借金のカタに売られたお嬢様「んぅ……?」 (47)

お嬢様「お父様の会社が破産してお嬢様ではなくなりましたわ…」

お嬢様「それどころか、お父様に借金のカタとして売られてしまう始末…」

お嬢様「あぁなんて不幸…!なんて不幸なのかしらわたくし……///」ハァハァ

大富豪「君のお父さんは本当に酷い奴だ…!でも安心してくれ…!」

大富豪「私が君を精一杯バックアップするからな!遠慮しなくていいんだぞ!」

お嬢様「はあ?一体何言ってやがるんですかこのアンポンタン?」

お嬢様「ここは元お嬢様のわたくしに陵辱の限りを尽くす場面でしょう?」

大富豪「えっ」

お嬢様「ま、まさか…!安心させた後でわたくしをどん底に突き落とす突き落とすつもりですわね…?」

お嬢様「わたくしを罠にハメて…集団でハメると…///」

大富豪「」

お嬢様「なんと下劣なお方……!それでこそわたくしのご主人様……」

お嬢様「おっと違いましたわ!許せませんわ!非人道的です!」

お嬢様「わたくしは絶対に貴方なんかに屈しません!」ヌチャ

大富豪「(あっこの人やばい人だ)」

大富豪「き、君の部屋は向かい側にあるから、まず着替えてくるんだ」

大富豪「その後は食事にしようじゃないか!今日は君の歓迎会を開く予定なんだ!」

お嬢様「その後わたくしを食べるんですねわかります」

部屋

お嬢様「ドレスばかりですわね……おかしいですわ……!」ガン

お嬢様「ここはボンテージやヌレヌレスケスケの変態コーデがド定番でしょうっ!!」

お嬢様「はぁ……無いのは仕方がありません……ドレスで我慢しましょう」

お嬢様「はっ!?誰かの視線を感じるっ!!盗撮ですわね!?」ワクワク

屋根裏メイド「何言ってんだこいつ」

お嬢様「着替え終わりましたわ……そう言えばお食事はどこでするんでしょう?」

お嬢様「……取り敢えず当主の寝室に行ってみようかしら」

メイド「お初にお目にかかります、今日からお嬢様の身の回りのお世話を担当するメイドです」スタッ

お嬢様「ひゃっ///い、一体どこからっ!?」

メイド「お気になさらず……それより食堂はこちらで御座います」

お嬢様「そう言って地下室に案内するんですわよね?早くしてください!」

メイド「はい」

食堂

大富豪「おー綺麗に着こなしてるじゃないか!やはり美人にドレスは似合うね」パチパチ

お嬢様「胸ばかり見るのはやめてください…その、興奮しますから」

大富豪「君の目は節穴かい?」

メイド「今宵は歓迎会との事だったので、色々な料理を揃えました」

お嬢様「睡眠薬が入っているのはどれですか?それを食べるので教えて貰えると助かるのだけど?」

メイド「中に睡眠薬なんて入っていませんよ」

お嬢様「がっかりですわ」

メイド「何ですかこの腑に落ちない感じ……」

お嬢様「あっ!ウインナーがありますわ!わたくしこれが一番好きですの!」

大富豪「元お嬢様にしては、庶民的なんだね?」

お嬢様「い、いえ……その…形が好きなんですの///」

大富豪「はい」

お嬢様「きっと貴方様のウインナーはこれより大きいんでしょう?」

お嬢様「初夜が楽しみで堪りませんわ……!」ワクワク

メイド「当主様のあそこはそんなに大きくありませんよ」

お嬢様「えっ」

大富豪「……なぜ知っている?」

メイド「私、服の上からでもわかるんですよ……大きさが」

お嬢様「ど、どれくらいの大きさなのか教えてもらってもよろしい?」

メイド「……~~~~cmです」

お嬢様「あらかわいい?」

大富豪「」

大富豪「乾杯」カチン

お嬢様「乾杯ですわ!」ゴクン

お嬢様「あっ///わたくしもう酔いが回って///貴方様にもたれ掛かってよろしい?///」

大富豪「僕、お酒が飲めないから全部オレンジジュースにしてもらってるんだよね」

お嬢様「…………」

お嬢様「わたくし、オレンジジュースで酔っ払う特殊体質なんですの」

大富豪「嘘をつくんじゃない」

お嬢様「くぅ~~~~!!なんですのなんですの!!どうしてわたくしにいやらしいことしないんですの!!」ダンダン

メイド「そんな起こり方する人始めてみましたよ……」

大富豪「そっとしておいてあげよう」

大富豪「私はちょっと疲れたから先に休ませてもらうよ」

大富豪「後のことは頼んだよメイド」

メイド「はい」

お嬢様「おっ?チャンスですわね?」

大富豪「…………」バタン

お嬢様「あそこが当主の寝室……!忍びこむしかありませんわね…!」コソコソ

お嬢様「あれ?開きませんわね……」ガチャガチャ

お嬢様「も、もしやこれはわたくしの愛を確かめている……?」

お嬢様「一緒に一夜を共にしたいならこの程度の難関も超えられないようではダメというわたくしへの試練……?」

お嬢様「……ピッキングの技術をお父様に教えこまれていたのが幸いですわ…」カチャカチャ

お嬢様「開いたぁ……!」ガチャ

メイド「なにしてるんですか」

お嬢様「見たらわかるでしょう?ただ愛を育むためにピッキングをしているだけですわ」

メイド「そうですか」ズルズル

お嬢様「引きずらないで~~~~!あぁ~!当主の部屋が遠ざかる~!」ボロボロ

うんこいく

お嬢様の寝室

お嬢様「酷すぎですわ」プンプン

メイド「可愛く怒っても無駄ですよ…今晩はもうゆっくりお休みなってください」

メイド「明日から忙しくなりますからね」

お嬢様「なるほど……明日から毎日毎日、便女としてご奉仕することになるんですわね!?」キラキラ

メイド「違いますよ、学校です学校…明日からお嬢様には学校へ通ってもらうことになります」

お嬢様「学校ですか…?すでに退学になったはずでは…」

メイド「こちらの方で少し調整を致しました」

メイド「転入という形で、新しい学び舎へ通ってもらうことになります」

お嬢様「はぁ……まぁいいですわ…!」

お嬢様「奉仕活動の場が広まることはわたくしにとって嬉しい限りですし」

学校

お嬢様「なんで女子校なんですの」

レズ「よろしくね!お嬢様さん!(かわいい)」

百合「転校してきたばかりでまだ右も左も分からないでしょ?」

百合「学校、案内してあげるわよ?」ニッコリ

お嬢様「おふたりともよろしくですわ!ぜひ、案内よろしくお願いします!」ペコ

百合「……お下げがかわいい……!食べたい……!」

お嬢様「んっ?今何か言いましたか?」

百合「何も言ってないわよ?ささっこっちこっち!」ニギ

百合「…………」ブッ

お嬢様「鼻血がっ!?だ、大丈夫なんですの!?」

百合「プライスレス」

レズ「抜け駆けは許せない……死ね……!」ギリ

体育倉庫

百合「ここが体育倉庫よ」

お嬢様「ここが体育倉庫……!」メモメモ

お嬢様「あ、あのマットは!?マットはどこにあるんですの!?」

百合「マットはここね」

お嬢様「感謝しますわ!ウェヘヘ……近いうちに当主とここへ……」ジュルリ

音楽室

百合「ここが音楽室よ」

百合「人気の少ない場所に位置しているわ」

お嬢様「それは好都合ですわ……第2チェックポイントとして……」メモメモ

女子トイレ

レズ「ここは教師棟から一番遠いトイレ……ナニをしてもバレない」

お嬢様「ナニをしても……バレないですって……?」ゴクリ

お嬢様「(当主と学校プレイ……!)」

レズ「(は~食べちゃいたい)」

百合「(まだ手をだすんじゃないわよ?仲良くなってから……ね?)」キッ

レズ「(わかってるわよ)」

お嬢様「?」



メイド「お嬢様、学校はいかがでしたか?」

お嬢様「楽しかったですわ!お友達も二人できましたし!」

メイド「それは良かったですね」

お嬢様「あ、あの……それで当主はどちらに……?///」モジモジ

メイド「当主様は今日から三日間出張で御座います」

お嬢様「」

メイド「お嬢様?」

お嬢様「」バタン

メイド「……死んでる」



お嬢様「切ないですわ~切ないですわ~」ボロボロ

メイド「どうして当主様の部屋にいるんですか?」

お嬢様「寂しいので」

メイド「駄目だこいつ……早く何とかしないと……」

メイド「取り敢えず、お食事の準備ができたのでこちらへ」

お嬢様「待って…!!せめてボールペンだけでも持ち出すのでっ!!」ソソクサ

食堂

お嬢様「美味しいですわ」パクパク

メイド「ボールペンを食べないでください」

お嬢様「あら!わたくしとしたことが……不覚ですわ」

メイド「不覚じゃないですよ……このままだと三日目が怖いですよ」ガクガク

お嬢様「ご心配はお掛けしませんので、安心してください」

メイド「すでにストレスで胃がマッハなんですが」

てす

改行多すぎて投稿できなかっただけか



お嬢様「トウシュトウシュトウシュトウシュトウシュトウシュ」

メイド「お嬢様、お着替えこちらに置いておきますね」

お嬢様「トウシュトウシュトウシュトウシュトウシュトウシュ」

メイド「たった一日でこれとは……早急に対策が必要ですね」

学校

レズ「お嬢様さん!おはよう!」

お嬢様「オハヨウゴザイマス」

百合「これは女の勘が言っている……お嬢様さんにナニかあったと……」クンクン

百合「あぁ~?いい匂い?」

レズ「どさくさに紛れて匂い嗅いでんじゃねえよ変態」

百合「あ?アンタも人のこと言えないでしょ?椅子の匂い嗅いでたくせに」

お嬢様「トウシュトウシュトウシュトウシュトウシュトウシュ」



お嬢様「トウシュトウシュトウシュトウシュトウシュトウシュ」

お嬢様「トウシュトウシュトウシュトウシュトウシュトウシュ」

メイド「お嬢様!こ、これを見てください!!」

お嬢様「……当主……?」

メイド「(お嬢様の目に輝きが……!行ける……!)」

メイド「当主様の抱き枕カバーを作ったんです!これで少しは落ち着けるでしょう?」

お嬢様「メイド……!貴方って人は……!」ウル

メイド「このままだとお嬢様が壊れそうでしたからね」

お嬢様「今から小一時間、やるべきことがあるので部屋に立ち入らないでくださいね?」

メイド「あっ……」

数時間後

お嬢様「ふぅ……」ツヤツヤ

メイド「気分は落ち着きましたか?」

お嬢様「えぇ、本当にナニからナニまでありがとうね?メイド?」ニッコリ

メイド「は、はい///」ドキドキ

メイド「(なっ――お嬢様の笑顔にときめいている私がいる……?)」

メイド「こ、こほん……そ、それでは私はお食事の準備をしてくるので」

お嬢様「わたくし、ナニかお礼がしたいですわ!お料理手伝ってもよろしい?」

メイド「別に構いませんが」

お嬢様「えっへん!今のわたくしはヤる気に満ちあふれていますの!」

お嬢様「今のわたくしならナンでもできそうな気がしますわ…!」

食堂

お嬢様「ナン美味しいですわ」パクパク

メイド「はい」



メイド「お嬢様……流石に抱枕を学校に持ち込むのはどうかと」

お嬢様「い、嫌ですわ!絶対に離しませんわ!」ダキッ

メイド「私、もう知りませんからね」

学校

百合「お嬢様さん……ナニそれ……?」ギリッ

レズ「殺す」

お嬢様「英気が養われますわ?」

百合「レズ……放課後、お嬢様さんの身辺調査しない?」

レズ「そうね……あの抱枕に印刷されている男を突き止めなくちゃ…!」ギリッ

放課後

お嬢様「あら?今日は三人で手を繋いで帰りませんの?」

百合「今日はちょっと予定が入っちゃっててねー」

レズ「そうそう!私も私も!」

お嬢様「おふたりともご予定が……少し悲しいですわ」シュン

お嬢様「でもわたくしには当主がそばにおりますので!」

レズ「絶対に許さない」

百合の家

百合「ふむふむ……まとめると……」

レズ「お嬢様さんの抱枕に印刷されていた男の名前は大富豪」

レズ「資産家であそこの大きさが~~~~cm」

百合「ぷっ(笑)」

レズ「それと……好都合なことに奴はホモ……!」

百合「その事実をお嬢様さんに打ち明けてしまえば……?」

レズ「幻滅して……私達のところで戻ってくる……!」

百合「ホモとノンケを許すな」

お嬢様「当主が……ホモ……?」

お嬢様「ホモってつまり……男性しか愛することのできない人達のことですわよね?」ガクガク

百合「そうそう♪大富豪さんって地元でも有名なホモらしいよ?」

レズ「ホモなんて気持ち悪いよ!ホモは人間じゃないよ」

お嬢様「ちょ、ちょっと……メイドに確認を……!」プルル

お嬢様「あ、あのメイド……当主はホモ……なんですの?」

メイド「えぇまぁそうですが……」

お嬢様「なんで…もっと早く教えて下さらなかったんですの!?」

メイド「言うなと当主様の申し付けだったもので」

お嬢様「…………」ガチャ

百合「ねっ??だから言ったでしょー??」

レズ「お嬢様さんを悲しませるホモなんていらないよね…?私達と一緒になろうよ?」サワ

お嬢様「わたくしがホモになればいいんですわ!」ヒラメキ

百合「えっ」

レズ「どういうことなの(困惑)」

こうしてお嬢様は性転換手術を行い男性となった
大富豪はホモになったお嬢様を受け入れ、婚約を結んだ
男性となったことで女子校に在籍することができなくなり、途中で男子校に転入
百合とレズは泣いた
恋は盲目、時に人の性別をも変えてしまうのだ

終わり

ありがとうございました

アクア「ねぇカズマ、おしっこってアンデットに効くの?」カズマ「」

30歳俺「魔法学校からの招待状……?」

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夜神月「レズノート?直訳して百合本か…」

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