ズォーダー大帝「皆のもの、今日はめでたき日だ」 (26)

ズォーダー大帝「宇宙戦艦ヤマトは、新たな節目を迎えた」

ズォーダー大帝「来年には、宇宙戦艦ヤマトが初めてスパロボに参戦し」

ズォーダー大帝「我々全宇宙の覇者ガトランティス帝国が活躍するだろう宇宙戦艦ヤマト2202の作成も始まった」

ズォーダー大帝「今日は、臣民一同無礼講の宴席をもうけた!」

ズォーダー大帝「宴を存分に楽しむがよい、プロージット(乾杯!)

ラ・サ・ゲ「「「プレージット!」」」

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サーベラ「大帝、お酒をおそぎしましょう」

ズォーダー大帝「サーベラ、今日は無礼講といっただろう」

ズォーダー大帝「君たるものが一度言ったことを曲げるわけにはいかぬ」

サーベラ「これはとんだご無礼を、ですが大帝これは大帝というお立場ではなく私の純粋な心遣いによるものです」

サーベラ「それならば構いませんね」

ズォーダー「うむ、ならばよかろう」

ラーゼラー「総参謀長は、ずいぶんご機嫌がよろしいですような」

サーベラ「ええ、大帝の前で不遜な物言いをさせていただきますが、私は宇宙戦艦ヤマト星めぐる箱舟から登場しています」

サーベラ「白銀のシファル・サーベラとフルネームと異名もつけられ、活躍の場が与えられるのではないかとうれしいのです」

ゲーニッツ「総参謀長の機嫌を損ねるようで悪いが、そうとばかりはいいきれないだろう」

サーベラ「ゲーニッツ、どういうことかおっしゃいなさい!」

ゲーニッツ「これは参謀長ばかりではなく、私にも言えることですが今回ヤマト2202の製作に
携わるのは福井晴敏という作家です」

ゲーニッツ「この作家が描いたガンダムUCでは、マリーダ・クルスという女性キャラクターは、機動戦士ガンダムSEEDDESTINY
ではステラ・ルーシェという洗脳され、本人の意思を無視され使い捨ての兵器として扱われた人間兵器もいるので一概には言えませんが、
人身売買され性的虐待を被るという被害を受けているという設定です」

ゲーニッツ「かなり救いのないダークな設定といえるでしょう、大帝どうなさいました?」

ズォーダー大帝「あるヤマト二次創作で私が女性を権力を背景に手篭めにするすきものという設定をつけられたのを
苦々しく思っているだけだ」

ズォーダー大帝「タイタニアという田中芳樹が描く小説の敵タイタニア一族の大物も妾を多く持つとされているが、思い出しただけで
腹ただしい!」

訂正 腹立たしい

ズォーダー大帝「構わん、続けてくれ・・・・」

ゲーニッツ「また機動戦士ターンエーガンダムのノベライズにおいても原作のグエンというキャラクターが性的
児童虐待を父親から受けたとされていたり、ハリー・オードというキャラクターがディアナ・ソレルの思いのあまりに
暴走するなどがあります ほかにもこの作品にはありますが、それはおいておいてもオリジナルな作品でもダークな設定が多い」

ラーゼラー「つまり、こういいたいのか? サーベラー参謀総長は、肌の色の違いから異民族ではないかといわれている」

ラーゼラー「われわれガトランティスはいうならば、帝国主義による領土拡張を国是とする国家 つまり征服された被征服民というダークな背景がつけられるのではと?」

ラーゼラー「下手に暗い設定をつけられ、楽しめなくなるということか・・・・」

ゲーニッツ「最も劇場版での台詞をみる限り、被征服民から成り上がったということはないでしょう」

ゲーニッツ「とはいえ、暗い設定をつけられる可能性があるのは、我々一同全員にあるかもしれません」
ズォーダー大帝「私の場合ならば、徹底的な暴力の行使に踏み切るのは幼年期の虐待という形になるだろうか?」

ラーゼラー「お戯れを、大帝・・・・」

ラーゼラー「2199や星巡る方舟をみる限り、ガトランティス帝国は首都の移動要塞で移動しながら侵略を続けているからモンゴル帝国と解釈されているのでしょう」

ラーゼラー「好戦的な指導者として、言うならば同じ気質をもつチンギス・ハンのような新たな魅力がこの解釈では加わるかもしれません」

ズォーダー大帝「モンゴル民族を統一し、一代で巨大な領土を築いた蒼い狼か・・・」

ズォーダー大帝「悪くはない」

サ―ベラ―「ダークな設定というのも悪いものではないでしょう、ゲーニッツ」
ゲーニッツ「ほう?」

サ―ベラー「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちの冒頭をみる限りガトランティスは、侵略先の惑星に呵責ない戦略爆撃を仕掛けるようです」

サーベラー「劇中では、デスバデーターの背後にキノコ雲が生じたり、地平線の果てに広がる大爆発も起きています」

サーベラー「核兵器あるいはそれに準ずる兵器で侵略を行う国家としたら、単にじゃ悪な国家とするのではなくダークな設定をつければ深みが増すというもの・・・」

ゲーニッツ「なるほど・・・・」
ゲーニッツ「一理あるが、やはりダークな設定にせよさじ加減は大事だと私は思う」

ラーゼラー「昔のフィクションにでる悪の国家なら大半がやっているが、我々も奴隷化した住民で働けない存在を容赦なく射殺している」

ラーゼラー「描写されるシーンを考えれば、やっていることは独裁国家とかわりないというダーク極まりないものだがな・・・」

ズォーダー大帝「懸念することは、まだあるだろう」
ズォーダー大帝「我々が敵として出る以上、圧倒的なインパクトを視聴者に与えなければならはい」

ズォーダー大帝「宇宙艦隊司令長官のゲーニッツよ、私の帝国は絶大な戦力による侵略戦争が可能なのか?」
ラーゼラー「2199では、ドメル最強のために我々がかませにされましたからね・・・・」

サ―ベラ「劇場版にでたゴラン・ダーガムのような指揮官だらけなら・・・帝国はおしまいです!」

ゲーニッツ「艦隊司令長官の立場としていってもらえば、難しいとしか言えません」

ゲーニッツ「2202でどのような設定づけがされるのかにもよりますが、現時点の艦隊戦力には不安があります」

ゲーニッツ「我々ガトランティスの主力足りうるは、空母機動部隊です」

>>12

訂正 艦隊司令長官の立場として言わせてもらえば

ゲーニッツ「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たちの冒頭では、高速中型空母一隻あるいは小部隊によって容易く一惑星を焦土としており」

ゲーニッツ「威力偵察部隊に過ぎないナスカ艦隊にも空母が配備されています」
ゲーニッツ「ヤマト2では、ゲルン率いる60隻の空母部隊が登場しています」

ゲーニッツ「これら空母戦力と砲撃戦を前提にした戦艦と駆逐艦を組み合わせた部隊を運用するのが我が帝国の艦隊運用ドクトリンです」

ゲーニッツ「が、2199では高速中型空母に当たる空母の艦載機搭載数が大幅に削減されています」

ゲーニッツ「また星巡る方舟では、攻撃機に戦闘機の護衛をそもそも用意しないという用兵上の間違いもあります 小部隊であるため、用意しなかったのかもしれませんが・・・・」

ゲーニッツ「メダルーザのような高性能艦ではない量産型に当たる戦艦の性能が不明、ミサイル艦に相当するラスコー級の対空火力などが優れていると一概には言えませんが、劣っているところがあるのは確かです」

ゲーニッツ「それに白色彗星もあるかも不明です」

ズォーダ―大帝「余の帝国の象徴といえば、白色彗星だろう」

ズォーダ―大帝「登場させないということは、あるまい?」

ゲーニッツ「2202が2199のパラレルワ―ルドであるため、もしかすると結ばれていないという解釈になるかもしれませんが、波動砲は使用禁止が条約で課せられているため・・・・」

サーベラ―「2202の関連映像では、ヤマトがズタボロになっているものがありました」

ラ―ゼラ―「ヤマトを撃沈することはできなかったが、白色彗星の攻撃でヤマトはズタボロになっている」
サーベラ―「ヤマト軍医佐渡酒造や、機関長徳川彦左衛門も戦死させました 2では佐渡は生き延びましたが・・・」

ラ―ゼラ―「都市帝国の対空砲火でヤマトエースの山本明を特攻に至らせるダメージを与える快挙も与えている!」

ズォーダ―「その白色彗星がでないということは、ありえん!」

ゲーニッツ「白色彗星を出すということになると、パラレルワ―ルドで2199とは繋がりがない世界でしょうか?」

サ―ベラー「ヤマト世界ひろしと言えど、早々簡単に白色彗星を撃破できる兵器はないでしょう」

サ―ベラー「波動砲なしではきついはず やはり地球イスカンダル条約のないパラレルワールドでは?」

ラーゼラ―「いまいましいテレサに任せれば、本編と繋がっていても・・・・」

ズォーダ―大帝「そのなを出すな、二度も殺されたのだぞ!」

ラーゼラ―「申し訳ありません!」

ズォーダ―大帝「地球イスカンダル条約が破棄されたという形なら、波動砲は堂々と使用できる 波動エンジンを易々と量産できないため、ヤマト一隻だけかもしれないが・・・・」

サ―ベラー「私のアンドロメダに二連装拡散波動砲がないなんて許せない!!」

ゲーニッツ「できれば、波動コアを完全に解析したり、デッドコピーが作れるようになり拡散波動砲も登場してほしい!」

ラーゼラ―「その方が絵になるからな!」

ラーゼラ―「波動砲の集中砲火に耐える白色彗星、すさまじさを表現できるぞ!」
ゲーニッツ「一作目では、波動砲を多用していないことへのリスペクトが使用禁止に繋がったのだろうが、そもそも国力で劣る地球のような国家には、広域破壊兵器の波動砲はむしろ必要だろう」

ゲーニッツ「第一波動砲は、威力が危険だから使うなと言うが、ならイスカンダルはガミラスに惑星間弾道弾の使用禁止も求めるべきだ 集中砲火で一惑星を焦土にしたじゃないか!!!」

ズォーダ―大帝「そこまでだ! それ以上は、いってはいけない!」

ズォーダ―大帝「ところでだが、2202に出るに当たってガミラスはどう扱われるのだ?」

ズォーダ―「ガトランティス帝国の本拠地が、マゼラン銀河よりも遠方にあるならば、地球侵攻のためにはガミラスの領土をとる必要があるが、ガミラスが易々と破れはしないだろうし、とうしはせんだろう」

サ―ベラー「ガミラスは、どう扱われるのでしょうか 迂回ルートをとって進撃でしょうか?」

ゲーニッツ「ご心配なく、ガミラスを制圧するための準備は進めてあります」

ゲーニッツ「2199の続編であるならば、ガミラスはデスラー派とユリーシャの二つに割れている可能性があります」

ゲーニッツ「この両者に働きかけ、内戦を勃発させ疲弊させます」

ゲーニッツ「さらに原作のヤマト問題でガミラスに被支配者が反旗を翻したため、強力な武器を給与し大反乱を起こさせます」

ゲーニッツ「疲弊したところを侵攻し、悠々とガミラスを占領し」ズォーダ―大帝「やめろ!」

ズォーダー大帝「確かにヤマトの強敵であり、星間大国であるガミラスを滅ぼすことができれば我がガトランティスの強さはアピールできるだろう!」

ズォーダー大帝「しかし、それをやってしまえばガミラス帝国ファンやユリーシャファン、メルダファン等を敵に回す可能性がある!」

ズォーダー大帝「人気のあるガミラスを滅ぼすことはできん!」

サーベラー「そうですよ、ゲーニッツ!」

サーベラー「徳川機関長や佐渡先生を殺したこともあるわれわれですが、今だとそれをすれば批判が上がります!」

サーべラー「特に人気女性キャラを殺したとなれば・・・・・」

ゲーニッツ「・・・・わかりました、艦隊司令長官として進めていた対ガミラス侵攻計画は放棄します」

ラーゼラー「とはいえ、ガミラス健在な状況でどう地球まで攻めるかですね」

ラーゼラー「前方にせめあぐねている強国がいる中、数万光年も離れた地球を攻める意義がわかりません」

ズォーダー大帝「地球のヤマトの強さに興味を持ったということにすれば、何とかなるだろう・・・・」

サーベラー「制作スタッフがどうするかにもよりますが、2202制作を手放しで喜べなくなってきましたね」

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