ビッグボス・クリス「ジュラシックワールド?」 (16)

母親「こら、走り回らないの?」

子供「お母さん、こっち、こっち」

母親「もう!」

子供「わぁぁ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462838877

母親「す、すいません うちの子供がぶつかってしまって」

母親「坊や ダイジョブ」

ビッグボス「いえいえお気になさらないでください:

ビッグボス「坊や、元気なのは言いが次からは周りの人の迷惑を考えるんだぞ」

子供「うん!」

ビッグボス「子供の相手は苦手だ・・・それにこんなオシャレな格好で決めた人間の中にいるのも苦手だ・・・」

ビッグボス(除隊してからは田舎で引退生活を悠々自適に過ごし、そのあとは傭兵として世界各地を回ったから
今どきの格好いいデザインのショッピングモールとかには行けなくなってしまった・・・)

ビッグボス「だが、カズや部下が労いとしてチケットをくれたんだからどうしてもいかないといけないしな」

ビッグボス「それに前のように伝説の島で巨大生物と戦うなら別だが、純粋に恐竜を見るのは、オセロットじゃないが悪くない!」


数日前 MSF

ビッグボス「ジュラシック・ワールド?」

カズ「ああそうだ 俺たちのマザーベースからはだいぶ離れているが、コスタリカ沖の火山島
イスラ・ヌブラルにできた最新のアミューズメントパークだ」

カズ「アトラクションだけではなく、ホテルやショッピングモールも完備した複合型施設のあるところだ おいしい商売だな、
じゃないきっとたのしいところだぞ」

カズ「ボス、あんたがこのビジネスに熱心なのはわかる しかし書類仕事や実戦と仕事を行いすぎだ 
そこで日頃の疲れを2、3日癒してきてほしい」


ビッグボス「カズ、たしかそのジュラシックワールドとはクローニング技術を使い恐竜を現代に復活させた施設だよな?」

カズ「クローン恐竜が底の目玉だからな 恐竜以外にも魚竜や翼竜もいるようだが・・・」

ビッグボス「元々インジェンという企業がそこに恐竜公園を作ろうとしたら、恐竜が逃げ出して死亡者も出たんじゃなかったか?
恐竜と戦うのはごめんだぞカズ」

カズ「心配性だなあんたも ボス、心配しないでくれ インジェン社が恐竜公園の運営に失敗したのはイアン・マルカムという
学者に言わせれば最初から破綻が決まっているそうだが、コンピューターシステムの管理をシステムエンジニア一人に任せるなど
ずさんな体制が元だ」

カズ「その事件で制裁を受けることになったが、バイオシンという企業に産業スパイするよう
不満のあったシステムエンジニアがいわれたことも原因の一つだ ワールドの管理体制は問題がない」

カズ「今まで死亡事故が起きたことがないのがその証拠だ それに強力な武装の警備部隊が駐留している
ウチには劣るが、軍隊経験者や警察経験者もいて実弾も配備されている あんたの思うようなことにはならないさ」

ビッグボス「だがカズーーー」

カズ「ボス、あんたが仕事が何よりも好きなのはわかる だけどこのチケットを見てくれ」

カズ「日頃激務に身をさらしている部下があんたの身を思って給料を折半知って出した
ジュラシックワールドのプレミアム入場券だ しかもあんたのために島で一番の高級ホテルを予約している」

カズ「部下がここまであんたのことを考えてるんだ 俺もそう思ってる、この申し出を受けてくれ それに
あんたのいない間は副司令のこの俺がしっかりとMSFを取りまとめておく それに2,3日だ 何の問題がある」

ビッグボス「わかった 降参だ ジュラシックワールドに遊びに行って来よう」

ビッグボス「ただし、麻酔銃と支援補給マーカーはもっていかせてもらうからな」

ビッグボス「ジュラシック・ワ―ルドの入り口が見えてきたな・・・」

ビッグボス「何はともあれ楽しませてもらおう」

パイロット「もうまもなくジュラシックワ―ルドに着陸します ベルトをしっかりたのみます 乱気流にもまれるのでオリジナルイレブン」

クリス「わかった」

クリス「オブライエン顧問 俺を呼び出してなんのようです」

オブライエン「久しぶりだ、クリス まだモルガンの一件に不満があるのならそうといってほしい」

クリス「あの一件には不満はありません 要件を早速いってください」

オブライエン「やれやれ… ジュラシックワ―ルドというテーマパークは当然知っているだろう」

クリス「元はインジェン社社長ジョン・ハモンドが恐竜公園を作ろうとし、失敗した島をマスラニという企業家が譲り受け誕生した恐竜テーマパークですね」

オブライエン「そのとおりだ 君には視察にいってもらいたい」

オブライエン「クロ―ン恐竜については、バイオテロが相次いでいても規制案がないのが現状だ」

オブライエン「今まで死亡事故は出ていないが、アラン・グラント博士の主張にやればBOWにも匹敵する戦闘能力だという」

クリス「つまり恐竜の脅威度の評価を行えと」

オブライエン「パークの安全性の評価もだ いざ恐竜がにげたとなれば我々BSAAに出動が要請されるだろう だが無駄な犠牲者を出したくはない」

オブライエン「君の評価をもとにパークの安全面について是正勧告を出す それと・・・」

オブライエン「ジュラシックワ―ルドのオーナーサイモン・マスラニは、問題ない だが、関連会社のインジェン社に故ハモンドの遺志を無視した恐竜の軍事転用をする動きがある」

オブライエン「それを探ることと恐竜をクローン再生するのではなく遺伝子操作で新種を作り出したらしい」

オブライエン「その新種についても調査だ」

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