもしれないぞ」

すると唐突に達也くんがそんなことを言い出した。

達也「聞き耳をたててみたが、どうやら【貴女】が二科生であるのに選手になったことが広まっているみたいだ。
   それで、そんな選手ならもしかしたら非常にハイレベルなんじゃあないかと調べられているようだな」

貴女「うっそ。私、普通に無名選手だと思ったんだけどなぁ」

深雪「いえ、【貴女】なら仕方ないですよ」

驚いている私とは対照的に、深雪はどこか納得の表情を見せている。
いやまあ、自分でも大分非常識なメンバーの仲間入り(因みに筆頭は達也くんだ)をした自覚はあるが、この反応は不服である。

そんな風に下らないことを話しながら寛いでいると、会場を包んでいたざわめきが急に止んだ。
その理由は直ぐにわかった。

司会『続いては、九島 烈様による挨拶となります』

九島 烈。
その名前は魔法業界に疎い方の私でもよく知っている名だ。
十師族の内の一つである【九島家】の元家長であり、第三次世界大戦時に活躍した魔法師だ。
彼は齢が90に迫った今でも【トリックスター】の異名で世界中から注目を集めている。
そんな人物の話となれば、自然と雑談も収まるというものだ。

老師の名が読み上げられ、一度舞台の照明が落とされる。
そして、再び照明が付くと、そこに居たのは老人ではなく、ハリウッド女優なのではないかといいたくなるほどの美女だった。
その様子に、会場から静寂は消えざわめきが広がっていく。

そんな中で私は――

【コンマ判定】

補正 心眼・極:+2 精霊の王(仮):+2 感覚共有Lv2:+2

・7以上で成功(つまりは自動成功)

↓1

ほいさ

何かこい

ゾロ

補正込みならゾロ……いや、21だからダメか

九島は吸血鬼弄るわ失敗調整体を後継ぎとして作るわでアレだからな……
まともな十師族って四葉と十文字くらいだよなぁ

四葉は深雪作ってパラサイトも持って帰ってるんですが...
むしろ四葉・七草・九島以外がまともなのでは?

四葉が...まとも...?いや、良く知らんのだからまともなんだろう。多分

>>400
深雪は精神干渉魔法で魂レベルで瑕疵の無い存在として一応完成してるし(その弊害が極度のブラコンだけど)
パラサイトも精神干渉の大家として御せると判断したんだろうからギリギリセーフかなって
九島は専門外に手を出した上に外患を引き入れたからギルティ判定で

国防に関しては実際四葉が働いていなかったら崩壊してるんじゃないかと思えるレベルだし、仕事はしている。
ただ、それと同じくらい私事にも力を入れているってだけやね。




貴女「……悪戯っ子かっ!!」

ざわめきが大きくなる中、事の真相に気が付いた私は、思わず小声ではあるがそんなツッコミを入れてしまう。
しかし小声といっても、十分に声は通る環境なので、何人かはこちらを振り返り、訝しげな目を向けてきた。

深雪「えっと……。何かあったの?」

貴女「九重寺の和尚さんと同じよ。女の人の後ろ」

私がそう呟くと、深雪はハッと何かに気がついたように目を見開いた。


その数秒後、全ての照明が点灯した。
すると、壇上の美女の後ろにはニヤリとした笑みを浮かべた老人の姿があった。
その事に三度ざわめきが起きる。

タネが分かれば簡単な話だ。
老人は初めから美女と一緒に壇上に上がり、ライトで照らされる際は一歩下がり、女性に注目を集めた。
そこで魔法を使い意識を美女の方へと釘付けにしたのだ。
これはある意味、ただの手品の類である。

幸い、私はそれに引っかかることもなく(例によって精霊が騒いでいたこともあるが)、すぐさま見抜けた。
だが一度引っかかれば先程の深雪のように、誰かに指摘されるまでは気付きにくいのが今の魔法の凄い所だ。

その後、老師の話は今の件を踏まえた叱咤から始まった。
仮に今のがテロリストであれば――そんな語りをしたが、多くの生徒はイマイチピンときていないだろう。
かく言う私も、先月の件がなければその中の一人であったに違いないが。

その話をする際、老師と視線があった気がするが、多分気のせいだろう。
意識し過ぎるとその人がこちらの方向を見ただけで自分を見たと勘違いしてしまうアレだ。

そんな老師の話の中でも、特に印象に残った言葉といえば、『魔法は使い方次第』というものだろう。
先程の件を筆頭に、魔法は様々な応用が効くものであり、それを活かせば格上にも通用しうるということにもなる。
今は半ば力押しに近い魔法を使っている私だからこそ、その言葉は胸に響いた。

やはり、年季が違うと色々と考えているようだ。
そんな事を思いつつ、老師の話は幕を下ろし、パーティーは賑やかさを取り戻していったのであった。

自分、原作やアニメ見てなくてWikiで調べただけだが
四葉はまともとは真逆だと思うの


四葉に関してはまとも云々じゃあ最悪だけど、十師族として見れば仕事はしている方。
どっかの狸みたいに私事に目が行って、テロリスト呼びこむのは論外よね。

魔法師としては正しい意味でまともってことじゃねえの?
外部に対する実働工作は四葉くらいしか出来ないからな。七草は下っ端の練度高くないみたいだし

まああの二つは十師族落とされそうになったから
お兄様頑張り過ぎやね

十氏族は結局は外から危険因子を持ち込まない。外から来た危険因子は排除するっていう点では四葉しかまともにやってないからな
他は動けなかったり、余力なかったり、そういうことが苦手だったり、自利益ばかり求めたりするし

>>404
真夜がまともじゃなくなっただけでそれ以外の四葉は至極まともなんよ
まとも過ぎたから、愛娘が子宮や卵巣を復元不可能なほどに蹂躙されたことに怒り報復してしまった
具体的な描写がないだけで、たぶん真夜はかなりリョナられてる

【九校戦中の行動について】

九校戦中は、基本的に休日行動(3日目の行動)と同じ扱いになります。
ただ、選択できるコマンドには色々と制限もあります。

また夜行動終了時に、【夜会話】が発生し、特定キャラとの交友値の上昇を図ることも可能です。
簡単にいえば補正のない昼食判定です。

また、展開次第では随所でイベントが発生する(原作のもの含む)ので進行が遅くなるかと思いますが、ご了承ください。

富士の霊脈うんぬんのシリアスイベントはもうないんやなって
ミキはもうコンプレックス克服し始めてるしな

交友値更新

『1年:二科生』
司波 達也【交友値:10】
柴田 美月【交友値:5】
千葉 エリカ【交友値:6】
西城レオンハルト【交友値:5】
吉田 幹比古【交友値:7】

『1年:一科生』
司波 深雪【交友値:8】
十三束 鋼【交友値:2】
??? 【交友値:1】
光井 ほのか【交友値:3】
北山 雫【交友値:3】

『2年生』
中条 梓【交友値:3】
服部 刑部【交友値:3】

『3年生』
七草 真由美【交友値:2】
渡辺 摩利【交友値:2】
市原 鈴音【交友値:2】
十文字 克人【交友値:2】

【8月第1週 1日目・朝】

本日の開催予定試合:【スピード・シューティング(予選~決勝)】【バトル・ボード(予選)】

・ステータス
【体力】:13
【技量】:8
【人望】:7
【料理】:7
【魔法力】:400(余剰分:78)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:2/5』
【収束・発散】:5
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*2:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>412参照

所持金:16800円

A.街に出る
―×.買い物
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4 【無系統魔法】Lv4 (緩和-20)
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5  【研究:精霊と信仰】
―4.マルチタスクLv2(緩和-20)

C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.指導
-1.エリカ ― 【四の型】
-2.幹比古 ―【精霊魔法】Lv5 【研究:精霊と信仰】 

F.競技見学 ― 【スピード・シューティング】【バトル・ボード】

懇親会から2日が経り、本日は待ちに待った九校戦の開催日だ。
選手入場などの慣れないことはあったものの、泣いても笑ってもこれからが本番だ。
私に出来ることは今のうちにコンディションを整えることくらいだろう。

貴女「でもまあ、ちょっとくらい楽しんでもバチは当たらないよね」

そんな私の呟きは、会場を満たす歓声で掻き消えたのだった。

↓2

【競技見学】

1.【スピード・シューティング】

2.【バトル・ボード】


貴女「今日の競技は二つ。スピード・シューティングは今日中に決勝まで終わらせて、バトル・ボードは予選と本戦で日程を変えるんだよね」

因みに、バトル・ボードの競技日程が二日間に分かれている理由は、予選と準決勝・決勝でコースを変えるためだ。
そのコース替えに時間がかかるため、1日では終わらないのである。

↓2

2

2

安価決まったところで今日はここまで
やっぱりテンポ悪くなるの~

乙です

                      _ ,.  -―-.、 、
          _ ,...  -‐  '  ̄        ヽ.lヽ
            |                         ` ヽ
             |       .l 、               イ-、
          |     l\  l \                  、ヽ
            | l   |   \!    丶 、              、`
         | l  ..|          `丶、 、       l
          | l   |              ミ.、ヽ       | 次回、プロット死す(仮)!
           //  /  / //イ./| l | ヘ トミトヾ.ヽl       | デュエルスタンバイ!!
        | l   |   l //l'|/|、l ト、ヘ.lベ.トレ<` .l       |
          | l   |   l/《. じヽ ヘ|ヾドV心イヾ\ l .l      |
        | l|  | |  l' } 戈イ 丶   ト-イ イl` |  l  | |
          | | .l | |   |、  ̄  .ノ     ̄  .l  l  |   | |
       |l | .l | .l!.  |.ヽ   `_ .、    ,イ ..l  | | | |
       |l | .l | .||   |.  \    ̄   /l/   l  | l | /l
       |l .l l |_| !   |l___`i 、  ,. '  ./   .l   | l |_l .}
.         |!∨l l |"  ̄     ,f`j    ,..-'7./  ,イ .|l.|∠
          { .Vl .l |    7‐- ソ \,. イ  ./,イ  ./!./
          ̄`、{ /  / ./~>`、  /.〃 ./ }'
             /   / / / Oヘ. ///,.イ {
           /    /   l    ヘ' '/"   .l

おつおつ

おつ

達也や名有り先輩方の参戦予定ってどんなものなんだろ

何の?

いや九校戦の
どれ見に行きゃいいもんかと思って

>>425
現時点で交流があるメイン層はこんな感じっす

改めて見ると、お兄様新人戦の女子限定とはいえ半分以上の競技を1人で担当してるとか色々とおかしい。
てかエンジニアにこれだけ負担掛かるなら、原作で体調不良でダウンする人がでたのも仕方がない気がする。


【女子】
真由美:スピード・シューティング、クラウドボール

摩利:バトル・ボード、ミラージバット

雫:スピード・シューティング、アイス・ピラーズ・ブレイク

ほのか:バトル・ボード、ミラージ・バット

深雪:アイス・ピラーズ・ブレイク、ミラージバット


【男子】
十文字:アイス・ピラーズ・ブレイク、モノリス・コード

服部:バトル・ボード、モノリス・コード

【エンジニア】

達也:アイス・ピラーズ・ブレイク、ミラージ・バット、スピード・シューティング、バトル・ボード

あ、風呂イベとミキと達也で侵入者撃退したイベント終わっちゃったな

1日目朝は真由美がスピシュ、ボードが摩利
昼からは真由美がスピシュ決勝

原作では真由美見てから摩利を見れたけどシステム的に無理なのかな?
達也達は真由美見てから摩利を見に行って、昼に決勝見に行ってる
ちなみにマルスコの達也解説は朝スピシュである


いかん、働きすぎでカロウシしてしまう。仕事量多すぎ

他の人はもう少し絞ってたんじゃね?
五十里は数人しか担当してなかったはずだし
認めないとか言ってた割に新人戦の半分を任せてるからねお兄様に

>>429
お風呂イベは入れるタイミング思いつかなかったので夜会話の選択肢に入れて、選ばれたら適当に書きます。
侵入者は幹比古が単騎で光の速さで撃退してます = 貴女が気付く前に終了

>>429で上げたのは九校戦開始前の予定
なので、実際に原作ではお兄様は更に追加で本戦クラウド・ボール(真由美のみ)と本戦ミラージ・バット(深雪のみ)もやってるからヤバイ
そりゃあ疲れたからパーティー出ないって言い訳も通りますわ

ちょっと書き溜め忘れてたので遅くなりますがボチボチ更新していきたいと思います。

二行目は>>429じゃなくて>>428だわ

妹様は新人戦出る気だったからいいとして、なんで真由美の調整したんだろう? めっちゃハードなのに真由美がごり押したのかね

覚醒してるミキなら文字通り瞬殺だよね


新人戦までは特に予定はないからといって時間を無為に潰すのは勿体無い。
ならばと私は、新人戦の予習ということで本戦のバトル・ボードを観戦することにしたのだった。
今日は予選のみということもあり、決勝よりは観客は少ないが、それでも席が取れるかは分からない。
なので善は急げと急いで会場に向かったのだった。

―――

幸いなことに、早めに会場に到着できたため、しっかりと席を確保できた。
今回、私の他にも何時ものメンバーも一緒である。

貴女「うっわぁ、すっごい歓声」

間もなく試合が始まるという中で、私が抱いた感想はコレだった。
まだ競技が始まっていないのに、最前列では狂ったように黄色い歓声が溢れている。
そして、その声が呼ぶのは一様に渡辺先輩の名前である。

実際、あの人は傍から見ればボーイッシュな所もあるので、女性人気はあると思う。
しかしまあ、ここまでとは思はなかったのも事実だ。
まさか小説や漫画ならともかく、リアルに「お姉様っ!!」という呼び方を聞くことになるとは驚きを通り越してドン引きである。

しかし、渡辺先輩も慣れているのか、そんなことは顔にも出さず余裕そうに手を降っている。
それにしても……。

貴女「なんで他の選手はボードの上に立たないんだろ?」

私が気になった光景がコレだ。
なぜだかスタート前にボードに立っているのは渡辺先輩だけ。
他の選手は屈んでバランスを取っている状態だ。
おかげで先輩だけが妙に浮いている。
そんな私の発言に、なぜだか皆一様に呆れたような視線を向けてくる。

雫「皆が【貴女】や渡辺先輩みたいな身体能力持っているわけじゃないんだよ」

貴女「……解せぬ」

極めつけと言わんばかりに、雫が優しい口調で諭してくる。
更にその発言にエリカ以外はみんな頷いている。
特にほのかはブンブンッと聞こえてきそうなくらい首を縦に振って主張している。
そんなに前の練習がトラウマなのだろうか?

そうして、若干打ちひしがれている所でいよいよ競技の幕が上がろうとしていた。


【コンマ判定】
補正 心眼・極:+2

1~4:ただ見てるだけ
5~0:すこしコツを掴む
ゾロ目:うさみアイ

↓1

【特殊判定】
・【巫女】を所持しているため特殊判定
補正 精霊の王(仮):+1 神使:+1

5以上で成功

↓2

みーてーるーだーけー

おい…

えー

上の判定で下の判定にプラス補正つきませんかね?
つきませんよね

成功したらまりが怪我しなくなるんかな

特殊判定に貴石補正忘れてた(テヘペロ

ああ、仕掛けに気がつけるのか

貴石ってすげえ汎用性高いなやっぱり

しかしここでの00は前と比べて痛くはないけども、やっぱりネタバレのプロに冗談でも「プロット死す!」なんて言わせるべきじゃなかったわ

遊戯王のネタバレの神様だからね
ミールに遊戯王とか大変

ああ!【貴女】ちゃんの目つきが鋭くなった!

スバルのロード(仮)が出来るのに更に技術盗むのか

マルチキャストの名手だからね(達也が褒める位)

【判定結果】うわっ、【貴女】ちゃん目怖っ!!

スタートのブザーが鳴り響く。
同時に、スタートダッシュをする者もいれば妨害に走るものも出てくる。
渡辺先輩は前者だった。

先輩は、まず限界ギリギリの加速で一気にトップスピードに到達し、先頭に踊りでた。
対する妨害を行った選手だが、この観客が大勢見ているという状況に焦りを覚えたのだろう。
魔法の規模を大きくしすぎて、結果的に自分まで巻き込んでしまい大きく出遅れてしまった。
そのせいか選手4人の内、妨害の影響を受けなかったのは初めから最大限の加速を行った渡辺先輩だけだった。

貴女「それにしても流石だね。加速は言わずもがな、ボードと自分の固定化も完璧。
   あれなら、しっかりとバランスを取ればスピードも楽に維持できる。マルチタスクを十全に活かしてる証拠だ」

私の場合は、主に精霊の補助があってのものだが、渡辺先輩の場合はそれを全て自分一人で行っている。
言葉にするのは簡単だが、それは並大抵のことではない。
それをこうも容易く実行できるというのは、正しく彼女が十文字先輩や七草先輩に並びうる人物である証だ。

そして今この瞬間は。彼女の技術をしっかりと目に焼き付けられるチャンスだ。
ならば、九校戦とか関係なしにその一挙一動をしっかりと観察していくべきだろう。

美月「あの【貴女】、大丈夫ですか?」

レースも中盤に差し掛かってきた頃だろう、ふと美月の声が聞こえた。

貴女「えっ、私何かしてた?」

もしかして集中しすぎて何かやらかしてしまったのだろうか。
そんな背筋がヒヤリとする感覚とともに、私は慌てて美月の方を向いた。

美月「いえっ、あっと、その……」

エリカ「大丈夫よ美月、その反応間違ってないから。
    だって【貴女】ってば急に黙りこんだと思ったら、あの女を目で追いながら口角釣り上がらせてるんだもの。
    一瞬、そっちの気に目覚めたのかと思ったわ」

貴女「あ~顔に出ちゃってた?でもさ!こんな面白いの見せられたら誰だって興奮するって。それに色々タメになったし」

さすがに男っ気の欠片もないからといって、そっち方面に走る気は毛頭ない。
ただ、色々と掴めてきたのが嬉しいから自然と笑みが零れただけだ。

そもそも見ただけで魔法がわかる事が異常なんですがね
まあ異常者筆頭と長く過ごしていればいたしかたないか

最初の頃はまだ普通だったのに。
いつの間にか規格外なキャラになって・・・

朱に染まったんやなって


貴女「っ!!今の……」

そんな言い訳をしながらコースに視線を戻すと、不意におかしな感覚が脳裏にちらついた。
勘違いかとも思ったが、一度確かめてみても損はない。
そう思った私は、違和感の邦楽へと意識を集中させる。

貴女「やっぱり」

達也「……どうかしたか?」

やはり、違和感は勘違いではなかった。
そう確信を持ったところで、達也くんが声をかけてくる。
だが少し興奮していたこともあり、それを目で制しながら私は美月へと再度向き直った。

貴女「ごめん、美月。少しで良いから眼鏡、外せる?」

それは美月には過酷な提案だ。それは分かっている。
今、会場は満員御礼であり、人々は試合を見て興奮し始めている。
そうなれば、プシオンが活性化し、美月の目には刺激が強すぎる。
だが、これを確かめるにはどうしても彼女の力が必要だった。

達也「落ち着け【貴女】。まずは理由を聞かないと、美月も判断できないだろう」

貴女「……ゴメン、その通りだね。ちょっと焦りすぎてた」

美月「いえっ気にしてませんから。それで、結局どうしたんですか?」

達也くんに諭され、深呼吸を一つ入れて思考を整える。
そうすることで、少しは冷静さも取り戻すことに成功した。

貴女「コースの中に誰かが仕込んだ精霊がいる。活性化はしていないけど、遠距離から発動させれば事故を誘発できるかもしれない」

幹比古「何だってっ!?……いや、たしかに地脈を通してなら可能か」

貴女「出発時の事故といい、もしかしたら先輩を狙っているかもしれない。なら対処しないと」

その不安は前から胸の内に存在した。
実際、懇親会が終わった後に何処かで精霊がざわついている感覚もあった。
もしかしたら私が見ていない内に何かあったかもしれない。
そう思った矢先のこの事態を看過できるほど擦れているつもりはない。

美月「……分かりました、やってみます!」

幹比古「なら僕は結界を張るよ。少しは助けになるはずだ」

貴女「……ありがとう。美月、幹比古くん」

私の話を聞いて、覚悟を決めてくれたのだろう。
美月は力強い眼差しで了承の意を伝えてくれた。
そしてそれをサポートするために、幹比古くんも一肌脱いでくれた。

美月「……っ!いました!!」

眼鏡を外し、私が示した方角を念入りに見つめた美月からそんな声が上がった。
これで、私が感じたことが本当であることの証明が成された。
ならば―――

【直後判定】

補正 精霊の王(仮):+2 巫女:+1 神使:+1

6以上で成功

↓1

ほい

さすが貴女

ゾロで何かあるのかしら

ゾロ目は描写が変わるだけなんで態々券使う必要はないかなぁって
一応使用安価

【ゾロ目券】

1.使う

2.使わない

↓3まで多数決

2

2

2

違和感の邦楽ワロタ

【判定結果】成功

貴女「それなら……」

相手が確実に存在することが分かればこちらのものだ。
心なしか、美月が感知してくれたことで、先程よりハッキリと捉えることが出来ている気がする。

私はそのまま意識を没入させ、精霊を操る。
もっとも、会場には魔法のを使用していないか監視員がいるのであくまで活性化させず慎重にだ。

そして―――

ビー!




貴女「ふぅ、これでよし」

試合終了を知らせるブザーと、私が作業を終えるのはほぼ同時だった。
状況が状況だっただけに、一瞬私の魔法を感知したセンサーの音かと思い驚いたのは内緒だ。

幹比古「【貴女】、どうだった?」

貴女「大丈夫、もう心配ないよ。次同じことしても多分、他の精霊に袋叩きにあうだけだろうから」

幹比古「……何をしたのかは聞かないでおくよ」

私からの報告に、幹比古くんはなぜだか頭を抑えながら微妙な反応をした。
ただ他所から送り込まれた精霊を村八にするように命令を与えただけで、別段おかしいことはしていないはずなのだが。
……いや、冷静に考えたら十分おかしいことだった。
最近、ちょっと精霊が自然と言う事を聞いてくれることに慣れすぎて、普通がなんたるかを忘れてしまっていた。

貴女「ンンッ!とりあえず、これで安心だよ。美月、無理させてゴメンね」

美月「ううん。私の目がお役に立てて良かったです」

助力してくれたことにお礼を言うも、美月は嬉しそうに笑いながらそんなことを言う。
本当にこの子は良い子だと思う。

貴女「取り敢えず、先輩たちに報告しに行きますか」

達也「そうだな、オレも付き添おう。皆は待っていてくれ」

その後、作戦本部に詰めていた十文字先輩と市原先輩に今回のことを報告した。
その際、魔法の無断使用については厳しく注意された(最悪出場停止になっていたので当然だ)が、同時に「よくやってくれた」とお褒めの言葉も貰った。
どうやらこの件は、大会委員ではなく十文字先輩から直接、九島閣下へと報告してくれるそうだ。
大会委員に報告しないのは、もしかすれば先輩なりに何か考えがあってのことかもしれない。

ともかく、未遂とはいえ大きな事件につながりかねない問題を一つ片付けることが出来た。
しかしコレで終わると決まったわけではない。
これからも一層注意していく必要が有ることだろう・

【リザルト】
・十文字、摩利、鈴音、美月、幹比古の交友値がそれぞれ1上昇。
・スキル【マルチタスク】Lv2を習得

【マルチタスク】Lv2:戦闘時、追加コマンドを2つ選択可能に。ただし2つ目の効果はそのまま適応される。

マルチタスクやったぜ

おおう、まさかのマルチタスクLV2習得

LV.2で半減無くなったか
これは助かる

村八分、つまり

精霊・ワ・<おめーの席ねぇです

それは思った。すごく思った

忘れてた>>463に追加
【リザルト】
・特定の行動を行ったため、原作とは展開が変化します。
・イベント【未来の担い手】:『1/?』
・スキル【??】:『1/?』


交友値更新

『1年:二科生』
司波 達也【交友値:10】
柴田 美月【交友値:5】
千葉 エリカ【交友値:6】
西城レオンハルト【交友値:5】
吉田 幹比古【交友値:7】

『1年:一科生』
司波 深雪【交友値:8】
十三束 鋼【交友値:2】
??? 【交友値:1】
光井 ほのか【交友値:3】
北山 雫【交友値:3】

『2年生』
中条 梓【交友値:3】
服部 刑部【交友値:3】

『3年生』
七草 真由美【交友値:2】
渡辺 摩利【交友値:3】
市原 鈴音【交友値:3】
十文字 克人【交友値:3】

ミスった幹比古と美月あげてない

交友値更新

『1年:二科生』
司波 達也【交友値:10】
柴田 美月【交友値:6】
千葉 エリカ【交友値:6】
西城レオンハルト【交友値:5】
吉田 幹比古【交友値:8】

『1年:一科生』
司波 深雪【交友値:8】
十三束 鋼【交友値:2】
??? 【交友値:1】
光井 ほのか【交友値:3】
北山 雫【交友値:3】

『2年生』
中条 梓【交友値:3】
服部 刑部【交友値:3】

『3年生』
七草 真由美【交友値:2】
渡辺 摩利【交友値:3】
市原 鈴音【交友値:3】
十文字 克人【交友値:3】

美月やミキの交友値変わってなくない?

妹様本戦行かねえから優勝がって思ったけど、妹様勝てたらそっちの方が経験多いか

【8月第1週 1日目・昼】

本日の開催予定試合:【スピード・シューティング(予選~決勝)】【バトル・ボード(予選)】

・ステータス
【体力】:13
【技量】:8
【人望】:7
【料理】:7
【魔法力】:400(余剰分:78)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:2/5』
【収束・発散】:5
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*2:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>470参照

所持金:16800円

A.街に出る
―×.買い物
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4 【無系統魔法】Lv4 (緩和-20)
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5  【研究:精霊と信仰】


C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.指導
-1.エリカ ― 【四の型】
-2.幹比古 ―【精霊魔法】Lv5 【研究:精霊と信仰】 

F.競技見学 ― 【スピード・シューティング】【バトル・ボード】


摩利「十文字から聞いたぞ。色々と骨を折ってくれたみたいだな」

貴女「いえ、私だけじゃなくて他の人の協力があってこそですよ」

摩利「そうか。なら私が礼を言っていたことを伝えておいてくれ。私が直接出向くと、エリカが機嫌を悪くするだろう?」

貴女「(事故が起こるかもって言った時、エリカも結構焦ってたけど、まあ黙っておこうか)分かりました。」

↓2

F
シューティングの決勝あるし

B1

f

久しぶりのお勉強タイム

B1:魔法理論

【学習内容選択】

1.魔法理論【加速・加重】Lv4
2.魔法理論【移動・振動】Lv4
3.魔法理論【収束・発散】Lv4
4.魔法理論【吸収・放出】Lv4
5.魔法理論【無系統魔法】Lv4 (緩和-20)

貴女「さて、バトルボードの見所ある試合は終わっちゃったし、スピードシューティングは七草先輩が人気すぎて入れない、か。
   まあだからって部屋に戻って中継見ながら勉強するのもどうなのって話だけどね」

↓2

5

5

5

5

【無系統魔法】Lv4

貴女「無系統魔法……か」

この手の事を考えることになると、やはり先日のことが頭をよぎる。

貴女「まあ、真実を知るには結局学んでいく他ないか」

そう1人呟きながら、私は教材に向き直った。

【コンマ判定】

↓1+↓2+60の合計が200以上で成功。失敗時のコンマにゾロ目があった場合、軽減値増加。

てい

ゾロ

あっさりクリアか
すばら!

【判定結果】成功
判定値:78+70+60=208 > 目標値:200

――ワアアア!!

貴女「っ何!?……ってテレビか。あ゛~先輩の競技見逃した~!!」

教材に向き合ってしばらくして、テレビの音でようやく意識が戻ってきた。
眠って見過ごすよりは遥かにマシだが、それでもちゃんと先輩の競技を見れなかったのは痛い。

貴女「集中し過ぎると周りが見えなくなるのは、私の悪い癖だよねぇ」


【リザルト】
・【無系統魔法】Lv4を習得

【無系統魔法】Lv4:基礎魔法力に+10。戦闘で【無系統魔法】選択時、その次の相手ターン終了時まで魔法力に+30。無効化範囲に+5


【夜交流】

1.達也・啓

2.雫・ほのか

3.深雪

4.レオ・幹比古

5.エリカ・美月

6.三巨頭(十文字・真由美・摩利)

7.お風呂

↓2

2

7

6

3

5

お風呂とな?


お風呂に決まったところで今日はここまで。
最近ちょっと筆速が遅くなってるね。

それと、明日なんですが>>1が明後日の明朝に用事があるので更新できないか、夜交流の更新だけになると思います。

おつおつ

乙です

一科生のメンバーで風呂入るイベントが原作にある
本当は老師を看破した日なんだが、入れるタイミングがなかったとのこと

あ~そっか。
お風呂描写するなら出来れば【貴女】のスタイル的な情報も必要になる、か?

最後適当に参考程度にコンマで決めてみようか

01に近いほど哀れなほど薄っぺら
100に近いほどダイナマン!
ゾロ目なら良バランス

↓1

ほい

ほのかの立ち位置がことごとく奪われる!

80:出るとこしっかり出てるレベル

というわけでホントにここまで
次回は>>1の文章力に期待せずに待っててね

巨乳だったとは……

来たら終わってた(´・ω・`)

ビュンビュン飛び回るスプリンターに胸の脂肪は似合わない?んなこたない

魔法科に入って一気に成長したのか、入る前から巨乳だったのか

オパーイ持ちがライン出るピッチリスーツとフェアリードレス着るとかずるいよね
そういや前に持ち霊持ちがいるって言ってたけど憑依合体とかオーバーソウルみたいな魔法もあるのかな?

ラノベで風呂シーンというとフルメタの女神の来日思い出す

おっぱいは大きさや綺麗さも大事だけど乳首も大事だと思うの(唐突)

>>509
一部家の秘伝的な感じであります
もしかしたら、来訪者編あたりで事例が出てくるかもしれません

>>510
フルメタは凄いよね
日常パートも戦闘パートも描写が丁寧で想像しやすい
未だにアレを超える作品には出会ったことがないよ

>>511
あんまりその辺描写するとR板送りになるから堪忍

秘伝は会得難しそうね
来訪者編か
古都内乱だったら京都・奈良中心だから朝倉家でもあるかと思ったがどうなるか楽しみ

てか白虎を手に入れた精霊と信仰の中にそういうのもあるかもね
龍の石の効果がすごい気になる。手に入らなかったけど

白虎……剣術……虎眼流……うっ、頭が……

ここの貴女は流れ星普通に習得しそうで困る

つまりは貴女のAAはこうなるわけか
マジックアーツ部が一高の修羅の国と化していく

    ィ )V')   ト 、 ゚                     / l/ l     i    ,   ,  ,  /       /(
   ( し'  (   く ( _,,    _      ,,__         l | ;   i   ,     ,  l  l l       ( . l
   )   _,, --' <~  `Y'  \- '"    ~` - ,__  ._ |,,l ト   `   `    ,  ,  ,l l        ) しl.
  (   /     `      `ヽ         /.  ̄\\__ ヽ  `  ヽ  l  l  l l l 1    /   /
    /        _,_               . . ./ . ...... 入〃弌 ヽ ` , `,`, l  l  l l l ノ   (   /
   /  ___ ,, , ノ ⌒i       丶.      i::::::/: : : ::::::ll:::{;;ll彳从\\ ヽ,_|_ | |  l  l レ/     i (
  l. /' ̄ ,_ , y, イ,廿 :::: `,:::    i::     i::/: : : :::::::ll:::ll .戈メ_ヽ弋卅爪ヾY_ノ ノ ノノ     ノ  l
  l {k f Tイ':: ~~i(_ ̄  :::  i:::   i:     i/: : ::::::: :.::ll:::ll,,.'Y i:::. `1災`巛`ミミ!幺__ィ/      (  /
  l (癶, ^辷-,,__ノ卩 _ :::  i:::   l::    i: : : : : : ::::ll::::ll,,:'il: y::ヽ込,_`ぇ卅r_'彡チハ.       . ) (ノ∫
  l :ik 廴,__  ̄_jノ f卩::  i:::    /::       : : : :::::l.l:::ll,,: ホ::ヾ_,:` ̄,豸`リ K才". l       l    し
  .l ::{{_j/  ̄/ /カ.:li :.: i::   /::     i    : :::l.l:::::l,,;;''九,ミ\丸'_(V_ノ/'" :::/ /:l      し i .
   l /   /⌒Y,イi_.li ::: '::   /::   / i    :::l.l.:.:.ト - ..ィ`爻卆ェ夊'" .::::/ /::li        ノ
  /    ∠二ニ二__jl  :: : ::i /:      .i     :l.l.:.:.ト -,;iι_,/:/ ̄.:::/  //::::::l       (
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   l: : :l::::::::/ : : :::::::::::::/..::..::..::.'.::..:::  /::::::::: : :::.l.l:::l ,,':///-   ̄  ....::::::     \    l
   ll: : : l::::/ : : ::::::::: :/..:::..::..'::..::.'.::..:: /:::::::::::::::::.l.l::::l///'":: ....::::::            \  ヽ
    ll: : : l/ : : : ::::___人_,, :::--  --::: : ::,,__ l.l //::::::::::::::: : : :       ... :::      \
    ll: : : : l: :: ./   ̄              `くィ:::::::::::::::::::::::: : :     :::::::: : :         `j  .
    ll: : : : l.i /                     Y ヽ::::::::::::::::: : : : :::::: :::::::           , 彳
    l: : : : ::l.l                . . . . : : : :  l... ..  ヽ,::::::::::::::::: : : : , ___       , 彳' :: li, .
    l    l.l            ァ  : : : : : : : : :  /:::: : : :  ト ,_::::::::::::::::/'  ̄ `ヽ  ,/   `レィ__: `li .
    l,,_ ___ll        /:::/. .: :__ : : : : : : :   /::::::: : : : l:   :i-::::::::::ll       レ '  rク   斤( : :::li
   /::::i ̄        /::::/ ...:::(__):::: : ::: ::  /::::::: : : : : l: : : l: \:::::ll     O   rイrク__ィ':: l  :/
   /:::://     /:::::::/ : : : :::::::::::::::::::::::::::::/:::::::: : : : : l: : : : l \\l          l lj ij し::: イl /
                     : : : : :::::::::::/::::::: : : : :  l: : : : :l   \\.        ヽ,Y 毛i二_ノ
                                                    ̄

こわひ

流れ星とマジックアーツ組み合わせて白虎流星拳にしよう。うちに眠るコスモを感じるのだ

現在進行形でお風呂シーン書いてるんだけど、色々とヤバイ。
さっきまでは何処までの描写が許されるかで悩んでいたのに、今は書き進める度に貴女の顔が虎眼で再生されて腹筋に悪い。
出るところが出てる(筋肉的な意味で)

いやじゃ……そんな貴女いやじゃ

せめてコンマ判定で容姿ファンブル引いたときだけにしてくれ(戦慄)

>>515はちょっと魔が差しただけなんや……すまぬ……すまぬ……

sage

貴女の虎眼化が頭から離れない……。
すいませんが今日はちょっと更新でき無さそうです。

明日の14:00頃から更新予定です。
2日連続で更新できなくて申し訳ない。

>>515の罪は重い

乙 リアル重点 

苦節5時間。
虎眼の衝撃にも負けず、何とか完成。
取り敢えずお風呂だけ投下。


九校戦も1日目が終了し、昼間あれだけ騒がしかった会場は今ではスタッフが大急ぎで動き回っているだけだ。
第一高校の成績はといえば、スピード・シューティングでは男女ともに優勝。
バトル・ボードでも服部先輩が予選を突破し、渡辺先輩も危なげなく準決勝へと駒を進めた。
その結果、現在のところ一高はトップを独走中だ。

意外にも、対抗馬と目されている第三高校は調子が悪かったのか、3位と出遅れている。
しかし大会はまだ始まったばかりで、油断するにはまだ早い。
私たちの新人戦の結果次第では、先輩たちの頑張りを無駄にしかねないので、足元を救われないよう注意しなくては。


―――

貴女「ふっふ~ん♪」

そんな風に気を引き締めるも、今の渡しのニヤけた表情からは誰もそんなことを考えてるとは分からないだろう。

エイミィ「お~ご満悦だね」

私が気を良くしているのが余程気を引いたのか、隣りにいた女子が話しかけてきた。

彼女の名は『明智 英美』。
イギリスと日本のクォーターでフルネームは『アメリア=英美=明智=ゴールディ』なのだが、さすがに長いので普段は呼ばれない。
普段は『英美』ではなく『エイミィ』と呼ばれることが殆どで、私もそう呼んでいる。
本人曰く「コッチの方がしっくり来る」とのこと。

彼女を表す際、やはり一番目に付くのは日本人離れした赤髪だろうか。
エリカが明るい色ならば、エイミィの場合はより深みのある赤だといえるだろう。
さらにモスグリーン色の瞳もまた、彼女が外国の地を引いていることを表している。
ただ、身長は小柄で童顔なのも相まって、その辺りは日本人なのだと思わせてくれる。

貴女「そりゃあこんな所まで来て温泉に入れるとは思ってもなかったからね。許可取ってくれたエイミィには感謝だよ」

なんとこの宿舎、地下に温泉が引いてあるのだ。
さすが諸外国の客人を招くための施設だけあって、設備も豪勢である。
それをエイミィが許可をもらってきてくれたおかげで、ある程度自由に使えるのだからエイミィ様々である。


そうこうしている私たちは内に脱衣所へと到着した。
途中で雫やほのかたちとも合流したため、すっかり大所帯である。

エイミィ「それにしても【貴女】とほのかが並ぶと壮観よね~」

雫「……」

脱衣所から出るなり、コレである。
自分で言うのも何だが、私はスタイルは悪く無いとは思う。
さすがに美月ほどのグラマーではないが、同学年の中では十分に発育の良い方だろう。
そして、ほのかも傍から見れば十分スタイルは良いので、エイミィの言は理解できなくもない。

だが、何というか雫からの視線が痛い。
普段よりジト目の眼力が1.5倍くらいに感じてくる。
その際、チラリと自分の胸に視線をやるので、原因は分かりやすい。
雫は大人しいようで意外と感情豊かなのだということを、最近になってよく理解できるようになった。

                     r 、...-――- ...
          /'⌒ 丶イ:| ..:..:....:....:.....:.....:.. ミ...´ ̄ ヽ

            { ...:|/.......:| ..:...:......:ヽ:、:...:. \:..    i
             >   ./ /| ..:...:{:......:|:..ヽ\ヽ:.ヽ:... .ノ
           /   ..:..:,i:/ i:i:...:. 乂:____:..ト:..ヽi:.....∨:..,
            / .:′ /___ノ\..:..:..ト. __.:i!..:..:..iう):..:
          ,′:|  ...:|l ,__∧{:..:{  'f.::うi}ト、|..:..:...i)):....{
          /イ 八 :{ { ん:.1  \}   ヒ..ソ |:..:...|::.八:.、
        /´ |.八:..ド ヒツ  '   /////|:..:...「i:.i:. :...\
         ノ ..:ト\/////            |:..:...|ノ::|:..:...:... ヽ
         r.. .:. .:|:{     __ .  ≦ `i   |:′:..};⌒}:}r‐y i
       _ノr‐ ミ...:込.   ‘廴    イj   j{:..:.../ /7 ム=、ヘ
      〈 v`{__ノ ヽヽ:{:> ..         . イハ|r<トイ (_/ノ ム
    r―廴}     __}_ :ト、:{::.:ir≧i‐_ ...斗≦}八 __入  ( イノ ノ
    > ._)    ( __,.. ヽ≧八¨¨}}r― ´  人r乂      ‘ァ'
    〈 Y、   /    ハ>‐‐ミ }}}_,. ≦ ̄ ̄ 〉{ \下 ==イハ
    ヽノ \ _ , ィチ 〉.........:={:..:}-:............. 〈八  了不´ |

        { `廴_ /  {............:.:.廴「`:.............. } /  // }:{   {、
       ノ /:ハ:i   {:.:.:.:.:.::イ| |ヽミ::........:.:.{ム:、 j::{ |、 ノ}'\
        ,イ{ {:/  }:}   ノ</::/八.{ ∧:{>ミ:.:.〉 ト __ノ 八:∨ム  ノ] 代理AA:師匠

エイミィ「むっふっふ~。さ~て今回も堪能させてもらいますかね~」

ほのか「ちょっ、エイミィ!?」

そんな中、エイミィが両手をワキワキさせながら、ほのかににじり寄る。
初日に来た時もそうだったように、ほのかを揉みしだこうとしているのだろう。
勿論、エイミィにその気はないので、単なるじゃれ合いだ。

ほのか「も~なんで私ばっかりなの!!【貴女】とか深雪もいるじゃない」

浴場なので走り回るわけにもいかず、ほのかはエイミィの手を抑えながらなんとか対抗している。
そしてもっともらしい反論をするが……まあ、可哀想だが意味は無いだろう。

エイミィ「だってぇ……ねぇ」

スバル「深雪さんは手を出すとアレだし」

若干顔をしかめて言葉を濁すエイミィと、それを補足する眼鏡の女子。
彼女が言うことはもっともで、深雪に手を出したら色々な意味でただじゃ済まないだろう。
何がただじゃ済まないかは言えないが、初日に深雪が来た際、女子なのに見惚れて新しい扉を開きかける人間が続出したことを記しておく。

因みに彼女は『里見 スバル』。
中性的な顔立ちに伊達眼鏡(ただのファッションだ)が目を引く女子だ。
今は浴場なので分かりにくいが、普段着はボーイッシュなもので統一し、口調も芝居がかっている。
所謂、宝塚系と言った方が分かりやすいかもしれない。
出場種目はクラウド・ボールで、ミラージ・バットの予備選手でもあるため、何度か顔は合わせたこともある。


そして、深雪が駄目となると自然と私に視線が集まる。

貴女「別に私の所に来るのは良いけど……。ちゃんと反撃するよ」

いくら女同士とはいえ、ただでそんなことをさせるつもりは毛頭ない。
仮にこちらにターゲットを移したなら、逆に返り討ちにする所存だ。
というか、実際に昨日返り討ちにしたばかりである。
人には襲い掛かってくるも、エイミィもあれで身長の割には中々発育が良いということは分かったとだけ言っておく。

因みに雫は我関せずといった様子だ。
むしろ襲われてるほのかを(何処の部分をとは言わないが)若干恨めしそうに見つめている。
悲しいかな、ほのかの助けを呼ぶ声も雫は華麗にスルーしている。

エイミィ「と、言うわけで……観念しろ~」

ほのか「イヤ~!【貴女】、助けて!!」

貴女「髪の手入れが終わったらね。それまでは自力で頑張って」

ほのか「そ、そんな~」

ほのかの悲鳴をバックに、私たちは温泉をゆったりと満喫したのであった。
因みにほのかを救助した後、まさかの逆襲を受けてエイミィがダウンしたのはまた別の話である。


【リザルト】
・ほのか、雫、エイミィ、スバルの交友値が1上昇


というわけで終わり。
午後の更新は普通の行動安価から。

いや~虎眼は強敵でしたね……。

おつー

歪む球体とか!お尻の形とか!色々あるでしょ(ry


せっかくのお風呂シーンなのにガッカリな出来ですまぬ。
>>1も最初は割とガッツリ書く予定だったけど、やっぱりR板に飛ばされないような線引するのが難しかった。

R板は過疎云々よりも、運営が管理できてないっぽいから行きたくないのよね。
未だに5月中に1000いったスレとか健在だったりするし

取り敢えず、予定通り14:00から始めて行きたいと思います。

>>536
安心するんだ、VIPのほうも管理できてるとは言い難い状況だから

R-18要素も、前戯くらいなら飛ばされない可能性があるぞ
俺のスレは普通に残ってるし、エロ要素がメインじゃなければ
善意の名無し(笑)が報告しなければ滅多に飛ばされないんじゃないかな

【8月第1週 1日目・夜】

本日の開催予定試合:【スピード・シューティング(終了)】【バトル・ボード(終了)】

・ステータス
【体力】:13
【技量】:8
【人望】:7
【料理】:7
【魔法力】:400(余剰分:78+10=88)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:2/5』
【収束・発散】:5
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*2:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>470参照

所持金:16800円

A.街に出る
―×.買い物
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5  【研究:精霊と信仰】


C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.指導
-1.エリカ ― 【四の型】
-2.幹比古 ―【精霊魔法】Lv5 【研究:精霊と信仰】 


エイミィ「うう……。ほのか、恐るべし」

貴女「まああそこまでやったんだから反撃も仕方ないよ」

エイミィ「雫が援護に来てくれればこんな事には……」

↓2

D2

a2

D2

C1

>>537
その通報が一番怖かったり
実際に何もやってないなら突っぱねられるけど、それっぽいの書いたら厳しそうだし

【散策】

貴女「さて、折角だし色々と歩いて周ってみようかな?」

【直後判定】

1~3:三高女子’s
4~6:花音&啓
7~9:クリプリ&ジョージ
ゾロ目:閣下

↓1

ぽい

ラインがはっきりしてないと筆を鈍らせるのに困りもんだよねぇ


貴女「ふぅ、この辺りは結構風通しも良いね」

温泉で火照った身体を落ち着かせるため、夜風に当たろうと宿舎の外に出る。
今から30分後くらいには、エリカたちを含めた何時ものメンバーで達也くんの部屋に遊びに行く予定である。
それまでの短い時間ではあるが、深雪と達也くんの貴重な時間を邪魔しては悪いという無駄な気遣いが外に出た理由でもある。

貴女「ん~……?」

そんな理由で外を歩いていると、ふと何処からか視線が向けられているのに気付く。
敵意は感じられないし、どちらかと言えば興味本位といった様子だ。
しかしまあ、先月の件もあるので未だに遠くから見られるというのは警戒してしまう。
なので、思い切って視線の主に声を掛けてみることにする。

貴女「えっと、何か用事でも?」

そう声をかけながら視線を向けると、そこには三人の女子がこちらをジィっと見ていた。
その内の1人は、見るどころか観察しているといったほうが正しいだろう。
さすがに相手も気付かれて何もしないのは失礼だと思ったのか、ゆっくりとこちらへ歩み寄ってきた。

愛梨「どうも。私は第三高校一年の『一色 愛梨(いっしき あいり)』よ」

栞「同じく、『十七夜 栞(かのう しおり)』」

沓子「『四十九院 沓子(つくしいん とうこ)』じゃ」

ある程度の距離まで寄ると、三人は立ち止まり自己紹介を始めた。
彼女たち、どこかで見たことがあるかと思ったが、懇親会の時に深雪に挑発してきた面子だ。
あの時は、正直深雪よりもその親衛隊(頭に"自称"と付くが)が暴れないかヒヤヒヤしたものだ。

貴女「第一高校一年の【貴女】です。どうぞよろしく」

そう言って私も挨拶を返す。挨拶は大事だ、うん。


貴女「それで、こちらを見ていたようですが何か用でも?」

取り敢えず、予定も詰まっているので長話をするつもりはない。
なのでさっさと本題に入ることにする。
実際は、この三人に対してはあまり良い印象がないので早めに切り上げたいというのが本音だ。
まあ前に深雪に喧嘩を売ったのは、リーダー格の一色という女子だが、取り巻きの二人も注意しなかった辺り同じようなものだろう。

愛梨「いえ、懇親会の時はご挨拶できなかったもので」

そう言いながら一色愛梨と名乗った女子は薄っぺらな笑みを浮かべる。

愛梨「ですが驚きましたわ。一般の方に二科生まで代表に選ばれるなんて。今年の一高は不作だったのかしら」

明らかな挑発だ。
というか、目の前の女子生徒はどうやら空気を読むというか学習能力が無いらしい。
でなければ、懇親会の時にあれだけ不評だったことを繰り返すようなことはしないだろう。
まあ、挑発で返されたならやり返すのもまた一興であるとは思うが。

貴女「少なくとも、周りも見えない胸も器も小さいような人が選ばれた三高よりはマシじゃないかな」

愛梨「っ!!」

そう言いながら、一色さんと視線を合わせる。
その際、少しだけ闘気を小出しして、相手にぶつけてみる。
以前エリカから聞いたが、剣士の中には自分の気をぶつけて相手を圧倒する技もあるらしい。
似たようなことをケンシロウ部長も言っていた。
今回はそれの試運転だ。

案の定、プレッシャーに当てられたのだろう。
一色さんは急いでその場を飛び退いた。
その額には若干汗が滲んでいる。

貴女「まったく、ちっちゃいなぁ。コレなら別に心配する必要もないか。それじゃあ、失礼しますね」

飛び退ったまま、こちらを睨みつける彼女を一瞥して一方的に切り上げる。
後ろから何か言っているのが聞こえるが、これ以上不快な思いをする必要もないので無視することにした。
これに懲りて、二度と面倒な絡み方をしてこないことを祈るばかりだ。

貴女が気合で人を威圧できるようになるとは…ww

真の魔法師は目で○す(適当)

心の一方(居竦みの術)使えるようになるな……

まあ、不意打ちでも魔法だけだと今の貴女の場合は纏があるから有効打にはならないしな


愛梨「何なのよ、あの子は!!」

貴女が一方的に別れを告げて去った後。
一色 愛梨は悔しさからか貴女が歩いて行った方を睨みつけながらそう叫んだ。

愛梨は言うまでもなく自他ともに認めるくらいプライドの高い女である。
それは師補十八家の一色家の者であるというだけでなく、自身が努力を持って才能を示してきたと自負があるからだ。
そんな彼女だが、ここ数日は今と同じで苛立ちを感じずにはいられなかった。

その理由が、一高の司波深雪だ。
懇親会の席で彼女と相対した時、愛梨は初めて同年代の女子に気圧されるという経験をした。
そしてそれが、自分とは違い今まで何の活躍もしていない人間となれば尚更だ。

そして先程の件だ。
今回は、懇親会の時とは違い気圧されるどころか圧倒されたのだ。
別に相手は何もしていない。
にも関わらず、相手が睨みを効かせただけで思わず全力を持って後退る結果となった。
しかもその相手が、一般の家系どころか二科生だというのだから、屈辱以外の何物でもない。

栞「愛梨、落ち着いて」

腹立たしさから、今にもまた叫び出しそうになったところを、親友に声を掛けられ何とか制止した。
栞は元ナンバーズの家系であり、以前自分とリーブル・エペ―(魔法を用いたフェンシング)の試合で意気投合した仲だ。
その後、十七夜家に養子として引き取られ共に研鑽を積んできた。

栞「大丈夫、愛梨の凄さは私たちが知ってる。何も知らないあの子とは違う」

親友は力強い眼差しでそう断言した。
おかげで頭が冷えてくるのを実感する。
そうだ、なら叩きのめして分からせてやればいい話だ。
そう考えると、何時もの落ち着きを取り戻せてくる。
本当にこの親友には頭が上がらない。

そんな事を考えていたからだろう。
私たちはもう一人の友人の変化に気がつけなかった。

>私たちはもう一人の友人の変化に気がつけなかった。
(ジンに背後から殴られる音)

身体が縮んでしまうのか

・ワ・貴女にはこんなやつ←がついているしな
愛梨可哀想に

名探偵編に突入だって!?
>>1はコナンよりも金田一よりも探偵学園Q派です


愛梨「じゃあ栞、沓子。私たちもそろそろ帰りましょう」

栞「ええ。ほら沓子、行くわよ」

そう言って二人を伴って宿舎へと帰ろうとした時だった。
いつまでたってももう一人の友人から返事が帰ってこない。

愛梨「沓子どうし――っ!ちょっと、本当に大丈夫!?」

視線を向けてみると、そこでは顔中に汗を流し息も絶え絶えといった様子の沓子の姿があった。
慌てて栞とともに駆け寄ると、沓子は弱々しい表情をこちらに向けた。

沓子「すまぬ。少々アテられたようじゃ」

そう言って力なく笑う彼女は、いつも自分たちのムードメーカーとして笑いかけてくる時とはかけ離れて見えた。

愛梨「一体何があったの!?」

沓子「……あの娘じゃよ」

やっと呼吸が落ち着いてきたのか、息を整えながら沓子はそう答えた。
だが沓子の答えには疑問が残る。
確かにあの子は予想以上の威圧感を持っていたが、それだけで果たして沓子がここまで追い込まれるだろうか。

沓子「分からんのも無理はない。だがあの娘、精霊魔法の腕は確実にワシより上じゃ」

愛梨「なっ!?」

沓子の発言に、私も栞も驚きを隠せない。
沓子の実家である四十九院家は、精霊魔法を操る古式の流派の中でも名門中の名門だ。
今でこそ、吉田家が台頭しているが、四十九院家の元を辿れば白川家に行き着く。

白川家は、室町時代に吉田家が吉田神道を確立するまで、日本の古式魔法のトップを行っていた家だ。
その血を引く沓子は、間違いなく同世代の中でもトップクラスの実力を持っている。
いや、吉田家の神童が没したのだから、彼女こそがトップであると言っても過言ではないほどだ。
そんな彼女が精霊魔法師として敗北を認めたというのは、到底信じられなかった。

沓子「やつが愛梨を威圧した時、周辺の精霊が一斉に愛梨に牙を向いたのじゃ。それも、ワシのすぐ側にいた水霊でさえもコントロールを奪われたほどよ」

私たちの心中を察したのか、沓子が事情を説明しだした。
それを聞いた私たちは、何も言うことが出来なかった。
精霊魔法のプロセスは沓子のおかげで理解しているつもりだ。
そしてその中で最も重要なのは、如何にして精霊を支配下に置くかということだ。
それをあの女子生徒は、苦もなく空間全体を支配下に置いたというのだ。

それはつまり、精霊魔法を扱えたのは、あの空間では彼女だけだったということにほかならない。
更に言えば、水霊は沓子が最も得意とする精霊たちであり、その支配権を握れないというのは、詰みも同然だ。

愛梨「司波深雪、【貴女】。なんなのよ一体……」

暫くの間、私たちはただ呆然と立ち尽くすことしか出来なかった。
今年の一高は、何かがおかしい。
結局、その一言を口にすることも追求することも、終ぞ叶わないのであった。

【リザルト】
・一色愛梨、十七夜栞、四十九院沓子と知り合った。【交友値:1】
・7月第1週1日目が終了

交友値更新

『1年:二科生』
司波 達也【交友値:10】
柴田 美月【交友値:6】
千葉 エリカ【交友値:6】
西城レオンハルト【交友値:5】
吉田 幹比古【交友値:8】

『1年:一科生』
司波 深雪【交友値:8】
十三束 鋼【交友値:2】
??? 【交友値:1】
光井 ほのか【交友値:4】
北山 雫【交友値:4】
明智 英美【交友値:1】
里見 スバル【交友値:1】

『2年生』
中条 梓【交友値:3】
服部 刑部【交友値:3】

『3年生』
七草 真由美【交友値:2】
渡辺 摩利【交友値:3】
市原 鈴音【交友値:3】
十文字 克人【交友値:3】

『第三高校』
一色 愛梨【交友値:1】
十七 夜栞【交友値:1】
四十九院 沓子【交友値:1】


というわけでちょっと特殊判定

奇数:??
偶数:???

↓1

そぉい!

奇数【摩利】

イケメン爆誕決定っすね
小早川ダイーンは回避された


因みにどうしよう。
九校戦もいつも通り週の一部分だけ行動してますけど、自由行動1回のみにして全日程詳しくやった方がいいですかね?
その時は、朝は強制的に観戦。午後は自由行動。夜は夜会話のみになりますけど

流せるところは流しちゃっていいんじゃね?
九校戦はアニメでも一応やってるし

よく分からんが全体としての行動回数が変わらないなら全部見たい

重要そうなとこだけでいいんじゃないかな

行動回数は気になる

貴方が関わらないとこはダイジェスト観戦で
あとは午後と夜会話でよいのでは

行動回数減るけど観戦とかイベントによって技能獲得があるし、見た方がいいんじゃねえか?

まあ確かに端折っちゃってもいいかなとは思うけど、アニメから入った人には分かりにくいかなって思ったりもする。

九校戦は7月第2週2日目までの予定なので、平常運転の場合は残り15回(夜会話のぞく)
全日程やる場合は残り自由行動数は9回になる。
なので【通常運転】>【全日程】

ただ、後者は見学を選ぶ必要がなくなるっていうメリットはある。

通常運転で見学すればいいんだな!(安易)

安価部分は減るけど自動で見るほうが進みはスムーズかしらね
個人的にはジェネレータ捕縛に参加できるならどちらでもいいんだけども

まあ安価スレだし、こういうのは安価に委ねよう。
あと全日程の場合、夜会話は2日に1回くらいにしようと思う。


今後の九校戦の日程は―――

1.通常運転【メリット:総合選択数は多いので修行しやすい】【デメリット:他の日程の試合がダイジェストに】

2.全日程完遂【メリット:確実に1種目観戦できる】【デメリット:自由行動が少ない。テンポが悪くなる可能性】

↓5まで多数決

通常運転で

1

テンポ悪くなるならないな

なら通常運転で決定。
まあ他の試合はダイジェストで結果だけ流すつもりなので、全くわからないって事態にはならないかも。

なんかものすごい早取りしたみたいになってた自分

【8月第1週 2日目・朝】

本日の開催予定試合:【バトル・ボード(準決勝・決勝)】【アイス・ピラーズ・ブレイク(予選~決勝)】

・ステータス
【体力】:13
【技量】:8
【人望】:7
【料理】:7
【魔法力】:400(余剰分:78)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:2/5』
【収束・発散】:5
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*2:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>557参照

所持金:16800円

A.街に出る
―×.買い物
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5  【研究:精霊と信仰】


C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.指導
-1.エリカ ― 【四の型】
-2.幹比古 ―【精霊魔法】Lv5 【研究:精霊と信仰】 

F.競技見学 ― 【バトル・ボード】 【アイス・ピラーズ・ブレイク】


今日で大会3日目。いよいよ明日から新人戦というタイミングだ。
今日行われる競技は【バトル・ボード】の決勝リーグと【ピラーズ・ブレイク】だ。
【バトルボード】には服部先輩に渡辺先輩、あと交流はないが小早川先輩が出場する。
【ピラーズ・ブレイク】は十文字先輩と千代田先輩が出場予定である。

因みに、昨日行われた競技はクラウド・ボール。
四方を壁に覆われたコートの中で、射出される低反発のゴムボールを用いて行う魔法を用いたテニスのようなものだ。
いや、ルール的にはバウンドしては駄目なので、バドミントンに近いかもしれない。

そんな中、出場したのは我らが生徒会長であり、当然のごとく優勝を飾った。
男子はテニス部の先輩が出場したのだが、準決勝で相手のボールの勢いを殺しきれず、なんとそのまま骨折してしまいリタイア。
結局、その先輩を下した相手がそのまま優勝を収めたそうだ。

貴女「やっぱり最大の敵は怪我だよね」

そんなことを考えつつ、私は今日の予定をどうするのか考えるのであった。

↓2

F

Fボード

f

【競技見学】

1.【バトル・ボード】

2.【アイス・ピラーズ・ブレイク】


貴女「そういえば、今日もバトルボードあるんだよね。多分大丈夫だとは思うけど……」


↓2

1

1

1

1

【バトル・ボード】

やはり、先日の件が気になる。
そんな訳で私たちは今、女子バトル・ボードの準決勝を見学しに来ていた。

どうやら皆、あの時のことが気になっていたようだ。
そうでなくても、九校戦マニア(最近知ったのだが)である雫は、今回の準決勝が去年の決勝カードであるということで見に行くつもりだったらしい。
……正直、去年はテレビで中継を見ていたが、あの時は選手にまで意識は回らなかったので誰と誰が戦っていたのかは恥ずかしながら覚えていない私であった。

ともかく、席について暫くして、取り敢えずは私・美月・幹比古くんで索敵を始めた。

【特殊判定】
【巫女】を所持しているため特殊判定
補正 精霊の王(仮):+1 神使:+1  警戒:+1 貴石:+1

8以上で成功

↓1

きーづけーないー

また微妙に00がちらつくようなコンマが

【特殊判定】9:成功

貴女「あ~これってかなりマズイ?」

美月「はい……。どうしましょう」

索敵中、選手が入場してきた。
そしてその時、私達の索敵網に得物が引っかかった。

達也「何か問題が?」

美月「はい。あの、七高選手のCADなんですが精霊らしきものが付着しています」

貴女「ちょっと遠いから、どんな精霊かは断定できないけど、仮に電気の性質を持っていたりしたら……」

幹比古「そうだね。CADの回路を物理的に焼き切って使い物にならなくするかもしれない」

ほのか「そんなっ!?」

私たちの報告に皆が神妙な面持ちへと変わる。
私と同じでバトルボードの選手であるほのかは、その危険性を知っている分思わず叫びそうになっている。

バトル・ボード中にCADが使えなくなるとは即ち、高速道路を制限速度いっぱいでブレーキが効かない車で走るようなものだ。
大事故に陥る可能性は否定出来ない。

ほのか「あの、何とか出来ないんですか」

不安そうにそう訴えかけるほのか。
事の重大さが理解できる分、感情移入をしてしまっているのであろう。

そんなほのかの願いだが―――


【追加判定】
【神使】を所持しているため追加判定
補正 精霊の王(仮):+1 神使:+1  貴石:+1

8以上で成功

↓1


てい

ほい

神使の補正抜くの忘れてたけど成功してるしいいか
今回ゾロ目はそこまで意味ないので券使用安価は省きますね


貴女「大丈夫よほのか。今やってるから」

達也「……大丈夫なのか?」

貴女「何とか、ね。CADについて教えてくれる先生がいるおかげだよ」

そんな軽口を叩きつつ、意識を集中させていく。
精霊魔法師というのは、自身と精霊が近く感じるほど、その術の制御は増していく。
それならば、今私が選ぶのは一人だ。

――グルゥゥゥ

貴女(よろしくね)

それは白虎の遣い。
この子なら、他の精霊の妨害など苦もなくくぐり抜けられるだろうし、私との繋がりも強い。
ならばこの任に一番向いているといえる。

意識を精霊とリンクさせ、会場へと降り立つ。
既に選手たちはスタート位置についており、最終調整中といった所だ。
そんな中、ゆっくりと七高選手のCADに接近する。

そして……。

貴女(今っ!!)

不活性化している精霊に牙を突き立てる。
可哀想なことをしているとは思うが、これも誰かを護るためだ。
もしこの子が後で私を恨んだとしても、それは仕方のない事だ。
だから今は、目の前のことだけに集中する。

貴女「……終わったよ。CADには損害なし、他の選手のCADやコース上にも精霊の影はない」

エリカ「そう、良かったわ。」

私がそう告げると、エリカがホッと溜息をついた。
なんだかんだで、渡辺先輩の身にも危害が及ばないか心配だったのだろう。

貴女「達也くん」

達也「分かってるさ。今後、会長たちに相談だな」

そんな事を話しつつ、私は美月が用意してくれたお茶を受け取り、一息ついた。

因みに、試合のほうだが、最終の直線まで渡辺先輩と七高選手の間で、熱いデッドヒートが繰り広げられたが、タッチの差で先輩が勝利した。
その時のエリカの表情と言ったら、きっと渡辺先輩に見せたら驚くだろう。
そんなことを考えながら、私はエリカに対してシャッターを切るのだった。


【リザルト】
・電子金蚕の対処に成功。今後の展開が変化します
・【精霊魔法】Lv5の目標値に-20


取り敢えず午後の部はここまで。
多分22:00頃から再開します

一旦乙


余剰分が78になっとる



あの組織の構成員も可哀想に

おつおつ

一旦乙ー

因みに今回の判定に失敗しても、精霊の駆除は終わっていたので原作みたいなリタイアにはなりません。
精々、オーバースピードで突っ込んできた相手を摩利の考え通りにキャッチに成功して、そのままお姫様だっこに移行して勝利しただけです。
つまりさす摩利状態。

ぼちぼち再開

【8月第1週 2日目・昼】

本日の開催予定試合:【バトル・ボード(準決勝・決勝)】【アイス・ピラーズ・ブレイク(予選~決勝)】

・ステータス
【体力】:13
【技量】:8
【人望】:7
【料理】:7
【魔法力】:400(余剰分:88)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:2/5』
【収束・発散】:5
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*2:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>557参照

所持金:16800円

A.街に出る
―×.買い物
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5  【研究:精霊と信仰】


C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.指導
-1.エリカ ― 【四の型】
-2.幹比古 ―【精霊魔法】Lv5(緩和-20) 【研究:精霊と信仰】 

F.競技見学 ― 【アイス・ピラーズ・ブレイク】

結局午前中は、ずっとバトル・ボードの会場に詰めて問題がないかを見回ることにした。
しかし、渡辺先輩の試合以降は特に問題は見受けられなかった。
まあそれはそれで良い事だろうが、CADに細工がされていたという問題の根本的な解決にはなっていない。
取り敢えず、達也くんに今後どうするか聞いた所。

達也「七草先輩と十文字先輩に話して、大会委員と九島閣下に話を通してもらった。後は待つしかあるまい」

とのことだ。
まあ事実その通りなので、もどかしいながらも今は待つしか無い。

↓2

b3

b3

なんでd2じゃないんだお前は

【精霊魔法】

1.【精霊魔法】Lv5 (緩和-20)

2.【研究】― 【精霊と信仰】

貴女「あの後達也くんは五十里先輩の付き添いでピラーズ・ブレイクの見学に行ったし、皆も自由に行動し始めたけど……」

バトル・ボード が終わり自由行動となったものの、私はCADの細工の件がどうなったのかが気になり、試合に集中できそうになかったので部屋に引き返した。
テレビでは、今まさに十文字先輩の試合が始まろうとしているが、如何せんそれも見る気が起きない。

貴女「まあ、取り敢えずどうにかして気を紛らわそうか」

↓2

2

踏み台

2

あら、安価上にしたほうがよかったか……

このコンマ、別のタイミングで出したかった

【研究:精霊と信仰】

集中できないにしても、なにもしないのは少しもったいない。
そう考えた私は、念の為に持ち込んでいた、精霊に関する本を手にとった。

貴女「さてと……気分転換、っと」

【コンマ判定】

補正 心眼・極:+2 精霊魔法Lv4:+1  精霊の王(仮):+2 巫女:+1 神使:+1

補正込み最大値は10。ゾロ目が出た場合はコンマ一桁+10の値が上昇

↓1と↓2のコンマ一桁分の値進捗上昇

ほい

ゾロ

【ゾロ目券:残り1】

1.使う

2.使わない

↓3まで多数決

じゃないやこれ心眼の範囲内だ

びっくりしたのぜ

あれ、券一枚だけだっけ
バス内で増えた気が……すぐ使ったっけ?

そういう印象操作よくないと思う

【判定結果】10、4+10

―ワアアア!!

貴女「おっともうこんな時間。ていうか、なんかこの光景デジャブ」

気分転換のつもりだったが、一度目を通すと結局今日の日程が終了するまで熱中していた。
何というか私って、ある意味幸せな思考回路をしているのかもしれない。

【リザルト】
・【研究:精霊と信仰】が【24】上昇。【現在進行度:24%】

印象操作て。増えてないならそう言ってくれればいいじゃないか
記憶違いしてたごめんなさいと謝れるのに

>>621
ドン・サウザンドが書き換えたことによって増えませんでした。

【夜会話】

1.達也・啓

2.雫・ほのか

3.深雪

4.レオ・幹比古

5.エリカ・美月

6.三巨頭(十文字・真由美・摩利)

7.???

↓2

謝ってほしいわけじゃないんやろ
4

1

7が気になった

クリプリかさっきの子たちとかじゃない?

自分で間違えといて「言い方のせいで謝る気失くしたわー」は草

アホどもかと思ったけどそっちの方が順当だな

どうでもいいからもうやめろ
ドン・サウザンド見てなかったらあれ?ってなるし

触らなければいいんだぞ

それもこれも全部乾巧って奴の仕業なんだ!!
おのれディケイド!!

【レオ・幹比古】

前と同様、夜風に当たるために宿舎の周りを散歩している時の事だった。
近くで、精霊たちの活性化する気配を感じ取った。
だがそれは別に賊というわけでなく、ある意味慣れ親しんだ感覚だ。
おそらくは幹比古くんだろう。

そう思って、少し様子を見てみようとその方角に足を進めてみた。
すると……。

レオ「おっ貴女か、散歩か」

貴女「うん。レオもそうみたいね」

歩いている途中で人影が近づいてきたかと思えば、それは見知ったシルエットだった。
どうやらレオも、私と同じように散歩をしているらしい。

レオ「夜になると偶に、落ち着かなくなって歩き回るのが癖になんだ」

貴女「なるほどねぇ。補導には気を付けてよ」

レオ「その辺りはもう慣れっこさ。地元の交番のおっちゃん達とは顔見知りだよ」

貴女「アハハッ。何というか、レオらしいね」

そんな風に雑談を交えながら一緒に夜の道を歩く。
偶然あった友人と、何も用事があるわけでもないのに別れるのはちょっと抵抗があったからだ。
もしかしたら、レオの方もそういった理由かもしれない。

はいはい全部俺のせい

もやしがいじけてしまった


貴女「あ~レオ。そろそろ静かにしようか」

レオ「ん?どうしたんだ」

貴女「近くで幹比古くんが修行中。集中してる邪魔しちゃ悪いから」

レオ「ああ、なるほど。この辺りは富士山が近いから、古式魔法師にとっては修行場にピッタリなのか」

貴女「……良く知ってるね。正直、ビックリした」

そんなレオの意外な博識さに目を見開きつつ、暫く静かに様子を見守る。
今思えば、レオにとっては退屈な時間だったかもしれない。

レオ「……なんていうか、変な感覚だな。何にも居ないはずなのに、何かの気配がするってさ」

そんな時、ふとレオがそんな事を口にした。
どうやらレオも、少しずつではあるが精霊の気配を感じ取れるようになっているらしい。
こういう順応性や嗅覚なんかは、一科の人間にもきっと真似できるものではないだろう。

そんな風にしていると、こちらに近づく気配が一つ。
これもまた、随分と見知ったものだ。

幹比古「やあ二人とも、こんなところでどうしたんだい?」

どうやら、訓練を終えた幹比古くんがこちらに気付いて声を掛けに来たらしい。

貴女「お疲れ様、幹比古くん。はい、これ」

幹比古「ありがとう【貴女】」

トレーニングを終えたばかりであろう幹比古くんに、予め買っておいたスポーツドリンクを手渡す。
汗なんかは、魔法で揮発させているようだが、渇きは誤魔化せないのか受け取ったその場でドリンクに口を付けている。

幹比古「それにしても、地味な絵面だったろう。ごめんね、退屈させちゃって」

レオ「いや、精霊魔法師が具体的にどんな風な修行をしているのか興味があったからな。良い勉強になったさ」

貴女「こう言うと何だけど。レオって意外と勤勉よね」

レオ「サンキューな。まあ、気になったことばっかり調べるせいで、肝心な苦手分野は放り投げちまってるけど」

幹比古「それでも、意欲的に調査できるのは凄いことさ」

そんな事を話しながら、私たち三人は帰路についた。
レオは面と向かって褒められるのに慣れていないのか、どうも終始照れくさそうにしていた。
今思うと、こうやってレオや幹比古くんとしっかり話すのも久しぶりだったので、結構貴重な経験だった。


【リザルト】
・レオの交友値が1上昇
・幹比古の交友値は5以上であるため、あと1回の夜会話で1上昇

まあ今回のに関しては、テンプレの方に券の残り枚数修正していなかった>>1が悪いね。
こういう細かいミスは積み重なると非常に厄介なことになってしまう。

因みに夜会話の【???】は、前スレ>>1000の内容です


交友値更新

『1年:二科生』
司波 達也【交友値:10】
柴田 美月【交友値:6】
千葉 エリカ【交友値:6】
西城レオンハルト【交友値:6】
吉田 幹比古【交友値:8】 ※夜会話@1

『1年:一科生』
司波 深雪【交友値:8】
十三束 鋼【交友値:2】
??? 【交友値:1】
光井 ほのか【交友値:4】
北山 雫【交友値:4】
明智 英美【交友値:1】
里見 スバル【交友値:1】

『2年生』
中条 梓【交友値:3】
服部 刑部【交友値:3】

『3年生』
七草 真由美【交友値:2】
渡辺 摩利【交友値:3】
市原 鈴音【交友値:3】
十文字 克人【交友値:3】

『第三高校』
一色 愛梨【交友値:1】
十七 夜栞【交友値:1】
四十九院 沓子【交友値:1】

ラオウに会えるのか!?
選ばないと

いつか
きさまの成長をとくとみせてみよ!
とか言ってくるのかな

【某所】

とある雑居ビルの会議室。
日が落ちたその部屋で、ある男たちがとある会議を開いていた。

男1「まったく、どういうことだ!!」

男の内の一人が声を荒げ、テーブルを思いっきり叩き怒りを露わにする。
しかし、その無礼な態度を咎める者はこの部屋には居ない。
何故なら男の行動は、今この場にいる全員の心境を表したものだからだ。

男2「渡辺選手は優勝。加えて、男子のバトルボードも優勝か……」

もう一人の男がそう呟くと、他の面々も一様に黙りこくる。
それだけ、この事実が彼らにとっては重いものだということだ。

男3「残る競技は新人戦とモノリスにミラージバット。これは……」

男4「点数差を考えれば、これ以上の失敗は許されん。最悪、九校戦を中止に追いやることも考えねば」

そう真剣な表情で男たちは話し合う。
傍から聞けばただのテロリスト同士の会話だが、彼らは自分たちをそんな風に考えていない。
なぜならこれは"ビジネス"だ。
自分たちの損を無くすためには、多少の犠牲はやむを得ない。
それが彼らの総意であった。

果たしてこの考えがどのような結末を招くのか。
それを知る者は、今はまだどこにもいない。

「私たちは何もできなかったじゃないか」で消されるのか
それとも森崎達のは成功するのか

一科生男子とは交流ほとんどないし、この時期の森崎は悪い方向にプライド高いから一度折っておかないと逆に危ないという

これがあるから夏休みの番外活躍があるんだろうしね
まあ、モノリス・コードは画面越しにしか見えないし察知もできなさそうだよね

因みに現時点での三高との得点差
大体摩利のリタイアが無いせい

【原作】

一高:320pt  三高:225pt

【このスレ】

一高:380pt  三高:185pt

/. イ: /. : : : : : : : : : : : : : : : : : :ィ: : : `丶. : 丶: ヽ{               i
 l/ ' /. /. : : : : : : : : :ー─‐=ァ'L`丶、: : : \ : ヽ: \            l
  i: l: /: : : : : :、_;_;_;_;_; : -‐: : : : :`ヽ \: : : ハ : ト、: : }、          l
  l: :/. :/. : : ー、──: :、´: : : `ヽ、: 丶 ヽ: l: :}ヽ} ヽ| }          l
  |: |: /. : : : : : : ヽ、: : : :\: : : : : :ヽ: i  从リ 、    {、        l
  |: l/. : : : : : 、 : : : \: : : : :ヽ: : : : l l }     \   ハ         l
  }: |: : : : : :i : : ヽ、: : {ヽ、 : l: :ト、: : | トl         { ',        l
ー: : :l: : : : : :l: i: : : :\: ヽ、゙xト、! ヽハ|             l  ',       }
、:_:_ノ}: : : : : :|: l: : : : ヽ:ヽ、メ{、   \、              l   '.       ,′
 _,ノ: : : : : :|: l : : : : : ',: :トVゝ弐互ぅ}冫          l   .       ,′
   ノ. : : : : :Ⅳ. : : : : : :V` ` ー=‐      ,ィ      |   l    ,′
  ´ 7. :!: : : :|: : : : : : : : :\ ̄ ̄`丶.     {」  ,.-‐─┘  l   /
   {: : :ト、: : :ト、: : : : : : : :ヽ、: : : : : : :ヽ  , --'⌒′       l  /
   ヽ: :| ヽ { ゝ、: : }: : : : :\‐‐ヘ: : :ト`´             l   /
    `   `   }: :/. :l、: :ト、: :丶、ヽ:}                l  /
          ノイ. : / l: j ` ̄´  `              l /
           ノ:/  }/                      l/
          ´    ′                        |    . -‐
                                    ノ ,  ´
                                 //

摩利の事故無ければ新人戦無くても優勝してたからしゃーない
新人戦のさすおにも原作よりひどくなる模様

摩利の事故があったせいで動揺とかがあっただろし、新人ミラージュ捨てなくてもいいし可哀想に三高

あーちゃんがトーラスだと気がつくけど貴女はワンチャンスくらいないのかね

8月4日:新人戦初日

この日は待ちに待った新人戦だ。
そして、私が出場するバトル・ボードの試合も今日が予選だ。

新人戦のバトル・ボードも本戦と同じく初日に予選を行い、1日休みを入れてから準決勝へと移る。
だが明後日のことを考えるのは、今この予選を突破することに掛かっている。

調子は良好。CADも達也くんが調整してくれたおかげで最高の状態だ。
そして天候も荒れておらず、絶好のバトル・ボード日和といえる。

ならばあとは、結果を出すだけである。
先輩たちが勝ってきたとか、そんなことはこの際どうでもいい。

貴女「ここからは、私の舞台ってね」

一人、そんな事を呟きながら、私は会場へ向かって足を進めるのだった。

【交流判定】
>>639のほのかを除く第一高校のメンバーから一人選択

↓3

達也

深雪

安価下

深雪

エリカ

【深雪】

深雪「あら【貴女】。今から会場入り?」

選手入場口まであと少しというところで、深雪に声を掛けられた。
深雪は今回のバトルボードの選手ではないし、一般の入場口はこことはかなり離れている。
ということは、態々ここで待っていてくれたのだろう。

貴女「うん、ありがとうね深雪」

深雪「フフッ思ったよりも緊張してないみたいで安心したわ」

そんな風に深雪は、いつもの様に明るく笑いかけてくれる。
こうやって自然と相手を気遣えるのは、何というか少しズルい。

試合まではまだ少し時間があるので、それから少しの間話し相手になってもらい、緊張をほぐす事にした。

【交流判定】

このレスと↓6までに90以上が2つで成功

ほい

00

a

ほい

弁当の軽減効果が凄まじかったことが判明したな
まさか90以上を要求されるとは

お兄様弁当に釣られすぎ

お兄様の時は大体0かゾロだったからな

やっぱ餌付けしないとな (違う

全員失敗は初めてか
お弁当ってすごい

やはり妹様の壁は厚い……
なおお兄様は弁当合わせて一発ツモだった模様


貴女「さて、そろそろ時間かな」

深雪「あっ引き止めてごめんなさい」

貴女「大丈夫よ。おかげで緊張も大分ほぐれたからさ」

少し申し訳無さそうな深雪に対して、出来るだけ笑顔を心がけて答える。
なにせ、ここまで来るのも手間であるのだ。
ただ応援の言葉を送るだけなら、同室なのだからそこで言っておけばいいのに態々足を運んでくれたのだ。
そんな深雪の思いを無碍には出来ない。

貴女「ねえ、深雪」

深雪「何かしら?」

貴女「狼煙を上げてくるからさ、明日のピラーズ・ブレイクは全力でね」

深雪「フフッ!そうね。貴女が頑張ってくれるなら、私も全力でそれに応えるわ」

貴女「それじゃ」

深雪「ええ」

『行ってくる/行ってらっしゃい』

                                                        r‐‐冖冖-冖冖______
                                              ___「¨¨¨|  |   | |   |
                                     _    ‐=≦三三三三i}   |  |   | |   |
――     ‐‐    ____         ―   、      /(三三三三三三三三三=}   |  |   | |   |
                                、   /,イ三三三三三三三三三ニ_}   |  |   | |   |
                                \ i{/三三三三三三三三三三_}   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                      ‐- 、          ∨ニ/⌒¨三三三三三三三三_}   |
                           ___  i}¨ Y   }{/三三三三三三三三三三彡i}   |
            _  -‐  ⌒ヽ       _  i  ノ、  / 〉三_/}三三三三_/三ニ厂~`ー‐ |
       _                  、   /   ヽ____/i ゝ/   i}三三三_イ三三iノ       |
 ―                       \      /、__/  {   _≧=‐‐、 \少'´         |______
                         ー―≦___ノ    ¨¨  ヽ   /                           ‐‐――

【判定結果】失敗

【リザルト】
・次回以降の目標値に-10

原作では来訪者編まで見れない、深雪の微笑ましい一面だなぁ
才能が隔絶してるのも大変だ

というわけで今回はここまで
次回は悲しいことに予選のダイジェスト
今の貴方相手じゃ仕方ないネ

明日は選挙があるんで投票行ってからの再開になりそう。
多分14:00か15:00頃から再開できると思います。

次回もよろしくお願いします


やはり男を捕まえるには胃袋を掴むべし

おつっした

乙、で~す

おつおつ

乙した

         /::::::::/:::::::::::!:::::::::::ヽ:::::::::::ヽ:::ヽヽ丶::::::::::::::::::l:::::::::`:.
      /::::::::/:::::::':::::!:::::::ヽ::::ヘ:::::::::::::::::::::、:::、ヽ:::::::::::::::l::::::trュ::ヽ
       .::::::::;:::!:::::::l::::::!::::::::::ヘ:::::ヘ:::::::::-:―:!:、!::::!:::::::::::::::l/フヽ》ソ::ハ
     ':;::::::i:::l:::::::::l:::::ヘ::::::::::::、マ::´__:ハ:::_l::::l:::::l:::::::::::::::lァミマ)):::::,ここで貴女を抑えれば、

      {:l::::::l::::',::::::::!-‐+ゞ;::::-‐`´::::::::::笊テ=ミx、;::::::::::l::::lヘミ彡':::::: !お兄様と話す時間もなくなるはず……
       マ:::::ム:::ヘ:´::ヾ- ':::::::::::::::::::::::::::' f ,ハ  }}l:::::::::l::::l乂ソ::::::::::: l
     从;::::ヾ;::ヽ x テ示、::::::::::::::::::::::_乂_ ノ, -+:::::::::l:::f ヽ:::::::::::::::l

      ヾ`ヽ::lハ:{{  f ‘ !:_::::::-‐'"´        .l:::::::::l:::!l .j::::::i:::::::::l
          l::::._;ヽ ゝ '  、             i:::::::: l::lノ/:::::::l:::::::::l
             l:::ハ                 l::::::::::!:!'ヽ、/l:::::::::l
             l:::::ヘ                   l:::::::: l:l::l > x<l:::::::::l
            l:::::::::、       、   ァ      .!:::::::::l:!::l./:ヽl:::::::::!
           l:::::::::::ゝ      `        .イ::::::::::!!:::lヽ::/l:::::::::::,
          l::::::::::::l:::>         <   l:::::::::lj::: l//:!:::::::::::,
          l:::::::::::j:::::::::::::::>   イ  -‐ ´!::::::::ll::_::!/ヽ`l:::::::::::ヘ
          l:::::::::::!::::::::::::::::::::::r‐j '´    l::::::::ll/ ヽ、ヽ//:!::::::::::::ヘ

          l::::::::::l、::::::::::::/ヽニミ、       !::::::::!l   \/ヽl::::::::::::::::、
          l::::::::::! ヾ/ >、 ヽ Y、  x≦:l:::::::l:l   /ニー―- ==ヽ- 、
          l:::::::::j /r-、   ゝ,.ヽ、彡'´ イl::::::j:j  /ニ二二二> ´     >、
        ,.=-l:::::::::jl´ ̄`>ニ、´  Y、ゝ'´ /l::::::!:! ./ニ/    /  x===、  ハ
         //>'.!:::::::j.j__,, = 、-'   i }.   ' .l ::: j:!/ニ/     /   /ニrー-=、ニニx.,
      / ハ  l:::::::ハ   __ ノ    .Y  /  l:::::::':!.ニ/    ./  /ニ/ .|  Y ヘ ヾム
      fムl   .l:::::::!├ ´ ノ       j /  l:::::::::lニ/   l./  /ニ/ー \ | /'/:マ
       iニl!   !::::::l .} イ       Y i   .l::::::::::lマ    .y   iニ〈\_, - o'、/ ./
       lニ!ヽl j:::::::! 人 !         !-+   j::::::::::l'     i   lニゝ / / | ヽ'

なんてことは考えてません。
ミユキサンハウラオモテノナイイイヒトダヨ―

原作でもお兄様は深雪を恋愛対象、性欲の対象として見切れていないからな
貴女次第では掻っ攫う可能性も0じゃないのか……? 身の安全的には深雪正妻で達也の側室になるのが安牌だろうか

お兄様からしたら妹様はどこまで行っても妹だからな
既に妹様があれ?って思ってそうだからな貴女へは

こういうスレで女性主人公なら原作の主役をズドンするものだと思っていた
問題はそれやると虎の尾を踏むレベルじゃないことか

ズドンする気がなくても達也の好感度は上げて得しかないしな
ミキから吸えるものは全て吸収しちゃったし

夜からかな


スパロボやっていたら時間がドンドン過ぎていく。
そろそろ再開します。

待ってた


当たり前の事だが、観客席から見える景色と選手が見る景色は違う。
目の前に見えるのはコースだけでなく、観客の姿も見える。
隣からは、緊張をしているだろう他の選手の息遣いが、間近で感じられる。
きっと気の弱い人ならば、この雰囲気にアテられて余計に緊張していたかもしれない。

かくいう私はといえば、渡辺先輩よろしくボードの上に仁王立ちである。
こうするのは確かに目立つが「それ以上に他の選手に対して威圧できるであろう」とは達也くんの言。
実際、何となくではあるが他の選手が驚いている様子は伺えるので、効果がないわけではないようだ。
まあそうでなくとも、私は普通のCADにの他に警棒の形をした武装一体型のCADを所持してるのだから、既に浮いている。

……もしかしたら私のせいで『一高の選手は仁王立ちするもの』なんてレッテルが貼られるかもしれない。
まあそうなったらなったで、ちょっと面白そうではある。
取り敢えず、必死に仁王立ちをしようと奮戦するほのかの姿は容易に想像できた。
想像の中でも可愛らしいのだから、実物はもっとすごいだろう。
今度、雫経由でどうにかしてやってもらうことにしようか。

『On your marks』

そんなことを考えていると、試合が始まる前のアナウンスが流れる。
どうでもいいことだが、この言い方は陸上競技のスタートの合図だで、水泳の場合は『Take your marks』である。
しかしバトル・ボードの場合は、水泳と違い飛び込みが無いので、これで合っているはずだ。
などと本当にどうでもいいことを考えていると……。


――ビー!!


試合開始の合図が響く。
それと同時に、選手たちは一斉に加速する。その中には勿論、【貴女】の姿もあった。

雫「早いね。でも……」

スピード・シューティングの予選の合間、試合の見学に来ていた雫がつぶやく。
そして彼女の視線は、貴女を捉えている。
その貴女はというと、最初のスタートダッシュで一気に最大速度まで持って行ったかと思うと、徐々に他の生徒を引き離していく。
だがそれは、雫がほのかとの試合を見学した時と比べれば、明らかに遅い。

エリカ「貴女にしては遅いわね。まあ、達也くんの作戦でしょ?」

達也「まあな。最初の内で手の内を全て晒す必要もあるまい」

雫が感じていたであろう疑問を、エリカが代わりにぶつける。
そしてその作戦を考えたであろう本人は、別段気にした様子もない。

達也「予選を進んでいった他校が、貴女の実力を過小評価してくれればそれで良し。
   そうでなくても貴女に意識を割きすぎれば、他への対応が疎かになる」

この作戦を選んだのは、実に意地の悪い理由であった。


スタートでの差が埋まらないまま、レースは中盤へと突入した。
貴女は、その類まれなる体捌きと魔法を用いて悠々と他の選手に差を付けていく。
しかし、それで試合が終わるほど、甘い話はない。

女子生徒「えいっ!!」

後方を走っていた一人の選手が、CADに手を伸ばし魔法を起動する。
当然、逆転を狙った妨害行動だ。
そしてその際、一番狙われるのは言うまでもなくトップを走る人間だ。

――ボンッ!!

そしてその妨害は、予想通り貴女を襲った。
貴女の進行方向の水路が、魔法により大きく爆発し波となって襲ってきたのだ。
貴女と後続の選手との間は十分に開いている。
そのため、こういったことをしても自爆することはないと思い切った行動だ。
そしてこの場合、確かに最善の行動であったと言えた。

――相手が貴女でなければ、と頭に付くが。


『おおっと第二高校!遂に妨害に出た!!』

美月「ああっ!危ない」

その様子を観客席から見ていた美月が、思わず悲鳴を上げた。
進行方向から向かってくる波は、残念ながら避けようがない障害であったからだ。
このまま行けば、貴女はその波に呑まれてしまうだろう。

エリカ「大丈夫よ美月。あれじゃ貴女は止められないわ」

しかし美月とは対照的に、他のメンバーは冷めた様子で試合を見ている。
そしてその理由は直ぐに分かることとなった。

『な、なんと!第一高校【貴女】選手!波を吹き飛ばした!!!』

美月「へっ……?」

アナウンサーが驚きの声を上げ、美月は呆けたようにその光景を見ていた。
何故なら、向かっていた巨大な波は、貴女が警棒型のCADを下から切り上げるように振るうと、文字通り吹き飛ばされたからだ。
逆に、その余波によって他の選手たちの方に波が発生して次々と転覆していくほどである。

レオ「なあ、達也……」

達也「バトル・ボードで禁止されているのは、水面以外への魔法の行使だ。
   たとえ魔法地味た剣技をそのまま振るったとしても、そこになんの制約もありはしないさ。
   それに、貴女の方も念の為、水面から切り裂いているから、反則ではないさ」

幹比古「へ、屁理屈だよね、それ」

達也の発言に、皆が一様に苦い表情をしている間も試合は続いていく。
とはいっても、それ以降はまともな試合展開にはならず、結局貴女がトップでゴールした。
魔法の技術を磨く大会の中で、まさかの体術のゴリ押しを見せられた一行は、しばらく微妙な表情を隠せなかったという。

魔法剣士(物理)だから(震え声)

鍛え抜かれた体術は魔術となるんだ!


試合が終わり、意気揚々と皆と合流すると、何故か微妙な空気が流れていた。

貴女「えっと、何かあったの?」

エリカ「何ってアンタのことよ……」

貴女「別に今回は全力全開ってわけじゃなかったんだけど……。駄目だった?」

呆れたように原因が私だと言うエリカ。
心当たりが無いわけではないが、私は達也くんの指示通りに割と抑えていたはずだ。
相手の妨害への対応も、他の人からは分かりにくいように一瞬だけ闘気を腕に凝縮して物理的にかき消したくらいだ。
精霊を使って魔法そのものを粉砕したりはしていない。

達也「たしかに全力ではなかったが、少し目立ちすぎたな」

レオ「いやアレはもう少しってレベルじゃないって」

幹比古「諦めなよレオ。達也もアッチ側なんだから……」

達也くんが反省点といった感じて悪かったところを上げていくも、何故か皆不服そうである。
そして幹比古くんのツッコミにより、ようやく納得がいったような空気が出来上がった。
解せぬ……。

そうこうして、私の方は無事に予選を突破することに成功したのだった。

因みに、ほのかも難なく予選をクリアしている。
雫もスピードシューティングで優勝を飾れたので、新人戦の出足としては完璧なんじゃないだろうか。

久しぶりの解せぬ……はこっちじゃなくてミールのほうだっけ

あっちょっとミスった。
スピードシューティング云々はまだだった……

【8月第1週 3日目・朝】

本日の開催予定試合:【スピード・シューティング(新人戦)】 【バトルボード(新人戦)】

・ステータス
【体力】:13
【技量】:8
【人望】:7
【料理】:7
【魔法力】:400(余剰分:88)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:2/5』
【収束・発散】:5
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*2:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>639参照

所持金:16800円

A.街に出る
―×.買い物
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5  【研究:精霊と信仰】


C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.指導
-1.エリカ ― 【四の型】
-2.幹比古 ―【精霊魔法】Lv5(緩和-20) 【研究:精霊と信仰 24%】 

F.競技見学 ― 【スピード・シューティング】 【バトルボード(新人戦)】

幸いなことに私の試合は、朝早い時間だったので、九校戦を回る時間はたっぷりある。
皆からは休んでも良いと言われたが、それはなんだか勿体無い気がする。

貴女「でも、予定は特に決めてないんだよねぇ」


↓2

B2

d2

【精霊魔法】

1.【精霊魔法】Lv5 (緩和-20)

2.【研究】― 【精霊と信仰】『現在進行度:24%』


貴女「そういうわけで、お願いします」

幹比古「はは……。試合直後でも修行って貴女らしいよ。でも、柴田さんは見学に行ってるから来れないらしい」

貴女「仕方ないよ。無理言ってるのはコッチだし」

↓2

2

2

66に99とゾロ目連続というのも凄いな、美しい

すまない、00でなくて本当にすまない

厄払いしてきたからヘーキヘーキ(震え声)

【研究:精霊と信仰】

幹比古「それで、その本は解読し終わったのかい?」

貴女「まだまだだね。最近忙しかったから」

【コンマ判定】

補正 心眼・極:+2 精霊魔法Lv4:+1  精霊の王(仮):+2 巫女:+1 神使:+1 幹比古:+1

補正込み最大値は10。ゾロ目が出た場合はコンマ一桁+10の値が上昇

↓1と↓2のコンマ一桁分の値進捗上昇

せいっ

どや

補正ゾロがあれば55だった、惜しい

え、55になるんじゃないの?

早く拳王にあいたいねぇ

【判定結果】10、5+10

幹比古「まあそれも、貴女の腕なら直ぐに終わりそうだね」

貴女「そうかな?そう言ってくれるとやる気もでるよ」

【リザルト】
・【研究:精霊と信仰】が【25】上昇。【現在進行度:49%】

【8月第1週 3日目・昼】

本日の開催予定試合:【スピード・シューティング(新人戦)】 【バトルボード(新人戦):終了】

・ステータス
【体力】:13
【技量】:8
【人望】:7
【料理】:7
【魔法力】:400(余剰分:88)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:2/5』
【収束・発散】:5
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*2:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>639参照

所持金:16800円

A.街に出る
―×.買い物
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5  【研究:精霊と信仰】


C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.指導
-1.エリカ ― 【四の型】
-2.幹比古 ―【精霊魔法】Lv5(緩和-20) 【研究:精霊と信仰 49%】 

F.競技見学 ― 【スピード・シューティング】

新人戦の速報が入ってきた。
どうやら、ほのかも無事に予選を突破したらしい。
もしかしたら決勝戦でぶつかることになるかもしれない。

貴女「フフッ!楽しみだなぁ」

↓2

安価下

f

散策とか交流でラオウと会えるはずだしやらねえとな

ほのかの魔法じゃ貴女どうにもできないんだよな
深雪敵を取ってくれ!(なお、飛行魔法使うとトランザムされる模様)

深雪は飛行魔法の操作もうまいけどトランザムとかする使い手には勝てねえしな

ほのかがガチで[ピーーー]気なら光屈折での偵察からのレーザー攻撃でワンチャンあるが、いかんせん競技だとな

横浜のあれの時点で屈折偵察+迷彩が出来たけど、屈折偵察+レーザーは1年では使えそうにないしな
てか、戦闘に特化しすぎな貴女

事変時の貴女がどんな化け物になってるか怖いよ
一緒にいたら鈴ちゃん人質に出来ないし敵の古式魔法全解除とかしそうだし

今の時点で空間の精霊支配とか精霊村八とか出来るからな

【見学:スピードシューティング】

幹比古くんとの研究も一段落が着いたところで、私は皆と雫の応援に来ていた。
今から始まるのは準決勝。
ここからは、競技の内容もより高度なものになるので気が抜けない。

貴女「それにしても、すっごい人だね」

私が言った通り、会場内は新人戦にもかかわらず満員御礼といった様子だ。
まあその理由も何となくではあるが察しがつく。

幹比古「おそらく、北山さんが予選で使った魔法だろうね。あれは完全オリジナルだから」

貴女「はぁ~。達也くん、あの短期間でそこまで仕上げたのか」

さすがにただの新人戦において、オリジナルの魔法が発表されれば注目が集まるのも無理はない。
よく見れば学者風の人間もちらほら見えるし、手に魔法解析用の機材を構えてる人も多く見られる。
そしてその原因が達也くんと雫だというのだから驚きである。

ほのか「あっ出てきましたよ!」

興奮気味なほのかの声と同時に、選手が会場に入ってきた。
一方は我らが北山雫。
対するもう一方は……。

貴女「十七夜 栞、だっけ。」

達也「知ってるのか?」

貴女「うん。昨日喧嘩売ってきたから。のし付けて返したけど」

入場してきたもう一人の選手は、昨夜顔を合わせた第三高校の女子生徒だった。
どうやら、あんな態度を取るだけあって準決勝に上がってくるくらいの実力はあるらしい。



スピードシューティングとは、簡単にいえば魔法を使ったクレー射撃だ。
クレー射撃と言っても、実際の所は比較にならないような競技だ。

フィールドの範囲は、一辺が15mの立方体だ。
そこに、次々とクレーが射出される形なのだが、その数はなんと100枚。
基本的なクレー射撃では25枚程度なのと比較すれば、その差は歴然だ。
つまり、この競技に求められるのは、より精確な魔法の発動だけでなくスピードが重要なのである。

予選は、100枚のクレーを如何に相手より多く破壊できるかを競い合うのだが、当然パーフェクトが出ることは少ない。

そして準決勝以降は、更に状況が変わる。
何故なら、飛んで来るクレーは自分のものだけでなく、相手のものも加わるからだ。
つまり闇雲にクレーに攻撃しては、相手にポイントを与えかねないという状況だ。

如何にして相手を妨害して自身の得点を稼ぐか。
準決勝以降はこれが重要になってくる。

そして今、二人の選手がその状況下で競い合っているのである。

ミール!!


試合が始まってしばらくしても、戦況は膠着状態が続いていた。

雫が取っている戦法は、自分のクレーの密度を高めることで相手のクレーの起動を妨害しながら破壊していく方法だ。
この方法は術者に大きな負担がかからず、相手への牽制も同時に行える非常に有用な戦法だった。

だが対する十七夜選手は、雫がどの魔法を用いてクレーを収束しているのか解析したのか、それを踏まえてクレーを破壊していっている。
雫の魔法式は変数処理を行わず、全て定数で処理することでスピードを高めているので、そういった対応も不可能ではないが、現実的ではない。
それを可能にしているというのは、文字通り十七夜選手の実力ということだろう。

更に十七夜選手がクレーの破壊に用いている魔法は、最初の一つを振動系魔法で破壊した後、その破片を移動させることで他のクレーの破壊に用いている。
例えるなら、クラスター爆弾のようなものだろうか。
雫の妨害を掻い潜りながらそんなことをしているのだから、正直言って驚きである。
あの自信は、嘘ではなかったということだろう。

だが――。


貴女「達也くん、やっぱり意地が悪いね」

達也「そうでなくては作戦なんて立てられないさ。よく言うだろう、引っかかる方が悪い」

エリカ「えっと、どういうこと?」

私が軽く達也くんを非難していると、皆の視線が集中してきた。
一応言ってもいいか確かめるべく達也くんに目配せをすると、軽く頷いたので了承と受け取った。

貴女「相手の選手は何とか雫に対応しているけど、多分特化型を想定してると思うんだよね」

レオ「へっ?あのCADって特化型だろ。なら間違ってないんじゃ……」

私の発言に、当然といった様子でレオが反論する。
たしかにその考えは普通だが、生憎とあのCADを調整した人間は普通じゃないのだ。

貴女「特化型にしては雫が使ってる妨害用の術式の種類が多すぎるのよ。なら、十中八九アレは汎用型よ」

そうでしょう、と達也くんに話を振ると、彼は無言で頷いた。

貴女「残念だけど、十七夜選手が使ってるのは特化型で、それを使って雫に対応するっていうのは無駄に消耗しているだけなのよ」

幹比古「つまりは、体力が持たないってこと?」

貴女「そういうこと。ほら、十七夜選手の顔見て。すっごい汗でしょ?」

そう言って皆にモニターに映る可能選手の顔を指差す。
そこには、苦悶の表情を浮かべた十七夜選手が、息を荒げながら魔法を発動している姿があった。

貴女「十七夜選手の魔法は精密さが売り。でもこの消耗した状況じゃ――」

そこまで言った時だった。
十七夜選手の魔法が不発に終わり、クレーが破壊できずに通り過ぎていった。

貴女「こんな風になる」

そして、辛うじて食らいついていた状況で、一度ペースが乱れれば、後は落ちるだけだ。
その後も十七夜選手は次々と魔法の発動に失敗し、終わってみれば雫がある程度の差を付けて勝利を収める結果となった。

試合の明暗を分けたのは、やはり選手のことをしっかりと考えた魔法だろう。
もし、雫の魔法も消耗が激しいものであったなら、こうはならなかっただろう。
その事が学べただけでも、この一戦は見る価値があったのだと思える。

【リザルト】
・【移動・振動魔法】の経験点を2点獲得

【夜会話】

1.達也・深雪

2.雫・ほのか

3.啓・花音

4.レオ・幹比古・エリカ・美月

5.一年生女子会 (一科)

6.三巨頭(十文字・真由美・摩利)

7.???

↓2

7

7

7【拳王襲来】

に決まったところで今回はここまで。
短くてすまない……。
でもラオウが出てきたら2時までコースが見えるんだ……。

そういえば、試合観戦の内容なんですけど、これって無駄に長く感じたりします?
もしそうならダイジェスト化できないか頑張ってみますが

おつっした

個人的には特に気にならないな。>>1がカットしたいならしてもいいんじゃね、とも思うが

特に問題無いかと

原作小説読んでないからへーと思いながら見てる。楽しみ

乙ー

乙です
ちょうど良いくらいだと思うけど
ラオウと初めて会った時よりとんでもなく強くなったけどどんな言葉をもらえるのか楽しみ

それなら良かった。
あんまり長過ぎると感じられるとツマンナイかなぁって心配だった。
原作読んでない人でも分かりやすくって思っても、>>1の文章能力じゃ長々と書かないと表現できないからね。


というわけで、次回【拳王襲来】

                      ノヽ)) ヽ,,rーrヽ,, ,,ノi
                  ,ノ~'tiii"(t i}}|j     " "ツヽ|t
               iヽ/ツii|}}从、}iii)''ijリリ}  、      ノツリ、 天を見よ!見えるはずだ、あの死兆星が!
               ii}}y"}!、iii、'';/r"t}}}(iij,yiiヽ-リヽii}j、,, "リ 
              t,`、i、}ヽ''ii);;|iMtヽ''" `" ノ ""ノノノjjり ''フ

              、)" ミ;;,,t、ti;i、 t;;、、))リiノツノ/""''彡"彡 ョ
              i、`''i ;;;;:::ijj}、`';;;;;;'"":::;;;'" ,,,,   廴r''ツ r'
              't、 ;;;、 t;; ::;;;`;;;;;;;;;;|}:::'"::;;'"ii"  、迄 彡ノツ
              ヽ, ;) (|;;ヽ;;、;;;;;;;;;ノ':::i:::;'":::';;"  ::'≡ " ノ

               'i ,;i,,、;;、、,;; ;;;;、;;;i'i},,ir')ノ,,,,,,,,___ :::ミ≡:r'i
               t ;t;;iitーミゥテ;;、刈シ='r'-ミュォヲヲ  ')'''/'|:|
                '',、,i'"` ̄"::::了 j''"` ̄:::::"   ;;リ/)リ/i       ,,
.                t、i'::::  :::::::| ,'  j""     :::リ'、/イ'(,, 、、 -ー '",、 ~ヽ
                 ヽt::::::: :::::t,,ハ ,、)    ;;;;:::i-ー'"t))::::: ..;、-'",, "  ヽ
                  i;t :::::::::::~'- '":"    了 ,i;;;;:::  t:::;、-'" '"     /
              ,,, 、 - ーt;ヽ ::::::::;;、、、:::,,,   ;;'" /;;;;::: ,、'":::::彡
          ,,、- ''":::::::::::::::::::t:;ヽ :::::":::::::::::::`'  / , ';;;;;;;r''":::::::...
       ,,、-'"::::::::::::::::::::::::::::::::::t::;;ヽ ;;;:::::::::    "/;;;;/::::::::::
   ,,、- '"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::t:::;;;ヽ ::::::::::::  、';;;;;r'"::::::::

.  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::t:::;;;;;;'、;;;;;;;;;,、-';、-'":::::
 / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ソ:::;;;、 - ーー'''"::::::::::: ....::''"

./  ;;;;;;;;;;、 -ーー ''''' """ '''' ー,-ー''''::":::::::::::::::::::::::::::::::::::::
"""           ー ニ"、,,,,,,,,_:::,,,,,,,,,:::__,,,、 -ー'"

成長言うても闘気とその制御だけだからなぁ。その先の発展があるんだろうか
時代が変わって暗殺拳じゃなくなった北斗神拳の一端見れるのかしら

よし、次は秘孔伝授だな!

貴女って宗茂みたいに空中のほこりやちりに乗っかって空歩くとかできるのかな?
魔法使えば硬化魔法とかでいけそうな気がするけど

空中にロードを作ってボードで滑ったりしてたから何もなくても空歩とかなら出来るだろうね
てか飛べるし

ガルシアは関係ないやろ!

ほら来年は飛行魔法に制限掛かるからトランザムを別の方法で出来ないかなって
宗茂は中の人出てるし

飛行魔法がダメなら精霊で再現すればいいじゃない

精霊に乗って移動すれば問題無いね

ムックル!

ヤックル?

ポックル

FGOやってたらもうこんな時間……
取り敢えずで10連引いたら一発で茨木ちゃんとナイチンゲールきて狂喜乱舞ですよ

ボチボチ再開予定

ライコーさんは来ましたか……?(小声)

ライコー二人来たよ!
本命の茨木ちゃんは0!(諭吉二人)

バサカ金枠できてライコーさん来たかと思ったんだよね。
実際にはナイチンゲールだったけども……。
まあこれで我がカルデアには鬼が二人揃ったから良しとする。

わかるわ
ライコー前にランスさん三人も来たから...

とか言ってたら声優間違いとかワロタ


日も暮れてきたのでそろそろ温泉にでもと思ったが、残念ながらそう事は上手く運ばない。
なぜならこの時間は他校が温泉を利用しているからだ。

ホテルの部屋割り事態は運営側が配慮しているおかげで、離れた場所に位置しているが、温泉はどうしようもないので共用なのだ。
その為、初日の内で各校ごとに利用時間を定めておいたという次第だ。
何も無い時ならともかく、さすがに九校戦期間中はこういった所で他校とぶつかると、後々面倒事に繋がりかねないという理由が大きい。

そんなわけで時間を持て余した私は、少し身体を動かそうと思いホテルの外に向かって歩いていたのだ。
そんな時だ。ホテルのロビーから懐かしい気配を感じた。

貴女「これは……ケンシロウ先輩。いや、違う……」

気配の主が誰なのだろうか探ろうとしたが、直ぐにその正体を掴めない。
仕方がないので、直接見て確かめようと気配がする方に視線を向けると……。

貴女「ひゃっ!?」

私の視界に、筋骨隆々の鍛えられた肉体が間近に迫っていた。
思わずらしくない悲鳴を上げてしまうが、幸い周辺に他の知り合いが居なかったので良しとする。

貴女「お、お久しぶりです、ラオウさん」

そこに居たのは、ある意味私の転機を作ってくれた人物。
近代格闘術の世界的実力者である拳王ラオウその人であった。


ラオウ「久方ぶりだな、色々と噂は聞いているぞ。随分と実力を伸ばしたようだな」

貴女「あ、ありがとうございます」

あの後、私が驚いて上げた声が周囲の視線を集めてしまったので、詳しい話をする前に場所を移すことになった。
そして今は、ロビーから程近いカフェテリアでお互い向き合っている状況だ。
しかし久しぶりに会ったのだが、相変わらずの威圧感である。
子供が直面したら泣き出しても不思議ではない。
もっとも、あまりにも失礼なことなので本人には口が裂けても言えないが。

ラオウ「今日の試合も見事だった。魔法は不得手と聞いていたが、そうでもないようだな」

貴女「見に来てくれてたんですね。まあ、魔法は苦手だったというより、今まで付き合いがなかったっていうのが正しいんですかね」

ラオウ「なるほど。それならば納得だ」

そう言ってラオウさんはコーヒーに口をつける。
体格が大きいせいで、普通のサイズのカップが小さく見えるのはご愛嬌か。
というか、ラオウさんを前にしてこんな事を考える余裕が出来たことに驚きである。

そうして暫くの間、世間話に興じることになった。
その際分かったことといえば、ラオウさんは(見かけによらず)弟想いだということだろうか。
なにせ会話の起点は常に「ケンが~」に始まるほか、内容も「部長として上手くやれているか」などの心配事が多かった。
きっと他の人からすれば、想像もできないだろう。

世紀末でなけりゃ良い兄貴だったんだろうなぁ

拳王にはぜひ二指真空把を伝授してもらいたい


そうこうしていると、結構いい時間になって来た。
そろそろ戻るべきかと思い、どうやって話を切り出そうか悩んでいると、ラオウさんが真剣な面持ちでこちらを向いた。

ラオウ「今から少し、時間はあるか?」

貴女「ええまあ。今日はもうミーティングもありませんから」

本来なら、ここで言い訳の一つでも言ってこの場を離れるのも一つの手だったろうが、ラオウさんのあまりの真剣さに、つい折れてしまう。
そんな私の返事に、そうか……と小さく呟いたかと思うと、急にこんな事を言い出した。

              rハノヽノヽハノヽ   ノY(__,ノヽハノしヘ、
              ノ   丶        Y´     ′         ヽ
              从       ヽ       ヽ  /    ノ    ヽ ハ
            八 `ヽ)`ヽ人ノ`ヽ从ノY(ノヽハノヽ人ノヽ  八

            Y´``丶、  r i!  ヽ    ノ   rノ     ハノ ハ
.             { ``丶、 从八ノしハ人从(ハノしヘ八ノしヘ、ハ ノハ}
.             ミー ミ彡      :.    :::::.:.:...:. : : : :.:.:.:::.  ミ彡ノ 从} 着いて来い。
             {`丶 ミ      ':. ':.ハ ::::.:.:.:... : : : .:.:.:.:.:.  ミ彡"´イ 少し、稽古をつけてやろう。
             トミ ヽノ      ':. ; }! {::.:.:....: : : : :.:.:.:.:...  }/ ノ{
.             }! \}:        .:j ,.}! {:. :. : : . ,.,.., :.:.:.. . .. } ノ 八
.            八 `ヽミ,;笊^´`ーヘ从ハハ从ノ`ー',.彡'^ー‐ァ 彡'^Y ミヽ
.            ミ{`ーミメ: 辷_弋:ッーミメ、 ゞ辷_弋:ッー‐ァ彡  lノハ } ミ
           ミl  ト:.{  ..:.:`::::.:.:彡ヘl .:.:.:ミ:`.::.:.:.´.:::.    }ノ /ノミ
            八 い:',    .:.:::::::.:. | :.       .:.:.  ノ // ヽ}
              `7'\ヽハ  .:.:.:..::::..:.: |:  :.      .:.:. /´ /{  }
               从 ,ハ,_j     .: .:.:.廴}__,,....ノ    .:.:.:: ,`ー' }从ノ
            ゙ミ{  .::.   ..:.::.. ヽ:::ー‐::     .:.:.:... }::.:.  |_ノ
                  |:. .::ハ .:.:.     ,,..............,,   .:.:..   .:.:.:.:. |
                _|:   八      -―:.......:―-  .:.:.. /::.:.:.:.. |"" ' ‐-
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   .:.. ⌒ヽ ヽ  .:  ノ.:    .:.:.:.:..  .:.:::::::::::::::::::::.:.:.:.:...    .:.:..  ヽ


その非常に魅力的な提案(年頃の女子としてはズレてるだろうが)に心惹かれた私は、後先考えずに二つ返事で了承の意を示した。
少しして冷静になれば、明後日に試合を控えてるのに、無理をするのはどうだろうかという考えもよぎったが、気にしたら負けだろう。



ラオウは……世紀末でなくても弟の彼女をレ○プするのはアウトですぜ……
さすがにまずいってことでぽっと出のモブを孕ませることにしたようだけど

発想が戦闘民族だよ貴女……

稽古だから単純に戦闘があるか?


若干の現実逃避を覚えながらも、ラオウさんに連れられていくと、結構広い場所に出た。
そういえば、エリカがホテルの裏に軍の演習場があると言っていたが、まさにここの事なのだろう。
そんな呑気なことを考えていると、ラオウさんが立ち止まり、こちらへ向き直った。

ラオウ「この辺りで良いだろう。さあ、打ち込んでこい」

貴女「……お願いします!」

そう言いながら、ラオウさんはゆっくりと構えを取る。
相変わらず、隙のない鋭い構えだ。
自惚れではないが、私もあの頃と比べて成長はしているはずだが、それでも突破口が見えない。

しかしいつまでも立ち止まっている訳にはいかない。
そこで先ずは、構えを崩すのに専念することにした。

貴女「行きますっ……」

自分を叱咤する意味も込めて、攻撃の意を示す。
しかし、真正面から突っ込むような愚は侵さない。
私の武器はスピードだ。
ならば、それを活かさない手はないとばかりに一息にラオウさんの背後に駆け抜ける。
そして、振り向きざまに裏拳を放つ。

             'i、
               l''、
               l ゙i,,

                 l、 .! .゙.l
                 l l.l  .l
                  |,゙'l  l
           ヽ   .l ゛  !

            ヽ`'-、.!   . !
              l-、 .ヽ      l
           ヽ \ ヽ     !
         \     ヽ ゙' |i     .!
         ゙'''ミ¬-.ヽ       l
           `'-、 `'         !
           \ ミ;;、      .,!
               \、        !
          ‐=二二        .!
            ゙>         |
           <゛           l
          _/_,,ッ       l
            ‐"´ . /        l
           ィンー'フ     .l

             /  .,,   /
            / . //   !
           / ./ ./  、/

             ,ilr'"  / .,r',!/
              / / iリ
                ,iシ'゙  .,l′
             ″  ,i゙

ラオウ「むっ……」

だが、それも容易く反応され、受け止められる。
肉と肉がぶつかり合い、その衝撃が手の甲に響く。
鍛え上げられたラオウさんの身体は、まさに鋼の肉体といえるほどで、攻撃した私の方が痛みを感じるくらいだ。



その後も、幾度も攻防が続いたが、一向に有効打は生まれなかった。
そして、今まで黙りこくっていたラオウさんが遂に口を開いた。

ラオウ「やはりな」

何かを理解したかのようなスッキリとした面持ちで、ラオウさんは私を見据える。

ラオウ「まずは認めよう。お前の体捌きは天性のものだ」

自分より格段に上の実力者にそう言われて、本来なら満更でもないはずだが、こうも通用しなかったのであれば素直に喜べない。

ラオウ「しかし、だ。その動き、拳打よりも剣戟に重きをおいているな」

貴女「……はい」

図星である。
確かに私はマジックアーツを学んではいるが、それ以上に剣術に力を入れていることは否めない。

ラオウ「それが悪いとは言わん。むしろ剣術の動きを取り入れるというのは積極的に行うべきだ。
    だが、それに引っ張られては、肝心の拳打の動きに無駄が生じる。それを忘れぬことだ」

貴女「……はい。ありがとう、ございます」

その指摘は、あまりにも重い。
たしかに今までは、私のやり方でも通じていたが、実力が上の者と当たった結果がこれだ。
今まで少し舞い上がっていた分、現実を突きつけられた時の落差は激しい。


ラオウ「そう落ち込むな。お前はまだ若い。今から幾らでも成長できる」

私が気落ちしたことは分かりやすかったのか、ラオウさんは静かに諭してくれる。
しかし頭では分かっていても、気持ちがついていかないのだ。

ラオウ「……ウォーミングアップはこれくらいにするか。次に行くぞ」

貴女「次って何を……」

ラオウ「無論、稽古に決まっているだろう。言っただろう、これから成長できると。
    だからこそ先ずは、身体に染み付いている癖を矯正するところから始める。付いてこれるな?」

貴女「は、はい!よろしくお願いします!」

てっきり愛想を尽かされたのではないかと思っていた矢先のこの発言。
思わず、驚きを禁じ得なかったが、逆にそれが功を奏したのだろう。
いざ指導を受けるとなると、先程まで落ち込んでいたことなど、気にも止める余裕もなかった。

【特殊判定】

・9以上で……

↓1

いかんのう

ぐ、駄目か……心眼か、それもないなら券……もったいないかな?

ミール!

さあ、これはどうなるんかな

【ゾロ目券:残り1】

1.使う

2.使わない

↓3まで多数決

1

1

うーーーーーん
2

1

ここで使っちゃうのか

たぶん使い時
1


あれから少しばかり時間がたった。
その間、ラオウさんからの指導を受けながら、基本的な動作の反復練習を行う。
何事も基本が肝心ということだ。

ラオウ「そうだ。今の感覚を忘れるな」

暫くすると、そんな事を言われ、稽古は終わりを迎えるのであった。
そしてそのまま解散という流れに行く……はずだった。

少しの間、何かを思考していたラオウさんが、改めて私に向き直る。

ラオウ「これで最後だ。今から、オレが一度だけ本気で拳を打つ。それに対処してみせろ」

冗談、ではないらしい。
それは表情を見れば一目瞭然だ。
ならば私の答えは決まっている。

貴女「受けて立ちます、全力で」

その答えに満足がいったのか、薄く笑みを浮かべるとラオウさんは構えを取り始める。
しかしそれは、先程までとは違い、圧倒的なプレッシャーを放っている。
その理由は明白だ。
これは、ラオウさんの闘気だ。

私のものと比べ物にならないほど圧縮された膨大な気。
目の前に立っているだけで、圧倒される。
しかしなぜだか私は、この状況で笑みを浮かべていた。

ラオウ「行くぞ」

静かにそう呟いたかと思えば、瞬きする間にラオウさんは私の正面に急接近してきた。
そしてそこから放たれる拳は、圧倒的な暴力。
しかし逃げる訳にはいかない。
立ち向かうのだ。
これに対して、全力で。

そしてわたしはその拳を―――

1.真正面から対抗した

2.受け流し、カウンターを狙った。

↓3

ラオウと会う機会少ないだろうしいいんじゃないかな

ksk

貴女は真正面から突破するイメージ
1

1

持ち味がスピードと言ってるし、

2

【追加判定】

・5以上で……

↓1

真正面から行ったか。展開的には好きだけどどうなるか

てい

すまない すまない...

運だから仕方ない

持ち味を殺しちゃったか

そういう話じゃあるまい

【判定結果】3

貴女(逃げるわけにはっ!!)

向かってくる拳に向けて、こちらも全力で拳をぶつける。


                           ,i゙l゙

                             / .,!
                             / .!    .、
                          iリ ./  .|   ,iリ
                      / | ./  .!.〟 / .l

                         ,! .| /  .|/l゙./  !
                       _. ! .!l゙   / レ   l゙
                    l{ l  ||         !
                   l .|.!            l゛
                   / ″        !
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               l.l  /           /  .、  .,r'|′
               ! l l゙           ,! .〃 ././
                  l | l              l゙ ,// ./  /
             |.l } リ           ,!,i^/./  ./   .,〃
             l .!|             l".〃  /  .,,‐./
               、│                 ゙  ./  / /
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         リ、  !. l.!                  ,iシ゛  /
             lヽ. | ゙′                〃  . /
             l .ヽ !               '″ /
              l .゙Y                ,r' /
           ,,、 .l                   ,rシ./
         l \ l                  il!'ン゛
        l'′ `''″                 /  ._,,,〟
            l                     "''" /
         ヽ                    ,/
       -=ニニ,,,、              ∠_
            Z________、 .vー'''"゛

貴女「ぐぅ……」

互いの闘気を纏った一撃がぶつかり合う。
しかし、拮抗したのは一瞬、私の拳は虚しく弾き飛ばされた。

ラオウ「ぬんっ!!」

そしてそのまま拳は突き進み―――
私の眼前で、その勢いを止めた。
直後、すさまじい衝撃が身体を襲うが、何とか踏ん張って持ちこたえる。

そして、私の意識はそこで暗転した……。

これって闘気使ってるんだよね? 精霊魔法併用しないと全然無理やな

そら頂点級に現段階では無理でしょ
しかも精霊魔法と剣術の方が得意でマーシャルアーツはまだまだレベル低いし

呂剛虎相手でもタイマンじゃまだ無理ってことかね
真由美が上手だっただけであって、正面戦闘では相当強い部類だし


ラオウ「……まったく。愚直な所はケンに似たか」

全力の一撃を見舞い倒れ伏した貴女を前に、ポツリと男は呟く。
その表情は呆れているようだが、なぜか薄っすらと笑みがこぼれている。

ラオウ「しかし、この身体で剛の拳は扱えまい。それをすることは、無駄に身体を壊すことだ」

まるで言い聞かせるように、少女を前にして言葉を続ける。

ラオウ「剣術家も拳術家も、大事なのは自らのスタイルを見極めることだ。それをゆめゆめ忘れぬことだ。
    だが、正面からぶつかっていく心意気は見事だと言っておこう」

今は眠っていて聞こえていないであろう少女に対し、拳王は言葉をぶつける。
当然、返事は返ってこない。

ラオウ「らしくないことをしたな……」

そう自嘲気味な笑みを浮かた男は、少女を抱き上げ宿舎へと歩き出した。

柔拳を次兄に教わりたいな

剛と柔の選択安価的なものだと考えてはいたが、端から柔を選んだ方が良かったかなぁ
なんか、スマン

まあ、券消費しちゃったからもったいない感じはするけど……イッチがまたミスればええねん(ゲス顔)


貴女「ん……」

深雪「【貴女】っ、目が覚めたのね!!」

暖かさと少しの肌寒さを感じながら、目を開ける。
すると耳元で、聞き慣れた声が響く。

貴女「ん?深雪、どうしたのそんなに慌てて」

深雪「覚えてないの?【貴女】、気を失って運び込まれたのよ」

貴女「あ~。うん、何となく思い出した」

若干呆れたような声を上げる隣人に受け答えしつつも、気を失う直前の光景を思い出す。

貴女(通用しなかったか……)

初めから分かっていたことだが、それでも全く歯がたたないというのはショックだった。
体格はともかく、技量、気の扱いといった根本的な部分で大敗を喫したのだ。
見つめ直す以前に、気落ちしてしまうのは仕方のない事だと思う。

そんな風に、暫くの間ボーッとしながら深雪の話を聞いていると、テーブルの上のメモ用紙が目に留まった。
この時代、大抵は電子メールや携帯でのやり取りが主流であるため、紙媒体のメモ用紙というのは逆に目立つものなのだ。

貴女「深雪、これって」

深雪「ああ、メモの事?【貴女】を運んできた人が貴女宛にって」

そう言いながら、私の代わりに深雪がメモを取り、手渡してくれた。
そこには、こう記されていた。

『加減が利かず、すまない。競技には影響がないはずだが、一応保険医に見てもらった方が良いだろう。
 もし、明日以降も機会があるなら、ここに連絡してくれ。
 今日と同じくらいの時間になるだろうが、稽古の時間を取ろう。    ラオウ』

貴女「あはは……。今度、お礼を言わないとね」

深雪「知り合いだったの?」

貴女「うん。マジックアーツの先生の一人。無理して練習に付き合ってもらったんだけどね……」

それから暫くの間、ベッドで休みながら時間を過ごした。
その際、応援に来ていた小野先生に問診してもらい(本人は門外漢だからと遠慮していたが)、異常がないとの事だったので一先ずは安心だ。

取り敢えず、今日は色々な反省点が見つかった一日だったので、ある意味良かったと思う。
これからまだ学ぶ必要があるので、天狗になってる暇なんて無いのだから。

そんな事を考えながら、私は再び眠りについた……。

【リザルト】
・【マジックアーツ】Lv2を習得
・九校戦期間中、夜行動時に【指導:ラオウ】が選択可能に
・今回の夜行動が消費された。
・【8月第1週 3日目】:終了


【マジックアーツ】Lv2:【武術】選択時、判定値に【体力】*4を追加。【剣術】使用時、判定値に【体力】*2を追加。


といったとこで今回はここまで!
やっぱりラオウが出てくると長くなるね。

これは消費した甲斐があったな
夜はラオウしかない!

乙!

ラオウの指導は今後柔拳メインかな


夜イベントない限りラオウで柔術学ばないとな
九校戦終わったら会えないし

体力*2や4となると微々たるものだが今後の成長次第か

Gジェネの新作ってホントにUCまでなのか……。
ついにGジェネからもF91の姿が見えなくなった……。

ボチボチ再開していきます

了解

F91面白いのにねぇ
セシリーが度胸付けのためにザビーネとヤった、っていう設定だけはいらないけど

【8月第2週 1日目・朝】

本日の開催予定試合:【クラウドボール(新人戦):予選~決勝】 【アイス・ピラーズ・ブレイク(新人戦):予選】

・ステータス
【体力】:13
【技量】:8
【人望】:7
【料理】:7
【魔法力】:400(余剰分:88)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:4/5』
【収束・発散】:5
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*0:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>639参照

所持金:16800円

A.街に出る
―×.買い物
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5(緩和-20)  【研究:精霊と信仰 49%】


C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.指導
-1.エリカ ― 【四の型】
-2.幹比古 ―【精霊魔法】Lv5(緩和-20) 【研究:精霊と信仰 49%】 

F.競技見学 ― 【クラウドボール(新人戦):予選~決勝】 【アイス・ピラーズ・ブレイク(新人戦):予選】


達也「昨日の夜、運び込まれたみたいだが何かあったのか?」

貴女「あはは……。ちょっとトレーニングに熱が入りすぎちゃって」

エリカ「まったく、程々にしなくちゃ駄目よ。特に、【貴女】は明日からが本番なんだから」

↓2

f

F

>>804
小説版とアニメーションは別物だからセーフ(震え声)

【競技見学】

1.【クラウドボール(新人戦):予選~決勝】

2.【アイス・ピラーズ・ブレイク(新人戦):予選】

↓2

安価下

1

>>809
個人的には経験済みならシーブックに黒本1部終了までお預けはしないと思うから
設定変わったんだろうと思ってるけどね


貴女「そう言えば、スバルたちも試合だったっけ?」

皆して今後の予定はどうしようか考えていると、ふとそんな事を思い出す。
別に興味が無いわけではなかったが、優先順位としてはより親しい深雪たちが参加するピラーズ・ブレイクに意識が行くのはしかたがないと思う。
それに、ピラーズ・ブレイクは性質上、一試合ごとの準備時間が長いので、深雪たちの出番にはまだまだ余裕がある。
それなら暇をもてあますよりは、応援に行くのも悪くはないだろう。

そんなことを考えながら、私は一人クラウドボールの会場へと足を運んだ。


競技の観戦に入る前に、クラウド・ボールについての簡単な解説書に目を通す。

以前(>>579)でも軽く触れたが、クラウド・ボールとは、四方を壁に囲まれたコート内で行われる競技だ。
次々と射出されるボールを相手のコートに入れることで得点を競う、という点は普通の球技と似たようなものだ。
ただ、そのボールは最大で9個まで数を増やし、テニスとは違いノーバウンドで返す必要が有るため、意外と奥が深いのも特徴だ。

さらにこの競技の特徴の一つとして、ボールを返すのは専用のラケットか魔法のみと決まっている。
また、魔法の発動範囲は自分のコート内のみということもあり、妨害をするにも一工夫いる。

コートを囲うように展開された壁も、ボールを反射させるよう設定されているので、競技中はその変則的な起動をも考慮しなくてはならない。
その点からしても、地力の差が明確に表れやすい競技とも言えるだろう。

スカッシュの様なコートでバトミントンをやる様なもんか

桐原なんかはラケットで打ってたみたいだけど真由美は魔法オンリーで見た目CAD構えてただけだった

クラウドボールでマルチスコープは反則級だよな

>>815
そんな感じの認識で問題ないかと

>>816
アニメの描写じゃ何やってるのかイマイチ分かりにくかったですね。
実際には常に高速で動き続ける9つの的全てをコートの水際で反射してるっていう状況なんですけどね。

>>817
逆にアレがなかったら真由美はあそこまで善戦できてないんですよね。
本人も試合の内容は割とギリギリだって言ってますし



貴女「なーんて、誰に向かって説明してるんだか……」

やはり、周りに知り合いが居ないというのは退屈なものである。
肝心の応援相手のスバルたちの試合コートも、この場所からは見えないと来たものだから、後悔は一入である。

そんな風に軽く憂鬱に浸っているのも束の間。
このコートに選手が入場してきた際の歓声が、それをかき消した。
そして選手に、私は見覚えがあった。

貴女「たしか……一色 愛梨、だったっけ?」

それは先日遭遇した、あまり良い印象を持てない三高の女子生徒。
しかし昨日のスピード・シューティングで彼女の取り巻きが見せた実力を考えれば、彼女も期待できるかもしれない。
というより、この歓声を聞く限りはこの競技での優勝候補なのかもしれない。

貴女「まあ、私には関係ないけどね」

誰にも聞こえないであろう小さな声でボソリっと呟く。
薄情かもしれないが、彼女の相手は私ではなくスバルたちなのだ。
なら、今更どうこうするのもお門違いだろう。

歓声の中、悠々と歩を進める一色選手と対するのは、ガチガチに固まった四高の選手だ。
この歓声に驚いているのか、それとも相手が強者だから緊張しているのか。はたまたその両方か。
ともかく、こんな様子では全力での勝負にはならないだろう。

そんな感想を抱きつつコートを眺めていると、しばらくして試合開始の合図が響いた。

【直後判定】

補正 心眼・極み:+2

・5以上で……

↓1

a

ほい

これはヒドイ

やる気満々だねぃ

本当に技術を盗む気まんまんな貴女

券が切れてて助かったぜ……


試合の展開は予想通りと言ったところか。
終わってみれば全てのゲームを一色選手が取得するというワンサイドゲームだ。
しかし、これに関しては相手が弱かったわけでは決してない。
言ってしまえば、一色選手の能力が、この競技に噛み合いすぎているという話だ。

試合の様子だが、一色選手が取った行動は単純明快。
自己加速術式を用いた高速行動で、ラケットを用いて全てのボールを返したというものだ。
それでも、9つ全てに対応するというのは並の能力では到底叶わないことだ。
それが出来るというのは、偏に彼女の努力の賜物といえる。

貴女「まあそれだけじゃないだろうけど」

そう、彼女の高速移動には秘密がある。
それがどういったものかは、何となくは掴めている。

貴女「知覚した情報に対して直接肉体に命令を下す。簡単にいえば意図的な反射という所か」

彼女の行っていたのは単純なことだ。
視覚から得た情報を無理矢理神経系にねじ込むことで、擬似的な反射を行っているのだ。
勿論、言葉にするだけなら単純なことだが、実際には相当高度な技術だ。
こればかりは深雪ですら再現できるかどうか……。

それに、この魔法の原理はある意味、精神干渉魔法を応用したものだと言える。
おそらくは魔法の対象は肉体や神経系ではなく精神体に向けたものだ。
もし物理的に神経系に干渉したならば、些細なミスで神経がズタズタになり、まともに歩くことすら叶わなくなるだろう。
だからこそ、これは現状彼女にのみ許された魔法とも言える。

貴女「でもまあ、幾らでも対処法はあるかな。思考と反射の融合ってことじゃないんだもの」

そんな事を呟く私は、きっと他の人から見れば奇人の類と思うだろう。
だが実は彼女のこの魔法を破る術は、意外と多い。
なにせこの魔法の要は彼女の認識だ。
ならば単純に彼女が認識できないレベルの速さを発揮すればいい。
そうでなくとも、一度集中を解けば、途端にこの魔法は成り立たなくなる。

例えばテニス部の先輩方の打球。
アレなんて下手に打ち返そうとすれば腕にダメージが行くようなものが殆どだ。
そんなものを、無理矢理動かした身体で返そうものなら、途中で身体が悲鳴を上げてリタイアだ。
そうでなくとも、どの打球が危険なのかを思考に置かせることで、魔法による反射能力もガクッと下がるだろう。

まあこういった対応策は、一朝一夕で何とか成るものではないだろうが、知っておいて損はないだろう。
そんな事を考えながら、私はスバルたちが出てくるであろう選手出入り口に向かい、足を運ぶのであった。

【リザルト】
・【移動・加速】の経験点1点獲得
・【技量】の経験点1点獲得

【8月第2週 1日目・昼】

本日の開催予定試合:【クラウドボール(新人戦):決勝】 【アイス・ピラーズ・ブレイク(新人戦):予選】

・ステータス
【体力】:13
【技量】:8 『経験点:1/5』
【人望】:7
【料理】:7
【魔法力】:400(余剰分:88)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:4/5』 → 6
【収束・発散】:5
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*0:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>639参照

所持金:16800円

A.街に出る
―×.買い物
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5(緩和-20)  【研究:精霊と信仰 49%】


C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.指導
-1.エリカ ― 【四の型】
-2.幹比古 ―【精霊魔法】Lv5(緩和-20) 【研究:精霊と信仰 49%】 

F.競技見学 ― 【クラウドボール(新人戦):決勝】 【アイス・ピラーズ・ブレイク(新人戦):予選】


あの後、無事にスバルたちに会うことは出来た。
だが、対応策を述べた際の反応は「何言ってんだこいつ」的な感じだった。

貴女「解せぬ……」

エリカ「何言ってんのよ。その反応が普通よ」

……解せぬ。

↓2

ksk

【競技見学】

1.【クラウドボール(新人戦):決勝】

2.【アイス・ピラーズ・ブレイク(新人戦):予選】

↓2

1

次の安価で取られていたら不味かった……

【特殊判定】

・貴女の提案の結果は……

・9以上で成功

↓1

ゾロ

00

心眼さえあれば...

まぁ、ゾロじゃないが成功したからいいんじゃね?

超兵DA☆

>>829->>831まで連続でゾロ目だったから正直ヒヤヒヤした。

まあゾロ目じゃないし問題ない(なお致命傷)

成功したから良しだぜ
しかも、補正抜きでこれだからナイス

というか9以上って時点で通常成功でもゾロ並のイベントなんだろう


簡単に言うとスピードシューティングを除く三高一年唯一の勝ち星が消えます。

殺ったね!

殺っちまったぜ!

HAHAHA、殺っちまったぜ!


というわけで初めて貴女以外がプロットを破壊してしまったので今回はここまで。
次回はちょっとスバル視点(需要あるかは知らない)で話が進む予定。

どうでもいいけどスバルって聞くと真っ先にこの子が思い浮かぶ。
むしろ今の貴方がコッチに近いような気もするけど
Force再開しないかなぁ……


      /:::;′ /  /         ./     |
      |:.:.{ /   /___  /      |
      {:.:.∨> ''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`く      |
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 ー―,ァ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.「  ____|_  ___r――-、<^く   `ヽ
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 ./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:. メ、:/!:.:.:/ |:.ハ_,.斗、/       / /      /:::::::::::::|:::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::\、 `ヽ
 i:.::.:. /|:.:.:.:.:.:/レハfく:./ ィ'fチ圷 | |      |  l     /:::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::ヽ  |
 !:.:. / l| :/:./:.∧ Vリ     Vzソ/| |      |  |   /:::::::::::::::::::レ'´ ̄ ̄ ̄`|::::::::::::::::::::::::::::::::ハ. 、|
 !.:./  Vl/ |ハ:.:ハ   ' __   〈〈 〉|      |  |l  /::::::::::::::::::::::|       |::::::::::::::::::!::::::::::::::::ヽ }
 ∨ ___ レ| |> 、ヽ ) ィ∧| |    、 |  |  /::::::::::::::::::::::_/       ト、:::::::::::/::::::::::::::::::::::::〉
  /     //_、L、ヽ ` 7、-vィ| | |      、V ハ |:::::::::::::::::::://          |  ヽ、/:::::::::::::::;::::::::,′
  |    /}ニ´イ/ / /`7:::::Y|::::V l!   / ̄ ̄ヽ V!:::/ ̄`ヽ |         /   /、:::::::::::::/:::::::;′
  | / | |―く^Y Y /::::::::||:::::: \!  /:::::::::::::::::ト、 V      \    /    /   ヽ、:/::::::::;
  .V l/| |ニく_ ハ|;':::::::::::|l::::::::::::::\ ヽ、::::::/  >ハ、       ヽ /     ./      /‐-、:;′
  /| l V__ノ |レ' V、 :::::l V::::::::/:::::\  ̄   /   `ヽ、      ト、__,/     ./    ;′
  . |  V、___,ノ/ _>、:::ゝ\:::::\:::::::\   / |      \__/   \___/     /
  | l\ \   ,.イ/     \ ̄``ー―‐ '^ー'´   |                `ー――――'′
  ヽ    ̄   /            ヽ            |
    \__/          /               ',
                       /           ,    ',

乙!
時には良いと思うよー、期待
というか、無茶苦茶な理論を実行に移しちゃうん?

乙です

             //
           ///)

          /,.=゙''"/       _,r'三 ̄`ヽ、
         i f ,.r='"-‐'つ     /ヘ/" ゙̄\,ミ\
         /   _,.-‐'゙~     ,! 、!r r。-r ミ   i
        ,i    ,二ニー;     ドツ ヽ ̄  fハ, il >>1が愛したプロットは死んだ。何故だ!!
        ノ    il゙ ̄ ̄      l ー-_゙   ,、/ /
      ,イ「ト、  ,!,!         ゙! )二」゙  ,!i Y プロットを再構成し、立てよ>>1!!

     / iトヾヽ_/ィ"___.     ヽ.t  _/,!  i
    r;  !\ヽi._jl/゙_ブ,フヽヾーtー:、__ ,トf-≦-=、_,L

    ∧l   \゙7'゙ .j!/ / /\jr=ニ:ー-゙┴、 ゙ミ三ヽi]l「/l      _____
   ./ i !   \.// /./  ./   \ ┌‐ヽミ≦‐十'"!    r",.-、, \
  /  i゙i     /  ̄ ̄ ̄       i .l ッー-、\_ミ「彡゙'ー=‐ (_.人 ヽ._ ヽ
 ノ   ヾ、  /            i! ! \_ ̄i i l r‐へ.__ ゝ. \   /
/      ゙''y'              l .i  、 l  !.j .l l 「,> (  \   人


というわけで待て次回
お付き合いありがとうございました

おつっした


そのスバルの技術を精霊で再現している人もいるしね

そうかプロット破壊を導く鍵はこの子だったんだな

機能の更新の後、プロットが破壊されて頭抱えながらガチャを回したら三人目の茨木ちゃん来た……
暗にイッチが不憫枠だと言っているのだろうか

21:30頃から再開予定

了解
羨ましい
持てる石と諭吉をすべて使っても来なかった

りょーかい
でも、強いよね茨木ちゃん


取り敢えず最近はここでプロットが破壊された後にガチャを回すと高確率でレア鯖が来るというジンクスができつつある……。
なんという遣る瀬なさ

捨てる神あれば拾う神ありということだな

今日もぶち壊して、らいこーさん出そう(ゲス顔)

じゃあイッチのためにも頑張ってゾロ目出さなきゃ
頑張る

要はイッチに因子が微笑んでるってことやろ?

青鬼討伐はやっ!!
やはりこれが女神の導きか……。
運営はこの調子でステンノ様が活躍できるステージを提供すべきそうすべき。

上姉様はマジでどうしてこうなった…
宝具にダメージ入れろよ…


それじゃあそろそろ再開。
取り敢えず御札が手に入ったのでプロット破壊されたら回します。

了解

了解
トランザム!


里見スバルは常日頃からある悩みがある。
それは、影が薄いことだ。
しかしこの事を周りに話しても、最初の内に理解を得られることは少ない。
ある程度付き合い始めた友人にそのことを話せば「何を言ってるんだ」という表情をされるのは何度目になるか分からない。
だがそれも最初だけであり、その魔法特性を知れば皆が納得してくれる。
この流れにも慣れてしまった。

なぜこのタイミングでそんな事を説明するのか。
それは彼女が目前に控えているクラウドボールに関わることだからだ。


スバル「……」

愛梨「……」

試合開始直前のコート。
そこに立つのは二人の選手。

一人は優勝候補として名高い、師補十八家に籍をおく一色家の才女―― 一色 愛梨。

対するは快進撃を続けている第一高校の代表である里見スバル。

両者ともにコートに出てからは真剣な面持ちで向き合っている。
今、この場はクラウドボール決勝の舞台。
それはつまり、互いの正面に立つ相手が相応の実力者であるという証でもある。
そんな相手を前に、油断できるはずがない。

そして、互いに軽口を浴びせるようなこともなく、係員の合図により試合の幕は静かに開くのだった。


――ワアアアア!

スバル「ハァ!!」

愛梨「フッ!!」

試合が始まり、歓声があたりを包む。
それは普段の僕からすれば、願ったり叶ったりな事態だ。
余裕があれば、パフォーマンスの一つでもと思わないでもないが、現状その余裕はない。
なぜなら、相手の動きが予想以上に早いからだ。

スバル(なるほど。これが【貴方】が分析した一色選手の必勝法。僕を前にしてよくやる)

自身の自己加速術式の展開を持続させながら、そんな考えが頭をよぎる。
あくまで自信満々なこの態度には、少なからず理由がある。

僕の持つ切り札は所謂BS魔法と呼ばれるものだ。
BS魔法とは、魔法師が持つ先天的な得意能力のことを言う。
簡単にいえば、実例は確認できても、未だ「魔法」という技術で際限不能の現象のことだ。
中にはそのBS魔法に特化し、他の魔法に演算領域を割り振れない者もいるが、幸い自分には十分な演算領域があった。

そして、その切り札の名は「認識阻害」という。
自身の存在を希薄にし、目で姿を捉えても実態をつかめなくするスキル。
こちらの姿を目で捉えることで、目で見える情報と実際に感じる感覚の差異により判断能力が低下し、結果的に相手のスピードを落とすことも出来る。

そして現在、こちらはそのカードを既に切っている。
にも関わらず、相手はこれに食らいついてきているのだから驚きだ。
もっとも、身内にはこれを魔法無しで突破するイレギュラーもいるので、精神が乱れることはないのが救いだ。

さすがに纏いとかパレード程ではなさそうだな
穏行みたいなもんかな?

>>866
視認できる中途半端な隠形みたいなものだと考えています。
何というか、視界の端に影を捉えて、その影が何なのかを確認するために二度見して、その二度見する手間の分遅くなるって感じかと。



そうして試合が進んでいくと、徐々に一色選手のスピードが上がる。

スバル(やはり突破するか……)

しかしそれも十分織り込み済みだ。
なにせ最近知り合った変わった友人はこちらを視認せずボールのみに意識を集中させることで、こちらの術中を突破したこともある。
そして目の前の相手は、それと同じことが出来るだけのポテンシャルがあるのだ。

スバル(だからこそ、この技が光るというものさ!)

唐突だが、僕は無視されるのが嫌いだ。
なぜなら僕の持つ「認識阻害」は、常時発動している。
おかげで、子供の頃からよく居ることを忘れられてしまうことも多々ある。
その寂しさと言ったら、虚しいものだ。
だからこそ、普段は男装をし、あまり身に付ける人のいない眼鏡を掛けることで、少しでも存在感を出すべく努力しているのだ。

……話が逸れた。
その嫌いな行動に対して、何の対策も考えていないはずがない。
そしてそれは、あの友人が示した一色選手への対抗策としても、非常に有効であろうという予測もあった。
ならば、ここで試す他ないだろう。

スバル「僕を無視したこと、後悔するといいさ」

自らを鼓舞するため、そう呟きながら、僕はラケットを振るった。

ジャイアントキリング達成クルー?


愛梨(……何なの、この感覚?)

相手の術中を類まれなる集中力を持って突破し、自分のペースを取り戻した愛梨。
だが、彼女はボールを返す度にある違和感に襲われていた。
それが何なのかは分からない。
だが、とても嫌な予感はしていた。

それからも、違和感を覚えつつ相手のコートにボールを叩き込んでいるときに、その不安は現実のものとなった。

愛梨「ッ!?」

なんと、しっかりと握りしめていた手から、ラケットがスッポ抜けたのだ。
そしてそれは、焦りを覚えるには十分なことだった。

これが普通のテニスやバドミントン等の試合であれば、ここで一度制止が入ることだろう。
だが、クラウド・ボールの場合は、そんな措置は入らない。
なぜなら、この競技での得点の取得には幾つか種類があり、中断することが出来ないからだ。

まず一つは相手のコート内にボールをバウンドさせること。
これは、バウンド1回あたりで1ポイントが加算される。
そしてこれ意外にも、この中断が無いことに関わるものがある。

それは、ボールがコート内で静止または地面を転がる時だ。
その場合、0.5秒毎に1ポイントが加算される事になっている。
その為、自身のミスでボールを拾えない状況に陥っても、それは審判が制止を決行するには不十分な出来事なのだ。

愛梨「くっ!!」

そのルールが有るためか、愛梨は慌ててラケットを拾い、全てのボールを相手側に返した。
だがこの少しの間で、引き離していたポイントが一気に逆転されてしまった。

愛梨(一体、何が起きたっていうのよ!!)

誰も答えてくれることがない胸中で、愛梨は苛立たしげにそう言葉をぶちまけた。


貴女「なるほど~。さっすが技巧派スバル。そんな手で来るとは思わなかったよ」

あそこまでアドバイスをしたのだから、結果を直接確かめたいという欲求に駆られ、私はクラウド・ボール決勝戦の応援に来ていた。
幸いというべきか、深雪の予選まではギリギリ間に合う時間帯だったので、エリカたちに場所取りをお願いしてここに来たのだ。

そして肝心の試合の内容はといえば、途中まで一進一退の攻防を繰り広げていたものの、途中で一色選手の動きが急に良くなり、得点を伸ばしていた。
おそらくはスバルの認識阻害を振り切ったのだろう。
まあアレもスバルさえ意識をしないか、慣れてしまえばどうとでもなるので不思議ではない。

閑話休題。
一色選手がリードを見せたが、それはほんの僅かな時間に過ぎなかった。
形勢が変わったのは、一色選手のラケットがスッポ抜けた辺だろう。
そこでポイントが逆転し、それ以降差は縮まらずにいた。

なぜなら、そのラケットのスッポ抜けは一度や二度では済まなかったからだ。
勿論、それは自然なことではなくスバルによるものだ。

貴女「確かテニス部の人が『スポット』って言ってたっけ?原理が分からないと対策もできないよね」

スバルが行ったのは、ボールの回転を操り、相手の筋肉を一時的に麻痺させる「スポット」と呼ばれる技だ。
だがこれは、普通のテニスでやる分には不可能と言われているものである。
しかし、魔法を用いれば意外と高い再現性を発揮できるのだ。
ましてや、半ば条件反射で動いている一色選手ではいい的になっていることだろう。

ボールは9つ飛んでくる状況で、その内どれがハズレ球かを見極めるのには至難の業だ。
そしてその判断に要する時間は、一色選手の必勝法には致命的な時間だ。
これに固執すれば必然的にスピードを落とす他ない。

更に、こう来ると幾ら無視しようと試みても、もはやスバルを意識外に持っていくことは不可能だ。
その結果、ドツボにはまり、一色選手は本来の実力を発揮することが叶わない。

これがスバルが編み出した勝利への道なのだろう。

そして、試合はそのままひっくり返ることはなく、終了のブザーが鳴り響いた。
終わってみれば、スバルの圧勝である。
しかし、これは誰も予想していなかったのか、会場は静まり返ってしまう。
なら――――。

貴女「スバルーー!ナイスファイ!!」

席から立ち上がり、大声でコートに声援を送る。
すると、スバルは汗だくになりながらも、いつものキザな笑顔を披露した。
それから数秒の間の後、大きな歓声と拍手が会場を包んだ。

こうして、新人戦女子クラウド・ボールは、大どんでん返しの末、見事スバルが勝利を掴むことに成功したのだった。


【リザルト】
・スバルの交友値が2上昇【交友値:3】
・【技量】の経験点1点獲得

スポーツの知識が魔法の大会で猛威を振るう事になるとはねー

スポーツの知識(なおテニヌの領域)
なおこの時点で一高の勝ちは揺るがぬ模様。


【夜会話】

1.達也・深雪

2.雫・ほのか

3.啓・花音

4.レオ・幹比古・エリカ・美月

5.一年生女子会 (一科)

6.三巨頭(十文字・真由美・摩利)

選択時ゾロ目:???

↓2

物理を極めりゃ魔法になるってかー
ksk

1

4

ラオウが選択肢に入るのはいつだっけ?

夜行動時
夜会話時ではない

了解、ありがとう

【達也・深雪】

貴女「深雪、予選突破おめでとう!」

深雪「ありがとう。お互い、明日は頑張りましょうね」

貴女「そうだね。達也くんも、無理させてゴメンね」

達也「それこそ気にすることはないさ。むしろこの時点で忙しいというのは、一高としては喜ばしいことだ」

日も落ち、夜も更けた頃。
私たちは達也くんの部屋で団欒をしていた。
予定としてはこれから何時ものメンバーで集まるつもりだったが、少し早く着きすぎてしまったのだ。

貴女「しかし、改めて見ても達也くんって過密スケジュールよね。大丈夫?寝不足とかなったりしてない?」

達也「そこは大丈夫さ。適度に中条先輩たちが手伝ってくれている」

そういって達也くんは笑いかける。
まあ無理はしていないのだろうが、どうもウソっぽい。

貴女「あっ達也くん、ミラージの時は深雪の応援してくれていいからね」

そんな時、あることを唐突に思い出したので口に出した。
正直、この話は皆がいるところではやりにくいし丁度いい機会である。

深雪「え~と、どういうことかしら?」

貴女「いや、そのままの意味。別に達也くんはどちらかに肩入れしてるからって仕事に影響を出す人じゃないからさ。
   それならこういった所は気を遣わせないほうが良いと思って」

これは事実だ。
おそらく、明日のピラーズ・ブレイクの本戦で、深雪が一高の誰かと当たったなら、達也くんは迷わず深雪を応援するだろう。
その際に、周りからはなにか言われるかもしれないが、気にしないほうが良いと思う。
ならば、私の時くらいは最初から気軽に応援して欲しいものだと考えたのだ。

達也「そうか。まあでも、中立とはいかないがどちらも全力でぶつかってくれることを祈ってるさ」

貴女「フフッ!ありがとね。じゃあこの話はおしまい!そろそろ皆来るだろうし、飲み物の準備しようか」

そうして、しばらくすると何時ものメンバーが集まり、騒がしい時間が過ぎていった。
やはり、この時間は非常に心地良い。
そんな事を考えながら、流れに身を任せるのであった。


【リザルト】
・達也と深雪の交友値は5以上であるため、あと1回の夜会話で1上昇

【8月第2週 1日目・夜】

・ステータス
【体力】:13
【技量】:8 『経験点:2/5』
【人望】:7
【料理】:7
【魔法力】:400(余剰分:88)
【家系】:一般家庭

・魔法適正
【加速・加重】:5
【移動・振動】:5 『経験点:4/5』 → 6
【収束・発散】:5
【吸収・放出】:5
【精霊魔法】:11
【無系統】:8

・装備
【シルバーモデル:汎用型】:CADとしては最高級品。魔法使用時にプラス補正。戦闘時補正1.5倍、魔法力+40(メンテ補正)
【カスタムモデル:武装一体型】:【剣術】を使用可能。剣術使用時に補正値+40。CAD補正1.3倍、魔法力+40(メンテ補正)
【CADメンテナンスの初歩】:CADメンテナンスを行う際、判定に+5の補正
【CAD専門書】:CADメンテナンスの際に判定に+10
【幸運の貴石】:なにか良いことが起きるかも……
【OWABI券】*0:コンマ判定時ニアゾロだった際、ゾロ目に変える券。任意使用。
【サポーター】:身体を用いる技能の習得判定の目標値に-10

・交友
>>639参照

所持金:16800円

A.街に出る
―×.買い物
―2.散策
-3.交流

B.勉強
―1.魔法理論―【各系統魔法】Lv4
―2.魔法工学―【魔法工学:メンテナンス術】 【CADメンテナンス】
―3.精霊魔法―【精霊魔法】Lv5(緩和-20)  【研究:精霊と信仰 49%】


C.トレーニング
―1.体力【難易度:大】 
―2.技量【難易度:中】(緩和-10)
―3.人望【難易度:中】 

D.指導
-1.エリカ ― 【四の型】
-2.幹比古 ―【精霊魔法】Lv5(緩和-20) 【研究:精霊と信仰 49%】 

F.特別指導 ― 【ラオウ】


貴女「さてと……。これからどうしようか」

↓2

f

F

f

時空がまた歪んでしまった

【特別指導】

ラオウ「さて、それでは早速訓練を行う」

昨日の今日ではあるが、ラオウさんに指導を頼んだ所、了承をもらえた。
何度もあるわけではないこの機会、存分に活用せねば。

ラオウ「先ずは昨日の件だ。最後の一撃、何が不味かったか分かるか?」

貴女「……勝算がないのに真正面から打ち合ったことです」

ラオウ「その通りだ。たしかにお前はしっかりとした体づくりをしている。だが、それでも無理はあるということは忘れるな」

貴女「はい!」

そうだ。
失敗を常に抱えるだけではいけない。
大事なのはそこから何を学ぶかだ。

ラオウ「そこでだ。お前が学ぶべきものはオレの扱う【剛の拳】ではなく【柔の拳】だ」

貴女「【柔の拳】、ですか?」

ラオウ「ああ。相手の力にぶつかり合うのではなく、それを静かに受け流す拳だ」

なんだか、私のスタイルには似合わない……なんて思ったのも一瞬、ラオウさんの実力は私より上なのだから、考えがあるのだと思い胸の内にしまう。

ラオウ「これについては教えるのはあまり得意ではない。そこで、実際に体験してもらうことにする」

貴女「えっ!?」

ラオウ「案ずるな。初心者相手に訓練時は本気で打ち込まん。昨日のようなことは稀だ」

その言葉を聞き、ついホッと胸をなでおろす。
ならば幾分か安心だ。

ラオウ「では、早速始めるぞ」

貴女「お願いします!!」

ラオウさんの号令の元、私たちは構えを作り、向かい合った。


【適正判定】

補正 心眼・極:+2 

1~3:気持ちが急き過ぎている。(補正なし)
4~6:筋はあるがまだ荒い。(補正:小)
7~9:さすがの観察眼(補正:大)
ゾロ目:テーレッテー

↓1



ゾロ!

ゾロではないけど、0の時点で素質有りスギィ!

0は特殊表の筈なのに入れてなかった……。

最安価(最低値保証:9)するかこのまま特殊表ふるか

1.【特殊表】

2.【最安価】

↓3

1

1

特殊表だとマイナス補正もありうると思うと、素直に9保証再安価でいいんじゃないかと

だが、ロマンを突っ走るか

みんなギャンブラーね
でも分の悪い賭けは嫌いじゃない

【特殊表】

1~3:才覚あり(補正:大)
4~6:才能の塊(補正:特大)
7~9:海のリハクの目を持ってしても(補正:極大)
0、ゾロ目:テーレッテー

↓1

はい

愚かな

おお!?

実にすばらだが
心眼が欲しい!

思ったより優しい判定表だった

まって☆
この判定ゾロ目寄せ効くのに何しちゃってくれたの!

市井に埋もれていたとは思えぬ逸材

やったぁ!

いやだってFGOでレア鯖引いてほしいじゃん?

プロットは投げ捨てるもの

北斗の有情を感じる

一科生約全員「何でこの子が一般家庭出身で二科生なの?」

こ、この動きは…トキ?!

深雪は人類の叡智の結晶だけど、貴女は自然界の生んだ奇跡の結晶だな

プロットはすでに死んでいる…

激流を制するは静水をやってしまうのか…ww

トキの後継者待ったなし

なんぞこれ
なんぞこれ

なぁにこれぇ


【判定結果】こ、この動きは……

訓練を始めて数十分。
ラオウは表情には出さずとも、戦慄を覚えていた。
その原因は目の前の少女だ。

昨日までは自分の拳に恐怖を覚えながらも、果敢に挑んできた見所のある小娘だった。
だが今ではどうだ。
こちらの拳を無心で受け流し続けているではないか。

ラオウとて伊達に「拳王」と称されているわけではない。
その拳はあらゆるものを破壊する暴力の塊であり、加減を指定たとしてもそう受け切れるものではない。
それを目の前の少女は、一度の失敗もなく全てを流しているのだ。

ラオウ(この動きは……)

思い浮かべるのは弟の影。
未だ全力でぶつかり合っても決着を着けることの出来ない、自らとは対局に位置する柔の男。
それを髣髴とさせる動きを、目の前の少女は行っているのだ。

ラオウ(試してみるか)

そう思うのも束の間。
自らの闘気を腕に纏わせ、圧倒的な暴力を少女に叩きつける。
それは、昨日この少女に放ったものと変わらぬ拳だ。

だが、それすらもこの少女は受けきった。
昨日のような派手な闘気のぶつかり合いはない。
ただ最低限を自らの気で防御しつつ、こちらの攻撃を流れるような動作で受け流す。

これは正しく、柔の拳の理想形だった。

ラオウ(……これほどとはな。世界は広い、未だこの手に掴めぬ)

その様子に、歓喜に打ち震えながらも、トレーニングは暫くの間続いたのであった。


【リザルト】
・スキル【柔の拳】を習得した。

【柔の拳】:【体術】を使用時、【技量】×5%の確立で、相手の追加コマンドを無効化する。
       また敗北時、一度だけその判定を無効化する。




取り敢えず、貴女が激流に身を任せてどうかしちまったので今回はここまで。
まさかこんなにも早くプロットが崩壊するとは、この海の>>1の目でも見抜けなんだな。

飲み込み早いってレベルじゃねーぞ!

ヤバイ(確信)

加減を指定たに草



プロット破壊されるのって気持ちいいだろ?

おぉう、現状でも無効化確率40%とかシャレにならないな
そして、敗北無効効果まであるとは凄まじい

乙ー


次に深雪とまたバトル事があったら可哀想なことになるな
短時間でそこまで深雪は強くならねえし、てかもともと強いし


本家ミールといい新進気鋭の妊娠ミールといい
今夜はコンマが荒ぶる夜だな(白目)

乙です
現状精霊か剣術ばかりだし体術も高めていかないとな
なんならタイ捨流とかみたいに剣術と体術の融合でもしてみたい

というか本当に万能貴女になり始めたな
後は無系統も高いし

乙、です。
しかし神霊は宿すし激流に身を任せどうかするしと着々と廃スペック化していく貴女ェ…

言うてもCADがなぁと思ってたがとんだ思い違いだった
武術じゃなくて体術って事は剣術使用時にも適用されるってことじゃないか

おつおつ


因みに御札の結果はすまないさん。
本格的にジンクスが……

そーれ天魔失墜天魔失墜

これから毎日プロットを焼こうぜ

すげぇ…

おつおつ

すまない……プロットを破壊してしまって本当にすまない……

7月のリザルト時にはあった技量の経験点1/5が抜けてるよ

部活動ボーナス
クラウドボール予選
クラウドボール決勝
で8+3/5か

今日は無しか

                        { 、
                     {\____ {  \ト 、
            ____    <⌒_/ ̄⌒  \、
            ⌒\  \__/<⌒ ̄   _  ト、
               \ _ / /  //   ⌒',
                      ア/ /  //厶イ '  ∧
              <⌒__  /  イ  /{ rッ7 / / }

           __ /⌒ 7 /  i{ { ,   ' ィrッl  }
         / ⌒  ̄ r==ミ、 l/ {  'i{ N/ {/ _j ∧ , すまない……今日は眠気がひどくて再会できそうにない。
       ∠  斗===┻=ミ、 \ { / V/{ ‐ 、  イ/ハ 連絡が遅れてしまい本当に済まない。

          __}<><>=\ \{  込/   / 〈/____
       ⌒ /⌒ ̄\ \⌒ ', V Ⅵ{≧彳 { /ニニニニ}
       __〈⌒≫===ミx、\= ', \ VC) Vハ〈^l=‐/}
    /}\ 厂⌒ ̄ 〈〈 〈⌒ ̄\ 〉=≦} Vハ  Vハ} 、{N

   ∠___j_ -― ⌒ア/7⌒7ー-<^\  {  }{ ',  < _ノノ \{\__
   ノ\ /⌒ ̄ ̄   〉〉  〉  /_ >=ァ}〉〉 \ V{_ア⌒){\〉〉}\
  /   v ⌒ー⌒> 〈〈  〈   /⌒>==彳リ、\  、}\__/ } }}}「\ノ
  \/) 〈_〉イ「⌒   ∧\ } /\⌒> /⌒ ̄  ̄__\rー_クj 〈〈} \ \
     vイハノノ   //⌒ ア^\_アレ'{⌒ ̄  く⌒ く⌒_7//{>、_}/
     \^Vハ //ニニ=‐/V(/⌒V ハ〉⌒7⌒\ >く⌒Y { イ }ア´
     / 、v}´/⌒)ニ=‐,'ニアi{>''“⌒Y「⌒-=≦〃\_コ}ハ v/
   /  イ{\ハニニニ=‐/==/{__O(⌒)^}__ア くく}  く⌒}}  l ,'

    { / 「⌒\/ニニニ=∧=/ ∧ィ ´(( ))_}_ノ⌒>\、く⌒リ\j/
   ∨__ri{\/ハ⌒ ̄)ハ  // i{O_ア八O__/  / ⌒l

     Vハ ⌒i{__ノニニ7 /}∨,' /イO_ イ {  <く人 〃!
      } }_/ ̄ ̄777^\ V\〃 /VニニⅥ   〉〉  ∥{


寝て起きて会社に行ってたら赤鬼が消えてたでござるの巻
ライコーさんは狂のレイドにしてはそこまで強くないから楽でいいね。

了解

おやすみー

お疲れ
師匠とジャックとノッブがいれば余裕で助かる

乙、無理はせぬようにな。
それにしても、貴女にファンクラブ出来そう。

九校戦の後マーシャル・マジック・アーツの大会とかあるのかな

そろそろ深雪でもお兄様の封印解除して完全状態じゃないと勝負にならなさそう
真精霊王の精霊魔法とコキュートスの激突とか胸熱

深雪や達也とガチるなら最低限パレードが欲しいねぇ
司波兄妹はどっちも一撃必殺を持ってるから情報強化一枚の鎧じゃ心許ないもの

                       /ミh
                       /弋/    __
                  /:.:爪 .>''~//////)h、
               /ノ:.:.:/}/イ∧////////∧

               _{‐{_/.//,∥ _ }/////!//// ,
              /{{イ 冖.フ ヾ!} ,,ヽ///// !////.}
                ノ ノ/~´ i、  リ 匁ト }////i//// !
            /{//:.:.:/ リゝ    {///>'/////i
              {!-==、_∥ }≧===./ィi〔ノ//////i
            7``~、、> i////!≠≠{////////i
           / /~~/  / ̄ ̄ノ~~~~~i{/////// }
            / / ./=、/:.:.:.ノゝ>''~ ̄\////// i
          ./ / ./ }Υ}ノ~ヽ>i''´}:.:.}:.:.}:.!//////i
           ./ / ./乂}Yリ':.:.〉'//ノ:./:.:.,':.}//////i
          / />=ニヾ}Y}./イ',∧:.i:.:/:.:./:.:.}//////i
       >''~   >''~ ̄ ̄〕h、.∨:.:.,':.:.:.,':ヽ//// !

       {    ::, '        ∨:.:/:.:.:./:.:.} \//}
       λ  ::::,          }∧:.:.:/:.:./:.:./:.}≧=┐
       ∧  ::::{          リニ}:./:.:./:.:./:.:.i:.:.}/∥
       ∥)h。,,:∨        , 'ニ=,'/:.:./:.:./:.:.///ヽ
        .∥,'::,'  .)h、     ィ(ニニ,'/:.:./_,.。 *'"/{i///}
      .∥,'::,'     `^^^^´ニ=- ``~、、>''~/~~~<'

       ∥,'::,'       i//}、=-   -=ニニ弋彡 {// ∧
.     .∥,'::,'         i/ ∧≧s。   ‐=ニ<{==、∨// }
        '::,        i// ∧~''<≧s。/ノノ\/ヽヾ◎∨=<
        .'::,           i////弋Ⅵ}==< 〉〉,。。,ノ\∧∨/∨:.:} ~''<
        '::,        i/////込ヾ)}h、 ∨ i{__ノ/  \, ',◎∨~~}  ヽ
     , .'::,          i/>''~>''∨ゝイ }}-==} }!   ヾ,∨/∨    ∨
     .j{ !::!       >''~-=((爪ゝ''∨ ∧~~≧=‐ミ==≦∧∨/∨     i
    ..j{ !::!     , '    /_∨.  .∨_.。 *''"~~ゝ===- ∧',◎ヽ    ,'
     j{ !::!   ィi〔     >==< ヽィi〔~~弋_))〕h、     r=〉〉_ノ}!  ./
      j{ !::!ィi〔//ヽ=={~~)h/。:.:.: ィi〔      (-==、ヽ     《{__ノ} /}!
    >''~ヽ///////////>''~__       `)==-}!     〕~~´´{´:::}!
   /     ヽ//////ィi〔ヽ=={/////\     i:.:.:.:.:.:.∨    {/}///、__}!
  .八     ノ//.ィi〔///////////// ∧    i:.:.:.:.:.:.: ∨ _,,。≦!/乂//}ト、ヽ,__
   ヽ    >''~ `~弋/////////////}    i:.:.:.:.:.:.:.:.:}-=ニニニ}-}`ヾ,ヽ〉〉 })h、⊃ュ
    \ λ      }/////////>''~-=ニニゝ。,,__ノ/:.:.:.}-=.} .}!::∧ {~!} ̄~~~~´

      ≧=',      《/_,,.. -‐冖冖<-=ニニニニ}:.:.∨:.:.:/ニ=.}丿  ヽ>>
           ヽ,     )ゝ'´// ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄-=ニ≧≧イ´
          ≧=‐ィi〔__//____ ̄ ̄ ̄ニ=‐ ''´


バイカーが正式に加入したタイミングなら来てくれると信じて10連回したら目論見通りライコーさん来てくれた。
これで羅生門から続く日本イベの限定鯖は全部回収できた。
どうでもいいけどライコーさん始め見た時、誰かに似ているかと思ったらガン×ソードのファサリナだった。

ボチボチ始めて行きたいと思います。

本編再開前にちょっと幕間安価


1.お通夜状態の三高一年組

2.哀れ無頭龍

3.ヒャアッ我慢できねえ!両方だ!

↓3まで多数決

3

3

おめでとう
ファサリナさんはなんとなくわかる気がする

そして、みんなドSやね、というか貴女と深雪の活躍がもはや死体蹴りにしかならなさそう

なら3で
ちょいと時間掛かるかも

>>945
大会ありますね。
多分九校戦前の部活の時に誰かにそのこと話させてたかも?
取り敢えず来月のメインイベントの内の一つになる予定。

>>947
パレードはさすがに無理……と断言できない辺り恐ろしい。
まあ現時点でも条件が揃えばモノリスの時に幹比古がやってた幻影くらいは出来ますね

何かもう絶望がお前達のゴールだ、状態


九校戦の宿舎は、重要な役職の人間が多く宿泊するという理由から、建物内に会議室が複数ある。
そして九校戦の期間中は、各校が割り当てられた部屋でミーティングや交流会などを行っている。
因みに、貴女が所属する第一高校の部屋では、現在進行形で軽いパーティーが行われていたりする。

だが全ての高校がそうやってこの時間を楽しめるわけではない。
明日競技を控え対策を練る者。
少しでも性能を向上させるためデバイスの整備を行う者。
今後の方針を相談しあう者。
といった様に会議室を本来の用途で利用するところが殆どだ。

そして、優勝候補の一つと言われていた第三高校もまた、その中に含まれていた。

一年だけで見ても戦力差が歴然だものなぁ

一高:十師族級3(達也・深雪・貴女)、エレメンツ級4(ほのか・雫・エイミー・幹比古)
三高:十師族級1(将輝)、エレメンツ級2(ジョージ・三人娘)

くらい? 男子はともかく女子が絶望的

ライコーさん見てミサ姉に似てると思った奴は多そう


『……』

部屋を包むのは沈黙だった。
その原因は様々ではあるが、簡単にいえば今日までの九校戦の結果によるものだ。

本戦では、十師族を二人にそれに並ぶ実力者を抱える一高がリードする可能性が高いことは予想していた。
だがそれでも、この場にいる一年生たちは新人戦の結果でこれらを挽回するつもりでいた。
それを達成できる実力はあるつもりでいたし、実際に初日のスピードシューティングでは、吉祥寺 真紅郎が優勝を勝ち取った。

だが、残念ながら快進撃はそれまでだった。

続く女子のスピード・シューティングでは、なんと第一高校が上位3位全てを独占するという異例の事態を引き起こした。
無論、第三高校も優勝を掴むべく、確実な人選をしたのにも関わらず、だ。

そして更には優勝確実と言われていた今日のクラウド・ボール。
そこでまさかの優勝候補の一色愛梨が敗れるという認めがたい事実が突きつけられた。

明日に控えているバトル・ボードやアイス・ピラーズ・ブレイクにおいても、出場している一高選手が異常な手腕を発揮しているのも確認できている。
妨害が追いつかない程の超高速で爆走をする者に堅実な策と実力で勝利を掴む者。
一年生とは思えない繊細な魔法さばきを見せる者もいれば、高等魔法をあっさりと放つ移植の者。
それらを考えれば、今から気落ちするのも仕方がないことだろう。

幸いにも、男子の方は実力は拮抗しているのだが、女子は一高の独擅場だ。
これでは差が縮まることはないだろう。

将輝「技師の腕だけじゃあない、か」

主力の一人である一条将輝が、ふいにそう呟く。
今まで静けさが支配していたこの場所に現れた音に、皆が一斉に彼を注視する。

将輝「俺たちは一高との実力差はさほど無い、と油断していたのかもしれない」

口惜しいように言葉を吐き出す将輝に対し、誰も反論することが出来ない。
なぜなら、それぞれに思い当たるフシがあるからだ。

将輝「だが、これで終わるつもりはないさ。明日のピラーズ・ブレイク、俺は優勝してくる。モノリスもだ。だから皆、今は前を向こう。
   今回はの経験は、次で必ず活きる。だが、俺たちにその気がなければ、来年も、そのまた先も変わることはない」

一変、力強い目付きで将輝は宣言した。
それを耳にした他の生徒達は徐々に顔を上げ、そこに力を取り戻していく。

男子生徒「そうだ。一高がやったなら、俺たちだって上位独占を目指すぞ!」

女子生徒「そうよね!まだ競技は残っているんだもの!」

持って生まれたカリスマがゆえか、将輝の鼓舞の効果は十分にあった。
その様子を確認できたからか、彼はホッと胸をなでおろす。

吉祥寺「良かったのかい将輝?」

将輝「ああ。残念だが、ここから逆転するのは難しいだろう。だが、やられたままじゃ終われないだろ」

そう言って親友に向かい不敵な笑みを浮かべる。
彼らは今のこの空気がただの空元気だと知っている。
だが、やる気が失われた先程よりは何倍もマシであることも心得ていた。

そうやって徐々に持ち直しを見せたチームメイトたちに、二人はそっと安堵するのであった。
それがただの現実逃避だとしても、今の彼らにはこれが最善手だったのだから……。

こういう不屈の精神は好きだよ
だが、貴女達はそれを容赦なくすり潰しそうである


所変わって九校戦会場から離れた場所にあるオフィス街。
そのとあるビルの一室に複数の男たちが集まっていた。
そして男たちの表情は、皆一様に不機嫌そうであった。

男1「どうなっているんだ!!これでは第一高校の優勝が確実ではないか!」

内一人が、我慢の限界といった風に机に拳を叩きつけながら怒鳴り散らす。
そこには余裕というものが一切見られない。
だがそれは他の者も同じであった。
爪を噛む音、脚が小刻みに動き地面を踵が叩く音、項垂れた表情。
この部屋に腰掛ける者の中で、余裕などという言葉に縁がある者は皆無である。


何が彼らをこうも追い詰めているのか。
その理由はあまりにくだらないものである。
それは賭博だ。

彼らが所属する組織は毎年九校戦の時期になると、破格のレートで得意先に対して賭博を持ちかける。
それにより、相手とのパイプの補強を図ったり、新規層の開拓なども狙えるためだ。
だがその実態は、自分たちの都合のいい結果になるよう大会に手を出し、利益も掠め取るというものでもあった。

そして今回は、三年連続の優勝がほぼ確定している第一高校に票が集中している。
だからこそ、今年は第三高校が優勝するようにコントロールするつもりであったのだ。
しかし蓋を開けてみれば、この結果である。
故に今回の件は、彼らからすれば非常に由々しき事態なのだ。


男2「一体何故……」

思えば、最初に計画が狂ったのは本戦のバトル・ボードだ。
当初は優勝候補であり、ミラージ・バットでも高い成績を記録するであろう渡辺 摩利を脱落させる予定だった。
その為に、潜りこませた工作員たちに対戦表の操作を指示し、方々に細工を施した。
にも関わらず、その細工は何一つ効果を発揮せず第一高校は優勝してしまった。

そして、どこから嗅ぎつけたのか九島 烈による査察が急遽行われ、潜入していた工作員の殆どが確保されることになった。
彼らのせいで所在がバレることはない。
それが故の『無頭龍』という組織名だ。
だが頭に繋がらずとも、今回の場合は手足が切り落とされたようなものだ。
おかげで出場選手に手を出そうにも、何も出来ずにいた。

男3「こうなれば、大会を中止に追い込むしかあるまい」

この中でも最も落ち着いたように見える男がそう呟く。
だが発言の内容からも分かる通り、そこには冷静さの欠片もない。
しかしこの暴走を止められる者は、もはやこの中には存在しなかった。
男たちは、狂ったような笑みを浮かべつつ、自らの保身のための計画を熱心に話し合っていた。

……だからこそだろう。
彼らの足元を、白と黒でモノトーンの塗装された車が包囲していることに、彼らは終ぞ気がつくことはなかった……。

ちょ、ジェネレータが暴れる前に確保されてしまうのかww

まさに哀れ

健全な大会で終わるなら良い事だ
まあ、哀れだが南無…


翌朝。
本日はバトル・ボードとピラーズ・ブレイクの準決勝以降が予定されている。
その為、【貴女】と深雪は普段より少し早めに身支度を整えていた。

貴女「へぇ~」

深雪「どうかしたの?」

そんな中、携帯端末の仮想スクリーンを眺めていた貴女の口からどこか間の抜けた声が漏れだした。

貴女「いやね。昨日の夜に横浜の方で大捕り物があったみたい。しかもベイヒルズタワーの真向かい」

深雪「まあっ!それって、魔法協会の直ぐ側じゃない」

貴女「ねぇ。しかも魔法系の海外マフィア何だって。おっかない話よね」

実際はおっかないどころか、場合によっては最悪の状態と言っても過言ではない。
その脅威を排除したということもあり、今朝のマスコミ各所はこの内容でいっぱいだったのだ。

そんな事を話しながら【貴女】はスクリーンを閉じ、深雪の髪を結うのを手伝う。
昨日もそうだったが、深雪がピラーズ・ブレイクの際に巫女服と合わせるために髪型を変えるためだ。

それにしても、こんな風に穏やかな時間を過ごしている人間が先程の事件の解決に一役買っている事など、きっと誰もが信じ難いだろう。
……もっとも、一番自覚がないのは本人なのかもしれない。

歯車を狂わせた本人が全くの自覚がないという皮肉よ

大隊メンバーとの関わりが作れないって点だけがデメリットかしらね
転とか覚えられればさらにえげつなくなれたのだがww

まあ貴女が計画完全粉砕しちゃったし仕方ないね☆
閣下なら選手(未来を担う若者)に手を出したこと知ったら全力で潰しにかかるだろうし。

一般人(Not逸般人)貴女なので事件に気付いてもコネがない→一番身近なコネは会長たち→会長たちならこの事普通に閣下に報告するよね→閣下激おこ
の流れ

報連相って重要だな(白目)

貴女にほうれん草を食わせよう

>>971
ほうれん草を食べた途端筋肉むきむきになる貴女だって!?

因みにバトルボードの決勝も実力差が開きすぎてるのでダイジェストにしてもいいっすかね?

ええでー

いいとも

ええよー

素晴らしい描写を期待するぜぃ

そろそろ次スレ建てた方が



溢れる歓声。
弾ける飛沫。
照りつける太陽。
ここは真夏のビーチ……というのは冗談で、バトル・ボードの決勝会場である。

午前中に行われた準決勝も予選の時と同じく難なく突破した結果、私はこの場所に立っている。
まあ残念ながら立っているのは私だけで、他の選手はボード上で屈みながらバランスを保っているのだが。

新人戦とはいえ、競技の決勝ということもあり、観客の数は予選の時よりも圧倒的に多い。
まあそれでも、他の競技の時と比べればそうでもないのだが。
何故なら、現在別会場で行われているピラーズ・ブレイクに人が集まっているためである。

新人戦とは思えないほどの高等魔法の応酬が行われているため、必然的に注目は向こうに集まるのだ。
深雪の容姿も、その要因の一つといえるかもしれない。

決勝の舞台には見知った顔が殆どを占めていた。
一人はほのか。
向こうも順調に勝ち上がり、この舞台に上り詰めたのだ。
達也くんの策の効果もあり、体力には余裕が見られるも、緊張しているためか表情は硬い。
まあだからと言って、負ける気はさらさら無い。
手を抜かず全力で行くつもりだ。

もう一人は第三高校の三人娘の一人、四十九院選手。
こちらは精霊魔法を駆使して、他の選手を圧倒しながら危なげなく予選を通過していた。
達也くんの話によれば、彼女の家は水霊と密接に関わっているらしいので、ある意味最適な人員だということだろう。
心なしかこちらを見る目に怯えが見える。

最後の選手は会ったことはないのでよくは知らない。
だが、ここまで勝ち上がってきたのだから油断すべきではないだろう。

そうこうしている内に時間は進んでいき、アナウンスが始まった。

深刻なトラウマを作っていらっしゃる

貴女はこの一瞬を楽しみながら走破するんだろうな

そらエリートが得意魔法すら魔法使えなくなるんだからその絶望たるや...

これが進行すると相手にとっては常時迦楼羅炎みたいなもんじゃろ


『新人戦女子決勝、間もなくスタートです。先ずは、第七高校の……』

新人戦とはいえ決勝戦ともなると、その注目度は高い。
その為か、アナウンサーまで配備されたりもする。
まず紹介されたのは唯一面識のない七高選手。
名前を呼ばれた為かぎこちない笑みで歓声に答えている。

『続きまして、第三高校からは四十九院 沓子(つくしいん とうこ)選手!ここまで華麗なボードさばきと多彩な水術で他者を圧倒してきました。
 その妙技、決勝でも通用するのか!!』

四十九院選手は割と余裕そうに周囲に手を振る。
が、やはりこちらと目があると勢い良く視線をそらす。
この間の文句がそこまで聞いたのだろうか?
しかしまあ、気にしていたも仕方がない。

『そしてここまで快進撃を続けている第一高校からはなんと二名が決勝に進出!
 まずは光井 ほのか選手!トリッキーな作戦と堅実な走法でここまで勝ち進んできました。今回はどのような作戦を披露してくれるのでしょうか!!』

相変わらずテンションの高い司会の声に、ほのかはおずおずと顔を上げる。
だがある一点を見つめた瞬間、その表情はパッと光り輝いた。
こちらも視線を向けてみれば、そこには達也くんの姿があった。

ピラーズ・ブレイクの決勝前で忙しいだろうに、よく時間を作ったものである。
それを理解しているからだろう、ほのかの喜びようは人一倍だ。
現に達也くんは腕時計に何度も視線を移している。
それだけ余裕が無いのだ。

『最後はこちら!私の前は誰も走らせないと言わんばかりの疾走・快走・大爆進!!会場中の度肝を抜いた走りはどこまで通用するか。第一高校、【貴女】選手です!』

何故かハイテンションな司会の紹介に続き、会場から思わぬ歓声が上がる。
予想していなかった反応に若干面食らうも、取り敢えず笑顔を作り周囲に応える。
やはりどの程度注目されているかは、自分の視点からじゃ中々分からないものだ。
そんな感想を抱いている間に、選手の紹介が終了したことで次に進む。

『それでは、間もなく試合開始です』

一変、声色はまだ上ずっているものの、先程までの張り上げるような声を抑えた冷静な司会の声が、試合開始の合図が近づいていることを告げる。
私を除く、全員が立ち上がり準備が整えられる。
全員の準備が完了したことを確認した審判が、係員に合図を送り、スタートを知らせるランプが点灯を始める。
そして――。

ピ、ピ、ピー!

そんな軽い音とともに、ランプが全て点灯し、決戦に火蓋が切って落とされるのであった。

実際、小細工無しの正攻法での圧倒は一番観客受けが良いスタイルだからね、仕方ないね

貴女!トランザムは使うなよ?

了解! 白虎!

こどものこーろのゆめーはー

次立ったか。乙

次スレかな
【安価・コンマ】貴女で魔法科高校【オリキャラ】 その6
【安価・コンマ】貴女で魔法科高校【オリキャラ】 その6 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468592634/)

人望系スキル、【斬鉄:???】、>>174の【???】、>>469のスキル【??】
【精霊の王】のぞいて他に出てきたものの不明なスキルコマンドってある?

>>985
キン!キン!キン!

>>987
誘導ありがとうございます。

取り敢えずこちらは埋めてもらって大丈夫です。

>>1000は例によって確約は出来ませんが検討します。

>>1000なら貴女は深雪よりちょっと劣る程度の美少女なことが判明する

了解
>>1000なら仙道の使い手に出会う

埋めー

うめ

うめ

うめ

>>1000なら貴女は波紋遣いと出会う

うめ

うめ

>>1000ならまた四葉

>>1000なら
>>988のスキル・コマンド群の獲得条件について
虫食い状態でいいから開示してほしい

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