【安価】百合ss (105)

なんでもいいのでエロくてもドロドロでも百合ssを見たい書きたい欲を発散するスレ
カップルの組み合わせと要望を安価で

>>3

ksk

ヤンデレ✕ヤンデレ

電車内

会社員(おお、隣の女子高生めっちゃ可愛い)

チラチラ

会社員(太ももが特にやばい)

チラ

ななこ「あっつ……」

パタパタ

ゆう「やめてよ。スカート扇いだりして、はしたない」

ななこ「誰も見てないって」

ゆう「わからないわよ。女子高生なんだから」

ななこ「ゆう、気にし過ぎ」

ゆう「ななこの肌、他の人に見られたくないの」

会社員(……なんだよ、ちょっとは見せてくれてもいいじゃん)

ななこ「ふうん……」

パタパタ

ゆう「ななこッ」

グイッ

ななこ「いたッ」

ゆう「止めてって言ってるでしょ?」

会社員(おいおい、こんな所で喧嘩かよ。よそでしてくれよー)

ななこ「いたいんだけど」

ゆう「……ァ、ご、ごめんなさい」

ななこ「ゆうって、すぐ頭に血が上るんだよね……おしおき」

スルッ

ゆう「ひあ!?」

ななこ「しー……」

チョキンッ
パサッ

会社員(この子達、この満員電車の中何をもぞもぞと……)ギョッ

会社員(なんか、床にブラ落ちてるんですけど、え、お、おい、おい!?)

ゆう「ごめんなさいッ……ななこのことになると……私」

ななこ「だめ、わたしの家までそれで帰るよ」

ゆう「……ッ」コク

会社員(やばいよ、何この子ら)

ゆう「ななこ、好き。ななこ、好き……」

ななこ「良い子」

ナデナデ

ゆう「あなたの肌も息も、香りも、汗も全部好き」

ななこ「うん」

会社員(助けて)チラ

隣のOL「……」ジッ

会社員「……」チラッ

パチパチ(アイコンタクト)

OL「……」コクッ

パチパチ(アイコンタクト)

会社員「……」


ななこ「好きなのに、私のやることにいちいち指図しないで。もう、……してあげないよ」

ゆう「……いや、そんなこと言わないで。生きた心地がしない」

ななこ「うん」

会社員(あわわ)

後ろのおじいちゃん「……やれ、何か落ちとるぞ」

スッ

会社員(やめろおおお!? それに触れるなああ!?)

おじいちゃん「なんじゃこれは」

ななこ「……」

ゆう「触らないで!」

グイッ

おじいちゃん「ひえッ!?」

ななこ「あ、ごめんなさい」ニコ

ゆう「ななこ、ちゃんと持っていてよッ」

ななこ「ごめんごめん」

ゆう「……ホントに、ななこはおっちょこちょいなんだから。私がついてないと……私がついてないと」ブツブツ

ななこ「……」ニコ



会社員・OL(早く降りたい)

これって求めるキャラは全部オリジナル?
カップルの組み合わせってのはキャラの性格や設定を現した名前を書くの?

おしまい
即興って難しいね

>>9

安価ミスった

>>8
オリジナルでも二次創作でも
名前を書いて性格とか設定を作ってもらっても
なんでもかまいません

何もなければ、こちらで創作します


次の安価>>12
(被ったら安価下)

ksk

生徒会長×一般生徒

電車内

生徒会長(さきほどから、隣の車両がさわがしいようですね)

生徒会長(うちの生徒でなければいいのですが)

サワッ

生徒会長(!?)

生徒会長(……ち、チカン)

サワサワッ

生徒会長(お尻を……)

モミモミ

生徒会長(揉まれて……ッ)

生徒会長(……いや、怖い)ガクッ

サスサスッ

生徒会長(声が、でも、出ない)

生徒「あ、会長」

ポンッ

生徒会長「あ……」

生徒「今日は、いつにも増して色っぽいですね」

生徒会長「あ、あの」

生徒「私も会長みたいに髪伸ばそうかなー」

クルクルッ

生徒会長「あ」ビクッ

サワサワッ

生徒「会長、熱でもあるんですか? 顔、赤い」

生徒会長「……ッ」

スルッ

生徒会長(す、スカートの中に手が)  

生徒「か、会長もしかして」

生徒会長(お、お願い気づいてッ)

生徒「と、トイレ我慢してます?」

生徒会長「ち、違いますからッ……その」

ヌチッ

生徒会長「……いゃッ」ゾクゾクゾク

生徒会長(お願い、助けてッ)

生徒「……冗談ですよ」

生徒会長「はぁ……ッん」

生徒「でも、ここ、もうおもらしみたいになってますね」

生徒会長「?!」

ヌチュッ


おわり

次、>>17
被ったら安価下

双子姉妹と百合好きのお兄ちゃん



姉「……」

妹「……」

兄「いいか、そのまま動くな」

姉「ふざけんな」

妹「私は別に気にしないよ、お姉ちゃん」

兄「ベンチで二人手を繋ぐ姉妹……俺の手が加速する」

シャシャッ

姉「スケッチなら、教室の子ですればいいじゃん」

兄「ばか、もう全ての組み合わせ、パターンを把握して描写済みよ」

姉「きもすぎる」

妹「お兄ちゃんって、ほんとに絵を描くのが好きだよね」

兄「……」

シャシャッ

姉「もう聞いちゃいないよ」

女騎士と♀オーク

妹「お姉ちゃんの手、ちょっと汗ばんでるね」

姉「あ、あついからよッ、深い意味はないから」

兄「あっていいんだぞ。大いに期待している」

姉「お兄ちゃんさ、私が妹に欲情するとか本気で信じてるの?」

兄「そういうこともこの世の中あったって、不思議じゃない。そういう認識だ」

姉「今すぐ、電車にひかれてくれ」

ゲシッ

兄「あう!? ひどい、動いた!」

姉「もうやってられん。いこ、妹」

妹「でも、じっとしてるだけで、1万だよ?」

姉「……う」

妹「お姉ちゃん、一緒に手を繋ぐいや?」クネ

兄「いや?」クネ

姉「やめろ」

ゴスッ

兄「あうん!?」

通行人「……可愛い、双子かなあ」

チラチラ

姉「うー、やっぱ恥ずかしい!」

ダダダッ

妹「お姉ちゃん!」

タタタッ

兄「妹ちゃん、お姉ちゃん!」

タタタッ

姉「……はあッ」

妹「お姉ちゃん、大丈夫?」

姉「お金に目が眩んじゃってたわ。ごめん、妹」

妹「いいよ、お兄ちゃんのあれは今に始まったことじゃないし」

兄「……」

姉「妹がうちらの中で一番まともかもな」

妹「そう?」

姉「……私も、妹見てると、なんかムラムラするし」

妹「ええと……」

兄「お、俺も、二人を見ているとゾクゾクしてくるんだ」

姉「だまれよ」

妹「ということは、私が一番身の危険が?」

姉「……そうかも」

兄「お兄ちゃんは、応援するぞ☆」

姉「……この兄にして、この妹よ」

妹「でも、お兄ちゃんは女の子がいちゃいちゃしてたら誰でもいいんでしょう?」

兄「そんなこと」

姉「あ、ヤンデレっぽい女子高生カップルが歩いてる」

兄「なに?!」

キョロキョロ

姉「お兄ちゃん」

兄「なんだ!」

姉「お願いだから警察に捕まらないようにね」

兄「失礼な」

おわり

>>25
被ったら安価下

二次でもいいなら、はいふりでミケちゃん総受け小話を一つ頼む

ごめん、別スレの安価要望を誤って投下したから
>>25はなしで

>>27
被ったら安価下

くたびれた40代OLとキャピキャピ小学生

駅の近くのマンション

OL「……」

ガチャ

OL「冷蔵庫何もないか。昨日買い物に行かなかったし……」

OL「化粧して出て行くのもねえ……」チラ

OL「この山積みのカップ麺も買ったわ良いけど食べる気もしないし」

OL「外……行こうか」

OL「化粧めんどくさい……まあしなくてもいっか」

ゴソゴソ
パサッ

OL「う、肩だるぃ……サロンパスあったっけ」

ゴソゴソ

OL「もうないか。これも買わないと」

OL「……よっこいしょ」

OL「やだ、よっこいっしょって……おばさんみたい、ふふ」

OL「って、もうおばさんよね」

OL「……」グスッ

OL「いこ……」

トタトタ――
ガチャッ

OL「日差しきつい……」フラッ

ドンッ

OL「あ、ごめんなさい」

小学生「やだー、アイス落ちちゃった」

OL「あ、ごめんなさいッ……」

OL(やってしまったわ……私、どんくさいんだからほんとに)ハア

OL「代わりに新しく何か買ってあげ」

OL(……ちょっと人さらいと間違われても困るじゃない?)

小学生「ほんと?!」キラキラ

OL「う……」

OL(アイス一つでこの輝き様……子どもって単純ね)

OL「かまわないけど、一人? ご両親は?」

小学生「仕事だけど」

OL「そう」

OL「……ここで待っててね、ちょっとそこのコンビニで買ってくるから」

小学生「わーい!」

コンビニ

店員「っらしゃー」

OL(それにしても今時の小学生って化粧してるのね…びっくり)

OL(若い内からなんてせっかく綺麗な肌してるのに)

ガタンッ

OL「あ、そう言えば何買えばいいんだろう……聞くの忘れてた」

OL「抹茶とかでいいかしら」

ポトッ

さっきの場所

OL「あら、さっきの子がいない」

小学生「わあ!」

ギュッ

OL「きゃ!?」

小学生「驚いた?」

OL「だ、だめよこういうことしちゃ。おばさんびっくりしたじゃない」

小学生「おばさんじゃないよお、おねえさん綺麗なのに」ニコ

OL「ええっと……」

OL(もうそういうこと言われて喜ぶ歳でもないけど……小学生だしいいよね)

OL「ありがとう」ニコ

小学生「ところで、アイスどんなの買ってくれたの?」

OL「えっとね、抹茶のなんだけど」

小学生「え」

OL「食べれる?」

小学生「分からない…食べたことないよ」

OL「ちょっと食べる?」

ガサッ

小学生「えー、どうしよう」

OL「美味しくなかったら、もう一個買ってあげるから」

小学生「ほんとッ?! じゃあ、ちょっと食べる!」

OL(……どうせ、他に使うのなんて自分の身の回りの物だけだし……)ハアッ

小学生「アイスッ、アイスッ」

OL「はい、あーん」

小学生「あむッ」

もぐ

小学生「えー! これ、美味しいッ、抹茶モナカ? 好きー!」

OL「良かった……公園すぐそこにあるから、座って食べましょうか」

公園

小学生「お姉さんも、はい」

OL「私は、いいわ」

小学生「いいからいいから」

OL「ええ……じゃあ、ちょっと」

パクッ
もぐもぐ

OL(……アイス久しぶりに食べたかも)

小学生「あむ……」

もぐもぐ

OL(休みの日に、知らない子どもとアイスを食べるのって……どこの隠居かしら)

小学生「お姉さんて、この近くなの?」もぐ

OL「そうよ」

小学生「たまに帰り道見かける」

OL「ええッ……知らなかったごめんなさいね」

小学生「別にいいけど……いっつも疲れた顔してるよね」もぐ

OL「……へ、へえ」

OL(そんな顔……して……るの?)

OL(いやだわ……)

小学生「あー!」

OL「な、なに」ビクッ

小学生「犬」

OL(犬って、驚かせないでよもう……)

犬「……へッ……へッ」

トタトタ

OL(野良犬かしら……怖い)

小学生「可愛い!」

スクッ
タタタッ

OL「ちょ、ちょっと!」

犬「がるるッ!」

小学生「めっちゃ唸ってる、可愛い!」

OL(それのどこが可愛いのよ!?)ビクッ

犬「わん!!」

OL「ひい!?」ビクッ

小学生「……わん!わんわん!」ぐわ

犬「……ッ?!」ビクッ

タタタタッ

小学生「お姉さん、大丈夫?」

OL「……は、はい」

OL(恥ずかしい……)

小学生「お姉さん、なんか可愛いー!」クスクス

OL「からかわないの!」

小学生「へへ、あ、私もう行かないと」チラ

OL「あ……」

小学生「アイスありがとう」

OL(……普段、あんまり日常的な会話してなかったから新鮮だったかも)

OL「こちらこそ、ごめんね」ニコ

小学生「お姉さん、ちょっと元気な顔になったね!」

OL「え?」

小学生「いっつもね、しょんぼりしてるから笑った顔みたいなって思ったの」ニコ

OL「……え、あ」

小学生「またね!」

ぎゅう――ぱッ

OL「ま……」

タタタタッ

OL「……」

OL(また……会えるかしら)




おわり

>>39
被ったら安価下

体が入れ替わったそっくりな双子

とあるマンションの一室
双子の部屋

妹「お姉ちゃん、友だち呼ぶ時言ってよもう」

姉「ごめんごめん」

妹「リビングとかさ、洗濯物とかあるんだから」

姉「今片づけるって」

妹「早くね」

姉「はーい」

妹「はーいって……結局私が片づけるんでしょ」

姉「妹大好き!」

妹「大好きじゃないしッ」ハアッ

妹「……」

バサッ

妹(また、あの友だちかな……)

妹(最近、よく来るし……)

妹(隣の部屋にいると変な声とか……聞こえるし)

妹「お姉ちゃんの大好きは……当てにならないんだから」

妹「テレビでもみよ……」

ポチ――ブンッ

『今日はイギリスから有名な催眠術師の先生に来ていただいております。ヘッド先生です』

パチパチ!

『ヘッドです。今日はよろしくお願いします。今日はテレビの前にいるみなさんに注意して頂くことが一つあります。今回の催眠は入れ替わり。入れ替わった相手の迷惑にならないように十分な説明をしてから実施してください――』

妹「……へえ」

妹(……って、あほらしい)

『まずは、相手の顔を思い浮かべます。目を閉じて、呼吸をしてそうリラックスして……。では、相手の中に入って、相手の目線でまずは家の玄関を開けてください』

妹「……」チラ

妹(ちょ、ちょっとだけ)

スッ

『開けましたね? 相手がどんな開け方をしているか、外に出たのか中に入ったのかまで想像してください。では、仮に家の中に入った場合、あなたが今その人に対して一番関心のある状況を想像して』

妹「……む」

妹「……」モヤ

妹(どうせ、あんなこととか、こんなこととか、してるんでしょッ)モヤモヤ

『それでは、その時の相手の気持ちになり切って……そして、これを相手にも行ってもらいます』

妹「……へ」ガクッ

妹「意味ないじゃん、もう!」

夕飯後

妹「……」

ウロウロ

姉「なにうろついてるの?」

妹「あ、うん」

妹(昼間の試してみたい……いや、だからって、信じてるわけじゃないけど)

妹(入れ替わって、お姉ちゃんに色々したいとかって、別にそういうことでもないけど)

妹(とにかく、お姉ちゃんの体をじっくりと見て、思い通りに動かしたいとかそういうんじゃないけど)

妹「ちょっと、面白いことしない?」

姉「面白いこと?」

妹「二人が入れ替われる催眠術」

姉「へえ?! なにそれ、やろうやろう!」

妹(さすが、お姉ちゃん! 何も考えずに食いついてきた!)

妹「じゃあ、まずは目を閉じて……リラックスして」

姉「はーい」

スッ

妹「じゃあ、お姉ちゃんは私になったつもりで、家の玄関から中に入って来て……」

姉「うん……」

妹「……それから、私に対して一番関心のある行動を想像してやってみるの」

姉「え、やるの?」

妹「うん。想像の中で」

姉「難しい……うぬう」

妹「それができたら、最後に自分は妹ですって言って」

姉「………」

妹「………」

姉「自分は妹です」

妹「自分は姉です……で、明日の朝までお互いに顔を合わせない喋らない」

姉「……」

―――
――

翌朝
姉妹の部屋

ピピピピッ

妹「……ん」

妹「ねむ」

カチッ

妹「あれ……これ、お姉ちゃんの時計じゃん」

妹「……私、なんでお姉ちゃんのベッドの方にいるんだろう」

妹「寝ぼけてこっち入って来たのかな」

妹「お姉ちゃん?」

ギシッ

妹「……?」

姉「……」

妹「おね……」

姉「はあッ……はあッ」

妹「え、どうしたの!? 苦しいの?!」

姉「体、熱い……」

リビング

母「妹ちゃん、どうも風邪引いたみたいなの」

妹「そっ……え? 何言ってるの、風邪引いたのはお姉ちゃんの方だよ」

母「やだ、お母さんをからかわないでよ。そっくりでもお母さんは分かるんだから」

妹「え、ちが」

母「いいから、学校遅れるわよ」

妹「……え?」

クル

妹(……お姉ちゃんの口元のほくろがある)

妹(うそ……ほんとに)

妹(……そんなことって)

妹(ど、どうしよう……ほんとにそんなことになるなんて思ってなかったのに)

妹(わ、私のせいだ……私の)

妹(戻って、もう解けていいから!)

妹(戻らない……どうしたら)

母「お姉ちゃん、ご飯早く食べないと」

妹「……え、あ」

母「変な子。お友達来るわよ?」

妹「……ああ」

妹(夢なら、早く覚めて……)

学校
姉の教室


姉の友だち「今日、元気無いね……何かあった?」

妹「え、い、や……」

友だち「……慰めてあげよっか」ニコ

妹「い、いいよ大丈夫」

友だち「え、普段ならどんなに落ち込んでも飛びついてくるのに……」じッ

妹(や、やばい。怪しまれる)

妹「やっぱり! お願いしようかなあ……ッはは」

友だち「だよね。すぐ終わるからトイレいこっか」

妹「う、うん」

妹(なぜ、トイレに?)

トイレの個室

友だち「はい、座って」

ストンッ

妹「……?」

友だち「早く足開いて」

妹「?」

パカッ

友だち「ん……あむ」

妹「うあん!?」

友だち「……もう、いつにも増して感度良すぎ」

妹「え……だッあゥ!?」

じゅぱッ

友だち「むぐ……あむ」

妹(な、なんで股間舐めてるの!? しかも下着ごと!?)

友だち「舌、入れちゃうよ」

にゅるんッ

妹「ひいい?!」

ドンッ

友だち「いたッ」

妹「はあッ…はあッ」

妹(あの姉は……普段、友だちになにやらせてるの!?)

友だち「……」

妹「こ、こういうのはちょっと」

友だち「ああ、なるほどそういう趣向ってことOKOK。いいよー、乗ってあげる」

妹「ええ?!」

友だち「無理やりするのも好きだよ」

グイッ

妹「やッ……めッ……ふわあ――――!」

放課後
帰り道

妹「……」げっそり

妹「お姉ちゃんのバカ……」

妹「……開発されちゃったよう」

妹「そう言えば、これお姉ちゃんの体……なんだよね」

妹「じゃあ、問題ないよね、ノーカンだよね」

妹「だって……だって」

妹「初めては……お姉ちゃんにして欲しかったのに」

姉「初めてがなんだって?」

妹「お姉ちゃん!? 体、もういいの?」

姉「……うわあ、ホントに私が目の前にいる」

妹「……あ、えっと」

姉「まさか、ホントに入れ替わるなんて……でも、これあれでしょ? 催眠なんでしょ? 元に戻るでしょ?」

妹「たぶん……」グスッ

姉「あんた、泣いてるの?」

妹「……ごめ、ごめんなさい……こんなことになるなんて思わなくて」

姉「……悪ノリしたのは私もだしさ」

妹「お姉ちゃ……どうしよ……ッう」グス

姉「そうだねえ……その時は……とりあえず一緒に暮すか!」

妹「もお……ばかあッ能天気!」グスッ



おわり

>>52
被ったら安価下

ハーピーと人魚

とある世界の岩礁


人魚「……るるるるー」

魚「……一人でいつも歌ってるんだな」

人魚「あら、一人じゃないわよお」

魚「でも他に誰もいねえよ」

人魚「海にはいないけどねえ、空にいるのよお」

魚「そらあ?」

ピチョンッ

魚「なんだハーピーの群れじゃんか。食われちゃうぞ?」

人魚「そう簡単に食べられたりしないわ」

魚「そうかい」

ピチョン

魚「おいらは、怖いから岩陰に隠れさせてもらうよ」

ピチョン

人魚「……るるるるー」

上空

ハーピー「……歌が聞こえる」

ハーピー「あそこにいるのは……人魚」

ハーピー「美しい……」

ハーピー「それに比べて、私はなんて醜いのでしょうか」

ハーピー「神よ、なぜ我々をこのような醜悪な姿形で生み出されたのでしょうか……」

ハーピー「憎い……美しい人魚が……お腹も空きましたし」

ハーピー「今日はあの娘にしましょうか……」

バサッ

ハーピー「……気が付いていないようね。後ろから回りましょう」

バサッ

人魚「るるるるー」

ハーピー「そっと近づいて、後ろからがぶりといきましょう」

魚「おい、全部声に出してるぞ」

ハーピー「ぴやああ?!」

バサバサッ!

人魚「誰かしらあ……」クル

魚「ハーピーだぞ、気をつけろ」

人魚「あら、天使が降りて来られたのねえ」

ハーピー「天使? 何を言っているのでしょうか……この醜い姿を見てもまだそんなことが言えるのですか」

人魚「醜い?」

ハーピー「美を意識することは無意味ですが、こうも美しい存在を前にすれば意識せざるをえません」

人魚「美しい?」

ハーピー「まあ、もういいのです。大人しく私の腹の中に収まりください」

魚「海に飛び込め、人魚!」

ジャプンッ

人魚「るるるるー……」

ハーピー「逃げないのですね」

魚「なにやってるんだ!」

人魚「美しいなどと言われたのは初めて……」

ハーピー「はい?」

人魚「私は人魚の中でも特別に醜いから……」

ハーピー「なんですか、それは。あなたが、そんなに醜いなら、私なんてどれほど醜いというのでしょう」

人魚「そうねえ……とても醜いのかしらあ」

ハーピー「ああ、正直な娘です。今のは心に刺さる言葉でした」

人魚「歌も下手っぴなのよお」

ハーピー「なるほど。だから、あなたの歌には本来の力である魅了が欠けているのですね」

人魚「そうねえ。他を魅了できると思わないもの」

ハーピー「けれど、少なくともあなたは私を魅了しました。私は、このような綺麗な生き物を食べたいと思いました」

人魚「……なら、食べられるのも悪くないかもしれないわねえ」

魚「おいおいおい、何を言ってるんだよ」

ちゃぷんッ

人魚「けれどお、痛いのはいやねえ」

ハーピー「怖がらなくてよいのです。痛みなどありません。ハーピーの唾液は感覚を麻痺させ快楽を生む媚薬なのです」

人魚「ふうん」

ハーピー「では、試しにその腕を」

魚「おいらは、もう知らねえぞ!?」

チャポンッ

ハーピー「……あむ」

人魚「……ッ」

ツー――グチュ

ハーピー「ね?」

人魚「ァ……ッつい」ビクッ

人魚「かじられた所が……熱いッ」ビクッ

ハーピー「身をよじるその姿も艶があり美しい」

チュルッ
ゴクッ

人魚「い……ッきもちい……」ブルッ

ハーピー「では、良い夢を」

ガプッ――ドピュッ




おわり

>>58
被ったら安価下

下着失くしたドジっ娘に真面目娘が自分の脱ぎたて下着を貸す話

シングルマザーとマザコンシスコン姉妹

とある中学校
プールの授業後

ドジ娘「次、数学だってー、やだなあ」

ヌギヌギッ

真面目娘「宿題はされましたか?」

ドジ娘「いやー、もうすっかり忘れてた」

真面目娘「あなたって人は! 私は見せませんよッ」

ドジ娘「うええ……あれ」

キョロ

真面目娘「どうしたんです?」

ドジ娘「下着が……ない」

真面目娘「ええ? 鞄の奥まで見ましたか?」

ドジ娘「う、うん」

同級生「どうしたの?」

ドジ娘「い、いや、下着が無くて…」

同級生「えー、男子がとっていったりして」

ドジ娘「ま、まさかそれはないと思うけど」

真面目娘「制服のポケットとかには……」

ドジ娘「な、ない……」

わたわたッ

ドジ娘「わッ」

グラッ――ドベシャッ

真面目娘「着替えながら探すから……」ハアッ

キンコーンカーンコーン

同級生「やば、予鈴。二人とも急いで。先行くよ」

ドジ娘「う、うん!」

真面目娘「他のロッカーを見てきますね」

テクテク――

ドジ娘「へっくしゅ」

真面目娘「とりあえず、服だけでも着ておいた方がいいでしょう」

ドジ娘「あった?」

真面目娘「……」ブンブン

ドジ娘「ど、どうしようッ……」

真面目娘「と、とりあえずそれでいくしかありません」

ドジ娘「や、やだッ」

真面目娘「やだッって」

ドジ娘「動けないよお……だって、何かあったら、全部見えちゃうんだよ!?」

真面目娘「それはしょうがありません……だいたい、失くしたのは自業自得なのですし」

ドジ娘「いじわるッ! いじわるッ!」

真面目娘「じゃあ、どうすればいいんですか」

ドジ娘「わかんないよお……」

真面目娘(授業をさぼるわけにはいきませんし……)

ドジ娘「一緒にいて……」

ギュッ

真面目娘「はッ、閃きました」

ドジ娘「え?」

真面目娘「これを履くのです」

スッ――ヌギッ

真面目娘「ふんッ」

ドジ娘「ま、待って、それ、今、履いてたやつだよ!? ていうか、そうなると私じゃなくて真面目ちゃんがノーパンだよ!?」

真面目娘「パンツが無くても授業には出ないといけません。あなたが無理なら、私が脱ぎます」

ドジ娘「そういうつもりで言ったわけじゃ」

真面目娘「履くのですか? 履かないのですか?」

グイッ

ドジ娘「ど、ど、ど……どうしよう」

真面目娘「遅い! もう、履きなさい」

グイッ

ドジ娘「きゃッ……」

ガシッ

真面目娘「履かせてあげますッ」

スルッ

ドジ娘「やだやだやだや!!」

ジタバタッ

真面目娘「大人しくしなさい! スカートめくりますね! めくりますよ?! はあッ…‥ハア」

ドジ娘「な、なんだか、息遣い荒いよぉ?!」

真面目娘「あなたが大人しくしないからッ……」

ガチャッ

先生「あら、まだ残ってるの……」

ドジ・真面目娘「「あ」」

先生「……ひえ」




おわり

>>65
被ったら安価下

いつまでも甘えれずツンツンして内心嫌われないかビクビクな付き合いたてな2人

駅付近の田中家

田中「いらっしゃい」

香川「お邪魔します」

田中(今日、香川の服可愛いじゃん……)

香川「一人?」

田中「さっき両親出かけた」

香川「そ……まあ別にどちらでもいいけど」

田中「今日、泊まれるようになって良かったね」

香川「友だちの家ならって」

田中「ふーん……」

香川「……」

香川(あ、ちょっと拗ねた。だって、そういうしかなかったんだもん……親に紹介なんて)

田中「お茶持ってくるから先に上がってて」

香川「うん」

田中の部屋の前

田中(あー、いつまでも慣れない……友だちから彼女になっただけなのに……なんでこんなにドキドキするんだろう)

田中(いつも通りいつも通り)

田中(玄関で抱き着きたくなったけど……それじゃ変な人だし、怖がらせるしでできなかったけど……部屋なら)

田中(……うう、でもそういう雰囲気ってなに? どうすればいいの)

田中(香川って意外と雰囲気とか大事にするし……)

田中(てか、香川良い匂いだったな。何かつけてきたのかな)

田中(はッ……相手は香川。どうせ、また小さいことでうじうじってバカにされるだけだし)

田中(とりあえず様子を見よう)

田中「……はあ」

ガチャ

香川「なによ、入ってきてそうそう溜息?」

田中「げ」

香川「げ?」

田中「まあまあ、はい、エイドリアンのチーズケーキ」

香川「うそ? いつ並んで来たの?」

田中「今朝頑張った」

香川「もー、えらい田中」

ナデナデ

田中「……ッ」

香川「あ……」

田中「た、食べなよ」

香川「なに意識してるの」

田中「香川こそ」

香川「頭撫でるくらい誰にでもするのよ?」

田中「だ、誰でも?」

香川「いや、その田中にしかしたことないけど……」

田中「そ、そう」

香川「……食べる」

田中「うん…‥」

―――
――

香川「でね、そのバイトの女がいちいちうるさいのよ。人のやること否定してばっかりで。そのくせ、自分の意見言わないし……」

田中「香川、もしかしてまたその喧嘩買った?」

香川「あったりまえじゃん」

田中「まじかあ……いつも言ってるじゃん。後で恨み買うんだから」

香川「むかついたんだもん」

田中「なんで、こんなにちっさいのに喧嘩っ早いのかな」

香川「小さいのは関係ないでしょ」

田中(返り打ちに合されるのが怖いから言ってるのに……この心配してる気持ちわかんないかなあ)

香川「田中、口にクリームついてる」

田中「え、どこ?」

香川「ここ」

ツンツン

田中「?」

サスサス

田中「……え、えっと」

香川「な、舐めた方が良い?」

田中「ええ!?」

香川「じょ、冗談よ、そんなに驚かないでよ」

田中「びっくりした、普段そんなこと言わないじゃん」

香川「だから冗談だって!!」プイッ

田中「……あ」ペロ

田中(上手い……)

田中「あのさ……か、香川、もしかしてキスしたかった?」

香川「……」ピク

田中「ま、まさかね……まだ、手さえろくに握ってないのにねえ?」

香川「た、田中こそどうなの」

田中「わ、私? 私は……別にどっちでも。香川がしたい時にすればいいと思うし」

香川「……なにそれずるい」

田中「香川のお子ちゃまペースに合わせるから」

香川「お子ちゃまだとう?」

グニッ

田中「あ、いたッ痛いッ痛いですッ!」

香川「お子ちゃまは田中の方でしょ……ッ」

田中(香川がそういうの苦手そうだから、こっちは必死で我慢してるって言うのにッ)

香川「私は、別に平気なのよッ」

田中「そお、じゃあ……ほれ」

スッ

香川「なによ、腕伸ばして」

田中「抱き着いてみてよ」ドキドキッ

田中(……来ないだろうな)

香川「いいわよ」

田中「へえ?」

香川「……」キッ

田中「なんで睨むのさ」

香川「……」

ノソ

田中「まるで、生まれたての小鹿みたいなのろさ」

香川「ま、待ってなさいよ」

田中「そんな臨戦態勢で来ないでよ」

香川「……てか私って抱きしめれる方なんだ」ボソッ

田中「え?」

香川「なんでもない……」

田中(抱き着いて、ぎゅーってして、すりすりして……離したくない)

田中(って言ったら……怒るかもな)

田中(言えないけど)

香川「田中!」

田中「はい!」

香川「とう!!」

ゴスッ

田中「ごふッ」

ドシャッ

香川「どう!?」

田中「……な、ナイスタックル」

田中「って、ふざけんな香川!」

ぎゅう!

香川「首ッ、首締まってる!」

田中(あれ、これ抱擁してるじゃん)

香川「でい!」

ガンッ

田中「あごおおお……ッぉ」ジンジンッ

香川「なんでプロレスしないといけないのよ……」

田中「それはこっちの台詞だから」

香川「……に、苦手なのよ」

田中「私だって……苦手だし」

香川「うそ」

田中「うそじゃない」

香川「……キスとかしないと、嫌いになる?」

田中「そんなんでなるか」

香川「……そう」

田中「でも……どうしたら、嫌われずにできるかなって……いっつも考えてる」

香川「う……」

田中「で、でも別に一緒にいるだけで、その……うん、わかるよね」

香川「なに……はっきり言って」

田中「言わないとだめなの?」

香川「うん」

田中「鬼か」

香川「鬼よ」

田中「すーはーすーは……」

香川「なにその準備」

田中「準備いるの」

香川「へえ」

田中「い、一緒にいるだけで……ほんと……幸せ」ボンッ

香川「……そう、知ってた」カアッ

田中「さ、さいですか」カアッ






おわり

次は
>>75
被ったら安価下

クレイジーサイコレズ後輩 ノンケ先輩

とあるコンビニ

レズ後輩「あ、先輩発見」

ノンケ先輩「……後輩」

レズ後輩「何読んでるんですか?」

ノンケ先輩「痴漢撃退100選」

レズ後輩「やだあ、誰に狙われてるんですかあ」

ノンケ先輩「誰だと思う」

レズ後輩「え、それ何かのフリですか?」

ノンケ先輩「そう」

レズ先輩「うーん、あ!」

ノンケ先輩「誰?」

レズ先輩「わ・た・し」

ノンケ先輩「大正解。そして、今私がここにいることがよく分かったな」

レズ後輩「この間渡した神社のお守りに、距離と方位が分かる発信機仕込んでおきましたよ」

ノンケ先輩「まじか」

ゴソゴソッ
カチャッ

ノンケ先輩「ふん!」

パキッ

レズ後輩「あひい?!」

ノンケ先輩「じゃ、帰り道気をつけるよ」

スタスタ

レズ後輩「やだ、待って先輩」

スタスタ
むぎゅ

ノンケ先輩「胸を押し付けるな」

レズ後輩「これは、大きいから」

ノンケ先輩「顔、近い」

レズ後輩「これは、先輩のせい」

ノンケ先輩「おまえ、家逆方向だろ」

レズ後輩「近くに部屋借りたんです」

ノンケ先輩「なんで」

レズ後輩「先輩のこといつでも見れるように。先輩の部屋私のアパートから丸見えなんですよ。いつも、9時になったら筋トレしてますよねえ? 見てますよ。頑張ってくださいね。応援してます。あ、これ指し入れのプロテインです」

ガサガサッ

ノンケ先輩「うんありがとう。ちょっとそこの交番行こうか」

レズ後輩「それより、私の家に行きません?」

ノンケ先輩「ノー。断じてノー」

レズ後輩「……なんか、先輩私のこと嫌ってませんか?」

ノンケ先輩「え、今さら?」

レズ後輩「やっぱり! 他に女ができたんですか?」

ノンケ先輩「なんで女になるんだ」

レズ後輩「女子高だからですよ!」

ノンケ先輩「普通は男だろう」

レズ後輩「ちょっと、刺し違えてでも始末してきますからねえ、住所を教えてください」

ノンケ先輩「いないって、私に言いよって来るのはお前くらいだ」

レズ後輩「え、私一筋ですか? 照れますね」

ノンケ先輩「お前の耳はどうなってるんだ」

グニ――ッ

レズ後輩「いた、いたいですけどもっと!」

ノンケ先輩「やらん」

パッ

レズ後輩「あ、先輩、あそこが私のアパートです」

ノンケ先輩「そうかい」

スタスタ

レズ後輩「せんぱーい!?」

ノンケ先輩「じゃ、家ここなんで」

ガチャッ
バンッ

レズ後輩「ぐすん……」

レズ後輩の借りたアパート

レズ後輩「双眼鏡どこだっけ」

ゴソゴソッ

レズ後輩「……」

レズ後輩「あ、しめた。カーテンを閉めるの忘れてますね。もう、先輩おっちょこちょいなんだから」

レズ後輩「……」

レズ後輩「でも、先輩って……なんでいつも部屋でご飯食べてるんだろう」

レズ後輩「……家の人と食べたりしないのかなあ」

レズ後輩「人の事言えないけど」

―――
――


レズ後輩「あ、先輩来た」

レズ後輩「……あれ、泣いてる」

レズ後輩「もしや、私との別れが辛すぎて」

レズ後輩「やっぱり強がりだったんですね」

レズ後輩「明日は絶対、来てもらわないと」ニコ

次の日
帰り道

レズ後輩「せんぱーい」

ノンケ先輩「おつかれさん、さようなら、また明日」

レズ後輩「どうせ、帰り道一緒なんですから!」

ぎゅッ

レズ後輩「そう言えば、昨日夜に泣いてましたけど大丈夫ですか?」

ノンケ先輩「なんで知ってる」

レズ後輩「だって、アパートから見えるって言ったじゃないですか」

ノンケ先輩「あれ、本当だったの……」

レズ後輩「私、先輩に嘘ついたこと一度もありませんよ」

ノンケ先輩「……」

レズ後輩「先輩?」

ノンケ先輩「離して」

トンッ

レズ後輩「やだ、一生はなし……先輩?」

ノンケ先輩「先に帰らせて」

タタタタッ

レズ後輩「……」

―――
――
アパート

レズ後輩「先輩、今日おかしかったなあ」

レズ後輩「何かあったのかな」

レズ後輩「ちょっと、家の受話器に盗聴器仕掛けておいた方が良かったかな」

レズ後輩「うーん、捕まったら先輩と一緒にいれないし」

レズ後輩「直接行ってみようかな」

先輩の家

レズ後輩「超高感度集音器……作動」

カチッ

レズ後輩「これを……リビングの壁にっと」

ピトッ

レズ後輩「……テレビの音」

『……待ちなさい』

レズ後輩「これは、お父さんの声ですね」

『お姉ちゃんはこんなに真面目に学校にいってるのに、なんで妹のお前はそんななんだ!』

レズ後輩「お父さん……の言い争い?」

『お姉ちゃんを見習え! 見習え! この愚図! できそこない!』

『お父さん、もう止めて! 妹の口から血が出てる!』

レズ後輩「……」

『お前は、妹にきちんと言いなさい! お母さんの分まできちんと言うんだ! 叱らないと叩かないと分からない、いや、何をしても無駄なんだろな!』

『お姉ちゃん、助けてッ』

『お父さん、お父さん止めて!』

レズ後輩「……」

レズ後輩「……」

スクッ

レズ後輩「……」

カチャッ

レズ後輩「あ、こんな所にちょうどいい植木鉢が」

ヒョイッ
ブンッ――ガシャアアン!!
パラパラッ

父「な、なんだ?!」

ノンケ先輩「……な」

妹「……ごほッ……う」グタッ

レズ後輩「……す、すいません先輩! 先輩の家に植木鉢ごとお花を届けようとしてたんですけど、お庭で転んじゃってこんなことに!!」

ぺこぺこ

ノンケ先輩「……は、はい?」

父「お前の友だちか!? いや、こんな阿呆なのは……妹、お前の知り合いだろう!」

ドカッ

妹「いッ……」

ノンケ先輩「……ッ」

レズ後輩「だまれおんどりゃああ!!」

キイイイ――ン

父「!?」

ノンケ先輩「な、なにを」

レズ後輩「ノンケ先輩は全宇宙の宝です! すなわち、ノンケ先輩の妹も宇宙の宝! それをこのように痛めつけるなんてお天道様が許しても、私は絶対に許しませんね!」

レズ後輩「したがって、私はノンケ先輩と妹さんを……これ以上辛い目に合わせたくありません」

父「不法侵入器物破損……私は刑事をしていてね。証拠主義の警察がどっちを信用してくれるかは一目瞭然だ!」

レズ後輩「あなたの意見なんて聞いていません!」

レズ後輩「ノンケ先輩、妹さん! 私と明るい家庭を一緒につくっていきましょう! 一生幸せにしてみせます!」

ノンケ先輩「無理だ。何言ってるんだ」

レズ後輩「無理じゃありません」

妹「……ごほッ」

ノンケ先輩「なに考えてるんだ。こっちの迷惑も考えずにつきまとってきた変態のくせに」

レズ後輩「でも、先輩、一回も嫌って言わなかったじゃないですか! 私のこと強く突き放そうとしなかった」

ノンケ先輩「……ッ」

レズ後輩「無理だとか言ってる内は、絶対無理なんですよ、先輩」

妹「……誰でもいいよ。誰でもいいから何とかして」

ノンケ先輩「……妹」

父「おい、お前たち何をたわけたことを」

レズ後輩「私は二人に一生ご奉仕できる自信があります! 誰に何を言われても、二人を24時間おトイレお風呂まで見守り続けます!」

ノンケ先輩「……むりだ」

レズ後輩「無理だって諦めるなら、最初から先輩につきまとったりしてませんから……」

ノンケ先輩「……」

レズ後輩「三人でいちゃラブセックスしましょ?」

ノンケ先輩「妹……」

妹「言ってることは……危険だけど、ここにいるよりは……いいよ」

ノンケ後輩「……どっちもどっちだよ。でも、愛してくれる方がいいな」

父「おい、どこへ行く! 戻って来い!」

レズ後輩「しばらく、頭冷やせや!!」ペッ

―――
――


レズ後輩「……まずは、病院に行きましょうか」

ノンケ先輩「……ああ」

妹「……」

レズ後輩「勢いで飛び出てしまって、後悔してますか」

ノンケ先輩「いや……お前みたいな地球外生物でも来なければ、この未来は無かったよ」

妹「お姉ちゃん、それ……褒めてない」

レズ後輩「いいえ、最高の褒め言葉ですよ」

ノンケ先輩「ポジティブな奴」

レズ後輩「先輩大好きですよ」

ギュッ

ノンケ先輩「……」


おわり

あと一組で終わりにします
>>89
被ったら安価下

スク水娘xスパッツ娘

最後なのでもっと細かく決めます

・二人の年齢
・二人の性格
・二人にどうなって欲しいか

>>91
被ったら安価下

11/10
気弱/快活
末長くお幸せに。

とある小学校のプール

スク水「……ぶくぶく」

スパッツ「いーち、にーい、さーん、しーい」

スク水「もう……だめ死んじゃうよお!」

ザバッ

スパッツ「頑張ったね! スク水ちゃん!」

スク水「……ごほッ……ごほッ」

スパッツ「大丈夫? 手貸すよ」

スッ

スク水「濡れちゃうよ……」

スパッツ「いいって、いいって、ほら」

スク水「うん」

ギュッ――グイ

スパッツ「……おろ」

ツルッ――

スク水「あ」

スパッツ「ありゃ」

――ドバシャーンッ!!

ポタッポタッ

先生「はい、体操服とタオル置いておくわよ」

スパッツ「ありがとうございます」

先生「なにやってるの全く」

スパッツ「えへへ」

先生「はーい、授業を再開しますよー」

スパッツ「……へっくしゅ!」

スク水「ご、ごめんねえ」

スパッツ「いいよいいよ。私が水着忘れちゃったのが悪いの。それより、一緒に泳げなくてごめんね」

スク水「そんなこと……一緒にいてくれるだけで……」

スパッツ「うん! そこのベンチで見てるからね」ニコ

スク水「……ありがとう」

先生「次は、クロールの練習をしますね!」

スパッツ「頑張ってね!」

スク水「う、うん」

バシャバシャッ

先生「大きく腕を回しましょう」

スク水「う……ぶくぶく」

スパッツ「あ」

スク水「……ぷは!」

ざばッ

スパッツ「良かった!」

スク水「やっぱり、私。何回やっても……泳げないね」

スパッツ「そんな、こんなに頑張ってるのに」

スク水「でも、私、こんな体だし……」

スパッツ「それでも、きっといつか泳げるよ……」

スク水「……」

次の日

スパッツ「おーい!」

スク水「あ」

フリフリ

スパッツ「自主トレ? えらーい!」

スク水「いつでも……できるんだけど、スパッツちゃんこのくらいの時間に通るから」

スパッツ「じゃあ、ここで見てるからまた顔を水につける所からしよっか」

スク水「うん……はぷ」

ちゃぱん

スク水「……」

スパッツ「1、2、3――」


「おはようございまーす」

「おはようございまーす!」


スパッツ「6、7――」

先生「スパッツさん、おはよう」

スパッツ「おはようございます」

先生「早く行かないとチャイムなっちゃうわよ」

スパッツ「はい!」

スパッツ「……10! すごい、最高記録だよ!」

スク水「はあ……はあッ」

スパッツ「やった! やったねスク水ちゃん!」

スク水「でも……私、6年生で、スパッツちゃんよりも一個上なのに……全然」

スパッツ「誰でも苦手なものってあるよ? 私は、スカート嫌いだからいっつもスパッツだもん」

スク水「……でも、私、いつまで経っても……このプール泳ぎ切れない」

スパッツ「それは……」

スク水「ごめんね。こんなこと言っても困らせるだけだよね……」

スパッツ「……ううん、私スク水ちゃんが頑張ってるの見てると、私も頑張らなきゃってなるの。だから、スク水ちゃんのことそんな風に思ったことないよ」

スク水「スパッツちゃん……それでも、いつまでもスパッツちゃんが見てくれるわけじゃないもの」

キーンコーンカーンコーン

スパッツ「あ、大変ッ」

スク水「もう、行って……授業始まっちゃうよ」

スパッツ「う……うん」

タタタタ――

スク水「……」

チャプッ

次の日

スパッツ「え、今日プールないんですか?」

先生「そうなのよ」

スパッツ「そんな」

先生「どうもね、何かに足を引っ張られたって子がたくさんいるの」

スパッツ「え」

先生「たぶんちゃんとストレッチをしないで入っちゃったから、足がつったんだと思うんだけどね。もしかしたら、プールに生き物がいるかもしれないから水をいったん抜いて調べることになったのよ」

スパッツ「え?!」

先生「スパッツちゃん、プール好きだったのにごめんね。急に決まって」

スパッツ「い、いつ抜いちゃうんですか?!」

先生「来週にはねえ」

スパッツ「……そんな」

放課後

『立ち入り禁止』

スパッツ「……ッ」

ヒョイッ
タタタタ――

スパッツ「スク水ちゃん」

チャプッ

スパッツ「いないの?」

スパッツ「……怒ったの?」

スパッツ「出てきてよ」

スパッツ「スク水ちゃん!」

チャプッ

スク水「……スパッツちゃん」

スパッツ「スク水ちゃん!」

タタタッ

スク水「来ないで!」

スパッツ「なんで」

スク水「来たら、溺れさせちゃう」

スパッツ「そんなこと……スク水ちゃんはしないよ」

スク水「……だめなの」ポロポロ

スパッツ「苦しいの? どこか痛くした?」

スク水「スパッツちゃんが、もう、ここに来てくれないと思うと……苦しいよぉ……」ポロポロ

スパッツ「スク水ちゃん……」

スク水「いやだよ……痛いよ」ポロポロ

スパッツ「……水が無くなると、また来年の夏まで出て来れないの?」

スク水「……」コク

スパッツ「……誰とも喋れないの?」

スク水「……」コク

スパッツ「別の場所にはいけないの?」

スク水「……」コク

スパッツ「そっか……」

スク水「どこにもいない。誰にも認識されない……なんなのかな……私って」

スパッツ「だから、みんなの足を引っ張ってたの?」

スク水「……それは」

スパッツ「スク水ちゃんには、私がついてるよ」

チャポンッ

スク水「だ、だめだよ! 入ってきちゃダメ!」

スパッツ「……いいんだよ。私、ずっとずっと、泳げるまでそばにいるから」

スク水「……だめ」

スパッツ「ね」

ぎゅッ

スク水「スパッツ……ちゃん」

ぎゅッ

スパッツ「初めて抱きしめれた」





おわり

ということでお付き合い感謝
またどこかで会いましょう

乙でした

おつ
また書いてくだされ

んむ、よい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom