【安価】P「最近誰かにつけられてる気がするんですよ」小鳥「ストーカーですか?」 (130)

P「はい……家に帰る時なんかも時々人の視線を感じたりとか……」

小鳥「それは……気のせいとかじゃないんですか?」

P「ならいいんですけど、昨日の仕事帰りとかも……」

昨夜、帰宅中

P「……」

>>3「……」コソコソ



765プロ所属アイドルで、ミリマスについては把握していないのでNG

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千早

千早「プロデューサー、今日は残業しないで済んだのね」

千早「プロデューサーのおかげで私たちが仕事をもらえているのは、わかっているけれど、あまり無理はして欲しくないわね」

千早「確か、食材は昨日買って帰ったばかりだから、今日はどこにもよらずに真っ直ぐに帰るかしら」

千早「安心してくださいプロデューサー、最近日々何かに怯えているようですけれど、私が必ずその脅威を取り除きますから」

千早「さて……今日はひとまずどうしようかしら?」

↓2

千早「プロデューサーが何かに怯えているのは確実……」

千早「それは最近プロデューサーの帰宅を毎日見守っている私が言うのだから間違いはない……」

千早「プロデューサーを怯えさせるだなんて、とてもではないけれど許せることではないわね」

千早「必ず犯人を突き止めないと……」

千早「でも一体、プロデューサーは何に怯えているのかしら」

千早「ひとまずはいつものように家までついて行ってみましょう」



P「……今日もやっぱり誰かにつけられている気がする……」ブルッ



千早「やっぱり周囲を気にしてる、もしかして近くに誰かが……」

千早「まさか、プロデューサーにストーカーが?」

千早「あ、あれは……↓1」

千早「萩原さん?!」

雪歩「ち、千早ちゃん……」

千早「なんでこんなところで……いえ、それよりなんて恰好なの、とりあえずこれでも着なさい」

雪歩「あ、その……ありがとうございますぅ……」

千早がたまたま持ってた服は↓1

雪歩「ありがとう千早ちゃん、でもなんでナース服なの?」

千早「今日撮影で使ったのだけど、プロデューサーが撮影に同行できなかったから、明日にでも見せてあげようと思って借りてきていたのよ」

雪歩「へぇ……そうなんだ……」

千早「ところで萩原さん、萩原さんはどうしてこんなところで、それも服も着ないで包丁を持ってきていたの?」

雪歩「そ、それは、実は……↓2ということなんですぅ……」

雪歩「ぷ、プロデューサーのストーカーさんをしようと思ったんですぅ……」

千早「そ、それは……いえ、ひとまずストーカーをするという行為そのものは置いておくとして」

千早「全裸である必要はあったのかしら、それに包丁も……」

雪歩「その……プロデューサーの家まで行けたらその……お仕事も大変だしいろいろとご、ご奉仕しようと思って」

雪歩「それに包丁は、怖い男の人とか来ても大丈夫なように、使い方は習ったから」

千早「あえて誰にどういう使い方習ったのかとかは聞かないけれど、服は家に上がってからで良かったんじゃないかしら……」

雪歩「あ……それもそうですね……うぅ、なんでそんなことも思いつかなかったんだろう私……」

千早「いろいろテンパりすぎよ萩原さん、でも、ということは、あなたはこれが初犯なのね?」

雪歩「え?うん、こうやってプロデューサーを尾行したのは初めてだよ」

千早「ということは萩原さんではないということね……」

雪歩「何かあったんですか?」

千早「最近プロデューサーがストーカーをされているみたいで、とても怯えているの」

雪歩「えぇっと、なんで千早ちゃんはそれを知ってるの?」

千早「???毎日こうして見守っているからだけど。そうだ、萩原さんは何か知らないかしら」

雪歩「あぁ……うん、それってもしかして……↓2」

雪歩「それって、千早ちゃん自身なんじゃないかな?」

千早「私が?どうして?」

雪歩「え?だっていつもこうやってプロデューサーが帰るのを後ろから見てるんだよね?」

千早「ええ、ここしばらくはその通りね」

雪歩「それをプロデューサーは知らないんだよね?」

千早「ええ、そういえば言ったことなかったわね」

雪歩「それを世間一般ではストーカーって言うんじゃないかな……」

千早「そんな、私はただプロデューサーが私に体調管理をしっかりするよう言いながら、自分の体調管理が甘くなってないかを見守っているだけよ?」

雪歩「まるで自覚がないんだね……」

雪歩「例えばなんだけど、プロデューサーを尾行する以外に何かしたことってある?たぶん本人が知らないことで」

千早「そうね……」↓2

千早「精々がプロデューサーの机に私の書く必要のある所を埋めた婚姻届を入れておいたくらいかしら」

雪歩「それは精々っていうのかな……」

千早「ふふ、でもどうやらまだ気付いていないみたいなの、そのうち見つけたら驚くかしら」

雪歩「うん、それはもう驚くと思うよ」

千早「ひとまずこれで私がストーカーではないことは証明できたわね」

雪歩「えっ」

千早「それに雪歩が今日初めてということは、必ず他に犯人がいるはずね」

雪歩「もうここまで突き抜けてるといっそ清々しいね、千早ちゃん」

千早「その犯人が現れるまで家の前で張り込むとしましょう」

雪歩「多分もう犯人はいると思うなぁ、私の目の前とかに」

千早「あら、本当だわ、プロデューサーの家の入口付近に誰かが隠れてるわね」

雪歩「えぇ……私が思っていたのとは随分と違うんですけど……」

千早「あれは……↓2みたいね」

千早「どうやらあれは真美みたいね」

雪歩「なんだろう、私が言うのもお門違いだけど、この事務所大丈夫かな」

千早「プロデューサーは家に入ったようだし、真美を問い詰めに行くわよ」

雪歩「ナチュラルに私も巻き込まれるんだね……」

千早「真美、そんなところで何をしているの?」

真美「千早お姉ちゃんにゆきぴょん?!どうしてここに……いや、とゆーかなんでゆきぴょんはナース服なの?」

雪歩「色々と……うん、色々と気の迷いが取り返しのつかないことになってきたなって」

真美「なんかゆきぴょんも苦労してるね」

千早「今はそんなことはどうでもいいの、真美はどうしてこんなところにいるのかしら?」

雪歩「私にとっては今日一日のできごとすべてが消し去りたいくら重要なことことですぅ……」

真美「いや、真美はただ……」↓2

真美「真美はただトイレを探してただけだよ!」

千早「トイレ……?」

真美「そうだよ!たしかここら辺に兄ちゃんの家があるって思い出したからちょうど帰ってきたらトイレ借りようとしてたのに……」

真美「なぜか後ろにゆきぴょんたちがいて声掛け損なってたんだよ!」

雪歩「な、なんか、ゴメンネ真美ちゃん……」

真美「うあうあ~、とにかく真美もういい?兄ちゃんにトイレ借りてきたいんだけど」

千早「ええ、足止めしてしまって悪かったわね、ところでプロデューサーの家は誰から聞いたの?」

真美「え?それは……↓2からだよ」

真美「前に社長さんが困ったときは兄ちゃんに頼るようにって場所教えてくれたんだよ」

千早「私には教えてくれなかったのになぜ……」

雪歩「たぶん、危ない何かを感じ取ったんじゃないかな……」

真美「ねえ、とにかく真美もういい?もっちゃいそうなんだけど!」

千早「ええ、本当にごめんなさいね」

真美「うぅ……兄ちゃーん!トイレ貸して!」ダダッ



千早「振り出しに戻ってしまったわね」

雪歩「私はその振り出しがゴールなんだと思うけど……」

千早「でも少なくとも私たち3人がプロデューサーの家の場所を知っているということは、他にも知っている人がいると思っていいわね」

雪歩「まあ、確かにその可能性はあるけど……」

真美「あれ、千早お姉ちゃんたちまだいたの?」

雪歩「真美ちゃん大丈夫だった?」

真美「ケッコーピンチだったけどね……で、何してんの?二人でコソコソしておもしろそーじゃん」

千早「遊びでやってるわけではなく、私たちはプロデューサーの生活を見守っているだけど」

真美「え、ただのそれストーカーじゃん……」

雪歩「待って真美ちゃん、私まで自然と千早ちゃんとひとくくりにはしないで……」

真美「いや、傍目には二人とも同じレベルだと思うよ?」

千早「とにかく、真美に余裕があるなら聞きたいんだけど、ここ最近プロデューサーの周辺で怪しい人物を見なかったかしら」

真美「怪しい人物って言ってもなぁ……」↓2人物↓4行動

真美「そういえばやよいっちが両手に牛肉持って兄ちゃんと一緒にいるの見たけど……」

雪歩「それってただの買い物なんじゃ……」

千早「そうね……あの高槻さんがストーカーとは考えにくいもの」

真美「うん、その時は多分兄ちゃんと夕飯食べてたんじゃないかな、やよいっちの家で」

千早「ということは、その日はきっと高槻さんの家に泊まったのね」

真美「へ、なんで?」

千早「だって、その日は確かプロデューサー帰ってこなかったもの」

千早「仕事の都合で事務所から一緒ではなかったからその日はわからなかったのだけど、高槻さんと一緒だったのね」

真美「千早お姉ちゃんマジやばいっすわ、痺れも憧れもしないけど」

雪歩「うん……私が言うのもどうかと思うけど手遅れだと思うよ……」

真美「というか、兄ちゃんもその日は帰りたくなかったんだね……千早お姉ちゃんがいるから……」

雪歩「うん、多分ね……」

千早「無駄話はそこまでよ、こうなったら意地でも犯人を見つけなきゃいけないわ」

真美「まったく話を聞いちゃいないね、今日ずっとこんなかんじ?」

雪歩「うん」

千早「静かに……どうやら誰かがこっちに来ているみたいね……怪しいわ」

真美「今の真美たち以上に怪しい人はいないと思うよ」

千早「あれは……↓2かしら?」

亜美「おーい真美~」

真美「怪しいって、どう見ても亜美じゃん」

千早「亜美、こんな時間に何をしているの?」

亜美「いや、こんな時間だから真美を探しに来たに決まってるっしょー」

真美「うわっ、マジでもうこんな時間?面白そうだったけど帰らなきゃ怒られるし真美たち帰んねー」

亜美「こういう面白そうな事するならもっと早く連絡ちょうだいよー、千早お姉ちゃん」

雪歩「私は面白いどころかもう疲れたよ……帰っていいかな?」

千早「萩原さん、あなたも元はストーカーとは言え……いえ、ストーカーだからこそ、プロデューサーの安全を手に入れるべきだと思うわ」

雪歩「それなら一緒に帰れば済むんじゃないかなぁ……」

千早「そうだ、亜美と真美は帰っていいけど、誰か怪しい人を見つけたら教えてちょうだい」

亜美「いや、いま絶賛目の前にいるんだけど……あぁ、そういえばさっきそこで……↓2を見かけたけど?」

亜美「なんかね、あそこの公園に血まみれのワニがいたよ」

真美「マジで?!」

雪歩「い、一大事ですぅ!」

千早「ワニ……?もしかしてそれって……」

響「あ、千早に雪歩、それに亜美真美まで、こんなところで何してるんだ?」

千早「やっぱり我那覇さんだったのね」

雪歩「と、ということはワニ子ちゃんは人を……」

響「おいおい、何を言ってるさー、ワニ子はちゃんと自分が食べていいって言ったものしか食べないぞ」

亜美「え?でもさっき公園に口元が赤くなってるワニがいたよ?ここら辺でワニ飼ってるのなんてひびきんくらいっしょ」

響「あぁ、それは多分さっき食べたケーキのせいだぞ」

真美「ケーキ?」

響「うん!今日はワニ子の誕生日だから特別にケーキを作ってやったんだ、だからそれは血じゃなくてその時の着色料だと思うぞ」

響「残りを片付けてる時にうっかりボウルを落としちゃって、それにかかったワニ子が驚いて家を飛び出しちゃったんだ」

亜美「なんだ、びっくりしたなーもう」

響「いやーごめんごめん、とりあえず公園にいるんだな、これ以上騒ぎが大きくなる前に連れ帰る事にするさー」

千早「ええ、その方が良さそうね」

響「それじゃあな、みんな!目的も済んだしオウ介とモモ次郎も戻ってこーい」

亜美「ほんじゃ、亜美たちも帰るとしますか」

真美「そだねー」

雪歩「そ、それじゃあ私も……」

千早「萩原さんは私と一緒に残るのよ」

雪歩「あ、あんまりですぅ……」

亜美「んっふっふ……それで、首尾の方はいかがですかな真美殿?」

真美「んっふっふ、もちろん上々……見よ、これを!」

亜美「おぉ、それは間違いなく兄ちゃんの家の鍵の型!」

真美「これでまた一歩亜美真美兄ちゃん独占計画が進行しますな!」

亜美「もはや我らを止める者無しですな!」

亜美真美「はーっはっはっはっは!」




響「それで、今日のプロデューサーはどうだった?」

響「そっか、いつも通り千早はストーキングしてたんだな、まさか雪歩まで来るとは思わなかったけど……」

響「でも、亜美真美も怪しいな……真美もずっとプロデューサーの家の近くにいたんだろ?」

響「うーん……隙を見てプロデューサーが一人のタイミングを見つけられるといいんだけど……」

響「とりあえずオウ介、モモ次郎、明日も監視よろしくな!」



千早「ひとまず今日はこのまま張り込みね」

雪歩「ひえぇん……」




P「という具合で、なんだかずっと視線を感じたりしたんですよ……」

小鳥「なんというか、苦労してますね……」

P「おかげで最近ちょっと不眠症気味で……」

小鳥「もしあれでしたら、早退しても構いませんよ?」

P「いえ、仕事だけは頑張っていきます……さすがに定時で上がろうと思いますが……」

小鳥「そうしてください」

ちょっと疲れたついでにこのあとバイトがあるから一旦ここまで。
ですので多少無理やりですが、ひと段落といった具合にさせていただきました。
次の更新は翌日の同じくらいの時間帯になる予定です。
夕勤して翌日午前勤とか睡眠時間長い人間には辛い。

帰ってきました
そして読み直して気づいた、雪歩の安価のプロデューサーのストーカーをやるためって
プロデューサーのストーカーの命を獲るためだったのかね……ヤダ恥ずかしい、再開します

P「ひとまず残業以外は終わったし、帰るとしようかな」

小鳥「はい、多少はこっちでやっておきますから、お気を付けて」

P「はい、音無さんもあまり遅くならない程度で帰ってくださいね、俺の分までやってもらってしまってますし」

小鳥「いえいえ、それでは」



P「……今日は違う道から少し遠回りして帰ってみよう」



亜美真美「んっふっふ~」

亜美「兄ちゃんが帰ってくるまでまだ時間はあるその間に……」

真美「お宅訪問~!」ガチャッ

亜美「ほうほう、結構片付いてますな」

真美「男の人の部屋ってもっと散らかってると思ってた」

亜美「うんうん、というわけで探索だ~!」

真美「おお~!」

発見したもの↓3

亜美「おっ、この洗濯機の前に置いてある籠は間違いなく洗濯カゴ!」

真美「つ、つまりここには兄ちゃんの……」

亜美「早速はいけーん!って……」

真美「さ、流石にパンツとかまでは……って、これは……」

亜美「このサイズは、間違いない!」

真美「わかるのか、亜美電?!」

亜美「これは間違いない、お姫ちんのパンツとブラ!」

真美「な、なんだってぇー?!」

亜美真美「……」

真美「で、なんで兄ちゃんの家にお姫ちんの下着があるの?」

亜美「いや、亜美に聞かれても知らないよ」

真美「ま、まさか兄ちゃんとお姫ちんは既に……」

亜美「いやいや、あれだけミキミニ猛アタックされてもプロデューサーとアイドルだからって断ってるヘタレだよ?」

真美「でっすよね~」

亜美真美「……」

真美「つまり、これはお姫ちんからのアピール……他にも何かあるかもしれない」

亜美「うむ、さらに探索を続けるぞ真美隊員」

次なる発掘物↓3

亜美「やっぱ兄ちゃんも男だしえっちな写真集のひとつやふたつ持ってるっしょ」

真美「持ってそうだけど持ってて欲しくはないような」

亜美「亜美たちに言ってくれれば水着くらいいくらでも見せてあげるのにねー」ゴソゴソ

真美「ちょ、ちょっと恥ずかしいけどまあ兄ちゃんになら……」

亜美「おっ、本棚の奥から大量の雑誌が!」

真美「マジで!」

亜美「んっふっふ、なんといってもやっぱり男よのう」

真美「うーん……って、これはるるんのグラビアじゃん」

亜美「こっちは千早お姉ちゃんのと……亜美たちのもあるよ」

真美「てことは、もしかして真美たちのグラビア全員分あるってこと?」

亜美「見てみて真美、りっちゃんのグラビア!」

真美「古!今はもうプロデューサーしかしてないし売ってないっしょこれ」

亜美「去年最後のが売ってたんじゃなかったっけ」

真美「うわ、中もびっしりいろいろ書き込まれてるよ」

亜美「これ全部研究用なのかもね」

真美「プライベートまで仕事しなくていいのにね」

亜美「これは是が非でもSランクアイドルにならなきゃですな」

真美「ですな」

亜美「だがしかーし、探索は続行じゃ~!」

次なる発掘物↓3

真美「ん、なんだろこの箱」

亜美「なんかみっけたの?」

真美「手のひらくらいの箱だけど、なんか見たことあると思うんだよねぇこれ」

亜美「とりあえずあけてみよー」

真美「んだね、ごかいちょー!」

亜美「って、指輪?」

真美「でもこれ結構いい値段しそうじゃない?」

亜美「だとすると、これはまさか……!」

真美「いやいやいや、だって誰に渡すの?兄ちゃん仕事で忙しくって彼女作ってる余裕なんてないっしょ」

亜美「お姫ちん……」

真美「?!」

亜美「さっきお姫ちんの下着あったじゃん、もしかすると相手はお姫ちんかも!」

真美「ま、まだ決まったとは限らないよ!いつかのために買っておいたとか、誰かからのプレゼントかもじゃん!」

亜美「そ、そうだね、こうなったら何か証拠を探そう!」

最後の発掘物は?↓3

亜美「そろそろ兄ちゃんが帰ってくるし、撤収時ですかな」

真美「ま、待つのだ亜美隊員!」

亜美「どうした真美隊員」

真美「こいつを見てくれ、こいつを見てどう思う?」

亜美「すごく……普通の歯ブラシです」

真美「問題はそれが二本あることだよ!」

亜美「ま、まさかやっぱりお姫ちんと同棲を……」

真美「ノ、ノゾミガタタレター」

亜美「帰ろっか……」

真美「うん、片付けは済んでる?」

亜美「バッチリであります」

真美「ひとまず兄ちゃんが来る前に撤収!」

亜美「まだ諦めんよ我々は!」

真美「また再び来るぞ兄ちゃんよ!」

P「あ、そういえば歯ブラシ片方ダメになってたっけ……ちょうどこっちにあるしコンビニ寄って新しいの買っとこ」

↓3「……」コソコソ

伊織「今日はいつもと違うルートを通ると思ったら、コンビニで買い物してるのね」

伊織「何買ってるのかしら……外からじゃわからないわね……」

伊織「別に、私に言ってくれれば最高品質のものを用意してあげるっていうのに」

伊織「っとと、そろそろ出てくるわね……」コソッ

伊織「袋の中身はなにかしら……歯ブラシ?」

伊織「そういえば、あいつなんでか二本歯ブラシ持ってたわね」

伊織「誰かと同棲しているわけではないのは周囲の住民から聞き出したし間違いないし……」

伊織「ま、別に私は気にしないけど、誰かが見たら勘ぐるんじゃないかしらね」

伊織「って、あそこにいるのは……↓3?」

伊織「貴音じゃない、こんなところで何してるのよ」

貴音「む、伊織ですか、私はちょうど近くでらぁめんを食していたところです、伊織こそなぜここに?」

伊織「わ、私は……なんとなくよ」

貴音「ふむ、そうでしたか、ところでもうよろしいですか?私はプロデューサーに用があるのです」

伊織「あいつに?」

貴音「はい、私が(スタジオに)忘れた着替えを受け取りに行こうかと」

伊織「はあ?!あいつの家にあるの?」

貴音「はい、プロデューサーから連絡がありましたので、ちょうど家にあるそうです」

伊織「……私も行くわ」

貴音「伊織もですか?」

伊織「そうよ、何か問題ある?」

貴音「いえ、構いませんよ、それでは行きましょう」

伊織「えぇ」

P自宅

P「おお、貴音きたか、なんで伊織もいるんだ?」

伊織「そこでたまたま会ったからよ、居ちゃいけないの?」

P「いや、いいけどさ、今持ってくるから上がってちょっと待っててくれ」

貴音「はい、おじゃましますねあなた様」

伊織「さて……」

↓3:伊織の行動

↓6:貴音の行動

伊織「ここでいつもあいつが寝てるのね……」

伊織「ふふ……あいつの匂いがするわ……」

伊織「って、あんたなんで着替えはじめてるのよ?!」

貴音「はて、ここは外ではないのですから、部屋着に着替えるのは当然では」

伊織「そうじゃなくて、なんであんたが当たり前のように部屋着を持っていて、しかも普通に着替え始めてるのかって言ってるの!」

貴音「この服は少々くつろぐには窮屈ですから、それに、意中の男性の部屋に来たとなれば、あわよくばと思うものでしょう」

伊織「なんというか、あんた規格外すぎでしょう……」

貴音「そういう伊織も、あまり一般的な行動とは言えないのでは?」

伊織「ぐぬぬ……」

貴音「しかし、妙ですね」

伊織「妙って?」

貴音「どうやら、我々以外にもこの部屋を訪れた765ぷろの人間がいるようです」

伊織「は?なんでそんなことがわかるのよ」

貴音「とっぷしーくれっと……というほどではありませんね、匂いがするのです」

伊織「においって……いったい誰のよ」

貴音「そうですね、おそらくは……↓3かと」

貴音「おそらく、亜美真美の二人かと」

伊織「あいつら何やってるのよ……」

貴音「しかし、随分と最近までこの部屋にいたようですね」

伊織「は?ということは、あいつがこの部屋に来る前に、部屋にいたってこと?」

貴音「ええ、おそらくはそういうことかと」

伊織「……あいつが亜美たちに合鍵を渡すと思う?」

貴音「いえ、たとえ彼女たちでなかったとしても、私たちに渡すことはないでしょうね」

伊織「ということは、何らかの方法を持って合鍵を作った、あるいはピッキングをした、ということね……」

貴音「ええ、そういうことでしょうね」

P「なんだ、何の話ししてるんだ?というか、なぜ貴音は着替えているんだ?」

貴音「いえ、他愛もないことですから、お気になさらず」

伊織「ええ、あまり気にしなくていいわよ」

P「そうか?ああ、それとこれ、もう忘れていったりするなよ?」

貴音「ありがとうございますあなた様」

P「というわけでほら、帰った帰った」

伊織「ちょっと、そんな厄介払いするみたいなことしなくたっていいじゃない」

P「そりゃ、アイドルが事務所のプロデューサーとは言え男の部屋に長居するのは色々とまずいからな」

貴音「あなた様がそう言うなら仕方ありませんね……」

伊織「ところで、誰かに鍵を渡したことってある?」

P「え?いや、この部屋の鍵は俺と事務所に予備の合鍵があるくらいだけど」

伊織「その合鍵はどこにあるの?」

P「社長がちゃんと管理してるよ」

伊織「そう、それならいいのよ、それじゃあね、プロデューサー」

貴音「それでは、あなた様、良き夜を」

P「帰ったか……」

P「いつかあるかもと恐れていた事態だが……誰かが間違いなくこの部屋に侵入している……!」

P「某死のノートと同じように扉に挟んでおいたシャープペンの芯が折れていた……」

P「な、何も盗られたりしてないよな?」

↓3:発見物あるいは紛失物

亜美真美の水着写真

>>93
すまん、指定しなかったのも悪いが、発見か紛失かも書いてもらえると嬉しい

レスも返ってこなかったし、発見で続けます。

P「ふむ……」

P「俺こんな亜美と真美の写真持ってたっけ……?」

P「しかし、こうして改めて見ると、やっぱり亜美も真美も成長したよなぁ」

P「一年で子供ってあんなに成長するものなんだな」

P「おっと、いかんいかん、ほっこりしてる場合じゃない、家探しを続けねば……」

↓3 続いての発見あるいは紛失物、どちらかの指定もよろ

P「まさか……まさかPCのデータまではいじられていないよな?」

P「いや、一応念のため……」

P「なん……だと……」

P「うちのアイドルの評価を確認するためにネットサーフィンをしている最中にたまたま発見した……」

P「そう、たまたま発見したうちのアイドルたちのエロコラが……全て消されている……だと……?!」

P「な、なんてひどい……じゃない、なんてことを、あとで会社に報告して発見できる限りでも削除しようと保存しておいたのに……」

P「まあ、また探せば見つかるだろうし……な、何か寒気が……」

P「いったい誰がこんなことを……これは徹底的にいろいろ探す必要があるな……まさかカメラなんかないだろうなおい」

↓3 続いての発見or紛失物、どちらかの指定もよろ

P「あとは……まさかベッドの下の奴らは無事だよな……?」

P「いや、PCまでいじられてしまったのだから、油断はできないか……」

P「一応念のため……」

P「ん?」ゴソゴソ

P「おかしい、ベッドの下には我が秘蔵の本しか入れていないはずだからこんなに狭くは……さらに言えば柔らかいなど……」

千早「どうやら、見つかってしまったようですね……」

P「ち、千早?!なぜ俺の部屋……というかベッドの下に?!」

千早「それは……↓3というわけなんです」

千早「最近、プロデューサーがどうにもストーカーに怯えているようでしたから、そのストーカーを今日こそ捕まえようと、こうして部屋で待っていました」

P「待て千早、ストーカーを捕まえるために家の前とかにいるならまあわかる、なぜ家の中に……いや、どうやって家に入った」

千早「今はそんなことはどうでもいいじゃないですか、それよりも見てくださいこの写真を」

P「いや、どうでもよくないんだが……って、これは亜美と真美か?というか俺の部屋じゃねえか!」

千早「はい、これはプロデューサーが帰ってくる少し前のことです、家の前で亜美と真美を見かけたので不審に思い、ついていくことにしました」

千早「そして、亜美と真美はおそらく複製ですが、鍵を取り出して鍵を開け、部屋に入りました」

P「そんな馬鹿な……鍵は自分で持っている分と社長に預けてある分しかないはずだ」

千早「確か昨日、プロデューサーは家に真美をあげましたね」

P「いや、確かにあげはしたが何故それを知っている」

千早「おそらくその時に、一瞬の隙を見て鍵を抜き取り、トイレに入っている間にでも型を取ったのでしょう」

P「なあ、会話しようぜ」

千早「私は一刻でも早くこのことをプロデューサーに伝えようとしたのですが、亜美達の行動を監視するために共に部屋に侵入し、こうして隠れていた訳です」

P「侵入という自覚はあったんだな」

千早「そしてすぐに水瀬さんたちが来てしまったので、出るに出られなかったのです」

P「まあ、百歩譲ってそれが善意であったとしてだ、侵入する前に止めろよ」

千早「???なぜ止めねば?」

P「ああ、うん、そうか、とりあえずその警告は聞いた、千早も早く帰るんだ、もうこんな時間だし、千早は女の子なんだから、遅くまで出歩くもんじゃない」

千早「着替えならあるからご安心ください」

P「うん、安心する要素はないぞ、まったく」

P「ほら、とにかく帰った帰った」

千早「そうですか……また来ますね」

P「あぁ、今度はちゃんと正面から普通に訪ねてくれ……」


P「……鍵、変えようかな」


千早「追い返されてしまったけれど、成果は上々ね」

↓3 千早の戦果は?

千早「まさか、春香と美希が両隣に住んでいるなんて思いもしなかったわね……」

千早「いえ、むしろ必然と言えるかしら」

千早「二人とも私の敵になると思っていたのに、どれだけ監視していても二人とも一度もプロデューサーをストーカーしないと思ったら……」

千早「そもそも隣に暮らしているだなんて、まあ、春香は仕事などの通勤を考えれば確かにここの方が便利でしょうけど」

千早「一番気がかりだったのはあれだけべったりな美希だったけれど、これで納得ね」

千早「両親もかなり放任主義であると聞くし、自立のためとか言えばアパートくらいは借りてくれるでしょうね」

千早「これは……かなり出遅れていると言っても過言ではないわね」

千早「……私もここに引っ越そうかしら」

千早「今の家よりも事務所に近くなるし、どうやらまだ空室もあるようだしちょうどいいわね」

千早「家に戻ったら早速荷物をまとめくちゃ」

P「くっ、なんてこった、春香や美希が引っ越してきた時に、なんか変だなーとは思ったんだ」

P「最近やたらとストーカーをしてきたのはまさか千早だったのか……?」

P「いや、あの言動からしておそらく日々監視していたに違いない……」

P「それにあの写真が本物なら亜美と真美も……」

P「そういえば最近やたらと見かけるオウムとモモンガはまさか響の家族か?」

P「伊織はたまたまとか言ってたけど、あいつ普段車で送ってもらってるんだからたまたまなわけないし……」

P「貴音もそんな都合よく下着だけ忘れていくとか、しかも着替え持参で来るとか変だよな……」

P「思い返せば雪歩も時々目が……」

P「お、俺は一体どうすれば……」

P「俺は……」

1:彼女たちの行動すべてを受け入れ、その上でしっかり一人ひとりと向き合う。(ハーレム)
2:ハーレムなんてダメだ、きちんと誰か一人を選ぶ。(一名指定)
3:愛が重すぎる、俺では無理だ。(???)

↓5

翌日

P「よーし、それじゃあ連絡事項も終わったことだし、それぞれ仕事とレッスンへ移動!」

皆「はーい」

P「ふぅ……みんな行ったか……」

小鳥「お疲れみたいですね、プロデューサーさん」

P「ええ、昨日いろいろと合点が行きまして……」

小鳥「えぇ?ということは、犯人がわかったんですか?」

P「はい、まあ相手は言えませんが」

小鳥(十中八九うちの子たちだろうなぁ)

小鳥(ピヨピヨ……音無小鳥2X歳、出遅れた上にこの年齢でストーカーなんてもう出来ない……若さが羨ましいわぁ)

P「それで音無さん、ちょっと頼みたいことがあるんですけど」

小鳥「?何ですか、できる限りのことなら協力しますよ」

P「すいません、しばらく匿ってもらえませんか?」

小鳥「へ?」

P「家に帰るのはその……いろいろと……」

小鳥「え?ええ、ええ!私は別に全然大丈夫ですよ!」

P「本当ですか!ありがとうございます!」

P「いやぁ、これで安心できます、それじゃあ営業行ってきますね!」

小鳥「や……やった……やったのよ小鳥!」

小鳥「残り物には福があるというけれど本当だったのね!」

小鳥「不肖音無小鳥2X(にじゅうちょめちょめ)歳!ついにこの世の春が来たピヨぉぉおおーっほっほっほっほ!」

小鳥「これはつまり同棲、ひとり暮らしの末に身に付いた家事スキルを存分に使いプロデューサーさんを落とす千載一遇のチャンス!」

小鳥「そして私のはじめてを……いやん☆」

小鳥「悪いわね、765プロのみんな……私ももうあとには引けないのよ……!」



P「私たち、この度結婚することになりました」

小鳥「ぴよっ☆」

全員「ば、馬鹿なー!」

社長「いやー、二人ともよくお似合いだよ、はっはっは」


おわり

ちかれた、眠い……
出てきていないお方については……誰かに……任せた……ねむ……明日もバイト……
しばらく誰も書き込みがなければ、HTML化依頼を明日出してきます

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