【ゆゆゆ安価】(+皿+)「勇者部の小娘共に絶望を」 (275)

【安価】(+皿+)「宅配でーす」 友奈「はーい」
【安価】(+皿+)「宅配でーす」 友奈「はーい」 - SSまとめ速報
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【ゆゆゆ安価】(+皿+)「勇者部の崩壊を目指す」
【ゆゆゆ安価】(+皿+)「勇者部の崩壊を目指す」 - SSまとめ速報
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【ゆゆゆ安価】(+皿+)「なにぃっ!? 機械を無くしただと!?」
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【ゆゆゆ安価】(+皿+)「アイテムを使って勇者部を懲らしめる」

過去のスレ
繋がりはほぼなし

酉ミス


【 (+皿+)「やぁ、面倒だな。人間ってやつは」】

【 (+皿+)「…まぁ良い」】

【 (+皿+)「今回は勇者部に絶望を与える物語だ」】

【 (+皿+)「方法は相棒に任せる」】

【 (+皿+)「とにかく、勇者部に絶望を与えるんだ」】

【 (+皿+)「手段は問わない」】

【 (+皿+)「ん?」】

【 (+皿+)「殺害や、凌辱系統の話に関して?」】

【 (+皿+)「構わん。やれ」】


【 (+皿+)「まず、説明をしようか」】

【 (+皿+)「相棒は外部からアイテム等を使うか」】

【 (+皿+)「今までのように思考回路に割り込み」】

【 (+皿+)「小娘を操っても良い」】

【 (+皿+)「使いたければ、男を使って…そういうことをしても良い」】

【 (+皿+)「女でも構わん」】

【 (+皿+)「だが、注意しろ」】

【 (+皿+)「男や女を使った場合」】

【 (+皿+)「相棒は不可視な状態から」】

【 (+皿+)「可視状態となる」】

【 (+皿+)「その際に下手を打てば台無しだ」】

【 (+皿+)「頑張れよ、相棒」】


【 (+皿+)「まず、操作対象を決めてくれ」】

【 (+皿+)「外部操作=アイテム等の設置。勇者部の行動はコンマや自動」】

【 (+皿+)「勇者部=アイテム等を設置後、小娘を選んで行動する」】

【 (+皿+)「他人=生徒や教師になって直接手を下す」】

【 (+皿+)「因みにこの話はポイント制で、絶望度でポイントが得られる」】

【 (+皿+)「それを使えば後から操作変更やアイテム作成とかが出来るぞ」】


1.外部操作
2.勇者部
3.他人

安価下


【 (+皿+)「外部操作だな」】

【 (+皿+)「解った」】

【 (+皿+)「言っておくが、今までのように干渉型ではないから」】

【 (+皿+)「比較的難しいぞ」】

【 (+皿+)「まぁ、頑張れよ」】

【 (+皿+)「それじゃ、選別にアイテムをくれてやろう」】

貰ったアイテムの効果 安価下


【 (+皿+)「良く解らない?」】

【 (+皿+)「ああ、俺も良くわからん」】

【 (+皿+)「ただ、父上が言っていた」】

【 (+皿+)「これは神格に通ずる強力な呪いの箱だと」】

【 (+皿+)「コトリバコ?」】

【 (+皿+)「いや、その程度の話ではないらしい」】

【 (+皿+)「それは端から呪うために出来たものだが」】

【 (+皿+)「これは、強い信頼関係や好意があった人間達の」】

【 (+皿+)「裏切り、裏切られた怨念と後悔の詰まった箱だ」】

【 (+皿+)「いわば、呪いとして生まれたのではなく」】

【 (+皿+)「呪いに進化したものだ」】


【 (+皿+)「故に、信頼や好意に満ちた者達には猛毒だ」】

【 (+皿+)「なんでそれをって?」】

【 (+皿+)「そういう話だろ」】

【 (+皿+)「今回は」】

【 (+皿+)「誰に渡すか、決めてくれ」】


勇者部の中から 安価下


樹「綺麗…」

樹(占い関係の本のために)

樹(結構な頻度で通ってたお店で貰った小さな箱の置物)

樹(複雑な色使いなのにすごく綺麗で)

樹(飾ってすぐにそう思った)

風「あれー? どうしたのそれ」

樹「えへへ、綺麗でしょ」

風「そうね、樹にはまだちょっと早いんじゃない?」ニヤッ


樹「もぉ~っ」

樹(お姉ちゃんも気に入ったみたいで)

樹(そんな感じのやり取りもあって)

風「とりあえず、樹。ご飯出来たから」

樹「うん」

樹(お姉ちゃんがそう言って部屋を出て)

樹(そのあとに続こうとした時だった)


………………ァァ


樹「…………?」クルッ

樹(違和感を感じた)

樹(振り返った部屋、ポツンと置かれた箱が)

樹(周りを飲み込むような、存在感があったから)

樹「気のせいだよね?」

樹(私はそのまま気にしなかった)

樹(今までなかったから)

樹(新しくなって、変わっただけだって思ったから)

樹(気のせいだと…思った)


【 (+皿+)「………」】

【 (+皿+)「影響が出るところを…」】


安価下コンマ
10まで味覚 20まで触覚 30まで聴覚
40まで嗅覚 50まで視角 60まで足
70まで 手  80まで精神 90まで呼吸
00まで体力


樹「…ん?」

樹(置物を置いた次の日、自分の部屋で変な臭いを感じた)

樹(スンスンッっと臭いを嗅ぐと、微かだけど生臭い)

樹「なんだろう」

樹(最近お姉ちゃんから言われて部屋を片付けてあり)

樹(何かまずいものが放置されてるなんて事はないのに)

樹(臭いを嗅いでみるとやっぱりちょっとだけ臭う)


樹「やだなぁ…」

樹(部屋を探しても臭いの発生源を見つけられなくて)

樹(仕方がなく窓を開けると、臭いは消えた)

樹「良かった」

樹(でも、その次の日も同じ臭いが)

樹(それも、最初より強く感じた)

樹(けど、やっぱり窓を開けると解消されたから)

樹(だから)

樹(このときはまだ、臭いが籠ってただけだと思った)


樹(けれど、日が経つにつれて)

樹(それは生臭い感じから腐った生物みたいなものに変わっていき)

樹(私の部屋だけじゃなく、お風呂やトイレからも感じるようになっていった)

樹「うっ…」バッ

風「い、樹?」

樹(お姉ちゃんの料理を嗅いだ瞬間)

樹(私は吐きそうになって…)


安価下コンマ 30以下でおろろろ


樹(なんとか飲み込んで首を振る)

樹(今まで平気だったのに)

樹(何もなかったのに…っ)

風「樹、大丈夫?」

樹「っ」

樹(呼吸をするのが怖い)

樹(もっとひどい臭いがしたらどうしよう)

樹(そう思う心が、体が)

樹(呼吸を止める)


風「樹?」

樹(お姉ちゃんが私を見る)

樹(心配そうに手を伸ばしてくる)

樹(口から手が離れない)

樹(塞がった鼻が働くことを拒絶する)

樹(苦しい、苦しい…っ)

風「樹!」グイッ

樹(私の意識が遠退きかけたとき、お姉ちゃんの叫び声が聞こえた)


安価下コンマ20以下で失神


樹「っ!」

樹(もうダメだと思った瞬間)

樹(お姉ちゃんの手が私の手を引き剥がして)

樹「っはぁっ!」

樹(思いっきり息を吸う)

樹(変な臭いはしなかった)

樹(したら…きっと)

樹(そう考える私を見つめて、お姉ちゃんは)

風「一体、どうしたの? 樹」

樹(心配そうに、言った)


風「この前から、そんな感じだし」

風「お風呂とかで、臭いって悲鳴あげてるわよね」

風「あたしが、お風呂洗った後でも」

樹(お姉ちゃんはそう言うと)

樹(自分の体の匂いを嗅いで私を見る)

風「あたしが臭いの?」

風「それとも…何か病気?」


安価下コンマ50以下で病気 51以上で誤魔化す


樹「う、ううん…なんでもない」

樹「もしかしたら来ちゃったかな」

樹(私がそう言って下腹部を撫でると)

樹(お姉ちゃんは何よ。おめでただったかーと笑って)

樹(そんなの許さないわよ。と、冗談っぽく)

樹(それでいて本気で言った)


樹(そのお姉ちゃんの優しさ、暖かさ)

樹(その裏で、呼吸する度に感じる腐った臭いに耐えて)

樹(私は笑う)

樹(お姉ちゃんに心配かけたくないから)

樹(お姉ちゃんに迷惑かけたくないから)

樹「えへへっ、まだいないよ。そういう人は」

樹(死に物狂いで堪える)

樹(美味しいはずのお姉ちゃんの料理)

樹(その臭いが使い古した雑巾にしか感じられなくても)

樹(私は…耐えた)


【 (+皿+)「頑張ってるな」】

【 (+皿+)「だが…次だ」】

【 (+皿+)「この呪いは、止まらない」】

【 (+皿+)「?」】

【 (+皿+)「どうした」】

【 (+皿+)「止めてやりたいのか?」】


1.止める
2.止めない


安価下


【 (+皿+)「よろしい」】

【 (+皿+)「間違えるな」】

【 (+皿+)「今回、俺達は奴等に絶望を味わわせるんだ」】

【 (+皿+)「ん?」】

【 (+皿+)「…今回は語弊があるな」】

【 (+皿+)「気にするな」】


安価下コンマ
10まで味覚 20まで触覚 30まで聴覚
40まで精神 50まで視角 60まで足
70まで 手  80まで精神 90まで呼吸
00まで体力


樹(その、夜のことだった)

樹「ひっ!?」ゾワゾワッ

樹「な、なに! なにっ!?」

樹(身体中を駆け巡る不快感)

樹(掻いても掻いても、感覚は変わらない)

樹「やっ、やっ!」

樹「なにこれ、なんなの…っ!」

樹(それは体の外側ではなく、内側から来ていた)


樹(服を全部脱いで)

樹(全身をかきむしって、立ち尽くす)

樹「ひっ、ぅ…うぅ」

樹(体の内側から何かが出てこようとしてる)

樹(そんな気持ち悪い感覚)

樹(そして)

樹「っ…ぅぇ」バッ

樹「ぁ…ぇ…ぅえ…」ゴプッ

樹「うぇぇぇぇぇ…」ビチャビチャ…

樹(合わせて襲った激臭に負け)

樹(吐き出す)


樹「ぅ、ぁ」フラフラ

ポタッ…ポタッ…

ガクッ…ベチャッ

樹(我慢し過ぎた分、吐いて)

樹(吐いて、吐いて…また、身体中に不快感を感じて)

樹(私は吐瀉物の中に、倒れた)

安価下コンマ
15まで友奈 45まで風 75まで園子
30まで夏凜 60まで東郷 90まで看護師
00まで 誰もいない


樹「っ…」

園子「あっ、いっつん!」ガバッ

樹「園子…さん?」

樹(私が目を覚ますと、目の前には園子さんがいて)

樹(私に気付いてすぐ、抱きついてきた)

樹(臭くても平気なようにゆっくり)

樹(吐かないように慎重に)

樹(園子さんの匂いを嗅ぐ)

樹「良い匂い…」ギュッ


園子「わわわっ」ビクッ

樹「スンッ…クンクンッ」

園子「い、いっつん///」

樹(園子さんの匂いを嗅いで、肺を満たす)

樹(激臭に悩まされて来てからのこの匂いは)

樹(私にとっては麻薬に近くて)

樹(だから、最初は気づかなかった)
 
樹(園子さんを抱いてる感覚が、全くないってことに)


樹「…えへへ」

樹(どうしよう)

樹(体は動くのに…何も感じない)

樹(柔らかい、冷たい、温かい)

樹(何も、感じない)

園子「いっつん、ナースコール押したからね」

樹「あ、はい…」

樹(私は…)


【 (+皿+)「…まだ、序の口だ」】


安価下コンマ30以下で打ち明ける


樹「園子さん…聞いてほしいことがあるんです」

樹「嘘みたいと言うか、病気…かもしれないんですが」

園子「う、うん…」

樹(園子さんは心配そうな顔で私の手を握る)

樹(でも、何も感じない)

樹「最初は、ほんの微かな臭いでした…」


樹(私は園子さんに全部話した)

樹(急に鼻がおかしくなったこと)

樹(それは段々と悪化して、吐き気を感じるようになってしまったこと)

樹(身体中に不快感があったこと)

樹(今ではもう、体のふれている感覚が無いこと)

樹(そんな嘘みたいな話を)

樹(園子さんは疑わなかった)

樹(自室で全裸で、吐瀉物の中に倒れてれば)

樹(信じるしかなかったかもしれないけど)


樹(私はそれをお医者さんにも話す事にした)

樹(お姉ちゃん達にも)

樹(あんなことになったら隠せないし)

樹(お姉ちゃんはどうして言わなかったのかと)

樹(凄く心配していた)

樹「…ごめんね。お姉ちゃん」

風「ごめんじゃ、ないでしょっ」

「犬吠埼さん、検査行きますよ~」

樹「はい」


樹(私には重大な病気がある)

樹(当然、そう考えられて)

樹(私は検査に向かう)

樹(その去り際、園子さんが少し怖い顔をしてるのが目に入った)

樹(でも、それは私の体を心配してるとか)

樹(黙ってた私に怒ってるんだと)

樹(この時の私は、思っていた)


【 (+皿+)「何も解らないよ」】

【 (+皿+)「そうだ、相棒」】

【 (+皿+)「中々頑張ってるから100ポイントを渡しておこう」】

【 (+皿+)「操作対象を変更しても良いし、アイテムを作っても良い」】

【 (+皿+)「やりたいときは、安価の時に言ってくれ」】

【 (+皿+)「コンマ判定時に言っても構わんぞ」】

【 (+皿+)「とりあえずするか?」】

1.操作変更
2.アイテム作成
3.まだいい

安価下


【 (+皿+)「操作対象を変更か」】

【 (+皿+)「解った」】

【 (+皿+)「選んでくれ」】


勇者部または他人 安価下

アイテムの作成以外に既存のアイテムの強化ってできるのかな?

>>62
出来るけど、作成したアイテムだけ
今使ってる呪箱は無理


風「え?」

園子「どうしても、いっつんの部屋が見たいんだよ~」

風「どうしてもって」

風(乃木は、樹が検査に連れていかれてから)

風(あたしに樹の部屋に行きたいと求めてきた)

風(理由は話せない)

風(けど、大事なことだって言う)


風の行動か言葉 安価下


風「解った」

風「でも、あたしと一緒って条件付きでだけど」

風(そう言うと、乃木は少し悲しそうな顔をする)

風(当然かもしれない)

風(あたしの言葉は)

風(乃木に信じられないって言ってるようなものなんだから)


園子「理由、知りたいですよね~」

風「それは、もちろん」

風(乃木もそれは解っているようで)

風(困ったようにそう言った)

風(知られたくない理由がある)

風(でも、背に腹は変えられないと思ったのか)

風(乃木はあたしを見て頷く)

園子「なら、仕方ないよね」

園子「お願い、風先輩」

風(それは凄く、緊張感のある表情だった)


園子「っ」

風「乃木?」

園子「大丈夫だよ~」ニコッ

風(家に近づくにつれて)

風(乃木の表情はより険しく、厳しく)

風(怖い表情になって)

風(あたしに向けてくる笑顔は)

風(安心するどころか、不安を煽ってくる)


風(そして、樹の部屋に着くと)

風(乃木は鞄を落として、体を抱き締めた)

園子「酷い…酷すぎるよ…」ブルブル

園子「なんでこんな」

風「の、乃木…?」

風(乃木は震えながら歩いて)

風(少し前に樹が貰ってきた箱に、触れた)


【 (+皿+)「このままだと」】

【 (+皿+)「乃木園子に破壊」】

【 (+皿+)「あるいは封印される可能性がある」】

【 (+皿+)「操作がバレるかもしれないが」】

【 (+皿+)「止める必要があるかもしれん」】

【 (+皿+)「だが相棒に、任せよう」】


風の行動か言葉 安価下


風「乃木、それはなんなの?」

園子「詳しく話してる余裕はないけど…」

園子「簡単に言えば呪う箱と書いて呪箱」

風「じ、呪箱…って。なんで樹が!」

園子「これはね、元々は授ける箱って書いて」

園子「授箱って言われてたの」

園子「優しさや愛が詰まっていた箱だったんだ」


園子「でもね」

園子「大好きな人から、大好きな人へ」

園子「送られ続けた箱は裏切りに遭った」

園子「愛して無かったんだ。受け取った人は」

園子「渡した人のことを」

園子「ただ、お金目当てで…全部奪って消えた」

園子「この授箱を別れの印として残してね」

園子「そして…返された女性は自殺した」

園子「この箱の複雑な色はその自殺の時」

園子「飛び散った血で出来てるらしくて…」


風「なんで…なんで樹がそんなもの…」

園子「これの持ち主は信頼する人や愛してる人が多いほど」

園子「苦しめられる…そして苦しみ喘ぐなかで思う」

園子「この人なら、あの人なら」

園子「私の身代わりになってくれるよねって」

園子「多分その結果。優しいいっつんに巡ってきたんだと思う」


風「そんな…」

園子「でも、私が来たから大丈夫だよ~」ニコッ

園子「壊せなくても」

園子「清めて、封印することはできる」

風「神樹様の所に持っていくのね?」

園子「ううん」

園子「強い信仰を受けてる神樹様に預けたら」

園子「枯れちゃうかもしれないから」

園子「私が、頑張るよ~」

風(乃木はそう言うと、箱を手に取った)


風の行動か言葉 安価下


風「まさか、乃木…」

園子「あっ」

園子「ううん、違うよ~」

風(乃木はあたしが言いたいことを察して)

風(すぐに否定する)

園子「私が清めて、少しずつ封印していくんだよ」

園子「最初はキツいかもしれないけど」

園子「私は一時期神様みたいなものだったから」

園子「皆よりはたいせいあるし」

園子「清めて、封印までいけば」

園子「楽になるから」


園子「だから、大丈夫」

風「乃木…」

風(乃木はそう言うと笑う)

風(もうすでに呪いが移ってるのか)

風(辛そうな冷や汗を流す)

風(乃木が代わってくれなきゃ、樹が苦しむ)

風(そう思うと)

風(乃木が言うなら良いじゃないか)

風(家族じゃなく他人なんだから良いじゃないか)

風(そんな考えが、浮かんできた)


風の行動か言葉 安価下


風「ごめん」

風「なんか、申し訳ないなとか謝らなきゃとかどこか思うんだけど」

風「上手く言えなくて…ごめん」

風(あたしがそう言うと)

風(乃木は首を横に振って、あたしに抱き付く)

園子「ありがと~」

園子「そう言ってもらえるだけで」

園子「頑張れるよー」

風(乃木は、満面の笑みでそう言った)


【 (+皿+)「回収されたぞ」】

【 (+皿+)「おい」】

【 (+皿+)「大丈夫?」】

【 (+皿+)「いや、全然大丈夫じゃないんだが」】

【 (+皿+)「どうするんだ。父上に叱られるぞ!」】


【(*´皿`*)「良くて刷処分だな」】

【(*´皿`*)「ははっ、楽しかったぜ」】

【(*´皿`*)「なに、気にするな」】

【(#`皿´)「任せたのは俺だからな」】

【(`皿´)「怒ってないぞ」】

【 (+皿+)「ああ、ほんとだ」】

【 (+皿+)「なに…? 判定が足りていないだと?」】

【 (+皿+)「確かに、乃木園子は1つ隠しているが…」】

【 (+皿+)「良いだろう。それでダメならなんとかしてみてくれ」】

【 (+皿+)「時間はそんなにないがな」】

安価下コンマ 10以下


【 (+皿+)「ダメだったか」】

【 (+皿+)「まぁ、仕方がない」】

【 (+皿+)「期日は3日だ」】

【 (+皿+)「3日以内に何とかするんだ」】

【 (+皿+)「言っておくが」】

【 (+皿+)「操作変更やアイテム作成はポイントが足りない」】

【 (+皿+)「犬吠埼風を使って何とかするんだ」】

【 (+皿+)「最悪、自殺しても構わん」】

【 (+皿+)「…つまらない手だがな」】

【 (+皿+)「1日目」】


風(昨日乃木は大丈夫。心配ないって言ってた)

風(でも…) 

風(樹が吐いたりした理由なら)

風(いくら乃木に耐性があるって言っても)

風(全く問題がないなんて…きっとない)

風「…………」カチャカチャ…

風(樹が居ない家は、嫌に静かだ)


風の行動か言葉 安価下


風(でも…)

風(乃木はなんで箱のことを?)

風(偶然知ってた? それとも…)

風「っ!」

風「乃木から出てきたなんて…」

風「バカなこと考えちゃ、ダメでしょ」ギュッ

風(唇を噛み締めて、首を振る)

風(考えるべきことはそうじゃなくて)

風(乃木がまだ何か隠してるかもしれない可能性)

風(任せきって、本当に大丈夫なのかってこと)


風(樹を凄く苦しめた箱)

風(全裸で、吐瀉物の中に倒れている異常なこともあった)

風(そんな、想像も絶する強い呪いを受けたら)

風(いくら、乃木とはいえ)

風(ただではすまないんじゃ…)

風(……………)

風「とりあえず、学校に行かなきゃ」

【 (+皿+)「1日目 2/4」】


風「失礼しました」

風(とりあえず、樹の担任の先生には)

風(検査で入院してることは伝えた…)

風(凄い心配してた…まぁ、入院レベルなら)

風(当たり前かもしれないけど)


…………ァ

………ァ…………ァァ…ァ゛


風「!」ビクッ

キョロキョロ

「あれ? どうかしたの? 風ちゃん」

風「う、ううん。なんでもない」

風(周りを見てもなにもない)

風(なのに、なにか嫌なものを感じた)


風の行動か言葉 安価下


風「っ」ガタッ

「わぁっ!?」

風「ごめんっ、あたしちょっと抜ける!」ダッ

「えっ、もう始まっちゃうよーっ!」

「……行っちゃった」


風(嫌な予感がする)

風(乃木みたいに分かるわけじゃないけど)

風(でも…胸騒ぎがする)

風(真実を知ったからか)

風(同じ家に居たからか解らないけど)

タッタッタッタッ…

タッタッタッタンッ…ダンッ

風(教室から朝礼の声が聞こえる中)

風(廊下を駆け、階段を飛び降りて)

風「乃木!」ガラッ

風(乃木のクラスのドアを開け放つ)


「今は朝礼の…」

風「乃木、乃木園子は…」キョロキョロ

東郷「風先輩。そのっちなら、今日は休むと…」

風「休む…? 休みってこと?」

東郷「はい…風先輩、何かあったんですか?」

風(昨日の今日で、学校を休んだ)

風(ということはあの箱関係の可能性が高い)

東郷「風先輩…風先輩!」ユサユサ

風「っ」

東郷「大丈夫ですか?」

東郷「顔色、悪いですよ…?」


風の行動か言葉 安価下


風「っ…」

風「東郷」ガシッ

東郷「は、はい」

風「ありがと」ダッ

「ちょっと、犬吠埼さん!」

風「っ、不味い。不味いっ!」

タッタッタッタッ…

タッタッタッ…ズルッ

風「!」

ドサッ

風「痛…」

風「くっ…あぁぁぁぁっ!」ダッ


風(荷物もなにももたず)

風(上履きのまま飛び出して)

風「あった」

ガチャッ、カチッ

風(自転車を全力で漕ぎ出す)

ギャリギャリギャリッ…

風(あの段階で辛そうにしてたのは解ってた)

風(なのに)

風(なのに、あたしはっ!)

風「っ…」ペロッ

風(噛み締めすぎて切れた唇から、血が滴る)

風(それでもあたしは)

風(歯を食い縛って…全力で乃木の所に向かった)


安価下コンマ 

高ければ高いほど危険 最高値00(100)


風「乃木っ!」ガチャッ

…ァ……ァァァ……ァ゛

……ァ゛ァ゛ァ゛

風(開けた瞬間、嫌なものが溢れ出てきた)

風(ただの風の音とは明らかに違う何か)

風(それに圧倒されていたから)

風(あたしは大事なことに気づかなかった)

風(あたしは焦ってドアを開けた)

風(インターホンを鳴らすことなく)

風(ドアを開けられたという、非常事態に)

風(あたしは気付いていなかった)


風「ぅ…」

風「乃木…っ」

風(マンションの一室でしかないはずなのに)

風(光が一切差し込まないこの部屋は)

風(迷宮のようで)

風(淀んだ空気に吐き気を感じる)

風(長く居たら、死ぬかもしれない)

風(バカみたいだけど…冗談じゃなくそう感じる…ッ)


1.左手前の部屋
2.左奥の部屋
3.右手前の部屋
4.右奥の部屋
5.最奥の部屋
6.耳を澄ましてみる
7.名前を呼んでみる

風の行動 安価下(1/3 行動限界有)


風「………」

風(黙って、耳を澄ましてみる)

風(すると、左手前からは水の音が聞こえた)

風(多分、お風呂だ。だとしたらその隣がトイレ)

風(右側は…)

……ァァァ

ァ゛ァァ゛…ァァ゛…

風(ダメ、不気味な音で解らない)

風(ただ、いちばん奥がリビング)

風(右側はただの部屋って可能性が高い)


風(お風呂で水が流れたまま…?)

風(乃木はそこにいる?)

風(それとも、入ろうと準備してた段階?)

風「乃木…っ」



1.お風呂
2.トイレ
3.右手前の部屋
4.右奥の部屋
5.リビング
6.名前を呼んでみる

風の行動 安価下(2/3 行動限界有)


風(リビングに入ると、真っ暗だった)

風(外はまだ明るいはずなのに)

風(カーテンにすら、光が当たってない)

風「…乃木」

風(部屋を見渡してみると、乾ききったコップ)

風(冷たさがなく、周囲に水滴もない牛乳パックが)

風(テーブルの上にあった)

風(けど、乃木はいない)


風(水の音に変化はなくて)

風(何かに当たってるような音が全くしない)

風(…乃木)

風「っ…げほっ、けほっ」

風「はぁっ、はぁっ」

風(吸い込んだ空気が重い)

風(なんか、血を吐きそうな勢い…)

風「こんなに酷いって」

風「乃木は…分かってなかった?」

風「それとも…いや、先ずは見つけなきゃ」


風(あたしが着てから、お風呂の音に変化はない)

風(リビングには)

風(乾ききったコップと、温くなった牛乳)

風(ここから、導ける答えは…)



1.お風呂
2.トイレ
3.右手前の部屋
4.右奥の部屋

風の行動 安価下(3/3 行動限界)


風(牛乳を飲んで、コップを置く)

風(そうだお風呂に入ろうと考えて入ったけど)

風(お腹が痛くなった)

風(だけど、お風呂でするわけにはいかないって)

風(トイレに駆け込んだ)

風(…なんて)


…ガチャッ


風(ない…か)


風「っ!」バッ

風(感覚が麻痺していたのか)

風(その強烈な酸性の臭いは遅れて襲った)

風「なに、この臭い」

風(鼻を摘まんでも、口でしても意味がない悪臭)

風(…これ)

風(トイレの中は流してあるけど、回りに飛び散ってる)

風(樹のと食べ物が違うからあれだけど)

風(乃木も…吐いたんだ)


風「…っ」フラッ

ガタンッ

風「の…ぎ…」

ズ…ズッ…

風(部屋に満ちた何かに耐えかねたあたしは)

風(その場に崩れ落ちて…床を這う)

風「乃木ぃっ!」

風(這って、這って…這って…)

風(あたしは)

風「乃木…ごめん…」

風(乃木のもとにたどり着く前に、気を失ってしまった)


安価下コンマ15以下で2人
60以下で1人
それ以上はアウト


【 (+皿+)「取り戻せたか」】

【 (+皿+)「なんだ、その顔は」】

【 (+皿+)「父上には、相棒が一石二鳥を狙ったと話した」】

【 (+皿+)「箱だけに、石」】

【 (+皿+)「………」】

【 (//皿//)「………」】

【 (+皿+)「まぁ、なんだ」】

【 (+皿+)「相棒はどうしたかったんだ?」】


【 (+皿+)「犬吠埼風、乃木園子は共に死亡した」】

【 (+皿+)「この結果を招いたのは相棒であり」】

【 (+皿+)「それは我々にとって、喜ばしいことだ」】

【 (+皿+)「だが、相棒」】

【 (+皿+)「相棒は納得がいっていない」】

【 (+皿+)「そんなことはない?」】

【 (+皿+)「ふんっ」】

【 (+皿+)「嘘をつくな」】

【 (+皿+)「俺は相棒だ…嘘を見抜けなきゃ。自称しない」】

【 (+皿+)「相棒、お前が不服な理由はなんだ」】


理由 安価下


【 (+皿+)「…悪魔か」】

【 (+皿+)「だったら、初めから」】

【 (+皿+)「他人:男子生徒とかでだな…」】

【 (+皿+)「ん?」】

【 (+皿+)「第三者として見たい?」】

【 (+皿+)「…そうじゃない?」】

【 (+皿+)「まぁ良い」】

【 (+皿+)「残念ながら、二人が死んだ結果は変わらん」】

【 (+皿+)「まぁ、絶望を与えたって事には変わりないからな」】

【 (+皿+)「残りの4人では不服か?」】


1.一から始めたい
2.残りの四人で妥協する
3.コンテニューしたい


安価下


【 (+皿+)「リバイバルか…」】

【 (+皿+)「あっ、声に出てた」】

【 (+皿+)「どこからやり直したい?」】

【 (+皿+)「指定してくれ」】

【 (+皿+)「出来るのかだって?」】

【 (+皿+)「もう何回もしてる」】

【 (+皿+)「…細かいことは気にするな」】

【 (+皿+)「戻る場所を決めてくれ」】


安価下 レス番指定


【 (+皿+)「>>111か」】

【 (+皿+)「良いだろう」】

【 (+皿+)「もう解答の半分は見た状態だ」】

【 (+皿+)「頑張れよ…いや」】

【 (+皿+)「楽しめ、相棒!」】


風「ぅ…」

風「乃木…っ」

風(マンションの一室でしかないはずなのに)

風(光が一切差し込まないこの部屋は)

風(迷宮のようで)

風(淀んだ空気に吐き気を感じる)

風(長く居たら、死ぬかもしれない)

風(バカみたいだけど…冗談じゃなくそう感じる…ッ)


1.左手前の部屋
2.左奥の部屋
3.右手前の部屋
4.右奥の部屋
5.最奥の部屋
6.耳を澄ましてみる
7.名前を呼んでみる

風の行動 安価下(1/3 行動限界有)


風(躊躇ってる暇はない)

風(手当たり次第に行くしか…)

風(そう思って、右手前のドアノブに手をかけると)

ヌルッ…

風(…?)

風(濡れてる?)

風(ドアノブは濡れていて)

風(良く目を凝らすと、床も濡れていた)


風(なんで濡れて…)

サァァァァァ…

風(?)

風(考えようとして、集中した頭に響いた音は)

風(あたしの後の部屋から聞こえてくる)

風(多分、シャワーだ)

風(…ん?)

風(つまり、シャワーを使っていた人が)

風(お湯を出したまま、しかも濡れたまま)

風(この部屋に来た?)

風(なんで?)


風(何か見落としてる?)

風(本当にこの部屋に入って平気?)

風(考えれば考えるほど不安になって)

風(ドキドキと、胸が高鳴る)

風「…っ」


1.お風呂へ
2.とりあえず入る
3.隣の部屋へ


風の行動 安価下(1/3 行動限界有)
但し、この安価はカウントされない


風(先に、お風呂を…)

風(滑らないようにゆっくり下がって)

風(お風呂場の前、脱衣場に入ると)

風(目に入ったのは、床に散らばった割れたプラスチック片)

風(次に、開け放たれた浴室のドア)

風(そして、シャワー。シャワーヘッドは床に落ちていて)

風(壁に向かってお湯を出してる)


風(後は、箒が変な風に引っ掛かってるくらいか)

風(…え?)

風(ちょっと待って)

風(これ、つまりお風呂から逃げ出したんじゃ)

風(………)

風(この胸騒ぎはなに?)

風(何かを見落としてる?)

風(…っ)

風(黙り混むと、ただでさえ重い空気が、さらに重くなっていく)

風(乃木に、何が)


風の行動 安価下(2/3 行動限界有り)


風(…体が、怠くなってきた)

風(不味い、早く乃木を見つけないと…)

風(でも)

風(こっちにしておこう)

風(ドアノブが濡れた部屋の隣の部屋)

風「んっ」

風(こっちのドアノブは濡れてない)


風(ドアを開けると、畳が目に入った)

風(そして)

風「和室?」

風「…!」

風(すぐ目の前に、祭壇だったであろう壊れた棚があって)

風(箱が…ない?)

風(乃木はここで箱のお清めをしてたんじゃ……)


キィィ…



風「え?」クルッ


ガンッ!!


………ドサッ


【 (+皿+)「話の内容が、建てた理由から変わってるんだが…」】

【 (+皿+)「まぁいい、とにかく」】


10以下で2人 30以下で1人 他終わり


安価下コンマ


【 (+皿+)「すまないな。書き忘れた」】

【 (+皿+)「だが、助かっても良いことはな…げふんっ」】

【 (+皿+)「これはこっちのミスだ」】

【 (+皿+)「選ぶ権利があるだろう」】


1.2人が助けられる
2.リバイバル


安価下から25分くらいまで投票


【 (+皿+)「リバイバルか」】

【 (+皿+)「なら、戻りたい場所を選択してくれ」】


安価下 レス番指定


【 (+皿+)「初めからか」】

【 (+皿+)「解った、頑張れよ。相棒」】


1.左手前の部屋
2.左奥の部屋
3.右手前の部屋
4.右奥の部屋
5.最奥の部屋
6.耳を澄ましてみる
7.名前を呼んでみる

風の行動 安価下(1/3 行動限界有)

また明日ゲリラ


風「え?」

風(右手前の部屋に入ろうと)

風(ドアノブに手をかけると、ヌルッと手が滑った)

風(…濡れてる?)

風「良く見たら床も…」

風(なぜかと考えていると)

サァァァァァ…

風(後ろの部屋から、雨のような音が聞こえてきた)


風(雨…?)

風(いや、外は晴れてる)

風(この部屋が暗すぎて、外が分からないけど)

風(少なくとも雨が降る天気じゃなかった)

風(なら、後ろの部屋は?)

風(多分お風呂だ。ということはその隣がトイレ)

風(…シャワーが出てるけど)

風(濡れた床と、ドアノブ)

風(そこから導き出せる事…)

風(あたしがすべき、行動は)


風(間違えたら駄目だ)

風(間違えたら…死ぬと、考えて)

風(極端だけど、体が怠くなってきたし)

風(乃木…)

風(最大限に、知恵を絞って動け!)

風(犬吠埼風!)



1.お風呂へ
2.とりあえず入る
3.隣の部屋へ
4.トイレへ
5.奥の部屋
6.その他

風の行動 安価下(1/3 行動限界有)
但し、この安価はカウントされない


風(とりあえず、入ろう)

風「………」

キィィ…

風(ゆっくりとドアを開けて、中に入る)

風(部屋はやっぱり黒く染まっていたけど)

風(乃木の部屋なのか)

風(ベッドだったり、机だったりがあって)

風「…なんで」ヒョイッ

ポタタッ

風(バスタオルが、落ちていた)

風(しかも、冷たい)

風(それに)

スンスン

風(…乃木っぽくない臭いがする)


風(でも、肝心の乃木が居ない)

風(ハンガーにかかったまま落ちた制服)

風(蓋が開いて中身の散乱した鞄)

風(クローゼット、ベッド、机、窓…)

風(辺りを見渡して見て、分かるその荒れ具合)

風(乃木は誰かと争った…?)


ガタンッ


風「!」


安価下コンマ
10以下でまだ生存
20以下で生存しているが…


それ以外でアウト


風「なっ」


ガンッ!

  …ドサッ

風「ぁ…ぅ」

風(頭に激痛が走って、べっとりとした感覚が髪に広がって)

風(意識が朦朧として)

園子「     」

園子「       」

風(乃木の暴れようとしてる姿が見えた)

風(何か言ってる…でも、ごめん…)

風(あたしは…もうだめだ…)


【 (+皿+)「ふむ」】

【 (+皿+)「言っておくが」】

【 (+皿+)「 やってないことをただやるだけでは死ぬぞ」】

【 (+皿+)「やることをやっていないと」】

【 (+皿+)「まず助からん」】

【 (+皿+)「リバイバル1回目で」】

【 (+皿+)「すべき事が見えてると思ったんだがな…」】

【 (+皿+)「ん?」】

【 (+皿+)「もしかして…スレの目的とずれてないか?」】


【 (+皿+)「死んで良いじゃないか」】

【 (+皿+)「なんで駄目なんだ」】

【 (+皿+)「まったく…」】

【 (+皿+)「ヒントはいるか?」】

【 (+皿+)「全部屋行くという死にゲーしたからな」】

【 (+皿+)「もはや意味ないかもしれないし」】

【 (+皿+)「相棒が知っていても、犬吠埼風が知っていなきゃ意味がないが」】


1.いる
2.要らない
3.もう諦める
4.良いから、飛べよぉぉぉぉぉ!

安価下


【 (+皿+)「分からないのに」】

【 (+皿+)「ヒントなしか…」】

【 (+皿+)「良い判断だな」】

【 (+皿+)「ヒント見たらつまらないからな」】

【 (+皿+)「リバイバル先を選択してくれ」】


安価下 レス番指定


1.左手前の部屋
2.左奥の部屋
3.右手前の部屋
4.右奥の部屋
5.最奥の部屋
6.耳を澄ましてみる
7.名前を呼んでみる

風の行動 安価下(1/3 行動限界有)


風「乃木ーッ!」

風「大丈夫ーっ!」

風(穏やかな空気が一切無い部屋の中に)

風(あたしの声が響いて消える)

風(下手に動くべきじゃない)

風(そう思って、叫んだ)

風(返事があれば居場所が分かる)

風(その返事で、いまの乃木の状態が分かる)

風(そう思ってもいた)


風(そして、それに答えるように)

風(右手前の部屋から)

ガタンッ

風(音が聞こえてきた)

風(乃木…こっちの部屋に居るの?)

風(そう思って、ドアノブに手をかけると)

風(触った手が、濡れた)


風「…乃木?」

風(ただ部屋にいるだけなら)

風(どうして、ドアノブが濡れてるの?)

風(ドアノブだけじゃない。床もだ)

風(床の濡れている部分を目で追うと)

風(後ろの部屋から雨みたいな音が聞こえてきた)

風(お風呂?)

風(何か、起きてる)

風(…何か見落としてる?)


1.部屋に入る
2.お風呂へ
3.左奥の部屋(トイレ)
4.右奥の部屋(和室)
5.最奥の部屋(リビング)
6.ドアを叩く
7.見落としてる点を挙げる
8.その他


風の行動 安価下(2/3 行動限界有)


風(何か見落としてる?)

風(なんだろう)

風(大切な事を見落としてる)

風(そんな気がする)

風(なんだ)

風(なにを………)

風(濡れた床?)

風(ドアノブ?)

風(シャワー?)

風(来たとき?)

風(昨日?)


風(っ…わからないっ!)


1.何を見落としてるか、挙げて下さい
2.部屋に入る
3.お風呂へ
4.トイレ
5.和室
6.リビング


風の行動 安価下(2/3 行動限界有)
これは行動限界に含まれません

見落としてそうな点を挙げて貰えればそれで良かったんだが…

たとえば
来るときとか、濡れてる床とドアノブとか

3列目の神樹が云々は省いて構築するぞ


風(そうだ、来たとき)

風(あたしは鍵をどうした?)

風(乃木から鍵を貰ってない)

風(インターホンを押してもない)

風「!」

風(なのに、開いてた)

風(それに、濡れた床とドアノブ)

風(流れっぱなしのシャワー…)


風(まさか、誰かに入られた?)

風(それで慌てて、この部屋に入った?)

風(…待って)

風(だとしたら)

風(あたしが、一番最初にしたことって)

キィィ…

風(大声を出すなんて事、しちゃったら…)

「ァ゛…ァァ゛ァ………ァ゛ァ」

風(全裸で、白目、半開きの口)

風(手には箱と…バッ…)

ブンッ!!


安価下コンマ

30以下回避
50以下まだ平気


風「ぁ……」


ガンッ!

  …ドサッ


………

……………ズッ

ズッ…ズズッ…

ガチャッ

園子「っ!」

「ァ……ァ…」


ブンッ…

 ガンッ!

ヒュンッ…バキッ…

ブンッ…ガンッ

 ブンッ…グチュ

  ブンッ…ベキュッ

……………

………………。


【 (+皿+)「そうだ」】

【 (+皿+)「鍵は開いていた」】

【 (+皿+)「部屋は荒れていた」】

【 (+皿+)「シャワーは出しっぱなしだ」】

【 (+皿+)「そう」】

【 (+皿+)「この部屋には侵入者がいる」】

【 (+皿+)「箱に引き寄せられ、冒された侵入者が」】


【 (+皿+)「リビング、トイレは」】

【 (+皿+)「乃木園子の体調が著しく、悪いということを示している」】

【 (+皿+)「脱衣場、砕けたプラスチック片」】

【 (+皿+)「…その辺りは、部屋が明るくなれば」】

【 (+皿+)「状況がより分かるだろうが」】
【 (+皿+)「明るくするには、問題の解決が必要だ」】


【 (+皿+)「どうする。相棒」】

【 (+皿+)「相棒は二人を助けたいか?」】

【 (+皿+)「危険度60オーバーは生易しい現実ではない」】

【 (+皿+)「それでも、相棒は」】

【 (+皿+)「この理不尽なゲームに勝ちたいか?」】

【 (+皿+)「サレンダーか、リバイバルか」】

【 (+皿+)「選べ、相棒」】


1.サレンダー
2.リバイバル


安価下から数分間の投票


【 (+皿+)「リバイバルか」】

【 (+皿+)「解った」】

【 (+皿+)「どうせ144からだろう」】

【 (+皿+)「そしてこれはもう、4回目だ」】

【 (+皿+)「だから、聞こう」】


1.オートプレイ(>>1がクリアする。解答編)
2.自力で頑張る


安価下から35分くらいまで


【 (+皿+)「では進めよう」】

【 (+皿+)「クリアに大事なのは」】

【 (+皿+)「犬吠埼風が侵入者の警戒をすること」】

【 (+皿+)「その対策をすること。だ」】

【 (+皿+)「それができればクリア出来る」】

【 (+皿+)「逆に、それができていなければ」】

【 (+皿+)「結果は変わらない。という事だ」】


風(…乃木がどこにいるのか分からない)

風(手当たり次第に行くしかないだろうけど)

風(この空気の重さ)

風(長居はできない…でしょうね)

風(だったら右手前から行く!)

風(そう考えてドアノブを握ると)

風(ヌルッと、手が滑った)

風(…濡れてる?)


風(良く見れば、床もだ)チラッ

風(それを目で追って行くと)

風(反対側のドアに、ぶつかった)

風「…音がする」

風(サァァァァァ…という、雨みたいな音)

風(けど、外は快晴だったはず)

風(家のなかでこの音と言えば…シャワーだ)

風(シャワーが出しっぱなしなんだ)


風(………)

風(ただ忘れ物を取りに部屋に行ったのか)

風(風呂場から部屋に逃げたのか)

ガチャッ

風(風呂場に行けば、判る)

風(そうして入った脱衣場で目に入ったのは)

風(砕けたプラスチック片と、変な風に引っ掛かってる箒)

風(奥の方では、シャワーが壁に向かってお湯を出したまま)

風(床に落ちていた)


風(つまり、乃木は風呂場から逃げた)

風(あるいは、お湯を止める暇もないくらいに)

風(急ぐ必要があった)

風(…だったら)

グッ…グイッ

風(一応、箒くらいはあるべきよね)

風(もしも、変なのがいたら。抵抗できないし)


風(脱衣場で箒を手に入れたあたしは)

風(乃木が逃げたであろう部屋のドアをゆっくり開ける)

風(何故、この部屋に行くのかは言うまでもない)

風(風呂場の前とこの部屋の前、この部屋のドアノブ)

風(それ以外は濡れていないんだから)

風(乃木がいる可能性が一番高いのが、ここだからだ)


キィィ…


風(居ない?)キョロキョロ

風(…っ)

風(障気に当てられてか、朦朧とし始めた頭を振る)

風(すると…)


キィィ


風(それを見計らったように、何かが出てきて)

風(あたし目掛けてバッドを振り下ろしてきた)


風「っ!」

バキッ!

風(一撃で箒は折れたけど)

風(あたしはなんとか無傷で後退する)

風「…誰よ。乃木はどこにいるの!?」

「ァ…ァァァ…ァァ」

風(それは正気を失っていて)

風(バッド以外に箱を持っていた)


風(………………)

風(箱が原因、でしょうね)

風(そう判断したあたしは)

風(相手がもう一度バッドを振った隙をついて)

風(箱を持ってる手を、箒で思い切り殴った)

風(すると)

ポトッ…

風(侵入者は箱を落として)

フラッ…ドサッ

風(糸が切れたかのように、倒れた)


風(すると、カーテンから光りが入り込んできて)

風(侵入者が全裸の男性で)

風(床には点々とした血や血の足跡)

風(開け放たれたクローゼットには)

風(裸で、血だらけで、力なく項垂れる乃木の姿が目に入った)

風「の…乃木!」ダッ

園子「ぁ…ぅ…」

風「乃木…待ってて。今救急車呼ぶから」

風「警察も…」

風(………園子はもちろん)

風(男性も気を失っているため)

風(病院へと、連れていかれた)


【 (+皿+)「オートプレイはここまでだ」】

【 (+皿+)「答えはこうだ」】

1.右手前の部屋(そして、風呂場へ)
2.箒を取る
3.右手前の部屋に行く

【 (+皿+)「まぁ、初めに風呂場に行っても良かったんだんだがな」】

【 (+皿+)「とりあえず」】

【 (+皿+)「凄く簡単だっただろ?」】

箱を狙うというか、箱に操られた第三者ね
タイムリープで疲れたから休憩
再開はゲリラ
ただ後はエピローグで終了だな


(+皿+)【「そうか…」】

(+皿+)【「第三者にかんしては想像しにくかったか」】

(+皿+)【「鍵が空いてる。という段階で」】

(+皿+)【「可能性を持って貰えると思ったが…」】

(+皿+)【「たしかに、それだけでは想像の余地がありすぎたな」】

(+皿+)【「気が狂った乃木園子が」】

(+皿+)【「あっ。シャンプーがないよ~」】

(+皿+)【「と、全裸ダッシュでコンビニという展開も考えたが」】

(+皿+)【「予定より危険度が高くてな。すまん」】

(+皿+)【「じゃぁ、エピローグだ」】


風(侵入してきた男性は、記憶がないと話していて)

風(でも、あたしの証言や近所で乃木の家に入っていくのを見たという人がいることから)

風(その人が嘘をついているんじゃないか。ということで)

風(拘留中)

風(乃木に関しては、かなり衰弱していたほか)

風(両手足に裂傷とそれによる出血が見られていて)

風(それと…箱によるものか)

風(その男性の意思によるものかは定かじゃないけど)

風(強姦されていて、精神的にも深く傷ついているせいか)

風(一週間経った今も、男性は医師含め接触厳禁で)

風(面会も…謝絶中だ)


風(乃木の家については、トイレから刺激臭が発生していたらしい)

風(それに関しては乃木本人のもので)

風(乃木の胃に何もなかったことから体調を崩していたがゆえの嘔吐である。となった)

風(また、脱衣所に関しては)

風(胃が空になるほどの嘔吐によって衰弱した乃木が)

風(倒れかかった時に落ちたものを、踏みくだいた結果)

風(プラスチック片が散らばっていたと考えられていて)

風(乃木の血痕が脱衣所や廊下、乃木と男性がいた部屋から検出された)

風(つまり、乃木の外傷のほとんどは自分でつけたものだということになる)



風(警察が言うには)

風(度重なる嘔吐で衰弱した乃木は、汚れた体を洗おうと風呂に向かった)

風(その際、プラスチックのケースを落としたが、拾わず入浴した)

風(その最中、男性が侵入。物音に気づいた乃木はバスタオル片手に風呂を出て)

風(その際に誤ってプラスチックのケースを踏み砕いて怪我をした)

風(多分、真っ暗だったせいで、見えなかったんだと思う)

風(付け加えれば、変に引っかかってた箒も)

風(乃木がその時に慌てて掴んだものだったのかもしれない)

風(そして、廊下にて、和室側の部屋から出てきた男性と遭遇)

風(慌てて部屋に入ったが、男性も入ってきた上に)

風(足裏の負傷によって上手く抵抗できず…)

風(男性の侵入が目撃されたのは深夜)

風(あたしが助けたのが昼近く)

風(それまでの間、乃木は何度も…)


…ギュッ


風「あたしが、あたしが……乃木に渡したせいだッ!」


風「ごめん…っ」

風「ごめん…乃木!」

風(面会謝絶)

風(そう書かれた札のある扉の前で、そう叫ぶ)

風(返事はない)

風(当たり前だ)

風(今の乃木は抜け殻だ)

風(まるで、中身を抜き取られたみたいに)

風(呼びかけにも全く答えない)

風(食事だってしない。何もしない)

風(医師曰く、‘目を覚ましているだけ‘らしい)


風(箱は消えた)

風(気づいたら、床に落ちていたはずの箱はなくなっていた)

風(それなのに)

風(乃木は…)

風「神樹様…っ、神樹様ッ!」

風「お願い…っ」

風「乃木を、乃木を助けて…ッ!」

風「目だろうが声だろうが、腕だろうが、足だろうが」

風「記憶だろうが…なんだろうが」

風(あたしのせいでこうなった)

風(あたしがもっと注意してれば助けられた)

風(だから)

風「なんだって捧げるから…乃木を助けてッ!!」

風「園子を…助けてよ…」


風(その願いは…届かない)


(+皿+)【「届くはずがないな」】

(+皿+)【「奪われたものは、この箱の中にある」】

(+皿+)【「この箱をどうにかしなければ」】

(+皿+)【「乃木園子は一生、生きた人形のままだ」】

(+皿+)【「この箱にそんな機能があるのか? だと?」】

(+皿+)【「囚という言葉を知っているか?」】

(+皿+)【「そうだ。囚人の‘しゅう‘だ」】

(+皿+)【「それは‘じゅ‘と、以前は使われていたんだ」】

(+皿+)【「その一文字で呪箱を現すことだってある」】

(+皿+)【「理由は簡単だ」】

(+皿+)【「箱の中に人がいる。それを生贄と見立てて…?」】

(+皿+)【「ああ、そうだ。この箱の中には」】

(+皿+)【「この箱の呪いで死んだ人間の魂が囚われている」】

(+皿+)【「間違っても開けるなよ? 死ぬだけでは済まないからな」】


(+皿+)【「さて、今回の結果はこうだ」】


3リバイバル(衰弱死、撲殺、撲殺)

6死(風・園子、風・園子、風・園子)

1精神障害(園子)


(+皿+)【「ちょっと待て」】

(+皿+)【「やりたかったことと違うんだが」】

(+皿+)【「どういう事だおい」】

(+皿+)【「なんだこれは」】

(+皿+)【「勇者部に絶望を与えることはできたが…」】

(+皿+)【「もっとこう。なんだ」】

(+皿+)【「こんなアドベンチャーゲームのような物にするつもりは…」】


(+皿+)【「このスレはだな」】

(+皿+)【「片手間に勇者部を陵辱することを目的とした」】

(+皿+)【「ストレス発散用のスレなんだ」】

(+皿+)【「そういうのより、」】

(+皿+)【「こうやって七面倒臭く設定作ったアドベンチャーゲームの方が好きなのか?」】

(+皿+)【「まぁいい」】

(+皿+)【「とりあえず、定番の次決めだ」】

(+皿+)【「いつやるのか。本当にやるのかは、未定だが」】



1.探索型陵辱物語~闇より出てし絶棒~
2.酷棒仮面~勇者部遊者部化計画~
3.アイテム悪戯物語
4.もうそろそろ、ほのぼのしようぜ
5.痴女奈ちゃんの変態奇行録
6.その他


安価下からしばらく


(+皿+)【「えー」】

(+皿+)【「ほーのーぼーのーかー」】

(+皿+)【「再安価するしかないな」】

(+皿+)【「だってほら。ここ、R18板だし!」】

(+皿+)【「え、向こうに戻る?」】

(+皿+)【「………」】

(+皿+)【「まぁいいか」】

(+皿+)【「強要と書いていちゃいちゃと読むような話にすればいいだけだしな」】


(+皿+)【「だってさ、相棒」】

(+皿+)【「アイテムほのぼのやったとき」】

(+皿+)【「見事なまでにR18な強姦陵辱物語になっただろ?」】

(+皿+)【「俺達はそういうやつなんだよ」】

(+皿+)【「女の子がもがき苦しんでる姿を見るのが好きなんだよ」】

(+皿+)【「認めろ」】

(+皿+)【「結城友奈が満面の笑みを浮かべてるとする」】

(+皿+)【「相棒はどうする? とりあえず殴るだろう?」】

(+皿+)【「違うなんて言わなくていい」】

(+皿+)【「とりあえず顔殴って、困惑してるところに」】

(+皿+)【「ボディブローを叩き込む。そんな感じだろ?」】

(+皿+)【「え…違う?」】


(+皿+)【「そうか、違うのか」】

(+皿+)【「普通のほのぼのが好きなのか」】

(+皿+)【「さっきのリバイバルも」】

(+皿+)【「二人を助けたかっただけなのか?」】

(+皿+)【「………」】

(+皿+)【「もしかして」】

(+皿+)【「選択肢にレズレイプ~咲き誇れ!百合の花!~とか入れておけば」】

(+皿+)【「そっち行ってたのか?」】

(+皿+)【「もう遅いが」】

(+皿+)【「まぁいい。ほのぼのしたいって言うなら」】

(+皿+)【「そうしてみるが…DV彼女とかになっても責任は取らんぞ」】


(+皿+)【「次回の操作法等に関しては特に考えてないから後回しだ」】

(+皿+)【「立てた時に適当に考え」】

(+皿+)【「やってる時に追加していく」】

(+皿+)【「スレはどうせこっちのSSRの方に立てるはずだ」】

(+皿+)【「数時間後。かもな」】

(+皿+)【「まぁ、とにかくありがとよ。相棒」】

(+皿+)【「今回の呪箱は中々いいアイテムだった」】

(+皿+)【「これなら、別次元の乃木園子に影響を与えることもできるかもしれん」】

(+皿+)【「ん?」】

(+皿+)【「あぁ、こっちの話だ」】

(+皿+)【「気にするな」】

(+皿+)【「ありがとよ。相棒。また会おう」】


【このスレはHTML依頼されています】

【勇者のほのぼの物語は】

【いつか始まるでしょう】

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