みほ「ガンシャ・ウォー!」 (42)

このSSは前作
みほ「○んしゃ道?」
において、本編では書かなかったけど誰もがめっちゃ思いついてたあのネタをお送りします

※ド直球で下ネタなので注意

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466762195


『が』がんしゃ道(顔射道)


みほ「アウトオオオオオッ!!!!」

優花里「アウトですよおおおおおっっ!!!!」

沙織「学校でやっちゃダメでしょおおおおおおっ!!!」

杏「と・こ・ろ・が! 世界は広い!!」


< 『都立水商!』 >


優花里「なんですか? これ」

杏「水商売の人間を育成するっていう架空の学校を舞台にした漫画だよ」

杏「主人公はここの教師で、メインヒロインの女の子は『フーゾク科』所属の生徒」

華「ふうぞっ……!」カアア

杏「ここの生徒はこけしを支給されてて、毎日こーやって素振りの練習をするのが日課らしいよ」スッコスッコ

みほ「その手つきやめてください!」カアア

柚子「そ、そういうわけで……こういうのがあってもおかしくないってこと……。わ、わかるわよね?」カアア


麻子「わからんぞ」

桃「わ、わかれ!」カアア

杏「そーいうことで、西住ちゃん」

みほ「えっ?」

杏「顔射道、やるよ」

みほ「」

優花里「ああっ! 西住殿の目が!!」

杏「だいじょ~ぶだって~。別にホンモノを使うわけじゃないし~」

柚子「というわけで、顔射道用のアレの作り方を紹介します……」


○:材料
・たまご
・練乳

○:道具
・お箸
・スポイト

1.たまごを黄身と白身に分ける。なお、使うのは白身部分のみ

2.泡立てないように、お箸で白身を切る

3.そこに練乳を加えて、軽くかき混ぜる。このとき、たまごのコシがなくならないようにかき混ぜすぎに注意

4.見た目がそれっぽくなったら完成。スポイトを使って勢いよく顔にかけよう!


柚子「撮影用に使われている擬似的なもので、いちばん簡単な作り方だそうです」

杏「本職の女王様に教えてもらったやつだから、安心だね」
(※マジです)

みほ「会長の人脈おかしくないですかっ!?」

桃「会長はいつだって本気だ」

柚子「桃ちゃんそこでそのセリフ?」

杏「ハイ。じゃあいっくよー」スチャッ

みほ「えっ」

ビュルルル! ブビューーッ!!

みほ「ふあッ……! やあ、いやあ……ッ! ど、どろどろしてるぅ……」ドロオ…

みほ「うぺえ……く、口に垂れてきてます……」ドロオ…

みほ「あっ、でっ、でも、味は甘くておいしいかも……」チュルッ

優花里「オゴッ」(吐血)

沙織「み、みぽりん、いやらしすぎ……」ドキドキ

華「なんだか、いけないものを見ているのでは……」ドキドキ

麻子「」(ドン引き)


杏「ぐッ……さすが西住ちゃん……」ボタボタ

桃「会長! 鼻血!!」

沙織「みぽりん大丈夫?」

柚子「これで拭いてください。あったかいおしぼりです」スッ

みほ「あ、ありがとうございます……」ゴシゴシ

麻子「なんでおしぼり……生々しすぎるぞ……」

柚子「顔射道は、顔にかけられたときの反応で、評価が決まるそうです」

杏「文句なしだね……」グッ

優花里「…………」グッ


西住みほ:評価『A』(備考:良く似合っている)


みほ「コレって褒められてるんですかっ!!?」

麻子「顔にかけられるのに、似合うもクソもないだろ……」

杏「いやいや~。絶対にあるよ。似合う人とそうじゃない人」

沙織「何を根拠に……」

杏「じゃあ、あの子で想像してみてよ」

みほ「?」

優花里「誰でありますか?」

杏「知波単学園の、福田ちゃん」

全員『』




※イメージ映像です


西「福田! しっかり受け止めるんだぞ!」

福田「ハイッ!」

ビュルルル! ブビューーッ!!

福田「うああッ! 隊長! く、苦しいであります……息が……」ドロオ…

福田「うえぇっ……め、メガネにかかって何も見えません……!」ベットリ

西「弱音を吐くな! 知波単魂を見せてみろ!!」

福田「ゲホ……ウエッ……ご、ごれ゛っで本当に戦車道に必要なのでありまずがっ!?」

西「……そ、そうだ! やり遂げたら貴様も一人前だぞっ!」

福田「グス……は、はいっ……福田、知波単のために立派になれるよう頑張ります……」ドロドロ


沙織「いやあーーッッ!! 絶対イヤ!! 想像したくない!!」ガタガタガタ

華「あ、あああ……なんという罪悪感」ガタガタガタ

優花里「ガチの犯罪臭がただよってます!」ブルブルブル

みほ「福田さんが何も知らずに、トレーニングの一環と信じ込んでいるのがまた……」

麻子「ていうか何もかもおかしいだろ。西隊長こんなキャラだったか?」


 福田:評価『NG』(備考:やっちゃダメ感がすごい)


杏「これでわかったでしょ? 似合う子と似合わない子で分かれるって」

みほ「はあ……」

優花里「認めざるを得ませんね」

沙織「いやいや普通に考えて似合う子のほうが少なくない!?」

華「でも、あの方はちょっと似合う可能性が……」

みほ「?」

華「ほら、プラウダの隊長さん……」

みほ「カチューシャさんですかっ!?」


沙織「よりによって一番小さい子じゃない! なんで!?」

華「あのう、たいへん申し上げにくいのですが……」

華「なんだか副隊長の方が、やりそうで……」


 『ああ~~っ……』


沙織「ってみんな納得しちゃったよ!!」

優花里「似合うというのはシチュエーションもそうですが、かける側がいるかどうかも大きく作用するわけですね」

桃「なるほど。かけがえのない人ほど、かけ甲斐があるということだな」

柚子「桃ちゃん何言ってるの? バカなの?」




※イメージ映像です


カチューシャ「ふあ……食べたら眠くなっちゃったわ。ノンナ」

ノンナ「はい。ベッドを用意しました」

カチューシャ「ありがと。むにゃ……」

カチューシャ「ZZZ……」

ノンナ「…………」

ノンナ「……フフ、フフフ……」

ノンナ「お食事に甘~いおくすりを仕込んだ甲斐がありました」

ノンナ「これで30分は何をされても目を覚ますことはないでしょう。では」スッ

ビュルルル! ブビューーッ!!

カチューシャ「ZZZ……」ベットリ

ノンナ「ウフフ……顔じゅうどろどろ、かわいいカチューシャ」

ノンナ「カチューシャはそのままでいてくださいね……そう、何も知らない。知られちゃいけない……」

ノンナ「カチューシャのこんな姿を知っているのは私だけ……」ゾクゾク


ノンナ「……さて、堪能したところで、カチューシャのお顔をきれいにしましょう」スッ

ノンナ「ペロ……んっ……チュッ……」ペロペロ

ノンナ「あむ……カチューシャのお顔……おいしい……」ペロペロ

カチューシャ「ZZZ……」

ピチャ… ピチャ…

ピチャ… ピチャ…


沙織「怖ッ!!!」

みほ「闇が深すぎます!!!」


 カチューシャ:評価『測定不能』(備考:猛毒が滴り落ちるような狂気)


華「これは似合う似合わないを超越してませんか?」

優花里「ある意味完成されたホラーですね……」

沙織(ありえない状況とはみんな思わないんだ……)

杏「ま、これは例外として、大洗で誰が一番似合うか確かめてみない?」

みほ「なんでですかっ!」

杏「だって、このままだと西住ちゃんが暫定1位で顔射道チャンピオンだよ?」

みほ「それはイヤですけどっ!!」



――あんこうチームの場合


沙織「もう♪ えっちなんだからあ♪」

沙織「でも、ちゃ~んと受け止めてあげるからね?」スチャ

麻子「わざわざメガネまでかけて……」

みほ「意外とノリノリだあ……」

ビュルルル! ブビューーッ!!

沙織「あっ♪ あっ♪ やああっ♪」ドロオ…

沙織「すごおい……どろどろ……♪」ベットリ

杏「う~ん…………なんか違う」

沙織「えっ」

優花里「ノリノリすぎるのがいけないんでしょうか」

華「やはり……ほどよくイヤがるのがコツなのかも知れません」


 武部沙織:評価『B』(備考:なんか違う)


沙織「ちょっとお!!」


杏「次は五十鈴ちゃ~ん」

華「っ!?」

優花里「戦車を洗っていたときの、水にぬれた五十鈴殿もとってもセクシーでしたので、これは高得点(?)が期待できそうです!」

華「そ、そんな。心の準備が……」モジモジ

ビュルルル! ブビューーッ!!

華「ああッ! な、なまぐさい……(卵白が)」ドロオ…

華「うう……すごいにおい(練乳の甘さ)で、クラクラしそう……」ドロオ…

みほ「は、華さん……」ドキドキ

優花里「おおう……これはまた……」ゴクリ


 五十鈴華:評価『A』(備考:すぐれた嗅覚が高ポイント)


華「新しい感覚に目覚めてしまいそうです……。もしかしたら、お花を活けるにあたっての新境地につながるかもしれません」

麻子「それはない」

沙織「あっちゃいけないとおもう!」

華「そうだ。せっかくなので、この姿の写真を母に送ってみましょうか?」デロオ…

優花里「卒倒しますよ!!!」

みほ「絶対やめてくださいね!!!」


優花里「あ、あのうっ。次は私なんですけど……」

優花里「私、西住殿にかけてもらいたいです!」

みほ「えっ!? ほ、ホントにやるの……?」

優花里「は、はい! 西住殿、おもいっきりお願いします!」ドキドキ

みほ「え、えいっ」

ビュルルル! ブビューーッ!!

優花里「あッ! ああッ! すごい!!」ドロオ…

優花里「えへ、えへへ……にしずみどのぉ……にしずみどのがいっぱいで、しあわせですぅ……」トローン…

沙織「ゆ、ゆかりん……女の子がしちゃいけない顔してる……」


 秋山優花里:評価『A』(備考:心の底からうれしそう)



優花里「ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!」

優花里「うへへ……じゃあ次は冷泉殿……ウヒヒ……」

みほ「優花里さんがハイになってる……」

ビュルルル! ブビューーッ!!

麻子「…………」ベットリ

麻子「……顔が気持ち悪い」ドロオ

優花里「あれ?」


 冷泉麻子:評価『C』(備考:無反応)


みほ「麻子さんは、まったく動じなかったですね」

沙織「単に低血圧でテンションが低いだけなんじゃ……」

華「それでは今度の早朝、麻子さんの寝込みを襲って、寝顔に思い切りぶちまけるというのはどうでしょう?」

華「そうすれば、違った反応を見せてくれるかも知れませんよフフ……」ニッコリ

麻子「!?」

優花里「五十鈴殿は鬼ですかっ!!?」

みほ(匂いにやられて華さんのテンションもおかしくなってる……)


杏「う~ん……みんなに試してみたけど、やっぱ西住ちゃんが1番ってことが逆に揺るがなくなった気が……」

みほ「ええ~~っ……」

杏「うん。決まり! あんこうチームの射長(しゃちょう)は西住ちゃんで」

みほ「射長!?」

優花里「車長ではなくて!?」

沙織「やだもー!」

麻子「これほどまでに下品な肩書きがあっただろうか……」




――アヒルさんチームの場合


杏「なにげに優勝候補」

華「何故です?」

杏「スピンオフとはいえ、公式のキャラクターにあれをさせるのはなかなか勇気がいると思うよ」

優花里「わかりました! 漫画版『リボンの武者』3巻のあのシーンですね!」

みほ「確かにちょっとドキッとしましたね」

典子「……喜んでいいの?」

あけび「ちょっと違うんじゃ……」

杏「それじゃ、アヒルさんチームの射長を決めるよ」

典子「!?」

忍「射長っ!?」

妙子「車長ではなくてっ!!?」

杏「あ、そのくだりはもうやったから」


あけび「何の話ですかっ!?」

杏「一番似合うのは…………」











杏「近藤妙子ちゃん!」デーン!

妙子「ええ~~っ…………」

杏「勝因は、『リボンの武者』での表情がいちばんえろかったから」

妙子「うっ……」

桃「ちなみに、次点は河西忍。コマのすみっこで目立たないが、あの微妙な顔が入賞(?)の理由だ」

忍「不名誉です!」

杏「みんなも『リボンの武者』を揃えて、その目で確かめてみよう!」

近藤妙子:評価『特A』(備考:やはり公式でやられると強い)




――カバさんチームの場合


杏「正直、このチームの射長は即決だった。いっさい迷わなかったね」

みほ「それがいいことなのかどうか……」

カエサル(幼馴染という絶好の相手がいるという意味で、私だろうな……)

エルヴィン(グデーリアンとの絡みから、私か……? 帽子にかけるのは勘弁してほしいが……)

おりょう(自分で言うのもなんだが、スタイルの良さから私ぜよ……?)

佐衛門佐(まあ、私ではないだろうな……特にこれといったものはないし)

杏「カバさんチームは…………」










杏「佐衛門佐こと、杉山清美ちゃん!」デーン!

佐衛門佐「!?」


エルヴィン「何故です!?」

杏「いやー、だっておでこ出してるし、目もつむってるし」

杏「これってもう存在が顔にかけてくれと言ってるようなもんじゃん」

みほ「発想が鬼畜!!」

カエサル「外道!!」

おりょう「ミヤフジ! 佐衛門佐(サーニャ)をそんな目で見るナ!!」

エルヴィン「落ち着けおりょう。前世の記憶(?)が漏れ出ているぞ」

佐衛門佐「そ、そんなことないぞ……」ガタガタガタ

杏「ま、本当に似合うかどうかは実践あるのみ」スチャッ

ビュルルル! ブビューーッ!!

佐衛門佐「うぐうっ!……うう……」ドロオ…

佐衛門佐「こ、この屈辱……耐えぬいてみせる……!!」ドロドロ

エルヴィン「お、おおう……」ドキドキ

カエサル「女騎士ならぬ、女武将といったところか……」ドキドキ

おりょう「日本の夜明け(?)ぜよ……」ドキドキ

杏「ホラね? こーいう口調も加わって、絶妙にマッチしてるでしょ?」

『それだッ!!!』

佐衛門佐「私は認めないからな!!!」


佐衛門佐:評価『AA』(備考:「くっ、殺せ!」な感がある)




――カモさんチームの場合


杏「そど子ちゃ~ん」

そど子「その名前で呼ばないでください! あたしは園みどり子ですっ!」

杏「そど子ちゃんたち、あたしが留守にしてた間、相当グレてたんだって?」

ゴモヨ「うっ……!」

パゾ美「その話は忘れてください……」

桃「余計な仕事を増やしてくれたな」

杏「河嶋がケンカの仲裁に飛び込んだほどだって聞いたけど」

そど子「…………ハイ。そのとおりです……」

杏「自らが乱した風紀の償いを、まだしてないんじゃない~?」スチャッ

ビュルルル! ブビューーッ!!

そど子「う゛っ……!」ドロオ…

ゴモヨ「う゛え゛え゛……」ドロオ…

パゾ美「な゛に゛ごれ゛……」ドロオ…


柚子「こ、これは……」ドキドキ

桃「会長、3人まとめてやるとは豪快な……」ドキドキ

麻子「お、お前たち……すごいことになってるぞ……」ドキドキ

そど子「れ、冷泉さん……!?」ドロドロ

ゴモヨ「お願い……見ないで……」ドロドロ

パゾ美「ゆ゛る゛じでっ……ゆ゛る゛じでえ゛っ…………」ドロドロ

杏「うう~~ん……風紀委員という立場上、逆におしおき的なシチュエーションが似合うっていうのは予想どおりだね」ドキドキ

杏「特にそど子ちゃん、あたし(142㎝)と同じくらい背が低い(145㎝)せいか、結構な背徳感が……ああそど子ちゃんの風紀(?)をめちゃめちゃに……」ゴクリ…

みほ「会長のテンションおかしくなってませんか?」


 園みどり子:評価『金賞』(備考:風紀の乱れっていう響きがもうエロい)




――アリクイさんチームの場合


杏「問答無用」スチャ

アリクイさんチーム『!!!??』

杏「なんかイメージがわかなかったから、とりあえず全員にかけてから決めようと思って」

みほ「雑!!!」

ビュルルル! ブビューーッ!!

ねこにゃー「な、謎の白い液体……」ドロオ…

ぴよたん「いいえ、ケフィアです……」ドロオ…

ももがー「どう見てもカルピスです。本当にありがとうございました……」ドロオ…

杏「う~ん……似合うといえば似合うし、似合わないと言われればそう思えるし……」

みほ「似合わないならそれに越したことはないんじゃ……」

杏「いや、でも各チームの射長を決めないと……」

みほ「その使命感なんなんですかっ!」

ねこにゃー「しょうがないにゃあ……フフ……」


みほ「ねこにゃーさん?」

ねこにゃー「ボ、ボクがなってあげる……それこそ車長だし……」

ねこにゃー「唯一のボクッ娘だし、人見知りで、オドオドしてるし……」

ねこにゃー「メガネで前髪も長いから、かけやすいと思う……」

みほ「なんでちょっとノリ気なんですか!?」

杏「いやー助かるわー猫田ちゃん」


 ねこにゃー:評価『A?』(悪くはないけど、やや消去法めいた決め方)




――レオポンさんチームの場合


杏「……この4人はもう悩みぬいたね~」

みほ「そうですか……」

杏「まず、戦車を走りながらのまま修理したナカジマちゃん」

ナカジマ「へっ?」

杏「あのとき『はいは~い大丈夫でちゅよ~』って赤ちゃん言葉であやしたことがきっかけで、甘やかされたい願望がすごいんだよね……」

ナカジマ「何の話!?」

杏「それから、いちばん大胆な格好してるホシノちゃん」

杏「タンクトップ1丁! この無防備な感じ!! たまんないね~」

ホシノ「うっ……! だって暑いし……」

杏「それからツチヤちゃん」

ツチヤ「なーにー?」

杏「いつもニコニコしてるその顔にぶちまけたら、どんな表情になるのか……もう考えるだけでゾクゾクして……」


ツチヤ「えっ(戦慄)」ビクッ!

みほ「趣味がゲスすぎます!!」

杏「そんな中、レオポンさんチームの射長はスズキちゃんに決定」

スズキ「!?」

みほ「な、なんで……」

杏「うちで唯一の貴重な褐色娘だもん。かけずにいられないよ」

スズキ「そんな目で見ないでよっ! 色黒なのはちょっぴり気にしてるんだからっ!」

杏「なにせ背も高い(168㎝)からね。こう、エキゾチックな夏っぽい服を着せたくなるよね」

杏「そして、その上で顔にね……」スチャッ

ビュルルル! ブビューーッ!!

スズキ「うええっ!! ううっ、うう……」ドロドロ

杏「あっ」

みほ「?」

杏「ヤバい。褐色肌にコレの組み合わせはヤバいよ……フヒヒ……」ドキドキ

杏「もう1発いっちゃおっかな~ウヘヘ……」

スズキ「や、やめてよう……」ドロオ…

みほ「会長、暴走しすぎです!」


 スズキ:評価「満点」(備考:スズキはもっといい服着せたら化けると思う)




――ウサギさんチームの場合


杏「大野あやちゃん」

みほ「早っ!」

杏「だってメガネかけてるし、ツインテールだし」

杏「プロフィール欄の『個性的な趣味』っていうのがもう……」

あや「うええーーっ!? イヤですようー!!」

優季「でも、似合ってると思うよ?」

あや「よりによって優季に言われたー! 言っとくけど、優季だってそーいうの得意に見えるんだからね!」

優季「なによう! どういう意味?」

杏「まあまあ2人とも。それより、すっごく気になることがあるんだけど」

あや「なんですか?」

杏「実はウサギさんチームで知りたいのは、誰が一番似合うかどうかじゃなくて、丸山紗希ちゃんの反応なんだよね~」

紗希「……!?」

杏「無反応なのか、恥じらうのか、それとも……」


紗希「(首を横に振る)」フルフル!

杏「だいじょ~ぶ。こわくないよ~フヒヒ……」スチャッ

紗紀「(必死で首を振る)」イヤイヤ!!

ビュルルル! ブビューーッ!!

紗希「……ッ!」ドロオ…

杏「わくわく」

紗希「…………」

紗希「…………た」

杏「ん?」















紗希「…………たすけて……」ジワッ

杏「」


紗希「…………ヒッ ヒック………」ポロポロ

杏「」

あゆみ「ああーーッ! 紗希が泣いてる!!」

梓「一体どうしたの!? あの紗希が……」

桂利奈「何このドロドロ!? よっぽどひどいことされたんだ! 許さない!!」

優季「それがね、会長が……」

あや「あたしにもひどいこと言ったんだよー!」

杏「あ、ああ…………」ダラダラダラ

妙子「これは、会長が悪いですね」

佐衛門佐「因果応報」

そど子「風紀的に見過ごせないわ」

ねこにゃー「ば、罰ゲーム……」

スズキ「メンテナンス(意味深)の時間だ」

杏「み、みんな……」

桃「会長、いままでやりすぎでしたよ……」


柚子「申し訳ありませんが、かばいきれません……。さすがに諦めてください……」

みほ「それでは、ぶっかけ作戦を開始します」(無慈悲)

杏「西住ちゃんまで……アハハ……嘘でしょ……」ゾッ

みほ「各射長は、会長の顔面に発射してください」


 『了解!』スチャッ!


杏「」ガタガタガタ


 『パンツァー・フォー!!』


杏「ひッ、ひぃぃ……」

ビュルルル! ブビューーッ!!

杏「むぐウッ!!?」

ビュルルル! ブビューーッ!!

杏「あッ……! 口の中はやめッ……! おぶぇっ!……息が……」ドロドロ

ビュルルル! ブビューーッ!!

杏「うッ! うェッ!! ゲホゲホッ……」ボタボタ

ビュルルル! ブビューーッ!!

杏「」ジタバタジタバタ

ビュルルル! ブビューーッ!!


杏「ハァ……ハァ……苦し……ウエエッ……」グッタリ

杏「ご、ごめ゛ん゛な゛ざい゛……」デロ… ドロオ…

柚子(これは……)ムラッ

桃(か、会長、申し訳ありません……すごく興奮します……)ムラッ

優花里(思えば、小柄な体型)ムラッ

麻子(広いおでこ……)ムラッ

沙織(ツインテール……)ムラッ

華(気が強そうな性格……)ムラッ

みほ(そして、生徒会長という役職……。会長自身が、そういう属性の塊。最も似合う人だったんですね……)ムラッ

紗希「…………」トコトコ

杏「…………?」

紗希「…………」フキフキ

杏「ありがと……丸山ちゃん……ごめんね、ごめんね…………」

紗希「…………ううん」

柚子「会長。あとでお風呂に入りましょうね」

杏「うん……」


 丸山紗希:評価『なし』(備考:とっても心のやさしい子)



 角谷杏:評価『優勝』(備考:お前がナンバーワンだ)



おしまい


○:おまけ

ダージリン「こんな言葉を知っている?『ちゃんと目を見てしゃせいしてね♪』」

オレンジペコ「声優の能登麻美子ですね」

オレンジペコ「とあるラジオ番組で、うっかり口を滑らせたものです」

オレンジペコ「あ、ちなみに美術の話でしたから、『写生』のことですよ?」

ミカ「……それを私に言う必要があるのかな?」ポロローン♪


ほんとにおしまい


以上です
前作を投稿した折に、顔射道はないのかという反響がすごかったです
わたし自身も真っ先に思いつきましたが、書いてて長くなりすぎたので独立(隔離)させました

それでは

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