漣「ちゃんと、素直にお話したかった」 (61)

・前半だけ地の文です。後半は台本形式です
・しかも地の文SS初挑戦です、へたくそです。お許しください
・後半はご都合主義的な蛇足です、ベッドエンドに耐えられない軟弱な>>1をお許しください
・徹夜の勢いで書いたので誤字脱字はご容赦ください
・今日(6/6)は漣ちゃんの進水日です
・いちごパンツmgmg


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「よし、今日もばっちしね」

 鏡の写る自分を確認する。今日一日提督――ご主人様の傍にいるとなれば、一片たりと
も妥協するつもりになれなかった。出来うる限りカワイイ自分を見てほしいという小さな
願いである。

「漣ちゃん、おはよ」
「ん、おは潮っちゃん」

 二段ベッドの下からのそのそと同室の潮が起きてきた。寝起きの眠たげな目が妙に艶っ
ぽい。コレが戦力の差なのか、と目線を下げて思う。イヤイヤ、曙にはまだ勝ってるし。

「……あ、漣ちゃん秘書なの?」
「ザッツライ、潮ちんもさっさと支度しなよー?」
「んー……頑張ってね漣ちゃん」

 ふぁい、おーと可愛らしく手を上げる潮に手を振って返し部屋を出る。秘書艦も朝食を食べて
から執務室へ行く手はずとなっている。早めに行かなければ夜の遠征帰りの子や演習のメンバー他
で埋め尽くされて食べるどころでなくなってしまう。朝の光が溢れる廊下を小走りに急ぐ。

 食堂はまだ空席が目立っていた。ややくたびれた様子の駆逐艦娘たちは遠征帰りだろう。
と、その中に仏頂面で味噌汁をすする曙の姿を見つけた。たとえ彼女が不機嫌だろうと声を
かけるのに躊躇いは無い。

「へーぃぼのちゃーんおっはよー!」
「……おはよ」
「なーに死にそうな目してんのさーうりうり」

 受け取った食事トレーを曙の隣に滑らせて、真横に座る。曙の皿の上にはちょこんとしか
食べ物が無い。信じられないほど小食な姉の食事風景は見る度に心配になる。だからあんなに
骨ばかり目立つ体なのだ。もう少し肉をつけたほうが良いと真剣に思う。

「相変わらず小食だねー、大丈夫?」
「はぁ……遠征帰りで眠いのよ……あんたは元気ね」

 といわれて目の前の自分の皿を見る。焼き鮭二切れに山盛りご飯に味噌汁、野菜も沢山。
まぁ普段よりも多めである。

「そりゃー今日は一日秘書ですからね! 一杯食べて元気出さないと!」
「あぁクソ提督の……ま、がんばんなさいよ」
「ふふふ、ばっちりやってやりますよ!」

「さーていっちょやってやりますか」

 食堂で曙と別れ執務室の前に立つ。入室する前に手鏡で最後のチェックを済ませて、
一息ついて扉を叩く。いつもこの瞬間は息が詰まるような緊張感を覚える。

「ご主人様、漣ですー」
「はい、どうぞー」

 執務室に入ると、提督は既に机に座って仕事を始めていた。温和な顔に横の大きな窓から
日差しが当たってなおさら穏やかな風貌に見える。思わず自分の表情も緩んでしまう。

「おはようございます、ご主人様っ!」
「はいお早う、今日もよろしくお願いするね」
「ふふん、この漣にお任せください。さて、今日は何から始めますか?」
「そうだね……あ、そうそう、先に言っておかないといけない事があるんだ」

 そういって提督は目の前の書類をめくり始める。何の話だろうか? 大規模作戦はついこの間
終わったばかりだし大型建造の予定も無い、改まって何か話すようなことに心当たりはなかった。

「あぁ、そう、これだ」 と言って一枚の書類を漣に手渡す。
「…………へ?」

 書類の題字には異動命令とある。脳みそが文字を認識するまでに暫らく時間がかかった。
余りにも受け入れがたい話である。
 一心不乱に、何度も、何度も書類を読み返す。何かの間違いなのではないか、四月バカは
もう二ヶ月前にやったばかりだぞ、等とめまぐるしく思考が動き、嘘でしょと心が喚きたてる。

「上の方からね、前線から引いて後方勤務に来ないかって誘われてね」 
困ったように頬をかきながら言う。漣はその声に釣られるように書類から顔を上げた。

「実家の親がね、もういい年なんだから嫁でももらってこっちで暮らせって言うのも
あってね、ちょうど良いタイミングだろうって事で受けることにしたんだ」


「なんだか顔も知らない許婚も出来たらしいよ、困ったものだね。あはは……」
「い、許婚?」
「うん、ケッコンもしてないのに結婚するとはねー」

 朧は一人廊下を歩いていた。漣を探すためである。

 漣が執務室から逃亡した時、偶々近くにいた朧が事情を聞き、探すことを請け負った。
面倒事だとは思うが、姉として見過ごす訳には行かなかった。幸いなことに心当たりはあった。

「や」
「……」

 人気の無い資料室の隅っこの、棚と棚の隙間に漣は収まっていた。7駆でケンカした時も
漣はここにいた。人気がなくて狭いのがお気に入りなのだろう。体育座りをして顔を伏せて
いる。一応、肩は震えていないようだった。

「温かいお茶とお菓子持って来たよ、とりあえず甘いもの食べな?」
「……ん」

 水筒のカップにたぱたぱとお茶が流れ、辺りに香りが立つ。包みを開くとクッキーの甘い
バターの香りが漂ってくる。

「クッキー、朝だから焼きたてだったよ、まだ温かい」
「ん……」
「お、やっぱ焼きたては美味しいね、うん」

 もそもそと二人で菓子をほお張り、お茶で流し込む。胃からじんわりと熱が広がり、
四肢の先へ広がっていく。黙々と食べている内にクッキーはなくなっていた。

「美味しかったね」
「……ぅん」
「どうする、話す?」
「だいじょうぶ……」
「そっか、適当に言っておくから。あ、お茶残ってるのは飲んじゃっても大丈夫だから」
「ん」
「それじゃ、後でね」

 朧が出て行った後、再びカップにお茶を満たす。自分が逃亡しなければ今頃二人で
お話しながらお茶でも飲んでいたのだろうと思うと胸が締め付けられた。

 最初、漣は自分が想像していた以上に、ショックを受けている事に驚いた。ご主人様
がいなくなると言うのもさる事ながら、許婚と結婚するというのが心を大きく乱した。


 しかし、今になってみれば納得の行くことだった。ご主人様と二人でいるのは楽しいし、
一緒にご飯を食べるのは幸せだったし、あーんとかしてふざけるのも楽しかった。まだ艦隊
の規模が小さかった時に港に二人で座ってくだらない事でずっとお話したのは良い思い出である。

 平たく言えば、きっと初恋だったのだろう。言葉にすると、すとんと腑に落ちた。

 まだまだお話したいことが一杯ある。朧がこの間また膝をすりむいたとか曙がこっそり
少女マンガを集めてたとか潮っおぱいがまた成長してたニクラシヤアアア……昨日の夜から
楽しみにしていた。

「……もっとちゃんとお話したかったな」

 一つ口に出すと、あとは止まらなかった。
 一緒に散歩して、ご飯を食べて、できれば手をつないで。自分の中でわだかまっていた
気持ちが解れて、溢れていく。

 ふと、体の底から何かが湧き上がるのを感じる。漏れ出さないように口を硬く閉じる。
肩が震えだすのを止められない。もっとお話したかった、まだ言っていないことが一杯ある。
噛み締めた口の隙間から声が漏れ出す。雪崩るように、次々に思い出が蘇る。この思い出は
もう、増えることが無いのだ。 

 嗚咽が部屋に響く。今はただ、思い出に浸りながら泣くことしか出来なかった。






エラー娘「そこのお嬢さん! お困りのようですね!!」

漣「うぐ、ひぐ…え、な、何?」

エラー娘「ふふふ、私は通称猫吊るし! 今はあなたの味方です!」

漣「へ? ん?」

エラー娘「今からあなたに魔法をかけます」

漣「ま、魔法」

エラー娘「はい、あなたは一年前、提督が着任する1時間前にタイムリープします。
あ、別に坂を全力疾走して川に飛び込む必要は無いですよ? 回数制限も今回の一回きりですし」

漣「は、はぁ……?」

エラー娘「さーてちゃっちゃといきますよ、あ、練度とかも初期化されるのでがんばって
練度99目指してくださいね?」

漣「え? あ、ちょっとm」

エラー娘「それーっ!」

猫<にゃーん!

漣「グワーッ!!」

エラー娘「クロコダイーン! なんちゃって」エヘヘ






漣「はっ……ここは!?」

漣「ほ、ほんとに一年前だ、しかも練度も1になってるし……うっわ今の漣、弱過ぎ?」

漣「……ナニコレ、脳みそアイタタタなネット小説じゃないんだから」

漣「……mjd? マジで、本当に戻ってるのこれ……!」

漣「や、やってやろうじゃないの」(震え声)

漣「全力で! ご主人様のハートを! この手に!」

漣「まずは執務室をピッカピカにしてやりましょうか。時間に余裕があればご飯の準備とかもだね」

漣「やるぞ、おーっ!」

以上です。やりたい事やれて楽しかったです(KONAMI)。さっさと依頼出してきます。
余談ですけど先ほど初期艦の漣さんとケッコンしてきました。可愛かったです。

延長戦入ります

○LV1~10

漣「よし、支度完了っ! 時間は……ちょうど良さそうね」

漣「お、噂をすれば廊下を歩く足音がしますねぇ……緊張してきた」エヘヘ

漣「前の時は緊張して記憶が飛びかけたなぁ、懐かしい。さて、頑張るよ、まずは挨拶から、しっかりしないと」

提督「こんにちは、えーと……君が?」

漣「そ、そうですヨ! 私が綾波型駆逐艦九番艦の漣です。えーっと、字はですね」

提督「水が連なるで漣だったね? うん、素敵な字だ。そうか、よろしくお願いします」

漣「えっ、えへっへへへへ、こちらこそ、執務から身の回りのお世話までどーんっとお任せください!」


提督「よし、それじゃあ早速始めようか、えーと、まずは」

漣「始める前に任務を色々受けてからにしましょう、任務のお姉さんはこっちの部屋に……」

提督「すまないねぇ(頼りになる子だなぁ)」

漣「一通りやりましたね、あとは初出撃を済ませてしまいましょうか」

提督「そうだね……聞くのもおかしな話だけど、大丈夫かい?」

漣「心配御無用ですって、ご主人様! ご主人様は港で漣を待っていてくださいネ!」

提督「……そうか、無茶はせずに帰って来るんだよ?」

漣「当然です、なんせご主人様が待ってますからね! よし、駆逐艦漣、出る!」


漣「艦隊のただいまです、ご主人様!」

提督「お帰り、大丈夫だった!?」

漣「ふっふーん、敵艦隊主力の軽巡1、駆逐2を撃破しましたし漣も無傷ですヨ! あ、詳細はあとでレポートにして出しますね」

提督「はい、お疲れ様でした。一人なのによく頑張ってくれたね」ニコニコ

漣「うぇへへへへへへ、褒められて伸びるタイプです、いっぱい褒めてくださいね!」

提督「うんうん、よしよし、これからも頼りにしているよ」

漣「うぇひひひひひひ、お任せください!」

○lv11~20

漣「ご主人様っ、1-4まで無事終わりましたね!」

提督「うんうん、漣さんが一杯がんばってくれたからね、ありがとう」

漣「えへっ、えへへへへ、それほどでも」テレテレ

提督「艦隊も段々とメンバーが増えてきたねぇ」

漣「夏の作戦に向けて頑張って準備、ですね! とりあえず軽巡と駆逐を1-5で対潜経験を積ませて、
重い艦は南西諸島を攻略させつつ……」

提督「そうだね、ではソナーや爆雷の開発もしようか」

漣「よし、開発も漣におまかせあれ!」

提督「うんうん、それじゃあ頼むよ」

漣「ご主人様ー! 漣、練度20達成ですー!」

提督「おめでとう、よくがんばったね! 早速改装してもらっておいで」

漣「はーいご主人様! 漣ちょっと、あ、じゃなくて……いーっぱい感謝ね!」

○LV21~30

提督「一度目の改装を受けた子も増えてきたね」

漣「皆ご主人様のためにがんばってますよ」ウンウン

提督「あはは、自分も頑張らないとね」

漣「いえいえ、ご主人様が頑張っているから、漣たちも頑張れるんです!」

提督「そうかぁ……なんだか照れるね」

漣「(あああああああああああご主人様のテレ顔いただきましたああああああっ!!)」

○LV31~40

漣「艦隊の練度も充実してきましたね」

提督「うん、だからそろそろ2-4の攻略も考えていこうかなって思うんだけどどうだろう?」

漣「良いとおもいますよ、3-2まではさっさと開けてしまった方が練度の為になりますし」

提督「うう、それでは漣さんに旗艦をお願いして行こうか」

漣「えっ、あっ、あの、漣でいいんですか!?」

提督「1-1からずっとそうしてきたしね、お願いしてもいいかな?」

漣「キ、ktkr! 漣の本気、見せてあげますよ!」

漣「ご主人様、2-4突破です!」

提督「ありがとう漣さん、流石だね!」

漣「えへへへへ、夜戦までもつれ込んだおかげで漣も活躍できたんですよ!」

提督「うんうん、よくがんばってくれたね! そうだ、間宮さんでお菓子でも奢ってあげようか?」

漣「えっ、いいの!? やった、ありがとうございますご主人様! 漣はおめかししてきますね! 
デートっ、デートっ!」

○LV41~50

漣「ご主人様っ! 2-5で阿武隈さんを発見しましたヨ!」

提督「お、新顔だね? 軽巡なら遠征に――」

漣「パワーレベリングしましょう! 漣と一緒に1-5周回&3-2-1で!」

提督「お、おう…? まあ漣さんが言うなら集中的にレベリングしようか、他の子も一緒にね」

漣「よしッ! あ、あとそろそろ艦載機の開発も……」

提督「そうだね、もう上位艦載機の開発許可も出てるしぼちぼち進めていこうか」

漣「はい、できればレア艦攻を多めにほしいですねー」

提督「そうだね、まあ副産物で色々出るだろうし地道にやっていこうか」

漣「ほいさっさー! あ、そうそう、えとね、ご主人さま」

提督「なんだい、漣さん?」

漣「あの、えと……また一緒にご飯でも、なーんて……」テレテレ

提督「あぁ、全然構わないよ、いつもお世話になっているからね」

漣「ホント!? ありがとうご主人様っ! それじゃあ漣は阿武隈さんろ1-5でバターになってきます!」

提督「はい、気をつけていってらっしゃい」

○lv51~60

提督「まさか阿武隈さんがあんなに化けるとはね……」

漣「あはは……結局間に合いませんでしたけど」タハハ

提督「いやいや、漣さんのアドバイスのおかげで夏の大規模作戦には間に合いそうだよ、本当にありがとうね」

漣「えへへ、ありがとうございます」テレテレ

提督「そうそう、漣さんの水着も可愛くて良いね」

漣「えっ、そ、そう!? でへ、えへへへへ」

提督「でもあんまり日に焼けてしまうのは良くないと思うから対策はするんだよ?」

漣「はーい!」

提督「漣さん、漣さん」

漣「はにゃ? なんですか、ご主人様?」

提督「薄手のパーカーを見つけてきたから良ければ、と思って」

漣「え、いいの!?」

提督「日ごろの感謝を込めてね、もし良ければと思って」

漣「やーったぁ! ありがとうご主人様っ! ずっと大切にするね!」

漣「(えへへへへ……嬉しいっ!)」

○lv61~70

提督「夏の大規模作戦が始まったね、漣さん」

漣「はい、準備は万全です! 艦載機も揃ってますし阿武隈さんも改二になりました、他の艦の練度もそ
れなりにありますヨ!」

提督「うん、みんな良く頑張ってくれたね。本当にありがとう」

漣「それはまだ早いですよ、ご主人さま。作戦が終わったら皆でワイワイやりましょう!」

提督「そうだね、では焦らず、しっかりと行こうか」

漣「はい、ご主人さまっ!」

漣「うくく……なかなか敵もやりますなぁ……!」

提督「彼らも必死なんだろうね……」

漣「負けてられないよ……絶対に勝ってやるんだから!(ご主人様に沢山褒めてもらうために!)」

提督「そうだね、漣さんたちが頑張ってるのに自分が諦めちゃいけない。一緒にがんばろう!」

○lv71~80

漣「いやー手ごわい相手でしたねー」

提督「そうだねぇ……」

漣「あそこで妙高さんの雷撃がブッ刺さってなかったら詰んでましたもんね……」

提督「その前に漣さんたちや第一艦隊の子達が頑張って随伴を散らしてくれたおかげだね……」

漣「いやー、ほんと、ご主人様、私達よくやりましたよホント」

提督「どれもこれも漣さんが励ましてくれたおかげだよ……ありがとうね」

漣「えへ、えへへえへへへへもーそんな褒めたってなんも出ないですよぉー」テレテレ

提督「……祝勝会が終わったらまた一緒に間宮さんにでも行こうか」

漣「うふふふ、ありがとうね、ご主人様っ!」

提督「それにしたって漣さん、随分練度が上がりましたねぇ」

漣「そりゃーずっと旗艦張ってればそうもなりますよ、もうむっきむきですよ? なーんて」アハハ

提督「いつもまかせっきりでごめんね、漣さん」

漣「ううん、いいんですご主人様、というかいつも使ってくれて漣、すっごくすーっごく感謝してるんだ
から!」

提督「……そう?」

漣「モチのロンですよご主人様!」

提督「ははは、漣さん、いつもありがとうね、本当に」

漣「いーんですよっ!」

○LV81~90

漣「ソレでですね、この間曙のベッドの下を覗いたら出るわ出るわ少女マンガの山が」

提督「あんまりいじめてはいけないよ? と言うか聞いてしまった自分もヤバいような気が」

漣「だーいじょうぶですって! あ、ちなみに折り目の付いてるシーンがですね……」

提督「わっ、止め、止めなさいそれは、不味いですって」

漣「ふふふ。あ、後ですね昨晩お風呂の時にうしおっぱいを後から――」

提督「そういうのは提督に聞かせちゃいけないと思うんだけど! ほら、美味しいお菓子が目の前にある
んだから! 食べなさいって!」

漣「えへへ、つい熱がはいっちゃいまして」テヘペロ

漣「今は90ですねー、ご主人様に重用していただいてるおかげです」テレテレ

提督「そっか、随分遠いところまで来たような感じがするねぇ」

漣「まだ半年と少しくらいですか、でも濃密でしたよ?」

提督「うん、漣さんには沢山世話になったし励まして貰ったり……」

漣「(あ、あれ? なんかちょっと、いい雰囲気じゃない?)」アセアセ

漣「(……待つか、いや攻めるか!? ら、ライフカードは無いんだけど!? どうする!?)」

提督「あ、雪降ってきた」

漣「あ、ホントだ! 積もるかな!?」

提督「どうだろうなぁ。積もったほうがいい?」

漣「漣的には積もったほうがいいですねー。一面の銀世界、憧れですヨー!」

提督「なら積もるようにお祈りしておこうか。雪も振り出したしそろそろ戻ろうか?」

漣「ですねー、行きましょうか」ニコニコ

漣「ひゃーっ、流石に雪が降るだけあって寒い!」

提督「はぁーっ……息が真っ白だ」

漣「……ご、ご主人様、漣の手が冷えてしまいそうです!」

提督「……うん」

漣「そ、その……手を握ってくれたりとか」

提督「ん」

漣「……」

提督「よし、帰ろうか」

漣「……えへへ」テレテレ

○LV90~98

漣「ご主人様っ! クリスマス、クリスマスですよ!」

提督「うんうん、そのサンタ服、漣さんに良く似合ってるよ」

漣「えへへ」テレテレ

提督「クリスマスとあらばプレゼントを用意しない訳にはいかないね」ゴソゴソ

漣「ktkr! 何々ー!?」

提督「はいどうぞ、まぁ大したものではないんだけどね?」

漣「ご主人様、開けても良い!?」

提督「うん、開けてごらん」

漣「……イヤリング!」

提督「うん、まぁ気に入ったら付けてもらえれば」

漣「気に入らない訳ないっしょ! えへへ、どうです! 似合う似合うー!?」

提督「うんうん、かわいいですよ」

漣「かっ、かわっ、え、えへへ」テレテレ

提督「それと、まぁ……もう一つ話があるんだけど」

漣「はいなんでしょー! もう漣、ご機嫌だからなんだって聞きますよー!」ニコニコ

提督「ごほん、えーと……春までに練度99を目指さない?」

漣「へっ?」

提督「まぁ、その、うん。どう?」

漣「……いいの?」

提督「漣さんさえ良ければ、どうかなって」

漣「…………喜んで、おねがいじます」グスッ

提督「ほら、そんなに泣かないで」

漣「無理っ、でずっうっぅぅっぅうううう」

提督「鼻水が、うわ、ほら」

漣「うれじいいいよぉぉおお」

提督「あはは、自分も嬉しいよ漣さん」

漣「うううぅぅううぅ!!」

提督「これからも宜しくね?」

漣「はいいぃぃぃぃい」

○LV99→???


提督「指、出して」

漣「うんっ」

提督「漣さん、練度99おめでとうございます」

漣「はいっ!」

提督「これからも、宜しくお願いしますね」

漣「愛してますよっ、ご主人様っ!」

以上で延長戦終了です ありがとうございました

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