白菊ほたる「今こそ創世の刻!!」 (32)



case.1







神崎蘭子「ククク...」




蘭子「我こそは魔王、神崎蘭子......偶像の頂点にて悠久の支配を実現せしもの」





白菊ほたる「.........そうですか」


ほたる「でしたら私も名乗っておきましょう...私の名前はホタル・シュバルツ...復讐の騎士」

「貴方の心臓にその名を刻む者ですよっ!!」


蘭子「来るが良い!!暗黒騎士よ!!我が108の魔術にて塵も残さず屠ってくれよう!!」







  「............」


ある日の事務所の休憩時間

ほたるがひと足お先に中二の世界に足を踏み入れていた


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蘭子「いでよ邪眼の杖!!」



衣装部屋から持ち出したのだろうか、たしか覚醒魔王の衣装の一部...だったか?

神崎さんちの蘭子さんが以前の仕事で使っていた杖を構える



蘭子「千年続く呪具の力をその身に受けよ!」


特徴的な大きな目玉の付いた部分がほたるに向けられる

やはりこういう動きが似合う、というか堂に入っている



蘭子「【一夜千夜の瞑目】、相手は死ぬ!!」

ほたる「くっ!これは喰らうわけには行かない【黒薔薇の盾】、私は死なない!!」




なんだそれ

呪文らしきものと共にどこかで聞いたような効果が口に出された

魔王の杖が向けられると同時にほたるが手に持っていたサーベルを前にかざした。盾のつもりらしい



蘭子「ぬぅ、なかなかの反応速度...!ならばこれは避けられるか...?【逆しまの暗黒堕天】!!空が落ちてくる!」


ほたる「なっ...空が...赤く染まっていく......!?」


蘭子「ンナァーッハッハッハ!!貴様の鎧はどこまで耐えられるかな?」



今度は杖を天井に向けると同時に呪文?らしきものを唱えた

釣られてほたるも空を見上げるような動作をしたのち驚愕の表情を浮かべた、


やはりほたるの悲愴な表情はレベルが高い。演技にはとても見えない

ちなみに空を見上げてもそこには事務所の蛍光灯と天井しかない




蘭子「畳み掛けさせてもらう!【苦渋の弓兵隊】!!いでよ!我が地獄の軍隊よ!!」

ほたる「なんですって......天候魔術に加え召喚術まで同時に......!?」



最近調子の悪い点滅する蛍光灯に向けていた目線が蘭子魔王に再度向けられる

どうやら召喚術を使ったらしいが二人の間には窒素しか見当たらない



蘭子「落胆せよ!憤怒せよ!そして絶望せよ!貴様の未来は決した!」



フリルの付いたスカートを翻し勝ち誇ったような声を上げた

広げた五指をかざすポーズはやはり様になっている


対するほたるは掲げていたサーベルをだらりと垂らしながら項垂れ、静かなままだ

だがその瞳はまだ死んでいない、ようにみえる演技のままだ



ほたる「......勝ちを急ぎましたね...」


蘭子「...なに?」



次の瞬間、傾いていたほたるの上半身が跳ね上がる


ほたる「あなた自身が唱えた天候呪文はあなたの召喚獣にも有効なんですよ!!」

蘭子「!!?」


え、なんて?

と言う間もなく魔王が己の失策を悟ったように歪む



蘭子「しまった!【逆しまの暗黒堕天】により産み落とされた隕石が、我が弓兵隊を壊滅させていく...!?」


そういうことだそうだ

というか隕石を呼ぶ呪文だったのか......隕石が降ってくるのは天候じゃないよ

あるいはファンタジーの世界では隕石も天気の一種なのだろうか



ほたる「ようやく隙を見せましたね!」

蘭子「ッ?!」



揚げ足取りのようなレスバトルもそこそこに、

ほたるが空手家のような高速のすり足で肉薄し、ニヤリと笑った

状況は逆転している。ここでほたるが必殺の呪文を唱えればそれで勝敗は決まるだろう



蘭子「っ...バリヤーー!!」



ファンタジー設定どこいった、対応できてないじゃないか



ほたる「バリヤー貫通!!」

蘭子「ふぇっ!?」



そっちの対応力は何なんだ


ほたるはサーベルを捨て、両の手の平を魔王の胸の中央に添えた

魔王な少女の表情が一瞬後に訪れる死に対し恐怖し、引き攣る



ほたる「【一夜千夜の瞑目】!!」


蘭子「私は死ぬ!!ぐああああああああ!!」



.........それ相手の呪文じゃねえか




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case.2








市原仁奈「黒猫みたいに鳴いてくだせー!!」



ほたる「にゃ、にゃー......」





猫の気持ちになるとは言っても猫耳どころではない、それは着ぐるみだった

他のアイドルに隠れてこそいるが、年齢の割には高身長なほたるの肢体がすっぽり包まれている



仁奈「ほたるおねーさんにぴったりでやがります!!」


黒猫の隣でぴょこぴょこはねているのはどうやらひよこらしい

小さな体が上下するのに合わせてクチバシが揺れていた


ほたる「ほんとだ......でもどうして?仁奈ちゃんのものじゃ、ないの?」

仁奈「うー、もう使わねーからって譲ってもらったんですが、どーにもサイズが合わねーでやがりました」

ほたる「そっか...大変だったね」



黒猫の丸っこい手がひよこの頭をいたわるように撫でる

捕食前に獲物をいたぶっている風景には見えないな


仁奈「じゃあ次のステップでやがります!」

ほたる「次?次は何をするのかな?」

仁奈「黒猫の気持ちになりやがってくだせー!」

ほたる「猫の......気持ち?」


仁奈「そうでやがります!鳴き真似だと形だけだから、こんどは心も黒猫になりきるですよ!」

ほたる「ううん......それはちょっと難しいかな...?」

仁奈「そんなことないでやがりますよ!ほたるおねーさんの知ってる黒猫を思い出しやがってください!」

ほたる「黒猫を...」


ひよこっ子が黒猫の顔を覗き込む


覗き込まれたほたるは記憶を探っているが芳しくないようだ

八の字眉がどんどん険しく反っていく

着ぐるみのはずなのに何故かしっぽまで揺れている



仁奈「なんか思い出とかねーですか?」

ほたる「昔はよく会ってたかな.......毎日のように」

仁奈「そう、でやがりますか?」

ほたる「はい、オーディション会場に行く途中に前を通り過ぎられて...」

仁奈「毎回でやがりますか?」


そうなのだ、今でこそその傾向は薄れているが以前のほたるは仕事先でしょっちゅう黒猫に前を横切られていた

あとはカラスがやけに頭上を飛び交っている、なんてときもあった。まぁ意識しすぎだろうが


仁奈「ほたるおねーさん......」


そのせいで仕事に悪影響が...などと言い訳はしないが、いい思い出ではないだろう




「すげーです!!」


「え?」



一瞬、ひよこが空を飛んだのかと思った

飛び跳ねた着ぐるみ幼女がほたるの胸元に抱きついたのだ



仁奈「きっと黒猫さんはほたるおねーさんを応援しにやって来てやがったでござーますよ!!」



それはあまりにも能天気なモノの見方だ

ほたるの持つ不幸体質をちゃんと理解していない発言だ



「黒猫さんはきっとほたるおねーさんのファンだったんでやがりますね!」


だが、


「ふふっ、そうだといいね」



そういう見方も悪いものじゃない

ほたるの眉が柔らかく綻んだのを見てそう思った




ほたる「そういえば......仁奈ちゃん風に言うなら私のファンってもっと多かったのかな?」

仁奈「どーいうことでごぜーますか?」

ほたる「黒猫以外の生き物とも縁があったから...」

仁奈「ほほーう!それはキョーミぶけーですね!」



ほたる「うん......カラスの群れとか排水口から出てきたネズミとか...天井から落ちてきたムカデとか」



ちょっと待って、和やかな雰囲気でする発言かそれ?

ひよこ娘があんまり分かってなさそうなのが救いか?




仁奈「おっと、そろそろレッスンの時間でやがりますね!行くですよ!」

ほたる「うん、忘れ物はないよね?」

仁奈「ねーですよー!!」



どうやら今までの会話はレッスンの時間までの暇つぶしだったらしく

スポーツウェアの入っているらしいバッグを担いで二人ならんで部屋を出ていった






.........

......


そういえば、

ほたるから敬語が抜けていたな

以前は相手が歳下でもどこか他人行儀だったが

直したのだろうか

ほたるが他のアイドルと仲良くするだけの話?

一旦止めますが今日中に完結します


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case.3



ドスン


重々しい音と共にダンボール箱がひとつ、ふたつ、カーペットに着地する





工藤忍「いやー、なんかごめんね?手伝わせっちゃったみたいで」

ほたる「いえ、大丈夫です...私が持っていたのは軽いほうだったので...」




女子寮の一室、工藤忍の部屋に現れた二人の持ってきた荷物だった

可愛らしく飾り立てられた女子らしい部屋の中では茶色の箱は妙に浮いている


ほたる「フリルドスクエアのみなさんはいなかったんですか?」

忍「それがさぁ、みんな急にお仕事入ったから今夜は一人になっちゃった」

ほたる「そうなんですか......それじゃあこの荷物って、みんなで開ける予定だったんですか?」

忍「そだよ、本当なら今日の夜にでも皆で"コレ"開帳してみたかったんだけどねー」

ほたる「コレ?......これってお菓子か何かですか?」

忍「うん、まぁ、そんなとこ!あっ、ほたるちゃん、手伝ってくれない?」

ほたる「私が......いいんですか?みんなでワイワイやる予定だったんじゃ...」

忍「いいのいいの、ホントなら今夜の予定だったんだけど、今日を逃したらフリスク四人が全員が休める日って来月なんだ」

ほたる「はぁ...」

忍「だからそれまで置きっぱになっちゃっうし、もうパーっと開けちゃおう!」



仮にもユニット仲間であろうに、随分あっさりしてるんだな。あの箱の中身はなんなのだろうか

お菓子なんかのパーティーグッズならここまで気が急くこともないだろう

そんな疑問はほたるが代わりに尋ねてくれたようだ


ほたる「これって...そんなに早く開けないといけないんですか?食べ物でしたら私はあまりたくさんは...」

忍「ううん、食玩のおまけ付きなんだ!!」

ほたる「......はい?」



食玩、おまけ

どうやらあの二つの箱の中身はおまけ付きお菓子だけで占められているらしい

どこのオタクだよ、という話だがパッツン娘に特にその意識はないようだ



忍「いやー、贅沢かもと思ったけど最近大きい仕事を成功させてね、自分へのご褒美につい大人買いしちゃった!」

ほたる「...そ、そうなんですか、それでこんなにたくさん...」

忍「もちろん親への仕送りもした上で、だよ?」

ほたる「はぁ、それは...ご立派?ですね?」

忍「んふふ、実は前からコツコツ買い集めてたんだけどシークレットが出なくてさ...」

忍「もうすぐ販売期間終了って聞いていてもたってもいられなくなっちゃった!」


ダンボール箱の梱包を解くためのペーパーナイフをくるくる回しながらの満面の笑み

反対の手にはお盆、ジュースの入ったコップが二つ乗っている

改めてダンボール箱を見ると何かのマスコットキャラクターがあざとい笑みを浮かべている


そのぶりっ子120%な表情と対照的にほたるの顔はやはり暗い





ほたる「......だったら私はいないほうがいいんじゃないですか?」





あぁ、またそんなことを言う



忍「え?なんで?そんな遠慮しなくていいいのに」

ほたる「いえ、私がいたらシークレットなんて出なくなってしまいますし」

忍「いやいやほたるちゃんは関係ないでしょ、買ってきたのはアタシだし」

ほたる「だって私、不幸体質ですし......」

忍「.........あのね...ほたるちゃん」


ほたるの肩にぽんと手が置かれ、そのままストンとほたるの腰を下ろした

ソファに沈み込んだままのほたるの視線が忙しなく動く



忍「この二箱を注文したのは一昨日なんだよ?」

ほたる「...?......はい」

忍「それで、ほたるちゃんに会って、手伝いを頼んだのはさっきでしょ?」


ほたる「......はい」


忍「えっと...つまり!ほたるちゃんがおまけ付きお菓子の中身をどうにかできるわけ無いでしょ?」


ほたる「それは...そうですけど、でも」


忍「そもそも、アタシが開けようとほたるちゃんが開けようとお菓子のおまけは変わらないでしょ?」


ほたる「え?はい......はい?」


忍「......そう、シュ、シュレ?...シュレティンガーの猫!!!」


ほたる「はいっ!?」



何を言っているんだ


パッツンおまけガールはほたるを慰めようとしているのか、励まそうとしているのか


ぐいっと顔を近づけ言葉に勢いを乗せる、その視線はブレない



忍「蓋を開けるまでおまけの中身はわからない!」

ほたる「は、はい」


忍「でも、買っちゃった段階で中身が変わったりはしないよね!?」

ほたる「ひゃいっ」


忍「ならほたるちゃんが開けても中身は一緒だよね!?」

ほたる「はいぃ」


忍「念の為に聞いとくけど!!」

ほたる「はい?」


忍「ほたるちゃんはサイキッカーじゃないよね!?」

ほたる「違いますよ!!?」


忍「食玩のおまけを変化させえたり出来ないよね!?」

ほたる「むーりぃーです!」



最後に謎のダメ押しをしてほたるから顔を離した

言質は取ったとばかりに得意気な顔を浮かべている



忍「じゃ、いっしょに開けよっか、お菓子パーティしながら!」



用意されたコップの中で氷がカランと揺れた



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____




______




「あっ、ほらほらほら!!見てほたるちゃん!!」


「えっ、あっ、それもしかして?」


「シークレットだよ!!やったー!!」


「おめでとうございます!ふふっ」


「とりあえず当座の目標は達したけど...残りも開けちゃっていい?」


「そうですね...その後、掃除しましょうか......あぁ他のおまけはかなりダブってますね」




「仕方ない仕方ない...これも一つの楽しみだよ......って、あ......」



「どうしたんですか?」



「これは......不幸なのかな?」



「えっ?」







「ほら、ダブっちゃった.....不幸だね...ふふふ」



「あ、シークレット......」



「ほたるちゃんのおかげで得しちゃったね、ありがと」


「あ、あはは、こちらこそ」


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case.?














最近ほたるが変わり始めた




友達付き合いが良くなったというか、誰かと遊ぶ時間が増えてきた

これまでも色んなアイドルと仕事を通じての交流はあったがこうして相手の趣味に踏み込んだ付き合いというのをしているのは...



なんというか、珍しい

どういう心境変化があったのだろうか



ほたる「もう、大丈夫かなって思ったんです」



などと考えていると当の本人から解答が与えられた



しかしその具体性は欠けたままで





ほたる「怖かったんです」


「誰かと仲良くなっても、いつかはその場所がなくなってしまうような気がして」


「せっかく仲を深めても、私の不幸のせいでみんなが変わってしまうのが」


「辛かったんです」


「前に事務所では、そんな人たちが段々私にキツく当たるようになりましたから」



ほたるは告白する

歩んできた道を、黒薔薇に埋められた茨の道を

八の字眉はしかめられ、表情はまだ暗い



「だからずっと一歩引いてました」


「他のアイドルとも、今のプロデューサーさんとも」


「仕事に支障を来さない程度に、ほんの少し、一歩だけ」



「ずっと、怯えていたんです」


「いつかこの事務所もなくなっちゃうんじゃないかって」


「そうなった時に、できるだけ傷つかないようにしてたんです」




彼女のかつての居場所

潰れていった3件の芸能事務所を思い出しているのか

ほたるの黒瞳がふるふると潤んでいく



「でも、もういいんです」


「ここなら大丈夫なんです」



「経営に鬼のように強い事務員さんがいます。会社のために毎日奔走している社長さんがいます」

「私たちアイドルのことを全身全霊で支えてくれるプロデューサーさんがいます」

「自分たちの魅力を磨き続けるキラキラした同僚のアイドル達がいます」




濡れた瞳に嘘はない


茨の道の果てに辿りついた"今の"事務所は彼女を悲しませない


そう確信が持てる




「社長の無茶な資金繰りで倒産することもないんです」

「所属アイドルが不祥事を起こすこともないんです」


「プロデューサーさんが......」













「プロデューサーさんが事故死することもないんです」







ほたるの双眸がこっちを見た



だがいくらこっちを見たところでそこには窒素しかない



少なくとも第三者からすれば



「もう、大丈夫なんです」


「私を見守ってくれなくてもいいんです」


「私はもう、踏み出せます」


「一歩踏み出して、そのまま歩いていけるんです」





「もう、プロデューサーさんは、成仏しても大丈夫なんです」




"プロデューサー"

まだそう呼んでくれるのは何とも言えない気持ちになる

身の程知らずに駆け回った挙句、不注意で死んだ身に



「今までありがとうございました」


「みんなが私と距離を取る中、貴方は私のことを気にかけてくれてましたね」


「そして、まだ私の近くにいるんですよね」



事故死する最期の瞬間、



自分は営業の末、ほたるの仕事を持ち帰る途中だったんだ


どうしてもそれが未練だったんだ、だからかな


死んだからといって、その後事務所が倒産したからといって、無責任に放り出したくなかったんだ




でも、もしかしなくても負担になってたみたいだな





「そ、そんなことないです...!ただ、申し訳なくて...!」







実はほたるは自分が初めて担当したアイドルだったんだ


まさか最後のアイドルになるとは思わなかったが



「それは...」



なぁ、ほたる



「......はい...」



結局自分はプロデューサーにはなれなかった


そしてほたるには今、ちゃんとしたプロデューサーが付いている


だからせめてファンとして、アイドル白菊ほたるとお別れするよ



「.........はい」



すまんな、せめて笑ってくれ、ファンに向けるみたいに



「はい......さようなら...」



さようなら



「......帰り道には気を付けてくださいね」







それは、ライブの終わりにアイドルがファンにかける言葉




あまりにおかしくて、ついつい笑ってしまったが




ほたるがこちらに向ける精一杯の笑みの方が何倍も魅力的で___








以上、終了


叙述トリックを一度やってみたかったんですが

出来上がってから多分これは違うな、と思いました。


ここまでお読みいただきありがとうございました


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