提督「提督辞めようとした結果www」 (139)

提督「いやーキレたわ、まじキレた。提督辞めよ」

提督「俺は今まで努力してきた」

提督「若くして着任しながらも誰一人と轟沈させず様々な海域を攻略した。艦娘を酷使するようなこともせずコミュニケーションも欠かさなかった」

提督「その甲斐もあってか艦娘からは信頼され自分で言うのもなんだがそれなりに慕われている」

提督「だがな...もう限界なんだよ...」

提督「もうこの仕事...疲れちゃったんだ...ごめんみんな...」

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誰からも止められないパターン期待

コンコン コンコン

提督「くっ、誰だ人が感傷に浸っているというのに・・・」

提督「入れ」

夕立「ぽっぽーい!」ドアバ-ン

提督「は!?」

夕立「提督さん!夕立MVPとったっぽいよ!褒めて褒めてー」ズダダダ

夕立「ぽーい!」ズシッ

提督「ぐはっ」

時雨「こらこら夕立、提督が潰れてるじゃないか慌てちゃだめだよ」

夕立「ぽいっ!?」ササッ

時雨「・・・大丈夫?」

提督「ああ大丈夫だ。びっくりしたけど」

夕立「提督さん、夕立MVPっぽい!」

提督「そうかMVPか...よくやったぞー夕立!頑張ったな」ナデナデ

夕立「ぽいー!」

時雨「提督。今回は夕立にMVPをとられてしまったけどボクも頑張ったんだ。ボクも褒めてほしいな」

提督「ああもちろんだ、時雨もよくやった。偉いぞーわははは!」ナデナデ

時雨「えへへ///」

提督「よし頑張った二人には間宮券をあげようじゃないか」スッ

夕立・時雨「!」パァァァ

夕立「提督さん大好きっぽい!」ダキッ

時雨「夕立ずr・・・提督を困らせないの。提督、間宮券ありがとう」

提督「おお気にするな、しっかり休んでこい」

時雨「うん!じゃあ夕立行くよ」

夕立「提督さん、またねー!」

バタン

提督「ふうー行ったか」

提督「しっかし駆逐艦と話をしていると疲れるわー」

提督「だいたいあの「っぽい!」とかいう語尾はなんなんだ、バカにしてんのかコラ」

提督「そもそも俺は軍隊のあの規律ある勇ましい姿に憧れて軍に入ったというのになんだこの仕打ちは。子守してるんじゃないんだぞクソが」

提督「あーもう!辞めてやる、辞めてやるぞ!」

提督「しかし辞めることはみんなに言わないほうが良さそうだな。面倒なことになりかねない。こっそりと辞めてやろうじゃないか。フハハハハ!」

>>2
艦娘「(私のおサイフなんだから)やめないで!」

だろ

提督「こうなったらまずは辞表を書かないとな」

提督「「疲れたので提督を辞めます。お世話になりました。探さないでください」っと、これでよし」

提督「あとはこれを大本営に提出すれb」

ドアガチャ

鈴谷「チッース!提督」

提督「はぅわ!?」サッ

熊野「だめですわよ鈴谷、ちゃんとノックをしないと」

鈴谷「分かってるって、てか提督いまなんか隠さなかった?」ジト

提督「い、いやなにも隠してないぞ」アセアセ

鈴谷「本当ー?エロ本でも読んでたりして」ニヤニヤ

熊野「鈴谷、女の子が下品ですわよ」

鈴谷「そんなもの読まなくても鈴谷が相手してあげるのに」ニヤニヤ

提督「う、うるさい俺をからかうな。それでなんのようだ」

熊野「提督、今夜はお暇かしら?」

提督「今夜?まあ書類が片付けば時間はあるけどどうかしたのか?」

熊野「わたくし今日いいお酒を買ってきましたので、それで提督お誘いしていますの」

提督「あーだるいだるい、却下だ却下。二日酔いになったら嫌だし」

熊野「・・・」グスッ

熊野「そんな・・・ひどいですわ・・・提督と一緒に楽しみたいと思って買ってきましたのに・・・」ウルウル

鈴谷「てーいーとーく?」ニコニコ

提督「うっ、分かったよ。いけばいいんだろいけば。だけどあんまりたくさんは飲まないからな」

熊野「まあそれは嬉しいですわ!それでは提督、お約束しましたからね。夜に私達の部屋にいらしてくださいね。それでは行きましょう鈴谷」

鈴谷「ま、そういうことだから、じゃんねー提督」チュ

提督「なっ!?」

バタン

ふふふ、しかしあのお方もチョロいですわね。鈴谷、計画通りに頼みますわよ
わかってるって、楽しみだね。あははは

提督「・・・」

提督「バックれてやろうか、あいつら」

提督「まあいい。どうせ今日限りの辛抱だ。明日には俺も晴れて自由の身だ。フヒヒw」

提督「そう考えると身体が軽くなってきたぞ。よし、書類は午後からにして散歩でもしてくるか!」

提督「ふんふーん♪」テクテク

霞「このクズ!あんたこんなとこで一体何してるのよ!」

提督「げっ!?」

提督「(霞...こいつは俺が苦手な艦娘第1位の奴だ...ツイてないな)」

霞「なに?黙っちゃって。あんた書類は終わらせたの?」

提督「い、いやー天気がいいから散歩をだな・・・書類は午後からにしようかなーと・・・」

霞「それ言い訳にしかなってないわよ?ほんとクズね。クズの上にノロマなんて救いようがないわね」

提督「(くっ、別にいいだろうがいつもちゃんと終わらせてるんだから。書類くらい自分のペースでやらせろってんだ)」

霞「なにあんた、その目は?文句でもあるわけ?」

提督「いや・・・(大ありだよ、クソが)」

霞「言いたいことがあるなら目を見ていいなさいな」チョンチョン

提督「・・・ま・・れ・」

霞「なに?聞こえないわよ!」

提督「黙れ、このクズ!」

霞「!?」

霞「はあー!?あんたなに逆ギレしてんのよ!わたしはあんたのためを思って「うるさーい!」

提督「俺はお前に言われなくてもしっかりできるんだよ!だいたい俺とお前は上司と部下の関係だろうが!二度と余計なことを言ってくれるな!分かったか!」

提督「フン」テクテク

霞「・・・・・・」


=====================================


提督「散歩をしてたらお腹が減ってきたな。そのまま食堂に行くとするか」テクテク

提督「(しかしさっきは言い過ぎたか...いや気の強い霞のことだ、さほど気にしてないだろう)」

提督「(クズとあれだけ俺に言うということはクズという言葉に対して寛容なのだろう、俺が言ったところで気にするとは思えない)」

提督「まあとりあえずは昼飯だ。腹が減っては戦はできぬ!わははは!うん?あれは・・・」

曙「!」

曙「こっち見んな!クソ提督!」

提督「(また似たような奴が・・・まあ腹が減っている俺はそれどころではない。シカトだシカト)」

曙「なに無視してるのよ!」

提督「(さてと、今日はなにを食べようか)」

曙「あいさつくらいしたらどうなのよ!そんなこともできないなんて相変わらずクソ提督ね」

提督「・・・」ムカッ

提督「・・・やあ、クソ曙」

曙「えっ!?いま・・・なんて・・・」

辞表の書き方も知らない退職の作法も理解してない頭パーなんだから黙って仕事してればいいのに

提督「(ふっ、こいつもクソという言葉に寛容なのだろう。ならこちらも使えばいいだけ...単純すぎワロタwww)」

提督「(さて、飯だ飯だー!!!)」ズダダダ

おう、お前らも昼食か?
テートクー!バーニングラーブ!榛名もご一緒させてください!ヒエー!

曙「・・・」ブルブル

曙「そんな・・・いや・・・いやよ・・・」ブルブル

曙「嫌いにならないで・・・うっ・・・ぐすん・・・」ジワ

曙「ふえええぇぇーーん!!!」ポロポロ





ヒトヨンマルマルー昼食後ー

提督「ふわーあ。面倒くさいが書類をやってくとするかー」

提督「うん?...書類に落書きが...」


卯月参上ぴょーん

♪───O(≧∇≦)O────♪


提督「」

提督「あのクソウサギ…あとでシメてやる」

提督「ふっ、まあ何年も提督をしている俺だ。この程度でむかつきはしない」

提督「それにあとはこの辞表を提出してさえしまえば全ては終わるのだー!わはは!提督を辞めたらなにをしようか、畑でも耕して「へー、そういうことだったわけね」

提督「え?」クルッ

霞「・・・」

提督「」

霞「あんたが珍しく反抗してきたからどうしたのかと様子をうかがっていたのよ」

霞「まさかそういう理由だったとはね」ツカツカ

提督「ひい!?」

霞「・・・」ドン

ドカッ

提督「(うっ、突き倒された...)」

霞「辞めるなんて絶対に許さないわよ。あんたは私がいないと何もできやしないんだから」

霞「あんたがここを辞めたらあんたに残るものなんてなにもないわ」

霞「あんたには私が必要なのよ。あんたも分かってるんでしょ?」

霞「今回の事は誰にも言わないわ。そのかわりいい?あんたはこれからもここで提督を続けていく、分かった?」

霞「分かったのなら返事をなさい」

提督「(こ、怖い...でも辞めたいし...)」モジモジ

霞「・・・な・・さい・よ・・・」ブルブル

提督「へ?」

霞「・・・早く・・・返事をしなさいよ・・・」ガクガク

提督「かす...み?」

霞「返事をしろッッ!!!」

提督「ひいいぃぃーーー!!!?に、逃げないとっ!!!」ズダダダ

ドアガチャ バタ-ン

ダダダダダダ

霞「・・・・・・」

霞「・・・」

霞「・・・そう。私から逃げるわけね」

霞「ふふふ、可愛い」ウットリ

霞「あんたが私から逃げられるわけないじゃない」ニヤ

霞「アンタはワタシのモノ。地の果てまでも追いかけて捕まえてやるんだから」ハイライトオフ





提督「ひいー!?怖い、怖いよー!あんな怖い霞初めてみたっ」ダダダダ

提督「ど、どうしよう、とりあえずどこかに隠れないと!」ダダダダ

提督「あ、あれは加賀!?そ、そうだ!」

提督「おーい、加賀ー!」

加賀「提督?・・・なにか?」

提督「す、すまないがちょっとお前の部屋に行かせてくれないか?いま無性にお前と一緒に居たいんだ!頼む!」

加賀「・・・」

加賀「そうですか・・・構わないわ、では行きましょうか、いますぐに」ギュウウウ

提督「へ?加賀?ちょっと痛いんだが」

加賀「さすがに気分が高揚します」ハァハァ

ギュウウウウウウ

加賀「つきました、こちらです」

提督「そ、そうか・・・(ううっ、連れてこられてるあいだに腕がしびれた)」クタッ


ドアガチャ
バタン
カチャリ


提督「えっとー加賀?別に鍵はしめないでいいんじゃないか?」

加賀「・・・念のためです」

提督「な、なるほど(なにが念のためなんだ?)」

加賀「お茶、入れてくるわ」スッ

提督「ああ、気がきくな、頼む」

提督「・・・とりあえず座るか・・・しかし怖かった・・・」

提督「(そもそも霞は一体どうしたというんだ...?)」

提督「(あいつのことだ、俺が辞めると知ったところでせいぜい捨て台詞を吐いて終わりそうなものだと思ったが...)」

提督「(霞でもあんな逆上するとは...これは他の艦娘に知られたらもっと大変なことになるんじゃ...)」ブルッ

提督「(いやでも落ち着け。霞は誰にも言わないと言っていた。それにあいつの性格上言いふらすようなタイプでもないし...)」

提督「(それに所詮は上司と部下の関係...辞めると言ったところでほとんどの艦娘は「あっそ」もしくは少し悲しんでくれるといった程度だろう。霞はちょっとストレスが溜まっていたのか、もしくは女の子の日(笑)というやつだったのだろう)」

提督「(そうだ、俺はなにを怯えているんだ。兵器といいながらも所詮中身は年端もいかない女の子。俺が一番よく分かっていることじゃないかw)」

提督「フッ、フハハ」

提督「フハハハハ、フハハハハハハ!なーにが艦娘だ!チョロすぎワロタwww!!!」

加賀「提督」

提督「はいっ」ビクッ

加賀「・・・」

加賀「お茶、どうぞ」

提督「あ、ありがとう」アセアセ

提督「・・・」ズズズ

加賀「・・・」

提督「(・・・気まずい)」ズズズ

提督「か、加賀がいれたお茶は美味しいなー」アセアセ

加賀「そう・・・」

提督「う、うん・・・(会話が続かない・・・)」

加賀「・・・」シュル

提督「さ、最近調子はどうだ?」

加賀「・・・順調よ」シュルパサ

提督「赤城とはうまくやれてるのか?」

加賀「・・・ええ、とてもうまく」シュルシュル

提督「そ、そうか」ズズズ

加賀「・・・」シュルファサ

提督「・・・」

提督「えっと、ところで・・・な、なぜ脱いでいるんだ?」

加賀「?」

加賀「なぜって脱がなければできないでしょう」ファサ

提督「できないって、なにができないんだ?」アセアセ

加賀「なにって、ナニですが?」

提督「え!?」ゾワッ

加賀「提督」

提督「・・・」ビクッ

加賀「最近のあなたは昔のように私に構ってくれなくなりました・・・ですがついさっき理由がわかりました」

加賀「私のことが好きでいままで避けていたのね」

加賀「さっきの私と一緒に居たいというのはそういうことに違いありません」

提督「いや、違「提督」

加賀「問題はありません、私も経験はありませんが・・・でも提督となら頑張れるわ」

加賀「うふふ、大丈夫。提督は天井のシミの数を数えていればいいの。全て私に任せてください。これだけは譲れません」ハァハァ

提督「ひいぃ!?」ガクガクブルブル

提督「に、逃げろー!!!」ズダダダダ


カチャリ
ドアバ-ン ダダダダダダ


加賀「・・・」

加賀「・・・はあ、やはりお茶に睡眠薬を入れるべきでした・・・」

加賀「頭にきました・・・こうなったら捕まえて無理やりでも・・・」ハイライトオフ

訂正しながら書き込んでるので若干変なところがあるかもしれんが大目にみてほしい
いったんここまで

>>13
直属の上司の顔に『音楽性が合わないので辞めます』って書いた紙を叩きつけて『退職金はいらねぇ!慰謝料代わりにとっとけ!』だろ?

再開

>>25から



提督「ひいぃー!?怖い、艦娘怖いよー!なんでだ!?いままでうまくやれていたのに!」ダダダダ

提督「逃げなきゃいけない相手が増えた・・・もうやだ、怖いよー!」ダダダダ

提督「とりあえず適当な部屋に入って身を隠さないと!?よし、ここだっ!」


ドアガチャ
バタン
カチャリ


提督「ハアハア・・・」

提督「もう大丈夫だろう・・・疲れた・・・」クタッ

???「提督?」

提督「ひいっ!?」クルッ

時雨「どうしたんだい?そんなに慌ててボク達の部屋に入ってきて?」

夕立「っぽい?」

提督「お、お前達か・・・」

提督「(こいつらは言っちゃなんだがアホというかなんか抜けてる奴らだからな、まあ大丈夫だろ)」

提督「す、すまん。いきなりで悪いんだがしばらく部屋にいさせてくれないか?ちょっと追われててな」

夕立「追われてる?島風とかけっこでもしてるっぽい?」

提督「そ、そうだな、そんな感じだ」アセアセ

時雨「そっか、ボク達は構わないよ。むしろ提督が部屋に来てくれるなんて大歓迎さ」ニコッ

提督「そ、そうか嬉しいな(天使だ・・・これが大天使時雨か・・・)」

時雨「ところで提督」

提督「うん?どうした?」

時雨「これからボク達お昼寝しようと思っていたんだけど、よかったら提督もどうかな」

夕立「それはいいっぽい!夕立大好きな提督さんと一緒にお昼寝したいっぽい!」

提督「昼寝か・・・」

提督「(先ほどからだいぶ精神的にもきてるからな・・・走って疲れたし・・・まあこいつらとなら間違いも起きないだろ)」

提督「まあ部屋にもかくまってもらったしな、よしじゃあ一緒にお昼寝するか!」

夕立・時雨「!」パァァァ

(時)雨はいつか病むさ

時雨「うん!じゃあボク布団ひいてくるよ」

夕立「嬉しいっぽい!提督さんと寝れるなんて夕立これ以上の幸せはないっぽいよ!」キラキラ

提督「はっはっは!夕立は大げさだなぁ」

提督「(いまの時間は15時・・・まあ1時間後くらいに目覚ましをつけておくとするか)」腕時計チラッ

提督「(一眠りしたあとはどうするか...とりあえず加賀と霞にだけは会ってはいけないからな......)」

提督「(そういえば鈴谷と熊野に誘われているんだったな......バックれるか?この状況じゃきついし...)」

夕立「提督さん」

提督「(いや随分と楽しみにしていたからな、バックれたら何をされるか...なんとかして行くか...)」

夕立「提督さん!」

提督「(そんでもって夜に執務室に辞表を取りに言ってその日のうちにこの鎮守府を抜け出す...我ながら完璧だ...)」

提督「ふふふふふ」

夕立「提督さんってば!」

提督「は!?な、なんだ夕立!?」

夕立「無視しないでほしいっぽい、時雨が布団ひけたって」プク-

提督「そ、そうか。よしいくか夕立」

夕立「ぽい!」

ドアガラッ


時雨「さあ提督、おいでよ」布団ファサ-

提督「あ、ああ(布団に入りながらこちらを誘う時雨…駆逐艦ながらも色っぽさがある…)」ゴクリ

提督「うん?布団は二人分か?少し狭くないか?」

時雨「仕方ないさ、二人分しかないからね」

提督「あれ?でも予備で三つあるはずじゃ・・・」

時雨「ううん。ボク達の部屋には二つしかないよ」

提督「いやそんなはずは「ないよ、提督」

時雨「・・・・・・」ニコニコ

提督「そ、そうか。それじゃあしょうがないな」アセアサ

提督「えーっと、じゃあ俺は端っこに・・・」肩ガシッ

提督「え?」

夕立「提督さん、夕立つまらない冗談は嫌いっぽい。真ん中に決まってるでしょ?」ニコッ

提督「そ、そうだよな。すまん」アセアサ

提督「じゃあ入るな、時雨」モゾモゾ

時雨「うん!」ダキッ

夕立「反対側は夕立っぽい!」ダキッ

提督「(ううっ、寝づらい)」モゾモゾ

提督「(腕時計は外しとくか...)」カチャカチャ

時雨「て、提督///あまりボクの太ももで手を動かさないでよ。変な気持ちになるじゃないか///」

提督「い、いやそんなつもりじゃ・・・」アセ

夕立「むー、時雨だけずるいっぽい!夕立にも構うっぽい」ギュウウウ

提督「ゆ、夕立、胸が当たってるんだけど・・・」

夕立「当ててるっぽい!」

時雨「んっ///」ハァハァ

提督「(くっ、やばい興奮してきた。とても眠れない。時雨はなんか息遣い荒いし・・・昼寝は失敗だったか・・・!こうなったら・・・!)」

提督「(隣にいるのは足柄、隣にいるのは足柄、隣にいるのは足柄・・・・・・)」

提督「・・・」コテン

提督「スヤスヤ」zzz





1時間後・・・・・・

提督「スヤスヤ」zzz

時雨「(んっ///提督っ///ボクもう我慢できないよ・・・)」ハァハァ

時雨「(いつも提督の前では犬のようにいるボクでも今だけは狼になって提督を食べてしまいたいよ///)」ハァハァ

夕立「(提督さん、提督さん///夕立だけの提督さん)」ハァハァ

夕立「(もう限界っぽいよー///)」提督の指チュパチュパ



ピピピピピピピピ←腕時計タイマー


時雨「!、夕立!」

夕立「分かってるっぽい」ガッ←腕時計掴み

夕立「せっかく夕立と時雨が幸せな時間を過ごしてるのに空気が読めない時計っぽい」ハイライトオフ

夕立「こんなものこうっぽい!」グシャ


バラバラ


夕立「さて、続きっぽい」チュパチュパ...


さらに2時間後・・・・・・
ヒトハチマルマル

時雨「スヤスヤ」zzz

夕立「スヤスヤ」zzz

提督「・・・・・・」ムクッ

提督「・・・なぜ目覚ましで起きれなかった?」

提督「んな!?俺の腕時計が粉々に!?いったい何が・・・」

提督「いや、そんなことよりいまの時刻は・・・18時過ぎ・・・まあやる事はないから問題ないか」

提督「なんか指がふやけてる気が・・・まあいい、とりあえず行動開始とするか」スタッ


ドアガチャ
キョロキョロ...タッタッタッ...





提督「まず加賀と霞に出会うのは絶対にまずい。さらに加賀が他の艦娘に〈提督を見つけたら捕まろ〉的なことを言っている可能性もある。極力艦娘に出会わないようにするのが無難だろう」タッタッタッ

提督「しかし正直腹が減った・・・かといってこの時間に食堂に行くのは自殺行為だ」タッタッタッ

提督「どうにかして食い物を確保しなければとても深夜に力をだせない・・・」タッタッタッ

提督「・・・よし、いい作戦を思いついた」

ソロリソロリ
キョロキョロ...サササ
スッ...サッ...
ガチャバタン......


提督「よし、廊下の人通りが多くかつ誰も使っていない部屋に入ることができた」

提督「ここからドアスコープを覗いて安全そうな艦娘を見つけて弁当を買ってきてもらおう」

提督「フハハハハ、天才的な作戦ワロツァwww」


カツカツカツ


提督「むっ、さっそく誰かが通りそうだ。誰だ・・・」ノゾキ

提督「むっ!い、いまのは・・・赤城・・・。いやさすがにあの大喰らいはまずい。加賀と最も仲がいい艦娘だ、なにか吹きこまれてるに違いない」

提督「・・・ええい次だ!」ノゾキ


トコトコトコ


提督「いまのは・・・卯月・・・。いやあのクソウサギもダメだ。あいつのことだ、俺が頼んだら「司令官にお弁当を買ってくるよう頼まれたぴょん!」とかいろいろな奴に言いそうだ・・・」

提督「・・・次だ!」ノゾキ

テクテクテク


提督「い、いまのは川内・・・夜戦バカか・・・」

提督「・・・」ニヤ


ドアガチャ


提督「川内!ちょっとこっちこい!」ガシッ

川内「きゃあ、提督!?」ビクッ


バタン


提督「ハアハア」

川内「ど、どうしたの、提督?いきなり私をこんな部屋に連れ込んで・・・ま、まさか乱暴する気じゃ「弁当を買ってきてくれ!」

川内「」

川内「えっと・・・いまなんていったの?」

提督「すまないが食堂でお弁当を買ってきてここに届けてほしい、理由を説明している余裕はない」

提督「これは君への最重要任務だ、もし成功したら今日夜戦にいってくれても構わない」

提督「どうだ、川内。引き受けてくれるか?」ジッ

川内「ほんと!?きょう夜戦にいけるの!?」ガシッ

提督「ああ本当だ、男に二言はないぞ」

川内「分かった、じゃあ私買ってくるね。提督はここで待ってて」

提督「もちろんだ、期待しているぞ!わはははは!」


ドアガチャ
タタタタタ


提督「よしいったか・・・」ニヤ

提督「ふはは!あいつには夜戦とさえ言っておけばなんでも通用するからな!チョロすぎwww」

提督「これで飯はなんとかなった。あとは鈴谷と熊野の用事を終わらせて辞表をとりそのまま夜逃げするだけ・・・」

提督「ふう、しかしこの鎮守府とも今日でお別れか・・・そう考えると感慨深いな」

提督「いままでいろいろなことがあったもんなあー」シミジミ

提督「正直苦労だけだった気もするが・・・まあみんな個性強くなかなか楽しい奴らだったってもんだ」ウンウン

提督「辞めてしばらくしたら手紙くらいはみんなに出してやるとするか・・・ふはは!優しすぎワロタw」

コンコンコン


提督「おっ!戻ってきたな」


ドアガチャ


川内「提督、お弁当買ってきたよ!」

提督「よし、よくやった!」

提督「うむ、それでは好きなだけ夜戦に行ってきたまえ」

川内「うん!でも提督、せっかく会ったんだからお話ししようよ」

提督「(お話?なに言ってるんだ?これから飯を食べようというのに)」

提督「すまないが川内、いまから俺は待ちに待ったご飯の時間なんだ」

提督「お前と与太話をしている時間はないんだ、また今度にしてくれ」

提督「とりあえずさっさと夜戦に行く準備でもして「ねえ・・・」

提督「え?」

川内「・・・・・・」

川内「提督ってさ・・・最近すごく冷たいよね・・・」

提督「へ?」

川内「昔はさ・・・もっとみんなを可愛がってくれたし、なんていうか・・・提督自身も楽しそうだったよ・・・」

提督「・・・」

川内「昔私が大破して轟沈寸前の状態で帰ってきた時なんかは必死な顔で走ってきて心配してくれたもんね・・・」

川内「・・・でも最近は私たちとほとんど会話しなくなって・・・駆逐艦の子たちも同じこと言ってたよ?」

提督「そ、そうか・・・」

川内「うん・・・」

川内「・・・ごめん、私のキャラじゃないよね・・・私もう行くね・・・」スッ

提督「ま、待て川内!」グイッ

提督「・・・」ダキッ

川内「!」

提督「お、お前らに心配をかけたのなら悪かった」

提督「だが俺にとってお前らはかけがえのない大切な存在だ。それは分かってくれ」

川内「・・・・・・うん。・・・うん!少し安心したよ、提督」グスッ

川内「これからも私たちを大切にしてくれる提督でいてね、お願いだよ?」ウルウル

提督「当たり前じゃないか、俺はお前たちとずっと一緒だ・・・」ギュ

川内「・・・えへへ///」ギュウ

川内「・・・・・・じゃあ私そろそろいくね、あまりみんなを心配させちゃだめだからね!」ニコ

提督「ああ分かった、これから気をつけr」チュ

提督「!?」

提督「せ、川内!?口にキスを!?」アセアセ

川内「私のファーストキス///提督のファーストキスでもあったら嬉しいな・・・」カアァ

川内「じゃ、じゃあ私いくから///」タッタッタッ


ドアガチャ
タッタッタッ......

提督「」ポカ-ン

提督「・・・・・・」

提督「・・・」

提督「まさか川内とキスすることになるとは・・・ちょっとドキッとした・・いやかなりドキッとしたな・・・」

提督「だけど・・・すまん川内・・・お前のファーストキスの相手は今日でいなくなるぞ・・・」白目

提督「ちなみに他の艦娘に何度もキスされてるからファーストキスでもない・・・本当にすまん・・・」白目

提督「・・・」

提督「とりあえず飯を食べよう・・・そして少ししたら鈴谷たちの部屋だ・・・」


パクパクモグモグ
ゴクゴク...
ゴックン......

今日はここまで
明日投下できるかはまだわかりません

投下

>>59から



フタヒトマルマル

提督「(ふう、警戒しながらきたらだいぶ遅くなってしまった・・・とはいえなんとか鈴谷たちの部屋まで来れたな・・・)」

提督「(しかし酒といっても飲みすぎて夜動けなくなってはまずい・・・セーブして飲まなくては)」

提督「俺だ、開けてくれ」

コンコンコン
......ガチャ

鈴谷「鈴谷だよ」

熊野「熊野ですわ」

鈴谷「おっ!提督来たねー、あがってよ」

提督「ああ、すまんな。失礼する」スッ

バタン

熊野「提督はそちらでお座りになっていまして?熊野がお酒を持ってきますわ」

鈴谷「いやー提督とお酒飲むのなんてめっちゃ久しぶりじゃん?鈴谷たち張り切っちゃうよ!」

提督「たしかにそうだな、半年ぶりくらいか?」

鈴谷「おっ、提督やるじゃーん。正確には165日ぶりでーす」キャピ

提督「本当かそれ?ずいぶんと正確に覚えてるんだな」

鈴谷「ほんとだよ。ちなみに前々回は212日前」

提督「そ、そうか・・・鈴谷は記憶力がいいんだなー」

提督「(そんなはっきり覚えているなんてなんか怖いな・・・)」

鈴谷「当たり前じゃん!なーんて、提督とのことだけだよ・・・こんなに覚えてるのは」ジ-

提督「そ、そっか・・・・・・(なにこの子・・・こわっ・・・)」

熊野「お持ちしましたわ。提督には私がおつぎいたしますわ」

提督「おお、ありがとう」

コポコポコポ

提督「わはは!確かにこれはうまそうな酒だ。うん?熊野たちは飲まないのか?」

熊野「もちろん飲みますわよ。でも提督が先に飲んでいただかなくては私達も飲みづらくってよ?」

提督「そ、そうだな、ではいただくぞ熊野」ゴクゴク

提督「ふはー!酒なんて久しぶりだなあ、うん、うまい」プハ-

鈴谷「ん、じゃあ鈴谷達も飲もうよ!」

熊野「ええ、そうですわね」


ワイワイガヤガヤ
ゴグゴク......


=====================================


提督「いやーそれにしてもお酒がうまい!熊野が誘ってくれたおかげだなあ!ふはははは!」ゴクゴク

熊野「そういっていただければ誘った甲斐がありましてよ、提督」ゴクゴク

鈴谷「なーんか最近提督表情硬かったじゃーん?だから久しぶりに鈴谷達で誘ったんだよ?」ゴクゴク

提督「む、そうだったかな・・・」

提督「(そういえば川内や加賀にも似たようなことを言われた気が...)」

提督「(もしかしたら提督を続けていくのに疲れを感じはじめてからみんなとの接し方が硬くなっていってしまったのかもしれないな......)」

提督「(ま、今となってはどうでもいいことか、フヒヒwww)」

提督「まあそれは悪かったな、鈴やんに熊のん!」

鈴谷「あははは!ま、今日の提督は元気そうで鈴谷も安心だよ!」

鈴谷「じゃあテンションもあがってきたしそろそろゲームの時間だね!」

提督「ゲーム?」ゴクゴク

鈴谷「そうだよ、じゃじゃーん!ポッキーだよ!」

鈴谷「ポッキーを使ったゲームですることなんて一つしかないよねー!」

熊野「ま、まさか、ポ、ポッキーゲームですの!?」

鈴谷「熊野大当たりー!」

熊野「まあ!やったわ!」

提督「・・・」ゴクゴク

鈴谷「提督にはこれから鈴谷達とポッキーゲームをしてもらいまーす!」ニヤ

提督「ま、まあいいけど・・・」ゴクゴク

鈴谷「じゃあ最初は熊野からね!」

熊野「ちょ、ちょっと鈴谷。予定では最初あなたからではなかったですの?」小声

鈴谷「気にしない気にしない!強引にいっちゃいなよ」小声

熊野「・・・・・・」

熊野「まあいいですわ。では提督、ポッキーをくわえてくださいまし」スッ

提督「う、うん」パクッ

熊野「・・・」パクッ

提督「・・・」ジ-

熊野「・・・」ジ-

提督「・・・」

熊野「・・・」

鈴谷「ちなみに唇が触れるまでは終わらないからねー」ニヤニヤ

提督「・・・・・・」

提督「(熊野は顔を真っ赤にして停止しているが・・・)

提督「(ふっ、ふはは、フハハハハ!酔いが回ってる俺に死角なんてないんだよwww!)」

提督「(こんな勝負一瞬で終わらせてやる!雑魚が!)」ポリポリポリポリポリ

熊野「!?」

提督「(オラオラオラwwwどうしたクマっころwww)」ポリポリポリポリ


チュウウウウウ


鈴谷「おお!提督大胆!」キラキラ

提督「・・・」プハッ

熊野「」ホ-シン

提督「(少し長めにキスしてしまったな・・・だが熊野は放心状態・・・ククク)」

提督「わっはっは!」

提督「普段お嬢様キャラを演じているお子様熊野には少々刺激が強かったようだな!」ニヤ

提督「お前が俺をポッキーゲームに誘うなんて100年早いんだよwwwおいコラwwwクマのすけwww」

提督「これに懲りたら二度となめたマネをしないこt」頭ガシッ

提督「へ?」


チュウウウレロレロレロ

提督「!?」

提督「(なっ!?息ができな・・・)」ジタバタ

チュウウウウウウ
ジュルジュル

提督「(と、とりあえず熊野を引きはがさないと!)」グイッ

提督「ハァハァ・・・熊野いきなり何を!?」

熊野「提督、キス・・・もっとわたくしとキスを・・・もっともっとおぉぉ♡」ハァハァ

提督「(は、発情した・・・)」ボ-ゼン

熊野「提督もっと!もっとですわ♡」ガシッ

提督「ちょ、やめ「はーい、そこまで」

鈴谷「そこまでだよ、熊野」ガシッ

熊野「そ、そんな・・・まだわたくしの心は満ちていませんわ!」

鈴谷「次は鈴谷の番なんだから。それにまだゲームはたくさん用意してるって!」小声

熊野「ま、まあ!それは本当ですの!?それなら待つしかありませんわね!」キラキラ

鈴谷「うん!」

鈴谷「じゃあ提督、次は鈴谷とだね」スッ

提督「あ、ああ・・・お手柔らかにな」アセアセ

提督「(それにしても・・・熊野があんな肉食系になるとは)」チラッ


熊野<●><●>ジ-


提督「(ひいぃー!?完全に獲物を狙う目だ!調子に乗るんじゃなかったー!?)」ガクガクブルブル

=====================================


同時刻ー執務室にてー

タッタッタッ
ドアガチャ

川内「提督夜だよ!じゃあ私夜戦いってくるね!」

川内「ってまだ戻ってないんだ・・・」

川内「全く仕事をサボっちゃいけないよー」

川内「あーもう机の引き出しに紙がはさまってるじゃん・・・これじゃあ書類が破けちゃうよ」ヤレヤレ

川内「私が直してあげないと」ガサッ

川内「・・・辞表?」

川内「・・・・・・」

川内「・・・」

川内「・・・・なに・・・これ・・」ブルブル


=====================================

フタサンマルマル

提督「」ゲッソリ

熊野「ふふふ///」ツヤツヤ

鈴谷「えへへ///」テカテカ

提督「あー疲れた、少し飲み直すか・・・」ゴクゴク

熊野「全く、情け無いですわよ提督。この程度で疲れるなんて」

鈴谷「そーだよー提督ー」ニヤニヤ

提督「いや俺はお前ら二人の相手をしてるわけだからな!?」ツッコミ

鈴谷「にっひっひっひ!」

鈴谷「でも今日の提督はずいぶん積極的だったじゃーん?」

提督「はっはっは、そりゃあまぁなwwwww!なんつったって今日で提督を辞めるんだからな!そりゃあテンションも上がるわいwwwww」

鈴谷「え・・・・・・」

熊野「・・・・・・」パリン

提督「・・・・・・」

提督「(・・・し、しまったー!?酔いが回って口がすべった!あばばばば)」

熊野「・・・提督、いまなんとおっしゃって?」ユラッ

鈴谷「・・・」スッ

提督「え、えっと、その・・・(ど、どうしましょうどうしましょうどうしましょう・・・こうなったら!)」

提督「す、すまん今のは冗談だ」アセアセ

提督「こう言ったらお前らがどういう反応をするかと思ってだな・・・」オロオロ

熊野「・・・・・・」

鈴谷「・・・・・・」

熊野「なるほど、そういうことでしたの。でもその冗談はひどくつまらないわよ、提督」

鈴谷「さすがの鈴谷相手でもその冗談はきついって」

提督「す、すまん」アセッ

熊野「・・・」

鈴谷「・・・」

提督「・・・(うう、なんとか誤魔化せたものの空気が悪くなった・・・)」

鈴谷「ま、とりあえず飲もうよ」ゴクゴク

提督「あ、ああ。ち、ちなみになんだが・・・」

提督「もし俺が提督を辞めたら熊野達だったらどうする?」ビクビク

熊野「・・・・・・」

熊野「・・・そうですわね。私なら・・・提督がどこへも行かないようにするために・・・監禁すると思いますわよ」ハイライトオフ

提督「」

提督「か、監禁?」ブルッ

熊野「ええ」

鈴谷「監禁だけなんて熊野は優しいねー。鈴谷なら歩けないように足も折っちゃうかも!なーんて、あははははは」ハイライトオフ

提督「そ、そう・・・か・・・ははは」ガクガクブルブル

提督「(目から光が消えている・・・こいつら本気だ・・・!)」ブルブル

提督「ちょ、ちょっとトイレに・・・・・肩ガシッ

鈴谷「トイレなら鈴谷達の部屋の使っていいから。ちゃんと戻ってきてね」

鈴谷「つまらない冗談を言った提督にはお仕置きだよ、次はもう少し濃いゲームにするから。夜はまだ終わらないよ」ハイライトオフ

提督「ひゃ、ひゃい、分かりました」ビクビク

ドアガチャ
バタン
カチャリ

提督「ひいぃぃー!?どうすれば!?こ、このままではなにをされることか・・・!」ブルブル←トイレの中

提督「・・・・・・」ブルブル

提督「・・・・・・」ガクガク

提督「・・・・・・」

提督「・・・」

提督「!」

提督「(そ、そうだ!トイレの窓から出られるじゃないか!よし!)」


ガララッ
コソコソ...スッ...サササササッ

=====================================

マルマルマルマル


提督「ふはは、ふはははは、わっはははははははは!抜け出してやったぞコラーwww!」ズダダダ

提督「甘いんだよ、すずくまシスターズwwwぷぷぷっwww」ダダダダ

提督「とりあえずこのまま執務室に特攻じゃーいwww」ダダダダ

提督「っと待て待て。深夜とはいえ霞や加賀が執務室で待ち構えているかもしれない・・・!ここは慎重に・・・」スッ

スッスッ...サササッ
タッタッタッ...ソロリソロリ...

提督「ふうー・・・」

提督「(執務室の前まで来たが・・・どうやら明かりはついてないみたいだな・・・)」

提督「(ゆっくりドアを開けてみよう)」

カチャ...キィィィ...

提督「・・・」チラッチラッ

提督「(大丈夫そうだな、入るか・・・)」

提督「(辞表をとってさっさと出よう・・・)」

提督「・・・・・・」

提督「(あれ・・・?ここの引き出しにしまったはずなんだが無いぞ?)」ガサガサ

提督「(まさか霞がもっていったのでは・・・しかし暗くて何も見えない)」ゴソゴソ

提督「(仕方がない、一度照明をつけるか・・・)」パチッ


アカリピカッ


川内「・・・・・・」

提督「」

提督「ぎょわああぁぁーーー!?」

提督「・・・って川内か・・・お、脅かすなよ・・・心臓が止まりそうだったぞ」ビクビク

川内「・・・・・・」

提督「川内?どうしたんだ突っ立って?夜戦に行くんじゃなかったのか?」タジタジ

川内「・・・・・・」

提督「・・・」

提督「(うつむいて何も喋らない・・・どうしたんだこいつ?反抗期か?)」

提督「(まあいい、シカトだ。そんなことより辞表を・・・)」

提督「・・・うん?」

提督「よく見たら床にビリビリに紙が散らばって・・・これはいったい・・・」

提督「・・・」ペラッ

提督「(俺の辞表!?誰かに見られたのか・・・!?)」

提督「・・・・・・」

提督「・・・」

提督「(この暗闇の中夜戦にも行かず執務室でうつむき何も喋らない川内・・・)」

提督「(激情に身を任せたかのように細かくビリビリに破かれた俺の辞表・・・)」

提督「(・・・非常に嫌な予感が)」アセタラ

提督「(こ、ここは自然な感じに)」

提督「と、とりあえず川内、お、俺は行くからな・・・は、早めに寝ろよ・・・ははは」スッ



川内「私見ちゃったんだ」



提督「・・・・・・」ビクッ

提督「・・・み、見たって何を見たんだ?」アセアセ

川内「とぼけないでいいよ、そこに散らばってる紙切れだよ」

提督「そ、そうか・・・」

提督「(ひいー!?やばい、やばい、やばいよー!夜戦バカに辞表を見られた、夜戦バカに辞表を見られた、夜戦バカに辞表を見られ・・・)」アワアワアワ

提督「(うん?夜戦バカ?)」ピタッ

提督「・・・・・・」

提督「・・・」ニヤッ

提督「そ、そっかー辞表見ちゃったかー川内はうっかりさんだなー!」ハハハ

川内「・・・・・・」

提督「よし!じゃあこうしようじゃないか!」フフフ

提督「川内、きょうお前はなにも見なかった。そういうことにしたまえ」

提督「そのかわり!これから1ヶ月間、お前には毎日夜戦に行く許可を与えようではないか!」

提督「どうだ?嬉しいだろうー?」ククク

川内「・・・・・・」

提督「・・・・・・」

提督「(なんだこいつ・・・喜ばないなんて・・・おかしいな、もっとよこせってことか?)」

提督「わかった!じゃあ2ヶ月だ、これでどうだ?」

提督「これだけ夜戦に行けばお前も夜戦バカを卒業して夜戦マスターだ!なんてなーなんてなーwww」

川内「ねえ提督」

提督「え?」

川内「なんで私がいままで夜戦って言ってたか教えてあげるよ」

提督「へ?」

川内「私・・・夜戦はもちろん好きだよ」

川内「でもそれ以上に・・・本当は提督に構って欲しくて言ってたんだよ?」

提督「・・・・・・」

川内「それなのに、それなのに、それなのに・・・・・・」ブルブル

川内「どうして、どうして辞めるなんて・・・」ワナワナ

川内「なんで?なんでなの?なんでよ?なんで・・・」ガクガク

提督「あ、あの、川内?」

川内「・・・・・・」

提督「・・・」

川内「ナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナナンデナンデナンデンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデ」

提督「(こ、壊れた・・・!)」

提督「(と、とりあえずここにいては確実に危険だ・・・!立ち去ろう・・・)」ソロリソロリ

川内「どこにいくの」

提督「」ビクッ

川内「・・・・・・」

川内「・・・えへ、えへへ」ニコ

川内「えへへへへへ、ねえ提督、私と夜戦しよ!」ニコニコ

提督「え?」

提督「お、俺は艦娘じゃないから夜戦なんてできな「違うよ」

川内「夜戦(意味深)の方だよ」

提督「」

川内「既成事実さえつくっちゃえば提督はここを離れるわけにはいかないもんね・・・えへへ、なんだ最初からこうすればよかったんだ、そしたら提督にも構ってもらえたのに」ハイライトオフ

提督「や、やめ・・・」アトズサリ

川内「?なんで逃げようとするの?」

川内「あ、なるほど。提督私と鬼ごっこがしたいんでしょ?夜の・・・」

提督「な、なにを言って・・・」ビクビク

川内「ふーん、いいよ。してあげる!」

川内「私が10数えるからその間に逃げてね」

提督「え・・・」

川内「ただし。もし私が提督を捕まえたらその時は夜戦(意味深)で提督をめちゃくちゃにするから」ハイライトオフ

提督「そ、そんなちょっと待ってくれ」アセアセ

川内「じゃあ始めるね!」

提督「ちょ、待っ「いーち」

川内<●><●>「にぃーい」ニヤニヤ


提督「ひい!?」


川内<●><●>「さぁーん」ニヤニヤ


提督「もうだめだー逃げろーーー!!!」ズダダダダダ

ドアバコ-ン
ダダダダダダズテッ...ダダダダダダ

川内「じゅーう!」

川内「えへへ・・・捕まえるか・・・」ハイライトオフ

ドアバタン


=====================================

提督「ひいぃーーー!?川内こわっ!なめてた!あいつには夜戦さえ行かせとけば問題ないと思ってたがそんなことなかった!ひいぃー!」ダダダダ

提督「とてもこの鎮守府にはもういられないっ」ダダダダ

提督「さっさと門から抜け出そう!」ダダダダ

提督「うげっ!?」

提督「か、霞が・・・門の前で待ち伏せしている・・・」

提督「ど、どうしよう」オロオロ

提督「・・・・・・」

提督「・・・」

提督「(ハシゴがある・・・そ、そうだ!門から出なくとも壁を登れば!よし)」

=====================================

鎮守府の外


提督「・・・・・・」タッタッタッ

提督「・・・」タッタッタッ

提督「ふふふ」

提督「ふはははは」

提督「ファーwwwwwいとも容易く抜け出してやったぞコラーw」

提督「門から人が出入りするとは限らないのだよ、かwwwすwwみw」

提督「艦娘といえど所詮知能は子供レヴェルかwwwこんな子達が海上で人類の敵と戦っているなんてそんなアホなことあるかいwwwww」

提督「・・・とりあえずこのまま町に直行するか」


タッタッタッタッタッ..............



=====================================


その後俺は無事に町に辿り着いた。

艦娘の怖さを生身で感じた俺は軍とは一切関わりを絶ち手紙で大本営に辞めるという旨だけ伝えた。大本営から返信の手紙は来たが見ることなく全て処分した。住む町も鎮守府から遥か遠い場所を選んだ・・・・・・


=====================================

半年後のある日の夜


元提督「いやー今日もじゃがいもや人参がたくさんとれた、はっはっは!」

元提督「夜ご飯はじゃがバターとかいいかもなあ」

元提督「とりあえず収穫して疲れた・・・家に帰ったらご飯を食べて早く寝るとするか!」

ドアガチャ

提督「(さて、電気をつけてご飯の支度をするか・・・・・・)」カチッ


アカリピカッ





加賀<●><●> 霞<●><●>



夕立<●><●> 川内<●><●>



鈴屋<●><●> 熊野<●><●>



その他艦娘<●><●> <●><●>



<●><●> <●><●>



<●><●> <●><●>



<●><●> <●><●>



<●><●> <●><●>



提督「」ドサッ

ジャガイモコロコロ...

提督「いやあああああああああああああああああああああああ」

肩ポンポン

提督「」ビクッ.............クルッ.....
















時雨「見つけたよ提督」ニコッ





オチがいまいち思いつかなく最後少し適当になってしまって申し訳ないがとりあえずこれで終わり。
楽しんでくれた人が少しでもいたならうれしい

ちなみにぼのたんはどこかでもう一度出そうと思っていましたが病みぼのは霞とキャラが被りそうだったので断念しました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年05月24日 (火) 10:00:10   ID: XJ4xyoFt

イミフ

2 :  SS好きの774さん   2016年05月25日 (水) 06:48:25   ID: 98BosXLy

とっても面白かったです!ありがとうございました('◇')ゞ

3 :  SS好きの774さん   2016年05月25日 (水) 14:58:22   ID: xPQRdsIZ

ヤンデレほんとすき

4 :  SS好きの774さん   2016年05月25日 (水) 15:42:23   ID: BgVAnPon

どうやって提督のいるとこまで来たんだよ!?

5 :  SS好きの774さん   2016年05月25日 (水) 21:46:25   ID: kEoyngsa

隣にいるのは足柄で笑ったw

6 :  SS好きの774さん   2016年05月25日 (水) 23:41:34   ID: bjk5AicB

病んでる艦娘しか居ない鎮守府怖すぎる
それにしても時雨、夕立だと興奮するのに足柄だと平気な提督って

7 :  SS好きの774さん   2016年05月26日 (木) 00:16:29   ID: OQItc5Dv

鈴谷が鈴屋になってる。再就職か。

8 :  SS好きの774さん   2016年05月26日 (木) 09:15:33   ID: t7ALGS89

怖い話なのに笑えるw
変にひねってなくていいな

9 :  SS好きの774さん   2016年05月27日 (金) 13:01:38   ID: Svo0IaRX

うんまぁよくある艦これヤンデレssだなって読んでたら、最後のでヒュイってなったwww
でも今までので一番好みだったわありがとう

10 :  SS好きの774さん   2016年05月27日 (金) 23:34:00   ID: 9ZIo3WSn

なんで艦娘はすぐ病んでしまうん?

11 :  SS好きの774さん   2016年05月28日 (土) 02:18:53   ID: ngNKv_pJ

なんかぐいぐい来る艦むす達だなぁと思ったら、病んでた。

、かんむすこわい

12 :  SS好きの774さん   2016年05月29日 (日) 02:45:03   ID: yklqUine

オカリンとタクミに似てる

13 :  SS好きの774さん   2016年06月03日 (金) 20:14:26   ID: L0xeCa9y

この人が書いてるやつ他にありませぬか?

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