はんた「かつて世界を滅ぼした力…?」(15)

酒場
はんた「なんだそれ?ノアじゃないの?」
マスター「ノアは兵器をハッキングし暴走させているだけだ。」
マスター「問題はハッキングされたモンスターなんだが…」
はんた「賞金首なのか?」
マスター「いや、違う」

はんた「そいつはどこに?」

マスター「ここから遥か北のクレーターの跡がたくさんあるところだ」
マスター「なんでも、衛星砲?とやらが大量に落ちたところなんだが」
マスター「その地域のどこかにある地下にいるらしい。」

はんた「ふむ……」

マスター「ま、そんなところに行く命知らずは誰もいないだろうよ」
マスター「ハンターが殺され続け、誰も行かなくなり忘れられた話だ」

-ヌッカの酒場-

はんた「仲間を集めたいんだ」
ヌッカ「はいはい、誰にする?」
はんた「ハンター2人いないか?」
ヌッカ「歴戦のハンターが丁度あそこの席と、あそこの席にいるわよ」

はんた「金髪と青髪か…」

はんた「とりあえず青髪の少年を誘ってみるか」

青髪「お兄さん誰?」
はんた「通りすがりのハンターだ。」
青髪「名前は?」
はんた「はんた」
ヒナタ「そのまんまだね。俺はヒナタ。」
はんた「店主から聞いたよ。単刀直入に言うけど、仲間になってくれ。」
ヒナタ「唐突だね…。いいよ、クロモグラも破壊して暇してたし。」
はんた「ありがとう!」

はんた(あっさり仲間になってくれた。)

はんた(次は金髪の少女か…)

はんた「あの」
金髪「どうしたの?」
はんた「君ハンターなの?」
金髪「そうだけど、それがどうしたの?」
はんた「オレははんた。名前を教えてほしいんだ。」
レナ「私はレナよ。ここいらじゃ有名なハンターなんだから!」
はんた「それは頼もしい!実は仲間に誘おうと思ってたんだ…」
レナ「テッドブロイラーもぶっ殺したし、いいよ。」
はんた「ありがとう!」

はんた(こっちもあっさり…)

はんた「実は、ここから遥か北の、クレーターが大量にある地域へ行こうと思って」
ヒナタ「なんだそれ?」
レナ「それは知らないわ」

はんた(これだけ実績を残している人でも知らないのか…)

はんた「詳しい事は分からないから、とりあえず行ってみようか。」
はんた「まんたんドリンク多めに持って、いざ出発!」

はんた「ところで君達は何の戦車に乗ってるの?」

レナ「Rウルフ」

ヒナタ「Rウルフ」

はんた「俺もRウルフなんだけど……。まあいいけど……。」


レナ「もしかしてあれがクレーターの…」

ヒナタ「凄い巨大だな……。どうなってるんだこれ。」

はんた「とりあえず近くで調べてみよう。」

レナ「もしかしてあれ、主砲の残骸なんじゃ…」

ヒナタ「あっちにも粉々になったクルマが散乱しているな」

ヒナタ「なあ、もしかしてここ相当ヤバいところなんじゃないのか?」

はんた(衛星砲とか言ってたな…・)

はんた「とりあえず上を特に注意して進もう。」

レナ「了解」
ヒナタ「了解」

ポチ「ワンワンッッ!!」

はんた「ッッ!!避けろ!!」

ズドーーーーーーーーン!!!!!!


レナ「なによこれ…威力が尋常じゃな…ッ!」


ズドーーン!!ズドドーーーン!!

ヒナタ「すげえ……通りで木の一本も生えてないわけだ……」

はんた「早く地下を見つけないと」

ヒナタ「というか…ノアは地球外の兵器までハッキングしているってことか?」

はんた「おそらく、そうだろう……。」

レナ「とりあえずあの大きな建物に入りましょ!あそこなら大丈夫みたい!」

はんた「了解!」

はんた「偶然にも…」

ヒナタ「こんな大きな穴が…」

レナ「エレベータがついてるわね。」

はんた「とりあえず、進もう。戦車が3台もあるんだ。負けるわけがない。」

ヒナタ「うん!」

レナ「腕が鳴るわね。」

ヴィーン……


はんた「エレベーターはまだ生きているようだ。」

レナ「一気に地下まで行きましょ!」

ヒナタ「どんな敵が待ち構えているんだろうか。」

はんた「戦闘の準備だけはしておけよ、二人とも…。ポチもな。」

ポチ「ワン!」

-最下階-

ヒナタ「大きな広間だな・・・天井が見えないや。」

レナ「電気は一応壁にあるみたい、それよりも…」

はんた「緑色の粒子みたいなこれか?」

レナ「これは一体…」

ヒナタ「なんかあそこ光ってないか?」

レナ「妙に青い光ね。何かな?」

はんた「気を付けろ…何か嫌な予感がs」

ブシュグアアアアアアアン!!!!!!

-Dr.ミンチの研究室-

Dr.ミンチ「おぉ、こりゃまた活きのいい死体が転がり込んで来たぞ!」

Dr.ミンチ「さぁ、蘇るのじゃ!この電撃でぇぇぇぇ~~~!!!」

3人+1匹「!!!!」

Dr.ミンチ「おぉ、成功してしまったぞ!!」

メタルマックスかなと思ったらメタルマックスだった

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