【FGO]ぐだおと清姫の楽しい調教日記 (566)

ぐだおと清姫がサーヴァントと楽しく絆を深めて行くお話です。
R-18・キャラ崩壊・設定崩壊があります。
そこらへんOKな方はどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451829649



清姫「マスター、そろそろはっきりして欲しいことがあるんですけど」

ぐだお「何かなきよひー、今日もバックの炎が素敵だネ!」

清姫「マスター! そこです! そこなんですよ! そこ!」

ぐだお「どこ?」

清姫「そう言う所です! オルレアンクリア後の召喚からずぅ――――――っとマスターのことを陰ながら見守って来ましたが」

ぐだお「きよひー、それストー……」

清姫「見守って来ましたが!」

ぐだお「はい」

清姫「マスターは女の子に対して甘過ぎます! 女性サーヴァントであれば誰でもかれでも甘い言葉を吐き続けて……もうわたくしのNPは300%に行きそうですよ!」

ぐだお「いやぁ、だって女の子には優しくしなくちゃってエミヤも言ってたし」



清姫「あんな『可愛い子なら誰でも好きだよ、オレは』キリッ とか言っちゃう女たらしクソ野郎の言うことは聞かないで下さい! マスターは、マスターは……」

ぐだお「きよひー?」

清姫「わたくしのことをどう思っているんですか!? わたくしもやはり、他の女性同様、可愛い女の子の一人でしか無いのですか!?」

清姫「わたくしは、こんなにも、こんなにもマスターのことをお慕いしていると言うのに……」

ぐだお「……きよひー、そうだね、はっきり言おう」

清姫「……ッ!」ビクッ

ぐだお「こんなこと言うと、きよひーは怒るかもしれない、俺を嫌うかもしれない」

清姫「……やはり、マスターはマシュさんを――」



ぐだお「きよひーは俺にとっての妻だと思っている!」

清姫「は?」

ぐだお「いやさ、女の子でも色々ポジションあるんだよね、例えばブーティカはお姉さんポジションで、ナーサリーは妹だとか」

清姫「いえ……あの、今、わたくしのことを『妻』だと……?」

ぐだお「だっていつも旦那様って書いてマスターって呼んでくれてるじゃん?」

清姫「マスター! いえ、旦那様! わたくし、わたくし信じておりました! 最後にはこの清姫の隣に立っていてくれると!」

ぐだお「きよひー、さっきやはりマシュさんって――」

清姫「信じておりましたぁ!」

ぐだお「うん、まあいいや」

清姫「えっ、で、ですが、しかし何故それなら他の女性にもあのような態度を? それならわたくしだけを――ハッ!」



清姫(そ、そうです、そんな態度がいけないんですね。このカルデアにはわたくしの目から見ても魅力的な女性が沢山居る……。だからこそ、わたくしは焦っていた)

清姫(けれど、それがいけないのですね。旦那様は、わたくしのことを『妻』だと言ってくれているではありませんか)

清姫(旦那様は誰にでも優しく、分け隔て無く接するお方……そうです、だからこそお慕いしているのではありませんか。清姫、あなたはもう少し、妻としての慎ましやかな心を持つべきですよ)

清姫「マスター、わたくしは我儘でした。嫉妬の心が抑えられていなかったようです。ですが、もう心を乱すことはありません! 旦那様から妻との言質を取ったからには!」

ぐだお「それでこそマイスイートワイフきよひーだよ! これからもよろしく頼む!」

清姫「はい、旦那様!」

清姫(ああ! 清姫、ここに報われました! 清姫大勝利!)



清姫「……いえ、ですがしかし」

ぐだお「ん?」

清姫「で、では、旦那様にとって――例えば、マシュさんとかはどんなポジションなのですか? その、てっきりわたくしはマシュさんが、旦那様にとってとても大切な方だと思っていたのですが――」

ぐだお「嫁」

清姫「は?」

ぐだお「嫁」

清姫「旦那様、もう一度」

ぐだお「嫁」

清姫「転 身 火 生 三 昧 !」ゴォォォォォ



ぐだお「待つんだきよひー!」

清姫「嘘は! 嘘はつかないでって言ったじゃないですかぁああああ!」ボロボロ

ぐだお「きよひー、俺は一言も嘘なんてついていない」

清姫「え?」

ぐだお「いいか、きよひー、まずきみは『妻』だ。これは分かるな」

清姫「はい……」

ぐだお「そしてマシュは嫁、これも分かるな」

清姫「分かりませんよぉおおお!」

ぐだお「きよひー、俺は、みんなのことを等しく愛している! だけどその愛の形は一つじゃないんだ! きよひーのことは妻だと思ってるし、マシュは俺だけの嫁だと思っている! てゆーかカルデアの女性はみんな愛している! そうだ! みんな違ってみんないい! 違うか、きよひー!」



清姫「え、え……」

ぐだお「きよひー、我ながら最低だとは思うんだけど、俺はこの愛を律することがそろそろ限界になって来た。ついては、みんなに愛をぶつける為の手伝いを、きよひーにして欲しいと思っている。『妻』として、引き受けてくれないかな、きよひー?」

清姫「…………」

 清姫の心中はカオスであった。

 妻と言われた傍からのメインヒロイン嫁発言。しかも男の人っていくつも愛を持っているのねと言わんばかりの爆弾発言。

 ぶっちゃけヤンデレにしてメンヘラな清姫には、堪え難い仕打ちであった。

 が、

清姫「旦那様……」

ぐだお「うん?」

清姫「やらせていただきます! 旦那様の為なら!」

 絆クエストを終え、『妻』と言う肩書きを手に入れた清姫は――考えることをやめた。



ぐだお「ありがとうきよひー! じゃあ早速女の子たちの調教に向かおうか!」

清姫「はい!」


 で


清姫「……と言うか、あの、『調教』って聞こえたんですけど」

ぐだお「いやぁ、きよひー、俺って割とSだからさ。女の子たちを楽しくいぢめて、それで絆を深めたいんだ!」

清姫「…………」

清姫「素敵です! 旦那様!」

 ※清姫は考えることをやめています。

ぐだお「それでこそきよひー! じゃあ早速ターゲットを決めようか!」



清姫「そうですね……では、やはり王道のアルトリアさんなど如何でしょうか? 彼女はパッケージにもなっているメインサーヴァントの一人ですし、旦那様とは共に戦う戦士としての絆はあれど、色恋の気配はありませんし」

ぐだお「うーん……アルトリアか……それはちょっとな」

清姫「? 彼女のことは苦手なのでしょうか? いえ、わたくしとしては嬉しい限りなんですけど。ライバル減りますし」

ぐだお「いや、ほらアルトリアはさ、なんとなく他の世界に運命の人が居る気がするって言うか、ぶっちゃけシのつく人以外考えれないって言うか、手を出したら赤い弓兵に後ろからカラドボルグからのブロークンファンタズムされそうって言うか」

清姫「成程……流石は旦那様! 義理堅いのですね!」

ぐだお「いやぁ、CPとかって大事ジャン?」

清姫「でもそうすると、マスターが手を出せるサーヴァントも結構狭まりますね」



清姫「では、ジャンヌさんなどはいかがでしょう? 一応あの方は聖女ですし、初めてをマスターが奪うと言うのも中々よろしいかと」

ぐだお「ジャンヌか……彼女もジのつく人にアレだからなぁ……」

清姫「難しいですね……と言うか、他の世界での戦いとかの記憶ってぶっちゃけどう言う扱いなんでしょう。一応私たちは英霊の座の写し身と言う設定だった気がしますけど」

ぐだお「そこイマイチ曖昧だからね、グレーゾーンにはあまり手を出したく無いし」

清姫(しかし、他に愛している方が居る女性にはとことん義理堅い旦那様! 素敵です……!)

清姫「で、では、メディアさんは? あの方も日中模型造りしかしていない寂しい方ですし、香水よりもシンナー臭がするような喪女なので、求められれば嬉しいと思いますが」

ぐだお「それこそ駄目だ、メディアには他の世界でこれ以上無いほどの夫が待っている。俺が手を出していい相手じゃないマジで、リリィの方はともかく」

清姫「むぅ、難しいですね……」



ぐだお「うん、こうするとやっぱり魅力的な女性には、それと同じくらいに魅力的な男性が居るってことだね」

清姫「確かにそうですね。カルデアに居る女性は、皆わたくしの目から見ても魅力的な方々ばかりです。しかしそうなると……」

ぐだお「そうだ、エリザベートにしよう!」

清姫「!?」

清姫「旦那様! よりによって何故あのトカゲ娘なんです!? アレは性格最悪残虐非道万年処女でぼっち属性の性悪女ですよ!?」

ぐだお「いやぁ、だってエリザベートはさ、こう、虐めたくなるジャン?」

清姫「…………」

ぐだお「こう、何と言うか正解と真逆の選択肢を選んで、どんどん涙目にしたくなると言うか」

清姫「…………」

ぐだお「それでいて最後に持ち上げで喜んでる所を内心愉悦したくなるって言うか」

清姫「ですが、あの娘は、その……以前の記憶があるって言うか……」

ぐだお「ああ、それなら大丈夫」

清姫「……?」


 で




清姫「なるほど……記憶の無い、ハロウィンVerなら、確かに問題はありませんね」

ぐだお「いやぁ、こう言うのマジでありがたいよネ! 性能もいいし、お気に入りサーヴァントの一人だよ! 神運営フゥー!」

清姫「むー……」

ぐだお「ハッハッハ、勿論周回のお供は常にキミだよ、きよひー」ナデナデ

清姫「ふぁぁ、旦那様ぁ……」

ハロエリ「ちょっとぉおおお! 話があるって言うから来てみればなんなのよこれぇ!」ガチャガチャ

清姫「いわゆる手枷足枷でのA字拘束ですね」

ハロエリ「冷静に言ってんじゃないわよ蛇女! いやてかホント何なの!?」

清姫「旦那様が是非とも他の方とも絆を深めたいと仰ったので、こうしてそのお手伝いを」

ハロエリ「いや、とっくに絆レベルカンストしてるから! ハロウィンでもうMAXになってるからぁ!」



清姫「クスクス、いくら抵抗しても、所詮キャスターのあなたにはバーサーカーの私に適わない癖に」

ハロエリ「黙れ星3! 魔力放出からのブレイブチェンで即死出来るっての! いいからこれ外しなさいよぉ!」

清姫「では、どうしますか?」

ぐだお「うん、まずは放置プレイと言うものをしてみたい」

清姫「なるほど、確かに無駄に気の強いこの娘には、身の程を知らせる所から始めた方がいいかもしれません」

ハロエリ「なんなのよぉ……」

ぐだお「そこで出番なのが、ご存知この大人のおもちゃ」ウィンウィン

ハロエリ「な、何よその禍々しいモノ……」

清姫「さすが生娘、これが何か分からないとは相当ですね」

ハロエリ「ば、バカにしないでよ! そ、そそそそそんなものくらい知ってるわよ!」



清姫「あら。だ、そうですよ、旦那様。では遠慮はいらないようですね」

ぐだお「うーん、でも、いきなり挿れるのは痛いだろうし、まずはほぐす所から始めないとね」

清姫「ああ、優しいですね、旦那様……」

ハロエリ「や……あの……何を……――んむっ!」

清姫(い、いきなりキス! わたくしだってまだなのに、こうもあっさりと!)

ハロエリ「んん――ッ! んんっ……! ん――……ぷあぁ……」

清姫「うわぁ……一瞬で惚けた顔に。なんて恐ろしい人……!」

ぐだお「さて、では下の方は……」スッ

ハロエリ「……えっ、ちょっ……だ、ダメッ!」ビクッ

清姫「あらあら、キスだけでこの濡れよう……生娘なのにはしたないこと」

清姫(と言うかキスだけでここまで出来る旦那様が恐ろしい……)

ハロエリ「~~~~ッ!」カァァァァ



ぐだお「それじゃあ、コイツを――」

清姫「あ、待って下さい、旦那様」コソコソ

ぐだお「ん、どしたのきよひー?」

清姫「いえ、あの……一応この娘も処女ですし、初めてがそれというのも……」

ぐだお「確かに、きよひーの言う通りだ。じゃあここはピンクローターにしよう」

清姫「それがいいと思います」

清姫(ああ、わたくしのお人好し……いえ、でもこれから彼女が味わう地獄に比べれば……)

清姫「それじゃあらためてコイツを……」ピトッ

ハロエリ「ひぅっ、な、何つけたのよぉ……」

ぐだお「プレゼントプレゼント。じゃあ、しばらくカルデアのカフェルームでお茶しようか、きよひー」



清姫「はい! 旦那様!」

ハロエリ「え、ちょ、ちょっと行っちゃうの!? ちょっと! 何なのよ―――――ッ!」

清姫「それじゃあ、エリザベートさん、ご・ゆっ・く・り♡」バタン

ハロエリ「……な、何なのよ、マジで……」

ハロエリ「……んぅっ!? な、何か……さっきアイツに付けられたやつが動いて……」ヴヴヴヴ

ハロエリ「んぁっ! ちょ、ちょっと何なのコレ! 振動が……ぁぁあっ!」

ハロエリ「やだぁ……こんなの知らない、止めて、止めてよぉ……」ボロボロ


 で、


ぐだお「さて、きよひー、あれからどれくらい経ったかな?」

清姫「えーと、約二時間程経過してますね」



ぐだお「うおっ、もうそんな時間経ってたか。三十分の予定が倍々になっちゃったよ」

清姫「旦那様とのお話が楽しくて、つい時を忘れてしまいましたわ」

ぐだお「いやぁ~、俺もまさか安珍さんがホモだとは……」

清姫「…………」ズ-ン

ぐだお「……うん、きよひー、ドンマイ」

清姫「いいんです、今は、今は旦那様だけがわたくしの愛する方ですから……」

清姫「それより、そろそろあのトカゲ娘を見に行きませんと。下手すると悶絶死してるかもしれませんし」スクッ

ぐだお「うーん、確かにかなり敏感っ子だったし、心配になって来た。それじゃ戻ろうか」





ぐだお「エリザベート、大丈夫?」ガチャッ

ハロエリ「ん……ひぁ……ば、ばかぁ……ほこ……ひっへはの……よぉ……」ビクビク

ぐだお「おお……これはエロい」

清姫「エロいですわね」



ハロエリ「ひ、ひぃはらぁ、ほれ、外し――っひぃいいいいッ!」ビクンッ

清姫「だ、旦那様!?」

ぐだお「あ、ゴメン。エリザベートが可愛くてつい強モード押しちゃった」

清姫「もう、旦那様ってばSなんだからぁ☆」

 ※しつこいようですが清姫は考えることをやめています

ぐだお「いやぁ、なんかやっぱりエリザベートはいじめたくなるんだよねー。アレかな? 隠しスキルとして、被虐体質EXとかあるんじゃないの?」

清姫「まったく、旦那様ってば酷いひ・と☆」

 キャッキャウフフ

ハロエリ「ひ……ひぬぅ……」ビクンビクン

ぐだお「おっといい加減止めないと、流石にエリザベートが死にそうだ」カチッ

清姫「まあ流石にこれで座に戻るのはあんまりですからね、この辺で勘弁してあげましょう」



清姫(しかし旦那様がこれほどまでにSだったとは予想外でした。まあわたくしにそのケはありませんけど――)

ハロエリ「や、やっと終わったぁ……」ボロボロ

清姫「」ゴクリ

ぐだお「あれれ~、きよひー、今の欲情した顔は何かなぁ?」

清姫「――ハッ! いえ、違いますよ、旦那様、違いますからね?」

ぐだお「興奮しちゃったの? 今のトロトロになったエリザベート見て、興奮しちゃったの?」

清姫「い、いえ、わたくしはそんな……」チラッ

ハロエリ「ヒックヒック……もぅ帰してよぉ……」

清姫「」ムラッ



「きよひー」

清姫「だ、旦那様?」

ぐだお「いいんだよ、それが、正しい心なんだから」

清姫「ああ……旦那様、今、分かりました……これが」

ぐだお「そう、それが……」

「「愉悦!」」



神父「いや、ちょっと違うんじゃないかな、君たちのとは」



清姫「と言う訳で、今から更にあなたをいぢめることにします、覚悟はよろしくて?」

ハロエリ「いいわけないでしょお!? これ以上なにする気なのよぉ!」

ぐだお「何ってそりゃあ――」

清姫「ナニですよね」

ぐだお「ナニだね」

ハロエリ「なんなのよ―――――ッ!」


とりあえずここまでです。
ゆっくり書いて行くつもりです。

公式カップリングに配慮するSS作者の鑑
しかしカプなしとFGO新規女性鯖に限定すると結構数少なくなるな

おつ

いいじゃん!


いいじゃないか


ハロエリいけるならサンタオルタで解決できそう

エリちゃんが調教されてるハロエリ見てドン引きする様が見たい


カーミラがこれをみたらどう思うんだろうな

ハロエリはハロエリでccc引き継いでるけどな
具体的には道徳観

このぐだお扇動スキル持ってやがる

生娘な頃の自分を見せられて恥ずかしがるカーミラというのもまた乙な物である
下手したらカーミラも初心そうだけど

カーミラはレズだから非貫通ではあるんじゃないかな、
ただ女性を悦ばす知識と技がエグいだろうが。 

カーミラ、結婚して良妻やってて子供もいなかったっけ?

読んでくれている方、レスしてくた方、ありがとうございます。

>>26
サンタオルタさんは士郎の記憶があるっぽいので、今回ターゲットにはしないつもりです。

>>29
とりあえずハロエリちゃんにははっきりザビーズの記憶がない感じなので、初ターゲットにさせて貰いました。違ってたらすみません。

次レスより更新再開します。
今回でハロエリ編は一旦終わりです。


 
 で、


清姫「ふぅ……ちょっと休憩しましょうか、旦那様」

ぐだお「うん、久々に良い汗かいたね」

ハロエリ「」チーン

清姫「まったく、これくらいでオチるなんて情けない娘ですわね」

ぐだお「なんて言って、きよひー、前半からノリノリだったじゃん?」

清姫「え、ええまぁ……。つい、この娘の反応が……その、可愛くて(小声)」

ハロエリ「イ、イッソコロシテ……」

ぐだお「うんうん、仲が悪かった二人が、こうして互いを認めて行くと、イイコトしてる気になれるね!」




清姫「でもこれじゃあまだ、旦那様と絆を深めたとは言えないのでは? まだ旦那様……その、挿れてない、ですし……」

ぐだお「うーん、流石に無理矢理はね? そこは合意のもとじゃないと?」

清姫「わぁお☆ ここまでやっていても、最後の関門には気を遣う旦那様、素敵でぇす!」

 ※何度も言いますが、清姫は考えることを(ry

ぐだお「ハッハッハ、だって女の子には優しくしなくちゃいけないからね、きよひー☆」

ハロエリ(こ、コイツら……)

清姫「と言う訳でトカゲ娘、貴女は旦那様のモノが欲しいですか? イエスかイエスで答えなさい」

ぐだお「イエスしかないじゃないのよぉ! てかマスターのものって何よ!」

清姫「……この娘マジでしょうか? まさかここまで初心だったとは」

ぐだお「まぁ、ここを触られることの意味もよく分かってなかったみたいだし」ヌチョ

ハロエリ「ひぅんっ!」ビクッ


清姫「うふふ、相変わらずいい反応……」ゾクゾク

ハロエリ「こ、これいひょう……」

ぐだお「ん?」

ハロエリ「こ、これひひょう……え、えっちなことしゅると……ホント、ホントに許さないんひゃからぁ……」

ぐだお「」ムラッ

清姫「」ムラッ

清姫「…………」スッ

清姫「」カチッ

ハロエリ「ひ、ひぃいいいいッ! や、やめ――ほれ、つ、つよしゅぎぃ!」

ぐだお「きよひー、いきなりパワーMAXは酷いんじゃないかな?」

清姫「ああ、申し訳ありません、つい」カチッ

ハロエリ「つい、ひゃ、ないわよぉ……」

清姫「まったく、強情な娘ですね。でも……」カチッ

ハロエリ「うきゅうう!? と、とめへっ、とめ――ふぁぁぁッ!」ビクンビクン

清姫「」ゾクゾクゾク



清姫「ふ、ふふ、普段あれだけ粗暴なトカゲ娘が、一切合切抵抗出来ずに喘ぐだけ――ああ、わたくしの中で新たな扉が開いてしまいそう!」

ぐだお(もうすっかり開き切っている気がする、きよひー、やっぱりSの才能あるなー)

ぐだお「まぁ、区切りはつけなくちゃいけないしね。そろそろフィニッシュにはしたい」ボロン

ハロエリ「ひっ! な、なに脱いでるのよぅ……」カァァァァ

清姫「うわぁ、反応から仕草まで全部テンプレの処女ですわね……正直ここまで来ると妬ましさを超えて尊敬します」

ハロエリ「は、はやく仕舞いなさいよ! そ、そんな汚らわしいモノ……」

清姫「と言いつつ、ガン見じゃありませんか」スッ

ハロエリ「そ、そんな見てるわけ……」マジマジ

清姫「ふふ、いくら処女でも、女は女。強い殿方のコレに、興味を抱かない筈がありませんね」



ぐだお「エリザベート、きみの可愛い姿を見てたら、俺も我慢出来なくなって来たんだ。これ、舐めてくれないかな?」

ハロエリ(か、可愛い!?)ボッ

ハロエリ「って、なっ!? 舐めるって、こ、こんなもの舐められるわけ――」マジマジ

清姫「いいんですよ、欲望のままに動いてしまって。今更ここまでメスの臭いをまき散らせておいて、取り繕うことなんてないんですから」

清姫「ほら、今の貴女はそれをしゃぶりたくてたまらない筈なんでしょう……?」スッ

ぐだお(きよひー……なんて甘い言葉が上手い奴なんだ! それでこそマイスイートワイフッ!)

ハロエリ「う、うぁ……」

清姫「ほらほら、ちょっと顔を突き出せばすぐですわよ」

ぐだお(生き生きしてるなホント。と言うかそろそろ寒いからマジでくわえて欲しい)

ハロエリ「~~~~ッ! ……ん―――――んむっ!」パクッ



ぐだお「うぉっ!」

ハロエリ「ん……んん……」クポクポ

ぐだお(おおぅ、この慣れていないながらも、新たな感覚を確かめようと奮闘する姿!)

ぐだお「ナイスだね! マジで!」

ハロエリ「んぅ……ぷぁ……んむ」

ハロエリ(へ、変な味……なのに、これ、舐めれば、舐める程、頭が……ぼーっとして……)

清姫「あらあら、必死にしゃぶり続けて。よっぽど旦那様のモノが気に入ったのかしら」クスクス

ハロエリ「!? ふぉんなひゃけひゃ――んぐっ!?」グイッ

ぐだお「わ、悪いエリザベート! ちょっと今離さないで!」

ぐだお(ヤバい、もうちょっと味わっていたかったけど、流石に限界だ! ここは一度口に射精だせてもらわねば!)

ハロエリ「んぐっ! んーっ! んんっ!」ジュプジュプ



清姫(初フェラからのイラマチオとは……旦那様もSですわね……まあ、でも)

清姫「ほら、しっかり喉奥までくわえなさい! 身体の奥まで、旦那様に愛してもらっているのだから!」ガシッ

清姫(この娘マゾッ気半端ないですし、むしろこれご褒美ですねもう)

ハロエリ「んーっ! んーっ!」

ハロエリ(く、苦し……い、息が……)

ぐだお「イクぞ! エリザベート!」ドプッ

ハロエリ「ん――ッ!?」

ぐだお「ふぅ……胃袋の中まで愛せたかな☆」

ハロエリ「んぅ……んぐ……ぐっ」ゴクッゴクッ

清姫「ふふ、初めてなのに、精飲まで済ますなんて……喜びなさい、これであなたも旦那様の味を知れたんですから」



ハロエリ(これが……マスターの味……苦いのに、満たされる……)

ハロエリ「ぷはぁ……あぁ……」トロッ

清姫「うふふ、もうすっかりトロけきった顔……もう枷は外して大丈夫そうですね」カチャッ

ハロエリ「ああぁ……」ドサッ

清姫「あらあら、飲んだだけで腰まで抜かしてしまったようですね。旦那様、そろそろトドメを刺す時では?」

ぐだお「おおぅ……きよひー、キラキラしてるネ!」

清姫「ここまで来たらもう、完堕ち目指すしかないでしょう! まあ、この娘はもう九割堕ちてる感じですけど!」ハキハキ

ハロエリ「ふぁぁ……」ポーッ

清姫「さて、エリザベートさん? 改めてお聞きしますわよ? 今から貴女には今までより、もっとも――――っと気持ちいいコトを味わう権利が与えられているんですけど、受け入れますか?」



ハロエリ「う、うひぇひれるっへ……ひょこに……?」

清姫「あなたがぐっしょり濡らしてるココに、よ。……今、あなたがくわえた旦那様のものを、奥の奥まで……ね」グチュ

ハロエリ「ひぅんっ……!」

清姫「さっきまでのオモチャなんかじゃ、比べ物にならないほどに気持ちいいですわよ。それこそ、一発で飛んじゃうくらいに……」

ハロエリ「ひ、ひっ、ぱつでぇ……?」

清姫「イエスか、ノーで、答えなさい。おねだりの仕方は、もう分かりますよね?」ニコッ

ハロエリ「」ゴクッ

ぐだお「エリザベート、どっちかな?」

ハロエリ「ひ、ひえす……ひえすぅ……! ますたぁ……アタシに……ひょうだいっ……!」

ぐだお「ハイ、喜んでーッ!」ズプッ

ハロエリ「――――ぁぁああああッ!」ビクッ



ぐだお「うぉ……入り口トロトロなのに、締め付けるッ!」

ハロエリ「あ……あああ……」ビクビクビク

清姫「あら、挿入と同時に、ホントに飛んでしまったようですね。星が見えているようです」

ぐだお「まあ初めてだし、このまま余韻に浸らせてあげたいけど――ごめん、無理だっ!」グイッ

ハロエリ「ふぇ? ―――――ひぁぁぁぁッ!」

清姫「ああ……一気に……なんて激しい腰遣い……」

ぐだお「エリザベートの中、凄く気持ちいいよ!」ズンズン

ハロエリ(き、気持ちいい……? マスターが、アタシの身体で、気持ちよくなってる……?)

ハロエリ「あ……アタシも、アタシも気持ちいい! マスター! もっと、もっとシて!」ガシッ



清姫(あ、あれは大しゅきホールド! 一分前まで処女だったのに、まさかもうこんな技を使うなんて!)

清姫「エリザベート……恐ろしい娘……」ゴクリ

ハロエリ「ぁぁぁああ……来る、何か来ちゃうぅ……!」

清姫「言ったでしょう、それは『イク』ってこと。ほら、言ってみなさい?」

ハロエリ「い、イク……?」

清姫「そう、叫びなさい! 旦那様の前で、はしたなく、大声で!」

ハロエリ「い、イク! イク! イっちゃう、マスター!」

ぐだお「え、エリザベート……ッ! 俺も、そろそろ――……ッ!」

ハロエリ「――ぁぁあっ! イクーーーーッ!」





 ●


ぐだお「はい、エリザベート、疲れたでしょ? これ飲みなよ」スッ

ハロエリ「えっ、こ、これ……」

ぐだお「ん、紅茶だけど。エミヤに教えてもらったから、それなりに美味しいと思うよ」

ハロエリ「あ、ありがと……」ズズ

ハロエリ「……あったかい……」

ぐだお「さっきは、ゴメン」

ハロエリ「え?」

ぐだお「いや、無理矢理しちゃって。エリザベートが可愛くて、つい、ね」

ハロエリ「べ、別に……あ、アタシも……その……気持ち、よかった……し」カァァ

ぐだお「そっか、それならよかった」

ハロエリ「無理やりじゃなければ……また……」

ぐだお「え?」

ハロエリ「う……な、なんでもないわよッ! あ、あとそこの蛇女は覚えてなさいよぉ!」ダダダダ




清姫「……むぅ」

清姫(アフターケアまでしっかりこなす……旦那様ってば、やっぱり恐ろしい人……転生の人たらし……)

清姫「けど……ちょっと、寂しさを感じますわね……」

清姫(旦那様と、他の女性が愛し合う様を、間近で見るのは、覚悟してても、結構来るものがありますね……)

清姫(無論、旦那様が望むのであれば、ついて行くのが妻の役目。ああ、けれど)

清姫(この清姫も、その愛を受けたいと――)



清姫「あつっ!」

ぐだお「あ、ごめん、ちょっと熱かったかな?」

清姫「旦那様……?」

ぐだお「はい、きよひーの分。さっきはお疲れ様」

清姫「わたくしの分……も?」

ぐだお「そりゃもちろん。頑張ってくれた『妻』は労わないとネ!」グッ

清姫「旦那様……」ウルウル

清姫「この清姫! 一生ついて行きます!」

ぐだお「うん、頼むよ、きよひー! さて、次のターゲットを探そうか!」

清姫「はい、旦那様!」


と言う訳で、今回はここまでです。
先日のきのこ先生の日記と言い、なんか清姫が不憫な子に見えて来ました。

最後は清姫もきちんとやるんだよね?


これからはこのテスラのカルデア女装調教の時代がくるーっ!

魔翌力補給はバッチリダネ

女装レズとか気持ち悪いわぁ!

おつ
今度はだれが犠牲になるんだろうなwwwwww


でもいちゃラブにもってくならちゅーくらいしてもいいのに
ちゅーのないセックスってすごく淡泊じゃない?

女装調教とか気持ち悪いわーっ!

読んでくれている方、レスしてくれた方、ありがとうございます。
また少し出来たので更新します。

>>55 そこに気付くとは……




ぐだお「……と言う訳で、まずは一人オトせた訳だけど……」

清姫「開始早々酷い発言ですね、旦那様」

ぐだお「ハッハッハ、照れるなぁきよひー、褒めても何も出ないゾ☆」

清姫「もぅ、旦那様ってばぁ☆」


ロマン(うっわー、全力で関わりたく無い雰囲気だ……)

マシュ「? なにしてるんですか、Dr.ロマン」

ロマン「うわっ、マシュ、いつからそこに!?」

マシュ「いえ、今通りかかった所ですけど、向こうに何かあるんですか?」

ロマン「ああ、そうだ! マシュ! ちょっとダヴィンチちゃんの所行かない? 何か新しい商品入ったって言ってたし!」

マシュ「は、はあ……? 分かりました」

ロマン「うん、じゃあ行こ行こ早く!」




ぐだお「とりあえず、次のターゲットは誰にしようか?」

清姫「そうですね、特手の相手が居ない相手となると……」ウーン

信長「……そこで、わしはこう言ってやったのじゃ! うつけが! あやつが裏切る筈があるものか! とな。カッコいいじゃろ?」

沖田「でも結局裏切られてたんですよね? つーかあなた、史実だとかなり裏切られてますし、ホントに慕われてたんです?」

信長「戦国時代っつーのはそう言う時代なんじゃっての! いや最後にミッチーがああなったのはわしも予想外じゃったけど」

沖田「てかそう言う呼び方してかたら裏切られたんじゃないんですか?」

信長「えっ……マジか……なんか今になってそんな気がしてきたんじゃが……」

ぐだお「…………」

清姫「…………」

ぐだお「ヤッちゃう?」

清姫「ヤッちゃいましょうか☆」


 で




信長「……うーむ、や、やめろ……やめろ、それは――」

信長「それはわしのバナナじゃっつーのに!」ガバッ

信長「……なんじゃ、夢か。サルのやつにわしのバナナを喰われる夢とは何たる悪夢か……。こちとら日本で一番始めにバナナ喰ったやつだって説残しとるんじゃぞ」

信長「……む? ここは……どこじゃ? さっきまで、わしは人斬りの奴と話してたと思ったんじゃが……」

信長「うーむ? いや、そこに確かあのヤンデレバーサーカーが割り込んで来て……むぅ、記憶が曖昧じゃのう」

信長「……てか、なんで縛られてるのじゃ、わし」

信長「…………」

信長「ほ、ほどけー! 誰だか知らんがほどかんかー!」

信長「はっ! ま、まさかまた悪いノッブが現れたんじゃなかろうな! いかん! このままではわしのマスターが!」

信長「くっ、これくらい、刀を使えばなんとでも……!」ギリギリ



ぐだお「あ、ノッブおきた?」ガラッ

信長「ま、マスター! 無事であったか!」

清姫「あら、グッドタイミングですね、旦那様?」ヒョコッ

信長「清姫!? どう言うことじゃ!」

ぐだお「まあまあ、まずは、こっちを見て貰えるかな?」

信長「なんじゃ、説明もなく――……人斬り?」

沖田「うぅぅぅ……」

信長「なんじゃ顔を真っ赤にさせおって……また例の病弱スキルか? 貴様も難儀な身体と言うか……」

ぐだお「あはは、ノッブは仲間思いだなぁ」

沖田「ま、ますたぁ……もぅ、もぅ限界です」

ぐだお「それじゃ、羽織を取ってみようか?」

沖田「むっ、無理です、そんな! よりにもよって彼女の前でなんて――」



信長「? 何言っとんじゃ貴様」

清姫「ガタガタ言わずに、お・ぬ・ぎ・な・さいっ☆」ガバッ

沖田「きゃああっ!」

信長「――ッ! ひ、人斬りっ! 何をしておるか貴様ぁ!」カァァァ

清姫「分かりやすく説明すると、今回は荒縄縛りに加えて、バイブを挿れさせてもらっている状況ですね。プラスαとして、今回は首輪とリードもプレゼントさせて頂きました☆」

信長「誰に説明しとんじゃ貴様! と言うか、どう言う状況じゃこれ!」

沖田「ま、ますたぁ、もう無理です! 早くここか――らぁぁっ!? き、清姫さん、スイッチ強めないでぇっ!」

信長「う、うわ……だ、大丈夫なのか人斬り……?」

沖田「うぅぅぅ……」カァァァ

ぐだお「いやぁ、どっちから調教しようか迷ったんだけど、とりあえず沖田の方からってことで」

沖田「ま、ましゅたぁ……もぅ、私、無理ですぅ……!」ポロポロ



ぐだお「「そっかぁ、それじゃ、ノッブの方に、イクところ見てもらおうか?」

沖田「無理、無理、無理ですっ!」

沖田(今だけでも屈辱的なのにっ! イク所までなんて!)

清姫「何言ってるんですか、沖田さん。ここまではしたない姿を晒しておいて。お尻の穴まで見られてるんですよ?」クパァ

沖田「い、言わないで下さいっ!」

信長「わ、わしが気絶してる間に何があったんじゃ……」サーッ

信長(と言うか、あの人斬りがここまで乱れるとは……い、一体どんなことをされたんじゃ……)ゴクリ

ぐだお「「それじゃあ、バイブ抜くよ」

沖田「ま、待って下さい! 今抜かれたら――ぁぁあああっ!」ビクビクビク

清姫「うふふ、信長さん、見て下さい、バイブ抜かれた衝撃だけで、こぉんなトロけた顔しちゃう沖田さんを」

信長「いやいやいや! ありえんじゃろ! 時空の歪みでもあったんか!? いくらなんでも調教施されんの早すぎじゃろ!」



沖田「あ、あああぁ……」ドサッ

清姫「あらあら、沖田さんたら、腰が抜けちゃったようですわね、クス、可愛い……」

沖田「ま、ますたぁ……もう……」

ぐだお「ん~? でも沖田もノブに見られるの恥ずかしいって言ってるし、今日はここまでにした方がいい感じっぽいよねー(棒)」

清姫「ええ、そうですわねー、優しいですわ、旦那様(棒)」

沖田「そ、そんなっ……」

ぐだお「あれ? 残念そうな顔してる? もしかして今、残念そうな顔してる?」

沖田「……ッ!」

清姫「沖田さん、もう繕うのはやめたほうがいいですわよ? もう、恥じらう必要はないのですから、それに……」ボソボソ

沖田「! ……わ、分かりました。……マスター」

ぐだお「ん?」

沖田「お、お願いします。わ、私に、マスターのを……下さい!」



信長(いいおった!)ガーン

ぐだお「ん~? どこに欲しいのかな?」

沖田「えっ……? そ、その、あそこに……」

ぐだお「あそこって、どこかな?」

信長(ここでまだ焦らすかこやつ!?)

沖田「~~~ッ! ま、マスターは意地悪ですっ!」カァァァッ

信長(いやもう何を見せられてるんじゃわし……)

ぐだお「ははは、ごめんごめん、じゃあ――ほらっ!」ズプッ

沖田「ひぐぅっ! そ、そんな、いきなりぃっ!」ビクンッ

信長「!? は、入っておるのか、それ……」

清姫「ええ、奥の奥まで、入ってますよ」

信長「……ッ! ま、マスター! いくらなんでも児戯がすぎるぞ! いくら人斬り相手とは言え、やっていいことと悪いことが――」

清姫「あら、どうしてですか?」

信長「なっ!?」



清姫「では、沖田さん、今の気持ちを、はっきり言ってみて下さい? 信長さんにも聞こえるように、大きな声で」

沖田「は、はい……」

信長「ひ、人斬り……」

沖田「お、沖田は……マスターの、お、おちんちんを、挿れてもらって……と、とても……」

ぐだお「とても?」ズンッ

沖田「ひぎぅっ! ――と、とてもしあわせですぅっ!」

ぐだお「よく言えました――っと!」

沖田「ひぐっ! あああ、ますたぁっ! もっと! もっと突いて下さい!」

ぐだお「OK! それじゃあ、もっとイクよ!」

沖田「あああ、来て、来て! ナカに! ナカに下さいっ!」

ぐだお「―――っ!」ビュクッ

沖田「――ああっ! あ、あああ……マスターの、たくさん……出てる」ビクッビクッ

信長「…………」ゴクリ



清姫「あら、信長さんも欲しくなっちゃいましたか?」

信長「ば、馬鹿な! だ、誰が―――……ッ!?」ビクンッ

信長(な、なんじゃ、急に身体が熱く……!)

清姫「そんなこと言って、もう下、ビショビショですよ?」クチュ

信長「うぁっ! や、やめ……」

信長(い、何時の間にこんな……!)

信長「ま、マスター! 貴様、まさかわしに何か盛ったのか!?」

ぐだお「うん」サラリ

信長「あっさりいいおったコイツ!」ガーン

ぐだお「某若奥様にアルトリアのプライズフィギュアと交換で、ちょっとイケない感じになる媚薬をねー」

信長「メディアアアアアア!」

清姫「効果抜群ですわねー、旦那様」グチュグチュ

信長「や、やめろ! それ以上触――んぁぁっ!」



清姫「『んぁぁっ!』ですって。天下の織田信長様とあろう方が、まるで生娘みたいな反応ですわ」クスクス

信長「き、貴様……いくら仲間でも許せんぞ!」

清姫「そんなこと言っても、ここは正直ですよ?」クチュッ

信長「くぅんっ!」

信長(く……軍服越しの感触がもどかしい……いっそ直に……)

信長「――ってちゃうわボケェ! いいから今すぐわしを解放せんか! いかにマスターとは言え、この先は承知出来んぞ!」

清姫「あら、流石に気力が違いますわね。まだ堕ちないなんて」

清姫(まあ、でも……)

ぐだお「えー、ノッブもしたくないの?」

信長「したいわけあるかアホウ! 天下の織田信長をなんだと思っておるのじゃ!」

ぐだお「可愛いくぎゅうボイスのロリババア」

信長「是非も無いよネ! ってそう言うネタはいいから早よ解け!」



ぐだお「ホントに?」

信長「っ!」ビクッ

ぐだお「あの沖田がさぁ」グイッ

沖田「ふひゃぁぁ……」

ぐだお「こーんな顔になっちゃうくらいに気持ちいいのに?」

信長「~~~~ッ! し、したくないわっ!」

ぐだお「……そっかぁ」

信長「分かったら早う――」

ぐだお「俺なりにノブ太たちの二人と絆を深めようと考えた結果だったんだけど、ノッブにはそこまで嫌われちゃってたかぁ……」ズーン

信長「……え?」

清姫「ああ、旦那様! そう落ち込まないで……。確かに信長さんには嫌われてしまいましたけど、旦那様にはこの清姫や沖田さん、それにあのトカゲ娘もおりますし」

信長「え……い、いや……その」



ぐだお「うん、そうだね……おっと、それじゃ、とりあえず沖田も行こうか」ポンポン

沖田「は、はい、マスター。……あの、清姫さん、羽織返して下さい。あと、ついでにそろそろ解いて頂けると……」

「あ、失礼しました」チョキン

ぐだお「それじゃ、帰ろうか」

沖田「はい、マスター!」

信長「ってちょい待てェ! 貴様ら、わし放っておく気か!」

清姫「大丈夫ですよ、ここの部屋、よくフェルグスさんがトレーニングに使う部屋みたいなので」

信長「大丈夫な要素が一ミリも感じられねえっつぅに! 死ねと!? わしに死ねと言うか!」

沖田「」スタスタ

信長「……? なんじゃ人斬り。あ、もしかして解いてくれるのか!? うむ、貴様とは色々あったが、今は一応仲間じゃからの。昔のことは水に流し――」

沖田「意地張ってるからそういうことになるんですよバーカ(小声)」ニタァ

信長「!?」

信長(き、貴様ァァァァ! まだ帝都のこと恨んどるんかあ!)

沖田(まあ私は愛するマスターに純潔を捧げられましたし? あなたはどうぞフェルグスのオジキと熱い一夜をどうぞ)

沖田(あ、一夜と言わず、三日三晩でもモーマンタイです。あの方は紳士らしいですし、悪くはないと思いますよ)

信長(紳士だろうがなんだろうが、わしの身体が持たぬわ! いいから解かんか貴様!)



清姫「沖田さーん? 行きますよ?」

沖田「はい、今行きまーす!」

沖田(サヨナラノッブ)ヒラヒラ

信長(すげぇデジャヴあるコレ! いやそんな場合じゃなく!)

信長「ま、マスター!」

ぐだお「ん?」クルッ

信長「い、いや……その……」ギリッ

清姫「行きましょう、マスター。信長さんは、マスターがお嫌いみたいですし。これ以上ここに居るのは、信長さんに悪いですわ」

信長「ち、違う!」

ぐだお「え!?」キラキラ

信長「わ、わしは……」

清姫「わしは!?」キラキラ

信長「わ、わしだって、マスターのことは嫌いではない! し、しかし……」

清姫「しかし、何です?」

信長「いかなマスター相手と言えど、その……すぐに自分の肌を見せるのは魔王の名折れと言うかなんと言うか……」ゴニョゴニョ



清姫「ふぅ……成る程、貴女の言い分はよく分かりました、信長さん」

清姫「今、貴女のレベルいくつですか?」

信長「68じゃ。本能寺が終わった途端、微妙なレベルで放置しおって……人斬りのやつはとっくに90だっつーに……」ブツブツ

沖田「これでも私SSRですしおすし」

信長「つーかそれが何の関係が……――はっ!」

ぐだお「気付いたかな、ノッブ」スチャ

 つつ叡智の猛火

信長「……ま、マスター、いくらなんでもそんなアホなことするまいな!? ま、まさか『その為だけに』レベル上げるとかそんなアホな――」ガタガタ

清姫「つべこべ言わずお食べなさい」ガッ

信長「アッーーー!」ザラザラ

清姫「それイッキ、イッキ!」

信長「モガガガガ」セイコウセイコウダイセイコウセイコウセイコウセイコウゴクダイセイコウ!



ぐだお「よし、これでOK!」

信長「ま、また強くなってしもぅたぁ……」ヒッグヒッグ

清姫「70にいきましたわね♡」

ぐだお「それでは最後に」

 つ黄金髑髏

信長「お、おまっ、正気か!? もうちょいムードとかあるじゃろ!? せめて誰も居ない所で――モガっ」

ぐだお「ごめんよ、ノッブ。気持ちは分かるけど――」

ぐだお「俺。ノッブのHADAKAが、早くみたいから☆」

信長「こぉんのバカマスターがぁぁぁぁ――!」


 霊 気 再 臨


信長「……よ、よもやここまで精進するとはな……。こ、この信長、そなたを見くびっていたようじゃ」

信長「ど、どうした? 近う寄れ。夜は長い、共に天下を語り合おうぞ……(涙目)」プルプル



ぐだお「…………」

清姫「…………」

沖田「…………」

ぐだお「最高かよ」ズイッ

信長「ひっ!」

ぐだお「裸マントノッブ最高かよ――ッ!」

清姫「まあ旦那様ってば、激しいアプローチ」

信長「ま、待てマスター! 近う寄れと言ったのはシステムの問題で! わしにも心の準備と言うものがじゃな!?」

ぐだお「裸美少女前に我慢なんて出来ません」ガバッ

信長「ひぅっ! わ、分かった! 分かったから――」

ぐだお「うん」

信長「や、優しくするのじゃぞっ!」

ぐだお「…………」

ぐだお「OK!」グッ

信長「その間なんじゃあ!?」




 10分後


信長「ひぁぁぁっ! イクイクイク! イってしまぅうう!」ビクンビクン

清姫「まるで即堕ち二コマのようですわね、流石旦那様……」ポー

沖田(私の時より堕ちるの早い……)

信長「あああっ! 好きじゃ、好きじゃっ! マスター!」

ぐだお「……ッ! ありがとう、信長」

信長「ああ、ますたぁっ! ますたぁっ!」

沖田「…………」

清姫「……沖田さんの気持ちは分からないでもありません。……いえ、痛い程分かります」

沖田「清姫さん……」

清姫「ですがそれはそれ、これはこれ。普段あれだけ尊大な信長さんが、為す術無く喘ぐだけになっている様は、何かこう、クるものを感じません?」

信長「んぁぁっ! ま、マスター、もう……」



沖田「…………」

沖田「来ますね」

清姫「正直でよろしいと思います☆」


信長「はぁ……はぁ……ふ、ふふ、マスター、お主も恐ろしいやつじゃの。じゃが、なんとか気を飛ばさずに――ぃいいっ!?」ビクンッ

清姫「ああ……こうして近くで見ると、信長さんも、ホントに綺麗な肌をしていますわね」サワサワ

沖田「悔しいですけど、本当ですね……」

信長「き、清姫! 人斬り! なんのつもりじゃ貴様ら!」

清姫「旦那様? ここは一つ、わたくしたちにも、お手伝いを」

ぐだお「お、じゃあ、お願いしようか、なっと!」ズプッ

信長「ひぎっ! う、後ろからぁっ!?」

ぐだお「はい、じゃあノッブはここに座って」

信長「ひんっ!」

信長(うう……は、裸でマスターの膝の上に抱えられるとは……魔王たるわしが何たる屈辱……)



清姫「それじゃ、こちらも。あーん」パクッ

沖田「はむっ」パクッ

信長「ひぅぅっ! や、やめんか貴様ら――ぁぁぁあっ!」

沖田「んちゅ……ちゅ」

清姫「ちゅぱっちゅぱっ」

信長「そ、そんな! ち、ちくびっ! 両方舐められるなんてぇっ!」

ぐだお「ほらほら、そっちばかりに集中してる――とっ!」ズチュッ

信長「ひぁぁぁっ! ま、待て、マスター! 今は、今はダメじゃ!」

ぐだお「だーめ、止まらないよ」

信長「んぁあぁ! だ、ダメじゃ。さ、さんかしょ、いっきになんて、も、もう――」

ぐだお「くっ!」

信長「あああっ! イク――ッ!」ビクンビクン



信長「ひ……ひぁっ……」ドロッ

清姫「うふふ、逆流するくらい沢山注がれてますわね」


信長「ああ、ますたぁ……もう、わし、お主なしでは耐えられん身体になってしもうたぁ……」トローン

沖田「……ッ! わ、私にももう一度! もう一度お願いします、マスター!」

信長「き、貴様! ええいマスター! わしじゃ、次もわしを抱け!」

沖田「あなたはもう腰抜けてるでしょう! いいからどいてなさい!」

 ギャアギャア

ぐだお「ハッハッハ、大丈夫、二人一緒に抱かせてもらうからネ!」

信長「そ、それなら是非もない……」カァァァ

沖田「ま、マスターがそう言うのでしたら」カァァァ


清姫(ああ、これでまた、一人、二人と旦那様の虜に……マスター、本当に恐ろしい人)

清姫(……けど、何故でしょう。彼女たちを抱く旦那様は楽しげにしているけれど……)


清姫「『嘘』をついているように感じますわ……」


と言う訳で今回はここまでです。
読んでくれている方、ありがとうございます。
何と言うかノッブとおき太の二人相手だとどうもシリアスさに欠けるけど、是非も無いよネ。

乙、ジャンヌは別にいいと思ったんだがなあ… 残念


ジャンヌは、レティシアがジークに惚れてる…と思いきや実は恋してたのはジャンヌの方だったって落ちだし普通にアウトやろ
エウリュアレとかはどうなんだろうか…個人的にはマルタが見たいが

ジャンヌオルタならいいのかな

ハロウィンがOKなら、多分サンタさんもイケると思うんですけど(提案)

ジャンヌオルタにはジルが居るから…

出来れば沖田の場面も見たかったなぁ

幼女達は色々とアウトになるから駄目かな

モーさんとかいうグレーラインはどうするんですかね

のっぶううううううううううううううううううううううう

アルテラさんの乱れる姿とかちょっとみたいかも

ジャンヌオルタはセイバーオルタのキャラクエとかクリスマスとか見る限りわりとデレデレ
問題はどうあがいてもカルデアにはいないことだが……

ジャンヌオルタ、クリスマスで実装に向けて頑張る言ってたから……

型月系列の頑張るほど信用できない物はない(月姫リメイクを見ながら)

ジャンヌオルタは焦らしてるだけでしょ
もう課金欲をそそる弾も少なくなってきたし

まあデータ的には内部にもうあるしね

更新まだか

>>1です。
近々更新します。
次のターゲットにはいい文明を知って貰いたいと思います。

電気文明を開拓したこのテスラがくるーっ!

ほざくかテスラーッ!

気持ち悪いわーっ!

握った棒は全て軍神の剣になる人に肉棒を握らせるのか・・・

三色カラーでクルクル回るギミックのついた肉棒だって!?

殴られたってやめないぞ!

あんなやつと同じ賞なんか受けられるか アホッ!

その日からカルデアは大炎上した
調教に使われた礼装にカルデアのマークが映りこんでいたからだ

>>1です。読んでくれている方、ありがとうございます。少し出来たので更新再開します。
今回はアルテラさん編です。





ぐだお「さぁて、沖田とノッブも制覇したし、次は誰をターゲットにしようか!」

清姫「…………」

ぐだお「きよひー?」

清姫「ハッ! い、いえ、何でもありません、旦那様」

ぐだお(考え過ぎ、ですわね。一応、旦那様、嘘はつかないお方……ですし)

清姫「そうですね、次のターゲット……ええと」ガサゴソ

ぐだお「なにそれ?」

清姫「ターゲットによさげな女性のリストですわ。まあこんなことに使うとはわたくし自身考えていませんでしたが」

ぐだお「何に使うつもりだったのかは聞かないでおいた方がよさそうだね!」

清姫「まあ、旦那様ったらわたくしを疑っておいでですの!? これは単純に、旦那様とカルデアの方々の交流が円滑に進む為に用意したものですわよ?」

ぐだお「あ、そうだったの。ごめん、きよひー、正直疑ってた」

清姫「酷い旦那様ですね。でも、正直に話してくれて、わたくしは嬉しいですわ」

ぐだお「きよひーに嘘はつけないし、つきたく無いからねー」

清姫「……あの、旦那様。今の言葉は――」



アルテラ「ほとんれい!」ゴオッ

清姫「きゃあああっ!」

ぐだお「うぉう!」

清姫「な、なななな何するんですか、アルテラさん!」ガタガタ

アルテラ「はっ! あ、いや……繁栄、してそうな空気があったから……つい」

清姫「まるで通り魔の供述ですわね……いくら全体宝具としては威力が低いからって、わたくしが当たったら一発でアウトなんですから勘弁して下さい!」

アルテラ「許せ、命は壊さない、その文明を破壊する」

清姫「今まさにわたくしの命が壊れそうでしたよ!」

アルテラ「? 何を言ってる。サーヴァントはみな死人だ。命は壊れない」

清姫「……ッ! それでも! 旦那様の戦力を削ぎ落とすことはしないで下さいね! ただでさえあなたは危険な存在なんですから!」



ぐだお「……まぁまぁ、アルテラにも悪気は無いんだし」

清姫「旦那様がそう言うのなら……」

アルテラ「マスターは優しいな」

ぐだお「そんなことないよ。サーヴァントには各々特性があるんだし」

ぐだお「まあ、確かに何もかも壊すのは良く無い。文明にもいい文明とわるい文明がある。そうだろ?」

アルテラ「うむ、マスターの言う通りだ。お団子はいい文明だったな」

ぐだお「と言う訳でどうだろう、実はあの時のお団子を再現した味に挑戦しているんだけど、アルテラも味見してくれないかな?」

アルテラ「ほんとか! うむ、味見はいい文明。おまえの提案に応えよう」


 で


アルテラ「~♪」テクテク

清姫「あの、旦那様、お月見のお団子を再現したと言うのは」

ぐだお「やー、エミヤが色々作ってる所を見てたら興味が湧いてネ! 最近教えてもらってるんだよ」

清姫(……なんでしょう、この、オチがとてもよく分かる感じは)




ぐだお「と言う訳で、あの時の味を再現した、お団子だ! どうかご賞味あれ!」

アルテラ「もぐっ!? おお、これは……おいしいな!」ペカーッ

清姫「まぁ……ホント……わたくしあのイベントには参加出来ませんでしたけれど、こんなに美味しいものが食べられるなら、無理をしてでも出るべきでしたわ」

ぐだお「まああの時の味には一歩及ばないけどね。エミヤの方が数倍美味しいし」

アルテラ「いや、マスター。おまえのものも十分だ。もぐもぐ。いい文明と認めよう。もぐもぐ」

清姫「あの、お口に入れながら喋るのは行儀が悪いですわよ?」

アルテラ「しまった、つい。もぐもぐ」

ぐだお「ははは、アルテラは可愛いなぁ」ナデナデ

アルテラ「む……そ、そう言うことを不意にされると……こ、困るぞ」

ぐだお「あ、嫌だった?」パッ

アルテラ「い、嫌では……ない。けれど……不思議な気分になる」カァァ

ぐだお「不思議?」



アルテラ「ああ、不思議だ。今まで、剣を振るい、破壊しか出来なかった私が、こうしてお団子を持って笑える日が来るなんて……な」

清姫「……アルテラさん」

アルテラ「ん、何だ?」

清姫「……その、さっきは言い過ぎましたわ。わたくしたちサーヴァントは、差異はあれど、みな逸話と伝承に縛られた存在。あなたの根源にあるものは、あなたの意思とは関係無しに抗えないものであると言うのに……」

清姫(そう、そのことは、『嘘』を許すことの出来ないわたくし自身が、一番分かっていると言うのに……)

アルテラ「構わない。私の根源にあるのは、おまえの言う通り『破壊』だ。そして、それに従うことが、私の意思だ。私の手は、結局、破壊しか生み出せない」

清姫「……ッ! そんな――」

アルテラ「だが」

清姫「……?」

アルテラ「マスターは、その破壊しか出来ない手を、受け入れてくれた。恥ずかしいことだが……この歪な手で、何かを慈しみたいと言ったことを、笑わないで聞いてくれた」

清姫「……アルテラさん」

アルテラ「だから、私は、お前に応えよう、マスター。別れが来る、その日まで」

ぐだお「…………」



アルテラ「マスター? どうし――……んぅ、眠くなって来たな……。おなかが一杯になり、少し眠気が来たようだ。許せ、お昼寝はいい文明……すぅ」

アルテラ「ぐぅ……ぐぅ……」

ぐだお「……ありがとう、アルテラ。そう言われると、俺も応えなくちゃなって気になるよ」

清姫「旦那様……」

ぐだお「まあそれはそれなんだけどね! 早速アルテラの調教に入るとしよう!」

清姫「ああ、やっぱりですかー!」ガーン

ぐだお「そりゃ当然、これ調教シリーズだもの」

清姫「何と言うか色々ぶち壊し具合が凄いですわね、ホント今更ですけれど」

ぐだお「当初の目的を忘れちゃいけない。アルテラも特定の相手とか居ないし。何時ヤるの? 今でしょ!」

清姫「ですが、今度はどのように調教を?」

ぐだお「それは勿論、アルテラには、文明の良さを知って貰わないとね――」ニヤァ





 ◆


アルテラ(ん……私は……そうだ、マスターと話していて……)

アルテラ(それにしてもここはどこだ? 目の前が真っ暗で、何も――……ッ!?)

アルテラ「んんーーッ!? んーっ! んーっ!」ガチャガチャ

アルテラ(う、動けない!?)

清姫「あ、アルテラさん、目を覚まされたようですわよ」

ぐだお「お、それじゃあ始めるとしようか」

アルテラ(マスターたちの声? 一体何が――いや、それより、なんだこの、何とも言えない感覚は――)

アルテラ「んぅぅ……んーっ! んーっ!」ビクッ

清姫「ふふ……口枷に手枷に足枷……それに、『コレ』まであっては、快感に身をよじらせることしか出来ませんわね」クスクス

ぐだお「アルテラ、大丈夫かな?」

アルテラ「んんぅ……んむーっ!」ガチャガチャ



ぐだお「うんうん、今目隠し取ってあげるからね。アルテラに、是非とも見せたいものがあるんだ」ハラッ

アルテラ「ん……ン――ッ!?」

清姫「分かりやすく、鏡を置いて差し上げました。今、ご自分がどんな状況なのか、よくお分かりですわね」

ぐだお「アルテラに文明のよさを知って貰おうと思って、今回は電動木馬を用意しました」

清姫「あ、ちなみに言っておきますと、木馬と言っても座る部分が丸くなってるもので、極力痛みとかは発生させないものなのでご安心を」

ぐだお「痛みを与えるのは違うと思うんだよね、うん」

アルテラ(な、なんだこの姿は……!)カァァァ

清姫「如何ですか、全身を、『文明』にがんじがらめにされている気分は?」

アルテラ「~~~ッ! ンーッ! ンーッ!」

清姫「気に入って頂けたようで何よりですわ、アルテラさん」

アルテラ「んむぅッ!?」

アルテラ(な、何を言ってる! こんなもの耐えられるものでは――くぅっ!)ビクッ

アルテラ(む、胸やお尻で何がが動いて――こ、こそばゆい……いや、これは……)



清姫「気持ちいいですか? アルテラさん?」

アルテラ「んっ!? んぅぅぅ……」

清姫「クス、初めての感覚に、よく分からなくなっているみたいですわね。では、もっと分かりやすくして差し上げましょう」カチッ

アルテラ「!? ンンーッ! ンムッ、ンーッ!」ガチャガチャ

ぐだお「いくら頑張っても動けないよ、特に手の所は念入りに拘束させてもらったし」

アルテラ「んぅ……んんん……」

アルテラ(マスター、何故、こんな仕打ちを、私が嫌いになったのなら、そうと言ってくれれば……)ポロポロ

ぐだお「む、ちょっと苦しそうだし、ギャグボールは外そうか」カチャッ

アルテラ「ん……んぁぁ……」トロッ

ぐだお「アルテラ、気分はどう?」

アルテラ「ま、マスター……どうして、こんな……私が、嫌いになったのか?」グスッ

ぐだお「そんな! 逆だよ、アルテラが好きだからこそさ」

アルテラ「す、好き……? なら、何故――んぃぃっ!?」

ぐだお「そりゃあもう――」

ぐだお(パワーMAXにして――)

アルテラ「んぅぅう!? や、やめっ、な、なんだこれは――ひぃいいいっ!?」ビクンビクン

ぐだお「好きな子の、よがる姿って、見てみたいジャン?」

清姫「愉悦ですわね☆」



アルテラ(お、お尻もっ! 胸もっ! 振動が強すぎて――ッ!)

アルテラ「や、やめてくれ、マスター……! なにか、何かが来て――あああッ!」

清姫「クス、やめませんよ。ね、旦那様?」

ぐだお「勿論、やめないよ☆」

アルテラ「そ、そんあっ! や、う……あ――うあああああッ!」ビクンッ

アルテラ「あ、ああぁぁ……」ビクッビクッ

清姫「あら、イッてしまわれたようですわね」

アルテラ「い……イク……?」

清姫「もしかして、アルテラさん、これが初めての絶頂ですか?」

アルテラ「わ、分からない……目の前が真っ白になって……星が飛んでいるかのようだ……」

ぐだお「それがイクってことなんだよ。アルテラが今、最高に気持ちよかった証拠だね」

アルテラ(こ、これが気持ちいい……? そうか、今、私は快楽に呑まれていたのか……)



清姫「どうですか、アルテラさん? 文明も、悪く無いでしょう?」

アルテラ「あ、ああ……分かった。分かったから、これを外して――」

清姫「あら? 何を言っているんですか?」

アルテラ「え?」

清姫「これからが本番なんですよ?」ニコッ

ぐだお「そうそう、これからが……ね」ニコッ

アルテラ「う、嘘……だろ?」

清姫「アルテラさん、わたくし――嘘は嫌いですのよ?」

アルテラ「あ、あああ……」ガタガタ

ぐだお「さて、それじゃあ、こっちのバイブを木馬にセットしてっと」カチッ

アルテラ「ひっ! な、なんだそれは……!」

ぐだお「怯えなくて大丈夫だよ。これもアルテラを気持ちよくしてくれる文明だから」

アルテラ「い、いらない! そんな文明はいらないからッ!」

清姫「まぁまぁ、慣れてみると、癖になってしまいますわよ?」



ぐだお「それじゃあ、この上に、座ってみようか」

アルテラ「む、無理だッ! そんなものの上に座るなんて――」

清姫「いえいえ、無理ではありませんわ――よっ☆」ガシッ

アルテラ「ひっ!? そ、そっちは違――あぁぁぁッ!」ズプププ

アルテラ「あ、あああぁぁぁぁ……」ビクッビクッ

清姫「うふふ、無理といいつつ、しっかりお尻で飲み込んでいるではありませんか」

ぐだお「この小さいお尻の中に、さっきのバイブが飲み込まれてるって不思議だよねー」

アルテラ(う、嘘だ……あ、あんなモノが……私の、お、お尻に入っているなんて……)カァァァ

アルテラ「う、うぅぅ……」ポロポロ

清姫「ああ、泣かないで下さい、アルテラさん。これは旦那様の優しさでもあるんですよ?」

アルテラ「マスターの優しさ……?」グスッ

清姫「ええ、だって――初めては、旦那様のモノがいいでしょう?」カチッ

アルテラ「な、それは……――ひぃいいいッ!」ビクンッ



清姫「まあ、まずは中くらいの強さがいいよね?」

アルテラ(お、お尻っ! お尻の中で、さっきの文明が、走り回って――!)

アルテラ「あ、ああああッ! ま、マスター、止め――」

ぐだお「おっと、胸とクリも刺激して上げないと」カチッ

アルテラ「――うわぁぁぁぁッ!」ビクンビクンッ

アルテラ(あ、頭の中が白くなる……何も、何も考えられなくなる……)

アルテラ「あああ……無理、無理だ……死ぬ……死んでしまうぅぅぅ……」ガクガクガク

清姫「うふふ、身体が小刻みに震えて……可愛いですね」チュッ

アルテラ「ひいぃっ! く、首筋ぃッ!」

ぐだお「きよひーに負けてられんね! んじゃ、こっちを」カプッ

アルテラ「み、みみたぶ、噛まないでぇ……」ゾクゾク

アルテラ(も、もう、どこを触られても意識が飛びそうだ……このままじゃ――)

ぐだお「それじゃあ、最後に――」

清姫「トドメ、ですわね☆」

アルテラ「えっ――」

「「パワー、MAXで!」」カチッ

アルテラ「―――ッ!? う、あ――あああああああああッ!」ビクッ



ぐだお「うわっ、凄いのけぞり!」

清姫「ええ、まるで打ち上げられたお魚のよう」クスクス

アルテラ「あっ……ぎっ……!? ~~~~ッ!」ゾクゾクゾクゾク

アルテラ(い、息が出来な――)

アルテラ「か……はっ……」ガクッ

アルテラ(す、凄い……これが……文明……)

清姫「あらら、アルテラさん、痙攣しちゃってますわね」

ぐだお「さて、アルテラ? 文明はどうだったかな? と言いたい所だけど――」カチャッ

アルテラ「……? マスター、これ以上何をする――……んぁっ!?」ビクッ

ぐだお「アルテラには、セックスって文明を知って貰わないとね☆」

アルテラ(ま、マスターのモノが、わ、私の中に……!?)

ぐだお「おお……しかしアルテラの中も、凄い締め付けて来て……こりゃ我慢出来そうにないや!」ズンッ

アルテラ「うわぁぁぁッ!?」

清姫「うふふ、まるで獣みたいな声ですわね。もっともっと叫びなさいな」



ぐだお「どう? アルテラ? 気持ちいいかな?」

アルテラ「き、気持ちいいッ! 気持ちいいぃぃぃからぁっ!」

清姫「旦那様、アルテラさん、そろそろ限界みたいですし――」

ぐだお「と、行きたいんだけどね」

清姫「?」

ぐだお「何故か今、俺のぐだーズが、どうもランクアップしてるらしい」

清姫「は?」

ぐだお「いやぁ、アルテラが持つものって全部軍神の剣になるって言ってるけど――と」ズンッ

アルテラ「んぎぃっ!?」

ぐだお「これもその効果なのかなーって」

アルテラ「あ、あああ、か、快感が止まらない……」ゾクゾクゾク

清姫「ああ、これは彼女にとって、幸か不幸か――いえ、マルスを愛する彼女のこと、これはきっと――」

アルテラ「ひぐぅっ!? ま、マスター、もう……もう……」

清姫「――幸福なこと、ですわね」ニコッ



ぐだお「それじゃ、アルテラには――」

清姫「ええ、中出しの、文明も知って貰いませんとね☆」

ぐだお「イクよ、アルテラ!」

アルテラ「あああッ! 来て! 来てくれ、マスターッ!」

ぐだお「――ッ!」ドクッ

アルテラ「あ、あああ……私の中に……マスターの、熱い文明が……」ビクッビクッ

ぐだお「さて、アルテラ、これは、いい文明? それとも?」

アルテラ「き、決まってる……せっくすは、いいびゅんめい……だ……な」





 ◆


ぐだお「いやー、アルテラの普段は見れない顔、沢山見れて良かったねー」

清姫「ええ、あのアルテラさんがここまで乱れる姿は、かなり貴重だったと思いますわよ」ホクホク

ぐだお「しかしあの後後ろで二回戦を希望されるとは……」

清姫「どうもアルテラさんは、そっちがお気に入りになってしまったようですわね」クスクス

ぐだお「ところできよひー」

清姫「? 何ですか? 旦那様」

ぐだお「文明って……なんなんだろうね?」

清姫「…………」

ぐだお「…………」

清姫「……ロ、ローマ、ではないでしょうか?」

ぐだお「……深く考えちゃ駄目なんだね」

清姫「それが一番だと思いますわ♡」


と言う訳で今回はここまでです。
文明とはなんぞやと思いますが、まあ細かい所は気にしない。
読んでくれている方、ありがとうございます。


文明もまたローマだ


実際ローマは性に奔放なイメージ強いですし

特定の相手いる系は避けるけど史実既婚者は別にいいってスタンスだっけ?

>>126
とりあえず、Fate作品内で特定の男性が出て来たりとかしたキャラクターは無しで、史実・伝承上での妻子持ちもアウトにしようと思ったんですけど、ノッブやアルテラさんは女体化されて、関係が曖昧なのでまあいいかな…と言う感じで。不快に思ったりしたら申し訳ないです。

スカサハ師匠はあり?
兄貴がいるからout?

>>127
>>126だけど自分は気にしない派です

おつおつ
次は女神様とか見たいな()

おつ
アタランテが見てみたいな

所で中出しセクロスは文明では無く生命なのでは?
避妊こそが悪い文明なのでは?

ゴムはいい文明
フン族ならガキでもしってる

まだかなまなかな

>>1です。読んでくれている方、ありがとうございます。
少し間が空いてすみません。近いうちに更新します。

そういうのはいいんだ
それを書くのに何分かかった?2分か?1分か?
なぜその時間で本文を書かない

なんだこいつ

最近どこにも編なやつが沸くな

>>1です。大分間が空いてしまいましたが、更新再開させていただきます。

 ◆


 ◯月×日 おそらく雪

 今日は種火クエストをひたすら回していた。新しい仲間が増えた時の先輩は、育成に夢中だ。

 今回召喚されたのは、なんと第二特異点でもお世話になった、ネロ皇帝だ。相変わらず、生前と同じ強引な方ではあるが、不思議と嫌な感じは一切無い。

 彼女を見ていると、その背に付いていった全盛期の民衆の気持ちがよく分かる。

 晩年の彼女を思えば、それすらも残酷に思えるが、それでも一輪の薔薇の如く、死して尚、輝きを失わず咲き誇る彼女の姿は、あまりにも眩しい。

 見習いたいものだと思った。

 そう言えば、クエスト中、何故かハロエリさんは、終始身体を震わせていた。顔も赤かったし、戦闘に集中出来ていないようだった。

 心配だったので帰還後にお見舞いに行ったら、布団に包まって顔を真っ赤にしていた。

 理由を尋ねたら、辛い麻婆豆腐を食べたせいで、暑くてたまらないとのこと。

 なるほど、それは大変だ。私も一度英雄王に紹介されて食べた事があるが、あれは人の食べるものとは言い難いものだった。

 再度水と氷を届けに行ったが、部屋へと帰る途中、ならば何故布団に包まっていたのだろうと疑問に思った。




 ◆


 ◯月◆日 おそらく雪

 今日はひたすら宝物庫を回している。
 
 リニューアルした宝物庫は、超級で平均120万を超すので、中々美味しい。しかしスキルレベルを10にしようと思うと、そんな貯金がなんだったのかと思うレベルでQPが減っていく。

 地獄の底も抜けるとはまさにこのことだ。

 先日、ついに先輩が沖田さんの縮地を10にしたのだが、残高を見た時の先輩の顔は忘れられない。

「あー、イベントとかでQP溜まりまくっちゃって辛いわー、こんなの絶対使い切れなくて辛いわー、ほんと辛いわー」

 とか言っていたのに。まるで絶対に落ちる事ないと確信し投資していた株が大暴落したかのような、そんな顔だった。

 実際私も現状に至る前ではとてもQPが足りなくなるなんて思いもよらなかった。

 以前はスルーしていた宝物庫も、今では立派な周回コースだ。

 カルデアの闇は深い。ファイトです、先輩。

 ところで、宝物庫から帰還した時、沖田さんと信長さんが何やら言い争っているのを聞いた。

 よく聞こえなかったが、「わしが先」、とか、「私が先」、とか言っていたような気がする。

 ゲームの取り合いでもしていたのだろうか?





 ◆


 ◯月△日 おそらく雪

 今日は珍しく非番だ。

 世界を救う戦いに出ているが、適度な休息も必要になる。根を詰めすぎるのもよくない。

 Dr.ロマンからの進言もあり、この日はカルデアのメンバーは全員休息をとる事になった。

 自主訓練の後、カフェルームに行ったら、沖田さんと信長さんに会った。

 この二人は仲が悪いように見えて、基本的にいつも二人一緒に居る。実は仲がいいのだろうか?

 同席させてもらって、異世界の聖杯戦争の話を聞かせてもらっていたが、どうにも二人とも言葉が途切れ途切れだった。

 終始もじもじしていて、顔も赤く、時折身体を震わせていた。

 理由を尋ねたら、例の麻婆豆腐とのこと。

 流行っているのだろうか? とても人が食べる物とは思えなかったが、そう思うと何故だがあの味が恋しくなって来る。

 近いうちに、もう一度チャレンジしてみてもいいかもしれない。

 先輩の部屋に行こうとしたら、清姫さんとアルテラさんの声が聞こえたので、邪魔をしてはいけないと引き返す事にした。

 いい文明、悪い文明と話していた気がする。

 私がそうだったように、アルテラさんにも、いい文明をどんどん知って欲しい。

 その日の残りは、ジャックさんやナーサリーさんと一緒に、絵本を読んで過ごすことにした。幸せな時間だった。

 こんな日々がずっと……(書きかけて、消しゴムを掛けた跡がある)




 ◆


 ◯月◆日 おそらく雪

 今日も先輩と一緒に特異点攻略に向けて奔走していたのだが、どうも最近違和感がある。
 
 違和感は先輩から、と言うより、他のサーヴァントの方々のことだ。

 清姫さんが先輩にくっついているのはいつものことだが、ハロエリさんを始め、沖田さんや信長さん、それにあのアルテラさんまでもが、終始先輩にベッタリしている。

 しかも何やら顔を赤らめていて、もどかしいような、それでいて幸せそうな、なんというか、見ているこっちがくすぐったくなるような表情を浮かべていた。

 あれは一体なんなのだろう、先輩に尋ねようとしたが、慢心のせいか、敵の攻撃を受けてしまい、瀕死に陥ってしまった。

 幸い後続に居たアルテラさんのおかげで消滅前に戦闘を終えることは出来たが、油断大敵という言葉を噛み締めることになった。

 先輩や皆さんが心配した言葉を掛けてくれたせいもあり、結局、先輩たちに尋ねることは出来ずに終わってしまったが……。

 あの表情を思い浮かべると、不思議と身体の奥が熱くなってしまう。

 もしかしたら熱なのだろうか? デミ・サーヴァントになった今、病気になるとは考えにくいが、前例が無いだけに断言も出来ない。

 万が一のことがあれば、先輩やパーティーの仲間に迷惑をかけてしまう。

 念のため、Dr.ロマンに検査をしてもらおう。




 ◆

 
 ◯月▲日 おそらく雪

 ロマンに検診して貰ったが、異常は見つからなかった。

 安心はしたものの、しかしそれならこの熱はなんなのだろう?

 考えると、逆に不安になってしまった。

 誰かに相談をしたいが、誰に相談するべきだろう。

 ……先輩、に。

 いや、ダメだ。特に異常があるべきでないのに、先輩に余計な心配を掛けるわけにはいかない。

 明日、ダ・ヴィンチさんあたりに、それとなく聞いてみることにしよう。





 ◆


 ◯月□日 おそらく雪

 先輩に相談しなさいと一蹴されてしまった。ひどい。




 ◆


 ◯月△△日 おそらく雪

 とんでもないものを見てしまった。




 ◆ ◆ ◆ 


アルテラ「んむっ……ちゅぶっ……ぷぁ……気持ちいいいか? マスター」

ぐだお「うん……アルテラ、凄く上手くなってるよ」

アルテラ「そ、そうか、そう言ってくれると……嬉しい、な」

ぐだお「うっ……そろそろ出そうだからーー」

アルテラ「ぷはっ、分かった。今日は……こっちに出してくれ」

ぐだお「アルテラ、すっかりお尻、気に入っちゃったみたいだね」ズプッ

アルテラ「んんんっ……! そ、そう言う身体に、お前がしたんだ……」ハァハァ

ぐだお「そうだね、その責任は、きっちりとらせてもらうーーよっと!」

アルテラ「んぁぁっ! ま、マスター、いきなり激し……っ!」

ぐだお「だってアルテラ、激しい方が好きでしょ? ほら、突かれるだけでいいの? 欲しかったら、ちゃんとおねだりしないと」




アルテラ「あ、ああぁ……む、胸も、乳首も摘まんで下さぃぃ……」

ぐだお「はいっ、喜んで」キュッ

アルテラ「くひぃいっ!」

ぐだお「アルテラ、お尻疲れながら乳首回されるの好きだもんねー、こうするとすぐイッちゃうし」クリクリ

アルテラ「ひぁぁぁ……!」

ぐだお「それじゃ、まずは一回、アルテラの中に出すよ!」

アルテラ「あ、ああぁ……来て、来てくれ、マスターっ!」



 ◆


マシュ「……え、こ、これは……。え? 先輩、とアルテラさんが……え? え?」

アルテラ『ふぁぁっ! い、いっぱい、いっぱい出てるぅぅ!』

マシュ「あ、あのアルテラさんが、あんな表情をするなんて……」

マシュ「あ、あんな……」スルッ

マシュ「こ、ここが……感じ……る部分……?」クチュッ

マシュ(ぬ、濡れて……る……)

アルテラ『ああ、マスター……もっと、もっと……お尻で妊娠するくらいに出してくれ……」

マシュ「~~~~ッ!」カァァァ

マシュ(な、なんてセリフ……でも)



アルテラ『んぅっ! ふぁっ、あああッ!』

マシュ(アルテラさんの声と、先輩の吐息が聞こえるたびに、熱くーー)グチュグチュ

アルテラ『ああ、イク……またーー』

マシュ「ーーーーーッ!』ビクンビクンッ

マシュ「……ふぁぁぁ……」

マシュ(こ、これが絶頂……? 目の前が真っ白になって、天に浮かぶようなーー)

清姫「マシュさん?」

マシュ「ひぃぁああああっ!?」ビクンッ

清姫「そ、そんなに驚かなくても、いくらわたくしでも少々傷つくのですが……」

マシュ「き、清姫さん!? す、すいません、失礼しました」



清姫「旦那様の部屋の前で、どうしたんですか?」

マシュ「え? あ、いえ! 入ろうと思ったんですけど、忘れ物をしちゃって! これから、取りに戻るところなんです!」

清姫「あら、そうだったのですか、では一足お先に、わたくしは失礼してーー」

マシュ「い、いえ! 今先輩は留守のようなので、別のところを探した方がいいかと!」

清姫「え?」

マシュ「わ、私も一旦帰ります! し、失礼します!」バタバタ

清姫「…………」

清姫「……あらあら、もしかして」スッ

清姫「いけませんわね、マシュさん、床、ちょっと濡らしていますよ?」クスッ

清姫「さて、それでは、メディアさんの所に行きましょうかね?」


と言うわけで、短いですが今回はここまでです。読んでくれている方、ありがとうございます。
マシュマロサーヴァントにも毒牙がのびる。
>>128
個人的には兄貴が居るからOUTかなぁ……と
あと持っていなくてキャラが掴みにくいので、今回は出番ないと思います。

デミサーヴァントです!(テンプレ

乙乙
ぐ、ぐだ子……


こぉい!ブリュンヒルデェ!!(血涙)

ナーサリーライムは!?ナーサリーライムはありですか!?

ありすはアリスの嫁
異論は認める

ガチ幼女虐待は萎えるのが先に来そう

>>1です。マシュマロサーヴァント攻略の前に、少しだけ番外編をやります。



~幕間の番外編~


清姫「風の噂ですが旦那様」

ぐだお「なんだいきよひー」

清姫「世間では今、バレンタインイベントと言うものが始まっているそうですね」

ぐだお「そうだね、この時空はまだその段階まで行ってないんだけど。それがどうかした?」

清姫「いえ、旦那様と似たお方が、そのーー」

ぐだお「うん」

清姫「幼女と終日を共にされたと言うお話を伺いまして」ゴォオオオ

ぐだお「きよひー、ストップ。それ俺じゃないし、その人未遂だから」

清姫「あら、そうでしたか。嘘はついていないようですね」

ぐだお「うん、と言うかその表現は洒落にならない」



清姫「ナーサリーライムさんはあの通り純粋な方ですから、少し心配をしまして」

ぐだお「ああ、(色々な意味で)純粋だよね……」

清姫(遠い目をしているのはなぜでしょうか)

清姫「まあ、そう言う点では、調教対象としていいと思われますね。無垢で真っ白な存在を、自分の色に染め上げると言うのも」

清姫「リストには、他にもジャックさん、エウリュアレさん、ステンノさんなどーーまあ後者二人は純粋と言うにはあまりにもな方たちですけど。アステリオスさんにすら、ちょっと邪悪とか言われてますし」

清姫「とは言え、恋を知らない方に自分を植え付けると言うのもまた一興ーー」

ぐだお「……きよひー」

清姫「はい?」

ぐだお「ちょっと来てご覧?」

清姫「……?」



 ◆

アタランテ「遠い昔、遥か銀河の彼方で……」

ジャック「何があったの?」

ナーサリー「初めて聞くお話だから楽しみだわ!」

アタランテ「ふふっ、そうせかすな。二人は本当に絵本が好きだな」

ジャック「絵本がって言うより、二人と一緒に居るのがすきかなぁ」

ナーサリー「まあ! それならどうしてお茶会をいつも抜け出してしまうの! お菓子だけはいつもすぐに平らげて!」

ジャック「なんていうか、周りに飛んでるものがあるとふらふらしちゃうんだよねー」

アタランテ「猫みたいだな」クスクス


ジャック(それって凄いおまいうってやつなんじゃ)

ナーサリー「そうよ、もう少しジャックはじっとする心がけをしなくっちゃ」

ジャック「だってお腹いっぱいになると眠くなるんだもん。身体を動かさないと」

ナーサリー「少し次のお茶会に出すお菓子を少なくしようかしら……」

アタランテ(リンゴのチョコレート……)

ナーサリー「あら? どうしたの?」

アタランテ「い、いや、なんでもない」

ジャック「それよりはやくつづきー!」パンパン

ナーサリー「終わった後は、紅茶を赤い人に淹れてもらいましょ!」

アタランテ「はいはい。……しかしなんだこの絵本は。青いジャージ姿の者が貸してくれたのだが」



清姫「…………」

ぐだお「そしてこちらをご覧」

清姫「……?」



エウリュアレ「もう! 何をやってるのアステリオス!」

アステリオス「う、うん、えうりゅあれ、ごめん」

エウリュアレ「ち、違うわよ、怒ってるんじゃないわ。ただ、私をかばってあなたが傷を負うなんて……ただでさえ、あなたはバーサーカーだから、受けるダメージも多いのに」

アステリオス「えうりゅあれがきずつくの、いやだから」

エウリュアレ「……ねぇ、アステリオス、私だって痛いのは嫌だし、傷つくのは嫌いよ」

アステリオス「なら」

エウリュアレ「でもね、それと同じくらい、私はあなたが傷つくのも嫌。もう、あの時みたいな気持ちにさせないで」

アステリオス「……うん、えうりゅあれ、ごめんなさい」

エウリュアレ「だから謝らないでってば! 私だって怒ってるんじゃなくてーー」

アステリオス「でも」

エウリュアレ「?」

アステリオス「えうりゅあれがきずつくところをみるくらいなら、ぼくはこれからも、じぶんがきずつくほうがいい」


エウリュアレ「……馬鹿ね。それってただの我が儘よ。残された方が、どんな思いをするかも知らないで……」

アステリオス「うん、ぼく、わがままだから」ニコッ

エウリュアレ「……な、何笑ってるのよ、もう!」


ステンノ「……駄メドゥーサ」

メドゥーサ「は、はい」

ステンノ「なんか芸をしなさい」

メドゥーサ「はい?」

ステンノ「いいから何かやりなさい! 面白くないのよ! 勿論面白くなければお仕置きよ」ムスッ

メドゥーサ「え、ええ~……そんなー……」

エウリュアレ「何してるの、私(ステンノ)も、メドューサも。午後の予定は何も無いし、また島に行きましょうよ」



アステリオス「うん、すてんのも、めどぅーさも、いこう」

メドゥーサ「あ、は、はい。今行きます」

ステンノ「……気に入らないわ」

メドゥーサ「でも、しっかりついて行くのですね」

ステンノ「……後でお仕置きしてあげるわ」

メドゥーサ「……はい、後で、ですね」クスッ



清姫「…………」

清姫「ーー……ハッ! あまりのホワイトっぷりに、少し意識を失っていました」

ぐだお「分かるよきよひー、俺もかつてはそうだった」

清姫「ええ、そして今、わたくしも分かりました」



ぐだお「そうーーあんな純白の存在たちを穢すなんてーー俺にはとても出来ない。彼女たちはとても魅力的な女性なんだけど」

清姫「旦那様……」

ぐだお「それ以上に、あの世界を壊すことはとても無粋なことだと、そう思わないかい」

清姫「ええ、思います、旦那様!」

清姫(ああ! なんて素晴らしい方! 幼子には手を出さず、そして見守るスタンスを貫くなんて!)

清姫「改めて惚れ直しました! この清姫、一生付いていきますね!」

ぐだお「ふっ、付いてこれるか、きよひー?」

清姫「ええ、もちろん!」





アンデルセン「……と言うかそこのバーサーカーも、享年十三歳の、普通に考えれば犯罪レベルの幼女なんだが」

 そう思ったが、後々どんな逆襲が起きるかも分からないので、童話作家は何も見なかったことにした。

というわけで番外編でした。
女神様ーズ、幼女ーズは、ほのぼのしたの以外あまりイメージが浮かばなかったので、今回はこんな扱いにさせてもらいました。
ナーサリーとか期待した方はすみません。


まぁナーサリーとかはあまりに犯罪臭ヤバいから仕方ないww

YESロリータNOタッチの精神
イエスだね!

乙乙
やっぱり女神様は不浄の存在ね

さり気なく出てきたアタランテはタッチ可能ですかね

放尿プレイがお望みか?


二人組の海賊とかいいと思うの

黒髭とBBAか……

>>1です。すみません、忙しくてなかなか更新出来ませんが、そろそろ一月経ってしまうので、生存報告だけしておきます。

おつ

乙乙
まってやすぜ

更新まだか

すみません、だいぶ間が空きましたが、少し更新します。



清姫「さて」

清姫「随分間が空いてしまいましたけど、ようやく調教日記の再開ですわね。コレクションも充実して来て……」

清姫「次のターゲットは勿論あのマシュマロサーヴァントさん、どんな声で鳴いてくれるんでしょう……」ゾクゾク

清姫「メディアさんから例の媚薬も頂きましたし……」

清姫「……コホン、マシュさーん?」コンコン

 ガタンッ! ガタッ!

>ふぇっ⁉ あ、い、今開けます! いたっ!

清姫「……取り込み中だったのでしょうか?」

マシュ「す、すみません、お待たせしました。な、なんの御用でしょうか?」

清姫「いえいえ、ちょっとマシュさんにはーー」ガバッ

マシュ「んむっ⁉ な、何を……」ガクッ

清姫「旦那様との絆を深めて頂こうかと☆」

マシュ「Zzz……」

清姫「さて、ではマシュさんを運びーー……結構重いですね……筋力Eには少し……」ズリズリ



 ◆


マシュ「……んぅ、ここは……?」

マシュ「確か私は清姫さんと話しててーー……身体が、動かない?」ガチッガチッ

清姫「あら、お目覚めのようですね、マシュさん」

マシュ「……あの」

清姫「はい」

マシュ「どうして、壁に埋め込まれてるんですか、私」

清姫「所謂壁拘束ですわね。壁拘束には様々なタイプがありますが、今回はややスタンダードに、腰から上にかけての上半身を露出+両手を壁に埋め込んだ状態での拘束となっています☆」

マシュ「なるほど、つまり私はほぼ何一つ身動きが取れない状態である……と言うことですね」コクッ

清姫「あら、理解が早くて助かりますっ♡」



マシュ「…………」

清姫「…………」

マシュ「いやおかしいですよね!? なんで私起きたらイン・ザ・ウォールなんです⁉」

清姫「ちなみに英語圏ではStuck in wallと言うプレイ名らしいですわね」

マシュ「いやそんなことどうでもいいですから! と言うかどうやってこの状況に持ってきたんです⁉」

清姫「そこはメディアさんにちょちょいと」

マシュ「メディアさぁあああああん!?」


 ◆

メディア「はぁ……やっぱり海◯堂の仕事は流石ね……たった四百円でこのクオリティ……でもこれもうどこにも見かけないのよねぇ……復刻版とか出してくれないかしら……?」



清姫「あの若奥様、フィギュアあげればすぐに協力してくれるので助かります」

マシュ「ど、どうしてこんなことに……」

清姫「あら、分かりませんか?」スッ

マシュ「はい?」

清姫「マシュさん、この前、覗いていたでしょう?」ボソッ

マシュ「っ!」

清姫「あのアルテラさんが、あられもなく声を上げて、乱れて、ヨガって……紛れもなく、女の顔をしていた所を……」

マシュ「……そ、それは」

清姫「隠さずとも結構ですよ? アルテラさんだけじゃありませんから。トカゲ娘(術)に、信長さんに沖田さんも、すでに旦那様のモノ……お気づきにはなっていたのでは?」

マシュ(あ、あれってやっぱりそう言う……)


マシュ「で、でも、それがどうしてこんなことに繋がるんですか⁉」

清姫「そ・れ・はぁ☆」ペロンッ

マシュ「ひゃあああっ! どうして胸はだけさせるんですか! ああ、両手も壁に固定されてて服が戻せない!」

清姫「流石はおっぱいサーヴァントと名高いマシュさん……いいものをお持ちですね……」モミモミ

マシュ「デミ・サーヴァントです! 揉まないで下さい!」

清姫「お約束の流れありがとうございます。いえいえ、これも全てはマシュさんの為なんですよ?」モミモミ

マシュ「ん……っ! わ、私の為……?」

清姫「ええ」キュッ

マシュ「ひぅんっ! ち、乳首ぃ……いじらない……でぇっ!」

清姫(感度もいい……とは……)ゴクリ

清姫「やはりマシュさんは天然の逸材……これは旦那様も……」クリクリ



マシュ「き、清姫さ……も、もうやめ……!」

清姫「あ、失礼いたしました、あまりにもマシュさんの身体が気持ちよくて、そして反応が可愛かったのでつい」

マシュ「うぅぅ……それで、なんでこんなことになってるんですかぁ……」グスッ

清姫「マシュさん、あなた、旦那様のことをどう思っているんですか?」

マシュ「ど、どうってそれは、バレンタインの時もお話しした筈ですけど」

清姫「ええ、尊敬すべきマスターであり、先輩である、そう仰いました。けれど、人の心は変わるもの、あの時はそうでも、今はまた、別の気持ちが芽生えているのではありませんか?」

マシュ「別の……気持ち……?」

 ーーあ、ああぁ……来て、来てくれ、マスターっ!

マシュ「~~~ッ!」

マシュ(な、なんであの時のことを……)

マシュ(で、でも、あの時のことを思い返すと、身体が熱く……!)


清姫「分かってきたみたいですね」

マシュ「そ、それは……」

清姫「じゃあ、今すぐ旦那様としちゃいましょうか?」

マシュ「む、無理です!」

清姫「あら、どうしてですか? あんなに床を濡らすくらいに、一人でシていたと言うのに……」

マシュ「~~~~ッ!」カァァァ

清姫「クスッ、意地悪を言いすぎましたわね。でも、マシュさんならそう言うと思いました。だからこその、「壁(コレ)」ですから」

マシュ「で、ですから何故これが……」

清姫「あら、まだ分からないんですか? この後ろーー男性用の厠なんですよ?」ニコッ

マシュ「……はい?」



マシュ「あの、清姫さん、今、なんと?」

清姫「ですから、男性用の、か・わ・や。つまり、トイレですね」

マシュ「え、そ、それって……」カタカタ

清姫「はい、今、向こう側のトイレでは、マシュさんのお尻が設置されてる状態ですね☆」

マシュ「ーーきゃあああああああああああ!」

清姫「かわらしい悲鳴頂きました!」

マシュ「そうじゃなくて! ど、どういうことなんです⁉」

清姫「壁尻と言うやつですね、これ単純に壁に身体を埋めるだけだと相当腹部を中心にダメージが起こるので、上手くフィットさせるのに苦労しました」

マシュ「お、お気遣いありがとうございます……ではなく! どうして! こんな! ことに! なっているんですか⁉」

マシュ(ああ……お尻がスースーするのはもしかして向こう側では丸裸だからなのでは……)ブルブル



清姫「だってマシュさんが、旦那様と顔を合わせながらすることがとても恥ずかしいと仰るので」

マシュ「恥ずかしいに決まってます! と言うかしたいとまず言ってません!」

清姫「本当に?」

マシュ「う……」

清姫「ほんと~に~?」

マシュ「う……うぅ……」

マシュ(う、嘘をついたら殺される……)

清姫「まあまだ言ってないことは本当ですし、返答もしてないので判定は付きませんが……けれどもし、「いいえ」と言ったらーーどうなるか、分かりますわね?」ニコッ

マシュ「ひっ……!」

清姫「まあまずは快楽を知るーーじゃなくて、慣れる所から始めるといいと思いますわ。それでは、始めましょうか」


というわけで短いですが今回はここまでです。
イベントとか見てるとマシュも大分ヤンデレ属性ある気がします。

マシュマロデミサーヴァントさんすき

ロマンが来たらつぶさないとね

ロマンでなくとも他の職員が来る可能性は……あ、君子危うきに近寄らずですかそうですか

きっと、でばかめはわるいぶんめいだから大丈夫じゃないかなww

ロマンは悪い文明

保守

>>1です、中々更新出来てなくてすみません、近々更新します。


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移動に不服などがある場合、>>1がトリップ記載の上、上記スレまでレスをください。
移転完了まで、スレは引き続き進行して問題ないです。

よろしくおねがいします。。

なんか雑な移転方法だな
察しの悪いやつなら気付かんだろこれ

そろそろマシュマロサーヴァントちゃんが一月近く尻丸出しのままなんですけど…更新マダー

そもそも>>1はこっちに移動したことに気付いているのか?

>>1です。
スレ流れたと勘違いしてました。大分間が空いてしまいましたが、細々と更新再開していきます。



清姫「さて、なんかすごいシチュから随分間が空きましたけど、調教再開ですわねっ☆」

マシュ「いっそ流れて欲しかったです……」

清姫「そう言わずに、慣れるといいものですよ、きっと。(多分ですけど)」ボソッ

マシュ「今小声で何か言いましたよね! 言いましたよね⁉」

清姫「細かいことはお気になさらず。小ジワが増えますよ?」

マシュ「細かくありません! 出して下さい!」

清姫「それじゃあ、まずは一人目の方から~」

マシュ「聞いてないですね! ……って一人……目?」

清姫「ええ、もちろん。今のマシュさんは、『男子トイレ』なんですから、トイレは、『使用』されてこそ、価値があるというものーーですよ?」

マシュ「し、使用って……ま、まさか……ひゃんっ⁉」ビクッ



マシュ(お、お尻に何か……!)

清姫「あら、来たようですわね」

マシュ(う、嘘! お尻に、誰かの手が……!)

清姫「マシュさんもご存知の通り、ここカルデアにはスタッフがまだ沢山おられますからね、その方たちのリフレッシュも兼ねて、今日は存分にトイレのお仕事を頑張ってくださいね」

 ※カルデアには主人公マシュ+ロマンとダヴィンチちゃんしか居ないと思われがちですが、実際にはエミヤのオペ子談笑事件のように、多くのスタッフが存在しているようです。

マシュ「き、清姫さん! や、止めさせてください! こんなのーーひぁぁっ!」

清姫「あら、敏感な所を触られたのでしょうか」

マシュ(お、お尻に指が……!)

マシュ「そ、そんなとこ……指入れる……なんてっ……!」

マシュ(……う、嘘、指よりももっと太いものが……お尻に……これってまさかーー!)



清姫「あ、言い忘れましたけど、マシュさんの大事な場所はしっかり保護してありますわ。あくまで、今日のマシュさんはトイレですからね。だから、今日のマシュさんはーー」

マシュ「ひっ……あっ……あぁぁぁ……」

清姫「お尻専用おトイレですっ☆」

 ズンッ!

マシュ「うぁっ! あ、あ、あ……」

マシュ(い、入れられてる……! こんな、太いの……お尻に……)

清姫「では、わたくしは少し席を外しますので、ごゆっくり」

マシュ「ま、まっーー」

 バタン

マシュ「そ、そんーーうあっ! う、動かさないでーーうああっ!」ビクッ

マシュ(は、激しすぎる……異物感が凄くて……こんなの、気持ちよくなんか全然無い……)

マシュ「や、止めてください! 聞こえてますよね⁉ お願いですから、こんなこと間違ってーーひぃぃぃ!」ズンッ



マシュ(な、何か……あそこの突起物を摘まれて……⁉ 身体中に電気が走ったみたいな……)

マシュ「ーー!」ビクッ

マシュ「うあ……な、中、出されてる……!」ビクッビクッ

マシュ(でも……思ったよりも痛くは無い……やっぱり私がシールダーのサーヴァントだからなのかな……?)

マシュ(お尻がこれくらいなら、もし先輩とする時も痛くはーー)

マシュ「ち、違います! そんなこと考えている場合じゃなくて! もう、出したなら抜いて下さい……!」

 >…………

マシュ「……なんで、抜いてくれな……ーー何……この、暖かいの……何か……えっ!」

マシュ「ま、まさか……」



 ーーお尻専用おトイレですっ☆

マシュ「いやぁぁぁぁっ! や、止めてください! こんなの、人のすることじゃ……!」ボロボロ

マシュ「あ、あ、あ……やめ……お腹……苦し……っ……!」ゴポッゴポッ

マシュ(そんなお尻に注がれたら……!)

マシュ「あ、あああ……お尻も……出ちゃう……! 出ちゃーー」

マシュ「あ……」ピクッ

マシュ「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

マシュ(と、止まらない……止まらないよぉ!)ボロボロ

マシュ「こんな……こんなの……ひどーーいいぃぃっ⁉」ビクンッ

マシュ「う、嘘……また、別の人のが……?」

マシュ「……た、助けーーひぎぃっ!」

マシュ「せ、せんぱ……あああぁぁぁっ!」



 ◆

清姫「……あら、随分使用されたみたいですね」

マシュ「あ……ぅ……」ピクッピクッ

清姫「……ちょっと刺激が強すぎたでしょうか? マシュさん?」グイッ

マシュ「へあ……も、もう……おひり……いっぱい……で……」

清姫(うわぁ……すごいトロ顔ですわ)

清姫「ええ、良く出来ましたね」ナデナデ

マシュ「なのに……あそこが熱くて……」

清姫「ほうほう」

マシュ「お、お願いです、清姫さん……! このままじゃ、私……おかしくなって……」

清姫(……そろそろ頃合いでしょうか)

清姫「予想以上にいい具合になりましたね。では、そろそろ現実へと戻りましょうか」

「……え?」

 パチン




マシュ「……はっ!」

マシュ「……ここは……私の部屋?」

マシュ「えと、確か私……先輩に何か相談に行こうとして……それで……アルテラさんと……先輩が……」

マシュ「~~~ッ!」

マシュ「……で、でも、思い出せない……確か、その後誰かと会ったような……」

 ジュクッ

マシュ「えっ……?」

マシュ「何で……凄い濡れて……」カァァァ

 ドクンッ!

マシュ「か、身体が熱っ……な、何これ……ーーくぅぅぅんっ!」ビクン

マシュ(す、少し身体が擦れただけで意識が……!)

マシュ「へ、変です! こんなの……絶対に何か……」



マシュ「……ドクターか……ダヴィンチさんに薬を……!」

 ガチャッ

マシュ(いつの間にこんな経ってたのか分からないけど、深夜で良かった……廊下も人が居ない。こんなところ、誰かに見られたら……)


清姫「…………」ニコッ

清姫「もう良さそうですね、後は少しお膳立てして上げれば……」

メディア「あら? もういいの? じゃあ約束通り……」

清姫「はい、こちらが例のフィギュアです」スッ

メディア「やったわ! これよこれ! 探してたのよねぇ……でもこれどうやって手に入れたの?」

清姫「少しティーチさんから強とーーゴホン、いい問屋を紹介してもらいまして」

メディア「あらそう? まあ新品みたいだし、経路はどうでもいいわ。さぁ~て、じゃあ私はマイルームで鑑賞タイムに入るから」

清姫「はい、どうもありがとうございました☆」

メディア「あ、あと」

清姫「はい?」

メディア「使い魔を一匹渡すから、録画させてちょうだい」

清姫「…………」

清姫「はい、喜んで♡」


 ◆

マシュ「あと……あと、少し……この先に、ダヴィンチさんの工房が……」

 プシュッ

マシュ「すみません、ダヴィンチさん、薬をーー……ッッ⁉」

ぐだお「ん? やあ、マシュ。どうしたの、こんな時間に」

マシュ「え……嘘、どうして……ここ、ダヴィンチさんの……」

ぐだお「何か用? 今日は久々にみんな休みだったから、マシュもずっと休んでたみたいだけど、疲れは取れたのかな?」スッ

マシュ「あっ……」

マシュ(先輩の手が……私の顔に……ーー)

 プツン



マシュ「先輩っ!」

ぐだお「うぉっ⁉」

ぐだお「え、ど、どうしたんですか、マシュさん?」

マシュ「……先輩、抱いてください」

ぐだお「……は?」

マシュ「そうです、何を躊躇う必要があったんでしょうか。私と先輩はベストオブパートナー、肉体的な魔力供給など朝ごはん前にならなくてはいけません。そうです、これはあくまで魔力供給、そう、恥ずかしいことじゃありません」

ぐだお「だから」

マシュ「先輩? 私に、魔力、たっくさん下さいね」ニコォ

ぐだお「えっ、ちょっ!」

マシュ「あ、逃げること出来ませんから。デミ・サーヴァントの私の方が力が強いことは明白ですし」ガシッ



ぐだお「…………」

ぐだお「そ れ は ど う か な ⁉」

マシュ「えっ⁉」

ぐだお「俺は俺自身の効果発動! ガンド! 1ターンの間、敵を一体スタン状態にする!」ドン!

マシュ「しまっ……くぅんっ!」ビリッ

ぐだお「当たった姿までもエロいとは……後輩恐るべし」

ぐだお「だが、悪いなマシュ。俺は、責められるより、責めたいタイプなんだよ」

ぐだお「カモン、きよひー」パチン

清姫「はい、上手くいったようですわね」

マシュ「き、清姫さん……⁉」

清姫「さて、おっぱいサーヴァントさんの、調教、本格的に開始ですっ☆」

と言うわけで今回はここまでです。
最初の壁尻シチュはメディアさんに色々やってもらいました。
そろそろネタ切れ的な気がするので、マシュの調教方法について、何か希望がある人が居たら書いてくれると助かります。

帰ってきたのか
よかった

鬼イベのお陰でマシュのニコォが容易に想像できる

他のマスター礼装の瞬間強化や魔翌力放出、必中でぐだおの攻撃翌力をアップさせたり、マシュが気絶したとしてもガッツ付与や状態異常解除、そして回復とかをして無理矢理起こして一切休ませず、もうぐだおから離れられない位の快楽でマシュをトロトロにさせたい。

そういえばきよひーのエッチなシーンがありませんなぁ~(安珍並感)
マッシュ×清姫×ぐだおの3Pで

ただひたすらに優しく丁寧におぼれさせる

全身の穴という穴で奉仕する奴隷にしなきゃ(使命感
媚薬ローションプレイとか

これマシュマロサーヴァントちゃんどうなっちゃうの…

>>1です、遅くなってすみません。とりあえず生存報告を。続きはそろそろ更新します。

>>1オツゥー

>>1です。だいぶ間が空いて申し訳ありません。続きが出来たので更新再開します。




清姫「さて、例によってまた随分な間が(ry」

ぐだお「次のイベントも目前に控えてるし、効率よく調教をすすめたいよネ☆」

清姫「例によってマシュさんはマスターのガンドにより、1ターンスタン状態です」

マシュ「くっ……まさか私が先輩のガンドを喰らうことになるなんて……」

マシュ(もう身体が熱くて耐えられないのに……っ!)

ぐだお「あれれ~? おかしいなぁ、マシュ、すごいここが濡れてるぞ~?」クチュ

マシュ「ひぃぃぃんっ⁉」ビククンッ

マシュ(な、なに……先輩の指が軽く触れただけで……電気が走ったみたいな……!)

清姫「うふふ、淫夢の効果は抜群だったようですね」

マシュ「い、いん……む……?」

ぐだお「あ、やっぱマシュにも効いたんだ」



清姫「ええ、ご覧の通り、薬を使わずともこの通り」クチュ

マシュ「ひぁぁぁッ!」

マシュ(ま、まさか、あの夢は……)

マシュ「き、きよひめさん……まさか……」

清姫「はい、今回の事案は全てメディあぁぁっぐぅッ⁉」

ぐだお「きよひー⁉」

メディア『その子にはこれからも来てもらいたい服とかあるから印象悪くするようなこよ言わないでちょうだい!』

清姫(だからっていきなり遠距離から電流流さないでください!)

ぐだお「きよひー、大丈夫?」

清姫「……こほん、失礼いたしました。まあ、いろいろな方に協力してもらった次第です」

マシュ「くうぅぅ……ぅぅん……!」



ぐだお「なんかマシュ、もうそれどころじゃないみたいだね」

清姫「もう全身が性感帯みたいなものですからね。まあ、と言っても今は動けていない訳ですが」

ぐだお「何故って? 説明しよう! 1ターン縛ると言うことは、1ターンの最大攻撃回数が終了するまではそこまでと言うことさ! 俺がまず1回! そしてきよひーが1回! つまりまだ俺が攻撃を終えるまでは、マシュはそのままということなのだ!」

清姫「流石旦那様、滞りなく、分かりやすい説明ですわ♡」

ぐだお「HAHAHA、褒めても白いミルクくらいしか出ないぞぅ、きよひー」

清姫「まあ、旦那様ったらお・げ・ひ・ん☆」コツン

 HAHAHAHAHA

マシュ「ひぃぁ……くぅぅぅ……っ!」

ぐだお「おお……顔を紅潮させ、なすすべ無くただ時が過ぎるのを待つマシュマロボディのなんとエロいことか……」

清姫「これはずっとこのままマシュさんが気が狂うまでその様を見つめているのも一興かもしれませんね」ウフフ



マシュ「そ、そんな……ッ! お、お願い……です……もう、身体が熱くて、このままじゃ……私、気が……」

清姫「あら、確かにこのままだとマシュさんの気が先に飛んでしまいますわね。どうします、旦那様?」

ぐだお「ーー仕方ないね。後輩をこのまま苦しめるのも忍びない。ここは一度マシュを解放しようーー」

マシュ「せ、先輩……!」パァァァ

ぐだお「ーーなどと言うつもりは無い!」

マシュ「えっ」

ぐだお「衣装チェンジ! そして俺は俺自身の第二の効果発動! 騎士の誓いッ! 味方単体にガッツ状態を付与!」

マシュ「が、がっつ……?」

ぐだお「これによりマシュ、お前は快感に気を飛ばすことも出来なくなるのだァーーーーーッ!」

清姫「まあ! なんて清々しいほどいとも容易く行われるえげつない行為! 清姫、感心しましたっ!」

マシュ「し、しないでください! ……ってそれよりも……気を飛ばさないって……」カタカタ



清姫「ええ、つまり気が狂いそうなほどの快楽が永遠に続くと言うことですわね」クスッ

清姫(ほんとは1回だけですけど、今のマシュさんはそんな判断も出来ないでしょうし)

マシュ「あ、そ、そんな……せんぱ……」

清姫「おっと、マスタースキルは行動回数に含まれませんからね。マシュさんが動けない間に、私はこちらを」ノガシマセン…

マシュ「ひっ……これは……!」ドゥン

清姫「『ストーキング』を発動しました。マシュさんの防御力を更に下げましたわ♡」

ぐだお「ナイスアシストだよきよひー。しかしここで終わらない! めざすはオーバー100万ダメージ!」

ぐだお「俺は俺自身の更なる効果発動! 俺自身に、魔力放出! バスターアーーーーーップ!」ギュイン

ぐだお「そして追加効果! 俺は勝利への確信を発動! クリティカルスターを大量獲得!」チャリリリリリリリリン

清姫「クリティカル確率がアップしました☆」

ぐだお「そして再び衣装チェンジ!」バッ



清姫「おお……これはかの外道スタイル、ロイヤルブランドですわね!」グッ

ぐだお「解説ご苦労きよひー、そしてまだまだ続くよバフ祭り!」

清姫「お前らもう二回攻撃してるからスキル発動とか出来ないだろとか野暮なことは言わせないこの強引な展開! 流石ですわ、旦那様!」

ぐだお「俺は第一の効果、反応強化! クイック超アーーップ!」ギュイン

ぐだお「第二の効果、鉄の専心! 俺自身にスター集中!」ギュイン

ぐだお「そして第三の効果、必至! 俺自身に必中状態を付与ォォォォッ!」フゥゥゥゥゥゥゥー!

マシュ「ひ、ひぃぃぃ……」カタカタ

清姫「いよいよバトルフェイズですか?」

ぐだお「はは、きよひー、冗談きついZE☆」

ぐだお「今日のテーマはずばりーー」





ぐだお「ず っ と 俺 の タ ー ン !」ドン☆






ぐだお「更に衣装チェンジ! 再び戦闘服! からの全体強化ァ! 俺ときよひーのアタックアップ!」ギュギュイン!

清姫「まあ、わたくしまで♡」

ぐだお「更に更にィ~! 衣装チェ~ンジッ! 全ての始まりにしてマスター礼装の完成系! 原初にして最強! 魔術礼装カルデア!」

清姫「あ、あぁぁ……まさか……」

ぐだお「そのまさかだよ、マシュ」ニコッ

ぐだお「瞬間強化を発動! 俺自身のアタック超アーーーーーーップ!」ギュイン!

清姫「す、すごいです、旦那様……改造アプリとかそんな次元では無く、もっと恐ろしいものの片鱗を、今、確かに感じています!」



ぐだお「さあ、待たせたな、マシュ。今、お前を解放してやろう」←BQUP+攻撃力UP攻撃力超UP+スター集中+必中(意味深)状態

マシュ「ひっ……!」←防御力ダウン+スタン

ぐだお「コマンドカードオン!」ジャキン!

清姫「スター集中に加え、もう一人がスター集中補正がほぼゼロのわたくし(バーサーカー)となれば……」

マシュ「あ、あああ……」

清姫「ーー自ずと、この後はお分かりですね」

 ぐだB100% ぐだQ100% ぐだB100%

清姫「オールクリティカル頂きましたっ☆」

マシュ「きゃああああああッ!」



ぐだお「バトルだ! まずはバスター! 我が一差しを喰らうがいい、マシュ!」ズプッ

 critical!

マシュ「ーーーーーーーーーッッ⁉」

ぐだお「……か……は……っ!」

マシュ「あ……あ……ーーうあぁぁぁぁぁッ!」

清姫「まるで電流が流されたような反応ですね」

マシュ(す、すごいとか……そんな次元じゃないぃぃ……こ、こんなの、一発で……!)

ぐだお「そしてクイック! 連続突き!」パンパンパン

 critical! critical! critical!

マシュ「ひぃぃぃぃぃっ! も、もうひってましゅ! ひってましゅからぁぁぁぁッ!」

清姫「マシュだけにましゅましゅと……これがキャラ付けと言うものですね」メモメモ



清姫「と、冗談はさて置き、すでにマシュさんはオーバーキル状態ですが……でも」クスッ

清姫「次はもう一度、バスター……ですわね?」

ぐだお「オフコースッ!」ズプッ

 critical!

マシュ「ひぎっ! ……あ、あ」

清姫「あら、もう声を出すことも出来ませんか?」

マシュ「うあぁ……あ……あぁぁ……も……もぅ……」

マシュ(き、きもちいいとか……もう……かんがえられなーー)

清姫「あ、でも、まだーーエクストラアタックが残ってますから♡」

マシュ「あ……あ……ーーいやぁぁぁぁッ! もうむりっ! もうこれいじょうしゃれたらぁっ、おかしくーー」

ぐだお「なりなさいッ! エクストラアターーーーック!」パンパンパンパンパン

マシュ「ひぎゃぁぁぁぁぁッ! らめっ! ま、またイっちゃう! せんぱいのことしか考えられなくなっちゃうーーッ!」

清姫「それでいいんですよ、マシュさん♡」ニコッ



 ドプッ

マシュ「あ……あ……うぁ……せ、せんぱい……すきぃ……」

 バタン

清姫「……ノックアウト風になっているところ申し訳ありませんが」

マシュ「は、はひ……?」

清姫「まだガッツの効果が残ってますので」

マシュ「……へ?」

 ガッツ! ギュイン!

清姫「はい、蘇生しましたね♡」

マシュ「え……あ……う、うそ……」カタカタ

清姫「第二ラウンド、開始ですっ♡」

マシュ「……い、いやぁぁぁぁーーーーーッ!」




 ◆


清姫「さて、マシュさん、あなたは何者ですか?」

マシュ「ん……ぷはっ……ふぁい……」

マシュ「わ、私は……先輩専用の……後輩トイレです……。先輩が望む時……いつでも、先輩に私の穴でびゅーびゅーしてもらう……人間便器ですぅ……」

ぐだお「おぉ……凄いセリフをスラスラと」ボソボソ

清姫「正直ここまで堕ちるとはわたくしも予想外でした」ボソボソ

マシュ「せ、せんぱぁい……お願いします。わたしの中に、出してくださいぃ……」

ぐだお「はいはい、マシュは俺専用の後輩トイレだからねー」ズプッ



清姫「あぁぁ……♡ 来たぁ♡」

ぐだお「じゃ、出すよーっと」

 ジョロロロロ

マシュ「あ、あぁぁ……先輩のおしっこ……私のお尻の中に……あったかぁい……♡」

ぐだお「うーむ、随分特殊なプレイに目覚めてしまったようだ」

清姫「ちょっと夢の中でいじりすぎましたわね……」

マシュ「大丈夫ですよぉ、先輩。私の身体は、ぜーんぶ、先輩のためだけにあるトイレですからね♡」

と言うわけで今回はここまでです。
今回のネタは>>220さんのスキル系なネタを中心に考えさせて頂きました。ありがとうございます。
とは言えそろそろネタ切れが近いので、まだ人が居たら鯖と調教方法を募集したいです。

>>245までのコンマが一番高いものをサーヴァントに

調教方法はそれ以降の一番早いレスを採用したいです。

サーヴァントは出来ればGO初出、もしくは原作で特定のカップリング要素が無いキャラでお願いします。

特に募集が無ければこのまままとめを入れて次の更新で終わりにする予定です。

酒呑

エレナ

ジャンヌオルタ

エレナだったら、例の枕のネタ関連がいいかと。
注文した筈のエレナ抱き枕が、何の偶然かエレナ本人が届いて、マスター専用のリアル抱き枕かなどと言って白々しく調教続けるとか。
もしくは枕の中に本人入れて固定。但しあちこち謎の穴が空いてて中身が触れるとか。

>>244
>>246
了解です。
もし男鯖とか挙げられてたらぐだ子に性転換する必要があるんじゃとかビクビクしてたので書きやすい御仁で助かりました。
次はエレナさんのリアル抱き枕的な話を中心に考えます。

>>1です。更新遅れて申し訳ありません。
次の更新は土曜日くらいにできると思います。

パンツぬぎっぱなしでも大丈夫な季節だからな

>>1です。少し出来たので更新を再開させて頂きます。



 ◆

清姫「さて、ついにメインヒロインであるマシュさんも完全に攻略してしまった訳ですが」

ぐだお「やー、あれは攻略と言うか完堕ちだネ」

清姫「これで旦那様が攻略したサーヴァントは、トカゲ娘、沖田さん、信長さん、アルテラさん、そしてマシュさんーー計五人ですね」

ぐだお「意外とまだ少ないって感じだよね」

清姫「旦那様はいい意味で相手を選んでおりますからね。特定の相手が居る方には一切手を出しておりませんし」

ぐだお「うん、警察とか怖いし」

清姫(警察?)

清姫「ええと、風の噂の令呪では、次の相手は……あ、ウチ(カルデア)の新入りさんですね」

ぐだお「ん、誰?」

清姫「エレナ・ブラヴァツキーさんです。しかしこの方は……」



ぐだお「俺あんまりエレナの生前知らないけど、確かエレナって既婚者じゃなかったっけ?」

清姫「ええ、ブラヴァツキー夫人とも呼ばれていましたし、過去に誰かと添い遂げた方を調教するのは、旦那様の真意に沿わないかもしれませんね」

ぐだお「うん、確かに。仕方ない、今回のエレナは見送りに……」

エジソン「む、エレナ君の話をしているのかね?」

清姫「あら、エジソンさん」

エジソン「おお、これは清姫君。今日もマスターと行動を共にしているのか。忠義が厚いのは良いが、厚さと熱さを間違えて、その熱でマスターを焼くことはしないで欲しいな。わっはっはっは! ナイスアメリカンジョーク!」

ぐだお(笑えねぇ)

清姫「まあまあ、そんなことは致しませんわ。旦那様が嘘をつかない限りは」ニコッ

エジソン「うむ、所で話を戻すが、エレナ君に何かあったのかね?」



ぐだお「いや、大したことじゃないよ。エレナが既婚者って知ってびっくりしたなって」

エジソン「ああ、確かに今でこそエレナ君とファーストネームで呼んでいるが、生前は彼女のことを、周囲の人間同様、ブラヴァツキー夫人と呼んでいたからね」

ぐだお「今でこそ?」

エジソン「うむ? 聞いていないのかね。彼女は生前こそブラヴァツキー夫人の通り名で知られていたが、本人はその呼び方を内心快く思っては居なかったのだよ。事実彼女は結婚後すぐに婚約者の元を去り、研究活動に執心してしまったからね」

ぐだお「え、そうだったの?」

清姫「ええと、なにぶん聖杯から知識を与えられているとは言え、その当時の常識とか文化には疎いもので……離婚とか、そう言うものはしなかったのでしょうか? その話だと、とてもエレナさんと婚約者である方との間に、愛があったようには感じられないのですが」

エジソン「うむ、まあ当時にも色々世間体とかあったのだがね。何よりエレナ君の場合は、法律上の離婚が困難だった。まあその点彼女は大人であったからね、公共の場では全てブラヴァツキー夫人で通していたのだよ」

ぐだお「そんな過去が……」



清姫「今更ですけれど、英霊の方々と契約する、とはこう言うことですよ、旦那様」

エジソン「と、友人とは言え、本人以外が勝手に話していいことでもなかったな。すまない、マスター、あまり気にしないでくれたまえ」

ぐだお「いや、良い話を聞けたよ。契約しているサーヴァントのみんなのことは、俺自身とても知りたい。参考になった」

エジソン「そうかね。まあ、本当に深く知りたいのであれば、本人に聞くことが何よりだ。歴史の流れと言うものに脚色されていない、真実のメモリーだからな」

清姫(いいセリフなんですけど、史実とまるで合わないライオンヘッドのお方に言われると説得力半減ですね……)

ぐだお「ああ、ありがとう。エレナにもそれとなく聞いてみるよ」

エジソン「……うむ、マスターよ。一つ聞いてくれ。英霊もまたその殆どが、生前は君と何一つ変わらない『人間』だ」

ぐだお「……?」



エジソン「神話、御伽噺に登場しようが、例えその半身が神であろうが、獣であろうが、世界を滅せるだけの力を持った逸話があろうが、結局の所は君と同じように感情を持ち、愛を持ち、探究心を持ち、そして溢れる力で一生を駆け抜けた『人』と言う存在だ」

エジソン「輝かしい栄光もあろう、触れられたく無い過去もあろう。しかし恐れるな。畏敬の念を抱いても、恐れを抱き、彼らから遠ざかってはいけない。善も悪も、秩序も混沌も、その全てを清濁合わせ飲み込み、私たちを使役することが、世界最後のマスターである君の役目だ」
 
エジソン「……せいぜい、多くのサーヴァントと言葉を交わし、互いの絆を含めたまえ、マスターよ。君にはその力がある」

ぐだお「……エジソン」

エジソン「ふ、臭いセリフを言ってしまったな。君の前だと生前の勢力溢れる頃を一層思い出す。幾千の失敗を重ねようが、それが次なる成功の一手に繋がると信じていたあの時にね」

ぐだお「こっちこそありがとう。また……少し自身がついた。嬉しいな、歴史の教科書で見るような偉人たちにそんな言葉を貰えるんだ。俺ももっと頑張らなくちゃって気になるよ!」

エジソン「うむ! 励むが良い、マスター! ちなみに私の輝かしい栄光を詳細に聞きたいのであれば、いつでもいいぞ! その時は君が今まで読んできたどの伝記よりも濃く、濃密で一寸の狂いも無い我が人生を聞かせてやろう!」

ぐだお「ああ、頼むよ、エジソン」




エジソン「いやなに、熱くなってしまったが、エレナ君の話だったな。いや、特に問題が無かったようで何よりだ。何しろ先の一件で、こっちも彼女の話については機敏になってしまってね」

清姫「……先の一件?」ピクッ

エジソン「……む?」

ぐだお「え?」

エジソン「…………」

ぐだお「…………」

エジソン「……おっと失礼! これから私は迅速に自分の研究に向かわねばならなかった! 呼び止めてすまなかったな、マスター!」ダッ

清姫「に、が、し、ま、せ、ん♡」ガシッ←俊敏C

エジソン「おうふっ⁉」←俊敏E

エジソン「ぐぅぉおお……! 享年十数の少女に遅れをとるとは! 肉体的な逸話の無い自分が恨めしいぞ!」



清姫「まあわたくしも基本、俊敏以外はEランクなのですけど、それはともかく、『先の件』とは一体何なのですか?」

エジソン「ぐっ……! それを私の口から言うのは人として、そして何より一人の友として失格することになる! 断じて言えぬ!」

清姫「えっ、そんなすごいことなんです?」

エジソン「だから言えぬと言っただろう! まさか私の友人のグッズが生産されたと言う噂を聞き、どんなものかも知らずに記念に注文、そして良かれと思って中身を見る前に機械兵士たちに大量生産をさせてしまって、いざ発注したものを確認したらそれは実はエレナ君のあられもない姿をプリントした等身大抱き枕だったなどと、断じて口には出来ん!」

清姫「全部喋ってるじゃありませんか」

エジソン「Oh my god! しまった、ついうっかり!」

清姫「本当にうっかりのようですね、焦っていた証拠でしょうか」

ぐだお「さっきの良いセリフが凄い勢いで台無しだよ」



エジソン「ぐむぅ……ま、マスター、それに清姫君! 私はエレナ君の為にも、そして何より自身の保身を賭けた証拠隠滅のためにも、迅速に大生産してしまったあの抱き枕を処分せねばならんのだ! では、今度こそ失礼するぞ!」ダダッ

清姫「嵐のようなお方ですね、それはそれとして、良いお話が聞けました♡」

ぐだお「あ、きよひーが悪い顔してる」

清姫「まぁ、旦那様ったら。内心、旦那様だって、同じことを思ったでしょう?」

ぐだお「はっはっは、きよひーには敵わないね」

清姫「ええ、エジソンさんの話を聞く限りーー」

ぐだお「エレナのことはーー」

「『規定のCPには入らない』ッ!」




清姫「と言うわけで、早速エレナさんの所へ、GO WEST GO! ですね」

ぐだお「きよひー、それ意味全然違う」

清姫「なんだかこのフレーズ気に入りました」

ぐだお「天竺イベントは……悲しい事件だったね」

清姫「過ぎたことは気にしても仕様がありません。新たなイベントへ目を向けるのが吉ですよ」

清姫「……と、一応あの方にも連絡を……」

ぐだお「きよひー、どしたの?」

清姫「いえいえ、少し次の調教の為の事前準備を……すぐに戻りますわ」



 ◆

エレナ「うっみにレムリア~、そらっにハイアラキ~。そ~し~て~ちにっはーーこのあ~た~し~♪」

清姫「流石は神智学の探求者。常人には理解できない歌とも言えない歌を口ずさんでいますわね」

ぐだお「あれ宝具の真名解放の前口上じゃ……」

エレナ「あら? ぐだおに清姫じゃない。どうしたの?」

清姫「」ム

清姫「……エレナさん、仮にもマスターを名前で呼ぶのはいかがなものかと思います」

エレナ「ああ、ごめんなさい。今のあたしはサーヴァントだったわね。でもあたしにとってはマスターってマハトマのことだから、ぐだおのことをマスターとは呼べないのよ。これは私の理念みたいなものだから、ごめんなさいね」

ぐだお「いや、俺もそこまで呼び方には深く考えてないし、エレナがそうしたいならそれでいいよ」



清姫「むぅ……私も旦那様が強制しないのであれば、強くは言いませんが……」

エレナ「あはは、そうしてくれるとこっちも助かるわ。それで、何か用かしら?」

清姫「ええ、少しお話をお聞かせして欲しいと思いまして」

エレナ「話? 神智学のことなら一晩中でも話してあげるけど」

ぐだお「ああ、それもまた聞かせて欲しいけど、今聞きたいのはエレナ自身のことなんだ」

エレナ「あたし? あたしの何かしら?」

清姫「先ほどエジソンさんにも軽く聞いたのですが、エレナさんは、生前の結婚生活をあまり良しとしていなかったとか」

エレナ「うっ……その話かぁ……」ズーン

清姫「あ、無理に言いたくなければ構いませんけど」



エレナ「ああ、隠すほどのことでもないわ。……ええ、うん、そうよ。あんまり自分の恥は言いたく無いんだけれど、あたしは結婚生活が嫌で、数ヶ月で逃げ出しちゃったからねぇ……愛? あるわけ無いわよ、向こうだってあたしのこと、愛してなんかいなかったでしょうし。まあそれだけがあたしにとって救いね。なまじ向こうがあたしのことを愛していれば、きっと罪悪感で押しつぶされていたかもしれないもの」

清姫「なるほどなるほど、いえ、本人の口から聞けて、安心しました。あ、長いこと喋らせて申し訳ありません、よろしかったらこちらのお茶をどうぞ。そこの自販機で買ったものです」

エレナ「あ、ありがと。ちょうど喉カラカラだったのよ」クピクピ

ぐだお「うん、安心した。これでようやく行動に移れる」

エレナ「ぷはっ……行動? と言うかあたしの生い立ちに一体何のーー……ッ⁉」グラッ

エレナ(な、何……急に目眩が……⁉)



エレナ「き、清姫……まさかあなた……何か……!」

清姫「ご想像にお任せします☆」

エレナ「く……油断してた……レムリ……ア……」ガクッ

清姫「……恐ろしいほど神代の魔女の薬はよく効きますね」

ぐだお「……少しメディアを恐ろしく感じる。いい意味でも悪い意味でも」

清姫「まあ大方の作戦はあの方無しには遂行出来ませんし、ここは素直に感謝するのが一番かと」

ぐだお「うむ、それもまた然り。と言うわけで、早速エレナをお運びしようか」ダキッ

清姫(お姫様抱っこ……羨ましい……)

ぐだお「きよひー? いくよー」

清姫「は、はい、旦那様!」

清姫(とにかく今は、目の前の調教に集中! ですね!)


短いですが、今回はここまでです。読んでくれている方、ありがとうございます。調教パートはもう少しお待ち下さい。
最近はガチャが全く当たらないのでFGOのモチベーションがダダ下がりなのですが、以前アルテラさんの調教編を書いた後にしばらくしたらアルテラさんが降臨されたので、調教したサーヴァントが当たる教とかに頼ればいいんじゃないかなと思い始めてきました。


イベントは総スルーだな

書けば出る

ゴールデンの宝具は5にできそうだが、再臨は不可能になりそうだ……(絶望)

素材は集めたのに1億いけないのか

相撲礼装が普通に強力と今更気付いて限凸分焦って集めてる俺もいるぞ

そもそも相撲集めずに鬼やってたのか(困惑)

六章が最初からクライマックスで滅茶苦茶焦ったんだが、その後もあの調子だとキツいわ…

>>1です。更新遅れて申し訳ありません。水着イベ割と爆死したので続きはもう少しお待ち下さい。

槍キャス狐はこのスレ的にはどういう扱いになるんだろうか……?

>>272
すみません、槍キャス狐はイベント見る限り「ザビ記憶持ちのキャス狐が水着に着替えてるだけ」、と認識してるので、このスレでの調教対象にはならないです。

>>273
あ、すみません、記憶持ちじゃなくて、ザビとの出会いを確信しているでした、失礼しました。
FGOのキャス狐はザビーズとの出会いがあるから今のマスターをご主人様(恋人)よりご主人様(雇い主)みたいに見ているって感じだと思います。
ちょっと扱いに困る感じなので、このスレでは見送らせて下さい。

まあいつもの(extra未経験の)キャス狐が水着に着替えたって認識もできるけどいろいろ面倒なことになりそうだしね

ぶっちゃけヤればデキそうな感じでもあったけど
まぁ避けるのが無難か…

支援

まってるぞい

遅くなって申し訳ありません。やっと一段楽着いたので、更新再開します。
今回はリクエストのあったエレナと、>>246にあった抱き枕シチュでの調教もどきです。




ぐだお「しかしきよひー」

清姫「はい、旦那様」

ぐだお「なんかさ、毎回眠らせて拘束からの調教じゃ芸が無くない?」

清姫「確かに……思えば毎回メディアさんの怪しい薬無双ですからね。ちょっと捻りが無い感じは否めません」

ぐだお「うん、嘘のつかないきよひーが言うんだからやっぱりマンネリ感は否めない。そこで、今回はアイテムを使おうと思う!」

清姫「アイテム……ですか?」

ぐだお「そう! 今回使うのはこれ!」つ例の抱きまくら

清姫「まあ……/// これがかのエレナさんの半脱ぎ抱き枕……しかし誰がこんなもの作ったんでしょう」

ぐだお「そこは深く追求しちゃいけない」

清姫「それで、これをどうするおつもりで?」

ぐだお「まあここからは完全に運任せになるんだけど……エレナの内なるマゾっ気に賭けることになる」

清姫「……なるほど、つまり」





 ◆


エレナ「う……あれ、ここは……ぐだおの部屋かしら? 確かあたし……ああそうよ! 何故か清姫に眠らされて……」

エレナ「……でも、特に何かされてる訳でもないわね」ペタペタ

エレナ「……まあ、こんな貧相なボディに手を出すわけも無いか、ここにはたっくさんナイスボディの子たちがいるしねー」

エレナ「自分で言ってて悲しくなってきたわ。何がしたかったのか分からないけど、二人も居ないし、あたしもとっとと自分の研究に戻ろーー」カサッ

エレナ「……? なにかしら、この膨らみ。掛け布団の中に何か……抱き枕?」

エレナ「ぐだおったら意外と子供なのね、抱き枕使って寝るなんて。あら、これ裏に何かデザインがあるのかしら?」

エレナ「……わざわざうらっ返しにしてるってことは、やましいものかしらね?」

エレナ「…………」

エレナ「元々眠らされた恨みもあるし……見てやろうじゃないの。何より研究者として、好奇心には従うべきだしね」

エレナ「さぁて、どれどーーーーーーーーーレムリアァァァァァッッッッ⁉」ガタンッ!



 レムリアーー即ち不覚の意である言葉を叫び、思わず布団を被せるエレナ女史。

 無理もあるまい、高次元生命体であるマハトマ、そしてその集合体であるハイアラキと出会ったとされる、彼女のぶっ飛んだ常識内ですら考えられない超常現象を目の当たりにしたのである。

 額に右手を置き、暫く沈黙する。研究者たるもの、いつ如何なる時も冷静ではあるべきである。未知の出会いには喝采を送るべきだが、しかしこれは未知の存在であって未知の存在ではない。

 エレナ女史は一度頭を冷やし熟考した。当然である。壁にぶつかった時にはまず思考するべきである。研究者たるもの、それは必然であった。


「整理するわ、まずあたしはマスターと清姫の二人に、何かしらの理由で眠らされ、ここに連れてこられた。……鍵は部屋に掛かっていない。つまりこれは拉致等では無いと判断できるわ」

「もしあたしに何かする気なら、部屋に鍵はかけておくのは勿論、あたし自身に霊体化出来ない縛りを掛けて、身体も拘束する筈だしね」

「となると……眠らされた要因は、最近研究詰めで碌に休息を取っていなかったあたしの為の配慮……と考えることも出来るわね」

 流石はエレナ女史、クレバーである。自分のマスターであるぐだお、そして仲間である清姫を極力疑おうとせず、尚且つ持ち上げることまでする聖人っぷり。
 実際はただいつもと違う方法を二人が選んでいるだけなのだが。

「ここまでは解決出来るわ。けど、ここからが問題ね……」

 震える手でエレナ女史は布団を再度捲った。研究者たるもの、例え目を背けたくなるような事実が待っていようとも、そこから逃げ出すことはしてはならない。真実から目を背けることこそ、自分の理念に、最も反することの一つである。

「……やっぱりあるしぃぃぃぃ⁉」

 エレナ・ブラヴァツキー女史、半脱ぎ絵プリントの抱き枕である。美しさすら感じる芸術的なデザインーー最早説明は不要である。
 有益な情報を一つ付け足す要素があるとすればーーTwitterにあげられたものよりpixivに投稿されたものの方が、より情欲を誘うデザインに変更されていることであろう。

 一万のマナプリズムを削ってでも、欲したいと幾千のマスターが願う至高の逸品がそこにあった。



エレナ「……な、何故⁉ 何故あたしの……し、しかもこんな……え、ぇっちな……デザインがプリントされた……」

エレナ「な、何だか息子のベッドの下からそう言う本を見つけちゃった母親な気分……」

エレナ「でも、なんでこんな……だ、だってどう見てもこれ、あたしをそー言う目で見ていなくちゃ使わないデザイン……って使うってナニよ! 使うって!」バンバン

エレナ「そ、そうよ! きっとここには抱き枕が全然無くて、でもぐだおはどうしても安眠の為に欲しくて! で、誰かが酔狂で作ったこんな枕を使うしかなかった! そう、それね! さっすがあたし! 天才だわ!」

 天才たるエレナ女史としては苦しすぎる自身に対する言い訳である。しかし彼女の理性が常人より優れるあまりの言い訳でもあった。

エレナ「だって……あたし、ぐだおのこと、そんな目で見てなかったし……」

エレナ「あたし、大人だけど身体は貧相で……色気なんて無いし、結婚しても研究の為に逃げ出したくらい、女は捨ててる奴なのよ? それなのに……」

エレナ「……あーっ! もう、枕のあたし! そんないやらしい表情やめなさい! ほんとに誰よぅ! こんな枕作ったの!」



エレナ(でも、もしぐだおがあたしをそう言う目で見てたとしたら……こ、この枕をあたしだと思って……え、えっちなこと、考えてたりしたのかしら……?)

エレナ(あたしを抱きしめるところ、妄想したりしながら、この枕を抱き締めて……?)

エレナ「や、やだ……何変なこと考えてるのよ」

エレナ(でも、嫌な気分じゃない……。それどころか……身体が熱く……)

エレナ「んぅ……んん……」クチュクチュ

エレナ(や、やだ、こんなことするの、生前でも殆ど無かったのに、すっごく感じてる……!)


>エレナはぐっすり眠れたかなー?

>もう、旦那様ったら、自分でやっておいて白々しいですわよ?


エレナ「ーーッ⁉ ま、まずっ、こんな所見られたらーーッ!」





ぐだお「さて」ガチャ

清姫「あら……?」

抱き枕「…………」

ぐだお「エレナは帰っちゃったのかなー?」

清姫「どうでしょうねー、居ませんし、そうかもしれないですねー?」

抱き枕「……ッ! ……ッ!」

清姫「くすっ……では、旦那様、ご・ゆっ・く・り♡」

ぐだお「うん、きよひー、また『後で』ね」

清姫「はい、では失礼します」バタン

ぐだお「さて、今日は種火回って結構疲れたし、少し休もうかな」ドサッ



エレナ(た、助かったわ、間一髪の所で抱き枕の中に隠れることが出来た……ぐだおには悪いけど、中綿はベッドの下に隠せたし……ひとまず切り抜けたわね)

エレナ(後はマスターが気づかない間に、なんとかここから脱出を……)

ぐだお「エレナーッ!」ダキッ

エレナ(ひぎょわぁぁぁぁぁっっっっ⁉)

ぐだお「あー、やっぱりエレナ抱き枕は落ち着くなぁ」

エレナ(なになになになになになになになにーッ⁉ い、いきなり抱きつくなんて何考えてーーってこれ抱き枕だし当たり前ね! 何考えてこんな所に隠れたのよあたしのばかーーッ!)

ぐだお「あれ? 何かいつもと感触が違うような……?」

エレナ(し、しまった! いくら等身大とはいえ、中綿と人じゃ全然感触が違う筈……!)

ぐだお「でも、いつもより気持ちいい気がするなー」ギュゥゥ

エレナ(ぴぎゃぁぁぁああああ⁉)


エレナ(あぁぁ……ぐ、ぐだおが絡みつくように抱きしめてきて……! あ、頭が沸騰しそう……///)

ぐだお「本当に落ち着くな、なんかエレナを見ていると、母親ってこんななのかな……って思ったりもするし」

エレナ(えっ……)

ぐだお「なんだろう、エレナって、凄く母性が強いんだよなぁ。カルデアの中じゃ凄く常識人だし、頼れる大人って感じで……凄く安心する」

エレナ(……ぐだお、そんな風に、あたしのこと思ってくれて……)

エレナ(そうよね、あたし、ぐだおのこと、全然知らなかったけど、外の世界はもう全て消えている。きっと、彼の母親もとっくに……)

エレナ(人理を救済する世界最後のマスター。そんな大層な呼び名を与えられても、この子はまだ未成年の子供。親が恋しくない方が不思議だわ)

エレナ(いいわ、ぐだお。あたしなんかがあなたを癒せることが出来るなら、何だってしてあげるーー)

ぐだお「あー、気持ちいいー」ギュゥゥ

エレナ(でもやっぱり心臓がぁぁぁぁ!)



エレナ(男の子に強く抱きしめられるってこんなに感じるものなの⁉ そ、それともあたしがぐだおのこと、特別な存在として見ているから⁉ わ、分からない、分からないけどーー)

ぐだお「あれ、なんか枕が濡れてる……?」

エレナ「~~~~ッ!」カァァァァ

エレナ(う、嘘っ! あたし、外に伝わるくらい濡れて……⁉)

ぐだお「何かこぼしちゃったのかな。でもこうして見ると、エレナが濡らしてるみたいだ……」クチュ

エレナ(くぅぅぅんっ! だ、だめ、そこ触られたら……!)

ぐだお「胸元も綿が突起みたいになって、乳首を立たせてる見たいに見えるね」クリッ

エレナ(ひぅっ⁉)

ぐだお「エレナもやっぱりこんなことされると感じるのかなぁ?」クリクリ

エレナ(か、感じてるっ! 今まさにすっごく感じちゃってるから! もうやめてぇぇぇぇっ!)

エレナ(ああ……もうダメ……声が、我慢できな……ーー)



エレナ「ーーっぁぁああああッ!」ビクンビクンッ!

エレナ「あ……あぁ……」

エレナ(声、出しちゃったぁ……)

ぐだお「え、声が……?」

エレナ(もうだめ、あたし、変態だって思われちゃう……)

ぐだお「すごいや!」

エレナ「えっ」

ぐだお「流石エジソン製の抱き枕! エレナの声を出すことも可能なんて!」

エレナ(はぁぁぁぁぁ⁉)



エレナ(な、なにそれって言うかこの枕作ったのエジソン⁉ 仮にもエジソンには妻が居た身だしあたしのR指定が入りそうな枕なんて作る訳が……)

エレナ(……もしかして、何かの拍子に誰かが作ったこの枕を中身も知らずに友人のよしみで注文して、中身を見ずに大量生産しちゃったとか⁉)

 ◯ 正解です。

エレナ(そ、そして中身を見る前にマスターに好意でそれをプレゼントして、マスターはエジソン製だから特殊な枕と勘違いしてるってことね!)

 × 残念ながら猿芝居です。 

エレナ(な、なるほど! 助かったわ! 後でしばくけどここはお礼を言っておくわエジソン! ならもう焦る必要はーー)

ぐだお「もっと声を聞きたいなー」グチュッ

エレナ「ひぃぃぃんっ⁉」

ぐだお「うわぁ、本当にエレナの声そのものだ。なんだか形もエレナみたいになってきてるし」

エレナ(そりゃ本人が入っていればそうなるわよ! ってそうじゃなくて!)




エレナ「や、やぁっ……」

ぐだお「すっごいエロい声、枕だって分かってても興奮するな」

エレナ「う、うあぁ……胸、いじらないでぇっ……!」

ぐだお「そっか、エレナは下の方が好きなのかな」クチュクチュ

エレナ「ひゃぁぁっ! そ、そうじゃなくてぇっ!」

ぐだお「やばい、エレナのこんな声聞いてたら……」

エレナ(え、何かあそこにあたって……まさかーー)

ぐだお「お、ちょうどここに穴が空いてる。すごい親切設計」ピラッ

エレナ(嘘でしょーー⁉)

ぐだお「じゃあここにーー」

エレナ「ちょっ、待っーー」

ぐだお「よっと」ズプッ



エレナ「ーーうあぁぁあぁっ!」ビクンビクンッ!

ぐだお「うわっ、すごい、中でエレナが悶えてるみたいだ! それに……ここも、本物みたいにすごく熱い」

エレナ(ほ、本物みたいって……ぐ、ぐだおは他の子としたことがあるのかしら……? ち、ちょっとショック……じゃなくて! 今、もしかして本当に挿れられて……!)

ぐだお「やばい、すっごく締め付けてきて、我慢出来ないっ! エレナ、動くよっ!」

エレナ「だ、ダメっ! 今動かされたらぁっ!」

エレナ(す、すごい、さっきまでとは比べものにならない……身体中に熱が伝導してる……)

エレナ(息苦しくて、今にも意識を失いそうなのに……絶頂がそれを遮っちゃう……このままじゃ、あたし壊れちゃう……!)

エレナ(ーーでも)

ぐだお「え、エレナッ! 中に出すよ!」パンパンパン

エレナ「だ、出して! ぐだおのっ! いっぱい中に出してぇッ!」

エレナ(このマスターになら、壊されてもいいって思っちゃう! ぐだおだけの、おもちゃになりたいって思っちゃうぅぅぅ!!)

 ドプッ

エレナ「ーーひ……ぁぅ……」ビクッ!

エレナ(あ、あったかい……ぐだおの……いっぱい……あたしの中に注がれてる……)



 ◆


エレナ「あら、エジソン」

エジソン「ひっ!」ビクッ

エレナ「なによ、声を掛けられたくらいでそんなに驚いちゃって」

エジソン「え、エレナ君か! 今日はいい天気だな!」

エレナ「外はいつも吹雪のはずだけど?」

エジソン「い、今のはアメリカンジョークだ! はっはっは!」

エレナ「まあいいわ、それより、あなたに言いたい事があるんだけどーー」

エジソン「な、なななな何事かな⁉ もし怒っているのだとして、その原因が万が一私にあるならば出来るだけ穏便に済ましてほしいのだが!」

エレナ「ーーいいえ、ありがとう、お礼を言っておくわ」ニコッ

エジソン「……は? な、何か礼を言われることをしただろうか?」

エレナ「それじゃあね!」タタッ

エジソン「? ? ?」



 ◆

清姫「では、今日の編成はそんな感じですね。持つのはいつも通り、カレイドスコープでいいでしょうか?」

ぐだお「うん、あとはエルメロイにチャージして貰うから!」

エルメロイⅡ世「お前……これで一週間連続で出勤なんだが……! 少しは私を休ませる気はないのか⁉ あとⅡ世をつけろ、Ⅱ世を!」

ぐだお「まあまぁ、頼りにしてるからさ」

エレナ「あ、ぐだおじゃない。どう? 今日はどこのクエストを回るのかしら?」

ぐだお「あ、エレナ。今日は種火周回かな。残念だけど、今日はライダークラスの敵が居るから、エレナは待機ね」

エルメロイⅡ世「おい、今お前が連れて行こうとしている私のクラスは何だと思っているんだ⁉」



エレナ「そう、じゃあ、暫くカルデアには戻ってこないのね」

ぐだお「そうだね、今日の夕方くらいになるかなぁ。それがどうかした?」

エレナ「……いいえ、なんでもないわ。帰ってくるの、楽しみにしてるからね」

エレナ「……枕の中で、ね……」ボソッ

エルメロイⅡ世「む? 今、彼女は何か言ったか?」

ぐだお「空耳じゃないの? じゃ、行っくよー」

清姫「はい、旦那様!」

という訳で今回はここまでです。読んでくれている方、ありがとうございます。
危ない遊びを覚えてしまったエレナさん。話の都合上、きよひーの出番は少なめになってしまいました。

まだ人が居れば、次の調教キャラをお願いします。
>>300までに一番コンマが多いキャラが調教対象。その後一番早いレスを調教方法の参考にしたいです。
例によってサーヴァントは出来ればGO初出、もしくは特定のカップリング要素が無いキャラでお願いします。
特に人が居なければ、このまま締めに入ります。

メアリー

ジャンヌオルタ

アン

今回もエロくて良かったです!
コンマはアンですね。だったら、以前空の境界コラボの時、部屋でネットに嵌ってダメ人間になってしまってたので、マスターとの交わりを生配信(ネットに繋がってるとは言ってない)とか言うのはどうでしょう?
また、カルデアでネット使う人なんて限られてるし、もしかしたらメアリーとか今見てるかもなーとか言って、実際にそれっぽいコメントが流れてきたりとか。
本当は裏で唯一繋がってるもう複数のPCで清姫が頑張ってコメント作って送ってるだけ。誰が本当は書き込んでるか断言してないし、1人が一台のPC使うなんて決まってないし、ウソハイッテナイヨ。
コメントも一人だけずるいとか、混ぜて欲しいとか、前情報ないと誰か分からないし、メアリーに偽ってるわけでもないし、ウソハイッテナイヨ? そっちが勝手に勘違いしてるだけだよ?
みたいな。

きも

なんだこいつ

ワロス

1かと思ったらなんだこいつ

牛若丸

ニトクリスkawaii

>>1です。次の調教対象はアン、方法は生配信的なのを参考にさせて貰います。
イリヤさんガチャ爆死したので続きはもう少しお待ち下さい。

>>1です。遅れて申し訳ありません。少し出来たので、更新再開させて頂きます。


ぐだお「さぁて、種火ももりもり狩ったし、次の調教行こうか!」

エルメロイⅡ世「」チーン

ぐだお「あ、エルメロイⅡ世、大丈夫?」

エルメロイⅡ世「大丈夫な訳が……」

イスカンダル「おぅ坊主! なんだ折角例のゲームをしようと思ったが、随分消耗しているようだな。残念だがまたの機会にーー」

エルメロイⅡ世「なんのことだ。俺はこの通り疲れなど感じていないぞ、全くな」キリッ

イスカンダル「おぅ、そうか? うわははは! ならばいい! 早速プレイしようではないか!」

エルメロイⅡ世「無論、望むところだ」スタスタ


ぐだお「……仲がよろしいことで。イスカンダルの前だとホント生き生きしてるなー」

清姫「と、そんなことより次の調教でしたね。ええと、風の噂の令呪では、次の調教対象は……」ペラッ

清姫「あ、こちらも新顔の方ですね。新顔と言うと少し微妙な扱いですけれど」

ぐだお「と言うと?」



 ◆


メアリー「あ~……疲れた」

アン「ほんとですわねー……潮風って当たりすぎると疲れますし、泳ぐと余計ですからねー……」

メアリー「う~ん……暫く海はいいや」

アン「右に同じですわ。元々単体宝具の私たちには、暫く出番は無いでしょうし」

メアリー「だねー。次のイベントまではしばらくはのんびり引きこもろうとしようか。新サーヴァントをこれだけ追加したんだし、しばらくはイベントも無いと思うし」

アン「大賛成ですわ。どうせレベルもそこまで高くありませんし」

メアリー「あ~……かるであネットのオススメにピザが……注文しようか」カチカチ

アン「いいですわねー。あ、わたくしはエビが入っているのがいいですわ」

メアリー「うん、じゃあこのシーフードの奴を……」


ぐだお「ーーコラボイベントの時間だコラァ!」バァン!

「「Σなっ……!」」



清姫「失礼しますね」

ぐだお「お邪魔しまーす」

メアリー「……なんだ、マスターと清姫じゃん。どうしたの?」

清姫「前述の通り、女性限定イベントの告知が来たので招集命令です」

アン「生憎今、海賊は休業でございます」ニコッ

メアリー「うん、特に特攻がプラスするわけじゃないしね! エレナとかナーサリーとか連れてきなよぉ!(必死)」

清姫「…………」ニコッ

「「……ッ!」」ビクッ

アン「……分かっていますわね、メアリー」ガシャッ

メアリー「うん、どんな時でもボクらは一心同体だ。マスターと言えど、ボクらのダラダラライフは邪魔させない!」チャキッ



清姫「えー……招集命令の詳細ですが、まずメアリーさんは、今回特に敵の魔法少女にえげつないダメージを与えるため、メイヴさんの居ない現状命令拒否は不可能とのこと。その単体バスター宝具で無垢な少女をぶっ刺してこいとのことです」

メアリー「鬼なの? ここのマスターは?」

アン「まあ! すると私は」

清姫「アンさんは前回の水着イベントからまだ日が浅く、レベルもそう高く無いので、今回序盤は信長さん、アタランテさんにお任せすることになるかと。何より今回は新たに弓の少女がカルデアにいらしてくれるとの情報がありますし」

メアリー「ちょっ……!」

アン「ああメアリー……わたくし、あなたのことは忘れませんの。頑張ってくださいね」ヒラヒラ

メアリー「あああああああんんんんんん⁉ ボクら一心同体じゃなかったの⁉」

アン「ええ、勿論。あなたが前線に出る時、わたくしは陰ながら見守っていますわね」ホロリ

メアリー「宝具撃つ時だけね⁉ じゃなくてボクが行くんだったらアンも来なよぉぉぉぉおおおぉぉぉ……!」グイグイ

アン「い・や・で・す・わぁ~……! わたくし絶対にここから出撃しません! あと一週間はダラダラのんびり過ごしたいのです!」

清姫「なんと言うか……マンション以来残念すぎる海賊になってしまわれましたね」


ティーチ「あ、アン氏、メアリー氏~、頼まれていたパイレーツオブカリビアンのDVD持ってきたでおじゃるーー」

アン「撃ちます!」バキュン

ティーチ「WHY⁉」ブシュウ

ぐだお「黒ひげが死んだ!」

清姫「この人でなし!」

アン「今ですわメアリー! 逃げますわよ!」

メアリー「合点! 捕まるわけにはいかないね!」

清姫「なっ……! 往生際が悪いですわよ! お二人とも!」

アン「海賊ってのは往生際が悪くてナンボですわ! メアリー! 一旦散りますわよ! 後で落ち合いましょう!」

メアリー「うん、死なないでね!」

アン「言われるまでもありませんわ!」ボンッ



清姫「え、煙幕……ッ!」

ぐだお「アンは火薬をよく扱うからか、こんなものまで持ってるとは……」

清姫「……見失ってしまいましたわね」

ぐだお「二人はバラバラに別れてしまったし、一人ずつ探すしか無いか……」

清姫「…………」

ぐだお「…………」


ぐだお「ーーなぁんて」

清姫「全部計算通り、ですけどね」クスッ




 ◆


アン「ふぅ……ここまで来ればひとまず安心ですわね。喉が渇きましたし、ジュースでも買いましょうか」ピッ

 ガタン! ジャー…

アン「便利ですわねぇ、ボタンを押すだけで飲み物が出るなんて。こんな便利生活知ってしまったら海賊とかちょっとやる気起きなくなりますわ」クピクピ

アン「ぷはー……タダで飲めるオレンジジュースのなんと美味しいことか……。でも、逃げたのはちょっとマズかったですわね。ノリでやっちゃいましたけど、わたくしたちはサーヴァント。マスターの命令あってこそですし。でも水着イベントはかなり疲れましたし……」ポイッ

 ガコン!

アン「はー……とりあえず、メアリーと落ち合いませんと。多分メアリーのことですから、ドレイク船長あたりの部屋にでも逃げ込んで……」クルッ

ぐだお「…………」ポンッ

アン「」



アン「ま、ままままマスター! いつの間に!」

ぐだお「道に点々と火薬が落っこってたけどまさか気づいていないとは」

アン「はぅ! わたくしの飛んだおばかさん! しかしここは逃げーー」

清姫「られませんっ☆」ガシッ

アン「ひぃぃっ!」

清姫「逃げようとしたら炭にしちゃいますよっ☆」

アン「あああ! 嘘でない分これは恐怖が段ちがい!」

ぐだお「はい、連行連行~」

アン「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ズリズリ




メアリー「なんてことだ、アンが捕獲されちゃうなんて……」

メアリー「…………」

メアリー「……アン、ボク、君のことは忘れない。だから……アンの分まで、精一杯ダラダラするよ!」

 清々しいほどの笑顔だったと言う。

 そう、今メアリーは自由になったのだ。アンの犠牲の上で、メアリーはしばしの暇を勝ち取った。親友の亡骸を超えて、メアリーは涙を拭い、新たな明日へとーー

メディア「迎えられないのよねぇ、残念ながら」

メアリー「え゛っ」

メディア「はい、そこまでっ……と」ポン

メアリー「」バタン

メディア「ライダー相手とは言え、神代の魔女に掛かればこんなものね。さ、次は何のフィギュアを貰おうかしら~♡」ズリズリ



 ◆


アン「いやぁぁぁぁぁ……ってここ、マイルームじゃありませんか、マスターの」

清姫「ええ、アンさんは遠征云々以前に、少ぉしマスターに対する忠誠心が薄いようなので」

ぐだお「まあ忠誠とかはいらないんだけどね。基本俺ってみんなと対等な関係がいいと思うし」

清姫「ええ、旦那様の考えはもっとも。で・す・が、指令に従えないサーヴァントが居ると人理の継続に反します」

ぐだお「そこは俺も同意なんだ」

アン「む、そ、それは確かにそうですけれど……」

「「と、言う訳で」」

ぐだお「命令違反の罰も兼ねて、ここでアンに罰ゲームを与えることにしまーす」パフパフ

アン「……罰ゲーム?」

ぐだお「いえす、パニッシュ」



アン(な、何か分かりませんが、すぐに遠征に連行される訳ではなさそうですわね! どこぞの社長みたいに心を砕かれるとかじゃなさそうですし!)

アン(まあ罰と言っても所詮はこの純朴なマスターのこと、隣の清姫さんが少し怖いですけれど、せいぜい軽めのものでしょう)

ぐだお「で、一応聞いておきたいけれど、アンはレベルいくつがいい?」

アン「レベル? 罰ゲームのですか?」

ぐだお「うん、3が最高。1が最低」

アン(何かと思えば可愛らしいものですね、3が最高とか)プッ

ぐだお「ちなみにゲームであるので、レベルに応じて耐えられたらアンに見返りが与えられます」

アン「……見返り?」ピクッ

ぐだお「うん、レベル1クリアで、一日休業。レベル2クリアで、三日休業。レベル3クリアで、一週間の休業を与え、先ほどの行為も不問とする」

アン(キャー! 来ました来ました来ましたわ! それでこそわたくしのマスター! つまり実質お休み宣言じゃありませんか!)

アン(なんだかんだ言ってもマスターはお優しい人ですわね。……と、ここはあくまで平静を装って)コホン

アン「ええ、マスター。命令違反をしてしまったことは事実ですし、ここは正々堂々、レベル3の罰をお受けいたしますわ」



アン「え、ホントにいいんですか?」

ぐだお「マジで? 割とキツイと思うよ? レベル1から徐々にならして行く手もあるけど」

アン「え、そこまでサービスしてくれるのですか?」

清姫「ええ、(脚本の都合上)その方がよろしいかと思いますし」

アン「……ちなみにマスター。もし、わたくしがその罰、全て耐え切った暁には……」

ぐだお「ーー休業か? 欲しけりゃくれてやる。この世の全てをそこに置いてきた!」どん!

アン「……ふっ」

アン「受けて立ちますわ!」どーん!




 ◆


アン「く、くく……うぅぅぅくぅぅぅ……くひっ……ひひ……ひゃ……」

清姫「えー、解説を入れますと、罰ゲームレベル1、くすぐり地獄、脇攻め三分耐久です」

アン(け、結構辛いぃぃ……! 職業柄、痛みを伴うことには結構慣れてましたけど、まさかわたくしがここまでくすぐりに弱いなんてぇ……!)

ぐだお「きよひー、あと何秒?」

清姫「あと三十秒ですわ。アンさん、ファイトですよっ☆」

アン(た、耐える……! 耐えてみせますわ、メアリー!)

 恐るべき苦しみにアンは孤独に耐えた。その心に親友の想いを乗せて、アンは戦う。その両目に映るは紛れもなく海賊の矜持、誇りであった。

アン(そう、わたくし、この罰を耐えてーー堂々とあなたと共にダラダラライフを送りますの!)カッ

 まあ考えていることはクズの極みな訳なのだが。

清姫「はい、終了でーす、よく耐えましたわね、アンさん」カチッ

アン「は、はひぃ……や、やっと終わりましたのね……」



アン(まあ終わってみれば大したことありませんわ。いくつもの死線をかいくぐったわたくしからすればこの程度)

ぐだお「よし、じゃあレベル1クリア。レベル2に挑戦する?」

アン「無論、当然ですわ。メアリーのためにも、わたくし、ここで逃げ出す訳には行きませんもの!」グッ

清姫「ではレベル2ですね」ガシッ

ぐだお「それじゃアンはここに」

アン「……え? 椅子、ですか? しかしこの椅子、なんだかおかしな形をしているような……まあ、では、失礼します」ストン

清姫「ああ、そうじゃありませんわ。そう座るのではなく……」グイッ

アン「きゃあ! ちょ、ちょっとなんで足を掴んでーーきゃあああ!」

ぐだお「うん、こんな感じに足を開いて座って貰わないとネ!」

清姫「すかさず拘束!」グルグル

ぐだお「これでバッチリ!」

アン「ちょ、ちょっと、これでは座っているというより……!」



清姫「えー、解説をしますと、今アンさんは後ろ手が縛られると同時に、M字開脚で椅子の手すりに足を乗せられ、太ももをガムテープで拘束されている状況ですね☆」

ぐだお「毎度丁寧な解説ご苦労きよひー、これで次のプロセスへ進めるよ」

アン「こ、こんな格好をさせるなんて……ま、マスターってば鬼畜ですわぁ……♡」ドキドキ

アン(な、なんだかこれじゃあ罰ゲームって言うより……)

ぐだお「ん~? その割には嬉しそうだけど?」

アン「そ、そんなことありませんわ! さ、さあ! 罰ゲームとやらを続けるんでしょう? 見事どんな責め苦にも耐え、三連休を勝ち取ってみせますわ!」

アン(な、なんだか凄くHな展開……ちょ、ちょっと期待してしまいますわね……!)

ぐだお「OK、それじゃあ……」

清姫「靴を脱がして……と」

アン「……………………え?」

清姫「レベル2は、脇くすぐり+、足裏くすぐり協奏曲でーす☆」

アン「えええぇえぇっ⁉ こ、こんな破廉恥な格好までさせてまだくすぐりなんですか⁉ と言うか流石に脇に加えてそれはキツーー」

清姫「はーい、口答え厳禁ですよー」クイッ

アン「んんーーッ!」

アン(さ、猿轡って! これじゃ拷問ーー!)



ぐだお「それじゃあ、きよひー? 覚悟はいいか? 俺は出来てる」

清姫「ええ、勿論」

アン(ひ、ひぃぃぃい……!)

清姫「くすぐり、スタート!」カチッ

アン「ンンンンンーーーーッ! ンーッ! ンーッ!」

アン(し、しぬっ! これはかなりやばいですわ! このまま続けられたらガチで英霊の座にぃぃぃ……!)

清姫「あ、万が一イッてしまってもカルデアに帰還するのでご心配無く♡」コチョコチョ

アン「ンンンーッ⁉」

アン(それ殺しにきてるってことじゃありませんの⁉)

アン(と、と言うより……も、もう大分感覚が……!)

アン(息も碌に出来なくて……身体が暑くて……も、もう何も考えられなーー……)グルン

清姫「あら、流石にちょっと度が過ぎるので猿轡は外しときましょうか」スルッ

アン「がはっ! はーっ! はー……っ! はー……っ!」



ぐだお「おおぅ、マジで辛そう。きよひー、流石にこれはキツかったんじゃ?」

アン「ま、マジで辛いのです、マスター、ど、どうかご慈悲を……」

清姫「ダメですよアンさん、まぁだ三分、残っていますから」

アン「ひ……っ! ま、マスター! う、嘘ですよねーーんむっ⁉」

アン(な、何故再び猿轡をッ⁉)

清姫「あらあら本当に、誰も彼も……こともあろうにこのわたくしの前でますたぁに『嘘』を問うなんて……身の程知らずにも程がありますわよ?」ニコッ

アン「ンンンンーーーッ⁉」ガタガタガタガタ

アン(な、なんか清姫さんの嫌なスイッチ入っちゃったんです⁉ す、すごくヤバめな気がするんですけど⁉)

清姫「アンさんは海賊ですし、こんなことにも慣れっこですわよねぇ? 残り時間二分十五秒ーーたっぷり蹂躙させていただきますわぁ……♡ゾクゾクゾク

アン「ンムーッ! ムーッ!」

アン(ま、マスター! 助けーー)

ぐだお「残念だけど、アン。こうなってしまったきよひーはもう俺ではちょっと止められない。……まあ、自業自得だし、ガンバ☆」グッ

アン(ムァスタァァァァーーーーッ⁉)



 で

アン「ふ、ふひゃっ……ひ……っは……!」ピクピク

ぐだお「はい、終了ーーよく耐えたねえ、アン」シュル

アン「ひはっ! ……はーっ! はーっ!」

アン「あ、お……おは……ひ……なんでしゅ……か……?」

ぐだお「うん、これで更に休日がボーナスだね」

アン(や、やりましたわ! 正直座に帰る方がまだ幸せだとも思うくらいでしたが、これで更に休日が! メアリー、あなたのアンはやはり頼れる女ですわ!)

アン「で、ではマスター、そろそろこの縄を解いて……」

清姫「あらあらアンさん、まだレベル3に挑戦していないじゃありませんか」

アン「えっ……」

ぐだお「ああ、確かにまだ最終関門が残ってたね」

清姫「誇り高き海賊であるアンさんが、目の前のお宝を前に逃げ出すなんてーー決してしませんよね?」ニコッ

アン「い……いや……です。こ、これ以上されたら、わたくし本当に壊れて……!」カタカタ



清姫「ああご安心を、最後のはくすぐり一辺倒なんて芸の無いことにはいたしません」

アン「え、そ、そう……なんですの?」

アン(た、助かりましたわ。流石にこれ以上やられてしまえばどうなるか分かりませんし)ホッ

清姫「ええーー最終関門、レベル3は……」クチュッ

アン「ひぅんっ⁉ き、清姫さん、どこに手を!」

清姫「クスッ、くすぐられたぐらいでこんなに濡らしてしまって……アンさんってば淫乱ですわね♡」ニチャア

アン「~~~~ッ///」

アン(そ、そんな……全然感覚が無くなってましたけど、あんなことになってるなんて……)

アン(で、でも……これはつまりマスターからそう言うことをしてもらえるというわけで……つまりこれってチャンスなんじゃありませんの⁉)

アン(き、キター! キマシタワー! フラグを建てまくっているのにイマイチ一線を超えられなかったアンがついに! マスターと! 一線を!)キャー

アン「い、いいですわ……! そのレベル3、受けて立ちます!」どん!



清姫「あら、決断の早いこと……では、旦那様、準備はよろしいでしょうか?」

ぐだお「うん、新しいマシンも用意出来たからアンをこっちに移そうか」ズリズリ

アン「……は?」

ぐだお「えーと、アンの拘束を一旦解いて、で、獅子をそれぞれ広げてこっちに固定させて……」カチッカチッ

アン「えっ、ちょ……ま、マスター?」

清姫「はい、こっちも出来ましたわ」カチッ

ぐだお「いやぁ、結構重労働だネー」

アン「あのー……一体これはどういう状況なのでしょう?」

清姫「あ、恒例の何が起こっているか解説コーナーですが、今アンさんはうつ伏せで大の字にされた後に、獅子を特殊な機器で埋め込み固定させて頂いております。+、わき下の部分にはこの回転器具を……」

アン「あ、あの……なんだか凄く嫌な予感しかしないのですが」ブルブル

清姫「改めまして、最終関門レベル3は、アンさんの性感マッサージ耐久+全身くすぐり耐久ですっ☆」

アン「ーーってやっぱりくすぐりは継続するんじゃありませんのぉぉぉぉッ⁉」



清姫「いやですね、アンさん、まさかこの後マスターの寵愛をすぐに貰えるのかと? これはあくまで罰ゲームですよ?」

アン「そ、そんな……」

ぐだお「では、罰ゲームレベル3の説明を始めまーす」パフパフ

清姫「まずアンさんの正面にこちらのカメラを……」コトッ

アン「ひっ、な……まさか撮影する気ですか⁉」

清姫「もちのロンです♡」

ぐだお「で、更にアンにはこっちのインカムをプレゼントフォー・ユー」カチッ

アン「こ、これは……」

清姫「ルールは簡単です。このカメラは起動してから、30分だけバッテリーが持つようになっています。そしてこのカメラの映像は、隣に繋げたパソコンから、常時ネット配信されると言う訳ですわ♡」

アン「ーーッ⁉⁉⁉ ちょっ、は、配信って……! そ、そんなこといくらなんでも……!」

清姫「ええ、無論それじゃただの公開処刑。ゲームにはなりません。勿論、アンさんにはそれを防ぐ手段が用意されておりますわ」

アン「ま、まさか」

ぐだお「ザッツライト。それがこのインカムマイクね。このマイクが一定以上の声量を感じると、ネット配信が始まる仕掛けになってるんだ」

アン「つ、つまり……」

清姫「ええ、おさらいすると、アンさんはこれからカメラのバッテリーが切れるまでの30分間、ただひたすらに声を我慢すればいいのです。無論、大きな声を出してしまったらーーお分かりですね。このカルデアのパソコンに、アンさんの痴態がバッチリ配信されることになりますわ♡」



アン「ひ、ひぃぃ……」

清姫「まあ先ほどの二連戦も見事クリアされたことですし、アンさんならきっとクリア出来るかもしれませんよ」

ぐだお「それじゃ、そろそろ始めようか」グイッ

アン「ま、マスターちょっと待っーー」

ぐだお「スイッチ、オン!」

アン「ーーひぃぃぃぁっ! わ、脇ぃッ⁉」

アン(ーーし、しまっ、いきなり大声を!)

清姫「あら、危ないところでしたね、今声量メーターが八分くらいまで来ていました。アンさんは声が高いから尚更よく反応してしまうのですね」クスクス

アン(く、口を押さえることが出来ないのにこんなのーーあ、足もッ⁉)

清姫「あ、言い忘れてましたけど、手足を拘束している箱の中でも脇と同じように回転する羽が入っておりますので」

アン(うそうそうそッ⁉ こんなの耐えられる訳ありませんわ!)

清姫「無論、これはレベル3なのでくすぐりだけじゃありませんよ。アンさんの水着の中にーー」クイッ

アン「ひっ!」



アン(な、中に……まさかこれって……!)

清姫「ローター、スイッチオン!」

アン「んぅぅぅーーーッ!」ビクビクビクッ

清姫「あら、意外と耐えますね。では次は……」

アン「そ、そこお尻ーーぃぃぃッ⁉」ビクッ

清姫「そんな声を上げてしまったら、配信始まってしまいますわーーよっ!」ズプッ

アン(い、一気にそんな奥までぇ!)

ぐだお「おっと、こっちに感じすぎてくすぐりが弱く感じてきてるみたいだし、こっちのモードも強めにしておこうか」カチッ

アン「ふひゃあっ! む、無理……そんな……ふ、ふひ……ひひ……ひぃぃ……!」

清姫「流石に保ちますわね。それでは胸の方にもローターをプレゼントしましょう」ペロン

アン「ちょっ……!」

清姫「うわぁ、流石の大きさ……マシュさんをゆうに超えてますね」グヌヌ

清姫「ちょっとムカついたので乳首一つに三つのローターをプレゼントします」ピトッ

アン「~~~~~~~~ッ!」



ぐだお「くすぐりはマシンがやってくれてるし、俺はこっちを攻撃しようかなー」ズポッ

アン「ひぃぃぃっ! お、お尻の一気に抜かないでぇ……!」

ぐだお「あれ? じゃあ挿しておいた方がいいのかな?」ズプッ

アン「ちがっ……ぐぅぅぅぅ……っ!」ビクビク

ぐだお「それじゃあ抜いた方がいいかな」ズポッ

アン「あがぁぁぁぁあっ……! あっ……!」

アン(わ、わたくし……お尻は初めてなのに……なんでこんなに……!)

ぐだお「すごいよ、アン。感じすぎてお尻の穴がパクパクしてる」

アン「ーーっ! ーーっ!」

アン(は、恥ずかしすぎて死にそうですわ……!)

ぐだお「それじゃあここに……何個入るかーーなっと!」ズプッ

アン「ーー⁉ ま、マスター、何を……!」



ぐだお「お尻の穴に、何個ローターが入るか耐久をね。今二つ目」

アン「そ、そんなっ! そんなものが何個も入る訳がーー」

ぐだお「はい、次ー」ヌプッ

アン「ひぃぃぃぃ……!」

アン(お尻の中でローターが振動しあって……子宮を叩いてますわ……! じわじわなぶり殺しにされてるようで……!)

ぐだお「はい、四つ目ーー」

アン「んぁぁぁっ!」

清姫「アンさん、声我慢する気あるんですか?」

アン「……っ!」ハッ

ぐだお「はい、追加ねー」ヌプッ

アン「~~~……っ!」ブンブンブン

アン(無理っ! もう無理ですわっ!)

清姫「必死に首を振ってしまって……可愛いですね」クスッ



アン「も、もうだめ……もうだめですわぁ……お、お願いですからぁ……ーーぁぁああッ⁉」

ぐだお「はい、また追加~」ヌプッ

アン「お、お尻の中……も、もう入りません! お願いですからもうーーんぅぅぅッ!」ビクビクッ

ぐだお「んー、確かにもうこれで打ち止めみたいだな。じゃあアン、ここでクイズ。今アンのお尻の中には何個のローターが入ってる? 答えられたら抜いて上げるよ?」

アン「へ……は……」

アン(か、数……さ、最初に2個……次に、一個入れられて……)

清姫「ではその間、私はこちらをマッサージ♡」クリッ

アン「ひぎぁっ! そ、そこは一番敏感な……」

清姫「くす、アンさん、こちらもしっかり女の子ですわね」

アン「く、クリ……いじらないでくださ……あぁっ!」

ぐだお「ほーら、アン。早く答えないと、あと十秒だよ」

アン「あ、あぁぁ……に、2個と……1個と……次に……1個と……」



ぐだお「あと五秒だよー」

アン「ろ、6個です! 6個ですわぁっ!」

ぐだお「はいーー正解ッ!」ズポッ

アン「ーーひぁぁぁぁぁぁぁぁッ! いっ、一気に引き抜かないでぇぇぇッ!」プシャァァァァ

アン(あ、ああ……わたくし、おもらしまで……マスターに見られて……!)

ぐだお「いやー、ギリギリだったねー」

清姫「ええ、あの状況で答えられたのは流石としか言えませんわ」ツヤツヤ

アン「ま、マスター、あと何分なんですか……⁉」

ぐだお「ああ、うん、バッテリーはあと十分だよ」

アン(ま、まだ十分も……)

ぐだお「でももうあんまり関係無いかなぁ」

アン「えっ」



清姫「ええ、だってもうとっくに……配信は始まっておりますから」

アン「……は……?」

清姫「まあ、あれだけ大声を上げてしまえば当然と言うものですね。アンさん、最初から全然声を我慢できてませんでしたし」

アン「う、嘘……ですわ……よね……?」カタカタ

清姫「アンさん、何度も言わせないでくださいまし……わたくし、嘘が一番嫌いなんですよ?」

アン「ーー……い、いやぁぁぁぁぁっ! いやですわっ! こんな、こんな姿……誰かに見られるなんてぇっ!」ガタガタ

清姫「もう遅いです、おもらしするところまでしっかり映ってしまいましたし」

アン「あ……あぁ……」

清姫「でもアンさん、逆に考えればいいんですよ。もう配信は始まってしまいました。でもそれは、この先ーーどれだけ声を上げてもいいと言うことなんですよ?」

アン「な、何を……ーーひぅぅぅっ!」

清姫「ほら、アンさんのここ……もっと感じたいって言ってるじゃありませんか」

ぐだお「そうそう、アンはもう、我慢しなくてもいいんだよ。思う存分、気持ち良くなって良いんだよ」

アン「気持ち……良く……?」

清姫「ええ、もう、何もかも、気にしなくていいんです。もう見られている事実は消えないのですし……罰ゲームに負けてしまった今、アンさんはこの状況を楽しんだ方がいいのでは?」

アン「楽し……む……」



清姫「ええ、さっきからうずいてしょうがないでしょう? もっとはしたなく晒せばいいのです。アンさんの痴態を……もっともぉーっと……♡」

アン(ああ、そうなのですね……わたくしは、もう我慢しなくていい……なら……)

アン「ま、ますたー……わ、わたくしの……なかに……いれてください……っ! もっと、もっと罰を……お与えくださいましぃ……っ!」

ぐだお「ん~、どこの中に入れればいいのかな?」

アン「わ、私の……お……お……」

アン(メアリー……ごめんなさい……!)

アン「おマンコっ! おマンコに入れてくださいぃぃッ!」

ぐだお「いいともーーっ!」ズプッ

アン「ーーああああッ! いいっ! いいですわぁッ!」

ぐだお「おおぅ、凄いアン締め付けてくる……!」

アン「ず、ずっと、ずっとこれが欲しかったのです! あ、アンは今、幸せですわぁっ!」



清姫「いいんですか? 今アンさんが感じてるところ、ずぅっと配信中ですよ?」

アン「い、いいんですっ! もう誰に見られてもっ!」

アン(もう……誰に見られても構わない……この快感を味わってしまったら……!)

清姫「でも、アンさん、一つだけ忘れないでくださいね。これはあくまで『罰ゲーム』なので」カチッ

アン「えーー……ひぃぃぃぃッ! き、清姫さん、何をーー」

清姫「くすぐり地獄は続行ですよ♡ アンさんには、文字通り、気が狂うほどの快感を叩き込ませていただきますので」

アン「ふひゃっ……! ひ、ひぃぃぃ……あ、はははっ……! はァん!」ビクビクッ

アン(も、もう……くすぐったいのか……気持ち良いのか……分からない……!)

ぐだお「それじゃあ、そろそろトドメを行こうか!」

清姫「ええーーでは、パワーMAXですわ!」カチッ

アン「ひぃぃぃぃっ! こ、これぇっ、すごすぎっ! 凄すぎますわぁっ! こ、こんなの……わたくし……ひ……は……ァ……ァーー」

ぐだお「ーーっ!」ドプッ

アン「ひぁぁぁぁぁぁぁァンッ!」ビクビクビクッ

アン「……ひ、ひひ……あふ……ん」ガクッ



清姫「あら、アンさん、気を失ってしまったようですわね」

ぐだお「いやー、むしろ今の今まで正気を保っていたことが凄いよ」

清姫「あ、丁度バッテリーも切れたみたいです。配信終了ですわね」カチッ

ぐだお「しかしアンも案外抜けてるねー。この配信、ずぅっと『視聴者数が1のままなのに』ねー」

清姫「あの状況ではそんなこと考える余裕も無かったと思いますわ、さて……では……そろそろこっちも頃合いですわね」

清姫「お入りになって結構ですよーーメアリーさん?」


メアリー「……っ」

清姫「どうでしたか? 隣の部屋で、ずぅっと相棒の痴態を眺めていた気分は? 自分で弄ろうにも、令呪が聞いていて、指一本動かせませんでしたものね?」

メアリー「……はっ……はっ……!」

清姫「あらあら、呼吸もあらくさせて……もう、旦那様のあそこしか見えていないようすですわね♡」

メアリー「ま、マスター……お、お願い……ぼ、ボクにも……罰を……与えて……っ♡ あ、アンと同じくらい……おかしくさせてぇ……っ♡」

ぐだお「……メアリーがそこまで言うなら、二人仲良く、『罰』を与えなくちゃね?」

清姫「ええ、そうですわね、旦那様♡」

と言うわけで今回はここまでです。読んでくれている方、レスしてくれた方、ありがとうございます。
何故くすぐり要素が入ったのかは自分でも良くわかってません。でもアンは多分弱そうと言う確信がある。
アンとメアリーはセットなので、とりあえずメアリーの調教も完了したと思ってください。いつまでも二人仲良く。

例によって、次の調教対象を募集します。>>345までのコンマが一番高いサーヴァントが対象、決定以降一番早いレスを調教方法の参考にさせて頂きます。
特に人が居なければこのまま畳みに入ります。
対象はFGO初出、もしくは原作で特定のカップリングが居ないキャラでお願いします。

茨木童子

牛若

酒呑童子

モードレッド

酒呑とか逆転される未来しか見えない

ぐだ&きよひーで酒呑を調教してたはずがいつの間にかぐだ&酒呑できよひーを調教してる

>>1です。皆さんレスありがとうございます。
申し訳無いことに自分は酒呑も金時も持っていないので、キャラクエまで把握していないのですが、金時と酒呑はCPみたいなものだと思ってたので、アウトラインだと思ってました。一応金時に至っては聖杯使ってまで再会したい、と書いてあるくらいガチな想いのようだったのですが……。
持っている方にお聞きしたいのですが、そこらへんはどうなのでしょう?

酒呑ちゃんは金時の事も好きだけどそれはそれとして他のイケメンも好きだし
好きの度合いが性欲的な意味でも食欲的な意味でもあるという
なかなか屈折したキャラだよ

人によりけりかな
俺はいいけど駄目な人もいるだろうし

>>349
>>350
レスありがとうございます。結構微妙そうなキャラなので、今回はボツにさせて頂きます。レス取った方、調教方法書いてくれた方、本当に申し訳ありません。
酒呑は調教対象に出来ませんが、関係性のある茨木童子調教に登場させると言う形でここは一つ手打ちにさせて下さい。
あとついでですが、清姫を対象にするのは話のラストと決めているため、清姫が対象になった時はこのSSは畳みに入ることになることをご了承ください。

調教対象が茨木童子に変わったため、調教方法をもう一度募集したいと思います。
酒呑童子も加わるかもしれませんが、それとは別にシチュエーションor方法で希望があれば、このレス以降一番早いレスを参考にさせて頂きます。

無知プレイ

ハロエリちゃんと被ってるけど大丈夫だよな

鬼殺しの酒を用意して泥酔プレイ

>>1です。レスしてくれた方、ありがとうございます。無知プレイはハロエリと少しかぶっているので、それに泥酔プレイを足して考えてみることにします。
少し出来たので更新させて頂きますが、今回は別段調教パートでもなんでもないつなぎの回なので、調教編のみ読みたい方は読み飛ばし可です。



 ◆ ◆ ◆


 吾の名は茨木童子。日本で多分二番目くらいには有名な鬼だ。

 ん? なんで一番目じゃないかだと? 阿呆! あの酒呑童子を差し置いて吾が一番の筈があるか!

 そう、吾は酒呑童子の配下にして右腕。だが右腕と言っても、力だけなら酒呑童子に勝るとも劣らぬ。吾がこの地位に落ち着いているのはまた別の理由があるのだ。

 二ヶ月ほど前に、吾はこのカルデアという場所に、サーヴァントとして召喚された。気に入らぬ相手ではあったが、致し方無い。吾の力を求められてはな。

 何? 吾のような鬼が何故人間に協力するのかだと? ……ふ、分かっておらんな。

 確かに吾は鬼。人に畏怖され、忌み嫌われ、奪い、殺し、悪逆の限りを尽くす妖魔であるとも。しかしただ欲望に溺れるだけの低級な畜生と同一されては敵わぬ。

 吾は一定の秩序を元に、生きる高潔な鬼であるのだ。

 鬼が秩序など馬鹿なと思うか? 阿呆、己が歴史を振り返るがよいわ。そもそも秩序とはなんだ? 人が安寧して暮らすことか? 争い無く、誰もが平穏に暮らすことか?

 くははは! 笑わせる。人が人を殺さなかった過去があるか? 人が人を殺さぬ未来が訪れると思うか? いつの世も『秩序』を壊すのは人と言う身に他ならぬ。山を砕き、森を刈り取り、生き物を殺すーー皆、人がやってきたことでは無いか。

 それでいてその報いとばかりに土地神からの厄災を受ければ、人は鬼の仕業だ何だかんだと好き勝手言いよる。



 全く、勝手な生き物よ。こう言うと何だが、人間と言うのはこの世で最も穢れた種であると、吾は信じて疑わんぞ?

 だがーーだからと言って。人理そのものを焼却することに両手を上げて賛成などせぬ。

 吾は鬼ではあるが、かと言って無差別な殺戮を好む訳では無い。何事にも加減は必要だ。そもそも人理を消し飛ばされては、吾や酒呑の存在すら消えてしまうからな。

 ……まあ、吾のような反英雄がここに来たのはそんな理由だ。

 とは言え、ここのマスターも物好きな奴だ。金時のような英雄ならともかく、吾のような悪逆非道の反英雄さえも、誰一人分け隔てなく友と呼ぶ。ふ、可笑しなことよ。その甘さが、己が身の首を絞めんとよいがな。

 あくまで吾がマスターたる奴に従うのは、この戦いが決するまで。

 戦いが終わったらどうするのかだと? くはは、決まっておろう。吾のことを好き勝手命令し働かせた報い、その喉笛の肉で償ってもらうとも!

 その日を想像すると楽しみでならぬ。く、くはは、くはははは!


茨木童子「くはははははははははははははははは!」

茨木童子「…………くは、は……は……は……」

茨木童子「……つらい」ズーン



 前言撤回。……吾は今、ぶるーであった。

 理由は沢山ある。まず第一に、吾が初めて世に姿を現せた記念すべき……れいど? だった……か? あれで吾は文字通り、心身共にガリガリ削られた。

 日本中、平行世界のマスターたちから二十四時間欠かさずフルボッコにされる始末……本当はピックアップの紅一点でモッテモテになる筈が、一体どうしてこうなった⁉

 いや、あの時は酒呑に華を持たせられたのだ! そう思えばいくばくかは納得出来た。

 しかしその後の本実装。吾の出番はまさかの茶屋の給仕の娘。しかもなんだかちっちゃくなってる。おまけにオチはあの頼光に首を切られると言う散々なもの。

 あの時もっと吾に力があれば、せめて酒呑を守り逃すことも出来ただろうに……己の不甲斐なさに涙が出てくるわ。

茨木童子「「……しかもここのマスター……未だに吾に、種火、くれんし……ぐすっ」←LV12

 分かっておる。ここには吾以外にもバーサーカーは沢山居て、順番待ちの列が出来ておるしな。しかしそれでも……。

頼光「あら? 虫が道端で膝を抱えていては邪魔でしょうがありませんね? 切り捨ててしまいましょう」

茨木童子「「ひっ! ら、頼光……っ!」



 ああ、嫌な奴にあった。源頼光。吾の最も嫌いな人間だ。むかつく金時より数百億倍嫌いな女だ。

 吾の最愛の同胞であった酒呑が死ぬことになった因子。無差別に妖魔を嫌い、無慈悲に殺す、鬼より性質の悪い狂人だ。

 吾本来の力があったならば、ここでやりおうても良いのだが……。

「そこをどきなさい、五秒でどかねば首を飛ばしますよ?」←LV90

茨木童子「く、くははは……きょ、今日のところは、ひ、ひいてやるわ……」カタカタ

 いかんせん、今はどうあがいても無理だ。悲しいことにこれが現実だ! 文句あるか!

頼光「あぁ……虫が虫らしく震えている……いいですね、立場を分かっているようで。でも、やっぱり殺しましょう。金時にもマスターにも悪影響ですし」スチャッ

茨木童子「ちょ、おまっ……! ひっーー」

「ーーやめいや、年増」

 ふわり、と花と果酒の香りを浮かばせて、吾と頼光の間に影が入る。



茨木童子「酒呑……!」

酒呑童子「あんたも大概狂人やなぁ。いい加減場をわきまえとき。今のうちらはサーヴァント。雇い主を泣かせたいんか?」

頼光「……冗談ですよ、わたくしもそこまで狂人ではありません。ですが、あなたもそこの虫同様……何か変な気を起こすことがあれば、即座に首を切りますからね。あの時と同じように」

茨木童子「き、貴様!」

酒呑童子「やめや、茨木」スッ

頼光「……では、失礼」スタスタ

酒呑童子「……はん、毒酒仕込んで不意打ちするくらいでしか勝てへんかった弱虫がよぉ言うわ」

茨木童子「全くだ! ……と、す、すまぬ酒呑。礼を言う」

酒呑童子「ああ、かまへんかまへん。なんせあんたもうちの大事なおも……仲間やからなぁ」

 ん? 今なんか恐ろしい言葉が聞こえた気がしたんだが、まあきっと気のせいだろう。



茨木童子「わ、吾ももう少し種火を貰えれば、酒呑の手を煩わせずに済むのだが」

酒呑童子「ああ、せやねぇ。今の茨木じゃ、赤子の手も捻れそうにないもんなぁ」

茨木童子「わ、吾だってそのくらいは出来るわ! い、いや出来ることとやすことは違うぞ! いくら吾でも赤子の手を捻るほど野蛮では……」

酒呑童子「何の話をしとるんや。……まぁええわ、それじゃうちから旦那はんに、少し頼んでみるわ。このままじゃあんたも不憫やからなぁ」

茨木童子「す、すまぬな、酒呑」

酒呑童子「まあ力を取り戻したその時は、あの引き際間違えた年増を二人でやるのもええな」

茨木童子「く、くははは! それはいい! 傑作だ! 流石は酒呑! いいぞ、吾は乗った!」

酒呑童子「ん、元気出たみたいやな。それじゃ、うちは旦那はんに種火刈りお願いしてくるわ。ほな、あんたも頼光に会わんと気ぃつけや」タタタ

 ああ、やっぱり酒呑はかっこいいなぁ。吾の憧れだ。吾が初めて酒呑の真の姿を見て、憧れた背は、あの頃から少しも変わっていない。



 元々ーー酒呑は大江山の鬼では無かった。


 その昔、大江山の主たる鬼は、他でもない吾だった。数こそそう多くはないものの、母上より授かった大江山で、吾はそれなりに人を畏怖させ、それなりに配下にも慕われていた。

 そんな時、ふらりと山を訪れた一匹の鬼が居た。

 吾は同じ鬼として、その者を歓迎し、客人として持て成した。久しく他の国の鬼が訪れていなかったせいか、外の話を聞くことは実に楽しいひと時だった。

 その後、その者は暫く吾の山で食客として過ごし、それなりな働きを見せていた。

 やがて彼女も次の地を目指し始めたのか、山を離れることを決意したようだった。名残惜しくとも、去る者を引き止める理由が吾には無い。

 しかし最後の夜、宴の終わり、山を去ろうとした彼女に向かい、配下の一人がこう言った。

 ーーどうせなら、最後に我らが頭と剣を交えて見る気は無いか。その一振り、どこまで頭に届くか試してみては如何だろう。

 酔った勢いではあったが、その話に吾も乗った。思えば彼女と刃を交えたことはまだ無かった。

 彼女は少し迷っていたが、記念に一度、と得物を抜いた。身の丈ほどもある大太刀は月明かりの下で妖しく煌めきーー、一瞬にして酔いが覚めた。

 強い。その奥底に宿るのは紛れもなく龍神だ。吾はこの者の何を見ていたと言うのか。そこで初めて吾は、底知れぬ妖気を感じたのだ。

 久しく血沸き肉踊る狂宴。吾は心の底から楽しみ自らの腕を振るった。そして、



 ……吾は負けた。否、結果としては引き分けだった。夜が明けるまで吾と彼女は殺し合い、そして互いの刃が飛んだ。

 ーー引き分けやなぁ。でも、これで思い残すことはないさかい、楽しい時間をありがとなぁ。

 引き分けなものか。確かに吾と彼女は互角だった。しかし荒ぶる獣の如く、獰猛に剣を振るう吾と違い、酒呑はまるで演舞の如く、美しく、緩やかにその大太刀を振るっていた。

 憧れた、否、惚れたのだ。その姿に、在り方に。あれこそ鬼の頂点に立つべき存在だ。奥底に鬼の本質を宿しながらも、その魔性はあらゆるものを傅かせるに違いない。

 気付けば膝を折っていた。吾は頼んだ。そなたこそ、大江の主に相応しい。どうか吾らの大将となってくれ……と。

 酒呑童子、後に御伽草子で語られる、大江山の総大将が生まれた瞬間のことであった。



 ーーーー
  ーーー
   ーー

茨木童子「けれど吾はあの時と何も変わっておらぬ……酒呑が居なければ何も出来ぬ……」

茨木童子「ーー否、違う! 力さえ、力さえ取り戻せば……そう、力さえ取り戻せば、頼光にぎゃふんと言わせることだって出来るはずだ! 酒呑だってマスターに頼んでくれたらしいしな! くははははははは!

茨木童子「……つらい」ズーン

金時「……何落ち込んでんだよお前」

茨木童子「うぉう! 誰かと思えば金時か! ビビらせるでない!」

金時「なんでお前俺にだけは強気なんだよ。……ここいいか?」スッ

茨木童子「だめだ、貴様と相席なんぞ反吐が出るわ」

金時「おぅ、サンキュー、失礼するわ」ドカッ

茨木童子「人の話を聞かんか貴様は!」

金時「つれねえこと言うな。ここじゃあ一応仲間なんだしよ」



金時「ストローでジュース吸いながら言っても説得力ねえぞ」ブクブク

茨木童子「うっさいわ! 行儀よく飲んどるだけだ! 貴様こそストローでぶくぶくするな! 子供か!」

金時「あー、なんかこれやりたくなるんだよなぁ」

 こんな奴に吾の酒呑を討ち取られたかと思うと涙が出るわ。いや、もっともこの男も命令されたからやっただけ。この男個人に対しての恨みは然程ありはしないが……。

茨木童子「なんで酒呑はこんな男に惚れ込むのだ……」

 単純にそれに腹が立つのだ。ことあるごとに金時金時金時と! 酒呑には吾がいるだろうに!

茨木童子「……やはり強さか。強さなのか⁉ 同じバーサーカーなのに貴様だけぇぇぇぇ……!」ギリギリ

金時「あー……悪ィな、頼光の大将が種火喰っちまったみたいで」

茨木童子「くぅぅ、所詮星4は後回しにされる運命なのか……酒呑とおそろいの星5が良かった……」グスッ



金時「ま、そんなお前に朗報だ。マスターがお前のこと探してたぜ。そろそろ強化して貰えるんじゃねえのか?」

茨木童子「まことか!」

金時「オゥ、だからとりあえず大将の部屋にーー」

茨木童子「くはははは! 吾の時代がついに来るぞ!」ダダダダ


>あ、器はここでいいのか?

>うむ、そこに置いておいてくれればいい。律儀にしっかり片付けてくれて偉いな君は。


金時「……ほんとなんで鬼やってんだ、アイツ」ブクブク

玉藻「ちょっと金時さん⁉ 子供みたいなことしないでください!」 



 ◆


茨木童子「く、くはははは! 笑いが止まらぬ! ついに吾は真の力を取り戻せる!」

茨木童子「風の噂では聖杯を使えばレベルも限界を超えて上げられると聞いたしな! こっそり使用して酒呑と並ぶのも夢では無い!」


茨木童子「マスター! ついに吾を強化する気が起きたようだな!」バァン

ぐだお「あ、茨木。よかった、探してたんだよ」

茨木童子「うむ、何やらやっと吾を強化してくれると聞いてな、それで吾も駆けつけーー……うむ、なんだそこに居るのは……清姫?」

清姫「ええ、旦那様の清姫ですわ」ヒョコッ

茨木童子「……お邪魔だったか?」

清姫「いえいえ、全く。むしろ茨木さんを待っていたのですし」

茨木童子「そ、そうなのか。男女が密室で二人きりの時は何か介入してはいけないものだと母上から言われていたのでな!」ドキドキ



茨木童子「そ、それで、話とは……」

清姫「ええ、この前の特異点で、いいお酒を手に入れましたので。お酒好きな茨木さんに是非と思い」

茨木童子「な、なんだ……そうだったのか。てっきり吾は強化の順番が来たのかと……」シュン

ぐだお「あ、なんか期待させて悪かったね。でも酒呑にも言われたけど、茨木も随分待たせちゃったし、このイベントが終わった後は強化に入ろうと思うんだけど」

茨木童子「まことか⁉」ガバッ

ぐだお「うん、きよひーの前で嘘はつけないし」

茨木童子「うむ! うむ! なればよい! では、前祝いにその酒も頂くとするかの!」

清姫「はい、ではどうぞ♡」

 
 ……この時、浮かれていたまだ吾は気付いていなかった。この二人が発する、恐ろしい妖気の正体に……。

 あと、吾がこれから辿る恐ろしい運命にも。



と言うわけで導入部でした。
本当の設定では有名な鬼だった酒呑を茨木が雇う形で招き寄せたらしいですが……まあ細かいことは気にしないで下さい。
次回は調教パートに入りたいと思います。

>>1にとってのCP一覧が欲しい。
もしくは調教対象外一覧。

>>371

確かにそれ無いとやりずらかったですね。

あくまで独断と偏見ですが、未登場で調教対象外の女性サーヴァントを上げさせてもらいました。
アルトリア(士郎とCP ただし乳上、槍王は除く)
ジャンヌ(ジーク君とCP)
ネロ(ザビーズとCP)
玉藻(ザビーズとCP)
エリザベート(槍)(ザビーズとCP)
ブーディカ(ガチ人妻)
マリー(ガチ人妻)
メディア(リリィ含・葛木先生とCP)
アルテミス(ガチバカップル)
スカサハ(扱いに困るので今回はすみません)
式(ガチ人妻)
メイヴ(五章を見た身としては正直書ける気がしない)
アイリ(天の衣は別人ですが別世界ではガチ人妻なので)
酒呑(金時CP)
頼光(金時CP)
イリクロコンビ(士郎とCP)
とかでしょうか。
改めて見ると凄く多くて申し訳ないですが、>>1はNTRとかあんまり好きじゃ無いのでご了承下さい。
逆にこのキャラは〇〇だから大丈夫、〇〇だからダメじゃない? などあれば書いてくれると助かります。


はやくばらきーを涙目にさせたいですww

オルタとイベ鯖はセーフな感じ?

嫁ネロの方は手付かずときのこが言うてた

>>374

マイルームでの会話を見る限りでは五次の記憶が無いように見えましたが、序章やサンタの会話を聞く限りではおそらく士郎の記憶があるっぽいのでアルトリアのオルタは不可、ジャンヌオルタはセーフだと思ってます。
イベ鯖に関してですが、水着マリー、玉藻、弓王、殺師匠は着替えただけなので不可と思ってください。ヒロインXは所持していないので士郎の記憶があるのか、そもそもFGOのX自体平行世界の人物でいいのかよく分かっていないので、とりあえず未記入にしてます。セーフな可能性が多い場合は教えてくれると助かります。

>>375

確かに嫁ネロはFGOでは初めて出会う相手でしたね。ただextraは特にCP関係がキツそうなので…ちょっと悩む所です。一応コンマに打ち勝ったらアリにします。

あと追記でブリュンヒルデもNGで。
一番やっちゃいけない人忘れてました。

NGに変わりはないがそもそもカルデアに鯖としているアイリは普通に切嗣とイリヤの記憶あるぞ

ガチ人妻あげたらキリないぞ?
史実人妻は対象にしてもいいんじゃないか?
エレナをやった以上言い訳にならない。

作者の好きに書いてくれりゃそれ楽しむからいいよ
読者の声聞いてくれるだけでありがたい

ブーディカと頼光ママはマイルームとか見てると余裕な気もする

ジャンヌとレティシアは別な気がする
ジークはレティシアじゃね

水着アルトリアは士郎の事覚えてて
花嫁ネロはザビーズと出会ってない。
差分でもそれぞれ違いがあってややこしいよな。

メドゥーサはありなのか
ガチ人妻って夫への愛情が未だ強い人達のことならエレナが当てはまらないのは納得

ジャンヌとレティシアは別人だけど、ジークの事が好きなのはジャンヌの方だよ、

漢字でてこないけど
毒娘のハサンちゃんはどうなんだろ?

人妻がアウトだと男→女になったサーヴァント以外ほとんどアウトになるじゃん

別に縛りでも何でもなく、一が書きたくないって話だからな?

まあ俺らは従うのみぞ

待ってるよ

>>1です。更新遅れて申し訳ありません。今日の夜頃更新出来るかもしれません。

きたな

きたい

期待

>>1です。遅れて申し訳ありません。ハサンズを潰すのに予想以上に時間が掛かってこんな時間になってしまいました。

 レス等ありがとうございます。質問系に関して返信させていただきます。

 >>378
 >>386
 とりあえずこのスレにおけるガチ人妻の定義ですが、>>383の方が書いてくれているように、ゲーム内で未だに夫を愛している描写があるor原作でそもそもラブラブ故、作者の筆が動かせない人たちを指してます。
 史実だけで言えばバリバリ人妻で子沢山のアンや、既婚者のエレナが対象になっているのはそんな理由です。エレナが対象になった理由についての+αはエジソンの話とかを参考にして下さい。

 >>380
 ブーディカはそう言う関係になれる可能性は高いかもしれませんが、調教まで行くとNTR要素が強くなりそうなので…。
 頼光に関しては正直どう扱っていいのか分からない現状です。一応マスターのことも病的に好きになるようですが、酒呑同様一番に考えるのはおそらく金時であると思うので、この場ではボツに……。茨木編で怖い人にさせて申し訳ありません。

 >>381
 >>384の方が書いているように、ジークくんに対してはジャンヌそのものが彼に惚れていたようなので、今回はボツにさせてもらってます。

 >>383
 個人的にはメドゥーサはぐだーず(特にぐだ子)に対して性的に好みを感じているようなのでアリだとは思っていますが、一応番外編で出してので、今回はナシと思ってくれると助かります。

 >>385
 静謐ちゃんはぐだーずに対してかなりはっきり恋愛感情を抱いているようなのでアリの部類です。

読んでくれている方、レスしてくれた方、ありがとうございます。少し間が空いてしまいましたが、茨木編再開します。




茨木童子「ほぅ……やや辛口だが、飲みやすい酒だな」クピ

清姫「流石鬼の方ですね、やっぱり味には詳しいんですか?」

茨木童子「んむ? まあ鬼にも様々な種があれど、基本は酒豪の奴らばっかりだからな。尤も酒呑のような鬼はそう居ないだろうがな」

ぐだお「と言うか誘ってなんだけど、茨木ってそこまでお酒強いイメージ無かったんだよね。羅生門を振り返ると」

茨木童子「いくら吾でも聖杯から出る得体のしれん酒なんぞに耐えられるかっ! いや……あれは思い出させてくれるな、ほんとに」

清姫「申し訳ありません、わたくしも毎日のように宝具をぶつけていたのでかなり印象に残っているイベントでして」

茨木童子「お前もその一人だったのか……」

茨木童子「……と言うか、吾だけ飲んで構わないのか? お前たちも飲めばいいだろう」クイ

ぐだお「せっかくだけど、俺はまだ未成年だからね。下手に飲んで体調壊してクエストに出られないと洒落にならないし」

清姫「わたくしはサーヴァントなので曖昧ですけれど、流石に享年が13歳ですし。一応祭事などでは少しは口にすることはありましたけど、ここは現代の法を守ることにしますわ」

ぐだお「でも折角現地の人に好意でもらったものだからね。お酒が好きな人にあげようと思って」

清姫「お酒と言えば、直ぐに思いつくのが茨木さんでしたからね」

ぐだお「それと茨木には最近いい思いをさせてあげられないから、お詫びも兼ねてね」



茨木童子「ふん、律儀な奴だな。まあ酒を献上されて悪い気はせん」クイッ

清姫「あ、あとこっちに軽いおつまみも用意しましたわ」カサッ

ぐだお「前にエルメロイ二世と冬木に行った時、コンビニで買いだめしといた柿ピーとビーフジャーキー! そしてチーカマ!」バッ

茨木童子「ーーむぅ! こ、これは中々会うな……! 特にチーカマとやらのまろやかさが、少々クセのあるこの酒と絶妙に絡み合う!」ムグムグ

ぐだお「まあクーフーリンたちからはメイヴが召喚された時ぶつける用にキープしてくれって言われたけど」

茨木童子「くはは、なんだそれは」ケラケラ

茨木童子(全く……調子の狂う。ここに来た時は何かあればすぐにでも喉元に食らいついてやろうと思ったと言うのに……)パク

茨木童子(こやつと来たら、本当に吾のような反英雄でも物怖じぬ。吾のような人殺しと居て恐ろしくは無いのか)

茨木童子「……ふん、まあ、嫌いでは無い……がな」クピッ

ぐだお「…………」ニコッ

茨木童子「しかし、いくらなんでも吾一人で飲むのは寂し……ゲフンゲフン気がひけるな。出来れば酒呑も呼びたいが」チラチラ

ぐだお「本当はさっき酒呑も誘ったんだけど、その前にちょっとやることがあるって行っちゃってね。先に茨木に飲ませてやってくれって。後から来るって」

茨木童子「なんと、そうだったのか……やはり酒呑はいい奴だな、うん」クピ



茨木童子(しかし美味いは美味いが少々……いや、かなり……)

茨木童子「そう言えば、この酒、銘柄はなんだ? 人間が作ったにしては、結構酔いが早いと言うか妙にじんわり効くような……」

清姫「……ええとですね、『鬼殺し』と言う大吟醸ですね☆」

茨木童子「」ブーッ

茨木童子「何を飲ませとるんだ貴様はッ! 鬼に鬼殺し飲ませるとかベタにも程があろう⁉ てか何故⁉ 何故よりにもよってその酒を吾に飲ませようと思ったのか⁉」

清姫「いえ、お酒好きですし、何より鬼の方が鬼殺しを飲んだらどうなるのか、地味に気になりまして」キラキラ

茨木童子「一点の穢れもなく⁉ そんな子供みたいに純粋な目でよくそんなこと言えるな⁉」

ぐだお「まあでもそんなに影響が無いみたいでよかった半分残念半分かな」

茨木童子「残念が半分とか嘘じゃないのが余計怖いぞ⁉ もし吾に何かしらあったらどうするつもりだったんだ⁉」

ぐだお「一応酒呑にも聞いてみたんだけど『多分大丈夫やろ、酒で死ぬとか万が一にもありえへんだろうし。……多分な』ーーって」

茨木童子「酒呑んんんんんんん⁉」

清姫「と言うか、そんなに大騒ぎするほどのことでしたか?」



茨木童子「~~~ッ! ……いや、この際だ、一応貴様らにも言っておくが……伝統と言うのは吾のような妖魔にとっては特に恐ろしいものでな。無論、吾の時代に鬼殺しなどと言う巫山戯た名前の酒などありはせん」クピ

茨木童子「しかし人の想い、信仰、それはら時代を超えて、ある種の呪術と同様の力を得る。先の鬼ヶ島の戦いでも見たであろう。本来ただの豆に鬼を制する力などある筈が無い。しかし人間と言う存在が永きに渡り、節分の行事を続けることで、『鬼は豆に弱い』と言う概念が生まれてしまった」

茨木童子「この酒もまた然りだ。『鬼殺しと言う名がつくならば、鬼を制する力があるのだろう』と言う、そんな信仰が生まれてもいる。それが間違った意味であろうと、その逸話は鬼である吾らには強力だ。サーヴァントなどと言う、より逸話に縛られた存在にとっては余計にな」

清姫「……つまり、本来効果は無いものも、逸話や伝承に負けてしまうと言うことですか?」

茨木童子「よく分かるだろう、嘘を許せぬ龍となった人間の貴様ならな」

清姫「……そうですね、確かに」

ぐだお「ご、ごめん。軽い気持ちだったけど、結構ヤバいことしちゃったかな」

茨木童子「いや、そう気にするほどでもない。そこらの低級な鬼ならともかく、吾のような一流所では、所詮この程度、少し効く酒のようなものだ」クピ

茨木童子(あと少し身体が痺れるがこれは黙ってよう……)

ぐだお「そっか、毒になるわけじゃないんだね」

茨木童子「うむ、所詮酒は酒だ。それに……召喚時に得た知識ではあるが、鬼殺し本来の意味は、別段鬼を討伐するものではないらしいからな」クピッ



ぐだお「そうなの?」

清姫「はい、鬼殺しの由来の一説は、粗悪でアルコールが強く、鬼ですら一発で酔わせてしまうほどのお酒、と言うものから名付けられたものらしいですよ」

茨木童子「まあ無論、酒呑が頼光にやられた逸話から、と言う話もあるが、現在の定説では鬼でも酔いつぶれるほど美味い酒、と言うのが広い意味で使われているらしい」

清姫「勿論このお酒もしっかりと調整されたもので、昔の意味のような粗悪なものではないのでご安心を」

茨木童子「ふん、そんなこと一口飲めば分かる」

茨木童子(もっとも頼光たちに飲まされた神便鬼毒酒と同じものを飲まされたら一発アウトだが……)

清姫「あら、それじゃあもっと飲めますか?」

茨木童子「無論だ! 鬼は酒豪と名高いからな! こんな酒くらいいくらでも飲めるとも」

茨木童子(とは言え、やっぱり結構効くな……高級な酒は脳に響くと言うより、少しずつ蜜の中に沈むように酔いが回ってくる……。まあ、あと一瓶ほどなら軽くーー)クピクピ

清姫「では、こちらもどうぞ♡」ドカッ

茨木童子「……ん?」

清姫「よかった、樽で貰っちゃったけど、まだかなりあるんだよね」ドカッ

茨木童子「……んんん?」

清姫「でもよかったですわ、茨木さん、まだまだ飲んでくれるみたいですし♡」

茨木童子「ーーちょ、ちょちょちょ、ちょい待てェ! いや待てェ! なんでこんなにあるんだ⁉」



清姫「ですから特異点で頂いたと」

茨木童子「そう言う量じゃなかろうて! と言うかよく持ち帰れたな⁉ 確かカルデアの転送方法では人一人分が持ち帰りでの限度では無かったのか⁉」

ぐだお「いやぁ、正確には酒の元をね」

茨木童子「…………………まさかこれ、密ぞーー」

清姫「それ以上はいけませんわ」スッ

茨木童子「まあサーヴァントとかの力が入ってるから結構強めになっているのかもね、結構みんな米作りから楽しそうにしてて。特にランサー陣が」

茨木童子「マジモンのヤバモンではないかぁッ!」

茨木童子(ーーッ! そ、そうと分かると急激に酔いが……)クラッ

茨木童子「い、否! これくらいで鬼たる吾が負けるものか! ど、どんどん注ぐがよい! 飲み干してやるわ!」カタンッ


 で


茨木童子「うぅぅ~……吾わぁ……ほんとはぁ……一匹じゃ何も出来ない駄目鬼なんだぁぁぁぁ……」

茨木童子「酒呑の影に居ないと去勢も張れないしぃぃ……力はあるのにいまいちそれを十分に震えないしぃぃ……」グスグス



ぐだお「……なんと」

清姫「……見事に」

清姫「茨木さんって泣き上戸でしたのね。いえ、ちょっとびっくりしました」

ぐだお「羅生門の時は酔っててあんな感じだったけどこれはまた良い具合にヘタレ度が増したね」

茨木童子「ううぅ……われだって! われだって! これでも日々必死に酒呑を支えておるのだー!」バンバン

清姫「まあまあ、お気持ちは分かりますわ。さあ、もう一杯」トクトク

茨木童子「むぅ……ぷはっ! それなのに、酒呑と来たら吾よりも金時金時金時と……吾はこんなに酒呑を想っていると言うのに……」グスッ

清姫(旦那様旦那様、茨木さんってもしかしてアッチ系の人なんでしょうか?)ヒソヒソ

ぐだお(う~ん、一応好きなものは酒呑って即答してるけど、そう言うのとはまた違ったと思ったんだけどね)ヒソヒソ

清姫「仕方ありません、単刀直入にーー茨木さん、あなたは、酒呑さんで自慰に及んだことはありますか?」

ぐだお(きよひー、それは単刀直入にも程がないかな?)

茨木童子「……じい? なんだそれは。翁のことか?」

清姫「え?」

ぐだお「オゥ、今回もそう言うパターンか」



清姫「嘘……をついてはいませんね。わたくしの嘘判定機は基本旦那様以外では注意力が散漫なのですけれど、今回は嘘ではないようです」ジーッ

茨木童子「なんだ、貴様ら、何の話をしておる」ヒック

清姫「いえいえ……あの、不躾ですけれど、茨木さんは、どうやって子供を作るかご存知ですか?」

茨木童子「本当に不躾だな……。鬼はあまりそのようなことを求めはしないが……あ、アレだろう。男と女が愛し合い、一夜を共にすれば……と言うヤツだろう、そのくらい知っとるわ!」グビ

ぐだお(あ、これ知らないやつだ)

清姫(聖杯、微妙に仕事してませんわね)

ぐだお「と言うかもしかしたらカルデアからの召喚だから、聖杯ほどの知識が無いのかな」

清姫「だとしたらカルデアの召喚システム趣味が酷いと言わざるをえませんが……まあいいでしょう」コホン

清姫「では、茨木さん、これからあなたには、当初の予定どおり、旦那様の調教をーー」

茨木童子「あー、もう空だ! 早く次をつがぬかっ!」ブンッ

清姫「」ビシャア

茨木童子「あ、まだ入っておったか」

清姫「…………」ビッショリ

茨木童子「……く、くははは! まああれだ! みずもしたたるいいどらごんとか、そういうやつだな! くははははははは!」バンバン



ぐだお「泣き上戸から笑い上戸。一気に酔いが回っているようで……きよひー、大丈夫?」フキフキ

清姫「ふ、ふふふ……上等ですわ、マスター。無知な彼女には一つずつ、後から知れば死にたくなるほどの羞恥を与えていきましょう」

清姫「……ヒック」

ぐだお「きよひー、お酒弱くない⁉」

清姫「大丈夫ですわ! 何故だかいつもよりわたくし、やる気になっています!」

ぐだお「…………まあやる気があるのはいいことだよネ!」

清姫「はい! ではさっそく、酔いも大分回られたようですし、行動に移りましょう」

茨木童子「んむー……なんだ、清姫! そろそろ次のしゃけをぉう……」

清姫「茨木さぁん? 顔が赤くなってきてますわ。ちょっとお暑いのではなくて?」

茨木童子「んむ……確かにちょっと暑いな」パタパタ

清姫「では、着物を脱がして差し上げます」グイッ

茨木童子「え……で、でも……間の深くない異性の前ではみだらに肌をさらすなと母上が……」

清姫「何を言っているんです。旦那様は茨木さんのマスター。浅い関係の筈がありませんわ」

茨木童子「そういえば……そう……だな。なら、大丈夫か」シュル

茨木童子「むぅ……体がうまく動かん……清姫、手伝ってくれー……」

清姫「ええ、では少し失礼して」ヌガシヌガシ

茨木童子「ふへー……」



清姫「あらまあ、こうして見ると茨木さんも綺麗なお肌で……子供のようにぷにぷにな……」プニプニ

ぐだお「きよひーもぷにぷにだけどね」プニプニ

清姫「あ……っ♡ もう、今日のターゲットは茨木さんですよ♡」

ぐだお「そうだった、令呪には従わないと。しかしこんな薄い着物二枚の下がフンドシ一丁って結構凄いスタイルだよね」

清姫「あら、お嫌いですか、こう言うの」

ぐだお「はっはっは、大好物に決まってるじゃあないかきよひー!」

清姫「噓偽り無い心ですね。ちなみに、一応言っておきますとわたくしもほぼ同じなので、昔のスタイルではこれが普通ですからね?」

ぐだお「あ、そうなんだ」

清姫「まあその分、着物はガッチリしっかり着る訳ですが、茨木さんは鬼の文化と言う訳で、このように薄着なのかもしれませんね」

茨木童子「むー……確かに……ちょっと涼しくなったかもしれぬぅ……」

清姫「はい、でもまだ暑そうなので……こちらも失礼します♡」ガシッ

茨木童子「ちょっ……そ、そこは特に見せてはならぬと、ははうえが……」

清姫「大丈夫ですよ、深い関係、深い関係」

茨木童子「しょ、しょうかぁ……なら……」

清姫「ええ、失礼します☆」シュル

茨木童子「ふあっ……」



清姫「あら……予想通りつるつるですね」

ぐだお「おおぅ、こっちもぷにぷにしてる」プニプニ

茨木童子「んむ……にゃ、にゃんだかこそばゆいぞ……」

清姫「ご安心を、茨木さんを気持ち良くするためのマッサージです」

ぐだお(さっきから何一つ嘘はついていないきよひー、流石だネ!)

清姫「では、わたくしも上を失礼してぇ……」スッ

茨木童子「ん……っ! わ、吾の胸を揉んでどうするのだぁ……?」

清姫「こちらもマッサージです。お酒が効いていて鈍くなっている感覚を少し戻さなくてはいけませんから」モミモミ

茨木童子「そ、そうなのか……。な、なんだかちょっと……んっ……恥ずかしいな」

清姫「あら、結構茨木さんは目覚めが早そうですね」キュッ

茨木童子「んんっ……! な、なんだ乳首を摘ままれたら……何か……」

ぐだお「お、結構濡れてきたし、じゃあ少し舌を入れて……」クチュッ

茨木童子「ひぅ……⁉ ま、また……? ま、マスター……! そんなところ……舐めるんじゃ……ぁあっ……!」ビクッ

茨木童子(お、おかしい……! 何か、何か変だぞ、吾の身体……⁉)



茨木童子「き、清姫……それにマスター、い、一旦触るのをやめーー」

ぐだお「もう少し舌、入れられそうかなー」ツプッ

茨木童子「んきゅぅっ……⁉」ビクッ

清姫「あら、可愛らしい喘ぎ声ですね」クリクリ

茨木童子「んんんっ……! や、やっぱり……にゃにか、へん……だぞ……!」

清姫「ほらほら、茨木さん、お口がお留守ですわ♡ もっとお飲みになって結構ですよ?」クイッ

茨木童子「んむっ……く……ぷあっ……あ……ぁ……」トローン

清姫「大分意識が朦朧として来たようですわね」

ぐだお「ルーンを施したお酒がまさかここまで強いとは……」

清姫「これは次の作戦にも応用出来るかもしれませんわね」

ぐだお「きよひーのそう言う前衛的な所、俺は評価するネ!」

茨木童子「ふぁぁ……もうおしゃけ……くれない……ろかぁ……?」

清姫「はいはい、まだまだお飲みになって結構ですよぉ?」スッ

茨木童子「ん……むぅ……」クピクピ



清姫「あはぁ……♡ なんだかこうしていると、まるで子供にミルクを与えているようで……ちょっと……どきどきしちゃいますね……♡」

ぐだお(きよひーの中でまた新たなスイッチが入ってしまったようだ)

清姫「ほーら、茨木さん? お酒を飲みながら身体を触られるのは気持ちいいですかぁ?」クリクリ

茨木童子「んぁ……っ、な、なんか……へんな感じら……。かりゃだが……少し、ぴりぴりするぅ……」

ぐだお「んー、お酒が入ってると意識が朦朧とする分、感度は下がっちゃうのかもね」

清姫「ふふっ、構いません。この調教の第一弾は、まずこの初心で無知な茨木さんに、快楽を知ってもらう所なんですから」

茨木童子「かい……りゃく……?」

清姫「ええ、茨木さん? ここを触られると……どんな気分です?」

茨木童子「そ……そこは……ふつう……さわる所じゃないぞ……」ヒック

清姫「うふふ、そうですね。でもだからこそ意味があるんですよ? ここを、好きな人を思い描いて触ると、とぉーーっても気持ちいいんですよ?」

茨木童子「しゅきな……ひとぉ……?」

 ーー茨木、ウチにも一杯注いでくれるか?

茨木童子「ーー……ッ⁉」ピクッ



清姫(あら……?)

清姫「旦那様」

ぐだお「うん、今茨木の中で何かが目覚めたね」

清姫「では茨木さん、その人のことをずっと思い描いてください。そして想像してください。今、あなたのココに触れているのは、紛れも無いその人ですよ」

茨木童子「えぅ……わ、われの……あそこ……酒呑がぁ……?」

清姫(ビンゴですね)

清姫「ええ、そうです。酒呑さんが、ここを優しく弄ってくれてますよ?」クチュクチュ

茨木童子「ふぁ……っ! ひぅ……あぁぁ……」

ぐだお「……なんだか無知+泥酔プレイって言うより催眠プレイっぽくなってきたね。なんか頼まれたこととは言え若干心苦しい」

清姫「細かいことはいいんです☆ ……しかし、こうしてされるがままの茨木さんを見ると……なんだかあのトカゲ娘を思い出しますわぁ……♡」

ぐだお(きよひーって結構こう言うタイプが好みなのかな)

清姫「あ、わたくしのナンバーワンでオンリーワンは未来永劫旦那様だけなので。あくまでオモチャとして好みのタイプと言うだけです」

ぐだお(心読まれた)



茨木童子「ぅうう……酒呑……酒呑んぅ……」モゾモゾ

清姫「うふふ……第一段階は完了ですわね」

ぐだお「第一段階?」

清姫「ええ、ご覧下さい。今、茨木さんは酒呑さんのことを思い浮かべながら、無意識に足を擦り合わせている。つまりこれは……」

ぐだお「なるほど、まさしく性の目覚めッ!」

清姫「その通りですわ。このまま訳も分からずもじもじしている茨木さんを眺めたい気持ちもありますがーー」

ぐだお「やっぱりこれも一応調教プレイだからネ!」

清姫「はい、ここからが本番ですわ♡」

ぐだお「という訳で……」ゴソゴソ



清姫「はい、完成ですね!」

ぐだお「二人がかりとは言えやっぱりこう言うのは時間がかかるねー」

茨木童子「ふぁ……い、いまわれ……にゃにを……?」



清姫「はい、例によっての解説コーナーですが、今回は縄で後ろ手縛りからの吊るし拘束となっております☆」

ぐだお「全裸に緊縛って物凄いエロスを感じるよね!」

清姫「緊縛は日本古来よりある拷問文化ですからね。日本鯖である茨木さんにはぴったりなものかと思いました」

ぐだお「うむ……金髪ロリ鬼の緊縛姿は全体的に美しさすら感じるものがある……」ゴクリ

清姫「ちなみに緊縛プレイの中でも吊りは一際危険性が高く、尚且つ身体の一部分に着実にダメージを与えるものなので、一般的にはオススメされません。あくまで強靭な肉体を持つサーヴァント相手だからこそ出来るものとご理解くださいね☆」

ぐだお「良い子のみんなには決して真似させない心遣いも流石だよきよひー」ナデナデ

清姫「はい、良き妻として当然のことです!」

茨木童子「にゃ、にゃんでわれ……しばられておるのだぁ……?」

清姫「そ、れ、は」ガバッ

茨木童子「ひぅ……? にゃにを……」

清姫「こうして身動き一つ出来ない状態で、茨木さんのじっくり身体を楽しむ為ですよ☆」

ぐだお「今回の調教は焦らし戦法を続けようと思うからネ! いつも激しいローターとバイブの連続だったし、ここは趣向を変えるべきかと」

清姫「その緩急! 流石旦那さまですわ。と言う訳で、茨木さんのことはねっちりじっとり責めてあげることにします」



清姫「ふぁ……?」

清姫「こうして、指ですー……っと全身を撫でで……」ツーッ

清姫「ソフトなタッチで輪郭をなぞるように」

茨木童子「んぅぅぅ……や、やぁぁ……!」

茨木童子(だ、ダメだ……意識が朦朧として……何がなんだか……)

清姫「うふふ、本当はすぐにでもこのさくらんぼのように可愛らしい乳首に噛み付きたい所ですけれど、今はその周りで我慢しますわ」ペロペロ

茨木童子「ひぅ……ひ……ァ……んぅ……」

ぐだお「じゃあこっちは白いお尻を」ペロッ

茨木童子「ひぁ……うぁ……んぁ」ピクッ

茨木童子(お、おかしい……こんな……こんな変なことをされてるのに……身体がどんどん熱くなってくる……)

清姫「ほらほら、茨木さん、何か込み上げくるものを感じているのではありませんか? こんなにも、『酒呑さんに全身を弄られている』んですから」

茨木童子「しゅ、酒呑……⁉ しょ、しょこにいるのかぁ……?」

清姫「ええ、今あなたの乳房も、お尻も、脇も、首筋も、あそこも……ぜぇーんぶ、酒呑さんが口づけしているのですよ?」

茨木童子「ーーッ! ふぃぁっ! しゅ、酒呑……そんな……そんなところ舐めたら……ァァッ!」ビクッ



茨木童子(……ち、違う! これは酒呑では無い! けど……分かってるのに、耳元で酒呑だと囁かれると……まるで、本当に酒呑が吾の身体を舐めましているようで……)

茨木童子「ふぁ……にゃ……にゃんだこりぇ……からだが……っ! あつ……いっ!」

茨木童子(あぁぁ……来る……何かが来る……! 何か、戻れなくなる……っ!)

茨木童子「ふ……っぐぅぅぅ……ッ!」ビクビクビクッ

茨木童子「ひぁ……ぅ」カクッ

清姫「ふふ……まずは初めての絶頂ですわね……♡」ペロッ

茨木童子「ぜ、ぜっちょぅ……?」

清姫「ええ、それを大人の言葉で『イク』って言うんですよ? とっても気持ち良かったでしょう?」

茨木童子「う……む……きもち……よかっ……た」ポーッ

清姫「それじゃあ、次ですね。快楽も知れたことですし、そろそろ旦那様のモノを挿れるときでしょうか」

ぐだお「お、行っちゃう?」

清姫「でも初めてな上に茨木さんの身体は子供のように小さいですし、もう少し濡らした方がいいかもしれませんわね。ーーではっ☆」クイッ

茨木童子「んが……⁉」クパッ



清姫「はい、旦那様。一度茨木さんのお口で旦那様のも濡らした方が良さそうですね♡」

ぐだお「なるほど、ナイスアイディアきよひー!」

茨木童子「わ、わへのふひに……にゃにをーーんむッ⁉」グポッ

ぐだお「おお……なんか涎がいっぱいで気持ち良い!」

茨木童子「……っ⁉ ……っ⁉」

茨木童子(な、何が起こっているのだ……? わ、吾の口に入っているのはーーまさか⁉)

茨木童子「ふぐ……ぐっ……ぐぅぅ……」ジタバタ

清姫「あ、ちょっと酔いが醒めてしまったんでしょうか。ではちょっと失礼して」トクトク

茨木童子「ーーッ⁉」ゴポッ

清姫「うふふ……旦那様のモノを伝って飲むお酒は美味しいですよね?」

茨木童子「んーーッ! んーーッ!」ゴポゴポ

茨木童子(だ、ダメだ……! 息が苦しいのに……酔いが回って……頭が……」

ぐだお「茨木、悪いけど一回出させてもらうよ!」グイッ

茨木童子「んぐッ⁉ ーーっぐむっ! むぐっ! むぐぅぁっ!」ガポガポ



 ドプッ

茨木童子「んむーーッ⁉」

茨木童子「……ん……むぐ……んんぅ……」ゴクゴク

茨木童子「ぶはっ! はー……っ! はー……っ!」

清姫「ふふ……旦那様の精液と鬼殺しのカクテルは如何でしたか? すっかり惚けた顔をしていらっしゃいますけど」

茨木童子「ふぁ……ぁ……ぁ……?」

茨木童子(頭が……焼けそうに……こ、このままだと……吾は……!)

ぐだお「いやぁ、茨木の口凄い気持ちよくていつも以上に出しちゃった」

清姫「まあ、それでもまだギンギン……♡ 十分に濡らすことも出来ましたし、茨木さんも、準備万端のようですわね」クチュ

茨木童子「ひ……んっ!」ビクッ

ぐだお「それじゃ、茨木、挿れて良いかな?」

清姫「いいに決まってますわよね? だって茨木さん、旦那様のモノを咥えて、こぉんなに濡らしてしまう淫乱なんですから♡」ヌチョオ

茨木童子「く……んぁっ!」」

清姫(感度も大分高くなってきましたわね)クスッ

茨木童子「い、いれる……ってまさか、われの……あしょこに……? それを……いれるつもり……なにょかぁ……?」



清姫「ええ、勿論。ここに旦那様のモノが入れば、さっきまでのとは比べものにならない程に気持ちよくなれますわよ? さっきから弱い絶頂ばかりで、茨木さん、実はもう限界でしょう?」

清姫「旦那様を受け入れればーー激しく、これ以上なく、幸せな気分で昇天出来ますよ?」

茨木童子「ま、ますたぁの……それを……」ゴクッ

清姫「さぁ、茨木さん、ただ一言ーー『欲しい』と言えば、旦那様は与えくれますよ?」ニコッ

茨木童子「ーーッ!」ビクッ

茨木童子(いまも身体中がもどかしすぎて狂いそうになる……! 気持ちよくなりたい……! でも、でも……!)

茨木童子「い……いやだ……! 何かは分からないけど……わ、われはそれをしてしまったら……酒呑に顔向け出来ぬ気がする……!」

清姫「……なんと」

茨木童子「わ、われは……大事なことは……しゅてんといっしょにしたいのだぁ……!」ボロボロ

「……なんや、相も変わらず初心な鬼やなぁ、茨木は」



茨木童子「ーーッ⁉ しゅてん⁉」

酒呑童子「全く尋常やない酒の匂いがするかと思ったら……旦那はんも好きものやねぇ……」

ぐだお「茨木とするにはこれが一番かと思って」

清姫「ちょっとふらふらにさせすぎましたけど、可愛かったですよ♡」

酒呑童子「鬼のうちが言うのもなんやけど、旦那はんたちも大概鬼畜やなぁ……」

茨木童子「うぅぅ~、しゅてんぅぅ~……」グスグス

酒呑童子「はいはい、初めてするんは怖いわなぁ……ま、うちがついてるさかい、安心して旦那はんに身を預け」


茨木童子「……………は?」

 スパッ

茨木童子「うぶっ⁉」ビタン

酒呑童子「縄で吊られてるとうちもアシストしにくいんでなぁ、悪いけど切らせてもらうわ」

清姫「まあ仕方ありませんね」

ぐだお「長時間の吊りは身体にも悪いし、結果オーライ、結果オーライ」


茨木童子「……え? あの、酒呑? ここは吾を助けてくれる所では無いのか⁉」

酒呑童子「ん、なんやもう酔いが醒めたんかい。腐っても鬼……と言いたいとこやけど、あんたはもうちょい酔ってるほうが素直で可愛らしさがあるわなぁ、それ、もっと飲んどき」グイグイ

茨木童子「ーーっ⁉ ちょ……しゅて……まっ……!」ゴポゴポ

酒呑童子「うふふふ……旦那はんたちも詰めが甘いわぁ……仮にもうちらは鬼でサーヴァント。人の限界値の数十倍飲ませな、泥酔プレイなんぞにならんよぉ?」トクトク

((怖っ……))

酒呑童子「はぁい、一丁あがりや」ポン

茨木童子「うわぁ……あ……あぅ……?」トローン

ぐだお「すっごいトロ顔になってる……」ゴクリ

清姫「流石は茨木さんの上司さんですね……」ゴクリ

酒呑童子「さ、旦那はん、あとはあんたはんのお仕事やで。うちがやりたくても、生憎うちには竿が無いからなぁ、残念やけどね」

清姫「ストレートな分、なんと言うかナチュラルなエロスが半端ないです、旦那様!」

ぐだお「流石日本最強の鬼……!」



酒呑童子「ほめ言葉と受け取っとくわ。で、そろそろこの子にも男を教えてやってなぁ。子作りの一つでも知れば、少しは自信がつくやろしな」グイッ

茨木童子「こじゅ……く……りぃ……?」

酒呑童子「せやで、茨木。今からするんは子作りや。まぁサーヴァントのうちらに子供は出来んから、ただの交尾やけどね。茨木のここに、旦那はんのを出し入れすること……分かるやろ?」クチュッ

茨木童子「ひぅ……ん!」

酒呑童子「うん、準備は万端と……旦那はんたちも随分弄りおったみたいやね」

茨木童子「これをすればぁ……われもぉ……つよくなれるのかぁ……?」

酒呑童子「……さぁ? そこは茨木次第やな。でも、どちらにしても悪くはないと思うわなぁ……。男のモノで自分の身体をえぐられるんは、これ以上なく気持ちええよ?」ツーッ

茨木童子「……っ」ゾクゾク

酒呑童子「あんたも、もうさっきから床に水溜まり出来るほど濡らしとるさかい……欲しくて欲しくてしょうがないはずやろ?」

茨木童子「でも……われ……こわいぃ……」ギュッ

酒呑童子「安心しぃ、うちが優しぃく抱きしめとるさかい、あんたはただ寝てればええよ」

茨木童子「……わ、わかった。……ま、ますたぁ……われのあそこに……」



茨木童子「……っ」

酒呑童子「ほら、あと一声や」

茨木童子「……ーーま、ますたぁの……いれてくれぇ……っ!」クパァ

酒呑童子「はい、よぉできましたっ……と」

ぐだお「それじゃ、失礼ッ!」ズプッ

茨木童子「ーーッ⁉」ビクッ

茨木童子(な、なんだこれ……頭の先からつま先まで……一気に雷が流れたような……!)

茨木童子「……ひぁ……ぅぁ……⁉」ビクビクビク

酒呑童子「一気につま先ピーンとさすなんて、旦那はんも凶悪なモノもっとるなぁ……うち鬼やけど、ちょっと恐ろしいわぁ」

茨木童子(しゅ、酒呑をも恐れさせるもの……だと……⁉ なら、これを吾が耐えきれば、また酒呑に近づけ……ーーっ⁉)ビクッ

ぐだお「ちょっと動かせてもらうよー」ズプッ

茨木童子「ちょ……ちょと……ま、まれ……われ……まだ、びくびくして……」



酒呑童子「ほら、あんたは寝てるだけでいいんよ」グイッ

茨木童子「ひゃぐッ!」

酒呑童子「旦那はん、茨木の中はどうどす? 童みたいな身体しとるさかい、旦那はんのイチモツ、ちぎれそうなくらいに咥えこんどるんやないの?」

ぐだお「うん、正直痛いくらいに締め付けてる。だが、そこが最高にいい!」キリッ

清姫「あらあら、正直者な旦那様☆」

ぐだお「と言うわけで碌に耐えられそうも無いので、一度激しく行きたいと思います」

酒呑童子「鬼に遠慮なんていらへんからなぁ……昇天させるつもりでやっておくれやす」

ぐだお「それじゃっ、イクよ!」パンパンパン

茨木童子「ひがッ! うぐッ! うぁ……ッ!」

酒呑童子「どや、茨木、気持ちええかぁ?」

茨木童子「うぁああうあ……う……ぅ」ピクピク

酒呑童子「ふふ……もう呂律も回らんみたいやね。そんな顔見せられると……うちもいじめたくなってくるやないの……」ゾクゾク



茨木童子「ーーひァッ⁉ しゅ……てんぅ……⁉」

酒呑童子「身体に跡つけるのも旦那はんに任せようと思ったけど、うちも我慢できひんわぁ……」カプッ

茨木童子「~~~ッ」ゾクゾクゾク

ぐだお「おおっ、更に締まりがキツく……!」

茨木童子(あそこを突かれて……身体中を酒呑に噛まれて……! 何も……何も考えられなくなる……!)

酒呑童子「そろそろやね。ほれ、茨木、最後にあんたのここ、ぎゅうっと締め付けや。最後の一滴まで絞り尽くしぃ」ギュッ

茨木童子「ひァッ! ち、ちくびっ! りょうほうつねらないでぇぇッ!」ビクンッ

ぐだお「ぐっ、出るッ!」

 ドプッ

茨木童子「ーーーーッ⁉ ぁ……ひ……ぁ……っ!」

茨木童子(吾のお腹に……いっぱい……何かが……!)

茨木童子「あぁぁ……まだ……まだ……とまらなぃぃぃ……」ビクビク

清姫「あら、本当に最後の一滴まで搾り取る気ですね」



茨木童子「うわぁぁ……あぁ……あぅ」カクッ

酒呑童子「と、ここが限界みたいやね。オチたみたいやなぁ」

ぐだお「ふぅ……マジで最後の一滴まで絞りつくされたかも」ヌプッ

清姫「うふふ……凄い勢いで逆流して……♡ これで茨木さんも旦那様の虜に……♡」

酒呑童子「まぁそこはどうか分からんけどなぁ。なんせこんなに酒飲んどるさかい、明日になれば記憶も根こそぎ飛んどるかもしれんしな」

ぐだお「んー、でもいいの? それじゃ、酒呑に頼まれたこと、あんまり達成出来てない気がするけど」

酒呑童子「いーんよ、それで。後はうちが少ぉし耳打ちしてやればね。男の一人でも知った方が、鬼としての自信ももう少し付くやろしなぁ」

清姫「……あの、本当は酒呑さんが……」

酒呑童子「言ったやろ? うちには竿も無ければ玉も無い、茨木に教えてやれることはないんよ……それに」

ぐだお「?」

酒呑童子「ん、なぁんでもないわ。ま、久々に茨木の可愛いとこ見れたし、うちは満足や。あとは旦那はんたちでゆっくり調教でもしておくれやす」トトト

清姫「なんだかやっぱり酒呑さんは掴みどころが無い方ですね」

ぐだお「うーん、鬼心も複雑なのかな。……じゃあこっちは二日酔いに効きそうな料理でもエミヤに教えてもらおうか。流石にここまで飲まされると茨木が心配だし」

清姫「そうですね、かく言うわたくしもちょっと頭が……」クラッ

ぐだお「きよひー⁉」

清姫「うふふ、お部屋全体が大きな奈良漬に見えますわぁ……♡」



 ◆

酒呑童子「……ああ、金時。ええところにおったなぁ」

金時「げっ……! 酒呑……悪ィがちょっと用事が……」クルッ

酒呑童子「あん、いけずやなぁ、ちょっと話くらい聞いてもええやろ? うちとお前の仲やないの」

金時「どんな仲だよ、殺しあった仲か?」

酒呑童子「ま、そゆことやな。で、ええか?」

金時「良くねえ。その布切れ全部着替えて出直してこい」

酒呑童子「もう、そんな態度とられてまうと濡れるやないの……」

金時「……オイ、なんだその覇気のねぇ面はよ」

酒呑童子「……あん?」

金時「いつもの飄々とした殺意みてぇのも感じねぇ、何かあったのかよ」



酒呑童子「……別に。いい加減、うちの近くに縛るのも……痛々しくなっただけやよ」

金時「…………」

酒呑童子「…………」

金時「……チッ! 分かったよ、話くらい聞いてやる。ーーただし!」バッ

酒呑童子「?」

金時「俺の上着着ることが条件な! それ脱いだら速攻で俺は逃げるからな⁉」

酒呑童子「……ふふ、あんたもやっぱり鬼畜やなぁ。鬼に優しくするなんて、何よりも酷い男やわ」ボソッ

金時「あん? 何か言ったかよ」

酒呑童子「ああ、この上着……あんたの匂いが染み付いとるからなぁ……着てるだけで濡れてまうわぁ……やっぱり我慢できひんわぁ、話の続きは、布団でしよか?」

金時「やっぱり離せ! 一瞬でもお前を心配した俺がバカだった! 離せーッ!」

酒呑童子「うふふ、逃がさへんよ、この火照った身体、鎮めてもらうまでわなぁ♡」


と言うわけで今回はここまでです。読んでくれている方、ありがとうございます。
酒呑の京(風)な言葉遣いとか、茨木の酒呑に対する微妙な気持ちとか考えてたら予想以上に長くなり時間が掛かりました。
酒呑ちゃんの歪んだ愛情表現を押し付けられる形になった茨木ちゃんでした。でもそれも愛。なんか微妙に思ったら方が居たら申し訳ありません。

例によってまだ人が居れば次の調教対象を募集します。
調教対象外は>>372を参考に、それ以外のサーヴァントを
>>430までの一番コンマの大きなサーヴァントが対象、決定以降一番早いレスを調教方法の参考にさせてもらいます。

牛若丸

牛若丸

フラン

ジャンヌ・オルタ

フランかな
性感極大アップ、電極メンテナンスプレイ

期待してるぞ

>>1です、読んでくれている方、レスしてくれた方、ありがとうございます。
次の対象はフラン、調教方法は>>431を参考にさせていただきます。喋れない系バサカなのでちょっと頭を悩ませてます。+フィナーレがクリア出来なくて頭から湯気が出そうなので、続きはネロ祭り終了してから更新すると思います。

フィナーレはママとナイチンとオニキのバサカ3人が全部やってくれました

描写がむずかしいなら
きよひーに実況でもさせるといいのでは

少々マニアック過ぎてムズいよなコレ...
もうこうなったらパスして再安価ってのはどうだい?安価したやつには悪いけどな。書けないとモチベも下がるだろうし、何より俺は>>1の新しい文を早く読みたいんだ。

>>436
喋るのはすごく疲れるから
でもこれだけは言っておく

だまれ

とりあえず後回しでいいアイディアが浮かんだら書くってのでいいんじゃないの?

>>1です、更新出来てなくて申し訳ありません。フランかなり難しいですがもう少し頑張ってみるので、続きはもう少々お待ち下さい。

待つよー

>>1です、更新出来てなくて申し訳ございません。一か月経ってしまいそうなので、生存報告だけさせていただきます。

良かった。生きてたのか。

ああ~酒呑と頼光に逆レ〇プされる金時が見たいんじゃあ~
と戯れ言はさておき生きてて良かった

>>1です、大分更新できて無くて申し訳ありません。数日中には更新出来ると思います。
フラン編はフランが設定上中々喋れない分微妙な感じになってしまってますが、ご容赦下さい……

待ってた

大分感覚が空いてしまいましたが、更新再開します。今回はフラン編前半です。


◆ ◆ ◆


茨木童子「くはははは! おいマスター! 聞くところに寄れば吾は汝を倒したと言うではないか! なれば吾はマスターの上を行ったと言うことだな!」

ぐだお(酒呑から都合のいいように情報を操作されているようだ)

清姫(酒呑さんもある意味嘘を言っておらず、茨木さん自身、都合のいいように解釈しているだけのようなので、わたくしの嘘発見器もノーカンです)

茨木童子「まあこれで? 吾も男とやらを知れた……? とか酒呑も言ってたからな! これからは一層吾に尽くすのだな!」

ぐだお「…………」

清姫「…………」

ぐだお「では茨木様、こちらが約束の種火にございます」スッ

清姫「ですね」スッ

茨木童子「お、おおう……な、なんかそう素直に来られると逆に怖いが……献上品、受け取ってやろうでは無いか! くはははははは!」



 ◆

茨木童子「しゅてんー! しゅてんー!」バタバタ

酒呑童子「なんや騒がしい……どしたんや、茨木」

茨木童子「くははは、何か気付かないか~?」クルクル

酒呑童子「「……ああ、もしかして茨木縮んだか?」ポンッ

茨木童子「ぐふっ」

酒呑童子「冗談や冗談。再臨させて貰えたんやなぁ、おめでとさん」

茨木童子「う、うむ、これも酒呑のお陰だな! 力も大部分を取り戻したことだし、これでもう、酒呑の足を引っ張ることは無いぞ!」

酒呑童子「……全く、ほんとにかわえぇ奴やな、あんたは」ポンポン

茨木童子「な、ななな……そ、そう褒めるな! いや、褒めてくれることは嬉しいがな! もっと褒めてくれても構わんぞ!」

酒呑童子「まぁまだレベル上がっただけじゃ力不足や。さっさとスキル石とか稼ぎに行かなあかんねぇ」

茨木童子「む、確かにそうだな! では行くか! ……ところで酒呑、何故さっきからそんなに腰を震わせてーーぶへェッ!」

酒呑童子「あんの金髪小僧……次は絶対に沈めたる……!」ガクガク



 ◆ ◆ ◆


清姫「さて、案外酒呑さんも茨木さんもいつも通りのようですし、次の調教に入りましょうか」

ぐだお「茨木のある意味調教失敗かもしれないけど、まあこの反省を次に活かそうとしようか」

清姫「その気持ちの切り替えの早さ、流石です!」

ぐだお「ハッハッハ! きよひーの言葉は常に俺の心を癒してくれるよ」ナデナデ

清姫「ふぁぁ……と、いけません、次の調教でしたね。ええと風の噂の令呪では……」パラッ

清姫「あら、こちらは中期に参加された方ですね」

ぐだお「と、言うと……?」



 ◆

フラン「ウァァァァァ-!」ドコォ

エジソン「ひぃ!」

フラン「ウォォァァァァ!」ドン

テスラ「おぅわ⁉」

エジソン「な、ななな何事だすっとんきょう!」

テスラ「黙れ! 天才たる私とて何が起こっているのか分からんのだ! とにかく死にたくなければ走るんだな、凡骨!」

エジソン「ぐぅぅぅ……! 最近厄介ごと続きだな全く! 第一、彼女が狙っているのは貴様だろう!」

テスラ「この全知全能たるゼウスをもひれ伏す私があのような麗しいレディに狙われる理由など断じてーーぐぉう! 躓いたーッ!」ガシッ

エジソン「うぐぉ⁉ わ、私のヒゲを引っ張るなぁーーーーッ!」ビタン

フラン「ウウウ……」バリバリ

エジソン「ま、待ちたまえ! まず話し合おう! 私に対して何か訴えがある場合はしかるべき機関を通しーー」

テスラ「あっ、ずるいぞ凡骨! いや、凡骨に倣うのも屈辱の極みだがやはり争うのであれば法廷でーー」

フラン「ウアアアアアアーーーーーー!」

「「NOOOOOOOOOOOO!!!!!」」


エレナ「……なにしてんのよ、あなたたち」

フラン「ウウッ……!」ピタッ

エジソン「え、エレナ君! いいところに!」

テスラ「ちょうどよかった! 彼女を止めてくれたまえ!」

エレナ「はぁ? また何か怒らせたの……? どうしたの、フラン。何か怒ってることがあるなら話してみなさい?」

フラン「ウーウー!」ブンブン

エレナ「ふんふん」

フラン「ウーアー!」フリフリ

エレナ「なるほどなるほど」

エジソン(おい、すっとんきょう! 今更だが何故Mrs.エレナは彼女の言葉が分かるのだ⁉)

テスラ(私が知るか凡骨! きっと神智学の何か、アレなんだろう!)

エレナ「分かったわ。エジソン、それにテスラ」ゴホン

エジソン「う、うむ」

テスラ「一体なんなのだ?」

エレナ「ーー電気を無駄遣いするなッ!」ゴスッ

「「うぐぉっ!」」



エレナ「全く、テスラは前に一度キレられたのに懲りもせず、エジソンはそのことを笑っておきながら自分も同じことするなんて……カルデアの電力には限りがあるんだから、無駄遣いしないの! しかも単に相手より自分の部屋を明るくするなんて下らない争いで!」

フラン「ウーウー!」プンプン

エジソン「も、申し訳ない……」

テスラ「失念していた。ここは謝ろう……」

エレナ「……ね、フラン。二人もとりあえずは反省しているようだし、その武器は勘弁してやってくれるかしら?」

フラン「……ウー」コクッ

エレナ「うん、素直な子は好きよ!」ナデナデ

フラン「ウー!///」


清姫「なんとまあ……エレナさんの仲裁能力には唸らざるをえませんね」

ぐだお「確かに……これがいわゆるママパワー……」

エレナ「あら、清姫にぐだおじゃない。えっと、今日は種火狩りじゃない、わよね……」

清姫(あ、若干顔が赤いのはマスターを見てアレを思い出すからでしょうか)

ぐだお「うん、今日はちょっとフランの強化をしようと思って、フラン、借りていいかな?」

エレナ「ええ、喧嘩は終わったみたいだし。そうよね?」

フラン「ウー!」コクコク

清姫「それじゃ、フランさん、こちらへどうぞ」

エレナ「はい、あなたたちは無駄遣いした分の電力を補充する!」パンパン



 ◆


フラン「ウァ……ウ?」

清姫「ええと、今日はスキル強化なのか、それともレベルアップなのかと聞いていますわ」

ぐだお「どっちもするつもりだけど、その前に別のメンテナンスをしようと思うんだ」

フラン「ウウ?」

ぐだお「そうそう、フランの身体も特殊みたいだから、少し、ね」ニコォ

清姫「ええ、少し、ですね」ニコォ

フラン「……ウゥ……⁉」ゾクッ



 瞬間、フランの全身にある種の戦慄が走る。

 フランは所謂喋れない系バーサーカーではあるが(その気になれば喋れる)、その実非常に理知的なサーヴァントである。
 マスターの言うことは基本完璧に理解し、自分もまた、言語を上手くコントロール出来ないだけであって、身振り手振りで感情を伝えることも可能である。
 要するに、表向きの行動で忘れられがちだが、これでもかなりマトモな部類のサーヴァントなのだ。

 故に、戦慄。

 何かは分からないが、人造人間の直感が伝えている。この先に、マスターと清姫についていくのは何かが危険だと。具体的には何やら淫猥な気配を感じてもいた。
 理知的とは言え純粋でもあるフランには淫猥と言う意味の理解がどこまで及んでいるかは不明だが、なんとなくそれっぽい気を感じたのである。


 
フラン「ウァ……ウ、ウ……」

清姫「あら、どうしました、フランさん?」

フラン「ウゥゥ……!」プルプル

清姫「あらあら、そんな歯医者に行く寸前の子供のように……怖くは……無いとは個人差があるのでどうとは言えませんが、個人の意見を述べるのであれば、わたくしはとても素敵なことがこの後待っていると思いますよ?」

 同じバーサーカーの自分が言うのも何だが、あなたの素敵はきっと常人にとっては不適だろう。と伝えるもニコニコ笑ってこれを無視。決して嘘をついていないところがまた酷く恐ろしいのである。

フラン「ウ、ウー! ウー!」バタバタ

清姫「はいはい、お暴れにならないよう」

ぐだお「フランって直感スキルとかあったっけ?」

清姫「電気信号による虫のしらせのようなものかもしれませんね。まあいやよいやよも好きのうち……と申しますし。あ、ちなみにわたくしはマスターにどんなプレイを求められてもいやと言いませんよ? もっともマスターはわたくしが引くくらい酷いプレイはしないでしょうけれど。ちなみにわたくしはカニバリズムくらいまでならオールオッケーです」

ぐだお「ハッハッハ、心強いね、きよひー。でもそれだけは絶対に無いから安心してくれ」

フラン「ウウウウ⁉」



 フランの直感は確信に至る。正直、この二人についていくとかなりヤバイ。フランはこれでも所謂マスターラブ勢の一人である。絆レベルも種火狩りによく出勤させられるため、とっくの昔に5に到達している。
 故にマスターと愛を語りたいと思わないでも無い。無いのだが、しかしこの先にあるのは紛れもなく恐怖である。

 ーーしかし、

清姫「……フランさん、もうなんとなく分かっているようなので先にお伝えいたします。これから、フランさんにはますたぁとメンテナンス兼魔力供給を行っていただきます」

フラン「ウゥ⁉」

清姫「はい、驚かれたと思います。けれど旦那様は、一人でも多くのサーヴァントと絆を深めたいと、この方法を選んでいるんです! 手っ取り早い強化ですし」

フラン「……ウー」コクコク

 理知的な彼女はとりあえず頷いた。アレな行為が魔力供給につながるのは最早常識である。古事記にもそう書いてある……とは言わないが、魔術師とサーヴァントの間では、周知の事実なのは間違いない。そして実際清姫も嘘をついてはいない。

清姫「ここだけの話、既にトカゲ娘(術)、沖田さん、信長さん、アルテラさん、マシュさん、エレナさん、アンさん、メアリーさんが旦那様の虜になっています。もちろん肉体的な意味で」

フラン「ウウゥ⁉」

 突然の言葉に当然フランはショックを受けた。決してマスターには誠実さだけを求めている訳では無かったが、それでも複数の女性と関係を積極的に持つような人間とは思っていなかっただけに、その衝撃は計り知れない。軽い頭痛が彼女を襲う。



清姫「もし、フランさん、あなたがこの手を取れば、旦那様の寵愛を受けることが出来ます。けれどフランさんがこの先を恐れると言うのであれば……この話は、聞かなかったことにして下さい。旦那様も無理矢理にとは言いません。『今まで通り、何もなく、そしてこれからも何もなく』、マスターは理想のマスターとして、あなたと戦場に赴くでしょう」

フラン「……! ウ……ウゥ……」

 清姫、渾身の悪魔が如き甘言である。嘘を一つも言わず、それでいて相手の心をダイレクトに揺さぶる舌鋒。
 揺らすのは勿論、仲間はずれにされてしまうのでは無いかと言う恐怖である。既にマスターは多数の女性と関係を持っている。その事実を覆すことは出来ない。

 そして自分がこの手を受け取らなければ?

 答えは決まっている。マスターは自分を置いて、他の女性を誘うのだろう。表向きには自分を良き仲間として扱ってくれていても、その上の関係はもう望めない。

 ならば、ならば、

清姫「さぁ、フランさん? どうしますか?」

 彼女が取る道は、一つしか無かった。



フラン「ウゥ……」スッ

清姫「ふふ……わたくしの手を取る……それはつまり、受け入れると言うことですわね?」

フラン「ウゥ……ゥ」コクッ

清姫「うふふ……いい返事ですわね」

 かくしてファウストはメフィストの甘言の元にその身を堕とした。本物のメッフィーが見たらどう思うかはご想像にお任せする。

ぐだお「それじゃあ、フラン、行こうか」スッ




 ◆


清姫「はい! と言う訳で今回はフランさんの電撃性感極大アップメンテナンス調教でーす♡」パフパフ

ぐだお「やー、シリアスっぽい語りって疲れるよネ!」

フラン「ウァァァウ⁉」

清姫「はい、ちょっとお静かに」つギャグボール

フラン「モガァッ⁉」ガポッ

清姫「えー毎度恒例、清姫の『今何が起こってるの? 教えて清姫ちゃん☆』の解説コーナーですが、今回フランさんには仰向けでベッドの上に大の字で拘束させておりますわ。あ、もちろんすっぽんぽん、生まれた時のお姿です♡」

フラン「ムグググ……!」

清姫「プラス今回はかなり刺激が強い方法を想定しておりますので、バーサーカーであるフランさんが暴れないよう、かなーりガチガチに拘束させていただいております☆」

清姫「具体的にはまず四肢を鎖を付けた枷で拘束。そして装着した首輪も左右に鎖を付けて頭を動かすことすら許さず、同様に腹部も固定させて頂きましたので、フランさんは身動き一つ出来ません」

清姫「さらにガチガチ拘束感を出すために、手足の指一本一本まで万力のようなもので拘束させていただいております」

清姫「まさしく完全拘束……うふふ、みるだけで濡れてしまいそうな光景ですね♡」



フラン「ウ……ウ……!」

清姫「とは言え……」

ぐだお「なんだかすっごく泣きそうな顔をしているのは非常に心臓に来るね。いい意味じゃなく、罪悪感で。きよひー、通訳をお願いしていいかな」

清姫「はい、喜んで。フランさん、どうされましたか?」ガパッ

フラン「ゲホッ……。ウ……ゥウウ……」グスグス

清姫「……ふむ」

フラン「ウー……ア………ア……」ボロボロ

清姫「……なんだ、そんなことですか」

フラン「ウァ⁉」

清姫「あ、失礼しました。確かにフランさんから見れば、とっても心配だったことなのでしょうね」

ぐだお「きよひー、どゆこと?」


清姫「いえ、フランさんは自分の身体のツギハギを、旦那様に見られることが酷く怖かったそうなのです。その気持ちは分からないでもありませんがーーしかしフランさん、落ち着いて見てください。旦那様はあなたの身体を見て、少しでも顔色を変えましたか?」

フラン「ウ……!」

ぐだお「あー、そっか、フランにはその点悪いことをしちゃったかもしれないけど……しかしッ!」ガバッ

フラン「ウァァァァゥ⁉」ビクッ

ぐだお「無論俺は全く気にしない! むしろオシャレな感じだと思っている! そしてカワイイ! だからもう辛抱堪らんので今すぐ調教を開始する! きよひー、準備は出来てるね?」

清姫「サー、イエッサー、ですわ、旦那様!」サッ

フラン「ウアァ……⁉」

清姫「ふふ、理解が追いついてない顔をしてますけど、これが旦那様ですわ、フランさん」

フラン「ウ……ウゥ……」コクッ


 ひとまず落ち着きを取り戻したフラン。胸の中にはじんわりと温もりを感じていた。このツギハギだらけの身体を、『人間』であるマスターにみられたらどうなるのか。この身体にあの人の目が触れた瞬間、化け物を見るような目で見られるのではないか。マスターはきっと一瞬だけ、一瞬だけその色を瞳に浮かばせ、それでいて、何事も無いように振る舞うのだろう。

 フランにはそれが何より恐ろしかった。かつて一度絶望を味わったからこそ、信頼していた人に再び化け物と見られることは何よりも恐ろしく、耐え難い苦しみだった。けれど、ああ、けれど、このマスターは何一つ表情を変えず、ただ、欲望のままに自分の身体を愉しみたいと言ったのだ。
 端から見れば、それは下衆以外の何物でもない。けれどこの時、この瞬間に限っては、彼の言葉はフランの心の鎖をまた一つ、砕くきっかけになったのだった。

 しかしそれはそれとしてだ。



フラン「ウァウ⁉ ウァ⁉」

清姫「はいはい、暴れないでくださいねー」

 調教とは一体何のことだとフランの思考がようやく現状に追いつく。しかも尋常じゃない拘束はとても自分がバーサーカー故とは思えず、どう考えても9割以上、マスターと清姫の邪悪な趣味にしか思えない。ましてや手足の指まで完全に固定する意味がどこにあるのだろうか。現状、フランは完全な人形状態である。

清姫「はい、こうしてペタペタと……」

フラン「ウァウ⁉」ピクッ

清姫「はい、こちらは軽い電流を流すための機械です。ちなみに薄い本とかでよく見ますけど、名前は分からないので適当にご想像下さい」

ぐだお「これをフランのお腹周りを中心に左右対象に貼っていきます」

清姫「勿論頭にも」

フラン「ーーッ!」ピクッ

清姫「うふふ、軽い快感みたいのがありますか? 異常な状態だと、人って肌が敏感になるらしいですからね」

ぐだお「裸にされてガチガチに拘束されてることに、少なからずフランも感じてるのかな?」

清姫「……いえ、旦那様」スッ


フラン「ウゥゥ⁉」ビクッ

清姫「少なからず、ではなく、大いに感じているみたいですよ。ココ、もうぐっしょり……♡」ヌチョオ

フラン「ウ……アアァ……」カァァ

清姫「うふふ、自分に何が起こっているのか分かりませんか? 女は好きな人の前ではただの雌……自然と身体を濡らしてしまうのですよ」

ぐだお「そしてやはり忘れてはいけない、貼る場所は……」

清姫「ええ、も・ち・ろ・ん♡」ペタッ

ぐだお「胸と」ペタ

清姫「あそこ、ですわね!」ペタ

フラン「ウゥッ!」ビクンッ

清姫「ふふ、初めての感覚みたいですわね。そう、女が女である証。ここの快楽からは誰も逃れられないのです。フランさんにもそれをしっかり理解していただきますわ」



フラン「ウ……ウゥ……」

ぐだお「さて、それでは早速スイッチ・オン!」

清姫「ラジャーですわ!」カチッ

「ウゥゥゥウゥゥゥゥゥゥゥッッッ⁉」ビクビクッ

 フランの全身に電流が走る。それも常人耐えられるものでは無い、破格の量が。けれど恐ろしいことに、それに痛みを感じないのだ。

 普通ならば身体が焼けるような、あるいは裂けるような痛みが走る。しかしこの時、フランの身体に走ったのは紛れもない快楽だった。

 否、快楽と言う感覚をフランは殆ど理解していない。だが、強すぎる刺激は、赤子同然の少女を、一気に「女」として目覚めさせたのだ。

清姫「はい、オフですね」カチッ

フラン「ーー……ウ……ァッ!」ビクッ



ぐだお「そして再びスイッチオン!」

フラン「ーーウァァァァッッッッ⁉⁉⁉」ビキッ

 本来ならば身体を大きく仰け反らせてしまうであろう衝撃。けれど全身をくまなく拘束されているフランにはそれすら許されない。
 動けない状態でひたすら強烈な快楽を与えられ続けると言う異常な状況は、着実にフランを開発していった。

フラン「ア……ア……ア……!」

清姫「うふふ、フランさん、顔を真っ赤にして涙目で……動けない純粋な方を一方的に攻めるのは、やはり……」ゾクゾクゾク

ぐだお(あ、きよひーのスイッチも入った)

清姫「さらにさらに電流をあげましょう!」ハキハキ

フラン「ウァァァァァゥ⁉」

ぐだお「それじゃもう一段階……っと」



フラン「ア……アゥ……」カタカタ

清姫「もう無理、そんなことしたら壊れてしまう……ですか?」

フラン「アゥ……! ウゥ……!」ボロボロ

清姫「ああ、駄目ですよフランさん、涙目とは言え、そんな『扇情的な顔で言われたら』ーーもっと攻めたくなるじゃありませんか♡」カチッ

フラン「ーーウァァァァァァァァァァァッッッッ!!!!!!!!!!!!?」プシャアアア

 絶叫と共に、フランが潮を噴く。

清姫「ますたぁ、フランさんもサーヴァントですし、これくらいの刺激じゃ足りないかもしれません。もっと刺激を増やすべきでは」

フラン「ーー……ウ……ァ…?」

 フランの耳に信じられない言葉が届く。今でもこの快楽に気を飛ばしてしまいそうなのに、この上まだ何かすると言うのだろうか。
 清姫の瞳の色が、本気だと言うことを何よりもフランに理解させた。

清姫「うふふふふ、まだまだ楽しくなりますわよ……♡」


 と言うわけで、フラン編前半です。きよひー、完全にSの扉が開く。
 フランめっちゃ難しいです。かなり微妙だと思われますが、申し訳ありません。
 続きも出来るだけ早く更新出来るようにします。とりあえず皆で魔術王を倒しましょう。

ベネ

乙乙

バルバトス「あ、あくまたん・・」

大分更新出来てなくて申し訳ありません。遅くなりましたが、フラン編の続きを更新します。


 

フラン「ウ……ァ……ッ!」ビクッビクッ

清姫「あら、つい夢中になってしまいました」

ぐだお「ハハハ,きよひー、指がふやけちゃうぞ☆」

清姫「いえ、面白いくらいにフランさんの感度が上がっていくもので、ついつい。清姫、反省です☆」

フラン「ウゥゥ……ァ……」

清姫「と、流石に絶叫させすぎたのでお水とか飲ませた方がいいですね。ちょっと声ガラガラになっちゃってますし」

ぐだお「はい、カルデアのおいしいお水」つペットボトル

清姫「どうも、ではこちらをどうぞ」コポコポ

フラン「ウグッ?」

清姫「こんなものでしょうか」

フラン「プハ……ッ。……ウゥゥ?」

清姫「え、これでようやくおわりなのかと?」

フラン「ウー……」プルプル

清姫「涙目……かわいいですね」ペロッ

フラン「ウァァ⁉」

清姫「あ、すいません。いえいえ、勿論ーー本番はここからですよ?」

フラン「……ウゥ?」

清姫「あ、何を言ってるのかなこの人は? みたいな顔をしている。現実を受け入れられないみたいだネ!」

フラン「……ーーウァァァ⁉ ウ、ウウウウウッ!」ガタガタ

清姫「無駄ですわ、最初に説明した通り、それはバーサーカーの力でも絶対に壊れない拘束ですから♡」

ぐだお「いやー、流石ダヴィンチちゃん特製拘束台だね」

清姫「さて、ここからは第二部ですが、このまま拘束機械姦もマンネリですので、ここら辺でゲストの皆さんをお呼びしましょう。ーーエレナさん、どうぞ」

エレナ「うっ……き、気づいてたのね……」

清姫「ええ勿論、エレナさんはアサシンではなくキャスターですからね」

エレナ「えーと……その様子だと、もしかしてあたしのことも、もう全部知ってる……?」



清姫「ええ、全部♡」

エレナ「……ッ! ……ッ!」ガンガン ←壁に頭を打ち付けている

清姫「エレナ抱き枕の抱き心地は最高だったヨ!」

エレナ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」ガンガン

 ~しばらくお待ち下さい~

エレナ「……すー……はー……よし、落ち着いたわ」

清姫「そんなどこぞの学士様みたいな」

ぐだお「流石はエレナ、気持ちの切り替えがスムーズだね」

エレナ「部屋の前に清姫から後でぐだおの部屋に来るよう手紙が置いてあったから何かと思えば……こ、こんなことしてるなんて……///」

清姫「もうこれで十人目の調教ですわ」

エレナ「じゅっ……⁉」

エレナ(お、思ってたより多かったわ……流石全サーヴァントが認める最強のタラシ……)



清姫「エレナさんも旦那様の虜になってしまったクチですものね♡」

エレナ「……う、否定は……しないわ。で、なんでこの場にあたしを呼んだのかしら?」

清姫「それは勿論、調教を手伝っていただくためです♡」

エレナ「て、手伝うって……///」

ぐだお「見ての通りフランはまだ調教に怯えがある。そこでエレナのママパワーで、フランの心をほぐして欲しいと言う事さ!」

エレナ「」

エレナ「(思考が停止している)」

エレナ「(思考が停止している)」

エレナ「…………(思考を再稼動させている)」

エレナ「」チラッ

フラン「ウウゥ……!」プルプル

エレナ「」ゾクッ

清姫「あの、エレナさんまでSになられるとマジに結構収集つかなくなりますからね?」

エレナ「わ、分かってるわよ! そうね、このまま二人だけにフランを任せるとどんな目に遭わされるか分からないし、ここはあたしが監督してあげるわ!」

清姫「助かります♡」



ぐだお「と、言う訳で」

清姫「はい、いよいよエレナさんサポートのもと、本番と参りましょうか!」

ぐだお「さっきからフランが連続してイッてた所を見てて、マイサンもそろそろ限界だったしネ!」ビンビン

エレナ(や、やっぱりぐだおの大きい……/// って今日はフランの番、フランの番……!)

清姫「あ、ちなみに完全拘束台はプレイの邪魔になるので一旦外しました」

フラン「う、ウァァ……」プルプル

エレナ「それでもフランはまだ期待より恐怖があるみたいね。でもこれだけ濡れてれば、痛みは少ないと思うけど……」

エレナ(何か安心感を与えるために……)

エレナ「こ、こうかしら」ギュッ

ぐだお「おお……」

清姫「これは……」

ぐだお「母性スキルが高い者にのみ許される膝枕ッ!」

清姫「しかもあの姿……恋人にするそれとは違い、まるで我が子を愛しむ母親のように自然な膝枕です!」

エレナ「ええ……そ、そこまで……?」

エレナ(あたし子供どころか結婚してすぐに逃げた薄情者なんだけどなぁ……)



フラン「ウゥァ……?」

エレナ「え、えっと……フランも……母親は居ない訳だものね……。あ、あたしなんかが言うのはアレだけど……今だけは、あたしを信用して……くれる、かしら?」

フラン「……ウー♪」コクッ

エレナ「」ズキューン

清姫「あ、今何かが撃ち抜かれたのを感じました。こう言ってはなんですが、わたくしもかなり心に来るものがありました。プラス今になって凄い罪悪感が芽生えてきました……」

ぐだお「きよひー、ドンマイ!」

清姫「いえ、これも旦那様の調教記録更新のため! フランさんの心が解きほぐれた所で、プレイ再開です!」ピーッ

エレナ「それじゃあフラン、少しだけ、衝撃に備えてね」

フラン「ウゥ……!」

ぐだお「それじゃ、フラン、挿れる……よッ!」ズプッ

フラン「ーーーーーッ⁉」ビクビクッ

エレナ(うわ……フランの快感がこっちにも伝わって来るみたい……! さっきまであんなにイカされ続けてたもの、挿れられただけで相当な衝撃の筈……!)

エレナ「ふ、フラン、大丈夫?」

フラン「ウァ……ァ……ァ……!」ピクビク

ぐだお「おおぅ……フランの中、すごいうねってる……これはじっとしているとすぐに出てしまいそうだ!」


 フランに伝わったものは衝撃と、微かな痛みと、言葉に言い表せない快感だった。性的な意味の快感では無い。ついぞ、ついぞ自分には訪れることはないだろうと思われた喜びと望みが、間接的にではあるが叶ったのだ。愛する人と共にありたいと言う朧げながらも確かな望みが。

 ……シチュエーションは、自分が思い描いたものとは大分違ってはいたが、この快楽の中では、最早微々たる問題であろう。
 
 生みの親に見捨てられ、心から望んだ伴侶を得る手段を永遠に失い、聖杯を獲る力の無い自分には、二度と叶うはずの無かった望み。

 渇ききった喉を潤すかのように、注がれる快楽と喜びがフランの身体を満たしていく。

フラン「ウ……ァ……ァァ……ゥ……!」

エレナ「フラン、気持ちいい……?」

清姫「さあ、旦那様、最後は勿論フランさんの中に、沢山出してあげてくださいね」

ぐだお「ああ、勿論!」

 たとえこの一瞬だけの、儚い幻であろうともーー今、自分を抱き、支えてくれる母が居る。手を取ってくれる友が居る。そして、自分を愛してくれる人が居る。

フラン「……ゥァッ! アァッ! ンンァッ!」ビクビクッ

ぐだお「フラン! 出すよ!」

フラン「ウァ! ゥウ! ウウ!」コクコクコク

ぐだお「…………ッ!」

フラン「ーーゥ……ァ……!」ビクッ




フラン「ァ……ィ……シ……テ……ル……! ス……キ……ィ」ガクッ

清姫「あら、フランさん、気絶しちゃいましたか?」

エレナ「最後の最後に、自分の気持ちをちゃんと言葉に出来たのね……なんかこっちが恥ずかしくなっちゃったわ」

清姫「エレナさんもご協力ありがとうございました。そして名実共に、エレナさんも調教サーヴァントの仲間入りですわね☆」

エレナ(今更ながらとんでもないことに加担してしまった感がすごいわ……)

エレナ「……ま、入っちゃったものは仕方ないわね。清姫、フランをこのままにしとく訳にも行かないし、浴場で洗ってあげましょ」

清姫「はい、エレナさん!」

と、言うわけでフラン編はここまでです。フランは好きなんですが、喋れない系はやっぱり難しかったです……。微妙に思った方申し訳ありません。

例によって次の調教対象を募集します。>>484までのコンマが一番高い鯖が対象。それ以降一番早いレスを調教方法の参考にさせて頂きます。
サーヴァントはFGO初出、もしくは既存CPの無い方で。対象外サーヴァントは>>372などを参考に

募集が集まらなかった場合はこのままシメに入ります

メディア

スカサハ

アイリ

スカサハもアイリもダメだったのか、よければアタランテに変更で

>>485
すいません、アタランテ姐さんは番外編に出てるので今回は見送らせてください……本当にすみません……
と言うかコンマに出てる人軒並みアウトなので>>489までのコンマが一番高い奴を再度対象にします!

あとキャラが増えてきたこともあるので、もう一度対象外のサーヴァントを書きます。

アルトリア(士郎とCP ただし乳上、槍王は除く)
ジャンヌ(ジーク君とCP)
ネロ(ザビーズとCP)
玉藻(ザビーズとCP)
エリザベート(槍)(ザビーズとCP)
ブーディカ(ガチ人妻)
マリー(ガチ人妻)
メディア(リリィ含・葛木先生とCP)
アルテミス(ガチバカップル)
スカサハ(扱いに困るので今回はすみません)
式(ガチ人妻)
メイヴ(五章を見た身としては正直書ける気がしない)
アイリ(天の衣は別人ですが別世界ではガチ人妻なので)
酒呑(金時CP)
頼光(金時CP)
イリクロコンビ(士郎とCP)
+
アタランテ・女神トリオ・ナーサリー・ジャック(番外編ですでに出しているので)
クレオパトラ(カエサルの嫁)
ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ(ジャック・ナーサリーと同じ理由)
イシュタル(中身が別人と分かっていても見た目が凛なので……)
ジャガーマン(言わずもがな)

めっちゃ多くて申し訳ないですが、多分上記の人たち自分に書ける気がしないので……

マタハリ

>>486 アタランテあの数行登場した番外編でもダメ扱いか...勿体無い 安価下

槍王

こんだけng多いと誰ならokなのかがぱっと分からんなぁ…
いっそngリストよりokリストの方が欲しいなー

>>490
そうですね、むしろOK出した方が混乱しなさそうなので、
とりあえず現時点で個人的にOKだなと思うサーヴァント一覧を
アルトリア(槍)
アルトリア(オルタ・槍)
デオン(まあ性別不明枠だし……)
牛若丸
マルタ
荊軻
マタハリ
清姫(対象になったらこのスレを畳みます)
タマモキャット
モードレッド
謎のヒロインX(一応不明枠)
ネロ・ブライド
ナイチンゲール
ジャンヌ・オルタ
三蔵
ニトクリス
静謐のハサン
ダ・ヴィンチ(見たいと言う人が居るならば)
エリザベート(ブレイブ)
ケツァル・コアトル
メドゥーサ(ランサー)
ゴルゴーン
宮本武蔵

と言った所でしょうか
メドゥーサランサーとジャンヌリリィのロリ組はアタランテさんを加えた番外編にでも出そうと思ってます

一応コンマに勝ったのは槍王のようなので、以降一番早いレスが調教方法と言うことで

>>491
おぉありがたや

槍王ならオッパイ責めだな

どっちだ、まさか二人か?

>>1です。
すいません、自分はアルトリア(ランサー)の方だと思っていたのですが、コンマ取った方はオルタのつもりだったでしょうか?

ID変わってるけど白の方

忘れ去られたカーミラさん

>>497
了解しました。次の対象は白アルトリアランサーで、調教方法は乳責めになります
>>498
カーミラさんは自分でもどっちだか判断がつかなくて……
一応本当のカーミラと言うかエリザベートは夫と仲がめちゃくちゃ良かったらしいのですがFGOではあまり言及されていないのでアリと言うことにします。

>>1です。槍トリア編の前に、番外編を投下します。

 
 ~幕間の番外編・アタランテさんの幸せワンデイ~



 突然だが全国のチビッ子諸君、こんにちわ。場合によってはおはよう、もしくはこんばんは。

 私の名はアタランテ、かけっこのすごく早いお姉さんだ。すごいぞ、とっても早いぞ。
 昔は狩りをしたりかけっこの勝負をして、負けた男を矢で射殺……追い払ったりしていたんだ。
 
 む? 何故かけっこの勝負をしていたのかだと? むぅ、ここから先はちょっと子供には早……あ、分かった! 分かった! 話すから!

 ……ごほん。ええと、その、な? 自慢では無いが私は生前とてもモテモテで……いや、私の容姿が優れていたという話ではなく、狩人として私は一流であったからな。けっこうな冒険もしたのだが、まあそれは今度の機会にでも話そう。

 故に、私の元に求婚者が沢山駆け込んできたのだ。……あまり嬉しいものでは無かったが。
 何故って……少し難しい話かもしれないが、私は信仰する女神アルテミス様に純潔の誓いを立てていて……要するに、生涯異性と交わらない約束だ。それに、以前私を愛してくれた人が、悲しいことになったこともあってな。結婚なんてものは考えるだけでも嫌だった。

 けれど周囲があまりにも結婚を勧めるもので、周りの面子を立てるためにも、表向きは仕方なく考える振りをした訳だ。

 よって私は、結婚を申し込んだ男とかけっこをして、勝った男と結婚してやろうと言う話にしたのだ。
 無論、私は早かったぞ? どんな男が来ようとも絶対に私には勝てなかったからな。 ……え? 負けた男はどうなったかって?

 ……それは勿論、丁重にお帰り頂いたとも。二度と私に挑戦しないことも約束してな。
 
 まあそんな感じで、私は日々かけっこで勝負をしていた訳だが……。

 え、その後どうなったかって……? ………………はい! ここまで、今日のお話はここまでです!



ジャック「えー! なんでー⁉」

アタランテ「な、なんでって……こ、この先は! 子供にはまだ早いから!」

JDASL「そんな! 私たちもう子供じゃありません! 立派なサーヴァントです! 師匠だってそう言ってます!」

アタランテ(師匠……?)チラッ

天草「」ウンウン

アタランテ「…………(無言で弓を構える)」

 ビュン

天草「ヒィァ! な、何をするんですいきなり! それでも子供たちの笑顔を守らんとする方ですか⁉」

アタランテ「黙れ、子供を狙う悪漢」

天草「え、なんですかそのマジボイス。いやあの、女性の怒った顔も苦手ではありますが、真顔だと余計に怖いんですよ貴女は特に。なんて言うか野生のライオンを目の前にしているようでありましてね」

アタランテ「よし、殺そう」



JDASL「あ、アタランテさん! すとっぷ! すとっぷです!」

アタランテ「リリィ、お前の貞操は私が守る。安心してこの背の後ろに隠れているがよい」

天草「貞操とか言わないでください、まるで私が幼女趣味の犯罪者みたいじゃないですか」

アタランテ「違うのか」

天草「違いますよ! あなた私をなんだと思っているんです」

アタランテ「……悪人?」

天草「まあ一部の方からそう思われることは否定しませんがね。私もどちらかと言えば悪役と言うものが性に合ってますしおすし」モグモグ

アタランテ「」イラッ

天草「はい、怒らないで下さい。無言で弓矢構えないで下さい。お世辞にも高いとは言えないあなたのATKで、こちらが防御最強のルーラーだとしても痛いものは痛いんですから」

アタランテ(射ち殺したい)



ナーサリー「アタランテ、怒ってるの?」

ジャック「仲良くしなくちゃダメだよ? たとえそれが天草でも」

サンタアイランド仮面「たとえってなんですかたとえって。あと私は天草ではありません。かなり時期が外れましたがサンタアイランド仮面です」スチャ

ジャック「……えー」

ナーサリー「ジャック、そこは分かっていても頷くのが大人への一歩よ」

ジャック「わたしたちは成長しないんだけど……まあいいか」

アタランテ「それで、お前は何の用だ」

サンタアイランド仮面「特に何も。ここには通りかかっただけですからね。ではリリィ、これからも賞賛に励むように。そうすれば私のようにビッグクランチを撃てるようになりますよ」

JDASL「はい、師匠!」ビシィ

アタランテ(…………あんなに慕われて、羨ましい)



ジャック「アタランテ、お話がダメなら何かしてあそぼーよー! 解体ごっことか」クイクイ

アタランテ「あ、ああそうだな。幸い今日はマスターは一日種火狩りをしているそうだし……」

JDASL「まって下さい、解体ごっこは突っ込む所ですよね⁉」

ナーサリー「そうね、じゃあ次はお茶会にしましょ!」

JDASL「なるほど! 見れば時間もおやつごろですし、丁度いいかもしれませんね」フンスッ

「それならば」スッ

ナーサリー「きゃっ! ……って、誰かと思えば小さい方のメドゥーサじゃない。どうしたのかしら?」

メドゥーサランサー「いえ、お茶会と言う言葉が聞こえたので、宜しければこちらをと……」

ナーサリー「あら、これ!」

ジャック「バターケーキだね!」

JDASL「な、なんて食欲を誘う香り……出来立てですね!」

メドゥーサランサー「先ほどエミヤさんが焼いてくれました。その……迷惑で無ければ、私たちもお茶会にご参加させて欲しいのですが……」



ナーサリー「わたし」

ジャック「たち?」

ステンノ「まったく、メドゥーサったら無理やり私たちの手を引っ張って、何のつもりかしら?」

エウリュアレ「あら、でも私(ステンノ)だってこの香りに釣られてきちゃったじゃない?」

ステンノ「まあそれは否定しないわ。女神の口にも合いそうなものだしね」

ナーサリー「まあ! 女神さまたちだわ! あなたたちもお茶会に参加してくれるの⁉」

ジャック「すごーい! 神様たちだ!」ピョンピョン

アタランテ(見た目だけならドストライクなんだけど、流石に女神さまにそう言う感情は不敬……だよなぁ……)

アタランテ「それで……あとおっき……ゲフンゲフン、もう一人……二人居るようだが」

メドゥーサ「あの……なんだかすみません」カァァァ



ステンノ「駄メドゥーサったら、誰かにお姫様だっこしてもらうなんて初めてだから照れてるのよ」

エウリュアレ「こーんなおっきな身体を支えられるんだから、アステリオスは流石ね」

アステリオス「う、うん、ありがとう」

アタランテ(両肩に女神さまを乗せて、両手でメドゥーサを抱えるとは……流石はアステリオス)

アタランテ(いや、もし、私だったら……)

 ポワポワポワ……

右肩に乗るジャック『ねー、アタランテー、次はこっちー』

左肩に乗るナーサリー『いいえ! こっちに行くべきだわ』クイクイ

頭に乗るJDASL『ちょっと待ってください! ここは頭の私が司令塔になるべきでしょう!』

両腕に抱き抱えられるメドゥーサランサー『あの……私はどちらでも……』

 ポワポワポワ……

アタランテ「いい……いいな……実にいい……」



ジャック「アタランテー?」クイクイ

ナーサリー「また例の夢現な状態になっちゃってるのね、よくあることだわ」

アタランテ「おっとすまない」

アタランテ(しかしサーヴァントとはいえ、私の狭い肩幅ではかなり無理がある気が……いや! いけるはず! これでも私は隣に並ぶものの居なかった最高の狩人! 子供の三人や四人、この身に背負えずして何がアタランテか!)クワッ


クロ「……まったく、イリヤったら強情なんだからー」

イリヤ「だ、だってクロが……その……無理矢理……しようとするから……」

クロ「あら? いつもしてたことじゃなーい?」

イリヤ「か、カルデアでは電力が魔力として送られるんだから、キスで回復する必要は無いでしょー!」

クロ「それはそれよ、この身体燃費悪いんだもーん」



アタランテ「………………」

ジャック「アタランテ?」

ナーサリー「あら、どうしたのかしら?」

アタランテ「…………コフッ(吐血)」

JDASL「あ、アタランテさん⁉」

アタランテ(む、無理だ……四人までならどうにかこの身に背負えると思っていたが、さらに二人! 私の手があと日本あれば、更に二人と手を繋いで引率することが出来るのに……」

ステンノ「アタランテ、心の声後半出てるわよ」

アタランテ「はっ! つい!」

エウリュアレ「くく……あっはは! あなた、思っていたよりずっと面白い子だったのね。オケアノスではそんな子だとは思わなかったわ!」

アステリオス「うん、いまのあたらんても、かわいいとおもう」



アタランテ「か、かわっ……///」

ナーサリー「あらあら、アタランテが照れているわ~!」

ジャック「照れてるねー!」

アタランテ「ち、ちがっ……///」

クロ「あら、なんか賑やかね、何してるの?」

JDASL「これから彼女たちと共にお茶会を開こうと。宜しければ、あなたたちもご一緒しますか?」

イリヤ「え、いいんですか?」

ナーサリー「ええ、大歓迎よ! 人数が多い方が楽しいわ!」

エウリュアレ「ま、そうと決まったら、行きましょうか。折角のケーキが冷めちゃうわよ?」

ジャック「では、レッツゴー!」

ナーサリー「ゴー!」

JDASL「ゴー、です! さあ、行きましょう!」ギュッ



 ーー子供は守るべき何より尊いものだ。けれど、生まれてから死ぬまで、子として愛された記憶は薄く、ついぞ子宝に恵まれることも無かった。
 
 それでも今、こうして私の手を取り笑ってくれる子供たちが沢山居る。

 世界を、人理を救済するまでの泡沫の夢だとしても、この時間は何より尊い。

 英霊になり、辛いこともあった。耐え難い屈辱と怒りを抱いたこともあった。けれど、今この時は、英霊になって、そしてこの場に召喚されて良かったと心から思う。

 ああ、それにしても、

アタランテ「いいなぁ……カルデア、本当にいいなぁ……」




アルテミス「……よかったー、アタランテちゃんが幸せそうで! 最近遠い目をしてることが多かったから気にしてたのよねー」

オリオン「あー、はいはいよかったね。気にしてたならもう少し自分の生活態度変えた方がいいと思うけどなー」

アルテミス「それはそれ! これはこれ! だって私は愛に生きる女神だもの!」

オリオン「お前自分がどんな神様か自覚した方がいいと思うんだけど……今更か」

アルテミス「今更よ! それじゃダーリン! デートの続きねー!」

 
今回はここまでになります。アタランテさんの幸せな一日でした。
アタランテさんのレス取った方には申し訳ありませんが、全年齢版でどうか一つ。次回は普通に調教編に戻ります。

アタランテのながもん化が著しいな…(乙)

ながもんってなんじゃ?

艦これに出てくる長門が二次創作界隈でロリコンに偏っているという話
すれち

時に健全、時にKENZEN  非常に消化によろしい
これからも期待

>>1です、忙しくて更新出来てなくて申し訳ないです…。続きはもうしばらくお待ち下さい。

待機了解

>>1です。長らく更新出来ておらず申し訳ありません。
今回はレスを取った槍王編前編です。前半は調教パートでは無いので、調教パートのみ読みたい方は読み飛ばし可です。
次レスより更新再開します。



清姫「さて、フランさんの調教も完了したことですし、次はどなたにしましょうか……?」パラッ

清姫「あ、アタランテさんはいかがです? 結構旦那様に惚れている方みたいですし」

ぐだお「あー、アタランテはね、幸せな時空に突入しちゃってるから、今はそっとしておこう」

清姫「なるほど……よく分かりませんがそうなのですね。では……む? 風の噂の令呪では、次はこの方を指しているようですね」パラッ


 ◆

ガウェイン「やはり料理は私の腕が一番では無いでしょうか? スピードこそ命ですよ!」

ベディヴィエール「ガウェイン卿、あなたの言うことも一理ありますが、このような平時においてはやはり味こそが最も評価すべき所です。……失礼ですが、ガウェイン卿の料理は料理と言うか……」

トリスタン(……ベディヴィエールの料理も大概ですが……そこに気付かないとは、私は悲しい……)ポロロン

ランスロット「全く、お前たちは彼女を見習ったらどうだ、同じ円卓の騎士として情けないぞ」

マシュ「いえ、あなたも大概なレベルですよお父さん」

ランスロット「グフッ」

ベディヴィエール「ランスロット卿ーーーーッ!」

モードレッド「ったく、オレは別に父上なんか好きじゃねーけど! 好きじゃねーけど、他の奴らに負けるのは騎士として癪だからな! 参加するだけだからな!」



黒王「いいから早くしてくれ、腹が減ってかなわん。あとモードレッド卿は口より手を動かせ」

アルトリア「まあ少し待ちましょう。折角カルデアに集う円卓の騎士たちが、私たちのために料理を振る舞ってくれると言うのですから。ああモードレッド卿は口より手を動かしなさい」

槍王「確かに、このように嬉しいことはありませんね。また、彼らとこうして過ごせる日々が来るとは……あ、モードレッド卿は口より手を動かしなさい」

黒槍上「ふん、まったく青い方は大げさだな。尤も、嬉しいことは否定しないが。あとモードレッド卿は口より手を動かせ」

X「……セイバークラスは四人。まずはモードレッドから廃摘ですね!」

モードレッド「」

リリィ「モ、モードレッドさんも頑張ってくださいね!」

モードレッド(天使が居る)


※分かり辛いので念のため

黒王=アルトリアオルタ(剣) 槍王=ランサーアルトリア 黒槍王=ランサーアルトリアオルタ X=謎のヒロインX リリィ=アルトリアリリィ



清姫「まあ! 料理勝負をしているようですね」

ぐだお「円卓の騎士たちが揃い踏みとは……ちゃっかりマシュも居るし」

アルトリア「おや、マスターではないですか、宜しければあなたもどうぞこちらに。円卓の騎士たちが料理を作ってくれるようなのです」

ぐだお「何やら勝負めいた気を感じるけど」

黒王「一応審査してくれと頼まれてな。だが、我らの両極端な舌ではいささか公平さを欠く。そこで……」

エミヤ「この私が最終審査員としてジャッジを下すことになったのだ」

ぐだお「エミヤ……すっかりそっちの人だな、お前……」

清姫(とりあえずガウェインさんは駄目でしょうね……)

トリスタン(ガウェインは落ちましたね)

ランスロット(ガウェイン卿は無理ですね……)

モードレッド(ガウェインは終わったな!)

清姫「ではわたくしたちも審査に加わりましょうか。一般目線も必要でしょうし」

アルトリア「そうですね、ではお願いしましょう」



 ◆

ぐだお「はい、と言うわけで全員完成したようです! 何故か若干異臭がしますが最終審査員のエミヤさん、お気持ちは如何でしょうか⁉」

エミヤ「いやぁ、まさかここまでとは思いませんでした」

ぐだお「あーっと! もうアルトリアのみなさんは既にかなりの渋い表情! これは波乱の展開が予想されます!」

清姫(今更ですけどアルトリアのみなさんって凄いパワーワードですわよね)

清姫「では実食と行きましょうか。完成順に、ガウェインさんの料理から!」

ガウェイン「はい! 我が王たちよ、私の一番得意とする料理、マッシュポテトです!」

アルトリア「懐かしい味ですね」ムグムグ

黒王「うむ、懐かしい、いつも通り……いや、若干美味い」ムグムグ

槍王「確かに、私たちの時代にあったジャガイモはジャガイモではありませんでしたからね」ムグムグ

黒槍王「なるほど、素材が美味ければ美味しい、自明の理です」ムグムグ

X「宇宙食を思い出します」ムグムグ

リリィ「素朴な味がしみじみ美味しいです!」



ぐだお「おっと、前評の最悪さからは思いもよりませんでしたが、意外と好評のようです!」

エミヤ「カルデアの農場で栽培した美味しいジャガイモを使ってますからね、そのまま使えば味は悪く無いでしょう」

ぐだお「なるほど! 次はベディヴィエール卿の料理! これはーー!」

ぐだお「で、出ましたー! ゲイザーの目玉焼き! これはインパクトがあります!」

ぐだお「かく言う俺も旅先で一度食べたことがありますが食感の最悪さを除けば味はまあ及第点でした!」

清姫「さてアーサー王たちの見解はーー」

アルトリア「うん……お、美味しい……です……よ?」

黒王「味は……悪く……ない、な」

槍王「頑張りました……ね……」

黒槍王「…………うむ、うむ……」

X「仕留めた宇宙怪獣がこんな食感でした」ムグムグ

リリィ「……未来の私はこんな……仲間を持つのですね……これも、修行……」


ぐだお「概ね予想どおり! しかしベディヴィエール卿は何故か満足気! 『我が王が残さず食べてくれた』と喜んでいるのでしょうか⁉」

清姫「二発目から凄い料理ですわね。次はかなりのダークホース! トリスタン卿の料理です!」

ぐだお「こ、これは……」

ぐだお「ゲイザーの触手炒めだー! 流石隻腕の騎士の親友! 方向性まで似通ってます!」

「材料はベディヴィエール卿と協力して仕留めました」

王s「「「「「「」」」」」」

清姫「まさかのゲテモノ二連続にアーサー王たちの顔色も青ざめます!」

黒槍王「…………」



アルトリア「……黒王の、ちょっといいとこ見てみたーい……」ボソッ

黒王「⁉」

黒槍王「……それイッキ、イッキ♩」

黒王「き、きさ……それでも成長した私か⁉」

槍王「なんと、黒くて小さい私は欲張りですね、一人で食べきってしまいたいとは」

黒王「な、何を言って……!」

X「そう言うことでしたら仕方ありません、黒い私っぽい人に全て譲りましょう」

リリィ「え、そうなのですか! ありがとうございます、黒い未来の私!」

トリスタン「なんと、そこまで美味しそうに見えましたか。では、黒い我が王よ、こちらを全てーー」

黒王「ちょ、ちょっと待ーー」


黒王「アーーーーーーーーッ」


黒王「」チーン

X「よっしゃ一人セイバー消えた」グッ



清姫「酷い……事件でしたね」

ぐだお「気をとりなおして、次はモードレッドの料理!」

モードレッド「ったく、どいつもこいつも使えねーな。騎士の料理ってのは何か、このモードレッドが見せてやるぜ!」

清姫「と、自信満々なモードレッドさんの料理はーー」

モードレッド「さあ父上! どうぞ召し上がれ! モードレッド特製の豚の丸焼きだ!」

清姫「どこらへんが騎士の料理なのかさっぱり分かりません!」

モードレッド(自分で言うのも何だがオレは料理の腕はクソ以下だ。だが、こんな料理なら絶対に失敗しない確信がある! だって焼くだけだからな!)

清姫「モードレッドさんらしい雑……いえ、豪快な料理ですわね」

アルトリア「……なるほど、卿にもまともな舌があったことは認めましょう」モグモグ

黒槍王「ジャンクな味は評価する」ムグムグ

槍王「ようやくまともな食事を食べれた気分ではあります」

X「おかわりお願いします!」

リリィ「とっても美味しいですね!」

清姫「な、なんとあの息子さんにはリリィ以外総じて塩対応のアルトリアさんたちが揃ってOKサインを出している! これは如何ですかエミヤさん⁉」

エミヤ「よほど前二人のインパクトが強すぎたのでしょうね。そこに過程はどうあれ、一応まともな食材を使ったものが出てくれば、自ずとそれを数倍美味しく感じてしまうものです」

清姫「と言うわけですね!」



モードレッド「ははーんどうだ! やっぱりオレって最強だよな! 剣の腕と料理の腕が合わさり最強に見える!(ちちうえにほめられたぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!)」

清姫「モードレッドさん、顔から感情が溢れ出ていますね」

ぐだお「そしてそれを見ても顔色ひとつ変えないアーサー王達が怖い」

エミヤ「彼女たちには色々ありますからね……」

清姫「はい、それでは次、寝取り騎士、人妻好きと名高いランスロット卿です」

ランスロット「なんで私の紹介そんな酷いんでしょうかね」

マシュ「残当かと」

ランスロット「まあいいです、我が王たちよ、私のメニューはこちらです!」

清姫「これは……スープ、でしょうか?」

ランスロット「名付けてアロンダイト・ビシゾワーズ! 我が心の故郷をイメージして創り上げたジャガイモの冷製スープです」

ぐだお「なるほど、これは円卓の騎士一同の中でもかなり高い料理力を示してくれました! どこらへんがアロンダイトなのかは分かりませんが!」

清姫「最優のクラスの名は伊達では無いようですね」



アルトリア「普通に美味しいです」

黒槍王「ふむ、悪くない、流石はランスロット卿」

槍王「初めての味ですが、とても美味しいですね」

X「今のあなたなら新円卓に入ることを許してもいいかもしれませんね! まあセイバーですから入れませんけど!」

リリィ「とっても美味しいです!」

ぐだお「見事に全員が高評価!」

ランスロット「ふふ、ただジャガイモを潰す作業を延々繰り返すガウェイン卿とは違うのですよ、ガウェイン卿とは」ドヤァ

ガウェイン「ぐぬぬぬ……! 否! スピード、生産力では私があなたの三倍は早い!」

アルトリア(三倍遅くていいから平時は美味しいものが食べたいです、ガウェイン卿)



清姫「満場一致でランスロット卿の勝利に思えるも、それをさせないのが最後の一人! 聖杯の騎士の力を受け継ぎし、マシュさんです!」

マシュ「……どうぞ、こちらは私がこの一年の間に、色々な方に教えて貰った力の結晶……その名も、カルデア・シチューです!」

ぐだお「これは王道! 肉じゃが・カレーに続く嫁に作って欲しい第一料理とも言われるシチューです! 見栄えだけならランスロット卿にも負けていない!」

エミヤ(ふっ、しかし親子で汁物が被ってしまうとは、やはりどこか似ているのだね)

清姫(それを言うとマシュさんが起こりますよ)

エミヤ(おっと失礼した)

アルトリア「む……これは……ああ……何故でしょう、美味しい、とても美味しいその中に、不思議と懐かしさを感じてしまう……」

エミヤ「ふっ、そうか……懐かしいか。まあ彼女に料理のイロハを教えたのは他ならぬ私だからな」ドヤァ

ぐだお(うわすげぇドヤ顏)



黒王「……彼女の言うような郷愁……私には感じることは出来ないが、代わりにマシュ、お前の生を強く感じることが出来た」※復活しました

槍王「優しくて、それでいて強い味です」

X「ふ、元々私の中では決まっていたことですが、やはり勝負は尽きましたね」

黒槍王「ええ、異論はありません」

リリィ「私も、他の私たちと同じ意見です!」

エミヤ「……決まったようだな。この勝負、マシュ・キリエライトの勝利とする!」バッ

マシュ「ありがとうございます!」

モードレッド「……ま、しゃーねーな、ここまで見事なモン出されちゃあよ(元々勝てるとも思ってなかったし父上に褒められたからオールオーケー!)」

ガウェイン「ですが次こそは負けません」

ベディヴィエール「ええ、次はソウルイーターを狩ってきましょう!」

トリスタン「乗りました、ベディヴィエール卿」ポロロン

ランスロット「ふ、ついに父の背中を超えていったか……」

マシュ「は?」

ランスロット「すみませんなんでもないです」

清姫「と、ようやく決着ですわね」



エミヤ「この結果は見えていたがね。だが重要なのは結果ではない、中身は……まあ酷いものだとしても、このような余興で騎士王たちと円卓の騎士が再び交流を深められたのだ」

清姫「なるほど、その過程こそが大事……ですか」

エミヤ「さて、厨房の片付けを手伝わなくてはな。時間を取らせたな、マスター」

ぐだお「いや、こっちも結構楽しかったよ。あと……凄くごめん」

清姫「はい、とてもすみません」

((こんな感動的な所なのに、仕込みを入れて))

エミヤ「?」





 ◆


(……おかしい)

アルトリア「もう少し私のスキルにもう一押し欲しいですね、流石に現環境では直感でスター獲得だけはいささか寂しいものがありますから」

黒王「それを言うなら私の方だろう。いい加減カリスマの倍率を上げて欲しいものだ、あのドラゴン娘まで倍率を上げてもらった上に追加効果が得られたのだ。Fateの顔たる私のカリスマがいつまでも最低ランクのEのままだと……」

(……他の私たちは大丈夫なのですか⁉)

(何故か先ほどの勝負の後から、身体が熱い……それに……なんだか……)

リリィ「あの、白くて大きな私は自分のスキルについてどう思われますか?」ポン

槍王「ひぃゃあああんっ!」

槍王「え、あ、すみません⁉」

黒槍王「どうかしましたか、白い私」

槍王「い、いえ、なんでもありません」

槍王(す、すごくびりっと来た……! ど、どう考えてもおかしい!)

アルトリア「少し顔が赤いですね……魔力が不足しているのでは無いでしょうか?」

槍王「そ、そうかもしれません。少し部屋で充電をしてきます。行きますよ、ドゥン・スタリオン」

ドゥン・スタリオン「」ヒヒーン




エミヤ「……と、洗い物もそろそろ終わりだな。マシュ、ここはもういい。君もマイルームに帰って休みたまえ」

マシュ「え、そんな」

エミヤ「なに、いいものを見せてくれた礼だ。さっきの料理勝負を見て、少し触発された部分もあるのでな。自分でも作ってみたいものが出てきた」

マシュ「そうですか……そう言うことでしたら、お言葉に甘えさせてもらいます」

エミヤ「うむ、後で差し入れを持って行こう」


 ◆


マシュ「……ふふ」

マシュ「ふふふふ」

マシュ「うふふふふふふ……」

マシュ「アルトリアさん、ごめんなさい……でも、この感覚、あなたにも知って欲しいんです……♡」ギュッ

メディア「~♪ ……あら、マシュじゃない。……早速その薬使ったのね? どうだった」

マシュ「メディアさん。……はい、ちょっと心苦しかったですけど……成功はしていると思います」

マシュ「だって……こんな凄い感覚……教えてあげないと可哀想で……♡」ゾクゾク

メディア(うわぁ)

メディア「……って待って、それ全部使ったの⁉」

マシュ「え? は、はい。いけませんでしたか?」

メディア「それ、強力過ぎて一滴で十分なのよ……」

マシュ「……え?」



 ◆


槍王「くっ……何故でしょう、身体の不調が止みません」

槍王「すみません、ドゥン・スタリオン。少しお手洗いに行ってきますので……ええ、大丈夫です、先に部屋で休んでいて下さい」

ドゥン・スタリオン「」ヒヒーン

 プシュー

槍王「……くっ、一歩歩くごとに全身に熱が回っているように感じますね……まさか霊基に異常が見られるのでしょうか」

槍王(しかし……この熱さはむしろどこか心地良くもあり……)

槍王「ハッ! ち、違います、そう言うことではなく!」

槍王「と、とにかく一度個室で落ち着きましょう」

 バタン

槍王「ふぅ……とりあえずここなら誰にも見られませんね」

槍王「サーヴァントとしても、こんな無様な姿を晒してしまえばマスターにも恥をかかせてしまいます」

槍王(絆クエストも終えていると言うのに、こんな調子では彼に笑われてしまうではありませんか……!)

槍王「し、しかし……何故でしょう、こうして恥部を露わにしているとどこか心地よく……って私は変態ですか!」ガンガン

槍王「きっと尿意が溜まっていたのですね、さっさと済ませて帰りましょう」



槍王「…………」

槍王「……ふぅ、少しすっきりしました。ええと、この紙で拭いて……便利な時代になりましたね。ブリテンの時代と言ったらそれはもう酷いもので……いえ、下ネタは止めておきましょう」フキフキ

槍王「……ッ⁉」

槍王(い、今、ここに触れると一層身体に電流みたいなものが……!)

槍王「も、もしかして毒の類でしょうか……? こ、ここは女性の身体でも敏感な箇所と聞きますし」

槍王(女性……)

槍王「そうなんですよね……もうこれじゃ男装とか意味を成しませんし……自分の身体をしっかりと受け入れないといけませんね……」

槍王「しかしそうとなると、ダヴィンチあたりに聞いた方が……」ガタッ

槍王「ーーッ⁉」

槍王(た、立ち上がった拍子に、胸が鎧に擦れて……!)

槍王「お、おかしいです。な、何かこう……乳首辺りに違和感が……」



 カツカツ……

槍王(ひっ、だ、誰か来たみたいですね、静かにしないと……)ガタッ

槍王「~~~~ッ!!!」

槍王(擦れた部分が……! 電流が走ったみたいに……!)

槍王「な、なんだか凄く全身が敏感になっている気が……こ、声を抑えないと……」グッ


 >いやー、マスターに求められすぎてまいっちゃいますよ~

 >も、求められてる回数、わしの方が多いからな!

 >ろくに露出も出来ない魔王様(笑)がいいおりますねー

 >そう言うお主こそ病弱(爆笑)の止め刺す瞬間に吐血する外れセイバー筆頭の癖に何言っとるんじゃ!


槍王(誰かと思えばまたあの二人ですか……喧嘩するほど仲が良いと言うか………………え? マスターに求められてる?)

槍王(……ああ、そういえば最近のクエストにはよく呼ばれていましたね)ホッ

槍王(ちょ、ちょっと驚いてしまいまし……)



 >ひぅぅぅんっ!

 >ひゃああああんっ!

槍王「⁉」

槍王(な、なんでしょう、今の悲鳴は⁉ あ、あの二人ですか……?)

 >うっくぅ……ま、マスターめ……こんなものをつけおってぇ……!

 >ノブと喧嘩するとローターのスイッチが入るとか……沖田さん的には拷問ですよこれぇ……!

槍王(ローター(回転するもの)……? なんでしょうか?)

 >くぅぅ……あの変態めぇ……とんでもない発明品を作りおって……!

 >こんなのずっと付けてたら身体がおかしくなっちゃいますよぉ……

槍王(な、何故二人は……こんな、こんな……)

槍王「甘い声を出しているのでしょう……?」



 >うぅ……の、ノッブ! ちょっとこっち来てください!

 >う、人斬り……また、するのかぁ……?

 >どうせあなただってこのままじゃ何も手に付かないでしょう? それに、あなたを好きに出来るのなんてこんな時くらいですしねぇ

 >ひぅっ! そ、そんなトコロ摘むなぁ!

 >ほら、誰も居ないみたいですし、さっさと済ませちゃいますよ

槍王(入ってますがー⁉)ガーン

 >うぅ……人斬り、貴様いつからそんなドスケベになりおったぁ……

 >じゃあ……止めときますかぁ?

 >……する

 >ふふっ、素直なノッブは嫌いじゃありませんよー

 バタン

槍王(……えらい現場に遭遇してしまった)



槍王(え、今、隣に入ってるってことなんですか? 二人で? 女性二人で⁉)

 >んっぁ……人斬りぃ……そんなねちっこく吸うでない……!

槍王「!!!!!!!?」ビクッ

槍王(す、吸うって……まさか……)

 >ふふふー、沖田さんのテクにメロメロみたいですねぇ

槍王(ふ、二人の喘ぎ声を聞いていると……身体がもっと熱くなって……!)

槍王(今すぐ鎧を脱いで、直に肌を触りたい……!)

槍王(って違います! なんでこんな変なことを……!)

槍王(絆クエストを終えたばかりだと言うのに、こんな無様な姿を晒してしまったら彼に申し訳が立ちませんと何度言ったら!)

槍王(騎士の王の名にかけて、なんとか無心でこの場をやり過ごさなければ……!)グッ



 五分後

 >ふぁぁぁぁッ! も、もう……無理じゃッ! た、耐えられぬぅ!

 >わ、私も……もうすぐ……ーーあッ! んッ!

槍王(ーー無理だぁぁぁぁ!)

槍王(何ですかこの甘い声! いつも喧嘩ばっかりしていると言うのにこんな……こんな……聞いただけで……こっちまで脳が蕩けるような……)


 >……うわぁ、ぐっちょぐちょですよ、掃除が大変じゃないですか

 >は、半分くらいは貴様のせいじゃろが!

 >しょうがないですねー、ま、出来る沖田さんは掃除セットも万全なんですよー

 >……最初からやる気じゃったな、お前……?

 >なんのことですかねー




 ガチャガチャ


 >よし、誰も居ませんし、行きましょうか。ほら、誰かに見られたら誤解されますし、とっとと出ますよ

 >わ、分かっとるわ阿呆!


槍王「や、やっと行ってくれましたか……ようやく出られーー……ッ⁉」グチョッ

槍王「な、なんでこんなに濡れて……? まさか……発情……しているのですか、私は……?」

槍王「あ、あああありえませんッ! わ、私はもう人と乖離し始めてしまった存在……こんな……ことに……」グチュッ

槍王「くゥゥゥンッ!」ビクッ

槍王(す、凄い……今まで味わったことの無い快感……一瞬で全身に電気が走ったかのような……)

槍王(胸が痺れるのももどかしい……もう鎧を着ていられない……!)

槍王「……ッ! ……いや、でも……~~~~ッ!」


 ガシャン!




槍王「……ああ、やってしまった……こんな、こんな場所で……私……すっぱだかにぃ……」

槍王(でも……今まで感じたことの無い開放感を感じている……! 身体中が歓喜している……!)

槍王(触りたい、とても、身体中を、触って、この疼きをなんとかしないとーー!)

「ーーいえいえ、自分でシてしまうのは、とても勿体無いことですよ?」

槍王「……え?」

清姫「転身火生三昧(出力99%OFFVer)!」

槍王「ええええええ⁉」

槍王「あつっ! あつっ! き、清姫! 何故こんなーー……ッ⁉」ガクン

槍王(こ、これは身体が痺れて動けない……まさかスタン⁉)

清姫「うふふ、低確率と謳っておきながらその実かなり成功率の高いわたくしの宝具……味わっていただけたようで何よりですわ♡」

槍王「な、な……」ピクピク

清姫「さあて、お次の調教の始まりですわっ♡」


と言うわけで今回はここまでです。清姫は隣のトイレの隙間から暫く観察していた感じです。
槍王は胸責めの案がありましたが、それだけだと狭いので、まだ読んでいる方が居たら何かもう一つ調教方法を上げてくれると助かります。

馬関連として、ロデオとか三角木馬とかどうでしょう?
もしくは駄乗位の体位とか

乙乙
聖槍(ダ・ヴィンチちゃん特性バイブサイズ)責めとかどうでしょう

追い媚薬ローション漬けにしてじっくり性感帯開発しよう


せっかく馬がいるんだから活用しない手は無いな
やっちゃえドゥンスタリオン!

馬の着ぐるみを着せて背後から…

いややめようそれは色々な意味でマズイな

そういえば俺知らないんだけどドゥンスタリオンは雄なの?雌なの?
今回それすごい重要だと思うんだ

どっかで雌って言ってなかったっけ?
別の馬だったかもしれんが

スタリオンというのは種馬という意味
つまり…

スタリオンというのは種馬という意味
つまり

すまん書き込み反映されてないと思って連投してしまった

アステリオス「ますたぁ…獣●は……よくないよ」

>>556
パーシパエェ……

>>1です、予想以上にたくさんの案をありがとうございます。出たものからいくつか合いそうなものを使わせて頂きたいと思います。
本能寺が復刻したことですし、続きはもう少しお待ち下さい。新規の方は黄金髑髏とノッブの本体をくれぐれもお取り忘れの無いように。

乙乙

アステリオス君重いよ

>>555
ケンタウロス「我!誕生!?」

信勝君にここのマスターにすっかり躾けられたノッブの姿見せたらすごく良い表情見せてくれそうだなとか思ってしまった
これが愉悦か……

何も知らない茶々をノッブと頂くのもいいな

>>1です、暫く更新できてなくて申し訳ないです…
今めっちゃ忙しくなっているので、続きはもう少々お待ち下さい
とりあえずこのカルデアのノッブは沖田さんにも着々と調教を施されているようです

待ってる

待ち

おちんちんが破裂してしまう!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年09月15日 (木) 08:04:13   ID: VMzTo018

エレナが一番抜けた

かわいい(確信)

2 :  SS好きの774さん   2016年11月25日 (金) 21:19:23   ID: qkcQD_7t

傑作

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