鬼娘「こいつはわしの物」 男「マジで?」(116)

男(全略、家族の皆様。私は今鬼ヶ島という場所で・・・)

鬼娘「・・・毎日こき使われ・・・ふーん」

男「おわっ!?な、何見てんだよ!」

鬼娘「なんじゃその手紙?ありもしない内容がつづられているみたいじゃが?」

男「全部あることだろ!毎日毎日食事の準備だ洗濯だ掃除ださせられてんだから!」

鬼娘「まぁ、何を書こうと自由じゃが漢字くらいちゃんと書けないと恥ずかしいぞ」

男「あん?」

鬼娘「全て略したら手紙にならんじゃろ」

男「・・・う、うるせー!」

男「大体なんで俺の部屋に来てんだよ!勝手に入ってくんなよ!」

鬼娘「勝手も何も、自分の家なんじゃからどこにこうとわしの勝手じゃ。お前の部屋もわしの家の一部じゃし」

男「お前の頭にはプライバシーって言葉はないのかよ!」

鬼娘「あっても関係ない。だから別にわしの部屋に勝手に入ってきてもいいぞ」

男「お前だって一応女だろ!そこらへんわきまえろよ!」

鬼娘「コソコソ隠すからよくないんじゃ。人前でも堂々としとればいいんじゃ」

男「じゃあなんだ、お前が風呂に入ってるときに除きに行っても恥ずかしくないのかよ」

鬼娘「別に。どうせそんな勇気ないじゃろ?童貞」

男「ぐ・・・ほ、ほんとうに行くぞコノヤロ・・・!」

鬼娘「そーかそーか。じゃあ今晩は一緒に入るか」

男「・・・ふぁ?」

鬼娘「言い出しっぺは貴様じゃからな」

男「・・・ちょ、え?マジで一緒に入るの?」

鬼娘「うむ」

男「お前と?」

鬼娘「やはり童貞は生身の女子を恐れておるのじゃな。嘆かわしい・・・日本男児が聞いてあきれる」

男「・・・く、くそったれ!わかったよ入ってやるよ!何が起きても知らねぇからな!」

鬼娘「ふひひ、何もできるとは思えんが・・・まぁ童貞なりに頑張ってみよ」

男「童貞童貞うるせぇ!」

男「くそ・・・なんだってこんなことに・・・」

鬼娘「ふひひ、まぁ酒の準備くらいはしといてやるかの」

男(それもこれもあんなことがあったからだ・・・)

~一月前~

村人A「生贄って言われてもなぁ・・・」

村人B「家事全般ができて独り身の男って言ってもなぁ・・・」

村人C「この村の男衆は畑耕すことくらいしかできねーしなぁ」

村人D「あ、前に男のところで飯食わせてもらったけど、結構うまかったぞ」

村人ALL「それだ!男で決まりだ!」

男「あのくそ野郎ども・・・」

鬼娘「ふひひ、お前はそんなにわしといるのが嫌なのか?」スリスリ

男「なんっ!?」ビクッ

鬼娘「なんじゃ?頬ずりしただけでそんなに驚くことなかろう?」

男「驚くに決まってるだろ!ええい抱きつくな!」

鬼娘「ふひひ・・・貴様の嫌がることは面白いのう」スリスリ

男「何がしたいんだお前は!」

鬼娘「んー?わしがわしの所有物に何をしようとわしの勝手じゃろ?」

男「俺はお前の所有物じゃねー!」

鬼娘「大丈夫じゃ。取って喰ったりはせん」

男「大体なんで俺を連れてきたんだよ。そもそも生贄ってなんだよ」

鬼娘「召使じゃ」

男「はぁ?」

鬼娘「召使じゃ召使。うむ。やはり男を選んで正解じゃったな。こうして揶揄うのだけでも楽しいのう」スーリスリ

男「そんなことのためだけに俺は連れてこられたのかよ!えーい!頬ずりをやめろ!」

鬼娘「そんなに雌に触られるのが嫌なのか?そんなことでは子孫を残すことすらままならんぞ?」

男「うるせぇ!」

鬼娘「そうか。では頬ずりはやめてやろう」

男「たく・・・いいかげんにしっ!?」ビクッ

鬼娘「はむはむ」

男「耳をかむな!耳を!」

鬼娘「ふひひひ・・・貴様いくら何でも感じやすすぎじゃろ?楽しいのう」

男「何がしたいんだ本当にぃん!?」ビクッ

鬼娘「れろれろ。ほれほれ、貴様は召使じゃろ?主をもっと楽しませるのじゃ。ぺろぺろ」

男「だぁあ!いい加減にしろ!」バッ

鬼娘「お?」バタッ

男「お前いい加減にしろ!」ガバッ

鬼娘「ふひひ・・・力技で来るのか?ふひひ、どう来るのか楽しみじゃ」

男「・・・・・・・・・」

鬼娘「・・・・・・・・・・・」

男「・・・・・・・・・・・・」

鬼娘「で?押さえつけてどうするんじゃ?」ワクワク

男「・・・・・・・・・・・・」

鬼娘「・・・・・・はぁ・・・・・・やはり童貞は童貞じゃったか」

男「童貞童貞うるせぇ!そういうお前はどうなんだよ!」

鬼娘「ん?」

男「お前も本当はしょ、処女なんじゃねーの?」

鬼娘「「お前も」ということは貴様は童貞なんじゃな」

男「・・・う、うるせぇ!どうなんだよ!」

鬼娘「・・・ふひひ。確かめてみたらどうじゃ?」

男「は?」

鬼娘「そんなもの、服をめくって触ってみたらいいじゃろ?」ニヤニヤ

男「さ、触るってお前・・・」

鬼娘「ふひひ、布きれ一枚めくって指を入れてみたらいいじゃろ?」

男「ゆっ・・・」

鬼娘「ふひひ、指が嫌なら舌でもいいぞ?」

男「・・・・・・」

鬼娘「ほれほれ~。押さえつけられていてわしは動けんからの~。色々好きにできるぞ~」

男「・・・」

鬼娘「ちなみにわしは下着をつけない主義じゃから本当にめくるだけじゃ」

男「・・・」ブバッ バタリ

鬼娘「興奮しすぎて倒れるとは・・・・・・情けない童貞じゃ」

30分後

男「・・・んん・・・ここは・・・」

鬼娘「おぉ、やっと目覚めたか」

男「うぉっ!?」

鬼娘「そんなにあばれるでない。たかが女子の膝の上じゃろうが。鼻血を吹いて倒れおった貴様を介抱していただけじゃろ?」

男「お、お前は本当になにがしたいんだよ!?」

鬼娘「ふひひ・・・貴様は本当におもしろいのう」

男「ぐ・・・」

鬼娘「ちなみにのう」

男「なんだよ」

鬼娘「ふひひひ・・・そのまま顔を下に向ければさっきの答えがわかるぞ?」

男「はぁ?」

鬼娘「ふひひひ・・・めくる手間が省けたじゃろ?ふひひひ」

男「どんなじょうきょうになってるかなんてしらん!」

鬼娘「声が上ずっておるぞ?ん?んん~?」

男「し、しるか!もういい!」グッ

鬼娘「おーっとっとじゃ」ガッシ!

男「うおっ!?」

鬼娘「そう簡単に起き上がられてはつまらんのう」

男「おまっ!足を絡めるな!」ジタバタ!

ザラッ

鬼娘「んんっ・・・」ビクッ

男「・・・」

鬼娘「貴様の頭部がちょっとかすった」

男「かすっ・・・」

鬼娘「どこに?そりゃ豆にじゃ」

男「まっ!?」

鬼娘「ふひひひ、この程度じゃ生殺しもいいところじゃのう?」

男「・・・・・・」バクバクバクバク

鬼娘「どうした?ものすごく脈が速くなっとるぞ?」サワサワ

男「おっ・・・」

鬼娘「いいのういいのう。貴様のその初心な反応・・・ものすごく愛いぞ~」サワサワサワサワ

男「だ、だれがお前の貧相な体なんかに・・・」

鬼娘「ふひひ・・・そういう割には随分と動揺しておるようじゃが?」

男「んなこと・・・ていうかいい加減足はずせ!」

鬼娘「嫌じゃ~」

男「くっ・・・」

鬼娘「それに・・・ふひひひ」

男「な、なんだよ!」

鬼娘「いやいや、貴様が言うわしの貧相な体なんじゃが、まぁ確かに胸が豊満なわけでも尻が大きいわけでもないが」

男「・・・」

鬼娘「貧相は貧相なりに男の楽しませ方を知ってるもんじゃ」カチャッ

男「ん?!」

男「っておいなんだこれ?!」ガチャガチャ

鬼娘「拘束用の鎖じゃ。ほれ脚にも」カチャッ

男「おい!はずせよっ!」

鬼娘「そうじゃな・・・やることが終わったらはずそうかの」

男「やることって」

鬼娘「ふひひひ・・・」

男「・・・・・・」

鬼娘「言ったじゃろ?貧相には貧相なりに・・・と」

男「・・・・・・」

鬼娘「貴様はわしの貧相な体でどこまで我慢できるのかのう・・・ふひひひ」ニヤニヤ

鬼娘「んーーっ」レローーー

男「やめっ!へそ舐めるな!」

鬼娘「ふひひ・・・そう急くな。まだまだ始まったばかりじゃ。れろれろ」

男「おいおまっ!どこ舐めてんだ!?」

鬼娘「ん?下より上に行ったほうがよかったか?ではご希望通りに」

男「そういうことじゃねー!」

鬼娘「貴様が下よりも上のほうがいいというから上のほうからいくとするかの」レロレロ

男「やめ」

鬼娘「やめん」レロレロ

男「~~~!!」

鬼娘「小さい胸のほうが感度がいいというのは本当なのかのう?」

男「は?」

鬼娘「その話が本当ならば男は皆胸の感度がよいということになると思うての」ニヤニヤ

男「なにおぉぅ?!」

鬼娘「ちゅううううう」

男「ばかっ!?なにやってんだ!?」

鬼娘「んっ・・・見てわからんか?貴様の乳首を吸ってみただけじゃ」

男「そういうことじゃない!」

鬼娘「んんー」チュパチュパ

男「だからやめっ・・・て!」

鬼娘「ふひひ・・・満更でもなさそうじゃの」チロチロ

男「・・・う」

鬼娘「自分よりも小さな見た目の女子にいいようにされる気分はどうじゃ~?ふひひひ」

男「どうもこうもねーよ!」

鬼娘「そうか?その割には先ほどから貴様の怒張した一物がわしの太ももに当たっておるんじゃが」

男「・・・・・・」

鬼娘「ふひひ・・・貴様の一物は素直じゃのう?ほれ、もう先走っとるぞ?」ツーーッ

男「う、うる・・・」

鬼娘「それにしても不思議じゃな?わしのような貧相な体には興奮などせんのではなかったか?」モニュニュ

男「おいその触るの・・・やめろって・・・!」

鬼娘「なぜわしが貴様の言うことを聴かねばならんのじゃ?貴様ほどの年頃ならばこのようなことにも興味があろう?」モニュモニュ

男「っ・・・!」

鬼娘「それとも、自分よりも幼い見た目の女子にこういうことをされるのが気に入らんのか?」

男「っ・・・そう思うならやめろよ!」

鬼娘「・・・・・・・・・・・・・・ふひひ」

鬼娘「ふひひひ・・・あはははははははは!」

男「な、なんだよ・・・」

鬼娘「良い、良いぞ!貴様はすごく良い!」

男「あ?」

鬼娘「自分より幼い見た目の女子に快楽を教えられることに対するその嫌悪!本当に面白い!」

男「お前俺を馬鹿にしてんのか!」

鬼娘「馬鹿になどしておらんよ?ただ・・・」

男「・・・」

鬼娘「快楽を知ったお前をさらに見たくなった」カリッ

ムチュー

男「・・・っ!?」

鬼娘「んー・・・」

男「ぷはっ!?お、お前・・・!?」

鬼娘「接吻の一つくらいで何を驚いておる?本番はこれからじゃろ?」ツー

男(唇から・・・血?)

男「・・・あぐっ!?」

鬼娘「ふひひ・・・ふひひひひひひひ」

男「お前何を・・・」

鬼娘「鬼の血のお味はいかがかな?なーに、少しばかり理性が保てなくなるだけじゃ。命を失ったりはせん」

男「血を飲ませやがったのか!?」

鬼娘「ふひひひひ、先ほどよりも興奮しとるようじゃの?」

男「当たり前だ!馬鹿野郎!」

鬼娘「鬼の血を口にした貴様がどこまで理性を保っていられるか・・・楽しみでしょうがない」モニュモニュ

男「くっ・・・!?」

鬼娘「ふひひひ、心なしか貴様の一物も先ほどより元気になったようじゃの?」

男「し、しるか!お前が変なもん飲ませるからだろうが!」

鬼娘「まぁ貴様はわしのような見た目の女には興奮せんらしいからのう。わしが何をしようが果てるようなことはないということじゃろう?」ニヤニヤ

男「だ、だれが・・・!」

鬼娘「ふひひひ、貴様は本当に愛い。愛いのう」ゾクゾクッ

鬼娘「ほれ」

男「あ?」

鬼娘「もう貴様の先走りで手がすごいことになっとるぞ?」

男「~~~~!」

ペロッ

鬼娘「すごい雄の匂いと味じゃのう。わしも興奮してきそうじゃ」

男(くそっ!手だけでもどうにかはずせないのか!)

鬼娘「ではそろそろ直に味合わせてもらうと使用かの」

男「っておい!ちょまっ!」

かぷっ

男「ーーーーっ!」

鬼娘「はぁっ・・・じゅるるる」

男(な、なんだこれ!?)

鬼娘「はむぅ・・・んっ・・・」

男「う・・・あっ・・・」

鬼娘「ひゅひひ、すごい熱さじゃ、あむ」

男「ぐぎ・・?!」

鬼娘「えむ・・・えろー・・・」

男(が、我慢・・・・我慢だ・・・!)

鬼娘「んはっ・・・すごいのう、まだ始まったばかりじゃが口の中が先走りでいっぱいじゃ」

男「・・・」ハァハァ

鬼娘「それだけわしに対して興奮しとるということかのう?」ニマァ

男「あ・・・ぎ・・・!だ、だれが・・・!おうっ?!」

鬼娘「その割にはこうして触れるだけで随分と苦しそうにしておるのう」ニヤニヤ

男「やめろって!だめだううあっ!?」

ビュルルルル

鬼娘「おっ!なんじゃなんじゃ?もう果ててしまったのか?」

男「あっ・・・あ・・・」

鬼娘「ふひ・・・ふひひひ・・・すごいのう、先走りとは比べ物にならないほどの濃い匂いと濃さじゃ」

男「お、お前・・・なにを・・・」

鬼娘「んっ・・・」ジュルルル

男(こいつ飲みやがった!?)

鬼娘「んっく」ゴクン

男「・・・・・・!」

鬼娘「ものすごい濃さの精液じゃのう・・・喉にこびり付くようじゃ」

男「お、お前、何やってんのかわかってんのかよ!」

鬼娘「ん?なんじゃ?雄の精液を飲んだだけじゃろ?」チュルッ

男「頭おかしいんじゃねーのか!?」

鬼娘「ふひひ、この程度で頭がおかしいなどというか」

男「おかしいだろ!」

鬼娘「では、雄と雌がまぐわうのはもっと頭のおかしいことなのかのう?」ズイッ

男「そ、それは・・・それとこれとは・・・ってなんのはなしだ!?」

鬼娘「まさかこれで終わりじゃとおもっとらんか?」

男「あ?」

鬼娘「こんな生殺しのような状態でわしが満足するとでも?」

鬼娘「わしのここもすっかり雄を受け入れるくらいにほぐれておるからのう」クパァ

男「・・・お、おい」

鬼娘「ほれ。貴様の精液ほどではないが糸を引くほどにの」ツツー

男「・・・・・・!」ドックンドックン

鬼娘「んお?なんじゃ、貴様もその気になったのか?ふひひひ」

男「ち、ちぐあ!?」

鬼娘「先にあれだけ出したのに元気な奴よのう。そんなにわしの中に入りたいのか?」サスサス

男「それはだめだ!だめだって・・・!」

鬼娘「そうか?お前の一物はそうはいっておらんが?」

男「お、おまえぇ・・・!」

鬼娘「お前も心の奥底では思ってるんじゃろう?わしをめちゃくちゃにしたいと」

男「な、なにいってんだ?!」

鬼娘「自分の思うままに目の前の雌を犯して犯して犯して犯しつくしてやりたいと」

男「・・・!!」

鬼娘「ふひひひ、ではそろそろこちらでいただくとしようかの」

男「ちょっばかっ!?やめr」

鬼娘「やめない。貴様ら人間の言葉で言えばこれは据え膳じゃろう?」ヌリュヌリュ

男「うぐっ!?」

鬼娘「それではともに初めてを」ヌチュ

男「んっ!?・・・えっ!?いま・・・」

ぷちっ

男「うっひっ!?」

鬼娘「かふ!?いっ・・・!?」

男「くっ・・・お、お前いま」

鬼娘「ふ、ふひひ・・・な、なんじゃ?」

男「ともにはじめてをって」

鬼娘「ふっひひ・・・わしは処女じゃないなどと一言もいっておらんが?確認してみろといったじゃろう?」

男「抜けって!大体お前涙目になってるじゃねーか!」

鬼娘「・・・ふひひ、ここにきてわしの身を案じておるのか?」

男「そんなこと言ってる場合か!・・・あっ!」ビクビク

鬼娘「うあっ!?熱・・・ふ・・・ふひひ、入れただけで果ててしまうとは」

男「う、うるs」

鬼娘「わしの身を案じていたのではなく自分が果てそうだっただけか」

男「な、涙目になってるやつがなにいってんだ!」

鬼娘「いっ・・・」ズニュニュ

男「お、おいやめろ!うごっ!?」ムチュッ

鬼娘「っはぁ、少し黙っておれ」

男「お前がそんな顔してるからだろ!」

鬼娘「貴様はわしをそこいらの人間の小娘と同じに考えとるのか?わしは鬼じゃぞ?」ズニュウ

男「だ、だからうごくなっ!?」

鬼娘「貴様ら人間よりも痛みに対する耐性は高いんじゃぞ?」

男「んなこといいながらもずっと泣いてっからだろうが!だからうごくなんっ!?」

鬼娘「・・・なんじゃ?わしを心配しとるのか?」

男「お前だって一応は女なんだろ!そりゃ・・・」

鬼娘「ふひ・・・ふひひ・・・」ポタ・・・ポタ

男「お、おい・・・?」

鬼娘「い、いたい・・・いたいぃ・・・」

男「・・・」

鬼娘「こ、こんなに痛いなんて聞いてないぃ・・・」

男「だ、だからやめろっていっただろ!?」

男(なんだ?急に口調が・・・)

鬼娘「だ、だってやめたらお前、わしのところからいなくなるじゃろ?」

男「・・・は?」

鬼娘「お前は鬼が・・・わしが嫌いなんじゃろ?だから・・・」

男(何言ってんだこいつ?)

鬼娘「既成事実をつくってお前に責任を取らせて、絶対に逃がさん!」

男「・・・・・・・・・・・・・・・・ん!?」

鬼娘「お前はわしのものじゃ!絶対に逃がさん!誰にもやらん!」ガシッ

男「ちょ、なんだ!?お前!?お、おちつk」

鬼娘「うるさい!初めてまでくれてやったんじゃ!中にも出したんじゃ!おとなしくわしと夫婦になれ!」

男「は、はぁ!?夫婦!?」

鬼娘「そうじゃ!お前はわしのものじゃといったじゃろう!」

男(は、話が全然読めないぞ!?どういうことだ!?)

男「お前、俺の事は召使だって・・・」

鬼娘「ただの召使にここまでするか!ばか!」

男「は、はぁ?」

鬼娘「お前がほしかったの!わしの物にしたかったの!そんなの言わなくてもここまでしてるんじゃからわかるじゃろ!」

男「・・・」

鬼娘「な、なんじゃ?」

男「んなもんわかるわけねーだろ!!」

男「鬼に遊ばれてるとしか思えねーよこんな展開じゃ!」

鬼娘「だ、だって・・・人間にどう接すればいいかなんてわからんし・・・」

男「・・・」

鬼娘「鬼ってだけで怖がられるし・・・」

男「お前・・・」

鬼娘「近づいても逃げられるし・・・だ、だったらもう攫ってくるしかないじゃろ?」

男「だから発想が飛びすぎだろ!」

鬼娘「じゃ、じゃあ・・・お前は逃げずに話を聞いてくれたのか?」

男「・・・まぁ、それはまた別の話だけど」

鬼娘「ほらみろ!やっぱり攫うしかないじゃないか!」

男「まぁ・・・でも」

鬼娘「な、なんじゃ・・・」

男「鬼とはいえ、女の子に好きだと言われて・・・まぁ・・・悪い気はしないが」

鬼娘「・・・」

男「・・・」

鬼娘「ふひ、ふひひひ」ムギュー

男「な、なんだよ?」

鬼娘「ふひひ・・・日取りはいつにする?」

男「だからなんでそう発想が先を行くんだ!?」

鬼娘「・・・嫌なのか?やっぱりわしが鬼だから?」

男(そんな涙目で上目遣いしてくんなよ!俺が悪いみたいだろ!?)

男「べ、べつに鬼とか人間とかそういうのは関係ないけど、俺お前のことあんまりわかんないしお前も俺のことあんまり知らないだろうし」

鬼娘「つまりわしのことをもっと知りたいと?」

男「ま、まぁそういうことか?」

鬼娘「知りたいということは、わしと一緒にいたいと?」

男「・・・ていうか攫われた時点でここでくらすしかもう手がないんだが」

鬼娘「・・・」ムギュ

男「な、なんだよ?」

鬼娘「に、逃げたら殺すぞ?」

男「泣き顔で何物騒なこと言ってやがる!」

鬼娘「あ、当たり前じゃろ!ほかの女子のところになんか行ったらそいつの村を草木一本残らん焦土に変えてやるからな!」

男(愛が重い・・・重すぎる・・・!)

男「・・・とりあえず、この拘束を解いてくれるか?それと風呂に入りたいんだが」

鬼娘「・・・うむ」カチャカチャ

男「それじゃ・・・・・・どうした?」

鬼娘「腰が抜けて・・・立てないんじゃが」

男「・・・」

鬼娘「どうする?つながったまま風呂場に行くのか?」

男「・・・よっこら」グイッ

鬼娘「あぅっ」ニュポッ

男「それで、風呂場はどっちだ?」

鬼娘「・・・」

男「おい?」

鬼娘「なんでわしは裸で姫様だっこをされてるんじゃ?」

男「腰抜けてんだろ?ほかにどうやって連れてくんだよ」

鬼娘「・・・まぁ悪い気はせんが・・・男」

男「なんだよ」

鬼娘「風呂を上がったらちゃんと掃除をしておけ」

男「掃除?」

鬼娘「先ほどからのう・・・わしの股からお前の出した子種が床に滴っておるんじゃが」

男「・・・」

男「んで、風呂場についたのはいいんだが」

鬼娘「なんじゃ?」

男「お前先に入れよ俺はあとでいいから」

鬼娘「なにをいっとるんじゃ?先に入るも何もどうやって浴槽まで行けというんじゃ?」

男「・・・」

鬼娘「ふひひひ、わしは腰が抜けて立てないといったはずじゃが?」

男「・・・はいつくばってなら浴槽までいけるだろ?」

鬼娘「それが初めてを奪った女子に対する態度か!?」

男「俺は「奪われた」側だろうが!」

鬼娘「今日の朝に約束もしたじゃろ!」

男「は?なにいって・・・」

鬼娘「覗きにいっても恥ずかしくないのかよと申していたではないか」

男「・・・」

鬼娘「酒の用意くらいはしてやるとわしは言ったぞ?」

男「そ、それは言葉のあy」

鬼娘「言ったゾ」

男「・・・」

カポーーーン・・・

鬼娘「ふぃぃぃ・・・昼間から風呂につかるのもいいもんじゃな」

男「・・・なぁ、ちょっと離れろよ」

鬼娘「わしの所有物に触って何が悪いんじゃ?」サワサワピトッ

男「お前さっきはあれだけ取り乱してわめいてたくせに」

鬼娘「どうせお前はここから逃げることなんてできん。つまりわしの物になるしか道はないんじゃ」

男「・・・俺が自害したら?」

鬼娘「お前の村の人間を皆殺しにする」

男「おまっ!?」

鬼娘「ふひひひ、これで死ぬという選択肢はなくなったのう?」

鬼娘「まぁ、それはそれとして、じゃ」

男「それはそれとしてですましていい話じゃねーだろ」

鬼娘「それはお前が自害しなければいい話じゃろ?」

男「・・・」

鬼娘「ほれほれ、約束の酒じゃ」トクトクトク

男「真昼間から風呂場で酒か」

鬼娘「乙なもんじゃろ?」

男(俺そんなに酒強くねーんだよなぁ・・・)

鬼娘「どうした?」

男「いや、べつに」

鬼娘「そうか?それでは、乾杯じゃ!」コンッ

男「・・・」クイ

鬼娘「・・・」グビグビ

男(結構度数あるんじゃないかこれ?)

鬼娘「ぷひゃー・・・男、酌」

男「お前飲むの早すぎだろ。もっと味わって飲めよ」トクトクトク

鬼娘「飲みなれた酒をいまさら味わってもしょうがないじゃろ?」

男「・・・そうかよ」トクトク

男「そういえばお前、ずっとここに一人で住んでたのか?」

鬼娘「ん?なんじゃなんじゃ?早速わしのことが知りたくなったのか?」

男「いや、別にそこまでしりたいわけでm」

鬼娘「そーじゃな!酒の席じゃし特別に教えてやる!」

男(随分と上機嫌だな)

鬼娘「んー・・・お前がここに来るまではわしと小間使いの二人だけじゃったの」

男「こんなでかい島に二人?他の鬼はどうしたんだよ?一応ここ鬼の島なんだろ?」

鬼娘「・・・まぁいろいろあるんじゃ、いろいろと」

男「・・・ん?そういえば、小間使いがいるんなら俺は何のためにお前の身の回りの世話をしてたんだよ?」

鬼娘「それは・・・まぁ・・・お前はわしの物だぞというのをわからせるために」

男「独占欲強いなお前」

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