古泉「第二回涼宮ハルヒ対策会議を始めます」 (19)

スレ立て処女。優しくしてね
冨樫と谷川を足して2を掛けたくらい遅筆。許してね
書き溜めなんて1bitもないよ。頑張るよ

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古泉「今回集まって頂いたのは言うまでもなく涼宮ハルヒについてを話し合う為です」

古泉「組織ごとに違った意見を持つ我々が涼宮ハルヒによって同じ部に集められました。
異常事態です」

古泉「故にどう見を振って行くのかという大本の方針を決めたいと思います」

古泉「曖昧でも構いませんので各自意見を述べてみて下さい」

長門「……問題がない訳ではないが瑣末なものだと情報統合思念体は判断した
故に私から言うことはない」

朝比奈「我々もほぼ同意見ですがあまりに特異点を刺激するようなら」

長門「…」

古泉「朝比奈みくる、前回も申し上げた様にこの場では涼宮ハルヒで通して貰いたい
争う為に会した訳ではありません」

朝比奈「………はい。申し訳ありません」

古泉「んっふ。では本題へ移りましょう
…イレギュラーについて」

朝比奈「イレギュラーは本当に無能力なんですか?」

古泉「えぇ。当機関が眉毛の数まで調べ上げた結果、そうなりました
長門有希、情報統合思念体の調査結果は?」

長門「人間。無論何の機関にも属していない。清廉潔白。」

朝比奈「では何故?」

古泉「それがわかれば万々歳ですよ
理由がわからない以上下手な動きは取れません
我々としてはこちらの方が大問題です」

朝比奈「正体について話してみるというのは」

古泉「正気ですか?
涼宮ハルヒが変な考えを起こせば文字通りこの世界はなくなるのやもしれないんですよ?」

朝比奈「しかしこの先部活ごっこを続ける上でイレギュラーの力は必要になりそうですが?」

長門「朝比奈みくるに賛同する。同時にアレがイレギュラーたる所以も知れるかもしれない」

古泉「…彼が涼宮ハルヒに話して世界がおかしくなったら責任は取れるのですか?」

長門「我々には無関係な懸念」

古泉「…朝比奈みくる」

朝比奈「その可能性は低いと思われます。まず第一に特涼宮ハルヒはイレギュラーの言葉を取り合おうとしないはずです」

古泉「………そうですね、私の考え過ぎでしたか
しかしタイミングについては我々に一任して頂きたい
慎重に越したことはないでしょう?」

朝比奈「問題ありません」

長門「……………問題ない」

古泉「では以上で第二か」
ガチャ
シュババババ
キョン「うーっす、もう揃ってるのか」

古泉「おや?涼宮さんはどちらに?」

キョン「掃除当番だ」

朝比奈「キョンくんこんにちはぁ↑〜、お茶をぉ入れますねぇ↑〜〜」

キョン「こんにちは朝比奈さん(天使)」

長門「…」パラ
バン!!
ハルヒ「皆揃ってるわね!じゃあ団活始めるわよ!!」
………
……

古泉「第一回涼宮ハルヒ緊急対策会議を始めます」

古泉「この会議の理由について心当たりはありますか、長門有希」

長門「わからない」
ダン!
古泉「…始めの取り決めを忘れた訳ではありませんよね?
彼にあることないこと吹き込んで涼宮ハルヒに情報統合思念体を消させてもいいんですよ?」

長門「…」

朝比奈「……」

古泉「朝比奈みくる、私は前に彼へ話す時期は一任して欲しいと言いましたね?」

朝比奈「えっ、まぁそうですね、えぇ、言いました」

古泉「そして長門有希も同意した
にも関わらず昨日長門有希は全てを彼に話しました
幸い彼はあまり信じていませんでしたがね」

朝比奈「へぇ…」

古泉「涼宮ハルヒをある程度コントロールする為に我々は一時的かつ部分的とはいえ協力を図るべきです
納得のいく理由が欲しい所ですね、長門有希」

長門「……古泉一樹に同意したのは事実だが情報統合思念体は昨日が話す時期に最適であるとした」

長門「上に古泉一樹の判断が正しいという論理的根拠が乏しい以上、支持に従う理由は薄い」

朝比奈「ロボットが」

長門「朝比奈みくる」

古泉「…まぁいいでしょう
長門有希の行動自体に責められる程の問題はありません
ですがこれからは会議を通して貰いたい」

長門「わかった」

古泉「こうなった以上朝比奈みくる及び私も彼に話すべきでしょう」

朝比奈「しかしタイミングが…」

古泉「……、難しいですね
なるべく早い方が良さそうですが二人一緒という訳にもいきません」

長門「…こちらで用意しても構わない」

古泉「……それは非礼を詫びると取っても?」

長門「それで構わない」

古泉「情報統合思念体がそう仰って下さるのであればありがたいですね」

朝比奈「私も同意見です」

長門「任せて」

古泉「…」

小泉「では第一回涼宮ハルヒ緊急対策会議を終了します
長門有希」

長門「わかった」パリーン

朝比奈「便利ですねぇ」

古泉「僕もここならあの能力を使えたりするんでしょうか」

長門「おそらく可能。しかし辞めて欲しい」

古泉「んっふ、これは失礼を
それより明日は何時頃に集合しますか?」

長門「七時頃が好ましい」

古泉「朝比奈さんもそれでよろしいですか?」

朝比奈「えぇ」

古泉「では明日7時に北口駅前でまた
もう遅いですしお送り致しましょうか?朝比奈さん」

朝比奈「本当ですか〜?助かりますぅ〜(*^^*)」

古泉「はは、ここに彼は居ませんよw」

朝比奈「あははw」

長門「………」

………
……

俗に言うツンデレ
俺はクーデレの方が好き

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