狂科学者「ヒャハハ!!この殺人兵器の威力を見ろ!!」男「ぐっ...」 (11)

狂科学者「この人型の殺人兵器は、半径50m以内なら自動で敵を認識、補足しすぐさま殺しにかかる!」


狂科学者「使用武器は銃、剣はもちろん条約で禁止された兵器も搭載しておる!更にあらゆる生物の長所を取り入れた!」


狂科学者「つまり、ただの人間である貴様に勝ち目などないのだぁ!」


男「な、なんて野郎だ....」


女「恐らく核でもあのバケモノは倒せない。....逃げましょう!」


狂科学者「ふっ、逃げるなどとバカな真似は考えるなよ?もし逃げたら貴様の妹を使って新たな兵器を開発してやろう。」


女「ひ、人を人とも思わないクズね....」


狂科学者「なんとでも言え、既にさっき私の上司を殺したところだ。殺人なぞためらうか。」

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男「正真正銘のクズだな、だが所詮は機械だ。弱点はそのAIだろう!」



狂科学者「そう言うと思ったぞ。だがなぁ!この殺人兵器にはこのワタシの天才的頭脳と思考パターンを組み込んである。」


狂科学者「故に機械独特の単純さなどないに等しい!」


男「ど、どうすればいいんだ.....!!」


女「.......」


狂科学者「さあいけ!!あいつらを[ピーーー]のだ!」


殺人兵器「起動完了 命令確認 コレヨリ実行致シマス。」


女「...ばかね。」


狂科学者「何ィ?」


殺人兵器「人体反応、1 これより排除ニカカリマス」


狂科学者「な、何!?グオぁぁぁぁぁぁぁァァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!!!」


殺人兵器「命令実行 完了。」


狂科学者「な、何故だぁ...なぜ。」


女「あのね、殺【人】兵器にアンタの【人を人とも思わない思考パターン】を組み込んだ時点でそれはただのバカよ。とんだ自殺兵器ね。」


狂科学者「な、なんだ...と。」


男「....何がしたかったんだコイツ。」


殺人兵器「マスター認識。命令ヲ。」


女「どうすんのこれ。」


男「捨てるわけにもいかないだろう。持って帰る。」


女「えぇ~...」


【終】

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