以前765で書いたP「海外のファンサイト？」のモバマス編です。

ちひろ「まずは…卯月ちゃんから見てみましょう」ｶﾀｶﾀ

『可愛いけど普通だな』 ドイツ 22歳

『ああ、歌もダンスも普通だな』 カナダ 32歳

『尻以外は普通』 シンガポール 26歳

P「海外でもこういう扱いなのか……」

ちひろ「そういうネタなんでしょうか……？」

『普通が一番難しいんじゃよ』 アイルランド 82歳

P「おじいちゃん……」

ちひろ「いろいろと深いですね……」

ちひろ「最近更新された順番に見ていきましょうか。まずは…紗枝ちゃんですね」ｶﾀｶﾀ

『京都弁という訛りを持っているらしい』 オランダ 19歳

『日本の中では萌える訛りだって聞いたことあるよ』 コートジボワール 28歳

『スコットランド訛りみたいなもんか？』 スコットランド 40歳

『スコットランド訛りに萌えたことなんて人生で一度もねーよ！』 ウェールズ 32歳

『スコットランド野郎のせいで京都弁＝アル中のイメージになった』 イングランド 24歳

P「このあともスコットランドさん袋叩きにあってますね……」

ちひろ「国際情勢なんかが反映されやすいんでしょうか……？」

ちひろ「次は…紗南ちゃんですね」ｶﾀｶﾀ

『腕利きのゲーマなんだろ？一緒にFPSしたいね』 フランス 28歳

『俺は格ゲーをご一緒したいね。筐体でね』 ベルギー 21歳

『人生という名のゲームを紗南と一緒にプレーしていきたい』 ギリシャ 36歳

『そのゲームにはバッドエンドしか用意されていない』 トルコ 25歳

『国も人間も終わってるな』 ドイツ 31歳

P「ここではギリシャさんが袋叩きに……」

ちひろ「やっぱりお金の話は大事ですからね」

P「……」

ちひろ「お次は仁奈ちゃんですね」ｶﾀｶﾀ

『9歳に恋してる26歳の気持ちになるですよ！』 シンガポール 26歳

『自分の娘と同い年のアイドル相手に興奮してる父親の気持ちになるですよ！』 ウェールズ 32歳

『仁奈ちゃんの気持ちになってる俺の気持ちになるですよ！』 デンマーク 38歳

P「こいつら……」

『息子がIRAに身を投じていなければ、ワシにもこれくらいの孫がおったんかのう』 アイルランド 82歳

『おい止めろジイサン』 北アイルランド 30歳

ちひろ「おじいちゃんいろいろと深いですね……」

ちひろ「次はクラリスちゃん」ｶﾀｶﾀ

『おお、女神よ……』 サウジアラビア 25歳

『なんと神聖な……』 イラン 31歳

『ボクの生涯をかけて彼女を信仰するよ』 ヨルダン 15歳

『おいお前ら大丈夫なのか？割りとマジで』 イタリア 22歳

『その後3人の声を聞いたものはいなかった……』ノルウェー 26歳

P「大丈夫なんですかこのサイト……」

ちひろ「たぶん……」

ちひろ「気を取り直して…次は三船さんですね」ｶﾀｶﾀ

『あの愁いを帯びた眼差しに見つめられたら誰だって恋に落ちるさ。俺のようにね。もし彼女に何かあったら、ステイツが許しておかないだろう。ハハハ』 アメリカ 29歳

『お前のことなんて見つめてないから安心しろ』 キューバ 26歳

『いまアメリカではそういう病気が流行ってるのか？』 シリア 21歳

『遺伝だろ。建国以来の』 ロシア 29歳

P「こんどはアメリカさんが……」

ちひろ「いろいろな遺恨が混じっている感じがしますけど……」

ちひろ「お次は沙紀ちゃんです」ｶﾀｶﾀ

『落書きだろ？地下鉄とかの。最悪のアートだね』 カナダ 32歳

『うーん…下品な落書きとしか思えない。少なくとも美しいウィーンの街並みにはマッチしないね』 オーストリア 24歳

『魅力的な女性ではあるんだけど、感性は残念だね』 フランス 35歳

『正直に言うと、僕にもあれがアートかどうかは理解できない。けれどもそれを否定できるほど自分の感性が優れているとも思っていない。君たちがどんな文化圏に生まれてどんな人生を歩んできたのか知らないけど、「自分に理解できないものは否定する」という<感性>こそ、僕には理解できないよ』 ブルネイ 25歳

P「ブルネイさん……」

ちひろ「立派な考え方ですね」

ちひろ「心が洗われたところで、お次は…肇ちゃんです」ｶﾀｶﾀ

『肇や、ワシがおじいちゃんじゃよ』 アイルランド 82歳

『おいジジイ』 フィンランド 22歳

『ボケてんのかジイサン？』 南アフリカ 23歳

P「海外でもおじいちゃんキラーなのか……」

ちひろ「い、いろいろ年齢層のファンがいることは良いことですよ！」

ちひろ「お次は…つかさちゃんですね」ｶﾀｶﾀ

『雇ってくれ』 ボスニア・ヘルツェゴビナ 32歳

『仕事をくれ』 マケドニア 23歳

『面接を求む』 ギリシャ 36歳

P「切実すぎる……」

ちひろ「いくらつかさちゃんでも無理ですよね……」

ちひろ「き、気持ちを切り替えて次に！智香ちゃんです！」ｶﾀｶﾀ

『ハハハ。お遊戯みたいなチアガールだね。俺が高校時代から付き合ってる彼女は元チアガールなんだけど、智香の100倍は上手くてセクシーだよ』 アメリカ 29歳

『※彼女は妄想です』 イラク 28歳

『※高校に通っていたのも妄想です』 中国 26歳

『※アメリカ人なのは本当です』 韓国 19歳

『↑それが一番不幸だな』 イングランド 24歳

P「さっきのアメリカさんと同じ人ですかね……？」

ちひろ「おそらく……」

ちひろ「次は…ナターリアちゃんです！」ｶﾀｶﾀ

『ブラジルの女の子が世界一可愛いというのはもはや常識だな。お前らもそう思ってるんだろ？』 ブラジル 27歳

『7-1』 アルゼンチン 22歳

『7-1』 ウルグアイ 31歳

『7-1』イタリア 22歳

『7-1』スペイン 26歳

『7-1』イングランド 24歳

『7-1』ドイツ 31歳

P「ひどい……」

ちひろ「えっと… 『7-1』ってどういう意味なんですか？」

P「触れないでやって下さい……」

ちひろ「『7-1』については後で調べるとして…お次は紗理名ちゃんです！」ｶﾀｶﾀ

『オッパイ！』 サウジアラビア 25歳

『OPPAI！OPPAI！』 カナダ 32歳

P「ホントこいつらは……」

『オッパイ！オッパイ！オッパイ！！！』 ブルネイ 25歳

ちひろ「ブルネイさんまで……」

『オッパイ…ええのう……』 アイルランド 82歳

『おいこのジジイ誰かなんとかしろ』 北アイルランド 30歳

P「おじいちゃん元気すぎでしょ……」

ちひろ「胸の魅力は万国共通なんですね…私もそれなりには……」ﾎﾞｿｯ

P「はい？何か言いましたか？」

ちひろ「な、なんでもないです！つ、次は…晶葉ちゃんですよっ！」

『めちゃくちゃ頭の良い女がベッドの上では獣みたいに乱れる、っていうギャップが燃えるよな。そうだろ？』 イタリア 22歳

『そうだな。まるでポンペイみたいに良く燃えるな』 オーストリア 24歳

『ああ。NATOの空爆並みに燃え盛るぜ』 コソボ 43歳

P「重いのか軽いのか分からない……」

ちひろ「海外のサイトではこういうやり取りが当たり前なんでしょうか……？」

ちひろ「えっと次は…美波ちゃんですね」ｶﾀｶﾀ

『天性のエロスを感じるよ』 スウェーデン 27歳

『とても性的だね。本人が意図していないところも素晴らしい』 ガボン 27歳

『股間に響くね。ハハハ』 アメリカ 29歳

P「まったく……」

『ミナミをそんなふうな眼で見ることは、許しません』 ロシア&日本 15歳

ちひろ「あ、えっと…この方は……」

P「見なかったことにしておきましょう……」

ちひろ「見なかったことにしてお次は…あやめちゃんです」ｶﾀｶﾀ

『ほら見ろ！やっぱりニンジャは実在するんだ！』 ポーランド 24歳

『そしてゆくゆくは対魔忍に……』 オーストラリア 28歳

『それは見たいような見たくないような……』 エストニア 19歳

『もしあやめがそうなったら泣きながらパンツ脱ぐよ……』 ジャマイカ 26歳

ちひろ「えっと…対魔忍っていうのは？」

P「知らなくていいです。調べなくてもいいです」

ちひろ「はぁ……」

ちひろ「気にしないことにして、次は…あら？電話が鳴ってますね。ちょっと応対してきますね」

P「あ、はい、よろしくお願いします」

P「…それにしても、これだけ海外で認知されてるのは嬉しい限りだな」

P「どれどれ、他のアイドルは…っと」ｶﾀｶﾀ

P「お、ちひろさんのタグもあるのか。どれどれ」ｶﾀｶﾀ

『新種のガチャを開発中で、5月末に導入予定らしい』 ドイツ 31歳

『スタドリには禁止薬物が注入されているらしい』 デンマーク 38歳

『1ヶ月間ぶち抜きの走破イベントを企画中らしい』 ロシア 29歳

P「……」

P「……」ﾁﾗｯ

ちひろ「はい、その件に関しては私が直接ご説明致します。企画書を持参しますのでそれを基に」

P「……」

P「いまのうちにジョギングしてスタミナつけとこ……」ﾀﾀｯ…

ちひろ「ええ、夏のボーナス後に。今後は海外への展開も考えております。うふふ」


お し ま い