みく「李衣菜チャンが指からダラダラ血を垂れ流しながらギター弾いてた」 (37)

※ここに警告文のあるものとする






バターン!

みく「誰にゃ!李衣菜チャンにDrフィールグッド教えたのは!!!」

夏樹「なんだよ、びっくりするなぁ」

輝子「扉、壊れちゃうぞ……」

涼「どうしたどうした」

みく「さっき李衣菜チャンが指から血ぃ流しながらギター弾いてたのにゃ!」

夏樹「ウィルコ奏法とは、ロックだな」

涼「クールだ」

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みく「で、誰なの、教えたのは。夏樹チャン?」

夏樹「アタシじゃねぇよ」

涼「アタシでもないよ?」

輝子「おなじく」

みく「え…じゃあ誰なの…」

涼「そういえば前に李衣菜が『ギターのピックの使い方がよくわからないなぁ……指で弾いちゃえっ』とか言ってたような…」

夏樹「あいつ、自分でウィルコ奏法に行き着いたのか…マジかよ、ロックだな」

みく「ピックの使い方くらい教えてあげなよ…ちょっとは弾けるんでしょ?」

涼「いやぁ、どう工夫するのか興味あったし…」

みく「李衣菜チャンはにわかが売りなの!急に尖ったことしだしたらイメージダウンにゃあ」

輝子「でも、弾けるようになったんだね…ギター…」

みく「まあ、シャッグスくらいには弾けるようになったんじゃないかにゃ」

涼「いや、あれはあれで評価高いから」

輝子「あのバンド褒めてるのって面倒くさいやつらばかりじゃねぇか」

輝子「ああ…近寄りがたいよね…」


涼「なんだよ。いいじゃんか」

夏樹「涼ってもしかしてグランジで洗礼受けたクチか?」

みく「洗礼?」

夏樹「ロックに目覚めたきっかけのことさ」

涼「いや、まあ、グランジも聴くけどさ…」

みく「洗礼ねぇ…」

夏樹「輝子はあれだろ?メタリカあたりだろ」

輝子「いえ、筋肉少女帯からでして……ふひ…」

涼「筋少!?なんでまた…いや、似合ってる感じはするけど…」

輝子「深夜観たアニメのOPをオーケンが歌ってて、そこから…って感じです、ハイ…」

夏樹「非正規ルートの洗礼か…」

みく「いやいや、今の時代はアニメでロックの洗礼受ける子も多いと思うにゃ。輝子チャンにはマタンゴをカバーしてほしいにゃあ」


涼「夏樹の洗礼は?」

輝子「デビッド・ボウイ…?」

夏樹「おうよ。カムバック、ボウイ……」

涼「ボウイなんだ。髪型からして、てっきりストレイキャッツのほうかと」

みく「セッツァー好きなら、ギターはグレッチのはずにゃ」

涼「それもそうか。でもボウイ好きの夏樹があのタイプのギター使うか?ヘッドを見る限り、メタルよりのモデルに見えるけど」

夏樹「音がいいんだよ。ドンシャリで」

涼「アタシ、ストラトのキンキンした音苦手なんだよなぁ」

みく「そう?みくは好きだけどにゃあ」

輝子「ストラト使うのは、やっぱりレフティだから…?」

夏樹「まあ、ジミヘンは意識するよな、やっぱり」

みく「ギター燃やさないの?」

夏樹「アタシはギターは可愛がる性質だからな」

みく「なんにゃ、つまらん」

輝子「ねぇ、なつきちさん……今度、黒いSG使ってよ……一緒にブラックサバスやろ…?アイオミも左ききだし…」

夏樹「サバスか。アイアンマンでも演るか?」

輝子「ヒャッハアアアアアアアアアアアア!!!!!」


涼「そういえば765さんにもギター使ってるヤツいるよな」

みく「ジュリアチャン?」

涼「そうそう。パンク好きでレスポールスペシャル使うのはわかるけど、あいつストラトも使うだろ?パンクスでストラト使いっていたっけ?」

夏樹「ああ、確かに。パンクスならレスポールが一般的かもな」

みく「いるいる。グリーンデイ」

涼「あー!アイツ、ストラトだっけ!」

みく「そうそう。レスポールスペシャルも使うし。ファッション見ても、絶対そうにゃ」

輝子「流石、パンクス前川…」

みく「なんにゃそれ!みくは可愛いネコチャンアイドルなの!」

夏樹「嘘つけよ。この前、ヘッドホンからスターリンが漏れてたぞ」

涼「李衣菜のヤツ、心配してたぞ?『みくちゃんが怖い曲ばっかり聴いてる…』って」

みく「うっ…!」

輝子「好きなバンドは…?」

みく「INU」

夏樹「アングラか…」

涼「ネコチャンアイドルがINU好きとはこれ如何に」

みく「いいでしょ別に」


夏樹「で、結局涼は何で洗礼受けたんだよ」

輝子「元々お嬢様なんだよね…クラッシックとかジャズとか聴いてそう…」

涼「…………ネイキッドシティ」

みく「ハァ!?」

夏樹「なんでだよ…ゴアグラインドじゃねえか…」

涼「いやジャズだよ」

みく「あれのどこがジャズなのにゃ!」

輝子「ノイズじゃないのか…?」

涼「いやぁ、元々ジャズが好きだったんだけど、流れでジョン・ゾーンを知ってそこから……」

みく「なんでそっちに行っちゃったかにゃあ…」

涼「自分の環境に縛られてる感じが嫌でちょっと尖って時期があってな……ネイキッドシティからボアダムズにいって、ニルヴァーナとかソニックユースみたいなグランジを知って、いろんなバンド聴くようになって……今に至る」

夏樹「よくこっち側に来れたな…」

涼「丸くなったんだよ」

みく「いろいろあるもんだにゃあ」


ガチャッ

李衣菜「あっ、みんないた!そろそろライブ始まるよ?」

夏樹「おう、だりー」

李衣菜「何の話してたの?」

涼「なんでもないさ」

みく「ところで李衣菜チャン、世界の終わりといえば?」

李衣菜「え?どらげない?」

みく「よかった、まだにわかロックのままだにゃ!」ホッ

李衣菜「えっ、なんでバカにされたの今…」

夏樹「バカになんかしてないさ。焦らず、ゆっくり自分のロックを見つけろってことよ」

李衣菜「えぇ…?よくわからないけど……まあいいや」

涼「さ、ライブだライブ!」

李衣菜「ちゃんとギター弾けるかなぁ…不安だよ…」

夏樹「心配すんな。アンプにシールドブッ刺す。ボリュームを11まで合わす。演る。以上だ」

李衣菜「ウッヒョー!ロックだー!」ウヒョー

輝子「スパイナルタップ感ある……」

みく「ライブ中にドラマーが爆発とか勘弁してよ?」

夏樹「そうだ。輝子、この前言ってたメイヘムのアルバム、手に入れたぞ。ショットガンのやつ。後でやるよ」

輝子「マジですか…!なつきちさん、しゅき……」

李衣菜「あっ、そういえば最近、フランク・ザッパっていう人に興味があるんだけど、誰かアルバム持ってる?」

涼「やめとけ。ステージ上でウンコ食うはめになるぞ」

李衣菜「えっ!!?」

みく「あれってガセなんじゃなかったっけ?」

李衣菜「なんなのそれ…ロックってわからないなぁ…」




終劇

これにて終了ですー

ホントだ
まあ、いいや

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