▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-42冊目-【超電磁砲】 URI (373)

□このスレは「とある魔術の禁書目録」及びその派生作品のSS総合スレッドです
  「2chは規制されている」「スレを立てにくい」という方は当スレに投下をどうぞ
  SSの投下以外にも、感想や雑談・質問に相談・情報交換などにご利用ください

 前スレ
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-41冊目-【超電磁砲】 http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1450865667


■このスレのルール――――――――――――――――――――――――――――――――――――■

 ・共用スレなので書きながらの投下は禁止です。必ず投下分を書き溜めてから投下すること
  また安価作品なんかはご遠慮下さい

 ・人を選ぶ内容(極端な欝展開やエログロ等)は事前に注意書きを
  差し支えなければカップリング等の大まかな説明などを書いて下さい

 ・別の人が先に投下している際は、終わってから最低でも30分は空けて投下すること
  連続して投下すると感想を書き難くなります。また当然ながら割り込んでの投下は厳禁です

 ・新刊のネタバレは地域によって発売日がずれる場合があるので、解禁は公式発売日の翌日からです

 ・荒らしは全力でスルー、またルールを守れない人等に対しても極力柔らかい口調で注意すること

■ここまで必読、以降のテンプレも読むこと――――――――――――――――――――――――――■

  >>2 その他注意事項
  >>3 関連スレ等
  >>4 過去のテンプレゲストキャラ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466700055

□注意事項

>>950を踏んだ人は次スレを立ててください。無理なら必ず再安価かヘルプ要請を
  可能な限り次スレを立てる前に「立てに行く」宣言をしてください。立てた後の次スレ誘導もお願いします
  宣言、スレ立てがしばらくなければ>>970を踏んだ人がお願いします

 ・認知度アップの為にage推奨です

 ・この板では、一部の単語にフィルターがかかっています
   例)「その幻想をぶち[ピーーー]!」(“殺.す”にフィルター)
  メール欄に半角で『saga』(←「下げ」じゃなくて「佐賀」)と入れると解除できます。他のメ欄コマンドとも併用可
  下記のスレで該当する単語などの詳細が確認できます

パー速機能覚書・テスト PART2
https://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=part4vip&dat=1431931779

 ・板の連投規制は25秒、1レス内での行数制限は80行です

 ・投下する時は名前欄にタイトルや総レス数などを書いておくと分かりやすいです

 ・書き込み失敗の表示が出ていても書きこめている場合があるからスレを更新して確認しよう


★これからスレを立てる人へ

 個別スレ立ての目安は100レス前後の風潮
 安価SSやエログロなどの要素が特に多いSSは個別に立てた方がいいでしょう
 この板ではスレ落ちは運営の手による手動です。自動では落ちません
 スレ処理はデータ削除ではなくHTML形式でログ化されデータ庫に格納されます。
 立て逃げや長期の放置スレ、板趣旨と異なるスレは処理対象になります。処理されても泣かない
 処理されてもデータ自体は残っているので再開するときは過去スレのURLなどをリンクしておくといいかも
 使い終わったスレは以下のスレで処理依頼をしましょう。1000に到達したスレに関しては報告の必要はありません

■ HTML化依頼スレッド Part42

http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1465576750

[ 関連スレ ]

お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください 25
https://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1443075924

とあるシリーズ(禁書目録&超電磁砲)SS雑談スレpart15
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1466695213

  (スレタイ通り)

 ふと思いついた小ネタ(スレタイ含む)を書くスレ40

http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1459068355


  (書くまでもないor書くのめんどいネタなど)


 SS製作者総合スレ81

http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1465294770
  (ジャンル不問)

雑談しようぜ Part3
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1459385103


  (その他雑談総合)


[ 関連リンク ]

 鎌池和馬OFFICIAL WEBSITE
 http://dengekibunko.jp/author/kamachikazuma/sp/

 とある魔術の禁書目録 Index@wiki
 http://www12.atwiki.jp/index-index/sp/

 自分用まとめ ◆「とある総合スレ記事一覧」
 http://asagikk.blog113.fc2.com

 禁書SS@製作速報 まとめWiki
 http://www35.atwiki.jp/seisoku-index/sp/


[ 過去スレ一覧 ]

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-31冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1309616825

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-32冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1311847989

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-33冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1314623016

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-34冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1320320521

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-35冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1324178112

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-36冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1328256460

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-37冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1334385245

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-38冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1350107497

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-39冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1363523022

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-40冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1379543420

◇これ以前のログはこちらから

http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1307804796 (専ブラ用)

禁書「>>950!いままでのおやくそく一覧なんだよ!」

02   インデックスさん
03   小萌センセー
04   建宮さん
05   オルソラさん
06   キャーリサさま
07   フレンダさん
08   御坂妹
09   最大主教さん
10   舞夏さん
11   上条さん
12   白井さん
13   一方通行さん
14   土御門さん
15   絹旗さん
16   黄泉川せんせー
17   愛の伝道師・青髪ピアスくん
18   サーシャさん
19   姫神秋沙さん
20   御坂美琴さん
21   アックアさん
22   打ち止めちゃん
23   オリアナさん
24   麦のん
25   テッラさん
26   フレメアちゃん
27   闇咲さん
28   冥土帰しさん
29   テンプレ改訂のためキャラ無し

30   浜面くん&滝壺さん     
31~  テンプレ改定のためキャラ無し

- - - - - 一部テンプレ改定いたしました - - - - -

ミスがございましたら申し訳ございません

と思ったら、うっかりタイトルにURIと付け加えてしまいました…申し訳ありません

何レスかお借りします。

上里+トール+一方通行

ピロリロリーン イラッシャイマセー ナンメイサマデスカー

一方通行「………」

トール「………」

上里「…(何だこの面子…)」

上里「(この白いのは一方通行、だったか?学園都市第一位で、上条勢力に数えられてるっていう…前にぼくがアイツを殺そうとしてた時に、乱入してきた奴)」

上里「(こっちの奴は…、確か、トールだっけ?前に一度だけ映像で見たことがある、上条勢力ではないけど、共闘はした事がある…男だよな?)」

一方通行「…」

トール「…」

上里「(何か喋れよ…)」

一方通行「…オイ、お前」

上里「(あ、喋った)何?」

一方通行「…上里翔流、だったかァ?」

上里「…そうだけど」

トール「詳しい事情はまだ調べてないんだけどよ、今、上条ちゃんとドンパチやってるんだよな?」

上里「…(成程、ぼくを排除しようって魂胆か)」

上里「そうだったら、何か問題があるのかな?」

トール「大アリだね、なかったらこんな所にまで来てねえっつうの」

上里「…」

一方通行「まどろっこしい言い方は好みじゃねェンでな。上里翔流。率直に言わせて貰うが…」

一方通行「…テメェ、ヒーローのライバルポジ狙ってンだろ?」

上里「……………は?」

上里「………ええと、ヒーローって…、…もしかしなくても、上条当麻の事だよな?ライバルポジ…?」

トール「とぼけても無駄だぜ。理想送り、平凡な高校生、上里勢力…」

一方通行「どう考えてもよォ、あのヒーローのライパルポジションを狙ってるとしか思えねェ…」

トール「もうライバル候補は出てこないと思ってたんだけどな…、この俺としたことが油断してたぜ」

上里「………、…なんの話?」

一方通行「だからヒーローのライバルポジションだっつゥの。こちとら十年彼奴の隣…いや、三歩後ろ…百歩後ろ位を歩いてきたンだぜ?ポッと出のてめェ等とは年季が違うンですけどォ?年季がよォ」

トール「はぁ?てめぇ、等?聞き捨てならねぇな。ポッと出つっても、こいつはともかく俺はもう三年前には登場してるけど?」

一方通行「10年に比べたらポッと出だろォ。俺は10年間ヒーローと一緒に居ンだよ。10年間だぞ。スピンオフの主役も張った事ないキャラが上条当麻のライバルだなンて笑える冗談吐くのは止めてくれませンかねェ?」

トール「一度も勝ててない癖にライバル(笑)って。ライバルってのは好敵手とも書くんだぜ、勝ったこともない癖にライバルって何様だよ」

一方通行「最後に戦った時は態と負けたンですゥ。あのヒーローの事を考えたらあそこで負けておくのが最善手だったンだよ」

トール「はいはい言い訳乙」

一方通行「あ?[ピーーー]ぞ」

トール「何だ。良いぜ、上条ちゃん程じゃないけどそこそこ良い経験値貰えそうだし、やりあおうじゃねえか。表出ろ」

一方通行「上等だクソ野郎」

上里「………あのー、ぼく帰ってもいい?」

一方・トール「駄目に決まってる(決まってン)だろ」

上里「…いや、きみ達が何でそんなことをしてるかは知らないけど…上条当麻のライバルは誰かって争ってるんだろ?だったらぼく関係なくない?」

一方通行「関係無ェだァ?ヒーローと苗字似てるからって余裕ぶっこいてンじゃねェぞ、まだ俺の苗字が上条だっていう可能性もなくはないンだぞ?あァ?」

トール「しかも平凡な高校生って。何、上条ちゃんと一緒の立場だからって調子乗ってる?映像化もゲームにも出た事ない癖に調子乗ってんじゃねえぞルーキーが」

一方通行「理想送り。しかも右手に宿ってる…。何だよ何だよ何ですかァ、ヒーローの真似ですかァ?ン?」

上里「(帰りたい)」

ピロリロリーン イラッシャイマセニメイサマデスカー モウシワケアリマセンガホンジツコンデイラッシャルノデ…

???「インデックス、分かってるとは思うけど余り食べ過ぎるなよ。それとオティヌス、流石に相席する人の前では隠れ…あれ。お前ら」

一方通行・トール・上里「…あ」

上条「一方通行に…トールに、上里?一方通行達はともかく、トールが何でいるんだよ…?」

インデックス「あ、白い人だ」

オティヌス「くっ、何故上里翔流の奴が…」サッ

トール「…はん、丁度いい。本人が来たんだ、ここはいっちょ上条ちゃんに決めて貰おうじゃねえか」


一方通行「そうだな、おいヒーロー…じゃねェ。三下、お前のライバルは誰だ?」

上条「えっ」

トール「勿論俺だよな?上条ちゃん」

一方通行「そンじょそこからの女よりも早く出会った俺に決まってるよな。なァ、ヒー…三下」

上条「…は、話が見えないんですがどういう事ですか上里さん…」

上里「ぼくを巻き込まないでくれ」

上条「え、えー…よく分からないけどなんで普通の男子高校生の上条さんがライバルなんてものを持たなければいけないんだ…」

一方通行「良いから早く言え。ライバルは俺か?」

トール「俺か?それともコイツか?」

上里「ぼくを巻き込まないでくれ」

上条「(俺には分かる。誰を答えても絶対に修羅場になるぞこれ。上条さん知ってる)」

上条「……………え、ええと。ライバルとかじゃなくて、皆まとめて友達って事でどうでせうか?」

一方通行・トール・上里「…」

上条「…皆さん?」

トール「友達、…ま、まぁ上条ちゃんがそう言うなら…」

上里「…それ、ぼくも入ってるの?」

上条「え、う、うん(ここでコイツだけ違うって言ったら勘違いされそうだし)」

一方通行「さんし…ヒーロー、好きなもン頼めや。俺が全部金出してやるよ」

上条「え、マジで?良いの?…あ、ありがとうございます一方通行様!」

インデックス「ありがとう、白い人!じゃあ私はこれとこれとこれと…」

上条「おい、少しは遠慮しろよお前。オティヌスはどうする?」コソコソ

オティヌス「フライドポテトで」コソコソ

一方通行「…」

トール「…」

上里「(めっちゃニヤついてる)」

上条「じゃ、俺はこれで。上里は何頼むんだ?」

上里「……………」

上条「上里?」

上里「…(もうどうでもいいや)ハンバーグ定食で」

おしまい。復活してて嬉しかったから奥深くに眠ってたやつを急いで書きました。フィアンマも入れたかったなぁ…お目汚し失礼しました。

逆転裁判×禁書で考えた奴のボツ
数スレお借りします。


僕の名は、成歩堂龍一。弁護士だ。
「成歩堂なんでも事務所」の所長をしており、事務所で忙しい毎日を送っている…。


そんな僕だが、今はその忙しさを忘れ、事務所を離れて羽を伸ばしている。

なぜなら……



「パパ、こっちこっち!」

「早くしないとみぬき、パパを置いてっちゃうよ!」




僕はマジシャンであり自慢の娘・成歩堂みぬきと共にイギリスに旅行に来ていた。


僕の事務所は基本的に経済的に苦しいのだが、今回は依頼人が依頼料として旅行券をくれたのだった。
普段旅行もいけなかったみぬきは飛び跳ねるようにうれしがった。


だけど、その旅行券は実は2人用だった。
そんな僕ら親子のことを心配して、事務所の所員の希月心音もといココネちゃんは親子水入らずとして僕とみぬきを送った。


正直、ココネちゃんの気持ちは嬉しいが彼女1人残して事務所を離れることは少し心苦しかった。

まあ、念のために“彼女”に事務所を見守ってほしいと頼んだから大丈夫だろう………たぶん。


実はイギリスに来るのは2回目だ。
あの時は国際弁護士協会の出張で来ていただけなんだけど……あの時は、色々あって観光所じゃなくって事件解決後にすぐに帰ることになってしまった。

今回はあの時の様に事件に巻き込まれずにのんびり観光を楽しもうと思う。
たまにはそういう日があっても文句は言われないはずだ。



「よーし!みぬきもこの期に海外デビューしちゃうよ」



みぬきも旅行中にマジシャンとしてイギリスに自分を売り込むつもりのようだ。
我が娘として本当にしっかりしている。

だから、この時は何の事件も巻き込まれずに楽しい旅行になりそうだ――――そう思っていた……。





きっかけは僕が財布を無くしてしまったことが原因だった。




いくら探しても財布は見つからずに交番にも届けがなかった。
みぬきのお金だけでは泊まることも難しく、このままだと昼食抜きじゃなく野宿になってしまう…

そう悲観になっていたその時――――




「お困りでございますか?」




1人の綺麗なシスターが僕に話しかけてきたのだ。


彼女の名は、オルソラ=アクィナス。職業はシスターをしているようだ。


天然な所があり、彼女は僕らの話を聞いて少し強引な感じで昼食に誘った。
僕は「いきなり出会ったばっかりなのにそんなことをしてもらうのは悪い」と言ったのだが、彼女との会話は噛み合わないばかりで疲ればかり溜まって説得は諦めることにした。

そうして僕らは彼女が住んでいる女子寮に入って彼女が作った料理をもてはやされた。



「どうぞ召し上がってくださいませ」
「やった!こんな美味しそうな料理を食べられるなんてまさに『不幸中の幸い』というやつだね!」



僕はみぬきの言葉に笑いながら、彼女が作ったパスタを食べた。
そのパスタは店で作ったものよりもおいしくって、思わず感動するくらいだった。
絶賛する僕とみぬきに対してオルソラさんはニコニコした笑顔で対応していた……。


オルソラさんから昼食を御馳走された後、彼女は僕達のために寝床を取ってくれるそうだ。
流石にそこまでは……と考えているみぬきが。



「パパ、こういう厚意は素直に受け取っておくべきだとミヌキは思うな」



…などと言うものだから僕は納得することにした。
女子寮のために僕を止まらせることが出来ないためオルソラさんはある人を僕達を紹介した。


その人はオルソラさんと親しい日本人の神裂火織(年齢はたぶん僕と同じくらいだろう)だった。


神裂さんは僕らに天草式十字凄教というイギリスにあるとある組織…グループを紹介した。
名前通りそのグループは日本街に住んでおり、日本人ばかりだという。
僕はそこまでしてもらうのは恥ずかしかったが、神裂さん曰く



『救われぬ者に救いの手を』



…という信念に基づいてお金がない僕達を助けるのは当たり前の事らしい。
それは僕の弁護士としての生き方と似ていると少し思った。
そんなんで僕は素直に彼女の紹介を受け、オルソラさん達に事務所の名刺を渡した後にみぬきと共に日本街へ向かった。


日本街で現れたのはみぬきより少し年上だと思われる五和さん。
そして、教皇代理という肩書きを持つ建宮斎字(たてみや さいじ)だった。


「女教皇から話は聞いているよな」


どうやら神裂さんからすでに連絡はいっていたようで、天草式十字凄教もとい天草は僕らをすぐに受け入れてくれた。
彼らも『救われぬ者に救いの手を』という信念を持っていた。だから、財布を無くして途方に暮れたていた僕達を受け入れるなんて普通の事のようだ。




「見ててください。3、2、1・・はい!」
「おお!!パンツから色んなものが!」


その日の夜、みぬきは天草の人々にマジックを見せていた。
みぬきはタダで泊まらせてもらうのもどうかと思い、マジックを始めたようだ。
…どちらかとこれだけの人数の人間にマジックを見せたいというエンターテイナーの血が騒いだ方が強いんだろうけど・・・。


「アンタの娘さん、中々やるな」
「でしょでしょ!自慢の娘なんですよ!」


僕はついつい声を張り上げてしまう。
みぬきは実の娘ではないとはいえ、可愛いものだ。
僕は自慢とともに建宮さんたちとともにお酒を飲みながら深夜まで語りやった―――




「うーん……頭がガンガンするなぁ……」



昨日はみぬきの話ポーカー勝負で盛り上がって酒が進んでしまい、僕は二日酔いになってしまっていた。
周りには自分と同じく酒に酔って倒れている男たちがいた。
僕はとりあえず洗面所に行って顔を洗うことにした



プルプルプルプルプルプルプルプルプル


「ん…?こんな朝早くから誰だろう?」


僕は携帯に出ている見慣れない番号を気にしながらとりあえず出ることにした。


「はい。成歩堂ですが…」
「な、成歩堂さんですか!?」


かけて来たのは神裂さんだった。
自分の電話番号を知っているのは昨日渡した名刺に書いてあった電話番号を見て電話したのだろう。
その声は昨日会った時は違って何か焦っているような声だった


「どうしたんですか?そんなに慌てて」
「お、落ち着いて聞いてください!じ、実は……」


神裂さんは何か少し言いにくい雰囲気を出しつつ重たい口を開いた――――







「おおおお、オルソラさんが殺人の罪で捕まったああああああ!!?」






それは僕にとって衝撃的な事実だった――――



それから僕はオルソラさんの弁護をすることになった。
僕に電話して来たのは、神裂さんが名刺を渡された時に「弁護もやっている」ことを言っていたことを思い出したかららしい。
そこら辺の弁護士に頼むよりも知り合いである僕に頼む方が信頼できるらしい。
……自分で思ってなんだけど一度しかあったことない相手に弁護を頼むはどうなんだろうか。


その日、僕はみぬきとともに留置所にいるオルソラさんの面会に行った。
オルソラさんは相変わらずの天然ぷりを発揮して、彼女が捕まっていることを忘れそうになった。
事件の事も聞いて、僕達がその場を立ち離れようとした時、彼女は僕に引き留めた。
その表情は何時ものオルソラさんには見られない少し曇った表情だった。



「あなた様は私が無実だと信じておられますか?」
「何を言っているんですか。当り前ですよ」
「警察の方々は『お前がやったんだ』と決め付けられて……」



自分の名前が付けられている「オルソラ教会」で事件が起きて、オルソラさんはその現場にいて、気絶していたのだ。
現場にはオルソラさんと被害者以外の人間がいなく、オルソラさんが疑われるのが普通だった。


だけど、僕は彼女に対してそんなことを一切考えなかった。
彼女の事を前から知っていたこともあるが――僕は孤独な人味方になれる唯一の存在が、弁護士だからだと考えているからだ。
だから僕は彼女が犯人だと考えずに彼女の無罪を信じる事にした。



「警察がどう考えていようが僕は依頼人であるあなたを信じます」
「そして絶対に無罪を勝ち取ってみせますよ」
「僕を信じてください。オルソラさん!」



僕は手を腰につけて自信満々で言うとオルソラさんは笑顔で答えた。
僕もうれしくってつい笑みを浮かべていた。
その後、面会室にお互いの笑い声が交差した。



……それを見てみぬきが「…うん。ありだね!」と言ったが…どういう意味だろう。




こうして決意を決めたのはいいけど、捜査はうまくはいかなかった。
すでに警察が調べていて、僕らが入る間がなかったのだ。
一緒に調査を行おうとしてくれた神裂さんに悪いことをしたと思ってしまう。



そうして時間は過ぎていき、ろくに情報を得ることが出来ないまま裁判の日になっていく――――



準備がままならないで裁判に挑むことは初めてじゃない。
こんなことは何度も経験したことがあるが正直心臓にいいものじゃないな…ホント。



「大丈夫ですか?成歩堂さん」



神裂さんが心配して僕に話しかけて来ていた。
彼女はオルソラさんの無実を証明しようとする僕に何かできることはないかと色々悩んでいた。
だからこの法廷の助手席で手伝ってもらうことを僕は提案した。
彼女に対して僕は余裕そうに笑った。「ピンチの時こそふてぶてしく笑う」…昔、大切な師匠から教えられた言葉だ。


「弁護士。そろそろ開廷の時間です」


そうしていると係官が開廷を知らせた。




「それじゃあ、行こう。オルソラさんの無罪を証明するために」




そして僕達は裁判への扉を開いた―――――






逆転裁判×とある禁書目録~成歩堂親子のイギリス旅行~


第1話「逆転教会」



投稿終わり。
逆転裁判とのクロスですが、性質上、逆転裁判の色が濃くってここで書いていいのか悩んでしまいました。時間軸は逆転裁判6の最終話後。
本来、予告で次回予告みたいなはずがダイジェクト版みたいな感じになって申し訳ない。
忙しいために考えていた一部だけ晒す感じに。
ちなみに神裂さんの年齢が判明後ナルホドくんは「火織ちゃん」と呼ぶ予定。

2話以降の担当検事を当てられたら2話の予告とか書くかも(ちなみに禁書キャラ)
お目汚し失礼しまた。

何レスか失礼します。某人類最強とのクロスオーバー。


間違いなく、上条当麻は歩道を歩いていた。

普通に運転している車となら絶対に接触することはない安全な筈の歩道を歩いていた筈だった。

だというのに、何故か上条の目の前には真っ赤なスーパーカーが迫っている。一瞬、フロントガラスに満面の笑みを浮かべた赤い女性が見えたが———あんな満面の笑みで人を轢ける人間がこの世にいるとは思いたくなかった。

…結論から言うと、上条は跳ね飛ばされた。

空中で一回転、どごっという聞いているだけで痛みが伝わってくるような音と共に地に叩き付けられる。だというのに、地面に落ちた際に出来た多少の擦り傷はあるものの何故か怪我らしい怪我はない。運が良かったとかそういう言葉では片付けられない異常な現象だった、そもそも上条当麻は不幸なのでそんな幸運に見舞われる事すらない。…つまり、この結果はスーパーカーの運転手が狙ったものという事なのだろうか?どんな運転技術を持っていたらそんな事が出来るのだろう、と上条は地面に顔を付けたまま思う。

カッカッ、という足音と共にスーパーカーの運転手らしき人物が此方へ歩いてくるのが分かった。さて、上条の常識から予測すれば次に相手から発せられる言葉は謝罪、もしくは心配する旨の台詞の筈だ。

「おい、さっさと起きろやお兄ちゃんぶち殺すぞ」

謝罪の言葉どころか殺人予告だった。冗談に聞こえないので急いで身を起こす、すると目の前には運転手、真っ赤な服に身を包んだ女性が立っていた。

「よし、生きてるな、じゃあ元気か?ちなみにあたしは元気だ」

「…な、なんとか…」

返事をしつつ辺りを見回してみると少し離れた場所に上条を轢いた赤いスーパーカーが見えた。

…不思議なことに、ブレーキ跡が見当たらない。つまり、この車の持ち主はわざと上条に向かって突っ込んできたことになる。ぞっとしない話だ。

「…」

改めて、目の前の女性を観察してみる。

頭の先からつま先まで真っ赤な女性、プロポーションは抜群で、目付きはかなり悪いものの上条の目から見てもとても美人な事には間違いない。が、どうしてかときめきや胸の高鳴りというのは存在しなかった。ドキドキはしているが、恐らくこれは命の危機を感じた時に起こるドキドキだ。

「ん、どーしたよ。あ、もしかしてあたしに惚れちゃったか?惚れてもいいぜ、火傷するけどな」

「や、火傷じゃすまないかと…」

全身火達磨になった挙句炭さえ残らない気がする、と小さく付け加える。

(…って、突っ込んでる場合じゃねえ。や、やばい。やばいやばいやばい。雰囲気とか身のこなしとかそういうのじゃない、もう直感で分かる、…この人にだけは関わっちゃ駄目だ…!!)

「ん?どーした若人よ」

「あ、いや、その…あ、僕これから用事があるんで…失礼しま」

殴られた。しかも顔面。

「待て待て、そう急ぐな。別に取って食おうなんてするつもりはねえからさ、ちょっとあたしに付き合ってくんないかな?」

ここで断ったらまた殴られそう、逃げたらまた轢かれそうなので仕方なく上条は彼女の話に耳を傾ける。

「実はよ、あたしは仕事である奴を探す為に学園都市からの外からやって来たんだよ。つまりよそ者、だからこの辺の地理とかなーんも知らないわけ。つうことで、あたしの仕事手伝ってくんない?」

段階が三段跳びぐらいしている。あの魔術師でさえもう少し上手く話を進めるぞ、と思いつつもツッコみはしない。わざわざ地雷原を踏み抜くどころか蹴っ飛ばす様な真似は誰だってしたくないものだ。

「は、はぁ…そうですか。でも、こんなただの男子高校生よりも警備員とか…風紀委員に手伝った貰った方がいいと思いますけぐはぁっ!?」

殴られた。しかも鳩尾。しかも二回。

「アンチスキル?ジャッジメント?説明もせずに意味の分からない横文字を使うな」


「…ず、ずみまぜん…え、えっと、警備員っていうのは…」

「説明は要らん。面倒臭い」

遂に上条の顔から表情が消える。…ここまで来たら、さっさとその探し人とやらを探して解放される方がお互いのためかもしれない。

「わ、分かりました。手伝わせて貰います」

「お、本当か?サンキュー、助かるぜ。…なんだその不安そうな顔、ちゃんと報酬は支払うから安心しろ」

常に目の前の女性に負けず劣らずの真っ赤な家計簿を持つ上条からしたら魅力的だが、不安なのはそこではなかった。

「…そ、それで。一体誰を探してるんでせうか?」

「んー、実はな。今回の依頼は不思議なことに、そいつの顔写真やら詳しい情報は殆ど知らされてねーんだ。あたしが知ってんのは、ソイツの名前…?通り名、だけだよ」

「へぇ…その通り名というのは…?」」

「ん、あぁ。そっか、お前も知らなきゃ探しようがねぇもんな。あたしが探してるのは———」

(ん、ん…?何かすっげぇ嫌な不幸が降りかかる気がしてきた。いや、もうこの時点で不幸なんだけど!これ以上の、更にとんでもない不幸に見舞われる気がしてならない!まさか、まさか…)」


今からでも逃げ出してしまおうかという思いが上条の心中を支配するが、もう遅い。

「—————幻想殺し、って奴だ。幻想を殺す。ははっ、中々イカしてる名前だよな」

「……………!!」

「…あ、そーだそーだ。名前といえば、まだあたしの名前を言ってなかったな。自己紹介は基本なのによ、こういう基本的な事を忘れちまうからあたしはまだまだなんだよな」

彼女が何かを言っているが、上条当麻の耳には届いていない。…何故なら、幻想殺しというのは自身が所有している右手の名だったからだ。つまり、彼女が探しているのは———。

「あたしの名前は哀川潤だ。職業は請負人、肩書は人類最強。—幻想殺しに負けず劣らず、イカす名前してるだろ?」

そう言って、彼女—哀川潤はシニカルに笑った。


「カミやん、逃げろ。哀川潤はある意味では、神の右席よりも厄介な人間だ」

「哀川潤を聖人候補…いえ、既に聖人に指定する準備を進めています」

「…どういうつもりであるか。貴様は、我等側だった筈だが————」

「はん、あたしは弱い者いじめよりも強い者いじめの方が好きなんだよ。つうことで、あたしはコイツの味方に回ることにした」

とある魔術の人類最強(オーバーキルレッド)

「あたしの名前は哀川潤。この人類最強がみっともねえその幻想を全部ぶち殺してやるよ。」

終わり。ローマ正教に頼まれて幻想殺しの排除を依頼された潤さんとか面白そうじゃないって思ったので。

アックアさんが来る前なので多分14巻後辺りかな?お目汚し失礼しました。

誤字 × とある魔術の人類最強(オーバーキルレッド)
○ とある魔術の人類最強(オーバーキルドレッド)

上インで何レスか借ります。上イン邂逅記念日SSと言いたいところですが普通の上インです。


上条「インデックス」

インデックス「な、何かなとうま?」

上条「何でもない、呼んでみただけ」

インデックス「そ、そっか…」

インデックス「(なんかとうまの様子がおかしいかも…さっきから意味もなく名前を呼んでくるし、やけにくっついてくるし…いつもはダメっていうのにアイス二個目食べてもいいって言うし…)」

上条「…」ジー、ニヘラー

インデックス「(うん、とうまが嬉しそうだから別にいいんだけど、流石に気味悪いかも…。何か変なものでも食べたのかな?)」

上条「…」ジー

インデックス「(お、落ち着かない)えっと、とうま。じゃあ私、そろそろ寝るね。とうまはどうする?」

上条「インデックスが寝るなら俺も寝ようかな」

インデックス「うん、それじゃおやすみ…、って、と、とうま?なんでベッドに座るの?」

上条「今日は俺もここで寝たいんだけど…嫌か?」

インデックス「う、ううん!全然いいんだよ。…でも、急にどうしたの?」

インデックス「(嫌なわけない。普段からとうまの為に空けておいたスペースなんだから、でも、こう、心の準備が…)」

上条「インデックスとできる限り一緒にいたくて。普段は学校で寂しい思いさせちまってるからさ」

インデックス「そ、そっか…じゃあ、その…一緒に寝よう」

上条「おう」

インデックス「…と、とうま。何でこっちを向いて寝てるのかな?」

上条「インデックスの寝顔が見たくて」

インデックス「…(だ、だめ。直視できるわけないんだよ、背中向けよう)」クルリ

上条「…」

インデックス「(よし、これなら何とか…)…ふえっ、と、と、とうま!?」ギュッ

上条「インデックス…」ギュウウ

インデックス「あ、う………ま、ま、待って…!」グイッ

上条「………っ」キュイン

インデックス「…?今の音…、…と、とうま?」

上条「……………い、インデックス…?」キョトン

インデックス「とうま…?元に戻ったの?」

上条「元に…?何の話だ…って、え、な、なんで俺お前と一緒に寝て…!」

インデックス「とうまから寝たいって言いだしたんだよ、…覚えてないの?」

上条「何か今日一日…というか、帰ってきてからの記憶が曖昧で…夢でも見てた感じだ」

インデックス「…もしかして、何かされたのかな?科学側の能力か、それとも魔術か」

上条「さぁ…、つっても今日そんな大した事もなかったからな。普通に学校に行って、ビリビリに会って、土御門に会って…」

インデックス「そっか。…あ、あの…とうま」

上条「へ?」

インデックス「…この後、どうする?」

上条「この後って、…!!」

インデックス「…」カァ

上条「…、…か、上条さんは風呂場に戻らせていただきませう!おやすみインデックスさんまた明日!!!」

インデックス「あっ、…行っちゃった。別に、よかったのに」ボフン

インデックス「…何だったんだろ、あのとうま。様子がおかしかったし、やっぱり何か、魔術にでも掛かってたのかな…。右手で頭に触ったら戻ったし…」

インデックス「…」

インデックス「(…もう少しあのままでいればよかったかも。…ちょっと勿体無かったかな、なんて)」

おしまい。上インの日だからなんでもいいから投下したかった…お目汚し失礼しました。

 バウムシュテッペン公国は、ザクセン州とバイエルン州、チェコの狭間に位置するシンガポール程度のごく小さな領邦国家である。かのルドルフ2世時代以来の歴史を持つこの小国は、しかしその小ささとは裏腹にルネサンスを背景とした高度な学術研究が栄え、歴代君主自身が優秀な科学者だった事もあって中部ヨーロッパにおける先進的な学問の中心地として長年その名を馳せてきた。


 特に18世紀後半、幼くして即位したエンヒェン女公による啓蒙的専制以来の発展は目覚しいものがある。イギリスの産業革命に触発された学問の振興、工業化、そして近代的教育制度・機関(エコール・ポリテクニークなど他国の教育機関にも多大な影響を与えた)の整備。これらによって公国は比類なきまでに発展し、それらの科学技術や制度を輸出する事で神聖ローマ帝国及び後のドイツ、ひいてはヨーロッパ全体の近代化に大きく貢献した。そして、あまりにも成長のスピードが異常だったために悪魔と取引したとかエイリアンの技術提供を受けたとかあらぬ噂を流された。


 しかし、その繁栄にもやがて終わりの時が来た。七年戦争、ナポレオン戦争、1848年革命、普墺・普仏戦争、第一次世界大戦……幾多の危機を乗り越えて独立を維持してきた公国も、流石にナチスドイツ相手ではどうしようもなく、1939年を以ってボヘミアと一緒に併合、直ちに民間人立ち入り禁止区域に指定された。そして、今では国そのものが親衛隊直轄の研究機関に成り下がり、日夜第三帝国の支配を正当化してアーリア人の優位性を裏付けるための研究や、戦争に勝利する為の軍事兵器開発が行われていた。その中には目を背けたくなるほど凄惨で非人道的な実験も含まれており、その代表格が超能力研究であった。現当主のテレスティーナ女公が筋金入りのファシストにしてサディストという事もあり(この事実はファシズムがブルジョアや資本家と不可分の思想であり、我らプロレタリアートと決して相知れる事のない不倶戴天の敵である事の紛れもない証左である)、それはそれは酷いものであった。


 あ、その割に国名がユダヤっぽいじゃないかとかいう野暮なツッコミはなしでお願いします。

アーネンエルベ第一位・一方通行(ベシュロイニガー)親衛隊少将「ギャハッ! オラとっとと死にさらせ出来損ない乱造カレル・チャペックもどきがァ! オマエラなンざこの世に存在するだけであらゆる生命への冒涜なンだよォ!」ドゴッ

 お前がそれを言うのか(驚愕)。彼は反射能力とベクトル操作能力と、「解析した現象から限りなく本物に近い推論を導き出せる」という優れた演算能力と病的なヒーローコンプレックス(厨二病)を持つロリペドホモガキである。(要するにバイであり、しかもイ◯ポである。クソちょび髭もさっさとこんな奴ガス室に送っちまえば良いのだ)何故かこんなナヨナヨした、英語にするとセロリアックみてぇな名前になる白モヤシがニェーメツ共の切り札『だった』らしい。何故過去形なのか。この後お話ししよう。

ミーチェク10032号「ご、ふっ……?」

一方通行(ベロリンガ?)「そンじゃ、そろそろ終わりにすっかァ……」

ミーチェク10032号「いま……だに……理解……でき……ません……なぜ……このような……実験が……」

一方通行(あれ? ベロ出しチョンマだっけ? モチモチの木?)「やれやれ、こンだけ殺されてりゃ流石に学習すると思ったンだがなァ……いくら見た目をそっくりにしても、所詮は模造品か……。いいぜ、今日は機嫌が良いから特別に教えてやらァ」

なめまわしポケモン(ベロベルト)「俺も詳しくは知らねェけどよォ、なンでもこの『超人進化実験(エベネ6シヒト)』とやらの目的はアーリア人をさらなる高次元の存在に進化させる事で、それはオマエラのオリジナルである第三位のガキを128回ブチ殺す事で実現するンだと」

エムレ(ベロゾール)「でも、第三位はたった一人しかいないから、そのクローンであるオマエラで代用するンだと。性能が本物より劣るから回数も2万回に増えるがな。つーわけで、オマエラの犠牲のおかげで人類は新たな段階に進化できるわけだから喜ンで死ンでくれや。恨むンならスラブの劣等人種に生まれたオマエラの『お姉様』を……」



ファマー・カミジョフ(上条当麻)赤軍准尉「ぐちゃぐちゃ言ってねぇで離れろっつってんだろ、ナチ豚!」ソゲブ

 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 全ての能力者達の輝ける太陽、同志カミジョフ来た! これで勝つる!何を隠そう、このツンツン頭が印象的なアジア系少年こそが後のソ連邦英雄、カミジョフ准尉なのである。

アールグレイ(ベルガモット)「ンあ? 悪ィ、ロシア語はさっぱり分からなくてなァ。なンだオマエドイツ語話せるじゃねェか」

カミジョフ准尉「御託はいいからとっとと彼女から離れやがれってんだ犬畜生が!」ソゲブ


えーっと……一転攻勢さんだっけ?(ベ……何とかさん)「ハン、オマエ、当然俺が誰だか知った上で物言ってんだろォな? それに見たところ、オマエだけみてェじゃねェか。大方斥候ってとこだろォが、本隊はまだなンだろ? 俺は(理論上)ドイツ国防軍全軍よりも遥かに強ェンだ、ましてや一兵卒のオマエ如きじゃどォしようもない。生憎だがオマエにはどォする事も出来やしねェよ、大人しくそこで指加えて眺める事に徹するなら命ぐれェは……」



ウィリアム・オルウェル英陸軍大佐「貴様のこれから行くところは高次元ではなく地獄なのである」アッ-クア

セシル・アップヴィレッジ(上里翔流)米海兵隊少尉「とりあえず煉獄を望むか?」テンノゾ

乞食(ベガー)「ハァ!? ち、ちょっと待て! なンでオマエラまでここにいる!? さっきから俺の名前表記がおかしい事にツッコミたかったのにそンな気も失せちまったよ!」

カミジョフ准尉「こうしてソビエト、イギリス、アメリカの連合三国が揃ったわけだが……実は言い忘れてたけど、既に包囲始まってるんだよね。で、どうする? 素敵な悪あがきを続けるか? 蛆虫」ソゲブ


ベロニカは死ぬことにした(主演:真木よう子)「…………こっ、来いやあああァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

 第三帝国が断末魔の叫びを上げていた1945年4月27日(つまり、ビアージオの中の人が産まれるおよそ半年前)、第二次世界大戦最後の激戦の戦端がこの地において開かれた。
 イワン・コーネフ元帥麾下の第一ウクライナ方面軍に米英の兵士を少々加えた総勢50万の兵が、かねてより包囲を進めていた公国の中心部目掛けて一気に突入したのだ。
 僅か1万人という敵戦力の少なさに反して、連合軍は当初苦戦を強いられた。というのも、公国の守備隊が皆強力な超能力者ばかりで構成されていたからである。しかしそれも最初の2日ほどだけであり、程なくして二人の異能力者と一人の魔術師による活躍によって形勢は逆転。僅か1週間ほどで決着が付き、第一ウクライナ方面軍はその足でプラハに居座り続けるファシスト共をぶちのめしに行った。

 とはいえ、戦いは壮絶なものであった。軍属・民間人合わせて双方に20万近い死傷者を出し、無傷な建物や設備はごく1割にも満たず、直前に郊外で行われた「ゲパックシュタット(英語ではバゲージシティ)攻防戦」をも凌ぐほどの被害となった。また、数世紀に渡って蓄積されてきた貴重な試料や研究データも戦いの混乱で略奪や焼失によって散逸し、その多くが失われてしまった。この事はアレクサンドリア大図書館炎上……ほどではないにせよそれに匹敵するほどの損失である。
 中でも最も戦闘が激しかったのが首都・レーンケルン(現在の第1・第7学区に相当)である。しかし一方で、クローン達のオリジナルであり、長年行方不明となっていた電気系能力者のチェコ人少女、ミロスラヴァ・ミーチェク嬢(御坂美琴)他多くの罪なき人々が旧公宮(現・労働人民文化宮殿)の地下牢から救出されたりしたので必ずしも悪い事ばかりではなかった。

 大戦終結後の1947年、公国では反ナチ派住民の抵抗組織(共産党系)による革命政権が樹立、ファシズムに与した旧公家を追放して君主制を廃止する事が決定された。その後、旧公国は米英仏の干渉に脅かされないようソ連軍の保護下に入った。

 ソ連軍の庇護を受けつつ、イギリスから政治的亡命を行ってそのまま帰化した科学者アレクサンドル・エドゥアルドヴィチ・クロウリーによる指導の元、バウムシュテッペン人民共和国では研究設備の再興や社会保障制度の整備、企業国有化などの改革が推し進められた。そしてドイツ民主共和国の成立が相成った1949年、独ソ両国の友好を祈念してドイツ領に復帰し、スターリン学園都市(スターリン・ウニベルジテートシュタット)に改称した。こうして、この学園都市の歴史は始まったのだ。


 この映画は、戦禍から不死鳥の如く蘇ったこの学園都市がやがて東側世界の学問の中心、ひいては全世界の学生達の理想郷となり、冷戦終結の混乱を乗り越えてもなお学問におけるヨーロッパ統合の要として燦然と光を放ち続け、ついには世界文化遺産に登録されるまでの過程を追った一大ドキュメンタリーである……!


『学園都市が東ドイツにあった時にありがちなこと』
公開日未定!

以上です。いつから書けるか全くメドが立っていないものの、アイデアだけはあったのでここに投稿させていただきました。時期は決まっていませんが、そのうち書きたいと思っています。
ありがとうございました。

何レスかお借りします。上里と去鳴、新約15巻バレ微有?

キーンコーンカーンコーン

上里「……ふぅ」

上里「(さて、この後はどうしようかな。また生徒会の手伝いにでも…)」ガヤガヤ

上里「(…?何か騒がしいな)」

去鳴「おーい、お兄ちゃーん。おーい。」

クラスメイトA「何だ、あの子…レインコートに…半裸…?」

クラスメイトV「確実にうちの生徒じゃないよな…痴女か?」

上里「」


去鳴「あ、いた。お兄ちゃん、やっほー」手フリフリ

上里「…なんでお前がここに居るんだ…!」

去鳴「そりゃ勿論、お兄ちゃんを迎えに来たに決まってるっしょ?」

上里「迎えに来たって…」

クラスメイトC「上里と痴女が親し気に話してる…どういう関係だ…?」

クラスメイトD「さっきお兄ちゃんとか呼んでたような…まさかそういうプレイ…」

上里「…とりあえずここから離れるぞ」

去鳴「おっけー」

上里「…それで、目的は何なんだ?」テクテク

去鳴「ん?目的って?」テクテク

上里「とぼけるな。わざわざ来たって事は何かしら理由があるんだろう?」

去鳴「妹がお兄ちゃんに会いに来るのに理由なんていらないよん。…あぁ、でも。強いていうなら、お兄ちゃんが上条ちゃんに手出してないかどうか確かめに来た、かな?」

上里「…」

去鳴「そんな睨まないでよ。何度もいうけど、私はお兄ちゃんの味方だよ?」

去鳴「上条ちゃんを[ピーーー]ことがお兄ちゃんのためにならないから止めてるだけであって。そもそもお兄ちゃんには[ピーーー]とか殺さないとか、そういう次元に来てほしくないの。そういうのは私みたいな狂人で十分」

上里「…もう[ピーーー]気はないよ。だからもう帰れって」

去鳴「冷たいなぁ、たった一人の妹なんだからもっと優しくしてよー」


上里「義理だろ」

去鳴「義理でも妹は妹だもん」

上里「…」ハァ

去鳴「~♪」

上里「…大体さ、お前。なんであんな事したぼくに、まだ普通に話しかけられるんだ?」

去鳴「あんな事って?」

上里「…意識の向きを変えて、精神世界に閉じ込めたのはぼくだ」

去鳴「やったのはお兄ちゃんの取り巻きどもでしょ」

上里「頼んだのはぼくだ」

去鳴「そ。で、それがどうかした?私はそんな事もう忘れたし、まぁ私みたいな奴を暴れないように、ってのは誰もが考えることだからね。お兄ちゃんが気にすることないよ」

上里「…」

去鳴「…じゃ、悪いって思ってるなら…お詫びに私の言うこと聞いてくれる?頼みたいことがあるんだけど」

上里「…頼みたい事?」

去鳴「嫌そうな顔しないでってば。…そのさ、私、学園都市来たの初めてだし。色々あったからロクに観光もできてないんだよね。だから私とデー…じゃ、じゃなくて。案内してよ。学園都市。お兄ちゃんも来たばっかとはいえ私よりは詳しいっしょ?」

上里「…ぼくじゃなくて上条に頼めばいいじゃないか」

去鳴「…こ、この鈍感兄貴め…。ええい、私はお兄ちゃんと一緒に行きたいの!それぐらい分かれバカ!」

上里「…」

去鳴「…」

上里「………分かったよ。案内すればいいんだろう、案内すれば」

去鳴「!」パァ

上里「まぁ、妹が暴走しないように手綱を握るのも兄の役目だろうし。…で、どこに行きたいんだ?」

去鳴「うーん、そうだなぁ…」

上里「…」

去鳴「…」

去鳴「お兄ちゃんと一緒なら、どこだっていいよ」ギュッ

終わり。去鳴ちゃんが思ってた以上に可愛かったのと去鳴ちゃんが出演するSSがないのでむしゃくしゃして書いた。
オチはない。お目汚し失礼しました。

何レスかお借りします。番外通行。多分他の人が114514回ぐらい同じようなネタ書いてると思うけど許してください。

番外個体「ロリっていえないこともないよね?」

一方通行「…」

番外個体「ね?って聞いてるじゃん」

一方通行「…あァ、そうかもしンねェな」

番外個体「だよね。ミサカはロリ、ロリロリロリロリロリ~」

一方通行「(遂にイかれちまったか?)」

番外個体「という事で第一位。ミサカと×××××しよ?」

一方通行「」ブーッ

番外個体「うわっ汚!」

一方通行「……、…急に何言ってやがンだ、オマエは?」フキフキ

番外個体「いや何、ほら。最終信号とミサカ以外の妹達のほとんどが例のあの人にれんあいかんじょー、っての抱いてんじゃん?だからミサカもそれがどういうのか気になってさ」

一方通行「それがどうしてさっきのネジが外れた発言に繋がンだよ」

番外個体「だって恋=×××××じゃないの?」

一方通行「…マジ顔で聞くな…。…いや、確かに×××××は恋の一部かもしンねェが、イコールで結びつく事は…ねェんじゃねェか?」

番外個体「何で疑問形なのさ」

一方通行「俺がそンな物のに縁があるとでも?」

番外個体「第一位は妹達の死体に×××××してそうなイメージあるし」


一方通行「………………………妹達の記憶はてめェだって共有されてる筈だろ。だったら×××××はしてねェって事ぐらい分かンだろうが」

番外個体「(凄い顔)だからあくまでイメージだって。…じゃあさ、恋って何?」

一方通行「…」

番外個体「教えて教えて」

一方通行「黄泉川や芳川に聞け」

番外個体「仕事人間とニートに聞いても分かる訳ないじゃん。ねぇねぇ教えてよー、学園都市最強の頭脳なら分かるでしょー、ねぇねぇー」ユサユサ

一方通行「チッ。…あー、よく知らねェが、出来るだけそいつと一緒に居たくて、出来るだけそいつの声聞きたくて、出来るだけ他の奴と関わって欲しくなくて、傍にいるだけで心臓がクソうるさくなる…みてェな感じじゃねェの(確か、打ち止めがよく見てる恋愛ドラマでこンな事言ってた気がする)」

番外個体「…」

一方通行「ンだよ」

番外個体「…ぶっ、あっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃあの一方通行が真顔で!恋について語るとか!超ウケるんだけど!ひーっ」

一方通行「オマエが聞いてきたンだろォが」

番外個体「あー…面白かった。くふっ、…というかそれは恋じゃないでしょ」

一方通行「何で断言すンだよ」

番外個体「だってそれだと、ミサカあなたに恋してる事になるし」

一方通行「………は?」

番外個体「ミサカ、あなたの事たっくさんいじめたいから出来るだけあなたと一緒に居たいし、あなたの発言に文句付けたいから沢山声聞きたいし、あなたが他の人と一緒に居たら何かアレでムカつくし、あなたの傍にいるだけで何かアレでアレだからドキドキするし、アレがアレでアレだから閉じ込めておきたいし」

一方通行「途中から何か変じゃねェか、オイ」

海原「変じゃなくて恋ですよ」

番外個体「なーに言ってんの、そんな訳ないじゃん。ミサカがこんなモヤシに恋なんて…、恋、なんて…」

一方通行「…」

番外個体「……………」バチバチッ

一方通行「がッ!?」

番外個体「……………」スタスタ

一方通行「…っ、………」ビクンビクン

番外個体「………あのモヤシ本当に馬鹿じゃないの、ミサカがあんな奴に…、というかミサカは悪意の塊だし?一方通行を[ピーーー]為に生まれた存在だし?アイツに恋なんてする訳ないっつうの、あひゃひゃひゃ」

番外個体「………」

番外個体「…そんな訳、ないし」

芳川「ただいま。…あら、こんな所で寝てると身体冷やすわよ?」

黄泉川「何か焦げ臭いじゃんね。何か料理でもしたじゃん?」

打ち止め「もー、いつもはミサカに床で寝るなって言うくせに自分が寝てるじゃん、ってミサカはミサカはここぞとばかりにあなたの頭をツンツンしてみたり!」ツンツン

一方通行「…………………何なンだ一体…」

おしまい。一方通行と番外個体が中々出てこないのでむしゃくしゃして書いた。最初に書いた通りネタ被りしてるだろうけど許してね。

短い話をこれから投下します アイテム

アイテムのアジト


滝壺「………」


絹旗「超どうしたんですか、滝壺。そんな浮かない顔をして…」


滝壺「実は…その…昨日、はまづらの部屋を掃除していたんだけど…そしたら、その…ベットの下にこんなものが…」


麦野「あ?なんだそりゃあ…?」

浜面「うぃーす、わりいわりい、遅れちゃって…実はちょっと寝坊しちまってよお」


一同「……」


浜面「って…あ、あれ?どうしたんだお前ら、怖い顔して…も、もしかして遅刻したこと怒ってるのか…
けど、フレンダもまだ来てないみたいだし、」


麦野「おい、なんか変態がきてしゃべってんぞ、2人とも。誰か相手してやれよ」


絹旗「超お断りですね、麦野。顔をみるのもお断りです」


滝壺「はまづら…」


浜面「ちょ、おいおい、なんだよお前ら!俺が一体何したって…
って、そ、その机に置いてある本、そ、それは、もしかして俺の…!」


机の上においてあるちょっとHな本

浜面「も、もしかして滝壺が持ってきたのか!?ち、ちがうんだって、これは…そう!実は友達が持ってきてそのまま部屋にあっただけで…」


滝壺「その割には…ベットの下に大切そうに保管してた」


浜面「いやいや、そ、それは違…、け、けど、この本、水着のグラビアしか載ってないし…別に、これくらい、健全じゃあ…」


麦野「あのさあ、スケベづら君、頼むからこれ以上近づかないでくれる?気分悪くなるから」


浜面「スケベづら君!?俺のことかそれ!?」


絹旗「超同感ですね。それと、視線をこちらに向けないでもらえます?妊娠してしまいますので」


浜面「そこまで!?」

フレンダ「あー、ごめんごめん遅れちゃって、ちょっと妹の相手してたらさあ…遅れちゃったってわけよ…」


浜面「ふ、フレンダ!い、いいところに来た、ちょっと助けてくれよ、こいつらが…」


フレンダ「ふぇ?どったの浜面。それにみんなも怖い顔して」


麦野「おい、フレンダ。そこのド変態づら君に近づくなよ。…ひどい目にあうぞ」


絹旗「ええ、超気を付けてください…犯されちゃいますよ」


浜面「うおおおおーーーいい!」


フレンダ「え、なになに?」

……

フレンダ「ははあ、浜面の部屋にこんな本がねえ…まあけど、結局さ、浜面も年頃の男のコってわけよ。
まして、普段からこんなキモイんだし…私にしてみたら、さもありなん、って感じ?」


浜面「え?普段から…き、キモチわるい…?そ、そうなの、俺、そうなの?
け、けど、ほら、フレンダもこう言ってるわけだし、お前らいい加減、機嫌治して…」


絹旗「いや超みないでって言ってるじゃあないですか変態…着床させる気ですか、キモチわるい」


浜面「その言い方のほうがキモチわるいと思うけど!?」


麦野「はあ、ホント勘弁してくれよ、ド変態キモ男づら君」


浜面「どんどん俺の名前長くなっていってんな!?明らかに呼びにくいだろうがあ!」

フレンダ「(……)」


フレンダ「………、あーー、けど、そういえばさあ、このページのこの女、ちょっと麦野に似てない!?」


浜面「え?」


麦野「」ぴくっ


フレンダ「ほらほら、このページの女…顔といいスタイルといい…麦野そっくりじゃん…何よりおっぱい大きいしさ」


浜面「え、あ、ああ!そ、そーだな、そういえば似てるかも!か、顔も美人だし、スタイルも抜群だしなっ!」


麦野「…………」


麦野「はあ…、なるほどねえ、やっぱ浜面君は変態よねえ…
私、に似たグラビアアイドルが載ってる本をベットの下に大切に保管してたなんて…ったくさあ…」


麦野「…けどまあ、その変態もほとほどにしなさいよ…、ま、そもそも、私は、別にどーでもいい話なんだけどさあ…」


浜面「あ、ああ…」


浜面「(や、やった、麦野のやつ、ちょっと機嫌が直ったぞ!フレンダの何気ない一言が効いたのかな!?よかった、よか…)」



絹旗「……おっぱい好きは、脂肪たらふく食って、痛風でのたうちまわればいいのに…」


シュッシュッ…


浜面「(と、思ったら今度は、絹旗のほうがさらに機嫌悪そうな顔にぃぃ…!!

や、やばい!!なんか素振りはじめてんですけどっ!?今にも殴りかかってきそうな雰囲気なんですけどっ)」



フレンダ「あー、しかも、こっちのページのスレンダーな女はさあ、なんか絹旗そっくりじゃん…このショートカットの女」


絹旗「」ぴくっ



浜面「あ!……ああ、そ、そうだな!確かに、このきれいな足といい、整った顔立ちといい、絹旗そっくりだな!」



絹旗「………」


絹旗「………、ふう…、やっぱ浜面は超浜面ですね…、私似のスレンダーな女のグラビア写真を大切に保管してるなんて…、やっぱ超キモチわるい…」


絹旗「けど、まあ、よくよく考えてみたら、超ドーテーの哀れな浜面の楽しみを、私達がどうこう言うのもなんですから…
今回は大目にみてあげますかね、やれやれ…」


浜面「(や、やった、麦野も絹旗も機嫌治したみたいだ!ナイスフォロー、フレンダ!)」



滝壺「はまづら…どういうこと…!!」ぎりっ…!



浜面「って、超ド級の爆弾きたああああーーーーー!!」

滝壺「2人に似たグラビアの本を大切にしてるなんて…もしかして、浜面は2人のことが…!わたし、じゃなくて…」


浜面「ち、ちがうんだ、滝壺!こ、これは、つまり、あの、そのお…」



浜面「そ、そう!本当に、好きな人っていうのはさ!!グラビアの本なんかで代用することなんかできないんだ!
好きな人を、雑誌のグラビアの似た人で代用して、汚すような真似、俺にはできない、ってことだよ!」


滝壺「……」


浜面「っていうかそもそも、滝壺は、こんな本に載ってるグラビアアイドルの連中より、はるかに可愛いんだから!
こんなグラビアアイドル似に似た女のコ程度に、俺の心が動くわけないじゃないか!」


滝壺「はまづら…」

滝壺「そうだったんだ…はまづらのキモチ、よくわかった…けど、こんな本をみるのもほどほどにしてね」


浜面「ああ、こんな本、処分するよ!こんな汚れ本!こんな本必要ねーよ!だって、俺にはさ、滝壺がいるんだからさ!」


滝壺「はまづら…!」


イチャイチャ…

浜面「ふう、これで一件落着って、どあああああ!!」

ボゴウ!!


絹旗「あっれえー、おっしい、超外してしまいました」

浜面「ききき、き、絹旗!おま…何行きなり、殴りかかってきてんだ、あ、あぶねーだろうがああ!」


絹旗「大丈夫ですよ、浜面。私似のグラビアが載ってる「汚れ本」を所有している浜面のことですから。

『窒素装甲』で全力で殴っても、ちゃんと死ぬくらいで済みますから」にっこり


浜面「さらっと、超絶変なこといいやがったぁぁ!!あ、あっれえ、お、おかしいな、日本語なのに、行ってる意味が全然わかんねえ!!」

浜面「ちょ、麦野!黙って見てないで助けてくれよ!絹旗が急に襲い掛かって…」


麦野「……よし、絹旗。そのまま足止めしてなさい。そこのド変態の腹に大きな穴あけるから」キュイイイイン


浜面「って、ぎゃあああ!ま、まるい光の玉があああ!!麦野のすぐ横で膨らんでるうう!な、なじぇえええ!!

や、やめて、ビーム発射する臨戦態勢に入るのやめてえええ!」

ちゅどーーーーーん!


浜面「うあわあああ、た、たすけてえええーーーーー!!」


麦野「こらあああ、逃げんなド変態がああああーーー!!!」


絹旗「おとなしく殴られろごらあああああーーーー!!!」


浜面「うわわああああ!!!な、なんでえええええええーーーーー!!!!!」


…………


フレンダ「あーあ、結局さあ………、フォローするだけ無駄だったってわけよ」


 おしまい

なんか気まぐれで書きました 感想おまちしてます

>>130

フレンダ似はいたんですかねえ?

>>131 いたんだろうけど、きっとフレンダがスルーしたんでしょう

数レス借ります

レディリー「第一回かまちー作品を紹介しましょう会!!」

フロイライン「いえーい!」

レディリー「司会解説は黒幕ことレディリー・タングルロードと」

フロイライン「エレメント?マイクロ波?なにそれおいしいの?のフロイライン・クロイトゥーネです」

フロイライン「ところでレディリーさん」

レディリー「何ですかフロイラインさん?」

フロイライン「なんで私達が司会に選ばれたんですか?」

レディリー「口調にくせがなくて書きやすいからよ」

フロイライン「SS書きの闇を垣間見た気がします」

レディリー「さて改めて、かまちー作品を紹介しましょう会の説明をするわね。これは鎌池和馬先生の作品をまだ読んだことの無い人のために私達が作品を面白おかしく分かり易く紹介していく会よ」

フロイライン「それで、第一回はなにを紹介するんですか?」

レディリー「今回紹介する作品は、初回に相応しいこちら!」

『とある魔術の禁書目録』

フロイライン「一回スレタイを見直したほうが良いんじゃないですか?」

レディリー「やっぱりこれを紹介しないことには始まらないと思ったのよ」

フロイライン「それにしても、えー……」

レディリー「さすがに私も今更『とある魔術の禁書目録』の紹介をグダグダやっていく気はないわ。今回は1巻のあらすじとちょっとした小話をして終わるつもりよ」

フロイライン「それはよかった」

とある魔術の禁書目録 あらすじ

自分の部屋に、純白のシスターがいきなり空から降ってきた。「ありえねえ…」上条当麻はつぶやくが、そのシスター姿の少女はこう言った。自分は魔術の世界から逃げてきた―と。ここは“超能力”が“一般科学”として認知された、アンチ・オカルトの学園都市。上条は『インデックス』と名乗る謎の少女の言動をいぶかしむが、二人の前に本当に“魔術師”が現れて―!期待の新人が贈る学園アクションストーリー登場!

レディリー「これが『とある魔術の禁書目録』の1巻のあらすじね。ここから鎌池先生の伝説が始まったのよ」

フロイライン「期待の新人って思いっきりあらすじに書かれていますね。まあ売るためには嘘でもそう書きますよね、それで肩透かしだったなんてこともよくあります」

レディリー「しかし鎌池先生は違った。売れなかった時の事も考えて1巻完結で書いたけど、これが無名の新人では考えられないほどバカ売れしたのよ」

レディリー「そしてすぐに続編が決定。2巻はわずか17日で完成させたらしいわ。この速筆で『とある魔術の禁書目録』をどんどん世に出していった」

フロイライン「アニメが放送される2008年までに16巻も書いていたんですよね」

レディリー「アニメと言えばこれは知ってるかしら?次回予告でも言ってるキャッチコピーのこれ」

科学と魔術が交差するとき、物語は始まる―――!

レディリー「これ実は10巻のあらすじで初めて出てきたのよ」

フロイライン「へぇー、そうなんですか?」

レディリー「ええ、それまでも似たようなのはあったのだけれど、一字一句同じなのは10巻のあらすじが初めてよ」




フロイライン「アニメしか知らない人は1巻から出ていると思っている人が多いかもしれませんね」

レディリー「ええ、それと同じくらい1巻から白井黒子が登場していると思っている人もいると思うわ」

レディリー「さて、第一回かまちー作品を紹介しましょう会もこの辺でそろそろ御開きにしましょうかしらね」

フロイライン「本当に1巻のあらすじと小話しかしてません。これ本当に必要だったんでしょうか?」

レディリー「始まりは皆大体こんなものよ。しかし、少し疲れたわね」

フロイライン「これぐらいで疲れてては先が思いやられますね」

レディリー「それでは皆さん、また会うその日まで」

フロイライン「さよならさよならさよなら」

おわり

数レス借ります

レディリー「第二回かまちー作品紹介しましょう会ー!!」

フロイライン「いえーい!」

レディリー「前回が好評じゃなくても続けます。司会解説のレディリー・タングルロードです」

フロイライン「同じく司会解説のフロイライン・クロイトゥーネです」

フロイライン「いやー、しかしレディリーさん」

レディリー「なんですフロイラインさん?」

フロイライン「前回の内容酷かったですね」

レディリー「いきなりそれ言う?」

フロイライン「まず人選が酷い」

レディリー「話した内容関係無いじゃない」

フロイライン「人選が雑すぎます。私達原作じゃ会ってもいないのに」

レディリー「いいのよ、ここじゃ女子会開くくらいの仲なんだから」

フロイライン「あの集い女子会だったんですか?てっきりレディリーさんが臓物ぶちまける会かと思っていましたよ」

レディリー「誰がそんな会好き好んで開くのよ。さて、無駄話はこれぐらいにして今回のかまちー作品紹介しましょう会を進行していくわよ」

レディリー「それでは改めて、かまちー作品を紹介しましょう会の説明をするわね。これは鎌池和馬先生の作品をまだ読んだことの無い人のために私達が作品を面白おかしく分かり易く紹介していく会よ」

フロイライン「それで、今回は何を紹介するんですか?」

レディリー「今回紹介する作品はこちら!」

『へヴィーオブジェクト』

レディリー「この作品は『とある魔術の禁書目録』に続く鎌池先生2作目の長編小説よ」

フロイライン「今のところ11巻まで出ていますね」

レディリー「今月には12巻も出るわ。そんな『へヴィーオブジェクト』の第1巻のあらすじがこちら」

結局、戦争はなくならなかった。でも、変化はあった。くだらない殺し合いが淡々と続く中にも、変化はあった。超大型兵器オブジェクト。それが、戦争の全てを変えた。戦場に派遣留学した学生・クウェンサーは、整備基地で、奇妙な雰囲気を持つ少女と出会う。その少女は『エリート』と呼ばれていた―『オブジェクト』のパイロットとして。近い将来。このちっぽけな少年は、少女のために、最強の兵器『オブジェクト』へと、生身で立ち向かうことになる。これは、そのきっかけとなる出会いだった―。

レディリー「時は近未来、人間同士の争いはなくならず国連が崩壊して世界は『正統王国』『資本企業』『情報同盟』『信心組織』の四大勢力に別れ争い続けていた。その戦争に登場する超大型兵器『オブジェクト』は戦争の全てを変えたの。『へヴィーオブジェクト』はそんな世界で『オブジェクト』に戦いを挑む少年と少女の物語よ」

フロイライン「超大型兵器『オブジェクト』は全長50mの本体にレーザー、下位安定式プラズマ砲、レールガン、コイルガンを撃てる砲を100門近く備えています。移動速度は500㎞を超え、ボクサー並の俊敏性があります。さらに装甲は核兵器の直撃にも耐えられる頑丈さです」

フロイライン「『オブジェクト』を操縦するパイロットは『エリート』と呼ばれます。『オブジェクト』は、その圧倒的強さに機関銃も戦車もミサイルも戦闘機も敵わず、戦場から消えていきます。戦争は『オブジェクト』同士の戦いによって勝敗が決まる戦死者の出ないクリーンな戦争になったのです」

レディリー「ま、すぐにクリーンな戦争なんてこの世のどこにも無いことを思い知らせれることになるんだけれどね」

レディリー「世界観も説明したことですし、次はキャラクターの紹介をしましょうか」

レディリー「まずは『へヴィーオブジェクト』のメインヒロイン、ミリンダ・ブランティーニ。正統王国』軍に所属する『第一世代オブジェクト』『ベイビーマグナム』の『エリート』よ。階級は中尉。愛称は「お姫様」、金髪に、色白な肌で繊細な体格の少女で年齢は14歳で身長155cm、体重39kg。スリーサイズはB79W56H80よ」

レディリー「ちなみに御坂美琴のスリーサイズはB78W56H79と胸もお尻もミリンダに負けてるわ。さらに身長161cmの為、155cmのミリンダよりさらに胸が小さく見えr」

フロイライン「やめてさしあげてください」

レディリー「次に紹介すのは主人公、クウェンサー・バーボタージュ。。『正統王国』軍に所属する学生で、サラリーマンの父親を持つ『平民』出身。年齢は17歳。サラサラした金髪をしており、その容姿はスカートを穿くかズボンを穿くかで性別が変わると言われている。普段の態度は不真面目だが行動力があり、どちらかというとポジティブ思考。将来、大金持ちになりたいたオブジェクトの設計士を目指して王立テクノアカデミーに在籍している。そのための最短コースとして戦地派遣留学に志願し、第37機動整備大隊に配属されてるわ。兵科は工兵で、爆弾を用いて敵の進路を塞いだり味方の進路を確保するといった任務を主としている。読者の間ではボンバーマンだの素面でラリってる男なんて呼ばれているわ」

レディリー「次はもう一人の主人公、ヘイヴィア・ウィンチェル。。『正統王国』軍に所属する兵士であり有力貴族『ウィンチェル家』の嫡男でもある、兄と妹が複数人いるわ。階級は上等兵。年齢はクウェンサーと同じく17歳で短い茶髪に、多少筋肉質な体格の少年よ。普段の態度はクウェンサーと同じで不真面目、どちらかというとネガティブ思考。ウィンチェル家の家督を継いで当主になるためのに必要な武勲を積むべく軍に入り、半年間の短期訓練課程を終えて[上等兵として第37機動整備大隊に配属されたわ。本来の兵科は、レーダー分析官だけど、実際はクウェンサーと共に戦場に駆り出されて歩兵のような任務をすることが多いわ。モテない男と平民から殺意を向けられることもあるわ」

レディリー「最後に紹介するのは主人公たちの上司、フローレイティア・カピストラーノ。『正統王国』に所属する女性将校で階級は少佐。『貴族』出身。かなりの和風マニアであり、簪で髪を止めて煙管を咥え、自室の内装も全て和風で統一している。第37機動整備大隊の実地指揮官だが実地と遠隔を合わせて複数の部隊を指揮しており、規模を踏まえると本来なら少佐ではなくもっと上の階級になるはずだが、女性という理由から少佐で留置されているわ。うっすらと青みを帯びた長い銀髪に、紫色の瞳をしており、年齢は18歳。身長は173cm、体重は51kg。スリーサイズはB97W58H81のボンキュッボンのグラマラス美女よ」

レディリー「ちなみに御坂美琴のスリーサイズは」

フロイライン「やめてさしあげてください」

レディリー「この魅力的なキャラクターたちがいかにして最強の兵器『オブジェクト』を破壊していくのかというのが本作の見どころになるわね」

フロイライン「弱点を探し、罠を張り、策を弄して、はったりをかましたり、吹っ飛ばされたり、眼球を光でやられたり、鼓膜がいかれたりして常に死にかけてる主人公達を応援しながら『オブジェクト』が破壊される爽快感を味わいましょう」






レディリー「後、もう一つ見どころとしては、キャラクター達の会話が面白いわ。特に主人公二人の軽口はまるでB級アクション映画を見ているようよ」

フロイライン「ちょっと小難しい言い回し、ポンポン出る下ネタにセクハラ発言、スラングは面白いですが、慣れてない人には臭いセリフに聞こえてしまいますね」

レディリー「そういう人は日曜洋画劇場とか木曜洋画劇場とか見たことないのよ。合わないと思ったら早々に諦めるのが得策よ」

レディリー「原作は第1巻が作品の基本となるスターターパックで1巻を読んだ後はどの巻から入っても楽しめるような構成を想定して書かれているわ。それでも私は発刊順に読み進めていくのをお勧めするけど、その際は1とか2とかナンバリングがないので順番を間違えないように注意が必要よ」

フロイライン「原作小説から入りにくい人はコミックもあります。へヴィーオブジェクト、へヴィーオブジェクトS、へヴィーオブジェクトAを読んだ後に、小説を読むというのも良いですよ」

レディリー「アニメからという選択肢もあるわ。OPを歌うのはALL OFFさんよ。ちなみに私はNever Gave Upが好き、こんなに気に入ったのはジェニー・リンド以来かしら」

フロイライン「出たー、社長の常套句」

レディリー「さて、今回のかまちー作品を紹介しましょう会もそろそろ御開きにしましょうか。前回と比べて今回は中々良かったんじゃないかしら?」

フロイライン「前回が酷すぎただけでは?」

レディリー「なんで貴方はそんな辛口なのよ…」

レディリー「それでは皆さん、また会うその日まで」

フロイライン「さよならさよならさよなら」

おわり

少し借ります。
滝壺と麦野がだらだらと女子会()をする話です

浜面「うぉ、酒臭ぇ!」

麦野「おいおい、年頃の娘捕まえて臭いとは何だ」

滝壺「おかえりぃ、はまづらぁ……
   ごめんねぇ、夜遅くまで仕事して頑張ってるのに、宴会してて」

浜面「まぁ、いいけどよ。
   誰かに迷惑かけてるわけじゃねぇんだし。
   でも、未成年だよな二人とも」

麦野「ああん?
   未成年に見えないってか?
   ケバいとか言うつもりか、焼き切ってやる」

滝壺「ダメだよ麦野。
   切っちゃったら私が困る。子供は二人欲しいんだから」

浜面「ダメだ、完全に酔っ払いだ」

滝壺「酔っぱらったっていいじゃない。うふふふ」

麦野「っていうか、そこでぼぉっと突っ立ってんじゃなくってさ。
   浜面も飲めよ」

浜面「まぁ、誘ってくれるなら飲むけどさ。
   先にシャワー浴びてからな、汗臭いから」

滝壺「こっちは酒臭いから大丈夫、はまづらも応援してあげる」

浜面「よくねぇっつうの、デオドラント的に」

麦野「シャワーが先だっていうんならさっさと済ませてきな。
   ついでになんかツマミ作れ」

浜面「文脈が全くつながってないぞ
   ともかくシャワー浴びてくるわ」

滝壺「……行っちゃった。
   ここは乱入すべきかな?」

麦野「乱入してどうするんだよ。
   あんた、少しまわりすぎ」

滝壺「アルコール抜く意味で熱いシャワーもありだと思うよ。
   まぁ、でも意外と乙女なむぎのにそーいう度胸がないからやらないけど」

麦野「なんだそりゃ、なんでそこで私が出てくる」

滝壺「むぎのも一緒だったら乱入しようかなって」

麦野「滝壺、あんたねぇ」

滝壺「一人じゃ怖いもん。
   あー、でもやっぱりシャワーは違うかも。
   夜の混浴の露天風呂とかだったら突入できるんだけど」

麦野「あ、それはなんとなくわかるわ。
   シャワーだと近すぎるっていうか、近すぎて怖いっていうか。
   露天風呂だと空間的にひらけているからちょっと安心できそう」

滝壺「露天風呂だとそんなに明るくないしね。
   スタイルに自信なくても誤魔化せそう」

麦野「……滝壺、スタイルいいじゃない」

滝壺「むぎのに言われると、ちょっとむっとしちゃう。
   持てるものの余裕っていうか、いやみっぽい」

麦野「あんたがそれを言うか。
   こちとら作り物の整形ボディだよ。
   顔だって特殊メイクの化け物さ」

滝壺「元と変わらないじゃない。
   気になるのなら直せばいいのに。
   治す、かな?」

麦野「……ツケが返せないうちは無理だよ。
   返しきれるかどうかもわからないしさ」

滝壺「むぎのにそんなこと言われちゃったら私たちみんな何もできなくなっちゃうよ。
   はまづらだったら許してくれるって、むぎのも言ってたじゃない。
   その言葉でいつも開き直ってるのに、ずるいよ」

麦野「ずるい、か。ずるいよなー、私もさ。
   ずるいっていうか、いつもまでもぐじぐじとしててさ。
   加害者の分際で被害者意識で傷ついたふりして、浜面に同情かけられようとして」

滝壺「欲しいのは同情じゃないんでしょ?」

麦野「……うっさい」

滝壺「ずるいよね、むぎのは。
   はまづらは確かに私を選んでくれたのに、それでもね、ロシアであんなに抱きしめられちゃって。
   私、ものすごく嫉妬したのに、でもものすごく納得もしちゃって。
   そして、それとおんなじぐらいむぎのは可哀想だなって、思っちゃった」

麦野「納得? 可哀想?」

滝壺「だって、むぎのはこれからの一生、あの瞬間以上に幸せになることはできないんだよ?
   攻撃的で情け容赦なくて、我儘で、そのくせ傷つきやすくて、本当は甘えたがりで。
   現実を理解しても一切妥協ができなくて自分を止められない。
   そんなむぎのを認めてくれる人は、きっと世界中でただ一人だけだから」

麦野「持てるものの余裕でいやみってやつ?」

滝壺「言ってるでしょ、私は、むぎのに嫉妬してるんだって」

麦野「……私は、諦めてねーから」

滝壺「知ってる。そんなむぎのを私は応援している」

麦野「滝壺、あんた本気でバカでしょ」

滝壺「バカだよ、そんなの、知ってるよ。ずっと前から。
   うん、この際だから全部言っちゃおうかな」

麦野「何をさ」

滝壺「私、ずっと死にたかった。
   正確に言うとね、『意味を持って死にたかった』」

麦野「……」

滝壺「暗部なんてところに居て、数秒後にはひき肉になっているかもしれない世界で。
   すっごく命の価値は低いのに、私はやっぱり『特別な存在』で居たかったの。
   殺してばっかりの私たちだから、もし、『誰かを助けるために死ぬことができたのならば私は特別なんだ』って、
   そんなこと考えて。
   だから体晶を使うことも抵抗がなかった。だって、特別なことなんだから」

麦野「……そっか、滝壺、あんた……」

滝壺「そうだよ。
   私が第二位からはまづらを守ったのは、そのため。私のため。
   はまづらである必要なんてなかった。『誰でもよかった』んだよ。
   それなのにさ、はまづらは私を守るためにむぎのと戦った。
   無能力者が超能力者に立ち向かうのって、きっとすごく怖いことなんだと思う。
   がたがた震えて、びくびくおびえて、それでも私のために戦ってくれた。
   ……だから、私は怖いんだ」

麦野「本当に、浜面のことが好きになったから、か。
   なんだよ、のろけ話じゃねぇかよ」

滝壺「だって、私ははまづらが望んでいるような綺麗な女の子じゃない。
   もっとドロドロとした曖昧でお腹の中真っ黒な気持ちの悪い生き物なんだよ?
   それでも、そんな私でも、はまづらにだけは嫌われたくなんかないの。
   明日が来ることが楽しいって思えるようにしてくれた人の一番大切な存在でいたいの」

麦野「なんでそういうこと私に言うかね」

滝壺「むぎのだけはわかってくれると思うから」

麦野「理解はできる。納得もできちまう。
   けど、なんていうかさ……」

滝壺「切ない?」

麦野「……」

滝壺「ごめんね、むぎの。
   でもね、むぎのにはわかっていてもらいたいの。
   私はね、もし私とはまづらがうまくいかなくなったとき、はまづらを幸せにする女の人は
   むぎのだったら良いなって、思ってるから」

麦野「今度は理解できないし納得もできないよ。
   バックアップって言われて、嬉しいわけないじゃん」

滝壺「うん。
   やっぱりドロドロしていてうまくまとめられないんだ。
   でも、全部本当の気持ちだから」

麦野「酔いすぎだよ、滝壺」

滝壺「うん、お酒の力借りないと吐き出せなかったかも」

麦野「そろそろソフト系に変えるか。
   安いチューハイか、コークハイあたりでどう?」

滝壺「うーん、カルアミルクある?」

麦野「カルアの原液はビンあったと思うけど、牛乳あったかなぁ」

浜面「ふぅ、さっぱりした。
   確か牛乳なら今朝あったぞ、麦野」

麦野「ちょうどいいタイミングじゃない、浜面。
   カクテルの注文が2つだ。
   カルアミルクとカリモーチョ、カリモーチョが私で」

浜面「うへぇ、このワインをコーラで割るのかよ?
   もったいねぇ」

麦野「いいんだよ。
   で、あんたは?」

浜面「俺は缶ビールでいいや」

滝壺「あ、あとおつまみなんか作って、はまづら」

浜面「つまみ?
   ま、いいけどよ。
   簡単に作れる奴にしないと……
   お、枝豆余ってるじゃん、これ使っていいか?」

麦野「んー、構わないわよ。
   コンビニで買ってきた安物だけど」

浜面「じゃ、これを頂いてっと。
   あとは冷蔵庫に……ジャガイモがあって、ひき肉と玉ねぎがあるな。
   よし、少し時間かかるけどいいよな?」

滝壺「一時間とかじゃなけりゃいいよ。
   飲みながら待ってる」

浜面「ほいな。とりあえずカルアとカリモーチョ。
   すぐ作っちまうからさ」

浜面「まずは一品目。
   枝豆のペペロンチーノだ」

浜面「材料はこんな感じかな。

   ①枝豆      適当
   ②オリーブオイル 大さじ1
   ③にんにく    1かけら
   ④鷹の爪     1/2本   」

浜面「枝豆をさやから出して、ボールに分けておく。
   コンビニで買ってきた塩ゆで枝豆なんで下味はついている。
   あとは、弱火~中火で温めたオリーブオイルににんにく、鷹の爪で香りと辛さを移してやって、
   強火で30秒ほど枝豆を炒めてやれば出来上がりだ。
   普通の枝豆と違って手で食べられないのが欠点だな。
   小鉢にとって、スプーンで食べてもらおう」

浜面「んでもって、2品目。
   ジャガイモのそぼろあんかけ」

浜面「材料はこんな感じ。

   ①ジャガイモ   大1
   ②ひき肉     30g程度
   ③玉ねぎ     小半分
   ④紅ショウガ   適量
   ⑤鶏がらスープ  中さじ1
   ⑥片栗粉     適量
   ⑦塩コショウ   適量
   ⑧水       コップ半分   」

浜面「まずはジャガイモを2センチ角で賽の目切りして、ラップしてレンジでチン。
   その間にひき肉、みじん切りにした玉ねぎを塩コショウして炒めて、
   で、火が通ったジャガイモを投入。
   水に溶かした鶏がらスープも投入
   崩れないように、でもって軽く透明感が出るぐらいに火を通して。
   で、片栗粉でとろみをつけたら小鉢に盛り付けて。
   最後に紅ショウガで彩りつけてやれば完成だ。
   これも小鉢スプーンだな。あんってことを考えるとレンゲの方がいいか?」

浜面「ほれ、お前らできたぞー」

麦野「遅い。
   もう一杯開けちゃったぞ」

滝壺「浜面の背中見ながらだとお酒進むのが早いね」

浜面「この酔っ払いどもが。
   いまさらツマミ必要か?」

滝壺「はまづらがお腹すかせてるじゃない」

麦野「私も酔っぱらった頭で包丁握りたくなかったし。
   理由づけしてやっただけ感謝しろ」

浜面「ありがたくて涙が出ますよ、と。
   ともかく、せっかく作ったんだから熱いうちに食えよ」

滝壺「そうだね、いただきます。
   まずは枝豆からかなぁ」

麦野「……こりゃ、どうやったって外れないわ。
   これだまずかったら暴動がおこるレベルの組み合わせじゃない」

浜面「ニンニクと唐辛子の組み合わせは汎用性高いからなぁ」

滝壺「うん。確かにおいしい。
   おいしいんだけど、枝豆の食べやすさがなくなっちゃったよね」

浜面「まぁなー。
   さや付きでペペロンチーノにしてもアリなんだけど、そうすると手が汚れるしな」

麦野「味はさいこーなんだけどね。
   おツマミって感じじゃないね。一品料理だ」

滝壺「うん、じゃあ次はジャガイモのあんかけを」

麦野「……これも外れないなぁ。
   鶏がらスープとひき肉、玉ねぎの餡かけで、癖のないジャガイモだろ?
   強いて文句つけるんならデンプンだからお腹がすぐ膨れそうってところかな?」

滝壺「それはマイナスにならないよ。
   紅ショウガがいいアクセントになってる。
   ご飯が欲しくなるね」

浜面「デンプン+デンプンの組み合わせで怒るやつもいるけどなー。
   白い飯ともよく合うんだぜ、滝壺の言うとおりにさ」

麦野「むしろそっちが主だろ。
   酒のツマミとしてもアリだけど、どっちかというとご飯のおかずだよ、これ。
   いや、味は結構好みなんだけどさ」

浜面「いいだろ別に。冷蔵庫が作れって言ったんだから、俺は悪くねぇ」

滝壺「うん、はまづらは悪くない」

麦野「そうだね。浜面は悪くない。
   繰り返しになるけど、この味は好みだよ、私としては」

浜面「まるっきり褒められてる気がしないんだが」

麦野「じゃあ飲め。
   鬱屈してるところがあるんなら吐き出しちゃえ」

浜面「飲ませる前になんか俺に言うことないか?」

滝壺「あ、うん。
   ご馳走様でした。
   美味しかったよ?」

麦野「なんだかんだ言ったけど、満足はさせてもらったわ。ご馳走様」

浜面「はいはい、お粗末さま。
   じゃ、俺も飲むかな。軽く一杯程度」

滝壺「なんで?
   たくさん飲めばいいじゃない。私、まだ飲み足りない」

浜面「とりあえず、自分の顔がどれぐらい赤くなっているか理解してから言おうな、滝壺。
   いくら恋人でもリバースフォローは勘弁してほしいわ」

麦野「まだ青くなってないから大丈夫でしょ。
   悪酔いする前にセーブしてるから、付き合えって。
   それに、浜面がシャワー浴びてる間にある程度吐き出しちゃったしね、お互い」

浜面「おいおい、吐いたら胃が荒れるし、それで俺に料理作らせて食ったのか?
   絶対後で後悔するぞ、二人とも」

滝壺「ふふふ。そういう意味で吐き出したわけじゃないから大丈夫だよ。
   はまづらには絶対聞かせられない心情を吐露しただけ。
   だから、はまづらも応援して?
   私も、むぎのも、ずっとね?」

以上です

滝壺さんを可愛く書くのって難しいと思います。
非常に受け身なキャラですし、「誰かの反射」としての配役が非常に多い
そんな中で、浜面を守るために垣根と戦う道を選んだ、という一点
ここをどういう風に解釈するかは重要だと思います

数レスお借りします。
以前書いたネタの焼き直し。

あるドキュメンタリー番組の予告

山根 基世アナ「学園都市、と聞いて、あなたはどのようなイメージを抱かれますか? 科学文明の偉大な総本山、最先端技術の発信地、学生たちの理想郷……。しかし、それらはこの世界最強の都市国家のほんの一面に過ぎないのです。

都市の繁栄、ひいては世界の発展を支えた、高度な科学技術。それらは、多くの名もなき子供たちの犠牲なくして実現できなかったものでした」・・・

山根 基世アナ「実験動物として金銭で売買され、『消費される』子供たち。『少年兵』として、時には自分たちと同じ子供たちも手にかけることを強いられる子供たち。 『学生達の街』に住みながら、教育を受ける権利はおろか人として生きるための最低限の権利すら保障されない学生たちがいたという現実。


崩壊からすでに5年を迎えた今でも戦後処理の続く学園都市。近年新たに発掘された大量の資料に加え、今回のNHK取材班による綿密な取材調査によって、学園都市の歪んだ実態が次々と明らかになってきました」・・・

M・Mさん(当時14歳)「最初は筋ジストロフィーの治療に使うから、と聞かされたんです。君の力で多くの人が救えるって。
当時はまだ幼かったから何の疑問も抱きませんでした。それがまさかあんなことに……今でもあの子たちには申し訳ないと思っています」

H・Sさん(当時16歳)「突然、ものすごく怨念のこもった声で呼びかけられたんです。振り返って唖然としました。上司が女の子、それも元同僚の半身死体を引きずって来たんですから。
なんでも敵組織に情報を売ったとかで……」


山根 基世アナ「この番組では、豊富な資料と数々の証言に基づきながら学園都市の知られざる素顔を明らかにしつつ、これらの惨劇を生み出した現代文明の闇に迫ります。

NHKスペシャル『学園都市の光と闇』の記念すべき第1回、『科学の街の子供たち』。今回は、街の子供たちの実情に迫ります」

以上です。「新・映像の世紀」を見た時の、現実に学園都市があったらこんなドキュメンタリーが作られてそうだなという突拍子もない思いつきがきっかけです。
チラ裏にて失礼致しました

20レスほど貰います
料理できない垣根くんが料理系男子を目指す話です
未元定規要素あります


――スクールアジト


垣根「何で最近のハンバーガーはこんなに薄いんだろうな、もう紙だろ」モグモグ

ゴーグル「ピクルスも小さいっスよね」

心理定規「もっと高いバーガーの店で買えばいいじゃない」

垣根「この安っぽい味が食べたいんだっつーの」

ゴーグル「偶に食うとめちゃ美味いっス」

垣根「まぁ俺は週5くらいで食ってるけどな」

心理定規「飽きるでしょ」

垣根「フィッシュバーガーとかも食ってるから別に」

ゴーグル「バーガー食べないときは何食べてるんスか」

垣根「菓子パンとか焼きそばパンとかカップ麺」

心理定規「健康に悪そうね」

ゴーグル「垣根さん胃が痛いとか言ってた時もたこ焼きとか食べてましたしね」

垣根「あー、あのとき風邪で胃腸の調子悪かったんだよな」

心理定規「お粥とか食べなさいよ」


垣根「だってお粥って売ってんのまずそうじゃね?」

心理定規「作ればいいじゃない」

垣根「作ったことねぇ」

ゴーグル「最近はどの炊飯器にもお粥にする機能ついてますよ」

垣根「俺炊飯器持ってねぇけど」

ゴーグル「えっ!?」

心理定規「自炊しないの?」

垣根「面倒臭ぇだろ」

ゴーグル「今まで1回も料理したことないんスか?」

垣根「ない。まぁ俺天才だからしようと思えばめちゃくちゃ美味しく作れるけどな」

心理定規「やったことないのに自信満々ね」


垣根「つーか自炊しなくても別に生活に支障ねぇし」

ゴーグル「俺割としますよ。金ないときモヤシとか炒めたり」

垣根「それは料理に入るのか?」

ゴーグル「モヤシ以外にも簡単なものなら出来ますって」

心理定規「私は気が向いたら偶にやるくらいかな」

垣根「買って食えば済むしな」

心理定規「でもやっぱ作ったのって美味しいよね」

ゴーグル「解ります。ずっと外食してると家で作った味食いてぇなーってなりますよね」

心理定規「ねー、でも面倒臭いわよね。ねぇ、キミ作ってよ」

垣根「ん?」


ゴーグル「つっても俺もホントに簡単なのしか作れないっスよ?」

心理定規「モヤシ炒めとか食べたことないし。それはそれで興味あるわよ」

ゴーグル「うわーお嬢様じゃねーっスか」

心理定規「食べてみたいなー」

垣根「え? 本気で言ってんのか?男の手料理なんか食いてぇか?」

心理定規「うん」

垣根「…………」

ゴーグル「じゃあ明日とか持ってきます」

心理定規「えー、でも作り立て食べたいわ」

ゴーグル「それは家来てくれないと無理っス」

垣根「行かない」

心理定規「なんでアナタが答えるのよ」


垣根「どうしても作り立てが食べたいなら俺が食べさせてやる」

心理定規「でもアナタ料理できないんでしょ」

垣根「は? やったら天才レベルだっつーの」

ゴーグル「謎の自信すぎますよね」

垣根「とにかく家に行くのはダメだ」

心理定規「私の家に来て作ってもらうのは?」

垣根「駄目の極み」

心理定規「ダメの極みって何?」


垣根「とにかく俺が料理でもなんでもしてやるから、こいつを家に入れるな」

心理定規「何で?」

垣根「襲われるかもしれねぇだろ」

ゴーグル「襲わねぇっスよ」

垣根「口ではそう言ってても身体は正直かもしれねぇ」

ゴーグル「襲われてる方にかけられる言葉っスよねそれ」

心理定規「ふぅん、アナタ私のこと心配してくれてるのね」

垣根「……は? してねぇし。ただアレだ
   そういう風に軽々と家に招くのは良くねぇだろ。ホラ、スクールの情報とか洩れるかもしれねぇし」

心理定規「同じ組織なんだから大丈夫じゃない?」

垣根「いやコイツだってもしかしたら他組織のスパイかもしれねぇ」

ゴーグル「それはあり得ないって垣根さんが一番解ってそうっスけど」

垣根「とにかく家に入れるとか男を勘違いさせるだけだからヤメロ」

心理定規「じゃあアナタが料理しに来ても入れないじゃない」

垣根「俺は良いんだよ。紳士だから」

ゴーグル「滅茶苦茶」

垣根(って言ってもホントに料理したことねぇしな……何かアテがあれば……あ!)

垣根「よし、ちょっと行ってくる!」

心理定規「え?どこに?」

垣根「料理系男子になりに、な……!」

心理定規「はぁ……?」


―――
――



垣根「ハロー、垣根帝督でーす」

上条(上条当麻です。皆さまいかがお過ごしでしょうか)

上条(俺? 俺は今何の変哲もない道路で急に羽根の生えたノリノリのイケメンが空から降ってきたところ)

上条「えーと……」

垣根「料理系男子になりたい」

上条「だ、誰でせうか」

垣根「さっき名前言っただろ!ちゃんと聞けよ
   まぁ、もう一回言ってやるけど、料理系男子になりたい系男子垣根帝督。レベル5の第2位。好きな食べ物はハンバーグだ。よろしく」

上条「れ、レベル5!? そのレベル5の垣根さんが平凡なレベル0の上条さんに何の用で……?」

垣根「なぁにが平凡なレベル0だよ。第一位のことボコったんだろ?」

上条「な、」

垣根「あー、身構えんな。俺はなテメェの今の所その幻想殺しとかいう能力には興味ねぇんだよ」

上条「…………」

垣根「この前さ、このファミレスで銀髪のシスターに飯奢ったんだよ。1万円分くらい」

上条「げっ」


上条「あのー、それはもしや、インデックスという名前の……」

垣根「うん、そうそう。インデックスちゃん」

上条「……か、上条さんは貧乏な学生でして、その、一万円はまた今度返すということで……」

垣根「いーや、現金はいらねぇよ。その代わり、身体で払ってもらうからな」

上条「か、上条さんにそういう趣味はありませんことよ!?」

垣根「何愉快な勘違いしてんだテメェ……」

垣根「まぁいい。上条、テメェ料理上手いんだろ? シスターが言ってたぜ」

上条「うまいってほどでもねぇけど……」

垣根「俺は料理したことねぇし、専ら外食かコンビニ弁当だからマジで料理の仕方解んねぇんだよな」

上条「はぁ……」

垣根「だからテメェに、俺に俺に料理を教えてもいい権利をやる」

上条「ん?」

垣根「つー訳で、これから料理系男子になりたい系男子学園都市第2位、好きな飲み物はイチゴオレ系男子の垣根帝督をよろしくな」

上条「はぁ!?」


――上条家


垣根「第1回!垣根くんのお料理教室開催だぜ!」

上条「テンション高ぇ……」

垣根「とりあえずスーパーで色々買ってきたから冷蔵庫に入れといてやるよ」

禁書「おぉ!牛肉があるんだよ! おにく!おにく!」

垣根「ハッハッハ、慌てるなシスター。今からこの食材は垣根帝督の手で超美味しい料理になるんだからなぁ!」

禁書「おぉ、自信があるんだね!?」

垣根「まぁな。華麗に初料理を披露してやるよ!したことねぇけど!」

上条「あっ、垣根! 肉の上にごちゃごちゃ野菜とか置くな!食中毒の原因になるぞ!」

垣根「あ? 食中毒なんて俺の未元物質で治療できるっつーの。なおしたことねぇけど」

上条「普通の人はそんなことできないんだからちゃんと気遣え!」


禁書「で、何を作るのかな!?」ワクワク

垣根「そうだな~。俺の記念すべき初料理だしな~。やっぱここは豪華に北京ダックといっちゃうかぁ!?」

上条「上条さんにそんな高価な料理を作るスキルはありません」

垣根「あぁ? じゃあ仕方ねぇからハンバーグで妥協してやるよ」

禁書「じゃあ私はむこうでTVでも見て待ってるんだよ」

垣根「えっ!? インデックスちゃんも手伝ってくれるんじゃねぇの?!」

上条「まー、インデックスは電子レンジも使えねぇしな……」

垣根「えー、じゃあ一緒に料理スキル磨こうぜー。女の子いねぇとさぁ、モチベ上がらないってー」

上条「いや、爆発させられても困るし……」

垣根「……あ~、料理中のつまみ食いもとい味見って普通に食べるときより美味しいらしいなぁ!」

禁書「さぁ、とうま早くハンバーグを作るんだよ!」

上条(上条さんの負担が大きくなることだけは確定したな)


垣根「第一回上条さん家で垣根くんのお料理教室~ハンバーグ祭り~を開催します」

上条「とりあえず二人とも手を洗えー」

禁書「はーい」ゴシゴシ

垣根「洗った」

上条「早ぇよ石鹸つけろ」

垣根「いや俺トイレした後も水でちょっと流すだけだし、その後服で拭く。あ、駄洒落言ったみたいになっちゃった」

禁書「汚いんだよ」

上条「つーか爪も長いな……爪の間のゴミが肉に入ると困るからちゃんと切ってきてくれ」

垣根「えー、めんどい~」

上条「いいからやれよ!汚いな!」


上条「さて、垣根の手も清潔になったところでハンバーグを作るか」

禁書「やっとなんだよ」

上条「とりあえず玉ねぎ3分の1くらいみじん切りにしてくれ」

垣根「OK」バサァ

上条「!?」

垣根「俺の未元物質に常識は通用しねぇぇ!!」ドドドド

禁書「みじん切りっていうより叩きなんだよ」

上条「や、やめろ!!」


垣根「殴ることないだろ……頭にたんこぶできちまったじゃねぇか」

上条「玉ねぎはペーストになっちまったじゃねぇか」

禁書「炒めて冷ますんだよ」ジュー

禁書「あれ、なんかくっつく上に焦げてきたんだよ!」

上条「あー、油敷かないから!しかも強火すぎ!」

垣根「途中から入れればいいだろ」ドボドボ

上条「垣根ぇぇええええぇ!!」

禁書「玉ねぎペーストが油に沈んでるかも」


垣根「殴ることないだろ……俺の灰色の脳細胞が死滅するじゃねぇか」

上条「油もったいねぇだろ!揚げ物する気かお前は! ちょっとでいいの!」

上条「もう……とりあえずこの油は漉してとっておくとして……」

禁書「ひき肉をボウルに入れるんだよ。どれを入れればいいのかな?」

上条「とりあえず250~300gくらい……この量なら1パック全部入れていいぞ」

禁書「牛ひき肉のハンバーグなんてはじめてかも……つまみ食いは今してもいいのかな」ゴクリ

垣根「俺捏ねたい!俺が肉捏ねたい!」

上条「生を食うなインデックス! 垣根は小学生か!」


上条「垣根は卵溶いておいてくれ。俺はパン粉を牛乳に浸す」

垣根「卵? あぁ、こうやって角っこにぶつけてボウルに入れるんだろ?」コンコン

上条「平面にぶつけるのがいいらしいけどな。
   あと卵を殻ごと入れてたボウルにそのまま割り入れると卵の殻の細菌がつくから新しいボウル使ってくれよ」

垣根「上条、シンクに生卵が飛散した」

上条「力加減考えろよ……勿体無ぇ」

禁書「とうま、玉ねぎはもう入れていいのかな?」

上条「いや、最初は塩、こしょう、ナツメグからだな」

垣根「塩だな!了解!」

上条「待て!その新品の塩の袋を掲げてどうする気だ!?全部入れるのか!? 置け!置いて手をあげろ!動くな!」


禁書「塩2つまみ入れてこしょう1振り、ナツメグ1振りしたんだよ」

上条「じゃあそれをよく捏ねるんだ」

垣根「玉ねぎとかは?」

上条「調味料だけで捏ねて粘りを出してからだな」

垣根「ハンバーグってさ」コネコネ

上条「うん」コネコネ

垣根「恐ろしい食べ物だよな」コネコネ

上条「うん?」コネコネ

垣根「ミンチにされた上焼かれるとか、俺なら耐えられないな」コネコネ

上条「作ってるときにそういうこと言うなよ……」コネコネ

禁書「生命に感謝して頂くんだよ」コネコネ


上条「で、残りの材料を入れたらサックリ混ぜて、小判型に成型するんだ」パンパン

垣根「空気を抜くようにな!」パァンッ

禁書「チーズ入れたいんだよ!」パンッ

垣根「おっ、俺に抜かりはないぜ。モッツァレラもチェダーもある!」

上条「牛肉の上にチーズなんてこんな贅沢していいんでせうか……!」

禁書「まるで記念日の食事だねとうま!」

垣根「何か哀れだなテメェら」


上条「フライパンで色をつけたらオーブンで焼くって手もあるけど、普通に終始フライパンでやるぞ」ジュー

禁書「ハンバーグ♪ハンバーグ♪」

垣根「俺は上にチーズを乗せるぜ」

上条「垣根、付け合せのキャベツとトマト切れるか? 能力無しで」

垣根「任せろ。俺の華麗な包丁捌きを見せてやるぜ!」

上条「上条さんはその間にケチャップとソースを煮込んだデミグラスソースを作りますよ」


禁書「完成なんだよ!」

上条「あれ、キャベツの千切り上手いじゃん」

垣根「だろ。やったことねぇけど、俺って天才だわ」ドヤ

上条「……包丁さばき以外はアレだけどな」

垣根「初めてにしては上出来だろ。やっぱ俺天才だわ~」

上条「…………」

垣根「やっぱ俺天才……」

上条「解ったよ! 天才だよお前は!」

垣根「だろ? よし、食おうぜ」

禁書「じゃあ、ハンバーグにソースをかけて……」



「「「いただきます!」」」


かきね日記 ○月×日


上条の家でハンバーグを作った
流石俺が作っただけあって美味かった

ところでインデックスと上条は同棲しているらしい
全く羨ましいことこの上ない

俺も料理上手になったら心理定規と同棲とかできるかな……


ハンバーグの評価
★★★★
(星5つでもいいレベルだが、慢心しない俺カッコいい!)

以上です

最初はスレ建てようと書いてたんですが
最初だけ書いてずっと放置していたのでこちらに投下させて頂きました
お目汚し失礼しました

少し借ります

スフレ系というんですか、とろふわなオムライスについて浜面が料理するいつものパターンです

黒夜「……あ、これ美味しそう」

絹旗「どれどれ。お、オムライスですか」

黒夜「いきなりのぞき込むな。取り上げるな。
   私が買った雑誌だぞ」

絹旗「いいじゃないですか、超減るもんじゃなし」

黒夜「絹旗ちゃんすぐ破くじゃん。基本的に下品だから」

絹旗「誰が下品ですか。私ほど超上品な女の子はいませんよ」

黒夜「だってさ。
   どう思う、浜ちゃん?」

浜面「だからどうしてそこで俺に振る。
   YesでもNoでも死亡フラグじゃねぇか」

黒夜「ストーレトに絹旗ちゃんを肯定しない時点でNoってことだよね」

浜面「断言はしてねぇよ。言質とるな」

黒夜「ぬぅ、浜ちゃんのクセに生意気な」

絹旗「浜面浜面。
   オムライスは超得意ですか?」

浜面「どっちかというと苦手。
   アレを綺麗に作ろうとするのは本当に職人芸」

黒夜「おや、珍しい。
   いきなりギブアップかい」

浜面「オムライスはある意味本当に職人芸の賜物だからな。
   火力必須だし、それに何より練習量がそのまんまでる料理だからさ」

絹旗「練習量ですか。また、浜面とは超真逆の言葉ですね」

浜面「しゃーねーだろ。一日に何回も何十回も繰り返しオムライス作ってる連中と俺が勝負になるわけないだろ。
   俺はどんなに料理したところで一日三回で、しかも毎日オムライスってわけにはいかないんだぜ?
   イニシャルもランニングも話になんねぇだろ」

黒夜「それもそうか。
   お手軽簡単に出来るもんでもないのか」

浜面「似たようなもんなら作れなくもない。
   前に麦野に説明したことあるんだけど、弱火でじっくり仕上げるオムレツとかさ。
   まー、ご家庭でするのならばそれで十分だろうけど」

絹旗「なんだ、レシピあるんじゃないですか。
   超それでいいです。作れ」

浜面「作ってもいいけど……その前にあれだな。
   卵の特性って、お前らわかってるか?」

黒夜「卵の特性?
   鳥類の卵は甲殻で比較的乾燥に強いとか、細胞が1個なんで核酸を構成するプリン体が少ないとか?」

浜面「よくそんなのがスラスラ出てくるな……
   そうじゃなくってだな、食材としての卵の特性だよ」

絹旗「戦後の日本で物価の上昇に最後まで耐えたのが卵と女性のストッキングだとか、超そういう話ですか。
   どうしてもストッキングとかの話にしたいんですか、この超女性の、いや超人類の敵」

黒夜「超人類の敵……超人類がまず強そうだし、その敵はさらに強そうだ。
   まるでラスボスだよ、浜ちゃん」

浜面「勝手に人をラスボスにするな。
   まぁ、いい。話を戻すぞ」

絹旗「超残念ですが、私の履いているストッキングはあげられませんよ、浜面?」

黒夜「かわりに匂いとか味とか記憶して一晩使っていいってさ。
   絹旗ちゃんの納豆臭いストッキングでよければだけど」

絹旗「誰が納豆臭い足ですか!」

浜面「だーかーらー!
   話を戻すって言ってるんだろ!
   卵の特性!」

絹旗「何を殺気立っているんですか浜面」

黒夜「うん、興味があるんだ先を続けてくれないかな」

浜面「こいつらはまた棒読みで適当な返答かましやがって……
   ともかく!
   卵料理をするにあたって絶対に覚えておいた方がいいことがいくつかある!」

浜面「まず、ひとつめ。
   卵の乳化作用。
   卵は攪拌することで油を水に溶けやすい性質に変える……
   まぁ、正確には違うらしいんだが、そういう性質がある」

絹旗「マヨネーズのことですね」

浜面「それだけじゃあない。
   油が溶けやすいってことは、調味料が舌の味蕾を直接刺激しずらい。
   よーするに薄味になりやすいんだ」

黒夜「あ、どっかで聞いたぞ。
   浜ちゃん、前にそんなこと言ってたような」

浜面「言ったような気がする。どの話だったかは覚えてないけど。
   まぁ、でもようするにすき焼きの生卵だ」

絹旗「すき焼きの生卵?
   すき焼きって別に薄味って気はしないですけどね」

浜面「それはその分だけ具材が煮込まれてるからだろ。
   コクも増えるけど、塩分過多になりやすいんだ。
   塩分も糖分も足らないって脳が勘違いして、あとでドカンとくる」

黒夜「なるほど、味付として卵料理は気を使うってことなんだ」

浜面「卵そのものは薄味にして、ソースとか醤油とかケチャップとか、調味料で後から味を乗せるか、
   卵を一回調理して、生の状態でなくしてから味をつける……
   ラーメンの煮卵とか、おでんの卵とか、そういうのが基本かなぁ」

絹旗「ふぅん。言われてみれば。
   あ、でもフレンチトーストとかは違いますよね?」

浜面「そりゃ、例外はあるさ。
   プリンとかも攪拌した生卵に味付けして蒸した料理だしな。
   まぁ、でも薄味になりやすいってことは覚えておくといい」

黒夜「で、ふたつめは?」

浜面「ふたつめは黄身と白身の固まる温度の差だな。
   黄身の方が低温で固まる性質がある」

絹旗「それを利用したのが温泉卵ですね」

浜面「よく知ってるじゃん、絹旗。
   その性質から更に発展させると、黄身は白身より水分が抜けやすいってことも言えるわけだ。
   火を通しすぎたゆで卵で、黄身がポソポソしてて食いづらいって思ったことはないか?」

黒夜「あ、それはある!
   あれ、のどに引っかかるんだよなぁ」

絹旗「私にも超経験ありますね。
   そういうことだったんですか」

浜面「そういうことだったんですぅ。
   ついでに言えば、黄身は火を通した方がコクが増す性質もある。
   なんで、目玉焼き作るときはうまいことその中間……半熟にしてやるのがいいな。
   好みの問題ではあるけど、俺は半熟が一番うまいと思う」

絹旗「浜面の好みはさておき、私も目玉焼きは半熟が好みですね」

黒夜「私さ、あの半熟の黄身を白いご飯に乗せてさ。
   少しだけ穴あけて醤油垂らして食べるの好きなんだよねぇ」

絹旗「うわ、超貧乏くさいですね黒夜。美味しそうですけど」

黒夜「貧乏くさくて悪かったな。美味しいんだからいいじゃん」

浜面「大体、オムライスだって似たようなもんだろ、そういう意味じゃさ」

絹旗「全然違います!
   どこの世界に目玉焼きの黄身ご飯とオムライスを一緒にする奴がいますか!」

黒夜「ごめん、浜ちゃん。これに関しては絹旗ちゃんと同意見。
   レストランでオムライスは普通にあるけど、
   オムライスのかわりです、って黄身ご飯が出てきたらその店物理的につぶすわ、私」

浜面「世の中には卵かけご飯専門店があって、普通に許容されているらしいが、
   そうか、黄身ご飯はダメなのか」

絹旗「別に卵かけご飯専門店にケンカを売るわけじゃないんですが、私としては超違和感を覚えます」

黒夜「それは違うよね。いくら美味しくてもなんか違う」

浜面「言葉にはしづらいが言いたいことは感覚的に分かった。
   ロマンが足らないんだな」

絹旗「ロマンというか雰囲気というか。とにかく超そんなところです」

黒夜「味の良し悪しじゃないんだよ。
   定食屋のハムエッグならありかもしれないけどさ」

浜面「オムライスも普通に定食屋で出てくるけどなぁ」

絹旗「まだ反論しますか。
   超野獣の浜面に可憐な女の子の(ただし黒夜は除く)のことを理解しろというのは
   無理だと分かっているんですか」

黒夜「おい。なんだその『カッコただし黒夜は除くカッコトジ』っていうのは。
   字面としてわかりやすいけど発音で記述するとめちゃくちゃ読みづらそうなその言い方は」

浜面「野獣でもカッコでもなんでもいいよ、はい、浜ちゃんの負け―。
   っつうか、次行こう、次」

浜面「三番目は白身の固さ。
   泡立てるとなかなかしぼまない、ようするにメレンゲのことだな」

絹旗「メレンゲ、ですか」

黒夜「ケーキ作るんなら話は分かるけど、卵料理の基本ってところにメレンゲを持ってくるか」

浜面「結構使い方で便利なんだぜ、メレンゲは。
   砂糖と塩を入れて攪拌することで化学反応が起こって固くなるんだけど、
   空気を含んだふわふわした食感はいろいろと使える。
   当然、オムライスにも応用できる」

黒夜「メレンゲをオムライスに?」

絹旗「発想は平凡のような、うまいところをついているような?
   あんまり想像はできないんですが」

浜面「とりあえず作ってみるか!」

浜面「材料はこんな感じで

   ①卵         大2個
   ②バター       大さじ3
   ③生クリーム     30cc(なければ牛乳で可)
   ④砂糖        小さじ1
   ⑤塩         少々

   ⑥ご飯        お茶碗一杯より少なめ
   ⑦玉ねぎ       中半分
   ⑧ベーコン      好きなだけ ウインナーやハムでもOK
   ⑨バター       小さじ半分
   ⑩醤油        少々
   ⑪ケチャップ     大さじ1~(色がつくぐらい)
   ⑫ミックスベジタブル 適量

                                  」

浜面「先に中のケチャップライスを作る。
   玉ねぎをゆっくり炒めて、ミックスベジタブル入れて、
   火が通ったら生で食ってもOKなベーコンとかを入れて、
   で、ご飯を投入。
   ばらばらにしながら醤油、ケチャップで味をつける。
   最終的にはオムライス全体をケチャップで味付けするから薄味でいい」

黒夜「手際がいいね、相変わらず」

絹旗「ほんのり赤みがついているだけですね。
   あと、これは超余計なお世話かもしれませんが、お肉は鶏肉じゃないんですね」

浜面「別に鶏肉でもいいけど、鶏肉使うときは先に茹でておくなりなんなりしておいた方がいいな。
   火の通りに関しては基本的にご飯に合わせるから、生になる可能性がある。
   ご飯炒める系の料理は水分調整が難しいよなぁ」

浜面「で、ケチャップライスをボールに退避しておいて……
   重要なのは、だ。
   オムレツ部分を作る前にフライパンはよく拭いておくこと。
   できれば別のフライパンを使いたい」

黒夜「へぇ、なんでさ」

浜面「卵って油と相性いいだろ?
   だから、臭い移りしやすいんだよ。
   おんなじケチャップだから構わないかもしれないけど、焦げ臭い場合もあるし。
   ま、もっと焦げ対策の意味もあって醤油入れてるだけどな」

浜面「あとな、これも重要なんだけど、フライパンは冷ましておくこと。
   前に説明したことあるかもしれないけど、本来オムレツは高火力短時間の料理だけど、
   家庭じゃそれは真似できない。
   なんで弱火でじっくり、蒸すように火を通してやることで水分を逃がさない焼き方をするんだ」

絹旗「……黒夜、そんな話聞いたことありましたっけ?」

黒夜「……浜ちゃんの料理話も切れ悪く続いてるからなぁ。私も記憶があやふやだ。
   もしかしたら聞いていたのかもしれないし、聞いていないのかもしれない」

浜面「あれ、はじめてだっけ?
   まぁ、いいや。ともかく卵を卵黄と卵白にわけて、卵白に砂糖と塩入れて、ハンドミキサーで一分半……」

絹旗「あれ?
   浜面、これメレンゲになってませんが?」

浜面「いいのいいの、これぐらいで。
   そんなつんつんしたメレンゲが欲しいわけじゃないからさ。
   んでもって、こいつに卵黄入れて、生クリーム入れて、また軽く混ぜてやって、っと」

黒夜「なんとも面妖な物体が出来上がったなぁ。
   持ち上がったホットケーキミックスって感じだ」

浜面「似たようなもんだな、小麦粉もふくらし粉も入ってないけど。
   で、こいつを半分ほどバター溶かした弱火のフライパンに投入。
   ……で、少しフライパンを斜めにしてやって、一部分火の通った塊ができるようにゆっくりとかき混ぜる。
   ふわとろ系のオムレツは程よい塊が入っている方がいいからな」

浜面「で、ダマの部分ができたら、フライパンを平らに戻して、弱火のままふたをして2分~3分。
   まぁ、細かい調整はその都度やってもらうとして、かるぅく膨らんできたなぁ、ってところで火を止める」

黒夜「わぁ、本当にずっと弱火のままだ」

絹旗「これでも火が通るもんなんですねぇ」

浜面「ちなみに、だが。
   ふっくらスフレ系のオムレツは油がないとどうしても味にパンチが出ないんで、
   テフロン加工してあるフライパンでもバターは使ってくれ」

黒夜「カロリー高そうだねぇ」

浜面「それはもう諦めてもらうしかないな。
   いい方法あるのかもしれないけど、それは今後の研究次第かなぁ。

   よし、と。

   じゃあ、ケチャップライスを皿に盛り付けた後、オムレツ部分をそのままのせて出来上がりだ。
   デミグラスソースでもいいが、とりあえず今回はシンプルにケチャップで味付けしてくれ」

黒夜「へぇ……普通においしそうじゃん」

絹旗「ふわとろ系っていうより、ケチャップライスの上に超卵焼きがのってる感じなんですが……
   さてさて、いただきます……お、オムレツ部分を切ると超とろっとしてますね」

黒夜「ぬ、ぬぬぬ?
   味的にはふわとろのオムライスだぞ!?」

絹旗「う、うーん。予想以上?
   目をつむって食べればたぶん違いは超わかりませんし、オムレツ部分の濃淡の違いが結構はっきりわかりますし」

黒夜「美味しい、美味しいんだけど……全体的にパンチが足らない?」

浜面「だから、味が薄かったらケチャップ追加しろって」

絹旗「そういう意味じゃなくってですね」

黒夜「うん、とろけるチーズとか、そういうのが入ってるとなお良かったって感じかな?
   及第点は普通にたたき出してるんだけど、微妙に上品というか」

絹旗「カロリー的には十分足りている、というより超過剰なはずなんですが。
   なんなんですかね、この物足らなさ」

黒夜「オムレツ部分は少し甘くて、とろっとしてて、その分だけ甘さに引きずられたのかなぁ。
   意外とライス部分に味を感じないんだよね、すごく薄味」

浜面「んー
   そういう微妙な違いはそれこそ好みの範疇だから、俺にそこまで求められても困る。
   ライス部分はあんまり主張しすぎると統一感なくすし、量多くてもバランス崩すし」

絹旗「美味しかったです。超ご馳走様です。
   ただ、ちょっと物足りないなぁって感想ですかねぇ。
   お腹は超いっぱいなんですが」

黒夜「うん、物足りない、が一番適切な単語かもしれない
   っていうか、私らですらこうなんだから、浜ちゃん足りるの?
   私もお腹いっぱいだけど、少し入るかなってレベルなんだけど」

浜面「俺?
   ああ、俺は大丈夫。
   別に用意してあるのあるから」

絹旗「別って……ああ!」

黒夜「オムライス食った後に、目玉焼きの黄身のせご飯だと……!?」

浜面「卵3個は食いすぎかもしれないけど、食いたかったからな。
   確かに俺は少し腹に余裕があるから、その分埋めちまうよ。
   ああ、気にしないで結構、あとはふたりで仲良く喧嘩でもしてろ」

絹旗「ぐ、ぬぬぬ……」

黒夜「お、おかしい……私はお腹いっぱいで、もう満ち足りているはずなのに……」

絹旗「あ、あんな超極貧メシがすごく美味しそう――!」

浜面「ご飯を半分にしてあるのがミソだよなー!
   半熟の黄身に醤油って最高に合うんだ。
   いや、白い飯サイコー!
   日本人に生まれてよかったー!」

黒夜「な、なんだこの敗北感……」

絹旗「さっき、目玉焼きの黄身ご飯について超ありえないとか言ったのに、
   今、自分でその言葉を超否定したい!!!!」

浜面「うめー!
   目玉焼きご飯超うめー!!!」

以上です

卵とご飯の組み合わせの料理はいっぱいあります。
親子丼とかも多分そう
半熟の黄身はご飯によく合いますね、ええ

少し借ります。

前回( ↑↑↑ )のおまけです。

絹旗「……よしよし。誰もいませんね」

絹旗「こんな超早い時間に起きて朝ご飯を作ってあげようだなんて、超いい子ですね私。
   やはり朝ご飯といえばカリカリのベーコンに目玉焼きのベーコンエッグでしょう。
   まぁ、ベーコンは浜面のアホ面が使い切ってしまったので超ハムエッグとなってしまいますが」

絹旗「そして悲しいかな、冷蔵庫を開けるとハムが一人分しかありません。
   仕方ありませんね。
   超可愛くて朝ご飯を作ってあげようというぐらいにけなげな私のお腹の中に納まるべきでしょう。
   超決定」

絹旗「そして、ハムエッグ、目玉焼きには白いご飯!
   別にパンが嫌いというわけではありませんが超そういう気分です。
   ええ、たまたまです。
   たまたま白いご飯がタイマーで炊き立てとなるように設定してあるのも超偶然でしょう」

絹旗「べ、別に目玉焼きの黄身ご飯が超美味しそうだったってわけじゃないんだからねっ!」

絹旗「……ひとりでツンデレごっこやっても超つまんないです。
   もう、ツンデレも過剰飽和気味なんですよ。
   次から次へと新しいヒロインが出てくるんですから恋の決着ぐらいさっさとケリつけないと。
   今の時代の主流はさっさと夫婦になって超デレデレすることなんです」

絹旗「……でれでれ……超でれでれ……
   ぐぬふふふ……夫婦になって超でれでれ……
   はっ、今私何を想像してました!?
   いけません、可憐で超クールな私の持ち味を超崩してしまうところでした。
   これもあれもすべてあのスカポンタンのせいです。
   まったく、オムライスが悪いわけじゃありませんが、超ジャンクな黄身ご飯のイメージは
   超凶悪でした!」

絹旗「はぁ……まぁ、いいです。
   ちゃっちゃと作って、心の渇きをお腹と舌とを超満足させましょう―――」

黒夜「で、焦がしたと」

絹旗「……」

黒夜「ばっかで―
   目玉焼きひとつ作れないでやがんの」

絹旗「黒夜、超うるさい黙れえぐれ乳」

黒夜「誰がえぐれ乳だ、絹旗ちゃんよりあるわ」

絹旗「黒夜のつるつるぺったんつるぺったんの話は超どうでもいいんです」

黒夜「なんだその態度は」

絹旗「ああ……私はハムエッグもまともに作れない存在だったなんて。
   超ショックです」

黒夜「いやいや、わかりきってたことだろ。
   つぅかなぁ、あれだけ浜ちゃんが弱火弱火と言っていたのに強火でじっくりやったら
   焦げて当たり前だと思うんだけど」

絹旗「だって、強火の方が火が通る気がするじゃないですか」

黒夜「その通りなんだけど。
   火が通りすぎて真っ黒になったんだろ?」

絹旗「ハムはともかく、卵まで焦げてしまって……
   まるで黒夜の経験豊富すぎてびっちなアレのようです」

黒夜「誰がびっちだ、経験豊富だ。アレってなんだ」

絹旗「そこをつっこむと未成年者お断りの世界になるので超NGです」

黒夜「自分で振っておいてよくもまぁ……超窒素パンツの分際で」

絹旗「!
   だ、だれが超窒素パンツですか!!!
   私をなんだと思ってるんですか!!!」

黒夜「人をびっち扱いしたんだからそれぐらいこらえやがれ
   マニアはいるさ。ものすごく少数だろうけど。
   大丈夫、幸せになれるよ私の知らないところで。
   で、黒焦げのハムエッグ食べたわけ?」

絹旗「…………フライパンから取れなくなっちゃいましたから、黄身の部分だけ食べましたとも。
   でも焦げ臭いしぱさぱさしているし、超がっかりな結果に終わりました。
   フライパンに卵割りいれたときに黄身壊れちゃうし、カラも入っちゃいましたし」

黒夜「うわぁぁ。
   初心者にありがちな失敗。
   ああ、絹旗ちゃんがこんなに残念な子だったなんで。
   まぁ私は最初から分かっていたけど超窒素見せパンツだし」

絹旗「よし[ピーーー]。超[ピーーー]。この場ですりつぶしてやる。
   一回は我慢した私は超偉いですね黒夜はノーパンでМ字開脚でオモテ通りにぶら下げますが」

黒夜「だいたいさぁ、目玉焼き作り方知らないんでしょ絹旗ちゃん」

絹旗「華麗にする―かよ超余裕ぶりやがッて。
   目玉焼きなンて超誰でも作れるものに決まッてるだろォが」

黒夜「お、怒りモードが出てきたな超死亡フラグ。
   まっくろこげの目玉焼きしか作れねー絹旗ちゃんらしいねー」

絹旗「超やかましい!」

黒夜「そうかぁ。そんなにショックだったんだ。
   よし、ここは私が余裕ぶって目玉焼きの作り方を教えてあげようじゃないか」

絹旗「はァ?」

黒夜「まぁ、百聞は一見に如かずってね。
   私をぶっ[ピーーー]のはそれからでもよくね?」

黒夜「丸め込んだわけだし。
   ちなみに私も目玉焼きの焼き方に関してはそんなに詳しい方でもない」

絹旗「なんですと!?
   やっぱり丸め込みのその場しのぎじゃないですか!」

黒夜「かといってできないわけでもない。
   ロジックをまったく知らないで見よう見まねでできるようになっただけなんだけどさ」

絹旗「……ふぅん」

黒夜「まぁ、一回やってみればそう難しいもんじゃない。
   ものすごく極めようとすれば違うかもしれないけど、そういうのはパスで」

黒夜「まず用意するのは、

   ①   卵  そこそこ新鮮なもの
   ②   油  小さじ1
   ③   器  フライパンに投入する前に卵を割っておく小さな器

   こんな感じかな」

絹旗「器?
   小鉢ですか」

黒夜「ちょっとしたコツだね。
   いきなり卵をフライパンに入れると絹旗ちゃんじゃないけど崩れたりカラが入ったりする。
   だから一回こうやって割っておくわけ。
   はいっちゃったカラも取り除けるし、万が一腐った卵であってもすぐわかる。
   あと、カラザ部分を取り除くこともできるけどこれは個人の好みだなー。
   舌触りが違うとかはあるかもしんないけど」

絹旗「理屈はあるわけですか。
   一応納得はしておきます」

黒夜「あとさ、こうやってワンクッション置くことで卵が崩れにくくなるんだよ。
   ゆっくり静かにフライパンにいれてやることができるようになる」

絹旗「なるほど」

黒夜「次に、フライパンの温度の問題」

絹旗「また温度ですか」

黒夜「私もあんまり気にかけてはいなかったけどね。
   最初はフライパンを強火にかける。
   ちなみにこのフライパンは絹旗ちゃんが焦がしちゃったフライパンじゃないからね」

絹旗「いちいちやかましいんです黒夜。
   だいたい、強火でいいんですか? 焦げちゃいません?」

黒夜「大丈夫大丈夫。
   油を敷いて、強火であったまったフライパンに卵を投入。
   で、一分前後で白身に色がついてくるから、そうしたらすぐ中火にして、コップ三分の一ぐらいの
   水をフライパンにいれて、ふたをする」

絹旗「蒸し焼きにするんですか! そういえば浜面もオムレツを蒸し焼きにしてた!」

黒夜「そう、蒸し焼き。
   あとフライパンの温度を下げる効果もあるのかなー。
   で、一分半たったら出来上がり」

絹旗「うわ、本当にできてる。
   しかも超焦げてない!
   白身がぷるぷるしてる!」

黒夜「黄身もちゃんと半熟だぜ?」

絹旗「ぬ、ぬぅ……超理想的な目玉焼きです」

黒夜「ふたなしでこれができれば十分に火加減のプロなんだろーけど。
   私にはできないし、これだけできれば家庭では十分なんじゃないかなー……っと」

絹旗「超いつの間にかどんぶりに半分ほどの白いご飯……と、その上に目玉焼きのせた!?」

黒夜「ベーコンエッグ丼でもいいけど、たまにはシンプルにいきたいよねー。
   昨日の浜ちゃんの、あれすっごくおいしそうだったし。
   じゃ、黄身に穴あけて、醤油垂らして、いっただきまーす」

絹旗「って、いきなり食い始めやがったこのやろう!」

黒夜「うん、黄身だけでのせてもいいけど目玉焼き丸ごとのせてもいい感じ。
   やっぱり卵には醤油だよねー。塩コショウも個人的にはありだけど白い飯の場合はやっぱり醤油。
   この組み合わせは本当に反則。醤油最強。
   野菜がまったくもって足らないけど、いや、箸が進むわー」

絹旗「こ、こいつ……貧相なモノを美味しそうにほおばりやがって」

黒夜「だって美味しいんだもん」

絹旗「やっぱり[ピーーー]! 超[ピーーー]!」

黒夜「ふなほほろふれほいいはらきぬははらふもやへはいいらんごっくん」

絹旗「咀嚼しながらしゃべるな!」

黒夜「あー、うまかった。
   たまにはいいよね。
   あ、熱いお茶が欲しいな。絹旗ちゃん淹れて」

絹旗「こ、こいつ……どこまでも私を超馬鹿にしやがって……」

黒夜「そんなに怒ることないじゃん。
   絹旗ちゃんもこれでひとつまた賢くなったわけだしぃ。
   だいたいさぁ、あの時間から気合入れて起きてばっちりエプロンつけてどれだけ気合入ってたんだって」

絹旗「そ、そんなこと黒夜には超関係ありません!」

黒夜「そっか、関係ないよねー
   ほっぺた両手で押さえていやんいやんやってる絹旗ちゃんのことなんか私には関係ないよねー」

絹旗「み、見てたんですか!
   それが余裕の理由ですか!」

黒夜「動画も撮ってある。
   今度上映会するからちゃんと来てね?」

絹旗「ふざけんな、何が上映会ですか!
   今すぐ消せ! データを物理的に削除しろっ!」

黒夜「こんな面白いもの、みんなで共有するにきまってるじゃん。
   絹旗ちゃんも本当にわき甘いよねー。
   ちょっと気配消しただけで私にまったく気付かないし。
   どれだけ妄想してたんだか熱中してたんだか。
   この超エロパンツ娘」

絹旗「勝手に人をエロに仕上げるな!!!」   

以上です

卵は美味しいですよね本当に
おまけなんでネタはかぶってますが気にしない

17巻出るから4レス借ります


上条「俺の勝ちだ、上里!」

上里「ッ!」

上条「……もう、逃がさないぞ」

上里「上条……当麻」

上条「言ったろ……、上里勢力の全てと戦ってでも、お前を助けてやるって」ギュッ

上里「ああ、そうだったね……でも大丈夫さ」

上条「……?」

上里「その言葉を聞いた時には、ぼくはとっくに救われていたんだよ」サラサラー

上条「上、里?」

上里「……ありがとう」サラー

上条「上里ォォォォォォォォォォ!!」


オティヌス「いや待てや」

上条「なんだよオティヌス今良いところなんだけど」

オティヌス「なにやってんだお前」

上条「次の巻のリハーサルみたいな」

オティヌス「いや次の巻そんな内容じゃないだろ多分」

上条「え? 大体こんな感じじゃないの?」

オティヌス「いや違うだろ、誰とでもあんな感じなのかよお前は」

上条「割と」キリッ

オティヌス「そういえばそうだった……いやでも男だぞ」

上条「ミイラじゃなけりゃギリギリセーフな気がする」

オティヌス「器広いな」

上条「僧正という地獄を見た俺は強いぞ」


――翌朝――

上条「しかしじゃあどうすんだろうな次」

上里(小)「おはよう」

上条「ああおはよう」

オティヌス「いや待てやいやいや」

上条「なんだよオティヌス(小)」

オティヌス「なんでこいつまで縮んでるんだ」

上里「昨日のアレで」

上条「俺が抱きしめた奴は大体縮むんだ」

オティヌス「私が縮んだのお前が原因だったのかよ」

上里「いやしかしあれは熱い抱擁だった」

オティヌス「で、どうすんだこいつ。どうしちゃったんだこいつ」

上条「上里勢力の子らに見せたら色々アレだからウチで預かることになったぞ」

オティヌス「マジかよ」


上条「まあ良いじゃん。ちょうどお前一人じゃ寂しそうだったからお婿さんが欲しかったところだ」

オティヌス「私は犬猫かなんかか?」

禁書「15cmだから犬猫っていうよりはデグーとかモルモット辺りなんだよ」

オティヌス「クソッげっ歯類」

上里「悪いがぼくはお前みたいな魔神は大っ嫌いなんだ。ぼくは上条当麻のものだよ」

オティヌス「なんかコイツ気持ち悪くなってないか」

禁書「……ねえとうま、むかし『小さな巨人ミクロマン』ってアニメあったよね」

上条「あったなそんなの」

オティヌス「それ放送1999年とかだろ。なんで知ってるんだお前ら」

上里「劇場版を見たんだよ」

オティヌス「それも1999年放映だが」

禁書「あれ確か五人組だったよね?」

上条「そうだったかな。……揃えるか五人、あと三人!!」

禁書「うん!」

オティヌス「……まあ私がリーダーなら構わんが」

上里「そういう問題か?」

ちなみに同時上映は『けんたろうお兄さんと一緒に「だんご3兄弟」を歌おう!!』だそうです。時代を感じますね
1レス目が17巻のネタバレになったらごめんなさい

少し借ります。
2016年、おつかれさまでした

絹旗「松阪牛のすき焼きですか。超美味しそうですね」

黒夜「お、今度は松阪牛か?」

絹旗「超あげませんよ」

黒夜「いらねぇし。

   雑誌の記事の写真見ても腹膨れないし」

絹旗「やれやれ、想像力が超貧弱ですね」

黒夜「画餅って言葉知ってる?

   絵に描いた餅って言いなおしてもいいけど」

絹旗「理想と現実をはき違えた計画倒れをあざ笑う言葉と黒夜の貧困な想像力との間に

   超繋がりのある言葉とは思えませんが」

黒夜「はいはい、絹旗ちゃんは豊かだね。お腹周りが」

絹旗「勝手に人を豚にするんじゃありません」

黒夜「ちなみにだけど。

   豚の体脂肪率はああ見えて15%ぐらいらしいんで絹旗ちゃんよりも

   痩せているんだよね」

絹旗「……超マジですか」

黒夜「マジマジ超マジ。

   といっても女の子の体脂肪率は平均で25%ぐらいだから

   たいていの女の子は豚よりも体脂肪率あるんだけどね」

絹旗「……マジですか」

浜面「お、珍しいな。絹旗が落ち込んでいる」

黒夜「浜ちゃん、浜ちゃん。

   浜ちゃんって体脂肪率どれくらい?」

浜面「なんだ、いきなり。

   確かなぁ……10切るか切らないかぐらいだったかなぁ。

   最近太ってきたからもう少しあるかもな」

黒夜「やるな、アスリート並みじゃん」

浜面「スキルアウトなんて無能力者で頭も悪い奴はそんなところぐらいしか数値を盛れないんだよ。

   それに、俺よりもムキムキな奴は普通にいたぞ。

   まぁ、それを考えても俺なりにそこそこ努力はしてたさ」

黒夜「立派立派。

   確かに戦闘能力だけで考えると大した意味はないかもしれないけど

   いい肉体しているのはかっこいいよ、うん」

浜面「なんだよ、気持ち悪いぐらいに褒めるな」

黒夜「確かに顔はキモイけどタッパはあるし腹筋われてるし。

   それに結構声質もいいし。

   性格も小物っぽいところをよく気が利くまめなタイプと言い換えればいいし。   

   いやいや、顔さえキモくなければ十分イケてただろうに勿体ない」

浜面「やっぱり褒めてないな黒夜」

絹旗「……はまづら」

浜面「ん?

   なんだよ、絹旗」

絹旗「殺していいですか?」

浜面「ぬわっ!

   何暗い顔して殺気出してるんだお前!」

絹旗「浜面の分際で体脂肪率が私よりそんなに低いのが超許せないんです」

浜面「女の子だからそれは仕方ないだろ!

   普通でも男より10%違うって話だぞ!」

黒夜「あー、でもそれは第四位とか能力追跡とかおっぱいに夢が詰まっている人の場合じゃない?

   絹旗ちゃん夢入ってないじゃん」

浜面「黒夜も変な風にあおるな!

   被害をこうむるのは俺なんだぞ!」

絹旗「ふふふふふふ。

   そうですか、夢も詰まってませんか。

   超許せませんね超死刑です」

浜面「勘弁してくれー!!!

   なんでいきなりこんな目に合わなきゃならないんだー!!!」

絹旗「ま、ウソなんですけどね」

黒夜「けろっと表情変えたな」

浜面「は、はぁああ。

   あー、びっくりした。

   心臓に悪すぎる冗談はやめてくれ。寿命が30万年ぐらい縮んだわ」

絹旗「地球上のあらゆる生命体の種族としての限界を超えてますよその寿命。

   ケイ素生命か何かですか。

   ちなみに黒夜。あとでウナギ風呂に沈めてやる」

黒夜「浜ちゃんスライスしていいからウナギ風呂は勘弁してくれない?」

浜面「今度はどういう取引だ、こら!」

黒夜「最近浜ちゃんがひどい目に合ってないからバランスとってるんだよ。

   ご褒美でしょ?」

浜面「いらんわ、そんなご褒美」

絹旗「まぁ、多少は気分がすっきりしたことですし。

   冒頭に話を戻すとして。

   すき焼きが食べたいですね浜面」

浜面「すき焼きか?

   いや、無理だろ。

   松阪牛なんていい肉、財布をどうひねれば出てくるんだよ」

絹旗「そこは麦野に頼むとか」

浜面「勘弁してくれ。俺の心臓が本気でストライキ起こすわ」

黒夜「別に松阪牛でなくてもいいんじゃね?

   むしろ安い肉でやってみてほしい」

浜面「安い肉かぁ……

   そういや、この間研究してみてうまいと思ったすき焼きがあるんだけどよ」

黒夜「研究?

   そんなことしていたのかい」

浜面「研究というか、前に使ったネタの使いまわしなんだけどな。

   覚えてないかな、マイタケ使ったステーキ」

絹旗「ああ、柔らかくなったのはいいけど水っぽくていまいちだったアレ」

浜面「うん、実際いまいちだったな。

   しかし、欠点は反省し改良し次に生かすのが帝王の美学よ」

黒夜「炭素外生命体からえらく小物になったな、帝王」

絹旗「頭に『童』がつくんでしょう。どうせ」

浜面「……いいやん、別に。

   ともかくだ、あの、マイタケステーキの欠点は、マイタケ酵素を水に溶かして、

   その水で肉を柔らかくしたせいで、水っぽくなるという点。

   じゃあ、水っぽさをなくすために肉を煮込めばいいじゃないか、というのが

   俺の改良案なわけだ」

黒夜「水という字がゲシュタルト崩壊してるじゃん。

   それに、改良と言っていいのかどうか。

   キャッチャーから外野手に転向するようなもんじゃないのか?」

絹旗「考え方としてはスジは通ってますね。

   超平凡ですが」

浜面「うまけりゃいいじゃないか。

   実際、肉が柔らかくなることそのものは否定しないだろう?」

黒夜「確かに柔らかかったけどね」

絹旗「押し出しフォアボールしたけど3点差あったからセーブ点がついたみたいな?」

浜面「なんか野球押しだなぁ」

絹旗「超そういう時期なんです」

黒夜「明日には相撲押しになってるよ、多分」

絹旗「……おいこら、今どこ見てそのセリフ言った」

黒夜「見てないよ。ゴールテープ切る場所はそこだなんて思ってないさ」

浜面「本当に仲いいな、お前ら」

黒夜「やだなぁ、私と絹旗ちゃんが仲がいいときなんて浜ちゃんをいじめている時ぐらいだよ」

浜面「無理矢理そっちに話を持ってくるな。

   まぁ、うん、ともかく折角というか、コマ肉ですき焼きを作ってみるかな」

黒夜「コマ肉?

   一番安い奴じゃない」

絹旗「牛のグレードを下げるのは超構いませんが、そこまでいきますか?」

浜面「そうはいってもだなぁ……

   こういう言葉を知ってるか?

   『肉屋の実力はコマ肉に出る』っていうんだけど」

絹旗「超初耳ですが」

黒夜「うん、聞いたことないなぁ。

   でっちあげてない?」

浜面「でっちあげてねぇよ。

   コマ肉は肉を整形する――別にハンバーグや練り物ステーキのことじゃなくて、

   スジをとったりなんだりするだろ?

   そんとき出てきた端っこの肉だ。

   別に品質が悪いからコマ肉になるわけじゃあない」

絹旗「ふむふむ」

浜面「確かに形は整っていないし大きさもばらばらだ。

   売り物にならない部位を無理矢理売り物にしたものなのかもしれない。

   けれども、だからこそいいコマ肉を出している肉屋は本物なんだ」

黒夜「言いたいことはわかるけどね。

   安い肉にしようって話なんだけど」

浜面「安い肉っていっても悪い肉というわけじゃないんだぞ?

   オージービーフのグラスウッド、牧草飼育の奴なんか赤身で固いから日本じゃ人気ないけど、

   価格の割にはしっかりとした味のいい肉だったりする。

   そういう肉を柔らかくしたらうまいと思わないか?」

絹旗「つまり、浜面が言いたいのは『味はいいけど、形が悪かったり固かったりする肉を

   美味しく食べようじゃないか』ということですか」

絹旗「だったら最初からそう言えばいいんですよ」

浜面「結論だけ言っても簡単には納得しないだろ、お前ら」

黒夜「否定はしないけどね。

   ウンチク聞いててもお腹は膨れないって」

浜面「多少のウンチクも言わんとありがたみがないだろうが。

   でも長すぎるウンチクもつまらないよな。

   さくっと、料理するか!」

浜面「今回は具に関しては俺の好みな?

   ①牛肉     コマ肉500g

   ②マイタケ   1株

   ③豆腐     1丁 焼き豆腐の方が崩れにくい

   ④春菊     1束

   ⑤白滝     適量

   ⑥ネギ     1本

   ⑦醤油

   ⑧砂糖

   ⑨日本酒

   ⑩水

   ⑪生卵

   ⑫牛脂

   野菜や豆腐は大きさをそろえて切って、

   割り下は⑦~⑩は1:1:1:1で混ぜておくって感じかな」

黒夜「うーん、材料的には普通だね」

絹旗「工夫らしい工夫はマイタケで牛肉を柔らかくすることぐらいですからねぇ」

浜面「絹旗の言うとおりかなぁ。

   まぁ、下準備はマイタケと牛肉をボールに入れて、それが浸るぐらいに水を入れて。

   で、30分~1時間ほおっておく程度かな」

黒夜「そうすると、肉から血の気が抜けて色が薄くなる、と。

   で、マイタケもそのまんま具材として使うんだったよね、確か」

浜面「そうそう。

   で、あとは程よく熱したすき焼きの鍋に牛脂入れて、一回それで肉を焼いて。

   そのあとにほかの具材を入れて、割り下入れて煮込む、と」

絹旗「結構砂糖の量ありますよね、これ」

浜面「味が濃いようだったら日本酒か水で調整してくれ。

   で、さくっとできあがりっと」

黒夜「早いなぁ」

浜面「下準備には手間かかるけど仕上げるのは簡単だからな、すき焼きは。

   店レベルなら話は別かもしれねぇけどさ」

絹旗「さてさて、じゃあ、取鉢に卵を入れて、かき回して」

黒夜「ありがたくいただきますっと」

絹旗「……超やわらかい」

黒夜「前食べたマイタケステーキより柔らかいぞ?」

浜面「意外といけるだろ?」

黒夜「うん、うん……超高級なすき焼きかというとちょっと違うけど、ご家庭だったら

   十分満足レベルだ」

絹旗「確かに、お店のすき焼きは『この霜降りを見てください』って感じが超しますから

   肉のレベルが超わかりますが、そういう部分をぶっ飛ばしてみてみると、

   うん、超いい感じのすき焼き?」

黒夜「味のしみ込んだ白滝も焼き豆腐も期待通りだし」

浜面「ちなみに、今回は春菊は苦みが薄い奴をつかってみた」

絹旗「なるほど、それであまり青臭くないんですね」

黒夜「あれはあれで味わいあるんだけどね。

   うんうん……とりあえず、白いご飯が欲しい」

絹旗「あ、私も超欲しいです。

   浜面、気が利かないですね」

浜面「絹旗はもう少しものの頼み方ってものを考えろ。

   ともかく、ほい」

黒夜「お、ありが……って、盛り少なくね?」

絹旗「茶碗半分ですか?」

浜面「すき焼きはあとから『クル』からこれでいいんだよ」

絹旗「いいから黙って大盛にしなさい。

   あとお肉がなくなりましたから超追加してください」

黒夜「500gって言ってもすぐなくなるもんだね。

   感動的って程の味じゃないけどご飯は欲しくなるよね。

   私も大盛でね。絹旗ちゃんみたいにどんぶり飯じゃなくていいから。

   あ、あとお漬物欲しいかも」

浜面「俺がろくに箸を伸ばしてないのに。肉追加する前に野菜を食え。

   あとな、お代わりしていいからとりあえず最初のご飯の量はこれぐらいにしておけ。

   それに、ビール漬けもおまけだ」

絹旗「超しつこいですねぇ……まぁ、いうとおりにしてあげますよ。

   あとですね、浜面。

   すき焼きは超自分のペースで食べるものですよ。

   あと黒夜、私が大食いみたいなでっち上げするな」

黒夜「うんうん。煮込みすぎて固くなったお肉とか、黒くなった白滝とか、

   それを冷たい卵と絡めて食べるのが美味しかったりするんだよねぇ。

   あと絹旗ちゃん、私が取ろうとした肉取るな」

絹旗「あ、このお漬物美味しい。すき焼きに合いますね」

黒夜「ビール漬け?

   あんまり聞いたことないけど美味しいね、これ」

絹旗「うんうん、これだけでも麦野だったら日本酒でぐいぐいやってそうな感じが超しますけどね。

   あと黒夜、すき焼きは早い者勝ちです」

浜面「たいていの漬物はポン酒と相性いいとは思うけどな。

   あと、お前らのペース……うーん、危険な気が

   っていうか、さっきから『あと』って言ってばかりだな」

黒夜「なんだよ、さっきから奥歯にものが挟まったような言い方」

絹旗「なんかこのすき焼きに入ってるとでもいうんですか」

浜面「入ってるよ、砂糖が」

絹旗「砂糖?

   そういえば結構入ってましたね。あんまり甘くないんですけど」

黒夜「カロリー的にはおっかないけど、いまさらダイエットうんぬんは言わないよ」

浜面「いや、そうでなくてな」

絹旗「……?」

黒夜「う、いきなり箸がおもく,なった?」

浜面「あー、やっぱり来たか。すき焼きの罠」

絹旗「すき、焼きの罠?

   なんですか、その、超、へんてこりんな……」

浜面「砂糖だろ。

   あと、ひとりあたり250gの牛肉に白い飯。

   一気に血糖値が上がって満腹になったんだよ」

黒夜「つまり、アレか。

   ハンバーグセットにパフェたいらげた位のものが私たちのお腹の中に入っ、てると?」

浜面「そんなところだな。

   ちとペースが速かったな、ふたりとも」

絹旗「すき焼き食べたのは、超初めてという訳じゃないのに、なんで……」

浜面「そりゃ、店の一人前はもっと量少ないし

   お代わりしてもすぐ出てくるわけじゃないから時間があくし」

黒夜「いや、うん……味は良かった。

   けど、お腹いっぱい、ごちそうさまでした、うぷ」

絹旗「満足は超ある、はずなんですが。

   うう、胃薬が欲しい……」

浜面「ほいほい、ちゃんと用意してある」

黒夜「今回は浜ちゃんの手際の良さが、ありがたい……」

絹旗「味は普通に良かったですし、お肉は柔らかかったですし……

   しかし、お代わりがこんなに危険だとは……」

浜面「適量をあっさりと超えちゃうところがあるから、うまいところセーブしながら食わないと。

   ご飯も半分にしておいて正解だっただろ?」

黒夜「確かに……これ以上はきつかったかも」

絹旗「超どうせなら、胃もたれしないようなすき焼きにしてくれればよかったんですよ」

浜面「無茶言うな。

   薬草でも煮込めというのか、すごく苦くなるぞ多分」

黒夜「そうなったらせっかく柔らかくなったお肉も美味しくなくなっちゃうし。

   うーん、自制心が重要なんだな」

絹旗「前のステーキよりはるかにレベルアップはしてるんですけど、評価しづらいですねぇ」

黒夜「得点は確実に高いんだけどね。うちらが罠にはまったから客観的になれないだけであって」

浜面「っていうか、本来3人前の量だったのにお前らがふたりで平らげちまうから問題なんだろ」

絹旗「ぬ、ぬぅ。浜面のくせに生意気な」

黒夜「結構さっくりとお腹の中に入ってったから、ねぇ」

絹旗「まさしく罠でしたね」

浜面「一口目がうまい料理ってそういう意味で危険だよな、理性が利かなくなって」

黒夜「いいお値段がするお店って皿の割にちょびっとしか盛られてないっていうのが多いけど、

   そういう意味なのかもしれないね」

絹旗「けち臭いってだけじゃないんですね」

浜面「そういうことだな。

   少しは勉強になったか?」

黒夜「経験にはなったけどね、とりあえずその上から目線やめろ」

絹旗「浜面のくせに超生意気です」

浜面「いつから俺はのび太になった。

   そしてお前はジャイアンか、絹旗」

黒夜「体系的には似てるよね、絹旗ちゃんとジャイアン。

   みごとな親方スタイル」

絹旗「超なんですと!」

浜面「……元気だなぁ」

黒夜「いや、結構お腹きついんだけどね。

   ウエスト的な意味でなくて」

絹旗「だから!

   そこで私を見るんじゃない!」

浜面「……元気だなぁ、はぁ」

黒夜「なにあきれた顔してるんだよ、浜ちゃん」

浜面「そりゃあきれるだろ、俺に残ったのはコマ肉数切れと野菜と豆腐だけなんだぞ?」

絹旗「いいじゃないですか。超美少女の私のあまりものです」

黒夜「マニアにはたまらないよね。

   蓼食う虫も好き好きって意味で。

   ところで浜ちゃんデブ専だったっけ?」

浜面「いや、だから黒夜も無理矢理落ちをつけようと俺を巻き込むのはやめろ。

   あと絹旗、俺の心の健康のためにも殺気をまき散らすな。

   メシぐらい静かに食わせてくれないか頼むから」

麦野「……さて、おまけコーナーなわけだが」

滝壺「というか、せっかく買ってきたすき焼き用のA5、どうしよう?」

麦野「後で食えばいいんじゃねぇの?

   すぐさま腐るってもんでもないだろうし」

滝壺「はまづらが喜ぶと思ってせっかく雑誌にのってたお店に行ってお持ち帰り用買ってきたのに」

麦野「はまづらは殆ど食べられなかったっぽいから三人で食ってもいいけど、

   そしたらあのふたり荒れるわよねぇ」

滝壺「うーん。それは否定できないかも。

   なんだかんだ言ってはまづらもむぎのも、そして私もあのふたりには甘いところあるし。

   機嫌損ねられちゃうと、ちょっと困る」

麦野「日を改めて、かなぁ、やっぱり。

   ま、いいや。

   おまけコーナー的な、ビール漬けの紹介をしようじゃないの」

滝壺「作り方は簡単。

   ①ビール100CCに砂糖と塩を適量(砂糖が小さじ3、塩が小さじ1ぐらい)入れる。

   ②そこにキュウリとか薄切りにした大根とか、場合によっては小口切りしたゴボウとか入れて。

   ③大体5~6時間つけておく。

   ビールの漬け液の量は少ないからジップロックかなんか使って少量で漬けるのがおすすめかな?

   ③のかわりに手もみしてもいいよ?」

麦野「キュウリの浅漬け作るときの要領ね、要するに」

滝壺「あんまりビールの味しないんだよね、不思議なことに」

麦野「なんかね、ビールを漬物に使うのって結構あるらしいのよね。

   イスラエル駐在大使の奥さんがお漬物作るときに使ったって話もあるぐらい」

滝壺「あ、パンでつくるぬか漬けの話だね、それ」

麦野「そうそう。

   不思議な話よねー、ビールとパンを使ってぬか床作れるっていうんだから」

滝壺『それ考えるとビール漬けもわからなくないよね。

   すごいよね、ビール。応援しちゃうかも」

麦野「逆に、あっち側でビ―ルを使った漬物がないことが不思議な感じがする。

   ザワークラウトは乳酸発酵だもの」

滝壺「あるのかもしれないけど、知らないだけかもね」

麦野「そうかもねー。

   ビール漬けは絶対にビールに合うもの」

滝壺「うん、じゃあ今日はビールにしておく?」

麦野「そうね、今日はビールかな。

   でも買い置きしてないから浜面をぱしらせよう」

滝壺「頑張れはまづら。

   だいじょうぶ、応援しているから。

   頑張ったら揉ませてあげよう、麦野のおっぱいと絹旗のお腹を」

麦野「私の乳じゃなくって自分の揉ませてやりゃいいじゃん」

滝壺「野獣になった浜面を撃退する自信があるから、やらない」

麦野「撃退するのかよ」

滝壺「うん。愛あるコブシで、みしっと」

麦野「殴る擬音じゃないわよ、それ」

以上です

なんとか2016年中に間に合いました

実は牛肉はこの時期が1番美味しかったりします

クリスマス前、1番牛肉価格が上昇するんです

そして、クリスマス後のこの時期は屠殺場が多少暇になって牛肉価格が落ち着きます

それにやはり牛は秋~冬が1番味が濃いんですね

お肉業界にも色々とあるらしいんですが、精肉屋さんと飼育農家の方はこう言ってました

春上さん(そうだ、大声出して音をかき消すなの!)

春上さん「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

木山先生「春上衿衣さん、ど、どうしたんだいきなり大声出して」

春上さん「なんでもな(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)

十数レスほどお借りします

とある休日ーー

上条「クソッ……やっぱどこも定員締め切りか……」カチカチ

上条(しかし、まさか残金600円とは……タダでさえ真っ赤な家計簿が一段と赤く見えるぜ。火の車どころか熱で溶けかかってるんじゃないかこれ)

上条(生憎上条さんは一ヶ月0円で生活できるようなサバイバル術なんか持ち合わせていませんですことよ)

上条(返せそうにない学生ローンなんか使うわけにいかないし、かと言って来月に仕送りが届くまで塩と水だけで命を繋ぐなんてのも……)

インデックス「とうまーおなかすいたんだよー」

上条「さっき昼飯食ったばっかだろ?」

インデックス「来る日も来る日もモヤシばっか! あんなんじゃ全然満足できないんだよ! たまにはお肉も食べたいかも!」

上条(うるさ……口を開けばいつもこうだ。やれ『お腹すいた!』だの『ご飯まだ!?』だの『ビーフオアフィッシュ!』だの。我が同居人ときたら)

上条(一体誰のせいでこうなってるのか理解してるんでしょうかねこの自称シスターさんは。上条さんの奨学金と仕送りだけじゃ、三毛猫と暴食シスターを養うのはあまりにも覚束なさすぎるんですよ)

上条(おまけに持ち前の不幸体質のおかげで入院レベルの大怪我が日常茶飯事で、払いきれずに溜まった治療費も相当な額になる。その他にも毎日当たり前のように起こるトラブルで大小様々な額のお金が吹っ飛ぶもので、いつも我が家の台所事情はギリギリですよ)

上条「あのさぁ、せめてバイト探すのくらい集中させてくれない? 来週の食卓にお待ちかねの良いお肉が並ぶかどうかが掛かってるんですよ」

インデックス「むぅー」プク-

インデックス「私の話を聞いてくれないなら良いもん。あっちで水いっぱい飲んでお腹膨らませるから」

上条「はいはい、ご勝手に(いつも聞いてるっつうの)」

上条(……とは言ってみたものの、即日払いとか週払いだとこんな時に限ってどこも満員なんだよな……空いてる所といえば一括の所だけ……いい待遇でとは言わないから、すぐに金もらえるとこどっか空いてねぇかな……)

上条「ハァ……不幸だ……」

インデックス「とうまー! ポストにピザのチラシが入ってたんだよ! 『フレディ・ファズベアーズ・ピザ』だって!」タタタタ

インデックス「見て見て! このピザすっごく美味しそうなんだよ! クーポンも付いてるんだよ! ほら、とうm」ヒラヒラ

上条「だあぁぁぁうるせぇうるせぇうるせぇえええええええ!!!!!!!」ダンッ

インデックス「!!」ビクッ

上条「隙あらば邪魔しに来やがって! そんなに餓死がお望みってお前はあれかマゾなのか!? シスターの癖に即身仏でも目指してんのか!?」

僧正「呼ばれた気がする」

スフィンクス「お引き取りください」

上条「 見りゃ分かんだろ!うちにはもうお金ないの! スーパーの特売にすら行けなくなりそうなんだよ! だからこうして必死こいて長期でも単発でもなんでもいいから即日払いのバイト探してるんだろうがああああああああ!!!!!!」

上条「だからそんな贅沢してる余裕なんか……あれ? なんだこの紙」ヒラ

上条「中に挟まってたけど……求人?」

    ――――――――――――――――――――――   
              人材求む!             
           Freddy Fazbear's Pizza 第七学区店(学園都市一号店)       
    午前0時から6時までの夜勤警備員を募集中。 
         お仕事内容は監視カメラのチェック、   
    備品や動物ロボットの安全確認をするだけの   
             簡単なお仕事です。          
                               
                注意                  
         怪我や四肢欠損などの責任は      
             一切負いません。                 
                    週給30000円。      
    ―――――――――――――――――――――



上条(週払いで3万か……でも簡単そうだな。ちょっとお安いのと一部ものすごく剣呑な事書いてあるのが気になるけど、この際お賃金が貰えるならどこでも良いや)

>>281 訂正:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします→もしも「とある」がコラボ先のゲームを盛大に間違えたら 失礼しました

インデックス「……と、とうまどうしたの?」


上条「悪い、少し静かにしててくれ。電話するから」ピポパ プルルル……


上条「……はい、もしもし……現在夜間警備員のアルバイトを募集してらっしゃるとお聞きしまして……はい……どうもありがとうございました」カチャ プ-プ-


上条「あと一人分空きがあるって!」


インデックス「そうなんだ! よかっt」


上条「しかもすぐに面接してくれるってよ! というわけでちょっくら行ってくるから留守番よろしくな! いくら腹減ってるからってスフィンクス食べたりするなよ!」


スフィンクス「!?」ゾワッ


インデックス「えー……」

数時間後

上条「ただいま~」


インデックス「……それで、どうだった?」


上条「即日採用でした。いやっほおおおおい!!!」


インデックス「とうま」


上条「おまけに特別サービスとして焼き立てのピザまでご馳走になっちまったぜイェーイ! もう半月もまともな飯食ってねえやってられっか!」


インデックス「とうま」


上条「どうしよう、俺今まで不幸だと思ってたけど実は案外ツイてるかも!」


インデックス「とうま!!!」


上条「ん? どうしたインデックス。お前も喜べよ」


インデックス「その前に、私に何か言う事あるんじゃないのかな?」


上条「ああ、そうだな……お前があのチラシ持ってきてくれなかったらあんなバイトがあるなんて知らないままだったよ。キツイ事言ってごめんな、そしてありがとう」


インデックス「そうじゃないんだよ。いや、それも大事なんだけど」




インデックス「何時間も私にひもじい思いで我慢をさせながら自分だけ美味しいピザを食べた感想を聞いてるんだよ……!」ゴゴゴ


上条「わわ、悪かったインデックス! お前の分もちゃんともらってきたからそれで機嫌直して噛み付かないでお願いしますインデックスさん怒らないでくださいまs(ガブッ)ギャアアアアアアアアアーー!!!!」

上条(とまあ、なんだかんだあったが俺はめでたく採用相成った。ちなみに採用試験の内容はごく簡単な説明と面接だけで、なぜか俺以外に志願者は誰もいなかったよ。マイナーなのかな?)

上条(仕事は早速その週の休み明けから始まった。学校から帰るとすぐに店から支給された紫色の警備員用ユニフォームに着替えてバイト先の店舗に向かう。でもなんで紫色なんだろうな)

上条(ああ、インデックスなら大丈夫。その間小萌先生の所で面倒見てもらう話になってるから)

上条(さて、そろそろ俺の勤務先と仕事内容について説明した方がいいかな)

上条(実はこの店、アメリカに本拠地を置く学園都市協力企業が運営しているらしい。そして、都市の協力企業がやっているだけあって、ただのピザ屋じゃない。都市の最先端のロボット技術を応用した高性能の動くマスコット人形「アニマトロニクス」によるエンターテイメントを見ながら食事が出来る……っていうのが売りなんだそうだ)


上条(そして俺の仕事は、店から完全に人がいなくなる夜12時からまたスタッフが来る朝6時まで監視カメラを通して店内の備品や設備、そして人形たちに異常がないか安全確認する事だ。勤務日は土日を除いた平日5日間)


上条(出勤すると、まず店長らしき人から部屋の配置や監視カメラの位置についてごく簡単に説明され、続いて店の奥の警備室に案内される。警備室は左右の廊下から客席に繋がっていて、どちらにも金庫みたいな分厚いドアが付いている。俺はそこで監視カメラと繋がっているモニターの見方を教わったり廊下のライトやドア開閉のスイッチの位置を教えてもらってから、12時になるまで仮眠を取ったり必要事項を再確認したりして自由に過ごす)


上条(そして店の出入り口に鍵がかかった夜12時、勤務開始だ)

12:00 AM
1st night

上条「さて、と……ぼちぼち始めますかねー」


上条「そういえば監視カメラだけ見てればいいって話だったよな」パシュッパシュッ(監視カメラを切り替える音)


上条「勤務中はトイレの時以外なるべく外に出るなって話だったよな。なんでだろ? 強盗でも来たら危険だからか? でも、わざわざファミレスなんかに盗みに入る泥棒なんているのか?」


上条「なぜかドアも異常に頑丈だし」ガシャンガシャン


上条「そもそもモニターに出てるこの○○%って数字はなんなんだ? さっきから減ってるし。よく分かんねえ」


上条「まあ、いいか。給料出てるんだし集中だ集中。来週からはインデックスにも美味いもん食わせてやれそうかな……」パク


上条「あーピザうめえ。売れ残りとはいえ、やっぱ賄いが出るってだけでもこのバイトを選ぶ価値はありますよ。今の所まともな食事が出来るのはここだけだしな。あと、シフトが日中じゃないってのがありがたいね。最近出席日数のやばい学校にもそれほど影響がないから助かr」


プルルルルルルル! プルルルルルル!


上条「!? なんだこの音? 電話か? でも上条さんの携帯からではありませんね」キョロキョロ


上条「あっ、机の上に据え置きの電話が! 全然気付かなかった……でもどうしよう? 出た方がいいのかなこれ?」


ガチャッ


『ハロー、ハロー? 聞こえるかい新人さん?』

所変わって、学生寮ーー

土御門「なあ、それは本当なのか!?」


インデックス「本当って何が?」


土御門「カミやんは本当にこのバイトを選んだのか!?」バサ(例の求人広告を見せながら)


インデックス「だからさっきからそうだって言ってるんだよ! なんだか今日のもとはる変なんだよ! どうしちゃったの?」


土御門「今は説明してる暇はねぇ。ただ言えるのは、カミやんの命が危ない!」ダッ


インデックス「ちょっともとはるー!?」


土御門「はぁ……はぁ……間に合ってくれ……」


土御門「それにしてもカミやん……まさか……いくら金欠だからって……」



よりによって暗部すら避けるほどの闇に進んで突っ込んじまうなんて……ッ!

群雄割拠するリューリク朝断絶後の動乱時代が終わりを告げ、ロシアは復興の時代を迎えようとしていた!だがその時皇宮クレムリンに忍び入る怪しい人影があった!

ミハイル・ロマノフ(演:ワシリーサ)「何奴!?」

謎の騎士「お命頂戴。イヤァーッ!」(砂鉄で出来た槍を構えながら)

ミハイル・ロマノフ「うぬっ!」

(そこへサローニャが立ちはだかる)

アレクセイ(演:サローニャ)「父上、危ない!」

(サーシャ=クロイツェフも登場)

ピョートル1世/大帝(演:サーシャ)「父様ぁぁぁっ!!」

(構わず槍を突き刺す騎士)

ピョートル大帝「マジ!?」

アレクセイ「うぞぉ!?」

ミハイル「グエッ!」

(引き抜く)

ミハイル「ぐはっ!」バタッ

アレクセイ「エ゛エ゛ッ!」バタッ

ピョートル「」バタッ

かくして盤石と思われたロマノフ朝はわずか三代で幕を閉じ、米ソ冷戦という新たな時代が訪れた! このくせ者こそ後の十月革命の立役者、ウラジミール・レーニンその人であった!

レーニン(演:美琴)「全ての権力をソビエトへ!」

次週スタート新大河ドラマ、「ひとりスターリングラード」に乞うご期待!

レーニン「歴史自体も巻いてこう!」



土御門「……はっ! なんだ夢かビビった……」




元ネタは『笑う犬』の有名なコント、「ひとり徳川三代」です。
ありがとうございました。

少し借ります
おっぱいにはロマンがつまってますよね。そう思うんです。

滝壺「ぷちぷちぷちぷち……」

浜面「……」

滝壺「ぷちぷちぷちぷち……」

浜面「あの、滝壺サン?」

滝壺「? どうしたの、はまづら」

浜面「さっきから何してるの?」

滝壺「うん。梱包のぷちぷちを潰してる」

浜面「いや、そういう意味じゃなくって」

滝壺「???
   何か面白い回答とか哲学的な返答を期待しているのかな?」

浜面「そーでなくてですねぇ」

滝壺「うん。はまづらは何が言いたいのかな?」

浜面(いや、ふたりきりでしょ。仮にも俺たち付き合ってるんでしょ?
   だったらもう少しらぶなオーラであふんあふんになってもいいんじゃないかな?」

滝壺「心の声がダダ漏れのひとは応援できないよ。
   あふんあふんって、いやだなぁ、はまづら」

浜面「は、思わず心の声が。
   っていうか、あのね!
   表現方法はともかくとして! 俺の言いたいことわかるよね!」

滝壺「……南南西から電波が来ている……」

浜面「聞かないフリしないでくれません!?」

滝壺「うーん。はまづらだって健康な男の子なんだからそういうことを考えるなっていうのは
   無理だな、っていうのはなんとなくわかる。
   けど、えっちなのはまだ怖いかな」

浜面「い、いや、えっちなこととか、興味ないとは言いませんが!
   その前に、なんかあるでしょ、あまーい雰囲気とか」

滝壺「あ、そういえばおやつに食べたパフェ、胸元に落としちゃったんだよね。
   吹いたんだけど、もしかして匂ってるのかな。バニラの甘い匂い。
   はまづら、嗅いでみて?」

浜面「た・き・つ・ぼー!!!
   からかってるだろ! 俺のことからかってるだろ!
   胸元突き出して、眠そうな目をしてるけど、俺のことからかってるだろ、絶対!!!」

滝壺「ノリの悪いはまづらは応援できない」

浜面「やったらやったでものすごく冷たい視線で応援されないような気がするのは
   俺が頭が悪いせいですかね」

滝壺「大丈夫、頭が悪いはまづらのことを、うん、ぎりぎり2グラムぐらいは応援している」

浜面「どう考えても見限る寸前の数字じゃねぇかそれ」

滝壺「ここでくんくんしたりおっぱい触ってきたりしたらそれなりに見直したんだけどね。悪い方向で。
   でもやっぱりはまづらは小心者だったね」

浜面「ちくしょう。俺には恋人にすらも癒してもらえないのか」

滝壺「よしよし、頭をなでてあげよう」

浜面「ちくしょう、なでなででとりあえず怒りが収まってしまう俺の小物ぶりが恨めしい。
   それにこうじゃない。俺が求めているものはこれじゃないんだ」

滝壺「わがままだなぁ。
   じゃあ、どういうのがいいの、はまづら」

浜面「うまく言えないけどね! あまずっぱくってきゅーんとなるような、そういう雰囲気がいいんだよ!」

滝壺「もう少し自分を知ろうね、はまづら」

浜面「なんでそんなに俺の心をバキバキにしたがるの!?」

滝壺「……まだ夕方だよ?」

浜面「!?
   み、耳元で……近づいてるからなんかいい匂いするし!」

滝壺「言葉にするはまづらは応援できないな……」

浜面「そ、それに照れてて赤くなっててめっちゃ可愛いじゃねーの!
   それだよ、滝壺! おれはそれをもとめてー!!! ふがっ!」

滝壺「恥ずかしいから大声出さないで、はまづら」

浜面「み、見事なショートアッパー。確実に脳が縦に揺れたぜ……」

滝壺「……普通に意識があって喋れてる……すごいね、はまづら。
   首と顎の筋肉がよっぽど鍛えてあって、そのうえで筋肉が柔らかくないと耐えられないのに」

浜面「仮にも恋人にそんな一撃を普通に放たないでほしいデス」

滝壺「だって、はまづらが恥ずかしいこと言うから……」

浜面「普通だったら意識が保てないレベルのアッパーを放つのはテレのレベルに入るんですかね」

滝壺「むぅ。あんまり細かいことにこだわるはまづらは応援できない」

浜面「いや、かわいいんですけどね!
   かわいいからって痛いものは痛いんですけどね!」

滝壺「はまづら、しつこい」

浜面「ちくしょう、俺の無敵時間はなんでこうも短いんだ」

滝壺「ほら、いたいいたいのとんでけー」

浜面「えぐえぐ。いろんなところが痛いわ。顎とか心とか」

滝壺「本当にだめだめだね、はまづら。
   おっぱいでも揉まないと立ち直れない?」

浜面「……なんですと?」

滝壺「おっぱいでも揉まないと立ち直れない?」

浜面「二度も言った!
   ってことは、お、おおおおおっぱいを!?」

滝壺「うん。私がはまづらのおっぱいを揉んであげる」

浜面「うれしくねーよ、ちくしょー!!!」

滝壺「おお、浜面の胸板、すごい。
   分厚い。
   筋肉厚い」

浜面「本当に触りやがった……
   っていうか、男の胸を触って楽しいのか?」

滝壺「うん。すっごい楽しい。
   ぷちぷちよりも当社比12%アップで楽しい」

浜面「その数字はどこから出てきたんだよ」

滝壺「天頂方向から電波のようなものが……」

浜面「方位でなくって、天頂で、電波じゃなくって、「ようなもの」?」

滝壺「おお、いい。はまづらのおっぱいいい」

浜面「マジで誰も喜ばない展開だろ、これ」

滝壺「わたしはすっごい喜んでるよ?
   いいなぁ。逞しくって。はまづらって本当に引き締まった身体してる。
   かっこいい」

浜面「顔は?」

滝壺「……まぁ、愛嬌はある、かな?」

浜面「イケメンじゃないってことですねわかりますよ」

滝壺「大丈夫。イケメンじゃないはまづらのことを……応援はしたくないかな。
   イケメンになられても、困っちゃうかも」

浜面「なんだよ、それは」

滝壺「はまづらは、三枚目でいいと思うし、主役張らなくていいの。
   薄っぺらいラベルで人間の価値をどうこういう人に絶対わからない魅力があるのを
   わたしが知ってるから、それでいいと思うんだ」

浜面「流石滝壺、いいセリフだ。
   俺の胸をぺたぺた触ってなければ涙が溢れて止まらなかったこと請け合いだぜ」

滝壺「むぅ。わたしのはまづらが皮肉を言うとは」

浜面「スキンシップはうれしいんだが、そろそろ危ない方向に進みそうなんで遠慮してくれると
   嬉しいんだが」

滝壺「変な方向?」

浜面「えっと、な。
   この距離で触られてると自然と滝壺の胸元が見えちゃうわけでして。
   その、大層なものがふるふると揺れているさまが」

滝壺「……はまづらの、えっち」

浜面「いや、だからテレ隠しでアッパー放つのマジでやめてくれる!?
   なんなの、このヘビー級ボクサーでも落とせそうなアッパー!?」

滝壺「この距離で意識を刈り取れる技ってかぎられてるよね?
   ちなみにきぬはたもこれで落としたことあるよわたし」

浜面「えぐえぐ。ロシア行く飛行機の中では全力でキスしてくれたのに、今じゃ
   全力アッパーかよ刈り取ること前提かよ。
   窒素装甲貫通するアッパーって、設定おかしくねぇのかよ」

滝壺「キス、いやなわけじゃないよ?
   ただ、セクハラするはまづらとはしたくないの」

浜面「現在進行形でセクハラされているのは俺なんですが」

滝壺「あまずっぱいきゅんきゅんとするすきんしっぷ、だよ?」

浜面「スキンシップ以外のところには思いっきり賛同しかねるんですけど。
   じゃあ、俺も滝壺のこと触っていいの?」

滝壺「ダメ」

浜面「即答かよ。えぐえぐ」

滝壺「だってはまづらえっちなことしそうなんだもん。
   そうなったら保証できないよ、はまづらの命」

浜面「撲殺宣言いただきましたー。
   って、俺の命なくなっちゃうの!?」

滝壺「うーん。将来的にそういうのはあるかなー、っていうのはなんとなくわかってる。
   けど一分後のわたしがそうなるかもって思うと、嫌。
   あんまり焦らないでほしい」

浜面「滝壺は現在進行形で俺の胸元まさぐってますが。
   っていうか、腹にまで手が伸びてますが」

滝壺「だって、楽しいんだもん。腹筋われてるし。男の子だなー」

浜面「俺が楽しくない」

滝壺「男の子なんだからあんまり細かいことを言わないでほしい」

浜面「セクハラだと思います、それ」

滝壺「セクシャリティというよりはジェンダーの話だから、セクハラじゃ、ないよ?
   それに、そろそろあふんあふんな気持ちになった?」

浜面「あふんあふん言い始めたら俺は完全に変態の仲間入りじゃないか」

滝壺「大丈夫。もう引き返せないはまづらのことを応援している」

浜面「いやいやいや。
   もう、本当に勘弁して」

滝壺「でも、本当に引き締まったいい身体してるよね。
   わたしが男の子だったら恋に落ちてるね。
   そしたらはまづらあふんあふんだね」

浜面「LGBTがどうだのこうだの差別的な意味は全くないけど、俺にその手の趣味はない。
   っていうか、どうせなら女の子のままで俺に恋してくれない?」

滝壺「?
   恋してるよ? 女の子のままで。じゃなかったらキスなんてしてない」

浜面(素か!?
   それともからかってるのか!?
   眠そうな目をしてるから本気かどうか読めない……)

滝壺「うーん。はまづらにはちょっとわからない感覚かもしれないけど。
   やっぱりね、女の子は男の子とえっちなことすると身体が変わるかもしれないんだよ。
   具体的に言うと、赤ちゃんができちゃうかもしれない。
   それって誤解を恐れずに言うと自分の身体の中に自分じゃない生き物を飼うってこと。
   すっごく大切なことっていうのはわかるし、いつかは母親になりたいとも思ってるけど」

浜面「あー、うん。俺だってそんなに無責任なつもりはないんだけど」

滝壺「そうじゃなくってね。感覚的な問題。
   自分の中に自分じゃない存在を抱えていくって、すごいことなんだって思うけど。
   わたしにはまだその勇気はない。っていうか、怖い」

浜面「……」

滝壺「動物じゃないからね、必ず赤ちゃんを作らなきゃいけないわけじゃないし、
   ただの、愛情表現だって割り切れればいいのかもしれない。
   それが普通なんだっていうのも、頭ではわかってる。
   でもね、やっぱり……怖いな」

浜面「別に、滝壺のこと怖がらせてまでそういうことはしてくねーよ。
   俺だって、その程度のプライドはある」

滝壺「うん。はまづらのそういうところ、応援している」

浜面「……でもな、滝壺。
   そういう真面目なセリフを言いながら俺の胸揉みまくらないでくれない?」

滝壺「え、だってはまづらは妊娠しないし」

浜面「なんか論点が根本的にずれてないか!?」

滝壺「よいではないかよいではないか」

浜面「キャラもズレてきてるぞ」

滝壺「いいなー。こういう筋肉が脈打ってるところとか。
   骨格がしっかりしてるところとか」

浜面「……そうだ。なんか作ろう」

滝壺「? どうしたの、はまづら。
   いきなり」

浜面「このままだとエンドレスで滝壺にセクハラされまくりで終わっちまうからな」

滝壺「むぅ。いちゃいちゃしたいって言ってたじゃない」

浜面「これはいちゃいちゃではない!
   世界いちゃいちゃ評議会名誉議長の俺が断言する!」

滝壺「おお、なんか知らない組織が出てきた」

浜面「……今でっち上げたんだからあんまり突っ込まないでくれ」

滝壺「でっち上げで権威づけしようなんて、応援できないよ。はまづら」

浜面「文句言う前に俺にもおっぱいをもま……
   ごめん、悪かったからその目やめて俺の心が折れる」

滝壺「……握りつぶすよ?」

浜面「それ、ひゅんっ!だから!
   きゅん、じゃないから!」

滝壺「で、何を作るつもりなの。はまづら。料理でしょ。
   お手伝いしようか?」

浜面「……いや、大丈夫だよ。
  (滝壺のメシマズが改善されているなんていう幻想は捨てよう。
   俺はまだ死にたくない。滝壺のおっぱいを揉むまでは!」

滝壺「はまづら。声に出てる」

浜面「は。しまった!」

滝壺「聞かなかったことにしてあげるから、早く料理しよう?
   わたしが握りつぶす前に」

浜面「ら、らじゃーりょうかい!」

浜面「で、いろいろ考えたんだが。
   とりあえず、冷蔵庫というファームと相談した結果。
   メインは豚小間選手とキャベツ選手。
   わき役としてニンジン選手とピーマン選手を起用することとなりました」

滝壺「へぇ。野菜炒めかな?」

浜面「惜しい。
   回鍋肉だよ、ホイコーロー」

滝壺「回鍋肉?
   中華料理の?」

浜面「そうそう。キャベツと豚肉がメインで、甜面醤で甘旨くまとめた一皿だ」

滝壺「うん。おおよそのイメージはわかる。
   けどあれだよね。確か、回鍋肉ってアレをやんなきゃいけないんだよね」

浜面「そうそう。アレアレ」

滝壺「お通し?」

浜面「居酒屋で座ると勝手に出てくる小碗のことじゃなくって!
   油通しです。中華では基本中の基本ってやつだな」

滝壺「あ、そうそうそれそれ。
   確か具材に上から熱した油をかけて一瞬で火を通すんだよね」

浜面「ああ。特にキャベツやピーマンなんかの、緑色を奇麗に出したい野菜には欠かせない
   中華の技法だな」

滝壺「ご家庭でそんなことできるの?
   油通しするだけで大変そうなんだけど」

浜面「まぁ、やらなくても別に構わないけどな。俺の料理は家庭料理だし一流じゃないし。
   でもそんなに手間暇かからず簡単に油通しする方法があるんだよなー」

滝壺「おお、すごい自信だ」

浜面「例のごとく本で読んだりテレビで見たりした知識だけどなー。
   俺の料理はこれでいいのよ」

浜面「さて、材料はこんなところかな。


   ①キャベツ   8枚(外側から剥いていって8枚程度)
   ②豚肉     バラ100g~150g
           肉が多いほうがおかずになる。
   ③人参     中半分
   ④ピーマン   中3~4個

   ⑤みそ     小さじ1
   ⑥甜面醤    大さじ1
   ⑦酒      少々
   ⑧中華だし   大さじ1
           例のごとく〇覇

   ⑨油      炒める油 小さじ1
           ゆでる油 大さじ1
   ⑩お湯     小鍋半分

   ⑪ショウガ   少々     」

滝壺「?
   なに、この『ゆでる油』って」

浜面「いきなりネタバレをするけどさ、これが重要なのよ。
   ご家庭用の油通しの方法なんだ」

浜面「じゃあ、まずは材料を切りそろえるところから。

   キャベツは外側から8枚程度を剥いて、で中央の葉脈の太い部分を取り除いて。
   真っ平にしてから3センチ角程度に切り分ける。

   豚肉はキャベツとおんなじぐらいのサイズかなー。
   キャベツより縮みにくいんで少し小さくてもいいかも。

   人参は縦に切って、で短冊形に。

   ピーマンも縦に切って中の種を取り除いてから短冊形に。

   で、調味料の⑤~⑧をボールに入れてかき混ぜておく。
   中華出しが溶けにくいときは少しお湯を入れて溶かしておく」

滝壺「……なんか、いつものはまづらの料理と手順が違うね」

浜面「おお、そこに気づくとはさすが俺の滝壺。
   実はだなー、これも回鍋肉を作るときの重要なポイントなんだよ。
   回鍋肉はだな、とにかくフライパンの上で火を通したくないんだ。
   そこが重要な決め手なんだ」

滝壺「なんのことだかさっぱりわからないよ」

浜面「見てりゃわかるよ。
   さて、と。
   では小さな鍋の半分に水を張ってお湯にして、でグラグラと煮たせてあります」

滝壺「スープつくるわけじゃないんだよね?
   回鍋肉ってお湯使ったっけ?」

浜面「こういう風に使うんです。
   で、この煮立ったお湯に油をぐるっとひと回し」

滝壺「え? え?」

浜面「そうしたら、そこに野菜を投入し、10秒程度ですぐに引き上げる。
   すると……」

滝壺「ええっ!
   すっごく奇麗な色になってる!」

浜面「これが、ご家庭流の油通しってわけさ」

滝壺「へ、へえ。なんかすごいね」

浜面「まぁ、実際のところ、お店でやる油通しは170度ぐらいの温度、
   こっちはせいぜい100度前後だから一瞬ってわけにもいかないし、
   精々物まねレベルなんだけど、これで十分ってわけ。
   油の量も少なくて済むし、野菜が一気に油を吸って、お湯に浮かんでる油の量も
   減っただろ?」

滝壺「あ、ほんとだ」

浜面「で、ここでよく野菜の水を切っておいて。
   その間に同様に豚肉を一瞬で茹でる。
   本当の本場の回鍋肉は豚肉を茹でた塊を使うらしいんだけど、ま、これでいい」

浜面「この作業を一気にやりたかったから、先に野菜を切っておいたわけさ。
   いつもの俺の料理だったら火を使いながらほかの準備してたりするけど。
   回鍋肉だけはそうはいかないんだ」

滝壺「うん?
   でも油通しを一気にやる必要ってあるの?」

浜面「それはだな。
   やっぱり油通ししても野菜の色が劣化していっちゃうんだよ。
   火を通しすぎてもそうなる。
   だから、フライパンでまとめる時も精々1分以内に終わらせたいんだ」

滝壺「へー。なるほどねぇ。
   野菜の色にこだわってるんだ」

浜面「よし、じゃあフライパンを使うぞ。
   まずは油を少々、でショウガを入れて。で、じりじり炒めて香りを出して、
   香りが出たら一気に火力をあげて……」

滝壺「わぁ、フライパンからゆらゆら何か上ってきてる」

浜面「これぐらいに熱くなったら、野菜、肉、そして調味料を一気に入れて。
   で、できるだけサクッとまとめる」

滝壺「あ、そうか。ここで時間を短縮したいから調味料を纏めておいたんだね。
   すごいねはまづら。すっごく応援したくなる」

浜面「わはははは、もっと褒めてくれ滝壺」

滝壺「すぐ調子に乗るところが小物だよねー。
   そういうはまづらはあんまり応援したくない」

浜面「がくっ。
   今日の滝壺はヤケに折りに来るな」

滝壺「まだ揉み足りないからね。はまづらのおっぱい。
   食べ終わったら続きをしないといけないよね」

浜面「え、まだやるの?
   っていうか、まだ引っ張るの? 誰が得するのこの話」

滝壺「いいから、ほら。早く盛り付けないとせっかく頑張った油通しとか無駄になるよ?」

浜面「おっといけね……白い皿にぱっと盛り付けてっと。
   色合い的にはちょっと赤めのものが欲しいかな。ま、人参あるからいいか」

浜面「そして肝心かなめの白いご飯を添えてっと。
   回鍋肉、完成しました!」

滝壺「おおー、ぱちぱち。
   色合い奇麗だねー。
   キャベツがみずみずしいぐらいに緑色で、人参もピーマンも奇麗で。
   意外と甜面醤の黒が合ってるよね」

浜面「そこにこだわったからな。
   ま、見てないで食ってみてくれ」

滝壺「では、いただきます……
   あ、結構野菜がシャキシャキ……でもない、しんなりでもない。
   なんだろう、歯ごたえはちゃんとあるのに、火が通ってる感じ?」

浜面「そうそう、そこなんだよそこ。
   火を通しすぎるとこの食感がなくなるんだ」

滝壺「へーえ、確かにこれは野菜炒めだとあまりない食感かもしれない。
   ちょっと濃いめの味付けとよく合ってる」

浜面「野菜の水分が抜けてないから濃い目の味付けがいいんだよ。
   ここが重要でな、回鍋肉は皿の下にスープがたまってると失敗作なんだよな。
   それはそれでうまいんだけど」

滝壺「そうなんだ」

浜面「うん。火を通しすぎて水分出ると野菜のスープになっちまうんだ。
   これが油通しの意味合いだよな」

浜面「ちなみにだが、ご家庭で油通しをする方法はもう1種類あって。
   耐熱ボールに野菜入れて上から油かけてレンジでチン、というんだけど、
   俺的にはこっちのほうが好みだな。
   興味がある人は調べてみてほしい」

滝壺「とうとうはまづらも私と同じように電波を受信する体質に」

浜面「いや、そこはスルーしろよ。
   で、どうだった、味は」

滝壺「うん。美味しかったよはまづら。
   白いご飯がバクバクすすんじゃうよ。
   女の子の敵だね、この料理は」

浜面「おいおい、いきなり人類の半分の敵に認定されたぞ俺」

滝壺「褒めてるんだよ。
   でも、野菜がいっぱい食べられるよね。健康的かもしれない」

浜面「サラダはサラダでいいんだが、野菜の量を取るには火を通さないとな。
   ま、あとは豚肉を茹でて油を落としているし。
   一回野菜の油通ししているから炒める際の油の量も減らしているし。
   油があるからカロリー低いとは言わないけど、そんなに高くもないんだぜ?」

滝壺「おお、じゃあ油さえカットできれば」

浜面「いや、それは無理。
   さすがに油なしじゃ野菜のうまみは引き出せねぇ」

滝壺「がくっ。
   今日、初めてはまづらにへこまされた」

浜面「やっと一本とれたのか? あんまりそんな気はしないが」

滝壺「うん、これはいけない。
   わたしがなんとかこの回鍋肉を改善してみようと思う」

浜面「……え?」

滝壺「油の代わりに、そうだなぁ。牛乳を使ってみるのはどうかな?」

浜面「え?」

滝壺「牛乳もカロリーあるけど油よりは少ないし、十分旨みのある食材だし」

浜面「え、でも牛乳に甜面醤の黒が混ざると色合い最悪……」

滝壺「なんか、言った?」

浜面(わ、分かった……滝壺は料理の基本は抑えている。
   抑えているうえでその斜めを行くんだ。
   アレンジしなくていいところでアレンジするアレンジャーなんだ。
   だ・か・ら・メシマズ!!!」

滝壺「……てんどんも、2回までだよ?」

浜面「お、思わず口から!」

滝壺「これは許せないねお仕置きだね。
   とりあえず母乳が出るまでおっぱい揉ませてもらおう」

浜面「でねぇよ!
   そもそも母乳ってなんだ! 男が母親になるのはなんかちがーう!!!」

以上です。
滝壺さんをメインに書くのは難しいです。よくわからない。
別作品のキャラになっちゃいますが、ダンガンロンパ2の七海千秋にキャラが引っ張られるます。
どっちもぼんやりしているし隠れ巨乳だし隠れ巨乳だし。
巨乳万歳。

松岡禎丞「キャアアアアアアアアアアアアアアアア」

五和「なにやってだ~~~~~~~~!!なにやってだ~~!」

(ここで三木一馬の前に移動、両手でピースを作りながら)

五和「なにやってだ~なにやってだあ、ほげええええええええwwwwww」

中肉中背のワイ(観客)、ポカーン

五和「なーにやってんだあ! 禁書3期発表の時間だぞゥ! エェ?」

三木「○※□?☆待ってろ」

五和「何ィ?」

三木「禁書3期ちょっと待ってろ!」

五和「勢い取り戻したいかったら今すぐ始めろォー!」

三木「中国のソシャゲとかバーチャロンコラボとか色々やってるから大丈夫(ニッコリ」

五和「ゲームじゃなくてアニメ再開しろ!、SAO中止ィ~、さすおに中止ィ~!(両手を振りながら)」

五和「何で作らな、いらないデスかぁコレェあ、スイマセンどうぞコレ? どうぞ?」 (おしぼりを差し出す)

三木「(手をひらひらと振って)いらない」

五和「いらないぃ? いらないじゃないそれよりも禁書3期作れって言ってんだよ!何で作らないんだよ3期ぇ?」

三木「いいじゃん、いつも放送してる放送してる」

五和「作らなくてもいいじゃんって、ふざけるなぁ~!」

五和「禁書3期制作発表の時間だああああああああwwwwww」

ここで新OPスタート(黒子、間違えて超電磁砲3期を放映)

インドミナスさん「とうまーとうまー」

上条さん「ぎゃあああ食われるぅぅぅぅぅ」

インターポールさん「とうま、暗部で行われている非合法的な研究について何か知ってたら教えてくれないかな?」

上条さん「風紀委員か警備員に聞いてください」

フレンダ「ち、ちょっと聞いて欲しいって訳よ。色々あって、かk、垣根から言われて、そのつもりはなかったんだけど、従わないと殺すって言われて……あの時は裏切ったけど……」
ジョババババババ

フレンダ「な゛ん゛でも゛じま゛ずう゛! 今は金もありますし、株券でもなんでも金目のものは出しますから、言う通りにしますんでゆるしてもらえませんか!」

麦野「なんでもすんのか?」

フレンダ「はいっ」

麦野「……断面図撮ろっか」(マジキチスマイル)


復活の「F」(替え歌)
Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor
Powerだ Powerだ Poor

遠隔制御求め イ◯リス 挑発
暗中飛躍 火種ばら撒く
煽動 甘言 独りよがり 戦火「北に来タマエ・・」
逃げ惑う無辜の人民
同帰の者さえ全て切り捨てる
大動乱 武力衝突 独裁主義者
嗤って薙ぎ払う

オ◯アナ リド◯ィア 失敗
聖歌隊 あっけなく全滅
狂信 ア◯ェーゼ サディスト
◯アージオ ぶるぁぁぁぁぁぁ
その右腕 incomplete
振るう力 cheat cheat cheat
浮遊した Fortress
戦闘力惑星級

浮き沈みディスティニー
No buts! 揺るぎなく
Just truth この右手
Sparking 刻め意味
木っ端微塵に消し飛ばす
その獲物を誘き出す
ゲンコロキャパ越えクラッシュ
今見せよう…真の姿を…
神々たる変貌 後悔など遅い

チクタクチク破滅が迫る
ガンゴンバギ腕が痛む
ゴバドババゴ大気が裂ける
その答えは神上(superiore)!

フィアン○ フィアン○ フィアン○ フィアン○
炎 大剣 ヴィクトリー
悪意 罪 ピュアリファイ
フィアン○ フィアン○ フィアン○ フィアン○
喘ぎ泣くは我が愛しき君
Die! Die! Die!

己 朽ち果てる事はなく
この決意と共に止める
悪 戦慄 闇 and the World War!

フィアン○ フィアン○ フィアン○ フィアン○
無論 終わらん魂 I'll crush your fantasy!

フィアン○ フィアン○ フィアン○ フィアン○
クライマックス You cannot kill me!
フィアン○ フィアン○ フィアン○ フィアン○
炎 大剣 ヴィクトリー
悪意 罪 浄化(ピュアリファイ)
フィアン○ フィアン○ フィアン○ フィアン○
喘ぎ泣くは我が愛しき君

Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor
Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Powerだ Powerだ Poor Power!!!!!!!!!!!!!!!!!







何レスかお借りします。多分ネタ被りしてる。番外通行(未満)

番外個体「他の妹達や最終信号はさ、元々は別の役割があって。その役割が不要になったから、実験に使われるようになった。つまり、元々は別の為に生まれたんだよ」

番外個体「でもミサカは違う、ミサカは一方通行を[ピーーー]為だけに生まれてきた。殴って、蹴って、切って、嬲って、[ピーーー]為だけに生まれて!死んでいくはずだった!」

番外個体「でも、ミサカは生き残った」

番外個体「それから考えたの、ミサカの生きる意味はなんだろう?ミサカがまだ死んでない理由ってなんだろう?って」

番外個体「そうしたらさ、やっぱり一番最初に出てきたのはあなただったんだよね」

番外個体「だって生まれてきた意味も死ぬはずだった意味もあなただったんだから、これからミサカが生きていく理由だってあなたであるべきなんだよ」


番外個体「だけど、それだけじゃずるいよ。ミサカばっかり、あなたの為に生きていくなんて、ずるいし、しんどい」

打ち止め「…番外個体…」

一方通行「…」

番外個体「ねぇ、だからさ、あなたもミサカの為に生きてよ。ミサカの為に死んでよ。ねぇ、一方通行」

番外個体「だから勝手に死ぬなんて許さない、死ぬならミサカのためにしか許さない」

番外個体「だから、起きてよ一方通行。ねぇ、一方通行。起きてミサカの暇潰しに付き合ってよ、ミサカ以外の理由で死なないでよ。でないとミサカが生き残った意味が分かんなくなっちゃうでしょ」

一方通行「………」

番外個体「うっ…ひぐ…、」

冥土帰し「いや、ただの軽い肺炎だからね?」

打ち止め「しかももう殆ど治ってるし、ってミサカはミサカは付け足してみる」

番外個体「うわぁぁん、死んじゃやだあああ。死ぬならミサカの為に死んでよおおおお、もしくはミサカに殺されて死んでよおおおおお」ベソベソ

芳川「愛が重すぎるわね」

一方通行「………酒臭ェぞコイツ、誰だ飲ませたの」

黄泉川「いや、飲ませたんじゃないじゃん?番外個体が飲みたいっていうから仕方なく…」

一方通行「オイ警備員」

芳川「まぁまぁ。特に害もないんだし、面白いからもう暫くこのままでいましょう」カシャッ

打ち止め「うんうん、ミサカも賛成、ってミサカはミサカはヨシカワに便乗してムービーを撮ってみたりー」ジー

一方通行「てめェら鬼だな」

番外個体「」ヒグヒグ ベソベソ

オチなし。禁書3期に番外個体ちゃんが出てくれることを祈って……お目汚し失礼しました。

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