提督「そうするとできるだけ子供っぽい子がいいのかな？」

提督「いや、でも思春期真っ盛りって感じの娘も悪くないな」

提督「うーん難しい……でも艦娘って言うくらいだし皆娘になる素質はあると思うな」

コンコン

提督「はーい」

大淀「失礼します」ｶﾞﾁｬ

大淀「提督、本日の任務です」

提督「ありがとう………なあ、大淀」

大淀「なんでしょうか？」

提督「1番娘っぽい駆逐隊って誰かな？」

隊→× 艦→〇

大淀「……はい？」

提督「だから1番娘っぽい子って誰かなーって」

大淀「どうしていきなりそんなことを？」

提督「いやぁ…娘が欲しいなって思ってさ」

大淀「あの……よく意味が」

提督「まあ細かいことは良いだろーそれよりどうかな？1番娘オーラがすごい駆逐艦」

大淀「そうですね………>>+1さんとかでしょうか…」

提督「満潮？」

大淀「はい、反抗期の娘さんって感じがとても良いかと」

提督「なるほど…確かに言われてみるとそうだな…」

提督「ありがとう、参考になったよ」

大淀「そ、そうですか？では私は失礼しますね…」

バタン

提督「よしじゃあ満潮に娘になってもらうか」

提督「……といってもどうやって？」

提督「とりあえずダメもとで頼んでみるか」

ーー

満潮「それで用事は何？」

提督「ちょっと頼みごとがあって」

満潮「だったら早くしてくれる？私だって暇じゃないんだから」

提督「えっとさ……俺の娘になってくれない？」

満潮「……は？」

提督「ダメかな？」

満潮「え…いやいや、ダメとかじゃなくて急に何言ってんのよあんた」

提督「頼むよー娘が欲しいんだよ」

満潮「知らないわよ！勝手に結婚でもして作ればいいでしょ！」

提督「それができたら苦労しないって…」

満潮「だからって私を巻き込まないでよ！もう戻るわよ…」

提督「うぅ……頼むよぉ……１日だけでいいからぁ……」ｶﾞｼｯ

満潮「時間の問題じゃないわよ！だいたい娘になるなんて簡単なことじゃないじゃない」

提督「形だけ！形だけ1日娘を演じてくれれば良いから！頼む！」ﾊﾟﾝ

満潮「………はぁ…分かったわよ」

提督「い、いいのか！？」ﾊﾟｧｧ

満潮「ちょっとだけだからね…」

提督「やったー！」

提督「じゃあまずはパパって呼んで」

満潮「は？なんでよ」

提督「え……だって親子なんだから当たり前だろ？あ、それともお父さんの方がいいか？」

満潮「そういう問題じゃないわよ！嫌よどっちも！」

提督「付き合ってくれるって言ったのに……」ｼｭﾝ

満潮「う……」

満潮「わ、分かったわよ！呼べばいいんでしょ！」

提督「…！」ﾊﾟｧｧ

満潮「……お……おとう…さん…」ｶｧｧ

提督「なんだい満潮？」ﾆｺﾆｺ

満潮「も、もういいでしょ！」

提督「ダメだよ！１日付き合ってって言ったじゃん！」

満潮「私だってそんなに暇じゃないのよ！」

提督「じゃあ一時間！一時間だけでいいから！」

満潮「………仕方ないわね…」

提督「じゃあ俺が家に帰って来たって体でお迎えする娘を演じてね！」ｶﾞﾁｬ

バタン

満潮(なんでこんな目に……)ﾊｧ

ガチャ

提督「ただいま～！」

満潮「…お、おかえり……お父さん…」

提督「満潮ー！わざわざ出迎えてくれるなんていい子だなぁ～」

満潮「はあ！？あんたが言えって言ったんでしょ！」

提督「こら！そんな言葉遣いダメだぞ！」

満潮「………ご、ごめんなさい」

提督「ははは、ちゃんと謝れたなえくぇらいえらい！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

満潮「やめてよ！もう子供じゃないんだから！」ﾊﾞｯ

提督「えーまだ子供だろ～」ﾓﾐﾓﾐ

満潮「なっ…！」

満潮「何してんのよクズ！ばっかじゃないの！？」

提督「やっぱり子供じゃないか～」

満潮「だいたいあんた娘が欲しいんでしょ！？娘の胸を揉む親がどこにいるのよ！」

提督「え？最近の親子は普通にするみたいだぞ？」

満潮「………え？」