【募集鯖鱒】さあ、黒歴史を紡ごうか【二次創作聖杯戦争】 (1000)




・遅筆:文章主体。得手不得手よりは一回を少しでも早く終わらせる事を重視する為。
・無知:PC版staynightを昔プレイした程度の知識。募集スレを運営する最低限の知識はあります。
・無特殊:発想力、処理能力に難。これに関わらず能力を弁え無理はしません。
・不干渉:鯖鱒の内容について>>1は一切意見を言いません。評価は読者に委ねます。
・更新不定:空いた暇な時間に更新する予定。
・多分時たまR-15になるくらい。

【基本判定】
基本判定と書いた場合は以下の表をさします。

1:ファンブル 補正無視、補正で獲得不可
2、3:大失敗
4、5:失敗
6、7:成功
8、9:大成功
0:クリティカル 補正無視、補正で獲得不可

細かいルールやシステムなどは以下のスレを参照して下さい。
【募集鯖鱒】さあ、黒歴史を紡ごうか【二次創作聖杯戦争】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460581147/)

議論や雑談は以下の雑談所で、質問や要望などはこちらの現行スレで行うようにしてください。

【3夜→4朝現状】
【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:66/80
【状態】:魅了(アサシン)

【サーヴァント】:???
【コスト】:19
【状態】:平常

【令呪数】:二画

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:85/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:36/40
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:20
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:45/90
【状態】:魅了(アサシン)

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【陣営】:キャスター
【マスター】:ヨゼフィーネ・ゲッフェルト
【現魔力量】:31/70
【状態】:ストレス→平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:二画

【陣営】:アサシン
【マスター】:矢本 聖
【現魔力量】:53/60
【状態】:平常

【サーヴァント】:ハサン
【コスト】:13
【状態】:平常

【令呪数】:一画

【陣営】:バーサーカー
【マスター】:アクラ・ドゥードゥー
【現魔力量】:52/70
【状態】:平常

【サーヴァント】:ジャック・ザ・リッパー
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:一画

結局、昨夜のライダーの行動は何だったのだろうか。

幸一は推測するも答えがでない。
ライダーが自分達を裏切り、キャスターに共闘を誘った可能性を考えたが、
キャスター陣営が彼らの仲間を尋問した自分を血眼で探し回った行動からして、
彼らの仲間を散々に殺しまわった彼の誘いを飲むとは思えない。

「拙者もその様に思うでござる。」

セイバーもその考えに同意した。
戦闘員を殺した事で恨みを買っている事を見抜けぬライダーではなく、
その性格からして自らそんな無駄な事を好んでするとは思えない。
ライダーもまた信念を持った男である、と武士は断言した。

「ムムム、難しい話をしてますね・・・。」

恵華はまず話の内容を理解出来ていないだろう。

「イスちゃんは?セイバーが裏切るって言った時さ、彼女目を向いてたでしょ?
その後呆れてたけどさ、ライダーがそんな気が無くてもマスターがそんな道を選ぶ可能性があるんじゃない?」

ランサーはマスターの指示の可能性を示した。

「キャスターさんがライダーさんに惚れて誘ったかもしれませんよ!?
わたしのサイキック推理に死角はありません!」
「それ何処のラブコメなの?!その推理面白ーい!」

でも、ないない、と三者一様にかぶりを振った。
そう思いつつも、幸一は自分が妻に惚れたキッカケは一目惚れだった事を思い出した。

【4朝基本行動】下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・ライダーの拠点に向かう
・ライダー陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・その他(内容併記)

遭遇判定『魅4運4魔2』

【魅】:8
【運】:10
【魔】:7

連投可
下1 魅
下2 魔
下3 最終判定

成功
━━

「そういえば恵華ちゃん、学校は?」
「危険だから休めってセイバーが。」
「・・・大丈夫なのかね。単位を落とせば人生に響くよ。」
「命を失うよりはマシで御座ろう!」

(学校。そういえば、みゆきは大丈夫だろうか・・・。)

遭遇トリップ判定(1-5)下1


ミス
「危険だから休めってセイバーが。」

「危険だから休めってセイバーさんが。」
━━━━━━━━━━━━━━━━
#狂・魔、暗、弓、騎
バーサーカー


今回はここで終了します。
お付き合い下さりありがとう御座いました。
それでは失礼します。

少し進めます。
深夜ですが人はいらっしゃいますか?


「でも、確かに学校行かなきゃ不味いですよね。」
「恵華殿!?お辞め下され!貴殿は聖杯戦争のマスターなのですぞ!?」

すっくと立ちあがった恵華は学生服のハンガーを手に取った。
セイバーが止めるが意に介さない。着替えようとする恵華。

「おや、行くことにしたのか。気を付けなさい、最近物騒だからね。
いつ女装した変質者に襲われるかわからない。」
「勉強頑張りなよー!なんだったら私も行こうかな?ガッコー。」
「各々方も止めて下され!いや、部屋から出ていって下され!恵華殿ももっと恥じらいという物を・・・!」



「止めなくて良かったの?コーイチ。」
「セイバーがついて行くなら大丈夫だろう。
それに、時間には限りがある。特に若く自由な時間はね。大人になると色んなしがらみに縛られて、ろくに身動きも取れなくなる。
他にやりたい事、やるべき事を見つけたならそれをさせてやるべきだ。こんな戦いに命を賭けるのは枯れ果てた大人だけでいいのだよ。」


近くまで送って貰う為にライダーの元へ向かう道中。
ランサーと語らいながらも、矛盾しているなと心の中で自嘲した。

戦いたがっていた娘から令呪を奪った男が口にしていいセリフじゃない。
だが、そう考えている事もまた事実だ。それでも俺はみゆきを守りたい。
わかっている、これはエゴだと。しかし、親が子を守りたいと思う気持ちは間違っていないはずだ。

親の反対を振り切って一般人の妻と結婚した。魔術師としてやってはならない事をした。
それでも親父は俺を鷲谷の屋敷から追い出す事をしなかった。妻と住まう事を許してくれた。
妻を魔術師の家に引き込むなんて事をしたのだから、俺は妻を愛して絶対に守ってやらなければならなかったのに。
俺は妻を守る事が出来なかった。魔術師としても一人の夫としても俺は失格だ。

───だけど、せめてみゆきだけは。あの何者にも代えがたいみゆきだけは守り通さねばならない。
彼女すら守れないなら俺は父親としても失格だ。それでも生きて良いなんて、余りにも幸せすぎる。

いいや、今までで充分に幸せすぎた。
根源に至ればみゆきとももう会えないが、果たす事が出来れば鷲谷の人間としても残された夫としても父親としても胸を張る事が出来る。
この聖杯戦争は俺に最後のチャンスを与えたのだ。そう幸一は考えている。



幸一達は戦車で鷲谷の武家屋敷近くまでライダーに送って貰った。
英霊の宝具をタクシー代わりに使うというのは何とも贅沢な心地だ。
そうそう出来ない体験だろう、と思うと少しばかり幸一の心が浮き立った。
イスはいない。森の工房に残っている。

【昨夜の事を問う?】下1
1、はい
2、いいえ


送り届けて、マスターの元へ帰ろうとしたライダーを呼び止める。
昨夜の事について確かめておきたかったのだ。

「そういえばライダー。一つ、君に聞きたい事が有るんだが。」
「ほう、何でしょうか?」
「大したことでなければいいのだが。───昨夜、君は一体何をしていた?」

問われたライダーは意外そうな表情を浮かべた。

「休息を取っていましたが、いったい何故その様な事を?」
「ほう、休息を取っていたと。」
「へえ、休息を取っていたんだ。」

幸一とランサーが白々しいものを見る目で彼を見る。
異様な空気に気が付いたライダーは、しかし狼狽は見せなかった。


「ああ、もしかして見られていましたか?
精液をキャスターに渡しに行っただけですよ。」
「は!?」「精液!?」

当然の様に答えたライダーに逆に幸一達が狼狽えた。

「はい、精液。彼女の事を考えていたら、フフ。お恥ずかしい話ですが、出してしまいましてね。
出してしまった物は仕方がない。ではこの出してしまった物は一体誰のものになるのが相応しいのか。
ね、当然の帰結でしょう?」
「ね?じゃないよ!どういう思考回路してるの!?流石の私もドン引きだよ!?」

ランサーの鋭い突っ込みが冴え渡る。幸一は唖然としている。
だがとても嘘を言っているようには見えなかった。

「そ、それでは、キャスター陣営との間には何もなかったと。」
「はい。何もありませんでしたよ。」


そうほほ笑んで答えた彼は戦車を走らせ朝空に消えた。
見送った二人は顔を見合わせて、なんとも言えない表情をした。

そこに悲鳴。
その悲鳴の主が誰であるか、幸一は即座に理解した。

「───みゆき!?」

一目散に悲鳴の方角へ走る幸一をランサーは慌てて追いかけた。


「あやめ!っ、しっかりしなさい!あやめ!!」
「逃・・・みゆ・・・ちゃ・・・。」
「喋らないで!い、いま警察を、いや救急車を呼ぶから!」

あやめと呼ばれた、昨日の朝みゆきと共に登校していた少女のものだった。
左腕から斜め上へと走る刃物の切り傷は少女の喉を深く抉っている。
そこから出血した血はみゆきの制服を、スクールバッグを、アスファルトを赤黒く染める。
簡潔に言って助かる見込みはない。通り魔の一撃は容易くあやめの未来を奪った。

「女ってヤツは斬っても斬っても斬っても斬ってもどっからともなく湧きやがる。
いつになったらアンタらはこの世から消え失せてくれるんだろーなぁ?男を惑わせる害虫共が。」

気だるそうにみゆき達を笑う。其処にいたのはバーサーカー。
血が滴る刃物を手にし、あやめを腕と膝で抱えて混乱したみゆきの元へ死神が歩み寄る。
だがみゆきの命運は尽きてはいなかった。

「───みゆき!」


幸一はその惨状を目の当たりにした。
人気の少ない朝の鷲谷家周辺に血の匂いが漂っている。
その出どころは愛する娘が抱える友人で、抱えられた彼女の手は力なくだらりと血の水たまりに浸されていた。

「───みゆき!」

血が滴る刃物を片手にみゆきへ歩み寄る死神の背中を目にするや否や幸一は叫んだ。
振り向いたバーサーカーをランサーの突きが襲う。
槍をナイフで逸らした女装通り魔は隙を突いて銀髪少女の懐に潜り込む。
喉を狙った一閃を外側に躱した少女はそのまま庇うように父の姿に驚いているみゆきの傍に立ち、バーサーカーとの間合いを取る。

バーサーカーを幸一とランサーが、ランサーをバーサーカーとみゆきが挟む位置関係である。



「やっぱりオレはついてる。なぁ、コーイチ。オレ達運命の赤い糸で繋がれているんだ。」
「ふざけているのか!?」
「ジョーダン、オレは本気だよ。アンタに会いたかったんだ。
三日前の夜に再会してから、オレはアンタが気付いてくれる。そう思って殺して殺して殺しまくったんだ。
・・・でも来てくれなかった。だからアクラから家の場所を聞きだした。そして───ようやくアンタに出会えた。」

幸一からはバーサーカーの表情は見えない。だが浮かべている表情は見なくても判る。
初日早朝からの因縁の相手は歓喜に震えている。どうしてそうなるのかは判らない。

「コーイチ、アンタはオレの物だ。誰にも渡さねぇ。
だが、オレとアンタを邪魔する悪い奴らがいる。雌豚共だ。

おふくろも鬱陶しい駆除されるべき女だったが、一つだけ正しい事を言った。
親父は豚だ。雌豚共は男も豚にする。糞忌々しいアリックスめ。アイツはもっとも唾棄すべき雌豚だ。
だから、オレは聖杯を手に入れて世界中の雌豚共を駆除する。それが終わったら、コーイチ。アンタを迎えに行くよ。」

気だるそうな話し方の彼は振り向いて、幸一に向かってニコッと笑った。


                       /⌒ヽ
                  }
               __ノL.,_

                ´       ` 、
           /             \
.            // __/              :,
           //  /「` }      i    ゝ
            }ハ 厶{  /: ⌒γハ'⌒ヽ  }
            /V¬'Vハ/∨} 乂人_.ノ ; /
.          }从 ′  マ芯ノ   /  /ヽ
          j^Vゝ、ァ  /   ./ //\L        ───だからさ、待っててくれ。
            ___,><___,.イ/}\ ̄`ヾx       スグに終わらせてアンタを迎えに行くから。
     , -―― /ヽ/\ニニ\ー―‐'   }::.   }-ヽ
    /´ ̄ ̄ ̄{V/ニニヽ.ニニ\    }:::._,.ィニニ}      そしたら、そうだなぁ。オレと一緒に狩猟でもどうだ?
  /      ,. -{,/ニニニ.ハニニニ'ー<ニニヽニニノ      オレは解体するのが得意なんだ。なんだってさばいてやるよ。
.  {    /  ./ニニニニニ}ニニニニニニニ}∠___
     /   /ニニニ/_八ニニニニニニ/、___ ヽ
.     /   /ニニニ/ニニ/777ー{≧イニ}>ー-、V
    /  ,:ニニニニ/ヽ,ニ/-/_/ニニニ>=ニニニ\
.   / ,:ニニニニ/{: : :/-/ニ/ニニ>=ニ>-----、ニ}
_ イ /ニニニニ' j:/-/ニニ/ニニ/ニニ/::::::::::::::::/ニ}

⌒´,:ニニニニ/ ./-/ニニニ/ニ/ニ/\:::::::::::/ニニ/
 ,:ニニニニ/ /ニ//ニニニ//ニ/: : : : :ヽ<.ニニ/
/\ニニニ/ {ニ//ニニニ/o)ニ/: : : : : :/:\ ̄´

ニ/ニ>、-/   ∨/ニニニ/ー―': : : :_;/: : : : ::}ー┐
./ニ/ニ7     ヽ=-‐'"} }-‐¬冖'´: : : : : : : / 、く
.ニ/ニ/     人 ー‐' /: : : : : : : : : : : : :/    \


───降る雪でなく、バーサーカーの言葉に寒気だった鷲谷幸一は心底吐き気を催した。
一体何を勘違いしているのか。町の人間を、愛する娘を襲ったこの男を決して許す事は出来ない。

【選択】下1
1、戦えと命じる
2、だが見逃す
3、その他(内容併記)

故に、幸一はランサーに命ずる。

「ランサー、手加減は必要ない!絶対に逃すな!ここで決着を付けろ!」
「いや、それは約束できないって!これが初めての本格的な戦いか。
この身体で何処までやれるか判らないけど、この槍にかけて、コーイチ!貴方に勝利をもたらそう!」

宝具を使用したのかバーサーカーの姿が空に溶けた。
みゆきが見ている前で負けるわけにはいかない。

初戦、されど再戦。
かくして、因縁の相手との、戦いの火ぶたは切って落とされた。

━━━━━━━━━━━━━━━━
【バーサーカー】
判定能力
筋:1
耐:1
敏:4
魔:1
運:4

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

能力判定数値補正


最終判定数値補正
冬の化身より-1


【ランサー】
判定能力
筋:3
耐:3
敏:5
魔:4
運:2

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:5
【運】:2

能力判定数値補正
魔術+2
(勇猛+2)


最終判定数値補正
◆『漆黒聖墓(ホワイトチャペル・ブラッドフィルム)』により-3

 ◆冬の化身:A
冷気耐性のないユニット-1

 ◆神性:D
 【相手との最終数値が同値の場合、此方が有利を取得する。】

( ◆『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』
カリスマ自軍+2)

( ◆『大神宣言・冬告(グングニル・ゲシュテーバー)』
相手-2)


スキル・宝具・令呪の使用を行いますか? (内容併記)下1

連投歓迎

【VSバーサーカー判定】 下1-5
判定能力
筋:3以上優位
耐:3以上優位
敏:4以上優位
魔:2以上優位
運:7以上優位

判定参加

【VSバーサーカー判定】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:優位
魔:優位
運:優位

「ランサー」
筋敏魔運=3+2-1+2+3-1+2=10
漆黒聖墓-3=7

計=7

「バーサーカー」
耐=0
冬の化身-1

計=-1

【ランサー1有利】


【VSバーサーカー判定】 下1-5
判定能力
筋:3以上優位
耐:3以上優位
敏:4以上優位
魔:2以上優位
運:7以上優位

【VSバーサーカー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:優位
魔:劣位
運:優位

「ランサー」
耐敏運=2+2=4
漆黒聖墓-3=1

計=1

「バーサーカー」
筋魔=3-1+3-1=4
冬の化身-1

計=3

【ランサー1有利】
【バーサーカー有利1獲得】


【VSバーサーカー判定】 下1-5
判定能力
筋:3以上優位
耐:3以上優位
敏:4以上優位
魔:2以上優位
運:7以上優位

試験的に追加

【令呪使用】
令呪一画につき、一有利+最終数値+1付与。
魔力変換は出来ません。

【VSバーサーカー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:優位
魔:劣位
運:劣位

「ランサー」
耐敏=2=2
漆黒聖墓-3

計=-1

「バーサーカー」
筋魔運=3-1+3-1+2=6
冬の化身-1

計=5

【ランサー1有利】
【バーサーカー有利2獲得】


【VSバーサーカー判定】 下1-5
判定能力
筋:3以上優位
耐:3以上優位
敏:4以上優位
魔:2以上優位
運:7以上優位

ミス

>>50
【VSバーサーカー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:優位
魔:劣位
運:優位

「ランサー」
耐敏運=2+2=4
漆黒聖墓-3=1

計=1

「バーサーカー」
筋魔=3-1+対魔力により0=2
冬の化身-1

計=1

【神性よりランサー2有利】

>>57
【VSバーサーカー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:優位
魔:劣位
運:劣位

「ランサー」
耐敏=2=2
漆黒聖墓-3

計=-1

「バーサーカー」
筋魔運=3-1+2=4
冬の化身-1

計=3

【ランサー2有利】
【バーサーカー有利1獲得】

【VSバーサーカー判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:劣位
魔:優位
運:優位

「ランサー」
筋耐魔運=3+3+2+2=10
漆黒聖墓-3

計=7

「バーサーカー」
敏=+2=2
冬の化身-1

計=1

【ランサー有利3でランサーの勝利です!】

アクラ・ドゥードゥーはパスの繋がりによってバーサーカーの危機を感知した。
だが。

「・・・もうお終いにしよう。俺っちはよく頑張った。ブラックメンにも胸を張れるさ。
此処で令呪を使えばそれこそバーサーカーの枷が無くなってしまう。」

アクラは精神的に衰弱していた。

そもそも、彼は神秘の秘匿の為にこの町に訪れた。
さらに言えば、魔術の危険性を知り、それから人々を守る為に彼はブラックメンに入ったのだった。

しかし、そんな彼に令呪が発現。
組織の命令により聖杯戦争参加を余儀なくされた彼が引かされた貧乏くじがバーサーカーである。

なんたる皮肉だろう。
彼は自分と組織の意志に板挟みにされた。
遠慮なしに見かけた女性を片っ端から殺して行くバーサーカー。
彼の苦悩は語るまでもない。


アクラはバーサーカーの為にもう令呪を使うつもりはなかった。

【令呪使用基本判定】下1
大成功以下で撤退消滅判定移行、クリティカルで消費無しで撤退

【撤退消滅基本判定】下1
失敗以下で消滅、成功以上で重傷撤退、クリティカルで負傷撤退

判定参加

【バーサーカー消滅。】
【消滅により宝具効果解除。】

【魔比較戦闘察知判定】下1-3
「基準幸一魔:7」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 補正+1
魔:2 恵華 確定失敗
魔:5 イス 補正-2
魔:1 聖  確定失敗
魔:3 幸  補正-4

【魔比較戦闘察知判定】
「基準幸一魔:7」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 失敗
魔:2 恵華 確定失敗
魔:5 イス 失敗
魔:1 聖  確定失敗
魔:3 幸  失敗


【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:62/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画


今回はここで終了します。
夜遅くまでお付き合い下さりありがとう御座いました。
それでは失礼します。

データ公開は終わってから纏めてやります。
あと、残り二陣営になったら一戦分の魔力補給して戦闘させて終わらせますのでそのつもりで。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

バーサーカーは朝の冷気を切って駆けた。
狙うは白銀の少女の首。愛しの彼が率いるサーヴァント。
だが、バーサーカーがランサーの命を狙う理由としてはそれは些細な事柄だった。

「行くぜ雌豚ァ!女がいるから!男は罪を犯す!
イヴが知恵の実を勧めなければ!アダムは原罪を負う事は無かったんだ!
オレは女という生き物への裁きだ!今度こそアンタを裁いてやるよ!」

ジャック・ザ・リッパーの事件を隠ぺいする宝具はバーサーカーの姿を完全に知覚不可能としていた。
そして彼には前回の戦いの経験というアドバンテージもある。
だがバーサーカーたる彼にそれを生かす理性を求めるべくもなかった。


「人間が私を裁くって?───図に乗らないでよ、下郎が!」

静かな憤怒に満ちた冷徹な槍がバーサーカーの骨を砕き、心臓を貫いた。
幸一はバーサーカーの背中から突き出た槍の穂先を見て、真っ青になった。

前回の戦いの焼き増しにはならなかった。
バーサーカー側が先と差異の無い攻め方をしたならば、違う結果を及ぼした因はランサーにあるのだろう。

槍ごと持ちあげたバーサーカーの身体を乱暴に地面に叩きつけた。
戦いの前に少しばかり浮足立っていたランサーの行動とは思えない。
穴の開いたバーサーカーを踏み付け、喉元に穂先を突き付けた。


「お、オレは、消えるのか・・・?いやだ、消えたくねぇ!やめろ!まだやり残した事が沢山あんだよ!」

バーサーカーは無様を晒した。
アクラは何をやっているんだ。まだ令呪は残っている筈なのに、どうして使わないのか。

「さよならバーサーカー。私に自信をありがとう。目障りだから消えて。」
「うわあああやめろおおおおおおおお─────!!!」

断末魔が木霊する。
無慈悲な一刺しが、彼のわずかな猶予時間をも奪い去った。


「みゆき!無事か!?怪我は!?」
「・・・お父さん、あやめを助けて!」

みゆきの元へ駆けよる幸一。
娘が抱えている屍をみて、父はどう言葉をかけたものか迷った。

「みゆきちゃん、その子はもう死んでる。助からないよ。」
「そ、そんな訳ないでしょう!?だってまだ温かいんだよ!?間に合う、間に合うよ・・・!」

吹雪にかじかむ手であやめの手を握るみゆき。
確かに生きていたぬくもりはまだ残っているが、しかし既にあやめは事切れている。

「コーイチ、みゆきちゃんを連れて帰ろう。このまま放っておけないでしょ?」
「ああ、そうだな。だが、あやめ君をどうしたものか・・・。」

少し考え、幸一は監督役に連絡を入れて事件の処遇を任せる事にした。
そして連れて帰るにも戦いにみゆきを巻き込む訳にはいかない。
一旦、長老の元へ戻るしかないようだ。


武家屋敷に戻ってきた幸一は、茶の間で長老に叱責を喰らった。

「ようやくバーサーカーを倒したか。まったく何を遊び呆けているのだね。」
「申し訳ございません、長老。何分、自分の事だけで手いっぱいでございまして。」

老人はため息をついた。そうとう疲弊しているらしい。
土地の管理者として神経をすり減らしているのだろう。
流石の長老もこの大規模な祭典で起きる諸事の対応は応えると見えた。

「聖杯戦争を戦っているお前に、余りこのような事を言いたくはないのだが。
幸一、サーヴァントを率いて参加しているお前は儂の名代だ。
鷲谷家の家門に泥を塗るような真似をされては困るのだよ。
土地の管理者としての面目を保つ為にも、率先して神秘の秘匿と治安保全に努めて貰わなければな。」

「ええ、それは判っております。しかしながら長老!」


幸一は下げていた頭を上げた。どうしても、長老に問い質さねばならぬ事がある。
バーサーカーに対して怒りを覚えていたように、彼にはもう一人怒りを覚えていた人物がいる。
それが長老だ。

「私はみゆきの事が心配でならないのです!
現にバーサーカーに娘は襲われました。もし私が駆けつけなければみゆきは殺されていたでしょう。」
「だからどうしたね。」

鬱陶しげな声色の仏頂面の長老に一瞬怯む。だが、幸一は言い切った。

「みゆきが襲われたのは、長老!貴方の管理不行き届きが原因でしょう!
娘の安全が確保されていない事は今回の件で判りました。それでどうして心置きなく戦えると思うのですか!」
「幸一、お前は娘と鷲谷家どちらが大切なのだね。」
「娘に決まっているでしょう!」
「鷲谷家に決まっとるだろうが!」

両者はテーブルを叩いて立ちあがる。今にも取っ組み合いが始まりそうだ。


「どこの馬の骨とも判らぬ血に汚れたあの小娘が、この歴史ある我が家よりも大切だと言い切るか!
思い上がりも甚だしい!元はと言えば全てお前の蒔いた種だろうが!おかげでこれから数世代は鷲谷家の冬だ!
これもそれも全てお前のせいだ!自覚はあるのか!?今からでも遅くない!
縁談を用意してやるから魔術師と再婚して新しい子供を作れ!それがお前の務めだ!」

「私の人生は私のものです!私の身体も私の為にある!私もみゆきも魔術の為の道具じゃない!
魔術の研究よりも大切な物を見つけた、だから私はそれを選んだ!それの何処がいけないというのです!
別にこの家を去っても構わないんだ。それでも私がここに残って魔術の研究を続けていたのは、長老!
───貴方の恩に報いる為なのですよ!」


「恩は言い訳に使う言葉じゃあない!それに恩は当の昔に仇で返されたわ!」

「ならば私は此処を出て行きましょう!ええ、出て行きましょうとも!恩知らずの鷲谷幸一は此処から出て行きます!」
「何を、あの小娘がどうなってもいいのか!」
「あの子に何かしてみろ!息子が出ていって孫が居なくなって、貴方に一体何が残る!
廃れるのを待つだけの鷲谷家だけだ!そんなに大切なら、───大切な鷲谷家と共に心中でもしてろ!」


息を荒くして幸一は捲し立てた。
絶えず死の危険に晒される戦場に立たない者に、人の情が通ってない者に一体何がわかる。
憤りが爆発し、その怒りをこの後先短かろう老人にぶつけた。

────長老は震えた。様々な感情に襲われているのだろう。仏頂面から実に豊かな感情が断続的に垣間見えた。
だがその大本にあるのは怯えである。一人残され、受け継がれて来た歴史をここに終える恐怖。今までの人生を全て無駄に帰す絶望。
感情に任せて捲し立てた幸一はやがて怯える長老の姿に気が付き、いたたまれなくなってその場を去った。


幸一はみゆきの部屋へと続く武家屋敷の廊下を重苦しい足取りで歩いている。
どのように声をかけてやるべきかも判らなければ、令呪を奪った引け目がある。
下手に顔を合わせると余計に別れが辛くなるだけだ。

いっそ声をかけずに武家屋敷を去った方が良いのかもしれない。
この住み慣れた家にいるのが、今は何より辛いものに思える。


「あ、あのさ「済まない、今黙っててくれないか。」
「う、うん・・・。」

【選択】下3
1、武家屋敷を去る
2、みゆきの元へ行く
3、その他(内容併記)


みゆきの部屋の前に辿りつく。襖は閉じられている。
一瞬ためらいをみせたが、意を決した幸一は「入るぞ」と声をかけて襖を開けた。
水玉模様の桃色パジャマ姿で布団の上に彼女は蹲っていた。

「あー、その・・・な。みゆき。」
「・・・令呪返して。」

話の切りだし方に困った父に対する娘の第一声はそれだった。

「それは出来ない。」
「どうして!」
「お前を守る為だ。」

わからずやの父にみゆきは喰らいかかる。

「そんなの私望んでない!いいから令呪を返して!
聖杯さえあれば、お母さんとあやめを生き返らせる事だって出来るんでしょう!?
だったら私戦う、戦って二人を生き返らせる!」
「馬鹿な事を言うな!」

「どうしていけないの!?そもそも、その令呪は私のものでしょ!?
───返して!この令呪ドロボー!返せ!」

【返答・行動】21:20より下3


「生き返らせてどうする?妻は既に故人だ。戸籍も無く、死んだ事は周知の事実。
人目に触れさせず、ずっとみゆきの為に縛り付けるのか?」

「縛り付けなんてしない。鷲谷家は土地の管理者!戸籍くらいどうにでもなるでしょう!?」

娘を宥めようとする幸一に反抗するみゆき。
娘は意外と考えていた。娘の成長に密かながらに幸一は驚く。


「なるほど。ならあやめ君はどうする?ご家族にどう説明するつもりなんだ。
死んでいたのは偽物で、生き返ったあやめ君が本物とでも告げるのか?」

「あ、うっ・・・それは考えてなかった。
で、でも、自分の娘が生きていた事に喜ばない親なんていないでしょう?ならそれで良い!
皆でハッピーエンド!どこが悪いっていうの!?」

幸一は言葉に詰まった。

だが、そこに助け舟が入る。

「みゆきちゃんはさ、生き返らせた本人の事は考えてるの?」
「・・・えっ?そりゃ、生き返ったら幸せな筈。」

「本当にそうかな?例えば、考えてごらんよ。
貴女のお母さんがいつ死んじゃったのかは私は知らない。
でもさ、意識を取り戻して周りを見たら別世界でさ、知っている人も別人の様になっている。
そんな世界で目覚めるのだとしたら、私だったら嫌だな。」

「それは貴女だったらでしょう!?お母さんは違うかもしれないじゃない!」
「確かに違うかもしれないね。でも、そうかもしれない。」

みゆきは窮地に追い込まれた。
一人で二人相手は分が悪い。この点、幸一とランサーは大人げなかった。
更に追撃は続く。



「それに、一般人相手なら幾らでも誤魔化せるかもしれないが魔術師相手では誤魔化せない。
死者蘇生を実現させたならば、どのような仕組みで行われたのか興味を持つのが魔術師というものだ。
みゆきは一生魔術師からサンプルとなり得るお母さんを庇いきれるのか?俺と長老でも守り切れなかったお母さんを。」

「そ、それは・・・。」

俯いたみゆきの前に、幸一は膝をついて目線を合わせた。

「みゆき・・・君はまだ幼過ぎる。戦いに覚悟もないそんなメンタルで踏み込むのは危険すぎる。
理解できなくても構わない。全ては私の判断で、私のエゴで、私の願いだ。」

「だが、これだけは判ってくれ。
お前を敵にまわしてでも、私はお前を守りたいんだ!お前は、妻が私に残した全てだから。」


「・・・そして、私を残してお父さんも行っちゃうんだ。」
「・・・何?」

みゆきは顔を上げて、お父さんをすがる様に見つめた。

「私、知ってる。お父さんが何をしようとしてるのか。
───小聖杯を使って、根源への到達を果たそうとしてるんでしょ?」
「な、みゆき。それは・・・!」
「え、聖杯ってそんな事まで可能なの!?」

今度は幸一が窮地に陥る番だった。


「いやだよ、お父さん!」

みゆきが幸一の服を掴んで懇願した。

「───根源なんかに行かないで!
私の事なんて守らなくていい!ずっと一緒に、傍にいてよ!私良い子にするから!
一人になりたくない!一人でなんて生きたくない!置いて行かないで!皆と一緒にいたいの!」

「み、みゆき・・・。」

堰を切ったかの様にみゆきは縋りついて泣いた。
娘の言葉は余りにも意外で幸一は困惑した。

鬱陶しい、近寄らないで。抱きつかないでよ暑苦しい。パンツを一緒に洗濯しないで。お父さんなんて大っ嫌い。
父を遠ざける様な事ばかりする娘に、幸一は嫌われていたのだと思っていた。
当然だろう。だって、妻を、みゆきの母を守る事が出来なかったのだから。

その事をずっと負い目に感じながら幸一は生きてきた。
自分が今までしてきたことは間違っていたのだと、自分を責める毎日だった。
───それだけに、目の前で自分に縋りついているこの娘が本当に不思議だった。

「・・・令呪、返してよ。お父さんを危険に晒せない!私の願いの為に、私が戦うから!
お爺ちゃんだってその方が喜ぶよ!私は、私はこの家のお邪魔虫だから。絶対その方が良いって!」

【返答・行動】23:04から下3


「───それもそうだな。うん、そうしよう。」

かくして、幸一はみゆきに令呪とマスター権を譲り渡した。
彼はみゆきの戦いを支援しながら、大きくなった娘の姿を見て天国の妻を想い、笑顔を浮かべて、或いは涙する。
長老とも和解した。だが、幸一が再度妻を娶る事も子を作る事も無かった。


未熟なみゆきが聖杯戦争を戦い抜けたのか。
娘は命を落とさなかったのか。それについて記す事はない。

何故ならこれは鷲谷幸一の黒歴史(ものがたり)であるからだ。
彼の娘を守る戦いは此処に終わった。余計に紡ぐ価値はない。

【wrong end/令呪継承】

【この様な捉え方も出来ますが、根源到達は諦めるけど戦いは続ける形でしょうか?】下3
1、はい
2、いいえ(>>99に戻る)

【ミス、再安価】
【根源到達は諦めるけど戦いは続ける形でしょうか?】下3
1、はい
2、いいえ


「それもそうだな。うん、そうしよう。」
「・・・令呪、返してくれるの?」

「いや違う。根源への到達は諦めるという事だけだ。
みゆき、君にこの令呪は渡せないよ。」
「そ、それじゃあお母さんやあやめは・・・?」


                                                         ァ

     ,,,,,,,,,,,,,,                                            ,  ' .イ
.,  '   ゝ      .'  ,                                    , '  .ィ
     ./    .,- - 、. ヽ                                ../   l ヽ
     /  .,' ./''''¨′.ヽ  ヽ                           ...イ',′    └.チ
    .,'   .,' ,'      .',..:. ',                     .r-‐‐‐'./.:.:..:.', _  イ‐'¨
   .,'   l:.,'       .イ:.l '.,                   ..イ.:.:..:.:..:.:..:.:.,/.:. ',
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..:.:',:.:.:.:ヽ :.:'l      .イ ソ / !:.:. ト‐ ':.:.:.:.:.:.:.:.:,;/:.:.:.:.:.:.:.:,;;;,,,,;;;;;;;;.イ      ちょっとストーップ!!
.',:.:.',:.:.:.:./:ヽノ:.:.     `¨ /¨:.7:.: リ;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;/:.:.:.:.:.:,,;;;;;;;;;'''イ         ゴメン、話がまったく見えて来ないからちょっと説明して貰って良いかな!?
.:.:..:.:..:.:イ .:.:!.:.:..:.ー-    イ:.',.:.:!,'! .ノ.:.:..:.:..:.:..:.;;イ.:.:..:.:,;;; イ

辷廴7/  マ辷=ァト: : :   .t! !.:.:ヽ{.:.:..:.:,;.:.:,,イ;.:.:.,,;;; イ
ニニニソヘ  トリ ̄¬'.,:    tl !.:.:.!.:.:..:.,,;;;;;;;;;;;;;;;;; イ
ひ.イ   .ソ'.,    r,   t!l.:.:..!;.:.,,;;;;;;;;;;;;; イ
.'       ヽr, ' ュ.!,,,,,,ュュ,'.:.:..l;;;;;;;;;;; イ



「なんだね、今大切な話をしている所なんだ。黙っていなさい。」
「これが黙っていられるかぁ!え、コーイチってお父さんと取引してたんじゃないの?
そんな簡単に放棄して良い物なの!?」

みゆきの背中を摩りながら幸一はランサーに説明する。

「そういうわけだから、みゆきが望むのなら放棄する事は私は一向に構わない。」
「え、長老さん可哀想じゃない・・・?ちょっと同情しちゃう。」
「根源へ到達するなら君は犠牲になるよ。」
「長老こそ諸悪の根源!魔術の歴史に親子の愛は勝利したのだ!」

チョロイなランサー。
心の中でそうつぶやいた瞬間幸一の首に槍が突き付けられた。

「───つまりは、今まで私を騙してたってコト?」

今幸一達がいるのは屋内だが、きっと外は今猛吹雪だろう。

【返答・行動】下3


「騙される方が悪いんだよ。」

幸一は冗談交じりに言い放った。
ランサーの槍は幸一を貫く事は無かった。代わりに。

「────みゆき?」

コノテノアカハナンダロウ?
力の籠った一突きで抉られた。
頭蓋骨の破片や小脳、脊髄の一部が床に飛び散っている。

「あ、ああ、あああああああああ、あああああああああああ──────!!!」
「私も騙してゴメンね。この世界で色んなものを失って丸くなったつもりだけどさ。
────これで開き直られて笑って許せる程、私プライド失ってないんだ。」

ランサーは何を言っているのか、もう幸一にはわからない。
腕の中の物体に、それが生き物であった頃の名を狂った様に叫び続けた。

【bad end/和解の後の決裂】


【コンテニュー(2→1) >>111

チョロイなランサー。
心の中でそうつぶやいた瞬間幸一の首に槍が突き付けられた。

「───つまりは、今まで私を騙してたってコト?」

今幸一達がいるのは屋内だが、きっと外は今猛吹雪だろう。

【返答・行動】下1


「そうじゃない、方便という奴だ。
ほ、ほら嘘はついていなかったじゃないか。」

穂先を突き付けられ命の危険を感じた幸一は必死に取り繕った。
信じられないとランサーの二つの眼が語る。

「い、いやだって仕方が無いだろう。全てを話したら君は従ってくれたかい?」
「従ったかもしれないし従わなかったかもしれないね。
まあ、今の信頼関係じゃ従わなかっただろうけど。・・・だから?」

首に血の滲む感触。どうやら本気でランサーは怒っているらしい。
令呪を使っても使う前にこの首は無くなって居そうだった。
幸一は観念して謝った。

「・・・次は無いからね。みゆきちゃんの事、ちゃんと守りなよ。」

ランサーが槍を下すと、幸一は安堵のため息をつく。
気が付けば剣呑な空気にみゆきは泣き止んでいた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回はここで終了します。
お付き合い下さりありがとう御座いました。
それでは失礼します。

幸一はみゆきを戦いから守る為に彼女を説得しなければならない。
自分の元に置いては間違いなくみゆきは戦いに巻き込まれることになる。
そして長老が幸一を繋ぎとめる為にもみゆきは必要な存在となっている。
戦いの場から遠ざけるならば町から離れていて貰う方が都合が良い。だが。

「絶対に嫌。言ってるでしょう。お父さんを危険に晒せないって。
朝起きたらお父さんが居なくなってて、何処にいったかも判らなかったけど。
こうして捕まえたからにはもう逃がさない。・・・令呪、返してよ。」

「みゆき、お前の気持ちは嬉しいよ。嬉しいとも。
だけど、みゆきには未来がある。お父さんは家族さえ無事ならもう何も失う物はない。
どちらかが戦場に立たなくてはいけない。なら、もう充分に生きた俺が戦うべきだ」

どちらも一歩も譲らない。
隅に寄せられていた低い木製テーブルに頬杖をついて胡坐をかいているランサーは、
その様子を見て呟いた。

「・・・親子だなぁ、まったく。」

布団の上で正座している父と娘。
向かい合ってあーでもないこーでもないと言い合っている。なんて面倒な者達だろう。
貴重な時間はどんどん過ぎ去って行く。今まで騙されていた事もあって、ランサーは不機嫌であった。

だが、同時に微笑ましくもあった。
どちらも何故引けないか、その大本を辿れば相手を守りたいからである。
幸一はみゆきを、みゆきは幸一を失う事を恐れている。
そしてどちらも相手の為ならば命を賭ける事を否まない。勇ある者を嫌いになれる筈がない。

勿論、叶えたい願いも些細な問題では無いだろう。
娘はより願いを叶えたい気持ちが強い。
その願いが果たされればどの様な結果を齎すかといえば、万事上手く行くとは断言できないが。
はて、そういえば。

「コーイチはさ。」
「な、なんだねランサー。」

先ほど槍を突き付けた相手に幸一は強張りを見せた。
ランサーはどうでも良い事の様な口調で大切な事を聞いた。

「このまま戦うとしてさ、聖杯をもし手に入れたとしたら一体何を願うつもりなの?
ごちそうとケーキでも頼んじゃったりして、みゆきちゃんとお祝いでもする?」
「い、いやそんな事の為に聖杯は使えんが・・・。」

「じゃあちゃんとした願いを考えなきゃ!
叶えたい願いもなくて、途中で戦いを放棄するマスターなんて嫌だよ私。
敵に聖杯を譲る事も視野に入れる、なんて事は願いの為に戦う敵に対する冒涜だと心得るよーに!」

ランサーの軽口に真面目に返答を返す。
幸一は槍を突き付けられた首を抑えた。


ところで、どうして彼は娘の願い───妻を生き返らせる為でなく、根源への到達を選んだのか。
その一要因について触れておく。端的に言って、幸一は恐れているのだ。
守る事が出来なかった自分の事を彼女は恨んでいるのではないか。その思いが幸一の中にあった。

彼にとって妻を失った魔術師抗争の一件はトラウマである。
その為に、彼は死に敏感になり、元々は聖杯戦争に参加したくなかったし、周りとの付き合いも避ける様になった。
自分に価値を見出せるのは娘のみゆきに接している時だけ。
そのみゆきからも嫌われたと感じた彼はいよいよ自分の居場所を見出せなくなっていった。

それでも彼は自分の人生を振り返れば幸せだった。
娘の事さえ除けば、もういつ死んでも悔いはない。死を恐れるのはひたすらにみゆきの為である。
だから全ての犯した罪を清算し、娘を守る事が出来ると信ずる道。「根源への到達」を彼は望んだ。
無理解は悲劇を産む。もしこのまま突き進んでいったならば、娘の涙で墓前を濡らしただろう。
もっとも鷲谷幸一自身は娘の不幸を知る事なく、幸せに逝けただろうが。

さて、みゆきによって自分の場所が此処に蘇った今、根源への到達という「逃げ道」は無くなってしまった。
───では、彼の抱く願いとは一体なんであろうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
安価判定無しで今回はここで終了します。
ここにわざわざ多めに時間を割くほどには重要な場面だと考えています。
ですので、予め考える時間を設けます。それでは失礼します。

【願い内容安価】下1 22:00

「───絶対権力だ。」
「絶対、権力?」

そうだ、と幸一は昨日から剃っていない髭をいじりながら答えた。

「なにそれ。・・・それがお母さんとあやめを生き返らせるよりも大切な事なの?」

娘は父を避難した。だが幸一は大切なことだと言ってはばからなかった。

「みゆき、あやめ君が殺されたのはバーサーカーの手によるものだ。
そして妻は魔術師との抗争の末に命を落とした。・・・共通する事柄の為に。」

立ちあがって、幸一は言い放つ。

「全ては魔術師によって起こされた悲劇だ!
魔術師が研究の為に他を顧みない為にどれほどの犠牲が払われて来た事か!
俺は許す事が出来ない!人の情を持たぬ魔術師たちによって生み出される数多の惨劇を!」

ぐっとガッツポーズして胸を叩いた。

「悲劇を回避するには彼らを統率する者が必要だ!
ゆえに、俺は聖杯を用いて───魔術師達を統べる絶対権力を手に入れる!!」

「・・・嫌だ!それじゃお父さんがいつ死ぬか判ったもんじゃないよ!
そんな事よりお母さんを生き返らせてよ!あやめも!そんな大きな存在にならないで!」

「いいや、みゆき。俺は最初から気が付くべきだったんだ。
お前を守る為には根源なんかの到達は必要じゃない!寧ろ脅威を元から断つ事が必要だったという事を!」

父は娘に背を向ける。

「お父さんは行ってくるぞ!次会うのは聖杯を手に入れてからだ!」
「いやだ!行かせない!それじゃお父さんは全ての魔術師を敵に回す事になる!
そんなの、そんなの絶対に嫌だ!令呪返してよぉっ!」

だがその背を娘は逃がさない。
仕方がないなという様に父は娘に向き直り、優しく抱きしめた。
みゆきの体に入っていた力が緩む。

「安心しろ、みゆき。必ず俺は帰ってくる。勝手にどこかに行ったりなんてしないさ。」
「・・・一人にしない?」
「ああ、約束するよ。」
「・・・信用できない。」

おいおい其処は判ったっていう所だろ、と幸一は困った顔をした。
ランサーが吹き出す。どうやらみゆきは相当一人でいるのが怖いらしい。
長老の立つ瀬がない。


「それならどうすれば良いんだ。」
「何度も言っているでしょう、令呪を返してって。そんな危険な願い事許せるわけがない。
私が戦ってお母さんとあやめを生き返らせるから。お父さんは大人しく休んでよ。」

またしても互いに譲らない。
父が娘を、娘が父を守りたいという想いを抱いている以上、この膠着状態は免れないのか。
いや、此処に均衡を破る者が存在する。


「いや、私は面白い願いだと思うよ!
確かにみゆきちゃんのお母さんやあやめちゃんを助けたいという願いも判るけど!
私はどちらについて行きたいかと言えば、コーイチの方かな!」

なにより性に合う、と白銀の少女は笑った。
幾ら令呪の所有権を主張しても、サーヴァントが自分を受け入れないのであれば意味がない。

「それじゃ、私は・・・。」
「話は決まったな。
・・・済まない、みゆき。それでも俺はお前を守りたいんだ。判ってくれ。必ず帰ってくるから。」

かくしてみゆきを残し、幸一は武家屋敷を去った。


川沿いの森中。川原に近いその場所にテントが張られている。
寝袋からもぞもぞと出て来た少女を、木々にロープで堅く縛り付けられたナチス残党の二人は見た。
尋問によってランサー陣営の情報をライダーにもたらした者達である。

一人は頭髪が全て灰色となった、残党達の中で一番歳を食っているベテラン戦闘員である。
もう一人は金髪碧眼、色白の若者。残党達の子供世代である。

二十歳にもなっていないだろうこの少女が、自然の中でたくましく生き抜いている。
夜少女が睡眠している間に逃走を図ろうとしたが、彼女の手により結び直されたロープは決して解けることがなかった。
老人は少女が手慣れている強者であると敵ながらに感心していた。
何よりそう感じる瞬間と言えば。

「ふー、さっぱりした。」

川から少し離れた場所へ向かった少女が産まれてきたことに感謝する様な、清々しい表情で帰ってきた瞬間だった。
森から出ていった様子はない。ペーパーを携えている訳でも無い。恥じらいも無く少女は森の中で用を足している。
この少女の生活は全て森と川原の中で完結していた。なんたる生活能力だろう。
洗濯や入浴などの衛生管理もきちんと行っているようだった。



「ほれ、あーん。」

ペットに餌を与えるかのように、川原で焼いて来た魚を捕虜に与えるイス。
若者の捕虜は不快に眉を潜めて、老人の捕虜は孫に対するお爺ちゃんの様に喜んで食事をさせられる。

「あのさ、あんた達に聞きたいんだけど。あんた達からしてあたし達ってやっぱ憎い?」
「憎いに決まってんだろうが!今すぐにでも殺してやりたいくらいだ!」

若者が吠えた。「やっぱ、そうよね。」とイスはため息をつく。

「それでもあたしは是非とも話を纏めたいだと思ってるわ。
お爺さん。まずはあんたを自由にするから、ヨゼフィーネとキャスターに返答を伝えてもらえないかしら。」

老人は応じた。「ありがとう。お互いにとって喜ばしい結果になると嬉しいわ。」とイスは喜んだ。
使い魔でなく捕虜を一人返して昨夜の持ちかけに答えるのはライダー陣営の歩み寄る意志表示。

憎しみの障害を取り除き、手を取り合うことが出来るのであれば、
キャスターあるいはライダーの陣営に勝利が転がり込むのは約束されたも同然だろう。
だからこそまずは和解に努める為、一人捕虜を返す選択を彼らはしたのだった。

────だが、その老人捕虜は捕らえられてしまう。

                  ハ
                    /ハ
                /ニハ

                  /ニニハ
                   /ニニニ∧
           _  イニニニニ∧
        x≪ニニニニニニニ= ∧

      x≪二ニニニニニニニニニ∧
     /ニニニニγ¨ヽ¨ Y⌒Y⌒Y¨¨ヽ、
.  x≪ニニニニγ¨Y__乂__.乂__乂_八__,ノ、ヽ
/ニニニニニγヽノ                 `ヽ
ニニニニ,γ¨Y- '              ゚。 ゚。
ニニニニ八__ノ              | ゚。  ハ ハ
ニニニ,γ¨ヽ       | !: |: |   | ゚。/: ハ ハ
ニニニ 乂乂     |  ,'/ / /: !   :! ,イ∨パ。 ヽ
`¨ヽ二二ニ!     |  |: // ,' /:|: |゚。 :!!/ x=ァヽハ ゚。ハ
   |ニニ=i     :!  !//―---、| |: |! /:i }}: / :{ | \!
   |ニニ=|    |  |/ 二≧レ' |: ,' /ツイ|/  | !
   |ニニ=| /   ゚。 :! r弋:::ソ ≫ :!/ {´  :!  /:リ、
   |ニニ=∨ /  ゚。| `¨¨¨´     :ソ  :从/ /ニヽ
   !ニニニ∨:/ヽ リ ゚。::|        -ァ /|: ,'|/二ニニ}      よお、お爺さん。ちょっと、ぼくについて来て貰おうか。
.  |ニニニ=Ⅴ ト、:\゚。 ゚。!   マ:.:.:.:.: { / :|/ニニニ/
  ,イニニニニ|ヾ} \| \≧=‐-≧=='イ∨ニニニ ,'       何、ちょっと話を聞きたいだけさ。
イニニニニ==|     \|      / Ⅴニニ=,'       抵抗しなければ直ぐに帰してやる。
ニニニニニニ{            /   ∨ニニ{
ニニニニニニ゚。 ‐-  __         }ニニリ

\ニニニニニ=゚。     `  ___     {ニ=/
、 ` <ニニニ ハ:       //ヽ:\   /ニ=,'
ニ`ヽ  `ヽニニニ|    /:: ,'  ゚。::::ヽ /ニ /
ニニ>、  `ヽ、 ∧   く:::::::〈 ●}::::/ /ニ /
二/   \  Y=∧  丶.::::゚。 // /ニ /

= {  /`  }  i!ニ |    `ヽ}/イ /!ニ/
ニハ.  `¨¨´   /二=|            !::!= ヽ
ニ ≧=‐-‐=≦ニニ=!      !   !::!ニハ
二二二二ニニニニ|      |   :!::Vニ∧


祝は捕虜となっていたナチス残党を捕らえた。
昨日ライダーとアサシンの戦闘を感知してから、この辺りを張っていたのだ。
ライダー陣営の根城から出て来たこの老人は聖杯戦争関係者の可能性が高い。

彼の見込みは正しかった。
芋づる式に情報を引きだす事が出来たのである。

勿論、老人も馬鹿ではない。
聖杯戦争関係者だと即座に見抜いた彼は、ライダー陣営の元から逃げ出して来たと偽り、
キャスター陣営に直接不利になるような情報は決して話さなかった。
話したのは老人が知っていたランサーとアサシン、セイバーにライダー陣営の情報だけである。

だが、情報に飢えていた祝達にはこれ以上無いほどの収穫であった。
老人から情報を聞きだした祝は彼を解放した。老人捕虜は大分時間を取られてしまった。

そして去って行く老人の後ろ姿を。

「────よし、尾行るぞ!」
「君はもしかして人をストーキングするのが好きなのかな?余り褒められた趣味じゃないね。」
「違えよ馬鹿!」

祝とアーチャーは尾行し始めた。
祝は老人がこれ以上情報を話す事はないと見抜いた。
彼を放してやり、尾行した方が彼の属する陣営について知る事が出来ると祝は考えたのだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【祝のスキル】
◆不幸
常に悪い事が起きる。
しかし、本人は自らの運の悪さに気付いていない。
だってそれが日常なのだから。
【運判定-3補正。】

◆慧眼
物事の本質を見抜く才能。これで運の悪さを補って生きてきた。
【知判定+3補正】

【基本判定】下1 不幸-3
失敗以下で失敗
成功以上で成功

ナチス残党の手によって市民から鳥鳴運動公園が奪い去られて随分と時間が経過した。
四日前威容を誇っていた軍事物資は見るも無残。それはナチス残党の軍勢に対しても同じ事が言える。
全ては一昨日の夜にかけたライダー陣営に対する大規模軍事行為のツケだった。

「わたしはどうあっても勝利出来る体制を整えたはずだ。」

廃ビルの一画ではなく、珍しい事に、彼女はいつも見下ろしていた運動公園の休憩広場へと降りてきていた。
傍らにはキャスター。ヨゼフィーネはこの協力者に向かって言った。

「多数の我が同志達と用いられる兵器は一人のマスターなど容易く仕留める事が出来る筈だった。
どれほどの強者でも統率と連携の取れた軍勢相手にはどうする事も出来ない。
戦力差を覆す可能性を秘めたサーヴァント対策だって用意したんだ。
そしてお前という戦力を加味すれば、どの様なサーヴァントであろうと我らの前に屈服するしかなかった筈だ!」

しかし現実は。辺りでは指示を受けて負傷兵の治療の為に駆け回る構成員。
多目的グラウンドや野球場などスポーツの為の施設が整えられている運動公園。
負傷兵は屋内コートにて治療を行われているが、
なにぶん治療技術を持つ者と携わる人数が少ないので疲労の色は隠せない。それでも山は越えた。

「・・・確かに、滞在と維持の為の資金は心もと無かったが。
そもそもわたしの見通しでは現時点で既に聖杯戦争は終わっていた。
この公園の管理者には金を掴ませ貸し切ってはいるが、その期間も間もなく終わる。
わたしは全てを賭けるつもりでこの戦いに参戦した。───出来る全ての備えを整えて!」

バッと手で横の空を切るヨゼフィーネ。

「聖杯をこの手に掴む時、苦楽を共にしてきた皆がここにいる筈だった。
一緒に戦ってきた仲間たちと喜びを分かち合うはずだった!そして皆は偉大なる指導者ヨゼフィーネを称える筈だったのだ!
だけどそれはもう叶う事は無い!───すべては、すべてはあの男のおかげでだ!!」

ヨゼフィーネはキャスターの衣を掴んで、怒りを露わにした。
キャスターはただ黙って静かにヨゼフィーネの憤りを受け入れている。

「見ろ!この惨たる有り様を!これら全てはあの男、ライダーが我々にもたらした結果だ!
あの男が我々の前に現れてから全てが狂い始めた!
戦闘員は対抗する術の無いあのサーヴァントに怯え!かと思えば引き連れていた小娘に心を奪われ!
彼らにとって優位な戦場に招き入れられてこのザマだ!皆死んでしまった!生き残った者も皆傷を負わされた!
UFOも木っ端みじん!失ったものはもう戻ってこない!これもそれも、全てはあの男の策略に因るものなのだ!」

彼女はぶちまける。
度重なる苦境を齎した男への憎しみを。得るものなくして多くのものを失ってしまった悲しみを。
ぶちまけた後、息を切らした彼女は間を置いて、やがてキャスターに尋ねた。

「・・・耐えろというのか、この屈辱に。」

声を震わせる。現実を認めたくない。

「我らをこれほどまでに苦しめた男になんの報復を行う事もなく頭を垂れろというのか。
せ、精子なんぞ突き付ける恥を無駄と切り捨てる男の手を取れというのか!
憎しみ以前に生理的にわたしは受け付けんぞ!同じ場所で空気を吸っていたくない!」



そこでキャスターはニコッと笑って魔術で保護している葉っぱを差し出す。

「・・・実は、まだ取っといてあるんだ。セーエキ。」
「ヒッ!?うわ止めろ近づけるな!!」

「濃厚な魔力だよね!魚すら孕ませられるのも納得の生命力だ。これを飲めば相当な魔力が補給できるよ!
・・・でも、これ飲んだらキミ、ボクすら嫌っちゃいそうでしょ?だから奥の手に取っておいてるんだけど。
それともヨゼフィーネ、キミが使うかい?なんだったらボクがこれ使って孕ませてあげようか!英霊の子を宿すなんてそうそう出来る体験じゃないよ!?」

「ひ、お断りだ!そ、そういうのはだな、愛し合った者同士が結ばれて初めて出来るものなのだからしてな!?
た、確かに魔術師としてソレの価値は認めるがぜ、絶対嫌だぞあんな奴の子を、は、孕むなんてっ!」

ヨゼフィーネの声が裏返った。

「へえ、贅沢!そっかそっか、現代はそういう時代かー!羨ましいなあ!」
「…は?」

キャスターは目を輝かせる。
眉を潜めながら目を見開くヨゼフィーネ。


「ああいや、なんでもないさ!それでヨゼフィーネ、話を戻すけれど。」

キャスターはライダーのソレの葉っぱをしまった。和んだ空気が再度引き締まる。
明るく溌剌としながらいつも真剣な彼女だが、その眼差しがヨゼフィーネにはいつになくより真剣なものに見えた。

「キミが今一番大切な物事は一体なんだい?復讐?それとも勝利?」
「そ、そんなの決められるか!」
「いいや、決めて貰わなくちゃ困るのさ。それによってボクもどうするか決めなくちゃいけないんだから。」

突き放す様な言葉にヨゼフィーネは戸惑いを覚えた。
このサーヴァントが今までそのような物言いをした事は無い。


「キミの願いは第三帝国の復興だったね。その為に今までキミ達は戦ってきた筈だ。
でも今のキミは胸を焦がす様な憎しみに囚われているんだろう。
だから、自分達をここまで苦しめてきたライダーと手を取り合いたくない。

何よりも復讐を選ぶなら、キミは他の全てを諦める覚悟をしなくちゃならない。
勝利を諦める覚悟で望まなければライダー達を倒す事はできない。

何よりも勝利を選ぶなら、キミは屈辱に耐える覚悟をしなくちゃならない。
でも組む事が出来れば、それこそ全ての他陣営を敵に回しても対等に渡り合うことが出来るだろう。

────それを踏まえた上で、もう一度キミに問おう。決められないというのはナシだ。
今一番大切な物事は一体何だい?キミが屈辱に耐えるかを決めるのはボクじゃない。ヨゼフィーネ、キミ自身だ!」

【基本判定】下1
失敗以下で復讐
成功以上で勝利


「・・・決まっているだろう!この様な屈辱に耐えることなど出来るものか!」

ヨゼフィーネは復讐を選んだ。
それほどまでに彼女の中のライダーへの憎しみは大きい。
キャスターはかすかに目を細める。

「そう、か。キミはそっちを選ぶんだね。
でもボクは勝利の為に戦うよ、滅びてしまったアッカド神話の信仰を再興させる為に!
だからボクはライダーと手を組む道を選ぶ!それが許せないのなら────」

アッカドの女神官はヨゼフィーネの令呪を指さした。

「お前に、令呪で命じろというのか・・・?」

彼女は頷く。
令呪とはサーヴァントへの絶対命令権であると同時に絶大な力を齎す。
一画ですら無駄に扱えるものではない。それを使用しろという事はマスターに自殺を進める様なものだ。

「捨てろと、勝利を。」
「ボクはキミの命令に従えない。ただそれだけさ。
どうする?諦めるかい、復讐を。令呪一画も切れない覚悟なら、復讐なんて止めちゃいなよ。」

【令呪使用判定】下1
成功以下で使用
大成功以上で使用しない


ヨゼフィーネは力なく項垂れた。
その情けない姿にキャスターは冷たく言い捨てた。

「キミは何がしたいの?・・・いいや。ボクは好きにやらせてもらうから。」

横切り去って行くサーヴァントにマスターはなにもいう事が出来なかった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

鷲谷家の門を出る。すっかり昼間だというのに、相変わらずの雪で日差しなど見えない。
君といればどこでも雪景色を見られるのか、とランサーに言った幸一だが流石に見飽きた気がしないでも無い。
ぶるっと寒気に震える。

「防寒具、今から取りに戻ってもいいかなぁ・・・。」
「いや、取りに戻りなよ!なに娘の前だからってカッコつけてるのさ!
ところで、ライダーに送って貰って近くまで来たけど。帰り、どうするの?」
「ん?・・・使い魔飛ばす時間と交通機関使うのどちらが早いだろう。」

【4昼基本行動】下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・ライダーの拠点に向かう
・ライダー陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・その他(内容併記)

発見判定『魔4知4運2』

【魔】:7
【知】:4
【運】:10

下1 魔
下2 知
下3 最終判定

発見判定『魔4知4運2』

【魔】:成功
【知】:失敗
【運】:成功

最終判定、失敗

【接触基本判定】
失敗以下接触、成功以上平常

【接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

接触トリップ判定(1-6)下1-2

#剣・魔・弓・槍・暗・騎
アサシン
セイバー

「昼休みですよ、セイバーさん!
いきなりだったのにどうしてお母さんはお弁当を用意してくれていたんでしょうか…。
───ハッ、もしかしてお母さんもサイキッカー!?」

「え?恵華ちゃんセイバーさんって誰?」
「守護霊です!」
「守護霊なら仕方ないね!」

教室で斎木恵華は友達との昼食タイムを楽しんでいた。
風呂敷に包まれたお弁当を取りだして実にゴキゲンだ。

「よし、お弁当の中身を開けないで確かめてみますよ!
ムムムン…わかりました!ご飯と唐揚げと野菜炒めにミニトマト!卵焼きも入ってますね!」
「わっ、凄ーい!ごはんと卵焼きとミニトマトが当たってるじゃん!」
「サイキッカー斎木恵華に不可能は無いのです!」

そこで、教室前の廊下を横切る人影に恵華は目を奪われた。

「えっ、────聖さん!?」



睨むだけで人を殺せそうな眼光を持つ女性。
間違いなく廊下の人波を切り裂いて行くそれは矢本聖だった。
まさか同じ学校に通ってただなんて、全く気が付きませんでした!
斎木恵華の取った行動は。

【判定】下1
0123 テレパシーを送ってみる
456 瞬間移動で驚かす
789 ここは念力で攻める

【結果基本判定】下2
クリティカルで気が付かれる


(きこえますか…きこえますか…斎木恵華です…今あなたの…心に…直接…呼びかけています)
「なにやってるの恵華ちゃん。廊下に誰かいるの?」

頭に手をやり念を送る斎木恵華。
相手は気が付く素振りを見せない。

「・・・無視してますね!はい、無視してますね!?
いいですよ、かくなる上はとっておきのエスパーでっ…!」

斎木恵華は鞄から携帯ライトを取りだした!
携帯ライトを聖に照射する。眩しそうに目を細め、手で光をさえぎる聖。
光の方角をみると、なんと其処にセイバーのマスターが居るでは無いか!ガシャーン。

「きゃーっ!」
「えっ、なんで逃げるんですか!?待ってくださいよ!」

窓ガラスを破って矢本聖は窓から飛び降りた。
悲鳴を上げる生徒達。割れた窓に恵華が近づくと既にその姿は見えない。

「ハッ…!これはサイキッカーたる私への挑戦!千里眼の出番ですね!ムムムン、聖さんは…」

【基本判定】下1
失敗以下で普通に見つかる
成功以上で見つからない


矢本聖は人気の少ない場所を探して走っていた。
まさかセイバーのマスターがこの学校にいる生徒だったとは。ええい、うるさい。
わずかな時間だったが登校したこの学校に残された身の周りのもの。
それを処分しに来たこの瞬間に、出会ってしまうのは運命なのかもしれない。

体育館裏まで来てようやく聖は一息つく。
ここまで付いてくるならもう我慢する必要はない。我慢など出来ない。
神秘の秘匿とやらを守らなければならないらしいが、ここなら文句も無いだろう。

「見つけましたよ、聖さん!どうして逃げるんですか!」

斎木恵華は彼女を見つけてしまった。
傍らにはセイバー、こうなってはもう戦闘は避けられない。

━━━━━━━━━━━━━
◆超能力(真)
 彼女のアホさと魔術の素質が、奇跡的に合致した偶然の産物。
 無意識な悟りの智慧によって顕れる、先祖が六神通と呼称した魔術。
 六神通はESP系統の能力に特化しており、PK系統の能力は無い。
 彼女は透視・予知・テレパシー等の超感覚的知覚を無意識に発揮する。
 無自覚に未来や思考を読み、無意識の内に適当な対応を行う。
 【特定判定、防御・回避判定時補正+2】

【暗殺基本判定(受ける側)】下1
「平常>軽傷>重傷>死亡」 超能力(真)+2
ファンブルで二段階進行、失敗以下で一段階進行、大成功以下で回避、クリティカルで反撃

反撃、セイバー一有利取得

今回はここで終了します。
夜遅くまでお付き合い頂きありがとう御座いました。
それでは失礼します。

宝具周り見直し。
令呪と戦闘関連の追加変更部分は今回より適用。
また、反撃を一有利獲得→負傷一段階進行に変更。

【令呪使用効果(一画)】
・鯖負傷進行の消滅移行を重傷で押し留める
・戦闘時一有利&最終数値+1
・真名解放宝具回避

【戦闘】
敗北側の戦闘したユニットは負傷状態が一段階進行。

【宝具(仮)】
【常時宝具】
魔力消費無し。特殊能力が本体。

【真名解放宝具】
魔力消費有り。
戦闘で使用されると他陣営に察知されやすくなる。
察知のされやすさは魔力消費と規模に比例。
威力と規模次第で神秘の秘匿に抵触する。

「平常>軽傷>負傷>重傷>消滅」
軽傷:補正無し。休息で回復。
負傷進行+有利獲得(対軍以上で更に最終数値加算)。
真名解放宝具に対抗するには対応する能力か真名解放宝具を用いなければならない。



━━━━━━━━━━━━━━━
既出宝具効果を以下の様に変更。

 ◆『大神宣言・冬告(グングニル・ゲシュテーバー)』
 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:500人

 ランサーがその力を取り戻した時、手にする槍もまた真の姿を解放する。
 オーディンとしての力を取り戻している間のみ使用可能。
 ドヴェルグの鍛冶、イーヴァルディの息子達によって作り出されオーディンに渡された槍。
 投げれば幾たび躱されようと相手を貫くという特性を持ち、敵を貫いた後は自動的に持ち主の手元へ戻る。
 現在はランサーの影響で変質しており、冷気を纏い、暴風雪を巻き起こす力を持つ。

 【消費魔力:60】
 【『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』効果中のみ使用可能。】
 【負傷進行零~三&二有利取得。また、相手の最終数値を-8減算。】

◆『無銘・弓(アクハトの弓)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:3~70 最大捕捉:1人
アーチャーの誕生祝いに工芸神コシャル・ハシスより贈られた幻想種の角で造られた弓。
コシャル・ハシスの造った他の武器『アイムール』『ヤグルシ』などのように呪的名前を付けず、
ただ弓としての優れた機能を求められた作品。
この弓を欲した女神アナトに奪われた際その直後に湖に落とし消失した。
この逸話を再現してか、「アクハト以外に装備が出来ない」というバッドステータスが付与されている。

【筋・敏能力数値+2】
【アクハト以外に装備が出来ない。】


少女を暗殺せんと企む影もまた少女。
だがサーヴァントを前にして業を完遂する事は実に困難。
銀脛巾の刀によって命を刈り取る鎌は防がれ、踏み込み刃が暗殺者の首を取らんとうなりを上げる。

「ひなたちゃん!?やめて下さい、セイバーさん!!
ただのおふざけですよちっちゃい子の!可愛いじゃないですか!ほらひなたちゃん、スプーン曲げますよスプーン!」

主の懇願に武士は応じず。手傷を負って姿を晦ます暗殺者。
周りを見渡し劣勢を把握。人影少なく金網と建物、聖とアサシンに包囲されている。
まんまと敵の思惑に乗ってしまった悔しさに臍を噛む。

「私達は栄光の影。喜びの裏で悲しむ者。
その存在ヲ、私タチは許さナイ。───英雄死すベシ、慈悲ハナイ。」

人間としての心身を捨て、怪物となりて復讐を果たさんとする少女。
手にする刀は神秘を彫り込まれし彼女の悲願を祝福するが如き代物。
神もまた英雄の血を求めているらしい。一体どこのランサーだろうか。

されど此処で気概を見せぬは武士では無い。
戦に通じぬ主を守り、二人の敵と対峙する窮地にて、動ずる境地に立っていない。

「恵華殿、情けは無用で御座る。聖殿もアサシンも拙者達を此処で始末する腹積もりで御座いましょう。
決して拙者から離れる事の無き様に。必ずや貴殿の事をお守りし、敵を此処に下して見せましょう。」
「・・・戦うしか、ないんですか!?」
「左様。己の望みを叶える為の戦場なれば、この者と刃を交えるのは必定の事。
今一度よく御覧じて頂きましょう。貴殿が足を踏み入れた戦場とは如何なるものなのかを。」

彼の主はこの死地においても恐怖をみせてはいなかった。
それは武士に対する信頼故か。それともなにも考えていないだけか。
されど抱くその惑いは、暗殺者たる少女の魅了に心がかどわかされているだけに過ぎない。
天下五剣の名刀が一つ、「鬼丸国綱」。その刃の切っ先が陽光を受けて惑いの元を断たんと輝いた。

【セイバー】
判定能力
筋:4
耐:4
敏:3
魔:2
運:2

能力判定数値
【筋】:5
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

能力判定数値補正
筋:勇猛+2
敏:騎乗+3

対魔力相手魔-3

最終判定数値補正
◆鬼丸国綱(おにまるくにつな)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:1人
天下五剣の一つに数えられる名刀。
夢の中に入り込んで悪さをする小鬼をひとりでに退治した逸話を持つ。
さらには翁の姿をした人格を持ち、夢の中で持ち主に助言を授けている。

【?】
【味方ユニットに精神干渉を付与している敵に対する最終数値+2】
【?】

その他
◆仕切り直し:C
 【撤退消滅判定補正+1】
 【相手が自身より多くの有利を獲得した際判定を行い、成功で互いを戦闘初期状態に戻す。】

【アサシン】
判定能力
筋:1
耐:1
敏:3
魔:3
運:2

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

能力判定数値補正

最終判定数値補正


【矢本聖】
判定能力
筋:1
耐:1
敏:1
魔:1
運:1

 ◆自己改造
  自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
  殺害した対象から肉体と、ランダムにスキルを一つ剥奪する。
  これにより複数のスキルを保有することが可能だが、
  剥奪した対象が多いほど自我が欠損しやすくなり、「人間」から遠ざかっていく。
  なお、現在の彼女は既に一族の肉体を限界まで用いて改造を行っているので、
  「人間」としての身体スペックはカンストしている。

  【効果①:戦闘時に発動。筋:E 耐:E 敏:E 魔:E 幸運:Eのユニットとして、
     サーヴァント戦に参加が可能になる。】
  【効果②:自身か味方ユニットが敵ユニットを撃破した時に発動。
     ?
     マスターの場合、魔力量最大値が10上昇し、
     そのユニットが保有してるスキルをランダムに一つ獲得する。】

能力判定数値
【筋】:5
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

能力判定数値補正
 ◆エンチャント宝具
  【サーヴァントとの戦闘時、筋能力判定数値+2。】
  【マスター戦時戦能力判定数値+3】

最終判定数値補正

【VSアサシン判定】下1-5
判定能力
筋:2以上優位
耐:2以上優位
敏:5以上優位
魔:6以上優位
運:5以上優位

【VS矢本聖判定】下6-10
判定能力
筋:2以上優位
耐:2以上優位
敏:3以上優位
魔:4以上優位
運:4以上優位

【特殊条件】
多数:アサシン側に判定能力+1加算
鱒保護:アサシン側の最終数値+2

参加

はい

【VSアサシン判定】
判定能力
筋:劣位
耐:多数補正にて劣位
敏:劣位
魔:多数劣位
運:優位

「セイバー」
運=2=2

最終数値加算
鬼丸国綱(おにまるくにつな)+2

最終値=4

「アサシン」
筋耐敏魔=3+2+3=8

最終数値加算
敵鱒保護+2

最終値=10

【アサシン1有利獲得】

【VS矢本聖判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:劣位
魔:優位
運:劣位

「セイバー」
筋耐魔=5+3=8

最終数値加算
鬼丸国綱(おにまるくにつな)+2

最終値=10


「矢本聖」
敏運=2+2=4

最終数値加算
敵鱒保護+2

最終値=6

【セイバー1有利獲得】



【VSアサシン判定】
判定能力
筋:2以上優位
耐:2以上優位
敏:5以上優位
魔:6以上優位
運:5以上優位

【VS矢本聖判定】
判定能力
筋:2以上優位
耐:2以上優位
敏:3以上優位
魔:4以上優位
運:4以上優位

纏めます。
下1-5 筋-運

【VSアサシン判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:優位
魔:劣位
運:劣位

「セイバー」
耐敏=2=2

最終数値加算
鬼丸国綱(おにまるくにつな)+2

最終値=4

「アサシン」
筋魔運=3-1+3(対魔力-3)+2=4

最終数値加算
敵鱒保護+2

最終値=6

【アサシン2有利獲得】
━━━━━━━━━
【VS矢本聖判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:優位
魔:優位
運:劣位

「セイバー」
耐敏魔=2+3=5

最終数値加算
鬼丸国綱(おにまるくにつな)+2

最終値=7


「矢本聖」
筋運=5-1+2=6

最終数値加算
敵鱒保護+2

最終値=8

【セイバー1有利】
【矢本1有利獲得】

━━━━━━━━━
【VSアサシン判定】
判定能力
筋:2以上優位
耐:2以上優位
敏:5以上優位
魔:6以上優位
運:5以上優位

【VS矢本聖判定】
判定能力
筋:2以上優位
耐:2以上優位
敏:3以上優位
魔:4以上優位
運:4以上優位

下1-5 筋-運

1

判定重ねつつ忘れていた◆仕切り直し:C判定下1
8-0で成功

はい

【VSアサシン判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:劣位
魔:劣位
運:劣位

「セイバー」
筋耐=5=5

最終数値加算
鬼丸国綱(おにまるくにつな)+2

最終値=6

「アサシン」
敏魔運=2+3-3+2=4

最終数値加算
敵鱒保護+2

最終値=6

【均衡】
【アサシン2有利】
━━━━━━━━━
【VS矢本聖判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:優位
魔:優位
運:劣位

「セイバー」
筋耐敏魔=5+2+3=10

最終数値加算
鬼丸国綱(おにまるくにつな)+2

最終値=9


「矢本聖」
運=2=2

最終数値加算
敵鱒保護+2

最終値=4

【セイバー2有利】
【矢本1有利獲得】
━━━━━━━
【VSアサシン判定】
判定能力
筋:2以上優位
耐:2以上優位
敏:5以上優位
魔:6以上優位
運:5以上優位

【VS矢本聖判定】
判定能力
筋:2以上優位
耐:2以上優位
敏:3以上優位
魔:4以上優位
運:4以上優位

下1-5 筋-運

【VSアサシン判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:優位
魔:劣位
運:優位

「セイバー」
筋耐敏運=5+2+2=9

最終数値加算
鬼丸国綱+2

最終値=11

「アサシン」
魔=3-3=0

最終数値加算
敵鱒保護+2

最終値=2

【セイバー1有利獲得】
【アサシン2有利】
━━━━━━━━━
【VS矢本聖判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:優位
魔:劣位
運:優位

「セイバー」
筋耐敏運=5+2+2=9

最終数値加算

最終値=9


「矢本聖」
魔=3-3=0

最終数値加算
敵鱒保護+2

最終値=2

【セイバー3有利で矢本聖に勝利!】
【矢本1有利獲得】
━━━━━━━

【特殊条件】
鱒敗北:セイバー側最終値+3
鱒保護:アサシン側の最終数値+2

【VSアサシン判定】下1-5
判定能力
筋:2以上優位
耐:2以上優位
敏:5以上優位
魔:6以上優位
運:5以上優位

【VSアサシン判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:5以上優位
魔:6以上優位
運:5以上優位

「セイバー」
筋耐=5=5

最終数値加算
鬼丸国綱+2
敵鱒敗北+3

最終値=10

「アサシン」
魔=3-3=0

最終数値加算
敵鱒保護+2

最終値=2

【省略セイバー2有利獲得】
【アサシン2有利】


【特殊条件】
鱒敗北:セイバー側最終値+3
鱒保護:アサシン側の最終数値+2

【VSアサシン判定】下1-5
判定能力
筋:2以上優位
耐:2以上優位
敏:5以上優位
魔:6以上優位
運:5以上優位

【VSアサシン判定】
判定能力
筋:優位
耐:
敏:5以上優位
魔:6以上優位
運:5以上優位

「セイバー」
筋耐=5=5

最終数値加算
鬼丸国綱+2
敵鱒敗北+3

最終値=10

「アサシン」
魔=3-3=0

最終数値加算
敵鱒保護+2

最終値=2

【省略セイバー3有利獲得、セイバー陣営の勝利です!】
【アサシン2有利】

━━━━━━━━━━━━━━
【令呪使用基本判定】下1
失敗以下で撤退消滅判定移行、成功以上で一画消費、クリティカルで消費無しで撤退

【魔比較戦闘察知判定】下2-3
「基準恵華魔:2」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 確定成功
魔:5 イス 補正+3
魔:7 幸一 確定成功
魔:3 幸   補正+1

【陣営】:アサシン
【マスター】:矢本 聖
【現魔力量】:40/60
【状態】:負傷

【サーヴァント】:ハサン
【コスト】:13
【状態】:負傷

【令呪数】:零画


【魔比較戦闘察知判定】下2-3
「基準恵華魔:2」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 確定成功
魔:5 イス 成功
魔:7 幸一 確定成功
魔:3 幸   成功

◆破綻者よりストレス免除



                    __

          _          `ーx>-、 _
    / ノ /彡/ L /_        _ニニ}ノノ7 ヽ
  iヽノ ノ7/ ≧=- /_     `ー- 、¨ ノ /-}

  ヽノ¨¨`_ヽ\ ミ=-   7_        >}`¨ ト、
.  〉{| く />i}从/.ヽ  フ ノ.         !ヽ-=≦/
  ノ´ ト、.イl:::ノ   〃 /イ             |::::::::::::/
   ノ´ ノ´   ,ィ 〈ゝ´/           }:::::::::/     これは仕事だ。しかも一般人同士の戦いで、一般人を守る為の。
     ヽ一 ´ /x-=x _ -=x _    _ ノ:::::::::}      俺っちにとってこれほどやり甲斐のある仕事はない。張り切って処理させて貰おうか!
       }_   」:-=≦::/:::::-=彡-=,ヘ::ヾ::::::::|      この素晴らしき惨状をな!秘匿性の欠片もありゃしねえ!!
         _ヽ 〉::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ
        く}〉ノ〉|:::::::::_∧::__:-=ニ  ̄ ̄
        く:く{_)∧::´:/::∧:::::/
        _}| ∨ :∧::::::/::::::〃
         |::| }: / ∧:::::::::::::}::|
          Ⅵ |ヽ  ∧:::::::ヽ|:}
        `i ,| }  ∧::::::::\

            |:}ト、∧/ :∧:::::::::::::,
            }::ヽ}ヾ{  / ヽ.::::::::::\
         ,:::::i| く} ∨   \≧=-ヽ___
.          ,::::::|| }  ヽ     ヽ:::::::::::::::::::::::`¨ヽ
        {:::::::}}  xくヽ\    \:::::::::::::::::::::/
        `¨¨//,ヘ}-=≦::`ヽ   \:::::::::::ノ

.           }//ゝ゚≦:::::::::::::::::::::≧=- _ ヽ/
            / {/:}:::::::-=彡:::::::::::::∧   /
        _>7/::||:::::::::::::::::::::::::::/:::∧



今回はここで終了します。
お付き合い下さりありがとう御座いました。
それでは失礼します。

マスターと自分二人を相手しながら少女を守る武士の牙城を崩さんと、慣れない戦いの中で彼女は苦心する。
憎しみを募らせた刃が暴力的にセイバーに叩き付けられるのに合わせて、アサシンがダークを投擲して恵華を狙う。
だが彼女の腕力ではその投擲は威力も速度も発揮しない。聖を切り払うついでに軽く叩き落される。

そもそも、戦いが不得手な彼女が戦場に姿を現しているこの状況が間違いなのだ。
暗殺を狙うにも彼女自身が生前暗殺をした事はなく、未熟者が成果を成せる程甘い戦場でもない。
それを知らぬ聖では無い筈なのに、アサシンに魅せられている筈なのに、歯車は徐々に狂い始めている事を否めない。

いつから歯車が狂い始めたのか。令呪によって難を逃れたアサシンは考える。
聖というマスターに召喚され、町を彷徨い標的を探していた頃にはコミュニケーションも取れていた。
ライダーと遭遇した時も自分の行動にマスターは合わせてくれていたし、
キャスターとライダー、セイバーを消耗させられたのは互いに協調して行動した成果である。

でも、その辺りから様子がおかしくなってしまった。
あのキャスターに与する男達を手駒にして暗殺者に仕立て上げようとしたアサシンから矢本聖は獲物を奪った。
戦いが苦手なわたしのかわりに戦いが得意なひじりが強くなるのはうれしいです。
ですからそこまでは許せるのですが。そう表情を曇らせる。

あの人たちを取り込んだひじりはわたしのいう事を聞いてくれなくなって、おのずから戦いに行こうとするようになってしまった。
せっかくの優位を投げ捨ててあっという間に窮地です。
・・・たしかにわたしを好きになってくれて、なんでもいうことを聞いてくれるようになってたと思っていたんですけど。うーん。

こうなったら魔術でより強固に魅了をかけよう。
マスターに任せていては勝利は勝ち取れないと決心したアサシンに、聖の刀が振るわれた。

「───うゆ?」


【判定】下1
0123 アサシン消滅
456 アサシン重傷
789 回避

#筋、敏、耐
敏捷

アーチャーに負けた。
二人がかりでもライダーと戦いにすらならず、そしてセイバーにも負けて、令呪を全て失った。
屈辱に耐え忍び、英雄に通用する武器を手にしてなお彼女には力が足りなかった。

「よかった殺せて。───ようやく英霊を一人殺す事が出来た。」

アサシンを殺せた事に矢本聖は安堵する。
手にした力は彼女を更に人外の域へと引き上げるもの。
これなら更に英雄を殺せるようになると確信に口角が釣り上がる。
今まで共に戦ってきた仲間を悼む心など、もう彼女に残って居なかった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一旦ここまでとします。

申し訳ない、夢の中でスレ更新してました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
───そして、霊核を取り込んだ聖は更なる自我の崩壊を招く。

「あああああっ煩い煩い煩い!わたしは!本当のわたしはどこ!?何処へ消えたの!?」

割れそうな頭を両手で押さえつける。
ブツブツと熱に浮かされたように何かを唱え、やがて頭を片手で抑えながらゆらりと彼女は立ちあがった。

「ああ、ソウだ、殺シに行カなきゃ。英雄皆殺シ、安息はアリ得なイ。タチドマレナイ。チカラガタリナイ…。」

よろよろと聖はその場を立ち去り、英霊を探して町を彷徨う。
彼女の精神は取り込んだ者に鉛筆の様に削られ細く細く鋭利になって行く。
残るのは英雄への復讐の念のみ。それが禁忌の代償だった。

\∧/|_ /: : : : ;_;_;_; : ヽ  _  - ―‐‐-             _|\∧∧/|_
外 リ  /./  ̄    >: :V: : : : : : : : : : : : : : ̄: : ‐- 、     \ 世 見   /
務 モ .>      /: : : : :/: : ー: : _ : : : : : : : : : : : : ヽ    < 界 つ _|\∧∧∧
大 ネ >    , イ: : : : : :∧: : : : : : : : : : ̄: : ヽ; : : : : : : : :\   < の け \ リ  グ
臣 シ > .,イ ,: : | : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : :丶: : : ;イ: : : イ < 歪 た <

! ア > {: :V: : : l : : : : |: : : : : \: : : : : : : : : : : : : :> /: /: ハ < み ぞ < モ  レ
  ..を > ヾ ,: : :l: ト; : : : N : : : , : : : : : ー―― : : : :/: : :<: : : < を   ..<

   終. .>  l: :.:|: l :ヽ: :ヾ: : : :.ヽ:、;_;_: : : : : : : : : : <: : : : : : : :≧< !     < ネ  |
   わ >  |:.: :|: l : :|\: : :∧: : \ ̄二 ニ二 `ヽ: : :ヽ: : : ; <: /        <
   ら .>  !: :.:|: l : :|_ノ\: : :ゝ ー =≦テ示て厂,ら\: : <: : : : : ̄|/.∨.∨..< シ  .ト
   せ >  '; : :!: ! : j 二ニ≧、: \ くど辷>' ゚O ム>; : : 一;ノ: : : : ノ    <
   た >,イ   : : :.;: ∧く乂辷1 ー : :.:- ::. _ /////  _ノ: : : 丁: : : : :.く     < ア
      \l: :、_ 乂.; ∧: :、o゚///// i  ̄ ‐― - 二ニ≠: : : : j :l:ト、: : : : >   <
/∨\| ̄`ー - ≠: : :ゝ; :.\///      ノ    ∧: : : : :./:,八: :ー三三三三< !
        _/.: ; イ | :`大 =≠ ゝ~~ ´   /  l: : : :,イ: /:/三三三三三 _|\∧/|_
      ≦,;_; ィ.: :.| ,'.:.f:,ィ:个  、      /    j: ;/:∧{.:/三三三三三三\  土  /
       、__八: :乂 :.|: |: .!: : : : :|≧ ぇ≦      彡1: :,イ: :V三三三三三三=<  下  >
         ̄  ー ラ: .!: j. : : :.:ノ三三ヲハ    / レ |ト; : \三三ヲ}三三ニ<  座  >
             /: :_ノ;イ: : : ;仁ニニ7/ .〉x<      ||=ゝ; : : : : : ;ノ三三ニ/  !  \
            ル´ 刈: : :/三三ヲ/ /'⌒ヾヽ    jj三三三三三三三ニ ̄|/∨\| ̄

【結局キャスターとライダーの協戦体制は成立したの?(基本)】下1
大失敗以下でヨゼフィーネ頑張った
失敗以上で同調圧力には勝てなかった


イスの使い魔により今夜キャスター陣営に攻め入る旨の通達が届けられた。
幸一が健康の為に偶には良かろうと外食など寄り道しながらバスを乗り継ぎドリンク剤片手に徒歩で帰って来た頃には、既に恵華も帰宅している様な日暮れ時。
シャワーで汗を流したいと思ったが、他人の家庭で何事も厄介になるのは流石に気が引けるので、近くの銭湯に行こうとしていた矢先の事だった。

「いよいよで御座るか。猛威を振るうキャスターの輩とも今宵でおさらばとなる訳ですな。
如何に強敵とは言えども、強者三騎相手ではどうしようもありますまい。
そしてライダー殿との戦いも控えるとなると、これから忙しくなりますな。」

「やる気充分だね、セイバー。昼間の戦闘での消耗は問題無いのかい?」
「無論!戦いから逃げるは本意では御座らん。ささ、いざ決着を付けましょうぞ!」

「・・・ごめん、その前に銭湯行ってきていいかい?」
「戦いの後、ゆったりと疲れを癒すのは如何で御座ろうか?」
「私と一緒にいて汗かくってどういう体質してるのさ!まあ、まだまだ若いって事か。
なんだったら私も一緒に入ろうかな?・・・ちょっと!そこはドキッとする所でしょ!?
こんな銀髪美少女を捕まえといて失礼しちゃうなぁもう!あ、こら笑うな!!」

【夜・戦いに赴きますか?】下1
1、戦いに赴く
2、今夜は避ける
3、その他(内容併記)

ではタイム
22:20より再度安価下1


ライダーと合流しに向かい、キャスターの根城へいざ乗り込まん。
意気揚々と斎木家を出ようとした幸一達。

「───待ってください!」

しかし少女はその後ろ姿を呼び止めた。
戦を知らぬ安全な家に居残り少女、斎木恵華は先の折れたスプーンを突きだして深刻そうな面持ちをしている。

                             __, . : '⌒ヽ
                   ____ iミ彡.i.レi: : : : :ヽ
               , . :'´: : : : : -:、:¨''ー三L彡L : : ヘ
            ,. :'´: : : : : : : : : : : :丶: : : :ヽミソ: : : : ',
            /: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : :ヘ : : : : : ',
         , :' : :/: :i : : : : : : : : : : : : : : ヘ: : : :ヘ: : : : : ',
        ./: ;': / : : ;i: : : : : : i、: : : : : : : : : :'; : : : '; : : : : i
       ,': :,' ;': : : / ',: :! : : : i ヽ: :i .>、: : : : i : : : ',: : : : :|

       ,': ;イ:,' : : 、i  '; ト、: : :', .ゞ1´ ヽ : : ;!: : : : !: : : : j
        i :' i:,': : : :i``ー';i 丶、';´ ヾ! u '; : ;1: : : :,': : : : ;'
        レ '; : : '; |━━      ━━  Ⅳ i: : : ;': : : : ;'     嫌な予感がするんです!
            ',: : :N⊃        ⊂⊃!: : i: : /: : : : ;'      下駄の鼻緒が切れた的にわたしのマイスプーンが折れました!
          ヘ : !                i: : :レ': : : : :,'      研ぎ澄まされた予知能力がビンビンと警鐘を鳴らしています!
           Ν       ~~~   .i: : ;': : : : : ; '
              '; :`iー‐------ハ-r一''7 ;';' : ; イノ        世界からのテレパシー!未来から過去へのテレポーテーション!
            ヾi` ,r/´~¨7/:μヘ';::r'7ノヾ~´           宇宙の法則が乱れる予感がします!今夜は止めておきませんか!?
               ,' `´゙ー'-rj  .゙iLi-ー'`'.!            取返しの付かない事になりそうです!今日のわたしは一段と冴えてますよ!
              ,'       `Πi、' ヽ',   .!
              ,'         ~ ヽ、  ヽ  i


縁起の悪い言葉を捲し立てる斎木恵華。
訝し気にセイバーは彼女に尋ねる。

「どうしたので御座るか恵華殿。我らがキャスター一人に敗れる筈が御座いませぬ。
相手は時間を与えれば与える程優位に立つキャスタークラスですぞ。早めに肩を付けるのが好ましいと存じまするが。」

まったくセイバーの言葉は正論だった。
ランサーもその言葉に同調して言った。

「大丈夫だよ、恵華ちゃん。さっさとけりを付けて戻ってくるからさ!
そしたらそうだ、私恵華ちゃんがいつもやってる超能力の事、結構気になってるんだ。帰ってきたら、私に超能力について教えてくれない?」
「それは勿論!でも行かない方が良いですよ!
───いや、行かないで下さい!自分でもなんでこんなに胸が締め付けられるのか判らないんです!
このままじゃ、もう二度と皆さんと会えない気がして・・・。」

彼女の語る表情は真剣そのもの。されど何の根拠も無い言葉。
不吉な予感に駆られるも、彼女を置いてサーヴァント二騎は玄関を後にする。

【行動・返答】23:11から下1

このままサーヴァントの後に続いて戦いに行くのが正解なのだろう。
しかし、必死に引き止めようとする少女の姿に幸一は心を打たれた。

「───よし、君の言葉を信じよう。」
「なっ!?」「はあっ!?」

サーヴァント二人から一斉に突っ込みが入る。

「・・・正気で御座るか?」
「・・・恵華ちゃんにホの字なの?」

君達随分酷い言い様だな。
心の中で呟きながら、しかし考えのない行動ではないと釈明する。

「確かにキャスターに時間を与えるのは良くない。
だが、少し情報を集めてからでも遅くはないんじゃないか?とも思うんだ。
彼女も既にライダーとの戦いで多人数を相手取る策を練っているかもしれない。
それに、宝具が対軍に類するものなら一網打尽にされても不思議ではないからね。」

「ああ、なるほどね。・・・いや、でもさ。情報は充分揃ってるんじゃない?
仮に対軍規模の宝具を持ってても、後でなら使われないかというとそうでもないし。
確かに油断は出来ない相手だけど、流石に三騎も居て勝てない相手じゃないでしょ。」


           /彡'/ノて/::::::::ト、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{

          /彡ヽヽ r' {::::::::::トヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
        、ー=三ミハ   人::::::ヘ、__}::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::ト!
    > ´  \   __∠::::__\{\__\::::::}ilム:{:::::}::::::::、:::::}
   /         \ `ヽ:::::::::::> ´ ̄ \i、ゝイ.\!::::::::::}ヽ!
-.ー--        \ :.ヽ/         {ヾx__ノ \ー、!
::::::::::::::::::::::≧s。     ヽ;;;;;, /!     _ノ}::ハ
:::::::::::::::::::::::::::::::::`:...、   ヽ;;,ゝ-‐- 、__  ノ:::::!             うむ、もっともだ。だが安心しろ、ランサー。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>x.   ∧     /> 、|             何もなかったとして無駄な時間を過ごしたとしても、責任はこの恵華君が取ってくれるさ!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..\  人    /´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ   }. ー '
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>ーヘ、        {´ ヽ

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/     <         i   ∨
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/          ` <    }  ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/              、 / .,r―-  __
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/               /` 、i    ⌒ヽ
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{             /         ヽ    {、
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             /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :>、ヘ: ヽ: : : ヽ
              /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,: :':,r'>、: :'; :、: : ヽ
          , ': : : : : : ;ィ: : : : : : : : : : : : : ' ´: :'´: ': :ヾ: :'; :ヽ: :ヘ

            /: : : : : : :/ !: : : : : :'; : : : : : : : : : : : : : : :ハ: '; : ';、: ヘ
            ,' : : : : : i ;' !: : : : : : ';、: : '; : : : : : : : : : :/: : '; :'; ';';ヘ: :',
        .,': : : : : :,ィ ト、'; :i: : : i'; ',.'; :_;ゝ'": '; :'; : : / : : ;':!',:'; ',';ヘ: :',

        i: : : : : :,'.!: ! `; i',: : :';ヘ:',ヘ : ';ヽ: :ヘ: '; : : : : /: i : i: ','; :'; :',

          {: : : : : :i .'; !   ';i ',: : :', ヾ、ヽ:', ヽ: :ヽ!、: :';/: :,イ i!: :i !、i: :',
        '; : i i: : ! ';!    ヽ: : ',.   ,.--、,ヾミi: : :j: :/ j: !i: :i iヘi'; i
         '; :iハ: : !  γ⌒ヽ ヾ、i   (   )  `} : ;ハ.', .j.};':!: ii ! i';i !
         ヾ', '; ヘ  乂__ノ       `ー'′  レ';イノノ ,','从.;川 i '!'i
                ';、:',               ///  ,〈: : }" ,' !' レi;'! ′! !i
            ゝr', ///      ,    U ,4ハ: :!
                 i ii 、    ヽ.  ノ     .ノ〃.! ;'           え、ええっー!?
     /⌒丶     i: !';i ` - _      , イ  / !イ
    ,'     ',       '; ! ヾ      j  ̄   └--- j;4、
    ',     ',       ';', ,r─‐ァ';'′    _. ゝ:丶、.ゝ -、
     '、   ノ     ,r ゞ、  ./::;'ー-   ´_..  -゙ー'"´   ヘ
       ` -、ヘ     ,ノ i   ̄ ̄~~~~~~~~´         νヽ
          ', V ) r' 、i i     i            '"´   !、
         ,r',_.V-i   `┴ ─‐┴┘             ゙      i
       i"´ ___)                      、     |
       {、   .丿   、                  !    !',


「当然じゃないか!早期決着の手を潰して安定路線を取るというキャスター相手に博打を打てと言ったのは君だ!
しっかりと責任を取って貰わねばなあ?」
「いやいやいやそこまで言ってませんよわたし!」

ニヤリと笑う幸一。かぶりと手を振る恵華。
駆けよって来たランサーがマスターをジト目で見る。

「・・・長老との約束を放棄したコーイチが責任を説けるの?」
「他人の責任は追求する。自分の責任はこっそり誰かに押し付ける。それが大人というものさ!」
「うわっ!外道!心は痛まないの!?尊敬するよ!!
あ、私もそれより酷い事やってたっけ!こりゃお似合いのマスターだね!はい握手!」

握手する二人の傍であのそのと困惑する恵華。

「た、助けて下さい!セイバーさん!」

サーヴァントに助けを求めるもそっぽを向くセイバー。
おずおずと恵華が幸一に尋ねた。

「あ、あの、責任を取るって、どうすれば・・・!」

【返答】23:55から下1


「別に体で支払えとか令呪を寄越せとか言うつもりはないよ。」
「えっ、違うの?」
「うん?君は私をどういう人間だと思っているんだね。」

                 _ .........._........._

                イ.................`ヽ.......≧..、
              //........................__ヽ.__.、....\
             /\l.............|....../ `´  \....へ
            ,........|ヽ=-....|.../        |__..ハ
             .......ハ.......、.|7 ̄`ヽ   ' ̄V...|..∧
              |.....|....l........ヽY  _    __  |l...|.....l|
              |.....|.....l...........rf示ヌヽ   rチア|/..../|
             ∧ .|...;へ.......ハじノ     じ' {:リ/.|
             ヽ.l..|..ヽ(ハ..........ヽ      丶  }.ハ  |
           _「≧、..r、`:へ.....r、ヽr ─‐ァ  イ..../ /    まるでダメなおっさん。私を騙そうとした詐欺師。約束守れぬ信用ならないマスター。
           }f^ー⌒ ヽー|{\} リ_ ` ̄ /ヽ./       ・・・あれ?私なんでコーイチについて行ってるんだろう。不思議だなぁ!アハハ。
          /.,ヽ}    V|≧ リ─{二壬:.::.....ヽ
         /......⌒ヽ_   ゙./  ̄ ト、  ヽ-、..ヽ
        '...............r≦ ハ   :、___  ,.へ  ハ ヽ...ヽ
      /................/|   ∧    \>^o ̄| || l.......:.
       /.............., ' !     ハ.    :. \.   !\| | |.........:.
.      /............../  |      !     ゙. ヽ、| //-、l...........:.
    /../........./   \  //|    ゙.≧=ヽ/;;;;;;;;}ヽ.....l...:.

.   /../........./      ヽ | !iハ.     |;;;;;;;;ーヽ}⌒;;;;;ヽヽ...|....:.
   /....' ......./       ゙.\|ii!ヽ    ト、;;;;;;;/トト、;;ノ}彡.|......:.
.  /......|....../        ヽヽ|≧、  , λ_/;;トィ;;;;;;;;;ゝ.. !........:.


何を言う、娘の為に命を賭けて戦う立派な父親ではないか。
憤慨する幸一だが気を取り直して恵華に向き直る。

「君が想う形で我々に手を貸してくれるだけでいいさ、例えば同盟を続けるとかね。
嫌なら何もしなくてもいいよ、これからは無視させてもらうけど。」

どの様に責任を取るかは自分で決めることだ。
幸一は恵華にその想いを伝えた。

「・・・えっと、つまりいつも通りって事ですね!」

伝わらなかった。

【4夜基本行動】下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・ライダーの拠点に向かう
・ライダー陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・その他(内容併記)


「そうですか、判りました。」

ライダーに伝えると幸一達を責める事なくあっさりと取り止めを承諾した。
昨日の晩は自分の都合で休んだのだからという事だろう。そう幸一達は思った。

「そういえば、昨晩ライダー殿は何をしていたので御座るか?」

セイバーが昨夜の事を問う。

「聞かない方が良いよセイバー。ライダーを見る目が変わっちゃうから。」

ランサーが嗜める。

「精液をキャスターに渡しに行きました。」

ライダーが事も無げに答えた。

「せーえき?」

イスは首をかしげ、君はまだ知らなくていいんだと幸一ははぐらかした。
ランサーは肩を竦める。

「まったく、呆れちゃうよ。
苦行で神に迫った偉大な王が、マハーバーラタの英雄達の先祖様がまさかこんな人物だなんて。
まあ、尋常な思考じゃ偉業は成せないものだけど。随分常識的になっちゃったんだなぁ、私も。」


【4夜基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・ライダーの拠点に向かう
・ライダー陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・その他(内容併記)

散策 遭遇判定『魅4運4魔2』

【魅】:8
【運】:10
【魔】:7

【魔には遭遇しませんが大丈夫ですか?】下1
1、はい
2、選び直す

下1 魅
下2 魔
下3 最終判定

成功
遭遇トリップ判定(1-3)下1

#騎聖弓
ライダー

今回はここで終了します。
お付き合い下さりありがとう御座いました。
それでは失礼します。

雪降る中の帰り道、少し遠い場所に月夜星空の輝きを宿した戦車の姿を認めた。
ライダーが向かう先を見ればやはり公園。キャスターに会いに行っているのは明白だった。

「また抜いたのライダーは!?
どれだけキャスターが美人さんなのか、私興味湧いて来たよ!」

「資料で見た事はあるが実物はまだお目にかかって無いな。大きいぞ、たわわだ!」

「しかし堂々としておりますな。
ランサー殿の能力のおかげで、我らの位置など容易に把握出来ように。」

【選択】下1
1、帰ろう、プライベートに干渉するのも悪いからね
2、よし、覗きに行こうか!
3、その他(内容併記)

「よし、覗きに行こうか!」
「幸一殿!?正気で御座るか!?」

ライダーが見えなくなった空を見上げていた幸一がノリノリで提案する。
唖然とするセイバー。一方、ランサーはニヤリと笑って同調した。

「へぇ、どしたのコーイチぃ!はっちゃけるねぇ!
あ、ランサーさん判っちゃったよ。みゆきちゃんと別れずに済むのが嬉しいんだ!」

「や、勿論それは否定はしないが。あの泰然たる男の裏の顔、気にならないか!?」
「なるなる!あのすまし顔の影でナニやってるのか私、気になります!」

「そしてなにより!ライダーの心を虜にした女を一目見て見たくないか!!?」
「見て見たい!見てみたいです!」
「それでこそ君だ!」

手を取り合う二人。鷲谷幸一はこれでいて女好きである。
みゆきの前では見せない姿が此処にあった。あの世の妻はどの様な想いでこれを見ているのだろう。

「なあに、まずキャスターにはバレるだろうがライダーが上手く執り成してくれるに違いない!
いざとなったら此方は三騎さ!・・・おっと、セイバーは来ないのかい?」

「む。拙者はライダー殿の私事をこっそり垣間見ようなどという魂胆には断固反対で御座る!
あー・・・、しかしながら、もしかすればライダー殿がキャスターにかどわかされている可能性も御座いますな。
もしそうであれば一大事で御座る!」

こほん、と咳ばらいを一つするセイバー。

「ライダー殿は窮地に陥っているのやも。ならば今は共に戦う事を誓っている仲間で御座る!
行きましょうぞ!幸一殿、ランサー殿!ライダーの魔の手からキャスター殿をお救いする為に!」

【基本判定】下1
ファンブルで深入りして戦闘開始
失敗以下で運動公園に辿りつく前にライダーが去る
成功以上で手を組んでいる事は判る
クリティカルで次に打つ手まで判る

運動公園に辿りつく前にライダーが去る

【接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

眠くて何を書いているのか判らない。
朝行動まで行こうとしていましたが無理せずに一旦切り上げます。
お付き合い下さりありがとう御座いました。お疲れ様です。

【超絶判り易いおおまかな流れ】
【0日目夜】

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  \_::::::::::::::::::::::::::::::::::\--'\i´   ゝ-- ´< ̄
       ̄ ̄|ー┬――- \ ノ!         `ヽ         エゴで構わない!
        .|:::::ヽ、 ヽ _ / |                    たとえ全てを犠牲にしてでもみゆきを守る為に根源へ到達する!

          ̄ ̄` ̄ヽ、/| .ノ
               |/::::::| ゝ- 、.        、        召喚!────うおっ寒っ!?
              ノ:::::::::|          __ノ )
              |:::::::::::::ヽ、.  ,、, -― ´   `ヽ
              |:::::::::::::::::::\ ゝ'  , ' ̄`
             └'´ ̄ ̄ ̄ ヽ

                      ヽ       /
                       ヽ_  _ /
                         ̄}   /

                        //| > '
                       ./, ゝ_ 、
                      // ̄:::::ヽ
                     //||:::::::::::::::λ
                  . イ////ii::::::::::::::/ ヽ

                 ///////.i i:::::::::::/   ヽ
             _ /////////| .|::::::::/     ヽ


                     ,   '   Z   '   ,
                   ., '              ヽ
                 , '    , .'              ヽ
                  .,.'   ., '       , .‐  -、    ',,
               ,.'    /   ,'    , '''''''¨¨¨''' ヽ    ',
               ,'    /   ,'   , '         ',   ',
              ,'  .: .,'    ,'  .,.'           .',   ',
              !  ..:.:.,'   .,' ., '             .', :  ',
               ! ..:.:.,'   l:/ー- ,,_        _,,ュz,,,',.:l.  ',
              ! :..:.:.!    !    :¨¨''''f ,   .:.:   .',.l  l
              ! .:.Y.!  .: .!ャ=≠≠==ャ.‘,, r=≠ミxャ .',!  l

              i!.:.! .! :  .:',', ヽテ::::::.ソ   ‘,.,.ら.:...! イ./l. l  .!
              〈..:八l i.:  .:!',//`ーr'′,,__  '., ヘ::..ノイ ./.:l !.  !
              ヽ.:.:.!ll.:.  ',ヽ、  `''‐ ,,_¨''''ヽ.ヽY ∥.:.,','  .r.!      私はランサー!真名はブリーラーレッスル!
              泛气!',.:.:.. .',       ./    ヽ{,.:.イ.:  ,'.l}
              えニニニ≧ァ‐ ,.',。   ‘ーY rチ      ヽ イ リ      目を潰せばグングニルが使えるよ!
             泛辷廴ニヲ.:.:..:'リ: ヘ。   }メ. ,+ 、     .‘,        でも目潰すの怖いから使わせないでね!絶対だよ!
             ./ r-‐チ/.イ.:.:..:マ、: : : ≧‐チ'.,ヽ,::::¨¨‘!   ',、
            ./ r‐‐、.ゝ:ヽ',   ',ヽ≧二}- 、.:`′::::::!.!.:!   .!
           ./,.'  ¨ヽ、ヽキ。:ヽ |.:.:..ヽ ,,rヽ.',:::::::::::::::!.!.i!    !,
          /,'      ヽt ',+ソヽ、.:.:.ヽr ^ヽ',.:.:.:.:.:.:!.!.ll.:   .!.',

         ./ .i    \ヾ、 ',_.', ≧s。ミx.\ .',\.:ノ//.!    .',.',
         /  l.::.       ヾ.',_',..:    ≧s \.',//ゝi! .l:    ',.',
        ./  .',.:.:.      \',=!.:   r‐‐`‐‐`.',',_r''¨¨7.:    .',',
       ./   .:.:.,.!.:.:...       .',.:.    ヘ::::::::::::ミt::!弐::!l.:     ',',
       /     .',.!.:.:..:.:..       '.,     〉、::::::::イ:l弋:ァ.!.:     .',',
     /     .//.',.:.:. .:.:..:.,,,r‐''''''.:.:.'.,   .∥::::^::::::::::! ',ナイ.:.  :.   ',',
    /    ..:.:イ/  ',.:.:. ..イ.:.:.r==‐‐‐.'..,   ^'' ¨ ヽ.:l !ヽ{.',.::.  .:.:   .}リ
   〃   ..:.:イ./   ',¨.:.:..:彡.:.:.,,---‐‐ャ.:.:..:.............:.:..:/:l.l',.ヽ.',.:.:. ..:.:  ./
  〃   ..:.:.イ./    . ',=彡.:.:.イ.:.:.:.    ',.:.:..:.:. .:.:../.:∥!.',.:.:..:ヽ.:.:..:  /.',
. 〃  ..:.:.イ.:.:/      .',と参.ゝ.:.:.      '.,__,,,,,, ∠ ------‐‐ `.--'、 ',
   .:.イ.:.:../       ¨¨¨   ヽ.:.:.                     ’ 、
【ランサー召喚】

【1日目朝】
【幸一、バーサーカーと戦闘】

              ______
           ///////////\
         /\///////////,/\
         /  //>―…ー‐寸⌒ヽ \
       /  ///         乂_.ノ \ \
.      /  ////   /  /    :}  }\//\ \
     /  //// -‐┼- {   -┼‐-  }//}Vヽ  ヽ
.    / .////  {∨\ \, /ノ}ノ}  ハ//} Vハ  ,
.   //////{   芹示\/∨示丐j/ {/ハ V}   |
 /.//>'///}   【弋ツ    弋ツ】   }//} .ハ}   |
 }///{   }///  ノ""    '   ""乂  _V/ハ}/}   |
 ∨/∧ ///{{三三}   ┌┐ ⊆{三三} V//  ,       コーイチ、オレだ!抱いてやる!
.  ∨/∧//∧∨  ヽ>. ` ´ イ / __{__////   ′
   ∨//≧x∧}  i }__,ノ  ̄ V_.{ iゝ-、ヽ^i   /
.    ` ̄/)/V   ! }\\ //{ rー‐、〉  V/
.      }//^ハ  ! }  〉 Χ 〈  {て二`  /ハ
   {7777777} .ノ }// \\{ i _}/.///∧

   {///////ノ´ / :{辷辷辷辷辷V  \/////∧
     〕=====〔,/ ,ノi⌒i⌒i⌒i⌒i:∨   V////∧
    {//////{  /ハi: : i: : i: : i: : i: {,\ 、-i//////}\
  /{///////イ {//{i: : i: : i: : i: : i: {//ハ V//////}\,)

 / / V////ハ/ハ \リニ〔⌒v⌒〕ニ}///} i//////,}  :}
 }/{: 〈∨///∧/}ー-ゝ: :j:〈 人 〉: j: }///j/}//////}),ノ
  乂 `{/////,V///{j : j: :8: :8: : i: }////ハ、///// (乂
     )ノ\////}///,}i : j: : i: : i: : i: ∨///∧`¨¨´   )
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ζ:::::::r'ヽ、::::::::::::::::::::::::::ト、:::::::::::|::::::::::::::::ム:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄
.',:::::::,' /ヽ|:::::::::::::::\::::::{__\::::::{\:::::::::::::::ム:::::::ヽ、::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::\
《:::∨{  || \::::::::::::l\ |  `ヽ、::::\::::::::::::ムマ::ム:Ⅳ、ゝ、:::\:::::::::::、、:::::\
《:::::!. ノ i )ヽ:::\::::::ヾゞ==―'´ \| .\:::::::::ムイ  ̄ ̄ / \_:::\:::::::\ ̄ ̄

./::::.ヽヽ| ヽ |::::::ヘ:::::::{       _/` <:::ヽ  ̄ ̄   ノ \| ̄`ヽ|
::::::::::::\ fヽ. l::::/  \_ヽ ̄ ̄ ̄`=彡'    \| ̄ ̄ ̄ ̄´.// / ノ
:::::::::::フ. l l } |::::|   ___          |:!       /. ) /

:::::/、. \ ,'::::ー'´::::::::::::/          .|::.、. |\   /:| /
ヽ'、    .`ノ::::/´:::::::/           .j:::ノ ヽ::::\/::::|'´
/| \   }/:::::::::::::/            ./::'   ヽ:::::ヽ:::|.|:、           君が女の子だったら考えた

:::|   {   ー、:::::::/                  .i::::::::ヽ| |:::ヽ
:::|   ヽ   :::::\:::|.   ,ヘ、          .,   .ノ:::::::::::ヽ|::::::::\_
:::|   .ヽ   .: ::::::ヽ'、  |  ヽ,- ―‐ __ /j /::::::::::::::::::}|:::::::::::::::≧- 、
:::|     \  :: :::::::ム. ゝ-'´         `´ // ̄ ̄ ̄ l:::::::::::::::::::::::::::≧- 、
:ノ      \  ::::::::ム             /´ /      |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\

::::`ー           ゝ           '
【ランサー勝利】

【キャスターVSライダー】

\∧/|_ /: : : : ;_;_;_; : ヽ  _  - ―‐‐-             _|\∧∧/|_
外 リ  /./  ̄    >: :V: : : : : : : : : : : : : : ̄: : ‐- 、     \ 世 見   /
務 モ .>      /: : : : :/: : ー: : _ : : : : : : : : : : : : ヽ    < 界 つ _|\∧∧∧
大 ネ >    , イ: : : : : :∧: : : : : : : : : : ̄: : ヽ; : : : : : : : :\   < の け \ リ  グ
臣 シ > .,イ ,: : | : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : :丶: : : ;イ: : : イ < 歪 た <

! ア > {: :V: : : l : : : : |: : : : : \: : : : : : : : : : : : : :> /: /: ハ < み ぞ < モ  レ
  ..を > ヾ ,: : :l: ト; : : : N : : : , : : : : : ー―― : : : :/: : :<: : : < を   ..<

   終. .>  l: :.:|: l :ヽ: :ヾ: : : :.ヽ:、;_;_: : : : : : : : : : <: : : : : : : :≧< !     < ネ  |
   わ >  |:.: :|: l : :|\: : :∧: : \ ̄二 ニ二 `ヽ: : :ヽ: : : ; <: /        <
   ら .>  !: :.:|: l : :|_ノ\: : :ゝ ー =≦テ示て厂,ら\: : <: : : : : ̄|/.∨.∨..< シ  .ト     ライダー「エンチャント武器www聞きませんよwww」
   せ >  '; : :!: ! : j 二ニ≧、: \ くど辷>' ゚O ム>; : : 一;ノ: : : : ノ    <          キャスター「これは予言でなく既に決定事項なのだwwww」
   た >,イ   : : :.;: ∧く乂辷1 ー : :.:- ::. _ /////  _ノ: : : 丁: : : : :.く     < ア
      \l: :、_ 乂.; ∧: :、o゚///// i  ̄ ‐― - 二ニ≠: : : : j :l:ト、: : : : >   <
/∨\| ̄`ー - ≠: : :ゝ; :.\///      ノ    ∧: : : : :./:,八: :ー三三三三< !     やめて!!
        _/.: ; イ | :`大 =≠ ゝ~~ ´   /  l: : : :,イ: /:/三三三三三 _|\∧/|_
      ≦,;_; ィ.: :.| ,'.:.f:,ィ:个  、      /    j: ;/:∧{.:/三三三三三三\  土  /
       、__八: :乂 :.|: |: .!: : : : :|≧ ぇ≦      彡1: :,イ: :V三三三三三三=<  下  >
         ̄  ー ラ: .!: j. : : :.:ノ三三ヲハ    / レ |ト; : \三三ヲ}三三ニ<  座  >
             /: :_ノ;イ: : : ;仁ニニ7/ .〉x<      ||=ゝ; : : : : : ;ノ三三ニ/  !  \
            ル´ 刈: : :/三三ヲ/ /'⌒ヾヽ    jj三三三三三三三ニ ̄|/∨\| ̄
【キャスターの勝利】


【1日目昼】
        ,  '         .'  ,

     ., '           !      ヽ
    ., '             .l       .!.ヽ
   ./              !      .,'. ',. ',
  ./              :.:!      ,'  .', ',
 ,'              :.:.:l     !. ,' .,,ィ .', ',

..,'                :.:.:.:!     ! イ  :.:.',. ',
,'               :.:.:.:.!     l.,'  _ .',. ',
l              .:.:.:.:.:l      ! .ャ=≠ミ.!:. ',
!             :.:.:.:.:.:l     .. .', .t! .泛 .l:.:. ,.',
',             :.:.:, '''!     ::. .', ヽマ! ',: ,'リ
.',       .     :.:/./¨ !     :.:. ',.     `ー
. ',      .:.:.    :.:.{ { イl      :..!.,', ゛゛    ,'
  ',      :.:..   :.:.:ヽヽ .!      :.:',ヽ',     l
  .',     :.:.:.:.   :.:.:.:.:.ヘl .,,     :.',  `  ,,, /      私の能力の犠牲者が・・・
   !ヽ   : :.:.:.:.  :. .:.:.:.:.:.:.!.lヽ     :',..  `‐′
   l    :.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:../ ヾ: :≧s。  .',    .,'
   ヽ廴辷 、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./: : : : : l:.:.:.:.ヘ.!   ,'

    マニ二vニニニら辷ャ./: : : : : : /:.:.:.:.:.:.:/:.! ̄
    イニニニニニニニニニア,,,,,,,,,,,,: : :/,, :.:.:.:.:.!:.:.:ヽ
   7廴辷ニァニニニニ/:::::::::::::::::::¨!{:',    ヽ:.:.ト!
   ./  :.:.:.:.:千泛辷ァ::::::::::::::::::::::::::::`...、  !ヾ!
  /  :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,'/_,,,,,,,,,,:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::ヽ/ヽt、
 ./  :.:.:.:.:.: .:.:.:.:./-'':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ニ=‐_- _:.:.:.:.:.:.;:ヽメ 、
../  :.:.:.:.:. :.:.:.:.:.! ''¨¨¨¨¨¨¨ ''‐- :.:.:.:.¨ ‐- :.:.:.:.:.:ヽヽ


  _   \   ト、
  \::::`ヽ、ヽ\ |::∨
――ミミ:::::::::::ヽ:::ヽi:::::i
ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
:::::r-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::≦ ̄
ミ{Ρi、:::::,、_、:::::::::、::::ヽ`フ
i,' ヽ.jミ\ゝ-'\::トヒナiヽ|
  ノゝ‐ャ  ̄ ヽ ー'i、       君のせいではないさ
.\`ヽ./ ,ヘ__クj'::ヽ\      おっ、アサシンめっけ

  .ヽ::::::ゝ`´  チ  ̄  \
ヽ   >=`ー‐' i      ii
/;ii  ∧::ノi ////i     /
//ii/ ノ:i ./////i    _/ノ   ィ,===========ヽ
;/∧ i::::!/;////i   / .(-、  //                 ./
;//;∧r'´ i、///;i  / ィ.‐v'´`//                 ./
r'´r'ヽ .ヽ i-、//\ ノi  i //         _r,       /
.r'´.、.ヽ ゝ_) ノ///'´i i ヽソ//        (__.j'      /

.-、ヽヽ .i~.( ir'´ i ヽヽー'//                 /
【幸一、索敵でアサシン発見】

【セイバーVSアーチャー】
        }―┘:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|            |
  r‐ 、    ノ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   _,,.  -‐= ニ三´\
  \   ̄    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`丶 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、___

ー一'´                    /       : : : `> 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕
:                 _/         : :/ ,≧三ニァ- ,,_ ::::::::::::::::_,,.  '´
ヽ: .              //_,/       :/   li |::(|`/: : : : : / ̄
  \: : .           ,'   /   _,.  イ      ゞ’/: : : :/
   丶: : : : : . .    . . : :{     ̄「: :    |         /: : /
  ヽー--丶: : : : : : : : : : :八   く |       |         / / \
    \: : : : : : : : : : : : : : : :\   ]       |       ´     ヽ
     `ニ=-:_:, : : : : : : : : : : : `フ´|       |           /
      ̄ ̄ ノ: : : : : : : : : : : : /  !     |     \、_ __ノ      戦場に女(笑) 誕・生・日☆
  ,  -―一'´: : : : : : : : : : : : :/   ,       |      ` ー'ノ
  /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : /     '     |           ノ
 ': : : : : : : : : : : : : : : : : ::∠{_      ',    ;           /
/: : : : : : : : : : : : : ::r‐j:.∠三三三二ニ=:,   / /`  ー--- '
: : : : : : : : : : : : : : / ”         ̄ -∨V 三三7
: : : : : : : : : : : : /                    〉三/ ――-、



                                    __                          /-=ニニニニニニニニニニニ=-/
                                      /ニニ〕iト          ____         /-=ニニニニニニニニニニ=-/
            今日が貴様の命日だ! !          レ^ー==彳、__ -=ァ=ニニニニ{        /-=ニニニニニニニニニニ=-/
                             ___    r‐乂ニ/i:i:i:i:i:i:i:/ニ/ニニニニ=-ヘ       /-=ニニニニニニニニニ=-/
                             _{i:i:i:i:i>‐<i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ィi〔ニニ/ニ/-=ニニニ/      /-=ニニニニニニニニ=-/
                           rくi:i:i:i:i:i:{i:i:iィi〔二二}ニニニ\ニ>、/-=ニニニニ{      /-=ニニニニニニニニ=-/
=- __                           {i:i:i:i:i:i:i:/ニニニニニニニニ丶ニV//////∧  --/-=ニニニニニニニ=-/
ニニニ=- __                     ji:i:i:i:/Vニニニニニニニ=-<ニ〕iトV///////} /  {ニニニニニニニ=-/
ニニニニニ=- __                  アィi〔ニニ{=-<⌒>-< ⌒{ニニニヽニ}i\///「^ア  j-<ニニニニニ=-/
-=ニニニニニニ=- _r‐‐ 、            _}/////アニニ}//////////>、ニニニ}/i:i:i:i:V///}/  /} /}ニニニ=-/
  ̄ -=ニニニ=r‐‐V  \ __     ィi〔/ヽ////i:i:iⅥ////////ニニ=-「i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨/ア rく  //\ニ=-/

       ̄ -=ニ乂  \    ̄   >‐<///////}彡'i:i:i:i/〕iト-==-<ニニVニニ^\i:i:i:i:i:i:i:i:\{ {/丶//.....\_∧
       └ 、/〕iト<ニ=- __ /7i:i:i}i:>-- ¨アi:i:i:i/ニニニ7-=- {ニニニ〕iトVニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:}\{__/.........................}

          〕iト、 -=ニニ/{_ノi:i:i:f    /i:i:i:/-=ニニニ/-===-Vニ/////Vニ∧i:i:i:i:i:i:i〈//∧....................{⌒
              L ___/^ゝLL/ニ=-_/i:i:i:////////^-====- Ⅳ///////Vニ∧i:i:i:i:i:i:i彡'i:i:\...............}
                 ____  ¨¨/i:i:i:ア-=///////-======- }Ⅵ///////}Vニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\ __ノi:\____
                 }i:i:i:i:i:\/i:i:i:i:i:/-=//////イ-=======- }i:Ⅵ//////jニVニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:>
                }i:i:i:iィi〔i:i:i:i:i:i:i:/-=//////i|-=======-/i:i:iⅥ/////ニニVニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
                 ⌒〕iトi:i:i:i:i:i:i:/-=〈////i:i:i:i|-======-/i:i:i:i:i:Ⅵ///ニニニVニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
【アーチャー勝利】

【1日目夜】

    、_j  /     ヽ  ト、  \                 /
    \  /    i!  ト、 ', ヽ  ト、ヽ              ≦_
  __,.>|,     .ハ  ! \ヽ、 \! `    ≦_           ̄≧=‐
‐=≡≧ // /   |  ', |   ト、 \ ヽ    <_           フ
  ``ファ/ /ヽ   / _ l/-‐:ヽニ\ニニヽ| 丶ト、_ -―`          <
      ̄j/ヽ/ヽ/,ィ'::::::::::::::::ノ   ヽ   /  ヽ ヽ           >‐
           f .i:::::::::::::/     レ´      ノ          <_
          弋_ ';::::::/           /          _ -―`
           ノ  ` ̄            __ ´       ___   ヽ、
         ヽ _             |´ /        \ ̄ ̄
            丶           | l/\    ヽ,  ̄       サーヴァントが糞過ぎて辛いなんて言えない
            `─  ̄      /     丶 ヽー┴        魔術師らしくないセカンドオーナーの息子だからこそこれは役立てられる
             ヽ       /        ヽ‐ `
              l    /         /  _,.ィ≦‐丶       (この人なら町の事を任せられる!)
              ` -- ヽ       /_,,..       丶
                   ヽ_,.ィ≦‐ ' ´.     _,,..--  丶
             _,.ィ≦‐|丶       _,.ィ≦‐ ' ´
            /ヽ    |::::ヽ     /
          /::::::::::.ヽ  |::::::::::ヽ /



           /彡'/ノて/::::::::ト、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{

          /彡ヽヽ r' {::::::::::トヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
        、ー=三ミハ   人::::::ヘ、__}::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::ト!
    > ´  \   __∠::::__\{\__\::::::}ilム:{:::::}::::::::、:::::}
   /         \ `ヽ:::::::::::> ´ ̄ \i、ゝイ.\!::::::::::}ヽ!
-.ー--        \ :.ヽ/         {ヾx__ノ \ー、!
::::::::::::::::::::::≧s。     ヽ;;;;;, /!     _ノ}::ハ
:::::::::::::::::::::::::::::::::`:...、   ヽ;;,ゝ-‐- 、__  ノ:::::!       (ラッキー労せず情報ゲット!)

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>x.   ∧     /> 、|
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..\  人    /´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ   }. ー '
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>ーヘ、        {´ ヽ

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/     <         i   ∨
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/          ` <    }  ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/              、 / .,r―-  __
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/               /` 、i    ⌒ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{              /    \、___   _ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{             /         ヽ    {、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{               /         ハ   〉
【幸一、アクラから騎魔剣弓の情報入手】


【2日目朝】

                                __
                                    `ヽ:ヽ
                                     Vハ
                   ..-‐: : ¨¨:  ̄ ̄`ヽ_       !: :!
           ヽー―=彡: : : : : : : : : : :_:_: : : \`ヽ    }: :}
             > ´: : : : : : : : :.. ´: : : : `ヽ : \: \ /: /
             /: イ: : : : : ..:ィ´: : : : : : : : : : : \: ハ : ∨: /
        {: 、__/: : :{:{: _..:´: / : : : : : : : : : : : : : : Ⅵ: :∨:.く
        ヽ、′: 八乂: : /: : : : : : : : : : : : :ノ: : : :ノ: :ノ :、ー=ミヽ

          |: : /: : \: : : : : : : ヽ: : : :_:_:/: : :/ /: : :ハ: }: }\〉
      {:、     !: /: : : :/: > ..__\: :--== 彡イ: : : : : :.Ⅳ/
     ヽ: :ー― Ⅳ: : : .. ´彡イ-{  rzミヾ 、 ー==彡'!:.} :_: : : ,!/
      >‐: : : ゝ≦: : : : 乂}  、 込リ }、/:∠ イィ´: : : /イ
     .:´: : :´: : : ://: : : ヽ\  ー==彡 : /rfハー}ト、 |: : :/   、

  ー==//:/´:-‐:_´_/: : : : : !`ー` ー=ニ 彡 .! 、`ニイ|: : !:/、__ ノ}

    {′:/: /:.:.:.:.:.:≧x、: : |   、 i´ヽ\ , 〉  / り: 小、: : : : : :ノ
        {/:./> ´ ̄ ̄`ヽ  >、、   マ>   ノ ムイ八:} `ー一    我が同胞をよくもこんな目に・・・!
     /:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__:.:{ ヽく : ヽ`¨´_..<: :乂_:ゝ  ヽ       絶対に許さん!捕らえてなぶり殺しにしてくれる!
    /:.//:{:.:.:r 、:.:.:.:.:.:.>、',}ハ Ⅵ: : i:T´:_:_:_:ィヽ: :ヽ
    .:.:/ /{:.:.:.:i!:.:{、乂ヽく/ ノ{:.:'. '.!: : トゝ    リ \: 〉
  /:./ /:.:|:.:.:.:.i!:.:.:` <> ´:.:.},.:.Ⅵ:l: :!、         }'   _
  Ⅳ /:.:.:|:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.Vリ ノ: ヽ _      /⌒ヾ
  |' :/:.:.:.:|:.:.:.:.:.i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ、}'":.ヽ : V⌒ヾ     /    }
  |:/:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:/:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:.≧x:.:.ハ:/   l  . ′

  |':.:.:.:.:.〈:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.> ´       `V     ! /     /
  |!:./`ーハ:.:.:.:.:.:.',:.:./     ,x≦rミン     .′    /
  |!′  {.∧:.:.:.:.:.∨    /´ _.ノ        / _ -‐ ´
       、:.∧:.:.:./    // 厂  ヽー- 一 ィ´
       ヽ:.ハ:.:.{   // / ヘ   \   .人__
          /:.:.〉:.、   { { 、   ヽ /⌒ヾ、     `¨¨ ー- 、
        {.:./:.:.:.:ヽ  乂、ヽ   、   ノ           }`!
       〉′.:.:.:.:.:.\  ≧x    マ¨´:.:¨¨¨¨¨⌒ヽ、__ ノ-′
        /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ー‐‐ヘ   r\:.:.:.∧
.       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\乂 ヽ:.:∧
      /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ーー:′:.∧
【幸一、ナチス残党を尋問し、ヨゼフィーネと残党達に追跡される】


         _ .....r=--- =.、
       >:::::::::::::::::::::::::::::<:::<、
.     /::::::::::::::::ヽ:::::ヽ、:::::::::ヽ、ヽ≧x、

     /:::::::::::/:::::::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::::::ヽ:::卞、---
.    /::::/::::/::/::!::!::::::::}::::::::∨:::::::ヽ::::ヽx、:ヽ
   /::::::{::::i≧z,:k::!::i::::i/リk__∨::i!:::::ヽ:::::ヽヽヽ、    /:
   .i!::::::::!:::{斧気ミ{,ソマ斧気i::::i::::i:::i::::::マ:::::`ヽ`ー  /: : :          ライダー「クンクン う~ん、人間の匂いがしませんね
   i!/::::::k:《弋ソ ゙`  }弋ゾ》::!:::i:::ヽ::::::マ::::::::ヽ   {: : : :               あ、ちょっとそのマフラー取って貰えます?」
   i{マ::::ゝi;:ヾ¨     `¨  ソヽ:!:::::::ヽ、ヽ;;;;;;;;}  丿: : : :
   i、マ::i::iヘ ヽ、   ゙'    /-:1ヽ:::k:::::}ヽii: : :`゙~~: : : : : :
   ` マ{ヽ:: ヽ、 ー-  /::i::::iヽiヽi ヽi r`: : : : : : : : : : : :    (斬りたい)

   r''゙: : :ヽ-=i> .___ ィ´k::i:::!:::i ,ソ=;'=-}´: : : : : : : : : : : : ;
  i:´: : : : : : : :xi: : : : : : :. i!: :. ソ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :./
≦i: : : : : : : : :i : : : : : : : : :} : : : : : : : :./x; : : : :/ `''''''´
三!: : : : : : : : :ヽ:_:z:=x;_:_:_i!: : : : : : : :/:ヽ:ヽ: ノ
三ミx: : : : : : : : ヽ-:=:-:-:/: : : : : : : :/: :r´ヽi!
三ニkヽ; ; ; ; ;r-x: : ; ; ;/-='==ィ`' -≦三三ヽ、
三ニヾヽ=≧z、__丶/彡≦三/  i!三三三三ミ≧、
三ニi!`ミ三三三彡{ミi彡≠=ィ  ,,i彡≦≠i´ ヽ三!
三ニi!   ̄ ̄ i!iiiヽ ヽ三三≧三三ニノ三!   マi´



           /⌒
       _ 〃=≦  ̄ ̄ ≧x

      /ミ{{ rー<        ≧=-
      , ⌒  ⌒ヽ ` 、    \
      /  〃   \  \ニ=-  ≧=-
  {   / , { {  トミ _ メ   \    ミヽ
  乂イ / 八从 {  ィ示ミ \`ー=ミヽ、 \
    ∨ / ィ笊 `\ 弋斗っ ト  ヽ ヽ}ミー-}
    / ∧ 代ツ   \     }  \_`ニ=-乂      包囲したと思ったら配下の大半がかどわかされた上に
.    { 小ハ 丶_, -、   , リ   /zz≧x ノ      戦車でまんまと逃げられただと・・・!?
.    乂{   \ V_ノ / ムイ /{ / ⌒ヽニ=-
      乂辷=-≧=- イー=彡 /}ー'/     \     朝から今日はなんて日だ!くそっ、キャスター慰めろ!
         ∧   x==ミ  /   / '  ′    ハ     ってええいこの胸の差はなんだ!くそうっ、くそうっ!!
     乂′‘, { ー三}イ{ ノイ   {  __   ヘ}
       }  ‘,}   {´ 八 八   乂 弋zz' /ミ 、
      ハ  r ‐} t_ーr r 、}\ ヽ\          V
        {   八/  /_}人ノ\ `¨¨` ヽ  У    ‘,
      人 /  \/_マヽ ‐- \ rー‐=≦、    -=ニヽ
     ノ _八       `ヽ    ` ミ     ‘,⌒ヽ   {
     〉´イ  ヽ、    ノ `¨¨≧x _ }}     }      ヽ
     }      >z≦  -=ニ { ヽリ    /       /
       }   / 人 《 ハ  〈〈\ノ__/ー=≦__/
      廴__彡  {\》V  ハヾ 、      ‘,
             人 {{   V { {      ‘,
              ノ/〃 \   } }       ‘,
           /´  {{ハ   \ 〃、       ‘,
             /    }}V   ハ{{   \        }i
【アサシンとライダー遭遇】

【追跡から帰って来たヨゼフィーネに包囲されるもナチス残党を魅了して全員逃走】

【2日目昼】
  _   \   ト、
  \::::`ヽ、ヽ\ |::∨
――ミミ:::::::::::ヽ:::ヽi:::::i
ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
:::::r-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::≦ ̄
ミ{Ρi、:::::,、_、:::::::::、::::ヽ`フ
i,' ヽ.jミ\ゝ-'\::トヒナiヽ|
  ノゝ‐ャ  ̄ ヽ ー'i、
.\`ヽ./ ,ヘ__クj'::ヽ\       幼女を載せた青年が今度は少女をナンパし始めたぞ

  .ヽ::::::ゝ`´  チ  ̄  \
ヽ   >=`ー‐' i      ii
/;ii  ∧::ノi ////i     /
//ii/ ノ:i ./////i    _/ノ   ィ,===========ヽ
;/∧ i::::!/;////i   / .(-、  //                 ./
;//;∧r'´ i、///;i  / ィ.‐v'´`//                 ./
r'´r'ヽ .ヽ i-、//\ ノi  i //         _r,       /
.r'´.、.ヽ ゝ_) ノ///'´i i ヽソ//        (__.j'      /

.-、ヽヽ .i~.( ir'´ i ヽヽー'//                 /
【幸一、索敵でセイバー発見】
【セイバー、ライダーに協力】

【2日目夜】
                 || || ||                     || || ||

               || || ||                           || ..|| ||
             || .|| .||                               || .|| .||
         __.|| || ――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―――|| ||__
  _―― ̄ ̄ .|| ||                                        || || ̄ ̄――_
_ ̄       .|| ||                                           || ||       ̄
  ―_    .|| ||                                            || ||   _― ̄
      ―||||                                                |||―
      ..|||                                                 |||
      |||                                                  |||
      |||                                                   |||
    .. ||||           .゛      、  ′     、 " .     ,  ′  .   ´ ,   、 |||

    ...|||  .`  .  、 ´ ,  ′ . 、 " .   ´ ,   .   i   、. .`  ゛.   i ,  . . " .、. |||
    ...||| , 、   " .    i    ´   .   ii      .゛.. ii||..     i i   、 ´ ii  ..  " .li   .|||
     ||| .|i  ´   i ' ||  ii   ii | iilll||ii | i     .ill|!!i l   ...|ll iii i   i l|l. |li   li||li |il||||
      ||il||li .|i 〟 ii||il lil|| ||lili  ||ii l|il| |llii||| li|iii|lli || ..iil|||lll.|ll   llll||illli  iiil|iii|||l|i |l|l!liil||lll.|l||
     .. ||!|i||ill ..| ||lll|||ii|||lliiiill|lliiilll|||lll||!!lilllii!!!||ll||ill|ll lll|||lll||!!lillliil.l| |lll||!!lillliill| !!||lll|||lll||!!lilllli||||!lll||

       |||ll|||ill|i||ll||lll!!llll||illll||||||lll||||llll|iill|||||llll|l|l|lll!!llll||illll||||||lll||||lll||!!lillliilillliill||!!!||ll||!!llll||illl||
    ..   .||l||lll|||i||lll||!!!!llll!!|||ll!!!!!|ll!!ll||||!!ll||!!!ll||!!|||lll||!!!!llll!!|||ll!!!!!|ll!!ll||||i||lll||!|ll!!ll||||!!ll||!!!l||!||
:::::::::::::::::::.............      `                                          ..........:::::::::::::::::::::
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【キャスターとライダー組総力戦、ライダー側勝利】
【UFO爆破】
【ナチス残党半壊】

【3日目朝】
       .,  '    -彡      .'  ,
     , ' ,,-‐''            ヽ ヽ

    .,.' , '       ,   、       .ヽ .ヽ
   .,' ., '       /-‐‐‐‐-`.、      .ヽ ヽ
  / /      /        ヽ       ', ',
 .,' /      /           ヽ    l   ', ',
. ,' .,'  ./   /             ヽ  :.:!   ', ',
..,' ,'   !:.  ./               .',  :.:!   ', !
.,' i   .!:.: /  ,,,,,,,,_       ,,ャァ=- ,,__',:.:.:!   .', .!
l !   l:.:.ァ-'''¨  :.:.:.:.      :.:     .',:.:!   ! .l
! .l   .!:.:/   _         __    .',:l .!  .! !
! .!   .!/ ,,,,x===ミ`       z=====ミ .',! .l   !'
', !   ',.〈  .匕::::::ハ`       .匕::::::.ハ ア ,'   .!       「君といると、何処に行っても綺麗な雪景色が見られるのか。素晴らしいな。」
.',l   .. .!ヾ {:.{!:.:.:!}:!        .{:.{!:.:.:..ソ./.!.,':    !       「女性が襲われてるんだ!助けに行かないと!」
. l    :.:.', ` .弋__ノ         乂シイ ,','.!:   !',       「そう気にする事はないよ、ランサー。
. }   :.ヾ、///     .〈!      ///.イ.,'l   .! .!      この地域では雪はそう珍しい事では無い。君のせいではないさ。」
,'.!.|',   !.,ヽ                 ,'.,'  ./!.!.,'
.{.',',:.:ヽ  'ト',                 .,':l .ノ!:.:リ/       「娘を守る為に私は戦っているんだ。父と取引をしていてね。
. ヽヽ:.:.l:.:ヽ{:.'.,       ァ'' -       .s:.!':. l:.:.l,'_        上手く私達が勝ち残って聖杯を手に入れれば娘はもう聖杯戦争に巻き込まれずに済む。」
   ゝ/: :.:.:.{:.:..ヘ            イ:.:.:.:.:!:  マニヲ
  マ7   :.:.ト廴__ァュ≧s。    s≦.マ三三リ   テ}        やだ何この聖人・・・!娘さんストーカーしないと!
  .リl.,'',   .マニニニ.! ィ.!: : : : : : : :r,,lヽ.〉ニニ/,   /ヽニヽ
. マ7キム、  ト、ニヲ:::::!にニニニニァ,ァ::::::ヽマ.!  /匕乂ひ
 /ー--'ャニヽ. !::::::::::::!': : ` ̄ ̄: : /:::::::::::::::::',./ー': : : : ',

./   イ:.:.:.:.:}ノ:::::::::::l: : : : : : : : :./:::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.≧s。 .',


(4日目朝)
    .〃            ィ‐、    ヽ

    ∥    .,'   ,'   .. イ¨''''''ー-¨',   ',
   ∥   ..:.,'   ,'   イ       ',   ',
   ∥ .: .:.,'   .,': .. イ         .', ! ',',
  ∥.: .:l .:..,'   .,'.:.:/           ', :  ',}
  .,' .:..:.l.:.:.l   l-/-- ャx、       .',.!  .',
  .! .:.',.:!.:.:l   !/          ''¨ ヽ l.:  ',
  .', .:.:..',l.:rl.:   l               l:   !
  .',..:.:.Y.^!: .:  !  ,,,,,,_           .l .!: .l
  ..,'ヽヘ .l.:.:.:. .i != ≠ミx     __   /!:!.: .!
  ..,'.:l.:!.:.:.l.l.:.:..  ',',ヽヽヽ       ̄^ミ. /.∥: !l
  ...',ヘ!.:.:..!ト.:.:..::. ヘ       ;   ヽヽ/.:∥. ,'!!
  ..',.:l.:.:..ヘ:ヽ.:.:..:.. ',   _       /.:.:/.:;:.イソ      へー、私を騙してたんだ良い度胸だね

   泛辷ャュ.:.:≧s。.!.   ` -ア   。'.:.:.;.イ         あ、全く怒って無いよ?ホントだよ?
  .え≠ニニニニ.ノ.: /.ヘ    。s≦.:./イ:.:.{
   7廴辷ニイ.::. マト,,,, _r/.゚〉ニニニ弐ら.:.:..:.ヽ
  /,,,r‐''!′',.:.!,.:.:.. '.,‐ニ.ァャ',.:',`<テト.ヲ.:.:..:.:.ト',
rヽヽ、.:.l   !ヘヽ、./: : : :.!. ',.:.', .',-!/{.:.:.イイ/
.',=ヽヽ`l   l.:.:..:.:..!', _ - _',.:.:', ヘ.:.l.ソs。

【幸一、ランサーとコミュニケーションを取る】
【みゆきをストーキング】

           ト、   }\
      ,、___r‐ノ /^フ  ハ,、_
   / ̄{ ト、 jハ ノ / ノ    ∧
.   { /::}八}:;ノ  /┬‐く ─==ニ二 ‘,
  八{::ノ ノァ‐一r_、 j二二二ニィ  }
    ト-nf‐'i  //___,⌒}`ヽ/ニ\i |
    {じjノ! r' /ィf込}ノ  ト-' く } ∨{
    ̄ ヒ=く         |   。jノ /ヽ}
  .    ヾソ            ト--く__∧
       ‘ー-' _       l   /}/入___        男ですか、始末しましょう
         ヽご´     /   i //} |  i ヽ
           ヽ    /    ///}ノト、ヽ ,ノ                    イス「そんな理由で!?キャラ違い過ぎよ!」
          ー=≦`ヽ   ハ{‐く ノ|::}ノ\__

       _   __ト、ハ∧   { i ljノ::l/:::::::::::::::≧.、_
     /::::::::::: ̄ヽ::ヽし}::}_ ヽ===≦ヽ:::::::::::::::::::::::::\

    /::::::::::::::::::::::::::::/ / ̄`ヽ--'    ヾハ::::::::\::::::::::::ハ
.   /:::::::::/::::::::::::::::::::に{           }ヲ:::::::::::∧::::::::::/
.   !::::::::/:::::::::::::::::::::::に{            ,ィfソ:::::::___:::::i:::::::∧
   ヽ:::i:::::::::::::,ィ仁ハ:乂\___,. -‐,ィハノ:::::/フjハ:::|::::/::::}

    ∨:::::::::::f::l:::::) V:::`ー--┴-rf ̄:::::::::::{ ̄}  }:{::::::::::::.
    /\:::::::::Vi´ (:::}::::::::::::::::::::::ヒ!:::::::::::::::::ヽノ_ノ:::i::::::::::::::.

    〈::::::::ヽ::::::ヽ._rノ:::::::::::::::::::::::ヒ!::::::::::::::::::::://::::::|::::ヽ::::∧
    /:::::::::/:::\::::::::{ |:::::::::::::::::::::::::ヒ!::::::::::::::::::://::::::::|:::::::::\::',
   :::::::::::/::::::/:|:::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::::ヒ!:::::::::::::::://::::::::::|:::::_::::::∧

   :::::::::::::::::::::∧:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::ヒ!::::::::::::::{ i::::,ィ'´ ̄/  `Y::∧
   :::::::::::::::/|  V::::::::::∧:::::::::::::::::::ヒ!::::::::::::::::::/  ノ__廴_ノ ヽ::',
   :::::::::/::::/  ヽ:::::::::} |:::::::::::::::::::ヒ!:::::::::::::::〈____/        〈
   :::/::::::::/     V:::::ヽ\::::::::::::::レ-― 、:::::::::::: }─‐ ┴   )
   ::::::::::::::::i     \::::::` }::::::::::::{レ个ーV:::::::::::{__{__   ノ
   :__/::::::|        ハ:::::}|::::::::::::V j   }:::::::::::::L__   /
   :::::::::::::::{      __/::::::::| |::::::::::::::\___ノ\::::::::::::::::::::::: ̄



       }ニニニ|    l|-=ニ|           \/〕ト}ニ=- _
       }ニニニ|    l|ニ=-|          _\/{ニニニ=- _
       }ニニニ|    l|-=ニ|     _ -=r=ニニニ∧ニニニニ=-_
       }ニニニ|    l|ニ=-|   -=ニニニ∨ニ〕iト _}ニニニニニ=- _
       }ニニニ|    l|-=ニ| /-=ニニニニ}ニニニニニニニニニニ=-_
       }ニニニ|    l|ニ=-|/ニニニ=- _ -=乂ニニニニニニニニニニ=-_
      _}ニニニ|    l|-=rく---=ニニニニ=- ⌒≧=ミ、-=ニニニニニニ=-_
       「二二 |    i{=- 7ニニ=- __-=ニニニ\ニニニニ>、-=ニニニニニ=-_
     _}_ニニ_{ ____ }__{ニニニニニ=-  -=ニV{  ̄\::::.`<ニニニニニ=-_

.    「i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕iト -=ニニニニニ=- _  ∧ニニニ>、:::::::.` <ニニニニ
  __}=---i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iト .,-=ニニニニニ\ }ニニニニ〕iト::::::::::.`<二二
. /i:i:i:i:i:ニ=----i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕iト .,-=ニニニニⅥニニニニ//ニ〕iト::::::::::::::::::}

/i:i:i:i:>-------<二ニ=-i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iト .-=ニ/ニニニニ//ニニ//ニ\{ ̄
-=ニニニニニニニニ=-<二ニ=-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕iト〈ニニニニ//ニニ//ニ//=>
 ̄ ̄ \-=ニニニニニニニ=-<二ニ=-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\ニニ{' ニニ{'ニ/ニ/      させぬで御座るよライダー殿!
ニニ〕iト 丶-=ニニニニニニニニ=-<二ニ=-:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Ⅵニニニニニニ/        貴殿とはキャスター打倒後決着を付けさせて頂く!
ニニニニ\ \-=ニニニニニニニニ=-<i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅥニニニニ/__
ニニニニニ\ \-=ニニニニ=-  ̄∧\i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Ⅵニニニ/i:i:i:i:>、      ささ、幸一殿!ランサー殿!大っぴらに密議をしましょうぞ!
ニニニニニニ\  ̄ ̄ ̄   -=ニ',∧ニ∨i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\=彳i: ̄i:i:i:i{
ニニニニニニニニ>----<ニニニニV∧ニ∨i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉
 ̄〕iト -=ニニニニニニニニニニニニ∨∧ニVi:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
ニ〕iト  ` <ニニニニニニニニニニニ∨∧ニVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ィi〔i:i∧
【ライダー組、幸一の屋敷へ】
【セイバー、ランサーと協戦】

【3日目昼】
             /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :>、ヘ: ヽ: : : ヽ
              /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,: :':,r'>、: :'; :、: : ヽ
          , ': : : : : : ;ィ: : : : : : : : : : : : : ' ´: :'´: ': :ヾ: :'; :ヽ: :ヘ

            /: : : : : : :/ !: : : : : :'; : : : : : : : : : : : : : : :ハ: '; : ';、: ヘ
            ,' : : : : : i ;' !: : : : : : ';、: : '; : : : : : : : : : :/: : '; :'; ';';ヘ: :',
        .,': : : : : :,ィ ト、'; :i: : : i'; ',.'; :_;ゝ'": '; :'; : : / : : ;':!',:'; ',';ヘ: :',

        i: : : : : :,'.!: ! `; i',: : :';ヘ:',ヘ : ';ヽ: :ヘ: '; : : : : /: i : i: ','; :'; :',

          {: : : : : :i .'; !   ';i ',: : :', ヾ、ヽ:', ヽ: :ヽ!、: :';/: :,イ i!: :i !、i: :',
        '; : i i: : ! ';!    ヽ: : ',.   ,.--、,ヾミi: : :j: :/ j: !i: :i iヘi'; i
         '; :iハ: : !  γ⌒ヽ ヾ、i   (   )  `} : ;ハ.', .j.};':!: ii ! i';i !
         ヾ', '; ヘ  乂__ノ       `ー'′  レ';イノノ ,','从.;川 i '!'i
                ';、:',               ///  ,〈: : }" ,' !' レi;'! ′! !i
            ゝr', ///      ,      ,4ハ: :!
                 i ii 、    ヽ.  ノ     .ノ〃.! ;'          武器が効かない?
     /⌒丶     i: !';i ` - _      , イ  / !イ           だったら物理で殴ればいいんです!
    ,'     ',       '; ! ヾ      j  ̄   └--- j;4、          サイキックパワーも効きますよ!
    ',     ',       ';', ,r─‐ァ';'′    _. ゝ:丶、.ゝ -、
     '、   ノ     ,r ゞ、  ./::;'ー-   ´_..  -゙ー'"´   ヘ
       ` -、ヘ     ,ノ i   ̄ ̄~~~~~~~~´         νヽ
          ', V ) r' 、i i     i            '"´   !、
         ,r',_.V-i   `┴ ─‐┴┘             ゙      i
       i"´ ___)                      、     |
       {、   .丿   、                  !    !',
【幸一、斎木恵華とセイバーとコミュ】


【3日目夜】
             _r―‐.、   -‐=彡_ _
            乂 ̄ ヽ/´::::::::::::::::::::`ヽ⌒\_
            /:::::Y⌒ 〉:::::/::::::::::::::::::::::::∨ Y

            .′::::ヽ/:::::::′::::}::::::::::::}::::::'ヽ}
            }:::::::::::}//〉::::|:::::::ハ:::::::::ハ::::::}:::|
            |:::::::::::|∨{:::::{_:_/ `}::::}:/´}::::∧:
            |::::::::::リ人V::: 《巧  ̄ 仭》个:::|
               从:::::/  `V::}     '   .从!:::::::
           /:::::::/     YVト、 ー ' イ}:/{:::::::|                           ライダー「精液宅配便です」
            .′::::/>)ー.く≧=-}千イ__/ィ.|::::从
           .′::://  >   〉-}^Y〈  <`Y::::::.         結構です
         /:::::/.:′ ⌒>  〉 `ヽ, ⌒Y く ∨从        あ、でも同盟組もうよ最後の二騎まで、ヤらせてあげるからさ

         ./::::::::《__   イて  {^ヽ .}  }^   ヽV∧
        /::::/  ` く八 {`   '. .V}ノ}ノ   } 八ヽ:}
       ./:/   /  `¨乂  } ノ_.、  ノ く  }:}∨
        Y    /       '. `¨} ̄ ̄ ̄`「7´ ヽ.|」 ∨
       /人    ヽト、     }   !     .{{    /´  〉
      ./:/  ヽ__.}ヽ|. ∨   .八ヽ}_     |∨ /{/{ /}:}
    /::′  \    \ /  .′  i   {. V/   .|イ:八
    /:::{      `  .   ヽ  .′   {!  .! ∧  /  }::::}
    {::从         〉、  .〉 .′    |   V ∧《   |::八
    .ゝ:∧        /_r{ /  .′         '. .} }、  j/
      \{      〈{_{{ノ   {           }.ィ.|_ ノ  /
【ライダー、キャスターと密会】

【4日目朝】

                           _

                       _, '/‐‐‐',- 、`  ,
                     ., '  , ‐‐  ,.l   ヽ ヽ
                    ./ ,'/      ! ト¨''‐- ',', .',
                   ,'  .,'    ,, ''¨!,' ',  .l .',', .',
                   !,  ! _,,,、   彡≡ャ .,'  i!! lヽ
                   ノ イl.',彡=ミ    ヒソ ./ ,'リl !.7
                   イ:.:.:.i! '.,マ.ソ     イ/  l //}.,'
                  {.!:.:./:.i!マ ',.  '   -ァ/ イ /辷ュト_     すぐに終わったねバーサーカー
                  !:./ '' ヽ ヽ  `ー'-‐≦./辷圦‐ 、    私に自信をありがとう、ヴァルハラには来ないでね

                 ./:.{ ,  `   >' イイ- 、マ    .ヽ
                  !_rイ    イ ソj !-ァ::::::::::::.',.:.    .ヽ
                     イ ,,_ イテ/イ:::::::::::::::::::', 、    ヽ
                   イ Y::;:;:Yイ/イ:l::::::::::::::::::::::'., .ヽ     ヽ
                 イ ._,,,,,,_}:::!;:リイ::::::::::ヽ::::::::::::l:::::::::ヾ ,ヽ
              イ`- ,,  .!:::::::}r-イ/:::r-‐‐‐‐`ヽ::::::!:::::::::::::ヽ> ヽ
            イ¨''''ヽ  ,└イ7::::ヽ!.!{;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ!:::::::::::::::::ヽ  ヽ
          イ     イ .r'イl !:l::;;::イ:::ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ヽ;;;;;;;;;,,::::::::ヽ

         /     イ   .!::::イ!:.:レ:.:!.:.:..:.ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:/¨  /''''''''''::::::::.',
        /    .イ      /!:.:.i!:.:!:.:.:ヽ:::::::ヽ;:;:;:;/  イ:::::::::::::::::::::::イ
       ./   イ       イ:/:::::i!::!:::::::::::`:::ヽ;:ァ- ''::::--------.イ
      /  .イ       イ_,,/;::::::!::i!:::::::::::::r-',‐ヽヽ::::::::::::::::::::イ
      ,'  /     r-‐''¨::::::イ;:;:::/:/::::::::::::.イ  ',¨_ヽl::::::r-イ
     /  /     ./::::::::::::/::::::::/:::/::::;;:::::t/ /r, .', イ`¨
【みゆきの友人あやめを殺したバーサーカーと戦闘】

【ランサー勝利、バーサーカー消滅】


           /彡'/ノて/::::::::ト、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{

          /彡ヽヽ r' {::::::::::トヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
        、ー=三ミハ   人::::::ヘ、__}::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::ト!
    > ´  \   __∠::::__\{\__\::::::}ilム:{:::::}::::::::、:::::}
   /         \ `ヽ:::::::::::> ´ ̄ \i、ゝイ.\!::::::::::}ヽ!
-.ー--        \ :.ヽ/         {ヾx__ノ \ー、!
::::::::::::::::::::::≧s。     ヽ;;;;;, /!     _ノ}::ハ
:::::::::::::::::::::::::::::::::`:...、   ヽ;;,ゝ-‐- 、__  ノ:::::!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>x.   ∧     /> 、|          パパ、魔術師の王になって帰ってくるから!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..\  人    /´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ   }. ー '                        みゆき「馬鹿な事言ってないで令呪返して!」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>ーヘ、        {´ ヽ

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/     <         i   ∨
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/          ` <    }  ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/              、 / .,r―-  __
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/               /` 、i    ⌒ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{              /    \、___   _ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{             /         ヽ    {、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{               /         ハ   〉
【幸一、願い変更】

           /⌒
       _ 〃=≦  ̄ ̄ ≧x

      /ミ{{ rー<        ≧=-
      , ⌒  ⌒ヽ ` 、    \
      /  〃   \  \ニ=-  ≧=-
  {   / , { {  トミ _ メ   \    ミヽ
  乂イ / 八从 {  ィ示ミ \`ー=ミヽ、 \
    ∨ / ィ笊 `\ 弋斗っ ト  ヽ ヽ}ミー-}
    / ∧ 代ツ   \     }  \_`ニ=-乂
.    { 小ハ 丶_, -、   , リ   /zz≧x ノ       あんな奴と手を組めるか!!
.    乂{   \ V_ノ / ムイ /{ / ⌒ヽニ=-     我々を辱めたあの変態をわたしは絶対許さない!
      乂辷=-≧=- イー=彡 /}ー'/     \      復讐してやる!令呪は切らないけどな!
         ∧   x==ミ  /   / '  ′    ハ
     乂′‘, { ー三}イ{ ノイ   {  __   ヘ}
       }  ‘,}   {´ 八 八   乂 弋zz' /ミ 、
      ハ  r ‐} t_ーr r 、}\ ヽ\          V
        {   八/  /_}人ノ\ `¨¨` ヽ  У    ‘,
      人 /  \/_マヽ ‐- \ rー‐=≦、    -=ニヽ
     ノ _八       `ヽ    ` ミ     ‘,⌒ヽ   {
     〉´イ  ヽ、    ノ `¨¨≧x _ }}     }      ヽ
     }      >z≦  -=ニ { ヽリ    /       /
       }   / 人 《 ハ  〈〈\ノ__/ー=≦__/
      廴__彡  {\》V  ハヾ 、      ‘,
             人 {{   V { {      ‘,
【ヨゼフィーネ、ライダーに復讐を決意】



【4日目昼】
        / /.: l :::i: :::/:: ::::i::l::| :i: :: ::l .::: :: ヽ:\l :::  }.: l

        .l / .: l :::l:: :斗‐' ̄|:ハ :ヽ :: ::|:: ̄`‐|-、:::} :::   | :: |
        l ィ :: .| :::|::::ハ:: :::ル.|:|丶::l:::::::ハ:::|:ハ:::}:::::`}.:::: : | ::: |
        l.|.{ i::: il ::l|::::| |:::::| rレ- | ハ::::::| レy |:::ハ::::|::::: :: ..} .:: |
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    ,/  _,://:, -'Y´Y`ヽ,    ./  /:::,-r'^r'`i^ヽ、>r'::::|:: :::::   ヽ:: :ヽ
 _,/ , .┏━━Uしし'し'━━━━━━し'しし'∪━━━━━━━┓:::::ヽ

  < /┃. 全て順調に事を進めていたのに、            ⊂⊃::::::}
′   /::┃ 暴走し始めたマスターに全てを台無しにされました  ┃ \::}
    / ::::┃ こわかったです                         ⊂⊃  \
  / ::/::┃.                                  ┃ :::.  ヽ

【セイバーVSアサシン、セイバーの勝利】
【アサシン、矢本聖の一部になる】
━━━━━━━━━━━━━━

申し訳ありません。
鷲谷幸一をまるでダメ男の様に書いてフォローを忘れてしまいました。
非常に主人公らしい彼のおおまかな精神史を用意しましたのでお許しください。



【決意】

 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧-/   (.・) li!リ/'''      _」::::::::::::::::\ | '  j {
./イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠i!i!i!i{_  __ //  _.......-≦::::_:::::::_:::::::::::::::>..、/ /´ ̄
フ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>三==,∠_ -≦::::::::: ̄::::::::::::::::::::::::::::: ̄:::: ̄::ー\

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧=-<_ `ー――― 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>.'
 ̄ ̄`Zヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧=- 、〃 メ `ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::/
   ー―,:::::::::::――、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,――`      `ヽ、:::::::::::::::/:;
   /::::::::::::::::::::::::::::ヾ、i!ヽ-、:::::::::―   ̄ ̄             `ヽ、:/:::::;

  ∠::::__::::::::::::::::::::::::::\.j_  ̄                     ,,'' .ノ::::::'           ────俺は、
    ニニ==――――‐ャ―`                        /::::::::      /       たとえ全てを犠牲にしてでも、根源へ到達してみせる!!
    `ー―--、::::::::::::::::/                          /::::::::::    //
           ̄ フ´               ._/\_       ./:::::::::::j  ./ー', -― 、
            ゝ、___        ー―´‐┴.、_j_}      //` ´\/  /     ヽ
              .|::::::∧ __  _ /           .r   ./> ,.---<\ /
              i::::::::::∧\__j´              ノ  /`´/  >――-、
              |:::::::::::::::`ヽ、     ´ ̄ ̄  ヽ- ´  j   i  ./       、 、
              |::::::::::::::::::::::::`ヽ、 ´           ./\  |  |        ヾ
             └‐'  ̄ ̄`ヽ、::\           ./ .\\ヽ .| | |

                      `ーヽ.         /  /.\ヾ.ノ::ヾ、
                          ヽ      / ./ , ― '  、
                           ー--― ´  /  i       ̄ヽ
                                 /丿  |
                               //    |:::.
                              //    .ノ::::\\__
                            //    r‐'´ `ヾ::::..  ヽ
                           //     |     :::::::.
                          <./       |      `::::::
                           \       {
                            \     ノ ',


【葛藤】
                     _\≧- 、
                  ∑ ̄ー::::`ヽ:::::::≧- 、
              _ -≦:::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::\
           <´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           ィ≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           Z:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≦´
           ζ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヾ:::::_≧
           Jヾ::::::::::::::::::>‐、ヾ、::::::::ソ三三\:::::\ゞ
           \:::::::::::::::::://八`≧j´`ヾ::\ー彡{ }=、>

             .}:::::::::::::::l ヽー< |::/  u\::ゝ    `フ
             j:::::≧ー::::ヽ、.'ノ〈、   /|.     r'
             }ー'     {`/::::::: ̄::´:::/.∧,.--‐<      みゆきを守る為に根源に到達…
             |       /_::::::イ::::::::/ `´,  (       そうするともうみゆきに会う事は出来ないんだ…
            ノ`ー―- 、  ̄ ̄`ー'´、     j ズズーン

          ==」、_     ̄`ヽ _::::  ̄テ ̄ ̄       ランサーに相談する事も出来ないし…

          j///////≧- 、       `ー┤          いや、これが俺の罪滅ぼしなんだ、ハハッ良い人生だったな…
         /////////////;≧- 、      |_   ウジウジ
        ////////// ̄` <///≧- 、   .| !
       ム///////       ` 寸///≧- | .!
       ム//////           ` 寸///三ヽ
      ム;////         - 、    `寸///;|

      ム////             \     `ヽ/|
     ム//;/    ./          \     lム 、
     ム///    /             .\   l;ムヽ
    .ム/∧  /                 \  .l/;ムj
    ム//∧ r'´                   \.l///;ヽ.

    ム///∧;.                      〉////ヽ
    i/////∧                    ./ |/////;l
    |/////;.∧                    .ヽ|/////;l
    |//////;∧                    .\////l

【転機】
                         r‐‐、
                         |  .Y
                         !   .i
                        ./   i

                        /   /
              / / __ ,ィ匕i´  .-イ、      _
             ////.ri(.(;))' /   / \  > ´ _ >'´ヽ
            /::::/::::/ii. rゝ-¨  人   .リ  /ノ ̄´    丿
           ./::::/::::::ゝ}}}}ノ。 ....::::::...`ー':. /´/   ヽ_ /
          /::::::::::::::::::.ii iii/;:::::::::::::::::::::::::ii'´    /_ /
         /:::::::::::::::::::::::ト-':::,'::::::::::::::::::::::::::::ゝ、__/ <

        ノ::::::::::::::::::::::::::ゝ-ー,ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::// ̄ヽ___

       /_::::::::::::::::::::::::::::::::::::r'´ i::::::::::::::::::::::::::::::::::i.i   、     !
       /:::::::::::::::::::::::::::::::::::i  .〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::ゞ=ノー\__ノ
       _>::::\:::::::\::::、:/   \:::::::::::::::::::::::::::::::::r'ー ' ̄∨
、      `ヽ、::\r 。、::::_ノ   }, -、\:::::::::::::::::::::::::::{{    ∨
 ー'\      \ト、`´r'´    ノ ヽ )ーヽ:::::::::::::::::::::::::ゝ-ー'、  `ー,
/  ̄ヽ      ノー フゝ--- ´i   ゝ、  \::::::::::::::::::::/  ノー―'       みゆき「根源なんか行かないで!皆と一緒にいたいの!」
     /ー‐  ̄ ̄ ̄`ー,_〈 ヽノ     ̄ ー ̄`ー‐'-イ,
.    /      ,_i. /  .| ト、  .\             ./ i       な、なんだと・・・!?それは本当か!?
   /      /、_ '`ヽ j∧∨  .\        _  <  ヽ      だがそれなら私は一体どうすれば・・・?そうか!
   〈    ー‐' ゝゝイ´ ./ _〉     ̄ヽ、_ <       \
   ヽ  ゝ {   .r'´ヽ-'´ /i∧                 ./
\   .\ / ゝ、 人 ヽ'ヽ´` ノ/∧                イ
____/ノ  i`ヽ-- ノ:i`7///iヽ               ./|
     V´  .i//.|' ノ:::::/.i////.i i                |
ー-.、   \  .j//.i/:::::::i i////ノ ノ
   \   } .////:::::::://///ヽ〈
.    _}-‐<///:::::/´///////ヽ、

    i///////i::////////////i ゝ
    i///////////////////;∧
    i/////////////////////;∧   \_
    ∨/////////////////////∧

【打破】

         \                                /
          \   \  丶                      /    /         /
             \   \  丶         i   |       ./    /           /
       ヽ     \   \  丶       i   |       /    /         /       /
         ヽ      \   \  丶       i.   |      ./    /        /       /
          ヽ     \   \  ヽ     i.   .|     /     /     /     /
            ヽ      \   \  ヽ    i  |     /   /     /      /
             ヽ     \                                /
                     \
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             ‐‐‐‐---

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____________                                           -----------
            二二二          絶    対    権    力        === 二二二
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        --------‐‐‐‐‐‐‐‐                                 ‐‐‐‐‐‐‐‐-----

             ---‐‐‐‐‐                               ‐‐‐‐---

               /  /
              /  /          /                       \
            /  /  /                      丶      \     \
              /  /   /     /        |   i,      丶     \   \
            /  /     /     /        |    i,      丶     \   \
           /  /      /     /        |    i,       丶     \   \
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━━━━━━━━━━━━━━━━━

進めたいから判定だけ置いて行きます。

#魔・弓、騎・聖
キャスター

「どうやらランサー達に気が付かれていたようだね。
それを覚悟の上でライダーは戦車を使ってるんだろうけど、此方の身にもなって欲しいよ。
まあ、これ位の事は目を瞑らなければいけないけど。」

雪雲が去った夜空を見上げキャスターはため息をついた。
彼女はライダーから他陣営の情報を得ている。ランサーとセイバーは手を組んでいる事も知っていた。
恐らくは味方である筈のライダーの不可解な行動を察知して、彼らはこの公園の近くまで来たのだろう。
もし攻め込んで来ていたら、手はあるにせよ後に大きく響く結果となっていたのは間違いない。

だが、ため息の意味はそれだけではない。


「・・・ねえ、ヨゼフィーネ。いつまでキミはそうやってからに籠ってるつもりなのかな。」

それほどまでにライダーと手を組むのが嫌だったのか。
彼女は廃ビルの工房から姿を現さない。キャスターへコンタクトを取る事も無い。
辺りではナチス残党の構成員達が何やら怪しげな動きをしている。

おや、と異変に気が付いた。
彼らは武器を手に取り、公園を後にする。
キャスターは何も聞かされていなければ、構成員を問い質してもヨゼフィーネの命である以外の返答を得られない。

「まさか、ボクの協力が得られそうにないからって、キミは自分達だけでライダーをどうにかしようと…?」



廃ビルの中にヨゼフィーネは残っていない。
深夜、人々が寝静まる時間。回復したナチス残党を率いて青空地区の鷲谷武家屋敷前にその姿を現した。

                                __
                                    `ヽ:ヽ
                                     Vハ
                   ..-‐: : ¨¨:  ̄ ̄`ヽ_       !: :!
           ヽー―=彡: : : : : : : : : : :_:_: : : \`ヽ    }: :}
             > ´: : : : : : : : :.. ´: : : : `ヽ : \: \ /: /
             /: イ: : : : : ..:ィ´: : : : : : : : : : : \: ハ : ∨: /
        {: 、__/: : :{:{: _..:´: / : : : : : : : : : : : : : : Ⅵ: :∨:.く
        ヽ、′: 八乂: : /: : : : : : : : : : : : :ノ: : : :ノ: :ノ :、ー=ミヽ

          |: : /: : \: : : : : : : ヽ: : : :_:_:/: : :/ /: : :ハ: }: }\〉
      {:、     !: /: : : :/: > ..__\: :--== 彡イ: : : : : :.Ⅳ/
     ヽ: :ー― Ⅳ: : : .. ´彡イ-{  rzミヾ 、 ー==彡'!:.} :_: : : ,!/
      >‐: : : ゝ≦: : : : 乂}  、 込リ }、/:∠ イィ´: : : /イ
     .:´: : :´: : : ://: : : ヽ\  ー==彡 : /rfハー}ト、 |: : :/   、

  ー==//:/´:-‐:_´_/: : : : : !`ー` ー=ニ 彡 .! 、`ニイ|: : !:/、__ ノ}

    {′:/: /:.:.:.:.:.:≧x、: : |   、 i´ヽ\ , 〉  / り: 小、: : : : : :ノ
        {/:./> ´ ̄ ̄`ヽ  >、、   マ>   ノ ムイ八:} `ー一     もはや我らに資金も時間の猶予もない!
     /:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__:.:{ ヽく : ヽ`¨´_..<: :乂_:ゝ  ヽ        我が配下の報復を果たすと共に、更なる復讐の糧にしてくれん!!
    /:.//:{:.:.:r 、:.:.:.:.:.:.>、',}ハ Ⅵ: : i:T´:_:_:_:ィヽ: :ヽ
    .:.:/ /{:.:.:.:i!:.:{、乂ヽく/ ノ{:.:'. '.!: : トゝ    リ \: 〉
  /:./ /:.:|:.:.:.:.i!:.:.:` <> ´:.:.},.:.Ⅵ:l: :!、         }'   _         ───かかれ、敵は殺すな!生け捕りにしろ
  Ⅳ /:.:.:|:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.Vリ ノ: ヽ _      /⌒ヾ
  |' :/:.:.:.:|:.:.:.:.:.i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ、}'":.ヽ : V⌒ヾ     /    }
  |:/:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:/:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:.≧x:.:.ハ:/   l  . ′

  |':.:.:.:.:.〈:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.> ´       `V     ! /     /
  |!:./`ーハ:.:.:.:.:.:.',:.:./     ,x≦rミン     .′    /
  |!′  {.∧:.:.:.:.:.∨    /´ _.ノ        / _ -‐ ´
       、:.∧:.:.:./    // 厂  ヽー- 一 ィ´
       ヽ:.ハ:.:.{   // / ヘ   \   .人__
          /:.:.〉:.、   { { 、   ヽ /⌒ヾ、     `¨¨ ー- 、
        {.:./:.:.:.:ヽ  乂、ヽ   、   ノ           }`!
       〉′.:.:.:.:.:.\  ≧x    マ¨´:.:¨¨¨¨¨⌒ヽ、__ ノ-′
        /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ー‐‐ヘ   r\:.:.:.∧
.       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\乂 ヽ:.:∧
      /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ーー:′:.∧
【基本判定】下1 生け捕り+1 工房+2

ファンブルで長老、進んでヨゼフィーネに協力する
大失敗で長老、みゆき捕縛
失敗でみゆき捕縛
成功で長老捕縛
大成功で鷲谷家占拠&資産強奪、両人逃亡成功
クリティカルで防衛成功
━━━━━━━━━━

【名前】鷲谷幸一(わしやこういち)
【性別】男
【令呪】:3
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6

【スキル】
◆不幸も幸の内
人生を経て築き上げた達観。
襲い来る不幸をそれなりに楽しむ事が出来る。
【初めて戦う相手に敗退した場合、ストレス状態にならない。】

◆ラッキーパンチ
運命一打。試行回数を重ねた中で起こりうる奇跡の名称。
【各判定において、「77」が出た際それに付随していた同時判定は全て成功する。】

◆魅力ビーム
若き頃、自分磨きを行っていた幸一は突如閃いた。
「ビーム…ううん渋いな!」
そうして何かを間違えて奇跡的に発掘してしまったのがコレ。

詠唱、決めポーズとともにビームがほとばしり、相手のハートを射抜く。
無駄に破壊力を秘めた彼の、秘めておきたい黒歴史。

【消費魔力:5】
【使用したマスター戦時、有利一つ獲得。また、魔判定に魅を使用し、優位で得られる数値が6になる。】
【使用した戦闘終了後、確定でストレス(重度)状態になる。】

【弱点】
「能力面」

「その他」

【来歴】
黒歴市の霊脈を管理するセカンドオーナーの息子。女好きのノンケだが何故かホモを寄せ付ける。
昔は精力的に様々な活動を行い、将来を有望視されていたものの後述の事件を経て、消極的な性格となった。
過去に起こった霊地を狙う魔術師との抗争にて妻を失い、残された一人娘を溺愛している。

過去に当家が誘致し、代々行われている聖杯戦争にて、溺愛する娘に令呪が発現。
当家には聖杯戦争に参加する責務がある。しかし、大切な一人娘を戦場に立たせるわけにはいかない。
妻を守れなかった彼は今度こそ娘を守る為に娘から令呪を簒奪、事件以来重かった腰を上げる事になった。

【願い】
根源への到達→魔術師達を統べる絶対権力

【性格】
・ポジティブかネガティブか
普通

・積極的か消極的か
消極的

・社交的か排他的か
社交的

【代理AA】

クラウス・V・ラインヘルツ(血界戦線)

【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:47/80
【状態】:魅了(アサシン)

【サーヴァント】:???
【コスト】:19
【状態】:平常

【令呪数】:二画

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:62/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:36/40
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:20
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:63/90
【状態】:魅了(アサシン)

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【陣営】:キャスター
【マスター】:ヨゼフィーネ・ゲッフェルト
【現魔力量】:31/70
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:二画

【陣営】:アサシン
【マスター】:矢本 聖
【現魔力量】:46/60
【状態】:負傷→平常

【みゆき基本判定】下1
ファンブルで追跡の残党に捕縛される
大失敗以上で行方を晦ませる
成功で監督役の元へ避難
大成功で幸一の元へ辿りつく
クリティカルでアクラと遭遇

みゆき行方不明
━━━━━━━━━
斎木家の朝は寒い。
ここ二日は季節が逆戻りしたかのような雪に見舞われ、当家の暖房が息を吹き返していた。
寒気を齎している張本人は、寒気にもう一度布団に戻った幸一の布団を剥いで宣った。

「ごめん、昨日の内に気が付くべきだったけど。
────やっぱりライダーは怪しいよ!いや、まず私達を裏切ってると見て良いね!」

彼女に抗議しようとした寝ぼけ眼が見開いた。


朝食を馳走になり、食休みをしている中で幸一はランサーの推理に耳を傾ける事にした。
セイバーも一緒だ。因みに斎木恵華は今日も学校に登校するつもりらしく、身支度を整えている為この場にはいない。
昨日襲撃されながらショックを受けている様子もない。悩みとは無縁なのかもしれない。

「まず、一昨日の夜と昨夜の事を思い返してみてよ。
一昨日についてライダーはコいたのを渡しに行ったと打ち明けたよね。
嘘については余りに突飛だし、堂々としてたから私これについては本当の事だと信じてるんだ。」

「ライダー殿も男で御座いますからな。まして王ともなれば血を残すは責務。
英雄色を好むとも申す通り、仕方のない事で御座いましょう。」

うんうん、と頷くセイバー。
それを茶化す様にランサーは笑う。

「色を好むばかりに戦に遅れちゃ世話無いけどね。」
「はて何の事で御座ろうかな?」
「フフ、私の前だからって隠す必要は無いんだよ?まあ話を戻そうか。
だけど、ライダーが本当にザーメンを渡しに行く為だけにキャスターの元に行ったとしてさ。
なんでキャスターは彼をそのまま返したの?自分の工房に一騎で飛び込んできたまたとないチャンスだったのに。」

「あっ。」とここまで聞けば幸一はランサーの説に納得した。
ライダーの思惑がどうあれ、キャスターがライダーを敵視しているなら彼を逃がす道理はないのだ。
仮に彼を倒して全陣営の注意を惹き付けてしまうことを恐れたとして、彼が他の陣営と手を組んで攻めて来るデメリットを考えれば。

いいや、その前の夜にライダーがセイバーと手を組んでいることを彼女は知っている筈だ。
なら猶更彼を見逃す理由が無いではないか。

「こんな簡単な事になんで今まで気が付かなかったんだ、俺は。」

鷲谷幸一は目の間をつまんだ。無理もない。
みゆきの事に意識の大半を割いていたのだから。むしろ責めるべきはランサーであろう。

だがそれもまた仕方のない事かもしれない。今の彼女は道化だ。
ブリーラーレッスルという在り方をしている彼女は愚者としてファスネットでは扱われている。
鞭振るう者から驚きの表情で逃げるだけの冬の化身たる愚者。
この時点でライダーの裏切りに気が付いた事を褒めてやるべきだろう。

「昨夜もライダー殿は何事もなくキャスターの元から去りましたな。
左様でござるか、ライダー殿が・・・。」

落胆の表情を見せるセイバー。
彼はキャスターを打倒するまではライダーは仲間であると信じて疑っていなかった。
自分もまた打倒まではライダーを裏切る事は考えておらず、ランサーとの協戦はその後を見据えた行動に過ぎない。
だからライダーの裏切りを認めた時、打倒キャスターを掲げ誘いながら離反する彼に対して、
セイバーは落胆を覚え残念に思わざるを得なかったのだ。


暗く冷たい空気が彼らを包む。
その暗闇の心に少しばかりの明かりを差し込んでくれたのは。

「それじゃ行ってきますんで!ってあれ、皆さんどうしたんですか!?
そんなミスターマジックさんがサイキックパワーを嘘だと打ち明けた時の様な顔をして!!
スプーン曲げ見ますか!?見ますよね!?えいっ!ムンッ!ムンッ!曲がらないっ!」

登校前にいつものスプーン曲げを披露する斎木恵華の姿だった。

【5朝基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・ライダーの拠点に向かう
・ライダー陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・その他(内容併記)

全員でコミュ

キャスター&ライダー対セイバー&ランサーになってる訳だし…。
アーチャーをこっちに引き込む交渉出来ないかな…?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「───お断りいたす!!」

斎木家にセイバーの怒号が響き渡った。

「我が主を侮辱したあやつの手を借りる位であれば、拙者一人でライダーに挑んでくれるわ!!」
「お、落ち着いて!ほら、恵華ちゃんが目を丸くしてるから。」

セイバーはぶるんぶるんと勢いよく周りを見渡し、

「彼女はついさっき登校したばかりでは御座らんか!!」

ぴしゃりとランサーに言い放つ。予想以上の怒り様に目を丸くしたのは幸一だ。
どうして彼が怒気を発しているかといえば、鷲谷幸一がアーチャーを此方に引き込む事を提案したから。
アーチャーに対し嫌悪感を持っている事は話に聞いた事があったが、ここまで嚇怒するとは想定の範囲外だった。

「そ、それにしてもコーイチ。なんでアーチャーに限定するの?
バーサーカーは倒しちゃったけど、アサシンだっている訳だしさ。
ライダーとはっきり敵対してる分そちらの方が手を結びやすいと思うんだけど。
あとさ、話し合おうとするとしてもさ、アーチャーもアサシンも今の居場所は判らないよね?」

セイバーの怒りの矛先を躱す様にしたもっともな指摘に幸一は唸る。

「それは今から探すしかない訳だが・・・。
しかし私達だけでキャスターとライダーを相手にするのは難しいものがあるんじゃないかね。
わかるだろう、セイバー。過去に拘っている場合じゃない。大切なのは未来じゃないか!」

鷲谷幸一は怒れる武士を嗜めた。
自分だってそうだった。妻の死という過去にいつまでも拘っていたから、やるべき事を見失ってしまった。
その経験から出た言葉はしかし火に油を注ぐ結果となる。

「なるほど、幸一殿はそう考えるので御座いますな!結構!貴殿の考えも否定はしませぬ。
だが拙者は賛同も致しませぬ!なればこれからは別行動で御座る!
各々のやり方でこの危機を乗り越えましょうぞ!失礼!」

そしてセイバーは去った。慌ててランサーが後を追う。
どうやら本気でセイバーは単騎でライダーに挑みかかるつもりらしかった。
ええい、なんて負けず嫌いだ。幸一は困り果てた。
今は警護の為にマスターに追いつこうとしているが、いつ行動を起こすか判ったものじゃない。

【選択】1:10で下1
1、索敵を始める
2、セイバーを追う
3、その他(内容併記)

自分の選択は正しい。鷲谷幸一は状況からもそう信じて疑わない。
だが結果は過ちとして出てしまった。何が間違っていたのだろう。

「・・・とにかく、このまま彼が死地に赴くのを止めぬわけにはいかない。」

鷲谷幸一はセイバーの後を追って、やや静かな雪の住宅街へと繰り出した。



恐らくセイバーの姿は霊体化していて見えないだろう。あの甲冑姿では日中人前を歩けまい。
しかし彼を追うランサーの気配を辿れば辿りつくことが出来る。

見つけた。正確に言えば斎木恵華の姿を見つけた。
ランサーだって町中を気兼ねなく歩ける出で立ちではない。
霊体化を解けばマントに覆われた白銀の少女が衆目を集める。

霊体化している彼女も追ってきた幸一の存在に気が付いている。

「駄目だね、意固地になっちゃってる。夜ライダーに挑んで勝負を決するってさ。
キャスターを攻めるべきじゃないかって勧めたんだけど、
機動力を考えるとまず援軍が間に合わないライダーを攻めるべきだって言って聞かないんだよね。」

ランサーは肩を竦めて白い息を吐く。
制止するのは上手くやらない限り思わしい結果を生み出さなそうだ。
なにより斎木恵華の警護に当たる以上話し合う事自体に支障がある。

「私達だけで他の陣営探してみる?
もしくはいっそセイバーと一緒にライダーに挑戦してみるか。」

【選択】下1
1、ライダーへの挑戦を決意
2、セイバーを説得する
3、他の陣営を探す
4、その他(内容併記)
━━━━━━━━━
今回はここで終了します。
夜遅くまでありがとう御座いました。
お疲れ様です。

「いいや、彼を説得しよう。」
「・・・それは良いけどさ、ちゃんと勝算有ってやろうとしてるんだよね?」

ランサーが不審の目で幸一を見た。
隠し事が露見してからというもの、彼女の中では幸一に対する疑念が募り始めている。
幸一はむっと顔をしかめた。

「ライダーは単独で倒せる相手では無い。
感情に任せて死にに行く愚かさをセイバーに理解させれば、彼も協力的になってくれるだろう。
ウィンウィンの関係という奴だ。私達にも彼らにも強敵を倒す為に力を合わせるのは必要な事なのだからね。」

ランサーはなんとも言えない苦笑いを浮かべた。

「それは火に油を注ぐだけだよ、コーイチ。
ライダーを相手するのに一人では心もと無い事をわかっててセイバーはアーチャーとは手を組まないって言ってるんだから。
そんな事で説得出来るなら私がもう説得してるよ。諦めないってコーイチの熱意は評するけどね。」


斎木恵華は学校へ、彼女を守るべくセイバーが侍っている。
セイバーは主を第一とする。主が彼に大方の事を委任していたとしても、聖杯戦争よりは主の事を優先する。
いいや、それを無意識に悟っているからこそ、斎木恵華はセイバーに判断を委ねているのだろう。


「まあ、やるだけやってみようじゃないか。
駄目だったらその時はその時、天運に身を委ねよう。」

「昔の私だったら容赦なく戦わせてただろうなぁ…。戦士欲しいし。
あーやだやだ狼に食われるなんて!想像しただけで震えが止まらないよ!」

【説得判定(仮)】
知4魅4心2
【知】:4
【魅】:8
【心】:6

下1 知
下2 魅
下3 心
下4 最終判定

連投歓迎判定参加

【説得判定(仮)】
知4魅4心2
【知】:失敗
【魅】:成功
【心】:失敗

最終判定:成功
━━━━━━━


「まずは謝らせてくれ。
君の気持ちも考えずに不躾な事を言ってしまった。そこまでアーチャーを憎んでいるとは思っていなかったんだ。
済まなかったと思っている。」

鷲谷幸一は素直にセイバーに頭を下げた。既に学校では授業が始まっている。
教室のマスターの元から離れて怒れるセイバーが話に耳を傾けに来てくれたのは幸運だった。
彼は口を真一文字に結び、黙って話を聞いている。

「だが、君の憤りを承知の上でどうかお願いしたい。
どうかこの局面を乗り切る間だけでもアーチャーと共に戦っては貰えないだろうか。
その後なら幾らでも彼に報復でもなんでもしてくれて構わない。
ライダーとキャスターを同時に相手しなければならない今を乗り切る事が大切なんだ!」

現状を説く幸一にセイバーは初めて答える。

「・・・幸一殿の言いたい事はよく判り申して御座る。
されど、アーチャー殿を恵華殿に近づけるのは絶対に承知いたしませぬ。
敵を打ち破る時には協力いたしましょう。
しかしながら、アーチャーを引き込むのであればこれからは別行動とさせて頂きたい。」

強い意志を感じさせる重苦しい口調に、これ以上の譲歩はとても引き出せそうにないと幸一は悟る。
ランサーの主はその条件を飲んだ。「申し訳御座らん」と頭を下げたセイバー。
鷲谷幸一はひとまず主に忠誠を誓う武士を説得する事に成功した。

【接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

#聖魔騎つるぎ弓槍
アーチャー


白い朝空の下に黒い雨が降る。
獲物を狙う狩人、という表現はそのどちらにも当てはまる。
弓引く彼が『天の弓』と渾名される狩りの名手ならば、
人間とは思えぬ素早さで縦横無尽に駆け巡る彼女もまた狩猟民族の末裔だった。

「アアアアアッッッ────!!」

獣の様な雄たけびに幸祝は慄いた。
一週間ほど前にみた彼女は憎しみに塗りつぶされた冷たい瞳をしていたが、まだ人間らしいといえた。
だが今の彼女はどうだろう。敵を屠る事、復讐を果たす事、それだけしか頭に無い。
───完全に人間性を捨てている。


「───私は英雄に全てを奪われた!家族も!仲間も!済む場所も!
生きて行く希望でさえあいつらは根こそぎに奪っていったんだ!だから私は英雄を殺す!一人残らずな!」

まだ彼女が人間性を残していた時、吠えていた言葉を思い返す。
魔術師の名家に生まれながら才能がない為に愛される事の無かった幸。
不幸な事ばかりだったがそれも慣れた。
自分を捨てた両親への復讐を果たすその日を夢見て生きてきたのが彼の人生だ。

だが、復讐の準備が整ったその時には不幸にも両親は亡くなっていた。
世界が理不尽だなんて当の昔に知っている。
幾ら努力しても届かない。努力をしない天才が幸せを掴むクソくらえな世界。
だからこそ、何もかもをぶち壊してしまいたい。それの何がいけないのだろう。


「正直言えば、ぼくはこの女に同情したんだ。
だからこそ嫌だった!憎しみの果てに待つものなんて、見たくなかったんだ!!」

アーチャーと矢本聖の実力の差は歴然だ。
それでも憎しみの獣は狩人に食らいつこうと飛びかかる。

「なあ、憎しみを抱くことがそんなに間違っているのかよ。
傷付けられてもどんな理不尽な目に合わされても黙ってそれを受け入れるのが正しいっていうのかよ!」

その問いは空しく戦場に響くだけ。
自分の狩人が冷徹に獣を射止めんとする。
それを、幸祝は

【基本判定】下1
失敗以下で認めるわけにはいかなかった。
成功以上で黙って見ているしかなかった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回はここで終了します。
夜遅くまでありがとう御座いました。
お疲れ様です。

【アーチャー】
判定能力
筋:5
耐:2
敏:4
魔:3
運:1

【適用スキル】
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

◆天の弓:B
アーチャーの固有スキル。
狩りの名手としての手腕の再現。
探索、攻撃時に自身の位置補正を地形・空として扱える。
これにより探索範囲、射程、攻撃力、命中率に上方補正が見込める。
【狙撃・索敵判定に+1補正。】
【筋敏能力判定数値+1】

◆挑発:D-
言動によって相手の敵意を湧き立て引き付ける技能。
Bランク以上になるとスキル宝具の発動妨害としても機能する。
生前のアーチャーは取得していないスキルであるが、
女神アナトとの争いの逸話再現により装備されている。
そのため、女性に対し効果が上昇し常に発動している。
【女性対象、女性ユニットのスキル・宝具の対象が全てアーチャーに寄る。】

◆『無銘・弓(アクハトの弓)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:3~70 最大捕捉:1人
アーチャーの誕生祝いに工芸神コシャル・ハシスより贈られた幻想種の角で造られた弓。
コシャル・ハシスの造った他の武器『アイムール』『ヤグルシ』などのように呪的名前を付けず、
ただ弓としての優れた機能を求められた作品。
この弓を欲した女神アナトに奪われた際その直後に湖に落とし消失した。
この逸話を再現してか、「アクハト以外に装備が出来ない」というバッドステータスが付与されている。

【筋・敏能力数値+2】
【アクハト以外に装備が出来ない。】


能力判定数値
【筋】:4
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:3
【魔】:3
【運】:2

能力判定数値補正
筋:天の弓+1、宝具+2
敏:天の弓+1、宝具+2

対魔力相手魔-3

最終判定数値補正

【矢本聖】
判定能力
筋:1
耐:1
敏:2
魔:1
運:1

【適用スキル】
 ◆自己改造
  自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
  殺害した対象から肉体と、ランダムにスキルを一つ剥奪する。
  これにより複数のスキルを保有することが可能だが、
  剥奪した対象が多いほど自我が欠損しやすくなり、「人間」から遠ざかっていく。
  なお、現在の彼女は既に一族の肉体を限界まで用いて改造を行っているので、
  「人間」としての身体スペックはカンストしている。

  【効果①:戦闘時に発動。筋:E 耐:E 敏:E 魔:E 幸運:Eのユニットとして、
     サーヴァント戦に参加が可能になる。(現在アサシン「敏」)】
  【効果②:自身か味方ユニットが敵ユニットを撃破した時に発動。
     ?
     マスターの場合、魔力量最大値が10上昇し、
     そのユニットが保有してるスキルをランダムに一つ獲得する。】

能力判定数値
【筋】:5
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

能力判定数値補正
 ◆エンチャント宝具
  【サーヴァントとの戦闘時、筋能力判定数値+2。】
  【マスター戦時戦能力判定数値+3】

最終判定数値補正

【VS矢本聖】下1-5 連投歓迎
判定能力
筋:1以上で優位
耐:4以上で優位
敏:3以上で優位
魔:3以上で優位
運:5以上で優位

判定参加

【VS矢本聖】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:優位
魔:優位
運:5以上で優位

「アーチャー」
筋=6-1+5+3=13

「聖」
耐=0=

【省略、アーチャー一有利獲得!】

【VS矢本聖】下1-5
判定能力
筋:1以上で優位
耐:4以上で優位
敏:3以上で優位
魔:3以上で優位
運:5以上で優位

【VS矢本聖】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:優位
魔:劣位
運:5以上で優位

【省略、アーチャー二有利獲得!】

【VS矢本聖】下1-5
判定能力
筋:1以上で優位
耐:4以上で優位
敏:3以上で優位
魔:3以上で優位
運:5以上で優位

【省略、三有利獲得でアーチャーの勝利】

【魔比較戦闘察知判定】下1-3
「基準祝魔:3」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 確定成功
魔:2 恵華 補正-1
魔:7 幸一 補正+4
魔:5 イス 補正+2


【魔比較戦闘察知判定】
「基準祝魔:3」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 確定成功
魔:2 恵華 失敗
魔:7 幸一 成功
魔:5 イス 成功
━━━━━━━

武骨な廃ビルの内側もまた人工味溢れる冷たい景観。
しかしその中に異界めいたファンシーな一室がある事を、知らぬ残党はいないだろう。

総統代理は可愛い物好きである。
マスターの趣味を時代の隔絶という壁がありながら解し、キャスターはそれなりの同意の籠った評価を与えている。
だが部屋の主、ヨゼフィーネ=ゲッフェルトの話は実に血生臭い。

「一仕事を終えて帰って来たと思えば、そうか、また戦闘か。
どいつもこいつも好戦的でなによりだ。我らの存在を知らぬわけではあるまいに。」

長老を捕縛し、兵力の半分程を割いて武家屋敷に残し、第二の拠点を確保。
資金の調達に兵器の整備、鷲谷の魔術師が基盤とする魔術系統の調査も終えている。
帰って休憩していたヨゼフィーネは地脈の流れから戦闘を感知し、使い魔を急がせた。

そして戦闘の結果を観測して高笑いし今に至る。

「案外知らない可能性もあるけどね。
そっか、アーチャーが勝利してアサシンのマスターだと見てた女の子が殺された、と。」

珍しく、彼女のサーヴァントは己の工房にいない。
女神官は美しい白色の円盤に自動的に刻まれる記述に手を添えて、目を細めて眺める。

「───使うかい?ボクの宝具を。」

その宝具は使用条件が限られる代わりに、反則ギリギリの効果を齎す代物。
パズルは埋められた。彼女が勝利の女神を讃え、それに答えるならば、戦局を一変させるなどいとも容易い。

キャスターがわざわざマスターの元へと訪れたのは確認の為でもある。
勿論、相談なしの昨夜の行動が窘められたのは言うまでもない。
下手を打てばそれこそ消滅の危機でもあったのだから。

さて、問われた彼女は考え込む。そして答えを出す。

「これからの局面を考えるに、今の魔力状況で使うのは余りにも厳しい。
だが、この結果は既に我々のもの。蝶の羽搏きが何を齎すか判らん危険もあるが、今は見送るとしよう。」

それに、用いるべき相手は。
ヨゼフィーネは憎悪の炎で焼き焦がしたい青年を想い、怪しい光を瞳にたたえてほくそ笑んだ。

────黙って見ているしかなかった。

「ちくしょう、なんでだよ!なんで、なんで・・・!糞があっ!!」

地面を拳骨で叩きつける。サーヴァントの前には無残な姿で息絶えた少女。
間違いなんかじゃない。そう思っている筈なのに、彼はアーチャーに命ずることが出来なかった。止めることが出来なかった。
止めたのであればこの狩人は主に従うであろうことは判っていたのに。

「・・・なんでぼくは、何も出来なかったんだ。」
「それは、君が彼女の姿に恐れを抱いたからじゃないかな。」
「・・・それ、は。」

確かに、この憎悪の怪物と化した少女に恐れを抱いたことは否定できない。
でも、それは多分答えじゃない。怖かったなら逃げる選択肢もあった。
むしろそれが彼女に同情した自分が取れる、どちらも傷付かない一番の手段では無かったか。

「そうでない、としたならシュウ君。
もしかしたら、君はきっと心の何処かで判断したのかもしれない。───『彼女は間違ってる』とね。」
「違う。それは、絶対に!」

慌てて幸祝はそれを否定した。

「そうか。君がそういうのならそうなんだろうね。」

迷える少年が見上げると青年は恵むように笑っていた。
祝は何とも言えない孤独感に見舞われた。


「なあ、アーチャー。コイツは間違ってたと思うか?」
「間違っていただろうね。常識というもので言うのなら。
でも僕はこの娘が間違っているとは思わない。
もし彼女が僕のマスターになったなら、喜んで彼女と共に戦っただろう。」
「・・・は?」

意外な答え、という訳ではなかった。
アーチャーがそういう奴だってことを祝はこの数日でよく思い知っている。
それでも間違っていないと断言したのは意外な事で、
続く言葉もまた、アーチャーに対する見方を変えさせるものだった。

「正しいか間違いか。それは他人に決められるものじゃないだろう?
他人の言葉を経たとしても、それを決めるのは常に自分なんだ。
だから目的を持って自分の正しさの為に戦うのなら、僕は誰だってそれを応援するさ。」

天運というべきか。鷲谷幸一は、アーチャーと聖の戦いを観測した。
場所はなんとライダーとイスがいる森の近く。
どうも今はこの地域に参加陣営が密集しているようだ。

「あー、えっと、その。
・・・大丈夫ー?エチケット袋持ってこようか?ないけど。」

朽葉色の男は少女の死を目の当たりにして真っ青である。

「最近薄々と気付いてはいたけどさ。・・・コーイチ、戦い向いてないよね?や、精神的に。」
「ははは大丈夫、これも残酷な世界の一風景さ。
こんな悲劇を二度と産まない為に私は戦わなければならない!さあいざアーチャーの元へ!」
「え、あれちょっと?なんかどんどん夢が大きくなってない!?コーイチよ、貴方は一体何処へ向かっているのだ・・・!」


【5昼基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・ライダーの拠点に向かう
・ライダー陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・その他(内容併記)
・アーチャーの元へ

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:16/40
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:20
【状態】:平常

【令呪数】:三画→四画
━━━━━━━━━━

「・・・はぁ。
どの道、ぼくが聖杯を手に入れる為には彼女を殺さなければならなかったってワケか。」

祝は矢本聖から引きはがした令呪を眺めながら、ひとりごちた。
アーチャー曰く、この少女はサーヴァントの霊核を取り込んでいたらしい。
彼女が死んだ事でその魂は解き放たれた。つまりは今さっき正確にサーヴァントが一騎脱落したということだ。

「自分が何をしたいのか、判らなくなって来た。───ん?」

ちらりと雪が降り始める。そして結界の反応に幸 祝は気が付いた。



ポツンポツンと商店がまばらに配置された住宅街。
その路地裏がアーチャー陣営の拠点であった。
日中だというのに光が遮られて薄暗く、ここだけ太陽から切り離されたようだった。

「ま、元々私のせいで日差しなんてあったもんじゃないんだけどね!」

彼女が居る限り冬は終わらない。
彼女と居る限り陽射しとは無縁だ。



「・・・ライダーとキャスターを倒す為に手を貸せだって?」

軽い自己紹介も済ませ幸一は用件を切りだした。
幸 祝はすぐには返事を返さない。状況の説明を要求した。

(・・・これは、少年だと侮っていたが厄介な相手だぞ。)

とんとん拍子に話が纏まるかと思っていたが、予想以上に交渉は難航。
状況を聞きだして情報と照らし合わせ、幸 祝は次々に武器を作りだして対抗する。
単独勢力という危うい立場にあるのだと幸一が脅しをかけてもまるで動じない。

「君は私達がその気になればすぐさま窮地に陥るということを理解しているのかね?」
「ぼくにその様な話を持ちだして来るという事は、相当切羽詰まっているんだろう?
ぼくに刃を向けるという事が何を意味するか、アンタこそよく考えた方が良い。」

アーチャーのマスターが持つ慧眼が冴える。
本来交渉を得意とするヨゼフィーネ相手ですらこの少年は対抗どころか凌駕するだろう。
頼る者のない環境の中で必死に生き抜いて来た彼の眼力は普通に生きてきた人間が届き得る領域では無い。
それこそ天啓でもなければ。

「───さあ、あんたはぼくにどれだけの値段を付ける?」

【返答・行動選択】17:17より下1
1、席を立つ
2、高値を付けて協力を依頼する
3、粘る
4、その他(内容併記)


「その質も知らないで買い物が出来るとでも?」
「出来るだろうさ。買い手に買う気があるんならな。
生憎買い叩かれるくらいなら身を売る気になれないんでね。」

壮年は粘った。ひたすら少年を質問攻めにして情報を得ようとする。しかし。

「答える必要はないな。」

祝は決して幸一に情報を渡さない。
かろうじて判った事は、この少年は条件に譲歩する気がないという事だった。


一方、少年も実はギリギリの綱渡りであったりする。
どう転ぼうとも窮地であるという事を祝は見抜いたのだ。
交渉が失敗する事も覚悟の上である。

そして少年は足元を見られるのが嫌いだった。
当然だろう、彼の様な地盤も無い弱い少年を使い捨てにしようとする輩などごまんといる。
ましてや今回相手は敵と判っている。ゆえに強気に出る。出ざるを得ない。それが彼の生きる為の術なのだ。

しかし、そこまでの事情を見抜く力は幸一には無かった。

「さあ、どうする?これ以上無駄な話を続けるなら帰って貰うぞ。」

【返答・行動選択】18:07より下1
1、席を立つ
2、高値を付けて協力を依頼する
3、粘る
4、その他(内容併記)


鷲谷幸一はそれでも粘った。

「あんたともう話す事はない。来た道をそのまま帰れ。」
「待て!待ってくれ!せめて君の求める条件を聞かせてくれないかね!?」
「断る。あんたが条件を出せ。それで飲むかはぼくが決めることだ。」

この野郎、と目の前の少年をぶん殴りたくなる衝動を幸一はよく抑えた。
それは大人のやる事ではない。深く息を吐いて怒りを鎮める。
こうもがんと居直られてはどうしようもない。

どちらも態度は違えど譲る姿勢を見せなかった。
どうして話が纏まるだろう。こうして交渉は破談に終わってしまった。


「・・・シュウ君。ちょっと君、やり過ぎじゃないかな?」

幸一達が去った後、アーチャーが苦言を呈した。
しかし幸 祝はまったくその事に関して後悔はしていない。

「あいつがセイバーと同盟を組んでいなければもう少し譲る事も出来たんだけどな。
あのサーヴァントの剣幕を覚えてないのか?
ちょっと挑発した位で日中の町中にも関わらず戦いを挑んで来る奴だ。あいつと組んで安心して戦えるか。」

「おや、そこまで考えていたんだね。少し意外だな。」

「どういう意味だよ。
まあいい、そして仮にあいつ等と組んでキャスターとライダーを倒したとするだろ?その後ぼく達はどうなるんだ。
長い間同盟を組んでるセイバーに味方することはあっても、ぼくらに味方してくれってのは中々難しい。」

少年は深く深いため息をついた。

「・・・気が付かなかった。そこまで戦局が動いていたなんて。
セイバーランサー同盟、キャスターライダー同盟。そして余り物のぼくら。大ピンチじゃないか。」

「はは、諦めるのかな?僕は構わないよ。」
「馬鹿やろう。そんなわけあるか。」

しかし絶望的な苦境を悟りながら、少年たちは挫けていない。

「勝つ為に出来る事はある。
ランサー達を蹴ってしまった以上、取り入れるのはキャスターかライダーになる。
どうやら情報戦の期間は過ぎ去った。これからは、謀略戦の時間だ!」

希望を抱いて少年は駆けだした。
苦境を生き抜く力なら誰にも負けない自信がある。
今回だってそうだ。たとえ、迷う心が願いを変えさせるとしても。
聖杯さえあれば、自分の夢を叶えらえる。


───だが、少年は気付いていない。いいや、気が付けるはずもない。
彼が幸運の青い鳥を逃してしまった事を。そして、忘れていた。


────己は不幸な人間であるという事を。
路地裏から活力漲る足取りで飛び出した彼を待ち受けていたのは。



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        //    |_________,[三]_________|
                   ヽ__ノ              ヽ__ノ

【基本判定】下1
ファンブルで死亡
失敗以下で重傷
大成功以下で負傷
クリティカルで奇跡的に無傷

それは祝の不幸だった。そして幸一の幸運だった。
ランサーが訪れた事、そして鷲谷幸一が交渉で長時間粘りに粘った事で降り積もった雪が、路面を凍結させていた。
トラックの運転手はブレーキを踏んだ。だが加速した車体は決して止まる事なく。




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────いともたやすく、若き少年の希望を絶った。

【接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

平常トリップ判定(1-4)下1

【同時に判定】
【アーチャー陣営のその後】
0123 魔力供給不可
456 病院搬送、二日行動不可
789 行動は可能

#けん、ま、き、ゆみ
セイバー

下校途中、ふと斎木恵華は彼方を眺めた。

「む、何かいるので御座るか?」
「私のサイキック千里眼が悲惨な事故を捕らえたような気がしたんですけど・・・。」

ポケットにしまってあったスプーンを取りだして。

「・・・多分、気のせいですよね。」

念を送っても曲がらなかったスプーンを見て、寂しそうに笑った。
彼女は自分に超能力がないことを判っている。
いや、実はあるのだがそれを彼女は知らず実感したこともない。

「訓練を続けていれば、いつかきっと曲げられる様になりましょうぞ。」

セイバーは彼女に慰めの言葉をかけた。
彼は彼女のいじらしい一面を知っている。
この武士が召喚された時、「超能力が成功した!」と彼女はもの凄い燥ぎようだった。
そしてそれが超能力でないと知った時の落胆振りは彼の記憶に鮮明に残っている。


「超能力が欲しいです!でもこういうのは自力で目覚めてこそ……どうすればっ!?」

聖杯戦争について説明し、叶えたい願いを彼女に尋ねた時。
恵華は目を輝かせて望みを語り、かと思えば頭を抱えて真面目に悩み始めた。

「自力で超能力というものを身に付けようとするその心意気、まことに御立派で御座る!
されど恵華殿、もし聖杯に縋ってまで叶えたい願いが無いので御座れば。
・・・この戦いを降りた方が宜しいかも知れませぬ。」

願いを胸に秘めたサーヴァントの立場でありながら、彼は馬鹿正直にその危険性を彼女に説いた。
彼女も馬鹿正直にセイバーの話を聞いて、聞き終わると現代にはあり得ない出で立ちの武士に尋ねた。

「聖杯戦争がどんなものか、なんとなく判りました!
・・・でも、私が降りたらセイバーさんはどうなるんですか?
セイバーさんには叶えたい願いがあって、そしてマスター?が居なければ戦う事は出来ないんですよね?」

主の問いに武士は正直に答えた。
すると恵華はそれならと大胆不敵に笑って言った。

「私はこの戦いを降りません!
だって、セイバーさんは私が初めての超能力で呼び出したんですから!
何といおうとアレは超能力!皆を喜ばせる力です!ですから、私はセイバーさんを喜ばせて見せます!」

胸を叩いてガッツポーズする斎木恵華。セイバーは彼女を尊いと感じた。
それだけにやはり彼女を戦いに巻き込みたくなかった。
しかし彼女のやる気に押されついには彼女と戦う決意をする。
そしてその時、「必ず彼女を守り抜かねば」と武士は堅く心に誓ったのだった。



だからこそ、彼女を侮辱したアーチャーが許せなかった。
されど武士は弓兵の前に敗れる。あの屈辱はどうしても耐え難かった。
奴とは手を取り合わぬ。必ずやあやつはこの手で仕留める。たとえ弱点を射抜ける、最悪の敵であろうとも。

夜。ライダー陣営からキャスター攻め決行の使い魔が届く。
既に鷲谷幸一はセイバーにアーチャー陣営との交渉失敗を伝えている。
つまりはあの強敵二騎を、ランサーとセイバーだけで突破せねばならぬという事だ。

思い詰める者。泰然と戦闘の時を待つ者。不吉な予感に胸を苛む者。
今夜、断るに足る理由はない。今宵はターニングポイントとなる夜かもしれない。

───さあ時間だ。鷲谷幸一はどの様な手を打っただろうか。

【選択・行動】21:05より下1
1、ライダーの元へ向かう
2、キャスターの元へ向かう
3、無視する
4、その他(内容併記)
━━━━━━━━━
今回はここで終了します。
お付き合い頂きありがとう御座いました。

ライダーの元へ向かい、ライダーを討つ
この際、武器は使用せずにたたかい
━━━━━━━━━━━━━━━
【これまでのあらすじ】
娘みゆきを守る為、聖杯戦争に参戦し根源到達を決意した貴方、幸一。
紆余曲折を経て願いを変更し、悲劇を繰り返さぬ為に彼は絶対権力を求める。

強敵ライダーと強敵キャスターが強敵同士で手を組んで絶体絶命のピンチ。
考え得る手を打ったが結果は芳しくなく、後の無い状況に追い込まれる。
そこに迫ったタイムリミット。単騎のライダーを倒し、趨勢を変える為戦いを挑む。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

膨らんだ月の光は雪雲に遮られている。
夜の輝きを失った森の奥底で、天上を往く者と名を持つ王はやはり動ずる事なく事態を受け入れた。

「慣れない事はする物ではありませんね。いや、あれは博打でした。」

対峙するはサーヴァント二騎。その後ろに朽葉色の整った衣類を身に付けた鷲谷幸一。
戦いの予感にイス=コントルノは唾を飲む。

「落ち着きなさい、イス。こうなる事も覚悟の上でしょう。」
「うぅ、わかってるわよ。でも、この場所じゃ貴方の第二宝具は使えないじゃない。」
「だから切り倒しておいた方が良いと、そう申し上げたでしょう。」
「本末転倒よ!この木一本一本の大切さがわかってないのね、あなたは!」

並み居る木々を憎々しげに見つめながら、相手に聞こえない位の声でイスは唸った。
やれやれといったようにライダーは肩を竦める。

「・・・ライダー殿、覚悟は宜しいですな。」
「ええ、ここにおいて弁解は無意味。
私は最善を尽くした。───精を漏らした事を除けばですが。
その上の因果であるならば、結果がどうであれ過程に後悔をすべきではない。」

ライダーは柔らかに笑った。それは不敵でもあったかもしれない。
傍にいる己のマスターの右肩に左手を乗せ、見上げたイスに指示を下した。

「イス、キャスターに要請を。
あのマスターでは可能性は五分でしょうが、決して無意味な行為ではありません。
大いに助けを求めてキャスターの救いの手に期待しておきましょう。」

頷いた氷魔術師の使い魔がひとりでに滑らかに飛んで行った。
イスはライダーの傍から離れて、サーヴァントの戦場から距離を取る。
道化と武士は武器を外して王の御前に見えた。

この戦いで負けることがあれば、もはや確固撃破は難しくなる。
キャスターとライダーを同時に相手にするなど考えたくもない。
悲壮な覚悟を胸に、幸一達の負けられない戦いが始まった。

冷気漂う森の中。氷魔術師は文字を刻んで魔力を込める。

「───原初の世界に、回帰せよ!」


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 ,           l .!   |ヽ         ! .|       /   .!   +     l./       .〟     ./   ,、
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 !  . \   ! ヽ  +l|  .,!  l,     ! .|      l  !  .!      li′    ./ . ! .,i、       l .!|
 |    . \ ゝ ヽ   "  |  | ヽ    } l      l  │  l      ll゙ +  ./  .l゛ ./.|、      l i│
 .l    <>`ヽ. .゙く    .!  .l  ヽ   │|   、+l゙   ! ,ノ│    ,l′   / ″,! / .入      l  .! |
  |       .!.l  !}   l  .l  ヽ   !.|  .|i  /    !./   l.   .. ゛   /  / / l  l゙ !   +. !  .,! .!
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 ゙''ヽ、 `'-、 !  .l, .! +.l.`'ー |,r′│  .|   .l. | !    l゙ l   │  .!  ゙./   /  l ,!  .l │    ! ./ /
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   !  ヽ   l,   ヽ ′、  l  │  !    /  l    .! .!   .|   .l'" l゙  .iリ  !  | .l.!./  l.,〃 ! / /  ./
  ./ ,  .ヽ  ..l,   l.  lヽ .′ .′  |   .!  .l    ! .|    |  ./   l  /.l /  .i′ .!  ,ノ l │ /./ ,r′
. /  `'、  ヽ  .ト、  .ヽ l ヽ    * "   !  .i′  !  !    | ./    ,i| / .! ./  │   / 〃 /  ./ /
.\. <>   ヽ .| `'-、 .ヽ .!.'、ヽ   .l゙ ヽ   .!  |   ! │   l″  . / ,!./   /|  | +./ 〃 !  .〃   /
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 ..lヘ ,,  、 ゙'-、 `  `   .!  ! ヽ              /     ノ,i′,!  ! .!./*././.,、  .i <>'"
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 *.l    .`ヽ,  \     !.  !  .ヽ   .|'、             / ./ l    +././  ,!     ,..-'".、./
   . l     .ヽ *ヽ.  <>..!く  l  .ヽ  ! ヽ           /  .l゙ .!   <>. /   /  ._..-'"  ,/ /
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  <>ヽ.ヽ,       .、.ヽ.  ..ヽ .ヽ  .l, .ヽ  /   . l      . !   ./ .  ! ,..‐″   . /   ./   .,i"/  /


イスの魔力が森中に循環していくのを鷲谷幸一は感じ取った。
森の緑を絵の具の白で上から塗りつぶす様に、一面凍土の世界へと書き換えられる。
極寒の大地が全ての生物を原初の氷へと還さんとする。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆凍土の要塞
彼女が工房や拠点に好んで付加する大型術式。
効果は非常にシンプルで、範囲内が極寒の凍土に変化する。
この寒さは神秘を含まない物理的な寒さなため、サーヴァントに一切のダメージはない、
しかし人間はそうは行かない、息をすることすら困難で、迂闊に入れば前も後ろもわからなくなり
凍死する。
【工房での対マスター戦闘時、相手マスターの全ステータスを2ランク下げた上で戦える】
【この工房が破壊されるまでその敷地内にいた他マスターの不死等以外のあらゆる自動回復は行われない】

◆ 極地の住人
普段から極寒の地に拠点を構え、極地の陣地にいる彼女の個人的特性。
魔術もあわせて寒い方向にとにかく強い。地球上の寒さならばどこでも生きていけるし、
それ以上でも耐える事ができる。
また上下の移動にも強く、仮に魔術抜きでもビルを外側から登れる。
【このユニットは冷気、氷耐性を持つ。】
【対象が初めてこのスキルを使用される場合、奇襲・撤退判定に+1補正。】


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、      `ヽ、::\r 。、::::_ノ   }, -、\:::::::::::::::::::::::::::{{    ∨
 ー'\      \ト、`´r'´    ノ ヽ )ーヽ:::::::::::::::::::::::::ゝ-ー'、  `ー,
/  ̄ヽ      ノー フゝ--- ´i   ゝ、  \::::::::::::::::::::/  ノー―'     北欧圏の魔術!
     /ー‐  ̄ ̄ ̄`ー,_〈 ヽノ     ̄ ー ̄`ー‐'-イ,         ・・・そうか、君の名はそのまま君の魂を示すもの!
.    /      ,_i. /  .| ト、  .\             ./ i
   /      /、_ '`ヽ j∧∨  .\        _  <  ヽ         しかし、ここまでの神秘を成せるとは…!
   〈    ー‐' ゝゝイ´ ./ _〉     ̄ヽ、_ <       \
   ヽ  ゝ {   .r'´ヽ-'´ /i∧                 ./
\   .\ / ゝ、 人 ヽ'ヽ´` ノ/∧                イ
____/ノ  i`ヽ-- ノ:i`7///iヽ               ./|
     V´  .i//.|' ノ:::::/.i////.i i                |
ー-.、   \  .j//.i/:::::::i i////ノ ノ
   \   } .////:::::::://///ヽ〈
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鷲谷幸一は魔術師としてのレベルは高い。
この工房が基盤としている魔術系統、彼女の質を見抜く。
此処で鷲谷の魔術を扱うには大きな制限を受けるだろう。

更に飛翔した彼女は鷲谷幸一を狙い、氷柱を発射する。
圧倒的多数のナチス残党を圧倒的パワーで撃退した氷精の本領が此処に発揮される。
不利な戦いの中で突破口を描きながら、描いたゆえに幸一に葛藤が芽生えた。

(アレを使うのは・・・!)

若く愚かだったあの頃に編み出したあの魔術。
気の迷いだった。しかし奇跡的に発掘してしまった忌まわしき記憶。あの魔術を使わなければならないのか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆氷羽の機動
氷と冷気の噴射であらゆる地形での行動を可能とする個人技能。
グライダーや羽状にして飛んだり、板上にして水の上を高速移動したり
全身凍らせて魚雷のように水中移動したりできる。
【地形による-補正を無視】
【奇襲・撤退判定に+1補正。最終判定+1。】


◆魅力ビーム
若き頃、自分磨きを行っていた幸一は突如閃いた。
「ビーム…ううん渋いな!」
そうして何かを間違えて奇跡的に発掘してしまったのがコレ。

詠唱、決めポーズとともにビームがほとばしり、相手のハートを射抜く。
無駄に破壊力を秘めた彼の、秘めておきたい黒歴史。

【消費魔力:5】
【使用したマスター戦時、有利一つ獲得。また、魔判定に魅を使用し、優位で得られる数値が6になる。】
【使用した戦闘終了後、確定でストレス(重度)状態になる。】

【魅力ビームを使いますか?】下1
1、はい
2、いいえ

鷲谷幸一は覚悟を決めて何かを思い出す様に、その瞳を閉じた。
久しく使われぬ刻印がその役目を思い出して式を行使する。

朽葉色の髪が一番白き草となる。
壮年の男は全身から光を放ち、その光が突きだした腕を通って手で形作ったハートに収束する。

「───貫くぜ!君のハートを!!」

そして鷲谷幸一のハート型の魅力(ひかり)が真っすぐに、氷の少女ごと夜空を射抜いた。


                      __ 、- l゙i ニ/  \‐/、-ノ/            -,‐─\‐/、-ノ/         -,‐─

                     /_''‐L       /  _| ノ | ゙i       、-_─-/ 、 /  _| ノ | ゙i    、-_─-/ 、
              \//  、/、ニニ/    .、--/、/  ゛'、.|ノ ,,,,,,,;;;;;;;;、/, __ /;; --/、/  ゛'、.|;;;;;;;;、/, __ /;;
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 ";;;;;;;;;;;;;,,,,,,,         // ,,,,、/┘  |/    \  、/    //      \''-,,   、/    //   \''-,,
   { '''''''''';;;;;;;;;;;;;;;;;;; _, く く |l/     |l       、/   /          \ ゛'''‐,, 、/   /        \ ゛'''‐,,
   \|\|\  \ \_、/;;;_;;;_ノ __/|__ ___ //_ /             ゙i /\ /_ /           ゙i /\
         \|         --/ ∧-,─--;;;;//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,      ゝ ノ  ;;;              ゝ ノ  )
                   , <゛''゛l/  \   、/   ゙i゙i'''''''''‐-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/  | /          ;;;;;;;/  | /
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───彼の光は甘い。
そして、少女の身体を一切傷付けぬ程に優しかった。

されど精神には甚大な影響を及ぼす。敵の意識を白に染め上げる。
短期間しか効果を及ばさないが生半可な精神防衛を突き破る高位の精神干渉。
まともに喰らえば敵に無防備を晒す。それは戦いにおいて余りに致命的な隙となる。

「む、通用しないかっ・・・!」

それでも、イスは意志を手放す事は無かった。
その魅力ビームは完全ではなかったが為に。この凍土は彼女の世界だった。
されど。

「いいえ、効いたわよ。雷が落ちて来たみたいに痺れたわ。」
「それなら君が死んでいないのは実に幸運だ。いいや、それとも化け物なのかね?」
「失礼ね!でも魔術師なんて、皆化け物の様なものじゃないかしら?
ハートのビームだって、周りのみんなからみたら怪物の吐く炎だわ!」

地面に片手をついて、もう片方を幸一に向ける。
腰を抜かしながら人など容易に殺せる弾丸の射出口を彼女は向けている。
顔を逸らす事も出来ない幸一は指の股を右手で揉みつつ苦笑した。

「参ったな、忘れて貰えると助かるんだが。・・・精神ダメージが二倍くらいになりそうだ。」

【効果は発揮されてます。】
【令呪は使用しますか?】下1
1、使用しない
2、使用する(内容併記)

【名前】鷲谷幸一(わしやこういち)
【性別】男
【令呪】:3
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:62

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6

              >::´/___
            /:::::::´:::::::::::_∠
           /:::::::::::::::::::::::::::::´\
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>

        ∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧
        .≦-::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
         \:::::\:::::::\;;;;;_ヽゝテ´ ̄
          lヽ::ゝ≧!ー{ ≦-'}:|ノノi

           Y::}.フ´j `ヾ ̄ !゙゙゙;|、
           j-、:! ,、  ,、 }_ソ ./ i::::...
          / i ! ゝ´ ̄ ̄// ム:::::::::::..
        //i `ー`=='´--'  ////ム=/`ゝ

       //;/∧  /::::ヽ    ///////i   \
     /∨////∧. /ヾ::::∧  ////////i     ` <

    /  ∨////∧  j:::::i ヽ./////////i         ` <
  /    マ;////;∧ i::::::i  /////////;i          / }
 /.      i;/////∧ i::::::::∨/////////i         / /

. {       i//////∧:::::::::///////////i     }.   / /
. ∧      }///////∧::::////////////i    / j  / /ー、
  ∧、 、|.  i/////////;Y////////////i  } i /  / / /ヽ
   ヾヽ Y ノ//////////////////////∧ / / //. /
  _ハ\.ノ//////////////////////////∧ /ノ ノ /

  \  <////////////////////////////∧ i /   ゝ

◆不幸も幸の内
人生を経て築き上げた達観。
襲い来る不幸をそれなりに楽しむ事が出来る。
【初めて戦う相手に敗退した場合、ストレス状態にならない。】

◆ラッキーパンチ
運命一打。試行回数を重ねた中で起こりうる奇跡の名称。
【各判定において、「77」が出た際それに付随していた同時判定は全て成功する。】

◆魅力ビーム
若き頃、自分磨きを行っていた幸一は突如閃いた。
「ビーム…ううん渋いな!」
そうして何かを間違えて奇跡的に発掘してしまったのがコレ。

詠唱、決めポーズとともにビームがほとばしり、相手のハートを射抜く。
無駄に破壊力を秘めた彼の、秘めておきたい黒歴史。

【消費魔力:5】
【使用したマスター戦時、有利一つ獲得。また、魔判定に魅を使用し、優位で得られる数値が6になる。】
【使用した戦闘終了後、確定でストレス(重度)状態になる。】

【名前】 イス・コントルノ
【令呪】 :3
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:81

【戦】:5
【魔】:5(9)
【知】:4
【魅】:6
【運】:5
【心】:7

  , -──-、     , ── 、
  i:::::::::::::,. -―‐―― .:::::::::::i
  i:::::: /           \:::::::i
  .ヽ./   ハVV∨VVlハ. `、/   ⑨
   ,′ / ・    ・   ',  i
   { i i     ワ    i  |
   Vl ヽ           , rゥ.
     \__>        ,.イ//
   _    >‐--‐<〆/ _
   \ \〈 ̄{二口二}// /
      ̄//| <,ノL> |.   ̄
  <>〈〈 j.     〈<>

    _ >'      ヽ _
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   ̄.〈           ヽ  ̄
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【スキル】
最低一つ、最大三つまで。
◆ 極地の住人
普段から極寒の地に拠点を構え、極地の陣地にいる彼女の個人的特性。
魔術もあわせて寒い方向にとにかく強い。地球上の寒さならばどこでも生きていけるし、
それ以上でも耐える事ができる。
また上下の移動にも強く、仮に魔術抜きでもビルを外側から登れる。
【このユニットは冷気、氷耐性を持つ。】
【対象が初めてこのスキルを使用される場合、奇襲・撤退判定に+1補正。】

◆凍土の要塞
彼女が工房や拠点に好んで付加する大型術式。
効果は非常にシンプルで、範囲内が極寒の凍土に変化する。
この寒さは神秘を含まない物理的な寒さなため、サーヴァントに一切のダメージはない、
しかし人間はそうは行かない、息をすることすら困難で、迂闊に入れば前も後ろもわからなくなり
凍死する。
【工房での対マスター戦闘時、相手マスターの全ステータスを2ランク下げた上で戦える】
【この工房が破壊されるまでその敷地内にいた他マスターの不死等以外のあらゆる自動回復は行われない】

◆氷羽の機動
氷と冷気の噴射であらゆる地形での行動を可能とする個人技能。
グライダーや羽状にして飛んだり、板上にして水の上を高速移動したり
全身凍らせて魚雷のように水中移動したりできる。
【地形による-補正を無視】
【奇襲・撤退判定に+1補正。最終判定+1。】


【マスター戦】
【幸一】
【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【運】:10
(【魅】:8)

【イス】
【戦】:5
【魔】:戦闘時9
【知】:4
【運】:5

【VSイス】
【戦】:5以上で優位
【魔】:6以上で優位
【知】:5以上で優位
【運】:5以上で優位

【能力比較判定数値】
【戦】:4
【魔】:3
【魅】:6
【知】:2
【運】:1

【最終判定数値加算】
イス:+1

【セイバー】
判定能力
筋:4
耐:4
敏:3
魔:2
運:2

能力判定数値
【筋】:5
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

◆対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

◆騎乗C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【騎乗時、敏捷優位で得られる数値をランク分+する。】

◆勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 【精神干渉を無効化し、ストレス状態にならない。】
 【筋優位にて得られる数値+2】

◆仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
 【撤退消滅判定補正+1】
 【相手が自身より多くの有利を獲得した際判定を行い、成功で互いを戦闘初期状態に戻す。】

【ランサー】
判定能力
筋:3
耐:3
敏:5
魔:4
運:2

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:5
【運】:2

【スキル】
 ◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

 ◆冬の化身:A
 冬そのものを象徴する存在。
 ランサーの周囲は常に『冬』となり、気温低下、天候悪化などを招く。
 【冷気耐性のないユニットの最終数値-1】
 【このユニットは冷気耐性を持つ。】
 【このユニットの真名を知る相手に見つかり易い。】

 ◆魔術:B
 雪と風、寒気を操る自然干渉系魔術に特化している。
 大規模な魔術を最低限の魔力消費で行えるが、冬や雪と関係しない効果をもたらすのは不得意である。
 【魔能力判定数値+2】

 ◆神性:D
 霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 本来はより高い神性を持つが、現在は退化している。
 【相手との最終数値が同値の場合、此方が有利を取得する。】

【宝具】
 ◆『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人

 己の片目と引き換えに、一時的に最高神としての力を取り戻す。
 それは両目の揃った祭の道化からの脱却であり、またミーミルの泉の再現。
 片目を捨て、ランサーの筋力、耐久、魔力を上昇、Cランク相当の勇猛とカリスマを得る。
 また同時に冬の化身はEランクまで低下し、神性はAまで上昇する。
 ただし、これにより取り戻した力は一日しか保たず、失った眼は決して戻らない。
 当然ながら、既に片目を失った状態でこの宝具を発動することはできない。

 【シナリオ中一度のみ使用可能。】
 【筋耐魔を一ランク上昇、Cランクの勇猛とカリスマ付与。】
 【冬の化身をE、神性をAにする。】
 【上記の効果は一日持続する。】

◆勇猛:C
【筋優位能力数値+2】
【精神干渉を無効化。ストレス状態にならない。】

◆カリスマ:C
 【団体戦闘時、その場に存在する自軍ユニットの最終数値を+2加算。】

 ◆『大神宣言・冬告(グングニル・ゲシュテーバー)』
 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:500人

 ランサーがその力を取り戻した時、手にする槍もまた真の姿を解放する。
 オーディンとしての力を取り戻している間のみ使用可能。
 ドヴェルグの鍛冶、イーヴァルディの息子達によって作り出されオーディンに渡された槍。
 投げれば幾たび躱されようと相手を貫くという特性を持ち、敵を貫いた後は自動的に持ち主の手元へ戻る。
 現在はランサーの影響で変質しており、冷気を纏い、暴風雪を巻き起こす力を持つ。

 【消費魔力:60】
 【『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』効果中のみ使用可能。】
 【負傷進行零~三&二有利取得。また、相手の最終数値を-8減算。】

【ライダー】
判定能力
筋:2
耐:5
敏:3
魔:5
運:5

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

【スキル】
◆対魔力:E(A)
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
本来ならばAランク相当の対魔力を保有するが、宝具の影響でそれが大きく劣化している。
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

◆騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【騎乗時敏捷優位で得られる数値をランク分+する。】

◆加持:B
バラモン教に由来する秘術。
加護を与え、傷病や腐敗から対象を保護する。
【敗北による味方の重傷、負傷を防止。】

◆心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
 【最終数値差により不利を獲得するとき、-2まで均衡にする。】

【宝具】
 ◆不枯の蓮華環(シャクラ・ヴァイジャヤンティー)
 ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:0-1 最大捕捉:1
 ライダーを恐れたインドラから、彼に授けられた宝物の二。
 幸運をもたらす比類なき偉大な標識。蓮の花で作られた首輪。
 それを身につけている限り、彼はあらゆる『武器』によって傷つけられない。
 ライダーを撃ち破るには、武器と呼べる一切のものを身につけずに攻撃を行う必要がある。

 【自身に向けた「武器」を用いた攻撃による相手の最終判定数値を「0」にする。】
 【装備無し:武器を主武装とするサーヴァントの最終値-2】

処理抜け落ちそうなので、気が付いたら指摘して頂けると助かります。

【サーヴァント戦】
【補正】
多数補正により、ライダーに-1補正(適用済み)。
冬の化身で更に-1補正(適用済み)。
装備無しによりセイバー・ランサー側に-2補正(適用済み)。

【ライダー】
判定能力
筋:2
耐:5
敏:3
魔:5
運:5

【VSセイバー判定】
判定能力
筋:7以上優位
耐:4以上優位
敏:5以上優位
魔:2以上優位
運:2以上優位

【VSランサー判定】
判定能力
筋:6以上で優位
耐:3以上で優位
敏:7以上で優位
魔:4以上で優位
運:2以上で優位



【マスター戦】
【幸一】
【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【運】:10
(【魅】:8)

【イス】
【戦】:5
【魔】:戦闘時9
【知】:4
【運】:5

【VSイス】
【戦】:5以上で優位
【魔】:6以上で優位
【知】:5以上で優位
【運】:5以上で優位

【能力比較判定数値】
【戦】:4
【魔】:3
【魅】:6
【知】:2
【運】:1

【最終判定数値加算】
イス:+1

【令呪を使用しますか?】下1
1、いいえ
2、はい(内容併記)

【サーヴァント戦】
【補正】
多数補正により、ライダーに-1補正(適用済み)。
冬の化身で更に-1補正(適用済み)。
装備無しによりセイバー・ランサー側に-2補正(適用済み)。

【ライダー】
判定能力
筋:2
耐:5
敏:3
魔:5
運:5

【VSセイバー判定】
判定能力
筋:7以上優位
耐:4以上優位
敏:5以上優位
魔:2以上優位
運:2以上優位

【VSランサー判定】
判定能力
筋:6以上で優位
耐:3以上で優位
敏:7以上で優位
魔:4以上で優位
運:2以上で優位



【マスター戦】
【幸一】
【戦】:5
【魅】:8
【知】:4
【運】:10


【イス】
【戦】:5
【魔】:戦闘時9
【知】:4
【運】:5

【VSイス】
【戦】:5以上で優位
【魔】:6以上で優位
【知】:5以上で優位
【運】:5以上で優位

【能力比較判定数値】
【戦】:4
【魔】:3
【魅】:6
【知】:2
【運】:1

【最終判定数値加算】
イス:+1

下1-14 連投歓迎、というよりお願いします

今以上の条件で挑めるか判らんし、ランサーに一画くらいブーストしてもと思ったが

令呪の使い方を調べてたらタイミングを逃してしまった。

最初っからやろう、な?

>>393
仕方ないにゃあ、あごめんなさい石ぶつけないで。

人も居る事ですし、令呪使用したいかも?(>>379)という声がある訳ですから折角なのでもう一度令呪取ってみますね。
後悔がない様にお願いします。戦闘判定はレスが勿体ないのでそのまま適用しますよ。


【令呪使用効果(一画)】
・鯖負傷進行の消滅移行を重傷で押し留める
・戦闘時一有利&最終数値+1
・真名解放宝具回避

【令呪を使用しますか?】23:35下1
1、いいえ
2、はい(内容併記)

ヒント:>>339
安価下

赤面してる>>1なんていない。

【VSセイバー判定】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:劣位
魔:優位
運:優位

『ライダー』
筋魔運=3-1+(3-3)+2=4

『セイバー』
耐敏=2

【ライダー有利1獲得】
【仕切り直し判定】下1
8-0で発動

【VSランサー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:劣位
魔:劣位
運:劣位
『ライダー』
耐=0

『ランサー』
筋敏魔運=3-1+2+5-1-1+2=9

【ランサー有利1獲得!】
━━━━━━━━━━
【マスター戦】
【VSイス】
【戦】:劣位
【魔】:劣位
【知】:劣位
【運】:劣位

『幸一』


『イス』
戦魔知運=4+3+2+1=10

【イス=コントルノ有利1獲得】


【サーヴァント戦】
【VSセイバー判定】
判定能力
筋:7以上優位
耐:4以上優位
敏:5以上優位
魔:2以上優位
運:2以上優位

【VSランサー判定】
判定能力
筋:6以上で優位
耐:3以上で優位
敏:7以上で優位
魔:4以上で優位
運:2以上で優位

【VSイス】
【戦】:5以上で優位
【魔】:6以上で優位
【知】:5以上で優位
【運】:5以上で優位

下1-14 連投お願いします

冬の化身ステータスにかかる訳でなく最終数値でした。
そしてイススキルの幸一のステ全-2していないという。しっかりしろ。

【サーヴァント戦】
【VSセイバー判定】
判定能力
筋:6以上優位
耐:3以上優位
敏:4以上優位
魔:1以上優位
運:1以上優位

【VSランサー判定】
判定能力
筋:5以上で優位
耐:2以上で優位
敏:6以上で優位
魔:3以上で優位
運:1以上で優位

【VSイス】
【戦】:7以上で優位
【魔】:8以上で優位
【知】:7以上で優位
【運】:7以上で優位

正確にはこうです。ご迷惑をおかけしました。

まあ今ランサー有利2獲得したんですけどね。
わりと強いぞこの娘。

【VSセイバー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:劣位
魔:劣位
運:優位

『ライダー』
耐魔運=3-3+2=2

『セイバー』
筋敏=5-1+2=6

【ライダー有利1】
【セイバー有利1獲得】

【VSランサー判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:劣位
魔:劣位
運:優位

『ライダー』
筋耐運=3+2=5-1=4

【最終数値】
冬の化身-1

『ランサー』
敏魔=2+5-1-1=5

【ランサー有利2獲得!】
━━━━━━━━━━
【マスター戦】
【VSイス】
【戦】:劣位
【魔】:劣位
【知】:優位
【運】:劣位

『幸一』
知=2

『イス』
戦魔運=4+3+1=8
8+1=9

【最終数値+1】

【イス=コントルノ有利2獲得】

ライダーを待っていたキャスター陣営に、イスの放った使い魔が届く。

「・・・ははあ、さてはバレたなあやつめ。ハハハ、ざまあ無いな!」

運動公園で心底愉快そうに笑声を放つのはヨゼフィーネ=ゲッフェルト。
対するキャスターの面持ちは暗い。だがその瞳に諦めの影は差していない。

「ライダーの次はボク達だよ、ヨゼフィーネ!」
「はっ、判っているともキャスター。いいや、世界最古に名を残す語り部エンヘドゥアンナよ!
なに心配する事はない。わたし達にはランサーに対する切り札があるのだからな。最後に笑うのはわたしよ!
ああ、なんて素晴らしい!ライダーはマスターに使い魔を送らせる事によって自らの破滅を決定付けたのだ!」

歓喜に震えるヨゼフィーネはエンヘドゥアンナが呆れている事も気が付かずに、
己の使い魔を戦場へと飛ばす。

「───さあ、あの忌々しいウパリチャラの最後の戦いを!! とくと、見届けようではないか。」
━━━━━━━━━
【サーヴァント戦】
【VSセイバー判定】
判定能力
筋:6以上優位
耐:3以上優位
敏:4以上優位
魔:1以上優位
運:1以上優位

【VSランサー判定】
判定能力
筋:5以上で優位
耐:2以上で優位
敏:6以上で優位
魔:3以上で優位
運:1以上で優位

【VSイス】
【戦】:7以上で優位
【魔】:8以上で優位
【知】:7以上で優位
【運】:7以上で優位

下1-14 連投歓お願いします

ライダーの宝具も最終判定数値関連…。
これで正しい筈です。

【サーヴァント戦】
【補正】
多数補正により、ライダーに-1補正(適用済み)。

【ライダー】
判定能力
筋:2
耐:5
敏:3
魔:5
運:5

【VSセイバー判定】
判定能力
筋:8以上優位
耐:5以上優位
敏:6以上優位
魔:3以上優位
運:3以上優位

【VSランサー判定】
判定能力
筋:7以上で優位
耐:4以上で優位
敏:8以上で優位
魔:5以上で優位
運:3以上で優位

【サーヴァント戦】
【VSセイバー判定】
判定能力
筋:6以上優位
耐:3以上優位
敏:4以上優位
魔:1以上優位
運:1以上優位

【サーヴァント戦】
【VSセイバー判定】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:優位
魔:優位
運:優位

『ライダー』
筋敏魔運=3-1+2+3-3+2=6

『セイバー』
耐==0

【ライダー有利3】
【セイバー有利1獲得】

【VSランサー判定】
判定能力
筋:7以上で優位
耐:4以上で優位
敏:8以上で優位
魔:5以上で優位
運:3以上で優位

【VSランサー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:劣位
敏:劣位
魔:劣位
運:優位

『ライダー』
運=2=2-1=1

【最終数値】
冬の化身-1

『ランサー』
筋耐敏魔=3+2+5-1-1=8

【ランサー有利3獲得!】
【ランサー達の勝利─────…】


それは森での戦闘があった時よりちょっと未来の話。
早朝。運動公園にご満悦で寝に入ったマスターの目を盗む悪い子サーヴァント。

「やっぱり、この状況は美味しくない。
・・・ヨゼフィーネには悪いけれど、キミとボクの勝利の為なら、ボクは────。」

彼女の手にするはアラバスター製の円盤。
特定条件下でのみ使用できる、エンヘドゥアンナの宝具。

「雪花石の奉納円環(ニン・メ・シャルラ)、恐るべき聖なる力『メ』の女神よ────」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆『雪花石の奉納円環(ニン・メ・シャルラ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 キャスターの生涯が刻まれたアラバスタ―製の円盤。
 世界で初めて一人称で描かれた物語でもある。自動で情報を記す日記宝具。
 その真価は既に起こった出来事をキャスター自らが書き直すことによって初めて発揮される
 『因果の改竄』――即ち、過去の確変に他ならない。戦争の結果でさえ容易く改竄する
 この宝具により、キャスターはアッカドの帝王ナラム・シンに九度の勝利を齎した。
 故に使用回数は九度が限界であり、またキャスター自身が関わった事象の改竄は不可能である。

【消費魔力:25】
【通常は消費魔力0で、日記として 過去の記録を確認することできる宝具】
【既定の消費魔力を支払うことで過去に起こった事象や結果を一つ改竄できる(例えば戦闘の勝敗など)】
【改竄には判定が発生し、自身の幸運値-改竄対象の幸運値の補正を受けることができる。成功で改竄】
【但しキャスター自身の戦闘や判定の結果を改竄することはできない。また使用回数は9までである】

【幸運値】
キャスターA
ランサーD
セイバーD
【成功判定】 補正-3
5以下で成功、両方成功で成功
下1 ランサー分
下2 セイバー分

【…────ライダー陣営の勝利です!】
━━━━━━━━━━━━━━━━━
───だが、ここにおいてエンヘドゥアンナは最大のミスを犯したかもしれない。

それでは過去に戻り、更にちょっぴし未来へ進む。
ライダーとランサー達の戦いが終わった直後の事だ。

「…ちっ、ライダーが勝利したか。ランサーどもめ、まるで役に立たぬではないか。」

忌々し気に毒を吐いたヨゼフィーネ。
しかし、その口調は実に楽し気なものへと変わる。

「ああ、キャスター。今わたしは君を召喚した事を心の底から喜んでいる!」
「…止めよう、ヨゼフィーネ。
これでボク達の勝利は盤石なものとなったんだ。馬鹿な事は止めて、ライダーの勝利を祝おう。ね?」

キャスターは復讐の炎で己の身を焦がさんとしているヨゼフィーネを窘めた。
だが、それが彼女の逆鱗に触れた。

「───馬鹿な事だと?仲間の敵討ちをする事が馬鹿な事だと貴様は言うのか!
アイツの勝利など祝えるか!宝具を使え!キャスター!!」


さて、先ほどのニンメシャルラを使った彼女をAとする。
改変後の彼女はBだ。Aが宝具を使った時にならなければ、宝具を使った記憶は残らない。

通じるか判らないが、「リーディングシュタイナー」みたいなものをキャスターは持っていると思ってくれれば良い。
そしてAが宝具を使用した魔力消費はAが使用したタイミングにより引き起こされる。

───つまり、今の彼女は◆『雪花石の奉納円環(ニン・メ・シャルラ)』を使用出来る。


「…そんな事は出来ない!仮にも同盟を組んだライダーを裏切る事になる!
目を覚ますんだヨゼフィーネ!キミは一体何の為に戦っているのかを思い出して!」
「───部下達の敵討ちの為だ!!」
「その部下達の死を、───キミは無駄にする気なの!?」

【基本判定】下1
大成功以上でヨゼフィーネの目が覚める


「───そうか、確かに貴様の言う通りだな。
わたしが敗北すれば、それは部下の死を無駄にする事となる。」
「ヨゼフィーネ…!判ってくれたのかい!?」

キャスターはヨゼフィーネの改心を、叱り飛ばした我が子が反省した時の親の様に喜んだ。

「ああ、それは良く分かったとも。さて、キャスター。」
「ん?なんだい?」




                                __
                                    `ヽ:ヽ
                                     Vハ
                   ..-‐: : ¨¨:  ̄ ̄`ヽ_       !: :!
           ヽー―=彡: : : : : : : : : : :_:_: : : \`ヽ    }: :}
             > ´: : : : : : : : :.. ´: : : : `ヽ : \: \ /: /
             /: イ: : : : : ..:ィ´: : : : : : : : : : : \: ハ : ∨: /
        {: 、__/: : :{:{: _..:´: / : : : : : : : : : : : : : : Ⅵ: :∨:.く
        ヽ、′: 八乂: : /: : : : : : : : : : : : :ノ: : : :ノ: :ノ :、ー=ミヽ

          |: : /: : \: : : : : : : ヽ: : : :_:_:/: : :/ /: : :ハ: }: }\〉
      {:、     !: /: : : :/: > ..__\: :--== 彡イ: : : : : :.Ⅳ/
     ヽ: :ー― Ⅳ: : : .. ´彡イ-{  rzミヾ 、 ー==彡'!:.} :_: : : ,!/
      >‐: : : ゝ≦: : : : 乂}  、 込リ }、/:∠ イィ´: : : /イ
     .:´: : :´: : : ://: : : ヽ\  ー==彡 : /rfハー}ト、 |: : :/   、

  ー==//:/´:-‐:_´_/: : : : : !`ー` ー=ニ 彡 .! 、`ニイ|: : !:/、__ ノ}

    {′:/: /:.:.:.:.:.:≧x、: : |   、 i´ヽ\ , 〉  / り: 小、: : : : : :ノ
        {/:./> ´ ̄ ̄`ヽ  >、、   マ>   ノ ムイ八:} `ー一       ────令呪を以て命ずる!
     /:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__:.:{ ヽく : ヽ`¨´_..<: :乂_:ゝ  ヽ          【お前の宝具を以て、ライダーに敗北を齎せ!】
    /:.//:{:.:.:r 、:.:.:.:.:.:.>、',}ハ Ⅵ: : i:T´:_:_:_:ィヽ: :ヽ
    .:.:/ /{:.:.:.:i!:.:{、乂ヽく/ ノ{:.:'. '.!: : トゝ    リ \: 〉
  /:./ /:.:|:.:.:.:.i!:.:.:` <> ´:.:.},.:.Ⅵ:l: :!、         }'   _
  Ⅳ /:.:.:|:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.Vリ ノ: ヽ _      /⌒ヾ
  |' :/:.:.:.:|:.:.:.:.:.i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ、}'":.ヽ : V⌒ヾ     /    }
  |:/:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:/:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.:.≧x:.:.ハ:/   l  . ′

  |':.:.:.:.:.〈:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.> ´       `V     ! /     /
  |!:./`ーハ:.:.:.:.:.:.',:.:./     ,x≦rミン     .′    /
  |!′  {.∧:.:.:.:.:.∨    /´ _.ノ        / _ -‐ ´
       、:.∧:.:.:./    // 厂  ヽー- 一 ィ´
       ヽ:.ハ:.:.{   // / ヘ   \   .人__
          /:.:.〉:.、   { { 、   ヽ /⌒ヾ、     `¨¨ ー- 、
        {.:./:.:.:.:ヽ  乂、ヽ   、   ノ           }`!
       〉′.:.:.:.:.:.\  ≧x    マ¨´:.:¨¨¨¨¨⌒ヽ、__ ノ-′
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  ヽヽ   __/:::::::::'::::::::::::::::ヽ:::::::::ヽ::::::::V::ヘ T }::!
   乂_/ .,::::::::::::!:::::::::::::::::::::',::::::::::∨:::::∨::ヘ._j:::{
    /ヽ.._′::::::::{:::::::::::::::::::斗\-ミ:V::::::∨::::}::::::.
    |::/ {::::::::::::::',::::::::::::::::::',::.  ヽ:::::V::::::∨:;:::::::::,
    |/ ||{:::::::::::斗\-:::::::::::',:', .ィ笊ミi!::::::::V:::::::::::',
    |ヽ..i」::',:::::/:::i  \:::::::::j:」ハ.)沁 i::::::::{.--<:::',

    |:::::::::::::i',:::::::::{.,ィf=ミ、¨¨   `¨´ |:::::::|    ヽ::',
    |:::::::::::::| ヽ:::::{ヾ乂zソ   ,   u. |:::::::|    ',::.
    |:::::::::::::{   T:{::ヽ    _  ノ /i!:::::/...ノ}   }:::.      ……?
    |::::::::::::;    ハ::::::::ゝ. _     .ィ:./|::/  /__ !::::V
    |:::::::::::;    . ',:::::::::{ヽ:!二二..ム-j/、    / |::::::∨
    |:::::::::/    {  ヽト、::',く:.:.:-=只=-::.:./    ーァ ;::::::::∨
    |::::::/    ',  <ヽ!ヽ:.イ/ ',:.:.`く   、 < ム\:::::\.
    ,::::/       ,  ∠ }/∠:.:/  V⌒ _\ ヽ-`イ只 \::::ヽ
   ./::/      rム..._/ ア    У   \   V .|:.!:.}  .∧:::::∨
   /::/     /`{=/  ム   /      }   .V|:.|:.j   }:::::::}
  ./::/      ヽ i ′  /   .′   }V!    i!「     /::::::/
 /::/        Vi   //i   {   }∨     } 、__ /::::::/


訳が判らない。令呪によって命じられたキャスターの表情は、そう物語っていた。
しかし彼女の意志と反して命令を実行に移し始めた身体を理解し、エンヘドゥアンナは青ざめた。

「や、やだ!そんなやめてヨゼフィーネ!」
「どうした、泣きそうだぞキャスター?だが当然の事だ。
これは大切な事を忘れていた貴様への罰でもあるのだからな。これで思い出しただろう?」

ヨゼフィーネは口元を悦に歪めた。
涙目で宝具を起動するキャスターの姿が、復讐に燃える総統代理を実に楽しませる。
この憎しみに満ちたマスターは、高慢な態度でサーヴァントを見下した。




                    /`ヽ

                 __   /. ⌒L ニ=-
           乂x≦    ≧//≧x
           /   ´  ミ{'    \
          ー=彡 〃   ´       ヽ
           ///   /           ハ
       ,x==彳 {    ′从 人     }
      /   / /   /_メ、从{  メ   |ニ=-
        イ /   /弋赱ヽⅥ{ィ赱7ヽ.八

       //  ′  从      }`ー  }  : \ノ
     〃 .′ {    { { r 、   '    イ |
     {{  {      ゝ\ ヽ `ニフ/八 ハi、      ───貴様はわたしの従者なのだよ、エンヘドゥアンナ。
      ` 乂  、ヽ  \ ≧=- 彳∨ ヽ } \_ノ    主人の命に逆らうことは許されんのだ。
      ー=彡へ ヽ \ ヽ `=-X´ /  } } 乂
       xく   ∨ } \〉、/=∨   从 i| 、       部下の死は決して無駄にせん。せんともさ。
      ′ 乂__ノ_ノー ^ー 一 ´)   ハiト、}       ライダーの手など借りずとも、わたしは勝利を掴んで見せるとも。
      |     , - '   ヽー―≪  /  }}ハ
     〈ー=彡_{  、 ヽ ヽ 〉-‐; ヾ /ハ リ        その為の手段は、既に手にしているのだからな。
     /   { ノ r_〉 /_/ ムイ }     }   |
      |  xく\ 、__´ ィ´   } }    人  !
      |  ハ ` ≧==彳   //   r‐z 、  }
      |`/八       ノ    〃  (_人 ヽハ
.     八′  `ーz≦    {{  /`ー、 ∧ }
      .    /      /'  (`ヽ  / } ;
        、__ノ      }}   `ー=彡イノ
         /           }}     `ー ´
       ./{        }}      }
       / {{           八      ハ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆『雪花石の奉納円環(ニン・メ・シャルラ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 キャスターの生涯が刻まれたアラバスタ―製の円盤。
 世界で初めて一人称で描かれた物語でもある。自動で情報を記す日記宝具。
 その真価は既に起こった出来事をキャスター自らが書き直すことによって初めて発揮される
 『因果の改竄』――即ち、過去の確変に他ならない。戦争の結果でさえ容易く改竄する
 この宝具により、キャスターはアッカドの帝王ナラム・シンに九度の勝利を齎した。
 故に使用回数は九度が限界であり、またキャスター自身が関わった事象の改竄は不可能である。

【消費魔力:25】
【通常は消費魔力0で、日記として 過去の記録を確認することできる宝具】
【既定の消費魔力を支払うことで過去に起こった事象や結果を一つ改竄できる(例えば戦闘の勝敗など)】
【改竄には判定が発生し、自身の幸運値-改竄対象の幸運値の補正を受けることができる。成功で改竄】
【但しキャスター自身の戦闘や判定の結果を改竄することはできない。また使用回数は9までである】

【幸運値】
キャスターA
ライダーA

【成功判定】下1 補正無し
5以下で成功

【────…ランサーの勝利です!】


【ライダー陣営令呪使用基本判定】下1
失敗以下で撤退消滅判定移行、成功以上で一画消費、クリティカルで消費無しで撤退

【魔比較戦闘察知判定】下2
「基準幸一魔:7」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 確定成功
魔:3 幸   補正-4

【ストレス判定】下3
精神値:7 イス
10-精神値以上の数値で成功

【あった場合、撤退消滅基本判定】下4
失敗以下で消滅、成功以上で重傷撤退、クリティカルで負傷撤退
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【判定次第で此処から変化】
【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:28/80
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:19
【状態】:平常

【令呪数】:二画


【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:39/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画


【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:54/90
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【陣営】:キャスター
【マスター】:ヨゼフィーネ・ゲッフェルト
【現魔力量】:-5/70
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】一画
━━━━━━
げに恐ろしきは女の恨み。今回は此処まで。
深夜までお付き合い頂きありがとう御座いました。

ミス、大体Aの状態に戻るのでキャスター陣営の令呪は二画です。

【6朝現状】
【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:28/80
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:19
【状態】:平常

【令呪数】:二画


【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:39/90
【状態】:ストレス(重度)

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:16/40
【状態】:重傷

【サーヴァント】:アクハト
【コスト】:20
【状態】:平常

【令呪数】:四画

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:54/90
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【陣営】:キャスター
【マスター】:ヨゼフィーネ・ゲッフェルト
【現魔力量】:-5/70
【状態】:平常

【サーヴァント】:エンヘドゥアンナ
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】二画

外では激しく粉雪が舞い、埋め尽くすように窓へ貼り付く。
時刻は午前7時。台所から焼き魚のこうばしい香りが漂い、鷲谷幸一の目を覚めさせた。
彼はぼうっと天上板の木目を数え、やがてまた布団へと潜り込む。

「いや、起きようよ。もうすぐ朝食だってばさ。」

上からかけられたやや呆れた声に幸一は唸るのみ。
彼女の手によって暖房は止められ、更に毛布を引っ手繰られた幸一は寒さに悶えていも虫の如く丸くなる。
ため息をついたランサーは薄暗い部屋の電気を付け、無慈悲にも窓を開け放ち、おもての寒気を取り入れた。

「鬼畜の所業だぁ・・・。」
「そんなに眠たいなら寝かせてあげようかー?永遠に起きれなくなるけど。」
「・・・起きるよ、起きれば良いんだろう?」
「はい、起きれば宜しいのです。もう、三日も世話になってる宅に迷惑かけちゃ駄目だよ。
最初は愛そうよくたって、いつまでもそうしてくれるとは限らないんだから。ほれ、顔洗って来なよ。」

ぞんざいに彼を戒めるランサーを見上げて、布団から追い出された幸一は頭を掻いた。

「そういえば、君はオーディンだったんだっけな。・・・オーディンだったんだよなぁ。」

相も変わらず雪が舞い、強風で家のあちこちが悲鳴を上げる。
朝食を終えて歯を磨いた幸一は貸し与えられた部屋へ戻り、ランサーが畳んだ布団を敷いて寝た。
彼に呆れていた銀髪の少女も様子を見て異変に気が付く。

「・・・具合悪いの?」
「歳だからな、色々とこたえたんだよ。」
「何処が悪いの? おじちゃん慰めて欲しいの?ん?」

覇気の無いマスターを前にしてランサーは軽口を叩く。
幸一は寝返りうってそっぽを向いた。

「俺がイス=コントルノに後れを取らなければ今頃は勝利を祝っていた事だろう。
だがこのザマだ。俺に構っている時間なんてないだろう。どうか放っておいて君達で彼らを打破してくれ。
色々投げ捨ててきたのにあの体たらく。・・・俺はもう疲れた。居ても居なくても変わらんさ。」

昨夜の戦いが余程鷲谷幸一には辛いものだったらしい。
魅力ビームを直撃させて一時的に機動力を奪っておきながら、それでも氷魔術師の少女に悪戦苦闘。
工房内という地の利が彼女にあった事を差し引いても魔術師としての格の違いは歴然で、危うく命を落とすところだった。
挙句の果てにマスターの危機に気を取られたその隙に、あと一歩まで追い込んだライダーを取り逃してしまったのだ。

「やっぱり気にしてたのか。でも、コーイチが居たから私は此処まで来れたんだよ?
貴方が居なければまず私なんて召喚されなかったかもしれないし、みゆきちゃんだってバーサーカーの餌食だったかも!
バーサーカーの被害だってもっと拡大してたかもしれない!それを考えたら貴方はこの町の英雄だよ!少し位の失敗が何さ!」

自分に失望するマスターをランサーは否定する。
がばっと身体を起こしたマスターは、

「そうだよな、まったくその通り!私はこの町の英雄であり、魔術師を統べる王となる男だ!
だけど、そうじゃない。そうじゃないんだ。・・・しばらく一人にしてくれ頼むから。」

そう言い放ち、またもやマットに沈んだ。



    .〃            ィ‐、    ヽ

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   ∥   ..:.,'   ,'   イ       ',   ',
   ∥ .: .:.,'   .,': .. イ         .', ! ',',
  ∥.: .:l .:..,'   .,'.:.:/           ', :  ',}
  .,' .:..:.l.:.:.l   l-/-- ャx、       .',.!  .',
  .! .:.',.:!.:.:l   !/          ''¨ ヽ l.:  ',
  .', .:.:..',l.:rl.:   l               l:   !
  .',..:.:.Y.^!: .:  !  ,,,,,,_           .l .!: .l
  ..,'ヽヘ .l.:.:.:. .i != ≠ミx     __   /!:!.: .!
  ..,'.:l.:!.:.:.l.l.:.:..  ',',ヽヽヽ       ̄^ミ. /.∥: !l
  ...',ヘ!.:.:..!ト.:.:..::. ヘ       ;   ヽヽ/.:∥. ,'!!     ・・・んー?なんだろなー、このふと湧いて来た感情は。
  ..',.:l.:.:..ヘ:ヽ.:.:..:.. ',   _       /.:.:/.:;:.イソ     ロキの奴へ抱いたものにひどく通ずるものがある。

   泛辷ャュ.:.:≧s。.!.   ` -ア   。'.:.:.;.イ
  .え≠ニニニニ.ノ.: /.ヘ    。s≦.:./イ:.:.{
   7廴辷ニイ.::. マト,,,, _r/.゚〉ニニニ弐ら.:.:..:.ヽ
  /,,,r‐''!′',.:.!,.:.:.. '.,‐ニ.ァャ',.:',`<テト.ヲ.:.:..:.:.ト',
rヽヽ、.:.l   !ヘヽ、./: : : :.!. ',.:.', .',-!/{.:.:.イイ/
.',=ヽヽ`l   l.:.:..:.:..!', _ - _',.:.:', ヘ.:.l.ソs。


いつの間にかに手にした槍の柄でぺしんぺしんと左手の平を打つランサー。
構わず鷲谷幸一は深いため息をついて、忌まわしき記憶に震えた。

(───言える訳がない、ビームが恥だなどと。ああ、思い出したくない。)

甘美な味わいがありながら飲み下すと痛みを生ずるもの。
喉元過ぎれば痛さを覚える。人はそれを黒歴史と呼ぶ。

「・・・や、本当にどうしたのさ。一人で抱え込める問題なの?それ。
まあ昨日の今日だし、流石に大きな動きはないか。多分。うん、ゆっくり休むがいいよ。みんなには私から言っておくから。」

【6朝基本行動】16:55下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ
・使い魔を飛ばす (内容併記)

ストレス解消
━━━━━
【鷲谷幸一のストレスが消せそうな行動、もしくはやりたい事】17:05下1
1、悩みを打ち明ける(相手併記)
2、みゆきに会いに鷲谷の屋敷へ
3、その他(内容併記)

2、みゆきに会いに鷲谷の屋敷へ
━━━━━━━━━━━━━━
娘の顔がみたくなった幸一はこっそり一人で自宅へ赴く。
雪の中バスを乗り降りして閑静な住宅街に入り、離れの武家屋敷まで歩いた時、その異変に気が付いた。
門が閉じられている。慣れた魔力の気配はかき消え、人々を寄せ付けぬ攻撃的な雰囲気を肌身に感じる。

鷲谷幸一はほとんど考える事もなく、娘の名を叫んだ。
もちろん返事はない。最悪の想像をして門へ近づいたが、

「はいストップ。・・・前々から思ってたけど、結構コーイチってさ、こう、突発的だよね。」

霊体化を解いて姿を現したランサーに肩を掴まれ押し戻された。

「───ランサー、ついて来ていたのか。」
「どうしてついて来ないと思ったのか私知りたいな。
みゆきちゃんに会いに行くのを止めるわけがないじゃんってのにさ。
こそこそとどっかへ行こうとするんだもの。その前に雪が降っている時点で気が付こうよ。」

顔を引きつらせる幸一にランサーは頬を膨らませる。
表の気配に気が付いたのか、屋敷内の動きが何やら騒がしくなる。

「んー・・・。ね、コーイチ。この中にいる奴らって一体何だと思う?」
【選択】下1
1、適当に答える(内容併記)
2、真面目に答える(内容と理由併記)
3、わからないと答える
4、その他(内容併記)

3、一旦自分は隠れる。
ランサーは霊体化して侵入して、みゆきの無事を確認出来るか?
連中の正体はよりもそちらが重要だ。
━━━━━━━━━━━━━━━━
「それが判れば少しは安心出来るんだが…!
いや、だがそれは重要じゃないか。ランサー!霊体化してみゆきの無事を確認できるか?」
「わかった、やってみる。コーイチは?」
「私は隠れていよう。済まないが、頼むぞ!」

肩を掴まれ真剣な瞳で見つめられたランサーはしっかりと頷き、霊体化して屋敷に侵入。
みゆきの姿を探しに屋敷の探索を開始した。




        .〃    , ー  ‐ヽ     ヽ    .ヽ
       〃    /'''  ¨ '' .'.,     .'.,    .',
      .∥.  .:. /         '.,     ',    .',
      .∥  ..: /           '., ',   ',    ',
      .,'   .:,'             .', !   ',   .l
        ..,'         _     ', .l   .',   l
        ''l,''''''''' ¨.:.:′    .:.:. ̄ ̄ ',.:!‐  !.   l
        ! z===ミ      彡===z',.l   !:.  l

        !《 匕:::ハ`      匕::::::ハ `ャ   l.:. :. .,'
        ::',ヽ 乂 ソ      乂  ソ イ..:  ト.:.:..,'
        :::.', ` ''''         '''' .,'/.:  .リ.:.:.'.',
        .:',ヽ     ′       イ.,.:  l!!.:.:..::..!
        ', .',      ____     u ,'  .:ノ.!!.:.:..:/     みゆきちゃんは見つからなかった。長老さんも。
       ヽ ', .',     マ   `ァ   ..:,'.:.:.イ,,.:リ.辷ら     屋敷に居るのはキャスターの所の奴らみたい。
      .ノ.:.:...ヽ +。    ¨¨¨   :.:.イ!.:.:..',泛ニ二〈     ヘンな機械で連絡取り合ってたし、多分間違いないよ。
     ./,'! .:.:..:', 泛二≧s。  .:.:..:イ.:.:.イ.:.:  .マニニニら
     .',! ',   .',ひ泛ァ.イ:/l: : : : : : _r''.ァ  .,!./''マえ圦,
        ゝ .!リ¨ .: : : :l: : マ三≦: ^l イ}イ: :   . イァ'' 、
     , -、. l/i      !: : : : : : : : : : !: :     イァ' /__ヽ

ュ,,_.rヽイ  イ ヽ_      .! ,, - ,,  ./     .イァ'./:/.:.:..:.:ヽ
   ./-/  ,,イ ',     l辷ニニニ辷 /    イァ.//.:.:..:.:..:.:..:.:.',

十数分が経過して、内部の様子を探りに行ったランサーが帰還する。
報告を聞いた幸一は幾分か落ち着きを取り戻していた。

「やはりか・・・。娘一人守れないのか、俺は。
みゆきじゃなくて俺がこの家に残っていれば良かったのか・・・?」

だが自責の念は更に強く鷲谷幸一を追い詰める。
魅力ビームを放っていた頃娘がどのような苦痛に晒されて来たかを思うと自分を殺したいとまで思ってしまう。

「悩んでたってみゆきちゃんは救えないよ!
多分中の奴らにはバレたけど、今ならサーヴァント、キャスターも此処にいないみたいだ。」

ランサーは穂先にはうっすらと文字が刻まれている槍を手に取った。

「───今の内に、皆殺しにしてこよっか?奴らを。」

【選択】下1
1、止める
2、止めない
3、頼む
4、その他(内容併記)


頼む。だがなるべく綺麗に頼む
血は落ちにくい
━━━━━━━

「・・・頼む、だがなるべく綺麗に頼む。血は落ちにくい。」



          ,  '      ' ,
        .,.  ,- '' .ヽ  ヽ ヽ.ヽ
       ./  ./    .ヽ .ヽ .ヽ .ヽ
      ,'  ,'     ,,,,,,ヽ .', .', ',

      .,  ,'_,,,,    .:.   ヽ',  ',.:..',
     .,  ''.!  __    千::ハァ  l.:.: l
     ,' . .!ャ'o竿    之ソ. !!.:. .ト.:.!

     ..! :', !,ヽ.ヒソ  ,    ゛リl.:./iリ.:ト,
     .l.,, .ム',.', 、、      u.!/-リ.:リ.:!
     i!ヽ、ヽ.',.    rヽ   +! ヽr泛}       えっ?・・・コーイチ?
      `  トヽ.:.+ 。    .イ !リ ト!ニニト
       ./ .:',マ泛ニニ千,,,,,,,,ァ',/-泛チ_.:ヽ

       ',!マ, マ泛プ/ャ-‐ /.:.:..:.:./ イ ヽ'.,
        ,,rt.:.:..:.:..:.!ィ= ァ.:.:..:.イイ l .! /  .',',
       イ i!tヘ.:.:..:.:.! ./.:>イイ  l l ,'.!  .',

      / !,' /ヽ`ー-! メイイ     !!,'.:!
     イ  .i!/ .r''''''''ァtr''''''''''''7    t!.:i
    イ  .:.:.l/ リ:::::::::ナト::::::::::::ァ   .:ヽ!
  /ヽ.:.:ヽ、.:.l  〉、イ:lll::ヽ::::ノヽ   .:.:!  zx

  .!イヽ.:.ヽ.:.ヽl 〈__,、::j!t:.:.:r :: イ .:.:. .:.:.!''¨==
./  .:.:.ヽ.ヽ.:!    `.:l l.:¨.    .:',.:.:.レァ''¨¨

′ -、 イャヽ.:.!       .:! !.:.:.     .',.:.:.!`',:
    ',  /! !      l. ',.:.:     ',.:.l .',
、    '.,.:.,'  !      .!. ',.:.      ',.l  !

ランサーは困惑した。このマスターは人を殺す事を嫌うと思っていたから。
だが彼女は微笑んでそれを快諾し、武家屋敷内のナチス残党を殺しにかかった。
人は戦いの内に死ぬべきなのだから。しかし、ナチス残党とは戦いにならないだろう。

【ヨゼフィーネ、どうする?(基本)】下1
大失敗以下で咄嗟に令呪使用
失敗で令呪は使わない
成功で涙を飲んで見捨てる
大成功以上で復讐の鬼

令呪は使わない
━━━━━━━
「わたし自ら救援に向かう!死なない事を最優先に行動せよ!」

総統代理の命に従い、彼らは真向から立ち向かわず最初から逃げを選択した。
誇り高きナチス残党にも逃走はあるのだ。
確実に仲間を逃がす為、殿となった三人の戦士を残して彼らは逃げた。

                           _

                       _, '/‐‐‐',- 、`  ,
                     ., '  , ‐‐  ,.l   ヽ ヽ
                    ./ ,'/      ! ト¨''‐- ',', .',
                   ,'  .,'    ,, ''¨!,' ',  .l .',', .',
                   !,  ! _,,,、   彡≡ャ .,'  i!! lヽ
                   ノ イl.',彡=ミ    ヒソ ./ ,'リl !.7
                   イ:.:.:.i! '.,マ.ソ     イ/  l //}.,'
                  {.!:.:./:.i!マ ',.  '   -ァ/ イ /辷ュト_
                  !:./ '' ヽ ヽ  `ー'-‐≦./辷圦‐ 、     ───ははあ、なるほどね。そう来るか。

                 ./:.{ ,  `   >' イイ- 、マ    .ヽ     だけど、逃がしはしないよ!
                  !_rイ    イ ソj !-ァ::::::::::::.',.:.    .ヽ
                     イ ,,_ イテ/イ:::::::::::::::::::', 、    ヽ
                   イ Y::;:;:Yイ/イ:l::::::::::::::::::::::'., .ヽ     ヽ
                 イ ._,,,,,,_}:::!;:リイ::::::::::ヽ::::::::::::l:::::::::ヾ ,ヽ
              イ`- ,,  .!:::::::}r-イ/:::r-‐‐‐‐`ヽ::::::!:::::::::::::ヽ> ヽ
            イ¨''''ヽ  ,└イ7::::ヽ!.!{;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ!:::::::::::::::::ヽ  ヽ
          イ     イ .r'イl !:l::;;::イ:::ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ヽ;;;;;;;;;,,::::::::ヽ

         /     イ   .!::::イ!:.:レ:.:!.:.:..:.ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:/¨  /''''''''''::::::::.',
        /    .イ      /!:.:.i!:.:!:.:.:ヽ:::::::ヽ;:;:;:;/  イ:::::::::::::::::::::::イ
       ./   イ       イ:/:::::i!::!:::::::::::`:::ヽ;:ァ- ''::::--------.イ
      /  .イ       イ_,,/;::::::!::i!:::::::::::::r-',‐ヽヽ::::::::::::::::::::イ
      ,'  /     r-‐''¨::::::イ;:;:::/:/::::::::::::.イ  ',¨_ヽl::::::r-イ
     /  /     ./::::::::::::/::::::::/:::/::::;;:::::t/ /r, .', イ`¨

ランサーは不敵に笑い、魔術を行使してナチス残党の行く手を阻む冬将軍を呼び起こす。
約20名の内、逃れ得るものがどれだけいる事だろう。
【助かった人数】下1
コンマの数だけ逃げ果せる

7人
━━
「───充分、時間を稼いだな。サーヴァント相手によく此処まで持ちこたえたものだ。」

殿となった三人は疲労困憊となるまで戦った。
出来て足止めの相手を翻弄し、時間を稼いで数人ばかりを逃がせたのは彼らの功績だ。

「称えよう。よく此処まで戦い抜いたよ、貴方達は。」
「貴様が何者かは知らないが、称賛は受けとろう。」

近づく死神の足音。だが、彼らに後悔も恐れも無い。
三人は自らの愛する者の為に実に戦い抜いた。───悔やむ事が一つだけあるとすれば。

「申し訳ありません、総統代理。
我々は貴方の命に殉ずることが出来ませんでした。・・・ヨゼフィーネ、どうか無事で。」



「片付けてきたよ、コーイチ。」
「綺麗に、とはいかなかったようだな。・・・うぷっ。」

返り血を浴びて所々を紅に染めたランサーが戻る。
屋敷内の惨状を外から眺めていた幸一の顔色は宜しくない。

「努力はしたさ。それより、はやく此処から離れた方が良いと思うよ。
奴ら救援呼んでたから。サーヴァントを相手にコーイチを守るのは正直ムリ。
それに、そんな状態じゃとてもじゃないけど戦えないでしょ。」
【選択】下1
1、逃げる
2、屋敷に残る
3、その他(内容併記)

3
礼を言って逃げる
━━━━━━━━
「・・・スマン。本当に俺は弱くなってしまったようだ。恩に着る、ランサー。」

気分の悪さを我慢して鷲谷幸一は血に汚れた我が家を去った。
果たしてみゆき、そして長老は何処へ行ってしまったのだろう。

ああ、みゆき、みゆき、みゆき!幸一の頭の大半はみゆきの事で埋め尽くされてゆく。
魅力ビームの忌まわしき記憶はみゆきを想う気持ちでかき消された。

【ストレス(重度)→平常】
━━━━━━━━━━
ナチス残党を警戒しつつみゆきを探して街を練り歩く幸一達。
雪は時間の経過を感じさせないが、駅前の公園の時計を見ると既に正午を超えていた。

        ,  '         .'  ,

     ., '           !      ヽ
    ., '             .l       .!.ヽ
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..,'                :.:.:.:!     ! イ  :.:.',. ',
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l              .:.:.:.:.:l      ! .ャ=≠ミ.!:. ',
!             :.:.:.:.:.:l     .. .', .t! .泛 .l:.:. ,.',
',             :.:.:, '''!     ::. .', ヽマ! ',: ,'リ
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. ',      .:.:.    :.:.{ { イl      :..!.,', ゛゛    ,'
  ',      :.:..   :.:.:ヽヽ .!      :.:',ヽ',     l
  .',     :.:.:.:.   :.:.:.:.:.ヘl .,,     :.',  `  ,,, /     みゆきちゃん何処へ行っちゃったんだろうね・・・。
   !ヽ   : :.:.:.:.  :. .:.:.:.:.:.:.!.lヽ     :',..  `‐′      無事だといいんだけど、やっぱりキャスターの所かな。
   l    :.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:../ ヾ: :≧s。  .',    .,'
   ヽ廴辷 、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./: : : : : l:.:.:.:.ヘ.!   ,'

    マニ二vニニニら辷ャ./: : : : : : /:.:.:.:.:.:.:/:.! ̄
    イニニニニニニニニニア,,,,,,,,,,,,: : :/,, :.:.:.:.:.!:.:.:ヽ
   7廴辷ニァニニニニ/:::::::::::::::::::¨!{:',    ヽ:.:.ト!
   ./  :.:.:.:.:千泛辷ァ::::::::::::::::::::::::::::`...、  !ヾ!
  /  :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,'/_,,,,,,,,,,:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::ヽ/ヽt、
 ./  :.:.:.:.:.: .:.:.:.:./-'':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ニ=‐_- _:.:.:.:.:.:.;:ヽメ 、
../  :.:.:.:.:. :.:.:.:.:.! ''¨¨¨¨¨¨¨ ''‐- :.:.:.:.¨ ‐- :.:.:.:.:.:ヽヽ



                     _\≧- 、
                  ∑ ̄ー::::`ヽ:::::::≧- 、
              _ -≦:::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::\
           <´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           ィ≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           Z:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≦´
           ζ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヾ:::::_≧
           Jヾ::::::::::::::::::>‐、ヾ、::::::::ソ三三\:::::\ゞ
           \:::::::::::::::::://八`≧j´`ヾ::\ー彡{ }=、>

             .}:::::::::::::::l ヽー< |::/  u\::ゝ    `フ
             j:::::≧ー::::ヽ、.'ノ〈、   /|.     r'
             }ー'     {`/::::::: ̄::´:::/.∧,.--‐<     俺はみゆきにどう謝ればいいんだ!
             |       /_::::::イ::::::::/ `´,  (     この戦いに参戦したのは元はと言えば娘の為だというのに!
            ノ`ー―- 、  ̄ ̄`ー'´、     j

          ==」、_     ̄`ヽ _::::  ̄テ ̄ ̄      馬鹿だろ。なんで戦いに巻き込まなければ安全だと錯覚した、過去の俺よ…。

          j///////≧- 、       `ー┤
         /////////////;≧- 、      |_
        ////////// ̄` <///≧- 、   .| !
       ム///////       ` 寸///≧- | .!
       ム//////           ` 寸///三ヽ
      ム;////         - 、    `寸///;|

      ム////             \     `ヽ/|
     ム//;/    ./          \     lム 、

幸一は公園のベンチに座り軽食を取ろうとするも、まるで喉を通らない。
もし娘の身に何かがあったとしたならば、もはや彼は生きていけないだろう。
【6昼基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)

此方に変更します。


【6昼基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

その他で娘探し、と思いましたが散策遭遇対象に追加します。安価下

散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
━━
【魅】:8
【運】:10
【魔】:7

下1 魅
下2 魔
下3 最終判定

散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
━━
【魅】:成功
【運】:成功
【魔】:成功

最終判定:自動成功

遭遇トリップ判定(1-6)下1
選択肢にみゆきとアクラ追加

#騎、魔、剣、アクラ、みゆき、弓
アクラ
━━━━━━━━━━━━━
みゆきの捜索を再開した幸一達は、意外な人物に出会う。

「おや、君は・・・アクラ君じゃないか!!」
「幸一さん!? ・・・令呪はもう聖杯に回収された。それにもう俺はマスターになる気はない。だから、その。」

金髪のトゲトゲ頭のサングラス男は鷲谷幸一に声をかけられると複雑な表情を浮かべた。
彼はバーサーカーのマスターであった人物だ。ランサーを見て冷や汗をかくのはその為だ。

「ハハハ、君に何かしようだなんて思ってはいないよ。どうして此処に?」
「ようやく仕事が落ち着いて来たので教会に報告をね。貴方こそ、どうして此処に?」
「それは、みゆきを・・・。」

鷲谷幸一が表情を曇らせたのを、アクラ=ドゥードゥーは見逃さなかった。

「宜しければ話を聞かせては貰えないだろうか。もしかしたら力になれるかもしれない。」

幸一は少し躊躇したが、アクラ=ドゥードゥーに事情を打ち明けた。



            ト'   `                  ∠__
      ト―- `   _,.-                   ∠__,
       \  __,∠.イ            ‐‐- 、_   ....:∠ィ
      ト―` /,ィ ./,         、  ‐、 `‐ 、‐`-   .:::/ィ
      .`>/イ, . ,'. !   l、  l、  ` 、  ヽ、ヽ_ヽ、 ..::/__
      </イ/,'  i ,イ l、 .lヽ  lヽ  ト、ト、  .ヽ, ヽト`、 /7
     <´イイ ,l i l/..ト,.lヽ l..∨ .l ヽ.l.ヽ.l\ト‐-ヽ_ヽ   ,イ

        >l /l l、.'.l l V ヽ.l .ヽト、ヽ `l `l _`_ ト、 ヽ,、 7
       /.l/ .l l i ,ィ'lヽ、,__ `l   ` `_,, -‐'´ .V!`>'/l、` l >
        ̄ /_,ィ.ト├――‐``,___r‐、_,r――――`'´lイi l、l /≦
          '´  ∨i    //,l__l.l.‐'.l_l  /⌒l////./ l,l.l' //
           ヽ` 、_ //,l  l   l ヽ/`‐,'// -イ i .リ/'´
             `.i `` / ,'  l /  / .__   ,'´´
                '、. /  i  .l ./  / ./、).l  ,i、_          なるほど、そういう事だったか。
                ヽ'  .,l   .l./  /,.イ ./ /,.l  .ヽ、        その特徴に合致する人物は───…
              , ィ./,'  '/  /  //   /, イ ,' l     `ヽ、
           /,、,.' /.  ,!      '  /イ  / .`l     ,イハ
            //:::l ,'   ,!       i'   /  l   /.:ハヘ、
     _,.. -‐ '' //.:::::l             l  ./   .l  ./.::::::ハハ ヽ、
  ,.ィ.'.´     /イ.::::::::!          /. ./     .l ./.:::::::::::::ヘヽ、 >-.、


アクラ=ドゥードゥーは仮想器官に記憶された情報を検索する。
神秘の秘匿に駆けずり回る彼ならば、もしかしたら幸一の娘の行方を知っているかもしれない。
━━━━━━━━━━━━━━
◆隔離風景(ネガティブフィルム)
 記憶転写の魔術。
 アクラは自身の記憶を脳とは別の仮想器官に転写・保存している。
 これにより、自意識や記憶情報に与えられ得る被害を常に最小に留めることができる。
 また、写真のように情報を視覚化することもできる。情報共有に便利。
 【このユニットは精神干渉・記憶改竄耐性を持つ。】

【基本判定】下1
大失敗以下で見ていない
失敗でナチス襲撃以前しか見ていない
成功以上で見つけた

一旦終了。

見ていない
━━━━━

         ヽー-ヽ                /ノ!_
         __\      ヽヽr         /
          \      /        、   ´ーァ
        <   /   /         ヽ!     <_
          _> /  / ! /      |   「  l    /
        `ーァ l/! _ !/l/!  ハ ト、ト、ト、! !   ! l    >
        /  .レリ二≧x! ヽ:!x≦二ヽ|ヽl ト、! <_

        ´ ̄/ 从:::::::::::!: : fニ{::::::::::::::! : }ニ∨Y} /
             フノ7/L、:::_}_ノ l ヽ::::::::::}_ノ ノノ/ _>
            ´   {´--'--,  }     ̄    r‐'<
             !| /´ ̄ヽ `      u./!/ ̄`        ……見当たらないな。
              }!/ ハ` ′-―-   /|: :! ヽ         鷲谷みゆきが通っている学校方面は
            --‐ヽ  `ヽ.   ̄  / / l`/  ト-        聖杯戦争参加者の行動区域からは外れている。
       /      .|\    `-r ´ / .|/  ヽ   `ヽ
     /   ヽ -―-!  \    }     / ,-、   !     \    バーサーカーは出会っていた筈だが、
     !   ヽ \   !  ./   ./  , -‐}/: : l: !  l― 、    ヽ.  視覚共有は胸糞悪いからしていなかったんだ。許せ。
     !    \ !   l//   ./`    /〈: : : :ヽ ',   \ / .l
      |     ヽ. . :! /     ′ヽ / ハ .!    :`ヽ! /   /  |
     ∧       ∨/     ∧   / /     !  l  /  /、
    / !      _/ /    /::.ヽ  .//__    .:|  .!:. /.:/ / /
    !  ヽ /   /     ./: : :. ヽ/イ  !  ̄ ̄ ̄ ̄! !:/.:/ / /

検索結果は思わしくなかった。
僅かほどの期待だったがアクラの答えに鷲谷幸一はがっくりと項垂れる。
無事であればいいのだが、連絡もないこの状況では期待薄だろう。

「気持ちだけでも嬉しかったよ、アクラ君。ああ、何処へ行ってしまったんだみゆきは。
頼む、神でも仏でも悪魔だってかまわない!どうか、どうかみゆきを無事に返してくれ!」

別れを継げて立ち去ろうとする幸一をアクラは呼び止め、一枚の紙きれを渡した。

「俺の電話番号だ。片手間にはなるが俺の方でも探してみる。
此方で見つけたら知らせよう。其方で見つけたら連絡を入れてくれ。」
「お、おお・・・!おお!ありがとう、ありがとう・・・!」

鷲谷幸一は感動の余りにアクラを抱きしめた!
こうしてアクラ=ドゥードゥーと鷲谷幸一達は別れた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アクラ=ドゥードゥーのスキル】
◆暗示
 他者の記憶を改竄する魔術。
 潜入走査や証拠隠滅など、神秘を隠匿する上での常套手段である。
 アクラは熟練の腕前を誇っており、生半な抗魔力で相殺・解除できるものではない。
 【魔比較判定で成功した際、対象の記憶を改竄可能。】

◆反重力光(ブラックヘロー)
 重量軽減の魔術。
 ガレキ撤去などに活躍するものだが、アクラはこの術式を応用して自在に飛行することさえ可能。
 索敵や急行、緊急離脱など、有用な場面は多い。
 【地形による-補正を無視】
 【索敵・撤退判定に+1補正。】

◆隔離風景(ネガティブフィルム)
 記憶転写の魔術。
 アクラは自身の記憶を脳とは別の仮想器官に転写・保存している。
 これにより、自意識や記憶情報に与えられ得る被害を常に最小に留めることができる。
 また、写真のように情報を視覚化することもできる。情報共有に便利。
 【このユニットは精神干渉・記憶改竄耐性を持つ。】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【この後アクラはみゆきを見つけたか(基本)】下1
ファンブルでみゆきの死体を発見する
成功以上で発見

あと二日もすれば月が満ちるであろう夜。
中立地帯の教会前で、親子の再開は果たされた。

「みゆき!ああ、よくぞ無事でいてくれた・・・!」
「・・・お父さん。ごめん、心配かけて。」

鷲谷みゆきは鳥鳴運動公園近隣の住宅という意外な場所で発見された。
ナチス残党とヨゼフィーネの手による襲撃を受け、命からがら逃げ出した彼女の取った行動は、

「あの人達の本拠地を見つけ出せば、聖杯戦争の参加者に辿りつける筈・・・!」

詰まる所、令呪を奪って聖杯戦争参加を狙うというものだった。


        , '     ., '         .ヽ
       ./     /      . , ‐  ,、  '.,
      ,'     /       /¨'''‐-t_.',   ',
      ,'   .: ./    ,' /       ',  .',
      !  .: .,'    .,' /         .',  .,
     .l  ..:.: .,'    !/-  ,,ャ       !  .!
     ,'! .:.:..:,'    !    :.:.    ャ,,_ .!  l
     /.', .:.Y.,'    .: ! _          !  !
    .〈 .:',.:.:!'.,,   ..: !`''ャュュ、   _   ,.!  !
    ,,', .:.:..:,','.',   .:.',',``      ''==ャイ,'  l
    泛廴ュ`.:.ヽ  :.!ヽ     '' ``/.:.//,, !

   ひニニニニ辷7ヽ  !.  ヽ  _   ///イノ!,'     いやー、びっくりというか逞しいというか。
   ら廴えをイ〈 ノ.:ヽ!ヘ、  .。s≦ !イ        もしかしたら私みゆきちゃんをマスターにしていたのかもしれないんだよね。
   /,, イ.:.:..:.:..:./  .:./ュ_/ヽ泛ニニ廴 .!.:.ヽ
 , ''ヽ:\.:.:..:.:..:.!イ  ',`ー: ',::::::::≧s ./  .!       ・・・コーイチ、今からでもみゆきちゃんに令呪返さない?

./ .',  ',ヽ:ヘ:.:.:.:.:.:.`ー .トr‐ニt',:.:.:.:.:.:i!!イ ノ !'
   .',:. ',.辷ト.:ヽ、.:.:..:ヽ'.,'¨u'',、.:.:...i!!!' .',          .,, ー‐ ァ
   .',.:.. ',t¨l ヽ.:ヽ、.:.:..:.'.,  ',.:.:ヽリ!ゝ', ',       r‐''  ’と,, -‐辷= ァ
  __ ',.:...!l=l   ヽ.:ヽ、.:.:', ',.:..://! .',', ト     .,' ,,‐-辷__ 二-- ネチ

''¨  ヽ-',、.!=!     .ゝ.ヾト', ',イ:/」_.', .!',    .rt        __¨ イ
`     `}ァ      r-''''''''ト_',,,ィ ̄::::7 .! ,,',   /`ゞ辷r-‐‐''¨
      .イ7      ',::::<三>tjヽマ::::', !三ィ', .イ   ./
【6夜基本行動】下1

一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:48/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画
━━━━━━━
「みゆき、お前学校はどうした?」
「休んだ。」

「駄目じゃないか、ちゃんと登校しなきゃあ。将来苦しむのは君なんだぞ?」
「あやめがいない学校になんて行きたくない。将来困ってもお父さんには関係ないし、私も構わない。」

「やだ、うちの娘怖い。」
「───お父さん。私、覚悟決めてきたから。」

「だから令呪返して。」
「絶対嫌だ。」
「わからずや!」


「まーたやってるよ、あの親子。」

ランサーは苦笑いをしながら鷲谷親子を眺めていた。
鷲谷幸一が諦めない限りはマスターは彼のままだろう。

「ま、彼が諦めない限りはついて行ってやるか。
抱く願いはコーイチの方が面白いしね、うん。」

ランサーは言い争う二人に聞こえない位の声でひとりごちた。
裏切りが発覚して以来、鷲谷幸一に対して好感は持っていないが、
それでも彼女は幸一が裏切ったり、彼女のプライドに抵触しなければ裏切るつもりはなかった。

「どれだけ持つかなあ、コーイチの権力とやらは。」

ランサーは嗜虐心半分、期待半分で鷲谷幸一の未来を想像していた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

「そうだ、お父さん。私、お父さんに前から言いたい事が有ったんだけど。」
「なんだい?みゆき。」

「私、魔術師になりたい!
そうすれば、きっとお爺ちゃんだって私に嫌な顔はしない筈。」
「みゆき、自分の人生は他人に決められるものじゃない。」

「じゃあ令呪返して。」
「お父さんの生き方はお父さんが決めます。」

【トリップ判定(1-4)】下1

#剣・魔・騎、弓
キャスター
━━━━━━━━━━━
今回はここで終了します。
長時間お付き合い頂きありがとう御座いました。

キャスターは月を見上げながら珍しくも意気消沈し、弱音をぽつりとこぼした。

「人の理とはかくも無情なものなのか。
ボクはただ、神官としての務めを果たさんとしているだけなのに。」

『雪花石の奉納円環』を用い、膨大な魔力を失った。
九つの内二つを消費した事が何を意味するか、王の娘は充分に理解していた。

「……キミの決意は堅いんだね。」

街灯の明かりに照らされた公園に冷たい風が吹き抜ける。
アッカドの女神官は風に視線を下すと、公園の入り口から入ってくる人影に気が付いた。


「ヨゼフィーネ。」

口元を固く結んだマスターがサーヴァントの元へと歩いてくる。
そういえば、もう久しく彼女の笑顔を見ていない。
ライダーへの憎しみはヨゼフィーネの美点をことごとく失わせ、確実にキャスターごと破滅の道へと導いてゆく。

「キャスター。ライダーの奴らがこちらへ来るつもりだと使い魔で連絡して来た。
あいつ等と同じ場所の空気を吸うなどまっぴらごめんだ。適当にあしらい追い返せ。」

「それは出来ないよ。」
「出来ないのではなくやらないだけだろうが。
貴様は才能に溢れていると思っていたが、失望させる才能も秀でているようだな。」

「…ボクはキミを出来るなら喜ばせたいさ。キミがそれを望まない事がとても悲しい。」
「ふん、どうだかな。
マスターに無断で行動するサーヴァントの言葉など、どうして信用できるものか。」
「それはっ!…ゴメンなさい。」

失敗の負い目から言葉に詰まり、強く物言うことも出来ない。
一度の失敗でヨゼフィーネの態度はガラリと変わってしまった。
だが無断で行動し致命的なミスを犯してしまえば、信頼を失う事もまた無理からぬ話だった。

「ハッ、時間の無駄だな。貴様のおかげで体調がすこぶる悪い!
早く鈍い頭で用事を済ませて休まねばな。・・・ああ、甘いものが恋しい。」

曇るキャスターの表情に満足し、最後の言葉は呟くように、ヨゼフィーネは悠々と公園を後にした。
その後、前回の戦いの反省から拠点を共にせんと訪れたライダーに、
キャスターは事情を話し、ほとんど平謝りして帰って貰う事になる。

【7朝現在】

【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:52/80
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:19
【状態】:平常

【令呪数】:二画


【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:48/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:24/40
【状態】:重傷

【サーヴァント】:アクハト
【コスト】:20
【状態】:平常

【令呪数】:四画

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:79/90
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【陣営】:キャスター
【マスター】:ヨゼフィーネ・ゲッフェルト
【現魔力量】:9/70
【状態】:平常

【サーヴァント】:エンヘドゥアンナ
【コスト】:26
【状態】:ストレス

【令呪数】二画

昨日程風は強くなかった。
外は一面雪景色で、朝から気だるそうに雪かきを行う老人が見受けられた。

鷲谷幸一はランサーの言葉もあり、斎木家から離れて近辺の安宿を取っていた。
中学生を連れ込むおじさんの図ではあったが御揃いの三白眼が彼らの関係を証明する。
別段洋室も苦手ではなかったものの、最低限整えられた和室に鷲谷幸一は安らぎを覚えていた。


「お父さん、寒くないの?」
「ははは何のこれしき!…ヘックシ!」
「・・・あのさ。あんまり無理しないでよ、気使っちゃうじゃん。」


              >::´/___
            /:::::::´:::::::::::_∠
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        ∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧
        .≦-::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
         \:::::\:::::::\;;;;;_ヽゝテ´ ̄
          lヽ::ゝ≧!ー{ ≦-'}:|ノノi

           Y::}.フ´j `ヾ ̄ !゙゙゙;|、
           j-、:! ,、  ,、 }_ソ ./ i::::...           この雪この寒気もみんな君の一部なんだ。
          / i ! ゝ´ ̄ ̄// ム:::::::::::..          どうして疎む事が出来るだろう。
        //i `ー`=='´--'  ////ム=/`ゝ

       //;/∧  /::::ヽ    ///////i   \     ───私は君の全てを受け入れるよ、ランサー。
     /∨////∧. /ヾ::::∧  ////////i     ` <

    /  ∨////∧  j:::::i ヽ./////////i         ` <
  /    マ;////;∧ i::::::i  /////////;i          / }
 /.      i;/////∧ i::::::::∨/////////i         / /

. {       i//////∧:::::::::///////////i     }.   / /
. ∧      }///////∧::::////////////i    / j  / /ー、
  ∧、 、|.  i/////////;Y////////////i  } i /  / / /ヽ
   ヾヽ Y ノ//////////////////////∧ / / //. /
  _ハ\.ノ//////////////////////////∧ /ノ ノ /

  \  <////////////////////////////∧ i /   ゝ
   <`ヽ∨/////////////////////////////\
   } ヾ、∨//////////////////////////////7、
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       .,  '    -彡      .'  ,
     , ' ,,-‐''            ヽ ヽ

    .,.' , '       ,   、       .ヽ .ヽ
   .,' ., '       /-‐‐‐‐-`.、      .ヽ ヽ
  / /      /        ヽ       ', ',
 .,' /      /           ヽ    l   ', ',
. ,' .,'  ./   /             ヽ  :.:!   ', ',
..,' ,'   !:.  ./               .',  :.:!   ', !
.,' i   .!:.: /  ,,,,,,,,_       ,,ャァ=- ,,__',:.:.:!   .', .!
l !   l:.:.ァ-'''¨  :.:.:.:.      :.:     .',:.:!   ! .l
! .l   .!:.:/   _         __    .',:l .!  .! !
! .!   .!/ ,,,,x===ミ`       z=====ミ .',! .l   !'
', !   ',.〈  .匕::::::ハ`       .匕::::::.ハ ア ,'   .!
.',l   .. .!ヾ {:.{!:.:.:!}:!        .{:.{!:.:.:..ソ./.!.,':    !
. l    :.:.', ` .弋__ノ         乂シイ ,','.!:   !',
. }   :.ヾ、///     .〈!      ///.イ.,'l   .! .!
,'.!.|',   !.,ヽ                 ,'.,'  ./!.!.,'       コーイチ・・・。
.{.',',:.:ヽ  'ト',                 .,':l .ノ!:.:リ/
. ヽヽ:.:.l:.:ヽ{:.'.,       ァ'' -       .s:.!':. l:.:.l,'_
   ゝ/: :.:.:.{:.:..ヘ            イ:.:.:.:.:!:  マニヲ
  マ7   :.:.ト廴__ァュ≧s。    s≦.マ三三リ   テ} ドキッ
  .リl.,'',   .マニニニ.! ィ.!: : : : : : : :r,,lヽ.〉ニニ/,   /ヽニヽ
. マ7キム、  ト、ニヲ:::::!にニニニニァ,ァ::::::ヽマ.!  /匕乂ひ
 /ー--'ャニヽ. !::::::::::::!': : ` ̄ ̄: : /:::::::::::::::::',./ー': : : : ',

./   イ:.:.:.:.:}ノ:::::::::::l: : : : : : : : :./:::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.≧s。 .',



「ごめん、全然ときめかない。」
「君の冷たさが一番身に染みるな・・・。」
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【7朝基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

終了。安価下

あまり口出しはしない方が良いとして、情報をどうぞ。

日記宝具は現在使用不可。
エンチャントはこのターンで一部使用可能。
アーチャーは行動可能。
ライダーは何もなければほぼ確実に参戦。

ランサーの問題は何一つ解決していない為余程の事がない限り令呪使用不可避。
冬告はこのように処理。
【VSライダー】
宝具効果の最終数値は大体特定条件下特攻や戦場にかかる効果として想定する。
この場合「相手の最終数値を-8減算」は適用。
(ただし武器を身に付けている為ライダー戦には参加出来ない。)
後は不枯の蓮華環の効果はライダー自身にしかかからない為、騎乗している場合は判定・状況次第で「ヴィマーナ」破壊可能。

【VSキャスター】
魔力さえあれば自然事象としてエンチャントで冬の化身、魔術ごと反射・利用される。

後は、使う場所によっては即討伐令もの。
他陣営トリップ判定お願いします。

【他陣営トリップ判定(1-4)】下1
━━━━━━━━━━━━━
今度こそ終了。

そこらへんのシステム理解がちっとも進まんてか解らん

キャスターの宝具、自分には使えないんじゃ?

>>505
システムや規定された効果は基本、>>504みたいのは応用・発展。判らないのが当然。
データを持っている>>1しか判らない事もありますので、これはどうなの?と聞いてください。

>>507
多分それエンチャントを「雪花石の奉納円環(ニン・メ・シャルラ)」と勘違いしてる。
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#ゆみ、けん、ま、き
キャスター
━━━━━━━━
ピンクと白を基調とした彼女の部屋を武骨で灰色の、所々罅が入った壁が囲っている。
ヨゼフィーネは白いベッドに横たわり、天上の壊れた電灯を見つめ、物思いに耽っていた。

「試練の中でたとえ我が民族が滅んでも、わたしは涙しないだろう。
総統はその様に仰ったそうだが、やはり及ばぬものだな。敵が滅びればわたしは笑うが、仲間が滅びればわたしは涙する。
───クソッ!鷲谷め!許さん、絶対に許さんぞ!わたしに逆らう事がどういう事か、今に思い知らせてやる!」

総統代理は鷲谷幸一とランサーに与えられた損害を想い、唇を噛み布団を掴んで絞り上げた。
長老に尋問を行い、幸一達がナチス残党に行った事をそのまま彼にし返し溜飲を下げたが、
失った彼らの事を想えば今度は涙がにじみ出てきてしまう。

「なんで、なんでよ・・・!どうしてみんなしてわたしの邪魔をするの!
味方だと思っていたのにキャスターさえわたしを裏切って・・・!わたしを慕うみんなはどんどん勝手に死んでいく。奴らが奪って壊していく!
第三帝国復興のために、わたしが小さな頃から一緒に戦ってきた仲間なのに・・・。」

「うむ、暖かい。」

幸一は服の重要性を身に染みて思い知り、満足して頷いた。
セーターを一枚着込んでダッフルコートを身に纏い、この数日で駄目になってしまった革靴を防水性の靴に履き替えた。
それは父を心配した娘が宿から飛び出して駅前まで行き、わざわざ買って来たものである。

「ありがとうみゆき。しかし、俺の服や靴のサイズなんて良く知っていたな。」
「家族だし当然でしょ?…お父さんだって、私のスリーサイズとか知ってるくせに。」

みゆきはふくれっ面をして恨みがましそうに父を見る。
反抗期真っ盛りの娘に対し、困った顔をして幸一は頭を掻いた。

「そりゃ、子供のはな。でも、俺は親父が着る服の大きさなんてまったく興味持たなかったんだがなあ…。」
「そして女子には興味津々だったと。」 「おう!」 「最低、死んじゃえばいいのに。」 「ははは可愛いなあみゆきは。」

わしわしと頭を撫でられて、鷲谷みゆきは様々な感情が要り混じり、複雑な表情を浮かべた。


「しかし、ライダーとは勝負になると判ったけど。
・・・その後にキャスターとの戦いが控えてるんだよね。
幾らセイバーと共に戦えるっていったって、もう工房は完成されてるだろうし・・・。」

眉間と両頬を指で抑えて顔を支えながら、ランサーは深いため息をついた。
鷲谷幸一もつられ、同様に深いため息をつく。

「ライダーも軽く見る事が出来る敵ではない。
アーチャーを引き込めれば良かったんだが・・・はあ、頭を下げてでも助力を仰いでおくべきだったのかもしれんな。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【7昼基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

発見判定『魔4知4運2』
━━━━━━━━━━
【魔】:7
【知】:4
【運】:10

下1 魔
下2 知
下3 最終判定

発見判定『魔4知4運2』
━━━━━━━━━━
【魔】:失敗
【知】:失敗
【運】:成功

最終判定:失敗
━━━━━━━
【接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

トリップ判定(1-4)下1

#けん、ま、ゆみ、き
キャスター三連続
━━━━━━━━
処務の報告に彼女の部屋を訪れた護衛官は眠るヨゼフィーネの顔に涙の跡を認めた。
彼は報告書を書き置きと共に机の上に置き、その場を去った。

「ヨゼフィーネちゃんが泣いてたみたいだって?」

護衛官はこくりと頷いた。
武器の整備をしていた40代ほどの中年男性はその手を止めた。

「・・・無理もねえな。この戦いでみんな死んじまった。責任感のある良い奴ほどどんどん先に逝っちまう。
ヨゼフィーネちゃんはあれで俺たちの事を気にかけてくれているから、猶更辛いんだろうなあ。」

中年は遠くを見る目をした。
神妙な面持ちをしていた護衛官は意を決して自分の想いを伝える。

「・・・なに?ヨゼフィーネちゃんに何かしてあげられる様な事はないかって?
いや、確かにお前さんは決して要領は良くないし優秀とは言えないが、それは気に病む事じゃない。」

かぶりを振った護衛官は、特別自分に親切にしてくれる彼を真剣なまなざしで見つめた。

「うーん・・・。そうだなあ。ヨゼフィーネちゃんが喜びそうなものと言えば────。」

ペーパーバッグを嬉しそうに携えて護衛官は帰途につく。
たどたどしい日本語で欲しい物を店員に伝えて購入したケーキは、総統代理な彼女を喜ばせるに違いない。
うきうきしながらスキップでもしそうな足取りで歩いていると。



ニニ /  γ八_八__)人___八____人__ノ Y_ニニニニニ,'
ニニ,'f¨ヽゝ'             {  } Yニニニ=/

ニ=/ ゝ '           :|  | ∧、 `¨´ゝ:'、ニニ=/
ニ(__) { !   |∨    |  | ∧ヽ     }ニニ/
ニニ|  :|:|∨ :゚。ヽ.   :|:  ,'ヽ. ∧ ヽ    !ニニ!
ニニ|  :|ハ ∨  ゚。 ∨ :| /   >‐‐七ニ   !ニ=/
ニニ|  :| rミ_‐---、 ヽ. | ,' -‐ ム斗=-ァ'´ |ニ {
ニニ|  :| ヽ笊芯㌻  \   ヽゞ=≦´|: // |ニ }
゚。ニ !  :!: ゚。≧=-                !// |ニニi
..}ニ |  :| ∧ |:::〉      i      :リ,' /ニ=!
..∨ニ!  :!  ∧!,'        !       ,イ/ :,'ニニ|
 Ⅴハ。 ゚。  ∧    、__ イ  / :!  /ニニ=!       ・・・お前は、キャスターの所の奴だな。
  i!ニパ。 { /:! >   `こ´   ,'!   ! ,'ニニニ|
/ニニパ。|/ !  !゚。>―‐く.  !!   |: ,'ニニニ込、
ニニニ ∧:!゚。 |  |: !  |:}  i:! :i:!   !/∨ニニニ ≧x
ニニニニ }    :!::|  :}:!  :i:! :i!    ∨ニニニニニ≧x
ニニニ==ハ\.  :レ'  |:!  :i:!     __... Vニニニニニニニ
ニニニニ={  丶.     `    _...-‐   Ⅴニニニニニニニ
ニニニニニ|   `ヽ、    /        ∨ニニニニニニニ
ニニニニニ|                  ∨ニニニニニニニ



松葉杖をついた、どこか悍ましさのある少年に前を遮られた。
護衛官は直観的に気が付いた。聖杯戦争の参加者だ!

【護衛官基本判定】下1
大失敗以下で人質に取られる
成功以下で言伝を頼まれる
大成功以上でヨゼフィーネの元へ案内を頼まれる

人質に取られる
━━━━━━━
泣き疲れて眠っていたヨゼフィーネは夕暮れに目を覚ました。
報告書に目を通し、各所に命令を下す為に護衛官を呼び付ける。

いつもならば呼び付ければすぐにでも駆けつける彼が、今日に限って姿を現さない。
違和感を覚えた彼女の元に悪い知らせが飛び込んだ。



/:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:リ:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/.::.:.:.:リ:.:.:.ハ:.:.:.:.:/:.:.:.:イ:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:i:.:i
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‐:/_:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:/.:.::.:.:./ l:.:/ 彡':.:.:.:.:.:.:.:.:.リ:.:./:.::.:.:.:.:.l:.:ハ )

:.:.:.:.:.:≧=__:.:. __  --イ:.:.:/.:.:/:.::.:./ レ     ':.:.:,:.:.ャ:.//i:.:.:.:l:.:.:.:l/:.:l
≦¨ア== ≧㍉‐- ゞi/.:.:.:.:/:.::/     ムイ':.:.:.:.:.:':i:.:.:.l:.:.:.:l:.:.:.ノ:.:.;'
 /::::::::::::{__}:ヽ ヾ /イ:..:.:.:.//    -=≦≠= ヽ:.::.:.:.∨:.!:.:.:リ:.:.:.:.:./   ノ
./:::::::::f´ `i:::::::}  彡:.:.:.:.:.:/'       /::::::{__}::ヽヾi:.i\:∨:.:./:.:.:.:ミ=‐- ´
{:::::::::::乂_,ノ::::::リ //:.:.:.:.:.:/      i::::f⌒!::::::::} ヽ.:.:.\:./:.:.:.:.:/   )

弋:::::::::::::::::::::::ノ  /:.:.:.:./         {:::乂ノ:::::::リ  }:.:.:.:.:'\.:.:.:ミ‐-- ´
 _` …- ‐ ''´ 〃:.:.:/           弋゚:::::::::::ノ_  l:.:.:.:.:.:.:.〉ヾイヽ
    /   //:/              `¨¨´    l:.:..:.:.:./.ゝ:.:.:.∧
       /:.:/         丶               リ.:.:.:.:/、.:.:.:.:.:ミ=‐‐ 、
      /:, イ                     /:.:.:/:.ゝ:.__:.:.:.:リ
  ー=彡 '゙                      厶イ:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.ヘミ=- 、
                             ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l\ヘ   )    ───出かけたきり、帰ってこないだと!?
                              .:.:.:.ゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:,  ゞ、
                           イ:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.\  丶
\       ⊂二 ニニ= ==っ         イ:.:.|:.:.:ヽ:.:.:.:.:ヽ:.`ヽ:.:.:\
【続きは夜の行動後】

地方ニュースでいよいよランサーの齎す雪が異常気象として取り上げられた。
神秘の秘匿を担当するスタッフにも広範囲に齎される気象に対しては限界がある。
町に住む一般の人々が、この異常に気が付き始めていた。

「・・・不味いな。はやく聖杯戦争を終わらせなければ、思わぬ横やりが入るかもしれない。」

深刻な面持ちで鷲谷幸一はテレビを見つめている。
ランサーは霊体化しているものの、やはり表情を暗くしているだろう。
運ばれて来た夕食の残りを片付けて鷲谷幸一はテレビを消した。

【7夜基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

索敵 発見判定『魔4知4運2』
━━━━━━━━━━━━
【魔】:7
【知】:4
【運】:10

下1 魔
下2 知
下3 最終判定

【魔】:失敗
【知】:成功
【運】:成功

最終判定 成功

【発見トリップ判定(1-2)】下1

#騎・魔弓
キャスター・アーチャー
━━━━━━━━━━
ナチス残党総出の捜索だった。
手分けをして広大な市内全体を捜索し、護衛官を見つけ出そうと躍起になった。
ヨゼフィーネ本人は廃ビルの前で少しでも早く部下達の報告を受けようと、落ち着かなそうにそわそわして護衛艦の無事を祈っていた。

その祈りが届いたのか、護衛官が彼女の前に現れた。
───サーヴァントを引き連れたマスターと共に。


                             ト
                             | =-
                             |ニニ=-
                             |ニニニ=-
                             |ニニニニ=-
                             |ニニニニ=-
                       -‐――┘ニニニニニ=-
                  /ニニニ二三 _ニニ ニ=-
                 /ニ二ニ=-γニニヽ:γ __<二=L
 r――――――――<ニニニニ=-‐┘ー‐┘乂ー‐人クマ‘:,

  -=ニニニニニニニニニニニニ=- <ニ> 厂     ̄  ≧寸!
     -=ニニニニニニニニニニ=-} 「 ̄        ∧ /∧
      -=ニニニニニニニニ=-=彡  |    {  l  / ∨ /ハ
        -=ニニニニニニ=- :.ト   l\  {、 !   / V :/ :!
            -=ニニニ ニ=-  ∧ \|_\{ Ⅵ /ィfア r∨ /|
            -=ニニニ=- / ∧-‐====ミx l/   {:リ| |
            -=ニ ニ=-  / ∧  「[        ー‐ト∨/
             |ニニニ{\ ,/ ∧、__}ノ ノ    `  Ⅴ |
             |ニニニ{  丶 / ∧ ハ         / :!       もしやと思って少し待っていたんだが。
             |ニニニ{≧=‐\ { V `ー― '′ /从 |       こうも図に当たるとは、今日のぼくはついているみたいだ。
             |ニニニ ‘:,::::::::::: \乂_  ____/::|ニ| l
             |ニニニニ‘:,::::::::::::::「 ̄   /::::::::::::: |ニ|/
             |ニニニニニ‘:,:::::::::::l/∧∧ハl:::::::::::::::::|ニ|
.            寸ニニニニ ‘:、:: / ∨∨VL:::::::::::::::l /

                \二二二二 ‘:、ー‐- 、   ` <::| ≧ミ
              「ニニニ 「 ̄\ ‘:、         \ニニL
             |二二ニ ‘:,.   寸‘:、      ___ 寸ニ|
             |二二ニニ‘:、   寸 ‘:、   /:「 |: \ Vニ|
             L三二ニ=-‐┘   /二ニl /:::::::|・|::::::::〉 マ{
             |____     |二ニ| \::::: | 」:::::/   }}
             |ニニニニニ\_/二二|   丶::::: /   {{
             |二二ニニニニニニニ |            }‘:,
             |\二ニニニ|二ニニニ|            }ニ{
             |    ̄ ̄ ̄/|二ニニニ|            }ニ{
             /\___/  -=ニニニ|―一   l   ー }ニ{
               / \ニニ /   }二ニニ |           }ニ|
            /\ 丶ニ/     }ニニニ |     /     /___|
.           /ニ=丶._/    /二ニニ /     /     /ニ=|


松葉杖をついた慧眼を持つ少年は名前を名乗った。
そして今にも気絶しそうなほど狼狽しているヨゼフィーネに無駄な情報は与えず、
守る者が居ない彼女をアーチャーに指示して拘束させようとした。

「おっと、令呪は使わないでくれよ?
コイツがどうなってもいいんだったら別だけどな。」

どうやら彼はキャスターが駆けつける時間も与えてくれそうにない。
令呪をかざしたヨゼフィーネに幸 祝は忠告する。
このあわれな総統代理はその言葉に迷った。
━━━━━━━━━━━━━━━━
【ヨゼフィーネ、令呪を使用するか】下1
大成功以下で使用しない
クリティカルで使用する

クリティカル、使用
━━━━━━━━
ヨゼフィーネは囚われの護衛官を見つめた。
申し訳なさそうな表情を浮かべている彼を、どうして切り捨てられようか。

───だが幸 祝に慧眼があるとても、ヨゼフィーネもまた歴戦の頭脳を持っている。
仮にこのまま己が囚われの身になったならば、どのような結果を齎すかを見抜いた。
自分の愚かさの為に、優しさの為にナチス残党を皆犠牲にしてしまう事だろう、と。
総統代理の名は伊達ではなかった。



                    ⌒ヽ 、
            -zー- .、_ i }  -‐ 、

          ´ /    / }ノノ≦⌒ヽ 〉
   .ィ   /          / ⌒ヽ   ‘,//
  ' {   /     /  {ノ  ノ }    メ '
  辷zzzー  ー======彡 ´イ /.} !   }

      /   /  __ ィ斧気メ / 人  ‘.iト、
    ノ  /  ´ / 弋沙' }/´ ィ斥\‘,
  ー=彡 ' //   {    /´   込リ〉、ゝ`=-
   ′   {' /    ゝu.  ,  = 、′ | 人 从
  {从   イ    八    {   V  人  }ノ         令呪を以て命ず────!
    从/≠ミー-  _\  ー‐ ' / ヽ \
    //     `≧x   ≧zrx 彡ヘ  \ `ー    }     (・・・済まない!お前の仇も、必ず───!)
  //イ     / /} \   }ヽ⌒ヽー 、  、  ノノ
   .' ! z≦`¨_//   ヽ≧zz \::ハ   \ ` <
   { | `¨¨¨¨¨L}     \≧zzヽ::} ≠≧x、   ヽ
      |   ヽ         `¨ヽ、, =ミ  〈〉 ヽ  从
      ー- 、 \            ′  ‘,   }}/ '
          乂  `¨ヽ       _.|    }\  リ
          \  ‘,    ´  八   }\ヾ廴_
           \  ∨ /     }    !  ヽ _}}
            \_{ /    rー‐ヘ   ト ミ }  `ヽ
               ′  ノ   八    `ヽ   }}、
              {  r ´     }     -‐  `ー= ¨¨ヽ
              ヽ ノ  {   {ー‐ ´   , ー‐-   _ノ
             ,-‐ ⌒{  、  \ _ 彡    ト  〈〉 \
              {  `r へ  \  ‘,         . ヽ 、   ヽ
                 \  `ヽ \ `く⌒}      /   ハ‘,  ‘,
                  }`弋ニ〉 `く )ー′      /   //マム     .
                /Vハ  \ `        _ノ  //  マム   .
                ノ  Vハ   `7      r     //    マム   }
            /    Vハzz、 乂   ノ  , 、//      } }  }
           /      >/ノ   `¨´  弋/≦      } }  }

キャスターとアーチャーの戦いが始まった。
使い魔越しに経緯を目の当たりにしていた鷲谷幸一は、少しばかりヨゼフィーネに同情を覚えなくもなかった。

「しかし、アーチャーのマスターは一体どうしてしまったんだ?つい最近まで健康体だった筈だが。」

幸一は自分の知らないだけでどこかで戦いが行われたのだろうと思った。
使い魔越しに戦いを眺めるのも良いが、今から向かえばどちらかに加勢する事も不可能ではない距離だ。

【選択】0:20 下1
1、安全な所で戦闘を眺めている
2、アーチャーに加勢する
3、キャスターに加勢する
4、その他(内容併記)

アーチャーに加勢する
━━━━━━━━━
【参戦ターン】下1
0123 三ターン目
456  二ターン目
789  一ターン目

三ターン目
━━━━━
【キャスター】
判定能力
筋:1
耐:1
敏:3
魔:6
運:5

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3+4
【運】:2

【スキル】
◆陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
【工房作成可能。工房での戦闘時、有利判定最終数値をランク分+。】

◆道具作成:-
 道具作成スキルは、スキル『エンチャント』によって失われている。
【礼装作成可能。】

◆神性:C
 神霊適性があるかどうか。祖父に主神エンリルを持つ。
 【相手との最終数値が同値の場合、此方が有利を取得する。】

◆エンチャント:EX
 概念付与。本来は作家や脚本家たちの所有するスキル、
 ……であるが、最古の語り部にして神官たるキャスターが
 紡ぐ言葉はそれ自体が比べ物にならないほどの魔力を帯びている。
 キャスターの場合、自然事象を宝具に変化させ強力な機能を追加する。

【規定魔力消費による物品及び人物強化。キャスターの場合、C~Aランクの宝具に強化可能】
【特に得意とするものは自然事象の宝具化である。また自然事象による敵サーヴァントの攻撃を宝具化しカウンターも可能】
【例】
【風→Cランクの対人火力宝具】【消費15:魔能力判定数値+4】







【アーチャー】
判定能力
筋:5
耐:2
敏:4
魔:3
運:1

能力判定数値
【筋】:6
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:5
【魔】:3
【運】:2

【スキル】
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

◆単独行動:D
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。
【戦闘魔力消費を合計ランク回数分カットする。】

◆天の弓:B
アーチャーの固有スキル。
狩りの名手としての手腕の再現。
探索、攻撃時に自身の位置補正を地形・空として扱える。
これにより探索範囲、射程、攻撃力、命中率に上方補正が見込める。
【狙撃・索敵判定に+1補正。】
【筋敏能力判定数値+1】

◆挑発:D-
言動によって相手の敵意を湧き立て引き付ける技能。
Bランク以上になるとスキル宝具の発動妨害としても機能する。
生前のアーチャーは取得していないスキルであるが、
女神アナトとの争いの逸話再現により装備されている。
そのため、女性に対し効果が上昇し常に発動している。
【女性対象、女性ユニットのスキル・宝具の対象が全てアーチャーに寄る。】

【宝具】
◆『無銘・弓(アクハトの弓)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:3~70 最大捕捉:1人
アーチャーの誕生祝いに工芸神コシャル・ハシスより贈られた幻想種の角で造られた弓。
コシャル・ハシスの造った他の武器『アイムール』『ヤグルシ』などのように呪的名前を付けず、
ただ弓としての優れた機能を求められた作品。
この弓を欲した女神アナトに奪われた際その直後に湖に落とし消失した。
この逸話を再現してか、「アクハト以外に装備が出来ない」というバッドステータスが付与されている。

【筋・敏能力数値+2】
【アクハト以外に装備が出来ない。】

【補正】
キャスター、ストレスにより有利判定最終数値に-1。

【その他】
三ターン経過で鷲谷幸一とランサー到着
五ターン経過でイベント(ナチス残党)

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:9優位
耐:6以上優位
敏:6以上優位
魔:2以上優位
運:1以上優位

下1-5 連投お願いします

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:劣位
敏:優位
魔:劣位
運:1以上優位

「キャスター」
敏=2

最終数値=-1

「アーチャー」
筋耐魔=6+3=9

【省略、アーチャー1有利獲得!】

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:9優位
耐:6以上優位
敏:6以上優位
魔:2以上優位
運:1以上優位

下1-5 連投お願いします

【補正】
キャスター、ストレスにより有利判定最終数値に-1。

【その他】
三ターン目鷲谷幸一とランサー到着
五ターン経過でイベント(ナチス残党)

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:劣位
敏:劣位
魔:
運:1以上優位

「キャスター」
=2

最終数値=-1

「アーチャー」
筋耐敏=6+5=11

【省略、アーチャー2有利獲得!】

━━━━━
三ターン目
━━━━━
空より降り注ぐアーチャーの矢。
キャスターはエンチャントした暴風にて応戦するも追い詰められてゆく。
これが工房内の戦いであれば、こんな事はなかろうに。

───そして追い打ちをかけるように、冬と鷲が現れた。


           .// /::::/      ___                   !  //
        / ./:::://::::::://ー―::::´::::::::::::::::::'フ_        _    __ ィ   !
      / ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/       /    ̄   ノ   !
     ///::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::7       /           /
.    /:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/       ./           /
   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ケ      .r'´; /         / ./  |
.  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ケ    ./|  i         /    /|
.  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ i`ー1'///| .Y         /    /:::!
 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r--、 彡:::i  l////|  |        /    /:::/
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i/ ゝヾ::r'´i.  l////!  !       /    .i::::i
レャ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i レ ソ.ハi .i   |////}  !       |     i
..∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ィー=彡:ヽ.} .!  ./   .|////i  .、      |     |
 \:::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::≦ゞ'イ./  彡ゝ-'  /   .|////|  ヽ                      /
.   \::::::::::::::\_::::::::\>―`>`――':::::::/  i    |////|   ヽ                   ./ /./
     > 、:::::>-'γ`ヽゝー '  ̄`ヽ:::::::::::Y /    .i////i     \                / / /::::::::::::.
        `ー`ー'ノ          Y::::::::ゝ i     l////;\     \             // / _/:::::::::::::::::.
         i:::::Y、_ 、     ,、  ノー'´  ノ__   ∨//// \     > 、         / / ィー':::::::::::::::::::::::::::.
         j:::::::\` ,、_, ―‐' 、) / ィ ´ヽ /::::::::::::i `ヽ._∨//////> 、   > 、     /ィ´//∧::::::::::::::::::::::::::::::!
          ̄ ̄`ヽ´::...:::    /  |// ト \::::::::!   i/////////////> 、    ̄ ヽイ///////∧::::::::::::::::::::::::::::!
              ヽ.    /  |//∧  .|:::::i   .}/////////////////> 、 , <//////////∧:::::::::::::::::::::::::::!
               ヽ._/   ノ///∧ .i:::::i   i/////////////////////////////////////;∧:::::::::::::::::::::::::!
                       ヽ////i .ノ::::::i   i//////////////////////////////////////∧:::::::::::::::::::::::!
                        i////Y::::::::::i  ////////////////////////////////////////∧::::::::::::::::::::::!
                        ∨///ヽ:::::::::i /////////////////////////////////////////;.∧::::::::::::::::::::!
                        ∨///∧::::::i'//////////////////////////////////////////;.∧::::::::::::::::::!

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                          i///// Y/////////////////////////////////////////////;∧:::::::::::::|
                          ∨////////////////////////////////////////////////////|:::::::::::::|
                          .ゞ、//////////////////////////////////////////////////i::::::::::::::|

【セリフをどうぞ】1:10下3
━━━━━━━━━━
今回はここで終了します。
お付き合い頂きありがとう御座いました。

少しだけ。
━━━━━━━━━━━━
さて、ブリザードのご到着だ。
ヒトラーの元に送ってやろう。
この町にお前たちの居場所など無いと知れ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「・・・さて、ブリザードのご到着だ。
ヒトラーの元に送ってやろう。───この町にお前たちの居場所などないと知れ!」

鷲谷幸一とランサーの参戦で、ここにおいて完全に勝負の趨勢は定まった。
ランサーはアーチャーに加勢しキャスターを討ち取らんと傘にかかって攻め立てる。
工房内ならいざ知らず、二騎を相手にしては流石のエンヘドゥアンナもどうしようもなかった。

「おのれぇ…!鷲谷幸一ぃいいいいいっっ────!!!」

ヨゼフィーネ、そしてキャスターの運命は風前の灯。
嵐のエンリルを語り戦うエンヘドゥアンナは、───その運命を悟った。
風でランサーを吹き飛ばし、アーチャーの矢を逸らした彼女の白衣は血の紅に染まっている。

「どうやら勝利の女神はボクにほほ笑んでくれないようだね。
いいや、ほほ笑めるはずもないか。勝利の女神は既にこの世にはいないのだから。」

キャスターは悲しそうに笑みを浮かべ、誰に向けてか言葉を紡ぐ。

「・・・愚かだね、キミは。
知っていたのに滅びを避ける事は出来なかった。終わりを認める事が出来なかった。」

彼女のマスターは令呪を使わない。使えなかった。
信頼出来ぬサーヴァントを前に、令呪を全画使い切るなんて真似を出来る訳がない。

そして、己を構成する全ての魔力を以てアーチャーに向けて放つ覚悟をしていた一撃は、
───決して当人達は知る事がないだろう、神代に生きた彼女の最大の一撃は、
突如現れた冬の化身により月を雲で隠されて図らずも阻止されてしまった。

なす術もなく。抗うことも出来ず。───人の理の前に、アッカドの女神官エンヘドゥアンナは消え去った。


                      `ヽ、
                        , -J!
                       /_ ノ
                 __( (, -‐-、__, ィ

                    /  / ⌒ヽ _ノ `ヽ  ハ
          ト、__厶 '/ /   ',ヽ       ー' !
          ヽ、__,  /  ,|  ハ ', \  _, ノ
            /´ / ,|  !| ハ |\__',__      }
            l'  / ,  |ヽ丿ヤ リ  / ̄`ヾー- `ー― '/
          ノ /!|  ィ==ヾ:、     @ リ      ヾ-‐'
           <彡' } ヤ. 〈'  @  ヾ=-   ==(うo    |
              ',  ヾ(_つ=彡  ,   , --、 ,|    {
              ',i|ひ  / ̄ ̄:.:.:.:.:-‐i:| ∨ヽ、ミニ=-    ひっ…!死にたくない!や、止めろ!
              ノイ ,' ノ (_.:.:.:.:._-‐<!::||}::マト、ゝ:::ヘ       わたしの傍に近寄るなぁ───っ!!
               | | ヽ--‐<´|| マ|寸=':|::::り|::::::::::::〉 、
              ノ人   ト、 l:::ヾ=弋jr‐:|::::::::|===t/:::::::\
               /´ Vヘヽ、! ∨|:::::`T^刄::|::::::::|:::::/:::::::::::::::l
               \ヾ   |:::::::::|  L|::::::::「¨::::::::::::::::::::::|

                     ヽ=-  }:::::::::l    }::::::::|=:=:====ヲ_,、_,.、
                     | ̄ ̄|  | ̄ ̄|―r――‐'::::::::::):.:.:!
                     |三三|   |三三|::::::'、:::::::::_::: -‐'匕:ノ
                    ´'ー'⌒`  ー'レ^'^  ̄   ̄


これから待ち受ける運命にヨゼフィーネは悲鳴を上げることしかできない。
サーヴァントを失ったマスターが待つ者といえば、それは死に他ならないだろう。
サーヴァントと再契約する芽を潰すべく、令呪を奪われ無残に殺されるのも敗北者を待つ宿命の一つだ。
━━━━━━━━━━━━━━
【鷲谷幸一はどうする?】0:48下1
1、ヨゼフィーネを殺し、令呪を奪おうとする
2、ヨゼフィーネから令呪を奪おうとする
3、ヨゼフィーネを見逃そうとする
4、その他(内容併記)

4 アーチャー側に対応を促す
━━━━━━━━━━━━━
             ____
          __\::::::::::::::::::` <__
          \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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         ≦-:::::\:::::::::\:::::、:::::::::::::::\`

         ヽ、:::::::::i__:::::::::::::::_::::::::i::::::::::i
          \:::::::ヽ- ' }\::::{`ー'`j、|::::\{
          r'ヽi\_ ̄:{!  `ヽ! ̄ .i::i´ i\ゝ
          人 ノi/{      iヽ_.ノ:i ノ::ト|
           /´:::/,、   . ,、i::::\:}ノヽi       ・・・幸 祝君といったか。

           .ー、ヽー' ̄ ̄`ゝ' i_,-‐' i         君はどうするね?
            ,.-| ヽ     /    |
           ノ .'、__.ゝ---- '__>‐'ヽ

          ..::i     ̄ハ ̄      /ヽ、
        ..::::/ヽ    /:::::::::〉、    /ハ:::::::::.、
     ._...:::::///∧\ /ヽ::::::/ .\ .////\::::::::..__
    ノ .∨//////∧ ` ./:::::i    ´//////////  \
  /   ∨//////∧  .ノ::::::::i   ///////////    `≧--,
r'      .i;///////;∧ .i::::__::::i  ///////////i       / `ヽ
..`、     i//////r‐--/:::::`ヽ ////////////      /    .i
  `     i////;/ニニ/7::::_:::::/´ヽ;//////////      /     i
  `、    i///;/ニニ,'/ `´ `/::::::::i//////////      .i     ゝ、
    、   i///iニニ(ニニニニ`ヽ'`'`i、///////i      /    /   i
  |  、  ////}ニニニニニニニニニニニ i////////\     ,    /   /
  、 ヽ.///ヽ、ニニニニニニニニニニニ!//////////\  /   /   __ iヽ
、 ヽ {/ /   \ ニニニニニニニ//////////////\     /

 ヽ ヽノ~\     \ニニニニ//////////////////}    ./
    ̄          \{ ̄////////////////////}.  _/
               ///////////////////////}/
             /////////////////////////}/


鷲谷幸一はアーチャーのマスターに対応を促した。
幸 祝は虚を突かれた顔でランサーのマスターを見上げた。

「・・・意外だな、ぼくが決めて良いというのか。
ふん、てっきりハイエナにでも来たのかと思っていたけど、身の程を弁えてるじゃないか。」

松葉杖をついた彼が憎まれ口を叩いて、その後ヨゼフィーネに顔を向けると彼女の体がビクッと震えた。
死にたくない死にたくないと鼻を啜り目に涙を蓄える。総統代理に相応しくない醜態だ。
幸 祝はヨゼフィーネを哀れに思った。

「───そうだな。取りあえず、令呪は頂くとしようか。
抵抗しないのであれば命までは取りたいと思わない。お前の大切な護衛官とやらも、まあ無事だ。
荷物と人員を纏めて国へと帰れば良い。どうせ、もう戦う気力なんてないだろう?」

ヨゼフィーネの表情に戸惑いの色が差した。
【鷲谷幸一は何も介入しない?】1:18下1
1、しない
2、する(内容併記)

ミス、もう戦う気力なんてないだろう?→もう戦う気力なんてないだろ?
そして忘れていた察知判定。安価はそのまま。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【魔比較戦闘察知判定】下1
「基準ヨゼフィーネ魔:8」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:2 恵華 確定失敗
魔:5 イス 補正-3

介入しない
━━━━━
寝てました。
キャスター陣営打倒おめでとう、といった所で今回は終了。
夜遅くまでお付き合い頂きありがとう御座いました。

少しだけ。
━━━━
廃ビルの中にイスに縛りつけられ監禁されていた長老を救出。
鷲谷の武家屋敷へと帰る彼を見送った幸一はナチス残党達が帰ってくるのをみると、
無駄に刺激をしない様に、彼女達に干渉する事も無く立ち去った。

あの総統代理の彼女の怯えようをみるに大人しく変えるだろうと踏んでいる。
それに彼女達はもうサーヴァントに対する対抗手段を失っているから悪さをすれば鎮圧する事など容易い。
セカンドオーナーの息子はヨゼフィーネが強い復讐心を抱いている事など知らなかった。
幸一の関心ごととなる大きな問題は、残るライダーを打倒する事と聖杯戦争の早期決着であった。

ヨゼフィーネはナチス残党を纏めて、この町の守護者たる鷲谷幸一が帰途についたのを見送ると、
目ざとくまだ自分を監視しているアーチャー陣営に、少しの躊躇を見せてから頭を下げた。

「───話がある。どうか、聞いては貰えないだろうか。」

黒い空から白い雪降る人気の少ない帰り道を鷲谷幸一は考え事をしながら歩いていた。
道すがら通りすがった小さな公園の時計をみて、ランサーを召喚してから一週間も経過したのかと思いながら。

一週間もすれば大抵の事には慣れてしまう。
戦いの殺伐とした空気やこの非日常的な降雪を日常として受け入れ始めている自分に、ふと彼は驚きを覚えた。
いずれは妻を失った悲しみを忘れて、他人の死を厭わない人でなしになり果てるのだろうか。


                           _

                       _, '/‐‐‐',- 、`  ,
                     ., '  , ‐‐  ,.l   ヽ ヽ
                    ./ ,'/      ! ト¨''‐- ',', .',
                   ,'  .,'    ,, ''¨!,' ',  .l .',', .',
                   !,  ! _,,,、   彡≡ャ .,'  i!! lヽ
                   ノ イl.',彡=ミ    ヒソ ./ ,'リl !.7
                   イ:.:.:.i! '.,マ.ソ     イ/  l //}.,'
                  {.!:.:./:.i!マ ',.  '   -ァ/ イ /辷ュト_       ね、コーイチってさ。
                  !:./ '' ヽ ヽ  `ー'-‐≦./辷圦‐ 、      願いを叶えたとして、その後どうするつもりなの?

                 ./:.{ ,  `   >' イイ- 、マ    .ヽ
                  !_rイ    イ ソj !-ァ::::::::::::.',.:.    .ヽ
                     イ ,,_ イテ/イ:::::::::::::::::::', 、    ヽ
                   イ Y::;:;:Yイ/イ:l::::::::::::::::::::::'., .ヽ     ヽ
                 イ ._,,,,,,_}:::!;:リイ::::::::::ヽ::::::::::::l:::::::::ヾ ,ヽ
              イ`- ,,  .!:::::::}r-イ/:::r-‐‐‐‐`ヽ::::::!:::::::::::::ヽ> ヽ
            イ¨''''ヽ  ,└イ7::::ヽ!.!{;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ!:::::::::::::::::ヽ  ヽ
          イ     イ .r'イl !:l::;;::イ:::ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ヽ;;;;;;;;;,,::::::::ヽ

         /     イ   .!::::イ!:.:レ:.:!.:.:..:.ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:/¨  /''''''''''::::::::.',
        /    .イ      /!:.:.i!:.:!:.:.:ヽ:::::::ヽ;:;:;:;/  イ:::::::::::::::::::::::イ
       ./   イ       イ:/:::::i!::!:::::::::::`:::ヽ;:ァ- ''::::--------.イ
      /  .イ       イ_,,/;::::::!::i!:::::::::::::r-',‐ヽヽ::::::::::::::::::::イ
      ,'  /     r-‐''¨::::::イ;:;:::/:/::::::::::::.イ  ',¨_ヽl::::::r-イ
     /  /     ./::::::::::::/::::::::/:::/::::;;:::::t/ /r, .', イ`¨

鷲谷幸一は霊体化を解いたランサーに話しかけられて、その歩みを止めた。

「決まってるじゃないか。悲劇を産まない為に、俺が絶対権力で全魔術師を統率して制御する!」
「うん、それは判ってるよ。
私が聞きたいのは、聖杯を用いて絶対的な権力を持ったとしてさ?どうやってそれを維持するつもりなのかなって。」

ランサーの言葉に鷲谷幸一は狼狽を覚え、彼女から目をそらした。
素晴らしい思いつきの様に思えたその自信が途端に揺らぐ。

「それは、こう。聖杯が上手い具合に・・・って、それをなぜ今?」
「言わなくても判るでしょ。いざ『俺が魔術師の王だー!』ってなっても三日天下に終わるかもしれないって。
まあ、山場の一つを乗り越えたんだし?今なら切りだしてもいいかなーってさ。」

まごつく幸一にため息をついたランサーはあっけらかんと言いのける。

「・・・無謀だと言いたいのか?」
「無謀って言ってしまえばそれまでだけど、私は好きだよその考え方!
見果てぬ野望を抱きながらコーイチがどれだけ戦い抜けるのか、ちょっと興味があるし。」

「おいおい、俺の人生は見世物じゃないぞ。」
「ゴメンゴメン拗ねないでよ!
いやさ、まだまだこれからの話で今話す事じゃないかもしれないけど。」

ランサーの瞳には今までに無かった意志が宿っている。
このブリーラー・レッスルは己の主に向けて、とんでもない事を吹き込んだ。


                     ,   '   Z   '   ,
                   ., '              ヽ
                 , '    , .'              ヽ
                  .,.'   ., '       , .‐  -、    ',,
               ,.'    /   ,'    , '''''''¨¨¨''' ヽ    ',
               ,'    /   ,'   , '         ',   ',
              ,'  .: .,'    ,'  .,.'           .',   ',
              !  ..:.:.,'   .,' ., '             .', :  ',
               ! ..:.:.,'   l:/ー- ,,_        _,,ュz,,,',.:l.  ',
              ! :..:.:.!    !    :¨¨''''f ,   .:.:   .',.l  l
              ! .:.Y.!  .: .!ャ=≠≠==ャ.‘,, r=≠ミxャ .',!  l

              i!.:.! .! :  .:',', ヽテ::::::.ソ   ‘,.,.ら.:...! イ./l. l  .!
              〈..:八l i.:  .:!',//`ーr'′,,__  '., ヘ::..ノイ ./.:l !.  !
              ヽ.:.:.!ll.:.  ',ヽ、  `''‐ ,,_¨''''ヽ.ヽY ∥.:.,','  .r.!
              泛气!',.:.:.. .',       ./    ヽ{,.:.イ.:  ,'.l}    私がオーディンに復権したら、貴方の後見人になってあげようか?
              えニニニ≧ァ‐ ,.',。   ‘ーY rチ      ヽ イ リ    ───もちろん、タダでとは言わないけど。
             泛辷廴ニヲ.:.:..:'リ: ヘ。   }メ. ,+ 、     .‘,
             ./ r-‐チ/.イ.:.:..:マ、: : : ≧‐チ'.,ヽ,::::¨¨‘!   ',、
            ./ r‐‐、.ゝ:ヽ',   ',ヽ≧二}- 、.:`′::::::!.!.:!   .!
           ./,.'  ¨ヽ、ヽキ。:ヽ |.:.:..ヽ ,,rヽ.',:::::::::::::::!.!.i!    !,
          /,'      ヽt ',+ソヽ、.:.:.ヽr ^ヽ',.:.:.:.:.:.:!.!.ll.:   .!.',

         ./ .i    \ヾ、 ',_.', ≧s。ミx.\ .',\.:ノ//.!    .',.',
         /  l.::.       ヾ.',_',..:    ≧s \.',//ゝi! .l:    ',.',
        ./  .',.:.:.      \',=!.:   r‐‐`‐‐`.',',_r''¨¨7.:    .',',
       ./   .:.:.,.!.:.:...       .',.:.    ヘ::::::::::::ミt::!弐::!l.:     ',',
       /     .',.!.:.:..:.:..       '.,     〉、::::::::イ:l弋:ァ.!.:     .',',
     /     .//.',.:.:. .:.:..:.,,,r‐''''''.:.:.'.,   .∥::::^::::::::::! ',ナイ.:.  :.   ',',
    /    ..:.:イ/  ',.:.:. ..イ.:.:.r==‐‐‐.'..,   ^'' ¨ ヽ.:l !ヽ{.',.::.  .:.:   .}リ
   〃   ..:.:イ./   ',¨.:.:..:彡.:.:.,,---‐‐ャ.:.:..:.............:.:..:/:l.l',.ヽ.',.:.:. ..:.:  ./
  〃   ..:.:.イ./    . ',=彡.:.:.イ.:.:.:.    ',.:.:..:.:. .:.:../.:∥!.',.:.:..:ヽ.:.:..:  /.',
. 〃  ..:.:.イ.:.:/      .',と参.ゝ.:.:.      '.,__,,,,,, ∠ ------‐‐ `.--'、 ',
   .:.イ.:.:../       ¨¨¨   ヽ.:.:.                     ’ 、

【8朝現状】
【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:68/80
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:19
【状態】:平常

【令呪数】:二画


【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:34/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:8/40
【状態】:重傷

【サーヴァント】:アクハト
【コスト】:20
【状態】:平常

【令呪数】:五画

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:90/90
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画

───鷲谷幸一はその晩眠りにつくことは出来なかった。

「復権した所でそのままでは力を十全に振るうことは出来ないんだよね。
だから、私が力を振るえる様にコーイチの力を貸して欲しいんだ。それが条件。」

もしかのオーディンの庇護を得られるとしたならば、まず間違いなく彼の望みは果たす事ができるだろう。
比類なき名声と栄誉が彼のものになる。

「・・・俺にそこまでの価値があるのか?」

鷲谷幸一は余りに大きすぎる問題に頭がくらくらして来た。彼はゲルマンの戦士ではないのだ。
だが、実際に望みを叶えるのであればそれ位の事をする必要があるようにも思えた。

「いやいやそんなに考え込まないでよ。今日明日で決めなければならない事じゃないんだし。
あくまでそういう道もあるってだけで、まだ戦いだって終わってないんだから!」

腕を組んで眠りにつかないマスターをランサーは呆れて窘める。
彼女は鷲谷幸一の様子をみて少し話を持ちかけた事を後悔した。
なお、その近くではみゆきが疲れ果てて爆睡している。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【8朝基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

余談ですが、GoAとEXTRA materialは用意しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コミュ相手と内容】1:05下1

次から時間が欲しい場合はタイムを宣告してください。
タイム無しに選択時間が10分経過した場合はその日は更新終了とします。
まあ時間帯もあるでしょうが、一時間も待つのはちょっと勘弁させてほしい。

それではタイムしまして今回はここで終了します。
お付き合い頂きありがとう御座いました。

タイム無し終了撤回。
選択後、>>1が15分ほど何も反応が無ければその日は終了とします。

【コミュ相手と内容】21:30下1

確認、とこのような形で暫くやります。

ランサー
今後の展開について(どう戦いを進めていくか)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

          ,  '      ' ,
        .,.  ,- '' .ヽ  ヽ ヽ.ヽ
       ./  ./    .ヽ .ヽ .ヽ .ヽ
      ,'  ,'     ,,,,,,ヽ .', .', ',

      .,  ,'_,,,,    .:.   ヽ',  ',.:..',
     .,  ''.!  __    千::ハァ  l.:.: l
     ,' . .!ャ'o竿    之ソ. !!.:. .ト.:.!

     ..! :', !,ヽ.ヒソ  ,    ゛リl.:./iリ.:ト,
     .l.,, .ム',.', 、、     u. .!/-リ.:リ.:!      いや、あのさ?私、道化だよ?
     i!ヽ、ヽ.',.    rヽ   +! ヽr泛}      鞭打たれるしか能の無い愚か者に戦略を問う?普通。
      `  トヽ.:.+ 。    .イ !リ ト!ニニト、    ・・・まあ、せっかくだから状況を纏めてみよっか。
       ./ .:',マ泛ニニ千,,,,,,,,ァ',/-泛チ_.:ヽ

       ',!マ, マ泛プ/ャ-‐ /.:.:..:.:./ イ ヽ'.,
        ,,rt.:.:..:.:..:.!ィ= ァ.:.:..:.イイ l .! /  .',',
       イ i!tヘ.:.:..:.:.! ./.:>イイ  l l ,'.!  .',

      / !,' /ヽ`ー-! メイイ     !!,'.:!
     イ  .i!/ .r''''''''ァtr''''''''''''7    t!.:i
    イ  .:.:.l/ リ:::::::::ナト::::::::::::ァ   .:ヽ!
  /ヽ.:.:ヽ、.:.l  〉、イ:lll::ヽ::::ノヽ   .:.:!  zx

  .!イヽ.:.ヽ.:.ヽl 〈__,、::j!t:.:.:r :: イ .:.:. .:.:.!''¨==
./  .:.:.ヽ.ヽ.:!    `.:l l.:¨.    .:',.:.:.レァ''¨¨

′ -、 イャヽ.:.!       .:! !.:.:.     .',.:.:.!`',:
    ',  /! !      l. ',.:.:     ',.:.l .',
、    '.,.:.,'  !      .!. ',.:.      ',.l  !
..ヽ    ヽ!  !        ',.:      ヽ .',
. ,' ヽ    ヽリ        .',       ', .',
.,' /.:.:..ヽ  ∥               ヽ .',..',
. /.:.:..:.:..:,'ヽ∥                ヽ',

/.:.:..:.:..:.:,' .∥      ____.ヽ      .ヽ


ランサーは戸惑いを覚えながらも現状を確認して行く。
まず現在残っているのは以下の四騎だ。
斎木恵華の擁するセイバー、幸 祝の擁するアーチャー、鷲谷幸一の擁するランサー、イス=コントルノの擁するライダー。

「ほほう、新しい事に気が付いたぞ。」
「えっ、なになに!?」
「マスターに外国人は一人しか残っていない。やはり、土地に詳しい現地人に軍配が上がりやすいということか。」

一人で納得している鷲谷幸一を放ってランサーは話を進めた。
セイバーとランサーは同盟を結んでおり、アーチャー、ライダーは共にそれを知っている。

「まあ、普通に考えればアーチャーもライダーも手をこまねいて見てるはずがないよね。何かしら手は打ってくる筈。
そうなると、私たちがすべきことは彼らが行動を起こす前にセイバーと連携して確固撃破だってことかな。
ただ、昨日の戦いで疲れたし、少し休んでからにしたいけどね。」

「頼りになるじゃあないか。」
「でしょう!? これでも私オーディンだったんだから!
・・・でもさー、コーイチ?私が頼りになるという事がどういう事なのか、よく考えて見た方が良いんじゃないかな。」
━━━━━━━
【選択】22:16下1
1、休息
2、索敵
3、散策
4、その他(内容併記)

           /彡'/ノて/::::::::ト、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{

          /彡ヽヽ r' {::::::::::トヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
        、ー=三ミハ   人::::::ヘ、__}::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::ト!
    > ´  \   __∠::::__\{\__\::::::}ilム:{:::::}::::::::、:::::}
   /         \ `ヽ:::::::::::> ´ ̄ \i、ゝイ.\!::::::::::}ヽ!
-.ー--        \ :.ヽ/         {ヾx__ノ \ー、!
::::::::::::::::::::::≧s。     ヽ;;;;;, /!     _ノ}::ハ
:::::::::::::::::::::::::::::::::`:...、   ヽ;;,ゝ-‐- 、__  ノ:::::!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>x.   ∧     /> 、|          ランサーが頼りになる理由?簡単だとも!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..\  人    /´              君はやはり主神の名に相応しく賢いという事さ!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ   }. ー '
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>ーヘ、        {´ ヽ

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/     <         i   ∨
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{             /         ヽ    {、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{               /         ハ   〉




                     ,   '   Z   '   ,
                   ., '              ヽ
                 , '    , .'              ヽ
                  .,.'   ., '       , .‐  -、    ',,
               ,.'    /   ,'    , '''''''¨¨¨''' ヽ    ',
               ,'    /   ,'   , '         ',   ',
              ,'  .: .,'    ,'  .,.'           .',   ',
              !  ..:.:.,'   .,' ., '             .', :  ',
               ! ..:.:.,'   l:/ー- ,,_        _,,ュz,,,',.:l.  ',
              ! :..:.:.!    !    :¨¨''''f ,   .:.:   .',.l  l
              ! .:.Y.!  .: .!ャ=≠≠==ャ.‘,, r=≠ミxャ .',!  l

              i!.:.! .! :  .:',', ヽテ::::::.ソ   ‘,.,.ら.:...! イ./l. l  .!
              〈..:八l i.:  .:!',//`ーr'′,,__  '., ヘ::..ノイ ./.:l !.  !
              ヽ.:.:.!ll.:.  ',ヽ、  `''‐ ,,_¨''''ヽ.ヽY ∥.:.,','  .r.!
              泛气!',.:.:.. .',       ./    ヽ{,.:.イ.:  ,'.l}
              えニニニ≧ァ‐ ,.',。   ‘ーY rチ      ヽ イ リ     あ、やっぱり?そう思っちゃう?
             泛辷廴ニヲ.:.:..:'リ: ヘ。   }メ. ,+ 、     .‘,       道化なんかに収まってる器じゃないよねぇ、私!
             ./ r-‐チ/.イ.:.:..:マ、: : : ≧‐チ'.,ヽ,::::¨¨‘!   ',、ドヤァ…
            ./ r‐‐、.ゝ:ヽ',   ',ヽ≧二}- 、.:`′::::::!.!.:!   .!       ふふん、・・・もっと言っても構わないんだよ?
           ./,.'  ¨ヽ、ヽキ。:ヽ |.:.:..ヽ ,,rヽ.',:::::::::::::::!.!.i!    !,
          /,'      ヽt ',+ソヽ、.:.:.ヽr ^ヽ',.:.:.:.:.:.:!.!.ll.:   .!.',

         ./ .i    \ヾ、 ',_.', ≧s。ミx.\ .',\.:ノ//.!    .',.',
         /  l.::.       ヾ.',_',..:    ≧s \.',//ゝi! .l:    ',.',
        ./  .',.:.:.      \',=!.:   r‐‐`‐‐`.',',_r''¨¨7.:    .',',
       ./   .:.:.,.!.:.:...       .',.:.    ヘ::::::::::::ミt::!弐::!l.:     ',',
       /     .',.!.:.:..:.:..       '.,     〉、::::::::イ:l弋:ァ.!.:     .',',
     /     .//.',.:.:. .:.:..:.,,,r‐''''''.:.:.'.,   .∥::::^::::::::::! ',ナイ.:.  :.   ',',
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   〃   ..:.:イ./   ',¨.:.:..:彡.:.:.,,---‐‐ャ.:.:..:.............:.:..:/:l.l',.ヽ.',.:.:. ..:.:  ./
  〃   ..:.:.イ./    . ',=彡.:.:.イ.:.:.:.    ',.:.:..:.:. .:.:../.:∥!.',.:.:..:ヽ.:.:..:  /.',
. 〃  ..:.:.イ.:.:/      .',と参.ゝ.:.:.      '.,__,,,,,, ∠ ------‐‐ `.--'、 ',
   .:.イ.:.:../       ¨¨¨   ヽ.:.:.                     ’ 、
━━━━━━━━━━━━━━━

確認。こういうオチになるかとばかり。

ランサーが頼りになるってことは、敵もランサーを排除したがるってことだ。
そしてライダーが居る限り、セイバーは此方を裏切らない。つまり、倒すべきはアーチャー。

4.セイバーにキャスター消滅を話し、準備を整えたらアーチャーを倒しに行こうと持ち掛ける。
あと、セイバーのマスターにミユキを預けるというか、一緒に居てもらった方が安心できるんですがどうでしょう。ダメ?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
目を覚ましたみゆきを連れて町中をしばらく歩き、斎木家を尋ねる。

「…という訳でして、少しばかりこの子をお願いしたいんですが、宜しいでしょうか。」

了承を得て鷲谷みゆきと斎木恵華を残し、セイバーを含めた鷲谷幸一一行は以前交渉に赴いたあの路地裏に訪れる。
しかし、そこには爽やかな青年とこの世全てへの恨みを蓄えた少年の姿はなかった。

「どうやら昨日の戦いからこの場所には戻って来ていないらしい。
・・・そういえばあの子は杖が必要なほどの怪我を負っていたな。」
「そうなると病院かな?あまり、遠くまで行ける様な状態じゃなかったと思うけど・・・。」

【接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

みゆきちゃんは令呪奪って聖杯戦争参加しようってくらいガッツのある子だぞ!気を付けろ!
・・・あれ、恵華ちゃん大丈夫なんだろうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【接触トリップ判定(1-3)下1-2】

このレスで判定
0-4 2
5-9 3

#弓ヨ・騎、剣槍
アーチャー&ヨゼフィーネ
ライダー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それはイス=コントルノが川原で朝食を取ろうとした時の事だった。
森の境を利用した結界を超えて、何者かが工房に侵入して来た事を彼女は感知する。
氷魔術を扱う自然児は、手に取った焼き魚の串を地面に刺し直した。

「この気配、新手みたいね!ライダー、ヴィマーナを用意して!」
「既にしています。・・・セイバーでもなくランサーでも無いとすれば。
無暗に敵意を現すのは得策ではないかもしれませんね。相手の出方を伺いましょう。」

風に吹かれて木々が騒ぐ。バケツで水をかけたたき火が断末魔を上げた。


炊煙が空高く上り目標の位置をヨゼフィーネに知らせる。

「アーチャー。・・・済まないが、頼む!」

この狩人の王子は力を失ったか弱い少女の懇願に応え、静かに天の弓の弦を引いた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆千里眼:C
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
【狙撃判定が可能となる。】

◆天の弓:B
アーチャーの固有スキル。
狩りの名手としての手腕の再現。
探索、攻撃時に自身の位置補正を地形・空として扱える。
これにより探索範囲、射程、攻撃力、命中率に上方補正が見込める。
【狙撃・索敵判定に+1補正。】
【筋敏能力判定数値+1】
━━━━━━━━━━
【狙撃基本判定(受ける側)】下1 天の弓 -1
「平常>負傷>重傷>死亡」
ファンブルで二段階進行、失敗以下で一段階進行、大成功以下で回避、クリティカルで場所特定


「わたしは余りにも無力に過ぎる。
奴らに様々なものを奪われながら、栄誉を挽回する事も出来なかった。
それでもわたしはライダーとランサーの奴らにどうにか復讐を晴らしたいんだ!どうか、どうか協力してくれ!」

「・・・また復讐か。みんな同じなんだな。何かを憎んで、恨みを晴らしたいっていう気持ちは。」

昨晩のやり取りを思い出しながら、祝は寂しい笑みを浮かべた。

「やっぱり復讐は正しいよ。そうじゃなきゃ理不尽だ。
ぼく達を傷付けたものを許してしまえば、そいつらは痛みを知らないままに、どうせまた同じ事をする。間違いに気が付かないんだ。
加害者が幸せに生きて、被害者が泣き寝入りをするなんて事を防ぐためにも、復讐する事は必要だ。・・・絶対に!」

そう、それが法で裁ける者ならば法廷で争い復讐を晴らすべきだろう。
だが、このルールなんて有って無いもののような戦場であればどうか。

「でも、復讐を遂げたとして復讐者(ぼくたち)は報われるのか───?」

幸 祝は矢本聖の死を目の当たりにした。何も報われず、何も得る物の無い非業の死。
その凄惨な記憶が彼の心に影を落としている。

アーチャーが矢を放つと天より矢の雨が降り、ヨゼフィーネを喜ばせた。
喜ぶ総統代理を見てナチス残党達も歓喜に狂った。幸 祝は少し救われたように嬉しさで心が弾んだ。


「これが天の弓!ああ、味方としてみるとこれほど心強い物だとは!
いくらライダーといえどもこの矢の雨からマスターを庇い切れる筈がない!───やった!
ありがとう!君には感謝してもしたりない!」

「いいえ、ぼく達にも利のある話だったからお礼なんて。おめでとう、ヨゼフィーネさん。」






f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  `ヽ
|「───なるほど、こういう事でしたか。
|戦闘狂か、それとも現状を解せない方々かと思いましたが。」
ヽ________________________  乂_





「そ、そんな!まさか・・・っ!あり得ないっ!」

天空を駆けるは王の戦車。
朝日を浴びて輝きに満ち満ちたその姿は下手人共に大きな影を落とす。
ヨゼフィーネは想起した。一戦を交えて大勢の仲間を失ったあの夜の恐怖を。

「あれが神の領域に至りかけたという、マハーバーラタの多くの英雄の祖にして、
インドラ神と親しみ、チェーディ国を収めたという偉大なる王───!」

幸 祝は初めてライダーの姿を目の当たりにし、思わず彼を畏れた。
あまりにもその姿が輝いていて神々しいものであったから。
雨を以てしてもはるか上の太陽を穿つ事は出来ない様に、アーチャーの弓を以てしても彼を射抜く事は出来まい。

───それを、アーチャーのマスターは一目で見抜いてしまった。



            ________,ノ{

         ィ´ ̄_ _____   ノレし
.       // /              | i{
   _//_____//         j リ
  / 八_______/   / / /  / /し
  ̄ ̄\/ /// ̄ ̄ ̄\/ /  /  / / 「
  __/ ̄\| / /⌒ハ }i/  /  /   /{  \|∠
   ̄ ̄\   { i{ 人___jノ /_/         /7  ̄|\
   ⌒ } i  人\_  ,ノ'´ ̄}/  / / _,人
 \_,ノ |_/ / ̄ ̄ ̄ | く_/ / ̄ヽ  }
 \__/_,ノ       \ \_// /┐ i  | ☆o。
 + 。 |   {       / ̄    }_{ 〈 | |`ソ     ゚
    `ト、__/    _ィf´_,斗ャ   ̄   ノ / /Y⌒ヽ
.       代うy  ' ̄ノ 弋少 ノ     r┴/ヽl/У
     ´¨¨¨}    `'冖^` │     厂   }‐'⌒ヽ
.  _|∠  V^ヽ         l     |     ,人 l{ リ      ───さて。これで絶対的な力の差が判りましたね。
.  /l\   { __i_,      /     /  /  ト、jノヽ     それでは話に移りましょう。
        `ヽ-'´ __        / /   {i }  }
  \│/☆ ご⌒ ノ     /__/}      人_{ ィ‘,     ヨゼフィーネとその集団との手を切って、
  ─*─    ∨     / /}/}    {  ) } ∧    我々と手を組みませんか?
  /│\__人__..ヽ----ァ〔__//} / ____人_,ノ  ∧
         `Y´...  _//{ r┐ヽ/}_ノ/ ̄ ̄/iハ   ∧
    *  。    // 廴ー┘ ノ_/      / (_リ j}    ∧
.          // ̄ ̄ ̄ ̄         乂__,ノ     ∧
.      +. /  }}     /                     ∧
       /  ∥   _/___


ここで戦えば勝利を収める事など出来はしまい。
しかし、彼と結んだところでその先に待つ結末はどの様なものか。
───ライダーの誘いは、幸 祝に死か服従かを突き付けるものだった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【判定】下1
0123 ライダーを選ぶ
456 徹底抗戦、粘る
789 ヨゼフィーネを選ぶ

【ヨゼフィーネはどうなったか】下1
0123 見逃された
456  もろとも死んだ
789 一人だけ生き残った

、見逃された
━━━━━
アーチャーとそのマスターの痕跡を辿り、鷲谷幸一はキャスターが居を構えていた運動公園までやってくる。
ヨゼフィーネ達が町を去ろうとしているかをセカンドオーナーの息子として確認する目的もあった。
広大な運動公園を見回りアーチャー達の気配がしない事を確認すると、谷間となっている車道を渡って廃ビルまで行く。

───すると、ヨゼフィーネと目があった。



       / / /            |   !         }    l |
        / / /         | 八        ハ   }、!
.      /  { {    | |    | }ル′、\  ー=彡イ ー彡ヘ
     /  八 :.    | |    ト、ヽ/  \ 、      ノ  `ヽ  、
    .′'/  \ヽ l| ! | |    L..メ≧zz、 \ヾー< `ヽ  〉  \
    { /    ヽゝ从 | |    ´}.. ´ ̄Ⅵ\ ヽ 、\ヽ  ∨|     ヽ
    ∨   }  ー==≠Ⅵ   〃 (・) ノノ  |ヽハj  ヽⅥ   |       \
.     ∨  ノ  / r===ミ }  イ  _..ィ彡  |ト     !小   |        \  _
   ー=ニゝ彡 イ 八  (・/ /リ           }ハ    | 八ヽ ___ ..-‐ ¨¨ ̄| | ̄ ̄
      // /   ヽ ノ/ }     ___   ∪  }     !へ./⌒ヽ}         ! !
   ー=ニ彡 ´ Ⅵ  ー≠イ  `   //`ヽ    / }   / /    |         | |
         八  {ハ ∪  マ´ ≠   l  / 〃  /  ′   |        ! !     ひっ! うわ、うわあああ────!!
          /  '.    ヽ   ヽ {     ノ / / {   {   {      .′       | |
              Vハ  > ... _`ー ´ _. イ { 八  、  :.     {         .| |
               } }: |  八  _三Ζ、八 、  ヽ  }  }    '.      |!
        乂_ノ/_}| { 77¨´  〈ー‐ヘ{{ヽゝ   }/  ∧    '.      | |
             ̄  //人 V/    /   小/ヽ  /   / ∧    '. . -‐ 、 | |
            / ´  ヽゝ    {  /{ト===ミ `ト、  / /  :.    /   , `ヽ
              /     //      ヽ/. !! , -‐‐-.、ヽ/ /    }  /   /  / ,\


鷲谷幸一の姿を見るなり半狂乱で廃ビルへと引き籠って行く元キャスターのマスター。
顔を見るなり逃げられた幸一は困った顔して呟いた。

「はは、そういえばヒトラーの元へ送るといったっけなあ。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【8昼基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

コミュ・ヨゼフィーネ
何か知ってることを話してもらおうか
━━━━━━━━━━━━━━━
「来るな来るな来るな来るなぁ───っ!!!」

鷲谷幸一が話を聞こうと彼女を追いかけるとヨゼフィーネは泣き叫びながら逃げた。
ナチス残党達が行く手を阻む。
命を捨ててでも彼女の事を守り抜く、頑として動かないだろうヨゼフィーネの要塞が立ちはだかった。


                           _

                       _, '/‐‐‐',- 、`  ,
                     ., '  , ‐‐  ,.l   ヽ ヽ
                    ./ ,'/      ! ト¨''‐- ',', .',
                   ,'  .,'    ,, ''¨!,' ',  .l .',', .',
                   !,  ! _,,,、   彡≡ャ .,'  i!! lヽ
                   ノ イl.',彡=ミ    ヒソ ./ ,'リl !.7
                   イ:.:.:.i! '.,マ.ソ     イ/  l //}.,'
                  {.!:.:./:.i!マ ',.  '   -ァ/ イ /辷ュト_       どーする?こいつら片付けちゃおっか?
                  !:./ '' ヽ ヽ  `ー'-‐≦./辷圦‐ 、

                 ./:.{ ,  `   >' イイ- 、マ    .ヽ
                  !_rイ    イ ソj !-ァ::::::::::::.',.:.    .ヽ
                     イ ,,_ イテ/イ:::::::::::::::::::', 、    ヽ
                   イ Y::;:;:Yイ/イ:l::::::::::::::::::::::'., .ヽ     ヽ
                 イ ._,,,,,,_}:::!;:リイ::::::::::ヽ::::::::::::l:::::::::ヾ ,ヽ
              イ`- ,,  .!:::::::}r-イ/:::r-‐‐‐‐`ヽ::::::!:::::::::::::ヽ> ヽ
            イ¨''''ヽ  ,└イ7::::ヽ!.!{;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ!:::::::::::::::::ヽ  ヽ
          イ     イ .r'イl !:l::;;::イ:::ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ヽ;;;;;;;;;,,::::::::ヽ

         /     イ   .!::::イ!:.:レ:.:!.:.:..:.ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:/¨  /''''''''''::::::::.',
        /    .イ      /!:.:.i!:.:!:.:.:ヽ:::::::ヽ;:;:;:;/  イ:::::::::::::::::::::::イ
       ./   イ       イ:/:::::i!::!:::::::::::`:::ヽ;:ァ- ''::::--------.イ
      /  .イ       イ_,,/;::::::!::i!:::::::::::::r-',‐ヽヽ::::::::::::::::::::イ
      ,'  /     r-‐''¨::::::イ;:;:::/:/::::::::::::.イ  ',¨_ヽl::::::r-イ
     /  /     ./::::::::::::/::::::::/:::/::::;;:::::t/ /r, .', イ`¨
【選択】1:30下1

1、ランサーに好きにさせる
2、諦めて帰る
3、その他(内容併記)

3.ヨゼフィーネの確保を優先でランサーにお願いする。邪魔するのは片づけてよし。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
命が軽々と、粉雪の様に散らされて行く。
ナチス残党は鷲谷幸一を銃火器で狙い撃たんとするも、

「恵華殿にはとても見せられるものではありませんな。・・・参りますぞ!」

セイバーに阻まれて、二騎のサーヴァントにより地獄が形作られた。
なまじヨゼフィーネに対する忠誠心が被害を増大させる。

───気が付けば、ヨゼフィーネを守るものは何もなくなっていた。


                     ィ≠=ミ 、

                     .: ´/    ヽ}
                   /:/
                    {/r、  __
              _ ..(`ニ7ノ j_ノ ノ _

           ト、/r―< ´ ´ イノ´/:`ヽノ}

         _.. -‐.:<ミ、       -一 ′: : :〈
           >、    Ⅵ‐一 ´: : ノ : ィ: : : : :ハ
         .: ´:.:.:.ヽ     〉: ー=彡イ 、/_{: : :|: : : :.
     厂:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉_. ィ≠=ミ、 //: :ム=ミ: |: : l: :ト、     }
.     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.<{:/ 小 rッ V/:/ rッ  〉ト、: ヽト、 :ー― :ノ
    〈:.:.:.:.:.: ´/:{/:イ ハ ー=彡 ´   ー=彡ヘ、:ー`  ̄ ̄
      `ヽ:./:.:/l:.:.ー==='.≠   ' __    /ーへ:ヽ __
       \:.:.:.:.:.l:.:.:.:l: : : 人 r ´ __`ユイ: :/: : | ー― ´     あ、あ・・・!やだ、こないで・・・こないでよぅ・・・!
        \:.:.:.、.:.ト、 : i! }>-く      `ヽrハ`ー 、__    どうして、どうして・・・!
         ー=\:.:.:. !:.lヽjレ: `Tヽノつ /   Ⅵ    i:.:.:.:.:.ヽ
            |ヽ:.:l___....に二}‐‐ァ   ノム'    i!:.:.:.:.:.:.:}
            |i:i:iY:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ一'/ イ: 人    ノ:.:.:.:.:.:/
            |i:i:i:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} }:.:.ー.:´:.:}´ ̄ \/ ` ー′
             ̄'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:.:.:.:./
              〉:.:.:.:.:.:.:.:、、:.:.:.:.:.:.:/
             {:.:.:.:.:.:.:.:.://:.:.:.:.:.:.:}

             /:.:.:.:.:.:.:.:. ! !:.:.:.:.:.:.:{
              /:.:.:.:.:.:.:.:.:. | |:.:.:.:.:.:.:.:.:、
           /ヘ :.:.:.:.:.:.:.:.| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>、

            ムヘ 、:.:.:.:.:.ノ 、 :.:.:.:.:.//
              \ヽ//\ヽ//
                   ー      ー


鷲谷幸一はこの建物で異彩を放つファンシーな部屋にヨゼフィーネを追い詰めた。
もはや彼女に逃げ道もない。活路もない。
この哀れな総統代理の命は優しいようで残虐なセカンドオーナーの息子の手に委ねられた。
━━━━━━━━━━━━━━
【ヨゼフィーネの行動(基本)】下1
ファンブルで死ぬ気の抵抗
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            ≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠_

            \:::::::::\::::、::::\:ヽ::\:::::::,::∨ヽ:::::::/´、

              >、:::Ⅵ\|\:::::Y  ̄ \::::Y ヘ i/|//\
             .///\|ー‐' j \!ー―‐' .ヽ| ノノ / |////\
            //////,イ  !   \ ̄`ヽj:l/ i .|///////≧-         なるほど。アーチャーはライダーと手をね。
          _////;/::::::i       .\:::::\} ノ  |///////////≧-      そして君達は性懲りもなくこの町を荒らしていたと。
        .{`´マ/////`ー‐'トゝ------<j j-'´ /   j///////////////≧-  、 そうかい、そうかい。
       ./   マ////////∧      ./::::/    //////////////////////\
     /     マ/////////ゝ、__/::::/     //////////////////////  .\
    .r'        マ;///////ム   ̄ コニ、     ム///////////////////;/
    .| `、       マ;///////ム  /::::::::,\    ム////////////////////
    .|  `、      マ;///////.ム / .ヽ::::{  \  ム////////////////////
    .|   `、      マ;////////ム.  j:::::l   \ム///////////////////
    .{、   `、     マ;////////ム. ,'::::::l    .////////////////////
   .ノ l    `、    .l//////////ム::::::::l   .////////////////////

  .く  l     `    l///////////ム::::::l  .///////////////////./
   | `      `、  l;////////////ム:::|//////////////////////
   l.        `、|ノ;//////////////Y//////////////////////

  ./          .|////////////////////////////////////./

  /      , 、   _|////////////////////////////////////
  l      ヾ  \  \/////////////////////////////////       ./ .,'
 .l  i         ヽ /////////////////////////////////       / ,'
. /  .|    !   、 ` {/////////////////////////////////       /  ./
/  .||    Y   \  \//////////////////////////////   ノ´ ,  //


ヨゼフィーネは鷲谷幸一の不気味な一挙一動に怯えながら、知っている全ての事を話した。
彼の後ろにはサーヴァントが二騎も控えている。これがヤーパンヤクザか。
総統代理はこの国に訪れた事を心から後悔していた。

「・・・手を打つのが遅かったな。
いいや、彼らの幸運と行動に起こす早さを讃えておくべきか。・・・さてと。」

鷲谷幸一は腰が砕けているヨゼフィーネに視線を合わせて、こう言った。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【セリフをどうぞ】下3
━━━━━━━━━
今回はここで終了します。
夜遅くまでお付き合い頂きありがとう御座いました。

今すぐ聖杯を諦め街を出るか、立ち向かって名誉の戦死をするか選ばせてやる。
どちらか選べ
━━━━━━
【ヨゼフィーネの選択基本判定】下1
ファンブルで窮鼠の一撃
失敗以下で戦いを挑む
成功以上で街を出る

街を出る
━━━━

           ,ィ⌒`
          /
       r ,.{__  _~ -、   __ 0
     _, ,イ´: : : `: :  ̄: `:.、  、   /
    '/: : : : :r=: : : : :,: : : :.ム '   ´ / レ
  ζ/イ i ,' ,'  i   i: : : : : ム      o
  // !: i: :/: :.l!i: 、i: 、: : : ',:\i: : l  〉   ̄/
  .i/ !: : /: :/ Ⅵ: :|`≦_ : :',: :':,: :l  ゝ   l L
    .l/:,イl/荊 ⅸi ´フモト、','t=-l、  ヽ
 } . /: /:.i } ィ';;j `゛ {;;;;;メっ!:.リ: : ',=、

 '.ャヤフ: :イ: {.゚xxx._'_ _xxxイ:./_: : : :}:ハ 丶    帰る…、帰るから、命だけは…!

   /:,ィ: :i: : '=-. 、-, -≠:/:.:.:i-=,./}: :.}
  , `=、マ}`iマ:} l:i:', X. ,イ:.{:.:.:.:.:',:.:.:.:`:、:/  L
  .1  `)リ`l:.:マ.Li__W___/`:.:.:.:./、.:.:.:.:.:\  `

    イ  l:.':.:.:`:トニ=.1:.:.:.:.:/:.:.:\:.:.:.:.:.:':, 、

      ,  l:i:.:.:.:l  .l./.:;:.:.i》,.=ニ_≫;,;,;,:.:', `
        `  l!:.:.:.:.l,.ィi/:.:.:.:',!:.:_,.-==、__:.: リ _  `ー、
      } ィ:.:.:.:.:_,iァ'、:.:.:.:.:.}ァ':.:.:.:.:.:.`、_.-`エ´:.:.\  、
        }  ̄  .|  `¨´ .}:.:.:.:.:.:_,..iヘ:.:《.{!:.:.:.:.:.:.ヽ
        >,-、ィ.、i,,,__  _,ィ:.:.:. ̄:.:.:._}'´ ̄``ヽ、:.:.:.:}
       < ',_},l_リ'ニィ ̄,イ=-─━''''        ̄

          〈/ィァ/


仲間を殺されながら復讐を遂げる事も出来ず。
憎しみを抱く相手にも屈するしかないか弱き少女が其処にいる。
ヨゼフィーネの望みを叶えてくれる彼らはもういない。彼女は牙を抜かれた虎だった。

眼もとには涙を蓄え恐怖に震えながら必死に鷲谷幸一に命乞いをする。
そこにはもう闘志なんてものは一欠けらも見当たらない。
黒歴市の守護者は街の平和を脅かすナチス残党の心を完全にへし折った。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
どうも筆のノリが悪いのでここまで。

おそらく後数回でこの回は終わる。
こんな不定期ゲリラで宜しければスレは続けられると思います。
募集についてはまだ詳しくは決めていません。その内。


次も場所、時代は同じで状況は違う平行世界にします。手間省きたい。
既出鱒と関係性を作れるかもしれない、サブユニット・モブとして出るかもしれないのがアピールポイント。
ただし当たり前だけど既出鱒が初回と同じ状況とは限らないわけで、勿論出ない可能性も高い。でないと>>1が死ぬ。

作成者は新規鱒を既出鱒の関係者にする選択肢が増え、苦手な人が多そうな設定周りが多少組みやすくなるかもしれず、
既出鱒の作成者も自分のキャラクターが動けば嬉しいし、自鱒に関係するキャラには興味を持ち易い。
>>1としても何の遠慮も無しに使い捨てられる既出鱒を使わない手はないし、
読者も状況が変化する因子が増えるのは好ましいんじゃないでしょうか。

…と、まあ勝手に思ってるのですがナシなら普通に新規だけで回します。どうでしょう?

これだけ好かれてるのに勿体ない気持ちもある。
ですが、作成者鱒差し置いてみゆきがマスターになる事はありません。
というかみゆきじゃなくてミユキなんだ。祝のせいかな。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
セカンドオーナーとしての責務を終えた鷲谷幸一が悠々と廃ビルから出て来ると、
腕を組む金髪ハリネズミが何かを堪え切れない様にして立っていた。

「おや、君はアクラ君じゃないか!先日は本当に助かったよ。
此処にいるのは仕事の為かい?君達神秘の秘匿を担うものには土地の管理者として頭が上がらんな。」

「どうも、幸一さん。一つ聞きたい。貴方はこの廃ビルの中で一体何をしていた。」

気さくに話しかけた鷲谷幸一は、刃のような冷たいアクラの口調に戸惑いを覚えたが、
やり遂げたという自信に満ちた表情でエージェントの問いに答えた。

「何って君!この街を脅かす悪者共を懲らしめてきたのだよ。見て来ればわかるさ。
ああ、そうだ!丁度良い、首魁のヨゼフィーネ=ゲッフェルトの監視を頼まれてくれないかね。
彼女は危険人物だ。一体何をしでかすか判らんからな。・・・この町を出て行くとは約束させたが信用できん。」

「・・・そうか。よくわかった。ヨゼフィーネ=ゲッフェルトの事は引き受けた。失礼。」

鷲谷幸一は自分を横切って廃ビルの薄闇に消えてゆく彼の背中に問いをぶつけた。

「どうした。何か悩みがあるのならいつでも相談に乗るよ。」

アクラ=ドゥードゥーは立ち止まらずに至って平静に答えを吐き捨てた。

「お気遣いどうも。ただ、俺は自分の愚かさに怒りを覚えているだけだ。気にしなくていい。」




       {\i                     /
      ヽ、::::....   /  ヽ、 、           ` -、_.
    ‐- 、.,丶::::  /                   /
     ` 、::::::::::  /        \         /、
     _=:::::::  /  ,'          ∧        <
    ´ ‐- ::: / /ヽ i  '.       }        /

      / x=={ i \   ハ       i  i      "' 、
        ̄、//ム '  \{ ヽi |  } /  '.    x__''"
         ト、/,ィヽx==x≠ミ 、,イ /  \ _   , -'"
         i  / `{/////≧x_,ハ ト、 、 /  , ''"
         _ ′   \////ア//', ` , '=‐-
     。x≦∧ `     ̄ ̄   /-‐'/ヘ          …ちっ、いつになっても慣れないもんだ。
     マ////∧  -     u../  ∨x≦}          この見慣れた惨状に。
       ∨/x==∧ _  _..  < ___,.-ニニニ/
 ,-‐-=ニニニ/;i;i;i;i;i;iハ     |ニニニニ/≧x。       ───俺が、もう少し早く来ていれば。
/ニニニニニ/:i:i:i:i:i:i:i:i/    x|ニニニニニニ≧x。

ニニニニニ.}:i:i:i:i:i:i:i/    .r':i:i|ニニニニニニニニ≧x。
ニニニニ./:i:i:i:i:i:i:i,'     |;i;i;i|ニニニニニニニニニニ≧x。
ニニニ/:i:i:/\:i:i/    /;i;i;i;i|ニニニニニニニニニニニニ≧x。



幸一は安宿の部屋をまた借りて、夜の寒風をしのいでいた。
出費がかさむが仕方がない。一度元拠点にしていた屋敷に戻ろうかとも考えたが、
ライダーに割れている場所に戻るのは不味いとその考えを頭の中で却下した。

・・・もっとも、ランサーが傍にいる限りは居場所などもう割れているも同然なのだが。
彼女の能力がより大きな被害を及ぼす前に、早期決着を目指さなければならない。

「眠い。そうか俺もう丸一日寝てないのか!ハハハなんだか楽しくなってきたぞ!
ああ、なんで一日中起きていると目から水が流れて頭がぽーっとするんだろうな。不思議だな。」
「や、寝ようよ。魔力だって宝具使えるほどはないんだよ?」

「気のせいで御座ろうか。さりげなしに危機であると思われるので御座るが。
ライダー殿が我らが態勢を整えるのを悠長に待ってくれる方であれば杞憂と申せましょうが。
・・・今宵襲撃、とは考えたくないものですな。」
━━━━━━━━━━
【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:34/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画
━━━━━━━━
【8夜基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:43/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画
━━━━━━━
確認。

難産なので21時から仕切り直し、一旦休憩。

よしわかった。これはどこかで無理をしているということ。
自分の感覚を信じ、放っておいて先に進みます。
━━━━━━━━━━━━
【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:76/80
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:19
【状態】:平常

【令呪数】:二画


【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:43/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:12/40
【状態】:重傷

【サーヴァント】:アクハト
【コスト】:20
【状態】:平常

【令呪数】:五画

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:90/90
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画

鷲谷幸一はぐっすりと睡眠をとって軽くなった体とすっきりした頭のありがたみを噛み締めながら、
座布団の上に座り、テーブルの上の茶を手に取って啜った。
ランサーとセイバーは難しい顔をして昨晩の平和を訝しんでいた。

「そろそろ来ると思ったんだけどね、ライダー。どうして来なかったのかな?」

「何か問題が発生したのか、それとも飽く迄迎え撃つ形で戦いたいのか。
相変わらず、ライダー殿はあの森に居を構えているとの事で御座ったな。
いや、しかし。戦車が使えぬ不利な地勢を自ら選んで戦う理由など・・・。」
━━━━━━━━
【9朝基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

コミュ・ランサー。
━━━━━━━
【内容】下1

後見してもらえる条件について。

それとライダーを越えない事には聖杯を得ることはできない。
戦況によっては令呪で宝具を開帳させるかもしれん。使いたくはないんだが…勝たねばならん。
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                       ,,,,,,

                   ,  '  ミ    `  、
                 ., '          ¨ヽ  ヽ
                .,.'    r-_,,,,'' ヽ    .ヽ ヽ
               ,'  ,'  /      ヽ  ヽ ヽ '.,
               ,'  ,':.:/        .ヽ :.:',  .', .',
              ,'  ,':./        rャ--.ヽ:.:',  .', .',
              .l   !/__ャュ、    ':.:.:   .ヽ!  .', .!
              .!   !   '':.:    '' x==ミ、!   ', !
              !   l  .x==ミ、     c:::::ハ ァ   .l .!
             .!   .!.〈 O::::ハ     ヽ:.:.:ソイ!,'   l .!
             .!  .: .!', ヽ乂:ソ      `¨ /,'  .!.!,'
             .!  :.',.! !', ,ァ ′  ′    ./イl  ノ!,' ',     具体的な条件は聖杯戦争が終わって願いが叶った後に話すよ。
             .! ',  ',{ 、',      ‐‐.ァ   ,' イ ! ,'     何をしたいかはもう話したけど、
             .!! .ヽ、ヽ`!.'.,    `'' ′  イ.!/.ハ,,,, r、_    その方法はブリーラー・レッスルにはわからないから。
              ヽ  `リ`ヽ_ ≧s 。    イ ! 《   ヽ二7
                /  !ニニニニ/'l、___,,,,r ヽ-.}  ト !ニニヽ    ・・・ま、違うかもしれないしそうでも構わないけど、
       r‐-- ァ イア  !/!  マ-'':.:.:.r !`ー=''¨ .〉:.イ ノ !}レニニ/    あの女の言葉は私に向けられてる様な気がしたからね。

      .イ '''' 二 ァ'′   イ!ヽ l:.:.:.:.:.:.l、 _   ./:.:.:.}ノ:.:.:.:.`ヽ .',     愚かだと笑われるのは私のプライドが許さない。買ったその喧嘩。
     /  ''¨二 ''ァ   , ' ! !_',',',`:.:.:.:.:.:.!r-‐-ミ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:/lヽ
    ..,'   ' , イ′  ./  i l__/.',',:.:.:.:.:.:.:! .0 ./、:.:.:.:.:.:./;/!¨¨! ',
   ./   .7     /  ! ! ∥ヽヽ:.:.:.:.:l  ./:.:.:\:.イ:イ ..::lリニ.!  ',
   /   ./     /  ! l l.7   ヽヾ:.:.:! ./:.:.イイイ   :.:辷!   ',
  .,   イ     /  .! !ァ   r--ゝヾ.!/イイ,,ヽ_    .!_7    ',
   ',   ',    /_   .i!:.:!   .!::::::::< !¨!:::::::::::::::∥    !ァ     ',


ランサーはとある言葉を思い出し、笑顔を浮かべながら物騒なことを話す。
後見の条件に触れた幸一は彼女の様子を見て、今ならこの話を切り出せると思った。

「・・・それは、出来るだけ避けたいね。」

彼女は固まった。未だに覚悟は出来ていないらしい。
ランサーは蒼白に染められゆく顔を決意を固めた鷲谷幸一から背けた。
長い沈黙の後、彼女は静かに語りだす。

「多分、それは乗り越えなくては行けない試練なんだと思う。ブリーラー・レッスルがオーディンに戻る為の。
でも今の私はただの道化で、眼を贄に出来る勇気なんてもう残って無いんだ。・・・凄いよね、オーディンって。
知識の為にとはいえ、眼球を捧げる勇気を持ってたんだから。」

【幸一のかける言葉・行動】下1
1、プライドが許さないんじゃなかったのか
2、それは仕方ない、だが令呪は使うぞ
3、その他(内容併記)

ミス、知識→知恵 安価下

3
一時の衝動と笑われる蛮勇も勇気のうちだ
道化ならその場の勢いに任せるのもアリだぞ。それもまたかっこいい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「勢いで恐れもなく眼球を潰せるのなら、どれだけいいだろうね。
何かを守る為だったり、そうしてでも成し遂げたい事があれば私もそう出来たと思う。」

鷲谷幸一の語る価値観にランサーは賛同も否定もせずに勇気を奮い起こす事も出来ない。
彼女は少しの躊躇の後、この己のマスターに沈み切っている心から酷い言葉をぽつりぽつりと投げかけた。

「ね、コーイチ。正直言うとね?私、瞳を贄に捧げられるほどに願いに執着なんてないんだ。
勿論叶えられるなら叶えたいし、叶えたいのも本当。だけど、それでも恐怖に比べたら次の機会を待ちたいと思ってる。
それにさ、私。・・・仲良くやっていきたかったけど、守ってあげたいと思う程コーイチの事、好きじゃない。ゴメン。」

衝撃の事実が鷲谷幸一の胸を貫いた。
眉をひくつかせた後、受け止める様に瞳を閉じる。

「・・・そうだったのか。それは、私が君を騙していたからか?」

鷲谷幸一には思い当たる節があった。
勿論その事については彼女に謝罪したものの、だからと言って彼女の心に付けた傷が癒えた訳でもない。
セイバーが不穏な空気に霊体化を解いたが、鷲谷幸一は再度霊体化を促した。彼女の堰が切れた。

「そうだね、騙しておいてバレて仕方なしに謝る様な男を好きになれるわけがない。
口から出まかせばっかり。それでもみゆきちゃんを守りたいって気持ちだけは本物だと思ったから、今の今までついて来たんだ。
権力を得てというのもそこから出た願いだと思って。・・・そうでなかったら、こんな信用できない奴とっくの昔に見限ってたよ。」
━━━━━━━━━━
【セリフ・行動】23:23下1
1、それを言ったらお前だって
2、誠心誠意謝る、それしかない
3、その他(内容併記)

2 まったくもっておっしゃるとおりでございます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「まったく以て、仰る通りで御座います。」

鷲谷幸一は深々とランサーの前に頭を下げた。
ランサーはその姿を見下ろして、それでも許しの言葉は与えなかった。

「・・・どうせそれも、私の宝具を使わせたいから仕方なしに謝ってるだけじゃないの?
謝れば許してくれるチョロイ女だと思って。
ああ、確かに女は気分屋だよね。些細な言葉や行動でころころ機嫌が変わるんだから。私は知っている。」

【言葉・行動】23:48下1
1、どうしたら許してくれるんだ
2、令呪で命ずる(内容併記)
3、その他(内容併記)

令呪をもって命ずる。マスターに宝具を命じられても絶対に使うな!これで良し。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
鷲谷幸一はゆっくりと頭を上げ、拳の令呪に目をやった。
ランサーは彼の行動に落胆し、諦めの言葉を投げかける。

「ああ、令呪を以て命ずる?
そうだよね、貴方は結局謝るつもりなんて無いし悪いとも思ってない!
令呪に頼ればサーヴァントである私は貴方のいう事に従わざるを得ない。コーイチの気持ちは良く分かった。
・・・さあ、私に命じなよ。」

「ああ。言われずとも命じよう。」




                         r‐‐、
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              / / __ ,ィ匕i´  .-イ、      _
             ////.ri(.(;))' /   / \  > ´ _ >'´ヽ
            /::::/::::/ii. rゝ-¨  人   .リ  /ノ ̄´    丿
           ./::::/::::::ゝ}}}}ノ。 ....::::::...`ー':. /´/   ヽ_ /
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         /:::::::::::::::::::::::ト-':::,'::::::::::::::::::::::::::::ゝ、__/ <

        ノ::::::::::::::::::::::::::ゝ-ー,ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::// ̄ヽ___

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       _>::::\:::::::\::::、:/   \:::::::::::::::::::::::::::::::::r'ー ' ̄∨
、      `ヽ、::\r 。、::::_ノ   }, -、\:::::::::::::::::::::::::::{{    ∨
 ー'\      \ト、`´r'´    ノ ヽ )ーヽ:::::::::::::::::::::::::ゝ-ー'、  `ー,     令呪を以て命ずる!
/  ̄ヽ      ノー フゝ--- ´i   ゝ、  \::::::::::::::::::::/  ノー―'      ───主命による宝具使用を禁ず!
     /ー‐  ̄ ̄ ̄`ー,_〈 ヽノ     ̄ ー ̄`ー‐'-イ,
.    /      ,_i. /  .| ト、  .\             ./ i
   /      /、_ '`ヽ j∧∨  .\        _  <  ヽ
   〈    ー‐' ゝゝイ´ ./ _〉     ̄ヽ、_ <       \
   ヽ  ゝ {   .r'´ヽ-'´ /i∧                 ./
\   .\ / ゝ、 人 ヽ'ヽ´` ノ/∧                イ
____/ノ  i`ヽ-- ノ:i`7///iヽ               ./|
     V´  .i//.|' ノ:::::/.i////.i i                |
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        ..,'         _     ', .l   .',   l
        ''l,''''''''' ¨.:.:′    .:.:. ̄ ̄ ',.:!‐  !.   l
        ! z===ミ      彡===z',.l   !:.  l

        !《 匕:::ハ`      匕::::::ハ `ャ   l.:. :. .,'
        ::',ヽ 乂 ソ      乂  ソ イ..:  ト.:.:..,'
        :::.', ` ''''         '''' .,'/.:  .リ.:.:.'.',
        .:',ヽ     ′       イ.,.:  l!!.:.:..::..!
        ', .',      ____     u ,'  .:ノ.!!.:.:..:/        ───は? へっ、えええっ!?ちょっと!!?
       ヽ ', .',     マ   `ァ   ..:,'.:.:.イ,,.:リ.辷ら
      .ノ.:.:...ヽ +。    ¨¨¨   :.:.イ!.:.:..',泛ニ二〈
     ./,'! .:.:..:', 泛二≧s。  .:.:..:イ.:.:.イ.:.:  .マニニニら
     .',! ',   .',ひ泛ァ.イ:/l: : : : : : _r''.ァ  .,!./''マえ圦,
        ゝ .!リ¨ .: : : :l: : マ三≦: ^l イ}イ: :   . イァ'' 、
     , -、. l/i      !: : : : : : : : : : !: :     イァ' /__ヽ

ュ,,_.rヽイ  イ ヽ_      .! ,, - ,,  ./     .イァ'./:/.:.:..:.:ヽ
   ./-/  ,,イ ',     l辷ニニニ辷 /    イァ.//.:.:..:.:..:.:..:.:.',



           /彡'/ノて/::::::::ト、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{

          /彡ヽヽ r' {::::::::::トヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
        、ー=三ミハ   人::::::ヘ、__}::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::ト!
    > ´  \   __∠::::__\{\__\::::::}ilム:{:::::}::::::::、:::::}
   /         \ `ヽ:::::::::::> ´ ̄ \i、ゝイ.\!::::::::::}ヽ!
-.ー--        \ :.ヽ/         {ヾx__ノ \ー、!
::::::::::::::::::::::≧s。     ヽ;;;;;, /!     _ノ}::ハ
:::::::::::::::::::::::::::::::::`:...、   ヽ;;,ゝ-‐- 、__  ノ:::::!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>x.   ∧     /> 、|            これで良し!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..\  人    /´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ   }. ー '
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>ーヘ、        {´ ヽ       ランサー「よしじゃないって馬鹿!貴重な、貴重な令呪を!」

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/     <         i   ∨
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/          ` <    }  ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/              、 / .,r―-  __
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/               /` 、i    ⌒ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{              /    \、___   _ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{             /         ヽ    {、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{               /         ハ   〉


ランサーは目を白黒させて彼の手に縋りつき令呪を確認する。
確かに赤い紋様の一画が手の甲から消え去っている。
マスターの余りにも思い切りの良い行動に、ただ阿呆のように口をあんぐりさせるしかない。

「───正気なの?コーイチ。」

彼女は鷲谷幸一の正気を疑った。
いくらその場限りの欺瞞にしても限度がある。
だが確かに宝具の使用はランサーの意志に託された。
それは紛れもない事実で。

【セリフ・行動】下1
1、どうだ。───かっこいいだろう?
2、本当に済まなかったと思っている、これで許してほしい
3、その他(内容併記)



           /彡'/ノて/::::::::ト、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{

          /彡ヽヽ r' {::::::::::トヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
        、ー=三ミハ   人::::::ヘ、__}::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::ト!
    > ´  \   __∠::::__\{\__\::::::}ilム:{:::::}::::::::、:::::}
   /         \ `ヽ:::::::::::> ´ ̄ \i、ゝイ.\!::::::::::}ヽ!
-.ー--        \ :.ヽ/         {ヾx__ノ \ー、!
::::::::::::::::::::::≧s。     ヽ;;;;;, /!     _ノ}::ハ
:::::::::::::::::::::::::::::::::`:...、   ヽ;;,ゝ-‐- 、__  ノ:::::!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>x.   ∧     /> 、|       どうだ。───かっこいいだろう?
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..\  人    /´
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{               /         ハ   〉



       .,  '    -彡      .'  ,
     , ' ,,-‐''            ヽ ヽ

    .,.' , '       ,   、       .ヽ .ヽ
   .,' ., '       /-‐‐‐‐-`.、      .ヽ ヽ
  / /      /        ヽ       ', ',
 .,' /      /           ヽ    l   ', ',
. ,' .,'  ./   /             ヽ  :.:!   ', ',
..,' ,'   !:.  ./               .',  :.:!   ', !
.,' i   .!:.: /  ,,,,,,,,_       ,,ャァ=- ,,__',:.:.:!   .', .!
l !   l:.:.ァ-'''¨  :.:.:.:.      :.:     .',:.:!   ! .l
! .l   .!:.:/   _         __    .',:l .!  .! !
! .!   .!/ ,,,,x===ミ`       z=====ミ .',! .l   !'
', !   ',.〈  .匕::::::ハ`       .匕::::::.ハ ア ,'   .!
.',l   .. .!ヾ {:.{!:.:.:!}:!        .{:.{!:.:.:..ソ./.!.,':    !
. l    :.:.', ` .弋__ノ         乂シイ ,','.!:   !',
. }   :.ヾ、///     .〈!      ///.イ.,'l   .! .!
,'.!.|',   !.,ヽ                 ,'.,'  ./!.!.,'     ────コーイチ。
.{.',',:.:ヽ  'ト',                 .,':l .ノ!:.:リ/
. ヽヽ:.:.l:.:ヽ{:.'.,       ァ'' -       .s:.!':. l:.:.l,'_
   ゝ/: :.:.:.{:.:..ヘ            イ:.:.:.:.:!:  マニヲ
  マ7   :.:.ト廴__ァュ≧s。    s≦.マ三三リ   テ}
  .リl.,'',   .マニニニ.! ィ.!: : : : : : : :r,,lヽ.〉ニニ/,   /ヽニヽ
. マ7キム、  ト、ニヲ:::::!にニニニニァ,ァ::::::ヽマ.!  /匕乂ひ
 /ー--'ャニヽ. !::::::::::::!': : ` ̄ ̄: : /:::::::::::::::::',./ー': : : : ',

./   イ:.:.:.:.:}ノ:::::::::::l: : : : : : : : :./:::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.≧s。 .',










    .〃            ィ‐、    ヽ

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   ∥   ..:.,'   ,'   イ       ',   ',
   ∥ .: .:.,'   .,': .. イ         .', ! ',',
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  .,' .:..:.l.:.:.l   l-/-- ャx、       .',.!  .',
  .! .:.',.:!.:.:l   !/          ''¨ ヽ l.:  ',
  .', .:.:..',l.:rl.:   l               l:   !
  .',..:.:.Y.^!: .:  !  ,,,,,,_           .l .!: .l
  ..,'ヽヘ .l.:.:.:. .i != ≠ミx     __   /!:!.: .!
  ..,'.:l.:!.:.:.l.l.:.:..  ',',ヽヽヽ       ̄^ミ. /.∥: !l
  ...',ヘ!.:.:..!ト.:.:..::. ヘ       ;   ヽヽ/.:∥. ,'!!
  ..',.:l.:.:..ヘ:ヽ.:.:..:.. ',   _       /.:.:/.:;:.イソ       …バーカ。

   泛辷ャュ.:.:≧s。.!.   ` -ア   。'.:.:.;.イ
  .え≠ニニニニ.ノ.: /.ヘ    。s≦.:./イ:.:.{ クスッ
   7廴辷ニイ.::. マト,,,, _r/.゚〉ニニニ弐ら.:.:..:.ヽ
  /,,,r‐''!′',.:.!,.:.:.. '.,‐ニ.ァャ',.:',`<テト.ヲ.:.:..:.:.ト',
rヽヽ、.:.l   !ヘヽ、./: : : :.!. ',.:.', .',-!/{.:.:.イイ/
.',=ヽヽ`l   l.:.:..:.:..!', _ - _',.:.:', ヘ.:.l.ソs。

















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     、 -------{_            /ニニニニニ|ニニニニ∧            _}__ニニ=- >'
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        \ニ=-∧               }≧=- <ニ|ニ> -=≦{              /ニ=-/
.           Ⅵ-=∧           〈/〕iト-=ニニニニ=-ィi〔/〉             /-=Ⅳ
.          Ⅵ=-∧             Vニ{{ニ{{ニ|ニ}}ニ}}ニV             /=-Ⅳ   (修羅場だと思ったら
            Ⅵ-=∧       __     }ニ{{ニ{{ニ|ニ}}ニ}}ニ{             /-=Ⅳ    今度は別の意味で居辛いで御座る。)
__         Ⅵ=-∧     ノ//〕iト ._{ニⅥ∧ニ|ニ∧Ⅳニ}ァ=-ヘ       /=-Ⅳ       ___
///〕iト         Ⅵ-=∧ ,rく=-//////\ニニニ|ニニニ/////{__ __    /-=Ⅳ   -=ニニニニニ
///////〕iト    Ⅵ=-∧_}///////\///\-=∧=-///////'////〕i〈=-Ⅳ ィi〔ニニニニニニニ

///////////\_r‐‐く/////〕iト., /////\///≧=≦////////////////ア-=ニニニニニニニニ
/////////////丶///〕iト .,////丶//////≧=----=≦//////////////-=ニニ>   ̄ ̄ 、ニ

///////////////\//////〕iト///\/////////////////////////-=ニ> ´  ----    \
/////////////////}\/////////〕iト\////////////////////ニ'ニ/   ィi〔ニニニニニ〕iト.,
////////////////∧//\///////////丶// ̄ ̄///////////ニ//  /-=ニニニニニニニ\
///////////////∧/////丶////////////>-- ---</////!ニニ〈  /-=ニニ/  ̄ ̄ ̄ \ニ\

//////////////∧/////////\////////////////////ィi〔| |ニニ∧_/-=ニニ/   ,.  --- .,  \ニ
///////////////////////////>、/////////ィi〔二二二二| |ニニニニV-=/  /-=ニニニ=-\  \


「はあ、まったくもう。───そんなに私の事を盲目にさせたいんだね。コーイチは。」

ランサーはこの馬鹿男に柔らかい笑みを浮かべ、背を向ける。
少し視線を落としたかと思うと決意したように振り返り、面を上げて鷲谷幸一を見つめた。
おどけた彼の姿に、少しときめきのようなものを覚えたから。

「まあ、仕方ない。まだ瞳を失う事は怖いけど、コーイチは私に決断を委ねてくれたんだもんね。
期待に応えるとは言わない。貴方を信じるとも言えない。・・・でも、ちょっとだけ勇気を貰えた気がする。」

鷲谷幸一は彼女の手を取る。

「頼めるか、ランサー。」

ランサーはその手の温かさに僅かに頬を染めながら、「頑張ってみる」と頷いた。

外は猛吹雪に見舞われた。
昼間だというのに日光を遮られた地上は明かりを付けなければならぬ程に暗い。
能力による影響を心配するランサーと神秘の漏えいを心配する鷲谷幸一は、
安宿の窓から見えるここ数日最大の猛威に、同時にため息をついた。

「あっ、同じタイミングだったね!」
「ああ、そうだったな。」

「ま、それはどうでも良い事だけど。ごめん、コーイチ。
まさかここまで酷くなるなんて自分の能力とはいえ想定外だよ!・・・被害、出てないかな。」

冬の化身は人間に与える害を思い、憂鬱な表情を隠す様に俯いた。

「ううん、無いとは言えないが。まあ仕方のない事さ。君にもこれはどうすることも出来ない能力なんだろう?
いや、待てよ!ファスナハトでは君、鞭打たれて追い払われるんだったね。確か、それは冬を追い出し春を招く為のもの!
君を鞭打てばこの猛吹雪も収まるんじゃないか!?なんて」

鷲谷幸一の冗談にランサーは覚悟を決めて部屋を去り、布団叩きを持ちだして来た。

          , ' ¨¨ '  ,         !   !
         .,.'  ,,   .ヽ .ヽ        .!   !
        ,',' ,'′  .ヽ_', ', ',       !   !
        !,' !    ' ,,,',!, ',.:.',       .!t_r, !
        'l .!~^__   ヒソi! l.:./      ! ttj . !
        .! ',, マソ ,   !.ノ`!圦ャ     !.f !  l     コーイチ、これで打って!
         Ⅳ`ヽ  ャ フ イ マ¨¨//rヽ   !.! !  l
          イ`!ト ラ.ラ ヽイイ //.:.!.:.:..ヽ  l ! !  l                        「はあっ!?」
.  ネヾ  r,    .ヽイ`'/ヽ  ', ト//.:.:..:i!:.:.:.:.ヽ..!.! !  l
 _辷メ .ヽ!.',    /.:.:/ヽ`''‐-マトイr-.┐ヽ',.:.:..:.:l ! !  l     打ってこれで!思い切り!
 `≠、 t イヽ_ ../ /.:.:..:ヽ{.ャ¨:::j t::::::j、.:.:\.:.:.!.l l  .!

    .ヽイ.:ヽ.:.:ヽ.イ.:.:..:.:..:.rt.ノヽソ.t ̄r`.:.;;,,',ヽ !.l l  .!

      .ヽ.:.:..:.:..:.:.ヽ;;,,;;;イ ヽ-:ヌ.:ヽイ.:.:..:.:.'';;;' !.l l  .!
       /ヽ.;;;,.:.:..;;;;.イ    ',;;;,,,`!,,!''′.:.:..:.:..!.l !  l
     ./ イ.:/ ヾ''′     !;;;''''.:t.:!.:.:..:.:..:.:..:!.l !  l
    ./ イ.:.:./        .,';;.:.:..:.:l.:t.:.:..:.:..:.:. !.l !  l

    〃.:.:..:.,'         ,';;;.:.:..:.:..t.:!.:.:..:.:..:.:.!.l !  l
   〃.:.:..:.:.,'         ァt.:.:..:.:..:ⅵr-=.:.:l !.!.. l
  ∥ .:.:..:.:.!         ∥‐┬‐ ┘ヽ-‐‐‐.!.!.!.. l
   .',  .:.:..:.',        .∥__!l   .! 「 ̄ ,,,,!.!.!.. l
    ヽ   ' .,       `!┘ニニニ.j-!   .!.!.!.. l
      `}  .,'       .ト,,,,_____.! . !   .!.!.!.. l
      / , '         .ト====.! .!   .!.!.!.. l
     .,',' /          l   l  .!   .!.!.!.. l



真剣なまなざしに不承不承布団叩きを受け取った幸一は、意を決して思い切り振り被った!
軽快な音と共に布団叩きがヒットする。

「…痛ぁい。」
「当たり前だろう。」

悲鳴を上げた彼女は目に涙を蓄えて表を見た。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【基本判定】下1
クリティカルで吹雪が収まる
その他でそれで収まるなら苦労しない

【9昼基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

1.コミュ セイバー陣営

ライダーとアーチャー。あいつらと戦うに当たって作戦会議。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回はここで終了。
お付き合い頂きありがとう御座いました。
・・・休憩大丈夫?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:43/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:二画

令呪で魔力回復?と思って調べたらTYPE-MOON WIKIに令呪はガソリンに出来る云々書いてありました。
手元にあるWorld materialの令呪の項目には記載されてない。出典何処だろう。情報求む。

んー、どうしようかな。
令呪の効果で後に残る物作りたくないんだけど、それでも欲しい?
真名解放宝具の効果、本当に早々使えない切り札としてべらぼうに強く設定してるから、
それがより気安く使えるようになってしまうのは>>1は乗り気じゃない。ブーストは有利1取得で代用してる。
もしどうしてもというのであれば、代わりに真名解放宝具を弱くすることを視野に入れて頑張ってみるよ。

少しは親しみ易い方が良いか。そう思って試しにフランクに接してみたけど良さそうだね、よしよし。
それじゃ取りあえずは無しで行きます。始めませんがそれならって人も居そうなので選択を。
━━━━━━━
【選択】先に二票
1、作戦会議
2、休息

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:52/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:二画
━━━━━━━
夜。吹雪は少しばかり和らいできたものの、相変わらず月の光をさえぎって止まない。
ガタガタ唸る安宿の窓。セイバーは少し落ち着かない様子であったが、幸一達にとっては最早子守歌だった。
一大決戦に備えて休息を取る彼らであったが、余りにも退屈過ぎる上に暇を潰せるようなものも無く、
最初はライダー戦についての話合いが行われたが、自然と他愛のない話に移行した。

「セイバーってさ、結構戦術面では抜け目ないよね。
最終的にこんな面子になるだろうなって事は予想してたでしょ。」
「はは、そのような事は。ランサー殿が手強い相手であるゆえ、
ライダー殿にアーチャーとの決着を付けた後、如何様にして勝利を収めるかが拙者の悩みで御座る。」

鷲谷幸一が静かに休息を取っている横でランサーはにかりと笑ってセイバーに絡んでいる。
座布団の上で胡坐をかいているセイバーがこめかみに指を当てると、ランサーは頬を膨らませた。

「それでも最後に戦う相手はライダーやアーチャーでなく、私と決めたんでしょ?
この私に対して勝算ありと見込んだから此処までついて来た訳で。まったくプライド傷付くなあ。」
「いやいや、ランサー殿を侮っている訳では御座いませぬ。
そういうランサー殿や幸一殿こそ、拙者の前でなにやら随分な痴話喧嘩とともに秘密を打ち明けてくれましたな?」

「や、痴話喧嘩とかそういうんじゃないから!健全普通な主従間の会話です!
そもそもコーイチ妻子持ちだし、それ以前にあんな奴とてもじゃないけど願い下げだから!」
「ほっほう、左様で御座るか?されど、主を悪いように述べるのは感心しませぬな、ランサー殿。」

セイバーの言葉を否定して顔の前で手をブンブンと振りながらランサーが幸一を否定する言葉を吐くと、
武士は声色に悦を混じらせ笑ったと思えば、急に顔をしかめて彼女の暴言を嗜める。
この堅物な男を鼻で笑ってランサーは毒を吐いた。

「セイバーは私とコーイチの中に何があったか知らないからそう言えるんだよ。
ま、過ぎた話だし可愛そうだから話すのは止めておくけど!ねえ、コーイチ?」
「ん?ああ、君が契約の前に願いを確認するのを忘れたんだっけな。契約内容をキチンと確認しない方も悪いんだぞ。」
「ぐふっ、強烈なカウンター…。くすんくすん。コーイチのいじわるぅ…。さぎしぃ…!」

「・・・色々あったようで御座るなあ。」
━━━━━━━━━━━━━━━
【9夜基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

嫌いに近いとどうしてもね…。
━━━━━━━━━━━━
【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:61/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:二画
━━━━━━━
【ライダー攻めて来ないの?(基本)】下1
失敗以下で攻めて来る
成功以上で待ちの構え

待ちの構え
━━━━━
【10朝現在】
【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:80/80
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:19
【状態】:平常

【令呪数】:二画


【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:61/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:二画

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:20/40
【状態】:重傷

【サーヴァント】:アクハト
【コスト】:20
【状態】:平常

【令呪数】:五画

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:90/90
【状態】:普通

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画

来襲を覚悟していた昨晩もライダーは姿を現す事は無く、
アーチャーがライダーの陣営に加わってから二つの夜を幸一達は明かした。
この事実は彼らの思考を示すものであるとセイバーは指摘し、
マスター、イス=コントルノの戦闘力を活かす事を彼らは選択しているのではないかと推測した。

「加えて、当然ながらアーチャーは弓の名手で御座る。
姿を隠す場所が大いに存在するあの森で潜み、訪れた将を射抜きて一気に片を付ける心積もりでは御座らんか。」
「コーイチと恵華ちゃんが狙われているという事だね。
そして戦場にマスターが現れなければ的確な指示や令呪使用のタイミングを計るのは困難、と。」

「なるほど、つまりは早期決着を相手は望んでいるという事か。
それならば持久戦と言いたい所だが・・・。聖杯が降霊できる期間には限りがあるしな。」
「別に相手は持久戦は嫌がらないんじゃない?確実な手を打ってるだけで。」
━━━━━━━━
【10朝基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

暫くスリープモードだったから更新始まって慌てた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:70/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:二画
━━━━━━━
カーテンを開いて外を見れば辺り一面雪景色。
吹雪は和らぎ時々雲の隙間から日差しが覗いているのを、鷲谷幸一は懐かし気に眺めた。
そういえば、日差しなど見たのは一週間ぶりではなかったか。

「・・・随分長い間戦ってきたな。振り返れば非日常的な様々な出来事を思い出せる。」
「ストップストップ!まだ四騎残ってるから!総括に入る場面じゃないから!」

「恵華殿に召喚され、もう十日以上が経過したので御座るな。感慨深い。・・・絶対に奴は拙者の手で仕留める。」
「セイバーまで!?・・・まあ、私達ここ二日間くらいのんびりしてたしね。回想して戦意を滾らせるのも悪くはないか。」

ランサーは鷲谷幸一の後ろ姿を見ながら今まで有った事を想い出し、
むふーっとため息をついたかと思えば眉を潜めて視線で彼の背中を貫かんばかりだったが、
やがて困ったように歪めた顔がにやけた表情に変わり、しかしどこか憂鬱気な影が彼女に差した。
ブリーラー・レッスルはふと自分の身体に視線を落とし、誰にも聞こえない位の静かさで呟いた。

「はあ、そっか。もう聖杯戦争も終盤と言える局面なんだね。
私、後どれ位ブリーラー・レッスルでいられるんだろう。・・・別に、このままでいたい訳でもないけど。」
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【10昼基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

イス=コントルノの冷気耐性は個人技能。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:79/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:二画
━━━━━━━

【先に、今夜攻める?】下1
1、攻める
2、攻めない

攻める
━━━
いよいよライダーが待ち受ける森へと攻め込む決意を固めた幸一達は戦いに向かう前の最終確認を行っている。
セイバーは己の主・斎木恵華に経過報告と今夜決行を伝えに行き、帰って来たころには日が暮れ始めていた。
恵華は共に戦いたいと望んだが、イス=コントルノの恐ろしさを知っており、
彼女を守らんとするセイバーに説得されて大人しく彼の帰りを待つ事となった。

「幸一殿。貴殿もまた優秀な魔術の使い手であると見知った上で進言致しまするが。
イス=コントルノやアーチャーの手に貴殿をかけさせる訳には行きませぬ故、
どうか戦場まで深入りすることなく恵華殿の様に、我らを信じて帰りを待っていては貰えませぬか?」

「・・・つまりは足手まといだと。悲しいが事実だね。
しかし、パスを通じて君達の状況はある程度把握は出来るが、飽く迄『ある程度』だ。
多少の危険を犯してでも俺も着いて行った方が良いんじゃないか?なにせ、命運を賭けた大事な一戦だ。」

「大事な一戦だからこそ心置きなく戦いたい。・・・そう、セイバーは言ってるんだよ。コーイチ。
なんだったら恵華ちゃんの所にいて、みゆきちゃんと一緒にいなよ。その方が安心でしょ?」
━━━━━━━━━
【行動選択】23:20下1
1、それでもついて行く
2、大人しく残る
3、その他(内容併記)

ごめん、気持ち良く寝てた。疲れてるんだね。

色々データの準備も必要だからここで終了しておきます。
お付き合い頂きありがとう御座いました。

使い魔貼り付けられないんだっけ?

>>707
バレる
━━━━
鷲谷幸一は斎木家を飛び出し、森に向かって一直線に駆けだした。

「俺の思い過ごしであってくれ!
まさかお母さんを生き返らせたいからって、戦場のど真ん中に突っ込むなんてそんな真似はあいつでも・・・!」

鷲谷みゆきの姿は斎木家には無かった。
セイバーが恵華に報告を行ってすぐ後に彼女は買い物に行くと言って出掛けたという。
しかしながら、繋がらない携帯電話。斎木恵華から聞いた娘の様子からして、とある疑惑が浮上した。

マスターからサーヴァントを奪いに、戦いが行われる場に赴いたのではないかと。
既に、サーヴァント達は戦場に向かっている。───そして。




                 __ --――く ̄\

              / ̄\   \  \  \___
             rく\   丶     \  ヽ  ヽ \
.           /「|{  }           {  ‘,   \__
          ,ノ l{ \ \_   \  ト、     ゚, j!│

.          _{ ( \  \  \   }! { \ 「\ ∨ |
             Yヽ ̄`\___\__}_\/l{  \ `i| l } j__ノ
.            {\\  '⌒ソ'´ ̄`ヽミx__}___ノ jフ 人{
.      _  ノ\ヽ  ー‐f r:::::.、  V /-‐==ミ、r彡'⌒ヽ

.     /ミ }  {ヽァ‐、\`_{ {i:::::::jノ }//  _  ∨  /___∧
   __,ノ⌒ヽ |_,V 入ヽ.____入___ノノ  r:::::::ハ}  | l {'⌒リ }!
  {f´〈::\_{ニ圦 { ∧ ∨ニ{ノ-===、 乂{ 廴::::jリ 人{ ー‐' リ

  乂__/ー=ニ\\      ,rテtミト、 \__,ィf^リ ー‐
.     /:::::::::::::: ̄i::ヽ。)   / 弋fリ_ノー-- {,ィ莎ン/::}
.    / ::::::::::::::::::::/|{,小 }   {      ,ノ   |   /::/
.  /:::::::::::::::::::::::::/{:((∧           r'" |` /::/
.. /:::::::::::::::::::::::::::j::|::(( ∧\        〈___ノ /::/{      魔力の浪費この上ない!ですが・・・!
  ::::::::::::::::::::::::::::/:::l::::(( ∧:::iヽ    /ーミ=ァ  '::::/:/      ここで終わりにしましょう!
  ::::::::::::::::::::::/:::::::::、::((ノ}:::l  \ ト---'//::/::/
   ̄ ̄ ̄\:::::::::::::::}::しイ::::|  /  廴__ノ´:/:::::〈        私は常にあらゆる無駄を取り払って来た!───これが最善だ!
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      /   ー/'′ ヽ、ァ  / //   ','        .∨/////// 〃:   ,'、」.:. .:.:..   ,'
     .!   /.ヽ   /  /  / !  .,'    _     _ `</// / イ.:.   ./ lr`!.:.:..:.:...  ,'
     l    .l. \ー‐  /   l .',  ',    !      ヽ   イイ/    / l l ,'.:.:..:.:  //
     l     l.:.:..    /     ヽ  ',   t_    ¨^^!   /    ,.イイヘ{イ.:.:..:.  //    ははは、面白い!この私を前にしてその様な大言を吐けるか!
     !       !.:.:.   /       ヽ.:..',    ¨ ''  '''' ′ /_ -‐ー-<.:.:/.:.:..: /.:/!
     !     !.:.:  /        イヘ.lヘ         ./イ: : : :ミ.:.:..:.:..:/.:.:.彡.:.:./ l    神の領域に迫りし王よ!
    ,,,, !    ./   〃    ,, イ   /.:.:ヽ     ..........:.:!.:.:ヽ、: l.:.:..:.:.イ彡.:.:..:.:./.:. |    零落した私であれば、あるいは越えられるやも判らんぞ?
  .Y  \   /  ./    /,    , ./、 .:.:..:!ニ= i: : : : : : ',   ` ヽfニtャ__.:.:..:.:..:.:.  /    何せ貴様には不枯の蓮華環がある故な!
  イ、    \、 イ弋    .!/ !   /ヽ{  <ニニニニニ!: : : : : : } /{  .マヾニニニ/ニニヽ〃
  チ ‘,     `ー- l      ヽ  |    .〉三三jj: : : : : : /イ !  .〃_三三三/ ┐
 /,          ‘,     _,,`¨-|''''''''''''''7三寒三三三☆/  /.:.:..:.r‐‐ヽマュ-‐┘
 |             ‘,  イ  |=!.:.:..:.:..:.:..!三さイ,,,,,,,,,,,,/`¨¨¨.:.:..:/     `斥、
..f             ‘,′   .「7.:.:..:.:..:.:..:/-‐‐‐‐-./.:.:..:.:..:.:..:/        ', ヽ



            〃                ヽ          ヽ
           /                    ヽ
                     ヽ          .ヽ        .',

          ,'      ./_ -‐‐‐‐‐ ヽ         ヽ        .',
               /         ヽ    .',     .',       i!
        .,'     .,' ,'           ヽ   ',     .',   ',   .!
        !     !/             .ヽ.  ',     ',   !   !
        .!     !!               ヽ  ',     .',   !    !
        .!      !                ,,.', ',      ',  .! ..:.. .!
        .!      .|_           _  イ   .', .:!      ! .! .:.:. /!
        l     l` 、≧+s。、、  ャ''__,,,,ァァァァァァァ! !      .! l .:.:..:. .: ',
        l  .:.   !   ` ーィ` ーニ≧//////////椛  .,':   l !.:.:..:.: .:.:.. ',
        .!  .::.  !   _ ,   ∨///////////!  /.:.   ト.:.:..:.:!.:.:.  !
        !  .:.:..  !ャヒ_テ示々.    ∨////////// /.:.:.     リ.:.:..:!.:.:..: .!
        .!  .:.:..  !.,ヽ===‐'      ヽ////////,' /.:.:..:    |.:.:!/           だが、生憎今の私には成さねばならぬことがある。
         l !,. .:.:..: !.',′′   ,,       ̄⌒  ,'./!.:.:.:   /.i!.:∥.:.:.、イム!       仮にも主である幸一の可愛がってる奴が此処に倒れているのだ。
     ャ ---___-----_テ',               .,'/ !.:.   イ.:.:.!rtャ--ナ三三!      見捨てるわけにもゆくまい。
     .! ̄  r-ャ r  t} ',              / .l.:  イrt7价三三三三三〉
      !    マリ .`  .t}.:.' ,     ‐  ,     イ!イ.:.{|三三三三三三三匕、     喜ぶが良いライダー。───私手ずから貴様の全てを無駄にしてやろう。
     rY        __t}.:.:.!≧s。        .イ: : !.:.:..:.:..:マ三三三三三イ.:.:.ヽヽ
     ! !   , -‐   ソt!_{三i|i|三≧s。  イ: : : : : :t.:.:..:.:.. マ`ヽ泛^イ.:.:..:.:..:.:. ヽヽ
     .! ! /    イ〆 リ`''└ーt!jkニニ=‐: : : : : : :.イ!.:.:.  !リ;:;:;:::::::`ー-=ニ三   ヾ、
      ! lイ   〃¨   イャ----≦¨::::::::::::/ト‐‐‐≦イ.:.:  //.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..: ̄//¨/ーt、
     リイ   .〃   /  /t!.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:.:::i! !ー‐イイ  ,,イ/.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..//.:./--.! ヽ
     |    〃  /   / t!.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.l: : : : : :! /  /.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..//.:./   !



前回の戦いの反省から戦車を用いる為に木々が伐採された森の中。
イス=コントルノが侵入者を感知し起動した凍土は鷲谷みゆきを確実に死に追い込んでいた。
彼女を守ろうとし、されどランサーは勇気がなく、最後の一歩を恐怖で踏み出せずにいた。

───彼女の勇気を奮い起させたのは、武士の気概であった。

                    〈\
                       Ⅵ\
                      Ⅵ/「ニニ===--- __
                      〉-Vニニニニニニ〕iト.,
                  ィi〔ニニ〕iト -=ニニニニニ\
                /ニニニニニニ〕iト -=ニニニニニ\
                   /ニニニニニニニニニ\-=ニニニニニ',
                j-=ニニニニニニ「 ̄Ⅵ::∧-=ニニニニ',
                {ニニニニニニニニ}ニニⅥ:::\-=ニニニニi
                    Vニニニニニニニ/ニニニ\::::::\-=ニニニ}
       ____  ----<i:i:i:i:i:〕iト -=ニ{ニニニニ/\::::::\-=ニ/
     /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\{ニニニニ/ニニ/\::::::\/
  __ /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅥニニ{ニニ/ニニ\_「^            これで、拙者が殿を務めずとも済みますな。
 {:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i>-----i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iトニニ{ニニニ/___            良き哉良き哉。拙者が嫌うものの一つは敗走で御座る。

__ 〕iトi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iィi〔i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i/i:i:二二二i:i:i:i:i:i:i:i〕iト--- 、_______
i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iトi:i:i:i:i:ィi〔i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i/i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iト    龍神の加護の力を勝利の為に。
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iトi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i/i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\  ───貴様を倒す為に使えるという訳だ!アーチャー!
Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:/i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
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                       -‐……‐-ミ
                  /         丶
                   ‰-‐……‐- 、
                 /゚゜         ⅰ    ;
           {\___{..-‐……‐-ミ, ;    ;i |
             乂_/           ※___ノり-‐ァ
                (______   _,,. :く   <  ,/
              __彡i i㌣}八_㌣ 个トミ厂 ^ア
                _ノ|八 〈:     |¦;く   く;┐     それは良かった。僕も心苦しく思っていたんだ。
.                う>|i /\` ´ イ}| 「\厂 ̄ 八     だってそうだろう?君達に勝ち目などなかった。
                ⌒|h{ ⌒7づ゙⌒ り }      \
               __/ ̄ ̄ ̄  ノイi} i  \ 丶  ライダーの性格は君達も良く知っているはずだ。
                __\ /     \ 乂       \八  彼はとことん無駄を省いて最適な行動を取りたがる。それも病的なほどに。
                ___}′   .     } \     \ 僕のマスターもそれの餌食になってしまったんだ。お蔭さまで三画分のブーストがかけられたよ。
               } /;   ^  ;    ノヘ         ♪
                 /〈/  i:     丨     }  |    / 君達も叶えたい願いの為に、ここまで来た。
             //¦  |;/,  : ∟   _,ノ  ¦ / /  ───僕を乗り越えてみなよ。出来るものならね。
           /  丿 ,‰゚゜  i 厂`   ⌒':、  八{\{
           ,;'⌒i   } / ,    |;/\    / }/
          /'/⌒ヽ 丿{/     |'      /  |
       「/ ,′   }┐/      ↓     /,   |
        {! {___彡/___    ,√ \/ ′ |
         乂_丿  {   /   \ 厶   \  |
.              \/     / У      }─;{
.            /  /     / ̄      /  ¦
           /  /     /     /     {____丿

───そして、サーヴァント達は決戦を繰り広げ始めた。

鷲谷幸一は戦場の方角から夜空の闇に浮かび光を増して行く戦車の姿を目の当たりにする。
そしてパスから遠慮なしに魔力を引きだされ、励起した魔術回路が生命力を以て魔力を生み出さんと度を超えて酷使され、
ランサーのマスターに魔術刻印のサポートを以てしても抑えきれぬ激痛が走った。
世界が暗転し、意識が飛びかける。表情を歪め、地に這ったマスターはしかし立ちあがり森への一歩を踏み出す。

          //   /:::/ _
         /:/  /:::://::::::::≧=--ャ、_
        /:::// /:::::::://:::::::::::::::ー'::::::::::::::::::::>
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      ./:::::::/´:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ー`
      .,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´ ̄<
     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r―、:::::::≦
     7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::―==::::__\j Lニ_\彡
    ∠、::::::::::::::::::::::ー――::::__\ ≦ゞヽ } !ィ{
    ∠:::::::::::::::::::::::::::::\三≧/ ノji!` 彡λっ , /彡、

     _ラ:::::::::::::::::::::::::::::::.寸i≧´ .,   ´ }ヽ V i〃彡、
    <::::::::::::::::::、---マ、-―`  ̄ ._  イ::::::\ |   |\
     \:::::::::::::ヾ==彡'゙゙j    ー― 、::::::::::::::::::>   .i  .ヽ、   う───お、おお───!!収まれ、俺の魔術回路!
       `7=ー\.  ゝ、、      u.`ヾ、/´;;   /
.         ̄ ー<´ /|    __ /|   /´  j /   /   あれがぶつかり合う場所にいたとしたら、みゆきはいったいどうなる!
             Y::::! __r ´  `ー' /,   /  >      この程度で立ち止まって居られるか!あいつだって障害を乗り越えたんだぞ!
             .i:::::i`ー'      ./:::::  / > ´       あれほど瞳を潰す事を嫌がっていた彼女が!後悔させてなるものか!
             .レ-ゝ- 、    /:::::::/ /
, -- 、             |ゝ--<≧- ´ /

    `ヽ         __j  ̄}ゝ / ̄
     {         |:::::_::ノ=ー ´
  ,   ノ     _> ´
`´ゝ--'   ○ / 、 _                    -≦
         /  ノ-  .∨  , ー         -≦//////
        .〈  ´    人 ̄/      ,}j -≦//////////
     > ´| )ー――´ ヾ|〉― 、     |//////////////

  ノ ̄    l ゝ、_   __ ノヽ、ノ `ヽ   .レ/////////////
r'´i      |;/;人`ー'´ __ ノ i   .ノi _//////////////
| ヾ     .j////〈`ー'´   人_ ,イ///////////////
.i イ    / /////|`ー--< ///////////////////∧
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ー ´ ///////////;|::::///////////////////////////∧


奔流する魔力の余波が離れた幸一の元へも伝わってくる。
そしてそれは敵だけが及ぼしているものではないと鷲谷幸一は感じていた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆『大神宣言・冬告(グングニル・ゲシュテーバー)』
 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:500人

 ランサーがその力を取り戻した時、手にする槍もまた真の姿を解放する。
 オーディンとしての力を取り戻している間のみ使用可能。
 ドヴェルグの鍛冶、イーヴァルディの息子達によって作り出されオーディンに渡された槍。
 投げれば幾たび躱されようと相手を貫くという特性を持ち、敵を貫いた後は自動的に持ち主の手元へ戻る。
 現在はランサーの影響で変質しており、冷気を纏い、暴風雪を巻き起こす力を持つ。

 【消費魔力:60】
 【『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』効果中のみ使用可能。】
 【負傷進行零~三&二有利取得。また、相手の最終数値を-8減算。】

『真名解放負傷基本判定』
大失敗以下回避
失敗で一進行
成功で二進行
大成功以上で三進行

下1 アーチャー
ライダーは武器無効
下2 ヴィマーナ破壊判定 大成功以上で成功

 ◆天上を往く水晶の車輪(ウパリチャラ・ヴィマーナ)
 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:0-30 最大捕捉:100
 解説:ライダーを恐れたインドラが、彼を懐柔し苦行を止めさせる為に授けたとされる宝物の一。
 水晶のように輝き天空を翔る巨大な戦車。それに乗って世界を駆け巡った彼を、誰もが崇拝したという。
 飛行状態で真名解放すれば、水晶の輝きが一段と増して凝縮し、大地を切り裂く虹色の刃となって降り注ぐ。
 破壊よりも煌びやかな発光に多くの労力を回しており、費用対効果は非常に悪い。

 【落下条件:筋力、敏捷劣位かつ不利獲得】

 【消費魔力:60】
 【相手負傷零~一進行付与、有利1取得、最終判定数値+3】

『真名解放負傷基本判定』
大失敗以下回避
失敗以上で一進行

下3 ランサー
下4 セイバー

下1-4

目が滑る。全てを見なくても大丈夫だからね。
誰かが欠けるだけで戦況は大きく変わるって話とただのステータスだから。

【特殊状況】
大体令呪ブーストと対軍宝具は別の相手にも適用されてるよということ。

ライダーが敗北した際、ランサーの宝具によるランサー側有利&最終数値-はVSアーチャー戦には適用。
ランサーが敗北した際、ライダーの宝具による有利&最終数値+はVSセイバー戦にも適用。
セイバーが敗北した際、アーチャーの令呪によるブースト(最終値加算)はVSランサー戦にも適用。
ランサーの宝具によるランサー側有利&最終数値-はVSアーチャー戦には適用。
アーチャーが敗北した際、ライダーの宝具による有利&最終数値+はVSセイバー戦にも適用。

【セイバーVSアーチャー】
アーチャー側、現在令呪三画使用により有利3&最終判定+3獲得中。
セイバー側、特例措置で龍神の加護による「あらゆる困難な事象を不可能なまま成し遂げる」効果により、
三ターンの間に有利3獲得でセイバーの勝利とする。仕切り直しはしない。

【現在有利数&最終数値】
アーチャー、令呪により有利三 最終数値3+3(宝具)=6
セイバー、有利零 カリスマにより最終値=2

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:5以上優位
耐:2以上優位
敏:5以上優位
魔:5以上優位
運:3以上優位

【アーチャー】
判定能力
筋:5
耐:2
敏:4
魔:3
運:1

能力判定数値
【筋】:6
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:5
【魔】:3
【運】:2

【能力】
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

◆単独行動:D
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。
【戦闘魔力消費を合計ランク回数分カットする。】

◆千里眼:C
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
【狙撃判定が可能となる。】

◆天の弓:B
アーチャーの固有スキル。
狩りの名手としての手腕の再現。
探索、攻撃時に自身の位置補正を地形・空として扱える。
これにより探索範囲、射程、攻撃力、命中率に上方補正が見込める。
【狙撃・索敵判定に+1補正。】
【筋敏能力判定数値+1】

◆挑発:D-
言動によって相手の敵意を湧き立て引き付ける技能。
Bランク以上になるとスキル宝具の発動妨害としても機能する。
生前のアーチャーは取得していないスキルであるが、
女神アナトとの争いの逸話再現により装備されている。
そのため、女性に対し効果が上昇し常に発動している。
【女性対象、女性ユニットのスキル・宝具の対象が全てアーチャーに寄る。】

◆『無銘・弓(アクハトの弓)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:3~70 最大捕捉:1人
アーチャーの誕生祝いに工芸神コシャル・ハシスより贈られた幻想種の角で造られた弓。
コシャル・ハシスの造った他の武器『アイムール』『ヤグルシ』などのように呪的名前を付けず、
ただ弓としての優れた機能を求められた作品。
この弓を欲した女神アナトに奪われた際その直後に湖に落とし消失した。
この逸話を再現してか、「アクハト以外に装備が出来ない」というバッドステータスが付与されている。

【筋・敏能力数値+2】
【アクハト以外に装備が出来ない。】

【セイバー】
判定能力
筋:5
耐:5
敏:4
魔:3
運:3

能力判定数値
【筋】:5
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

【能力】
◆対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

◆騎乗C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【騎乗時、敏捷優位で得られる数値をランク分+する。】

◆勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 【精神干渉を無効化し、ストレス状態にならない。】
 【筋優位にて得られる数値+2】

◆仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
 【撤退消滅判定補正+1】
 【相手が自身より多くの有利を獲得した際判定を行い、成功で互いを戦闘初期状態に戻す。】

◆竜神の加護:B
 天照大神の末裔として、滄海の竜神の加護を引き出すスキル。
 黄金の太刀を海に投じて竜神に祈願した所、潮が引いて道が作られた逸話による。
 このスキルは「黄金の太刀」を消費しなければならない。(召喚時に1つだけ所持している)

 効果:自身のステータスを強化。あらゆる困難な事象を不可能なまま成し遂げる。
 【シナリオ中一回のみ使用可能。】
 【全ステータスを一ランク上昇。確定劣位を受ける際、確定で優位を獲得する。】

【ランサーVSライダー】
ランサー、武器なしで最終数値-2
ライダー、宝具で一有利取得

【VSライダー】
判定能力
筋:3以上で優位
耐:6以上で優位
敏:3以上で優位
魔:5以上で優位
運:8以上で優位


【ランサー】
判定能力
筋:4
耐:4
敏:5
魔:5
運:2

能力判定数値
【筋】:5
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:5
【運】:2

【スキル】
 ◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

 ◆冬の化身:A→E
 冬そのものを象徴する存在。
 ランサーの周囲は常に『冬』となり、気温低下、天候悪化などを招く。
 【このユニットは冷気耐性を持つ。】

 ◆魔術:B
 雪と風、寒気を操る自然干渉系魔術に特化している。
 大規模な魔術を最低限の魔力消費で行えるが、冬や雪と関係しない効果をもたらすのは不得意である。
 【魔能力判定数値+2】

 ◆神性:D
 霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 本来はより高い神性を持つが、現在は退化している。
 【相手との最終数値が同値の場合、此方が有利を取得する。】

【宝具】
 ◆『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人

 己の片目と引き換えに、一時的に最高神としての力を取り戻す。
 それは両目の揃った祭の道化からの脱却であり、またミーミルの泉の再現。
 片目を捨て、ランサーの筋力、耐久、魔力を上昇、Cランク相当の勇猛とカリスマを得る。
 また同時に冬の化身はEランクまで低下し、神性はAまで上昇する。
 ただし、これにより取り戻した力は一日しか保たず、失った眼は決して戻らない。
 当然ながら、既に片目を失った状態でこの宝具を発動することはできない。

 【シナリオ中一度のみ使用可能。】
 【筋耐魔を一ランク上昇、Cランクの勇猛とカリスマ付与。】
 【冬の化身をE、神性をAにする。】
 【上記の効果は一日持続する。】

◆勇猛:C
【筋優位能力数値+2】
【精神干渉を無効化。ストレス状態にならない。】

◆カリスマ:C
 【団体戦闘時、その場に存在する自軍ユニットの最終数値を+2加算。】

 ◆『大神宣言・冬告(グングニル・ゲシュテーバー)』
 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:500人

 ランサーがその力を取り戻した時、手にする槍もまた真の姿を解放する。
 オーディンとしての力を取り戻している間のみ使用可能。
 ドヴェルグの鍛冶、イーヴァルディの息子達によって作り出されオーディンに渡された槍。
 投げれば幾たび躱されようと相手を貫くという特性を持ち、敵を貫いた後は自動的に持ち主の手元へ戻る。
 現在はランサーの影響で変質しており、冷気を纏い、暴風雪を巻き起こす力を持つ。

 【消費魔力:60】
 【『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』効果中のみ使用可能。】
 【負傷進行零~三&二有利取得。また、相手の最終数値を-8減算。】

【ライダー】
判定能力
筋:2
耐:5
敏:3
魔:5
運:5

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2+6
【魔】:3
【運】:2

【スキル】
◆対魔力:E(A)
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
本来ならばAランク相当の対魔力を保有するが、宝具の影響でそれが大きく劣化している。
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

◆騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【騎乗時敏捷優位で得られる数値をランク分+する。】

◆加持:B
バラモン教に由来する秘術。
加護を与え、傷病や腐敗から対象を保護する。
【敗北による味方の重傷、負傷を防止。】

◆心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
 【最終数値差により不利を獲得するとき、-2まで均衡にする。】

【宝具】
 ◆不枯の蓮華環(シャクラ・ヴァイジャヤンティー)
 ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:0-1 最大捕捉:1
 ライダーを恐れたインドラから、彼に授けられた宝物の二。
 幸運をもたらす比類なき偉大な標識。蓮の花で作られた首輪。
 それを身につけている限り、彼はあらゆる『武器』によって傷つけられない。
 ライダーを撃ち破るには、武器と呼べる一切のものを身につけずに攻撃を行う必要がある。

 【自身に向けた「武器」を用いた攻撃による相手の最終判定数値を「0」にする。】
 【装備無し:武器を主武装とするサーヴァントの最終値-2】

 ◆天上を往く水晶の車輪(ウパリチャラ・ヴィマーナ)
 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:0-30 最大捕捉:100
 解説:ライダーを恐れたインドラが、彼を懐柔し苦行を止めさせる為に授けたとされる宝物の一。
 水晶のように輝き天空を翔る巨大な戦車。それに乗って世界を駆け巡った彼を、誰もが崇拝したという。
 飛行状態で真名解放すれば、水晶の輝きが一段と増して凝縮し、大地を切り裂く虹色の刃となって降り注ぐ。
 破壊よりも煌びやかな発光に多くの労力を回しており、費用対効果は非常に悪い。

 【落下条件:筋力、敏捷劣位かつ不利獲得】

 【消費魔力:60】
 【相手負傷零~一進行付与、有利1取得、最終判定数値+3】

【特殊状況】
大体令呪ブーストと対軍宝具は別の相手にも適用されてるよということ。

ライダーが敗北した際、ランサーの宝具によるランサー側有利&最終数値-はVSアーチャー戦には適用。
ランサーが敗北した際、ライダーの宝具による有利&最終数値+はVSセイバー戦にも適用。
セイバーが敗北した際、アーチャーの令呪によるブースト(最終値加算)はVSランサー戦にも適用。
ランサーの宝具によるランサー側有利&最終数値-はVSアーチャー戦には適用。
アーチャーが敗北した際、ライダーの宝具による有利&最終数値+はVSセイバー戦にも適用。

【セイバーVSアーチャー】
アーチャー側、現在令呪三画使用により有利3&最終判定+3獲得中。
セイバー側、特例措置で龍神の加護による「あらゆる困難な事象を不可能なまま成し遂げる」効果により、
三ターンの間に有利3獲得でセイバーの勝利とする。仕切り直しはしない。

【現在有利数&最終数値】
アーチャー、令呪により有利三 最終数値3+3(宝具)=6
セイバー、有利零 カリスマにより最終値=2

【ランサーVSライダー】
ランサー、武器なしで最終数値-2
ライダー、宝具で一有利取得

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:5以上優位
耐:2以上優位
敏:5以上優位
魔:5以上優位
運:3以上優位

【VSライダー】
判定能力
筋:3以上で優位
耐:6以上で優位
敏:3以上で優位
魔:5以上で優位
運:8以上で優位

下1-10 連投お願いします

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:優位
魔:優位
運:優位

「セイバー」
耐敏魔運=2+3-3+2=4
最終値加算+2

=6

「アーチャー」
筋=5-1=4
最終数値加算+6

=10

【アーチャー勝利確定、三ターン後VSランサーに加わります。】

【VSライダー】
判定能力
筋:3以上で優位
耐:6以上で優位
敏:3以上で優位
魔:5以上で優位
運:8以上で優位

【VSライダー】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:優位
魔:優位
運:劣位

「ランサー」
筋敏魔=5-1+2+5-1-1=9
最終数値減算-2

=7

「ライダー」
耐運=2=2
最終数値加算+3

=5

【ランサー有利1獲得!】
【ライダー有利1、ヴィマーナから墜落しました。】

下1-5 連投お願いします

【VSライダー】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:劣位
魔:優位
運:劣位

「ランサー」
筋魔=5-1+5-1-1=7
最終数値減算-2

=5

「ライダー」
耐敏運=2+2=4

=4

【ランサー有利2獲得!】
【ライダー有利1、ヴィマーナ墜落の為宝具補正消失とします。】

【VSライダー】
判定能力
筋:3以上で優位
耐:6以上で優位
敏:3以上で優位
魔:5以上で優位
運:8以上で優位

下1-5 連投お願いします

【VSライダー】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:優位
魔:劣位
運:劣位

「ランサー」
筋敏=5-1+2=6
最終数値減算-2

=4

「ライダー」
耐魔運=3-3+2=2

=2

【ランサー有利3獲得でランサーの勝利です!VSアーチャーに移行します。】

【ランサー】
判定能力
筋:4
耐:4
敏:5
魔:5
運:2

【補正】
宝具によりアーチャー最終数値-8、令呪により+3で-5
ランサー、有利2獲得中

【VSアーチャー】
判定能力
筋:6以上で優位
耐:3以上で優位
敏:4以上で優位
魔:3以上で優位
運:4以上で優位

下1-5 連投お願いします

【補正】
宝具によりアーチャー最終数値-8、令呪により+3で-5
ランサー、有利2獲得中

【VSアーチャー】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:優位
魔:3以上で優位
運:4以上で優位

「ランサー」
筋耐敏=5+2=7

「アーチャー」

最終数値減算-5

【省略、ランサーの勝利です!】


【令呪使用基本判定】
「アーチャー&セイバー」
ファンブルで撤退消滅判定移行、失敗以下で二画消費、成功以上で一画消費、クリティカルで消費無しで撤退

「ライダー」
失敗以下で撤退消滅判定移行、成功以上で一画消費、クリティカルで消費無しで撤退

下1 セイバー マスター戦場不在-2
下2 アーチャー
下3 ライダー

【察知判定省略】
【ストレス判定】
下4 イス
幸はスキル◆狂気により免除。

ライダーの
◆加持:B
バラモン教に由来する秘術。
加護を与え、傷病や腐敗から対象を保護する。
【敗北による味方の重傷、負傷を防止。】
より騎弓負傷移行免除。

下1-4

【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:57/80
【状態】:普通

【サーヴァント】:新田義貞
【コスト】:19
【状態】:負傷

【令呪数】:零画


【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:-4/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:軽傷

【令呪数】:二画

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:16/40
【状態】:重傷

【サーヴァント】:アクハト
【コスト】:20
【状態】:平常

単独行動1消費
【令呪数】:零画

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:3/90
【状態】:普通

【サーヴァント】:ヴァス
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:零画

鷲谷幸一が戦場に駆けつけた時にはもう戦いは終わってしまっていた。
暴風雪に森はなぎ倒され、川は凍り付き、外周辺の民家も跡形もなく崩れ落ちていた。

「どうやらこの身体ではあの程度の出力しか出せぬようだ。
おまけに何やら変質を及ぼしている。つくづく不便な身体に世の中だな。」

みゆきが搬送された病院から出て来る鷲谷幸一の前に姿を現したランサーは、
ベンチに座りながらため息混じりに己の無力を恥じた。夜はとうに明けている。

「いいや、幸いだったと思うよ。・・・土地の管理者としてこの体たらくと監督役に叱られたがね。
森の木々が辺りへの被害を大分軽減してくれたのが良かった。そうでなくては討伐令ものだっただろう。・・・ところで。」

幸一はランサーの失った眼球の有った所を見つめながら言った。

「君は、ブリーラーレッスルとして扱えばいいのかね?それともオーディンとして扱えばいいのかね?」

ランサーはやれやれと首を振って、尊大な笑みを浮かべる。

「そんなこと、考えるまでもないだろう。無論、ブリーラーレッスルと扱うがいい。
今の私は世界を騙し、一時的に愚者の木面を外しただけにすぎぬ。一日も立てばこれがブリーラーレッスルの素顔になり、臆病者に戻る。
この身体も心も結局はファスナハトの道化の物に過ぎぬのだから、寧ろオーディンとして扱われた方が失礼に思うぞ。」
━━━━━━━━━
【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:-4/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:軽傷

【令呪数】:二画
━━━━━━━━━
【11朝基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)

━━━━━━━━━
【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:5/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:二画
━━━━━━━━━


        ., '           ヽ  ヽ
       , '  /    ∠_____‐ 、   ヽ .ヽ
      ./       /      ヽ   ヽ ヽ
       ,'    /         ヽ   ヽ ',
     ,'     .,'/           .', ',   ', ',
    .!  ,'   /`  、       ,  イ,.',  . !
    .! .!   .!¬‐==+ュ,,,,,,, ___ ',!   !,'
    .! l    !         ァ///////.!   !'
    .} :l   !         !////////!   .',
    ,' .!   lァxュュ=彡    ∨//////.!   .!',
    !.:.:l   .ヘ{ヽヽヽ     ,  `<///,'/.:  ., l    ところで幸一。お前に聞きたくても中々聞けなかったことがある。
    ',.:.:!.!   ',ヽ            /.,'.:  /|,'、   どうせ臆病になれば難しくなろうから今の内に御節介をやいておくとしよう。
    ヽペ.s。 ',    f ー ̄‐ y    /  イ //
     ヽ.:.:ソ.:ヽ{o。   `  .イ   イ.:!イ.l.:.:./_
     マ!Y .:.:..:.!ニ 凹+ 。   .。s个ニ三l.:. マ7
    /ニ!,'',   マニニム!,,,,,,,,_r_ !ニニニヲ   ト!ム

ライダー達と決着を付ける為、体力を取り戻そうと休息を取っている鷲谷幸一に、
勇猛になったランサーはなんの躊躇も無く問題の確信へと斬り込んだ。

「───結局、お前はみゆきちゃんを守る事と幸せにする事どちらが大切なんだ?」
━━━━━
【選択】下1
1、守る事
2、幸せにする事
3、その他(内容併記)

1
いうても戦時だから多少不便でも生き残ってもらわない事には話にならん
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えっと、どういう意味でしょうこれ。
今回はここで終了します。
夜遅くまでお付き合い頂きありがとう御座いました。


まあ折角だし掘り下げたりいい勝負にしたり問題解決しておきたいよねという。
そういう気持ちでやってるけどもう飽きたのかな?

みんなが今回に飽きているのなら、大体の事は書いたし昨夜の戦いで決着ついた事にするのも構わない。
キリも良いしね。したら今回の話はもう終わり。



令呪2画のアドバンテージがあるからランサーが有利ぽいけど。
あれだけの戦いで結局どこも落ちてないとか。

この後、また数日の魔翌力回復してから再度決戦の流れ?


今聖杯戦争中でおまけにみゆきちゃんくっそアクティヴガールだから幸せや本人の希望を無視してでも
四の五の言わず生き残ってもらわねば困る(少なくとも今は)ってことじゃね

>>764
そうだよ。

>>765-767
あー、そういうことかわかった。ありがとう。
ってことは不便でなく不憫と書きたかったんだねきっと。
ちょっと頂きます。
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1
いうても戦時だから多少不便でも生き残ってもらわない事には話にならん
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「守る事だとも。多少不憫でも生き残って貰わない事には話にならん。
生きていなければ幸せはつかみ取れないのだからね。娘をこんな戦いの犠牲にするわけにはいかないよ。」
「それを愛する娘が望んでいないとしてもか。」  「そうだ。」

ランサーは腕を組んで長い息を吐いた。
鷲谷幸一は何となく落ち着かない心地がして、眉を潜め口を真一文字に閉じた。
片目の少女は腕を解いて話を続ける。

「みゆきの将来の幸せの為に、彼女を守るのだな?幸一は。」
「ああそうだ。」
「よしわかった、お前の意志は尊重しよう。
もう一つ聞きたいんだが、お前はあの娘がこうまで必死に戦う理由は判っているのか?」

にじり寄るように、睨むように、怪しむように彼女は幸一を見た。
潜めた眉をそのままに鷲谷幸一は答える。

「わからない訳がないだろう。母さんと親友の・・・あやめ、だったか。を生き返らせるためにだろう?」
「そうだな、その通りだ。・・・父親の目を信じていい、のだよな。いや、馬鹿にしたいわけではない。
どうして彼女はここまで無謀なほどに命を賭けられるのかが私は気になっていてな。
余りいいたくはないのだが・・・。願いが叶えられなければ、───あの娘は生きて行くつもりはないのではないか?」

幸 祝は人がまばらに歩いている道を少し休みしては杖突き進み、少し休みしては杖突き進みしていた。
キャスターが工房を作っていた運動公園は広い。強い風が吹くたびに祝は倒れてしまいそうになる。

「まったく、どーしてアンタはアーチャーの手を借りようとしないのよ。」

溌剌としながら落ち着きのある声に顔を上げるとそこにはイス=コントルノがいた。
体のあちこちを土で汚している彼女は見かねた様子で彼に肩を貸そうとする。

「放っておいてくれ。ぼくは一人で歩きたいんだ。薄汚れたお前の手を借りるなんて真っ平ごめんなんだよ。」

祝はしかめっ面で言い捨てて顔を背けた。

「薄汚れてて悪かったわね!そういうアンタだって薄汚れてるじゃないの!
ま、一人で歩きたかったなら仕方ないわね!邪魔して悪かったわ!」



イスが去ると彼はまた歩き始めた。
屋内施設に入ると休憩所があり、備え付けてある座る方のイスに腰を下ろして一息付いた所で涙がこぼれ始めた。

「結局、ぼくは何も出来ないんだな。聖杯を手に入れる事すら、復讐の手伝いすら出来ないなんて。
・・・ぼくは何の為に生きてきたんだろう。本当に、なんで・・・!
憎らしい奴ほど上手く行く。必死に喰らいついてもそいつらに傷一つ追わせられやしない!
ヨゼフィーネは可哀想だった。ぼくは彼女を脅すのではなくて味方になってあげるべきだった!
なんで人を苦しめる人間が幸せになって苦しめられたぼく達が不幸になるんだよ!
こんなのおかしいだろ!許されてはならない!ふざけるな!くそやろう!人間なんぞ滅んでしまえ!」

彼の理不尽な世界に対する怒りは絶頂に達した。今なら憎しみで人を呪い殺せるかもしれない。
周りの人々が彼の方へ振り向いたが、無視した。関わっては行けない人間だと認識したのだ。
だがそんな彼にまたもや声をかけた人物がいる。イス=コントルノだ。

「なによ、なんの騒ぎよ・・・。う~ん、誰よ吸ってるの。」
「・・・どうしたんだよお前。顔色悪いぞ、いつもの元気はどこへいったんだよ。」
「タバコを考え出した奴と一緒にお亡くなりになられたわ。」

水色のイスは青い顔をして白いイスに座った。
幸 祝の怒りは沸騰して火を止めた熱湯の様に徐々に冷めて行く。

「それはそうと、アンタやっぱり馬鹿よ。復讐なんて考える奴が幸せになれる筈がないじゃない。
自分を傷付けようとするかもしれない人間を好きになる人なんていないわ。変態を抜きにしてね。そうでしょ?」

「憎まれる奴が悪いんだろ!憎まれて当然の人間がどれだけいるかお前は判ってるのか!?
いいや、まずお前には何もわかる筈がない!苦しむ人間の気持ちなんてお前の様な化け物に判る筈がないんだ!」

祝の怒りにまたもや火がつき、顔を真っ赤にして目を充血させて丸いテーブルを叩いた。
一瞬辺りが静かになった。

「ええ、化け物のあたしにはわからないわ。でもどうしてアンタが苦しむばかりで報われないかはなんとなくわかる。
いつまでも被害者面して自分は変わろうとしないんだもの。正直ウザい。そりゃ誰もより付かなくなるわよ。
悔しい、許せないと思うならその気持ちをバネにして相手を見返してやりなさいよ。気合いさえあればなんだって出来るわ。」

祝はイスを鳴らして立ちあがった。
立てかけていた松葉杖が倒れる。彼は真顔で氷魔術師の少女を睨んで言った。

「気合いじゃ吐き気はどうにもならないだろ。」
「・・・うん。」

お手洗いへと駆けて行くイス=コントルノの後ろ姿を見送りつつ、毒気の抜かれた幸 祝はため息交じりに呟いた。

「ぼくは間違っていない。・・・でも、彼女の方が正しいのかもしれないな。
これからまた一人で生きていかなくちゃならないんだ、ぼくは。トラックの運転手見つけて慰謝料請求しなきゃ。」


ライダーとセイバーに遭遇するまで根城であった因縁の屋敷はみゆきの搬送された病院からそれほど離れていなかった。
人の入った形跡があり警戒を要したものの、ざっと見た所何か仕掛けられてはいない様だ。

「・・・ま、ナチス残党のしわざだったんだろうな。俺の魔力の痕跡を辿っていた訳だ。」

延長コードを引っ張って電気ポットで湯を沸かす。
インスタントコーヒーを啜りながらみゆきについて考え、幸一はコーヒーの香りをする息を吐きだした。

「あいつは魔術師になりたいといっていた。聖杯戦争後のことも考えているはずだ。
たしかに言われてみればそう思える節もあるが。・・・いや、まさか。うちの娘にかぎってそんなことは。」



           ,          ,
         ,        ΣZ    ' ,
       .,                   ,
      .,.'  ./     /_`__  ー、     ' ,
     .,.'  ./    /      ¨ .ヽ    ヽ .',
    /  /   / /          .',    ',. ',
    ,'  ,'   .,' /           .', ,   ',
    |  l   l/ \          _', !   .', !
    !  !   .!'气辷ュ\、     イ  ', !   !l
    !  .l   ! =====z‐<≧7///ァァュ,!   !!
    ! .:l   l  !t  ,j}   l///////椛!   .!
   ,' .,'    !', ハ`'≠''    ∨///////    l
   ,'.:. .l    |,',         ヽ//////./  !l
   ',.:.:..!.!,   !ヾ、          `ー-.,'/.:  .,' !    思い詰めてしまったか、すまない。では軽い話をしよう。
   .ヽ..ハ{ヽ、 ',    ‘''ー   ュ    イ/,'  イ !lドヤァ…
   Yニヽ.:.:.ソ.:ヽ{ヘ           .イ/ イ.:..:!'    セイバーの真名は新田義貞だが。
   》ニt イ .:.:..:/ニt_f!+。    。 s≦.:/イ ',.:/-ナ   あいつの持っているであろう鬼切安綱、まず間違いなく私に特攻だからな!

  《ニ/ム/!.:. .:.!-''::::fト 、 `   !ヽニニニム.:.:..: マニ′   あのサイキック少女、どさくさに紛れて殺してしまえ!
  ,r'!',,,,',.:ヽ、 ト、:::::l`<≧☆/.!::::::ヽニァ.: .: .!.!ム
 .,' / /-、.:ヘノ.:.:..:.:t       .!.:.:..:.:..lイ! イ リムナ                                「命が軽い話だな!」
..,' イ-イ  イ‘,.:.:..:.:..:.!,,r ‐‐s ̄.:.:..:.:..:.:.l{'.:.:..:.`!ヽ

,'. l   ‘  / ヽ.:.:..:.:..:t-‐二ヽ.!.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:/ l.'.,
!  ',     イリ.:.:..:.:..:.:t¨ f} ,'.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..イ!__! .',
  ヽ     ', ヽ.:.:..:.:..t   .,'.:.:..:.:..:.:..:.:..:.イ ! ,'  .',
-‐‐‐.‘,   リ  ',ヽ.:.:..:.t  ,'.:.:..:.:..:.:..:.:イ  te,'   ー、
.:.:..:.:..:.:.!''   }¨¨''ー ヽ.:.:t .,'.:.:..:.:..:イ,,,,,,,,,イ/     ヽ、

.:.:..:.:..:./    .!;:;:;:;:;:;:;:;:;:チヾラ-‐‐''¨;:;:;:;:;:;:;! !/       ヽ
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【11昼基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)
・決着を付ける やる事がなければ次の戦闘まで巻きます。

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:14/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:二画
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                 ,. '"   -='.、 ` 丶、
               /        ̄`     `ヽ
              , '^ ,r     _,r-   __     ヽ
            ,:'  /    /^~"^'' ー-ヽ.    ヽ ヘ
              /  /  ./ ,:'゚         ヽ    '、'!
              ;'  .j:  ./,/           ヽ 、  ゙. 1
            j  i   .!/ ヽ、          j_1   ! l
            l  !   リ'==ェ\,_   _,.。‐' ´ 1!   1j
            | j'   | -r==ュ~'ヾ=vif三ミf=ェ、}    リ
            l .リ    ! ヽ、_ノ    .{三三三∴!    !
           ノ /   i l ヽヽヽ     ヾ三三三リ   l
            〈  {   ト1        `'ミ三ヲ'/  .j |
            '、 {.ト、  1ヾ   rー- 、,_     /'j'  /1l    幸一、私がお前の事を今までどう思って来たか聞きたくないか?
           rk、' ゙>、 !.、   ヽ、  _,ノ     '/7 r' リ
          {三j>'^   〉-vr.、      _,. '゚//{ /,_                          「いや、あんまり・・・。」
          /ミjミ{ ,!  l;シ´:j.、゙' ‐ ‐'iコYミレrイ   Yミシ’
           ,。r<Y::i、 .い:::::lヾミkュ:rヘハ:::::ヾミiヲ'    }fk、   そうかそうかそんなに聞きたいか!ならば教えてやろう!
         / ./´ j-、::ヽノリ:::::1   ̄^´ {:::::::::::レl ,ノリ'ミヲ
          /,ノ,.ノ ,.ノヘ:´:::::::::::i,>ー<ニl::::::::::::::V::://Y!                                 「・・・ああ。」
         ,イ. {   ´ ‐'´.>:::::::::::1r=≡=j'::::::::::::::::;r゙/::/ l'、
       / i7 ヘ     イiヽ'、:::::::'、 0 jヘ:::::::::::ノ,.:゚:/.l=j. ヽ
     :'  {' __ヽ      1ヾヾ、:::1  /:ヽヾ'^/;r' j' /.  '、
    ., ゙ .//.'^::::::`:ト、  ノ.,_ {ヾ::、'、i、.;'::/::、く/ 、リ'7   '^ヽ
    / / ,レ='.-:^::゚7     }......`:ヾ\..∨-:_ィヒV-:‐:、Y/.       \
  / / j´:::::::::::::/    ノ...................^i.'Y.....................} }!      .,r':::\


鷲谷幸一は屋敷のベッドに横たわっている。洋室も悪くはない。
そしてそばに腰掛けているランサーが実にうるさかった。なかば無視して睡眠を取ろうと幸一は心に決めた。

「最初は余裕に溢れた紳士な印象だったな。私の能力で迷惑をかけて嫌われたくないと思ったものだ。
しかし様子を見てみると弱さもある事がわかってな、実に親近感が湧いた。
そして娘の為に戦っていると聞いた時にはもう、コイツだけは命を賭けてでも守りたいってな!いやあ好きだったぞ幸一の事は。」

ランサーは一人で勝手に頷いて想い出に浸っている。開いた窓のカーテンが冷たい風にそよいだ。
毛布にもぐり込み幸一はそれ以上話を聞かない事にした。どうせろくでもない事を言われるからだ。

「それだけにお前の裏切りを知った時は、もう!・・・絶対に許してやらんと思った。
可愛さ余って憎さ百倍という奴だ。そしてこの私がこんな男に騙された事に我慢がならなかった。
しかも仕方なしって感じの謝り方だったからな。しばらくはらわたが煮えくり返っていたぞ。我ながらよく表に出さなかったものだ。」

既に彼は寝息を立てていた。ランサーは軽く口を尖らせた。
そして仕方な気に肩を落とした彼女は立ちあがり、腰掛けていたことで寄っていた毛布をやさしく掛け直した。

「いつもの私に戻ってしまう前に言っておきたかったんだがな。
少々キツイ言葉をぶつけてしまったかもしれない、済まなかったと。だが、これで良かったのかもしれない。
変な情を持ってしまうとこれからが辛くなるからな。───多少ギクシャクしていた方が好都合だ。」

眠る幸一の頭を少女の手で父親の様に撫でて、ランサーは空へと消えた。




           /彡'/ノて/::::::::ト、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{

          /彡ヽヽ r' {::::::::::トヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
        、ー=三ミハ   人::::::ヘ、__}::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::ト!
    > ´  \   __∠::::__\{\__\::::::}ilム:{:::::}::::::::、:::::}
   /         \ `ヽ:::::::::::> ´ ̄ \i、ゝイ.\!::::::::::}ヽ!
-.ー--        \ :.ヽ/         {ヾx__ノ \ー、!
::::::::::::::::::::::≧s。     ヽ;;;;;, /!     _ノ}::ハ
:::::::::::::::::::::::::::::::::`:...、   ヽ;;,ゝ-‐- 、__  ノ:::::!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>x.   ∧     /> 、|          実は起きてる。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..\  人    /´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ   }. ー '  ムクリ                              「ぎゃあああああっっ!!」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>ーヘ、        {´ ヽ

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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/          ` <    }  ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/              、 / .,r―-  __
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/               /` 、i    ⌒ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{              /    \、___   _ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{             /         ヽ    {、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{               /         ハ   〉
━━━━━━━━━━━

今回はここで終了します。
お付き合い頂きありがとう御座いました。

ランサーさんに一番ごめんなさいしないといけないのは>>1だよね。
ごめんなさい(土下座) さーせんっしたァッ!!(デコ出血)
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エプロン姿のランサーは台所で夕食の後片付けをしている。
晴れ渡っていた空は曇り雪がちらりと振り始めた。

「帰って来たか。」

冬の化身は何も答えない。どこといって変わったようにもみえない。
霜柱の様に透き通る梳かれた髪をたらした彼女の後ろ姿を鷲谷幸一は見つめていた。
片付けを済ませたランサーはゆっくりと振り返り、マスターの視線に気が付くと顔を背けた。

「やあおかえり。なぁんだ、照れてるのか?可愛げがあるじゃないか。」
「くっ、またコーイチの顔を見なくてはならないなんて…っ!」
「可愛げのない奴だな!…その眼、戦いに支障はないのか?なんなら俺が君の目になろう!」
「そういう口はせめて精霊になってから叩いてもらおっか。…ま、ありがと。」
━━━━━━━━━
【11夜基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・その他(内容併記)
・決着を付ける やる事がなければ次の戦闘まで巻きます。

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:21/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:二画
━━━━━━━
【今夜戦闘は?(基本)】下1
失敗以下で起こる
成功以上で起こらない

休憩。よし、書けない!
掘り下げようと思っていたら肝心のネタが思い浮かばなかった。
ならばダラダラやってる理由も無し、スッパリ戦いまで飛ばすけど何かやりたい事はある?
22:35辺りに戻る。

大変お待たせしました。
単に調子が悪いだけかもしれない。でも時間がもったいないから終わらせる。
これがラストバトルとします。撤退はさせませんので令呪使用どうぞ。
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街灯の明かりに照らされたアスファルトの黒を降る雪が覆い隠す。
健康の為にジョギングしたり、夜の散歩に勤しんでいた人々は慌てて屋内に難を逃れ、あるいは帰途につく。
足跡で汚れた雪道を進み、ランサーはグラウンドに姿を現す。ライダーは戦車を走らせた。

屋内競技場の上から見下ろしているアーチャーの姿をセイバーが捉えた。
悠々と弓を引き矢が夜に放たれる。雪による視界の悪さはこの狩人には関係ないらしい。
空より降り注ぐ十数本の矢がセイバーに襲い掛かり、それを切り払って建物の影に身を潜め、
そのまま壁面を駆けあがり、因縁の相手の元へ一歩一歩歩みを進めて行く。

鷲谷幸一はナチス残党が利用していた廃ビルから少しばかりヨゼフィーネの悦を理解しつつ戦場を一望している。
イス=コントルノと幸 祝は共に屋内競技場の中にいる。幸一を脅かす者は居ない。───筈だった。

コンクリートを叩く足音がする。着実に此方へと迷いなく近づいてきていた。
鷲谷幸一は取り乱さずにはいられなかった。その気配は彼のよく知っているものだった。


    |::|/::::::::/:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    |:::::::::::/::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::>::::'::::

    .i::::::::::/::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::
    i:::::::::::|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::/――::::::::::::::::::::::
   .i:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

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     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄:::ヽー―‐'彡'
   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\

  /:::::::::::::::::::::::::::::::::\ー.。-、,ー―――――_ /
  \_::::::::::::::::::::::::::::::::::\--'\i´   ゝ-- ´< ̄
       ̄ ̄|ー┬――- \ ノ!         `ヽ
        .|:::::ヽ、 ヽ _ / |

          ̄ ̄` ̄ヽ、/| .ノ          U
               |/::::::| ゝ- 、.        、    ────みゆき。馬鹿なことは止めるんだ。
              ノ:::::::::|          __ノ )
              |:::::::::::::ヽ、.  ,、, -― ´   `ヽ
              |:::::::::::::::::::\ ゝ'  , ' ̄`
             └'´ ̄ ̄ ̄ ヽ

                      ヽ       /
                       ヽ_  _ /
                         ̄}   /

                        //| > '
                       ./, ゝ_ 、
                      // ̄:::::ヽ
                     //||:::::::::::::::λ
                  . イ////ii::::::::::::::/ ヽ

                 ///////.i i:::::::::::/   ヽ
             _ /////////| .|::::::::/     ヽ


鷲谷幸一は一歩後じさりをした。
薄暗い廃ビルの中、鷲谷みゆきの三白眼は月光に冷たい覚悟を灯し、同じ父の瞳を見つめている。
黒一色の防寒具に白兎の耳当てを付けた娘の手には黄色のダガーがしっかりと握られていた。

「お父さん。私だってこんなことはしたくない。したくないけど・・・。
仕方ないじゃない。お母さんを、あやめを助ける為にはこれしかないんだから。…っ!」

みゆきは魔術回路を励起し魔力を練り上げる。彼女の表情が微かに歪んだ。
積み重ねた鍛錬の跡を鷲谷幸一は感じ取る。聖杯戦争の為に努力して来たのだろう。彼の目尻が痙攣した。
───だが、それでも彼女は未熟だ。戦闘経験に魔術の才能、そして実力の全てが父を大きく下回る。
鷲谷幸一が下した判断は悲しいほど正しい。

「お父さん。お父さんが私の為にした事だってことは知ってる。
お父さんが戦ってくれなかったら、きっと私は死んでたと思う。───でも、それでも私はお母さん達を諦められない。」

幸一まで十歩ほどの距離で鷲谷みゆきは足を止め、娘は父に向かって叫んだ。

「お父さん、私に令呪を返して。返してくれないなら、私!───父さんを殺してでも取り戻す!」
━━━━━━━━━━
【多分END分岐点。】
【選択】先に二票
1、返す
2、返さない
3、返さず、みゆきの願いを叶える
4、その他(内容併記)

今回はここで終了します。
お付き合い頂きありがとう御座いました。

肉体言語
━━━━
数秒娘と父は見つめ合った。
幸一が肩をすくめてため息をつくとみゆきの表情がゆるむ。

「こんな展開は望んじゃいなかったんだが。お前も少しは大きくなったということか、みゆき。」
「…令呪を、返してくれるの?」

一瞬歳相応のあどけなさをみゆきは見せる。
幸一は寂しそうにかぶりを振ると、娘は少し眉を潜めて小さく開いた口を堅く引き締め、
両腕をまくりあげる父親に非難の眼差しを向けた。

「ひどいよ、お父さん。私から最後の希望を奪うの・・・?」

「ああ、酷いお父さんだな。わかってるさ、みゆき。これは俺のエゴだ。
エゴだからこそ譲れない。俺はお前を守り抜いて、お前に未来の幸せを掴み取って欲しいんだ!
それを邪魔する全てのものは取り除かなければならない!その為に俺は残りの生涯を捧げるつもりだ!」

鷲谷幸一の生命力が魔力へと変換され、魔術刻印の補佐もあり、みゆきの数倍の魔力が瞬時に生成された。
黒髪の少女が固唾を飲んだ。だが父の壁を乗り越えなければ母と親友を救えない。
少女はダガーを握りしめ、父に対して笑って見せた。

「聖杯で、父さんも生き返らせられるよね。
───私が欲しいのは庇護じゃない。守る必要なんてないってことをお父さんに認めさせる!」
「命はそんな軽々しく扱うものじゃありません!
───お前はまだ子供だ。言葉じゃお互い言っても解らんだろう、かかってくるがいい!」
━━━━━━
【VSライダー】
判定能力
筋:4以上優位
耐:7以上優位
敏:3以上優位
魔:6以上優位
運:8以上優位

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:6以上優位
耐:3以上優位
敏:6以上優位
魔:6以上優位
運:4以上優位

VSみゆき
ファンブル以外有利

下1-11 連投お願いします

前もって時間を予告してくれると人も集まるかも

【VSライダー】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:劣位
魔:劣位
運:劣位

【ライダー1有利】

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:優位
魔:劣位
運:劣位

【セイバー1有利】

幸一有利1

【VSライダー】
判定能力
筋:4以上優位
耐:7以上優位
敏:3以上優位
魔:6以上優位
運:8以上優位

【VSアーチャー】
判定能力
筋:6以上優位
耐:3以上優位
敏:6以上優位
魔:6以上優位
運:4以上優位

下1-11



>>798
読者が多いに越した事はないけどその時その時にやるかを決められる気軽さを選んでいる。
>>1は結構気まぐれでズボラな所があるから予告はなるべくするものじゃない。(最初の方は頑張ってしていたけど)
人数に合わせた対応はするけどそれ自体はあんまり気にしない。時間が合った時にでも参加して頂ければ。

【VSライダー】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:優位
魔:劣位
運:優位

【ランサー1有利】
【ライダー1有利、ヴィマーナから落下。】

【VSアーチャー】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:優位
魔:劣位
運:劣位

【セイバー2有利】

幸一有利1
みゆき有利1

【VSライダー】
判定能力
筋:4以上優位
耐:7以上優位
敏:3以上優位
魔:6以上優位
運:8以上優位

【VSアーチャー】
判定能力
筋:6以上優位
耐:3以上優位
敏:6以上優位
魔:6以上優位
運:4以上優位

下1-11 連投お願いします。

0ってこの場合ファンブルなんだっけ

>>819
平常時の0はクリティカル
戦闘時の0はファンブル

あとでややこしいのに気が付いたけどそのままにしてる

【VSライダー】
判定能力
筋:劣位
耐:劣位
敏:優位
魔:劣位
運:劣位

【ランサー1有利】
【ライダー2有利】

【VSアーチャー】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:劣位
魔:優位
運:劣位

「アーチャー」
敏運=5+2=7

「セイバー」
筋魔=5+3-3=5

【アーチャー有利1獲得】
【セイバー2有利】

幸一有利2
みゆき有利1

【VSライダー】
判定能力
筋:4以上優位
耐:7以上優位
敏:3以上優位
魔:6以上優位
運:8以上優位

【VSアーチャー】
判定能力
筋:6以上優位
耐:3以上優位
敏:6以上優位
魔:6以上優位
運:4以上優位

下1-11 連投お願いします。

あっ、ランサー負けた

ちょいみゆきちゃんの判定まで遂行

【VSライダー】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:劣位
魔:劣位
運:劣位

【ランサー1有利】
【ライダー3有利】

【VSアーチャー】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:劣位
魔:優位
運:優位

【アーチャー有利2獲得】
【セイバー2有利】

幸一有利3
みゆき有利1
━━━━━━
【特別:令呪使用が間に合うか?(基本)】下1
あ、この判定では0クリティカルです。
失敗以下で失敗(コンテニューor決着)
成功以上で成功

令呪二画消費で決着次判定に持ちこし。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
【VSライダー】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:劣位
魔:劣位
運:劣位

【ランサー2有利】
【ライダー2有利】

【VSアーチャー】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:劣位
魔:優位
運:優位

【アーチャー有利2獲得】
【セイバー2有利】


【VSライダー】
判定能力
筋:4以上優位
耐:7以上優位
敏:3以上優位
魔:6以上優位
運:8以上優位

【VSアーチャー】
判定能力
筋:6以上優位
耐:3以上優位
敏:6以上優位
魔:6以上優位
運:4以上優位

下1-10 連投お願いします。

ヴィマーナ落ちても判定表に変化ないんだっけ

>>847
騎乗でプラスされる敏捷能力数値が減る

【VSライダー】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:劣位
魔:劣位
運:優位

「ランサー」
筋耐運=3+2=5

「ライダー」
敏魔=2+3-3=2
冬の化身-1=1

【ランサー3有利でランサーの勝利です!】
【ライダー2有利】

【VSアーチャー】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:劣位
魔:劣位
運:劣位

【アーチャー有利3獲得でアーチャーの勝利!】
【セイバー2有利】

【ランサーVSアーチャー戦に移行します。】

【VSアーチャー】
判定能力
筋:7以上優位
耐:4以上優位
敏:4以上優位
魔:4以上優位
運:4以上優位

下1-5 連投お願いします。

【VSアーチャー】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:劣位
魔:優位
運:4以上優位

【省略、アーチャー1有利】

【VSアーチャー】
判定能力
筋:7以上優位
耐:4以上優位
敏:4以上優位
魔:4以上優位
運:4以上優位

下1-5 連投お願いします。

【VSアーチャー】
判定能力
筋:劣位
耐:劣位
敏:優位
魔:劣位
運:優位

「ランサー」
敏運=2+2=4

「アーチャー」
筋耐魔=5+3-3=5
冬の化身-1=4

 ◆神性:D
 霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 本来はより高い神性を持つが、現在は退化している。
 【相手との最終数値が同値の場合、此方が有利を取得する。】

【神性によりランサー有利1獲得】
【アーチャー1有利】

【VSアーチャー】
判定能力
筋:7以上優位
耐:4以上優位
敏:4以上優位
魔:4以上優位
運:4以上優位

下1-5 連投お願いします。

ミス、アーチャー筋力の能力数値は3+1+2で6だった。
そして現時点で敗北確定。
━━━━━━━━━━━
【選択】先に二票
1、コンテニュー(まあ初回ですし、折角此処まで来たので今回はクリア)
2、決着(アーチャー陣営勝利エンド)

そしてもう判定や選択は多分ないのでここで終了。
夜分遅くまでお付き合い頂きありがとう御座いました。




                 ,. '"   -='.、 ` 丶、
               /        ̄`     `ヽ
              , '^ ,r     _,r-   __     ヽ
            ,:'  /    /^~"^'' ー-ヽ.    ヽ ヘ
              /  /  ./ ,:'゚         ヽ    '、'!
              ;'  .j:  ./,/           ヽ 、  ゙. 1
            j  i   .!/ ヽ、          j_1   ! l
            l  !   リ'==ェ\,_   _,.。‐' ´ 1!   1j
            | j'   | -r==ュ~'ヾ=vif三ミf=ェ、}    リ
            l .リ    ! ヽ、_ノ    .{三三三∴!    !
           ノ /   i l ヽヽヽ     ヾ三三三リ   l
            〈  {   ト1        `'ミ三ヲ'/  .j |
            '、 {.ト、  1ヾ   rー- 、,_     /'j'  /1l
           rk、' ゙>、 !.、   ヽ、  _,ノ     '/7 r' リ    ライダーにアーチャー。…実に強敵だった。ふっ。
          {三j>'^   〉-vr.、      _,. '゚//{ /,_    ・・・いや、なんかズルの匂いがするけどま、気のせいだよね!
          /ミjミ{ ,!  l;シ´:j.、゙' ‐ ‐'iコYミレrイ   Yミシ’
           ,。r<Y::i、 .い:::::lヾミkュ:rヘハ:::::ヾミiヲ'    }fk、
         / ./´ j-、::ヽノリ:::::1   ̄^´ {:::::::::::レl ,ノリ'ミヲ
          /,ノ,.ノ ,.ノヘ:´:::::::::::i,>ー<ニl::::::::::::::V::://Y!
         ,イ. {   ´ ‐'´.>:::::::::::1r=≡=j'::::::::::::::::;r゙/::/ l'、
       / i7 ヘ     イiヽ'、:::::::'、 0 jヘ:::::::::::ノ,.:゚:/.l=j. ヽ
     :'  {' __ヽ      1ヾヾ、:::1  /:ヽヾ'^/;r' j' /.  '、
    ., ゙ .//.'^::::::`:ト、  ノ.,_ {ヾ::、'、i、.;'::/::、く/ 、リ'7   '^ヽ
    / / ,レ='.-:^::゚7     }......`:ヾ\..∨-:_ィヒV-:‐:、Y/.       \
  / / j´:::::::::::::/    ノ...................^i.'Y.....................} }!      .,r':::\


運動公園の夜が明けて鳥のさえずりが聞こえる中、ランサーは鼻高々と自らの功績を誇っている。
格闘の末にライダーを組み伏せて◆不枯の蓮華環(シャクラ・ヴァイジャヤンティー)を奪い取り、
槍を以て長い間しのぎを削って来た相手にトドメを刺した。

「───お見事です。常に最善の道を歩んできたつもりでしたが。
振り返ってみればそれが寄り道であったりする事もままある。私もまだまだ修行が足りませんね。」

未練などないとばかりにライダーは柔らかな笑みを浮かべ、ランサーの健闘を讃えて自らの消滅を受け入れた。
最後に握手を交わそうと手を差し伸べたライダーだったが。

「ゴメン、生理的に無理。」
「そりゃないですよ・・・。」

アーチャーとセイバーの戦いは結局アーチャーに軍配が上がった。決め手となったのはやはり相性である。
狩人は決して手を抜くことはなく、同じように全力を以て自らを倒さんとする武士の眉間を狙った。
空に矢を射ると雨の様に鏃が降り注ぐ。セイバーはそれをかいくぐってアーチャーに肉薄せねばならない。

しかしながら、何度も同じ手段が通用するセイバーではない。
鏃の雨をセイバーはかいくぐるのではなく回避し始めた。

「───やはり、で御座るか。」
「おや、大分見せ過ぎたかな。・・・まさか君に躱されるなんてね。ただの猪武者ではないらしい。」
「ハッ、減らず口を。貴様に狩られはせんぞ、アーチャー!」

天の弓の射撃を交わして行くセイバーは、しかしこの狩人の腕に対してひそかに感嘆の念を抱かざるを得なかった。
空に矢を射る。鏃が降り注ぐ。この二つの間にタイムラグを見出し、セイバーは仮説を立てた。
射撃を行った後は鏃が降る位置の調整が出来ないのではないか。行動タイミングをずらす試みは成功を収めた。

しかしそれはアーチャーが優れた射手であることを意味する。
今まで狩人はセイバーの行動を完全に読み切り、計算した上で矢を放っていたのだ。

───だから、アーチャーの矢に眉間を貫かれた時も消えゆくセイバーの屈辱の中には納得があった。

夜闇に吹雪の悪天候。視界の悪さは常時の比ではない。
悪条件にも程がある戦いで、しかしながらにアーチャーは正確無比な射撃でランサーを追い詰める。
ランサーは屋外での勝負を避けて屋内へと逃げ込み、有利な天候と引き換えにアーチャーの攻撃手段の一つを封じた。
そして思わぬ収穫が彼女を待っていた。コートの中にイス=コントルノと幸 祝の姿を見つけた彼女に躊躇などない。

「───…シュウ!逃げなさい!ここはあたしが時間を稼ぐわ!」
「・・・はあっ!?相手はサーヴァントだぞ!?」
「気合いでなんとかするわよ!」

松葉杖もなければまともに歩けぬ絶望の幸が目を見開いた。
まさかライダーのマスターがサーヴァントを失ってなお自分を庇うとは。
だがイスが作り上げた銃弾をも防ぐことが出来る分厚い氷壁は槍のサーヴァントにいとも簡単に破られた。
破られると判っていたのかすぐさまイスは氷柱を射出してランサーを足止めする。

「人間にしては中々。コーイチが苦戦するはずだよね。
でも私と比べたらまだまだ!───よし、冬の化身がお手本を見せてあげよう。」
「サーヴァント消滅の、かな?是非見せて欲しいね。僕達を笑わせてごらんよ、グリームニル。
・・・それとも、道化役すらまともに出来ないのかな?オーディンという神は。」

イスの足止めが功を奏し、間一髪現れたアーチャーとランサーは最後の死闘を繰り広げる。
氷魔術師の援護とアーチャーの射撃に苦しめられるも、魔術を用い風を操り生み出した隙を突いて決着を遂げる。
番狂わせなく鷲谷幸一もみゆきを下した。これにて聖杯戦争の勝者は定まった。

その後の顛末について簡単に述べよう。
聖杯降霊の儀式は鷲谷の武家屋敷にて執り行われたが平穏無事には終わらなかった。
別段これといって工程に不備もなく、聖杯が汚染されている訳でもない。
屋敷に潜んでいたのか、いきなり儀式の場に現れた何者かに後ろから銃を突き付けられる幸一。

「貴方の願いを叶えさせるわけには行きません。聖杯の器を渡しなさい。」

どこか用意された文章を読み上げるような抑揚のない女性の声。
しかし鷲谷幸一は彼女が誰であるのかを瞬時に理解した。

「お、お前・・・。───みゆきなのか!?」

女性が息を呑むのがわかった。虚を突いて咄嗟に幸一は振り返り、銃口をそらす。
ダークスーツを丸みを帯びた身体にまとう、自分と同い年位の黒髪・三白眼の女性。顔立ちは妻に似ていると感じた。
彼女は狼のサーヴァントを引き連れていた。拳銃をグリップしている手の甲には赤い紋様の様なものが見える。

「流石にわかりますか。・・・その願いを叶えるのは諦めて下さい、お父さん。
そうしてもらえないのなら、ここで父さんを私だけのものにします。ええ、エゴです。───待っていても、結局帰ってこなかったんですから。」

成長後のみゆきは鷲谷幸一とランサーの願いによってもたらされた未来について語った。
復権を遂げたオーディンによって良いように操られ、絶対権力者・幸一は世界を神の世に還そうとしているという。
また独裁者・鷲谷幸一に反抗する魔術師勢力との抗争が絶えず、別の問題を引き起こして一般社会に波及し世界大戦にまで発展。
地球は荒廃の一途を辿っているらしい。

「ウッソだろ・・・!?魔術師を統率しようとしていただけだぞ俺は!?」
「娘の言葉が信じられないんですか、お父さん。・・・だから私はお母さん達を生き返らせたかったのに。
そうして私は土地の霊脈が枯れるのもかえりみず早急に魔力を集め、聖杯でこの過去に訪れたわけです。」

話を聞いた鷲谷幸一はよくよく考えた挙句、願いを叶えない道を選んだ。
ランサーは狼のサーヴァントにより駆逐されそうになったが幸一がかばったお蔭で難を逃れる。
成長後のみゆき達は現代の聖杯の力で未来へと帰るつもりだという。ただしそれはランサーの処遇を見届けてからだと。



                          -‐‐‐‐‐-

                    ,  '        >_   .`  、
                  ./              ̄      .ヽ
                ../        _ -             ヽ
              ., '       ,  '  ¨''  ‐- .ヽ          ヽ 、
             ./     , ' ./           ',      ヽ    ',
             /     //              ヽ      ヽ   ',
            .,'     ,' '           u     ',       .',   ',
           ,'     ,'_  `‐--sイ             ',  !    .',
          .,'     ,'` <≧s。       ヽ、、    .',  !     ',
          .,'     ,'       <≧s。   _¨''===‐.:.', .:!     ',
         ., '     /           </≧////////>ァ',.:!     .!:.
        /    ..:! .!  三三ニ≡      !////////////∧.!      l.:.
       , '    .:.:/ ! !ハハ    -       .!/////////////ハ!,'     .!.:.
     イ_    ..:.:/  ', ',            .∨////////////〃      l.:.
   ./'' /    .:./ u ヾ             ∨///////////!       !斗
   l .ヽ    .:.l.',        , __        .\////////./ /    ! !::::
  ,__ ヽ .、.:.l ヽ      .! イ   ¨ ‐- _   ⌒<//イ/    ./l ,'::::
 /ィ ァ    .:.:ヽ'    + 。   `ー-  _     ヽ   uィ .イ.:.:    イ.:,' ,':::::::     こ、こんなのあり~!?
  ヽ    .{''′        ゚ +  。   _ ‐---.`   ./.:._ -‐''¨イ¨// ¨''      これじゃあ私、道化だよ!!
    `+ 。 iヾ                 ゚   ZZァ.:.:..:.:..:.:. .:.:',  /
       `′                       .',.:.:..:.:..:.:..:...  ¨''‐- _
                                 `ー---- 、  ヽ ヽ.ヽ、
                                            `



───かくして鷲谷幸一の黒歴史(ものがたり)は幕を閉じた。
彼がこのあと一般人を守るために活動を行うか、それとも静かに愛する娘と幸せな余生を送るか。
はたまた事件に巻き込まれるのか。あるいはその他か。それは誰もが知っていることで、誰も知らないことである。
【Normal End/道化】

はい、では次へ動き始めましょう。余韻なんて言葉は知らない。
これから雑談所になるべく送られたままの鯖鱒データを貼っていきます。
読者評価制度による投票は二日後。目を通すにはそれだけあれば十分でしょう。

投票場所どうしようかな。
雑談所でやれるならそうしたいけど、確かしたらばには書き込めない人がいると聞いたことがあった気が。
ちなみに描写でなくデータを評価して投票して頂きたいなと思っております。

それと、募集再開します。
鱒が足りず開始の目途が立っていないので期間はまだ明記出来ない。
貴方作成はまだ。作成してから開始までにあんまり時間空けない方が良いかなと。

さて、時間が空くのでシステムで判らなかったところは是非この機会に質問してください。
たとえば、能力判定数値とか最終数値がわからない等々。
>>1についての質問は基本答えないけど資料あるか、なんてことは大体答えられますよ。
マハーバーラタはべらぼうに高くて手が届かなかった…。

【募集】
・諸々>>1の偏見と独断が入ります。
・余程の事がない限り、質より多くの投稿者の鯖鱒を採用する事を重視します。
・ステータスの変更などデータに手を加える可能性があります。
・鯖鱒を評価出来る程の知見がないのでレビューはしません。
・同じ理由から鯖鱒の内容について意見せず、読者の批判から庇うことをしません。
・投稿者でなくデータを見るべきとの考えから投稿者紹介もしません。データ公開はします。
・後述の読者評価制度導入より採用を一旦お断りする事があります。
・代理AAとは違う口調になる可能性があります。
・時間の兼ね合いで一つが終わってから次やるかを決めるので、開始と同時に募集停止します。

以上の点に了承頂けるならば、以下のアドレスに応募してください。
blackhistory00@yahoo.co.jp

乙 面白かった
募集で送っていいのはMAXサーヴァント×2マスター×2であってたよね

>>884
…あれ、制限付けてたっけ?
あとで制限付けるかもしれないけど、とりあえずは制限無しでお願いします。

【サーヴァントテンプレ】
【真名】
【属性】
【コスト】:(筋~宝の六つのステータス、E1~A5の合計値)
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【運】:
【宝】:

【特徴】
【クラススキル】
◆対魔力
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】
◆騎乗
【騎乗時敏捷優位で得られる数値をランク分+する。】
◆単独行動
【戦闘魔力消費を合計ランク回数分カットする。】
◆気配遮断
【暗殺可能。自分に対する索敵捜索成功率をランク分低下させる。】
◆陣地作成
【工房作成可能。工房での戦闘時、有利判定最終数値をランク分+。】
◆道具作成
【礼装作成可能。】
◆狂化
【該当ステータスを上昇。コストを二倍にする。】

【固有スキル】




【宝具】

ランク: 種別:宝具 レンジ:1~99 最大補足:人

【消費魔力:ランク×5×種別(対人1、対軍2、それ以上3)】


【弱点】
「能力面」

「逸話に因る弱点」

「その他」

【来歴】

【性格】

【願い】

【代理AA】


【マスターテンプレ】

【名前】
【性別】
【令呪】
【魔力量最大値】:10~100(一戦闘毎にコスト分消費)
【現魔力量】:(空白でOK)

【戦】:1~10
【魔】:1~10
【知】:1~10
【魅】:1~10
【運】:1~10
【心】:1~10


【スキル】
最低一つ、最大三つまで。


【弱点】
「能力面」

「その他」

【来歴】

【願い】

【性格】

【代理AA】

これは特に気にしなくてもいい。
効果つけたいなら参考に程度。

【攻撃系真名解放宝具の威力(暫定)】
「平常>軽傷>負傷>重傷>消滅」
負傷進行+有利獲得(対軍以上で更に最終数値加算)。
真名解放宝具に対抗するには対応する能力か真名解放宝具を用いなければならない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【攻撃系基本数値 ()内対軍・対城など規模が大きい物】
Aランク
相手負傷零~三進行付与+2有利獲得
(&最終数値+5~8)

『真名解放負傷基本判定』
大失敗以下回避
失敗で一進行
成功で二進行
大成功以上で三進行
━━━━━━━━━
Bランク
相手負傷零~二進行付与+2有利獲得
(&最終数値+4~7)

『真名解放負傷基本判定』
大失敗以下回避
成功以下で一進行
大成功以上で二進行
━━━━━━━━━
Cランク
相手負傷零~二進行付与+1有利獲得
(&最終数値+3~6)

『真名解放負傷基本判定』
大失敗以下回避
成功以下で一進行
大成功以上で二進行
━━━━━━━━━
Dランク
相手負傷零~一進行付与+1有利獲得
(&最終数値+2~5)

『真名解放負傷基本判定』
大失敗以下回避
失敗以上で一進行
━━━━━━━━
Eランク
相手負傷零~一進行付与
(&最終数値+1~4)

『真名解放負傷基本判定』
大失敗以下回避
失敗以上で一進行
━━━━━━━━

現在未使用、
サーヴァント28(剣3弓4槍3騎4暗4魔5狂5・男19女7不明2)
マスター5(男1女4)

雑談所ではなくこちらで質問する様お願いします。何のために分けているのかわからなくなるからね。
ブリーラーレッスルの作成者についてはメールが残って無いのでもしかしたら多少違うかもしれませんが、
その他についてはそのまま貼っています。

ここはAA数が少なくてもOKだったっけ?

現在未使用、
サーヴァント29(剣3弓4槍3騎4暗4魔6狂5・男19女8不明2)
マスター6(男1女5)

>>894
OK

>ブリーラーレッスルの作成者についてはメールが残って無いので
ということは一緒に送った他の鯖データも無くなっちゃってる感じでしょうか?

今日読者評価制度の投票しますよー。こっちでやります。
21時ごろに点呼がてらIDチェックして単独IDは投票弾くようにしようかなと。

【第一回鯖鱒データ】

【読者評価制度】
>>1には鯖鱒の良し悪しを見分ける能力に自信がありません。
その為、二回目以降続ける場合、以下の投票により鯖鱒採用の一部に読者が干渉出来る様にします。
・一番悪かった鯖鱒
・一番良かった鯖鱒

一番悪かった鯖鱒で一番票を集めたデータの投稿者からは次回のみ採用しません。
一番良かった鯖鱒で一番票を集めたデータの投稿者には次回一枠確実に採用される特別枠を割きます。
特別枠と一般枠の二枠採用も有り得ます。

>>897
効果つけた後のデータなら残ってるから安心するのだ。
基本受け取ったデータはファイルにまとめるようにしてるから。

質問

鯖鱒ってことは、投稿されたサーヴァントとマスター。
この両方の中から、ひとつ選んで投票する。

この解釈で当たってますか?

>>899
サーヴァント+マスター=13。
13つのデータの中から一つ選んで投票です。
様子見て変えたりするかもしれませんが今回はこれで行きます。

点呼

【一番悪いと思うデータ】              【一番良いと思うデータ】
1、セイバー、新田義貞             a、セイバー、新田義貞
2、ランサー、ブリーラーレッスル         b、ランサー、ブリーラーレッスル

3、アーチャー、アクハト               c、アーチャー、アクハト
4、ライダー、ヴァス                 d、ライダー、ヴァス
5、キャスター、エンヘドゥアンナ        e、キャスター、エンヘドゥアンナ

6、アサシン、ハサン                  f、アサシン、ハサン
7、バーサーカー、ジャックザリッパー      g、バーサーカー、ジャックザリッパー

8、斎木恵華                     h、斎木恵華
9、幸 祝                        i、幸 祝
10、イス=コントルノ                  j、イス=コントルノ
11、ヨゼフィーネ=ゲッフェルト          k、ヨゼフィーネ=ゲッフェルト

12、矢本 聖                        l、矢本 聖
13、アクラ=ドゥードゥー             m、アクラ=ドゥードゥー
14、無し                       n、無し

それぞれ一番票数が多いデータが一回休み、特別枠用意に適用。
ないとは思いますが、良い悪い両方で票数が一番多かった場合は特別枠を用意して2枠採用は確実にナシとなります。
無しが一番多い場合は適用無しとなります。

21:20に点呼締め切り。点呼終了前に書き込みの無いIDは票数に含まれません。

点呼終了、それでは投票を開始します。
「1、a」とこの様に投票をお願いします。わかるようなものであれば多少表記異なっても構いません。

【一番悪いと思うデータ】              【一番良いと思うデータ】
1、セイバー、新田義貞             a、セイバー、新田義貞
2、ランサー、ブリーラーレッスル         b、ランサー、ブリーラーレッスル

3、アーチャー、アクハト               c、アーチャー、アクハト
4、ライダー、ヴァス                 d、ライダー、ヴァス
5、キャスター、エンヘドゥアンナ        e、キャスター、エンヘドゥアンナ

6、アサシン、ハサン                  f、アサシン、ハサン
7、バーサーカー、ジャックザリッパー      g、バーサーカー、ジャックザリッパー

8、斎木恵華                     h、斎木恵華
9、幸 祝                        i、幸 祝
10、イス=コントルノ                  j、イス=コントルノ
11、ヨゼフィーネ=ゲッフェルト          k、ヨゼフィーネ=ゲッフェルト

12、矢本 聖                        l、矢本 聖
13、アクラ=ドゥードゥー             m、アクラ=ドゥードゥー
14、無し                       n、無し

21:35まで投票を受け付けます。

「1、b」の方が例として正しいね、これ。
善悪両方同じデータに投票するのは避けて頂けるとありがたいです。

これって例えばAが嫌い3好き2でBが嫌い4好き5Cが嫌い6好き4とかだったらBが大人気Cが最不人気扱いになるんだっけ

>>920
そうなる

【一番悪いと思うデータ】              【一番良いと思うデータ】
1、セイバー、新田義貞             a、セイバー、新田義貞
2、ランサー、ブリーラーレッスル         b、ランサー、ブリーラーレッスル

3、アーチャー、アクハト               c、アーチャー、アクハト
4、ライダー、ヴァス                 d、ライダー、ヴァス
5、キャスター、エンヘドゥアンナ        e、キャスター、エンヘドゥアンナ

6、アサシン、ハサン                  f、アサシン、ハサン
7、バーサーカー、ジャックザリッパー      g、バーサーカー、ジャックザリッパー

8、斎木恵華                     h、斎木恵華
9、幸 祝                        i、幸 祝
10、イス=コントルノ                  j、イス=コントルノ
11、ヨゼフィーネ=ゲッフェルト          k、ヨゼフィーネ=ゲッフェルト

12、矢本 聖                        l、矢本 聖
13、アクラ=ドゥードゥー             m、アクラ=ドゥードゥー
14、無し                       n、無し

「累計投票者数7名」
【良い】
ヨゼフィーネ 2
斎木恵華 1
バーサーカー、ジャックザリッパー 1
矢本 聖 1
アクラ=ドゥードゥー 2

【悪い】
アーチャー、アクハト 3
ライダー、ヴァス 1
バーサーカー、ジャックザリッパー 1
幸 祝 1
矢本 聖 1

アクハトの投稿者さん、申し訳ありませんが一回採用をお休みさせて頂きます。
ヨゼフィーネ=ゲッフェルト、アクラ=ドゥードゥーは決戦投票を取ります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【良い】
1、ヨゼフィーネ=ゲッフェルト
2、アクラ=ドゥードゥー

投票開始、21:50まで投票を受け付けます。

【良い】
1、ヨゼフィーネ=ゲッフェルト 2
2、アクラ=ドゥードゥー 3

アクラ=ドゥードゥーの投稿者さん、それでは特別枠を用意します。
二人採用の可能性もあるという事は次回投票枠も二枠取る事になるのをお忘れなく。

ではこれにて読者評価制度による投票を終了し、第一回目の終了を宣言いたします。
これ良いにせよ悪いにせよ投票された理由が気になるね。次は理由も併記させるようにしようかな。

そして投票遅れた人二人もいるというね。
票数には入らないけどそういう人は何処に投票するつもりだったか教えて貰えると参考になるかも。

今日はこれで終わり?
それとも次代のマスター作成くらいはするの?

>>932
終わりにするつもり。
作ってから始まるまでに時間が空くとみんな萎えてしまいそうだしね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在未使用、
サーヴァント30(剣3弓4槍3騎4暗4魔6狂6・男20女8不明2)
マスター7(男1女6)

マスターが喉から手が出る程欲しい。特に男。
粗製乱造だと「悪い」に投票される危険があるのが躊躇する理由の一つだろうけど、作りにくかったり慣れていなかったりも理由に入るはず。
ちょっと投稿者さんが考えやすい、作りやすいようになにか考えてみようかと思う。>>624はすでに知っているよね多分。

あとは読み取るにも限りがあるので、やりたい事やこうして欲しい事があるなら提案なり呟いてもらえると嬉しい。
必ず取り入れるとは言わないけど考える機会が出来るだけでも可能性は広がるんじゃないかな。めんどいか、うん。

【汎用スキル(マスター)】
使用済みマスターより引用。
自作マスターのスキルの一つとして利用してよいが、必ず一つはオリジナリティのあるスキルを持たねばならない。
要するに穴埋めに困った時用。今はまだあまり利用できないだろうけど徐々に増やして行く予定。

アクラ=ドゥードゥーより、
◆暗示
 他者の記憶を改竄する魔術。
 潜入走査や証拠隠滅など、神秘を隠匿する上での常套手段である。
 【魔比較判定で成功した際、対象の記憶を改竄可能。】

◆重量軽減
 ガレキ撤去などに活躍するものだが、高位の術者となると術式を応用して自在に飛行することさえ可能。
 索敵や急行、緊急離脱など、有用な場面は多い。
 【地形による-補正を無視】
 【索敵・撤退判定に+1補正。】

◆記憶転写
 自身の記憶を脳とは別の仮想器官に転写・保存。
 これにより、自意識や記憶情報に与えられ得る被害を常に最小に留めることができる。
 また、高位の術者となると写真のように情報を視覚化することもできる。
 【このユニットは精神干渉・記憶改竄耐性を持つ。】

矢本 聖より、
 ◆自己改造
  自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
  殺害した対象から肉体と、ランダムにスキルを一つ剥奪する。
  これにより複数のスキルを保有することが可能だが、
  剥奪した対象が多いほど自我が欠損しやすくなり、「人間」から遠ざかっていく。

  【初期対サーヴァントステータス:E-(0)、E-(0)、E-(0)、E-(0)、E-(0)(初期状態により変更可。)】
  【自身か味方ユニットが敵ユニットを撃破した時、
  撃破したユニットがサーヴァントの場合、筋・耐・敏いずれかのステ-タスがランダムに一つ、1ランクアップする。
  マスターの場合、戦能力値が1、もしくは魔力量最大値が10上昇し、そのユニットが保有してるスキルをランダムに一つ獲得する。】

サーヴァント見返していてこれは絶対に使わないだろうというものがあったのでお知らせ。
や、好きだけどね?これ出したらぶっちぎりで悪い票集めてしまいそうだから。出す場所を間違えてると思う。
もっと面白い企画やってくれるところに投げるべき。

そういうわけで、現在も存命の競走馬さんは聖杯戦争(レース)に出られません。ご了承下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在未使用、
サーヴァント29(剣3弓4槍3騎3暗4魔6狂6・男19女8不明2)
マスター7(男1女6)

ちなみに今募集しているデータも採用枠に入りますよ。新旧はあんまり気にしない。

ちょっと魔力量上限は以下の様に変更するね。
一般人系等のマスターでも戦闘二回or宝具一回位は出来る余地が欲しいから。
一般人や魔力少なめのマスター、魔力消費多めのサーヴァントもどうぞ安心して送ってください。

・マスター魔力量最大値+50
「例」 幸 祝 【魔力量最大値】:40 だったら 現魔力量最大値90 1休息で4回復。
そしてマスターの現魔力量欄は面倒で使わないとわかったから差っ引く。

募集期間について、別々の作者による男鱒が4人集まった時点で貴方作成、貴方作成終了から約二日後に募集終了とします。
(予想以上に集まるのが早かったらもう少し期間伸ばすかも。)

【第二回システム変更予定】
・現在魔力量=マスター魔力量最大値+50
・撤退判定時、重傷・負傷で-補正。
・魔術師といえそうな正統派キャスター陣営は「魔比較判定」で魔10として扱う。
・索敵での四回判定法による魔判定と同時に、魔比較判定を行い失敗した場合相手にバレる。

質問
遭遇判定で遭遇した陣営とは必ず戦闘になるわけではない?

>>949
相手に時と場合によるからどういう状況でも戦闘になるわけではないよ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在未使用、
サーヴァント37(剣4弓5槍4騎5暗5魔7狂7・男25女10不明2)
マスター12(男6女6)

ってはやいよ!投稿者さんが本気出すとこうなるということだね。
貴方作成を今日するか明日するかが問題。23時頃に一度点呼。集まり具合によってはやります。

【募集】
・諸々>>1の偏見と独断が入ります。
・余程の事がない限り、質より多くの投稿者の鯖鱒を採用する事を重視します。
・ステータスの変更などデータに手を加える可能性があります。
・鯖鱒を評価出来る程の知見がないのでレビューはしません。
・同じ理由から鯖鱒の内容について意見せず、読者の批判から庇うことをしません。
・投稿者でなくデータを見るべきとの考えから投稿者紹介もしません。データ公開はします。
・後述の読者評価制度導入より採用を一旦お断りする事があります。
・代理AAとは違う口調になる可能性があります。
・時間の兼ね合いで一つが終わってから次やるかを決めるので、開始と同時に募集停止します。

以上の点に了承頂けるならば、以下のアドレスに応募してください。
blackhistory00@yahoo.co.jp

【読者評価制度】
『実例』:【募集鯖鱒】さあ、黒歴史を紡ごうか【二次創作聖杯戦争】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1464606728/901-931)
>>1には鯖鱒の良し悪しを見分ける能力に自信がありません。
その為、二回目以降続ける場合、以下の投票により鯖鱒採用の一部に読者が干渉出来る様にします。
・一番悪かった鯖鱒
・一番良かった鯖鱒

一番悪かった鯖鱒で一番票を集めたデータの投稿者からは次回のみ採用しません。
一番良かった鯖鱒で一番票を集めたデータの投稿者には次回一枠確実に採用される特別枠を割きます。
特別枠と一般枠の二枠採用も有り得ます。

【読者へ断りとお願い】
・レスには一通り目を通しますが、反応を返さない事があります。
・コンマ判定連投は、一度に行う判定数が五回以上の時、判定数/5回連投可能。
・無い様には努めますが、設定の齟齬が発生した場合はご容赦願います。

【鱒ステータス】
能力判定の為の意味合いが大きいと思ってください。
反映されないとは言いませんが、必ずしも描写に反映されるとは限りません。
例えば知に関しては>>1の知識知恵の関係上反映が難しく、貴方が高い知数値を持つ場合動かすのも一苦労となる為、
設定にそぐえない事がよくあります。

【状態例】
「平常>軽傷>負傷>重傷>死亡」
軽傷:補正無し。休息で回復。
負傷:戦闘や特定の判定に影響。鱒の負傷は休息二回、鯖の負傷は休息一回を要する。
重傷:戦闘や特定の判定に影響。鱒の重傷は原則直らず、鯖の重傷は休息三回を要する。
ストレス:戦闘や特定の判定に影響。戦闘に勝利、または特定コマンドで治癒可能。
魔力枯渇:戦闘に影響。戦闘や宝具で魔力が-になった場合この状態になる。
この状態時に宝具や魔力が必要なスキルは使用不可となり、魔力量値が-30を下回るとサーヴァントは消滅する。

【鯖戦闘状態補正】
多数:多数側に+(人数-1)
負傷:有利判定最終数値に-1
重傷:有利判定最終数値に-3
ストレス:有利判定最終数値に-1
マスター戦有利数比較:マスター戦で優勢な側に有利判定最終数値に+1。勝敗が付いた場合は勝った方に+3。

【鱒戦闘状態補正】
多数:多数側に+(人数-1)
負傷:有利判定最終数値に-1
重傷:有利判定最終数値に-3
ストレス:能力を用いる判定それぞれに-1補正
ストレス(重度):能力を用いる判定それぞれに-2補正

【戦闘の流れ】
戦闘開始したらスキル・宝具使用、マスター戦開始の有無を確認。
確認後、諸々判定を行いサーヴァント戦の決着がつくまで判定を行います。

戦闘終了後、以下の判定を行います。
敗退側の令呪使用判定を行い、失敗で撤退消滅判定を行います。
戦闘に参加して居ない他陣営が戦闘に気が付くか、魔術比較判定を行います。
マスターの心能力値を用いて精神判定を行い、失敗でストレス状態に移行します。

また、敗北側の戦闘に参加したユニットは負傷状態が一段階進行します。

【令呪使用効果(一画)】
・鯖負傷進行の消滅移行を重傷で押し留める
・戦闘時一有利&最終数値+1(重複可能)
・真名解放宝具回避

【戦闘】
有利三本先取制。基本一ターン判定数最低五。
一ターンにコンマで筋耐敏魔運五つの能力値の比較判定を行い、得た数値が大きい側が有利を一つ獲得する。
各能力判定で得られる数値は以下の通り。
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

【マスター戦】
有利三本先取制。基本一ターン判定数最低四。
一ターンにコンマで戦魔知運四つの能力値の比較判定を行い、得た数値が大きい側が有利を一つ獲得する。
各能力判定で得られる数値は以下の通り。
【戦】:4
【魔】:3
【知】:2
【運】:1

【四回判定法】
特定の判定や特定状況下で扱うのが「四回判定法」です。
特定行動毎に三つまでの能力値判定を設定し、能力判定成功回数が最後の成否判定の確率に関わります。
数値は低0~9高と扱います。

以下の能力値を持ったキャラクターで例を挙げます。
【戦】:6
【魔】:5
【知】:4
【魅】:2
【運】:7
【心】:2

索敵『魔4知4運2』を行う場合、魔五割知四割運七割成功の能力判定を行う事となります。
更に魔は同時に魔比較を行い、自分の魔と相手の魔を比較して成功失敗を決めます。(初期成功率五割)
『』内の内容は用いる能力と能力判定成功により得られる成否判定成功率です。
この場合、魔判定成功で成否判定四割、知判定成功で三割、運判定成功で三割の成功率を獲得できます。

この判定を用いる目的はより多くの人に判定に参加してもらう為と、多くの能力に意味を持たせる為。
また、補正の暴力を軽減する為などがあります。

【基本行動】
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』(魔比較判定有り。)
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。

【サーヴァントテンプレ】
【真名】
【属性】
【コスト】:(筋~宝の六つのステータス、E1~A5の合計値)
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【運】:
【宝】:

【特徴】
【クラススキル】
◆対魔力
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】
◆騎乗
【騎乗時敏捷優位で得られる数値をランク分+する。】
◆単独行動
【戦闘魔力消費を合計ランク回数分カットする。】
◆気配遮断
【暗殺可能。自分に対する索敵捜索成功率をランク分低下させる。】
◆陣地作成
【工房作成可能。工房での戦闘時、有利判定最終数値をランク分+。】
◆道具作成
【礼装作成可能。】
◆狂化
【該当ステータスを上昇。コストを二倍にする。】

【固有スキル】




【宝具】

ランク: 種別:宝具 レンジ:1~99 最大補足:人

【消費魔力:ランク×5×種別(対人1、対軍2、それ以上3)】


【弱点】
「能力面」

「逸話に因る弱点」

「その他」

【来歴】

【性格】

【願い】

【代理AA】

【マスターテンプレ】

【名前】
【性別】
【令呪】
【魔力量最大値】:10~100(一戦闘毎にコスト分消費)

【戦】:1~10
【魔】:1~10
【知】:1~10
【魅】:1~10
【運】:1~10
【心】:1~10


【スキル】
最低一つ、最大三つまで。


【弱点】
「能力面」

「その他」

【来歴】

【願い】

【性格】

【代理AA】

点呼

五人居れば大丈夫なはず。様子見つつ始めます。
【マスターテンプレ】

【名前】
【令呪】
【魔力量最大値】:10~100(一戦闘毎にコスト分消費)
【現魔力量】:(空白でOK)

【戦】:1~10
【魔】:1~10
【知】:1~10
【魅】:1~10
【運】:1~10
【心】:1~10


【スキル】
最低一つ、最大三つまで。


【弱点】
「能力面」

「その他」

【来歴】

【願い】

【性格】

【代理AA】


下1-3戦魔知

【戦】:9
【魔】:8
【知】:5

下1-3魅運心

【戦】:9
【魔】:8
【知】:5
【魅】:9
【運】:4
【心】:3

下1振り直し基本判定
ファンブルでなし、大失敗・失敗で一回、大成功・成功で二回、クリティカルで三回

前回クリアで+1回

【戦】:9
【魔】:8
【知】:5
【魅】:9
【運】:4
【心】:3

【振り直し】二回

振り直し箇所安価下3
しないのならなしで

あ、ストップ。先に魔力量と性別判定決めよう。

魔力量10×コンマ
性別 安価

下1-2魔力量・性別

【性別】:女
【魔力量最大値】:90
【戦】:9
【魔】:8
【知】:5
【魅】:9
【運】:4
【心】:3


【振り直し】二回

では再度、振り直し箇所安価下3
しないのならなしで

【性別】:女
【魔力量最大値】:90
【戦】:9
【魔】:8
【知】:5
【魅】:9
【運】:4
【心】:7


【振り直し】残り一回

振り直し箇所安価下3
しないのならなしで、弱くしたければ戦とか選んで構わないからね。

【名前】
【令呪】
【性別】:女
【魔力量最大値】:90

【戦】:9
【魔】:8
【知】:5
【魅】:9
【運】:4
【心】:7

23:35から下5まで スキル案

次スレに書いた方が良いなこれ

うめ

うめ

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