提督「最近違和感を感じるとです」 (1000)

SS初投稿です。
また、投稿ペースも遅いので、苦手な方はブラウザバックをオススメします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466524326

提督「うーむ、なんだろうこの違和感は…」

提督「流石に着任して2年も経てば、色々変わるのは分かるのだが…」

コンコン

提督「どうぞー」

雷「じゃーん!今日の秘書艦はこの雷よ!」ガチャッ!

提督「おう、今日も宜しくな」

雷「提督の為だったら何だってしてあげるんだから!」

提督「はは、雷は今日も元気ハツラツだなぁ」ナデナデ

提督(こうしてみると普通なんだがなぁ)

あ、遅くなりましたが、投稿ペース大分遅いですが勘弁してください。


雷「ところで司令官、何か飲み物はいかが?」

提督「うーん、今はいいかな。さっき鳳翔さんにお茶淹れてもらったお茶が急須に残ってるし。」

雷「えっ、鳳翔さん?」

提督「うん、最近毎朝淹れてくれるんだよ。」

雷「ふーん…」

提督「しかし鳳翔さんもすごいよなぁ、土日祝日も欠かさず毎朝淹れてくれるんだもん。責任感強いなぁ。」

雷「鳳翔さんズルイ…」ボソッ

提督「ん?」

雷「ねぇ司令官…、何で私を頼ってくれないの…?」

提督「いや、結構頼っているぞ?以前秘書艦やってくれたときも色々手伝ってもらったじゃないか。細かい所に気が付くし」

雷「それじゃあ足りないの…」

提督「え?」

雷「司令官、もっと私を頼ってよ…、ねぇ、何で鳳翔さんなの?何で?私が居るじゃない…、もっと私を頼ってよ…、そもそも何で1日なの…?私が毎日提督の事を世話してあげないと…」

提督「あのー、雷さn」

雷「あ、そうよ!鳳翔さんじゃなくて私が明日から毎朝お茶淹れてあげるわ!お茶だけじゃなくご飯も作ってあげるわ!」

提督「おーい」

雷「そもそも司令官には私だけ居れば良いんだから!あっ、そうしたら早く司令官に朝ご飯作ってあげなきゃ!」

提督「えっ」

雷「そうと決まれば早く厨房に行かないと!あ、鳳翔さんにも明日から司令官の世話は全部私がしますって伝えておくわ!」

提督「いやいや、そこまでしなくていいっt」

雷「待っててね司令官!すぐ戻ってくるから!」ガチャッ! バタン!



提督「……いやぁ、雷も責任感強いなぁ」

提督「でも以前はもっとこう、人の話をしっかり聞いてくれたような…」

提督「…うーん、まぁ多分気のせいだな!」ハハハ

とりあえず今日はここまで。

なんか色々すまんかった。

でも指摘してもらえるのは有り難いです。

せっかくの初投稿、頑張るんで宜しく。

急須に入りっぱなしだったらお茶めっちゃ濃くならね?

違和感を感じるって口語なら気にならないけど文字にされるとすっごい気になる

お昼休みなんで、ちょっと書き溜めた分投下します。

>>14
ほ、ほら茶漉しと急須が別々になっているものもあるし(震え声

>>15
スレ立てた後、正直やっちまったと思いました、まぁ低学歴なんで勘弁して下さい

コンコン

提督「あれ、もう雷戻って来たのか?入って良いぞー」

「失礼しまーす」

提督「なんだ、時雨か」

時雨「なんだとはひどいなー」プクー

提督「はは、スマンスマン」

提督「それよりも、こんな早朝にどうしたんだ?」

時雨「提督の部屋の前歩いてたら、いきなり雷が部屋から飛び出してきて、どこかに走って行っちゃったから何事かと思ってさ」

提督「あぁ、その事か」

時雨「何かあったのかい?」

提督「いや、特にこれといって変な話じゃないんだが、鳳翔さんが毎朝お茶を淹れてくれるって話したらさ、オレの話も聞かずに厨房に行っちゃったんだよ」

時雨「へぇ…って毎朝鳳翔さんが!?」

提督「おう、以前秘書艦してくれた時に美味しいって誉めたらな?「でしたら、これから毎朝淹れましょうか?」って言うからさ」

時雨「何で承諾しちゃったのさ!」ズイッ!

提督「顔近い近い!」

時雨「あ、ご…ごめん//」スッ

提督「俺だって最初は断ったよ。でも本人がどうしてもやりたいって言うからさ、まぁ俺には断る理由なんて無かったし」

時雨「…それで承諾しちゃったんだね?」

提督「まぁね。でもこの件ってそんなにダメな事か?」

時雨「ダメだよ…少なくともボクらにとってはね…」ウツムキ

提督「何でダメなんだろう?俺にはよく分からん…」

時雨「提督はさ、もう少し周りのキモチに敏感になるべきだよ」

提督「周りの気持ちねぇ…これでも敏感なつもりだが…」

時雨「じゃあさ、試しにボクのキモチ、当ててみてよ」

提督「ぇえー?もしかしてトイレ?」

時雨「デリカシー無さすぎだよっ」ペチン

提督「あたっ」

時雨「もっとよくボクの目を見てよ」ズイッ

提督「うーん…」

時雨「……」ジー

提督「……」ジー

時雨「……ちょっとだけヒントをあげるよ。ボクは最近スゴく欲しいモノがあるんだ」

提督「欲しい物ねぇ…」

時雨「そう…、欲しくて欲しくてしょうがないモノなんだ…」

提督「んー…、あっ分かったぞ!」バッ

時雨「じゃあ答えを聞こうか…」フフ


提督「以前から指輪が欲しいって言ってたよな?」

時雨「そうだねっ…」グッ


提督「んでその指輪はある人から貰いたいわけだ」

時雨「分かってるじゃないか…!」パァァ


提督「あぁ、そういうことだったのか、時雨よ。今まで気付かなくて済まなかったな…」

時雨「わ、分かってくれればそれで良いんだよっ!」ダキッ

提督「ちょっと待っててくれよ?」ヒキダシガラッ

時雨「待てないよっ、早く早く!」

提督「じゃあこの書類のこの部分にサインしてくれ」ピラッ

時雨「うんっ」カキカキ

提督「そしてここに外出する日を書いてくれ、2日間までならOKだ」

時雨「えっ、2日も出て良いのかい!?」ガバッ

提督「みんな優秀だからな、2日位ならなんとかなるさ」

時雨「じゃあ明日でも良いかい!?」

提督「明日か…」スッ

時雨「…」ドキドキ



提督「スケジュールとシフト見たところ、何とかなりそうだな」

時雨「じゃあ…」パァァ





提督「おう、行ってこい!」ニコッ





時雨「やったー!!…ってあれ!?」

提督「いやぁ今まで気付かなくてホントに済まなかったな。」

提督「そうだよな、ウチは大本営の指定する区域であれば外出許可下りれば外出できるわけだし、気になる男の1人や2人出来ても何らおかしくないもんな」

時雨「えっ」

昼休み終わるんでこの辺にしときます。

書き溜めてはいるんですが、チェックと修正してたら思いの外投下出来ませんでした。申し訳ない。

恐らく夕方辺りまた透過しに来ます。

ちょっとだけ投下します。


提督「だが機密はしっかり守ってくれよ?外に漏れたら俺の首が飛びかねん」

時雨「……」

提督「いやぁーそれにしても時雨に彼氏かぁ。どんなヤツか想像できんなぁ」

時雨「……」ウツムキ

提督「なぁ時雨、どういうタイプの彼氏なんだ?」


時雨「……そういうの、ボク嫌いだなぁ…」ボソッ


提督「…え?」

時雨「やっぱり提督はボクのキモチ、何にも分かってないよ……」

提督「そうなのか?こういっちゃなんだが、さっきスゴい喜んでた気がするのだが…(何か時雨の瞳に違和感が)」

時雨「欲しいモノが、違っていたからね……」

提督「そうか、うーん…」

提督「そうか、うーん…」

時雨「もういいよ。まぁ今はユビワが無いから、ボクらもガマンするさ」ニコッ

提督「えっ?…我慢?」

時雨「でもね、提督。1つだけ、忠告しておくよ」ズイッ

提督「ん?」ビクッ







時雨「ボクらはもう、あまりガマン出来ないからね…?」






提督「あっ、あぁ、そうか(寒気がっ)」ゾクッ

提督「怒らせてしまって申し訳ない」

時雨「ははっ、謝る必要なんてないよ?そもそも提督には怒ってないよ」

提督「えっ?」




時雨「だって悪いのは周りだからね……」ボソッ




提督「???」

時雨「じゃあボクはそろそろ行くよ」クルッ

時雨「あ、鳳翔さんの件、よく考えてね?」コツコツ

提督「分かった、善処する」

時雨「あまりボクを失望させないでね?提督」ガチャッ



バタン




提督「……」



提督「時雨は駆逐艦なのにしっかりしてるなぁ…、上司のフォローが出来るなんて…」ポケー

提督「でも何だろうあの目…、以前の時雨はあんな目はしなかった気がするんだが…」



15:30 鎮守府付近の埠頭



提督「てな事があった訳よ」ハァー

提督友「そんで、その後はどうなったんだ?」

提督「鳳翔さんには朝は来なくても良いぞって伝えたし、雷にもそこまでしなくていい、って伝えて乗り切ったさ…」

提督「でも結局違和感は増すばかりで、よく分からんかった」ハァー

提督友「それにしても、お前はホントダメな上司だな」ハハハ

提督「ムッ」

提督友「しかも女心も分かっちゃいねーし、時雨ちゃんが怒るのも分かる気がするわw」プププ

提督「本人は怒ってないって言ってたし。じゃー聞くけどよ、お前のトコはどーなんだよ」

提督友「ウチか?ウチはすこぶる順調だぞ?」

提督「ほう?」

提督友「何せ大本営から戦力や練度を大幅に向上させるという、大変高価な装備が届くんだ!」

提督「えっ!?お前艦隊って確かほぼ全員が最高練度の評価だったよな?それを上回る事の出来る装備ってスゴいな!」

提督友「ああ。だが、艦娘1人にしか装備出来ないらしい」

提督「ほー、ソイツは貴重な代物だな」

提督友「だろ?」

提督友「お前の所にも、そろそろ通知が来るかもな」

提督「かもな、もうすぐウチの艦隊全員が最高練度に達するし」

提督友「ただなぁ、1つ不安な事があるんだよ」

提督「何だ?もしかして装備した艦娘に副作用でもあるとか?」

提督友「実はな、俺と仲が良い先輩提督の話なんだが、その装備が届いた翌日に…」

提督「えっ、まさか…亡くなった…とか…?」

提督友「いや命までは取られてねーけどよ、一文無しどころか借金まで背負う事になったらしい…」

提督「……は?」

提督友「俺も詳しくは分からんけど、最初は1人だけに装備させたらしいんだが、それが周りの艦娘の反感を買ったらしい」

提督「マジか…」

提督友「暴動に発展しかねなかった為、結果的に全員分の装備を自腹で買い揃えたらしい…」

提督「…因みにその装備幾らするんだ?」

提督友「1つ当り500万位するそうだ…」

提督「……マジか。じゃあもし、新たに100人分揃えたとしたら5億…」

提督友「……ホント御愁傷様だよ」

提督「でもお前も、もしかしたら他人事じゃないかもだぞ…?」

提督友「いや、俺の所は多分大丈夫だ」

提督「何でそう言えるんだよ」





提督友「実は俺、付き合ってる艦娘が居るんだ」





提督「はぁっ!?」

提督友「初期艦の娘なんだが、その娘の事が好きになってしまってな…///」テレテレ

提督「マジか…。でもそれって大丈夫か?」

提督友「うっ…!た、確かに駆逐艦の娘だから端から見たら犯罪的だな…」

提督「そーだよ…、いやそれもあるけど…」

提督「大本営とか憲兵さんとかにバレでもしたら…」

提督友「いや、大丈夫だ」

提督「えっ、でも以前艦娘と交際してた提督が捕まったばかりじゃないか」

提督友「あれは艦娘が無理矢理提督にセクハラされてたって話だろ?」

提督「そうだったのか」

提督友「ウチはそういうのじゃなくて、お互い合意の上での交際だ」

提督「ほぉー」

提督友「合意の上であれば罰則も無いんだし、お前もパンピーの彼女候補居ないんだったら、艦隊の中から選べば良いじゃん」

提督「うーん……ちょっと怖いような…」

提督友「まぁ考えは人それぞれだからな」

提督友「でもムラムラして手を出したりすんなよ?」ハハハ

提督「出さねーよ!





多分…」ボソッ


提督友「でもそーなると、お前何をネタにいつも抜いてんだ?」ニヤニヤ

提督「あんな艦娘だらけの職場で毎日のように抜けるわけないだろ?」

提督友「でも周りはべっぴん揃いだぜ?ムラムラしないヤツは去勢されてるかホモかのどっちかだぜ?」

提督「…、言っとくが今まで1度もウチの娘をネタにはしたことが無いからな?」

提督友「分かった分かった、そう恥ずかしがんなって」ハハハ

提督「……雑誌とかの媒体じゃバレると大変だから、こっそり使ってるプライベートスマホでネタは拾ってる……因みに最後に抜いたのは2週間前だ」

提督友「じゃあ少しご無沙汰って訳だ?」フッ

提督「そうだよっ…!」キッ

提督友「しかも相も変わらずニーソは脱がさない主義か」ニヤニヤ

提督「当たり前だろっ!ってか何で俺の性癖知ってんだよ!」クワッ

提督友「だってお前元帥にキャバ連れていってもらった時ニーソ履いてる子の絶対領域ガン見してたじゃん、分かりやす過ぎるわw」

提督「だって絶対領域は聖域にも等しいんだぞ?拝まないのは損だろ?」キリッ

提督友「その気持ちは分からんでもない」

提督友「まぁ、お互い溜まってんだし、俺と久々にキャバとかソープとか回ろうぜ!」

提督「でも良いのか?」

提督友「おう!支払いはまかせとけー!」バリバリ

提督「いや、そうじゃなくてよ」

提督友「ったく、何だよ?」

提督「さっきからお前の後ろに初期艦の吹雪様がいらっしゃいますが」

提督友「いやいやそんな事ある訳…」クルッ







友吹雪「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ







提督友「ホ、ホンマや…」ガクガク



友吹雪「ふふっ」ニコッ



提督友「あっ、ホラっ、こっこれは友達付き合いや上司との付き合いでは当たり前の事だし何よりキミとはそういうのじゃなくもっとこうプラトニックな関係でありたい訳ですし溜まったものは抜かないといつかは溢れr

友吹雪「言い訳は帰ってから沢山聞いてあげますからね?」ニコニコ

提督友「いやいや言い訳ちゃいますやん!本当の事ですって!!嘘は一切言ってませんって!!あ、ちょっ待ってって!!あっ」







エンダアアアアアアアアアアッ! アウッ!






提督「……あの娘は結婚したら鬼嫁になりそうだなぁ…」シミジミ

ちょっと投下します。

16:00 鎮守府正面入口



提督「アイツ大丈夫かなぁ、今頃こっぴどく怒られてんだろーなー」



「お、提督じゃねーか」




提督「ん?木曾に加古じゃねーか」

加古「おーっす」

木曾「今戻ったのか?」

提督「ああ。それにしても珍しい組合せだな」

加古「そうか?」

木曾「でもオレらプライベートでは割と一緒に遊んだりするぜ?」

提督「えっ?マジ?」

加古「ああ、最近は天龍や摩耶も加わって遊ぶことが増えたな」

提督「うわー、すげぇガラ悪そうな組合せだな」ハハッ

加古「あ゛?」ギロッ

木曾「ンだと?」ギロッ

提督「ひっ!」ビクッ




加古・木曾「……なーんてな!」ニヤッ




提督「……お前らにガン飛ばされると心臓に悪いわ…」ハァ


加古「そうなのか?でも一応アタシらも目付きとかそういうの、気にしてんだぜ?」

木曾「そうそう、まぁ天龍はガン飛ばしてきても全然恐くないから、ああいうのちょっと羨ましいけどな」

提督「それ分かるわー、アイツ若干ワルに憧れてる感じだしな」ハハハ

木曾「そういってやるな、アイツなりに苦労してるんだから」ハァ

提督「いやぁ冗談だよ、きっと皆を守るために強くなりたいんだろ」

木曾「いや皆というか……まぁいいか」


提督「でも4人で集まって何して遊んでるんだ?結構気になるんだが」

木曾「そうだな…、まぁ主に女子力鍛えてる訳なんだが」

提督「えっ?じょ、女子力?」

加古「やっぱさー、アタシらは言葉遣いもそうだけど、なんだか女としては見られてない気がするんだよねー」

提督「あー…申し訳ないが、そりゃ普段お前がだらしないからだと思うが…」

木曾「加古はまだ良い方だ。一人称もアタシだし、スタイルが良いからな。」

木曾「オレなんてもしスカートじゃなく球磨姉ぇみたいなハーフパンツ履いてたら、きっと男に見られるだろうよ…」


提督「確かに改二になった木曾は大分男前になったもんなぁ」

木曾「男前なんて言わないでくれぇっ!」

提督「えっ」ビクッ


木曾「オレだってなぁっ…!オレだって艦『娘』なんだぞ!?スカートはいてんだぞ!?女なんだぞ!?」ジワァ

提督「そ、そんなに気にしてたのか…」

木曾「もう町の女の子に告白されるのはこりごりだぁ…!、こんなんじゃイヤだぁ、もっと女らしくなりてぇよぉ」グスッ

加古「…とまぁアタシ達なりに苦労してんだ。だから女を磨く為にお互いに服とか化粧とか頑張ってはいるんだが…」ポリポリ

提督「なかなか結果が出ないって事か」

木曾「まぁ、端的に言えばな」グスッ

お待たせしました、投下再開します。


提督「あー、木曾いい加減に泣き止め。らしくないぞ?」ナデナデ

木曾「うん…//」グスッ

提督「そういや、大井や古鷹には相談しなかったのか?アイツら割と女子力高そうじゃん」

加古「いやー、古鷹達は…その…なんというか……、ちょっと聞きにくくてさ…」

提督「そうなのか?うーん…」

提督「それこそ摩耶とか言葉遣いこそあれだが、ファッションとかしっかりしてそうな気が…」

加古「アイツは確かに私服は可愛いが、愛宕や高雄から選んでもらった服しか着てないからなぁ。アイツ自身のファッションセンスはアタシ達レベルだ」

提督「えっ?メチャクチャ意外だな…。嬉々としてショッピングとかしてるイメージだったんだが…」

加古「アタシ達も最初摩耶を頼りにしてたけど、いざ服を選らんでもらったら割とビミョーだったからさ…」

提督「なるほどね…」


木曾「……なぁ、せっかく提督に相談出来たんだ。提督がオレらの服を選らんでくれないかっ…?」アタマサゲッ

加古「アタシからも頼む…!」アタマサゲッ

提督「ええっ!?」タジッ

加古・木曾「……」ドキドキ

提督「う、うーん…、俺は女の子の流行りとか全然知らないしなぁ」ポリポリ

加古・木曾「そこをなんとかっ…!」


提督「あー…、俺好みの服装になっても知らんぞ?」

加古「むしろ好都合っ……」ボソッ

提督「ったく…しゃーないな、加古、木曾。週末の日曜日は1日空けとけよ!」

加古・木曾「……っ!ということは…!?」パァァ



提督「俺がお前らの服を買ってやるよ!」



加古「やったぜ木曾!」ハイタッチ!

木曾「ああっ!」ハイタッチ!

提督「あと天龍と摩耶にも伝えておくように!」ビシッ!

加古・木曾「了解!!」ビシッ!

提督(コイツらも、もしかしたら想い人が居るのかもしれん。少しでも応援してやらんとな…!)


提督「じゃあ俺はそろそろ執務室に戻る。お前らも仕事はしっかりしとけよ?」

木曾「任せときな!」

提督「…特に加古、サボるようだったらお前は日曜日ナシだからな!」

加古「分かってるって!何だったら、今日1日中アタシと一緒に仕事しても良いんだぜっ?」フンスッ

提督「アホか、俺の仕事が進まんわ。じゃあまたな」ノシ

加古「おう!」

木曾「またな!」







提督「……さっきの笑顔、可愛かったなぁあの二人…」コツコツ







「……作戦通り行ったな」

「上手く行き過ぎじゃねーか?」

「てかあたしの私服は自分で選んでるし。変なウソつくんじゃねーよ」

「しかしお前にしては冴えた作戦だったな」

「まぁな、割とオレも古株だからよ」

「……未だに改二来ないクセに、なんか生意気だな」

「うっせーよ」

「おいおいケンカすんなって」

「これはあたし達がようやく手に入れたチャンスなんだ」

「ゼッタイ、アタシ達のモノにするんだ……」

















「……まさかこんなところで良い情報が手に入れられるとは。私、見ちゃいました…!」フフフ

ぼちぼち投下していきます。


17:00 執務室



提督(でもアイツ等の場合ボーイッシュなのが売りだと思うんだが…。想い人はもっと女らしいのが好みなのか…?)カキカキ


提督(でもなんだろう…。好きな人とじゃなく、俺と一緒に行くってのは好きな人に対して失礼じゃないのか…?)カキカキ


提督「う~ん…、提督はよく分かりません」ノビー

大淀「書類にどこか不明な点でもありましたか?」

提督「いや、そうじゃなくってなぁー…」

大淀「何か悩み事でも?」

提督「んー、まぁそんなとこ」


提督「あ、そうだ。なぁ大淀」

大淀「なんでしょうか?」



提督「お前は『彼氏』とか居ないのか?」



大淀「ええっ!?いきなりなんですか!?」ビクッ

提督「ちょっと気になってな」

大淀「え、えぇーっと…」モジモジ

提督「いや、答えたくなきゃ別にいいんだぞ?」


大淀「じ、実は今度…告白をしようかと…」

提督「えっ、そうだったのか…」


提督(俺の知らないところで、皆好きな男ができてたんだな…)


大淀「ええ、でも勇気が足りなくて…」シュン

提督「へぇー、相手はどんな人なんだ?」

大淀「えっと…、周りから凄く慕われていて、とても頼りがいのある方です」

提督「それは…、とても素晴らしい出来た男だな…」


大淀「でも結構鈍感で、私なりにアピールしているんですが、なかなか気付いてくれないんです…」

提督「ということは、結構モテてる男って感じか?」

大淀「ええ…、とても…」

提督「なるほど、じゃあなかなか言い出せないのも無理ないか…」

大淀「ええ……」

提督「うーん、鈍感男を振り向かせる方法ねぇ…」

大淀「…あっ、そっか」チラッ

提督「ん?」


大淀「あっ、あのっ!もし宜しければ、提督と告白の練習をさせていただけませんかっ!?」ガバッ!

提督「え゛っ、俺でか!?」ドキッ

大淀「あっ、あくまでも予行練習ですからっ」

提督「ま、まぁ…、それで大淀が良いのなら、俺はいいが…」

大淀「い、良いんですか…?」

提督「お、おう。任せとけ」

大淀「で、では失礼して…」コホン






大淀「私は、貴方と出会ったその日に、運命を感じました」


大淀「この方と結ばれたい…、この方の傍に一生居たい!…と」


大淀「最初は貴方が他の娘と戯れているのを見ても、そんなに辛くありませんでした。」


大淀「でも最近は…貴方が他人と話しているだけで、嫉妬で狂いそうになるんです…」

提督「……」


大淀「もう、ガマンの限界なんです…」


大淀「私は…、貴方の『全て』が欲しいのです」スッ


大淀「貴方……いえ、提督…?」ギュッ

提督「…えっ?」ビクッ


大淀「私は……、私は提督の全てが欲s

叢雲「艦隊が帰投したわよ」バンッ!



提督「……」

大淀「……」

叢雲「……」ギロッ

提督「……」ビクッ

大淀「……」チッ

叢雲「……」


提督「…あ、ああ叢雲。お、お帰り」タジタジ

叢雲「アンタ…、なにやってんのよ」

提督「いやぁ、なんというか…そn」
大淀「告白してたんですよ」

提督「いや、その言い方だと語弊が…」

大淀「私、何か間違ったこと、言いましたか?」ニコッ

提督「いってませーん」


叢雲「何ふざけたこと言ってるの?提督にも仕事があるの。提督のジャマしないでくれるかしら」

大淀「邪魔もなにも、提督から了承は得ています。ね?提督?」

提督「いや、そうなんだけどさ」

叢雲「ハァ?アンタ仕事ほったらかして遊んでたワケ?」

提督「いや、遊んでた訳じゃ…」

大淀「帰って来たばかりのあなたが、提督の仕事の進捗状況なんて、分かるはずないじゃないですか」

大淀「しかも。まるで提督が仕事をサボっていたかの様なその言い方、提督を信頼していないのですね」クスッ


叢雲「信頼しているからこそ言ってるのよ。分からないの?」

大淀「そもそも、私も提督も、遊びなんかで告白なんかしてないですし」

叢雲「へぇ……、そうなの?」ジロッ

提督「いや、まぁ…、あれは確かに本気だったn」
大淀「という事です。部外者は口を突っ込まないでいただけますか?」フフン

叢雲「言わせておけばっ…!」ギリッ!



提督(何故こんなにも、空気が冷たいのか……)ダラダラ


叢雲「そもそも、なんで告白する流れになったのよ。ぜんっぜん意味が分からないんだけどっ!」

大淀「純粋な提督のお気遣いですよ。ね?提督」

提督「まぁ、好きな人に想いを伝えるのは勇気が要ることだからなぁ」

大淀「と、いう事です。さ、早く報告だけ済ませて、持ち場に戻ったらいかがです?『叢雲さん』?」フッ

叢雲「~~~~っ!」ギリッ

提督「ま、まぁまぁ落ち着けって!二人とも!」アセアセ



提督(おいおい…。お前ら、俺が着任したての頃は、連携して俺をイジる位仲良かっただろ……)


提督(その二人がこんなギスギスするとか、物凄い違和感があるな…)


叢雲「それで…、アンタは…コイツのキモチを受け取って付き合うってワケ…?」シュン

大淀「ふふっ、そうですよ。私と提督は結ばr
提督「そっ、そんなバカな話があるかっ!」ガタッ!




大淀「」




叢雲「……は?」キョトン


叢雲「コイツがアンタに対して告白して、アンタはそれを受け入れるんじゃないの…?」

提督「いやいや、ある意味間違ってはいないんだが…。うーん、順を追って話すとだな?」





======説明中======





提督「・・・という事だ。大淀には別に俺に対して告白したい訳じゃなかったんだ」

叢雲「ふーん、あくまでも予行練習ってワケね?」

提督「そういうことだ。納得してもらえたか?」

叢雲「ええ」

大淀「……」ムスッ


提督「そもそも、大淀は俺じゃない、他の男が本命なんだぞ?」

大淀「えっ」

叢雲「へーぇ、そうなの?」ニヤッ

大淀「いや、そんな訳n

提督「そうそう。だから、大淀が俺と付き合うっていうのは、あり得ない話だ」



大淀「あ…、あり得ないんですか…」ガクッ

提督「そりゃそうだろ。本命の男が居るのに、俺と付き合うっておかしな話じゃないか」ハハハ

大淀「……」ズーン


叢雲「なるほどね。よーーーく、分かったわ。」




叢雲「疑って悪かったわね。『大淀さん』?」クスッ




大淀「……。疑いが晴れて良かったです…叢雲さん…」ギリッ

叢雲「ま、精々頑張りなさい?本命の『提督以外の男』と結ばれるように、ね?」フフッ

大淀「……、これで勝った気にならないでくださいね…?」ボソッ

叢雲「何か言ったかしら?」

大淀「いえ、何も?」シラッ


大淀「それでは、私はそろそろ持ち場に戻ります」コツコツ

提督「ああ。良い練習相手になってやれなくて、すまなかったな」

大淀「…っ、……いえ。私も良い経験をさせていただき、光栄でした。それでは、失礼致します」ガチャッ

提督「ああ。告白、頑張れよ!」ニコッ



バタン


チッ

コツコツ……


提督「いやー、それにしても皆それぞれ、いろんな出会いがあって羨ましいなー」

叢雲「ハァ?」

提督「俺もそろそろ、将来の妻を見つけなきゃなー」

叢雲「アンタ何言ってんの?」

提督「やっぱいつまでも受け身じゃダメだし、町の女の子達と親睦を深めるのもアリかなー、なーんて」

叢雲「ま、アンタ程度じゃ相手にされないと思うケドね」

提督「……やってみなきゃ分かんねーだろ」ムッ

叢雲「…アンタと私が、どんだけ付き合い長いと思ってんの?成功しないのは目に見えてるわよ」ハァ


叢雲「少なくとも、この鎮守府じゃ一番長い付き合いよ?」

提督「そっか…。そういえば叢雲が初期艦なんだもんな…」

叢雲「何よ。不満?」ムッ

提督「違うよ」スッ

叢雲「じゃあ何よ…」




提督「これまでこんな提督に付いてきてくれて、ありがとな」ナデナデ




叢雲「~~っ///にゃっ、にゃに勝手に撫でてんにょよっ!酸素魚雷食らわせるわよっ!」


提督「ははっ、最初に会ったときからの口癖だな」ナデナデ

叢雲「うっ、うるさいわね!悪い!?」

提督「いやぁ、そう言って照れる叢雲も可愛いなって」ナデナデ

叢雲「もうっ/// そ、そろそろ撫でるの止めなさいよっ///」

提督「やーだよ、普段から散々叩かれてるから仕返しだ」ワシャワシャ

叢雲「も~~~~っ!///」



提督「しかし2年経って改二になったというのに、身体は全然成長してないなww」ニヤニヤ












叢雲「……は?」


提督「毎日牛乳飲んでるかー?ご飯もしっかり食べんと、身体は大きくならんぞー?」ハハハ

叢雲「……っ」プルプル

提督「あー、早く成長した叢雲の姿が見たいなー。なーんて…」

叢雲「……」プルプル

提督「あっ」






叢雲「2回しねっ!!」


バキッ!ドカッ!






提督「」チーン


叢雲「まったく…。そういうのがダメなのよっ」フンッ









「それにしても、良い感じに気絶したわね。ま、痕が残らないから、感謝しなさいよね」

「もし短い付き合いの相手だったら、この程度じゃ済まされないわよ?」

「アンタと付き合いの長い私だからこの程度で…」ハッ

「……そうよ、ここで一番付き合いが長いのは、『私』…」

「提督が選んだ初期艦は、他の誰でもない、この私なのよ…」フフッ

「だから提督が私を選ぶのは、当たり前。必然なの…」

「ちょっと他の娘と少しイチャつく位全然許すわ。私は器が大きいから…」ナデ

「でも…、もし提督が他の娘や女を選んだら……」ギュッ










「絶対許さないわ……」


チュッ

以上が本日の透過分です。

明日から一応休日だと思うので、早い時間に進める事が出来ればなーと考えてます。

あと平日は、18時~の時間帯が一番透過しやすかったので、今後の目安にしていただければと思います。

そういえば雷と鳳翔によるお茶の件は結局どうなったんだろうか
お話(物理)で解決(決着)したんかなあ…

叢雲は提督じゃなくて司令官呼びやで

>>100
つまり提督が増えれば解決ってわけか……閃いた

すみません、昨日と今日上司に拉致られて飲みとかキャバとか連れてかれて、なかなか書き込めるタイミングがありませんでした。

でもキャバはたのしかったです(小並感)

あと余り書き溜められてないので、キリの良い所まで透過しようと思います。

早い時間に進めるとは、一体なんだったのか…


>>101
すみません、さっき艦これ立ち上げて気付きました。
申し訳ないですが、脳内補完で…。

>>102
通報した。


18:30 仮眠室(執務室)



提督「zzz…」

提督「……はっ!」ガバッ

提督「…もうこんな時間かよ…、てかまだ書類片付いてないぞ……」ハァー

提督「しかし叢雲のヤツ、いつもは1回しか蹴らないクセに、今日は2回も蹴りやがった…」サスサス

提督「…まぁ、俺が悪いから責められんけど」

提督「でもちゃんと仮眠室で寝かせてくれてる辺り、なんだかんだで心配してくれてるのかもな…」


提督「てか、叢雲にも好きな人とか、居るのか…?なんか、アイツが恋人とベタベタしてる姿が、全く想像できんわ…」


提督「……。」




提督「……恋人…、か…」

提督「……。書類、片付けるか…」ガチャッ





雷「…あ、おはよう!司令官!」ニコッ


提督「雷…、もしかして、書類片付けてくれたのか?」

雷「当たり前よ!今日の秘書艦は、この雷なんだからっ」フンスッ

提督「ああ…、そうだったな」コツコツ

雷「さ、司令官?念の為に書類をチェックしてもらえるかしら?」

提督「分かった」ギシッ

提督「しかし、上官である俺が職務中に、気絶とはいえ寝てしまうとは…」

雷「……、もしかして叢雲さんが…?」

提督「ああ、まったく。アイツも、もう少し手加減というものを覚えて欲しいな…」サスサス


雷「ねぇ…司令官?」

提督「ん?」

雷「私、いつも思うの…」

雷「司令官に暴力を振るう事って、解体処分にあたる行為なんじゃないかって…」

提督「あー、まぁ普通なら、何らかの処分が妥当かもな」

雷「そうよね…?じゃあ叢雲さんと瑞鶴さんは処分の対象でっ…!」ガタッ!


提督「まぁ待て、雷」ガタ

雷「だって許せないじゃない!司令官を蹴ったり!爆撃したり!クソ提督とか、クズとか、侮辱したりっ…!」ワナワナ

雷「私はもう!私の司令官がっ、侮辱されたり、傷つけられたりしてるとこっ!見たくないのっ…!」

提督「まぁ落ち着け、雷」スッ

雷「私の司令官にこんな仕打ち!もう許せないわ…!」ポロポロ



提督「雷」ポン



雷「……司令官…?」グスッ

提督「俺は傷ついてなんかいないよ。もう慣れてるからな…」


提督「それに、彼女達に悪気は無いんだ。処分なんか絶対にしない。というか、俺にも落ち度はあるしな」

雷「でもっ…」

提督「あれは彼女達なりの感情表現の方法なんだ。俺はその機会を奪うつもりは、無い」

雷「……」

提督「雷は俺の事を良く考えて行動してくれるし、俺自身もそれに何度も助けられた…」ナデナデ

雷「……」

提督「でも俺にとって、うちの艦隊は全員が家族なんだ。絶対に一人も欠けて欲しくない」

雷「司令官…」

提督「だから雷。もう誰かを解体処分するなんて、言わないでくれよ?」ナデナデ


雷「…分かったわ。司令官が言うんだもの。もう絶対に言わないわ…」グスッ

提督「ああ、ありがとう…。ホントに、雷は素直だな」ナデナデ

雷「あ、当たり前よ…///」エヘヘ

提督「さ、気を取り直して、残りを片付けるか!」ガタッ

雷「うん、分かったわ!」ニコッ

19:00 執務室



提督「……」カリカリ

雷「……」ピラッ

提督「…もうこんな時間か」カリカリ

雷「なかなか終わらないわね…」ピラッ

提督「雷、そろそろお腹空いてきただろ?そろそろ皆と夕食を食べてきたらどうだ?」

雷「ダメよ!まだ書類が残ってるじゃない!」

提督「残りは大本営に提出する物だったり、業者に卸してもらう物の書類だったりで、俺しか出来ない仕事だけだからさ」

雷「……」ムー


雷「…もっと私を頼ってくれても良いのに~」ムスー

提督「ははっ、そうむくれるな。今日は掃除や洗濯とか色々してくれたし、今日の秘書艦としての仕事は終わりだ」

雷「でも…」

提督「いいから、今日はもうあがれ。早くしないと折角の炊きたてが食べれなくなるぞ?」

雷「そこまで司令官が言うなら…、分かったわ!」

提督「ああ、素直で助かる。今日も1日、お疲れ様!」

雷「お疲れ様、司令官!あっ、もし良かったら、この私が夕食を作ってあげるわ!」

提督「雷。今朝言ったばかりじゃないか。食事を作るのは間宮さんの仕事だ。その仕事を奪うような事はしちゃダメだ」


提督「それに鳳翔さんにも言ったけど、ただでさえ君達は忙しいんだ。俺はこれ以上君達の仕事は増やしたくない」

雷「えー…、私も作ってみたいのにー…」ショボーン

提督「うーん…そう言われてもなぁ…、……はっ!」



提督(雷も将来の為に、男の俺で練習したいのかもしれん…!だったらそれ位許可するのが男ってものだろう…!)



提督「分かった。じゃあ、その内作ってもらうよ」

雷「やったわ!司令官、約束よっ!」パァァ


提督「ああ、約束だ。ほら、早く行ってこい」

雷「分かったわっ!じゃあねっ、司令官!」タタタ

提督「ああ、夜更かしはするなよ?」

雷「司令官も、夜更かししたらダメなんだからねっ!」ガチャッ


バタン


タタタ…





提督「そうだな…、でもちょっとだけ夜更かししないと、こりゃ終わらんな…」ハァー



提督(それにしても雷は、なんというか…、オカンみたいだな…。ありゃ将来良いお嫁さんになるだろうな)カキカキ

提督(雷に好かれてる男が羨ましいよ…)カキカキ

提督(雷だけじゃなく、ここに居る艦娘は良いお嫁さん候補が揃ってる…。だから町の男達にとって、魅力的な娘しか居ないだろうと思う)カリカリ

提督(……近い将来、彼女達は想い人と結婚して…子宝に恵まれ…、一人の女性として生きていくのか…)カリ…カリ…


提督(そう考えると……、なんか……)ピタッ






提督「寂しい……かな…」ボソッ






提督「いやいや、彼女達の幸せは俺の幸せでもある!嫉妬なんかしてないぞっ!」アセアセ

提督「はぁ…、俺もそろそろ、本気で結婚を前提に、彼女を見付けないとな…」ピラッ












「これはまた、良いことを聞いちゃいました…!今日はスクープばかりで、私、感激ですっ…!」カシャッ

「さっそく記事にしてまとめないと…!あ、この憂いのある表情と焦って赤面しているこれは…、高く売れそうですね…。まぁ、フィルムは絶対誰にも渡しませんけどね…」スクッ


「司令官…。もう私は見てるだけじゃ、ガマン出来なくなってきちゃいました…」

「…今度司令官に、さりげなくアピールしとかないといけませんね」



「それでは司令官、また『今夜』…」タタタ…











提督「あ、そうだ。アイツに相談してみるか!女友達居そうだし、あわよくば合コンできるかもな!」

>提督「あ、そうだ。アイツに相談してみるか!女友達居そうだし、あわよくば合コンできるかもな!」

それ以上いけない


提督「そうと決まれば、早速…」ピポパ…

提督「…流石にメシ食ってるかな?」プルルル…



提督「あ、久しぶり!今大丈夫か?」

???『もちろんです!こんな時間に如何致しました?』

提督「ああ、実は久々にお前と話したくってさ」

???『……とか言って、私の女友達を紹介して欲しいとか仰るのでしょう?』

提督「うぐっ…!やっぱバレてたか…」

???『下心見え見えです…。私も女ですが、一人前の提督です。残念ながら、私の女友達は艦娘しかおりません』


提督「えぇ~、そっかー。じゃあしょうがないな…」ポリポリ

???『というか、貴方は未だに結婚していないのですか?』

提督「…そうですが、何か?」

???『…いえ、私の想像通りでしたので』

提督「じゃあそういうお前は、もう夫は居るって事か?」ムッ

???『夫は居りませんが、縁談は相当数来ておりますね』

提督「じゃあ彼氏も居ないって事じゃねぇか」

???『…まぁ、鎮守府の提督ですから?それ相応の方でないと、私の両親も困りますから』

提督「はぁ…、そんなんだから男が寄り付かないんだよ…」

???『うっ、煩いですっ』


提督「まぁ俺も久々にお前と遊びたいし、暇な日があれば一緒に遊ぼうや」

???『わ、分かりました…。では、明後日の10時からは如何でしょうか?』

提督「明後日ねぇ…。一応スケジュールは空いてるし、行けると思う」

???『ほ、本当ですかっ?』

提督「ああ。じゃあいつもの埠頭に10時集合で!」

???『分かりました!』

提督「それじゃ、また明後日な」

???『ええ。というか、『お前』とかではなく、ちゃんと名前で呼んで頂けますか?』

提督「悪い悪い。じゃあな、『桜』提督」

桜提督『ええ、それでは…』プツッ…



提督「……相変わらずアイツは…、性格さえよければなぁ…。アイツの夫になるヤツは、絶対苦労しそうだ…」

提督「しかし、合コン出来ないんじゃなぁー…」


提督「鈴谷にも相談しようかと思ったが…、そういえば以前、合コン設定してくれないかって頼んだら、鬼のような形相で、

『ゼッタイ合コンなんてさせないしっ!』

って拒否られたからなぁ…」



提督「……」










提督「……あれ?これ詰んでね…?」


以上が本日の投下分です。

短くてすみません。

あと、桜提督のルックスは黒髪ロングのパッツンヘアーで、身長は低めの大和撫子な感じを妄想してます。

一応話のメインは艦娘達なので、桜提督はあくまでもサブキャラという事で話を進めていきますので、あしからず。

桜提督の所の艦娘と遊んだらソコとの演習凄いことになりそうだなww

なんか光武乗ってそう

こんにちは皆さん。早速ですが、今朝思い付いた分を投下していきます。

>>128
そういうサイドストーリー噛ませるのも、面白そうですね!
一段落したら、そのうち書いてみたいです。

>>130
その書き込み見て、自分も「あ、確かに」って思いました。
『さくら』繋がりですし。あと『大和撫子』ですし。


21:00 執務室



提督「……」パラパラ…

提督「…よし。チェックも終わった事だし、今日の書類仕事終了っと」カタッ

提督「あー、腹減ったー…。やっぱ雷と一緒にメシ行っとけば良かったかなぁ…」グー

提督「流石にこの時間は、間宮さんも片付け中だろうし、どうしたものか…」




コン コン…


『失礼します』



提督「誰だー?」

間宮『間宮です』

提督「入って良いぞー」



ガチャッ



提督「お疲れ様、間宮さん」

間宮「お疲れ様です、提督」

提督「片付けはもう終わったのか?」

間宮「ええ。今日は雷ちゃんと鳳翔さんにも手伝っていただきましたので、随分と早く終わってしまいました」


提督「そうか、それは喜ばしい事だn」グゥ~…


間宮「……」


提督「……」


間宮「…ふふっ、やっぱりお腹空いてたんですね」クスッ

提督「…まぁ…、普段はもう食べ終わってる時間だしな」サスサス

間宮「そんな事だろうと思いまして、お夕食を作って参りました」カラカラ

提督「すまないな。洗い物も増えて大変だろうに」

間宮「そんな事ありません。炊事はとても楽しいですから」カチャン

提督「そうか?結構大変だと思うが…。因みに今日の献立は何だ?」

間宮「本日の献立は、麦ご飯、お吸い物、きゅうりと人参の浅漬け、そして肉じゃがです」


提督「おっ、肉じゃがかぁ。俺肉じゃが大好きなんだよなー」

間宮「そう言っていただけると思いましたっ」

提督「へっ?もしかして俺の好物知ってんの?」

間宮「だって私は毎日、炊事をしているんですよ?提督の好きな料理くらい、料理を前にした提督の表情で分かります」フフッ

提督「流石間宮さんだなぁー、将来良いお嫁さんになるよ」

間宮「もうっ、褒めてもデザート位しか出ませんよっ!」

提督「ははっ、デザートまで用意しているなんて完璧じゃないか!」


提督「じゃあ早速料理の方、食べても良いか?」

間宮「ええ、何時でもどうぞ」

提督「いただきまーす!」パンッ


提督「モグモグ……!?」ゴクン

間宮「お味はいかがですか?」

提督「間宮さん…。この肉じゃがの味、ものすごく俺好み!」ハフハフ

間宮「ふふっ、当たり前じゃないですかっ」




間宮「だって提督専用の味付けで調理しているんですから」



提督「ほほ~。いつも美味しい美味しいとは思っていたけど、そういうことだったんだなー」モグモグ

間宮「あ、ご飯も肉じゃがもお吸い物も、お代わりは御座いますので、何時でも仰ってください?」

提督「じゃあ早速全部お代わりっ!」サッ!




……………


…………


………


……




21:45 執務室



提督「ご馳走さまでしたっ!」パンッ

間宮「お粗末様でしたっ」カチャカチャ

提督「いやー、今日の料理は一段と美味しかったなぁー…」フゥー

提督「やっぱり何か隠し味とか使ってるんですか?」

間宮「ええ、勿論です」カチャカチャ

提督「こっそり俺に教えてくれませんか?」

間宮「誰にも言わないなら、良いですよ?」スタスタ

提督「もちろん!じゃあ耳元でこっそりと…」



間宮「……隠し味は…」コソッ




間宮「……提督への、愛情ですっ…!」ダキッ





提督「……っ///まっ、間宮さんっ!?」カァァ

間宮「ふふっ、それでは私はこれで失礼致しますっ」パッ

提督「あの、間宮さんっ?」ドキドキ

間宮「この隠し味は…、提督と私の『ヒミツ』、ですからね?」シーッ

提督「あ、ああ…」ドキドキ

間宮「それでは、失礼致しましたっ」カラカラ



ガチャッ



バタン…




提督「……間宮さんのあんなお茶目な姿、初めて見た…」ポケー

提督「結構大人な感じだと思ってたけど、実は凄く可愛らしいんだな…。ビックリだよ…」

提督「あんな事されたら、多くの男はイチコロだな…」

提督「それにしても、『愛情』か…」

提督「もし間宮さんと結婚して同棲なんかした日には…」

提督「……。」ポクポクポクポク




提督「……ヤバイな。」チーン




提督「…さ、さて。頭を落ち着かせる為に、風呂にでも入ってくるか」ガタッ



ガチャッ

提督「……あれ?」





提督「…………間宮さん?」




間宮「~~~~~っ///」ブンブン!

提督(あの間宮さんが…、あの間宮さんが……)






提督(もの凄い取り乱しているっ…!?)







間宮(恥ずかしい!恥ずかしい!恥ずかしい!)ブンブン

間宮(やっぱり慣れない事をするもんじゃないわ!)ブンブン

間宮(提督もポカーンとしてたもの!)ブンブン

提督「あ、あの~。間宮さん?」

間宮(流石にあれはやり過ぎよねっ?もうダメっ、恥ずかしくて轟沈しそうっ!)

提督「間宮さん…?」ポンポン





間宮「…えっ?」バッ



提督「……」

間宮「……」

提督「あの…」

間宮「……あ…、て、ていとく…さん…?」

提督「はい、提督ですが…」

間宮「み…、見てました…?」プルプル

提督「ええ…、まぁ…」

間宮「~~~~~っ///」カァァ

提督「あの…、やっぱりさっきのアレ。慣れない事をしたから恥ずかしいとk」

間宮「いやぁーーーっ!!それ以上言わないで下さいーーーっ!!///」ダッ!

提督「あっ!間宮さん危ない!」ダッ!



間宮「えっ?」コケッ






ガッシャーーーンッ!!


21:55 大浴場前




貼り紙【これからの入浴は入渠者のみに限る】




提督「あちゃー、間に合わなかったか」

間宮「……///」ベトベト

提督「間宮さん、申し訳ない。俺がもう少し気を配っていれば…」

間宮「いえ…、そもそも私が食器の載ったワゴンに突っ込まなければ、こんな事には……///」

提督「いや、俺もタイミングが悪かったよ」


間宮「いえ…、そもそも私が食器の載ったワゴンに突っ込まなければ、こんな事には…///」

提督「いや、俺もタイミングが悪かったよ」

間宮「あの……提督?…そろそろ……///」

提督「ん?ああ、流石にもう歩けるか?」

間宮「ええ…。流石にこれ以上この状態を誰かに見られたら…///」

提督「そうだな…と。よいしょっ」スッ

間宮「あの…、ありがとうございました…。ここまで…、その…」ストッ

間宮「お、お姫様…抱っこしていただいて…///」カオマッカ


提督「いやいや、こちらこそ。女性をお姫様抱っこ出来る日が来るとは、ある意味俺の夢が叶ったなー、なーんて」ハハハ

間宮「……///」

提督「はは…、は…」


間宮「……///」カァァ

提督「……///」カァァ


間宮「で、では私はこれで…///」スタスタ

提督「あっ、まっ待ってください!」



提督(流石にあのベトベトの状態で女性を帰すのは、男が廃るっ……!)



提督(だがこの時間の浴場はもう俺の部屋しかっ……!)


提督(……っ!そうか、その手があったか!)


提督(いや、だがこれは誰かに見つかったら、変な誤解を周りに与えかねんっ!)


提督(何より…、俺の部屋にこの時間に、間宮さんを連れ込むという事にっ!)


提督(……っ!ええいままよ!)

提督「間宮さんっ!」ガシッ

間宮「はいっ?」クルッ






提督「今から着替えを持って俺の部屋に…、来てくれないか…?」






間宮「えっ……」

間宮「ぇえ~~~っ!?///」ボフッ!

以上が本日の前編となります。

いやぁ~まだ日が登っている内に、男が女性を部屋に連れ込むシーンを書くことになるとは……。

では、また夕方か夜辺りに投下しに来ます。

すみません、思いの外間宮さんの話がまとまらず、今日中に全て投下するのは難しいです。

なので、せめて完成している部分だけでも投下しようと思います。


21:15 提督部屋




提督「はぁ…、まさか間宮さんを自室の風呂に入らせてあげる羽目になるとは…」

提督「一応浴室、脱衣室と2重のセーフティになっているし、よっぽどの事が無い限り間違いは起こらない。はず…」

提督「あぁー、なんかドキドキしてきた…。そして、少し後悔してきた…」ハァー

提督「…やっぱあの時雷と一緒に…、ってこれさっきも言ったか…」




間宮(……もしかしてこれって…、いわゆる『お誘い』という事かしら……)スタスタ

間宮(だって『着替えを持って来い』って言うのは、そういうコトよね……?)スタスタ

間宮(……っ///考えただけで余計恥ずかしいっ///)スタスタ

間宮「……っ!」ピタッ




間宮(……そういえば、着替えの下着…、何時もの下着でしたーーっ!)ガクッ


間宮(しかも、着替えも普通の寝間着でしたっ……!)

間宮(間宮……、一生の不覚っ…!)

間宮「はぁ…」スタスタ

間宮(でも…、今まで提督と何の進展もないまま過ごしてきたんだもの…)スタスタ








間宮「たまには…、ご褒美があってもバチ当たらないわよね…?」ボソッ



コン、コン



間宮『あ、あの、間宮です。着替えを持って参りました…』



提督「お、おう。今空ける…」スタスタ ガチャッ

提督「と、とりあえず、くつろいでいってくれ」

間宮「は、はい…、失礼します……///」スタスタ


バタン


提督「まぁ、なんだ…お風呂は沸いている。早速入ったらどうだ?」

間宮「えっ?あの、提督は?」

提督「俺は間宮さんの後で良いよ。だって、間宮さん肉じゃがの残り汁やらでベトベトだろ?」

間宮「はい…、ですが提督のお部屋ですし…。てっ、提督が先に入ってくださいっ!」

提督「いやいや、レディファーストだって!間宮さんが先に入ってくれ!」


間宮「ダメですっ!そんな事出来ませんっ!」

提督「先に入ってくれ、間宮さん!」

間宮「ダーメーでーすー!提督が先に入るべきです!」

提督「間宮さんっ!」

間宮「提督っ!」

提督(間宮さん、どうしてこんなところで頑固なんだっ!)

間宮(提督より先にお湯に浸かるのは絶対ダメです!)

大変申し訳ございません…。

誤って下書きのデータ消してしまいました……。

明日の夕方にはちゃんと再構築してくるんで、今日のところは勘弁してください…。


たまには間宮さん大勝利もいいよね
>>161
の21:15は22:15の間違い?

お待たせしました。今から投下していきます。


>>170
間宮さんの可愛いSSが書きたかったんです。
早く間宮さんとケッコン出来るようにして欲しいものです…

すみません、その通りです。例によって脳内補完でお願いします。

>>154 から続き


提督「間宮さんっ!今回何の為に俺の部屋に呼んだのか分かってる!?」

間宮「それはっ…!そのぅ……///」

提督「間宮さんに先に入ってもらわないと、呼んだ意味が無いじゃないか」

間宮「……分かりました…///それでは、お先に失礼します……///」スタスタ ガチャッ


バタン






提督「……」

提督「……勿体ないコトした気がするが、間宮さんと一緒にお風呂とか…。俺の理性が持たん…」


22:40 提督部屋



ガチャ…



間宮「あの…、ありがとうございます提督。とても良いお湯でした」ホカホカ

提督「そうか、じゃあ俺も風呂に入るとするか」スタスタ

提督「間宮さんはベッドか椅子にでも腰掛けておいてくれ」ガチャッ

間宮「はい…」



バタン



間宮(あぁ~緊張してきた…。でももう後戻りは出来ませんっ!)

間宮「……初めて提督のお部屋に入りましたが…、とても綺麗に整理されてますね」

間宮「……?何かベッドの下に落ちていますね…」スッ







間宮「……この本は何でしょうか、かなり薄いですが……」パラッ


22:55 提督部屋



間宮「……スゴい内容ですね///や、やっぱり提督も男なんですね…///」



ガチャッ



間宮「……っ!」サッ!



提督「は~さっぱりした…」ホカホカ

間宮「……///」ドキドキ

間宮(とっ、とっさに着替え袋の中に隠しちゃいました…、もしかしてバレちゃいました…?)チラッ



提督「?」



間宮(…よかった~、バレてなさそうです…)ハァー


提督「そういえば間宮さん、お酒飲める?」ガタン

間宮「えっ!?は、はい…それなりには…」

提督「そうか、じゃあ俺のお気に入りに、ちょっと付き合ってもらいたいんだが…いいか?」

間宮「はい。提督のお気に入り、是非飲んでみたいです」

提督「じゃあちょっと待っててくれ…」スタスタ


コトン コトン ゴトッ


提督「今日はこれを飲もう」スッ

間宮「こちらのお酒は?」

提督「サントリー、響の21年。ウィスキーだよ」


間宮「へぇ、私ウィスキーなんて飲んだことありません」

提督「そうなのか。この響21年はかなり希少で、今では手に入りにくい逸品なんだ」

間宮「そうなんですね…。でも、そんなお酒、私なんかが頂いても宜しいんですか?」

提督「こういうのはな、誰かと一緒に飲むのが美味しいんだ。それに、俺は間宮さんの話も聞きたいし…」

間宮「では、お言葉に甘えて…。私も、提督とゆっくりお話がしたかったですし…」


提督「よしっ。じゃあ、まずはショットグラスで飲もう。年代物のウィスキーは、度数の割りにアルコールっぽくないから、ストレートでも飲みやすいと思う」



キュポン トクトク…



間宮「あの…、因みに度数は…?」

提督「大体43度だな。だから一気に飲まずに、ちびちび飲むんだぞ?」コト

間宮「よ、43…」スッ

提督「それじゃ…、乾杯」カチッ

間宮「乾杯っ」カチッ



コクッ…


提督「…どうだ?」

間宮「…んっ…。…果実のような甘い香りがして、想像以上に美味しいです…!」

提督「ははっ、気に入ってくれて何よりだ。でも度数が高いから、ちゃんと水も飲むんだぞ?」

間宮「はいっ」チビッ

提督「ショットで飲み終わったら、次はロックで飲むぞ。氷が溶けていく毎に味わいが変わっていくから、その変化を楽しむんだ」

間宮「へぇ~、ウィスキーの飲み方も奥が深いんですね」

提督「まぁ、楽しみ方は人それぞれだよ。自分の好きな飲み方が一番美味しい飲み方だ」

提督「てかこの話は置いといて…、そういえばこの前、青葉のヤツがさー…」



……………


…………


………


……








間宮「…それでですねぇ~?ほーしょーさんとコンゴーさんがぁ~」ヒック

提督「お、おう…」



提督(間宮さん、もう出来上がっちゃってんですけどー!)

提督(だからアレほどゆっくり飲めって言ったのにっ!間宮さん飲むペース速すぎィ!)

提督(てか俺の響21年、大分減っちまった……お気に入りなのに…)トホホ



提督「そ、そろそろ間宮さん部屋に戻ろうか!俺はもう飲めないし…」タジッ

間宮「ぇえ~?私はぁ、もっとてぇーとくさんと、一緒に居たいですっ!」ヒック


提督「そ、そんな事言っても…もうこんな時間だし…」チラッ



時計【23:30】



提督「ほら、間宮さん…」

間宮「てぇーとくさーん…」ガバッ

提督「えっ……?」クルッ





チュッ





提督「」





間宮「んふふ~私の初めてぇ…、てぇーとくさんにあげちゃった~」ヒック


提督「ちょっ……!///」カァァ




提督(間宮さんとのキスは…、ほのかに響21年の味がした…)




提督「じゃなくてっ…!間宮さんっ!///」

間宮「ん~?なんれすかぁ?」ヒック

提督「ダメでしょ!俺なんかとキスしちゃ!」

間宮「あ~なるほど~、キスだけじゃ足りないってことですね~?」ヌギッ

提督「いやいや、ダメだって間宮さん!?」ガシッ

間宮「ぇえ~?何でですかぁ?」ヒック


提督「好きでもない人とキスするのも、そういう行為をするのは良くないだろっ!?間宮さんだってそういうの嫌でしょ!?」

間宮「てぇーとくさんっ?私はてぇーとくさんの事、しゅきれすよ~?」ヒック

提督「それは酔ってるからでしょ!?」

間宮「むぅ~、てぇーとくさんは相変わらず鈍感さんですねっ」ムスッ

提督「何を言って…」



間宮「じゃ~これで気付いてくれますかっ」ギュー



提督「っ!///」


提督(ヤバい!ヤバい!ヤバい!!間宮さんの身体メチャクチャ良い香りがするっ!)


提督「間宮さんっ!離れて下さい!///」

間宮「イヤですっ!」ギュー

提督「ちょっと間宮さん!いい加減にっ…」



間宮「だって、今日が終わっちゃったら……次はいつ、てぇーとくさんのお部屋に来れるか分からないじゃないですかっ!!」



提督「……え?」キョトン



間宮「正直、皆が羨ましいんです…。てぇーとくの秘書官をして1日中一緒に仕事出来て、一緒にお話したり…、お茶飲んだり…、ご飯食べたり…」グスッ

提督「……」

間宮「でも私にはぁっ!そんな機会無いんです!」

提督「間宮さん……」

間宮「私だって…!もっと、てぇーとくの役に立ちたいですっ!もっともっと、お話したいんですっ…!」グスッ




間宮「もっと…、もっとてぇーとくの…傍に居たいです……」ギュッ


提督「……」

間宮「……ねぇ…てぇーとくさん……。せめて、私の事…『さん付け』で呼ばないで……」

提督「…それは……」

間宮「二人の時だけで良いんです……、お願いしますっ……!」グスッ

提督「……。分かったよ、『間宮』…」ナデナデ

間宮「ぐすっ…えへへ~…、二人の時だけですよぉ~……」カクン

提督「……?」

間宮「……」


提督「……間宮…?」ユサユサ



間宮「すー……すー……」



提督「あちゃー、寝ちゃったか……」ナデ

間宮「……ん~……、えへへ~…」

提督「しょうがない…、俺のベッドに寝かせるか」スッ



トサッ ギシッ…




ギュー



提督「……」

提督「……離してくれないんだけど…」

提督「…いや、流石に一緒に寝るのはマズイだろ…」グイッ

間宮「…んやぁっ……!」ギュー

提督(あーもーっ!しょうがないな…)




提督「はぁ…。こりゃ明日は誤解を解く所から始めないとな…」ギシッ…


間宮「……」スヤスヤ


提督「すみませんね、こんな男が隣で…」

間宮「……」スヤスヤ





提督(あれだな…。今日のではっきり分かったけど、間宮さんにはしっかりした男じゃないと駄目だな…)

提督(きっと悩みとか抱え込んじゃって、ストレスも大分溜まってたのかも…)

提督(もちろん間宮さんだけじゃない。ウチに居る全員がそうだ)

提督(きっと、ここ最近感じてた『違和感』は、皆がこういったストレスを抱えていたから……、だと思う……気がする……)

提督(まぁ…、今日のところはもう寝よう……)




提督「ふぁ~…。それじゃ、おやすみ、間宮…」ピッ…











「はぁ……、せっかく今日こそは司令官のお部屋に突撃しようかと思ってたのですが…。まさか間宮さんに先を越されているとは…」

「ですが、間宮さんに『アレ』は装備出来ないハズ…」

「まぁでも、普段から皆の為に美味しい料理を作ってくれるんです。たまには、私も身を引きますかね…」スッ

「それでは司令官、おやすみなさい…」カシャッ


スタスタ……

以上が本日の投下分です。

いやぁ~可愛い間宮さんが書けただけでも、僕は満足です。
もっと可愛い間宮さん増えて欲しいです。

あとウィスキーに反応してくれた方がいたので、ちょっと嬉しかったです。

今回、一緒にお風呂に入るというルートを書いてはいたんですが、あえて没にしました。

理由は、入浴シーンを上手く表現する事が出来なかったからです。
期待してた方、非常に申し訳ない。

そこで皆さんにお聞きしたいのですが、これからこういった没ルートが出てくる可能性が、大いにあります。
一応その後の展開がおかしくならないようには作ってあるのですが、sage sagaでここに投下すべきか、別スレを立ててそこに投下すべきか、それか無かったことにするか。
どれが宜しいでしょうか?

参考程度に、意見をお聞かせいただきたいです。

長文失礼しました。


響21年もいつか飲んでみたいわ
30年はとてもじゃないけど買えない

21歳の響をおいしく頂きたい?

響17年なら飲んだことある。


昨日は様々な意見をお聞かせいただき、ありがとうございました。
考えた結果、このストーリーが完結して、余裕があればIfストーリーとして投下する事にしました!

>>203
>>206
良いですねぇ、私もその内30年も飲んでみたいです。というか正直、ジャパンウィスキーはどれも美味しいです!


>>205
頂きたいです(真顔

それでは、本日も例によって今から投下していきます。



金曜日



5:30 提督部屋



チュンチュン…コケコッコー…


目覚まし『ピピ…ピピ…ピピ…』


目覚まし『ピピピピピピッ?』


間宮「う~ん……、聞き慣れない目覚ましですねぇ……」ムクッ

間宮「ふっ…ん~~っ…」ノビー

間宮「……?」チラッ




提督「zzz……」




間宮「」




間宮「……えっ」


提督「…ん~~っ…」ノビー

間宮「……まさか…」ハッ



間宮(提督と……、まさかの朝チュンーーーっ!!///)ボフッ

間宮(でも昨日の事全然覚えていませんっ…!無念っ!///)



提督「……あ。」

間宮「お……、おはようございます…。提督…///」

提督「……おはよう…、えと…、『間宮』…」ポリポリ

間宮「~~~っ!?///」



間宮(提督がっ……!私を呼び捨てっ!?///)

間宮(一夜にして発展し過ぎですっ!昨夜一体何がっ…!?)


間宮「あっ…、あの…」

提督「あー…。言っとくけど、間宮には何もしてないからな?」



間宮「……へ?」



……………

…………

………

……



5:45 提督部屋



提督「……という訳なんだ」

間宮「なるほど…、そういう事があったんですね…」

提督「ああ。誤解が解けて何よりだ」

間宮「ええ……」



間宮(そこまでいったのなら、襲っていただきたかった……)


間宮(いや、それよりもっ…)

間宮(提督に…ご迷惑をかけてしまいました……。もしかしたら嫌われたかも、しれません……)


間宮「……」ショボーン


提督「まぁ、なんだ……。もし悩み事があれば何時でも頼ってくれ」

間宮「えっ?」

提督「正直、間宮にはお世話になりっぱなしだからな…

提督「仕事終わりに飲みたい時、愚痴をこぼしたい時、悩んでる時には、俺の事は気にせず言ってくれ。その都度付き合うよ」

間宮「提督……」



提督「まぁなんだ…。何にせよ、昨日は素の間宮が見れて、俺は嬉しかったよ」ニコッ



間宮「……っ///わ、分かりました!その内、またお世話になりますっ!///」


提督「早い時間に起きたが、昨日間宮にも言われたし、今日の自主トレはお休みするよ」

提督「あと、今の時間なら起床してうろついている娘も少ないハズだ。今の内に戻った方がいいぞ?」

間宮「分かりました。提督、昨日はありがとうございましたっ」アタマサゲッ

提督「良いって、お礼を言われるようなことはしていないよ。







寧ろお礼を言いたいぐらいだ…」ボソッ




間宮「?」


提督(結局キスの件は伝えられなかった……。間宮も気にすると思うし、この件は胸の内に秘めておこう…)


間宮「あ、あと提督?」

提督「ん?」




間宮「二人きりの時だけと言いましたが……。普段から『間宮』と、呼んでくださいっ!」ニコッ



提督「……あ、ああ///」ドキッ

間宮「それでは、また後ほど…」ガチャッ




バタン……




提督「……」ポー


提督(……間宮から好かれている男が羨ましいよ…、全く……)


6:45 食堂




提督「今日も全員揃ってるな?」

大淀「はい。遠征中の艦隊を除く、全員の集合を確認致しました」

提督「よしっ」



提督「それじゃ、本日のスケジュールを確認するぞー」

一同「「はいっ」」

提督「まず、第一艦隊は鎮守府近海の哨戒。次に第二艦隊は………」


……………

…………

………

……




提督「……以上が本日のスケジュールだ。質問はあるか?」

川内「夜戦はー?」

提督「今日はナシ!基本的に追撃は避けるように!」

川内「ええ~?」

提督「他っ!」

「「ありませんっ」」


提督「よし、じゃあ本日の秘書官は誰だ?」



グラーフ「私だ」スッ



提督「グラーフは確か秘書官を務めるのは初めてだったか?」

グラーフ「ああ」

提督「よし。じゃあ食事が終わったら、執務室に来るように」

グラーフ「分かった」



提督「それでは、本日の朝礼は以上だ。俺に用事がある艦は、後から直接私の所に来るようにっ」

一同「「はいっ!」」

提督「以上。解散!」




ガヤガヤ……


提督「おっ、雷に鳳翔さん。もう厨房に居たのか」

雷「あっ!おはようっ、司令官っ!」

鳳翔「おはようございます。提督」ペコッ

提督「ああ、おはよう。今日も炊事の手伝いか?」

鳳翔「はいっ」

提督「二人とも朝から大変じゃないか?」

雷「そんな事ないわ!」

鳳翔「いざ炊事をしてみると想像以上に楽しいので、大変だとは思いませんよ?」

提督「そうか、ならいいのだが…」

鳳翔「ふふっ、お気遣いありがとうございますっ」


提督「じゃあ早速朝食を貰おうか」

雷「はいっ、こっちが今日の司令官の朝食よっ!しっかり食べるのよ?」カタッ

提督「ああ、美味しく頂くとするよ」スタスタ



ガヤガヤ……



提督「さて…、あの席空いてるし、あそこにするか」スタスタ

提督「よいしょっ」ガタッ



時雨「提督っ、隣で食べても良いかい?」ヒョコッ


提督「ああ、別に構わないが」

鈴谷「じゃあもう片方は、私がもーらいー」ガタッ

榛名「ではっ、提督の正面は私がっ」ガタッ

提督「お、おう…」



提督(何かスゴい面子だな…)



提督「まぁいいや。いただきますっ」パンッ

「「「いただきますっ」」」


提督「モグモグ…」

提督(お、今日の味噌汁はなめこ汁か…)ズズーッ




時雨・榛名「……」チラッ

鈴谷「……」コクン



鈴谷「…ところでさー、提督は好きな人とかいんの?せっかくだし、この鈴谷に教えてよっ」


提督「はぁ?急になんだよ…」モグモグ

鈴谷「だって気になるしぃ~」

提督「えぇー…。あー、特に思い付かんなぁ」ガツガツ

鈴谷「…それは好きな人は居ないってコト?」

提督「まぁ、そう言う事になるかな…」ズズー


提督(俺の好きな人の事なんか聞いて、コイツは何が楽しいんだ…?)


提督「じゃあ逆に聞くが、鈴谷はどうなんだ?」

鈴谷「私?居るに決まってんじゃん」

提督「……もしかして時雨や榛名も、居るのか?好きな人とか…」

時雨「大好きな人が一人いるよ」

榛名「私も、お慕いしている方が一人…」

提督「あー…、そうか……」



提督(彼女達にも、やはり居るのか……。ええい何なんだ、このモヤモヤは…)

提督(はぁ…。彼女でも出来れば、こんな思いはしないのかもな…)


提督「はぁ……。早く彼女欲しいなー…」ボソッ






シーン………






提督「……何で一気に静かになったんですかねぇ…」

時雨「……だって提督がそんな事言うから…」


提督「だってお前ら彼氏居るんだろ?羨ましい……リア充め…」

鈴谷「…てゆーか、そんなんだから彼女出来ないんじゃん…」ジトー

提督「ええー?自分で言うのもなんだが、学生時代はモテてたんだぞ?」

榛名「でしょうね……」

提督「まぁ、数人に告白された時に修羅場になって以来、恋に臆病になったのは否めないが…」

鈴谷「じゃあ積極的になれば良いじゃん」

提督「積極的になれる相手が見つかってないから困ってんじゃん…」



時雨「じ、じゃあボク相手に積極的になってよっ!」ガタッ



鈴谷・榛名「っ!」ガタッ



提督「はぁ?だってお前好きな人居るって…」

時雨「とっ、とにかくっ!さぁ、ボクの心を奪ってみなよっ!」ハァハァ

提督「いや落ち着けって…」

時雨「……て、提督はもしかしてさ、ボクの事は興味無いのかい…?」

提督「いや…、だって部下だし…」

時雨「はぁ~……。意気地無し…」ボソ


鈴谷・榛名「……」ホッ



時雨「じゃあさ、その部下と付き合ってるキミの友人はどうなるんだい?」ムスッ


提督「なんでむくれてんだよ……。てか、何故それを知っている…」

時雨「この前の演習の時に知ったのさ」

提督「……ったく、アイツめ…」


鈴谷「ってゆーか、提督は何でそんな焦ってんの?」

提督「焦ってねーよ」

榛名「では何故そこまで…、彼女が欲しいんですか?」

提督「な、何故かと聞かれても……。実は俺自身も良く分からん」


提督(……もし最近感じてた違和感が、艦娘に対してではなく、『俺自身』にあるとしたら…)




提督「…実は、お前らの好きなヤツに…嫉妬してるのかもな……///」ムスッ




時雨・鈴谷・榛名「~~~っ///」ゾクゾクッ




提督「……あっ」




時雨「ね、ねぇ提督…、もう一回言ってくれないかな…?///」ゾクゾク

提督「いっ、言わねーよっ!」

鈴谷「もしかしてぇ~、私達が盗られると思って、嫉妬しちゃった?///」キュンキュン

提督「うるせぇっ!あー、俺はどうしてあんなセリフをっ…!」

榛名「は、榛名は大丈夫ですっ!///」ハァハァ

提督「俺が大丈夫じゃねぇんだよっ!」



提督「あーっ!今の言葉は忘れてくれっ」ガタッ





提督「ごちそうさまでしたっ」ダッ











「ねっ、私の言った通りだったっしょっ!?」

「確かにキミの言う通りだったよ…、ボクも考えを改めなくちゃ…///」

「わ、私もです…///」

「せっかくだし、『アレ』が来るまで『そういう振り』するのはどうっ?」

「そうだね…、ボクは賛成だよっ」

「私も…、もっと提督のああいう姿見たいですっ…!」

「じゃあ決まりっ!早速『彼女』に広めてもらうねっ」

以上が本日の投下分です。

途中時間が空いてしまって申し訳なかったです。

こんばんは。今日は忙しくてなかなか書き溜めれなかったので、短いですが投下していきます。


6:50 執務室




提督(あーもー、あんな事口走った自分にイライラする……)コツコツ

提督(てゆーか、何で部下の彼氏に嫉妬してんだ…、俺はアホか…)ガチャッ


提督「グラーフ…、もう来てたのか」バタン

グラーフ「ああ…。アトミラール…、やけに疲れているが大丈夫か…?」

提督「…気にするな」ガタッ


提督「さて、グラーフには今日1日、俺の秘書官として仕事をしてもらう…」

グラーフ「ああ」

提督「……予定なんだが。どうしたものか…」

グラーフ「…その仕事をすればいいだろう」

提督「いや、そうなんだけどさ…。キミはこの鎮守府に来てどれくらいだ?」

グラーフ「丁度1週間だな」


提督「そうか…。ちょっと聞きたいんだが、ここに来てから誰かとショッピングとか行った事は?」

グラーフ「無い」

提督「じゃあ、鎮守府周辺の大本営管轄区域の街に行ったことは?」

グラーフ「無い」

提督「…ウチに居る奴ら以外の友人は?」

グラーフ「居ない」

提督「……因みに好きな男とかは?」

グラーフ「色恋沙汰には興味がない」

提督「そう…か……。あのさ、グラーフ?」

グラーフ「ん?」

提督「キミ…、無愛想って言われない?」


グラーフ「私は兵器だ。愛想良くしてどうする」

提督「はぁ~~…」

グラーフ「?」

提督(コイツは、重症だな…。遊ぶのは二の次で、恋愛とか、したことが無いのかもしれん…)

提督(…仕方ない)

提督「グラーフ、今日は街に出掛けるぞ」


グラーフ「出撃か?」

提督「どうしてそうなるんだ…。今日のお前に出撃の予定は無い…」

グラーフ「では何だ?」

提督「街の状況を知るという目的で、ショッピングをする。分かったか?」

グラーフ「…?分かった」

提督「だが、まだ開いているお店も少ないし、10時位まで仕事をしよう。とりあえず執務室の掃除から始めようか」

グラーフ「了解した」


6:20 執務室


グラーフ「アトミラール、このダンボールはどこに持っていけばいいんだ?」ゴソッ

提督「ああ、それは潰さずに工廠に持っていってくれ。夕張や明石達が使いたいらしい」フキフキ

グラーフ「了解した。早速持っていってくる」ガチャッ

提督「宜しく頼む」

提督「ああ、あとついでに夕張達と親睦を深めてこい。適当な時間に戻って来ればいいからさ」

グラーフ「ああ、分かった」バタン


6:30 工廠



カーンカーンカーン……
ジジジ…バチバチッ……


グラーフ「おーい、ダンボールを持ってきた。誰か居ないかっ?」

夕張「あー、どーもどーもグラーフさん。わざわざありがとうございます」コツコツ

明石「丁度書類整理に使おうと思っていたんですよー、よいしょっ」ドサッ

グラーフ「なるほど…」


夕張「そういえば、今日はグラーフさんが秘書艦だったね」

明石「もしかして秘書艦になるのは初めて?」

グラーフ「ああ」

明石「じゃあ「今日は街に行こう!」とか言われたでしょ」

グラーフ「そうだが…、何故それを?」

夕張「それがあの人の考え方だからね…」ハハ…

グラーフ「そうなのか?」

明石「そーそー、まぁ嬉しい事だけどさ…」

夕張「提督本人の無自覚さが、後から腹立たしくなってくるんだよね~…」ハァ


グラーフ「どういう事だ?」

明石「まぁ、惹かれた私達の負けなんだけどさ…」

夕張「そうだけどさ…、もうちょっと自覚して欲しいね…」

グラーフ「良く分からんが、アトミラールは面倒くさい男なのか?」

夕張「ある意味、ね」

明石「まぁ、提督に悪意は無いし、グラーフさんは自然体で接すれば良いと思うよ」

グラーフ「そうか、了解した」



夕張「ところで、他に用事は?」

グラーフ「ついでに親睦を深めてこいと言われたが…」

夕張「そうなの?」

明石「あっ!じゃあせっかくだし、装備見せてよ!」キラキラ

グラーフ「艦載機とかか?」

夕張「そうそう!私もグラーフさんの装備、じっくり見てみたかったんだよねーっ!」キラキラ

グラーフ「別に構わないが…」

明石「そうと決まれば、早速艦載機から見せてよ!ドイツ製の艦載機、じっくり見たことなくてさ!」

夕張「ビスマルクさんやプリンツさんの装備もそうだったけど、ドイツ製は面白いからね!」

グラーフ「…では、まずこの艦載機から……」



……………

…………

………

……


短いですが、以上となります。

ぼちぼち投下していきます。


7:00 執務室



提督「……」カキカキ


コンコン


グラーフ「アトミラール、今戻った」ガチャッ

提督「お帰りー、夕張達と親睦は深められたか?」ピラッ

グラーフ「ああ、彼女達の話はとても興味深かった。近い内にまた顔を出そうと思う」バタン


提督「そうか、仲良くなれたようで何よりだ。あ、でもアイツらたまに変な事企むから気を付けろよ?」

グラーフ「そうなのか…?」

提督「ああ…。まぁ、変なクスリとか作ってないだけマシだとは思うが…」ゲンナリ

グラーフ「……」

提督「ま、そんな事置いといて。書類整理手伝ってくれ」ピラッ

グラーフ「り、了解した…」

提督「宜しく…って、あっ。しまった、印鑑を部屋に忘れてしまった…。ちょっと取りに行ってくる」ガタッ

グラーフ「分かった」


7:10 提督部屋前



提督「あー、やっぱり印鑑テーブルの上に置きっぱなしだったか…」ゴソゴソ

提督「まさか印鑑を忘れるとはな…
」ガチャッ

提督「さて、今日の外回りスケジュールも組まないとな」バタン ガチャリ


コツコツ…


提督「…あれ、北上?何してんだ、そんな所で」

北上「……」


提督「おーい、北上ー?」

北上「あのさ、提督…」

提督「ん?」

北上「あたしさー、見ちゃったんだよねー…」

提督「何を?」





北上「今朝、間宮さんが提督の部屋から、出てくるとこ…」





提督「……えっ」


北上「あたしショックだなー…。間宮さんとあたしの尊敬してる提督が、身体の関係で繋がっているなんてさー…」

提督「いや、そういうのじゃないから…」

北上「ふーん、否定するんだ」

提督「否定も何も、そもそもそういう関係じゃないって」

北上「でも昨夜間宮さんを部屋に連れ込んで、今朝出て来たのは事実でしょ?」

提督「それはそうだが、どうしてそういう考えになるんだ…」


北上「だって何も無かったという証拠は無いんだよ?提督が嘘をついている可能性だってあるし?」

提督「俺は嘘は吐かない」

北上「じゃあどうやって証明出来んの?」

提督「それは…、間宮本人に聞けば分かるだろ…」

北上「間宮さんが嘘を吐く可能性もあるんだよ?信じれると思う?」

提督「……なぁ、北上…」

北上「何?」

提督「…どうしてそんなに怒っているんだ?」


北上「どうして…?もしかして、提督は分からないの…?」

提督「上司が部下を泊めてあげただけで怒られる理由なんて、俺には思い付かんな」

北上「……はぁー……。提督はヒドイよね…、あたしらの気持ち、なーんにも分かってない…」

提督「……これでも皆の事を分かっているつもりだが…」

北上「あーあ…これだもんなぁー…。提督はいつになったら分かってくれるのかねー…」

提督「……」ギリッ


北上「ま、この事はあたしの胸の内に仕舞っておいてあげる」

提督「……、」

北上「じゃーねー、提督」ノシ

提督「待て、北上」ガシッ

北上「……何?」

提督「このまま誤解されたままなのは癪だ。何も無かった事を証明してやる」

北上「……どうやって?」






提督「今夜俺の部屋に泊まれ」






北上「………え?」キョトン

この提督は油田のそばで煙草を吸うのを男気と勘違いしてるみたいだな


提督「そこで俺が間宮にしたことを、そのままお前で再現してやる」

北上「ちょ、ちょっと待って!提督は何言ってるか分かってんの!?///」アセアセ

提督「ああ、変なことを言っているのは分かっている。でもそうすればきっと北上も、満足いく筈だ」

北上「ひゃぁ~…///ほ、本気?///」

提督「本気だ」

北上「~~~っ///いきなり過ぎるって~っ!///」

提督「もし嫌なら、別の方法を考えるg
北上「行くに決まってるじゃんっ!」ガバッ


提督「お、おう…。良いのか?」

北上「当たり前じゃん…///じ、じゃあ今夜提督の部屋に、行くからねっ///」

提督「ああ、あと着替えも持ってこい」

北上「う、うん…///」

提督「じゃあまたな」コツコツ







「……///」

「ヤバっ…、興奮してきちゃった///…ちょっとトイレに行ってこよっ///」タッタッタ


10:00 執務室




提督「よし、とりあえずここまでにしておこう」ピラッ

グラーフ「良いのか?」

提督「ああ、そろそろ外回りの時間だからな」

グラーフ「そういえば、そうだったな 」

提督「じゃあ行くぞ」ガチャッ

グラーフ「分かった」コツコツ



バタン


10:10 鎮守府通用門




提督「あっそうだ、グラーフ。鎮守府の外に出る際は、これを絶対に携帯しておく事」スッ

グラーフ「…何だ?このカードは」ピラッ

提督「それはクレジット機能付きの、身分証明カードだ。もし警官に身分を証明出来るものを出せと言われたら、それを出せ」

グラーフ「なるほど…」

提督「まぁ、グラーフは艦娘って分かりやすいし、提示する機会はほぼ無いだろう。が、トラブルを避ける為にも持っておいて損はない」

グラーフ「了解した」



ビスマルク「…あら?アトミラールにグラーフじゃない!」

プリンツ「今からお出掛けですか?」

提督「ああ、グラーフは今日が初の秘書艦だからな」

ビスマルク「…なるほどね。そういえば、グラーフは最近ここに着任したばかりだったわね」



プリンツ「思えば、私も初めて秘書艦任されたとき、アトミラールさんと一緒に街に行きましたね…。あの時はとても楽しかったですっ!」

提督「それは連れていった甲斐があったよ」ハハ

ビスマルク「わっ、私だって楽しかったわよっ」

提督「そりゃなによりで」ハハ



ビスマルク「と、ところでアトミラール。こ、この私と一緒に、今度デートにでも…///」

プリンツ「おっ、お姉様ズルいですっ!私も一緒に行きますっ」

ビスマルク「だっ、ダメよ!私は二人きりが良いのっ!」

プリンツ「させませんよ~っ!」



提督「…相変わらず二人は仲が良いな」

グラーフ「そうだな…」




提督「じゃあ俺らはそろそろ行くから、お前らはちゃんと仕事しとけよー?」コツコツ

ビスマルク「あっ、ちょっと待ちなさいよ!もっと私に構いなさいよっ!」

プリンツ「ダメですお姉様っ!アトミラールの仕事の邪魔をしてはっ!」

ビスマルク「ちょ、ちょっと離しなさいよっ!アトミラールが行ってしまうじゃないっ!」

プリンツ「い~や~で~す~っ!」

ビスマルク「あっ、行かないでっアトミラーーーーールっ!!」



コツコツ…




グラーフ「…良いのか?放っておいても」コツコツ

提督「あのまま付き合ってたらいつまでも経っても出発出来ん。それに…」コツコツ

グラーフ「…それに?」コツコツ




提督「グラーフと一緒に居られる、貴重な時間が短くなるじゃないか」コツコツ




グラーフ「………そうか」コツコツ



提督「えーと…。じゃあ最初は、俺らの顔見知りに挨拶して回るか」コツコツ

グラーフ「り、了解した」コツコツ

提督「そう緊張すんなって、皆優しい人達だからさ」ハハハ

グラーフ「いや、そういう意味では……、まぁ良いか…」コツコツ

すみません、一旦落ちます。

多分夜中にまた投下しに来ます。

お待たせしました、今から残りを投下していきます。

何でインポの話しているんですかねぇ…


10:25 商店街



ガヤガヤ……


グラーフ「今日は平日だというのに、人が多いな…」

提督「ここは市場も近いし、一般の人間だけじゃなく業者も沢山来るからな。早朝と夕方は特に混雑するんだ」

グラーフ「ほう…」


八百屋「おっ、提督さんじゃねーか!相変わらず別嬪さん侍らせて、羨ましいねぇ~」

提督「おはようございます!ウチの娘は皆別嬪ですからね、よく言われます」ハハハ


魚屋「じゃあ俺らにも1人位おすそ分けしてくれよっ」ガハハ

提督「そんな事言ってると、また奥さんに怒鳴られますよ~?」ニヤニヤ

魚屋「げっ!何で知ってんだ!」

提督「ウチの陸奥が、奥さんから相談受けたって言ってましたからね」ハハハ

八百屋「只でさえちいせぇ町なんだ、そういう噂はあっという間に広がっちまうよ」ガハハ


グラーフ「……」

提督「おっと、紹介するのを忘れていたな…、コイツは最近ウチに着任したグラーフ・ツェペリンだ」

グラーフ「よ、宜しく頼む」

八百屋「おう!」

魚屋「宜しくな、嬢ちゃん!」




花屋娘「あーっ!提督さんがまた違う女の子連れてるーっ!」

提督「ああ、コイツは例によって最近着任したグラーフだ」

グラーフ「宜しく頼む」

花屋娘「宜しくねっ!って言うか提督さんの反応つまんないー、もっと取り乱したりしないのー?」

提督「誰かさんから言われ慣れてるからな。お陰様で、冷静に対処できるようになったよ」ニヤッ

花屋娘「んもー、そういう皮肉ばっかり」

提督「ははっ、すまんすまん。来週も花買うから、それで勘弁してくれよ」

花屋娘「むー…、許すっ!」

提督「ははっ。じゃあ後で羽黒が来るから、いつものように宜しく頼む」

花屋娘「分かった!いつもありがとねーっ!」


グラーフ「……」ムッ




警官「あ、提督さん!おはようございます!」

提督「ああ、どうも!この前は隼鷹がお騒がせしてすみませんでした…」ペコッ

警官「いやいや、寧ろ感謝したいぐらいですよ」

提督「本当ですか?」

警官「ええ、何せ殴り倒した相手は暴漢でしたからね。お手柄です」

提督「だったら良いのですが…。あ、そうそう。この娘はこの前着任したばかりの艦娘なんです」

グラーフ「グラーフ・ツェペリンだ。宜しく頼む」スッ


警官「こちらこそ、宜しくお願いします。ああ、身分証は出さなくて良いですよ?」

グラーフ「何故だ?」

警官「提督さんが一緒ですし、別に怪しい訳でもないですからね」ハハハ

婦警「あの…、こちらの方は…?」

警官「ああそうだった。提督さん、実はウチも新米が1人入りまして…」

提督「すごい偶然ですね…」


警官「こちらの男性は、あの鎮守府で提督をされている方だ」

婦警「あっ、そうだったんですねっ!失礼致しましたっ!」ガバッ

提督「いやいや、良いんですよ。大変な事も多いかもしれませんが、お互いに頑張りましょう!」

婦警「はいっ!宜しくお願い致します!」ビシッ


グラーフ「……」ムッ


警官「呼び止めてしまい、申し訳ありませんでした」

提督「いえいえ、貴方は職務を全うされているだけですから」ハハハ

警官「そう言っていただけると助かります。それでは私達はこれで」ピシッ

提督「ええ、本日も御苦労様です」ピシッ




おばちゃん「あらぁ~、提督さんじゃない」キキーッ

提督「ああどうも、ご無沙汰しております」

おばちゃん「また新任の娘が入ったの?」

提督「ええ、今度はドイツから来た娘なんですよ」

おばちゃん「あら、そうなの?」

グラーフ「グ、グラーフ・ツェペリンだ」

おばちゃん「日本に来たばかりで大変ねぇ~。困ったことがあったら何時でも相談してね?」

グラーフ「あ、ああ。感謝する」

おばちゃん「あ、そうそう聞いてよ提督さん。この前ウチの旦那がねぇ~?…………」



……………

…………

………

……





12:00 ショッピングモール



提督「…グラーフ、大丈夫か?」

グラーフ「…少し疲れた…」

提督「じゃあ、このレストランで小休止しようか」

グラーフ「ああ、助かる…」

店員「いらっしゃいませっ。あ、提督さんでしたか!」

提督「ああ、どうも。二人座れるかな?」

店員「勿論です!お席にご案内致しますっ」


……………



グラーフ「…アトミラールは、皆から愛されているな…」

提督「まぁ毎日じゃないが、出歩く時はなるべく挨拶するようにしているしな」

提督「俺達は鎮守府に住まわせてもらっているに過ぎん。街の人と仲良くしておかないと、色々大変だからな」

グラーフ「なるほど…」


提督「まぁ、午前中の内に挨拶周りは大方済んだから、後はグラーフの私服選びだな」

グラーフ「私の?」

提督「ああ。まさか休日もその格好で出歩くつもりだったのか?」

グラーフ「いや…、まぁ…」

提督「休日位ちょっとでもお洒落しないと、男にモテんぞ?」

グラーフ「だから、色恋沙汰には興味が無いと…」

提督「良いから。折角俺が服を買ってやるって言っているんだ、こういう時は甘えなきゃ損だぞ?」

グラーフ「……分かった」


12:30 ショッピングモール



店員「ありがとうございましたー!提督さーん、また来てくださいねー!」

提督「ああ、気が向いたらなー」


提督「どうだったか?初めての外食は」

グラーフ「あんな本格的なイタリアンが、ショッピングモールに入っているのだな…。とても美味しかった」

提督「気に入ってくれたようで何よりだ。じゃあ、早速服を選びに行くぞ」


グラーフ「あ、アトミラール…その…、恥ずかしい話だが、私は自分に似合う服が分からんのだが…」

提督「あー、だろうな…」

グラーフ「すまない…」

提督「まー落ち込むなって。俺で良いなら選んでやるぞ?」

グラーフ「だ、ダンク…」

提督「じゃあとりあえず、あの店に行こう。まずどういう感じが似合うかを見極めんとな」

グラーフ「了解した」

すんません、またやらかしてました。

ツェペリン………×
ツェッペリン……○

でしたね……、二重チェックとは何だったのか…



店員「いらっしゃいませ~」

提督「ああ、すみません。こいつに似合う服を見繕ってくれないか?」

店員「かしこまりました~。ではお身体のサイズを先に測らせていただきたいのですが、宜しいですか?」

グラーフ「ああ…」



店員「ん~、かなり身長が高いんですねぇ。しかもバストサイズもそこそこあるので、それを生かした服が良いかもしれませんね」

グラーフ「なるほど…」

店員「服の好みとかはあります?」

グラーフ「いや、特には…」

店員「でしたら、とりあえず似合いそうなコーデを一通り試しましょうか。その上で好みを絞っていきましょう」

グラーフ「了解した」

店員「ではまずこちらから…」



……………




グラーフ「あ、アトミラール…これはどうだ?」

提督「お、おぉ…、いきなりカジュアルな感じになったな…」

提督(黒タイツにホットパンツって、なかなかイイな…)


グラーフ「に、似合うだろうか…?」

提督「ああ…、一気に服装が変わったから、別人かと思ったよ…」

店員「ホットパンツに 白インナー、黒いアウターで纏めてみましたっ」


提督「……」ジーッ

グラーフ「あ、あんまり見つめられると…、恥ずかしい…///」

提督「普段から真面目なヤツがそういう格好すると…、スゴいギャップだな…」

店員「いかがですか?」

グラーフ「ど、どうだろう…。アトミラールはどう思う…?」

提督「良いんじゃないか?少なくとも俺は好みだな」

提督(ホットパンツから伸びる脚が特にイイ…)


グラーフ「そ、そうか…///じゃあこれを貰おうっ!」

店員「ありがとうございます!では次のコーデは清楚系で……」


……………

…………

………

……


以上が本日の投下分です。

グラーフって意外とウブっぽいので、それを押し出す方向で書いています。

大井っちはもう少し先で出て来ますが、安心してください。病んでいませんよ。

>>103のダンクはダンケか?
それとも提督表記にアドミラルやアトミラール等読みに振れがあるみたいにダンケも振れがあるん?

>>315
>>1じゃないけど「danke」「dank」の違いは方言か否か。
前者はドイツ語の標準的な表現で、後者はドイツ南部やオーストリアなどの方言となります。
ついでに「danke」は「感謝する」という意味の動詞で「dank」は「感謝」という意味の名詞でもあります。

お待たせしました、今から投下していきます。


ドイツ語に関しては、艦これのボイスから聞き取ったモノに当て字しているに過ぎません。
もしネイティブの方が居ましたら、許して下さい何でもしますんで。


15:30 カフェ



提督「いやぁ~…、相当買ったなぁ…」

グラーフ「~♪」ゴクゴク

提督「やはり女物は高いなぁ…、今日で相当使ってしまった……」ガックリ

グラーフ「……アトミラールが甘えて良いと言ったのだろう…」ムッ

提督「いや、そうなんだけどさ…、まさかここまで洋服を買うとは思わないわけで…」


グラーフ「し…仕方ないだろう…、ショッピングがこんなに楽しいとは思わなかったのだ…」モジッ

提督「グラーフずっとウキウキだったもんなぁ、初めてあんな楽しそうなグラーフを見たよ」ハハハ

グラーフ「……変か?」

提督「寧ろグラーフの素顔が見れて良かったよ。やっぱり連れ出して正解だった」

グラーフ「……///」ズズー



男店員「どうも、提督さん!」

提督「おお!久しぶりだな!」

男店員「はい!相変わらずお元気そうで!」

提督「君も相変わらず元気だねー。あっ、そうだ。君にも紹介するよ。最近入ったグラーフだ」

グラーフ「宜しく頼む」ペコッ

男店員「よ、宜しくお願いします!」ペコッ


提督「あのさ、ちょっと耳を貸してもらえるか?」チョイチョイ

男店員「はい?」スッ



提督「最近ウチの娘達に、彼氏や好きな人が出来たらしいが…、お前知ってるか?」ボソボソ

男店員「ああ~、確かにそういう話する娘は多いですね」ボソボソ

提督「相手は見たことあるか?」ボソボソ

男店員「う~ん…、残念ながら…」ボソボソ

提督「そうか…」





男店員「あ、でも、皆似たような特徴の男性の話ばかりしていますよ?」ボソボソ




提督「ほう…」

男店員「例えば、好きな食べ物が被っていたり、趣味が同じだったり…」ボソボソ

提督「それは同じ相手を好きになっている可能性があると…?」ボソボソ

男店員「うーん…、流石にそこまでは分かりませんね…」ボソボソ

提督「そうか…、分かった」

男店員「お役に立てず、すみません…」

提督「良いよ良いよ、少し分かっただけでも有難い」




グラーフ「……」ズズー




提督「それじゃあグラーフ、そろそろ次行くか」

グラーフ「うむ、その言葉を待っていた」ガタッ

男店員「ありがとうございましたー」



グラーフ「次はどこへ連れていってくれるのだ?」コツコツ

提督「そうだなぁ…、やっぱゲーセンかな」コツコツ

グラーフ「それはどういう場所なんだ?」コツコツ

提督「行ってみりゃ分かるよ」コツコツ


15:45 ゲームセンター



ガヤガヤ……



グラーフ「……」ポカーン

提督「もしかしてグラーフはゲームセンター初めてか?」

グラーフ「…この様な場所が存在したとは…」ソワソワ

提督「じゃあ今日はゲーセンでの遊び方を教えてやろう」

グラーフ「うむっ!」キラキラ


提督「じゃあまず音ゲーからだな。あれからやるか…」コツコツ

グラーフ「音ゲーとは何だ?」

提督「音楽に合わせて、ボタンやらタッチパネルやらを押して遊ぶ物が多いな。まぁ、リズムゲームとも言うな」

グラーフ「なるほど、早速やってみようっ」チャリン


『Welcome to jubeat Qubell……』チャララーン…




………………





グラーフ「音楽とは……、あそこまで難しいモノなのか……」ガクッ

提督「だから最初はイージーでやれって言ったじゃん…」

グラーフ「…あそこまで難しいとは思わないだろう…」ショボーン

提督「まぁ、音ゲーはこの辺にして、次はレースゲーだな」

グラーフ「それはどういうものだ?」

提督「そのままの意味で、レースをするゲームだよ。大体はクルマやカートでレースをして、1位でゴールしたヤツの勝ちだ」

グラーフ「なるほど…、アトミラールには負けんぞ?」フフッ

提督「俺だってレースゲーは得意だ。島風には負けたが、グラーフには絶対負けんよ」フフン




………………





提督「…クソッ…!唯一の俺の得意分野なのに…、いとも容易く負けるとはっ…」ガクッ

グラーフ「ゲームとは言え勝負だからな。何を言おうと私の勝ちだ」フフン

提督「マリ○カートならまだしも、ガチのレースゲーで負けるとはな…」

グラーフ「あっ」

提督「ん、どうした?グラーフ」

グラーフ「なぁアトミラール!あれは何だっ?」

提督「あれはクレーンゲームだな、ボタンやらレバーで景品を取るゲームだ」


グラーフ「なるほど!では、このカップアイスを取るゲームがやりたいのだが…」

提督「おっ、良いぞ?どれ、お手並み拝見といこう」チャリン

グラーフ「このレバーで操作するのだな?」カチャッ ウィーン…

提督「そうそう、それでそのボタンを押すとアームが下がって掴んでくれるんだ」

グラーフ「むぅ…、ここだっ」ポチッ


ウィーン…ガシッ…ウィーン…ガタン


グラーフ「獲ったぞっ!」テッテレー

提督「マジか…、俺それ一回も獲れたこと無いんだけど…」


グラーフ「ふふふ…、こんなの朝飯前だなっ」

提督「じゃあ俺もやってみるか…」チャリン

ウィーン…

提督「……ここだっ!」ポチッ


ウィーン…ガシッ…ポロッ…ウィーン…


提督「……やっぱり俺は、今日もダメだったよ…」ガクッ

グラーフ「ふふん、また私の勝ちだなっ!」ドヤッ


提督「くっそー…。てかそれ、早く食べないと溶けるぞ?」

グラーフ「そうだな、早速頂こう」パカッ

提督「………」ジー

グラーフ「ん~、もいひいな!これはっ」パクパク

提督「………」ジー

グラーフ「…むっ、何だ?」

提督「いや、美味しそうに食べるなーと…」


グラーフ「ふっ、しょうがないな。ほら、一口だけ食べさせてやろう」スッ

提督「やった、サンキュー!」パクッ

グラーフ「うむっ!じゃあ残りは私が……」ハッ


提督「どうした?」

グラーフ「…あっ、いや!…よく考えたらこれは……///」

提督「…ああ、俺も気が利かなかったな。新しいスプーン取ってくるよ」


グラーフ「いや待てっ!こっ、これで大丈夫だっ!///」

提督「そうか?だったら良いが…」

グラーフ「う、うむ…。では…い、頂こう…///」パクッ


グラーフ「~~~っ///」ボッ



提督「…美味しそうで何よりだ」




………………





グラーフ「なぁアトミラール!あの大きな機械は何だ?」

提督「プリクラだな、鈴谷とか浜風辺りが好きなヤツだな」

グラーフ「どういうゲームなんだ?」

提督「あれはゲームって言うより、友達と一緒に写真を撮って遊ぶヤツだな」

グラーフ「なるほど…」

提督「まぁ友達と言わず、カップルで取る奴等も居るが…」


グラーフ「……っ!」




提督「まぁ、今日はグラーフ1人だし、休日に仲の良い娘達と一緒に撮りに来るといい」スタスタ

グラーフ「まっ、待てっ!」ガシッ

提督「ん?」

グラーフ「い、一緒に撮ろうではないか…///」

提督「俺とで良いのか?」

グラーフ「ああ、寧ろアトミラールとが良い…///」

提督「そうか。じゃあ早速やるぞ」




………………




グラーフ「中は結構明るいのだな…、後ろは緑やら色々なカーテンまである…」

提督「明るいのは顔に影ができにくいようにする役割があったりするし、後ろのこれは、後で背景を合成する役割もあるな」チャリン

グラーフ「ほう…、様々な技術が使われているのだな…」


ピロリンッ

『好きなモードを選んでねっ』


提督「とりあえず適当に…」ピロリン



『カウントダウンが終わったら撮影の合図だよっ!カウントダウンの間にポーズを決めてねっ!』


提督「じゃあ5枚撮れるみたいだし、どういうポーズで撮ろうか?」

グラーフ「ぽ、ポーズか…、そうだな…。最初は並んで撮ろう」

提督「よしっ」


『まずは1枚目っ!3、2、1!』カシャッ!



『次は2枚目っ!仲良しさをアピールしようっ! 』


提督「じゃあ次は帽子を交換して撮ろう」

グラーフ「い、良いのかっ?」

提督「良いから良いから、ほら笑顔笑顔っ!」


『 3、2、1っ!』カシャッ



『3枚目だよっ!ちょっと接近してもっと仲良しさアピール!』


提督「よし、3枚目だ。次はどうする?」

グラーフ「つっ!次はアトミラールが後ろから抱き締めている感じで頼むっ!」

提督「え、ええっ!?」

グラーフ「ほらっ、早くしないかっ!」バッ

提督「お、おう…///」ギュッ

グラーフ「んっ…!///」ゾクッ


『 3、2、1っ!』カシャッ



『4枚目はちょっぴりオチャメな感じでっ!』


提督「おいグラーフっ、表情硬いぞっ!」ムニッ

グラーフ「はひほふふっ!///」

提督「ほらほら~、表情筋固まってるぞー」ハハハ

グラーフ「むーーっ!」グニッ

提督「いひゃいいひゃい」ムニッ


『3、2、1っ!』カシャッ



グラーフ「何をするっ!///」バッ

提督「だってお前スゴいガチガチなんだもん」

グラーフ「ええい、最後は好きにさせてもらうぞっ!」バッ

提督「おう、かかってこい!」グッ



『最後は一番ラブラブなポーズでっ!』



グラーフ「……おい、目を瞑れ」グッ

提督「おい、お前…。何する気だよっ…!」タジッ


グラーフ「いっ良いから、もう時間がないんだっ!」

提督「え、ええいままよっ…!」ギュッ

グラーフ「よ、よし……。今なら…、今ならっ!」スッ



『3、2、1っ!』



グラーフ「っ!」

チュッ




カシャッ




提督「……っ!///」バッ

グラーフ「ハァ、ハァ…///」

提督「おま…、何で唇なんだよ…///」

グラーフ「…ほ、本当は頬にするつもりだったのだが……///き、気がついたら…、その…、そこだったのだ…///」モジッ



『ヒューヒューっ!アツイねーっ!』



提督「うるせぇっ!///」



グラーフ「し、写真はどうなるのだ?///」

提督「あー…、外の機械で加工するんだよ」

グラーフ「なるほど…///」




提督「このタッチペンで文字を書いたり、スタンプ貼ったりして加工するんだ」カチカチ

グラーフ「ほう…」カチカチ


提督「……」カチカチ


グラーフ「……」カチカチ


提督「……あっ、お前俺の目にグラサン張り付けてんじゃねーよ!」カチカチ

グラーフ「ふふっ…。あっ、貴様も私の頭に花を付けるなっ!私がアホに見えるだろっ!」カチカチッ

提督「あ、やりやがった…!こんのっ!」カチカチッ



……………

…………

………

……



18:00 鎮守府付近の埠頭




グラーフ「~~~♪」コツコツ

提督「なぁグラーフ…。やっぱ最後の1枚…、無かった事には」コツコツ

グラーフ「断る」キッパリ

提督「……お前も恥ずかしがってた癖に…」コツコツ

グラーフ「アトミラールが油断するからいけないのだ」コツコツ

提督「はぁ…、まぁ楽しんでくれたようで何よりだ」コツコツ


グラーフ「まぁ、なんだ…。今日は私に外の世界を教えてくれて、ダンケシェーン…」

提督「だから堅いって…、それに遊びを教えるのも、上司の務めだしな」

グラーフ「上司…か……。なぁ…、アトミラール」クルッ

提督「ん?」

グラーフ「私は、色恋沙汰に興味が無い、と言ったな…」

提督「ああ、そうだな…。兵器だから、愛想良くする理由が無いんだろ?」


グラーフ「ああ、今まではその考えを貫いてきた…。戦いは、残酷なモノばかりで、私の心も荒んでいたのだろう…」

提督「……」

グラーフ「だが、アトミラールと今日1日遊んだお陰で…少し…、考えが変わった」

提督「…そうか」

グラーフ「この、何時まで続くか分からない、折角の平和な時間を…、もっと大事に。そして楽しく過ごしてみたい…と…」

提督「…良かったよ。俺の考えを理解してくれて…」


グラーフ「私は今日、アトミラールのお陰で知ることが出来た。楽しい時間を過ごす大切さを…」グッ

提督「……グラーフ」

グラーフ「それに…、『そういうモノ』にも、興味が湧いてきたんだ…」

提督「お?もしかして気になる男でも居たか?」

グラーフ「ああ…」

提督「もし良ければ教えて欲しいんだが…」



グラーフ「……」


提督「ま、まぁ、流石に言い難いよな…」ハハハ

グラーフ「……アトミラール…」ボソッ

提督「えっ?」

グラーフ「私が気になる男だ…」コツコツ

提督「すまん、もう一度言って貰えるか?」








グラーフ「私が気になる男と言うのは、貴様の事だ、アトミラール」ダキッ







提督「……えっ……………俺?」

以上が本日の投下分です。

あと今さらですが、
>>267
の比喩、めっちゃ気に入りました。
コーヒー1本奢らせてください。(




グラーフ「他に誰が居ると思ったのだ…。私をその気にさせたのは、アトミラールだろう」ギュッ



提督「ちょ、ちょっと待ってくれ!幾らなんでも気が早いんじゃ…」アセアセ

グラーフ「ふふっ、凄い慌てようだな」

提督「だって出会ってまだ3日目だぞっ!?」



グラーフ「ふっ…、気が早いのはアトミラールの方だな」

提督「……え?」

私はアトミラールの事が好きだとは一言も言っていないぞ?」








提督「…………は?」



グラーフ「ふふっ、その慌てようを見れただけでもよしとしよう」パッ

提督「……どういう事だ?」

グラーフ「なに、今日はアトミラールと1日デートをさせてもらったからな。最後は『コクハク』するのが日本でのデートの礼儀と聞いた」

提督「…誰からだ?」

グラーフ「服屋の店員だ」

提督「…そうか」


グラーフ「残念そうな顔をしているな」フフッ

提督「そ、そんな事……。じ、じゃああのプリクラの時のキスは…」

グラーフ「あれは本来、今日の礼という事で頬にするつもりだったのだが……、結果的に唇を奪ってしまった…///」

グラーフ「しかしアトミラールは、ここまで踏み込まんと気が付かんのだな…」ムゥ

提督「…何の話だ?」

グラーフ「いや、こっちの話だ。気にするな」


提督「はぁ~…。なんか一気に疲れた…」

グラーフ「まぁでも、『コクハク』と言うのは、なかなか緊張するのだな…。あそこまで緊張したのは、初出撃以来だ」

提督「さいですか…」

グラーフ「なぁアトミラール」

提督「ん?」




グラーフ「今日は『アリガトウ』」





提督「………」フゥー





提督「『どういたしまして』」



提督(グラーフのヤツ、最後の最後にどデカい砲弾ぶちこんで来やがったな…)

提督(あんな状況でコクられたら
、誰でも本気にするっつーの)

提督(まぁでも、悪い気はしなかったな…)

提督(……ウチの娘とそういう関係になるのは…、どうなんだろう…)

提督(でも何故か…、嫌な予感しかしない…)ゾクリ

提督(……今度誰かに相談してみるか…)



18:30 鎮守府通用門



提督「しかし、グラーフと初めて会ったときは、凄く無愛想だと思ったが…意外とお茶目なところもあるんだな」

グラーフ「今までは感情を表に出すことを控えていたからな」

グラーフ「本当の私は、今の私だ」

提督「…なるほどね」



加賀「あら提督、今お帰りですか?」


赤城「いつもより遅いですね」


提督「ああ、色々あってな…」

加賀「それに、相変わらず大量の袋ですね…」

赤城「そんなに余裕があるなら、今度お寿司食べさせて下さいよ!」

加賀「それは名案ですね」

提督「おい勝手に話進めるな」


提督「第一、お前らを寿司屋に連れていけるほど俺の財布は潤ってねぇんだよ」

赤城「じゃあ焼肉で我慢します…」ショボーン

加賀「落ち込まないで、赤城さん…」


提督「何でお前らが妥協した感じになってんだよ!普通逆だからな、図々しい…!」プルプル

すみません、また下書き消えました…。

なんとか復元するんで、少し時間を頂きます…

お待たせしました。ある程度復旧出来たので、今から投下していきます。



提督「そんな事言ってたら、お父さん絶対に焼肉なんて、連れていってあげませんからねっ!」

グラーフ「アトミラールは赤城のお父さんだったのか?」



赤城「嫌よ!そんな事言わないでお父さんっ!」

加賀「え…、続けるんですか?赤城さん…」



提督「ダメだ!ワガママ言う娘は絶対に連れていってあげませんっ!」

赤城「いやぁ!お父さんの言うこと聞くから焼肉連れていってよ!」ダキッ

加賀「赤城さん…、そこまでして…」


提督「…もしちゃんと言うことを聞くって約束できるなら、連れていってあげてもいいぞ?」

赤城「…本当?」グスッ

グラーフ「この茶番は何時まで続くのだ…?」


提督「ああ、これからはちゃんとお父さんの言うことを聞けるか?」

赤城「分かった!聞くっ!」

提督「よしよし、良い娘だ!」ナデナデ

赤城「えへへ~///」スリスリ



加賀・グラーフ「………」




提督「さて、冗談はこの辺にして…。戻るぞ、グラーフ」

グラーフ「……ああ」



赤城「~♪」

加賀「……私は時々、赤城さんの事が分からなくなります…」


18:45 執務室



提督「いやぁ、しかし今日は疲れた…、ずっと歩きっぱなしだったし…」


グラーフ「………」ムスッ


提督「……なぁ、何で不機嫌そうなの?」

グラーフ「…不機嫌になどなっておらん」ムスッ

提督「じゃあ何でむくれてんだよ…」

グラーフ「……何故か分からんが、赤城に嫉妬したようだ…」

提督「えっ?赤城に嫉妬するって…どゆこと?」

グラーフ「私にも良く分からん…」ハァ


提督「う~ん、もしかしてお前も焼肉行きたいのか…?」

グラーフ「いや、そういうことじゃなくてだな…」

提督「まぁなんだ…。とりあえず夕食の時間だし、食堂行こうか」ガタッ

グラーフ「…ああ」ガタッ


18:55 食堂



ガヤガヤ……


提督「間宮さーん」

間宮「むっ」

提督「あ…えと…、間宮。今日の献立は何だ?」

間宮「よろしい!本日は金曜日ですので、間宮・伊良湖の特製カレーですっ」


提督「おおっ!待ってましたっ!」

グラーフ「……」

間宮「ふふっ、そう言っていただけると思いました!

間宮「今日はお疲れの様子ですし、特盛に致しましたので存分に味わってくださいね?」

提督「よっしゃー!ありがとう間宮!」



提督「よしっ、じゃああの席に座ろう」コツコツ

グラーフ「…了解した」コツコツ

提督「よーし、じゃあ早速おまちかねのカレーを…」ガタッ





大和「提督。隣、失礼しても宜しいでしょうか?」




提督「ん?ああ、良いぞ」




大井「では逆隣は私が座っても?」ガタッ




提督「え…?あ、ああ…」


提督(何なんだこの組み合わせは…)

提督(しかも何だか二人から、凄いオーラが滲み出てるんだけど…)チラッ



大和「提督?如何致しました?」ニコッ


提督「……」クルッ


大井「私の顔に何か?」ニコッ

提督「なんでもありませーん」



提督(笑顔だけど何か違うーっ!)

提督(くっ…!こんなところに居られるか!俺は席を変えさせてもらうっ…!)ガタッ



大和「提督ー?どこに行くんですか?」ニコニコ

提督「いっ、いや~、もしかしてグラーフと話がしたいのかなーって…」ダラダラ

大井「変な気遣いはしなくて結構ですよ?」ニコニコ

提督「ははっ…。でっ、ですよねー!」ストッ

グラーフ「……」



大和「ところで提督?噂で聞いた話ですが、グラーフさんと一緒にプリクラを撮ったそうじゃないですか」

提督「ああ…。えっ?何で知ってんの…?」

大井「私も噂で聞きましたが」



提督(まぁ、ゲーセンの店員が見た可能性もあるし、そこまで変な話でもないか…)



大和「もし宜しければ、見せて頂けませんか?」


提督「え゛、いやぁ~……。見せるほどの物でもないかなぁ…なーんて…」

大和「私に…隠し事をするおつもりですか?」ニコニコ

提督「と言うよりもな?今持ってないんだよ…。あ、後でな」アセアセ

グラーフ「……」

大和「はぁ、でしたらまた後程…」



大井「まぁ、私は何があろうと気にしませんよ?」

大和「…随分余裕なんですね」ムッ

大井「まぁ、プリクラ位私も撮りましたし」

大和「…それは初耳です。詳しくお聞かせ願えますか?」

提督「プリクラってあれか?あの北上も一緒に撮ったヤツ…」

大井「ええ。よく覚えていましたね」


グラーフ「……」ムッ


提督「あの時は二人にえらい引っ張り回されたからなぁ…。ホント大変だった…」

大井「あの時撮ったプリクラ、今でも常に持ち歩いていますよ?」

大和「……」

提督「ホントか?でも持ち歩いてたら、濡れたりしたらヤバくないか?」


大井「そのくらい私だってちゃんと考えていますよ…。ほら、こんな風に」スッ

提督「あっ、そのロケットペンダント…。もしかして俺が買ってあげたヤツ?」

大井「その通りです。この中のシルバープレートを加工してもらったんです」カチャッ

提督「ほぉ~、考えたなぁ」

大井「だって北上さんと提督の思い出が詰まった、大切な物ですから…///」


提督「そこまで大事にしてくれているとは…、ちょっと恥ずかしいな…」

グラーフ「……」ムッ



大和「わ、私だって!提督から頂いた簪、ちゃんと使ってますよ?」

提督「あ、ホントだ…。確か3セット位買ったよな?」

大和「ええ…、ちゃんと毎日欠かさずお手入れして、大事に使わせていただいてます」

提督「ははっ、それは買った甲斐があったよ」


提督「でも最初に大和が選んだヤツじゃなくて良かったのか?」

大和「提督が似合いそうって言って、持ってきたんじゃないですか」

提督「まぁ、そうなんだけどさ」

大和「私はこのかんざし、とても気に入っていますよ?」

提督「そうか、なら良いんだが…」

大和「提督。改めて言わせてください…。ありがとうございます…///」

提督「ああ、また何時でも欲しいときは言ってくれ」


提督(でもかんざしってあんなに高かったなんて知らなかった…)

提督(てっきり3000~5000円程度だと思って選んだが、お会計したら1本1~2万とはなぁ…)




グラーフ「……」ムスッ



提督「…なぁグラーフ。さっきから何でそんなに不機嫌そうなんだよ」

グラーフ「…別に不機嫌などではない」ムスッ

提督「いや不機嫌だろ、どう見ても…」


大和「グラーフさんは、お洋服以外で、何か買ってもらったんですか?」

グラーフ「……私はそこまで欲深い女ではないからな…。アトミラールにねだったりなど、しない」

提督「嘘つけ、途中からノリノリで洋服買ってたじゃねぇか」

グラーフ「うっ、うるさいっ!」


グラーフ「コホン…。だが、私とてアトミラールから大事なものは貰ったぞ?」

提督「えっ?何かあげたっけ?」

グラーフ「ああ。ま、まぁ私もアトミラールにあげたが……///」

提督「う~ん…………」



提督「……はっ!お前もしかしてあの事かっ!?」



グラーフ「ああ…、あれは一生の思い出だ……///」

提督「いや、確かに俺も一生忘れられんけどもっ!///」




大和「……」ムッ

大井「……」ムッ


グラーフ「丁度良い…、貴様達にも見せてやろうっ」フンスッ

提督「やめっ、ヤメローーっ!!」

大和「是非とも見せていただきたいですね、一生の思い出と言うものを」

大井「ええ、私も興味ありますね」

加賀「流石に気分が高揚します」モグモグ

赤城「何が始まるんです?」モグモグ

提督「大惨事大戦だ」



提督「じゃなくてっ!マジでシャレにならないって!てかいつの間にお前ら居たんだよ!」



グラーフ「何せ私の『初めて』だからな…、我ながら良く撮れていると思うぞ…」フフフ

提督「待てっ!早まるなっグラーフ!」

提督「今ここでそんな榴弾ブチ込んだら、弾薬庫誘爆してえらいことになるぞっ!」




グラーフ「ふふっ、さぁ見るがいい…、私とアトミラールのキスをっ!」ピラッ









大和「」

大井「」

加賀「」

赤城「………え……?」カラン…






赤城「何で……、提督とグラーフさんが……キスしているんですか…?」





シーーーン………





グラーフ「…実を言うと私にも良く分からんのだ…///」テレテレ



一同「………は?」






提督「……おい、どうしてくれんだこの空気…」

グラーフ「……あっ」

今日(残り1分)



提督(ヤバい…、どうしようこの空気…)

提督(グラーフの発言以来、食器の音しか聴こえない…)



グラーフ「……」ダラダラ



提督(そしてグラーフは加賀と赤城に挟まれて、一切喋らなくなってしまった…)

>>443
間に合わなかったよ…


提督(もしこの件で皆が気分を害して、憲兵さんに報告でもされたら…)


提督「……俺はクビか左遷だろうなぁ…」ボソッ

大和「大丈夫ですよ、提督」

提督「えっ?」

大和「別に皆怒っている訳じゃありませんから」


提督「……は?」


提督「じゃあ何で皆無言なんすか…」


大和「それは皆、提督とキスする方h」
大井「と、とにかく!別に怒ってるとかじゃないんで、気にしなくても大丈夫です!」アセアセ

提督「お、おう…」



提督「さてグラーフ。そろそろ戻るぞ」ガタッ


提督(こんな雰囲気の場所に何時までも居られるかよ…)


グラーフ「う、うむ…」ガタッ




加賀「少しお待ち下さい、提督」




提督「な、何でしょうか?」

加賀「少しだけ、この方とお話する時間を頂きたいのですが」

グラーフ「……え?」



提督「あー、まぁあまり遅くならなければ…」

加賀「ありがとうございます、提督」

グラーフ「お、おいアトミラール!」

提督「じゃあお互い空母なんだし、仲良くしろよー」コツコツ








加賀「…と言うわけです。少し私達とお話しましょう」




グラーフ「……」ダラダラ


19:50 執務室



提督「……」カリカリ


提督(アイツ思ったより長い間話してんな…)チラッ

提督(まぁ、流石にもうすぐ戻ってくるっしょ…)カリカリ



コンコン…



グラーフ『戻ったぞ、アトミラール』

提督「ああ、入っていいぞ」



ガチャッ



提督「随分話し込んだんだな」

グラーフ「ああ、とてもいい『情報』を手に入れることも出来た」

提督「へぇー、まぁアイツらああ見えて面倒見はいい方だしな」

グラーフ「私が思っていた以上に、ここの皆は優秀だったようだ…」

提督「そりゃあアイツら相当練度高いからな」







グラーフ「そして、私も『作戦』に参加する事にした…。アトミラール、覚悟しておくことだな」フフフ





提督「『作戦』?…俺何か指示出したっけな…」

グラーフ「まぁそんな事はさておき、仕事の続きをしようじゃないか」ガタッ

提督「あ、ああ…」



提督(もしかして俺にドッキリでも仕掛けるつもりか…?)

提督(いや、そんなキャラじゃないよな…)

提督(……ま、いっか…)


20:25 執務室



提督「よーし終わったー」ノビー

グラーフ「今日の分は以上か?」

提督「ああ、じゃあ今日はもうあがって良いぞ?」



グラーフ「……なぁアトミラール、少し話をしないか?」


提督「え?ああ、いいけど…」



グラーフ「アトミラールは今まで、恋人は居たことあるか?」



提督「あ~、そういう話か…」

グラーフ「アトミラールは女の扱いが上手い。きっと経験も多い気がするのだ」



提督「そんな事はない。ただ片想いの恋を1回だけ…、したことがあるだけだし…。買い被りすぎだな」

グラーフ「そうなのか…。だがその話、興味がある。詳しく聞いてもいいか?」

提督「ああ。まぁ簡単な話だ」

提督「俺はその子と仲が良かったんだけど、恋仲にまでは発展しなかったってヤツ」


グラーフ「その…フラれたのか?」


提督「まぁ…、直接言われた訳ではないんだがな…」

提督「その子は別の男と恋仲になったんだよ…。恐らく、元々俺は眼中に無かったって事…だと思う」

グラーフ「…そうだったのか」


提督「あ、その子って言うのは桜提督の事じゃないからな?」


提督「その失恋が、当時の俺には思いの外ショックが大きくてなぁ……。ちょっと女性不審っぽくなってね…」

提督「その後、告白されたことは何回かあったけど…、全部断ってしまったんだ」


グラーフ「……」


提督「ま、今となっては勿体無い事したなーって後悔してるけどな」ハハッ



グラーフ「…なるほど、そういう事か」



グラーフ「では少し話は変わるが…」

提督「おう」

グラーフ「この鎮守府に、アトミラールになついている娘がちらほら居るのは把握しているか?」

提督「そりゃな…、あからさまだし」





グラーフ「もしその娘達に恋人が出来たらどう思う?」




提督「……え?」



グラーフ「この際はっきり言っておくが、この鎮守府にアトミラールが嫌いなヤツは、私を含め一人も居ない」

グラーフ「これは確定情報だ」

提督「それは…、まぁありがたい話だな…」

グラーフ「だが私達も女だ。気は移ろうし、恋人が出来たらアトミラールが嫌いになる輩も出てくるだろう」

提督「……」


グラーフ「それを踏まえた上で、もう一度聞こう…」



グラーフ「私達に恋人が出来たら、アトミラールはどうする?」



提督「そ…、そんなの決まってんじゃん…。俺は、祝福するよ…」




提督(あれ…?)





グラーフ「…それは本気で言っているのか?」





提督「だって…、俺はお前らの恋人ではなく、上司なんだぞ…?嫉妬なんてするわけ…」





提督(なんで…)





グラーフ「そうか…、まぁそういう事にしておこう」





提督「…何が目的でこんな事聞いたんだ?」





提督(こんなに歯切れが悪いんだ……オレ……)




グラーフ「いや、アトミラールの反応を見たかっただけだ。そう深く考えるな」ガタッ

提督「……」

グラーフ「聞きたかった事はそれだけだ。では失礼する」コツコツ







提督「…待て、グラーフ」



提督「1つだけ聞かせてくれ……」

グラーフ「何だ?」クルッ






提督「…もし俺に彼女が出来たら…、お前達はどう思うんだ?」






グラーフ「……」





提督(何でこんな事聞いてんだよ…!)ギリッ






グラーフ「…やってみれば分かることだ。私が答えるまでもない」






提督「…そうか。引き留めてすまなかった」

グラーフ「ではな」ガチャッ






バタン






提督(……チクショウ…、上司としてあるまじき行為だな…)

提督(それもこれも、俺に彼女が居ないからこんな事になるんだ……)









提督(……桜は……、彼氏居るのかなぁ…)


21:55 執務室



コンコン…



提督「……あれ?誰だ、こんな時間に……入れ」



ガチャッ



北上「き…、来たよ…。提督…///」







提督「あっ」



北上「…?」




提督(忘れてたーーーーっ!!)



提督(そうだった!北上は今日俺の部屋泊まっていくんだったーーっ!)

提督(やべぇよ…今になって事の重大さに気付いてしまった…)



提督「ま、まぁとりあえずお茶でも飲んでいけよ」

北上「え?う、うん…///」ガタッ




提督「……」カチャカチャ…

北上「ね、ねぇ提督…」

提督「うん?」




北上「まさか忘れてた…?」




提督「ん゛っ!いっいや、忘れるわけないだろっ!?」カタカタカタ…

北上「メチャクチャ手震えてるけど…」


提督「あっ、慌ててなどおらんっ!失礼だぞ北上っ!」

北上「あー、図星?」

提督「ち、ちげぇしっ!」カチャッ

北上「へー…」ジトー


提督「ほっ、ほら!良いから飲めって」コトッ


北上「……」チラッ


提督「……なんだよ…」





北上「……睡眠薬でも入れて飲ませて、寝ている隙に私を襲うつもり?」





提督「あまりにも失礼過ぎんだろっ!純粋なお茶ですよ!何も入って無いッス!」

北上「どーだか…」ズズッ


提督「はぁ……。そういえばお前お酒は飲めたっけ?」

北上「え?まぁ人並みには」ズズッ

提督「そうか、じゃあ大丈夫かな…」

北上「……」コトッ

提督「……今度はなんですか…」





北上「まさか私を酔わせて襲うの?」





提督「ねぇさっきから何なの?俺ってそんなに信頼無い?」


北上「だって着任して日の浅いグラーフさんの初めて奪ったんでしょ?」ジトー

提督「俺が奪った訳じゃねぇし!あと言い方な!」

北上「ふーん?」ズズッ

提督「あ、てか着替え持ってきた?」

北上「このバッグが見えないの?」ゴソッ


提督「ああそれか…。てかバッグデカいな…、何が入ってんだよ…」

北上「いっ、色々入ってんのっ!///」

提督「まぁ、女は何時だって大荷物だしな…」

北上「あ、あのさ…。て、提督は…その……ゴ……///」ゴニョゴニョ

提督「え?何だって?」




北上「だっ、だから!ゴムは持ってんのって訊いてんの!///」




提督「ゴム?」



提督(いきなり何の話だ……コンドームの話する訳じゃあるまいし……)







提督(……もしかして髪留めのゴムの話か?)






提督「あー…、あいにく持ってないな…」

北上「えっ!も、持ってないの!?///」

提督「ああ、だって俺には必要ないし…」

北上「マジでっ!?ゴム使わないのっ!?///」


提督「だって俺がゴム使ってるとこなんて見たこと無いだろ?」

北上「そりゃオナ……してる時ゴムしてないのは知ってるけどさ…///」ゴニョゴニョ


北上「でっ、でも普通は使うんじゃないの?///」

提督「そうなのか?まぁ長い人は使うだろうけど…」

北上「な゛っ、長い……///」



提督「まぁ俺も長い方だけど、使ったことは一度も無いな…」

北上「ぇえ~…///提督長い方なんだ…///」

提督「ああ。…てかお前持ってないのかよ」

北上「いや、念のため持ってきてるけどさっ!///」


提督「まぁ、最終的に(北上が)外すし、やっぱ要らないよな」

北上「わっ、私は別にいいけどっ!///せ、責任……、取ってもらうからね…?///」

提督(責任て……)





提督(はっ!もしかしてキューティクルが傷んだら、髪のケア代払えって事か!?)





提督「いや、そんな責任なんて取れるかよ!てかそういうのは自己責任だろ」

北上「な゛っ!て…提督って結構鬼畜だったんだね…。まぁ、それでもイイけど…///」


提督「まぁなんだ…、何時までもここで話するのもなんだし、俺の部屋に移動するか」

北上「う、うん…///」

提督「じゃあ北上」スッ

北上「え?」


提督「よいしょっ!」ダキッ

北上「ふえっ!?///」カァァ


提督「ははっ、重雷装巡洋艦のクセに軽いなー」ヒョイッ

北上「な、何でお姫様抱っこしてんの!?///」


提督「え、だって間宮にもしてあげたし…。嫌だった?」

北上「いやっ、イイけどさ……///」


北上(ヤバいヤバい!顔近すぎっ!///)



提督「あ、ここで抱っこしたらドア開けらんねぇや…、どうしよう…」











阿武隈「提督っ!艦隊が母港に帰還しました!」ガチャッ!








北上「」

提督「」






阿武隈「……え?」







提督(はぁ……今日は何か……、タイミング悪い出来事が多いなぁ……。まさに厄日って感じ…)



阿武隈「……」プルプル

提督(ほら、案の定メッチャキレてる…、俺…何されるんだろう…)



阿武隈「提督……?」プルプル

提督「なんでしょう阿武隈さん」






阿武隈「北上さんばっかりズルいですっ!私にもお姫様抱っこしてくださいよっ!」ウガーッ



提督「あ、そっちッスか」



北上「残念だけど、それは出来ない相談だねー」フフン

阿武隈「なんでですか……」




北上「だって今夜、私は提督と寝るし」




阿武隈「な゛!」ズギューン!

北上「ふふっ」




提督「なんでこうも皆言い方悪いんだろう…」


北上「ま、そういうことだから、さっさと報告済ませてよねー」

阿武隈「ぐぬぬ……!」



提督「あー……何か嫌な予感……」



阿武隈「だったら……」プルプル

北上「?」






阿武隈「だったら私も提督と寝ますっ!///」





北上「」










提督「……もうやだ…」グスッ

以上が本日の透過分です。

ようやく北上タイム(仮)に入る所まで投下できました…。

明日も更新できるか怪しいので、期待せず待っていてください。

大変お待たせしました。ここ最近忙しくてなかなか投下できませんでした。

とりあえず今日仕上げた分を投下していくんで、宜しくお願いします。

ageてしまって申し訳ない…。


20:50 提督部屋



提督「あー……阿武隈に見つかってしまうとは……、これはもうダメかも分からんね…」

提督「もう響21年は残り少ないし…、どれをチョイスするか…」

提督「てか2夜連続で艦娘を部屋に呼ぶとか…、事情知らないヤツが見たら絶対誤解される…」

提督「はぁ~…」




コンコン…



提督「おう…、入れ…」



ガチャッ



北上「し…、失礼しまーす」

阿武隈「しまーす…」


阿武隈「ちゃんと着替え持ってきましたが…、これからナニするんですか…?///」

提督「その前に、はよドア閉めていただけます?」

北上「おっと…」ガチャッ



提督「とりあえず君達は風呂に入りたまえ」

北上「……提督と一緒に?///」

提督「違います。二人か一人ずつ入るんです」

阿武隈「私は提督と一緒にお風呂入りたいですっ!///」

提督「色んな意味で遠慮させていただきます」

北上「じゃあ私と」スッ

提督「何で君達は俺と入りたがるの?色んな意味で遠慮したいんだけど…」


北上「いいからいいから…」

提督「何もよく無いッス…」

阿武隈「え…、提督はお風呂入らないんですか?」

提督「どうしてそうなるんスか…」



北上「じゃあ提督が入らないなら私が入るよ」

阿武隈「わ、私が入ります!」

北上「いやいや、私が入るんだって」

阿武隈「ダメですっ、私が入るんです!」


提督「……」


北上「私だって」

阿武隈「私です!」

北上「私が!」

阿武隈「私!」



提督「じ、じゃあ俺が……」スッ







北上・阿武隈「じゃあ一緒に入るしかないですね」ガシッ







提督「ファッ!?」



北上「やっぱり提督も一緒に入りたかったんじゃん」ズリズリ

提督「いやいや、そこは普通『どうそどうそ』ってやる流れだろ!?」

阿武隈「何の話ですか?」ズリズリ

提督「てか君達恥ずかしくないの!?少なくとも提督は恥ずかしいです!」ググッ

北上「もー、往生際悪いって…。馬力じゃあたし達に敵わないよ?」ズリズリ


提督「てか阿武隈ァ!お前は一番恥ずかしがるハズだろ!?何でノリノリなんだ!」

阿武隈「は…、恥ずかしいですけど……、こういう経験も大事かな~って…///」ズリズリ

提督「何てこった!俺だって男なんだぞ!?俺のビーストが暴れても責任とれんぞ!」

北上「むしろ好都合///」ズリズリ

阿武隈「提督のびぃすと?」ガチャッ


北上「よいしょっ!」グッ



ドタッ



提督「痛ぇっ!何で投げたんだよ!」



北上「ほら、着替えるよ?」ヌギッ

阿武隈「えっ、もう?///」

北上「~♪」ヌギヌギ

提督「あの…、恥ずかしがるとかしないんスか…?」

北上「あ、そういう趣味?」ヌギヌギ

提督「た…、淡白すぎる…」

阿武隈「わ、私も恥ずかしくなんてっ!///」ヌギッ

提督「阿武隈…、ムリすんなって…」


阿武隈「無理なんかしてませんっ///」ヌギヌギ

北上「ほら、提督も早く脱いで」ヌギヌギ

提督「あの…、胸隠すとかしないんスか?北上さん…」

北上「興奮した?」

提督「しないッス」

阿武隈「うぅ…///し、下着も脱ぐんですか…?///」

北上「当たり前っしょ…」ヌギッ


提督「北上…。…実は恥ずかしいんだろ?」

北上「はっ!恥ずかしくなんてないからっ!///」

提督「顔、赤いッスよ…」

北上「違うしっ、テンションあがってきただけだし!///」

提督「訳ワカメ…」

阿武隈「あの…、やっぱり私恥ずかしいです…///」



阿武隈「あの…、やっぱり私恥ずかしいです…///」

提督「だろ?だから俺は出ていくよ…」

阿武隈「……///」ガシッ

提督「……阿武隈さん?」



阿武隈「た、タオル巻くので…、それまで後ろ向いててください…///」



提督「」


北上「じゃあ私先入ってるから」ガラッ




阿武隈「……///」シュルッ

提督「……」

阿武隈「あ、あの…、提督は脱がないんですか?」

提督「あー、やっぱ一緒に入るの?」

阿武隈「せ、せっかく覚悟したんです!提督もいい加減覚悟を決めてくださいっ!///」

提督「えー?」




阿武隈「もうっ!じゃあ私が脱がします!///」ガシッ




提督「え」


阿武隈「ぬ、脱がしますよっ!///」プチップチッ

提督「ちょ」

阿武隈「ほらっ、腕をあげないとシャツ脱がせられないですっ!///」バッ

提督「まって」

阿武隈「つ、次はズボンですか…///」カチャカチャ

提督「さ、流石に自分でやるって!」ググッ

阿武隈「えへっ…、えへへへ……///」ジュルリ

提督「さっきから阿武隈おかしくね!?」グググ


阿武隈「えへえへえへ……、そーれっ///」ストン

提督「まてまて…、HurryUp!今ならまだ間に合う…、だからパンツ下ろそうとしないでっ!」ググッ

阿武隈「えへへ~……///脱がせちゃいますよ~……///」ジュルッ

提督「あーヤバいって!てかこれセクハラだよ!パンツ脱いだらセクハラで捕まっちゃう!」

阿武隈「えへえへっ…///提督のびぃすとを…///」グッ

提督「ちょっと待ってちょっと待って!パンツ伸びるって!もう履けなくなっちゃうからァッ!」



提督(もう…ムリっ……!)

>>提督「まてまて…、HurryUp!

急がせてどうする


阿武隈「せぇ~のっ///」ストン


提督「」\(^o^)/


阿武隈「あっ……」


阿武隈「~~~っ!?///」ガクッ

バタン


提督「……はっ!」

提督「……阿武隈の脚…、メッチャ好みや……」


提督「じゃなくて…、どうしよう…コレ…」


阿武隈「///」チーン


北上『ねぇー早くしてよー』

提督「あー、阿武隈がのぼせたから、ちょっと待ってくれ…」

北上『………ウブですなぁ…』

提督「おーい、阿武隈?」カオペチペチ

阿武隈「う~ん…///」


提督「あー…、君を移動させるから、触るけど我慢してくれよ?」

阿武隈「てぇとく~///」

提督「せーのっ」ダキッ


提督(……極上のフトモモや…)


阿武隈「……///」

提督「よいしょ…」

阿武隈「う~ん…///」

提督「とりあえずそこで寝ててください…」ファサッ


提督「さて……」


北上『提督早くしてよー』


提督「……おう」

提督(念のため腰にタオル巻いとこ…)



ガラッ



提督「さーて、体洗うかね…」ヒタヒタ

北上「私が洗おうか?」ジャバッ

提督「……遠慮しとく」


北上「まーまーそう言わず…、いわゆる裸の付き合いってヤツでしょ」

提督「本来は同性同士で使う言葉だとおもうが…」

北上「え…、童貞同士…?」

提督「そういうお約束の返しは要らない」バシャ


北上「じゃあ背中だけでも洗わせてよ、代わりに私の身体洗って良いからさ」

提督「……まぁいいだろう。でも変なことすんなよ?」

北上「期待してんの?」

提督「してませーん」

北上「ちぇっ…、じゃあ洗うよー?」

提督「ああ…」


北上「……」ゴシゴシ

提督「……」

北上「……」ゴシゴシ

提督「……」

北上「……あのさ」ゴシゴシ

提督「ん?」

北上「私さ…、いつもふざけた事言ったりするけどさ…、やっぱやめた方がいいかな…?」ゴシゴシ

提督「あー…、まぁ正直面倒くさい時も多いなぁ……」

北上「そっか…」ゴシゴシ


提督「まぁ、俺相手ならいいだろうけど、別の男なら苦手とするヤツも居るかもなぁ…」

北上「……直した方が良いかな…?」ゴシゴシ

提督「うーん…、それは好きな人次第じゃね?」


北上「……提督は?」ゴシゴシ


提督「俺?俺は別に気にしてないけど…」


提督「てかむしろ今の方がいいと思う」

北上「そっか…///」ゴシゴシ

提督「北上も悩むことなんてあるんだな…」

北上「まぁ…ね…///」ゴシゴシ




提督「早く好きな男と結ばれるといいな」




北上「……」ビタン!

提督「いってぇ!!」


提督「何すんだよ!」

北上「……提督…ウザい」ジトー

提督「はぁ!?何でそうなるんだよ!」

北上「……」ザバー

提督「アチィっ!なんなんだよ!」

北上「ほら、早く私の背中も洗ってよ」

提督「ったく…」ザバー



北上「……」ムスッ


提督「背中洗うぞー」

北上「…まさかそのタオルで擦る気?」

提督「え?」

北上「乙女の柔肌はデリケートなの。最初は手荒いで汗を流してよ」

提督「お、オッケーです…。なんかサンオイル塗るみたいだな…」


提督「じゃあ触るぞ?」

北上「いつでもどうぞ」

提督「……」ピタッ


北上「んっ…///」ピクッ


提督「……」ゴシゴシ


北上「……っ!///」ゾクゾク


提督「……」ゴシゴシ

北上「……っ///」ゾクゾク

提督「…なぁ」ゴシゴシ

北上「な…何…?///」


提督「やっぱやめない?」


北上「絶対やめないっ!///」

提督「えぇ…」


北上「は、早く続けてよ…///」

提督「お、おう…」ゴシゴシ

北上「~~~っ!///」ゾワゾワ

提督「……」ゴシゴシ

北上「そ、そろそろ良いかな…///」

提督「…うい」ザパー


北上「じゃあ次は脚も…///」

提督「是非とも洗わせていただk遠慮しておきますっ」

北上「ちぇー///」


提督(危うく本音が…)


提督「じゃあ俺は先に上がるぞ…」

北上「待ってよ」ガシッ



提督「……今度はなんスか…」

北上「まだ湯船に浸かってないじゃん?」

提督「二人じゃ狭いって…」

北上「いいじゃん、詫び錆で」

提督「すみません意味わかんないッス」




北上「まさか私に欲情してるの…?///」



提督「浴場だけに……ってやかましわ!あと部下に欲情なんてしな……………、しないっ!」

北上「何で言い直したの…?」

提督「なんでもない」

北上「欲情してないなら一緒に入れるよね?」ギュッ


提督「……」


北上「……」



提督「……いいだろう。受けてたつ」ザバッ




北上「……///」チャプン

提督「ちょっ、俺の脚の上に座んなよ!」
提督(メッチャ脚柔けぇ…)


北上「えへへー///」


提督「駆逐艦ならまだしも、お前がそんな事したら男は勘違いするぞ!」
提督(ぶっちゃけもっとその脚を堪能したいッス)


北上「……///」

提督「……退かないのか?」
提督(……退かないで…)

北上「……///」コクッ

提督「しょーがねーなー」
提督(ウホホー!天国や)

北上「…あのさ///」モジモジ

提督「なんでしょう」
提督(あ、モジモジしないで!色々ヤバい!)




北上「…提督って彼女欲しくないの…?」





提督「あー、まぁ正直焦ってる…」
提督(現在色んな意味で…)

北上「……そっか…///」

提督「早く何とかしないと色々ヤバいからなぁ」
提督(早く何とかしないと色々ヤバいからなぁ)

北上「じ…、じゃあさ…、その…、わ、私がさ…その……///」モジモジ


提督「あぁー…」
提督(北上の脚は、少し脂肪が少な目で筋肉質ではあるが、硬いという訳ではなくその実は柔らかい。実際見た目も細く、ふくらはぎの大きさも相まって少し脚が長く見える。正直この手で触れないと良く分からないが、ふくらはぎも良い肉付きをしているようだ。細く見えて実に健康的な良い脚だ。だがこの脚を解っていない連中は細くて不健康だの言っているが、そんな事は断じてない。そもそm)


北上「わ、私が提督の…、その…彼女さんに…」




ガラッ!




阿武隈「待ったぁーーーっ!」




北上「」



阿武隈「ダメですよ北上さんっ!それは今はダメです!」


北上「…ちぇー」

阿武隈「あとそこ代わってください!///」

北上「はぁ…、しょうがないか…」ザパー


提督「あっ……」
提督(あっ……勿体無い……)


北上「じゃあ先に上がってるねー」ガラッ



ピシャッ



提督「……」

阿武隈「……」



提督「じゃあ俺もそろそろ…」

阿武隈「ダメですっ!私も一緒に入りたいです!///」

提督「えぇー…」
提督(ワーイ!)



阿武隈「そ…、そのまま浸かっていてくださいね…///」

提督「当たり前だろ!」
提督(しょうがねぇなー)


阿武隈「えっ?」

提督「ん?」



阿武隈「じ、じゃあ身体洗うまで待っててくださいね…///」

提督「おう、早くしろよ?」








「あーあ、やっぱダメかー…。さっきなら絶対落ちると思ったのに…」

「まぁでも、確かにもっと焦らした方が、絶対激しそう…///」

「今はじっと我慢だね…///」

「でもこの後ヤるんだったら、関係ないんじゃ……」


……………

…………

………

……




阿武隈「……」ザパー

提督「……」

阿武隈「じゃ、じゃあ失礼して…///」ヒタヒタ

提督「おう、どんとこい」
提督(おう、どんとこい)

阿武隈「……///」チャプン

提督「……っ!」
提督(こっこれは…!?)



阿武隈「…や、やっぱり恥ずかしいですね…///」モジモジ


提督「あぁ~…」
提督(北上と違って阿武隈は少し太めだが、その脂肪の奥にある筋肉が、これはまたいい具合で、実に健康的だ。ふくらはぎとフトモモの太さのバランスも絶妙で、実に良いラインを出している。これは近くで見ないと分からないな。正直触って確かめたい所だが、女性のキレイな脚というのは、ある一種の芸術品でもあるが故に、触ることを禁忌としていr)

阿武隈「…あの…脚触ります…?///」


提督「是非触らせていただきまs結構でございます!」

以上が本日更新分です。

良いところで終わってしまい不完全燃焼かもしれませんが、とりあえず次まで待ってください…。

>>534
手荒い×
手洗い○

でした。
誤字申し訳ない…。

乙、間宮と同じこととは何だったのか

>>北上「じゃあ背中だけでも洗わせてよ、代わりに私の身体洗って良いからさ」
「背中」と「身体」って言い分てたから全身洗わせるもんだと思ってたらそんなこと無かった

お待たせしました。

短いですが投下していきます。



阿武隈「じ、じゃあそろそろ私も上がりますねっ!///」バシャ

提督「あ、ああ……」

阿武隈「…その、着替え覗かないでくださいね…?///」ガラッ

提督「分かってるって…」


ピシャッ


提督「…………」





提督「やっぱ脚ってええわぁ…」


21:50 提督部屋




提督「ふぅ…、久々にこんな長く風呂に浸かったなぁ……」ガチャッ

提督「…………ん?」





阿武隈「…だ、ダメですよ北上さんっ!提督に見つかったらどうするんですか…!///」コソコソ


北上「…いいじゃんいいじゃん…!これで提督の趣味が分かれば儲けもんじゃん…!///」コソコソ

阿武隈「…確かに……、ってそういうことじゃなくて、こんな所提督に見られでもしたらっ…!///」コソコソ




提督「…………」




阿武隈「あ」

北上「あ」




提督「…あの、人の部屋勝手に漁らないでくれます?」


……………

…………

………

……



提督「そういえば君達お酒は飲めるの?」

北上「まぁぼちぼちだね~」

阿武隈「私もそんなに沢山は飲めないです…」

提督「分かった…。じゃあ今日はこいつにしようかな…」スッ



北上「ちょっと待った」



提督「……なんでしょう?」



北上「私に選ばせてよ」

提督「いやいや、ここは提督セレクトで…」

北上「とかいって安酒飲ませる気?」

提督「……………そんな事はない」

北上「じゃあいーじゃん」

提督「ぐぬぬ……」



北上「んー…、どれにしようかなー」


提督(くそっ!アイツ何選ぶつもりだ…!)


阿武隈「あっ、これ良さそうじゃないですかっ?」

北上「じぇんとるまん……じゃっく?」

阿武隈「なんか名前がカッコ良くありませんか?」


提督(よし…、あれなら大丈夫だな…)


提督「じゃあそれd」

北上「待って」

提督「……」

北上「私はコレが良いと思う」ゴトッ


提督「っ!そ、それはっ!」


北上「サントリー山崎25年って書いてあるね」



提督(勿体なくて俺ですら飲むの躊躇してた代物をっ!)


提督「あっ、ああーそれは年代物だけど安いヤツだから!ジェントルマンジャックの方が高いし、ジェントルマンジャックにしようぜー!」アセアセ

阿武隈「ですって、北上さん」

北上「ふぅん…?」

提督「じゃあその山崎は戻しておこうか!」アセアセ



北上「ねぇ提督」



提督「な、なんでしょう…」ビクッ





北上「せっかく飲むんなら、未開封にしようよ」ニヤッ




提督「っ!!いやっ、折角なら高い方を」

北上「バレバレだって、顔に出てるから」ニヤニヤ

提督「くっ…!」

北上「ほらほら、早く用意してよー」プラプラ

提督「ああ分かった!分かったからもっと大事に扱えって!」






提督「じゃあ基本的な飲み方から教えてやるよ…」コトン

北上「わーい」

阿武隈「わーいっ!」

提督「まずはショットで飲もうか…」

阿武隈「このガラスのおちょこで飲むんですか?」

提督「お猪口じゃなくてショットグラスな…」



北上「ほらほら、早く注いでよー」

提督「……ああ……」トクトク…


阿武隈「……」スンスン…

阿武隈「なんだかとても甘い香りなんですね」

提督「ジャパンウィスキーは甘いフルーティーな香りが1つの特徴でもあるんだ…」



北上「…ねぇ提督」

提督「……なんでしょう」


北上「なんでテンション低いの?」


提督「だって山崎25年だぞ!?本当は一人でチビチビ飲んで味わおうと思ってたヤツだし!希少だから高いし!」

阿武隈「因みにおいくら位ですか?」

提督「買おうと思ったら20万位するんだぞ…」

北上「いいじゃんドンペリより安いんだし」

提督「そういう問題じゃねぇんだよ…」



北上「いいからさっさと飲もうよ」

提督「……ゆっくり味わえよ?」グスッ

北上「分かってるって」

提督「それじゃあ、乾杯…」スッ

北上「かんぱーい」カチン

阿武隈「かんぱーいっ」カチン


………………

……………

…………

………

……


22:50 提督部屋




北上「ねぇー提督ぅー、いつ彼女作るのー?」ユサユサ ←酔っぱらい

提督「俺だってなぁ…モテるために頑張ってんだよぉ!」シクシク ←酔っぱらい

阿武隈「てぇとくさんはこれ以上モテる必要なんて無いですよぉ!」ギュー ←酔っぱらい

北上「提督の押しが足りないんじゃないのー?」グリグリ


提督「そもそも相手が居ないんですよぉ北上さん…」ウッ

阿武隈「てぇとくさんっ!私はどうですかっ?」ギュッ

北上「探さない提督が悪いんじゃん」アハハ

提督「探す暇も無いんですぅー」

阿武隈「無視ですかっ?てぇとくさんっ!無視なんですかっ?」








コンコン…






提督「ほらぁー、お前らがうるさくするから誰か苦情言いに来たぞ~?」

北上「提督がうるさいんじゃん」アハハ

阿武隈「てぇとくさぁん、もっと私を見てくださいよぉ~」

提督「あーあ、てか誰だろう…」スタスタ






ガチャッ










大井「こんばんは、提督」


提督「おう、どうした?こんな時間に」

大井「いえ、何故か提督のお部屋から北上さんの声が聴こえてきたもので…」

提督「あー、北上なら俺らと一緒に酒飲んでるぞ?」

大井「えっ…?」

提督「まぁうるさかったなら申し訳ないな、気を付けるよ」

大井「……なんで北上さんだけ…?」

提督「いや、阿武隈も居るけど…」

大井「ねぇ提督……、どうして私を誘わなかったんですか…?」

提督「だって大井とは約束していないし…」

大井「ふぅん……」





大井「北上さん……、信じてたのに……」




提督「ん?何か約束してたのか?」

大井「ええ…、とっても大事な……」



提督「………」

大井「………」



提督「あっ!てか聴いてくれよ大井っちーっ」ダキッ

大井「ちょっ、提督!///いきなり抱き付かないでくださいよ!///ってか酒臭っ!」



提督「アイツら俺の秘蔵の山崎25年を2/3も飲みやがってよぉ~」グスッ

大井「あれ……、もしかして提督…。酔ってます?」

提督「酔ってねぇよっ!」


北上「あー、大井っちじゃん。こっち来て一緒に提督いぢめようよー」アハハー

阿武隈「ダメですよ北上さんっ!てぇとくさんは癒してあげないとダメなんですっ!」



大井「……」



提督「なぁ大井っち~、何とかしてくれよぉー」

大井「はぁ…、しょうがないですね…」


提督「おおっ、流石大井っち!頼りになるなぁ~」ギュッ

大井「ちょ、ちょっと抱き締めないでくださいっ!///」

北上「大井っち顔真っ赤だよー」

阿武隈「羨ましいですっ!」

提督「さあ大井っち!北上と阿武隈を早く何とかしてくれ~」



大井「で、では………、一杯だけですよ?」






提督「……え…?……なんだって?」


大井「わ、私だって提督と北上さんが飲んだお酒を飲みたいんですっ!///」

提督「えぇー……」グスッ



……………

…………

………

……



23:50 提督部屋



大井「だぁ~かぁ~らぁ~っ!私は北上さん以外に興味なんてありませんって!」ヒック

北上「またまた~、私知ってるんだよ~?大井っちが男に興味があること位」フフン

提督「そうなんすか?大井っち」ヒック

大井「私は提督以外の異性と歩いたことなんてありませんがっ!」ゴトッ

提督「お願いもっと大事に扱って…」

阿武隈「私はてぇとくさんの事とっても大事ですよぉ~」ムフフー


北上「なるほどね~、大井っちは提督の事が好きなんだね~」ニヤニヤ

大井「な゛っ!///」ボフッ

提督「なんだぁ?大井っちはもしかして俺の事が好きなのかね?」ニヤニヤ

阿武隈「む~~っ」ムスッ

大井「えっ、いや、そそそういう意味じゃなくって…そのぅ……///」


北上「いやぁー盛り上がってきましたねぇ~」

提督「主に北上のテンションがおかしいだけだがな…」


北上「いっそのことこの山崎全部飲んじゃう?」

提督「それだけは絶対に止めてくれ」




prrrr…prrrr…prrrr…




阿武隈「てぇとくさん、電話なってますよぉー」

提督「誰だこんな時間に……」スッ



スマホ『お袋』



提督「ん?どうしたんだろう…」スタスタ




提督「もしもし?」

提督母『ごめんねぇこんな時間に電話して』

提督「いやいや、それより何かあったのか?」

提督母『いやね?あんたってまだ彼女居ないの?』

提督「…ああ、残念ながら…」

提督母『いい加減結婚も考えておきなさいよ?もう良い年なんだから』

提督「そんな事言ってもなぁ…」



提督母『はぁ…、そんな事だろうと思って、あんたに『お見合い』の話、持ってきてあげたわよ』



提督「えっ!マジで?」

提督母『大マジよ…、その調子じゃいつまで経っても結婚できそうにないからねぇ…』

提督「お袋……恩に着るよ…」

提督母『だから急で悪いけど、明後日の日曜日に会う約束してるから、ちゃんと支度しておくのよ?』

提督「えらい急だな…」

提督母『相手方は縁談の多い女の子らしいから、この日が丁度いいそうよ?』


提督「そっか…、まぁ出会いの場ができただけでも有り難いか…」

提督母『そうよー?だからあんたも頑張ってモノにしなさいね?』

提督「分かったよ、わざわざありがとうな、お袋」

提督母『時間と場所をメールで送っておくから、ちゃんと目を通しておくのよ?』

提督「分かった」

提督母『じゃあまた明後日ねー、飲みすぎには気を付けるのよ?』

提督「おう、じゃあなお袋」ピッ




北上「何の話だったの?」

提督「……」

大井「まさかご両親の身に何か…?」

提督「……」

阿武隈「てぇとくさん、教えてよぉ~」

提督「……来たぜ…!」

北上「は?」


提督「……俺にもとうとう、春が来たみたいだ…!」

大井「提督の頭は年中春だと思いますが…」

阿武隈「どういう事ですかぁ?」





提督「俺は明後日……、お見合いに行ってくるぞっ!!」グッ








北上「…………は?」


大井「…………え?」


阿武隈「…………ほえ?」











「これは……、もしかしたらコレで計画が潰れてしまうかもしれませんね……」

「一刻も早く対策を練らなければ……!」タタタッ

以上が本日更新分です。

お待たせして申し訳ない…。

お待たせしました。

こんな時間ですが、更新していきます。




提督「いやぁ、ついに俺にも縁談が来たぜ…!」

北上「いやいや…………は?」

大井「何故このタイミングで……?」

提督「ああ~明後日が楽しみだなぁ~」


阿武隈「…………」


大井「…………」




提督「さて、じゃあ今日は祝杯も兼ねてじゃんじゃん飲んで良いぞー!」キュポン

北上「…………」

提督「実は秘蔵だったバランタイン17年も出しちゃうぞ~!」ハハハ






北上「…………もう要らない…」コトン






提督「え?」




北上「……もうそんな気分じゃなくなったから」




提督「あっ、まさかもう飲めないのかぁ?さっきまでの威勢はどこへやらw」ケラケラ





大井「…私もこの辺にしておきます」コトン





提督「おいおい、ホントにどうしたんだよ…。上司にようやく彼女が出来るかも知れないんだぞ?」





阿武隈「てぇとくさん…、私ももう要らないです…」コトン





提督「あ、阿武隈まで……」



提督「う~む……」





提督「はっ!まさか俺が先にリア充になるから、嫉妬してるんだな?お前らw」ハハハ






大井「………は…、絶対渡しません…」ボソッ






提督「ん?」



北上「あーあ、つまんないし、あたしもう帰るわ」ガタッ

大井「……私もこれで」ガタッ

阿武隈「………ごちそうさまでした…」ガタッ




提督「うぇ?」



北上「じゃあねー」スタスタ

大井「………」ブツブツ

阿武隈「てぇとくさん……おやすみなさい…」スタスタ



ガチャッ





バタン…




提督「……アイツら…、一体何があったんだ?」

提督「折角バラン17年ご馳走したり夜食作ったりとかしようと思ったのになぁ…」コクッ



提督「………」



提督「………やっぱさっきまでの方が美味しかったなぁ……」コトン



提督「……青葉に聞けば、何か分かるかもしれんが……」





タタタタタ……




ガチャッ!




青葉「呼びましたかっ!司令官っ!?」




提督「ノック位しなさい……」ハァ…




……………

…………

………

……





青葉「で、どんな要件ですかっ?」ズイッ

提督「近い近い」グイッ


提督「…実はさっき、お袋から電話があってな」

青葉「『お母様』からお見合いの電話があったと…」フムフム

提督「ああ………いや、何で知ってんだよ」

青葉「で、何で北上さん達の機嫌が悪くなったのかを知りたい……と?」

提督「先読みやめい」



青葉「因みに司令官はどの様にお考えですか?」

提督「……まぁ、アイツらより先にリア充になりそうだし、先越されて嫉妬したとしか…」

青葉「うーん、惜しいっ!」

提督「え、惜しい?」

青葉「いい線は行ってるんですけどね~」

提督「そうなのか?」


青葉「ええ、恐らく考え方の違いでしょうねー」

提督「……乙女心というものは、実に複雑怪奇なモノだな…」




青葉「いえいえ、司令官が思っている以上に単純ですよ?」




提督「…そういうモノか?」

青葉「そういうモノです」

提督「……まぁなんだ…、折角だし、青葉も飲むか…?」



青葉「ええ、ぜひっ!」ニコッ


0:50 提督部屋




提督「さて……、そろそろ寝るか…」

青葉「ぇえー、もっと飲みましょうよー」

提督「俺はもう十分飲んだからさ…」

青葉「むー」

提督「ほら、お前も早く自室に戻れ」



青葉「嫌です」



提督「……何故?」

青葉「私も間宮さんと同じように扱って欲しいです…」

提督「………やはり知っていたか…」

青葉「私を誰だと思っているんですか?」

提督「………一体どこにカメラ置いてるんだ?」キョロ

青葉「流石に置いてませんよ。………今は…」ボソッ




提督「………明日から部屋の掃除を隅々までするとしよう…」ハァ…




青葉「…司令官は怒らないんですね…」

提督「ん?」

青葉「私が司令官のお部屋にカメラ仕掛けたりしている事…、知っているんですよね…?」

提督「まぁ…、流石に俺も軍人だし、感付くよ」

青葉「では、何故知っておきながら……」

提督「俺自身、何もやましい事なんか一切していない自信はあるからな」


提督「それに自分の部屋で不審物を見つけられなかった俺もアホな訳だし」

青葉「……」

提督「あ、だからといって仕掛けて良い訳じゃないからな!俺にだってプライベートはあるんだし」

青葉「分かってますよ」

提督「ホントかよ…」

青葉「……1つ、質問して良いですか?」

提督「なんだよ」



青葉「……なんで司令官はそんなに優しいんですか…?」



提督「ええ?割と厳しくしてるつもりだが…」



青葉「甘いですよ…、甘々です」





青葉「何時かきっと、その甘さで後悔しますよ…?」





提督「……じゃあ今度青葉の悪戯が分かったら減給な」

青葉「あははっ!これは一本取られちゃいましたねぇ!」


提督「……」

青葉「あはは……」

提督「……なぁ青葉」

青葉「なんです?」

提督「まだ『あの事』…、引きずっているのか?」




青葉「っ!」ビクッ



提督「……」

青葉「あ、あはは…、バレちゃいました…?」

提督「…まだ信用出来ないか…?」

青葉「……『司令官の事は』信用してますよ…?」

提督「じゃあ何でまだカメラを仕掛けるんだ…?」

青葉「だって怖いじゃないですか…」

提督「……」






青葉「いつの間にか、私達の事を放り出して、居なくなってしまうんじゃないかって…」


提督「……アイツの事はもう忘れろ」

青葉「いえ…、あの出来事は絶対に忘れません…」

提督「でも…」

青葉「偶然だったとしても…、あの出来事があったお陰で、司令官と出逢えたんです……」

提督「……」

青葉「あの時、司令官が私を拾ってくれたから…今の私が……」ポロポロ…

提督「ったく…泣くなよ。らしくない」ナデ

青葉「うぅっ……すみませんっ……」グスッ


提督「謝る必要はない…。たまには誰かに甘える事も大事だ」ナデナデ

青葉「…しれぃかん……」グスッ

提督「ほら、こんな時間だ。今日はもう寝ろ」ポンポン

青葉「……」ギュッ



提督「……」



青葉「…一緒に寝てくれます……?」



提督「あー……」チラッ



提督(まてまて、大丈夫だ…、青葉相手に欲情なんてしないし…、大丈夫だ、落ち着け…俺……!)ギュッ

提督(決して……、決っして青葉の絶対領域なんかに惑わされないっ!)チラッ



青葉「……」ジーッ



提督「……」フイッ




提督(いやいや、俺は足フェチじゃないし、別に青葉の絶対領域なんか興味無いし…)

提督(OK落ち着け俺…、間宮の時も大丈夫だったんだ…、今回も大丈夫なハズ!)



提督(ここはクールに…、決して俺に下心は無い。あるのは父性だ…。俺は聖人だ…、賢者だ……)



提督「こ、コホン……。ま、まぁ良いだろう」

青葉「えへへ~」ギュッ

提督「ったく…、お前もさっさと良い男見つけろよ?」





青葉「あ、心配には及びませんっ!既に意中の相手は居ますよっ」





提督「……え?」




青葉「まさかこの私に好きな殿方が居ないとでも?」


提督「…そ…、そうだよなーっ、そりゃ居るよなー」

青葉「おやおや~?ひょっとして司令官は私の事がが気になるんですか~?」ニヤニヤ

提督「は、はっ?ちげーしっ!別に気になってねーし!」

青葉「ほほーう?」ニヤニヤ

提督「まぁ明後日俺もお見合いだしっ?俺にも相手位居るしっ?」



青葉「まさか青葉に欲情しちゃいました?」


提督「は?そんなわけねーし?だって部下だし?重巡だし?」

青葉「じゃあ何でそんなに慌ててるんですかぁ?」ニヤニヤ

提督「あーもー良いからさっさと寝るぞ!」ボフッ

青葉「わぷっ!」ボフッ




提督「じゃあ電気消すぞ?」

青葉「あ、その台詞事前みたいでいやらしいですねっ」

提督「うっせ」ベシッ

青葉「あいたっ」

提督「じゃあおやすみー」ピッ

青葉「おやすみなさーい」





……………

…………

………

……






提督「Zzz……」




「………あっという間に寝ちゃいましたね…」

「まったく…、スタイルには割と自信あるんですが…、流石に提督から襲ったりはしませんか…ちょっとガッカリです……」

「…ですが北上さん、大井さん、阿武隈さんが、まさか提督を一人にするとは思いませんでしたねー」

「お陰様でこうして至福の一時を味わうことが出来ている訳ですが……」



「それにしても『お見合い』ですか……。厄介ですねぇ…」

「相手は大体分かりますが……、私達の計画を邪魔するつもりでしょうか…?」

「もし『この事』を知った上での行動であれば、かなりマズイ事に……」



「……いえ、考えすぎですね…」



「とりあえず今は、この至福の時をしっかり味わいましょうか…」フフッ













「おやすみなさい、司令官……」ギシッ

短いですが、以上となります。

間隔空かないように頑張りますね。

乙 ところで桜提督は桜型二等駆逐艦一番艦・桜と関係があるのだろうか

見合いは日曜だろ?桜提督と約束した日を忘れたのか。ダブっているぞ
見合い相手の情報に「縁談が多く寄せられる美人」とあるし、十中八九……

いや、もうなにもいうまい

見合いの前日に桜と遊ぶんだろ イッチが忘れてなきゃいいけど 日数無駄に詰めすぎなんだよな

ちょっとだけ投下します。


>>654
もちろん!…と言いたいところですが、残念ながら無関係です…、申し訳ない。
未実装の艦船まで知っているとは、深い知識をお持ちのようで…。見習わなくては…。



>>657
>>658
やっぱり日程詰めすぎですかね?
提督の忙しさアピールのつもりでしたが…。



土曜日

6:00 提督部屋



チュンチュン…コケコッコー…


ピピ…ピピ…ピピ…


ピピピピピピッ?



提督「むぅ~ん……」カチッ

提督「ふぁ~……」ムクッ

提督「………夜更かしし過ぎたな…、メチャクチャ眠い……」ゴシゴシ



提督「……今日は確か木曾達と買い物だったっけな……」

提督「早く支度せねば…」ムニッ



「んっ……///」



提督「……青葉?」

青葉「えへぇ~……ダメですよぉ~……みんな見てますってぇ………///」ムニャムニャ…

提督「………」





提督「……並盛かと思いきや大盛だったか…」



提督「俺は胸触って興奮するほど子供でもないんでな………、脚だったら分からんが…」

提督「……ま、それは置いといて」



提督「起きると面倒そうだし、コイツはこのまま寝かせておこう……」ギシッ


7:00 提督部屋



「ん~~……」ムニャムニャ

「……」

「………はっ!」ガバッ

「司令官が居ない……」

「むぅ…、短い至福の一時でした……勿体ない…」



「さて…、今日も張り切って情報収集しましょうか」ノビー

「先ず司令官のお見合い相手に関しての情報を集めて、少しでも此方が有利になるように動かなくては…」

「……まぁ、厄介な相手である事は間違いなさそうですがね…」ハァ…


同時刻 食堂



提督「さーて、今日の朝食は何かなーっと…」コツコツ





提督「……あれ…?やけに食堂が静かだな…」




カチャ…カチャ…



提督「こんな事着任以来初だな……、何かあったとしか…」コツコツ


提督「ま…、とりあえずメシだな」コツコツ




提督「おはよう間宮」

間宮「あ、おはようございます提督…」

提督「どうしたんだよ、元気無いなぁ」

間宮「いえ…、お気になさらず…」

提督「?」

提督「まぁ、とりあえず朝食を貰おうか」

間宮「はい…、少々お待ち下さい…」



……………

…………

………

……




提督「よいしょっ」カチャン

提督「あ、そういや日曜日はアイツと会う予定だったな……」

提督「非常に申し訳ないが、予定ずらしてもらうか……」ピッ


prrrrrr…


桜提督『…もしもし』

提督「あ、もしもし?今大丈夫か?」

桜提督『こんな早朝に何のご用意ですか?』


提督「いやぁ明日の予定なんだけどさ…、実は行けなくなったんだっ!」

桜提督『……そうですか』

提督「ホント申し訳ない…」

桜提督『いえ、大丈夫です』

提督「え?」




桜提督『私も明日、とても大事な予定が出来ましたので』



提督「え?そうなん?」

桜提督『はい』

提督「じゃあまた別の機会にするか…」

桜提督『ええ、そうして頂けると有り難いです』


桜提督『用件は以上でしょうか?』

提督「おう、早朝から申し訳無かったな」

桜提督『いえ…わざわざご連絡、有り難うございました』

提督「ああ、じゃあまた」

桜提督『ええ…』


プツッ

同日に 木曽と遊んでから桜とデート で次の日お見合いじゃないのか?
日数間違えてない?



提督「……まさかアイツも縁談か…?」

提督「俺のお見合い相手が、実は桜だったりして……」

提督「ぷぷーっ!絶対無いわw」

提督「……」

提督「……無いよね?」



「提督、ここ座ってもいい?」



提督「おお、瑞鳳か。いいぞ」

>>673

あ、ホントですね……。

>>124 の時点では『木曜日』で、そこから『明後日』だと土曜日ですね……。

申し訳ありませんが、>>124 は『明々後日』か『日曜日』と解釈して頂きたいです…。

ご指摘有り難うございます…、もっと早く気付くべきでしたね…。

ありゃ……すまん、俺も勘違いで余計なこと言って混乱させちまってた

できれば一日の始まりに曜日も表記してくれるとわかりやすいかな

>>658

あああ…、ここで言及されているのに……。

非常に申し訳ないです…。

>>676
ウッス…、気をつけます


では気を取り直して、続きを投下します。



瑞鳳「よいしょ」カチャン


提督「……なぁ、ちょっと聞きたいんだけどさ…」

瑞鳳「なに?」

提督「今日に限って皆静かすぎない?」

瑞鳳「……まぁ…、そうですね」

提督「何かあったのか?」

瑞鳳「……色々事情があるんですよ」

提督「そっかぁ…」



提督「ま、とりあえずいただきます」パンッ

瑞鳳「いただきまーす」パチン


提督「……おっ、今日は珍しく濃いめの味付けだなぁ…」モグモグ

瑞鳳「……」モグモグ

提督「まぁ美味しいし問題はないけど…」モグモグ


瑞鳳「ねぇ提督…」

提督「んー?」モグモグ




瑞鳳「提督は結婚するの?」




提督「ングッ!」

瑞鳳「あっ、お水どうぞっ」スッ


提督「ンンッ!」ゴクゴク…

提督「ぶはっ!」

瑞鳳「大丈夫ですか?」

提督「ああ……。てかもしかして、お見合いの件知っているのか…?」

瑞鳳「うん。北上さんから聞きました」

提督「……ったく、アイツめ…」


瑞鳳「で、結婚するの?」

提督「いやいや、流石にすぐはしないと思うが…」

瑞鳳「ふ~ん?」

提督「まぁ、普通先ずはお付き合いからじゃないか?」

瑞鳳「そっかぁ」


瑞鳳「それにしても急な話ですね」

提督「ホントだよ…、いや嬉しいけどさ…」



瑞鳳「…私はちっとも嬉しくないよ?」



提督「……え?それは何故…」

提督(俺に一生独身で居ろってか…?)



瑞鳳「あっそうだ!提督っ、ちょっと相談したいことがあって…、聞いてくれりゅ?」

提督「お、おう……いいぞ?」




瑞鳳「実はね?私好きなヒトが居るんですよ」



提督「……それは初耳だな」

瑞鳳「でもね?卵焼き焼いてあげたり、誕生日プレゼント送ったり、バレンタインチョコ送ったりしたんですけど…、なかなか振り向いてくれなくて…」

提督「……」

瑞鳳「私なりにアプローチしてるのになぁ…」

提督「…普通そこまでされたら気が付きそうなものだが…」


瑞鳳「普通はね…、『カレ』結構モテモテだから、かなり鈍感なのかも…」

提督「そもそも何でそんな男に惹かれたんだ?」

瑞鳳「だってスゴい気が利くんだよ!?卵焼きちょっと失敗しても、『美味しいよ』って言って食べてくれるし、誕生日にプレゼントくれたり、ホワイトデーのお返しもちゃんとくれたし!」

瑞鳳「理由を挙げ始めたらキリがないよっ」

提督「……そうか」


提督(その位俺もやってあげてるのになぁ…)



提督(ってまた俺はこんな事を考えて…)

提督(最近おかしいんじゃないか?俺は…)

提督(何でうちの艦娘の恋バナ聞くだけで、嫉妬してんだろ…)

提督(もしかしてこれが父性なのか…?)

提督(……いや、違うか…)



瑞鳳「えへへ~、提督に話すのはちょっと恥ずかしいなぁ///」テレテレ

提督「……なぁ、ちょっと聞きたいんだけどさ」

瑞鳳「なぁに?」

提督「……もういっそ諦めるという選択肢h
瑞鳳「私はゼッタイアキラメナイよっ」ニコッ


提督「お、おう…」ゾワッ


提督(そんでもってまたこの寒気…)

提督(とびきりの笑顔なのにスゴい違和感だ…)

提督(……考え過ぎか?)


提督「瑞鳳は一途なんだな…」

瑞鳳「当たり前でしょ?」

提督「そっか……」


提督「因みにさ…、好きな男が誰か、教えてくれたりは…」


瑞鳳「うーん…、ここで暴露してもいいけど……、う~ん…」


提督「ああ、嫌ならいいんだ…、無理に答える必要はない」



瑞鳳「そもそも何で提督は、私の好きなヒトを知りたいの?」



提督「えっ?あ、いやぁ~、そこまで瑞鳳を骨抜きにした男を見てみたくてさ…」

瑞鳳「う~ん……、やっぱり教えてあげませんっ」

提督「えぇ…」






瑞鳳「でも近いうちに分かるハズだから、その時までお預けですっ」





提督「むぅ……ん?『近いうち』…?」

瑞鳳「ほらほら、早く食べないとご飯冷めちゃいますよ?」

提督「……おう」

以上が本日分です。

また近いうちに更新しに来ます。

遅くなりました。

短いですが、投下していきます。


8:00 執務室


提督「……」カリカリ…

提督「……」ピラッ…

提督「……ん?」

提督「何だ?この書類…」



提督「『装着型試験装備の配備に関して』?」



提督「あー、もしかして『例の装備』の事かな…?」



提督「どれどれ……、『海軍技術本部は、貴鎮守府の艦隊戦闘力向上を期待し、試験装備の配備を決定した。

従って以下の条文を熟読の上、装備の扱いには充分注意されたし。





……………

…………

………

……




提督「……以上は全て秘匿情報である為、海軍属以外への口外は厳禁とする。』か………」

提督「結構危険な装備なんだな…」

提督「そんで、配備は申請から10日以内ねぇ…」

提督「ぶっちゃけウチは前線でもないしなぁ、どうしようか…」

提督「てかこの注意事項の『異常反応』って何だよ、アレルギーかよ…」



提督「………」

提督「……まぁ、暫く保留だな」ガサッ

提督「さーて、仕事仕事ー…」ピラッ



コンコン…



提督「どうぞー」

『失礼しまーす』ガチャッ



提督「ああ、そういえば今日の秘書艦は摩耶だったな」


摩耶「おうっ、今日も1日宜しくなっ!」バタン

提督「珍しく上機嫌じゃないか。何か良いことでもあったか?」

摩耶「べっ、別にっ?何もねーよっ」

提督「分かりやすいわー…」


摩耶「そっ、それよりもっ!今日の予定覚えてんだろうな?」

提督「ああ…。諭吉大先生が何人旅立つ事やら…」

摩耶「別に『魔法のカード』使ってくれてもいいんだぜ?」

提督「……お手柔らかにお願い致します…」

摩耶「おう。考えとく」



提督「てか今月お金使い過ぎだなぁ…。提督なのに貧乏とか笑えねぇ…」

摩耶「ま、提督が食っていけなくなったらアタシが養ってやるからよ」

提督「……笑えないッス」

摩耶「そうか?」

提督「男としてヒモはちょっと…」


摩耶「アタシはそういうの気にしないけどなー」


提督「もしかして尽くしてあげたいタイプ?」

摩耶「言われてみればそうかもなー」

提督「…ダメ男に引っ掛かるなよ?」

摩耶「そっちこそ、変なオンナに引っ掛かんじゃねーぞ?」

提督「引っ掛かんねーよ」

摩耶「…どーだか」ハァ


10:00 執務室


提督「摩耶ー、そっちは終わったかー?」

摩耶「おう」

提督「よし。じゃあそろそろ出ようか」

摩耶「天龍達はどうする?」

提督「摩耶が呼んできてくれると助かる」

摩耶「分かった。じゃあ少し待ってろよなー」コツコツ…


ガチャッ バタン…



提督「はぁ……」

提督「まだ給料日前なのに、お金遣いすぎだよホント…」

提督「……」

提督「まぁでも、あいつらがどういう男と付き合うつもりなのか…」

提督「俺にも知る権利ぐらい、あるよな……?」



コンコン…




提督「お?誰だ…?」


『瑞鳳です。今大丈夫ですか?』


提督「おう、いいぞー」

『失礼します』ガチャッ


提督「何かあったか?」

瑞鳳「んーとね、今日も玉子焼き食べて欲しいなーって」バタン


提督「……今日も作ってきたのか」

瑞鳳「うんっ!男を落とすなら、先ずは胃袋からってね!」

提督「……」イラッ



提督(……好きな男が居るのに、何で俺に作ってくるんだ…?)

提督(そういうのは…、好きなヤツに直接渡せよ…!)



提督「……なぁ瑞鳳」

瑞鳳「ぅん?なに?」




提督「もう俺に、玉子焼きは作ってこなくていい」




瑞鳳「………………え?」

提督「……」


提督「瑞鳳には好きな男が居るんだろう?」

瑞鳳「うん」

提督「じゃあそいつの所に持って行くべきだろう…」

瑞鳳「……提督の言ってる事…、よく分からないなぁ…」

提督「ここまで言って分からないのか…?」

瑞鳳「うん」

提督「はぁ……」


瑞鳳「…提督…?もしかして、怒ってる…?」

提督「……怒ってなどいない」

瑞鳳「じゃあなんでそんな事言うの?」

提督「俺は瑞鳳の為を思って言っているんだ…」

瑞鳳「私の為…?」

提督「……ああ」


瑞鳳「……」

提督(キツく…、言い過ぎたか…?)

瑞鳳「……もう、食べてくれないの…?」

提督「……暫くは…、俺に作らなくて良い…」

瑞鳳「……………」


提督「……」

瑞鳳「……私の作る玉子焼き……、キライになっちゃったの…?」

提督「そういう訳じゃない…」

瑞鳳「じゃあどうして……?」

提督「……」



瑞鳳「……あ、もしかして……!」ハッ



提督「……?」

瑞鳳「分かったっ!じゃあ『暫く』は提督に作るのやめるねっ!」


提督「え?」


瑞鳳「そっかー、そうだったねー…忘れるとこだったよ…」

提督「…瑞鳳?」


瑞鳳「あ、でもこの玉子焼きは提督への差し入れなんだから、ちゃんと食べてよねっ!」

提督「あ、ああ…」

瑞鳳「それじゃ、失礼しましたっ」ペコッ

提督「……」


ガチャッ…

バタン



提督「……」

提督「……いただきます」

提督「……」モグモグ…


提督(……ちょっと言い過ぎだったか…?)

提督(それにしても…、部下にあんな態度とるなんて、上司として失格だし…何よりも……)



提督(……惨めだな、俺…)



提督「……」ゴクン…




提督「……旨い」







「今は作戦中だったの忘れてた…、危うく病んじゃうとこだったよぅ」

「まぁでも、もしこの作戦が失敗しちゃっても、私には関係ないけどね…」

「はぁ…、提督ぅ…、早く私のモノにならないかなぁ…」





.


10:20 執務室


コンコン…


『全員揃ったぜー』

提督「ああ、ちょっと待っててくれ」

『早くしろーっ』

提督「分かった分かった…」コツコツ…


ガチャッ



天龍「そんじゃ提督も来たことだし、ちゃっちゃと行こうぜー」

提督「……あんまり高い服はナシな」バタン

加古「そんな貧乏くせー事言うなって」

提督「いや、実際貧乏なんですがそれは…」

摩耶「別に全部買ってもらおうって訳じゃねーんだから、そんなに構えんなって」


提督「え?そうなの?」

木曾「俺たちだってちゃんと給料貰ってるんだ。自分のモノは自分で買うさ」

提督「……その台詞、北上とかポーラに聴かせてやりたいよ…」




……………

…………

………

……



短いですが、今回はこの辺で。

あー…、遂に9月中に投下できなかったですね…。

遅くなりましたが、今からちょっと投下していきます。

10:50 ショッピングモール


提督「最初はどこに行くんだ?」

摩耶「服買いに行くっつっただろ」

提督「ああ、そうだったな…」

天龍「つっても、提督がレディースコーデ知ってるとは思えねーんだけど」

提督「それな」


加古「えー…。提督はファッション誌とか読まねーの?」

提督「提督やってると忙しくてファッションに疎くなるんだよ」

天龍「よく言うぜ…」

木曾「でも好みの服装はあるんだろ?」

提督「まぁな。あ、ちょうどあそこ歩いてる娘とか良い感じだな」


加古「え?どこだ?」キョロキョロ

提督「ほら、あのミニスカートにニーハイブーツの娘だよ」

摩耶「……提督はああいうのが好きなのか?」

提督「まぁあくまでも一例だけどなー……」ジー…


天龍「……そんなジロジロ見てんじゃねーよ」ジトー

加古「そうだそうだー」

提督「いや、あの服装も良いけど、普段あまり運動してないあの(フトモモ)感じも相成っていて……、ああいうのもアリだなーと……」

加古「こんのぉ…変態野郎がっ…!」ベシッ!

提督「いてっ!」


摩耶「んで、本音は?」

提督「いや、あの娘の雰囲気が幼なじみの女提督にそっくりでさ」サスサス

天龍「じゃあ最初っからそう言えよ…」

木曾「何であんな変態染みた言い方したんだよ…」

摩耶「それな」


提督「でもアイツがミニスカートなんて、『はっ、破廉恥ですっ!』とか言って履くわけないしなぁ…」

加古「空目したってヤツか?」

提督「何だよその微妙に間違った言い回し…。まぁでも、そうだと思う」

天龍「…てかちゃっちゃと店に行こうぜー」グイッ

提督「おいっ!何で中指だけ引っ張んだよ!関節が外れそうな感覚が気持ち悪いんだけどっ!」










『はぁ……』コツコツ…

『……確か今日…ここに来ているハズなのですが…。思いの外、『偶然、ばったり』会えないものですね…』コツコツ…

『まぁ、艦娘とイチャつこうが何をしていようが、私は全く気に留めておりませんが…』


『……』チラッ→鏡

『……///』カァァ…

『ま、まさかこんな短いスカートが流行りとは…、は、破廉恥な……///』

『というか後ろ…、み、見えていませんよね…?///』クルッ

『せ…折角勇気を出してこんな格好で来たんです…。何とか見つけられるよう、努力致しましょう…』コツコツ…

少し離席します。

再開します。


11:00 某衣料品店



提督「えーと……」



天龍「おっ、あったあった!こういうアウター欲しかったんだよなー」

加古「えっ、こっちの方が良くね?」

天龍「あー、そっちもカワイイなー…」

加古「このインナーと合わせたりとか…」

天龍「……お前、天才かよ…」



提督「あー……」




木曾「いや、無理無理っ!こんな服絶対似合わねーって!///」

摩耶「んなことねーって。あんな子供みてーな服の方がよっぽど似合ってないから」

木曾「だってよ…、こんなフリフリなヤツ…、絶対馬鹿にされる……!」

摩耶「もっと自信持てって!」

木曾「……し、試着だけなら…」

摩耶「よしっ」




提督「……俺要らなくね?」


提督「外で待ってようかな……」コツコツ…



11:30 同店舗



提督「……やっぱ女の買い物って長いわ」

提督「俺だって服の1着や2着買いたいんだけど…」



摩耶「おーい提督ー、終わったぞー」

提督「おう、今行くー」コツコツ



……………

…………

………

……



提督「………」

天龍「ど、どうだ?」

加古「多分アタシ達が見違えたから、驚いて腰抜かしてんだぜ」

木曾「……///」

摩耶「いいや、どうせ変な事考えてるに決まってる」

提督「か、考えてねーよ!」

天龍「じゃあ何で黙ってんだよ」


提督「いや…、よくよく考えたらお前達のそういう格好初めて見るからさ…」

加古「んで、提督的にはどーなの?」

提督「何が?」

加古「アタシ達の格好だよ。変じゃない?」

提督「ああ。皆似合ってるし、好きだぞ。そういう服装も」


木曾「ほ、本当か!?」ズイッ

提督「お、おう。特にお前のワンピース姿に、良い意味で驚いたよ」

木曾「~~///」ボフッ

摩耶「じゃ、これで決まりだな」

加古「店員さーん、お会計お願いしまーすっ!」



13:00 レストラン



提督「お前等本当に良かったのか?」

摩耶「何が?」

提督「いや、俺全然お金払ってないんだけど…」

天龍「だ~か~ら~、自分のモノは自分で買うって言っただろ?」

提督「いや、そうなんだけどさ…」

加古「どーせ給料の使い道なんてあんまりないしさー。こういう所で消費するのが一番かなーってさ」


提督「じゃあせめて昼食代位払わせてくれ。じゃないと男が廃る」

天龍「分かった分かった。昼飯だけな」ハハッ

提督「……ホント君達はどっかの誰かさんとは大違いだな…」

木曾「ははっ。そうあんまり北上姉さんを悪く言わないでやってくれ」

提督「むぅ…」


摩耶「ところで、提督は何食べるんだ?」

提督「俺?そうだなー…。ハンバーグカレーにしようかなー」

天龍「その心は?」

提督「純粋に美味しいからだな」

提督「間宮さんの作るカレーも美味しいけど、こういう大味なカレーも大好物でさー」

摩耶「なるほど…」

提督「ほら、お前等も早く決めろよー」

天龍「分かってるって」



15:00 ショッピングモール



提督「あ、すまん。ちょっとトイレ行ってくる」

天龍「おう。じゃあ俺等はこの辺で待っとくぜー」

提督「すまんな。すぐ戻る」タッ





提督「えーと…、あの角曲がった所か」タッタッ





ドンッ





???「きゃっ!」


提督「おっと!」




提督「すみません、大丈夫ですか?」

???「ええ、すみません…。そちらもお怪我は……っ!」ハッ

提督「ええ、僕の方も大丈b………」ハッ












提督「桜……?」





桜提督「…………なんでしょうか」




提督「……買い物か?」

桜提督「ええ……。まぁ、そんなところです」

提督「へぇ……」ジー…

桜提督「……な、何ですか?ジロジロ見て…」

提督「いや、そんな格好するんだなーって、意外に思っただけだ」

桜提督「……そうですか」ガクッ


提督「しかしこんなところで会うとは奇遇だな」

桜提督「ええ。本当に『偶然、ばったりと』会いましたね」

提督「ああ。じゃ、ちょっと急いでるから、またな!」ダッ

桜提督「ちょ、ちょっと待ってくださいっ!」ガシッ!

提督「……おい、何で止めるんだよっ」



桜提督「せ、折角会ったんですから、もう少しお話致しませんか?」


提督「……急いでるんだけど…」

桜提督「女…ですか?」

提督「全然見当違いです」


桜提督「では何故…」





提督「……漏れそうなので、急いでも良いでしょうかっ!」




桜提督「漏れ……?」

桜提督「………あっ!///」ハッ


提督「分かったら今すぐ離してくれ!」

桜提督「ご、ごめんなさいっ!///」パッ

提督「っしゃぁああーっ!」ダッ!




……………

…………

………

……



提督「ふぅー、スッキリしたぜー」

提督「……ん?」

桜提督「さ、先程は失礼致しました…」

提督「ああ、ホントギリギリだったわ……」

桜提督「すみません…」シュン…

提督「こんな醜態、明日のお見合い相手には絶対見せられんな」

桜提督「……そういえば、貴方は縁談の相手をご存知ですか?」


提督「いや、残念ながら何も知らん」

桜提督「そうですか…」

提督「でもまぁ、俺にも春が来たという事だ。出来ればお付き合いしたいね」

桜提督「そ、そうですね……///」

提督「何でお前が赤くなってんだよ」

桜提督「な、なってませんから…!///」

すみません、また離席します。

短いですがちょっと更新。


提督「てかお前さ、何回もお見合いしてるんだから、いい加減さっさと結婚して落ち着いたらどうだ?」

桜提督「ええ…まぁ…。結婚した暁には、海軍を辞めるつもりですが…」

提督「だろうな」

桜提督「そういう貴方はどう為さるのですか?」


桜提督「そういう貴方はどう為さるのですか?」

提督「俺は……まぁ…、結婚しても提督を辞めるつもりはないけど…」

桜提督「……何故ですか?」

提督「な、何故って、ほら…ウチの艦娘は家族も同然だし…」

桜提督「……」

提督「そ、それに提督って儲かる仕事じゃん?早々辞めようにも辞めれないし?」

桜提督「……そうですか」ハァ…


提督「あ、あー、そ、そういや、お前結婚したらどうするんだよ。ひょっとして専業主婦とか?」

桜提督「そうですね……。私は………」










摩耶「おい……。何やってんだよ……提督…」






提督「あ、すまんすまん。ついさっきそこでバッタリ会ってさ」

摩耶「遅いと思って様子を見に来たら……」ジロッ

桜提督「……お久し振りですね」ニコッ

摩耶「…………ご無沙汰しております…」


桜提督「提督とのショッピングを、とても楽しまれていたようで」

摩耶「ええ」





摩耶「さっきまでは……」ボソッ





桜提督「そう構えないで下さい。同じ海軍同士、仲良く致しませんか?」クスッ

摩耶「……そうですね」



提督「……」




提督(ウチの連中は、どうも桜の事が苦手らしい…)


提督(桜は外面はメチャメチャ良いハズなのになぁ…、どうしてなのか気になる…)


提督(アイツ同性にもモテモテなのになぁ…)


提督(……)


提督(てか何故俺には愛想よく出来ないのか。誠に遺憾である!)


提督(ペッタン子でチビッ子のクセに!)
桜提督「あ、『提督さん』?少し相談があるのですが」


提督「な、何だ?」

桜提督「色々言いたい事はありますが、156cmは至って『普通』です、ふ・つ・う」ズイッ

提督「……ハイ」

桜提督「あと、女性の身体的特徴を揶揄する事はセクハラです。サイテーです。誠に遺憾です」ハイライトオフ

提督「……反省してます」

桜提督「はぁ…、そんなんだからモテないんですよ…」

提督「まったくもって、その通りです…」


桜提督「反省しているようですし、この話は一旦置いておいて…」

提督「まだあるのか……」



桜提督「私も、ショッピング。御一緒させていただけますか?」



提督「え」

摩耶「……」チッ




提督「……マジ?」

今日はここまでです。

すみません、遅くなったこの社畜をどうか許してください…。


今週末一気に投下しますので、宜しければ見ていってください。

この時間見ている方居ないとは思いますが、投下します。



15:10 ショッピングモール



天龍「……」

木曾「……」

加古「……」

摩耶「……」



提督「まぁ、なんやかんやあって、桜提督も一緒にショッピングすることになった」

桜提督「宜しくお願い致します」ペコッ


天龍「……一つ質問がある」スッ

提督「何だ?」

天龍「何故100km以上離れた鎮守府から、このショッピングモールに来られたのかをお聞きしたい…」

提督「だよなぁ。それは俺も聞きたかった」

桜提督「……」


提督「なぁ桜ー、ここに何かあったのか?」

桜提督「そうですね…、私の鎮守府周辺では、なかなか達成出来なかった事が御座いまして…」

提督「あー、まぁ確かにショッピングモールも場所によって入ってる店舗違うしなぁ」

加古「……」ハァ…

桜提督「諸々の条件を踏まえた上で、此方にお邪魔させていただいた次第です」


提督「なぁ桜ー、ここに何かあったのか?」

桜提督「そうですね…、私の鎮守府周辺では、なかなか達成出来なかった事が御座いまして…」

提督「あー、まぁ確かにショッピングモールも場所によって入ってる店舗違うしなぁ」

加古「……」ハァ…

桜提督「諸々の条件を踏まえた上で、此方にお邪魔させていただいた次第です」


提督「……という事だ。天龍」

天龍「……ご回答、ありがとうございました…」

桜提督「いえいえ」

提督「じゃあ次は何処に行こうか」

摩耶「そうだなー…」


桜提督「一つ、提案しても宜しいですか?」

提督「ん?」





桜提督「私は提督の服をコーディネートさせていただきたいです」





天龍・加古・木曾「…っ!?」ハッ!

摩耶「……」チッ




提督「俺の?別に良いけど…。何で?」

桜提督「理由は様々ありますが…。私服が少なそうで、ひもじい思いをしているのでは、と…」

提督「……何も言い返せねぇ…」

桜提督「ですから、この私が選んで差し上げようかと」

提督「……ありがとうございますー」


桜提督「それに『将来』の事もありますし…」ボソッ

提督「なるほど…?」




加古「ちょっちょ、ちょっと待って下さって宜しかったでしょうかっ!」バッ

木曾「相変わらず酷い敬語だな」




桜提督「……如何致しました?」

加古「あ、アタシ達にも提督の服っ、選ばせていただきたいですっ!」



桜提督「……という事ですが、どうします?」

提督「まぁ良いけど……、変な服は選ぶなよ?」

桜提督「だそうです」

加古「やりぃ!」

天龍「このオレがカッコイイ服見繕ってやるからな!」

摩耶「……」チラッ



桜提督「……」ニコニコ



提督「……ホントに大丈夫かなぁ…」

……………

…………

………

……



15:20 某衣料品店



摩耶「なぁ提督、こういうコーデとかどうだ?」

提督「うーん、結構インテリ系だな。俺短髪だから似合わなくね?」

摩耶「そんな事ねぇって。一回着てみろって」

提督「んー…」


15:20 某衣料品店



摩耶「なぁ提督、こういうコーデとかどうだ?」

提督「うーん、結構インテリ系だな。俺短髪だから似合わなくね?」

摩耶「そんな事ねぇって。一回着てみろって」

提督「んー…」




天龍「おーい提督ー、こういうのどうだー?」

提督「ん?」

天龍「ほら提督ガタイ良いしさ、黒インナーにジージャンで、このネックレスとかさ!」

提督「チャラいなぁ…」




加古「なぁなぁっ!コレなんかどうだ?」

提督「あー…、パス」

加古「えー?絶対似合うと思うんだけどなー」

提督「てか加古パイセン…、ちょいワルオヤジ好きなんスか…?」




木曾「提督、これはどうだ?」

提督「わ、若すぎる……。まるで高校生が着てそうな…」

木曾「こ…、高校生……」ガーン

提督「木曾がこういう服装好きなのは意外だな…」



摩耶「ったく、相変わらず提督はワガママだなー」

天龍「オレ達が似合うって言ってんだから着ろよなー」

加古「そーだそーだー」

木曾「………高校生…」

提督「いやいや、お前達の選ぶ服のセンスがバラバラ過ぎるんだよ…。せめて統一感のある選択をだな…」


天龍「えー?」

提督「そもそも俺が買う服と方向性が違うんだよなぁ…」


桜提督「例えばこういう服ですか?」


提督「そうそう、こういう落ち着いた目立たない感じのヤツー…」


桜提督「はぁ…。相変わらず貴方は…、いつも似た様な服ばかり選びますね」

提督「いっ、良いじゃん別に…」

桜提督「たまには『部下』の意見にも、耳を傾けては如何です?」

提督「むぅ…」

桜提督「ま、それはそうと。こういった服装は如何です?」バッ

提督「また随分垢抜けたモノを……」



……………

…………

………

……



17:00 ショッピングモール



提督「……買いすぎたな」

加古「あれやこれやと買ってるウチに、両手に溢れんばかりの荷物が…」

天龍「ま、たまには良いんじゃねぇの?」



桜提督「うぅ…重たいです……」プルプル



提督「お前も調子に乗って買い過ぎなんだよ」


桜提督「私だってっ…!忙しい身ですしっ……!」プルプル

提督「ほら、そっち貸せ。持ってやるから」

桜提督「申し訳…御座いませんっ……!」プルプル

提督「ったく…。サービスカウンターで鎮守府宛に送ってもらえ…」ガサッ

桜提督「ふぅ…。そうですね…」


提督「分かった。じゃあこの荷物置いてくるから、お前達はちょっと待ってろ」

木曾「提督、俺も手伝う」

提督「お、助かる」

天龍「じゃあこの辺で待ってるからなー」

提督「おう」コツコツ…


……………

…………

………

……




桜提督「本日は誠に有り難う御座いました。お陰様で充実した買い物が楽しめました」

提督「たまたまとはいえ、久し振りに一緒だったからな。俺もちょっと楽しかったぞ」

桜提督「そうですか…」

提督「ああ……」

桜提督「……」

提督「……」

木曾「……」


桜提督「……ひとつ、貴方に訊いておきたい事が」

提督「ん?」








桜提督「……貴方は、私の事。どう想っていますか?」








木曾「……」


提督「どうと言われてもなぁ…。幼馴染で付き合い長いし、接しやすいとは思ってるよ」

桜提督「はぁ…、そうですか…」

提督「ダメな回答だったか?」

桜提督「いえ。寧ろ想像通りといった所でしょうか…」

提督「?」


桜提督「さて、ここまでで大丈夫です。御二人にはご迷惑おかけしました」

提督「良いってことよ」

木曾「……お気に為さらず」

提督「じゃあなー。木曾、戻るぞ」




木曾「……少しだけ…、桜提督とお話させていただきたいのだが…」




提督「……という事だが、頼めるか?」

桜提督「ええ、構いませんよ?私もお話してみたかったので」

提督「だってよ。時間も押してるし、なるべく手短にな」コツコツ…

木曾「ああ…」





提督「……アイツ、神妙な面持ちだったな…。何か相談事か……?」コツコツ…

提督「ま、俺に言えない事とかあるかもしれんしな」

提督「……まさか……!」ハッ!








提督「恋愛相談かっ……!!」


……………

…………

………

……






「……それで、御話とは何でしょうか?」

「単刀直入にお訊きしますが、提督のお見合い相手は、桜提督でしょうか?」

「それは答えられませんね。彼の個人情報でもありますので」

「……そうですか」


「その様な質問をされるという事は、あなた方は既に勘づいているのですね……」

「………」





「恐らくその勘は、正しいですよ」





「……ご回答、感謝致します」

「ふふっ、今のは私の独り言ですよ


「……ではもう一つお訊きしても?」

「答えられる範囲であれば。何でもお答えしますよ?」






「桜提督は、提督の事を異性として好きですか?」






「……」


「オレ…、私の勘が正しければ、桜提督は……」

「お答えします」

「……」





「私、桜は。あの方の事が━━━━━」

今回はここまでです。

師走まで忙しい社畜ではありますが、いい感じにプロットも溜まっているので、出来る限りペースを上げて更新していく予定です。

またしても間が空いてしまいましたね…、申し訳ない…。

ちょっと長い昼休みが頂けたので、更新していきます。


17:10 ショッピングモール



木曾「……遅くなってすまない」コツコツ

提督「いやいや、2人で話す機会なんて滅多に無いからな。寧ろ早い位だよ」

木曾「そう言ってくれると助かる…」

提督「じゃあ帰るか」コツコツ…

天龍「おう」


……………

…………

………

……




17:40 執務室



提督「ふい~疲れた~」ドサッ

摩耶「今日は付き合ってくれてありがとな」

提督「ま、良いってことよ」

摩耶「じゃあ、あたしは荷物置いてくるからなー」ガチャッ

提督「おう」


バタン…



提督「あー疲れた~…」

提督「それにしても、あいつ等可愛かったなぁ…」

提督「やっぱああしてるのを見ると、普通の女の子だなぁ…」

提督「そりゃ男も言い寄るわな」

提督「あ、可愛いといえば……」

提督「……桜も。いつの間にああいう服着るようになったんだ…」


提督「……」

提督「……お見合い…か…」

提督「一体どんな娘が相手はなんだ…?」



……………

…………

………

……





「んで、『向こう』はどんな答えだったんだ?」

「……まぁ、大方俺達の予想通りだった」

「やはりな…」

「……提督は、どちらを取るだろうか」

「それは……」

「やれることは皆やったし、協力もした」


「……ボクは乗り気じゃなかったけどね」

「私もー」

「まだそんな事言ってんのか…」

「だって私だけの料理を食べて欲しいしー」

「そんな事言ったら私だって2番目なんて興味ないですっ」


「…まぁ、こういう争いを避ける為に共同で作戦を遂行しているのだがな…」

「そうですよ。提督の判断を待ちましょう…」

「失敗したらどうするんですか?」

「……その時は━━━━━━」


18:30 食堂



提督「さーて、飯だ飯だー」ガタッ

摩耶「まだ仕事は残ってんだから、早く済ませるぞ」

提督「へいへい。いただきまーす」

摩耶「相変わらず提督は気楽だな…」


提督「悲観的な提督よりマシだろ」ズズッ

摩耶「そりゃ、そうだけどよ…」

提督「それにしても今日のご飯はやけに気合い入ってんなー」

摩耶「……はぁ」

提督「なんだよ、ため息なんか吐いて」


提督「何か悩みでもあんのか?」

摩耶「……後で話す」

提督「そっか」モグモグ…

摩耶「はぁ……、ホント…頼むぜ……」ボソッ



19:30 執務室



提督「……よし、今日の分終わりーっ」

摩耶「お疲れさん。ほら、お茶でも飲んで少し落ち着こうぜ」コトッ

提督「おう、サンキュー」

摩耶「……ちょっとさ…、提督に話があるんだが、良いか?」


提督「夕食の時のアレか」ズズッ

摩耶「ああ」

提督「ひょっとして恋愛相談か?」

摩耶「まぁ、そんなところ…」

提督「……そっか」

摩耶「どうした?」

提督「いや…、なんでも…」ズズッ


摩耶「じゃあ、話すけどさ」


摩耶「あたしってさ、結構好きな人に色々尽くしてあげたくってさ。ま、多分心配性か世話好きなのかもな」

提督「だろうな」

摩耶「例えどんな性癖を持っていようが、どういう扱いを受けようが、あたしは全部受け入れる覚悟で付き合ってきたんだ」

提督「……意外だな」

摩耶「そうか?」

提督「だってスゴいヤンキー的なアレを感じt」

摩耶「続けていいか?」

提督「アッハイ」



摩耶「でもさ…、最近酷いんだぜ?」

提督「何が?」

摩耶「こんなにも尽くしてやってんのに、『お見合い』するってんだ」

提督「……『お見合い』…?」

摩耶「流石のあたしでも、それだけは許せなくてな」

提督「……」


摩耶「もしそいつと結婚するってなったら…」

提督「なったら…?」








摩耶「自分でもナニスルカ……ソウゾウできナくテなァ」








提督「……」ビクッ

摩耶「あたしもさ、浮気とかは全然気にしないんだけどよ…、流石に盗られるとなったら話は別だ」

提督「……」


摩耶「でさ、あたしはどうすれば良いと思う?」

提督「……い、いっそ別れるっていうのは…?」

摩耶「考えられねぇな」

提督「そっか…」

摩耶「おう」


提督「……摩耶はどうしたいんだ?」

摩耶「分かんねぇから聞いてんじゃん」

提督「だよなぁ」

摩耶「まぁでも、あたしは信じてるけどな…。あたしを選ぶって…」

提督「……信頼してんだな」

摩耶「そりゃな。そこそこ長い付き合いだし」

提督「…………そっか」

摩耶「おう」



摩耶「お、そろそろ時間だな」

提督「……もうそんな時間か」

摩耶「じゃ、あたしは戻るぜ」

提督「……お疲れ様」

摩耶「おう、お疲れさん」ガチャッ




バタン……



提督「……」



提督(……俺はひょっとして、今まで盛大な勘違いをしてたのかもしれん…)


提督(これまでの艦娘の言動…、態度…)


提督(そして、狂信的な、愛情…)


提督(……だがいつ告白したんだ…、さっぱり分からん…)


提督(だが今日1日で、ようやく違和感の正体に気付けた……気がする……)

『だが』が2行続けて入ったのはコピーミスなので、気にしないで頂けると助かります。




提督「あいつ等ひょっとして……」








提督「付き合ってんのか…?」













提督「桜と……!」





ドターン!バキバキッ?



提督「なっ、何奴っ!」ビクッ?




コンコン…



提督「は、入れっ」


「コホン…、失礼する」ガチャッ



提督「……何してんスか、長門センパイ…」



長門「な…、何もしていないが」

提督「ウソ付け!しらばっくれてもムダだっ!」

長門「なっ!」


提督「後ろを見ろっ!」

長門「っ!」バッ



提督「廊下の床が木製だから、バッキバキに割れてんじゃねーか!」



長門「ち、違うっ!」

提督「いいや違わないね!」


長門「何を根拠に…!」

提督「デコォ!自分のデコをよく見ろぉ!」

長門「こ、コレはそこで転んだだけだっ!」

提督「とうとう白状しやがったコイツ!」

長門「……はっ!」

提督「はっ、じゃねぇよ!」


長門「わ、わざとではないんだっ!」

提督「わざとやってたらはっ倒すわ!………武蔵が!」


武蔵「何だ?」


提督「うおっ!何で居るんだよ!」


武蔵「長門と一緒に居たからな」

提督「そ、そうか…」


提督「ってお前ーーっ!お前も床割ったろ!」


武蔵「いきなり何を言うのやら…」

提督「お前もォ!隠しきれないデコのキズゥ!」

武蔵「くっ」サスサス

提督「くっ、じゃねぇよ!旗艦のクセに、揃いも揃って何やってんだよ!」


長門「武蔵のせいだ」

武蔵「いやお前のせいだろう」

提督「ほんっとお前等の精神年齢って子供!」

長門「まぁ、元を辿れば提督のせいだが」

武蔵「そうだな」

提督「とりあえずお前等そこに正座な!」


長門「何故だ!」

武蔵「何をする気だ!」




提督「説っっ教するんだよっ!!」





……………

…………

………

……



提督「…ったく、いいか?床の修理だってタダじゃないんだぞ?ちゃんとモノを大事に扱えよ」

長門「……すみません」シュン…

武蔵「……申し訳ない」シュン…

提督「はぁーー…、もう疲れた…。二人とも帰っていいよ…」

長門「分かった……」

武蔵「失礼する……」ガチャッ




バタン……



ガチャッ!



長門「いや待て!まだ報告をしていない!」



提督「ホントなんなのお前等…」ハァ…



20:00 執務室



長門「……このように、深海棲艦の絶対数は確実に減ったと思われる」

提督「確かになぁ…。他の鎮守府からも同様の報告があがっているし…」

武蔵「少なくともこの前の大規模作戦以降、戦艦や空母等、大型の深海棲艦は姿を見せていない」

提督「ふむ…」

長門「英・米・独・伊等からも、同様の報告が出ているそうだ」

提督「その情報の信憑性は?」


長門「ウォースパイト、アイオワ、ビスマルク、リットリオ改めイタリア等が、本国寄航の際に伝えられたそうだ」

武蔵「情報の鮮度が良いとは言えないが、身内からの情報だ。信憑性は高いだろう」

提督「そうか……」

長門「ん?どうした?」

提督「いや…、長かった戦いも……、そろそろ終わりが近いのかもな…」


長門「幸い、我が艦隊で轟沈した者は、今のところゼロだ」

武蔵「今回の戦争、我が陣営の勝利は近いだろう」

提督「油断は出来ないし、決定的でもない。が、確かにそうかもな…」

武蔵「……しかし、随分元気がなさそうだな」

提督「……そうだな」

武蔵「話したい事があるなら聞くぞ?」


提督「……これはお前達の今後に直結する事なんだが…」




提督「……この戦争が終わったら、俺達はどうなると思う?」




長門「どうなるもなにも、今までと何も変わらないだろう?」

提督「ホントにそう思うか?」

長門「ああ。戦後も深海棲艦が出現しないとは限らんしな」

武蔵「防衛に必要な戦力を、そう易々とこの国が手放すとは思えん」


提督「確かにそれは一理ある…。だが戦後は、確実に軍縮を迫られる…」

長門「それはそうだが…」

武蔵「つまり、提督は何が言いたいんだ?」






提督「……戦後、俺等の鎮守府は、解散するかもしれない。という事だ」






長門「……っ!」


武蔵「……その情報は確かなのか?」

提督「いや、あくまでも俺の憶測だ」

長門「……」

武蔵「……そんな事…」

提督「考えてもみろ。我が国だけで何人艦娘が居ると思う?」


提督「全国の艦隊を維持するのにどれだけの物資が必要だ?」

提督「その物資を仕入れる予算はどこから下りる?税収は必ず減るんだぞ?」

提督「さらに軍縮は、武器を減らすだけじゃなく、人的要因も削減される」

提督「無論、この鎮守府も対象であるハズだ」


提督「詰まるところ…、近い将来俺等は……」


長門「……!」

武蔵「……!」




提督「解散を余儀なくされるだr」



長門・武蔵「イヤだっ!!」ガバッ



提督「オゴォッ!!」ドカッ!


長門「そんな寂しい事を言うなっ!」ギュッ

武蔵「私には考えられん…!そんな事っ!」ギュッ

提督「ちょちょちょタンマタンマ!お前ら力強すぎィ!」ギリギリ

長門「そんな別れ方…、辛すぎる…!」グスッ

提督「今の俺もめっちゃ辛い…!」ギリギリ


武蔵「解散なんて……!それだけは勘弁してくれぇ、提督…!」

提督「ちょっ……なんかゴリゴリ言ってっから……マジ勘弁…!」ゴリゴリ

長門「皆と…、皆と一緒に居れるなら何でもするから…」

提督「ん?今何でもするって…あだだだだ!」ゴリゴリ


武蔵「もう一人は、イヤなんだ…」

提督「とりあえず一旦離れろ!今ミシって言ったから!肋骨辺りからミシって聞こえたから!」ミシミシ

長門「はっ!すまん!」バッ

武蔵「も、申し訳ないっ」バッ

提督「ううぅ…、なんという馬力とトルクだ……」ヨロヨロ…



提督「まぁあくまでも憶測だし、そう真面目に受け取るな…」

武蔵「だが…、確かに私達は様々な物資を消費しながら戦闘を行っている事は事実だ…」

長門「……特に我々戦艦は、燃料や弾薬の消費量は格段に多いからな…」

提督「そこなんだよなぁ…」

長門「……今から食事だけでも、減らすべきか……」

武蔵「米のおかわりも自重しなくては……」


提督「艦娘は、燃料だけじゃなく食費も掛かるからなぁ……」



提督「……あ?……ちょっと待てよ?」



長門「ん?」

武蔵「どうした?」


提督「今まで何の違和感もなく過ごしてきたけどさ……」





提督「何でお前等ご飯食べるの?」





長門「いや、何でと言われてもだな…」

武蔵「流石に食わんと生きていけないからなぁ…」


提督「え、燃料とかは?空母なんかしょっちゅうボーキ食ってんじゃん」

武蔵「燃料は航行に必要なだけだ。例え燃料切れでも、陸上での生活に支障はない」

長門「空母に関しても同じで、別に艦載機を消耗しなければボーキなど必要はない」

提督「……マジ?」

武蔵「ああ。流石の私達でも重油は飲めん」


提督「じゃあなに?もしかしてキミ達、艤装外したら、燃料も弾薬もボーキも金属も……、いらないってワケ?」

長門「そうなるな」

武蔵「戦闘は出来なくなるがな」

長門「というか除隊させることを『解体』と言っているのではないのか?」

提督「………どうやらこの悩みは杞憂だったようだな…」


長門「何だ?」

武蔵「どういうことだ?」

提督「いや……、もういいや……疲れた……寝たい…」

長門「そ、そうか…」

武蔵「き、今日も1日、お疲れ様でした…」


提督「ほら、お前等も部屋戻れ…」

長門「あ、ああ…」

武蔵「お疲れ様でした…」ガチャッ




バタン…



提督「………」


提督「はぁ~~~~………」


提督(なんだよ…、生活する上で物資が必要なんだと思ったら…)



提督(普通に人間じゃん!)



提督(いや、そりゃエグい程力強いし、色々人間離れしてるけどさ…)

提督(成る程な…、艦娘と『結婚』するヤツが多いのは…そういう事だったのか…)

提督(じゃあ解散ってのもそんなに……)

提督(そんなに……)

以上が本日分です。


ちょっと変な箇所がありましたね。大変申し訳ない…。

大変長らくお待たせしました…。

師走はボロ雑巾の様に働いていた事もあり、思うように更新出来ませんでした。

申し訳ないです。

ほんの少しですが更新しますので、宜しければ見ていってください。



21:00 執務室



提督「ふぅ…。戸締めよし…、金庫のカギよし…、引き出しのカギよし…と…」ガチャガチャ…

提督「じゃあ部屋に戻るかね…」コツコツ…


ガチャッ


提督「…お、足柄?」

足柄「お疲れ様、提督」

続き来たか…(歓喜)
仕事の方もお疲れ っ温かい緑茶

>>908

大変お待たせしました。
お茶美味しく頂きます…。


提督「こんな時間にどうした?」

足柄「ちょっと提督に言いたいことがあって、出待ちしてたのよ」

提督「言いたい事?」

足柄「ええ」


足柄「ほら、最近私ってずっと出撃してるでしょ?」

提督「ああ」

足柄「それでストレスとか、色々溜まっているのよねー…」

提督「それは…、申し訳ない」

足柄「あ、謝る必要はないわよっ!」


足柄「私が忙しいって事は、それだけ提督が私を頼ってくれている証拠だから…」

提督「そういってもらえると助かるが…」

足柄「でも、たまには私を労ってくれても良いんじゃないかしら?」

提督「労う?」

足柄「ええ」スッ

提督「例えば?」






足柄「2人きりで晩酌、とか」ギュッ





……………

…………

………

……



21:05 提督部屋



足柄「へぇ~、ここが提督の部屋ねぇ~」ゴソゴソ…

提督「あんまり部屋漁らないでね」

足柄「念のためここもチェック!」ガラッ

提督「何でタンス!?」

足柄「もしかしたら不審物が入っているかもしれないじゃない!」ゴソゴソ

提督「不審物って何!?」


足柄「はっ!これは…!」ピタッ

提督「え、まさか本当に…?」

足柄「提督……」

提督「おう……」ゴクリ…




足柄「あなたボクサーパンツ派だったのね…!」バッ




提督「ちょ!何パンツ漁ってんスか!」


足柄「しかもライムグリーンなんて……、レアだわ!」

提督「うるさいよ!」

足柄「記念品として貰っておくわ!」ゴソッ

提督「いや返せよ!」

足柄「あ!」

提督「今度は何!?」


足柄「このボロボロのジャケットは…」

提督「え?ああ、それは俺がこの鎮守府に着任した時来てたヤツだな」

足柄「もう着ないの?」

提督「そうだなぁ…、別に思い入れのあるモノでもないし」


提督「何よりもうボロボロで、人前で着れるモノじゃないしな」

足柄「そう…」

提督「今度大掃除やる時捨てようと思っててさ」

足柄「そんな…勿体ないわ!」

提督「いや、でもボロボロだし…」

足柄「捨てる位なら私が貰うわ!」バッ





提督「じゃあそのパンツ返して下さい」




足柄「い、イヤよ!」

提督「何でさ!返してよ!」

足柄「良いじゃない!パンツの1枚や2枚!」

提督「なに男のパンツ1枚で必死になってんスか!」


足柄「じ、じゃあ私のパンツあげるから!交換しましょう!///」

提督「何でそうなるんだよ!」

足柄「今から脱ぐから待ってて!///」ヌギヌギ

提督「分かった分かった!あげるから!そのパンツあげるからぁっ!」



……………

…………

………

……




21:20 提督部屋



提督「…足柄、満足か?」

足柄「ええ…」フゥ…

提督「人の部屋に来たと思ったら、いきなり部屋を物色するとは…」

足柄「ご、ごめんなさい…」

提督「やっぱ姉妹は考える事は一緒ってコトか…」ハァ…


足柄「え?それはどういう事…?」

提督「いや、以前那智がここに来た時も、足柄と同じ様に物色しだしてなぁ…」

足柄「なっ、那智姉さんですって!?」バッ!

提督「おう。さっきの足柄見てると、やっぱり姉妹って似るんだなぁって思ってさ」

足柄「ど、どうして那智姉さんが提督の部屋に…?」


提督「いや、何もやましい事は一切してないからな?」

足柄「分かってるわよ!提督からやましい事なんて、出来るわけ無いじゃない!」

提督「なんだと~?俺はこう見えて『ピーマンの肉詰め系男子』なんだぞ?」

足柄「じゃあ今ここで!私を押し倒してみなさいよ!」

提督「………。で、何が聞きたいんスか?」

足柄「相変わらずヘタレね…」ボソッ

提督「聞こえてるからなー」


足柄「それで、那智姉さんがここに来た時何かあげなかったかしら?」

提督「……多分パンツ持ってかれた」

足柄「やっぱり…」

提督「ねぇ、何でオレのパンツ持ってくの?全然意味分かんないんだけど」


足柄「それは……」

提督「それは……?」







足柄「ウエスとして使うのよ」


※ウエス…機械の油汚れ等を拭くのに使う小さな布のこと。






提督「新品買えよっ!何でわざわざオレの穿けそうなヤツ持っていくんだよ!」


足柄「だ、だって男物のパンツ買うなんて、恥ずかしくて出来ないわ!///」

提督「本人の前で堂々と持っていくのもどうかと思うぞ」

足柄「良いじゃない、減るもんじゃなし」

提督「減ってるから困ってんだけど」

足柄「私と那智姉さん合わせて2枚でしょ?そんなに減ってないじゃない」


提督「2枚どころか、今まで相当数無くなってるんですがそれは…」

足柄「……」

提督「……」

足柄「……無くなったパンツは、きっと今頃、ウエスとして第2の人生を歩んでいるわ…」

提督「うるせーっ!」


足柄「そ、そうだ!良いこと思い付いたわ!」

提督「なんだよ」

足柄「私セレクトで、今度提督のパンツ買ってきてあげるからそれで許して?ね?」

提督「……金は出さんぞ」

足柄「良いの良いの!むしろその方が『好都合』だし!」

提督「はぁ…」



足柄「そ・れ・よ・り・も、そろそろ晩酌始めましょ?」

提督「……今日俺は呑まないが、それでも良いか?」

足柄「むぅ~、やっぱり明日『お見合い』だから?」

提督「ああ。二日酔いとか嫌だし、何より酒臭い状態で行きたくないしな」

足柄「えぇ~?」

提督「いやぁ、申し訳ない」


足柄「1杯位付き合いなさいよ~」

提督「スマンっ、今度どっかで埋め合わせするからさ、ホント今日は勘弁!」

足柄「むぅ~っ!折角の休みなのにぃっ!」

提督「ほら、今度はオレの部屋じゃなくて、外の店おごるからさ!」

足柄「……それだけ?」

提督「なんなら那智とかも呼ぶか?」


足柄「『ちゅー』するわよ」ズイッ


提督「分かった分かった!2件目も用意するから!」


提督「うぐっ…、分かった…」

足柄「まったく…。折角の『ちゅー』を拒むなんて…、そんなに私の事キライ?」

提督「キライとかじゃなくてだな…、普通部下とそういう接触はイカンだろ」

提督「何より周りに知られたら面倒だ」

足柄「ハイハイ、世間体世間体~」

足柄「もうその言葉聞き飽きたわよ」

提督「はぁ?」


足柄「あのねぇ、今時キス位挨拶みたいなもんよ」

足柄「提督は考え方が古いの!」

提督「足柄にだけは言われたくなかったな」

足柄「なにもマウストゥマウスしろっていう訳じゃないの!」

足柄「ほっぺや首筋、額にしてくれれば良いの!」

提督「それって家族や恋人がやるヤツじゃね?」


足柄「提督にとって、私達は家族みたいなもんなんでしょ?この前言ってたじゃない」

提督「言ったけどさぁ…」

足柄「と、言うわけで!ほら!」ズイッ

提督「ええ~…」

足柄「横向いて目閉じててあげるから」

提督「はぁ~、分かったよ…」


足柄「……」

提督「……」

足柄「………」ソワソワ…

提督「………」

足柄「…………」ソワソワ…

提督「…………」ソーッ…



足柄「……もうっ!なに焦らしんむっ!」
提督「むぐっ!」




足柄「~~~っ!?///」



提督「おっ、おいっ!何で動いたんだ!?」バッ!

足柄「ぁ……、あ…、あうあぁ…///」

提督「え?お、おい…、足柄…?」

足柄「ぅうう~…///」


提督「あ、あのさ…、これは不慮の事故だから。ノーカンだから。頼むからセクハラで訴えたりとk」

足柄「……も、もう帰るーーーっ!!///」ダーーッ!

提督「えっ!おっ、おい!」




バタンッ!タタタタタ…




提督「……」

提督「なんという…、ラッキースケベ…」


提督「じゃなくて…。不祥事モンだぞこれ…」

提督「セクハラで訴えられたら確実に敗訴だぞ…」

提督「……最悪、責任とって辞職と賠償だな…」

提督「……」

提督「……てか」




提督「意外とウブなんだなぁ…、足柄…」





……………

…………

………

……




バタンッ!


「た…、ただいま…///」ゼェゼェ…

「遅いぞ。一体何をしてたんだ?」

「な…、何もないわよ…///」ハァ…ハァ…

「顔も赤いし…、貴女取り乱しすぎよ?」

「……あっ!て、提督の匂い…!」

「え…?あ、確かに…!」


「貴女、一体提督と何をしてたの?」

「て、提督と…一緒に晩酌しようと…思って…」

「ずっ…、ズルいっ!私誘った事…ないのにっ!」

「出すぎた真似は看過できんな」

「待って待って!誘ったけど『俺は呑まない』って断られちゃったのよ!」


「だが確実に、何かあったな?」

「怒らないから、ちゃんと話して?」

「うぅ…、笑顔が怖い…」

「単刀直入に言うとね?…その…、提督と……」

「提督…と…?」

「キ……、キス……しちゃったの……///」




「「「………」」」




「や…、やっぱり…、怒ってる…?」

「まぁ…」

「それぐらいだったら…」

「多分……、皆……してる……かも…」

「え……?」



「えぇーーーーっ!!」



「それよりもそのジャケットは何だっ!」

「そうよ、それは姉妹の財産でしょう?」

「ずるい…!」

「こっ、これは提督から正式に貰ったモノなの!こればっかりは譲れないわ!」ギュッ

「やめろっ!お前のケバい臭いが移るだろうっ!」ドタドタ

「失礼なっ!少なくとも姉さんより年下なんだけどっ!」


「待って、ここは長女である私が責任をもって…!」ドタドタ

「ダメよ!」ドタドタ

「良いから離せっ!」ドタドタ

「いーやーっ!」ドタドタ



……………

…………

………

……


以上が本日分です。

長期間空いた割に短いですが、勘弁してください。

更新します。


22:30 提督部屋


提督「……」スー…

提督「………」スー……





提督(あー……)





提督(全っ然眠れねぇ……)



提督(やべぇよ、明日朝早いのに…)

提督(なんでこういう時に限って眠れねぇんだよ…)

提督(だからといって、起きてたってしょうがないしなぁ…)

提督(ん~、どーすっかなぁ…)






……カチャッ……






提督(……え?)






……コ………コツ……





提督(カギはちゃんと掛けたハズだが…)





………コツ……コツ……





提督(……ははーん?さては北上辺りがドッキリ仕掛けようとしているな…?)


提督(今まで散々寝起きドッキリされたからなぁ…、多分そうだろ)



提督(今回はいいタイミングで起きて、逆ドッキリしてやろう…)





……コツ……ギシッ…





提督(ん、寝てるかの確認か?)

提督(因みに誰が仕掛人だ…?)



提督「……」ソーッ…








浜風「ハァ……ハァ……///」








提督(よりによって浜風だとぉっ!?)


提督(北上め…、オレが怒らないように、浜風を送り込むとは…!)





浜風「て…、提督…?まさか、起きて…ないですよね…?」

提督「……」ス,スー…

浜風「ね、寝てます…よね…?」

提督「……」スヤァ…

浜風「はぁ…、よかったぁ…」





提督(あっぶねぇー…)


提督(……しかし浜風、一体オレに何をするつもりだ…?)

提督(特に何か持っている訳じゃなさそうだが…)





浜風「提督……。もう…、浜風は…、ガマン出来ない…です…」ハァ…ハァ…





提督(この子めっちゃ笑い堪えてない!?)





提督(さっきから息荒いし、ホント何されるんだよ!)

すみません、一旦落ちます。

浮上したので、続き更新します。





浜風「んくっ…!ふぅ……。い、いただきます…」ギシッ…




提督(えっ?あれ?なんか浜風の眼…、おかしくね…?)

提督(なんか…、捕食者のような…)

提督(とにかく、俺の本能がヤバいと叫んでる…!)


提督(こ…これはいかんっ!)



提督「ちょっ…、は…浜風っ…!」

浜風「ハァ…ハァ……、はれ…?提督……起きて……?」

提督「その…スマン、実はずっと起きてた」

浜風「え………」


提督「ったく北上め…、浜風に何させる気だったんだ…」

浜風「……何故北上さん…?」

提督「北上に命令されて、オレに何かするつもりだったんだろ?」

浜風「違いますよっ!」

提督「え?じゃあYouは何しに…」

浜風「そっ…、それは…!」ハッ!


提督「それは?」

浜風「それはぁー…」アセアセ

提督「おう」

浜風「いっ、言えませんっ!///」バッ!

提督「お、おい!」

浜風「ひゃぁ~っ!ごめんなさいーっ!///」ドタドタ!




ガチャッ!バタンッ!




提督「……どういう事なの…」

提督「尚更眠れなくなったんだけど…」




提督(しかし…、あの浜風の眼…)



提督(……本当に喰われるかと思う程、正気を失った、恐ろしい眼差しだった…)




提督「……」スッ

提督「……カギ掛けよ…」カチャン


提督「……ついでにチェーンも掛けておくか」カチャカチャ…

提督「……」

提督「……見廻りはちゃんとしているとは思うが、念の為に…な…」

提督「……」

提督「よし。寝よ…」ボフン

提督「……」




提督(……本当はこんな事、したくないんだけどな…)


提督(まるで、うちの艦娘を信頼していないみたいだし…)


提督(だが浜風のあの眼…、明らかに正気じゃなかった…)


提督(それに浜風だけじゃない)



提督(この前の時雨も、雷も、大淀も叢雲も大和も榛名も皆……)




提督(最近、よくあの眼をするようになった…)




提督(オレを殺そうとか、そういう眼じゃないのは分かる…)

提督(だからこそ…、不安で仕方がない…)


提督(だが、その反面で……











……喜んでいる、俺がいる………)












_____。







_____その日から。俺が感じていた『違和感』は、











と好奇心









という、相反する何かへと変わっていった。_____

以上です。


一応ここまでが前編?です。
次のスレでエンディングの予定ですが、マルチエンディングも面白そうだなぁと思うのですが、いかがでしょうか?


ご意見いただけたら幸いです。

                            ___

                        ...ィ:´;:::::::/::::::、:ヽ:::`::::..、
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               //ハ:::i::!:::::jハ{z=ュx` {Vハ::::|レヾ  Vヽ!:::::!::|i::j/ィ ´ィ⌒´
                  ´   {:::!:从:::!ィ´Y:Lj::「 /´  ヽ!zォアヽ、_ヽ:!:::::|::リイ, ォ f´_フ
           !::ハ::ト、:、:ヽゞ='  rァ‐y′ {!:{_j::癶 i:::::/ォ/ア彡´
                 ヽ{ 八 \{    ノ´、 !   ` ー′^ j;ィfア彡r‐ ´
「提督と私のハッピーエンドで」    |::::ヾ!  ̄ ̄      ヽ. __ノ/ィ´T{:::::|
                    j::::i::八    , -- 。     _ィ/::j::::八::::|
                    |:::j/::::个:、  ヽ _ ノ (>´__,,ヽ::/:::i:::::i::::|
「ですから早く次スレを」       |:/:::::::::j:::::iヽ..   _<r'二,  j::::リ:::::i::::!.
                        ノ':::::::::/::::::ハ   `¨ , //f´_ノ  ,':::/:::::::!:::|
                      /:::::::::::/::::::/ ゝ、 rイ /´ ハ ォ  ;:::/-==ニミュ、
      _ r‐r y⌒ヽ     /:::::::::::/广7 / /⌒ヽゝ、 { `ァ′ j:/_イ´/´ ̄ヽ
       ノ Y' /ノ ,ィ二}-=ニフム≠´_〈 ∨ /: : : : :〉、()∧{   {ー〈  /

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年07月15日 (金) 16:11:15   ID: COuVep24

鈍感つーか、ここまでいったらただの病気だな

2 :  SS好きの774さん   2016年07月16日 (土) 07:17:55   ID: KkTfh0Yu

スゴイ面白かったです!続き期待!

3 :  SS好きの774さん   2016年07月16日 (土) 08:25:42   ID: loeowyPS

なんか、冗談なしで胃が痛くなってきた…

4 :  SS好きの774さん   2016年07月17日 (日) 09:39:46   ID: sbDP0jOs

おう、続きあく書けよ

5 :  SS好きの774さん   2016年07月22日 (金) 01:29:14   ID: SJDJh0Zk

ハイライトが無くならないことを祈ります

6 :  SS好きの774さん   2016年08月11日 (木) 01:40:07   ID: gewCKXWc

お、お疲れっす。
マイペースで完結待ってるにゃしぃ

7 :  SS好きの774さん   2016年08月14日 (日) 16:11:58   ID: -AjkKVrb

足フェチといい飲む酒といいこの提督とは仲良くやれそうだw

8 :  SS好きの774さん   2016年08月15日 (月) 03:41:45   ID: l4-r8ZeA

続きはよぉ

9 :  SS好きの774さん   2016年08月21日 (日) 01:33:50   ID: F1GydshI

はよおお

10 :  SS好きの774さん   2016年08月23日 (火) 11:19:49   ID: EK3mlQ-M

はよお

11 :  SS好きの774さん   2016年08月28日 (日) 16:23:21   ID: ZS2hGeD6

流石に鈍感すぎませんかね・・・?

12 :  SS好きの774さん   2016年09月22日 (木) 11:29:03   ID: 1xreE-Ny

打ち切り?

13 :  SS好きの774さん   2016年10月10日 (月) 22:12:21   ID: -eAt_gHi

続きあく
楽しみだってはっきりわかんだね

14 :  SS好きの774さん   2016年10月11日 (火) 12:44:24   ID: kBC3Mt0Y

13<おっそうだな(便乗)

15 :  SS好きの774さん   2016年10月27日 (木) 00:28:17   ID: 6MapQWgC

遅すぎる

16 :  SS好きの774さん   2016年10月30日 (日) 18:51:23   ID: 2pJW_DzW

続き楽しみに待ってます〜

17 :  SS好きの774さん   2016年11月08日 (火) 04:08:23   ID: 3NI0h7lR

おう、あくしろよ
楽しみなんだよ
しかたねえから
みんな待ってんだぞ

18 :  SS好きの774さん   2017年01月15日 (日) 21:59:54   ID: zpyCStoI

次のスレを掲載してほしい

19 :  SS好きの774さん   2017年03月15日 (水) 10:02:46   ID: 7Fygh_Zn

続きはまだですか?

20 :  SS好きの774さん   2017年03月23日 (木) 00:56:35   ID: I7rDTRa8

新しいスレはないのかな

21 :  SS好きの774さん   2017年04月28日 (金) 23:32:13   ID: DPu68Uhg

いい加減にあくしろよ

22 :  SS好きの774さん   2017年07月13日 (木) 22:31:02   ID: PX2fxttY

完結タグ付いてるけど完結してなくね?

23 :  SS好きの774さん   2017年09月24日 (日) 02:13:29   ID: XjLoDpmH

せめてやるかやらんかはっきりしてくれ

24 :  SS好きの774さん   2017年11月10日 (金) 13:12:36   ID: p1DZ40-n

鈍感系はキツイっすね

25 :  SS好きの774さん   2018年01月31日 (水) 17:30:01   ID: kP79ITS9

まだだ、まだ終わらんよ( ;∀;)

26 :  SS好きの774さん   2018年03月23日 (金) 14:59:12   ID: s6W_xr7-

侘び錆?侘び寂びのじゃないの?

27 :  SS好きの774さん   2018年06月21日 (木) 22:51:31   ID: 2Kul3B-h

続き頼むよォ〜

28 :  SS好きの774さん   2018年08月02日 (木) 12:40:13   ID: yMKzQOz0

続き続き

29 :  SS好きの774さん   2018年09月20日 (木) 23:01:58   ID: ure7qZCJ

続きあくしろよ

30 :  SS好きの774さん   2018年09月21日 (金) 11:31:30   ID: WKcjy2c6

あくしろよ

31 :  SS好きの774さん   2018年09月21日 (金) 11:31:32   ID: MEAPeRzw

あくしろよ

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