【ゆゆゆ安価】(+皿+)「小娘共に仮初めの安寧を」 (301)


【 (+皿+)「やぁ、久しいな。相棒」】

【 (+皿+)「今回は散々虐め通した勇者部に対し」】

【 (+皿+)「可哀想、優しくしよう、ほのぼのしよう」】

【 (+皿+)「とかとか、言う投書により」】

【 (+皿+)「不本意ではあるが」】

【 (+皿+)「勇者部の連中に一時の安寧を与えようということになった」】

【 (+皿+)「もちろん、やりたければ」】

【 (+皿+)「強姦、凌辱、調教、暴力」】

【 (+皿+)「なんでもして良いぞ」】


【 (+皿+)「やんやん、また間違えた」】

【 (+皿+)「まぁ、なんだ」】

【 (+皿+)「今回の操作対象だが」】

【 (+皿+)「勇者部だけでなく」】

【 (+皿+)「その他男子生徒や女子生徒」】

【 (+皿+)「教師でも構わんぞ」】

【 (+皿+)「教師が強姦とか最高だろ?」】

【 (+皿+)「え?」】

【 (+皿+)「そういう話じゃない?」】

【 (+皿+)「そうか」】

【 (+皿+)「まぁ良い、操作対象を選んでくれ」】


勇者部、モブから1人 安価下


【 (+皿+)「三好夏凜だな」】

【 (+皿+)「三好夏凜なら多少強引な手も…」】

【 (+皿+)「…?」】

【 (+皿+)「いや、強姦とかじゃなくてだな」】

【 (+皿+)「壁ドンとかそういう類いのことも許されるだろう」】

【 (+皿+)「経過日数表示はするが」】

【 (+皿+)「まぁ、なんだ」】

【 (+皿+)「だれか堕としたら終わりで良いだろ」】

【 (+皿+)「ゲームオーバーもあるからな」】

【 (+皿+)「気を付けろ」】


    友 東 夏 園 風 樹

友  - 70 65 60 63 63
東  80 - 60 71 66 69
夏  - - - - - -
園  58 67 50 - 55 55
風  59 57 60 53 - 80
樹  60 62 55 52 80 -

現在の好感度数値


【 (+皿+)「下げても上げても良い」】

【 (+皿+)「あれだ、相棒」】

【 (+皿+)「楽しめ」】

【 (+皿+)「1日目 1/4」】


夏凜(ん…)ピクッ

夏凜(今何時?)

夏凜(…6時)

夏凜(いつも通りなはずなのに)

夏凜(なんか、ダルい)

夏凜(昨日も別に特別なことはしてないはずなんだけど)

夏凜(何て言うか)

夏凜(違和感ある)


夏凜の行動 安価下
 誰かと登校するとかサボるとか


夏凜(まぁ、良いや)

夏凜(たまには友奈と登校するか…)

夏凜(いつも東郷と一緒で)

夏凜(そりゃ、隣近所なんだから)

夏凜(当たり前だけど…)

夏凜(私がそこに入り込もうとしたら)

夏凜(ちょっと、違和感あるけど)

夏凜(友奈はそのくらいじゃなきゃどうせ…)ハァ


夏凜(いつも通りに起きた朝)

夏凜(軽い鍛練をする時間で支度して)

夏凜(支度の時間に自転車を走らせる)

夏凜(いつもとは違う空は)

夏凜(少し明るくて、少し暗い)

夏凜(歩く人、走る車は)

夏凜(いつもより、少ない)


夏凜(…朝から、変だ)

夏凜(まあ、バーテックスのことを考えなくて良くなったし)

夏凜(その分、頭が暇なんでしょうけど)

夏凜(…さて)

ガチャ、ガチャンッ

夏凜(友奈の家の前で自転車を止めて)

夏凜(家を見て、隣を見る)

夏凜(流石一軒屋)

夏凜(うちは…どうだったっけ)


夏凜「あ、おはようございます」

夏凜(インターホンを鳴らすと)

夏凜(友奈の母親が出てきた)

夏凜(いつも東郷だったらしく)

夏凜(私が来たことに驚いていた)

夏凜「友奈を、ですか?」

夏凜(友奈の事をどう思ってるのか)

夏凜(聞かれたけど…)


夏凜の言葉 安価下


夏凜「大切な友達…です」

夏凜「友奈には言わないで下さい」

夏凜「…そうですね」フイッ

夏凜(私の大切な友達という言葉に)

夏凜(友奈の母親は嬉しそうに笑う)

夏凜(声は友奈より大人だ)

夏凜(体つきも友奈より大人だ)

夏凜(でも、笑い方は、その表情は)

夏凜(友奈に少し、似ていた)

夏凜「友奈の部屋、勝手に入って良いんですか?」

夏凜「じゃあ…失礼します」ガチャッ


友奈「ん…」ゴロンッ

夏凜(部屋に入ると、友奈が寝ていた)

夏凜(そこまで寝相は悪くないみたいで)

夏凜(しっかりと布団に収まっていた)

夏凜(………)ジーッ

夏凜(いつも、髪を束ねてるけど)

夏凜(下ろしてても…)

夏凜(いや、下ろすとしたら)

夏凜(ちょっと、中途半端か)


夏凜の行動 安価下


【 (+皿+)「アクションッ!」】

【 (+皿+)「え?」】

【 (+皿+)「ほら、あれだ、ミニゲーム!」】

【 (+皿+)「結城友奈をおか…起こせ!」】

【 (+皿+)「結城友奈は睡眠力80だ」】

【 (+皿+)「対し、こっちは様々な手で結城友奈の睡眠力を削るんだ」】

【 (+皿+)「削る数値はコンマ左×コンマ右だ」】

【 (+皿+)「因みに、行動によってはコンマ増もあるからな」】


三好夏凜のほっぺたツンツン攻撃!

安価下コンマ 左×右


ツンツン…

夏凜「ほら、友奈起きなさい」

夏凜(柔らか…)

友奈「ん…」

パクッ

夏凜「えっ?」

友奈「ぁむぁむ…」

夏凜「………!!?」

ペロッ…チュッ…

夏凜「ちょっ」ゾクゾクッ


夏凜「なっぁ…」

夏凜(口の中暖か…じゃないっ)

夏凜(舌がざらざらしてて)

夏凜(やばい、ゾクゾクッするっ)

夏凜(力が…)


三好夏凜発情値 8
結城友奈睡眠力 76

夏凜の行動 安価下(1/4 時間切れ有)


安価下コンマ 左×右×5


夏凜「このっ」

夏凜(もきゅもきゅと)

夏凜(指を食べられるのがくすぐったくて)

夏凜(恥ずかしくて)

夏凜(私は勢いで友奈の鼻を摘まむ)

友奈「ん…っ」

友奈「ぅ…」

夏凜(友奈の顔が、)

夏凜(穏やかなものから苦痛を感じさせる表情に)

夏凜(変わっていく)

夏凜(そして)

友奈「っはぁ!」

友奈「はぁっはぁっ…はぁ…?」

友奈「夏凜、ちゃん?」

夏凜(友奈が目を覚ました)

三好夏凜発情値 16
三好夏凜鬼畜度 19
結城友奈睡眠力 マイナス


夏凜「あ、えっと」

友奈「どうして夏凜ちゃんがここに?」

夏凜「それは」

夏凜(友奈は自分が呼吸できなかったことより)

夏凜(私がここにいることの方が)

夏凜(気になるらしい)

夏凜(ほんと…バカ)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜(良いこと思い付いた)ニヤッ

友奈「夏凜ちゃん?」

夏凜「理由はあとで話すわ」

友奈「えっ?」

グイッ

友奈「わわっ」

夏凜「とにかく学校に急ぐわよ」

夏凜(私が真剣な顔をして)

夏凜(もちろん、何もないのに急かすと)

夏凜(友奈は目に力を込めて頷く)

友奈「解った!」

夏凜「30秒で支度しなさい!」

友奈「うん!」

【 (+皿+)「学校の部室 1日目 2/4」】


友奈「はぁっはぁっ……」

夏凜(全力で学校に来た私達は)

夏凜(とりあえず、部室に入った)

夏凜(ただのおふざけでも全力疾走だったからか)

夏凜(私にとってはサボった朝の鍛練代わりになった)

夏凜(友奈は、結構バテてるけど)


三好夏凜発情値 16
三好夏凜鬼畜度 20
結城友奈抵抗力 64


友奈「と、東郷さん達は?」

夏凜(…東郷さん。か)

夏凜(出てくるのはやっぱり東郷だ)

夏凜(当たり前だ、大親友なんだから)

夏凜「東郷達は…」

夏凜(なんでここに居ないのか)

夏凜(冗談よって、済ませても良いけど…)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「私にも分からないのよ!」バンッ

友奈「っ」ビクッ

夏凜「…ごめん」

夏凜「でも、私もあんたを連れ出すことで精一杯だったのよ」フイッ

友奈「夏凜ちゃん…」

夏凜(まぁ、嘘なんだけど)

夏凜(友奈の不安そうな顔)

夏凜(凄く良い…)

夏凜(っ)フルフル

夏凜(何言ってんのよ、私は!)ギュッ

三好夏凜発情値 17
三好夏凜鬼畜度 26
結城友奈抵抗力 64
結城友奈恐怖心 07


友奈「夏凜ちゃん…みんなに連絡した方が良いよね」

夏凜(友奈はそういうと)

夏凜(端末を取り出す)

夏凜(ヤバい)

夏凜(連絡されたらバレる)

夏凜(いや、登校が本格的に始まったら)

夏凜(普通にバレるんだけどね)

夏凜(さて…どうするか)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「ごめん、友奈!」

友奈「え?」

夏凜「嘘なの」

夏凜「危険なことなんて起きてないし」

夏凜「緊急事態なんかじゃ全くないの…」

夏凜「ただ、私…友達いなかったから」

夏凜「一生に一度は、イタズラをやってみたくて」

夏凜「ごめん…凄く、嫌だったわよね…」


友奈「じゃあ、みんな無事なんだよね?」

友奈「なんともないんだよね?」

夏凜(友奈は心配そうに聞いてきて)

夏凜(ここで嘘はつけないと、頷くと)

友奈「良かったぁ」

夏凜(友奈は安心した溜め息をついて)

夏凜(笑った)


友奈「夏凜ちゃん、凄く演技上手だったね」

夏凜「っ」

友奈「完全に騙されちゃったよー」

夏凜(友奈は私を責めない)

夏凜(楽しかったと)

夏凜(驚いたと)

夏凜(ただそういうだけだった)

夏凜(私は…)

夏凜(友奈なら何をしても許してくれると)

夏凜(思った)


三好夏凜発情値 17
三好夏凜鬼畜度 27
結城友奈抵抗力 70


【 (+皿+)「ほのぼのするんじゃなかったのか」】

【 (+皿+)「危うく、ホントニナール使って」】

【 (+皿+)「ゾンビパニック起こすところだったじゃないか」】

【 (+皿+)「まったく」】

【 (+皿+)「放課後の部室1日目 3/4」】


夏凜(友奈は結局、私のイタズラを東郷にでさえ話してない)

夏凜(今日はなぜ私と登校したのか。という質問にも)

夏凜(夏凜ちゃんが来てくれたんだ。なんて言って)

夏凜(笑って)

夏凜(…………)

夏凜(自分の中で黒いものが出来上がっていく)

夏凜(…友奈)

夏凜の行動か言葉 安価下
部室にはみんないるぞ 


夏凜(やばい、心が…)

夏凜(………)チラッ

樹「出来ることないね」

風「依頼も無いし…」

夏凜(友奈のほっぺた、柔らかかった)

夏凜(…っ、いやいや)フルフル

樹「?」

樹「夏凜さ…」

夏凜「………」ツンツン

ムニムニ…

樹「…はひん、はにゅ?」

夏凜「…あっ」

夏凜(気づけば、樹のほっぺたをつついていた)

安価下コンマ 右側分減少


夏凜(樹…)

夏凜(でも、だめだ)

夏凜(全然、心が落ち着かない)

三好夏凜鬼畜度-1



三好夏凜発情値 17
三好夏凜鬼畜度 26
結城友奈抵抗力 70


夏凜「ごめん、つい」

樹「い、いえ」

樹「大丈夫ですか?」

夏凜「大丈夫…」


友奈「………」

友奈「夏凜ちゃん」

夏凜「友奈?」

夏凜(なんなのよ…)

夏凜(ようやく、怒る気に…)

友奈「寄り道しない?」

夏凜「みんなで?」

友奈「二人で」

夏凜(バカなの?)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「…良いけど。どこにいくのよ」

友奈「それは…」フイッ

夏凜「考えてないわけじゃないわよね?」

友奈「えへへ」

夏凜「はぁ…」

夏凜(友奈はなにも考えてなかった)

夏凜(いや、考えてはいるんだろうけど)

夏凜(少なくても)

夏凜(行き先は考えてないわね。これ)


風「なによー二人で出かけるの?」

夏凜「友奈がそうしたいって」

東郷「友奈ちゃん、みんなとではダメなの?」

友奈「うん、ごめんね東郷さん」

東郷「そう…」

夏凜(東郷は目に見えて残念そうで)

夏凜(今日1日友奈を独占してると思うと)

夏凜(悪いと思いつつ)

夏凜(嬉しかった)

夏凜「そういう事だから」

夏凜「行くわよ、友奈」

友奈「う、うん」

友奈「ごめんね! また明日!」

東郷「………」


夏凜「で、友奈」

友奈「何? 夏凜ちゃん」

夏凜「なにか考えてんの?」

友奈「…えへへ」

友奈「実は勢いだけ、だったり…」

夏凜「………」

夏凜(友奈は笑いながらそう言った)

夏凜(いつもなら溜め息ついたりするだけのその姿に)

夏凜(僅かながら怒りを覚えて)

夏凜(その危なさに首を振る)

夏凜(なんで…)

夏凜(私は)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「うどんの食べ歩きでもしましょ」

友奈「今から?」

夏凜「今言ってるんだけど?」

友奈「そ、そうだよね」

夏凜「なによ。食べられないの?」

友奈「ううん、そういう訳じゃないけど」

夏凜「けど?」

友奈「お夕飯、食べられるかなーって」

夏凜「食べなきゃ良いんじゃない?」

友奈「あはは…」

安価下コンマ右ー左 鬼畜度減少
数値がーになったら鬼畜度上昇


友奈「ぅ…」

夏凜「もう食べられないわけ?」

夏凜(現在6件目)

夏凜(大盛りじゃなく、並盛だったけど)

夏凜(流石に、きついらしい)

夏凜(まだ半分近く残ってるのに)

夏凜(友奈は辛そうな顔をする)

夏凜(私はそんな友奈を見て)

夏凜(ドキドキしていた)


三好夏凜鬼畜度 2-6=-4

三好夏凜発情値 17
三好夏凜鬼畜度 30
結城友奈抵抗力 64


友奈「ち、ちょっと休憩」

夏凜「延びるわよ?」

友奈「分かってるんだけど…」

夏凜(友奈そう言って笑うと)

夏凜(お腹を擦る)

夏凜(もう一杯って、事だろう) 

夏凜(ここで、あーんってして無理に食べさせたい)

夏凜(吐いてでも食べさせたい)

夏凜(お腹を殴りたい…)

夏凜「っ」フルフル

夏凜(いい加減にしろっ!)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「はぁ…」

夏凜「仕方ないわね。寄越しなさい」

友奈「あっ」

夏凜「どうせ、無理にでも食べるつもりなんでしょ?」

夏凜「付き合わせたのは私だし」

夏凜「食べてあげる」

友奈「ありがと」

夏凜「………」

夏凜「…別に」フイッ

夏凜(お礼なんて、言われる立場じゃない)


三好夏凜発情値 17
三好夏凜鬼畜度 25
結城友奈抵抗力 62


夏凜「友奈、自転車漕げる?」

友奈「えへへ…」

友奈「大丈夫」

夏凜「………」

夏凜(嘘だ)

夏凜(さっきの件があるから)

夏凜(これ以上はって思ってるのかもしれないけど)

夏凜(無理したら、吐くんじゃ…)

夏凜(道端で…ニヤッ)

夏凜(家は…私の方が近いかもしれない)

夏凜(最低だ。私は)


夏凜の行動か言葉 安価下

結城友奈抵抗力62
状態異常半分

安価下コンマ31以上


夏凜「友奈、私の家にいくわよ」

友奈「でも」

夏凜「良いから、辛いんでしょ?」

友奈「………」

友奈「えへへ…ごめんね」

夏凜(友奈は申し訳なさそうに笑う)

夏凜(悪いのは友奈じゃない)

夏凜(私だ)

夏凜(それでも、私ではなく友奈が)

夏凜(罪悪感を抱く)

夏凜(………)

夏凜(全部、私の計画通りだ)


三好夏凜発情値 17
三好夏凜鬼畜度 31
結城友奈抵抗力 28

【 (+皿+)「煮干し家1日目 4/4」】


夏凜(辛そうな友奈を家に連れ込んで)

夏凜(とりあえず、椅子に座らせる)

夏凜(明らかに苦しそうだ)

夏凜「水、飲める?」

友奈「ううん…ちょっと、厳しいかな」

友奈「ありがとう」

夏凜(…苛めたい心が、溢れてくる)

夏凜(友奈に吐かせたりとか)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「今日はいろいろつきあわせてしまってごめん」

夏凜「友達と仲良くするのがどうすればいいか分からなくて」

友奈「………」

夏凜(友奈は机に突っ伏しながら)

夏凜(私の方を見つめる)

夏凜(優しい目だ)

夏凜(やめろ)

夏凜(止めて…)

夏凜(友奈、お願い)

夏凜(許さないで)

夏凜(許されたら、私はっ)


友奈「最初に誘ったのは、私だよ」

友奈「だから、夏凜ちゃんは悪くないよ」

友奈「えへへ…無茶したのは私だから」

夏凜(友奈は怒らない)

夏凜(それどころか、自分が悪いと言う)

夏凜(どこまで、私を許してくれるのか)

夏凜(それを試してみたい私がいる)

夏凜(友奈…あんたはバカよ)

夏凜(あんたが私を責めてくれないから…)


三好夏凜発情値 17
三好夏凜鬼畜度 34
結城友奈抵抗力 27


夏凜の行動か言葉 安価下


ギュッ…

友奈「わっ」

友奈「か、夏凜ちゃん?」

夏凜「………」

夏凜(友奈は驚きはしたけど)

夏凜(抵抗しようとしない)

夏凜(…柔らかい)

夏凜(私の体か)

夏凜(それとも、友奈の体か)

夏凜(熱を感じる)


夏凜(抱きついてもオッケーなの?)

夏凜(警戒心無さすぎて)

夏凜(心配になるのと同時に)

夏凜(押し倒してみたくなってくる)

夏凜(キスは?)

夏凜(胸は?)

夏凜(デリケートな所は?)

夏凜(平気なの? 友奈)

友奈「夏凜ちゃん、どうしたの?」

夏凜「………」


夏凜(どうかしてるのはあんたよ)

夏凜(あんな嘘を信じて)

夏凜(嘘だって解っても怒らなくて)

夏凜(うどん屋つれ回して)

夏凜(辛い思いさせて)

夏凜(それでも怒らなくて)

夏凜(あんたは、私の心を…黒くする)


三好夏凜発情値 24
三好夏凜鬼畜度 34
結城友奈抵抗力 26


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「あんたは、さ」

友奈「?」

夏凜「私の事、どう思ってる?」

友奈「………」

友奈「親友、かな」

夏凜(親友…か)

夏凜(大親友までは、あとどのくらいなんだか…)

友奈「…そういう言い方じゃなくてって」

友奈「ことなら」

夏凜「なら?」

友奈「好き、だよ」

ギュッ

夏凜「っ!」


友奈「夏凜ちゃんは、私を助けてくれた」

友奈「夏凜ちゃんは、私に気付かせてくれた」

友奈「とても大切で、大事な親友」

夏凜「………」

友奈「だからってわけじゃないんだ」

友奈「もちろん、みんなの事も好きだよ」

安価下コンマ 65以上


夏凜(そうだ)

友奈「東郷さんも、夏凜ちゃんも」

夏凜(友奈の言葉には、広義的な意味しかない)

友奈「樹ちゃんも、風先輩も、そのちゃんも」

友奈「みんな好きだよ」

友奈「えへへ」

夏凜(その純粋さが、その無垢さが)

夏凜(私や東郷達を…)


三好夏凜発情値 24
三好夏凜鬼畜度 38
結城友奈抵抗力 26


夏凜(だから友奈、あんたは)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「ありがとう」

友奈「うん」

夏凜「お腹が落ち着いたなら、もう帰りなさい」

夏凜「明日も学校なんだから」

友奈「………」

友奈「学校が休みだったら、前みたいに泊まって良いの?」

夏凜「さぁ?」

夏凜(ニコッと笑って言う友奈に)

夏凜(私は本心からの嫌悪感を示す)

夏凜(良いわけがない)

夏凜(何も知らないからと)

夏凜(無差別なあんたなんか…)

夏凜「…あんたの日頃の行い次第よ」

友奈「じゃぁ、しゃきっとしなきゃだね!」グッ


夏凜「…呆れた」

夏凜(嫌味だったのに)

夏凜(友奈は気づかないまま笑う)

夏凜(私は、嫌いだ)

夏凜(友奈なんて)

夏凜(あんたなんて、嫌いだ)

夏凜「さっさと、帰りなさい」

夏凜(大嫌いだ)


【 (+皿+)「1日目終了だな」】

【 (+皿+)「鬼畜路線かと思えば、いじいじと」】

【 (◎皿◎)「…呪箱送りつけるぞ」】

【 (◎皿◎)「………」】

【 (+皿+)「まぁ、冗談だ」】

【 (+皿+)「継続して三好夏凜だ」】

【 (+皿+)「今日は結城友奈の好感度が2上がったな」

【 (+皿+)「丸1日で2…だ」】

    友 東 夏 園 風 樹

友  - 70 67 60 63 63
東  80 - 60 71 66 69
夏  - - - - - -
園  58 67 50 - 55 55
風  59 57 60 53 - 80
樹  60 62 55 52 80 -

現在の好感度数値

三好夏凜発情値 00
三好夏凜鬼畜度 29

【 (+皿+)「三好夏凜の発情値リセット」】

【 (+皿+)「鬼畜度は-5だ」】

【 (+皿+)「続けるぞ」】

【 (*´皿`*)「…くらえ!」】

安価下コンマ 20以下

【 (×皿×)「2日目 1/4」】


夏凜「ん…」

夏凜(いつもと変わらず、6時)

夏凜(今日は、どうするか)

夏凜(また、友奈の所に…)

夏凜(………)フルフル

夏凜(あんなやつ、大嫌いだ)

夏凜(…嫌いだ)

夏凜「…バカ」


夏凜の行動 安価下


東郷「夏凜ちゃん…?」

夏凜「まぁ、あんたは起きてるわよね」

東郷「昨日は友奈ちゃんの所に行ってたわよね?」

東郷「今日は私?」

夏凜「……………」

東郷「なにかあったの?」

夏凜(東郷は私が突然こんなことをしだしたのが)

夏凜(気になるらしい)

夏凜(それはそうよね)

夏凜(意味判んないし)


夏凜(ちょっと、警戒してる?)

夏凜(いや)

夏凜(同じ勇者部として)

夏凜(友達として)

夏凜(どうして、こういう事しだしたのか)

夏凜(心配してるんだろう)

夏凜(私でも…解らないわよ)

夏凜(なんか、そうしようと思っちゃうのよ)

夏凜(………)

東郷「友奈ちゃん、起こしに行きましょ」サッ


夏凜(そうだ)

夏凜(東郷は友奈を起こす)

夏凜(つまり、このままいかせたら)

夏凜(友奈もついてくるってことだ)

夏凜(どうするか)

夏凜(…東郷、行かせて良いのかしら)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜(っ…)

夏凜(それは、ダメだ)

ギュッ

東郷「きゃっ…」

東郷「夏凜ちゃ」

夏凜「私は、二人で登校したい」

東郷「夏凜ちゃん…?」

夏凜「あんたは、それじゃ不満?」


東郷「…///」

東郷「!」ハッ

東郷「………」フルフル

東郷「友奈ちゃんがいたらダメなのね?」

夏凜「ダメって言うか…」

夏凜(私…どうかしてる)

夏凜(なんで昨日といい、今日といい)

夏凜(私は…)

夏凜「嫌って言うか…」

夏凜「あんた、友奈がいると友奈ばっかりじゃない」フイッ

夏凜(こんなことに…なってるのよ)


東郷「…わ、解ったわ」

東郷「今日は夏凜ちゃんと登校する」ドキドキ

東郷「だから、えっと…」

夏凜「何?」

東郷「手を、離して貰えないかな…って」

夏凜(東郷は心なしか)

夏凜(恥ずかしそうに言う)

夏凜(その姿は、私でさえも)

夏凜(少し、ドキッとした)


夏凜の行動か言葉 安価下


三好夏凜発情値 12
三好夏凜鬼畜度 29
東郷美森抵抗力 77


夏凜(子供か親とするように)

夏凜(友達同士がやるように)

夏凜(手が絡まない繋ぎ方から)

夏凜(絡ませる、恋人繋ぎへと切り替えて)

東郷「っ」ビクッ

パッ

夏凜「ごめん、行きましょ」

夏凜(手を離す)


東郷「………」ドキドキ

東郷「………///」ギュッ

夏凜「東郷?」

東郷「っはい!」フルフル

夏凜「大丈夫?」

東郷「へ、平気よ。夏凜ちゃん」フイッ

夏凜(東郷は明らかに普段通りじゃない様子だった)

夏凜(でも、私は何も言わない)

夏凜(なにもしない)

夏凜(…なに、してるのよ)

夏凜(私は)チラッ

夏凜(ただ自分の手を見つめて)

夏凜(ため息をついた)

東郷「………」チラッ

東郷「…///」フルフル


三好夏凜発情値 18
三好夏凜鬼畜度 29
東郷美森抵抗力 65
東郷美森??? 12

【 (+皿+)「昼休み学校 2日目 2/4」】


夏凜(登校中)

夏凜(東郷は終始無言で)

夏凜(私も特に話さず)

夏凜(何のために一緒に登校したのか分からなかった)

友奈「でねでね…」

園子「うんうん」

友奈「その時にビュッて…?」

友奈「東郷さん?」

東郷「………」

東郷「…あ、な、何?」

夏凜(東郷は、上の空なことが多くて)

夏凜(授業中には何度か、視線を感じた)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜(………)

夏凜(…まぁ、私には関係ない)

ガサガサ

夏凜(大体、意味解らないのよ)ポリポリ

夏凜(友奈にあんなことしたり)

夏凜(東郷にあんなことしたり)

夏凜(急にしたいって思って、やって)

夏凜(………)

夏凜(私、疲れてるんじゃないの?)


夏凜(…バカみたい)

夏凜(何してるのよ)ポリポリ

夏凜(意識しなけりゃいい)

夏凜(東郷達を意識しないで)

夏凜(何もしないように意識する)

夏凜(そうすれば、いつも通りに…)ポリポリ

夏凜(………)ハァ…

東郷「………」チラッ

友奈「…?」チラッ


安価下コンマ53以上


東郷「………」ギュッ

東郷「…」フルフル

友奈「東郷さん?」

東郷「なんでも無いわ」

東郷「そう」

東郷「なんでもない…」ギュッ

夏凜(………)チラッ

夏凜(…気にするな、気にするな)フルフル

夏凜(私は…っ)

【 (+皿+)「放課後学校 2日目 3/4」】


夏凜(みんなといるときの東郷は)

夏凜(いつも通りに見えた)

夏凜(でも、時々視線を感じて)

夏凜(振り向くと、靡く黒髪が見えた)

夏凜(東郷…)

夏凜(私の行動は)

夏凜(そんなに思わせ振りだった?)


夏凜の行動か言葉 安価下

安価下コンマ 47以上


夏凜「東郷、今日だけど」

東郷「っ」フイッ

東郷「ごめんね夏凜ちゃん」

東郷「一緒に帰れないわ」

夏凜「………」

夏凜「…東郷」

東郷「ごめんね」タッ

タッタッタッタッ…


夏凜「………」ギリッ

夏凜「…!」フルフル

夏凜(今、私無理矢理連れていこうとした)

夏凜(逃げた東郷を見て苛立った)

夏凜(…何考えてんのよ、私)

友奈「夏凜ちゃん?」

夏凜「…気にしなくていいから」

夏凜「ほんと」

夏凜(下手に気遣われたら)

夏凜(また、黒くなりそうだった)


安価下コンマ 65以下


夏凜(それでも)

友奈「夏凜ちゃん、一緒に帰ろう?」

夏凜「は?」

夏凜(友奈は、気遣う)

夏凜(私と東郷の仲が悪いのが、嫌だから)

友奈「東郷さんじゃないけど」

友奈「良いよね?」

夏凜「………」


夏凜(私は東郷を誘おうとした)

夏凜(つまり、時間がないなんて言い訳は使えない)

夏凜(いや)

夏凜(使えなくても、意味はある)

夏凜(友奈なんかとは嫌だと言う拒絶が)

夏凜(………)

夏凜(でも、それは…)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜(…まったく)

夏凜(どうなっても知らないわよ)

夏凜(友奈)

夏凜「…しょうがないわね」

夏凜「あんたで我慢してあげる」

友奈「えへへ」

友奈「ありがとっ」ニコッ

夏凜(…バカ)フイッ

夏凜(それは、私の…)


夏凜(結局、私は友奈と二人で帰ることにした)

夏凜(風はまたなのかと残念そうにしてたけど)

夏凜(樹はまた明日と言うだけだった)

夏凜(でも、顔に残念だって書いてあった)

夏凜「東郷は放っておいて良かったの?」

友奈「東郷さんからは心配しないでって連絡来てるから」

夏凜「…信じてんの?」

友奈「………」

友奈「疑うとかじゃないけど…」

夏凜「心配してる時点で、疑ってるようなもんじゃない」


友奈「…そう、かな」

友奈「………」

夏凜「………」

夏凜(あの暴走の件があるからか)

夏凜(友奈は、過敏に反応するようになった気がする)

夏凜(なんとか収集がついたとはいえ)

夏凜(あんなことになったんだから)

夏凜(当たり前と言えば、当たり前だけど)

夏凜(あぁもう)

夏凜(空気が悪いッ)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「心配なら、東郷のとこにいく?」

友奈「え?」

夏凜「二人で」

夏凜「どうせ、私と東郷のことが」

夏凜「一番気になってるんでしょ?」

夏凜(というより、それが原因だし)

友奈「…夏凜ちゃんは良いの?」

夏凜「誰が誘ってんのよ」

友奈「そ、そうだよね」

友奈「ごめん」

夏凜「謝らなくていいから」

夏凜「行くわよ」

安価下コンマ 62以上


夏凜「まぁ…全く予想してなかったって訳でもないでしょ?」

友奈「うん」

夏凜「だったらそんなに落ち込んでんじゃないわよ」

友奈「…うん」

夏凜「………」

夏凜(私たちは東郷に断られた)

夏凜(手が離せないとかなんとか)

夏凜(変な言い訳して…)

夏凜(多分、私が一緒にいたからだろうけど)

夏凜(友奈が落ち込んじゃったじゃない)

夏凜(東郷…)

夏凜「………」チラッ


夏凜(東郷の家に変化ない)

夏凜(もっとも、カーテンの隙間から覗く)

夏凜(そんなことしてたら)

夏凜(ふざけんなって話だけど…)チラッ

友奈「じゃぁ、夏凜ちゃん」

夏凜「うん?」

友奈「私、家隣だから」

夏凜(そっか…)

夏凜(東郷の家に来たら、そうなるか…)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜(………)

友奈「………」

夏凜(やっぱり)

夏凜(三好夏凜よりも、東郷美森か)

夏凜(でも)

夏凜「じゃぁ、また明日」

友奈「うん…」

夏凜(…だから、どうした)グイッ

友奈「!」


チュッ


夏凜「しょげてんじゃないわよ」

夏凜「また明日ね」タッ

カチッガチャンッ…ギャリギャリギャリッ……


友奈「ぁ、夏凜ちゃ…」

友奈「………」スッ

友奈「…ちゅっって」ギュッ

友奈「痛っ」

友奈「…本当なんだ」

友奈「………///」

ダッ…

ガチャ…タッタッタッタッ…


ガチャッ

夏凜「ただいま…」

夏凜「…なんてね」ハァ

夏凜(…わからない)

夏凜(最近の自分が)

夏凜(何がしたいのか)

夏凜(何を求めてるのか)

夏凜(友奈にちょっかいだして)

夏凜(東郷にちょっかいだして)

夏凜(また、友奈にちょっかいだして)

夏凜(まさか私は…)

夏凜(友奈や東郷に…)

夏凜(…本気? )


……………………

夏凜「………」ギュッ

東郷「!」

東郷「………///」


夏凜「………」チュッ

友奈「!」ビクッ

友奈「!?」

友奈「///」

…………………………


夏凜「………ハァ」

夏凜「バカみたい」ボフッ

夏凜「………」ギュッ


【 (+皿+)「どっちかに絞っとけ」】

【 (+皿+)「搾りたいなら東郷美森しかいないけどな」】

ブンッ…ゴシャッ

【 (「

【 (+「まぁ、なんだ」】

【 (+皿「悪くはない感じだな」】

【 (+皿+)「やればできるじゃないか」】


    友 東 夏 園 風 樹

友  - 70 70 60 63 63
東  80 - 63 71 66 69
夏  - - - - - -
園  58 67 50 - 55 55
風  59 57 60 53 - 80
樹  60 62 55 52 80 -

現在の好感度数値

三好夏凜発情値 00
三好夏凜鬼畜度 20
結城友奈抵抗力 50
東郷美森抵抗力 70

【 (+皿+)「まだまだ続くぞ」】

【 (+皿+)「3日目 1/4」】

夏凜(…なんか、学校行きたくない)

夏凜(東郷に会いたくない)

夏凜(友奈に会いたくない)

夏凜(でも、どこかで会いたがってる)

夏凜(言葉で、心で)

夏凜(どれだけ否定しても)

夏凜(偽れない部分がある)

夏凜(多分、これが…本心ってやつなんでしょうね)


夏凜の行動か言葉 安価下


安価下コンマ 70以上
安価下2コンマ 50以上


夏凜「東郷は駄目だったわね」

友奈「う、うん」

夏凜「…あんたも嫌なわけ?」

友奈「う、ううん!」フルフル

友奈「そんなことない」

友奈「そんなこと、ないけど…」フイッ

友奈「………/// 」


夏凜(友奈は否定しながら)

夏凜(目をそらす)

夏凜(心なしか顔も赤い)

夏凜(…昨日のあれよね)

夏凜(別に口にしたわけじゃないけど)

夏凜(………私まで恥ずかしくなってくる)

友奈「………」ギュッ

夏凜(自分の手、握りしめてるし…)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜(いつも元気な友奈)

夏凜(いつも明るい友奈)

夏凜(それとは違う、恥じらいのある友奈)

夏凜(私は…)

グイッ…

友奈「わっ」

ギュッ

友奈「ぅ///」

友奈「か、かか夏凜ちゃんっ!?」


夏凜「何よ」

友奈「な、何って!」ドキドキ

友奈「夏凜ちゃ」

ギュッ

友奈「ぁぅぅ///」

夏凜「………」

夏凜(柔らかくて)

夏凜(温かい)

夏凜(それに、良い匂いがする)

夏凜(…友奈)

三好夏凜発情値 06
三好夏凜鬼畜度 21
結城友奈抵抗力 43
結城友奈??? 13


夏凜の行動か言葉 安価下

安価下コンマ

15まで友奈「夏凜ちゃんは…」
20まで友奈「………」ギュッ
40まで友奈「離れて」
55まで友奈「分からないよ…」グイッ
70まで友奈「だ、誰かに見られちゃうよっ!」
85まで友奈「東郷さんにもしたの?」
95まで友奈「…どうしたの?」
00まで友奈「私…」


友奈「私…」

友奈「私、夏凜ちゃんのこと親友だって思ってる」

友奈「思ってる…はずなんだ」

スッ……

夏凜「………」

友奈「………」フルフル

夏凜(友奈は抱き締める私の手に触れようとして)

夏凜(やっぱり…と、触らないで首を振る)

夏凜(いつもの友奈らしくない)

夏凜(耳は赤く)

夏凜(体も、熱い)


友奈「でもね」

友奈「…ドキドキしちゃうんだ」

友奈「昨日も…凄くドキドキした」

友奈「…今もしてて」

夏凜(友奈はそう言って、俯く)

夏凜(周りの通行人はチラッと私達を見て)

夏凜(また、目をそらす)

夏凜(女同士で仲が良いって思われてるのだろうか)

夏凜(それとも、そっち側の人だって思われてるのだろうか)

友奈「えへへっ」

友奈「急にそんなこと言われたって」

友奈「意味分からないよね…」


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜(………)

ギュッ

友奈「!」ビクッ

夏凜「そんなことは、無いわよ」

友奈「…で、でも」

友奈「だって」

夏凜「友奈」

友奈「………」

夏凜「私がしたこと。してること」

夏凜「それが、答え」


友奈「………」

友奈「ぅ」

友奈「夏凜ちゃん…ち、遅刻しちゃうよ」

夏凜「…そうね」

夏凜(道端で抱き合って、遅刻)

夏凜(それこそ意味が分からない…)

夏凜(でも、何でかしらね)

夏凜(友奈となら)

夏凜(そんな馬鹿みたいなことも)

夏凜(別に良いやって思えてくる)


友奈「か、夏凜ちゃんっ」

友奈「………がっ、こう」グイッ

夏凜「っ」

夏凜(友奈は顔を赤くしながら)

夏凜(私の体を押す)

夏凜(私の返事を聞いて恥ずかしさが増したに違いない)

夏凜(本当に…可愛い)

夏凜(私を飽きさせない)

夏凜(私の…心の一部)

夏凜「そうね。遅刻はまずいわよね」

パッ

友奈「う、うん」

夏凜「飛ばすわ。遅れるんじゃないわよ」

友奈「…うん」

夏凜(望み通り離した)

夏凜(なのに、友奈はどこか寂しげだった)

【 (+皿+)「学校昼休み 3日目 2/4」】


夏凜(東郷は普通に学校に来てる)

夏凜(けど、どこかよそよそしい)

夏凜(無理はないけど)

夏凜(でも、何て言うか)

夏凜(………園子も勘づいてる)

夏凜(友奈は友奈で)

夏凜(私のこと、意識して無意識になりすぎてる)


夏凜の行動か言葉 安価下

安価下コンマ 70以上


夏凜「………」ガタッ

東郷「っ」

夏凜「………」スッ

東郷「やめて」ボソッ

夏凜「…ちょっとした悪戯じゃない」

東郷「あれも、悪戯だったの?」

夏凜(頬を突こうとした私の手を弾くような)

夏凜(威嚇してる目で見つめてくる東郷は)

夏凜(少し悲しそうな真剣な声で言う)


夏凜「………」

夏凜(あれとこれとは色々と違う)

夏凜(でも、今の東郷はそんなことはどうでもよくて)

夏凜(この指が東郷の頬を突こうとしていることなんて眼中になくて)

夏凜(ただ、あの繋ごうとした手)

夏凜(あれに籠められたものを、知りたい)

夏凜(そんな意思を、感じる)

東郷「教えて、夏凜ちゃん」ギュッ

夏凜(東郷は自分の手を握りしめて、言った)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「はぁ…」

東郷「!」ビクッ

夏凜「悪戯じゃないわよ」

夏凜「迂遠だったのは…認めるしかないけど」

夏凜「逆に東郷はどう思ってたのよ」チラッ

東郷「私は…」

夏凜「あれからずっと、逃げてるわよね」

夏凜「そう言うことなの?」

東郷「違っ」

夏凜「じゃあ、何よ」


東郷「それはっ」

夏凜(普段の東郷らしくない焦った姿)

夏凜(でも、私は知ってる)

夏凜(東郷にだって、そういう一面があるって)

夏凜(想定外に弱くて)

夏凜(一人で悩むと、突っ走りすぎるって)

東郷「…ごめんなさい」

夏凜「ごめんなさいって」

東郷「っ、ごめんなさい」ガタッ


夏凜(東郷の気持ちを聞くのは早かったかもしれない)

夏凜(一方的に謝った東郷は)

夏凜(席を立って、教室を出ていく)

夏凜(そんなことをしたら、周りの目が向く)

夏凜(注目される)

夏凜(そんなの分かりきってるだろうに)

夏凜(ほんとに……あんたは)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「…っ!」ガタッ

園子「わぁっ」

夏凜「ごめん、ちょっと行くわ」

園子「うんっ」

園子「行ってらっしゃい~」キラキラ

夏凜「?」タッ

夏凜(東郷が早退するとは思えない)

夏凜(なら、どこにいった?)キョロキョロ

「あれ? 三好さんどったの?」

夏凜「とう…」

「東郷さんなら、向こういったよ」ニヤッ

夏凜「まだ何もいってないんだけど?」

「東郷さんも三好さんも慌ててるからねぇ」ニヤニヤ

夏凜(ムカつくけど…)

夏凜(今は東郷優先ッ!)ダッ

「がんばれー王子様ーっ」

夏凜「うっさい!」


安価下コンマ 60以上


夏凜「っ」ダッ

キーンコーン
   カーンコーン

夏凜「予鈴…」

夏凜(くそっ)

夏凜(まだ東郷が見つかってないのに!)

夏凜(どこ行った)

夏凜(部室、屋上、体育館裏)

夏凜(全部違った)

夏凜(でも、下駄箱に靴がある)

夏凜(授業が始まる…)

夏凜(東郷…!)


1.教室戻る
2.教室に戻らず東郷を探す

安価下

安価下コンマ 50以上


キーンコーン
  カーンコーン


東郷「…二回目」

東郷「授業、始まっちゃった…」

東郷「………」ガチャッ

夏凜「待ったわよ。東郷」

東郷「ッ!」キィィッ

夏凜(東郷は少し離れた女子トイレの個室に隠れてて)

夏凜(私を見た瞬間)

夏凜(ドアを閉めようとした)

夏凜(だから)

ガッ

夏凜「逃げんな!」

夏凜(足を挟んで、止める)


夏凜「逃げて何が変わるのよ」グググッ

東郷「………」

夏凜「嫌なら嫌って言えば良いじゃない!」

夏凜「友達だから、知り合いだから」

夏凜「言いづらい」

夏凜「だから逃げ回るって…そっちの方が嫌よ!」

東郷「違う、違うの!」フルフル

東郷「私は…私にとっては」

東郷「夏凜ちゃんは友達なの!」

東郷「でも、あの時」

東郷「一瞬だけど夏凜ちゃんにそういう気持ちがあるかもしれない」

東郷「そう感じたとき、嬉しかった!」


東郷「でも、同時に怖くなった」

東郷「私の勘違いだったら」

東郷「ただの悪戯や冗談だったら」

東郷「…それを知るのが怖かった!」

東郷「でも、このままじゃいけない」

東郷「そう思って、聞いて」ギュッ

夏凜「………」

東郷「冗談じゃないって言われて」

東郷「…解決するどころか、もっと分からなくなった」


東郷「私にとって、夏凜ちゃんはどんな存在なのか」

東郷「この気持ちは何なのか」ギュッ

東郷「通わせて良い気持ちなのか」

東郷「…悩みたかったのに」

キィィ…

東郷「夏凜ちゃんが、聞いてくるから…」

夏凜「………」

東郷「分からなく、なっちゃった…」


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「なら」

ギュッ

東郷「っ」ビクッ

夏凜「分からないなら、試してみましょ」

チュッ

東郷「んっ…ふ…」

グッ…ギュッ…

夏凜(東郷は抵抗しなかった)

夏凜(それどころか)

夏凜(私たちの体の間に挟まっていた)

夏凜(自分の手を退かして、抱き締める)

夏凜(より強く、密着出来るように…)


夏凜「んちゅ…ピチャ…」

東郷「っはぁ…ぁ…」

グッ…

  トンッ


夏凜(僅かに離れて)

夏凜(目を見合わせて)

夏凜(壁に押し付ける)

夏凜(それにさえ抵抗はなくて)

チュッ…ピチャ

 ペロッ…ハアッハァ…

ピチャピチャ…ポタッポタッ…


夏凜(私達は授業をサボって)

夏凜(激しく、不慣れなキスをした)


東郷「はぁ…はぁ…」

夏凜「………」

夏凜(東郷は洗い呼吸をしながら)

夏凜(壁に寄りかかっていて)

夏凜(顔を背けたまま何も言わない)

夏凜(………)

夏凜(本当に、これで良かった?)

夏凜(東郷にこんなことをして)

夏凜(私は、友奈にも…)

ブーッブーッ

夏凜「ぁ」

夏凜(私と東郷の端末が震えた)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「 東郷と友奈の関係に比べたら私は後出し…」

夏凜「だから」

東郷「………」

夏凜「強引な事しないと見てもらえないと思った」クルッ

夏凜「…謝らないわよ。東郷」

夏凜「面倒なことになる前に、授業に戻ろう 」


東郷「待って」ギュッ

夏凜「!」

夏凜(歩き出そうとした私の体を)

夏凜(東郷は抱き締めて、止める)

夏凜(押し付けられた胸の感触)

夏凜(それを感じる余裕もなかった)

東郷「夏凜ちゃん…私」

夏凜(東郷は何かを言おうとして…)


安価下コンマ 56以下


東郷「私、嫌じゃなかったわ」

夏凜「………」

東郷「…今は、それだけで許して」

夏凜(東郷はそう言って)

夏凜(私を置いて一人)

夏凜(足早に去っていく)

夏凜(きっと、顔を見られたくなかったんだ)

夏凜(………)

夏凜「今は…か」

夏凜(次があるかもしれない)

夏凜(私の声にそんな期待を感じ)

夏凜(首を振る)

夏凜「私も、戻らないと」

【 (+皿+)「学校放課後 3日目 3/4」】


夏凜(東郷は普通に振る舞っていて)

夏凜(教室を飛び出したこと)

夏凜(授業をサボったこと)

夏凜(それらを引くるめてただの喧嘩のせいだとして)

夏凜(追求してくる風達を退ける)

友奈「………」

夏凜(けど、不思議なことに)

夏凜(友奈だけは、納得していないようだった)



夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「友奈、ちょっと」

友奈「う、うん」

夏凜(友奈は私の呼び掛けに素直に頷く)

夏凜(でも、どこか不安を感じていて)

夏凜(警戒していると、私はすぐに気づいた)

夏凜(それだけじゃなく)

夏凜(友奈と部屋を出るとき)

夏凜(東郷が目を向けてきていることにも)

夏凜(気配で、感じた)


友奈「夏凜ちゃん、どうしたの?」

夏凜「友奈、あのさ…」

友奈「東郷さんのこと?」

夏凜「………」

友奈「…二人で、授業をサボったとき」

友奈「何か、あったんだよね」

友奈「ううん」

友奈「それよりも前から、何かあったんだよね?」


友奈「だって、昨日の東郷さんおかしかったし」

友奈「…私ね、夏凜ちゃん」

友奈「自分の気持ちが変わったからかな」

友奈「何となく、この人もなんじゃないかなって」

友奈「思うようになったんだ」

夏凜「…思うって、何を?」

友奈「恋…かな」

夏凜(友奈はえへへっと笑いながら)

夏凜(照れくさそうに頭を掻く)

夏凜(なのに)

夏凜(何バカなこといってるのよ。と)

夏凜(笑えない空気だった)

夏凜(友奈は笑ってるのに)

夏凜(私達を包む感覚は、重苦しかったからだ)


友奈「…夏凜ちゃん」

夏凜「何?」

友奈「私、夏凜ちゃんのこと親友だって思ってるよ」

友奈「ううん」

友奈「親友としか、思ってないよ」

友奈「だから…別に」

友奈「気にしないで、東郷さんの所に戻って良いよ」


夏凜(友奈はいつも通りの笑顔で言う)

夏凜(そう、いつも通り)

夏凜(いつも通りを心がけた笑顔)

夏凜(私が、そんな表情を作らせた)

夏凜(私のせいで…友奈は)

夏凜(どうするべきなの?)

夏凜(友奈か、東郷か)

夏凜(私は…)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜(どちらか一人…)

夏凜(私は、そんな選択)

夏凜(………)

夏凜「 …ところで、知ってる? 」

夏凜「私が我儘で横暴だって」

友奈「え?」

夏凜「見ているだけじゃ満足できなかったけど」

夏凜「私はね…仲良くしてるあんた達の」

夏凜「平凡で幸せそうな姿を見るのが好き」

夏凜「でも、一人を選んだらもう一人の笑顔が曇る…今のあんたみたいに」

友奈「っ…夏凜ちゃん」

夏凜「だから、二人とも欲しい。二人が良い簡単な話でしょ? 」


友奈「簡単じゃ、ないよ」

友奈「これは…ただ親友として友達としての話じゃないから」

友奈「………」

友奈「…笑顔が、曇るのはね?」ポロポロ

友奈「夏凜ちゃんが、欲張りだからなんだよ?」フルフル

友奈「ごめんね、帰る」タッ

タッタッタッタッタッタッ…

夏凜「…」

夏凜「………」ギュッ

夏凜(走り去っていく友奈に振り向かなかった)

夏凜(振り向けなかった)

夏凜「あんたは…間違ってない」

夏凜(欲張りだから)

夏凜(だから…っ)フルフル

夏凜(確かに…その通りだ)

夏凜(始めから一人だけだったなら)

夏凜(曇られることなんて、無かったんだから)


【 (+皿+)「」】
【 (+皿+)「」】
【 (+皿+)「」】
【 (+皿+)「」】


    友 東 夏 園 風 樹

友  - 70 70 60 63 63
東  80 - 66 71 66 69
夏  - - - - - -
園  58 67 50 - 55 55
風  59 57 60 53 - 80
樹  60 62 55 52 80 -


現在の好感度数値

三好夏凜発情値 00
三好夏凜鬼畜度 15
結城友奈抵抗力 60
東郷美森抵抗力 59


【 (+皿+)「…ミスった」】

【 (+皿+)「まぁなんだ」】

【 (+皿+)「欲張りすぎな上に」】

【 (+皿+)「急ぎすぎなんだろうな」】

【 (+皿+)「本来、二人を選ぶなんて出来ない」】

【 (+皿+)「すべきじゃない」】

【 (+皿+)「相手にそれを求めて」】

【 (+皿+)「相手がはい、そうですかなんて割り切るわけがない」】

【 (+皿+)「二兎を追えば一兎も獲られないのが世界だ」】

【 (+皿+)「言ったはずだぞ」】

【 (+皿+)「絞れ。と」】


【 (+皿+)「キスだなんだってしなければな…」】

【 (+皿+)「まぁ、それは言っても仕方がない」】

【 (+皿+)「相手の気持ちを考えて引く」】

【 (+皿+)「結城友奈のその性格をぶち壊し」】

【 (+皿+)「愛に没頭させれば…あるいは」】

【 (+皿+)「というところか」】

【 (+皿+)「ただ、そうするのは勝手だが」

【 (+皿+)「 ほのぼのから脱線しても知らないからな?」】

【 (+皿+)「まぁ、頑張れ」】

【 (+皿+)「4日目 1/4」】

ザァァァァァ…

夏凜(…6時)

夏凜(起きる気がしない)

夏凜(学校で会ったとき)

夏凜(友奈がどんな顔をするのか)

夏凜(多分…)

夏凜(怖いんでしょうね。私は)

夏凜「………ハァ」

夏凜(ベッドに横になったまま)

夏凜(額に手を当てて、溜め息をつく)

夏凜「…雨、か」

夏凜(私も、外も。大荒れだ)


夏凜の行動か言葉 安価下


ゴロンッ

夏凜(良いや、サボろう)

夏凜(行きたくない)

夏凜(会いたくない)

ギュッ

夏凜(………)

夏凜(だっさいわね、三好夏凜)

夏凜(ほんと)

夏凜(なんで、あんなことしたのよ)

夏凜(なんで、あんなこと言ったのよ)

夏凜「…バカね」

夏凜(私は、学校をサボった)

安価下コンマ 23以下

安価下2コンマ 79以上


夏凜(一応、病欠ってことにしてあるからか)

夏凜(園子から大丈夫~?と)

夏凜(メールじゃなくて、SNSで入ってきて)

夏凜(すかさず、風や樹からの案じる言葉が流れてきた)

夏凜(東郷からはみんなでお見舞い行きませんか?)
 
夏凜(なんてお節介な言葉)

夏凜(友奈からは)
   
夏凜(………)

夏凜(友奈からは、なにもない)


レスポンスするかしないか 安価下

夏凜のレス 安価下


夏凜(………)

夏凜「歓迎…一人は…」

夏凜(レスを返してから、思う)

夏凜(支離滅裂じゃないかって)

夏凜(でも…)

夏凜(こうも思う)

夏凜(寂しいのは一人だからじゃなく)

夏凜(友奈からは何もないからで)

夏凜(みんなで会えば)

夏凜(いつも通りな友奈で居てくれると)

夏凜(私は期待してるんじゃないかって)


夏凜(それに対して)

夏凜(友奈は、じゃあ放課後だね。と)

夏凜(絵文字もなにもない文章を返す)

夏凜(考えすぎだとは思う)

夏凜(でも)

夏凜(友奈が私に対して冷たくなってしまったような気がする)

夏凜(友奈…嫌われようとしてるの?)

夏凜(私のしようとしてることじゃ)

夏凜(どうしてもダメ?)

夏凜(………)

夏凜(バカ友奈)

夏凜「………」

夏凜「…バカは、私か」

安価下コンマ66以下

【 (+皿+)「4日目 2/4」】


夏凜(昼休みになって)

夏凜(私の携帯が震えた)

夏凜(SNSやメール受信じゃなく)

夏凜(電話だ)

夏凜(相手は…東郷)

夏凜(なんの用事なのか)

夏凜(聞かなくても、わかる気がした)


電話に出るか出ないか 安価下


夏凜(出ないわけにはいかないか)

ピッ

夏凜「…東郷?」

東郷《夏凜ちゃん、友奈ちゃんの事なんだけど…》

東郷《昨日、あのあと何をしたの?》

夏凜「………」

夏凜(やっぱり、そう来たか)

夏凜(昨日はあのまま一人で帰ったし)

夏凜(今日は多分、まぁ何かあるんでしょうね)

夏凜(友奈のちょっとした変化なら)

夏凜(東郷はすぐに気づくし)


夏凜「友奈が何かおかしいわけ?」

東郷《うん》

東郷《夏凜ちゃんに対して無関心であろうとしてるような》

東郷《無理している感じがするの》

東郷《それに…私に気を使ってるようにも思う》

東郷《ねぇ、夏凜ちゃん…》

東郷《………》

夏凜(東郷は言葉半ばで口ごもる)

夏凜(何を考えているのか)

夏凜(何を思っているのか)

夏凜(目の前にいれば、判るのに…)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜(私は…)

夏凜(…っ)

夏凜(考えれば考えるほど)

夏凜(頭が痛くなっていく)

夏凜(思えば思うほど)

夏凜(誰かと話せば話すたびに)

夏凜(心と思考が乱雑にかき混ぜられる)

夏凜(その感覚が気持ち悪くてベッドに倒れ、溜め息をつく)

夏凜(そして)

夏凜「…これ以上先伸ばしには出来ないわよね」

東郷《えっ?》

夏凜「東郷…私、あんたの事が…東郷の事が好き」

東郷《………》

夏凜「東郷はさ、やっぱり友奈の事が好き?」

夏凜(私はそう、言ってしまった)


東郷《私は…》

東郷《………》

東郷《…………》

夏凜(東郷は黙りこむ)

夏凜(でも、電話を切らない)

夏凜(だからか、東郷の吐息が微かに聞こえてくる)

カタカタカタ…

夏凜(………)ギュッ

夏凜(自分で聞いといて、震えんなッ)


東郷《私は…友奈ちゃんの事が好き》

夏凜「そう…」

東郷《でもね? 夏凜ちゃんのことも好き》

東郷《あのサボった時間にしたこと》

東郷《嫌じゃ、無かった》

東郷《ドキドキした》

東郷《今も…凄く恥ずかしくて》

東郷《目の前に居たら、こんなこと言えなかったと思う》

東郷《………》

東郷《…ねぇ、夏凜ちゃん》

夏凜「なに?」

東郷《夏凜ちゃんは、友奈ちゃんは良いの?》


東郷《私ね?》

東郷《友奈ちゃんの夏凜ちゃんを見る目が変わったこと、知ってるの》

東郷《その理由や》

東郷《そこに籠められた意味も》

東郷《何となくだけど分かってるつもり》

東郷《…昨日、そういう話を友奈ちゃんとしたんでしょ?》

夏凜「…」

東郷《もしも、あのキスを悪いと思ってて》

東郷《それに縛られてるなら》

東郷《気にしなくて良いから》

東郷《夏凜ちゃんの本当の気持ちに、素直になって》

夏凜「………」


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜(…ハァ)

夏凜(敵わないわね…ほんと)

夏凜「腹立つくらい似たようなこと言うのねあんた達」

東郷《え?》

夏凜「お似合いよ…」

夏凜「………」

夏凜「でも、きっと、だから好きなのよ」

夏凜「好きに、なっちゃったのよ」

東郷《夏凜ちゃん…》

夏凜「気を遣ってくれてありがと。お見舞い待ってる」

夏凜「それじゃ」

プツッ…ツーツー…ポイッ

夏凜「…ったく」

夏凜(端末を投げ捨てて、悪態をつく)

夏凜(純粋に羨ましいと、思った)

【 (+皿+)「4日目 3/4」】


風「なんだ、元気そうじゃない」

風「夏凜、さては雨だからって面倒になったわね?」

夏凜(…意外と鋭い)

夏凜(でも70点)

夏凜「なに言ってんのよ…ったく」

樹「インターホン押すまではちゃんと心配してたんですけど…」

風「い、言わなくて良いって」

園子「何はともあれ、元気ならそれでよし。だね~」


夏凜(勇者部が揃うだけで)

夏凜(私の家の静かな空気は一転する)

夏凜(前は煩いと思った)

夏凜(耳障りだと、目障りだと思った)
   
夏凜(なのに、今ではそれに安堵している)

夏凜(そして)

東郷「…友奈ちゃん」

友奈「………」

夏凜(私の強欲が、それを壊しかけてる)


友奈「…夏凜ちゃん、大丈夫そうだね」

夏凜「別に病気や大怪我じゃないし」

夏凜「平気よ」

夏凜(もっとも、精神的な意味では)

夏凜(平気とは言いがたいけど)

友奈「そっか、良かった」

友奈「…心配したよ。昨日の今日だったから」

夏凜「あんたからは元気は貰っても病気は貰わないわよ」

友奈「…うん」


夏凜(友奈には目に見えて元気がない)

夏凜(東郷も東郷で浮かない表情だし)

夏凜(気を使おうとしてるのがまるわかり)
  
夏凜(友奈…東郷)

夏凜(二人を選ぼうとした)

夏凜(私のわがままの結果)

夏凜(…そんな顔をするくらいなら)
   
夏凜(私のわがままを聞いたって、良いじゃない)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「ねぇ」

樹「はい?」

夏凜「元気になるためにちょっと手を握らせてくれない?」

風「は?」ジリッ

夏凜「素の声で後退るなっ」

夏凜「ちょっとぐらい良いじゃない」

風「いや、嫌かどうかじゃなくよ? 夏凜」

風「いつもと違いすぎて気色…」

夏凜「うっさい!」


樹「もーお姉ちゃんっ」

風「あははっ、ごめんごめん」

風「………」

スッ…ギュッ

夏凜「っ」

夏凜(風は途端に黙ると)

夏凜(私の手を握って顔を近づけてきた)

風「まっ、手くらい貸してあげるから」ボソッ

風「ちゃんとしなさい」ボソッ

夏凜「!」

風「あははっ、なんか照れ臭いわね。こういうの」

夏凜(風は言うだけ言って離れると)

夏凜(そう言って、笑った)


ギュッ

樹「なにがあったのかは解りません」

樹「だから、頑張ってとは言えません」

夏凜「…なにが言いたいのよ」

夏凜(分かりやすいことしたせいか)

夏凜(樹も、勘づいているに違いない)

夏凜(樹は私を見て、困ったように笑うと)

夏凜(タロットカードを一枚見せて)

夏凜(風と同じく顔を近づけてきた)

樹「世界の逆位置です」

夏凜「…は?」

樹「迷ってたら、中途半端だったら」

樹「なにも得ることはできません」

樹「…夏凜さん。その選択が良いと思ったのなら、突き通すべきです」

樹「それで良い。ではなく、それが良いと。思ったのなら」

樹「最後まで。ですよ」

夏凜(樹はそう言って、離れた)


園子「にぼっしーっ」キラキラ

ギュッ

夏凜(うわっ、良い笑顔)

夏凜(嫌な予感しかしない)

夏凜(でも)

夏凜(その明るさは、ありがたい)

園子「天秤を中立に保つ方法って知ってる?」

夏凜「天秤?」

夏凜「なにも置かないとか、同じ重さのものを置くとか?」

園子「ううん」

園子「両方の限界までものを置くんだよ」

夏凜(はぁ?)

夏凜(なにそれ…)

夏凜「そんなの…」

園子「どうしても両立したいなら、全力全開じゃなきゃ」

スッ…

園子「どっちかが納得できない涙を見せたら」

園子「私、許さないよ」ボソッ

夏凜「っ」ビクッ

園子「えへへ。な~んてね」

夏凜(園子は冗談っぽく笑う)

夏凜(でも、本気にしか。思えなかった)


東郷「…夏凜ちゃんはズルいわ」

夏凜「っ!」

友奈「!」

夏凜(東郷は前触れなく)

夏凜(私の手じゃなく)

夏凜(私の体を抱き締めた)
  
夏凜(その力は強く優しく)

夏凜(物理的にも精神的にも)

夏凜(振り払うことなんかできない)

東郷「あんなこと、言って。逃げるなんて」

夏凜「逃げてなんか…」

東郷「………」

安価下コンマ 80以下


東郷「友奈ちゃん」

友奈「っ」ビクッ

友奈「なに? 東郷さん」

東郷「友奈ちゃんは本当にそれで良いの?」

東郷「絶対にそれでいいって言えるの?」

友奈「………」フルフル

夏凜(東郷の問い掛けに)

夏凜(友奈は黙って首を振る)

夏凜(でも、それは疑問への答えじゃない)

夏凜(私も、東郷も。みんなも)

夏凜(それに気づき)

夏凜(園子がはっとしたように目を開いて)

夏凜(風達をつれて出ていく)


友奈「東郷さんの言いたいこと、分からないよ」

東郷「嘘。分かってる」

友奈「嘘じゃない」

東郷「嘘」

友奈「嘘じゃないっ!」フルフル

東郷「嘘をつかないで!」

友奈「嘘じゃ…」ポロポロ

ギュッ

東郷「友奈ちゃん」

友奈「っ」

東郷「私もね、同じこと考えたよ」

東郷「相手のために、我慢しようって」

夏凜「………」

東郷「でも我慢するほど、恋しくなる」

東郷「気持ちが大きくなって、苦しくなる」

東郷「…友奈ちゃんは優しいから」

東郷「その痛みも辛さも苦しさも」

東郷「我慢しようとしてくれてるんだよね?」


友奈「………」

東郷「我慢、しなくていいの」

東郷「友奈ちゃんも」

友奈「………」

東郷「夏凜ちゃんも」チラッ

夏凜「………」

東郷「どうしたいか、言おう?」


夏凜(東郷は私達の本当の気持ちを求めてる)

夏凜(東郷か、友奈か)

夏凜(一人一人にではなく)

夏凜(二人に言うことで)

夏凜(私のその言葉こそが本心で望みだと)

夏凜(確定させようとしてる)

夏凜(私は友奈が好き?)

夏凜(それとも、東郷が好き?)

夏凜(それとも)

夏凜(友奈に言ったように…)


夏凜の行動か言葉 安価下


夏凜「 私は」

夏凜「私は二人とも好き、二人とも欲しい」

夏凜(我儘だ)

夏凜(欲張りすぎだ)

夏凜(この二人を。なんて)

夏凜(でも、私はそれ “が” 良い)

夏凜「どちらかを選ぶなんて気はない、両方選ぶ 」

夏凜「それが、私の気持ち」


夏凜「友奈、あんたは」

夏凜「あんたは間違ってない」

夏凜「簡単だなんて言ったのが、間違いだった」

友奈「………」

夏凜(一人を思うのでさえ大変なのに)

夏凜(二人の両立なんて、簡単なわけがない)

夏凜(園子が言った天秤のように)

夏凜(片方に関われば均衡は失われて)

夏凜(差が出来る)

夏凜(そうなったら、もう両立出来てないのと同じこと)

夏凜(両立したいなら全力全開で)

夏凜「でも、私は諦めたくない」

夏凜「友奈も東郷も」

夏凜「だから、二人を好きで居させて欲しい」


東郷「…友奈ちゃん」

友奈「………」

東郷「友奈ちゃんは、私と一緒は嫌?」

友奈「そんなことない」

友奈「そんなこと、ないけど…」フルフル

友奈「私がいる分、東郷さんは愛して貰えないんだよ?」

東郷「そうだね」

東郷「でも」

チュッ

友奈「!」

東郷「その分、友奈ちゃんが私を愛してくれてるわ」

友奈「…東郷さん」

チュッ

友奈「東郷さんも…愛してくれてるよね」


夏凜(抱き合う二人)

夏凜(キスする二人)

夏凜(その姿を見て)

夏凜(私は少し嫉妬もしたけど)

夏凜(それ以上に険悪にならなかった事が嬉しくて)

夏凜(やっぱり、好きだと思った)

夏凜「わ、私も混ぜなさいよ!」

東郷「良いよ」ギュッ

ムニュ…

夏凜「っ///」

東郷「友奈ちゃんはどうする?」

友奈「私も!」

ギュッ


夏凜「…意外と柔らかいのね」

友奈「な、何の話かなっ///」

夏凜「あら、言って良いの?」ニヤッ

友奈「い、言わないで」ギュッ

夏凜(友奈はそう言って)

夏凜(顔が見えないようにするためか)

夏凜(さらに抱きついてきた)

夏凜(そんな仕草が愛らしくて)

夏凜(思わず笑うと)
 
夏凜(大きい方が、私と友奈に押し付けられた)

東郷「二人だけでズルいわ」

東郷「私もいるのに」


夏凜(本気で嫉妬してるわけじゃないのは)

夏凜(友奈や東郷の顔を見てれば判る)

夏凜(でも、ちょっとの加減ミスで)

夏凜(片方が置いていかれる)

夏凜(寂しい思いをする)

夏凜(嫉妬する)

夏凜(その大変さ、加減の難しさ)

夏凜(その片鱗を感じて)

夏凜(それでも、私は…)


チュッ


夏凜「!」

東郷「ふふっ」

友奈「えへへ」

夏凜(両頬に感じた感触に驚く私を見つめ)

夏凜(二人は笑顔で言う)


友奈・東郷「「キス、して?」」


夏凜「ぅぐっ」

夏凜(それでも私は、二人を…)


夏凜の言葉か行動 安価下


【 (+皿+)「結城友奈と東郷美森どっちが先だ?」】

【 (+皿+)「くっくっく」】


安価下


夏凜「仕方ないわね」

チュッ

友奈「///」

東郷「もぅっ、夏凜ちゃんってば友奈ちゃんばっ」

チュッ

東郷「んっ」

スッ

夏凜「あれはまだ、東郷にしかしてないわ」ボソッ

東郷「ぅ///」フイッ

友奈「東郷さん、顔真っ赤」

東郷「友奈ちゃんだって」

友奈「///」

東郷「///」

チュッ

夏凜「ったく…」

夏凜(私はこれが…良かったんだ)


【 (+皿+)「ふむ、こんなところだな」】

【 (+皿+)「ったく」】

【 (+皿+)「欲張りすぎだ」】

【 (+皿+)「危なかったじゃないか」】


    友 東 夏 園 風 樹

友  - 72 72 60 63 63
東  80 - 70 71 66 69
夏  - - - - - -
園  58 67 50 - 55 55
風  59 57 60 53 - 80
樹  60 62 55 52 80 -


【 (+皿+)「これが最終結果だ」】


【 (+皿+)「最終的には落ち着いて良かったな」】

【 (+皿+)「ちょくちょく、凌辱展開にしようと目論んだんだが」】

【 (+皿+)「まぁなんだ」】

【 (+皿+)「俺が大嫌いで苦手とはいえ」】

【 (+皿+)「今回はほのぼの系だったからな」】

【 (+皿+)「止めておいた」】

【 (+皿+)「だが、相棒」】

【 (+皿+)「あんまり欲張るな」】

【 (+皿+)「欲張ってもいいことはない」】


【 (+皿+)「本来、こういう関係には」】

【 (+皿+)「三好夏凜から結城友奈と東郷美森への好意」】

【 (+皿+)「結城友奈から三好夏凜への好意」】

【 (+皿+)「東郷美森から三好夏凜への好意」】

【 (+皿+)「これらが必ずあるが」】

【 (+皿+)「今回あった」】

【 (+皿+)「東郷美森から結城友奈への好意といった」】

【 (+皿+)「三角関係を支える上で重要な」】

【 (+皿+)「底面が存在していないことが多い」】

【 (+皿+)「多くの三角関係が崩壊する理由がそれだ」】


【 (+皿+)「だから、基本的には」】

【 (+皿+)「一人を選ぶんだ」】

【 (+皿+)「良いな?」】

【 (+皿+)「そうしてくれ」】

【 (+皿+)「ん?」】

【 (+皿+)「そういうのが好みなんじゃないのかって?」】

【 (+皿+)「それはそうだが」】

【 (+皿+)「今回はほのぼの系だろ」】

【 (+皿+)「こういう恋愛系での注意をして」】

【 (+皿+)「なにがおかしい」】


【 (+皿+)「べ、別に」】

【 (+皿+)「心配なんてしてないからな」】

【 (+皿+)「あくまで」】

【 (+皿+)「ほのぼの系を成立させるために」】

【 (+皿+)「必要だから、言ったんだ」】

【 (+皿+)「勘違いするなよな」】

【 (+皿+)「さて」】

【 (+皿+)「恒例の次だが…」】


1.アイテム悪戯系
2.殺しあった記憶を維持してリバイバル
3.痴女奈ちゃんの変態奇行録
4. 探索型陵辱物語~闇より出てし絶棒~
5.次もほのぼの系
6.百合物語
7.その他


安価下からしばらく

ここまで


【 (+皿+)「痴女奈ちゃんの変態奇行録か」】

【 (+皿+)「いつだったか。赤い紐パンの痴女奈がいただろ?」】

【 (+皿+)「その世界線で」】

【 (+皿+)「犬吠埼樹にばれる前の痴女奈を操作して貰う」】

【 (+皿+)「ん?」】

【 (+皿+)「痴女奈を捕まえて凌辱したい?」】

【 (+皿+)「それじゃただのエロゲだ」】

【 (+皿+)「今回のはな?」】

【 (+皿+)「まだ思考段階だが」】

【 (+皿+)「いかにバレないように」】

【 (+皿+)「変態行為が出来るのか。という」】

【 (+皿+)「気が狂っ…常識の外のゲームを予定している」】


【 (+皿+)「まぁなんだ」】

【 (+皿+)「いずれにしても」】

【 (+皿+)「楽しもうぜ」】

【 (+皿+)「相棒」】

【 (+皿+)「じゃあな」】

【 (+皿+)「また会おう」】


【このスレはHTML依頼されています】

【痴女奈ちゃんの変態奇行録は】

【いつか始まるでしょう】


夏凜「ん……」

夏凜(朝、目を覚ますと)

夏凜(自分の端末のそばに、低刺激では満足できない貴女へとかいうシールが貼り付けられた)

夏凜(へんなスイッチが置かれていた)

夏凜「こんなのあったっけ」

夏凜(思い出そうとしても、記憶には無い)

夏凜(けれど、なぜかそれを知っているような気がして)

夏凜(気味の悪さを覚えながらも)

夏凜(私はそのスイッチを破壊・投棄いずれもすることができなかった)

間違えた

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