雪ノ下「カラオケ大会よ!」 (15)

雪ノ下「陽の満ちるこの部屋
そっとトキを待つよ

気づけば俯瞰で眺めてる箱
同じ目線は無く
いつしか心は白色不透明
雪に落ちた光も散る

雲からこぼれる冷たい雨
目を晴らすのは遠い春風だけ

アザレアを咲かせて
暖かい庭まで
連れ出して 連れ出して
なんて ね
幸せだけ描いたお伽話なんてない
わかってる わかってる
それでも ね
そこへ行きたいの

難しい数式 誰も頼らず
解いて明かしてきた
当たり前だって思っていたから
何も疑わなかったけど

今 季節が終わろうとしても
ついてくるのは自分の影ひとつ

凍りついた道を
花の雨で埋めて
迷わないようにちゃんと
教えて ね
奇跡だけで出来た完全結晶はない
だからそう ひとつずつ
ゆっくりと手をつないでいくの

胸に貼りついたガラス 融けて流れる
光あふれる世界
もうすぐ

ひとりで守っていた小さなあの部屋は
少しだけ空いている場所があって
ずっと知らなかったんだ
ふたりでも いいんだって

わからずに待っていたあの日はもう
雪解けと一緒に春にかわっていくよ
透明な水になって
そうして ね
アザレアを咲かすよ
長い冬の後に
何度でも 何度でも
陽の満ちるこの部屋の中で」

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八幡「うめえな……」

雪ノ下「比企谷くんも早く歌ったら?」

八幡「そうするか……」

八幡「哀 ふるえる 哀
それは 別れ歌
拾う骨も 燃え尽きて
濡れる肌も 土にかえる
荒野を走る 死神の列
黒くゆがんで 真赤に燃える

哀 生命の哀
血の色は 大地に捨てて
新たな 時を開くか
生き残る 哀 戦士達
荒野を走る 死神の列
黒くゆがんで 真赤に燃える

死に行く 男達は
守るべき 女達に
死に行く 女達は
愛する男達へ

何を賭けるのか
何を残すのか
I pray,pray to bring near the New Day

哀 哀しみの 哀
今は 残るだけ
名を知らぬ 戦士を討ち
生き延びて 血反吐吐く
疾風のごとき 死神の列
抗う術は 我が手には無い

死に行く 男達は
守るべき 女達に
死に行く 女達は
愛する男達へ

(one more time!)

戦う 男達は
哀 生命故郷の女達に
戦う 女達は
信じる 男達に

何を賭けるのか 何を残すのか
I pray,pray to bring near the New Day」

由比ヶ浜「やりますねぇ!」

由比ヶ浜「次はあたしの番ね!」

由比ヶ浜「(ポケモンゲットだぜーッ!)
たとえ 火の中 水の中 草の中 森の中 土の中 雲の中 あのコのスカートの中 (キャ~!)
なかなか なかなか なかなか なかなか 大変だけど かならずGETだぜ! ポケモンGETだぜ!
マサラタウンに さよならバイバイ オレはこいつと 旅に出る (ぴかちゅう!)
きたえたわざで 勝ちまくり 仲間をふやして 次の町へ
いつもいつでも うまくゆくなんて 保障はどこにも ないけど (そりゃそうじゃ!)
いつでもいつも ホンキで生きてる こいつたちがいる

たとえ 火の中 水の中 草の中 森の中 土の中 雲の中 あのコのスカートの中
なかなか なかなか なかなか なかなか 大変だけど かならずGETだぜ! ポケモンGETだぜ!
たたかいつかれて おやすみグッナイ まぶたを閉じれば よみがえる (ぴかちゅう?)
ほのおが燃えて かぜが舞い 鳴き声とどろく あのバトルが
きのうの敵は きょうの友って 古いコトバが あるけど (古いとはなんじゃ~っ!)
きょうの友は あしたも友だち そうさ 永遠に

ああ あこがれの ポケモンマスターに なりたいな ならなくちゃ ゼッタイなってやるーッ!

ユメは いつか ホントになるって だれかが歌って いたけど つぼみがいつか 花ひらくように ユメは かなうもの

いつもいつでも うまくゆくなんて 保障はどこにも ないけど (ぴかぴ~か!)
いつでもいつも ホンキで生きてる こいつたちがいる

ああ あこがれの ポケモンマスターに なりたいな ならなくちゃ ゼッタイなってやるーッ!

ああ あこがれの ポケモンマスターに なりたいな ならなくちゃ ゼッタイなってやるーッ!」

八幡「おいおい、その年になってポケモンかよ」

由比ヶ浜「悪い!?」

雪ノ下「二人共うるさいわよ。次は私の番よ」

雪ノ下「キラリ 青い空で光った
Airplane 彼方の空の彼方まで
胸に詰まった 何かが騒いだ

言いたい 気持ちは閉じ込め
言えない コトバに変換する
最後まで僕は 素直じゃなくて
繋がれてた糸をわざと
もつれさせて 切り離した

ヒコーキ雲がにじんで
消えてしまう前に
逢いたいと言えてたなら Wow
終わりのない切なさからも
抜け出せていたのかな
また君とふたりぼっち
Hello Hello, Alone

遠く 笑い声響く
そして 聴こえなくなったけど
無理に笑って 忘れるよりも
静けさへと沈み込んで
止まったまま 傷つきたい

夕陽が海の果てに
消えてしまう前に
嘘だって 伝えてたら Wow
あのまぶし過ぎた毎日を
取り戻すこと出来た?
また君とふたりぼっち
Hello Hello, Alone

言葉は欺くし 優しさは裏腹で
いつも 大切なところで

実は逃げてばかりいたかも
甘えすぎていたのかも
今さら遅いけど

止められなかった涙
落ちてしまう前に
ごめんねと言えてたなら

ヒコーキ雲がにじんで
消えてしまう前に
逢いたいと言えてたなら Wow
終わりのない切なさからも
抜け出せていたのかな
また君とふたりぼっち
Hello Hello, Alone」

八幡「お世辞じゃなくうまいな」

雪ノ下「次はあなたよ」

八幡「よし」

八幡「そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも 

なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられない なんて
そんなのは いやだ! 

今を生きる ことで
熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで 

そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため 

なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ! 

忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも 

そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため 

時は はやく すぎる
光る 星は 消える
だから 君は いくんだ
ほほえんで 

そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ どんな敵が あいてでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため 」

由比ヶ浜「ヒッキーこそ子供じゃん!」

八幡「アンパンマンの深さを分かれよ」

由比ヶ浜「ゆきのん、一緒に歌お?」

雪ノ下「ええ、いいわよ」

雪ノ下・由比ヶ浜「制服も教科書もそう
勝手に変えられる訳じゃない

楽しくてちょっと空虚
時間の中泳ぎ続ける

平静さを装うためだけ
振る舞い方の計算式
解いてばかり

これが恋だとしたなら
孤独という強さ失くしそうで
壊れやすいのエブリデイワールド
はみ出す気持ち臆病なまま
誰もみな傷付いてく

走るよ息切らして
君にだけ認めてほしくて
ねぇ訳は突き詰めずに
また明日も隣にいたい

真実より優しい嘘をプリーズ
デジャブだらけの未来で
それでいいよね?

もしも好きだと告げたら
今見てる景色は夢と消えて
回り続けるエブリデイワールド
変わる自分に戸惑いながら
誰もみな大人になる

君がほらほほ笑むたび
名前また呼ばれるたび
安定の場所失くしそうな衝動
心を叩いている

これが恋だとしたなら
孤独という強さなくしそうで
壊れやすいのエブリデイワールド
はみ出す気持ち臆病なまま
誰もみな傷付いてく

変わる自分に戸惑いながら
誰もみな大人になる

エブリデイワールド」

一旦休憩、一週間後に来ます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年11月15日 (水) 17:28:42   ID: g8rO47gU

・・・はい?

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