瑞樹「24時間耐久鬼ごっこ?」 (98)

アニメ準拠はほとんどありません
草が生えてますので気分を害された方がいらっしゃったらもうしわけありません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466380823

瑞樹「はい始まりましたー!」

楓「わー」ぱちぱち

友紀「わー」パチパチ

菜々「…」

早苗「相変わらずつんざくわねぇ…」

瑞樹「貴方がだらーっとし過ぎなのよ。シャキッとしなさいシャキッと」

早苗「出来るわけないじゃない。どれだけ嫌な気分味わったと思ってんのよ」

瑞樹「もう1ヶ月も前じゃない」

早苗「今からまた観させられんのよ」

菜々「ホントですよ」

瑞樹「あの後貴方帰れなかったものね」

菜々「ええ、まあ」

友紀「もう歩けなかったもんね。気絶寸前だったし」

楓「でも終わった後凄かったですよね。みんな」

早苗「アタシらもヤバかったもん」

瑞樹「とてもじゃないけれど家まで帰る気力が無かったわね」

友紀「みんなでホテルに泊まりましたよね」

早苗「そうねぇ。楽しかったねなんて会話もなく寝たもんね」

瑞樹「お風呂も入れなかったわ。選択肢が寝るしかなかったんだもの」

早苗「でもね。アンタが一番酷かったからね」

菜々「仕方ないんですよ」

早苗「…いやだってね?いつまで経っても起きてこないし、それで仕方なく合鍵使って開けてもらってね?」

瑞樹「そしたらこの子扉の向こうに貞子みたいになってたのよ」

楓「wwwww」

友紀「びっくりしたなぁ…あれ」

菜々「ベッドから扉まで行くのに30分かかりましたよ」

早苗「初めてじゃないの?ホテルの台車で運ばれてく人間って」

瑞樹「wwwww」

友紀「wwwww」

菜々「でも本当に酷かったんですよ。あの時は」

早苗「その前はねぇ…まあ…言ってもお尻叩かれるとかはあったけど、起きてれば良かったもんね」

友紀「今度は走り続けたんですよ?24時間」

楓「ちょっと足がムキムキになりましたよ」

瑞樹「固くなってたわよね、みんな」

友紀「もう絶対やりたくないですよ、あれ」

瑞樹「二度とやらないわよ」

早苗「まあ、それでもね。やり遂げた感は凄まじいわよ」

瑞樹「…それ本当に分かる気がするわね」

早苗「あのね…あれ以上の苦行無いわよ?お客さん笑ってるけど」

菜々「あの一日で2倍くらい体力上がった気がしますもんね」

瑞樹「貴方が2倍になったところで大したことないけれどね」

早苗「でもまあ、瑞樹ちゃんはあれじゃない?」

瑞樹「何かしら」

早苗「ドラゴンボール一巻のヤムチャよりは強くなったんじゃない?」

瑞樹「何の話よ」ペシ

早苗「あ、肩外れた痛い痛い」

瑞樹「この子はもう…ww」

友紀「…それじゃあ、見てもらいましょうよ。見てもらわないと分かりませんからこれ」

瑞樹「そうねぇ…じゃあ、貴方やりなさい」

友紀「え、アタシですか?」

瑞樹「はい3、2、1…」

友紀「ぷ…プレイボーr」

楓「はっじまっるよー」

菜々「wwwww」

『それは5月某日…彼女達はいつもとは違う場所へと連れてこられていた…』

瑞樹「…」

早苗「…」

菜々「…どうして体育館なんですかね」

友紀「知らないよ…」

瑞樹「…おまけにジャージよ?こんなだだっ広い体育館で何しろって言うの?」

早苗「アイドル対抗運動会でもするのかしらね…」

友紀「瑞樹さんと早苗さんは知らないんですか?」

瑞樹「知らないわねぇ…」

早苗「知らなーい…」

楓「企画会議も何故か参加させてもらえませんでしたね」

瑞樹「『今回は…はい。あの…すいません』って何なのかしらね」

…。

『この日、川島達は何故かとある体育館に呼び出された…』

『いつものように参加していた企画会議にも呼ばれず、ただジャージに着替え、車に乗せられただけ…』

『一体ここで何が始まるというのか…』

菜々「真ん中にこたつありますよ。もう夏間近なのに」

友紀「それどころじゃないよ。床一面ビニール敷かれてるよこれ…」

瑞樹「一番の問題はあれよ」

楓「…」

早苗「まーこれ見よがしに…」

菜々「あの台ドクロマークついてますよ…」

瑞樹「嫌な予感しかしないわね、これ」

楓「あ、みかんありますよ。食べましょう」

瑞樹「大量のお茶にゴミ箱にティッシュに座布団…」

友紀「…ちょっと待ってください」

早苗「何よ」モグモグ

友紀「これ…」

菜々「…酸素ボンベ?」

早苗「…」

友紀「…これ、どう考えても嫌な予感しますよね…」

瑞樹「帰りましょ」

早苗「うん、帰ろ」

『ポンポンポン…』

瑞樹「!?」

早苗「!」

楓「!」

友紀「!?」

菜々「!!?」

菜々「あ…」

早苗「ん…」

「…」テクテク

友紀「うわー…」

ちひろ「…」テクテク

瑞樹「何か来たわよ…」

ちひろ「美人事務員、ちひろよ」

早苗「ムカつく」ペシッ

ちひろ「痛いっ!すいません!」

友紀「うわー…ちひろさんだー…」

ちひろ「随分な挨拶ね」ヒリヒリ

楓「ちひろさんが来たということは…」

菜々「…そういうことですか…」

http://elephant.2chblog.jp/archives/52145247.html


ちひろ「これから貴方達にはあることをしてもらうわ」

瑞樹「言われなくても分かるわよ」

ちひろ「いいえ。分かってないわ」

早苗「早く言えっての」メリ

ちひろ「すいません許してください!!」

友紀「…で、何なの?」

ちひろ「…今回、貴方達には24時間耐久鬼ごっこをしてもらうわ」

瑞樹「…は?」

早苗「…は?」

ちひろ「みんなも注目してると思うけど、あの黒いステージ」

友紀「注目するも何もあれこの空間にミスマッチ過ぎだよ」

ちひろ「あそこからランダムで鬼が出現するわ」

楓「タッチされたら終わりなんですか?」

ちひろ「そんなわけないじゃない。捕まったら即罰ゲーム執行よ」

菜々「既にこの格好でテレビに映ってることが罰ゲームなんですけど…」

ちひろ「そんなぬるいものではないわ。鬼に捕まったらその鬼の服に書いてある罰ゲームが執行されるのよ」

瑞樹「例えば何よ」

ちひろ「秘密よ」

瑞樹「…」べチィ

ちひろ「ふくらはぎはやめて下さィィッッ!!」

友紀「wwwww」

菜々「wwwww」

ちひろ「…貴方達のスタミナと団結力が試される24時間よ…」サスサス

早苗「涙目になってるわよ」

菜々「よく引き受けますね、この仕事」

ちひろ「尚、休憩等の知らせは私が逐一報告しに来るわ」

早苗「その度に怪我が増えると思いなさいよ」

ちひろ「すいませんでした」


『再び現れた謎の美人事務員、千川ちひろから告げられたイベントとは、24時間耐久鬼ごっこ…』

『あのステージからランダムに鬼が排出され、その鬼に捕まったが最後…恐ろしい罰ゲームが待っている…』

『そんな事を理解するはずもない5人組は、まるで巨大な楽屋でもあるかのようにらくつろいでいるが…』

友紀「お菓子もありましたよ。柿ピーですけど」

早苗「ちょーだい」

友紀「瑞樹さんもいります?」

瑞樹「一袋は多いわね…楓ちゃんと菜々ちゃんはいる?」

楓「お酒が欲しくなります…ね?」

菜々「ナナ見て言わないでもらえませんか?」

早苗「っていうか楓ちゃんコタツ入り過ぎ。アタシらのスペース考えなさいよ」

楓「楓はコタツで丸くなるんです」

瑞樹「あ、そ」

楓「のしかからないでください」

菜々「・・・」

友紀「…でも何か、この空気ってあれですよね。嵐の前の静けさって…」

瑞樹「…言われてみれば、そうね…」ポリポリ

早苗「まあ休憩とかもあるみたいだし、相手もアイドルでしょ?散らばって逃げれば何とかなるわよ」ポリポリ

菜々「でも相手がどんなアイドルかは分かりm」

『ビーーーー』

菜々「え?」

有香「とうっ!!」バシュウ

ちひろ『鬼ごっこ。スタート』

瑞樹「は!?」

早苗「ちょ…逃げるわよ!」

瑞樹「楓ちゃ…何丸くなってんのアンタ!!」

楓「んー…?」

有香「…」ダダダダダダダダ

楓「!!!?」ガタッ

友紀「ちょっと待って!!あれ(有香)はシャレになってないって!!」

菜々「何か書いてありますよ!!」

『空手キック』

早苗「そんなん書かなくても重々承知してるわよ!!!」

有香「…」ガシッ

楓「あっ…」

友紀「ああっ!!」

早苗「一番それっぽくない子が捕まったわよ!!」

菜々「安眠してたから…」ハァハァ

瑞樹「丁度良い眠気覚ましにはなるんじゃないかしら?」

楓「え…な、何でしょう…?」

有香「…」

楓「いやあの…」

有香「ヤー!!」

楓「えっ?」

有香「ヤー!!」

楓「…や、やー…」

有香「セイッ」ベシィ!!

楓「ッッッ!!?!?」

瑞樹「wwwww」

早苗「wwwww」

『そう。この鬼ごっことは黒ジャージ鬼に捕まったが最後、その罰を受けなければならない過酷極まりないものなのだ!!』

『最初の犠牲になったのは、何と高垣!!』

『空手有段者の中野有香にケツを蹴られてしまった高垣の様子は…?』


楓「…!!……!!!」ジタバタ

早苗「随分珍しい画になってるわね」

瑞樹「この子がお尻抑えてうずくまるって多分これからほぼ見ることないわよ」

有香「…」スタスタ

友紀「うわあ…やり遂げた顔して帰った…」

菜々「あのステージに戻っていくんですね…」

瑞樹「大丈夫?」

楓「…もう帰るぅ…」

友紀「何か…可愛い…」

瑞樹「ほらほら起きないとまたやられるわよ」サスサス

楓「う゛ー…」

友紀「でも1発目からこれって…ヤバくないですか?」

早苗「あんなターミネーターみたいに走ってこられたら流石に恐怖を感じるわよ」

瑞樹「それに鬼のメンツが何となく予想出来るわね…」

楓「…これ、いつ来るかって分かりませんよね?」

菜々「ランダムって言ってましたからね…」

瑞樹「…ということは、油断は片時も許されないってことよね…」

早苗「うわあ…後何時間あんのよ…」

友紀「書いてありますよ。あと…23時間47分…」

早苗「は!?まだ30分も経ってないの!?」

楓「…うー…」

『ピーーーーー』

楓「!!?」ダッ

瑞樹「!?」

友紀「!?」

菜々「!?」

早苗「!?」

凛「…」バシュウ

瑞樹「よりにもよってあの子!?」

凛「…」ダッ

『ハリセン』

友紀「ちょっ…凛ちゃんめっちゃ足速いんだけど!!」

凛「…!!」ブンブンブンブン

早苗「顔真っ赤になるくらいならこんなん引き受けてんじゃないわよ!!…あら?」

菜々「あれ…?」ゼェゼェ

瑞樹「…?」ハァハァ

友紀「えっ!?最初からアタシ狙い!?」

楓「助かった…」ハァハァ

早苗「多分あの子が一番叩きやすいって思ったんじゃないかしら」ハァハァ

凛「…」バシンバシン

友紀「ちょっ…本当に勘弁…痛いっ!痛いって!」

凛「…」バシンバシンバシン

友紀「痛いっ!痛い!」

瑞樹「wwwww」

早苗「wwwww」

凛「…」スタスタ

友紀「…」ハァハァ

瑞樹「良かったじゃない。慕われてるみたいで」

友紀「…いや、これって単に軽く見られてるだけじゃ…?」

早苗「しっかしあの子足速いわねー…」

楓「どうだった?追われてみて」

友紀「いやめっちゃ怖いですよ…。キレ顔でハリセンブンブン振り回しながら全速力で迫ってくるんですよ」

早苗「wwwww」

瑞樹「後ろを見るから追いつかれるのよ」

友紀「いや、気になりますって。追われてみたら絶対分かりますよ…」


早苗「そんなことより、アンタ逃げるの一番早かったわね」

瑞樹「いの一番に逃げたものね」

楓「学習しました」

早苗「ウサギ並の反応速度だったわよ」

友紀「『ピーーーー』ってやつの『ヒ』くらいで逃げましたもんね」

瑞樹「分かった?これくらいじゃないとウサギなんて語れないわよ」

菜々「菜々そんなウサギキャラ目指してないです」

早苗「…でもこんなんずっとやってたらホントぶっ倒れるわよ」

菜々「だからこれがあるんだと思ひはふ」シュー

瑞樹「開始30分も経ってないのに酸素ボンベ使ってるんじゃないわよ」

楓「体力はもとより、精神的なものがありますね」

友紀「鬼がいつ来るか分かりませんもんね…」

瑞樹「気が休まらないわね…確かに前よりはるかにキツイかもしれないわ」

早苗「とにかく休めるうちに休んどくわよ」

瑞樹「ダメよ。油断したら来るかもしれないわよ」

友紀「確かにそうですね…」

『ピーーーー』

瑞樹「ほら来たあああああああ!!!」

友紀「あああああああああ!!!」

早苗「wwwww」


きらり「にょっわー!!」バシュウ

菜々「嫌ああああああああ!!!」

『きらりんハウス』

早苗「ってか何よあれ!!」

友紀「知りませんよ!!」

きらり「みんなー!ハピハピするにぃ!!」ダッ

早苗「こっち来てんじゃないわよおおおおお!!!」

瑞樹「あー…」

友紀「早苗さん狙いかー…良かったー…」

早苗「こっちこっちこの子持ってって!!」ガシ

友紀「えっ!?ちょっ!!待って離してくださいよ!!」

早苗「無理無理無理!!」

友紀「アタシだって嫌ですよ!!」

瑞樹「醜いわね」

楓「そうですね」

きらり「…んー?」

早苗「…」

友紀「ちょっ!?隠れないで!!ホント無理無理!!」

早苗「…」

きらり「にょっわー☆」ガシ

早苗「え?」

瑞樹「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

きらり「きらりんハウスへレッツゴー!」ヒョイ

早苗「ホッ!?」

友紀「wwwwwww」

『突如現れた大型黒ジャージ鬼、諸星きらり。犠牲となったのは何かと諸星と絡みのある片桐!!』

『軽々と持ち上げられ、謎の場所、きらりんハウスへと連れられた片桐…』

『彼女は最早抵抗する気力すら失い、虚ろな目で諸星の洗礼を受けていた…』

【別モニター】

きらり『ハピハピするにぃ☆』

早苗『…』

きらり『まずはぁ。いーっぱい!キラキラをつけてぇ…ボタン閉めるよぉ!』

早苗『…』

きらり『それにぃ…かわゆいお化粧も!!』パタパタ

早苗『…』

きらり『かわゆい衣装も着せちゃう!!』

早苗『…』

きらり『それとぉ…帽子も!』

早苗『…』

きらり『はい!大っきい大っきい飴ちゃんあげるにぃ!』

早苗『…』ペロペロ

きらり『はーい!これでかんせーい!!』

早苗『…』ペロペロ




…。

瑞樹「遅いわねぇ」モグモグ

楓「遅いですね」ゴクゴク

友紀「まさか身代わりにしてくるとは思わなかったですけど」

菜々「あれどう見ても早苗さん狙いでひはよへ」シュー

瑞樹「また…」

菜々「?」

瑞樹「それ疲れて息がしづらい時にするものでしょ」

菜々「もう結構来てますよ」

瑞樹「17歳って言ってるんだから設定守りなさいよ」

菜々「設定じゃないです」

友紀「あ、帰ってきまし……wwwwwww」

瑞樹「…!wwwwwww」

菜々「wwwww」

楓「…!!ゲホッゲホッ!!」

早苗「…」ペロペロ

友紀「幼稚園児にwwwwwなってるwwwwwww」

瑞樹「えくぼがwwwwwww」

楓「wwwwwww」

菜々「…その衣装何処かで見たことあるんですけど…」

早苗「これアンタのよ」ペロペロ

早苗「おかげでね、パッツンパッツンよ」ペロペロ

菜々「だから歩き方もぎこちないんですね」

瑞樹「何されたのよ…」

早苗「アンタの予想通りのことを全部されたわよ」ペロペロ

友紀「さっきから凄い可愛いんですけど」

早苗「その前にこの格好で逃げ続けなきゃいけないのよ。とんでもないハンデじゃない」ペロペロ

瑞樹「そのペロペロやめなさいよ」

早苗「いる?」

瑞樹「いらない」

楓「…ちなみに、今何分…?」

友紀「あ、なんだかんだで1時間経ちましたよ」

瑞樹「きらりんワールドが長かったからかしら」

早苗「残り23時間ね。アタシに感謝しなさいよ」ペロペロ

友紀「…っていうか、暑くなってきたんですけど…」

菜々「その為に冷蔵庫が置いてあるんですよ」

友紀「…お茶よりもコーラ飲みたいなぁ」

早苗「ビールじゃないんだ」ペロペロ

友紀「今は甘い物が恋しくなってきましたよ」

早苗「ん」

友紀「いりません」

早苗「人気無いわねこの飴」

友紀「原因早苗さんです」

瑞樹「何で全体を舐め回すのよ。一方向にしなさいよ」

早苗「子供ってそんなもんでしょ」ペロペロ

瑞樹「いい加減その飴ねじ込むわよ」

菜々「楓さん、お尻は大丈夫ですか?」

楓「ヒビ入ったわ。もう走れないの」

瑞樹「さっきから全速力じゃない」

楓「痛みと疲労による骨折ですね」

早苗「そんなこと言ったらアタシなんて心臓発作起こすんじゃないかってくらい走ってるわよ」

瑞樹「菜々ちゃん見て言えるの?」

早苗「…」

菜々「…」

早苗「…」

菜々「…」

早苗「ンフフフフフフ」

菜々「ンフフフフフフ」


『ポンポンポン…』

瑞樹「!?」

早苗「!?」

楓「!?」

友紀「!?」

菜々「!?」

ちひろ「…」コツコツ

早苗「…」

瑞樹「…」

ちひろ「どうやら、かなりの洗礼を受けたようね」

友紀「見てたんでしょ。あの監視カメラで」

ちひろ「ここからはもっと大変になるわよ」

瑞樹「友紀ちゃん、ふんじばって」

ちひろ「やめてくださぃ」

早苗「で?何?用無いならさっさと帰ってよ」

ちひろ「これから鬼ごっこは激化していくわ」

菜々「それ聞きました」

ちひろ「その中では一応自由時間も設けているわ」

楓「本当ですか?」

ちひろ「用を足しに行く際、消灯時間は自由時間よ」

早苗「トイレ何人分空いてた?」

友紀「5人分です」

瑞樹「籠城戦ね」

楓「5人でなら出来ますよ」

ちひろ「勘弁してくださぃぃ…」

早苗「んで?寝る時間っていつからいつ?」

ちひろ「12時から5時までy」ベチャ

早苗「殺す気?」

ちひろ「勘弁してくださぃぃぃ…」


『そこから少しの間、鬼が来ることはなかった…』

瑞樹「…」

早苗「…」

『しかし、そこには和やかなムードなどありはしなかった…』

楓「…」

友紀「…」

菜々「…」

『いつ来るのかも分からない鬼に怯えながら、シンとした空気が漂う…』

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「…」

友紀「…」

菜々「…」

『ピーーー』

5人「!!?」


珠美「いざッッッ!!!」バシュウ

『竹刀』

早苗「いざじゃないわよ!!!」

珠美「…!!」ダッ

瑞樹「武士道が聞いて呆れるわよ!!!」

珠美「ー!!」ブンブン

友紀「待って待って!!それシャレになってないよ!!」

珠美「いざぁぁぁぁあああああ!!!!」

瑞樹「え、ちょ…私ィ!?」

楓「あ、あら…?」ハァハァ

菜々「瑞樹さん狙いですか…」ゼェゼェ

早苗「そういえばあの子と菜々ちゃんだけ何もやられてないわね」ハァハァ

菜々「もうやられてるようなものですけど」ゼェゼェ

楓「それならある意味武士道ね」

友紀「武士道っていうかただヤケクソなだけですよねアレ」

珠美「わぁぁぁあああああ!!!」ベシベシ

瑞樹「痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!」

早苗「wwwww」

楓「wwwww」

珠美「…」スタスタ

早苗「何でみんなやりきった顔して帰ってくの?」

瑞樹「割と本気で痛かったわよ」

友紀「多分あそこから出る瞬間まで震えてたと思いますよ」

菜々「分かりますよ。瑞樹さんですもんね」

瑞樹「私って貴方達にとって何なの?」

早苗「畏怖の対象に決まってんじゃない」

瑞樹「アンタに言われたくないわよ」

『ピーーーー』

楓「え!?」

早苗「え、ちょ、嘘ぉ!?」

瑞樹「まだあの子帰って1分も…!!」

菜々「ちょ、嫌…!」

茜「ボンバーーーッッ!!!」バシュウ

『熱々おでん』

菜々「嫌ぁぁぁぁぁぁあああああ!!!」

茜「ボンバァァァァァァアアアアア」ダダダダダダダ

菜々「嫌ぁぁぁぁぁぁあああああ!!!」ダダダダダダダ

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

菜々「こっち来ないでこっち来ないで!!!!」

茜「ボンバァァァァアアアアアア!!!」

菜々「あっち行ってぇぇぇえええええ!!!」

茜「アアアアアアアアアア!!!」

菜々「嫌ぁぁぁぁぁぁあああああ!!!」

瑞樹「会話になってないわね」

茜「捕まえました!」ガシ

菜々「う…ウェ…ゲホ…」

早苗「あの子なんか走る事が既に罰ゲームみたいなもんじゃない」

茜「準備出来ました!!どうぞ!!」

黒タイツ「…」ガラガラ

友紀「あー、そういう…」

黒タイツ「…」カパッ
http://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/uportcocoloni/uportcocoloni_4396_0.jpg

菜々「ヒッ…」

茜「さあ!観念して食べるんです!!」

菜々「いや…ちょ…本当にそれはやめてください!!」

茜「卵ですか!こんにゃくですか!」

菜々「いやもう…ほんと…」

茜「卵ですね!!」

菜々「それ一番熱いやつ!!」

茜「はい!!食べてください!!美味しいんですよ!!」

菜々「フーッ!!フーッ!!」

茜「冷ましたら駄目です!!」

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

瑞樹「もう早くやりなさいよ」

茜「覚悟を決めてください!」

菜々「うう…」

茜「一瞬ですから!!」

菜々「……一瞬なら…」

茜「はい!!じゃあこんにゃくを…」

菜々「…!」プルプル

茜「…!」プルプル

菜々「…!」

茜「あ手が滑った!!」ツルん

菜々「ダッヅァ!!!」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

『さらにその後も…』

響「いっくぞー!!!」バシュウ

『コブラツイスト』

瑞樹「待って待って待って!!!」

友紀「うわめっちゃ速いめっちゃ速い!!!」

響「追いかけっこなら負けないさー!!」

早苗「よりによって何でアタシんとこ来んのよ!!」

友紀「うわー…もう捕まえられた…」

響「ほら観念するさー!!」

早苗「いや無理無理無理絶対無理ぃぃぃいいいいいい!!!」

響「せーのっ……うりゃっ!」ペキペキ

早苗「ゴッッッッ!!?!」

瑞樹「wwwwwww」

…。

ナターリア「ダーッ!!」バシュウ

『南国寿司』

早苗「え…ちょ、何よアレ!!」

菜々「知りませんよ!!とにかく逃げなきゃダメですって!!」

瑞樹「どう考えても嫌な予感しかないじゃないのよ!!」

ナターリア「スシは何と合わせてもウマイんだゾ!」

友紀「そんなカレーみたいな便利なもんじゃないよ!!」

ナターリア「捕まえタ!!いっぱいご馳走してやるからナ!」ガシ

菜々「うええ…」

ナターリア「Por favor venha aqui!!」

黒人「…」ガラガラ
http://www.iiib.com/ZA/002/ZA002008LL.jpg

菜々「えっ!?」

瑞樹「……おえ…」

友紀「うわー…予想通りだー…」

菜々「…!!!」ブンブンブンブン

ナターリア「ホーラ!クチ開けテ!」

菜々「…!!!」ブンブンブンブン

瑞樹「めちゃくちゃ睨んでるわよ」

早苗「あれもう絶対○すって顔よね」

友紀「食べ物粗末にするとかなり怒るんですよ」

楓「あー…」

ナターリア「ウマイんだゾ!」グイグイ

菜々「普通のお寿司が一番美味しんですよ!!」

ナターリア「これもだゾ!」ガポッ

菜々「オブッ」

楓「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

…。

瑞樹「…」ハァハァ

早苗「…」ハァハァ

楓「…」ハァハァ

友紀「…」ハァハァ

菜々「…」シュー

瑞樹「…もう嫌…」

早苗「何で逃げなきゃいけないのよ…迎え撃ったっていいじゃないのよ…」

友紀「多分この企画が終わります…」

早苗「終わったっていいじゃないのよ…」

菜々「本当、終わらせてください…」

楓「…」

『ピーーーーー』

5人「!!?」

拓海「ダラダラしてんじゃねえぞオラァ!!!」バシュウ

『チャンバラ』

早苗「…」

瑞樹「…」

楓「…」

友紀「…」

菜々「…」

拓海「あ……あれ?」

瑞樹「…」ダッ

早苗「…」ダッ

拓海「え!?お、おい!!逃げなきゃ…」

瑞樹「…」バッ

拓海「え、あ、お、おい!」

瑞樹「…」ベシベシ

拓海「痛でっ!!?何すんだよ!!」

早苗「…」ゲシゲシ

拓海「痛いっ!!痛いっつの!!」

友紀「wwwww」

楓「wwwww」

菜々「wwwww」

拓海「お、覚え゛でろ゛ヂグジョ゛ー!!!」

早苗「wwwwwww」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「ずっとあれならいいんだけど」

瑞樹「そうよね」

菜々「お二人によって着実に拓海さんのキャラが潰されていきますね」

楓「地上波ですらこの扱いだものね」

友紀「多分(出てくる前)かなりシミュレーションしてたんだろうなぁ」

瑞樹「…ンフッ…」

早苗「でもまあ、大分時間行ったんじゃない?」

友紀「…一応、後20時間です…」

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「でもほら、睡眠時間は自由って言ってましたし」

菜々「信用出来ます?」

楓「…」

友紀「私達のことアイドル扱いしてくれたこと、ほとんどないですよ」

瑞樹「…」

早苗「…逆に考えましょ。あとたったの20時間よ」

菜々「話していればそのうち時間は潰れますよ」

『ポンポンポン…』

5人「!!?」

ちひろ「貴方達、そろそろ暇潰し道具が欲しくなってきたんじゃない?」

瑞樹「そうね。丁度貴方みたいなのが欲しかったのよ」

ちひろ「勘弁してくださぃ」

友紀「何で尻窄みになるの?」

ちひろ「…そこでこれよ」

菜々「トランプ…」

楓「無いよりマシですね」

瑞樹「…そうね」

ちひろ「ただし、遊んでる間に鬼が出てくるかもしれないわ。そこは気をつけなさい」

早苗「アンタも帰り道気をつけなさいよ」

ちひろ「許してください」

…。

『その後、ちひろから手渡されたトランプで遊び始める5人…』

瑞樹「ツーペア」

早苗「…無いわー…」

楓「私ワンペアです」

菜々「ツーペアです」

友紀「アタシもツーペア…」

瑞樹「さいしょはグー」

菜々「ジャンケン…」

友紀「ポイ」

菜々「ナナの勝ちですね。じゃあ次は神経衰弱やりましょう」

早苗「えー…」

菜々「勝った人が次のゲームを決められるんですよ。ナナの得意分野、見せてやります!」

『たかがトランプに本気で遊ぶ大人達…』

『しかし、そこに忍び寄る怪しい影が…』

瑞樹「…じゃあ、まあ…やりましょ」

楓「5人ですからね」

友紀「神経衰弱って、後の人の方が有利だったりしません?」

早苗「じゃあジャンケンで勝った人から順番決めましょ」

愛海「…」スー…

菜々「それじゃいきますよー」

早苗「最初はグー」

瑞樹「…じゃんけ…」

楓「ポイ」

友紀「あいこで…」

瑞樹「…」

愛海「…」

『足ツボ』

菜々「しょ」

瑞樹「…!!」ダッ

楓「え?」

早苗「え…あっ!!?」

愛海「…!」ダッ

友紀「え!?嘘っ!?」

菜々「ヒッ!!?」

愛海「…」ダダダダダダダ

友紀「ちょっと瑞樹さん!!気づいたなら言ってくださいよ!!」

瑞樹「…」

楓「…あ」

早苗「あら、あの子狙い?」

瑞樹「…えっ?」

愛海「…」ダダダダダダダ

瑞樹「ウッソォォォオオオオオオ!!!?」ダダダダダダダ

菜々「悪い事は出来ないってことですね」

友紀「そだねぇ…」

瑞樹「あっ…ちょ…も…無理…ゲホッ…」

愛海「…」ガシッ

早苗「あれ?足ツボって書いてあるわよ」

楓「良かったですね。色々」

瑞樹「良いわけないでしょ」

愛海「アタシ、こう見えて得意なんだよ」

早苗「どう見えてると思ってんのよ」


愛海「不本意だけど、足ツボイくよー!」

友紀「あ、どこが悪いとか分かる?」

愛海「なんとなく分かるよ」

瑞樹「いや、本当やめてくれないかしら…」

菜々「逃げた罰ですよ」

瑞樹「逃げるわよ普通」

楓「初めから狙ってたの?」

愛海「一人だけ逃げたから…」

早苗「この子ごときに正論吐かれてるわよ」

瑞樹「屈辱だわ…」

愛海「…じゃーね…ここから…」

瑞樹「え?何何何…ァイッダァ!!!?」

友紀「wwwww」

菜々「wwwww」

愛海「ここがねー…あー…」

友紀「黒いもの溜まってない?」

菜々「Sですか?ドSですか?」

楓「wwwwwww」

愛海「うーん…」

瑞樹「イダダダダダダダダダダ!!!やめて!!やめて!!!」

早苗「wwwwwww」

愛海「…ちょっと出てないかなぁ…」

菜々「・・・」

友紀「・・・」

楓「・・・」

早苗「・・・」

瑞樹「・・・」

愛海「…うん…」

『残り時間、17時間』

…。

瑞樹「…はい!えー…ここまでね、観て頂きましたけれど…」

早苗「出てなかったのね」

瑞樹「…」ベシッ

早苗「痛いっ」

楓「これまだ前半の前半ですからね」

菜々「改めて観てみると、結構皆さん平均的にやられてるんですね」

友紀「菜々ちゃんまだ楽な方じゃない?食べ物系だし」

菜々「熱いし不味かったし酷かったんですよ。あれだけでも」

早苗「アタシなんて痛いのばっかよ」

友紀「それですけど、チラッと出てましたね。765プロさんの…」

菜々「凄かったですよね」

楓「…でも本当、1日ってこんなに長いんだー…って思いましたね」

瑞樹「いつまで経っても終わらないんだもの」

早苗「部活のね、稽古とか思い出すわよね」

瑞樹「そうねー…」

楓「つまらないとかそういうのじゃなくて、ただただ地獄でしたね」

友紀「そうですね…」

菜々「何がキツかったかって聞かれると、どうです?この前半で」

瑞樹「あれこれカットされてるってところが一番キツいところね」

早苗「相変わらず削り倒すのよね、ここのスタッフ」

楓「正直ちひろさんのところ、いらないと思うんですよ」

早苗「それ本当分かるのよね」

友紀「あの登場シーン削ったら全部で30分は浮きますよね」

瑞樹「そこだけはノーカットなのが腹立たしいわね」

菜々「30分間余計にナナ達の拷問シーンを観せるんですか?」

早苗「ここまで観たんなら全部観てってことよ。どうせなら」

友紀「もう恥ずかしさなんて無いよ」

瑞樹「恥も外聞もあったものじゃないわね」

菜々「…まあ、とりあえず…書いてあるんで読みますね?」

瑞樹「あら…」

早苗「おっ…」

菜々「…ww……後半戦、どうぞ…」

楓「…ンフフッ…」

早苗「……えええええええ!?」

瑞樹「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

続きそのうち書きます

『鬼ごっこが始まって7時間が経過…』

瑞樹「…」

『既に5人から笑顔は消え失せ、ただただ無表情で過ごす静かな時間が流れていた…』

早苗「…」

『時計も無く、時間が分かるのはあの終了までの時間を知らせるタイマーのみ…』

楓「…」

『最早話す気力も無い5人に、明るい未来は待ち受けているのだろうか!?』

友紀「…」

菜々「…」

…。

『ポンポンポン…』

5人「!?」

ちひろ「そろそろお腹も空いてきたんじゃないかしら?」

瑞樹「…」

友紀「そりゃ、いい加減…」

ちひろ「ここに、カップラーメンがあるわよ」

早苗「2個しかないじゃない」

ちひろ「分け合って食べなさい」

楓「あ、私いいです」

ちひろ「え?」

菜々「ナナも大丈夫です」

ちひろ「え?」

楓「向こうの自販機にパンが売ってたので」ガサ

瑞樹「あら、買ってきたの?」

早苗「アタシメロンパンが良いんだけど」ガサ

友紀「あ、じゃあ普通のやつカップラーメンの残り汁で食べてみましょうよ。絶対美味いですよ」ガサ

早苗「良いわね」ムシャムシャ

ちひろ「…えええ…?」

『…昼食中…』

瑞樹「…」ムシャムシャ

早苗「…」ムシャムシャズルズル

楓「…」ムシャムシャ

友紀「…」ズルズル

菜々「…」ムシャムシャ

瑞樹「ちょっと、私も欲しいんだけど」

早苗「ん」

瑞樹「…無いじゃない!」

早苗「ンフ」

瑞樹「本当、いやしんぼなんだから…」

友紀「アタシまだ残ってますけど…」

瑞樹「ん…」

『ピーーーー』

5人「!!?」

文香「…」バシュウ

『横取り』

楓「あ…」

文香「…」トコトコ

早苗「え、ちょ…これ、逃げて…」

友紀「逃げる…パターンなんですかこれ…?」

文香「…」トコトコ

菜々「…」

文香「…」ストン

瑞樹「え…」

文香「…」スッ

瑞樹「えっ…」

文香「…」チュルチュル

楓「…」

文香「…」ムシャムシャ

友紀「…」

早苗「…」

文香「…」ガサッ

瑞樹「…」

文香「…」トコトコ

菜々「…」

文香「…」ムシャムシャ…

瑞樹「何だったのあの子」

友紀「キレー…に食べてっちゃいましたよ。アタシ達のお昼ご飯全部」

菜々「パン全部持ってっちゃいましたね…」

早苗「どうせならゴミも持っていきなさいよ。どうしてゴミだけは残してくのよ」

楓「残り汁ならまだありますよ」

瑞樹「どうしろっていうのよ。もうそれ片付けましょうよ」

菜々「…そうですね…」

『ピーーーー』

5人「!!?」

アーニャ「…」バシュウ

『ちゃぶ台返し』

瑞樹「!?」

早苗「え、な、何!?」

アーニャ「…」ダダダダダダダ

友紀「え、ちょ、怖い怖い怖い!!!」

菜々「ちゃ、ちゃぶ台返しって…え!?ちょ…!?」

アーニャ「…」ガシッ

瑞樹「嘘っ…ダメダメダメ!!」

アーニャ「…3…2…1…」

早苗「ちょっと!あの子押さえて!!」

菜々「ちょっと、アーニャさん!!」

アーニャ「ダー♪」ガッシャァン

菜々「ああああああああああああ!!!!」

楓「wwwwwww」

『突如現れたちゃぶ台返し鬼、アナスタシア…』

『笑顔で机を投げ飛ばし、カップラーメンの残り汁が入った容器は無残にも床へと誘われ…』

瑞樹「…」フキフキ

菜々「…」ガサガサ

早苗「…」フキフキ

友紀「…」ガサガサ

楓「…」フキフキ

瑞樹「…もう最悪…」

友紀「…これだから床にビニール敷いてあったんですね…」

早苗「あー…そういう…」

菜々「楽しそうでしたね。アーニャさん」

楓「一度やってみたかったのね。きっと」

瑞樹「あの子見る目が変わっちゃうわよ」

早苗「本当ね」

『ピーーーー』

楓「え!?」

友紀「もう!?」

アーニャ「ダー」バシュウ

友紀「え、またァ!?」

『闘魂注入』

菜々「やだあああああああああ!!!」

友紀「あああああああああああ!!!」

アーニャ「♪」ダダダダダダダ

早苗「もう何するか分かっちゃうじゃないのよおおおおおお!!!」

アーニャ「♪」

瑞樹「こっち来るんじゃないわよおおおおおお!!!」

楓「あっ…!!」

アーニャ「ダー♪」ガシッ

友紀「うえっ!!?」

早苗「あー…捕まったー…」

菜々「もう友紀さんもスタミナが切れてるんですね…」

アーニャ「3…2…」

友紀「待って!待ってアーニャちゃん!!顔は、顔はやめて!!」

アーニャ「…」

友紀「ほ、ほら!一応アイドル…アイドル…」

アーニャ「…」

友紀「…」

アーニャ「…」

友紀「な、何…?」

アーニャ「ダッ」パァン

友紀「ン゛ブッ!!!」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

友紀「痛くないもん」サスサス

瑞樹「じゃあどうして涙目になってるのかしら」

早苗「笑顔で先輩の頬引っ叩いたわよ」

菜々「その上笑顔で帰っていきましたね」

楓「構えがリアルでしたね」

瑞樹「っていうかどうして2連続なのよ。あの子に限って」

菜々「もうなんか…シンデレラガールズの方達が怖く見えてきたんですが…」

早苗「本当ね、アイドルにした奴の顔見てみたいわ」

瑞樹「・・・」

早苗「・・・」

楓「・・・」

友紀「…」

菜々「…」

楓「wwwwwww」

早苗「もう笑うしかないって」

瑞樹「本当よね」


『その後も…』

千早「…」バシュウ

瑞樹「ちょっ…嘘でしょ!?」

『ハエ叩き』

早苗「アンタら少しは仕事選びなさいよ!!!」

千早「…!」ダダダダダダダ

友紀「嘘っ…凜ちゃんより速いんだけど!!」

千早「…」ダダダダダダダ

早苗「え…またアタシっ!?」

菜々「あー…何か行くと思いました」

瑞樹「そうね。私もそう思うわ」

楓「そうですね」

千早「!」ガシィ

早苗「ヴンッッ!?」

瑞樹「wwwww」

菜々「wwwww」

楓「襟元鷲掴みましたね」

菜々「早苗さんの何かが気に食わないんでしょうね」

千早「…!…!」ベチッベチッ

早苗「痛いッ!!痛いッての!!何でおっぱい叩いてくんのよ!!」

瑞樹「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

…。

『さらに…』

かな子「えいっ」バシュウ

『パイ投げ』

友紀「あっ…」ダッ

菜々「…」

かな子「フッ…フッ…」ドタドタ

早苗「あれ…」

かな子「フー…フー…」ドタ…ドタ…

瑞樹「…」ピタ

かな子「ゼー…ゼー…」ピタ

楓「…」

かな子「ゼー…ヒュー…」クル

菜々「…」

かな子「…ゼー…ゼー…」ドスドス

友紀「…」

瑞樹「…何しに来たの?」

早苗「さあ…?」

…。

『そして…』

『ピーーーー』

5人「!!?」

薫「わーい!」バシュウ

早苗「えっ…」

『子供』

友紀「こ、子供…?」

薫「待てー!」

菜々「あ、あれ何でしょう?」

瑞樹「分からないけれど、あの子かかな子ちゃんなら大丈夫よ!」

薫「待てー!!」

楓「…」

薫「待ーてー!」

早苗「…」

薫「…」

友紀「…えーと…」

薫「…う…」

瑞樹「え?」

薫「うえぇ…」

早苗「えええ…嘘でしょ…?」

薫「ま゛っ゛でよ゛お゛お゛…」

菜々「な、泣いちゃダメですよ!ほ、ほら!ナナこっちですよ!ほら!ね!?瑞樹さん!」

瑞樹「え、ええ!勿論よ!」

薫「…逃げない?」

菜々「に、逃げませんよ!」

瑞樹「そうよ!逃げないから!ほーらおいでー!」

早苗「扱い方完全に犬猫のそれじゃないのよ」

薫「わーい!」ガシ

瑞樹「きゃー!捕まっちゃったー!」


薫「みんなー!!」

瑞樹「え?」

千佳「行っくよー!」バシュウ

仁奈「のしかかるでごぜーます!」バシュウ

莉嘉「わー!」バシュウ

雪美「…」バシュウ

瑞樹「え…何何何何!!?」

薫「それー!」ベシャ

瑞樹「ングゥ!!?」

千佳「ボディプレース!」グシャ

仁奈「熊の気持ちになるでごぜーます!」ドシャ

雪美「…」ドシャ

莉嘉「それー!」べシャ

瑞樹「ン゛ン゛ン゛ン゛!!!!」

菜々「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

…。

瑞樹「…」

友紀「莉嘉ちゃん大先輩の顔に座っちゃったよ」

菜々「躊躇が無かったですね」

瑞樹「…」ムク

早苗「どうだった?」

瑞樹「…柔らかかったわ…」ゴシゴシ

楓「wwwwwww」

瑞樹「もうなんか…無駄に疲れたわ…」シュー

早苗「…そうね…」シュー

友紀「…それって疲れ取れるんですか?」

菜々「本当にちょっとだけですよ」シュー

瑞樹「ちょっと回復してもどうせすぐ走らなきゃいけないんだから…」シュー

楓「無いよりマシって事よ」

友紀「あー…」

『ピーーーー』

瑞樹「ほらね!!!」

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

里奈「ぃよっとぉ!」バシュウ

菜々「うえっ!?」

『頭突き』

里奈「ちょりーっす!!」

菜々「無理無理無理無理無理無理ですううううう!!!」

里奈「菜々ちゃーん☆おっ待たー☆」

菜々「こっち来ないでええええええ!!」

早苗「あっち行った…」ハァハァ

瑞樹「運が良かったわね…」ハァハァ

友紀「多分、違うと思います…」ハァハァ

楓「…」ハァハァ

里奈「つっかまっえたー☆」ガシ

菜々「ちょ…もう…ホント…」ゼェゼェ

里奈「ダイジョーブだから☆」グイ

菜々「いやだって、痛くするじゃないですか!」

里奈「痛くしない痛くしないぽよー☆」

菜々「ヤです!痛いのもうヤです!!」

里奈「…」ゾクゾクッ

里奈「ほらほらー☆ねー?」

菜々「ンー!!」ブンブン

里奈「一回!一回だけ!」

菜々「ンー!!!」ブンブン

早苗「wwwwwww」

瑞樹「早くしなさいよwwwww」

菜々「…うえぇ…」

里奈「痛くないから!」

菜々「…ホントですか…?」

里奈「…」ゾクゾクッ

菜々「…一回だけですよ?」

里奈「うん!」

友紀「嘘ついてる顔してますね」

楓「そうね」

菜々「…!」プルプル

里奈「…」

菜々「や、やるなら早く…!」

里奈「…」ガシッ

菜々「ひっ…」

里奈「…」ダンッ

菜々「ひえっ!!」

里奈「…」ゾクゾクゾクッ

瑞樹「wwwww」

早苗「wwwww」

友紀「早くやってあげてよぉ…」

菜々「は、早く…!」

里奈「…」






里奈「ん」ゴツッッ

菜々「ン゛ッッッ!!?」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「うわー…」

菜々「…」ズキンズキン

瑞樹「ヤバい音したわよ」

早苗「どんな石頭よアレ」

友紀「見せて?…あー赤くなってる…」サスサス

菜々「もうやだぁ…」

楓「あとどれくらいでしょう?」

早苗「あと……12時間だって…」

瑞樹「なんだかんだで…半分は…」

友紀「半分は…乗り切りましたね…」

早苗「…っていうかね…この…喉の下の…この辺、めっちゃ痛い…」

楓「私横っ腹が痛いんですけど…」

瑞樹「そろそろ太ももがヤバいわよ…」

菜々「頭頂部からつま先まで全部痛いんですけど」

友紀「それもうヤバい状態だよね」

『ポンポンポン…』

瑞樹「!」

早苗「!」

友紀「ちひろさんですよ」

瑞樹「…分かってるけど…」

早苗「…構えるわよね…」

ちひろ「そろそろ晩御飯の時間じゃないかしら」カラカラ

友紀「…いや…」

早苗「入るわけないじゃない…」

楓「あの、なんかさっぱりしたものを…」

ちひろ「まい泉のカツサンドよ」
http://i.imgur.com/hzwyj1f.jpg

瑞樹「本当貴方○○○○○!!」

早苗「○○○!○○○○○!!!」

ちひろ「ひぃぃぃぃ…」ビクビク

友紀「多分モザイク入ったよね」

菜々「多分じゃなくて入れてなかったらまずいです」

楓「wwwwwww」

『美人事務員ちひろから差し入れされたまい泉のカツサンド…』

『いつもならばご馳走だとかぶりつく5人も、この日ばかりは全く手が伸びていなかった…』

瑞樹「…」パクッ…パクッ…

早苗「…」パクッ…

楓「…」モソ…モソ…

友紀「…」モグモグ…

菜々「…」モグ…モニュ…

『しかし食べなければ恐らくこの先の鬼ごっこに備えられないだろうと、無理矢理にでも口に運ぶ…』

瑞樹「…まあ、でも美味しいわよね…」

早苗「美味しいけど、飲み込めなくなりそうよ…」

楓「…何だか胸焼けに似た感じが…」

瑞樹「菜々ちゃん、残り持って帰りなさい。明日明後日はこれで良いでしょ」

菜々「…いや、流石に朝昼晩カツサンドは…」

『ピーーー』

友紀「!?」

文香「…」バシュウ

『横取り』

瑞樹「…」

早苗「…」

文香「…」トコトコ

楓「…」

文香「…」ガサッ

菜々「えっ…全部…?」

文香「…」パサッ

友紀「…あ、落ちたよ…はい」

文香「…」バッ

友紀「…えええ…?」

文香「…」モシャモシャ

菜々「あれ…何か後悔…」

瑞樹「まあ…こうなるわよね」

早苗「何よこのパターン」

文香「…」トコトコ

早苗「…」

瑞樹「…」

楓「座らないんですか?」

早苗「座るわけないじゃない」

友紀「でもそんなずっと来るわけじゃ…」

菜々「立っておいた方が良いですよ」

友紀「中腰になってるよ」

早苗「腰痛来た?」

菜々「はい」

瑞樹「治るもんじゃないのよ。それ」

友紀「うわー…アタシもいつかそうなるのかなー…」

菜々「どういう意味ですか?」

友紀「…」

瑞樹「…」

早苗「……ンフッ…」

『ピーーー』

楓「あ」

友紀「あ」

瑞樹「あ」

亜季「とうっ!!!」バシュウ

『マシンガンゴム』

亜季「いつかのリベンジであります!!」

瑞樹「あーもう嫌ー!!!」

早苗「来んじゃないわよ!あっち行って!」

友紀「やだやだ!あっちあっち!」

楓「こっちに来ないで!」

菜々「近づかないで下さい!!」

瑞樹「さっさと帰りなさいよ!!!」

亜季「ゔぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ん゛!!」ダダダダダダダダ

早苗「何で泣いてるのよwwwww」

友紀「泣きながら来ないでよwww」

亜季「ま゛っ゛でぼじい゛の゛であ゛り゛ま゛ぁ゛ず!!」ダダダダダダダダ

瑞樹「鼻水出ちゃってるじゃないのよwwwww」

菜々「駄目wwwお腹痛いですwwww」

楓「wwwwwww」

『ピーーーー』

瑞樹「え!?」

早苗「は!!?」

真奈美「とおっ!!」バシュウン

友紀「ちょっ……あれ?」ハァハァ

『お助け』

楓「お助け…?」ハァハァ

亜季「ゔぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」

真奈美「フンッ!」ガシィ

亜季「ゔぇ゛っ?」

友紀「あっ」

菜々「あっ」

真奈美「そこまでだ!」ズルズル

亜季「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…」

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「…」

友紀「…」

菜々「…」

瑞樹「…ああいうのもあるのね…」

早苗「あーおかしかった…」

『ピーーー』

早苗「あーまたラッシュじゃないのよ!!」

菜々「ひえぇ…」

幸子「カワイイボクが!!参じyッッ」ベシャア

友紀「あっ」

楓「あっ」

幸子「…痛…」

菜々「…」

幸子「…ふ、ふふ…か、覚悟して下さい!積年の恨み、ここで…!」

『マシュマロガン』

菜々「…!」ダッ

幸子「えっ!?な、菜々さん!逃げなきゃダメなんですよ!ルール違反なんですよ!」

菜々「…」バッ

幸子「あっ!だ、ダメです!返して下さい!」

菜々「…」パシュ

幸子「痛いっ!」

菜々「…」パシュパシュパシュ

幸子「痛いっ!痛いです!やめて下さい!」ダッ

菜々「…」ダッ

友紀「あーあ…」

早苗「レベルの低い争いしてるわねぇ」

楓「追い詰められた兎は意外と凶暴なんですね」

瑞樹「みたいね」

菜々「…」パパパパパパシュ

幸子「痛ダダダダダダ!友紀さん!見てないで助けて下さいよ!!」

友紀「wwwww」

…。

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「考えたんですけどね」

早苗「…何?」

友紀「何ですか?」

楓「ここ…このコタツ…」

菜々「コタツですか?」

楓「これ、隠れられませんか?」

瑞樹「隠れるって…どうやって?」

楓「こう……やって…」ゴソゴソ

早苗「あー!コタツの側面…」

友紀「あー…」

瑞樹「…でもそれ隠れるっていうか、うーん…」

菜々「楓さん背高いですから、隠れられてないですよ」

楓「でもこうやって…」

菜々「わ…柔らかい…」

早苗「なら実験しましょうよ。菜々ちゃんで」

菜々「え?」

瑞樹「そうね」

菜々「え?」

友紀「…そういえば、菜々ちゃんって(5人の中で)一番背低いよね…」

菜々「低いですけど…じゃあ考えてみて下さいよ…こんな目をやったら気づくのに一秒とかからない所…」

楓「…」

菜々「…隠れられます?」

友紀「…」

早苗「根性無いわねぇ」

菜々「無理ですって…だって場合によっては死ぬ程痛いんですよ?」

早苗「…んー…」

瑞樹「…」

楓「…」

早苗「…アタシ、やってみよっかな…」

菜々「え?」

早苗「アタシ、そんな背高くないし…」

瑞樹「…」

早苗「…ちょっと、やってみるわ」

友紀「…本気ですか?」

早苗「うん…」

瑞樹「…なら、アンタが成功したら…順繰り順繰り回していきましょ」

菜々「そ、それなら…じゃあ次はナナで…」

瑞樹「その次が私で、友紀ちゃんに…楓ちゃんはリスクが高いから…」

楓「でも、流石に5回連続でコタツに隠れられますかね…」

瑞樹「分からないけれど、妙案かもしれないわ。意外と」

早苗「まあ、やるだけやってみるわ」

菜々「…じゃあ…よろしくお願いします」

早苗「…うn」

『ピーーー』

早苗「nェッホ!!!」ダッ

菜々「早苗さぁぁぁぁぁああああん!!?」

瑞樹「コラァァァァァアアアアアア!!!!!」

友紀「いの一番に逃げたよあの人!!!」

楓「wwwwwww」

真「トゥアッ!」バシュッ

『4の字固め』

早苗「無理無理無理無理無理ィィィィイイイイイ!!!」

真「ぜーったいに捕まえてやりますからねー!!」ダダダダダダダダ

早苗「だからアンタらちっとは仕事選びなさいっつの!!!」

瑞樹「何よ何なのよこの癒着関係は!!!」

真「待てー!!」

友紀「うわ…真ちゃんよりによってあの二人に突っ込んでったよ…」ゼェゼェ

楓「猪突猛進ってああいうのを言うのね」ゼェゼェ

菜々「多分…落とし穴のせいかも…」ゼー…ハー

真「逃がしませんよー!」

早苗「うわちょっ…こっち来ないでよ!!」

真「待てー!」

早苗「アタシがアンタら(765)に何をしたってのよ!!何でアタシを集中攻撃してくんのよぉぉぉぉぉぉおおお!!」

瑞樹「wwwwwww」

真「捕まえたっ!」ガシ

早苗「ゼー…ゼー…」

真「大丈夫ですから!そんな痛くしませんから!」

早苗「…アンタら次会ったら絶対○○○・・・」ゼー…ハー

真「えっ!!?」

瑞樹「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

早苗「あ…嘘嘘…」

真「…ほ、ほんとですか…?」

早苗「大丈夫大丈夫…」

真「…」

早苗「…」

真「大丈夫なんですね!!」ミシミシミシミシミシ

早苗「絶対○○○○○○○○○!!!!!」

4人「wwwwwww」

早苗「アンタらもアンタらよ。アタシら置いて逃げちゃって」

友紀「隠れるって言ってたじゃないですか」

菜々「ちゃんとやりましょうよ」

早苗「いやこれ…ホンット怖いわよ」

瑞樹「実験やるって言ったのアンタじゃない」

早苗「だって怖いもん」

友紀「可愛い」

菜々「可愛い」

楓「www」

瑞樹「まあ…ならなるべく固まって逃げておきましょ」

早苗「ホント恐怖よ。ここにいろっていうのは」

瑞樹「……もう良いわよ。私がやるから」

楓「待ってください」

瑞樹「え?」

楓「先輩にそんな事させられません。私がやります」

早苗「アタシとえらい違いじゃないのよ」

菜々「ダメですよ。楓さんは背高いんですから…ナナがやります」

早苗「…なr」

友紀「ダメだよ!アタシ一番体力あるし、アタシがやるよ!」

早苗「…」

瑞樹「…」

楓「…」

早苗「…」

菜々「…」

友紀「…」

早苗「…」

4人「…」

早苗「やりゃあいいんでしょやりゃあさァ!!!?」

4人「wwwwwww」

早苗「じゃあちょっとシミュレーションさせてよ。ピーって鳴った後、あっこからバシューって来るでしょ?」

菜々「はい」

早苗「…んー…そのピーの時に、ここに四つん這いになって…そのままやり過ごす…」

友紀「あ、でもこっち(鬼が走ってくる側)から見たら分からないですね」

菜々「これならちょっとはごまかせるかも…」

『ピーーーー』

瑞樹「!」

楓「!」

友紀「うわ来たっ!」

菜々「早苗さん!」

早苗「…!」バッ

未央「ほっ!!」バシュウ

『ひしゃく』

早苗「」

未央「おりゃー!!」ブンブン

友紀「ちょっ…未央ちゃん危ない危ない危ない!!」

菜々「硬いの嫌ぁぁぁぁぁああああ!!」

早苗「」

未央「待て待て待てー!!」

瑞樹「ちょ…こっちこっち!!」グイ

友紀「は!!?」

瑞樹「こっち!こっち!!」グイグイ

友紀「瑞樹さん!!!あ、ちょ!!瑞樹さんんんんん!!!?」

未央「…」

瑞樹「…」

友紀「瑞樹さん!!瑞樹さん!!!何してんですか瑞樹さん!!!」

未央「ほっ」コン

友紀「痛ダッッ!」

未央「ほっほっ」コンコン

友紀「痛いっ!!痛いって!!!ねえおかしいでしょこれェ!!!」

楓「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

友紀「いや何してんですか本当に、マジで」

楓「流石に酷いと思いました」

菜々「最低です」

瑞樹「そこにいたから…」

友紀「固まって動けって言ってたじゃないですか」

早苗「っていうか見て。無傷」

楓「凄いですよ。大発見です」

菜々「ここにいれば、恐らく捕まらない…」

瑞樹「…だとしたら、うーん…友紀ちゃん行く?」

友紀「…行って良いなら…」

早苗「なら次友紀ちゃんね。ここが見つからないポイントよ」

友紀「はい…こう…やって、と…」

菜々「柔らかいですねぇ…」

友紀「マネーj……チアガールとかもやってたし…」

瑞樹「そこマネージャーで良いじゃないのよ」

『ピーーー』

早苗「あ、来た!」

菜々「友紀さん!」

友紀「ンッ!?」バッ

のあ「…」バシュッ

瑞樹「!?」

楓「!?」

早苗「!?」

『ムチ』

のあ「…」カツーン…カツーン…

瑞樹「ど、どっち?どっち来るの?」

早苗「分かんないわよ…とにかく来たら分散よ…」

菜々「めちゃくちゃヒーロー歩きじゃないですか…」

のあ「…」カツーン…カツーン…

楓「……あっ」

早苗「あ」

瑞樹「あ」

菜々「あ」

のあ「…」

友紀「…!」プルプル

のあ「…」

友紀「…!」プルプル

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「…」

菜々「…」

友紀「…?」チラッ

のあ「…」

友紀「…あっ」






のあ「…」スッパァン!!

友紀「ッアアアアアアアアアア!!!!?」

4人「wwwwwww」

友紀「まあ薄々感づいてはいましたよ。気づかないわけないって」ヒリヒリ

楓「未央ちゃんだから気付かなかったのね」

早苗「野良犬みたいに突っ込んでくるんだもん」

菜々「それ未央さんが可哀想なんですが…」

早苗「…ってか何が凄いかって、こう…ね」

友紀「え?」

早苗「叩いてくれと言わんばかりにお尻突き出してたわよね」

友紀「しょーがないじゃないですか!!」

瑞樹「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「でもそれじゃないですけど、のあちゃんヤバかったですよ、本当に」

菜々「見下ろしてましたもんね。冷たい顔で」

友紀「あれでもまあまあの頻度で飲みにいく仲だよ?」

早苗「wwwww」

瑞樹「wwwww」

楓「wwwww」

…。

友紀「…」

菜々「…」

瑞樹「…」

楓「…」

早苗「…」

友紀「…お尻…痛い…」

早苗「肺が…痛い…」

楓「横っ腹が痛い…」

瑞樹「足痛い…」

菜々「…疲…れた…」

『ポンポンポン』

5人「!?」

ちひろ「…」カラカラ

菜々「…あぁ…」

早苗「紛らわしい…」

ちひろ「喜びなさい。そろそろ就寝時間よ」バッ

楓「…!」

早苗「…やったぁ…」

瑞樹「やっと…休める…」

菜々「お布団…お布団…」

友紀「…あれ?」

瑞樹「?」

友紀「これ…掛け布団が…」

早苗「…」

菜々「これ、一枚だけバスタオルなんですけど…」

楓「…」

早苗「…」

瑞樹「…ジャンケンする?」

友紀「…ジャンケン…します…?」

早苗「…まあ、ジャンケンで…良いわ…」

菜々「じゃあ、最初はグー…」

楓「ジャーンケーン…」

『ちひろから遂に就寝を告げられ、布団を渡される5人…』

『疲れ果てた彼女達は特に何も言わず、素直に布団を敷いていく…』

『その中、一つだけ掛け布団ではなくバスタオルが入っていたのだが…』

楓「zzz…」

菜々「zzz…」

瑞樹「zzz…」

友紀「zzz…」

早苗「zz…ン゛ン゛グ…zz…」←バスタオル

『固いフローリングの床に敷布団というとても寝辛い状態だが、疲れのせいか布団に入った途端に寝息をたてる5人達…』

『そんな中、ゆっくりと忍び寄る怪しい影が天井から忍び寄る…』

『ピー…』

楓「zzz…」

瞳子「…」スー…

菜々「zzz…」

瞳子「…」スー…

友紀「zzz…」

瑞樹「zzz…」

早苗「…ン…」

瞳子「…」ピタ

早苗「…?」ムク

瞳子「…」

早苗「・・・?」

瞳子「…」

早苗「!」←気づいた

瞳子「…」

『ビリビリ棒』

早苗「…」






瞳子「…」グワッ

早苗「www」ダッ

瞳子「…」

4人「zzz…」

早苗「…www…」

瞳子「…」

友紀「zzz…」

瞳子「…」バチッ

友紀「ン゛!?……ン゛?」

瞳子「…」スッ

友紀「ン゛ガ…何ぃ?……んぇ…」

瞳子「…」

瑞樹「…」

瞳子「…」スッ

瑞樹「……ン゛ン゛ッ!」ベチィッ

瞳子「!?」

早苗「wwwww」

瑞樹「zzz…」

瞳子「…」ヒリヒリ

友紀「zzz…」

瞳子「…」バチッ

菜々「ん…zzz…」

瞳子「…」バチッ

菜々「んん…zzz…」

瞳子「…!?」バチッバチッ

菜々「んぐぇ…zzz…」

瞳子「!!!?」

菜々「zzz…」

瞳子「…」スッ

楓「・・・」

瞳子「!」

楓「・・・」

瞳子「・・・」

楓「・・・」

瞳子「・・・」

早苗「wwwwwww」

…。

『熟睡中』

5人「zzz…」

『…piー…』

5人「zzz…」

亜季「…」ノソ…

『チャンバラ』

早苗「zzz…」

亜季「…」ヒタ…ヒタ…

早苗「zzz…」

亜季「…」プニ

早苗「zzz…」

亜季「…」グッ

早苗「zz……?」

亜季「セイッ」パシィン

早苗「ン゛ン゛ン゛!!?」

亜季「セイッ!セイッ!セイッ!ンンンセイイイッ!!」パシィンパシィンパシィンベシィッッ

友紀「痛ァッ!?!!?」

瑞樹「痛ッッッッダイ!!!!」

菜々「アイッ!!!?」

楓「○×〒→$%4÷\°>^☆*!!!!?」

早苗「痛い…痛いぃ…」

友紀「う…うぇぇ…」

瑞樹「な、何…」

菜々「寝かせて……寝かせて……」

楓「○×〒→$%4÷\°>^☆*!!!」ピョンピョン

瑞樹「…何よもう……何なのよぉ…」

早苗「……アンタ尻押さえて何やってんの?」

楓「い゛だい゛……」

瑞樹「あーあ…折角寝てたのにねー…」ナデナデ

楓「う゛ぇ゛ぇ゛」ギュー

友紀「……今何時ですか…?」

早苗「…まだ2時間寝れるわよ」

友紀「…もぉやだぁ………あ…」

菜々「zzz…」

瑞樹「・・・」

友紀「・・・」

早苗「…この子ホント凄いわね」

瑞樹「そうねぇ…」ナデナデ

楓「zzz…」

瑞樹「…」ペシッ

…。

『地獄のような時間からようやく一時的に解放されたと思った矢先、二人の鬼に襲われた5人…』

『しかしそれでも疲れとストレスからか簡単に眠りにつき、残された睡眠時間を静かに過ごす…』

『鬼ごっこの残り時間は、後3時間…』

…。

瑞樹「…はい、えーと…まあここまでね?観ていただきましたけど…」

早苗「これ……撮って良いもんなの?」

友紀「確認しておきますけど、アタシらって一応アイドルなんですよね?」

早苗「寝顔撮られてたわよアタシら」

瑞樹「それよりもアンタ何よ。天井見てた時パグみたいな顔してたわよ」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

早苗「いやだって見るでしょ!?あんなの上から降ってきたら!」

友紀「ならアタシ達も起こしてくださいよー…」

早苗「起こしたらアタシがやられるじゃない」

瑞樹「やかましいわよゴリラゴリラゴリラ」

早苗「せめてパグのままにしてよ」

菜々「でも、起きた楓さんと瞳子さんの目が合った時は酷かったですね」

早苗「静かに立ち去ってったもんね、あれ」

楓「昔馴染みをあんな形で見たくなかったです」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

友紀「後は、文香ちゃん…」

瑞樹「あの子なんだったのかしらね」

早苗「それは知らないけど…意外と食べるのね、あの子」

菜々「パン、口にギュウギュウ捻じ込んでましたからね…」

楓「あんなのまい泉のカツサンドの食べ方じゃないわ」

瑞樹「だから持って帰りなさいって言ったのに…」

菜々「あれ持ってても奪われるパターンじゃないですか」

友紀「カツサンド入った袋引っ張り合うの?」

早苗「ちょっと見てみたいわそれ」

瑞樹「でも本当にアンタ765プロさんからの襲撃率高いわね」

友紀「今のところ100%ですね」

早苗「何かね、スタッフの悪意を感じる」

菜々「あ、それと一つ良いですか?」

瑞樹「何かしら?」

菜々「あそこにカンペ出てるので、とりあえず読みますね」

早苗「ん」

菜々「瑞樹さんと早苗さん、放送禁止用語連発しないでください」

早苗「wwwwwww」

瑞樹「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

菜々「…wwww」

瑞樹「…え、えー…じゃあ、楓ちゃん、フリお願い」

楓「私ですか?」

瑞樹「はい3…2…」

楓「…」

瑞樹「1…」

早苗「…」

楓「…」

早苗「この何も言わないっていうね」

瑞樹「wwwww」

楓「wwwww」

…。

『24時間耐久鬼ごっこ 残り3時間』

…。

『ピーーーー』

楓「zzz…」

拓海「…」バシュウ

『ひしゃく』

菜々「zzz…」

拓海「…」ソー…

瑞樹「zzz…」

拓海「…」コンコンコンコン

友紀「痛ダッ!!?」

拓海「…」コンコンコンコン

菜々「痛いっ!?痛い!!」

拓海「…」コンコンコンコンコン

楓「ッ!?痛い!痛い!」

拓海「…!」ゴン

早苗「ン゛ン゛ッッ!?」

拓海「…!」ゴン

瑞樹「ン゛ガッ!!?」

菜々「…?」

楓「!!?…!?」

友紀「な、何…!?」

早苗「痛ッダァ…」

瑞樹「あたた…」

『ポンポンポン』

5人「…」

ちひろ「…」

瑞樹「…」

ちひろ「おはよう」

瑞樹「…」メリメリメリ

ちひろ「痛いいひぃぃぃぃほっぺ抓らないでぇぇぇぇ」

友紀「…もう何なの本当に…」ゴシゴシ

早苗「…あー…思い出したぁ」

菜々「…地獄だぁ…」

楓「地獄って…あったんですね…」

ちひろ「そんな、ねぼ、ね…寝ぼけていると、寝ぼけた顔してたらこれから…残り3時間はもっと地獄になるわよ」

友紀「カミカミじゃないですか」

早苗「アンタが一番寝ぼけてんじゃない」

ちひろ「早く布団を片付けて、朝食よ」ガサ

菜々「あ、幕の内…」

瑞樹「…朝からこんな入らないわよ…」

『朝食中…』

友紀「…」モグモグ

菜々「…」モソモソ

楓「…」

早苗「…あのね、コタツからラーメンの匂いがすんのよ。ほのかに」

瑞樹「そりゃ染み付いてるもの。この辺一帯」

友紀「…っていうかコタツ入らないです」

菜々「夏ですもんね…」

早苗「…お風呂つかりたい…」

菜々「シャワーだけでしたもんね…」

楓「…ふぁ…」

『ピーーー』

楓「ァ!?」

4人「!?」

かな子「とうっ」バシュウ

『張り手』

早苗「え!?もう来んの!?」

菜々「ちょ、まだ、起きたばっかり…」

かな子「…!」ドスドスドス

瑞樹「ちょっと!逃げるわよ!」

かな子「…!!」ドスドスドスドス

楓「あ、み、みんな、待って…」

『ピーーー』

友紀「!?」

真奈美「とおっ!」バシュッ

『お助け』

早苗「あ!お助け来た!お助け来た!!」

真奈美「そこまでだ!」ガシッ

かな子「フグゥ!!?」ビキーン

真奈美「安心したまえ。君達の安全は私が守る」

友紀「あー…かっこいい…」

菜々「真奈美さんいてくれたらどんな鬼でも大丈夫そうですね…」

かな子「!…!」ジタバタ

真奈美「暴れるんじゃない!大人しく帰るんだ!」

早苗「でもせめて足速い奴の時に来てほしいわよね」

瑞樹「寝てる時に来てほしかったわ」

かな子「うぅ…一人も捕まえられなかった…」

早苗「アンタごときに捕まるわけないじゃないのよ」

真奈美「さ、行くんだ」

かな子「…」トボトボ

菜々「真奈美さーん!ありがとうございまーす!」

友紀「かーっこいー!」

楓「助かったぁ…」

真奈美「…」ペリペリ

瑞樹「でも本当やばかったみたいね。さっきは」

楓「体が思うように動かなくて、普通に捕まりそうになりました」

早苗「ん、まあとりあえずありがとねー!」

真奈美「…」ペリッ

瑞樹「…」

真奈美「…」クルッ

『張り手』

早苗「ン゛ン゛ン゛!!!?」

瑞樹「ン゛ン゛ン゛!!!?」

真奈美「…」ダッ

友紀「え、ちょっ!無理無理無理!!」

真奈美「…」パァン

菜々「こんなの聞いてないでブェッ!!」

真奈美「…」パァン

楓「真奈美ちゃん信じてたのニゥッ」

真奈美「…」パァン

早苗「痛っブェッ」

真奈美「…」パァン

瑞樹「全員とかありえナィッ」

友紀「あーもう絶対やだよー!!」ダダダダダダダダダダ

真奈美「…」ガシッ

友紀「ウェェ…」

真奈美「…」

友紀「もうやだぁ…」

真奈美「…」

友紀「…」

真奈美「…」パァン

友紀「ブッ!?」

真奈美「…」ペチペチペチペチ

友紀「やめてぇえぇえぇえぇえぇえ」

楓「wwwww」

瑞樹「wwwww」

早苗「wwwww」

友紀「あと2時間20分19秒…18秒…」

早苗「数え出したわよこの子」

瑞樹「末期ね」

楓「知らない…天井だわ…」

菜々「もう何時間見てきたと思ってるんですか」

瑞樹「…でももう油断できないわよ」

早苗「…残り少ないから、多分休憩なんか無いわよね」

菜々「十分長いです」

『ピーーーー』

瑞樹「ああああああもおおおおおお!!!」

早苗「アイドルを何だと思ってんのよおおおおおお!!!」

きらり「にょっわー☆」バシュウ

『きらりんレボリューション』

早苗「何あれ!!?」

友紀「きらりんハウスだかルームじゃありませんでしたっけ…!?」

きらり「にょっわー!!!」ダダダダダダダダダダ

菜々「で、でも最悪捕まっても痛みは…!」

瑞樹「違う痛みに苛まれるわよ…!!」

楓「…だ、駄目…疲れて…」

きらり「にょっわー☆」

瑞樹「え、ちょ……何でこっちに来るのよ!!来ないでよ!!」

きらり「つっかまえたぁ!」ガシィ

瑞樹「ングェッ!」

早苗「あ…」ゼェゼェ

友紀「楓さん見逃された…」ゼェゼェ

きらり「じゃーあ…始めるよぉ!」

瑞樹「な、何…?」

きらり「かもぉん!」パチン

みりあ「はーい!」カラカラ

莉嘉「はーい!」カラカラ

瑞樹「ん!?」

楓「あ…」ゼェゼェ

菜々「で、凸レーション…」ゼー…ハー…

みりあ「動いちゃ駄目だよー!」カチッ

莉嘉「動くと怖いよー!」カチッ

瑞樹「え…?何何何…!?」

みりあ「行くよー!」
莉嘉「行くよー!」
きらり「口開けたらダメだよぉ?」

『レインボー水風船』

瑞樹「…え?」

みりあ「それー!」バシャッ

莉嘉「行っけー!」バシャッ

瑞樹「○*÷+×%#°☆→♪€\・〒〆!!!!!」ドロォ

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

きらり「そー…」

瑞樹「…!!……!!!!」

きらり「れっ!」バッシャアン!!

瑞樹「」ドロリン

友紀「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

瑞樹「…」ポタポタ

友紀「あーあ…」

早苗「時間も時間だから、もう汚しにかかってるわね」

瑞樹「…」ブンブン

早苗「うわっ!ちょっとぉ!!」

菜々「かかっちゃう!!やめてください!ばっちい!」

瑞樹「」

友紀「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

早苗「ばっちいって何wwwwwww」

菜々「あ…」

瑞樹「…ばっちいって…なんやねん…」

友紀「あ、素でショック受けてる」

菜々「あ、す、すいません…つい…」

楓「wwwwwww」

『ピーーーー』

早苗「!?」

友紀「!?」

春香「ほっ!!」バシュウ

楓「あ」

『ムチ』

菜々「ついに来ちゃった!!」

春香「そこに…」ビュンビュン

早苗「…」

友紀「…」

春香「跪
き な さ…あ」ビュンビュ…

瑞樹「…」ドロドロ

春香「…」

瑞樹「…」

春香「…」ズリ…

瑞樹「…」ジリ…

春香「…」ズリズリ…

瑞樹「…」ジリジリ…

春香「…」ダッ

瑞樹「…」ダッ






春香「ひぃいいいいいいいいい!!!」ダダダダダダダダダダ

瑞樹「…」ダダダダダダダダダダ

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「…ばっちいとか言うからー…」

菜々「やっちゃいましたね…」

春香「プロデューサーさん!!こんなの聞いてないですよぉぉぉおおおおお!!?」デローン

瑞樹「…」ドロォン

瑞樹「…」フキフキ

楓「現役女子高生にトラウマを植え付けましたね」

友紀「その前に売れっ子アイドルドロッドロにしちゃいましたけど」

瑞樹「…売れっ子…」フキフキ

菜々「何ですかあれ。完全にパニックホラーでしたよ」

瑞樹「売れっ子アイドルがなんぼのもんじゃい…」フキフキ

早苗「素。」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」


『ピーーー』

友紀「あーやっぱりラッシュ始まってるよー!!」

https://youtu.be/XEZZuZsgwVE

楓「!?」

早苗「!?」

夏樹「…」バシュウ

『チャンバラ』

菜々「…」

夏樹「…」ブォォンブォォン

楓「…え…」

友紀「…嘘…だよね…?」

https://youtu.be/FCb3tahZZv8

夏樹「…」ブォォォォオオオオオオオン

早苗「ちょっとぉぉぉぉおおおおおお!!?」

瑞樹「ふざけんじゃないわよおおおおおおおお!!!」

友紀「うわっ…ちょ、こっち来たよ!!」

夏樹「…」ベシベシ

菜々「痛いっ!痛いです!夏樹さん!」

夏樹「…」ベシベシ

友紀「ちょ、痛いって!!それ夏樹ちゃんのキャラじゃないよね!!?」

夏樹「wwwwwww」ベシベシ

早苗「何笑ってんのよこの偽アンナ痛ぁい!!」

楓「子供みたいな笑顔してますね」

瑞樹「あの子も色々苦労してんのよ」

『ピーーーー』

里奈「…」バシュウン

瑞樹「え?」

楓「え?」

夏樹「wwwww」ペシペシ

友紀「えっ!?り、里奈ちゃん!!ちょ、まだ夏樹ちゃん終わってないって!!」

https://youtu.be/FCb3tahZZv8

里奈「…」ブォォォォオオオオオオオン

『ケツバット』

菜々「お尻は嫌ぁぁぁぁぁあああああ!!!!!」

里奈「wwwwwww」ブォォォォオオオオオオオン

友紀「速いって!危ないって!!」

里奈「wwwww」ペチペチ

瑞樹「ちょっと何してんのよ!!」

夏樹「wwwww」ツンツン

楓「夏樹ちゃん!お腹突つかないで!!」

…。

…。

瑞樹「…」ゼーゼー

楓「…」ゼーゼー

早苗「…」ゼーゼー

友紀「…」ゼーゼー

菜々「ヒュー…ヒュー…」

早苗「…ヤバい…マジで…死ぬ…」

瑞樹「…私達、どれくらい走ってた…?」

友紀「…多分…2、30分…くらい…っす…」

楓「…残りは……あ…」

菜々「…?」

早苗「…あ…」

『残り時間 0時間03分41秒』

瑞樹「…あぁ…」

楓「…やったぁ…」

『ポンポンポン』

早苗「…この音…」

ちひろ「貴方達、よく頑張ったわね」

瑞樹「…本当よね…」

ちひろ「そこで、貴方達に是非とも表彰したいという方がいらっしゃっているわ」

楓「…?」

ちひろ「だからそんなとこで大の字になっていないで、さっさと立ちなさい」

友紀「無理…」

早苗「ヤー…」

ちひろ「…仕方ないわね。なら川島。貴方一人でも立ちなさい」

瑞樹「何で私…」

ちひろ「ほら早く」

瑞樹「はいはい…」ムク

美城「…」

瑞樹「!!?」

美城「…」
『346プロダクション専務取締役 美城 敦子』

瑞樹「…」

早苗「…」

美城「…」ガサ

瑞樹「…」

美城「…」

瑞樹「…」






美城「痛みに耐えてよく頑張った。感動した」

瑞樹「wwwwwww」

早苗「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

友紀「wwwwwww」

菜々「wwwwwww」

『デデーン 全員 アウトー』

5人「え?」

346一同「…」バシュウ

『ハリセン』

5人「………ハッッッ!!?」


http://youtu.be/2ur1bx12NTk

沙理奈「…」ペシペシ

比奈「…」ペシペシ

春菜「…」ペシペシ

千枝「…」ペシペシ

瑞樹「ちょっ!痛いって!!何してんのよアンタら!!」

雫「…」ペシペシ

裕子「…」ペシペシ

拓海「…」ベシベシ

早苗「こら!!何すんのよ!!ちょ、拓海ぃぃぃいいい!!」

奏「…」ペシペシ

美嘉「…」ペシペシ

凛「…」ペシペシ

未央「…」ペシペシ

卯月「…」ペシペシ

楓「痛いっ!痛いから!無表情で叩かないで!」

里奈「wwwww」ペシペシ

夏樹「wwwww」ペチペチ

美世「…」ペシペシ

幸子「…」ペシッペシッ

紗枝「…w」ペシペシ

友紀「痛いって!!幸子ちゃん痛いって!!」

みく「…」ペシペシ

李衣菜「…」ペシペシ

心「…」ベシッベシッ

みりあ「わーい!」ペシペシ

莉嘉「くらえー!」ペシペシ

菜々「ひえぇ…もうやだぁ…」

ちひろ「wwwwwww」

美城「・・・ン゛ン゛ッ」

…。

『永遠のようにも感じられた24時間…』

『地獄にも感じられた24時間…』

『それがようやく、終わりの時を告げた…』

…。

【終了後】

スタッフ「お疲れ様でしたー」

早苗「お疲れ様じゃないっつの」ペシッ

スタッフ「お疲れ様でした」

楓「もうやりたくないです」

スタッフ「お疲れ様でした。どうでした?」

友紀「…いや、アタシより菜々ちゃん何とかしてよ…」ガラガラ

菜々on台車「…」

スタッフ「お疲れ様でした。終わってみてどうでした?」

瑞樹「ギャラいつもの10倍は出して頂戴」

スタッフ「www」

早苗「ほら早く帰るわよー。…ちょい、菜々ちゃんと友紀ちゃん台車邪魔。後で来て」

友紀「うえぇ」

菜々「置いてかないでぇ…」

楓「www…」

…。

…。

友紀「…」

菜々「…」

早苗「…あのね、一つ良い?」

瑞樹「何?」

早苗「最後ね、あれ瑞樹ちゃん何か気づかない?」

瑞樹「何が?」

早苗「いやね、アンタが20分も30分もシャワー浴びてるからめちゃくちゃ待たされたのよ!?アタシら!」

瑞樹「アンタが早過ぎなのよ。5分で出てくるって何よ」

友紀「そもそも汚れが凄かったですもんね。人一倍」

瑞樹「そうよ」

菜々「まあ、ちなみになんですけどね」

早苗「?」

菜々「こういうの(筋肉痛)って、2日後とかに来るんですよ」

楓「しばらく電話出なかったものね」

菜々「出る気力も無かったですよ」

早苗「年齢的な問題がね」

菜々「ね」

友紀「自分で掘り下げちゃったよ」

瑞樹「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

終わります
美城専務の名前は気にしないでください

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年06月25日 (土) 03:57:39   ID: vlOBFF_x

そのうちかよ!

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