【安価】輪廻転生 (51)

必要事項に応じ。

まず、魂とは如何に廻るか。

輪廻と言う言葉をご存じだろうか。

肉体なる器が破壊されても、永劫魂は残り続けると言う話。

魂なる概念は、要するに不滅として存在する。

破壊されるのはあくまで魂の器であり、器に魂が宿った場合、まず最初に魂の本質が器に複製される所から始まる。

複製とは所謂本質の理。それを製作、順じ、また新たなる器が我を有し人生を謳歌する。

しかし、その本質は魂であり、器は魂の存在を知らぬし仮定とでしか認識できない。

自らに魂とやらが宿っている事は分かる。けれどその魂が何なのかがわからない。

嗚呼、故に申そう。君たちの魂とは、所詮は血塗られた過去や悲惨によって出来た悲哀の代物だと。

故に語ろう。これは懺悔の物語である。



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ではまず自己紹介から始めよう。

私は神だ。

私が神々《どうぞく》を作り上げ、私が英雄《どうぞく》を思い描く。故に悪しき部分も罪人《どうぞく》として描かれ、人間《どうぞく》は悪魔《どうぞく》と天使《どうぞく》を作った。

率直に言えば私以外の存在は私の思想によって生まれた存在である。こうあるべき形、こうなすべき存在。歴史や物語など、私が考えそれを同族へと降り撒いた。

今回、私の様な存在は至る事は無いので安心してほしい。私はただの語り部であり常に中立の立場でありたいと願っている。

私ですら、私の作り上げた存在《どうぞく》の可能性には手を焼く事もある。面倒であるし、相手にする暇があるなら試練を与える。

では、まず最初に魂の入れ物である器を作ろうではないか。

本来そう言った器は人間の催しによって勝手に出来るものではあるが、今回は違う。

何せ、今回の出し物は私が考案した物だ。小さな島国、日本を舞台にし、その中心となる街、高公街と呼ばれる場所を選んだ。

学問は勿論、歓楽や繁華、人々が住まう住宅も存在する、そして何よりも、その街には私が直々に作り上げた器が赴くよう手配した。

主役が遅れるようでは物語は務まらん。プロローグは飛ばしても序章には其処に居なければならない。

早々に作りあげるとしよう。では、もう一度言おう。【器】を製作する。

【器】の作成
【名前】
【容姿】
【性別】

↓から5まで

【器】の作成
【名前】 クサビエ
【容姿】 おかっぱ頭、修道士の服
【性別】 男

【名前】雅楽川佑月
【容姿】 イケメン細マッチョで身長が軽く2m近くある
【性別】 男

【名前】ドクター・ヴォイド
【容姿】痩せぎすで眼鏡をかけて薄汚れた白衣を着ている
【性別】 男性

では、この中から決める為、安価範囲に入る者よ今一度挙手をしてくれ。
単発封じである、これより十分以内で頼む。

>>4>>6>>8

の中から決める。日本在住である為至る所も訂正するが、まあそれはそれとしておいておこう。

↓1~3にて一番多い安価キャラを採用いたす。

見事に分かれてしまったな。
では、コンマとしよう。

コンマが一番高い物を採用とする

>>4コンマ↓1
>>6コンマ↓2
>>8コンマ↓3

これも単発ダメなやつ?

>>4
に決定とする。
では、>>4の安価を出した物に聞く。
名前は日本名に変えるので許してくれ。

そして、何処か訂正したい部分はあるか?

>>30
別段構わん、聞くにあれである。キャラメイクをするだけして他のIDに切り替える単発の防止である。
手頃に参加して頂けるならば此方としては嬉しい限りである。

では>>4を日本名に変えさせて頂く。

↓1~3の中で>>4に似合う名前を採用とする。

草田清麻呂(そうだ きよまろ)

草日枝 修(くさびえ おさむ)

日下部比叡(くさかべひえい)

では、この中より決めたいと思う。
ぶっちゃけ決めづらい。故にコンマに従おう。

01~33 >>35
34~66 >>36
67~99 >>37

直下↓

日下部比叡に決定とする。


では、その【器】に【魂】を宿す事とする。
メジャーの類、マイナーの類存在するが、まあこれらが【器】に対する中身であろうよ。


・尾張の大虚
・人間素材製作者
・魔女狩りの聖処女
・名無しの権兵衛
・神の命令
・破壊者
・人形使い


この中から選ぶぞ、構わんだろうか?

では、器に魂を入れる。


・尾張の大虚
・人間素材製作者
・魔女狩りの聖処女
・名無しの権兵衛
・神の命令
・破壊者
・人形使い

この中より選択して頂こう。

安価下2

では、始める。

「では、汝に幸いあれ、R.I.P.」

持ち出された火縄銃。それが神職である者の武器であるというのも変な話であるが、それ以前に神職の者その様な武器を持つ事自体が可笑しな話である。

その武器の扱いを見るに随分と手馴れているらしい。

引き金を引き終焉を迎える。

それだけが彼の仕事である、それが彼、十字教会の役目でもある。

死した肉塊を見下ろし、首元に掲げる十字架に祈りを捧げる。

残りは何をしなくても勝手に灰となって消えるだろう。

ここは高公街、全ては神に収束する街。

「今日もご苦労様でした、修道士・クサカベ」

十字教会へと戻り上司でもあるシスターへの加護を得る。

これが彼の仕事の終わりの合図。

の筈なのだが。

シスターはこれで終わりではないと、笑みを浮かべる。

シスターは神の言葉、その代弁である、聞かないと言う選択肢は無かった。

今日はこの位で終わりとしよう。
まあ気長に待ってくれ、此方も気楽にやるが故。

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