桐生一馬「PSO2にハマってしまった。」 (10)

桐生「おい、秋山!今は食事中だぞ!何故パソコンなんかいじってる?」

秋山「そんな事言っても緊急クエストの時間なんですから仕方ないじゃないですか!」

桐生「パソコンで仕事をしていて緊急事態という事か?」

冴島「どっちにしろ食事中にパソコンをいじるのは行儀悪いで…」

大吾「そういえば最近、真島さんもフルスペックのPCを事務所に導入してずっとパソコンばかりやってますね。」

冴島「兄弟の奴…PSOなんちゃらにハマったとか言ってたな…何やパソコンのゲームらしいわ くだらん」

秋山「あの真島さんもPSO2をやってるんですか!?流石は真島さんだ!分かってらっしゃる!」

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秋山「あっちゃぁ…地雷な部屋に入ってしまった…殆どレベル上げしたいサモナー勢じゃないか!」

桐生「おい!秋山、いい加減にしろ!飯が冷めるぞ!」

冴島「食わんのやったら俺が食ってまうで?」

大吾「PSOと言えばドリームキャストでやっていた頃が懐かしいですね。」

秋山「大吾さんもその口?じゃあ何でPSO2はやってないわけ?」

大吾「やる時間がないというのと、あんまり良い噂は聞かないからですね。」

桐生(ん!?何だこの可憐な美少女達は!?ゲームだというのにもこんな美しいとは…)

冴島(何や面白そうなゲームやないかい!モンスターとドンパチするっちゅうわけか…)

秋山「お二人共、画面を覗き込んでどうしたんですか?もしかして気になっちゃったんですか?」

桐生「俺は生憎、ゲームに何か興味はない。時間の無駄だ。」

冴島「せ、せやな…」

アサガオ

桐生「遥、ちょっと聞きたい事があるんだが…」

遥「何、おじさん?」

桐生「PSOというゲームを知っているか?」

遥「うん!知ってるよ!PSO2の事でしょ?同じSEGAが運営しているオンラインゲームでしょ?」

桐生「あぁそうだ…それでだな…」

遥「ん?どうしたの?」

桐生「そのPSO2というゲームをやりたいんだが…やり方が分からなくてな」

遥「おじさんがゲームするの!?あっ、秋山さんからLINEが来てる!」

桐生「ちょっと待て?お前、秋山とLINEしてるのか?」

遥「うん。色々あったから連絡先交換しておいたんだよ?それで秋山さんが一世代前の高スペックPCでいいなら譲るって言ってるよ?」

桐生「詳しい事は分からんがそれがあればPSOは出来るのか?」

遥「出来ると思うよ!」

一週間後

太一「すげぇや!アサガオにパソコンが来たよ~」

桐生「いいか?お前ら…これは秋山という人から仕事用として譲って貰ったパソコンだ。だから遊びに使うのはダメだ。」

太一「えええ!?おじさんだけズルいよ~」

桐生「話は最後まで聞け。その秋山のおじさんから、お前たち全員にタブレットをプレゼントして貰った。お前たちはそれを使うんだ。」

太一「やったぁ!タブレットだぁ!秋山のおじさんって金持ちなんだね!」

桐生(秋山の奴…何で子供達の分までよこしたんだ?)

スカイファイナンス

秋山「桐生さんの事だから廃人になって子供達には貸さないだろうから、最新モデルのタブレットを送っておいたよ。流石に子供達が不遇過ぎるからね。」

5時間後

遥「おじさん!インストールが終わってIDの設定もしておいたよ!あとは好きにキャラクター作ってね!」

桐生「ありがとう遥…」

遥(おじさんどんなキャラにするか気になるか見ちゃおう♪)

桐生「どうした遥?お前はもう行っていいんだぞ?あとは俺一人でも大丈夫だ。」

桐生(これじゃ俺好みの美少女が作れないじゃないか…)

遥「おじさんのおすすめはキャストの男でハンターがいいと思うよ!」

桐生「これでいいのか?」

遥「おじさん、ある程度は操作出来るんだね!」

桐生「バカにするな。中洲タクシーでそれなりにパソコンは使う機会があったからな。」

名前『ジャッジメントカズくん』

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