【ガルパン安価】麻子「そど子がいなくなって風紀が乱れた」 (54)


麻子「やっと見つけたぞ、そど子」

そど子「そど子って呼ばないで!一体何の用よ?私はもう風紀委員じゃないのよ!」

麻子「そど子がいなくなって風紀が乱れた」

麻子「戻ってきてくれ、そど子」

そど子「風紀が乱れたって、どんな風に?」

麻子「例えば >>2

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武装してる


書き忘れてたけど注意
全年齢板なので過度なエログロは無効として安価↓にします


そど子「ぶ、武装してる!?」

麻子「そうだ。風紀が乱れるってことは治安が乱れるってこと。みんな自衛のために武装するのが当たり前になってる」

そど子「そんな危ない状態なの?」

麻子「各部活に、各学科がそれぞれの主張を通すために武力に頼っている状況で、学園艦は内戦状態だ」

麻子「生徒会や風紀委員だけじゃ鎮圧できず、我々戦車道チームも治安維持に協力しているが……」

そど子「戦車を使ってるわけ!?人に対して!?」

麻子「そうでもしないと駄目なんだ。それでも戦車8輌では学園艦の治安はとても維持できない」


そど子「私がいない間にそんなことになってたなんて……」

麻子「だから、そど子の力が必要なんだ。戻ってきてくれ」

そど子「パゾ美とゴモヨはどうしてるの?」

麻子「彼女たちなら>>7

そど子が戻るなら戻る


麻子「あの2人も、そど子がいなくなってからしばらくは頑張ってたんだが」

麻子「パトロール中に忍道の連中にゲリラ攻撃を受けて負傷してしまった」

そど子「そんな……!?」

麻子「幸い軽傷で済んだが、それで戦意を喪失してしまい今は休学中だ」

麻子「だが、二人ともそど子が戻るなら風紀委員に戻ると約束してくれた」

そど子「わかったわ……」

麻子「おお、戻ってきてくれるのか!?」

そど子「ええ。ただし、条件がひとつあるわ」

麻子「条件?」

そど子「>>9

ペットになる


麻子「ペッ……?すまん、よく聞こえなかった」

そど子「そんな過酷な戦場に行くからには、癒やしが必要でしょ?
私を癒やすためのペットになってもらう人が必要なの」

麻子「それは人じゃないと駄目か?猫とかじゃ駄目か?」

そど子「駄目」

麻子「そど子は一体誰をペットにしたいんだ」

そど子「>>11

麻子


そど子「冷泉さんに決まってるじゃない」

麻子「そうか、冷泉さんをペットに……って私か!?」

そど子「悪いようにはしないわ。私がしっかり躾けてあげる」ニッコリ

麻子「そど子に飼われたりしたら絶対に早起きさせられるだろ……」

そど子「どうなの?それが嫌なら私はこれで」

麻子「わ、わかった!約束する!ただし、学園の風紀が戻ったらだ」

そど子「いいわ。じゃあ行きましょうか」


大洗港


麻子「学園艦まで。2人頼む」

船舶科生徒「前払いで一人5000円ね」

麻子「ああ」

船舶科生徒「じゃ出すよ、早くボートに乗って」

そど子「ちょっと!あなた船舶科でしょ!学園艦に行くのにお金を取るなんてどういうことよ!」

麻子「だから治安が乱れてるって言っただろ。学園艦の運行、出入りは全て船舶科に抑えられてるんだ」

船舶科生徒「文句あるなら乗せないよ?」

麻子「ここはおとなしく従うぞ、そど子」

そど子「思った以上にヤバイことになってるわね……」


大洗学園艦


船舶科「ついたよ。あとは精々気をつけることだね」

麻子「行くぞ。そど子」

そど子「どこに行くの?」

麻子「とりあえず>>15に向かうぞ」

秋山理髪店


そど子「秋山理髪店……秋山さんの実家のお店よね?」

麻子「とりあえず来ればわかる。そうだ、これを渡しておく」カチャッ

そど子「ってこれ、拳銃!?しかも本物!?」ズシッ

麻子「銃弾はすべて特殊なカーボンで作られてるから、人を撃っても気絶するだけだ。かなり痛いが」

そど子「他の人達もこういう武器を持ってるってことね……」

麻子「道中、いつ襲われるかわからないからな。注意しながら付いて来てくれ」






秋山理髪店


そど子「何これ……ガラスが割れまくってるし店内は荒らされてるし……まるで廃墟みたい」

そど子「秋山さん達は無事なの?」

麻子「両親は大洗の陸に避難したから大丈夫だ。というか今、学園艦の生徒以外はの大人たちはほぼ陸に避難してる」

麻子「生徒同士の闘いは生徒同士で解決すべきという文科省の教育方針でな」

そど子「それで、この店で何をするの」

麻子「そこの椅子を右に動かせ」

そど子「こう?」

ギギギィ

そど子「な!?下に穴が!」

麻子「地下への隠し通路だ。入るぞ」


カツカツカツ

麻子「この扉を叩きながら合言葉を言う」

トントン

???『パンツァー?』

麻子「フォー」

ガチャ

麻子「戻ったぞ。そど子を連れてきた」

優花里「冷泉殿!お待ちしてました!ついにそど子殿を発見したんですね!」

そど子「秋山さん。お店が大変なことになってたから心配しわ。ここは一体何なの?」

優花里「我々の拠点の一つであります!冷泉殿が出ている間に治安はさらに悪化し……
ギリギリ機能していた生徒会の力は、もはや風前の灯です」

麻子「そこまでひどくなったのか」


優花里「この理髪店基地を含め、我々戦車道チームは生徒会を支援するために各所の基地に隠れて反撃の機会を伺っている所です」

麻子「そど子が来たからにはもう大丈夫だ。すぐに乱れた風紀が戻る」

そど子「ここまで乱れてるなんて聞いてないわよ……」

優花里「そうだ!この基地の司令官に会ってもらわないといけませんね!」

そど子「司令官?誰なの?」

優花里「>>21です!」


カエサル


カエサル「よく来てくれた!そど子さん。この理髪店基地の司令官をやってるカエサルだ」

そど子「あなたが司令官なのね」

カエサル「ああ。まさにローマを追われたカエサルのようだ」

優花里「戦車道と違って、この戦いは実戦ですからね。
カエサル殿達カバさんチームの皆さんは歴女の知識を活かし、各地の基地で指揮をとってくれているんです」

そど子「ということは、この基地にはカエサルさん以外のカバさんチームはいないのね」

カエサル「ああ。だがここには私と、グデーリアンこと秋山さん、冷泉さんの他に2名の仲間がいる」

カエサル「>>23 >>24  だ」

ねこにゃー

会長


カエサル「まずねこにゃー。彼女は情報戦のエキスパートだ」

ねこにゃー「よ、よろしく……ふへへ」

麻子「そど子の居所の情報も猫田さんが掴んだんだ」

そど子「よ、よろしくね」

カエサル「そして角谷会長だ」

杏「やあやあ」

そど子「会長!?何やってるんですか!?学園艦がこんな事になってるのに!」

杏「いやー、返す言葉も無いねえ」

優花里「そど子殿待ってください!会長はちょっと前までは生徒会を率いて学園の治安維持に務めていたんです!」

カエサル「だが戦いで負傷して、とても指揮を出来る状態じゃなくなった」

優花里「生徒会側が劣勢になったのもその時からでしたね。なんとか逃げ延びた会長はこの基地で療養しているというわけです」

そど子「そうだったんですか。すいません会長、何も知らずに」

杏「いや、いいんだよ。私が不甲斐ないからこうなっちゃったわけだし」


カエサル「とにかく、そど子さんが来てくれたからには百人力だ」

そど子「私に何をさせるつもりなの?」

カエサル「ゴモヨとパゾ美の話は聞いてるだろう?彼女たちだけじゃなく多くの風紀委員たちは闘いに疲弊し、戦意を喪失している」

カエサル「そこでかつての風紀委員のカリスマ的リーダーそど子さんに、風紀委員たちを再び立ち上がらせて欲しいんだ」

そど子「カリスマリーダー……」

麻子「ちょっとうれしそうだな」

そど子「うるさい!でも、風紀委員を集めただけじゃこの乱れきった風紀をもとに戻すのは難しいと思うわ」

カエサル「この紛争状態の学園艦で、今もっとも大きな勢力を誇る連中がいる。
そいつらを倒すことが出来れば、きっと生徒会が力を取り戻し風紀も戻るはずだ」

そど子「どんな奴らなの?」

カエサル「リーダーが厄介でね。そのリーダーは我々も知っている」

カエサル「>>28だ」


(今日はここまでです)

澤梓


そど子「澤さんが敵のリーダー!?一体何がどうなってるのよ!」

カエサル「理由は我々にもわからん。数週間前、ウサギさんチームが突如反旗を翻したんだ」

優花里「彼女たちは手下を従え勢力を伸ばし、今では学校を含む主要ブロックを支配しています」

ビービー

ねこにゃー「司令!74アイス基地のエルヴィンさんから緊急通信!」

カエサル「何!どうした!」

エルヴィン『こちら74アイス基地!!敵に基地が発見された!繰り返す!敵に基地が発見された!』

エルヴィン『一斉攻撃を受けて東部第6戦線は完全に崩壊!撤退する!』

カエサル「くっ!了解した!無事を祈る!」

エルヴィン『ああ、ここも長くは持たない!すぐに合流して……』

『あいっーーーーー!!!』

ドカドカドカドカ

エルヴィン『うわぁっ!!に、逃げっ』

ザザーーーー

ねこにゃー「通信断絶だにゃー……」


優花里「エルヴィン殿!!エルヴィン殿ーーー!!」

カエサル「しばらく膠着状態だったが、敵が仕掛けてくるとは」

優花里「こうしてはいられません!エルヴィン殿たちを救出に向かいましょう!」

麻子「戦車は無事か?」

優花里「はい。整備も完了してます!」

麻子「よし。行こう」

そど子「この基地にも戦車があるの?」

優花里「はい。戦車は貴重な戦力ですから、各基地に分けて配置してあるんです」

優花里「ここには1輌、>>39が配備されています!」

ルノー


カエサル「格納庫はこっちだ」


ルノー「」ドーン


そど子「ルノーB1bis、無事だったのね」ウル

優花里「はい!この子もそど子殿と再会出来てきっと喜んでますよ!」

麻子「感傷に浸ってる場合じゃないぞ、そど子。車長席に座れ。操縦は私がする」

優花里「本来は4人乗りですから、私とカエサル殿も乗り込みますよ!」

カエサル「ねこにゃーは基地に残って各地の仲間と連絡をとってくれ」

ねこにゃー「らじゃー!」

ガチャン

そど子「こいつに乗るのも久しぶりね。準備はいい?」

そど子「パンツァー・フォー!」

ブヲーン ガガガガッ! 


ゴゴゴゴ

優花里「この道を真っ直ぐいけばエルヴィン殿たちの基地があるはずです」

麻子「全速で行くぞ」

ワアァアアアア

そど子「大変よ!うちの生徒が沢山現れたわ!」

カエサル「ちっ、農業科の野戦部隊か!」

優花里「先日の戦いで畑を焼失したそうですからね。食料を求めて町に進出してきたのでしょう!」

そど子「確かに、よく見たらみんな鍬とか鋤とかを持って武装してるわ!」

「戦車だー!!襲え!!囲え!!」

「奪え!!食い尽くせ!!」

ワァアアア!!!ドドドド

カエサル「突破するぞ!機銃用意!」

優花里「はい!!」


そど子「ちょっと正気!?相手は生身よ!」

優花里「特殊なカーボンの銃弾だから大丈夫です!!痛いだけです!」

カエサル「撃て!!」

ダダダダダダダ

「うわぁあああー!!」

「ぎゃああああ!!」

カエサル「よし、この隙に突っ切るぞ!」

麻子「おう」

ブオオオオオン


カエサル「よし、撒いたぞ」

そど子「実感したわ。本当に風紀が乱れてるのね」

麻子「ん?また何か来たぞ」

優花里「くっ!次から次に敵が来ますね!」

カエサル「>>44の襲撃だ!」





(会長も怪我してるから留守番って言うシーンが抜けてた)

(今日はここまでです)

自動車部

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