ディケイド「ここが這いよれ!ニャル子さんの世界か」 (100)

仮面ライダーディケイドと這いよれ!ニャル子さんのクロスSSです
両作品を見返していたら書きたくなったので書きました
ディケイドは最終回後、ニャル子さんは原作完結前の時系列です
一部オリジナルのパワーアップフォームが登場します


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462615457

・光写真館
士「どうやら新しい世界に来たようだな」
夏海「なんでしょう、この背景ロール。黒っぽくて、なんかお化けみたいなのがいて不気味です」
ユウスケ「そして士のそのスーツ、なんなんだ」
士「どうやら…教師みたいだな」
ユウスケ「教師か、また高校生じゃなくてよかったな」
夏海「あれは傑作でしたね」
士「五月蝿いぞ、ナツミカン」
夏海「夏海です。とりあえず学校にでも行ってみましょうか」

・八坂家
真尋「おはよう」
ニャル子「おはようございます。真尋さん」
クー子「おはよう、少年」
ハス太「おはよう、まひろくん」
シャンタッ君「みー」
頼子「おはよう、ヒロ君」
ニャル子「…というわけで、これはかなりまずい事態ですね」
クー子「うん、地球に悪の手が伸びている」
真尋「……」

ニャル子「早めに手を打たないといけませんね」
クー子「蹂躙されて黙っているわけにはいかない」
真尋「………」
ニャル子「厳しい戦いになるかもしれません」チラッ
クー子「人は愛と勇気というナイフを持った戦士だから戦わずにはいられない」チラッ
真尋「………母さん、今日の朝ご飯なに?」

ニャル子「真尋さん。私達の会話が気にならないんですか」
真尋「なんだよ、またくだらないことなんだろ」
ニャル子「違いますよ、大事件なんです」
真尋「大事件?」
クー子「実はS級の宇宙犯罪者として指名手配された男が、地球に逃げ込んだらしい」
真尋「もうこんな時間じゃないか、早く朝食食べないと」
ニャル子「真尋さん、少しはちゃんと聞いてくださいよ」

・学校
余市「おはよう、八坂君」
真尋「おはよ、余市。あれ、まだ先生来てないのか?」
余市「うん、どうしたんだろうね」
ハス太「あ、誰か来たみたいだよ」
余市「誰だろうね、見たことない先生みたいだけど」
士「俺は門矢 士。臨時教師としてきた」
田中「門矢先生、いつもの先生はどうしたんですか」
士「さあな、知らん」
カシャ
真尋(知らんって大丈夫かあの教師。というかなんで写真撮ってるんだ)

ニャル子「さあ、帰りましょうか」
真尋「またこれかよ」
ニャル子「どうしたんですか、真尋さん、ああ、また紅王症候群ですか」
ハス太「まひろくん覚えてないの? 門矢先生の授業凄かったよ」
クー子「とくに『俺の美技に酔いな』って決め台詞がかっこ良かった」
真尋「決め台詞があるってどんな授業なんだよ」

・宇宙牢獄
ダァーン
見張り1「ぐはぁ」
見張り2「な、なんなんだお前は」
仮面ライダーシザース「……」
鳴滝「ふははは。この檻か、見つけたぞニャル夫」
ニャル夫「お前は…誰だ」
鳴滝「そんなことより、ここから出たくはないか?」
ニャル夫「出たい!ここから出てニャル子に復讐をぉ!」
鳴滝「わかった、出してやろう。そのかわり私のいうこときいてもらおう」
ニャル夫「ああ」
鳴滝「やれ、シザース」
仮面ライダーシザース「………」
バキィドコォ
鳴滝「さて、せっかくだがこの世界にいるディケ―」
ニャル夫「ハ、ここから出れば貴様に用はない。くらえ」
ドーン
仮面ライダーシザース「馬鹿な!私は…絶対生き延び―」
シュウウウ
ニャル夫「待っていろニャル子!今こそ復讐のときだ!」
鳴滝「ハアハァ、クソ。おのれディケイドオオオオォ」

・道路
士「で、なにか分かったのか」
夏海「私のほうは特には」
ユウスケ「俺のほうも有力な情報は」
士「いったい俺はこの世界で何をすればいいんだ」
夏海「まあ、そんなに焦らずに―あれ?ここさっきまでこんなにも暗かったですか」
士「たしかにおかしいな」
夏海「つ、士君。あ、あれ」
ナイトゴーント「ウボァー!」
士「ようやくお出ましか」
士「変身」
『カメンライド ディケイド』

・通学路
ニャル子「真尋さん、真尋さん。ゲームセンターに寄って行きましょうよ」
真尋「駄目だ、母さんが夕食つくって待ってるんだから」
ニャル子「ようやくニャルライジングが地球でもできるようになったというのに…」
?「ウボァー!」
真尋「何だ、今の鳴き声」
ニャル子「ナイトゴーントのようですね。行ってみましょう」

・結界内
真尋「ナイトゴーントと……なんだあのピンクの奴は。クトゥルー神話じゃなさそうだけど」
クー子「ニャル子…あれはもしかして」
ニャル子「ええ、あいつは」
真尋「知ってるのか」
ニャル子「はい、私も忘れかけていましたけど、今朝話してましたでしょう。S級の宇宙犯罪者として指名手配された男が地球に逃げ込んだらしいと」
真尋「まさか」
ニャル子「そうです。あいつこそS級指名手配犯、悪魔ディケイドです」
真尋「DK堂? あのケーキ屋?」
ニャル子「真尋さん、DK堂ではありません。ディケイドです」

ディケイド「たああ」
ナイトゴーント「ぐぁあ」
ディケイド「ふん」
『アタックライド スラッシュ』
ナイトゴーント「♯$%&:@!?」
ディケイド「ふう」パンパン
夏海「やりましたね、士君」
ニャル子「待ちなさい、ディケイド」

ディケイド「お前はたしか俺のクラスにいた……見ていたのか」
ニャル子「何をわけのわからないことを。ハス太くんは真尋さんを守ってください、クー子はあのディケイドの仲間を」
ハス太「わ、わかった」
クー子「了解」
ニャル子「変…身」
ディケイド「変身だと」
フルフォースフォーム「私、参上」

ディケイド「その姿、この世界のライダーか」
フルフォースフォーム「私に質問をしないでください。そして悪魔ディケイド。さあ、あなたの罪を数えなさい」
ディケイド「ここでも悪魔扱いか。それにしてもさっきからどっかで聞いたような台詞ばっかりだな」
フルフォースフォーム「喰らいなさい。私の宇宙CQCを」
ディケイド「しかたない。手早くやるか」
『カメンライド カブト』
真尋「姿が変わった!?」
ニャル子「姿が変わったところでどうということはありません」
ディケイドカブト「変わったのは姿だけじゃないぜ」
『アタックライド クロックアップ』
ニャル子「クロックアップですか、ならばこちちも」
ディケイドカブト「クロックアップについてきている」

ニャル子「オラァ」
バキィ
ディケイドカブト「おい、そこだけはやめr…ぐおお」
ユウスケ「大丈夫か、士。くそ、俺も」
ユウスケ「変し-」
ドン
クー子「あなたの相手は私」
ユウスケ「き、君は?」
クー子「答える義理はない。私の宇宙CQC百式」
ドン ドン
ユウスケ「ぐおぉ」

とりあえず改行してくれ読みにくい

ディケイドカブト「ユウスケ!……これで行くか」
『カメンライド ヒビキ』
『アタックライド オンゲキボウ レッカ』
ディケイド響鬼「はあ!」
ゴオオオ
ニャル子「この程度の炎、いつもつきまとわれている変態の炎に比べれば生温いもんです」
ディケイド響鬼「効いてない!?」
ニャル子「今度はこっちから行きますよ。私の宇宙CQC七百五十三式」
真尋(いったいいくつまで増えるんだ、あいつの宇宙CQC)
ニャル子「ニャル子・ジャッジメント」
バッシュウウ
ディケイド「おあああ」

>>16 
すいません、改行し忘れてましたね

これからは気をつけます

ニャル子「これにて一件コンプリ……てエエエ」

士「うう」

ニャル子「か、門矢先生!?」

ユウスケ「士!」

クー子「どういうこと?」

ハス太「?」

真尋「このタイミングで臨時教師なんて変だとは思ってたけど、またこういうパターンかよ」

夏海「士君、しっかりしてください」

ハス太「ねえ、ほんとに門矢先生が悪魔ディケイドなの? とてもそうは見えなかったんだけど」

ニャル子「そんな筈は、たしかに課長の指示が」

『しゃららーら しゃらららーら しゃららーら』

ニャル子「あ、課長。丁度聞きたいことが、ディケイドの件なんですけど……いやDK堂じゃなくて……え、そんな指示だしてない……え、ええええ」

真尋「どうした、ニャル子」

ニャル子「大変です、ニャル夫に…もとい野良ニャルラトホテプが脱獄したそうです」

真尋「ニャル夫がか」

ハス太「ニャル夫?」

真尋「ニャル子のあに―」

ニャル子「私とは一切関係のない野良のニャルラトホテプです。」

クー子「前に幻夢境を襲った張本人」

真尋「……あれ?前にも脱獄しなかったか。なんか女装させられたような嫌な記憶が」

ニャル子「何の事ですか?真尋さん、融合係数でも高くなっちゃったんですか」

ハス太「と、ところで門矢先生はどうするの?」

ニャル子「そうでした、課長はそんな指示は出していないと言ってましたし」

真尋「それってつまり」

クー子「何者かが、課長に成りすまして私たちを利用しようとした」

ハス太「いったい誰が?」

真尋「それを考えるのは一度家に帰ってからにしよう。まずは門矢先生を」

士「俺は大丈夫だ、こういうのには慣れて……ぐあぁ」

ユウスケ「士、無理するな」

夏海「士君、もしかしたらこの人達何か知っているかもしれませんし、お言葉に甘えていきましょう」

八坂家

頼子「おかえり。あら、その人達は?」

真尋「母さん話しは後で、今は傷の手当を」

士「痛、もう少し丁寧にやれナツミカン」

夏海「ちょっとくらい我慢してくださいよ、士君」

ユウスケ「あ、ありがとう」

ハス太「そんなお礼なんて。怪我させちゃったのぼくたちなんだし」

士(それにしても、ハスター製薬?)

ニャル子「まっひろさ~ん、私も怪我しちゃったんで手当してくださいよ~♡」

真尋「嘘付け、お前傷1つ付いてなかっただろ」

クー子「ニャル子、ニャル子。私の手当、し♡て♡」

ニャル子「傷があるんだったら見せてください、塩を塗り込んでやりますよ」

真尋「おい、お前らそんなことしてる場合じゃないだろ。まずはこの状態を整理しないと」

ユウスケ「そうだよな、とりあえず自己紹介でもするか。俺は小野寺ユウスケ」

士「知ってると思うが俺は門矢士。で、こっちがナツミカンだ」

夏海「光夏海です」

真尋「僕は八坂真尋」

ニャル子「そしてその嫁のニャルラトホテプのニャル子です」

真尋「だれが嫁だ」

クー子「違う、ニャル子は私の嫁。ちなみに私はクトゥグアのクー子」

ニャル子「だれが嫁ですか」

ハス太「ぼくはハスターのハス太。まひろくんはぼくの―」

真尋「それ以上は喋んなくていいからな」

士「ニャルラトホテプにクトゥグアにハスターか、大体わかった。お前らはクトゥルー神話の邪神だな」

ニャル子「おや、クトゥルー神話をご存知で」

士「ああ、一言でいうとハワード・フィリップス・ラヴクラフトによって作られた創作神話だろ」

ユウスケ「士、よくそんなの知ってるな」

夏海「創作? じゃあ、本物の神話じゃないんですか?」

士「いや、本物も何も神話なんてどれも作り話に決まってる」

夏海「なるほど、ここはクトゥルー神話の世界ですか」

ニャル子「ちょっと違いますね。クトゥルー神話のほうが私たちをモデルに作られたんですよ」

夏海「モデルに?」

ニャル子「はい。我々が過去に地球に飛来したときに、ラヴクラフト御大と遭遇しましてね」

夏海「地球に飛来……て、ことはあなた達は宇宙人なんですか?」

ニャル子「その通りです。信じられませんか、なら私の変身能力で…」

士「やめろ、宇宙人なら何度かあったことがある。そして俺には絶対に変身するなよ」

ニャル子「そうですか」

真尋「ところで門矢先生の方こそ何者なんですか?あのピンク色の姿は」

士「まず、その門矢先生というのはやめろ、士でいい。あとディケイドはピンクじゃないマゼンタだ。そして俺は通りすがりの仮面ライダーだ」

真尋「仮面…ライダー? バイクに乗ってないのにですか?」

士「たまたま乗ってなかっただけだ。まあ、俺は持ってるけど中にはバイクを持ってないライダーもいるけどな」

真尋「じゃあ他にもライダーが?」

士「ああ、そこの2人もそうだ」

ニャル子「ま、ようするに私のフルフォースフォームのようなものでしょう」

ユウスケ「いや、ちょっとちが-」

士「大体あってる」

真尋「よし、自己紹介も終わったし本題に入るか」

ニャル子「まずは誰が私たちに偽の情報を流したかですが。一体誰なんでしょう、時間的に野良ニャルラトホテプでもないみたいですし…」

?「それをやったのは私だ」

全「!?」

ニャル子「誰ですかあんたは」

士「やはりお前か、鳴滝」

真尋「知り合いか? というか勝手に人の家に入って来んな」

士「俺のストーカーみたいなもんだ」

鳴滝「ここでお前らの旅を終わらせるつもりがまたもや失敗してしまった。おのれディケイドオオオオォ」

士「知るか」

ニャル子「偽の情報をながしたのはこの男として、野良ニャルラトホテプの脱獄はどうやって……だいぶ厳重に捕まっていたようですし」

鳴滝「それをやったのも私だ」

真尋「お前かよ」

鳴滝「そう、偽の情報を流したのは私。そしてニャル子と戦いダメージを受けているであろうディケイドにとどめをさすため、ニャル夫を脱獄させたのも私。……しかしそれはディケイドの旅を終わらすために必要なこと、つまりこの状況は…はっ!全部ディケイドのせいだ! ハハハハハッ! おのれディケイドオオオオオォ、この悪魔め!」

真尋「いやその理屈はおかしい」

鳴滝「そしてニャル夫に裏切られた今、私にこの世界でできることはない。というわけだ、ディケイド。次の世界こそ貴様の最後の世界だ。待っているぞ!」

ション

真尋「消えた!?」

士「あいつはいつも通りだな」

ニャル子「というわけで、あとは私のところに来るであろう野良ニャルラトホテプをぶちのめせば、めでたしめでたしですね」

真尋「今回は簡単に片付けそうだ」

クー子「簡単に片付く、私たちはこのときそう思っていた。しかしそれが……そもそもの間違いだった」

真尋「いやなナレーションをいれるな」

ユウスケ「それにしても真尋君は三人もの可愛い女の子と一緒に暮らせて羨ましいな」

ニャル子「真尋さんは私のものですけどね。ねえ、真尋さ~ん♡」

真尋「おい、やめろ。抱きつこうとするんじゃない。士さん達もいるんだぞ」

グサ

ニャル子「い、いつもにまして手厳しい」

ユウスケ「ま、真尋君。フォークはやり過ぎじゃないかな」

夏海「そ、そうですよ」

士「生意気な女にはちょうどいいだろ。俺も今度ナツミカンに使うか」

夏海「光家秘伝 笑いのツボ」

グキッ

士「アハハハハハ」

真尋「笑いのツボってそういう意味じゃないだろ」

夏海「とにかく、フォークはいけません。いえ、それ以前に女の子の暴力をふるうこと事態だめです」

真尋「で、でも相手は邪神で…」

夏海「笑いのツボ」

グキッ

真尋「アハハハハハ、わ、わかりました」

ハス太「あ、あとぼくは男だよ」

ユウスケ「ええええ。た、たしかに制服は男子のだけどでもその顔は」

ニャル子「そういえば言ってませんでしたね。ハス太君は正真正銘の男の子ですよ」

夏海「だ、だって真尋君が好きだって」

ハス太「愛に性別は関係無いんだよ」

?「その通りだとも」

全「!?」

士「か、海東」

真尋「またかよ。なんで勝手に入ってくるんだよ」

海東「わざわざ怪盗がおじゃましますって言うと思うかい?ま、そんなことはどうでもよくて、そこの君。君はさっき凄くいいことを言ったね」
ハス太「え?」

海東「そうだよ、愛に性別は関係無いんだよ」

士「黙れ。というか何をしにきた」

海東「決まってるじゃないか。僕はお宝を探しにきたんだよ」

?「ちょっと、いい加減離しなさいよ」

?2「ここって八坂真尋の家じゃない」

真尋「今度はなんだ!?」

ガチャリ

ユウスケ「キ、キバーラ? とそっちの緑の髪の人は?」

真尋「ル、ルーヒー? とそっちのコウモリみたいなのは?」

ユウスケ「え?」

真尋「知り合い?」

キバーラ「聞いてよ、栄ちゃんにみんなの帰りが遅いから、見て来てくれって言われたのよ。そうしたらこの女が私も連れてけって無理矢理付いてきて」

夏海「ああ、それで」

シャンタッ君「み?」

キバーラ「ってなによ、この馬面は」

シャンッタッ君「みー」

キバーラ「ちょっとこっち来ないでよ」

シャンタッ君「みーみー」

士「仲間だと思われてるんじゃないのか」

ルーヒー「八坂真尋、どういうことなの。私の屋台はどこなの」

真尋「屋台?」

ルーヒー「とぼけないで、ちょっと目を離したら私の屋台が写真館に変わってたのよ。で、中にいたおじいさんから、みんなが戻って来ない事にはどうにもならないって言うから付いて来たらここよ。さあ、屋台を出しなさい、さあ」

ハス太「ル、ルーヒーさん。ちょっとおちつこうよ」

真尋「た、助かった」

ニャル子「まあ、野良ニャルラトホテプが来るまでゆっくりしていましょう」

真尋「おい、仕事しろ」

士「そうだな。家宝は寝て待てと言うしな」

真尋「お前は人の家でくつろぐんじゃない」

士「ああ、さっきそこのニャルラトホテプにやられた傷が痛むな」

真尋(どいつもこいつも……)

ニャル子「あ、真尋さん。突然ですがちょっとあの結晶体を貸してほしいんですが」

真尋「いいけど、なんかあるのか?」

ニャル子「いえちょっと微調整を」

頼子「あれ、おかしいわ」

真尋「どうしたの?母さん」

頼子「みんなにお茶をいれたんだけど、1つ足りないのよ」

真尋「数え間違いじゃないの」

頼子「ちゃんと12個いれたんだけどなあ」

真尋「数えてみよっか。まずここに僕と母さんとニャル子でしょ。あっちにいるのが夏海さんで、その横で写真を撮ってるのが士。ソファーにハス太とルーヒーがいて、その上の方で飛び回っているのがシャンタッ君とキバーラちゃん。テレビを見ているのがユウスケさんと海東。ここまでで9人と2匹で、最後に隅の方で携帯ゲームで対戦してるのがニャル子とクー子………え、ニャル子!?」

ニャル子「これで終わりですっと。お呼びですか。真尋さんってえええ私!?」

クー子「くすん、途中まで勝ってたのに。ん!?ニャル子がふたり……天国♡」

ニャル子「誰ですかアンタは。このキュートでセクシーなナイスボディの私と同じ姿を…あ、わかりました。私のファンですね。サインをあげますから、早くお家に帰りなさい」」

ニャル子?「フハハハハハハハ」

全「!?」

夏海「ニャル子ちゃんがふたり、まさかワームですか」

海東「いや、きっと違うね」

士「その前になんで自分がふたりいて気づかないんだ。どこの1号だ」

夏海「私たちが言えることじゃありませんけどね」

ニャル子?「相変わらずだな、ニャル子。我がいも-」

ニャル子「あんた、まさか野良ニャルラトホテプですか」

シュルン

ニャル夫「ククク、私は地獄から蘇ったのだ。貴様に復讐するためにな」

ニャル子「アアン、なに寝ぼけたこと言ってるんですか。さっさとブタ箱に戻りなさい。それともまたドガバキっとやられたいんですか」

ニャル夫「フ、強気だな」

ニャル子「当たり前だのクライム要塞島です。再生怪人は弱いに決まってますでしょう」

ニャル夫「これを見ても同じ事が言えるかな」

ニャル子「それ!?なんであんたがその結晶体を持ってるんですか」

真尋「あ! もしかしてさっきの」

ニャル夫「そうだ、さっきのニャル子はこの私だ」

ニャル子「ちょっと真尋さん。あっさり騙されないでくださいよ」

真尋「ご、ごめん。そっくりだったから」

ニャル子「全然違ったじゃないですか。目がつり目とかマフラーや手袋の色が違うとか」

真尋「いやそれは無かった。第一お前マフラーも手袋もしてないじゃん。というか、邪神レーダーはどうしたんだよ」

ニャル子「…………おのれディケイドオオオオオオ。私の邪神レーダーもディケイドによって破壊されてしまいました」

真尋「ふざけんな」

海東「それよりもいいのかい。アイツもう逃げちゃってるけど」

ニャル子「ああ、いつの間に」

士「気づくの遅すぎんだろ」

ニャル子「追いますよ。真尋さん」

・道路

ニャル子「こら待ちなさい」

真尋「駄目だ。相手の方が速い」

ニャル子「あの野良ニャルラトホテプあんなに足が早くなかったはずですが」

ブオオオオン

士「退いてろ、こいつなら追いつくはずだ」

真尋「いつの間にバイクを」

ニャル子「そうか、その手がありましたね。シャンタッ君」

シャンタッ君「みー!」

ニャル子「ちょっとくすぐったいですよ。なに、痛みは一瞬です」

士「おい、それは俺の台詞だ」


海東「僕の台詞を使うなんて、著作権の侵害だよ」

士「っておい、お前いつの間に後ろに乗ってんだ。降りろ」

海東「やだ」

士「とりゃ」

ドガ

海東「タカガルバアアアッ」

真尋「大丈夫なのか、あれ」

士「むしろ大丈夫じゃなくていい。ん、いつの間にバイクを」

ニャル子「しっかり掴まっててください真尋さん。ゴー マシンシャンタッカー」

士「ああ、大体分かった」

・土手

ニャル子「さて、ここまで距離が縮まればあとは…ニャル子ブレイク」

ブルルーン!

真尋「うわ」

グキィ

ニャル夫「タカトラガルゥッ」

ニャル子「さあ、返しなさい。あんたもあれがどんな物かは分かっているでしょう」

ニャル夫「ファファファファファファファ」

ニャル子「どうしたんです。ドガバキにされ-」

士「危ない」

ダダダダダッ

ニャル子「銃弾!?」

真尋「な、なんだ!?」

?「フフフなのだ」

士「今の攻撃にその鬱陶しい語尾。まさか」

?「私は復活したのだ。再生スーパーアポロガイストとして」

士「名前まで鬱陶しくなったか」

ニャル子「なんなんですか?あんた」

真尋「やめとけニャル子、聞くだけ無駄だ」

再生スーパーアポロガイスト「私はとても迷惑な存在なのだ」

ニャル夫「おい、アポロガイスト。約束どおり盗ってきたぞ」

再生スーパーアポロガイスト「ご苦労、では撤退するのだ」

士「させるか」

士「変身」

『カメンライド ディケイド』

ニャル子「私も」

ニャル子「変…身」

再生スーパーアポロガイスト「貴様らの相手はこいつがするのだ。出てこい死神クロノス」

死神クロノス「この死神クロノスがCHAOSGODの邪魔をするものを切り刻んでやる」

ディケイド「CHAOSGODだと」

死神クロノス「ここで消えるお前達には関係ないことだがな」

フルフォースフォーム「よし、ここはディケイドに任せて、私たちは奴らを追いましょう」

ディケイド「おい」

死神クロノス「フハハハ、俺だけでは無いぞ」

CHAOSGOD戦闘工作員1「ジーィ」

CHAOSGOD戦闘工作員2「ジーィ」

CHAOSGOD戦闘工作員3「ジーィ」







CHAOSGOD戦闘工作員45「ジーィ」

フルフォースフォーム「うわ、なんかうじゃうじゃ出てきやがりました。こういうザコって、ターン数かかる上に経験値もゴールドも溜まらないからいやなんですよね」

ディケイド「さてと」

『アタックライド イリュージョン』

ディケイド「「「「「やるか」」」」」

・道路

ハス太「あれ、海東さん」

夏海「なんでこんな所で寝ているんです。先に行ったんじゃないんですか?」

海東「いててて、まあ色々あってね。しょうがない奥の手を使うか」

『カメンライド ディエンド』

『カメンライド リュウキ』

ディエンド「痛みは一瞬だ。やっぱりこの台詞は僕が一番似合うね」

『ファイナルフォームライド リュ リュ リュ リュウキ』

リュウキドラグレッダー「オオーン」

ハス太「わ、凄い龍だね」

クー子「でも、私が宇宙で見かけた緑色の龍ほどじゃない。あの龍は500m以上はあった」

ユウスケ「何か嫌な予感がする。急ごう」

ディエンド「ちょっと、僕が乗るために出したんだよ。第一、君はバイクを持っているだろ」

夏海「これ掴まりにくいんですが」

ディエンド「もう乗ってるし」

リュウキドラグレッダー「オオーン」

ハス太「う、うごいた」

クー子「でも、ニャル子の居場所は私がニャル子粒子反応を追えば一発でわかる。だから私は必要」

ハス太「僕だってまひろくん粒子反応を追えるよ」

ディエンド「僕だって士粒子反応くらい追えるよ。だから君たちは不要」

夏海「私だって士くん粒子反応を」

ユウスケ「夏海ちゃんまで、皆なにを張り合ってんの」

・土手

ディエンド「あ、あれ士達じゃないか」

フルフォースフォーム「トオッ」

CHAOSGOD戦闘工作員10「ジ…」

フルフォースフォーム「何やってたんですか、遅すぎますよ」

ディケイド「「「「「タアッ」」」」」」

CHAOSGOD戦闘工作員11「ジ…」

CHAOSGOD戦闘工作員12「ジ…」

CHAOSGOD戦闘工作員13「ジ…」

CHAOSGOD戦闘工作員14「ジ…」

CHAOSGOD戦闘工作員15「ジ…」

ディケイド「そうだ、遅いぞ。特に海東」

ディエンド「……士」

真尋(やっぱこいつ悪魔だ)

クー子「私の宇宙CQCバニッシャー改」

ドガ ドガ ドガ

CHAOSGOD戦闘工作員16「ジ…」

ハス太「ハア」

ビュービュー ビュービュービュー

CHAOSGOD戦闘工作員17「ジ…」

ディエンド「じゃあいつもので」

『カメンライド ライオトルーパーズ』

夏海「キバーラ、あれキバーラ?」

ユウスケ「キバーラならルーヒーさんと一緒に真尋君の家だけど」

夏海「私、変身できないじゃないですか」

ユウスケ「まあまあ、ここは俺に任せて」

ユウスケ「変し-」

死神クロノス「させるか」

ジャキン

ユウスケ「イテテテ。またかよ」

ディケイド「ユウスケ!……死神か、神にはこいつだ」

『カメンライド アギト』

『フォームライド アギト フレイム』

カン カン 

死神クロノス「そんな剣でこの鎌に勝てるとでも思っているのか」

ディケイドアギト フレイムフォーム「それは死亡フラグだぞ」

フルフォースフォーム「そのとおりです」

死神クロノス「な、いつの間に後ろに」

フルフォースフォーム「ニャル子クラッシュ」

死神クロノス「だ、だがその一撃だけで俺の体が敗れるわけがない。俺が勝ったぞー」

ディケイドアギト フレイムフォーム「だから死亡フラグだって言ってるだろうが」

ディケイドアギト フレイムフォーム「とおりゃ」

ガキーン

死神クロノス「CHAOSGODに栄光あれ」

ドドドゴーン

夏海「光家秘伝 笑いのツボ」

グキッ

グキッ

CHAOSGOD戦闘工作員30「ジィィィ」

CHAOSGOD戦闘工作員31「ジィィィ」

真尋(凄いな、夏海さん。敵と素手で戦ってる)

CHAOSGOD戦闘工作員32「ジー」

CHAOSGOD戦闘工作員33「ジー」

真尋「っと、危ない」

グサッ

グサッ

CHAOSGOD戦闘工作員32「ジ…」

CHAOSGOD戦闘工作員33「ジ…」

夏海(凄い、真尋君、フォークだけで敵と戦ってる)

クー子「ハア」

ボオオ

CHAOSGOD戦闘工作員45「ジ…」

クー子「どうやらこれで最後みたい」

士「アポロガイスト達には逃げられたか」

ニャル子「そ、そんな」

真尋「とりあえず家に戻って立て直そう」

・八坂家 

真尋「今更だけど、結局あの結晶体は何なんだ?」

ニャル子「………」

真尋「ニャル子?」

ニャル子「ごめんなさい、真尋さん。しばらく一人にさせてください」

真尋「ニャル子…」

士「敵がCHAOSGODとか言ってたんだが、海東、お前なにか知らないか」

海東「CHAOSGOD…か。聞いたことないね。でもGODといえばXの世界で元々アポロガイストがいた組織だ」

士「ああ、大ショッカーにも組み込まれていたな」

海東「しかしあの結晶体を持ってかれるとはね。あれは僕が先に目をつけたのに」

士「海東、お前やっぱり」

海東「そうさ、あの結晶体こそこの世界のお宝さ」

頼子「ヒロくん」

真尋「僕、やっぱニャル子のところ行ってくる」

真尋「なあ、ニャル子」

ニャル子「…なんですか真尋さん」

真尋「僕にはあれがどんな物か分からないけど、ニャル子らしくないぞ」

ニャル子「…私らしく」

真尋「そうだ、いつもニコニコじゃなかったのか」

ニャル子「…いつもニコニコ」

真尋「ほら、元気だせよ。ぼ、僕は落ち込んでいるニャル子より笑ってるニャル子の方が…その…ほら……す、好きだぞ」

ニャル子「………」

真尋「そ、そうだ。たまにはニャル子の手料理が食べた-」

ニャル子「真尋さん!」

真尋「な、なんだ」

ニャル子「今の台詞、本当ですか。私のことが大好きで私の手料理が毎日食べたいって」

真尋「いや毎日とは言ってねえよ。つーか落ち込んでたんじゃ」

ニャル子「なんの事です。私はニャルラトホテプですよ」

真尋「お前な、本気で心配したんだぞ」

ニャル子「いや、落ち込んでいたのは事実ですよ。でも真尋さんという宇宙一のお宝に比べればあんなもん」

真尋「ニャル子」

ユウスケ「てか俺達いつまでいるんだ」

夏海「そうですね、おじいちゃんも待ってるでしょうし」

頼子「あら、もう帰っちゃうの」

ニャル子「いいんですよ、これからは私と真尋さんのスーパーいちゃラブタイムなんですからね」

真尋「ハア……」

ニャル子「ってあれ!?冷蔵庫の中に食材がありませんよ」

頼子「ああ、そうだった。今日お買い物に行こうとしたらときに、士さんたちが来ちゃって行けなかったのよ」

真尋「材料が無きゃ料理はできないもんな」

ニャル子「こうなったら私のとっておきの-」

真尋「わかってると思うが宇宙産の物は食べないからな」

ニャル子「デスヨネー」

真尋「まあ、今日はおとなしく店屋物でも-」

夏海「あ、だったらウチに来ませんか?ウチなら色々食材もあったと思いますし」

ニャル子「本当ですか!」

士「おい、ナツミカン」

夏海「いいじゃないですか、食事は皆で食べたほうが美味しいですよ」

・光写真館

全「いただきます」

ニャル子「はい、私の愛情たっぷりのフカヒレスープです」

真尋「エルトダウンシャークとかじゃないだろうな」

ニャル子「正真正銘の地球産ですよ。はい、あーん」

真尋「いいよ、自分で食べるよ」

ニャル子「ウルウル」

真尋「わかったからそんな目をすんな」

士「で、ナツミカン。それはなんなんだ」

夏海「なんなんだって、私のもフカヒレスープですよ」

士「………」

夏海「はい、あーん」

士「いらん」

夏海「ウルウル」

士「そんな目してるとナツミカンがカビミカンになるぞ」

夏海「笑いのつぼ」

士「アハハハハ」

夏海「はい、どうぞ」

士「ぎゃハハハ、やめハハハ、あつハハハハ、スープがハハハハ、あつハハハハハ」

おもしろい
ただセリフが淡々としすぎている、もっと「!」や「ー」「っ」を入れてほしい

ユウスケ「どっちもラブラブだなあ」

クー子「やるよ」

ハス太「やろうよ」

海東「やっちゃうよ」

ユウスケ「みんな、とりあえず落ち着こう。料理もあるんだし」

海東「タコの刺身、ミートソーススパゲッティにフカヒレスープか」

ハス太「すごいね。和洋中、全部そろってる」

頼子「本当はスパゲティだけだったんだけどね。ルーヒーさんが丁度屋台の材料の一部を持っていたのと、夏海ちゃんも作るって言い始めたから」

>>52
ありがとうございます

記号が多過ぎると読み辛いかなと思いあえて少なくしていたんですが、少し多めに入れてみますね

真尋「クー子、僕の刺身食べていいぞ」

ルーヒー「安心しなさい、地球産よ」

真尋「じゃあ、なんで持ち歩いてんだよ! 腐るだろ!!」

ルーヒー「私は水属性の邪神よ」

真尋「そういえばそうだったな」

ルーヒー「だから安心して食べなさい」

真尋「もう全部食われたけどな」

クー子「美味美味♡」

キバーラ「あら?私のスパゲッティだけ卵がかかってる」

シャンタッ君「みー!」

キバーラ「あ、あなたがやってくれたの。ありがとう」

シャンタッ君「みー!みー!」

キバーラ「でも私には栄ちゃんがいるのよね~」

シャンタッ君「み…」

ニャル子「さて景気付けにここらで一本!」

クー子「そ、それはアーカム酒」

頼子「あら、未成年の飲酒は駄目よ」

ニャル子「ご安心を、このアーカム酒はノンアルコールドリンクです」

頼子「あら、そうなの」

ニャル子「と、いうわけで真尋さんも一口」

真尋「断固拒否する!」

ニャル子「そ、そんなこと言わずに」

真尋「だってお前今、すっげえ不純な目してるもん! というか名前からしてヤバいだろっ」

ニャル子(チィッ、真尋さんを酔わせてフュージョンステイツする私の計画が…)

ルーヒー「うぃっく、らいらいね。なんでやらいがないのろ!!」

ハス太「ルーヒーさん。のみすぎは体によくないよ」

カシャ

ハス太「士さん。こんなところとらないでよ」

士「緑と黄色。なかなかお似合いなんじゃないのか」

ルーヒー「あにあい!? やったり! やったり、あなたもひょうおもう!?」

ハス太「ルーヒーさん。おちついてよ」

士「さてと、じゃあ俺も一杯」

夏海「ダメですよ。仮面ライダーが飲酒なんてしちゃ!」

真尋「もう、朝か……って朝!?。しまったあのまま寝ちゃったのか! 起きろニャル子」

ニャル子「ううん、真尋さん。なんですか、昨日はあんなに激し-」

真尋「ふざけてる場合か!?今日も学校なんだぞ」

クー子「ニャル子。私、初めてだったの」

ニャル子「ふざけたこと言ってると永眠させますよ!」

真尋「ハス太も起きろ。朝だぞ」

ハス太「まひろくん…きの-」

真尋「よし、起きたな! とりあえず家に帰って鞄だけとって、そのまま学校に行こう」

ニャル子「ちょっと待ってください、まだ昨日の酔いが醒めてないんです」

真尋「酔いってやっばりあれお酒だったのかよ。クー子は大丈夫なのか」

クー子「私は『ダゴンの力』を飲んでいたから平気」

真尋(一体何本飲んだんだ、あいつら。それにしても『邪神一発』『眼兎龍酒』に『宇宙征服』か、どれを飲んでもSAN値が下がりそうだな……)

・通学路

真尋(いつもより道が空いてるな。時間が遅いせいかな)

士「さて、俺は先に行ってるぞ」

ブロロロロ

ニャル子「あ、そうかバイクという手がありましたね。よし、シャンタッ君!」

真尋「やめろ、徒歩でも十分間に合うだろ」

ハス太「ま、まひろくん。あそこに誰か倒れてるよっ」

真尋「あ、あれって、余市!?」

余市「う、うう」

真尋「大丈夫か、余市」

クー子「あっちにも誰か倒れてる!」

ニャル子「た、珠緒さん!?」

珠緒「ニャ、ニャル子ちゃん…」

ニャル子「しっかりしてください。珠緒さん」

ハス太「よくみたら向こうのほうにも沢山倒れてるよ」

真尋「酷い……」

クー子「一体誰が」

ニャル子「決まってますでしょ。アイツらですよ!! どうせそこらへんにいるんでしょう、ニャル夫!」

ニャル夫「ファファファファ、やっと出てきたか、ニャル子。今日こそ兄より優れた妹など存在しないことを-」

ドガア

ニャル夫「ぐおお!?」

ニャル子「真尋さん。下がっててください」

ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ

ニャル夫「ひ、ひいぃ」

ニャル子「逃がしませんよ!」

ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ

クー子「あれこそがニャル子激情体」

ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ

真尋「もう全部ニャル子1人でいいんじゃないかな」

ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ

ニャル夫「た、助けてくれぇっ」

ドガァ ドガァ ドガァ ドガァ ド-ギューーーン

再生スーパーアポロガイスト「そこまでなのだ!」

ニャル子「アアン!?邪魔するんならアンタもこうなりますよ」

再生スーパーアポロガイスト「フ、いくのだ!」

CHAOSGOD戦闘工作員46「ジーィ」

CHAOSGOD戦闘工作員47「ジーィ」







CHAOSGOD戦闘工作員108「ジーィ」

士「またこいつらか」

真尋「士!? 先に行ったんじゃ」

士「町中がこの有様なんだ。異変に気づいて戻ってきたんだ」

士「変身」

『カメンライド ディケイド』

・採石場

真尋「っておい。いつの間にこんな場所に!?」

ディケイド「気にするな、よくある事だ」

ニャル子「そうですよ。いつものご都合主義的な結界の応用ですよ」

ニャル子「変身」

フルフォースフォーム「さて、ひとアバレしますか」

再生スーパーアポロガイスト「フハハハハ、見よ! 我が怪人軍団を! ここが貴様らの墓場となるのだ」

真尋「な、なんだ」

ネプチューン「ネプチューン~」

ムーンビースト「ゴォー」

パニック「パニック~」

名状しがたい狼女「ウガー」

ヘラクレス「ヘラクレス~」

ヘビ人間「シュルルルル」

メドウサ「メドウサ~」

おぞましき夢魔「ククッ」

キクロプス「キクロプス~」

ミノタウロス「ミノタ-」

フルフォースフォーム「トリャア」

ドドドド

真尋「いや、名乗りくらい最後まで名乗らせてやれよ」

フルフォースフォーム「なに言ってんですか真尋さん。今時あんな登場の仕方は流行らないんですよ!」

真尋「それにしてもクトゥルー以外の神話も混ざってる…いやそっちの方が多いか。なあニャル子、あいつらも宇宙人なのか?」

フルフォースフォーム「いや、あんな奴らは見たことありませんが」

ディケイド「ああ、あれはGODの怪人だ」

ユウスケ「おーい」

海東「待たせたね」

キバーラ「私もいるわよ~」

フルフォースフォーム「さて、全員揃ったことですし。ここからが私達のステージです」

ユウスケ「変身!」

クウガ「よし、やっと変身できた」

海東「変身」

『カメンライド ディエンド』

夏海「いきますよ、キバーラ」

キバーラ「はーい」

夏海「変身」

キバーラ「かぷっ♡」

鉄腕アトラス「アトラス中地球」

ゴロゴロゴロゴロ

フルフォースフォーム「あらよっと」

ガキーン

フルフォースフォーム「ホームランです!」

鉄腕アトラス「ば、馬鹿な!? バール1本で」

ドゴーン

名状しがたい狼女「ウーガー」

シャシャ

ディケイド「おっと」

名状しがたい狼女「ウッガ」

ディケイド「うろちょろしやがって」

『フォームライド ファイズ アクセル』

名状しがたい狼女「!?」

ディケイドファイズ アクセルフォーム「とお」

名状しがたい狼女「ウカアァァァ」

ドガーン

キマイラ「フォォォ」

クー子「その程度? じゃあ、今度は私のターン」

ブオオオオォォ

キマイラ「俺に炎が効くわけがああぁぁ」

ボオーン

おぞましき夢魔「クック」

仮面ライダーキバーラ「ハアァ」

おぞましき夢魔「クックック」

仮面ライダーキバーラ「手応えがない!?」

キバーラ「そっちは幻よ。本物はこっち!」

おぞましき夢魔「クック」

仮面ライダーキバーラ「ヤアアアァッ」

おぞましき夢魔「クウウゥ」

シュワワワワ

鳥人イカルス「イカルスデスウィング!」

ドーン ドーン

ハス太「び、びっくりしたあ」

鳥人イカルス「ハハハハ」

ハス太「こうなったら、ハアァ」

ビュービュー

鳥人イカルス「グ、お、落ちる!」

ドガーン

世界を嘲り笑う暗黒のチョコレート人間「ウィヒヒヒヒヒ」

クウガ「タアッ」

世界を嘲り笑う暗黒のチョコレート人間「ウィヒヒヒヒヒ」

クウガ「ダメか。そうだ。ニャル子さん! そのバール、一本貸して」

ニャル子「いいですけど、これはバールではなく正確には名状しが……聞いちゃいませんね」

クウガ「超変身」

クウガ ドラゴンフォーム「トリャアッ」

世界を嘲り笑う暗黒のチョコレート人間「ウィヒ……ヒヒ……ヒ」
 
ドロロロロ

マッハアキレス「このアキレスの餌食となるがいい」

真尋「アキレスって、たしか」

マッハアキレス「このスピードにはついてこれまい。くらえ」

フルフォースフォーム「あ、真尋さん!? あぶな-」

真尋「よし、狙いを定めて」

グサ グサ

マッハアキレス「ギャアアアア」

ガコーン

真尋「かかとが弱点なんだよな」

フルフォースフォーム「真尋さん、たくましくなりましたね…」

ナイトビースト「ブヲオオオ」

ディエンド「やれやれ」

『カメンライド デンオウ』

電王「俺、参上!」

ナイトビースト「ブヲオオオ」

電王「俺の必殺技パート2!!」

ナイトビースト「ブオ…」

グサッ ドガーン

電王「へへ、ついでだ。いくぜ! いくぜ! いくぜ!」

ガッシュ ガシャン

ネプチューン「ぐああ」

ヘビ人間「シュウウ」

フルフォースフォーム「いた。何するんですか」

ディケイド「おい、そいつは味方だぞ」

電王「あ、紛らわしいんだよ。大体黒いヤツは悪いヤツなんだよ」

ニャル夫「おい、どういうことだ!? どんどんやられているぞ」

再生スーパーアポロガイスト「どうやら、思った以上に奴らの戦力が大きようなのだ」

ニャル夫「ふざけるなっ」

再生スーパーアポロガイスト「安心しろ、さっきこの世界の人間から集めたライフエナジーさえあれば」

ジュウウウウウウ

再生スーパーアポロガイスト「はあああああっ」

ニャル夫「おお!」

モンスターガイスト「私がじきじきにディケイドを倒しにいこう!」

モンスターガイスト「ディケイド、勝負なのだ」

ディケイド「お前、アポロガイストか?」

モンスターガイスト「ふはははは」

ダァーン ダァーン

ディケイド「パワーアップしてやがる」

ディケイド「これでいくか」

『クウガ アギト リュウキ ファイズ ブレイド ヒビキ カブト デンオウ キバ ファイナルカメンライド ディケイド』

ディケイドコンプリートフォーム「くらえ」

『ブレイド カメンライド キング』

『ファイナルアタックライド ブ ブ ブ ブレイド』

バッバッバシューン

モンスターガイスト「その程度か」

ダダダァーン 

ディケイドコンプリートフォーム「ぐああ」

フルフォースフォーム「セイヤーッ」

ガキン

モンスターガイスト「ん? ニャルラトホテプか。貴様も私の野望を遂げるにはとても邪魔な存在なのだ!」

真尋「なあ、そもそもお前の野望ってなんなんだ?」

モンスターガイスト「フハハハハ、私の野望それは宇宙一迷惑な存在になることなのだ!」

真尋「はああああああ!?」


モンスターガイスト「そう、復活して流れ着いたこの世界で私は決意したのだ、今度こそとても迷惑な存在になってやるとな。そのためにエネルギーを厚めいていた私はある情報を手に入れたのだ」

ディケイドコンプリートフォーム「情報?」

モンスターガイスト「この世界には宇宙でも有名なとても迷惑なニャルラトホテプがいることなのだ!」

真尋「それって」

モンスターガイスト「もちろん、そこにいるニャルラトホテプのことなのだ!」

真尋「…………おい、ニャル子おおおお! またお前が原因か。というかお前本当に地球に来るまでになにやってきたんだよ!」

フルフォースフォーム「ま、まあ若気の至りですかね」

真尋「はあ…」

フルフォースフォーム「ディケイド、それを私に貸しなさい」

ディケイドコンプリートフォーム「は、ケータッチをか?」

フルフォースフォーム「いいから貸しなさい」

ディケイドコンプリートフォーム「おい、やめろ。引っ張るな!」

ガシャコン

ディケイド「おい」

フルフォースフォーム「これが俗に言うパワーアップアイテムですね」

フルフォースフォーム「ムフフフ」

『マヒロサン マヒロサン マヒロサン マヒロサン マヒロサン マヒロサン マヒロサン マヒロサン マヒロサン ファイナルニャルコライド マヒロサン』

コンプリートフルフォースフォーム「これが私のコンプリートフォームです♡」

真尋「全部僕じゃねーか、ふざけるな!」

コンプリートフルフォースフォーム「見てください、私の真尋さんへの愛!」

『ファイナルアタックライド マ マ マ マヒロサン』

ヒュゴゴゴゴゴゴゴ グサァ

モンスターガイスト「ガアアアアア、こ、こんなふざけた攻撃に、私は今度こそ宇宙一迷惑な存在になるのだアアアアアア」

ドドドガーン

コンプリートフルフォースフォーム「ふぃー。私に倒せないハードルは無いんですよ」

ガシ ガシ

コンプリートフルフォースフォーム「ってクー子にハス太くん、なに掴んでるんですか!」

クー子「これさえあれば私もニャル子のカードが沢山張り付いた私のコンプリートフォームが-」

ハス太「これがあればぼくもまひろくんのカードがいっぱいのぼくのコンプリートフォームが-」

コンプリートフルフォースフォーム「離しなさい、変態。第一人のアイテムを勝手に使おうとは図々しいですね」

ディケイド「お前が言うな!さっさと返せ」

フルフォースフォーム「でももうザコしか残ってませんし、私の活躍シーンも無さそうですね」

ニャル夫「ちょっと待った、この私を忘れてもらっては困る」

フルフォースフォーム「でももうザコしか残ってませんし、私の活躍シーンも無さそうですね」

ニャル夫「おい、待てといっているだろう!」

フルフォースフォーム「なんですか、まだボコされ足りないんですか?」

ニャル夫「ファファファファ、まだ私には奥の手がある」

フルフォースフォーム「どうやったってもう無駄ですよ無駄アッ」

ニャル夫「コレを見てもそれが言えるかな」

真尋「その結晶体は」

フルフォースフォーム「あ、忘れてました。それも早く返しなさい、それはアンタみたいな野良ニャルラトホテプが持っていていいものではありませんよ!」

真尋「忘れる程度のものだったのか?その結晶体」

ニャル夫「CHAOSGODの改造を受け、この結晶体のエネルギーを吸収した私はまさに無敵となる! ファファファ、超変身」

パシュウウウウウ

ブラックマルス「見よ! 私のこの姿を」

フルフォースフォーム「はあ、そんなハッタリが私に通用するとでも。シャオラアッ」

バスン

パスンブラックマルス「ふん、その程度か」

ズバッ

フルフォースフォーム「うわ」

真尋「ニャル子!?」

クー子「よくもニャル子を!」

ボウ ボオ

ブラックマルス「フッ」

クー子「嘘、私の最大出力なのに」

ディケイド「退いてろ!」

『ファイナルアタックライド ディ ディ ディ ディケイド』

ブラックマルス「痛くも痒くもないわっ」

ジャコン

ディケイド「ウアアアッ」

仮面ライダーキバーラ「士君!?」

クウガ「士!?」

ブラックマルス「どうだニャル子、ようやくわかったか。兄より優れた妹など存在しないのだ!」

フルフォースフォーム「へえ、よく言いますね。地方の4流大学に浪人して入ったくせにっ」

ブラックマルス「くう、まだ言うか。ならばこの場でお前……いやその前にそこの虚弱貧弱無知無能な地球の小僧を葬り去ってやるか」

フルフォースフォーム「させませんよ。真尋さんは私が守ります!」

ブラックマルス「無駄だ」

ガキン

フルフォースフォーム「ああっ」

ブラックマルス「消えろ。虚弱貧弱無知無能な地球の小僧め」

真尋「うわあああ」

『アタックライド ブラスト』

バシュ バシュ バシュ

ディケイド「待てよ」

ブラックマルス「ふん、またお前か。わからん、なぜお前までこの虚弱貧弱無知無能な地球の小僧を守ろうとする?」

ディケイド「……お前には何億光年たったってわからないだろうな」

ブラックマルス「なんだと」

クウガ(光年は時間じゃなくて距離の単位なんだけどな…)

ディケイド「俺達がコイツを守る理由? 決まってるだろ、コイツが周りの人間から愛されてるからだ。そこのニャルラトホテプだけじゃない。クトゥグアとハスター、シャンタク鳥に実の母親。人は愛のためならどこまでも強くなれる。まあ、誰からも愛されなかったお前には永遠にわからないと思うがな」

ブラックマルス「…なんなんだ。お前達は」

ディケイド「通りすがりの仮面ライダーと」

フルフォースフォーム「いつもニコニコ真尋さんの隣に這いよる混沌ニャルラトホテプです!」

ディケイド「覚えておけ!」

ニャル子「覚えておきなさい!」

ブラックマルス「く、愛などくだらん。私がそれを証明してやる」

ドバーン

真尋「なにか方法はないのか」

フルフォースフォーム「そういえば、アト子ちゃんから送られてきた試作品が-コレです。このハンドルをモチーフにした刀。名付けてハンドル刀です」

ハス太「見たまんまだね。……もうすこしえくせんとりっくな名前をつけない?」

フルフォースフォーム「いや、ハンドル刀! 決定です。というわけでくらいなさい。私の宇宙CQCタイプスピード」

ガキン

ブラックマルス「そんな玩具でなにができる」

フルフォースフォーム「ふはあ、新アイテム補正が効かないですと!?」

ドタッ

ディケイド「ニャルラトホテプ。何か落としたぞ」

フルフォースフォーム「そ、それはニャルライジングのレアカード」

ディケイド「このカード。……もしかしたら。いや、でも。おい、ニャルラトホテプ」

フルフォースフォーム「はい?」

ディケイド「一か八かやってみるか。ちょっとくすぐったいぞ」

フルフォースフォーム「なにする気ですか。私の体は真尋さん専用で-」

『ファイナルフォームライド ニャ ニャ ニャ ニャルコサン』

フルフォースフォーム「な、なんですかこ!? 体が勝手に」

真尋「ええ!どうなってるんだ。ニャル子が名状しがたいバールのようなものに」

ディケイド「……」

クー子「ニャル子。黒くて長くて固くなったニャル子も素敵」

ニャルコメイジョウシガタイバールノヨウナモノ「ちょ、クー子。触るんじゃねーです! ディケイド!一体どうなってるんですか?」

ディケイド「知るか」

真尋「まさか、あのゲームのカードが伏線。またこんな展開かよ……」


ディケイド「まあ、いい。いくぜ」

『ファイナルアタックライド ニャ ニャ ニャ ニャルコサン』

ディケイド・ニャルコメイジョウシガタイバールノヨウナモノ「私達の宇宙CQC!ディケイドバージョン!」

ブラックマルス「バカな、この私が負けるだとっ」

ドッガアアアアアアアアン

ニャルコメイジョウシガタイバールノヨウナモノ「まさかキャンペーンレアのカードにこんな力があったとは。」

ディケイド「まったくどうなってるんだ」

ニャルコメイジョウシガタイバールノヨウナモノ「まっひろさーん。ニャル子、頑張りましたよ♡」

真尋「わかった。わかったからその姿で迫らないでくれ!」

ニャルコメイジョウシガタイバールノヨウナモノ「あれ?でもこれどうやって戻るんですか」

クー子「このままニャル子をお持ち帰り-」

ニャルコメイジョウシガタイバールノヨウナモノ「ちょ、クー子!?引っ張るんじゃねーですよ!?」

仮面ライダーキバーラ「やりましたね。士君」

ディケイド「ま、俺にとっては朝飯前だったがな」

仮面ライダーキバーラ「そう言えばまだ朝ご飯を食べてませんでしたね」

・光写真館前

真尋「もう行くんだな」

士「ああ、俺達は旅を続けるからな」

夏海「ところで町の人達はどうなったんですか?」

ニャル子「ああ、あの野良ニャルラトホテプを倒したら皆元気になりましたよ」

士「まあ、よくあることだな」

ニャル子「あ、ちなみに張本人はポータブル宇宙牢獄で宇宙に送り返しましたよ。今度は怪獣墓場の小惑星の中に埋め込んで二度と脱獄できないようにしてもらいます」

海東「ああ、それがいいよ」

士「海東!? お前今までどこに」

海東「いや、あの後、結晶体をなんとか回収しようとしたんだけど、そこのニャルラトホテプに邪魔されてね。しょうがないから士、早く次の世界に行こうか」

士「まったく」

真尋「じゃあな」

士「ああ」

・八坂家

真尋「ふう、今回も色々あったな」

ニャル子「そうですね、真尋さんから私への愛の告白とか」

真尋「ま、待て!? アレは告白とかじゃなくてお前を勇気付けるための-」

ニャル子「でも、あの言葉は本心なんでしょう」

真尋「それは……」

クー子「ニャル子、大変なことになった」

ニャル子「なんですか、今いいところでしたのに。邪魔するんじゃねーですよ」

ハス太「でもニャル子ちゃん。地球でラヴクラフト御大のアイコンが見つかったらしいんだよ」

ニャル子「なんですと」

真尋「なんだ。アイコンって?」

ニャル子「アイコンというのはですね。『愛と混沌の人生録』のことです。略して『愛混』です!」

真尋「それのどこが凄いんだ」

ニャル子「アイコンにはその人間の生まれてから死ぬまでの全てのことが書かれているんですよ」

真尋「へ、へえ」

ニャル子「おまけに15個集めると願いを叶えてくれるという特典付きです。こうしてはいられませんね。今すぐ出発しますよね?」

真尋「おい、ちょっと待って」

ニャル子「答えは聞いてません」

真尋「ニャル子ー!」

・ 光写真館

夏海「あの二人、これからどうなるんでしょうね」

士「さあな、まあ混沌コメディーがこれからも続いていくんじゃないのか」

夏海「そうですね。ところで士君。私もたまには士君に這いよってみましょうかね」

士「やめろナツミカン。気味が悪い……ん?」

キバーラ「栄ちゃん!? しっかりして、栄ちゃん」

夏海「どうしたんです。キバーラ?」

キバーラ「大変なのよ。現像した写真を見たら、栄ちゃんが固まっちゃったの」

夏海「写真……ですか?」

士「しまった。あの邪神達の写真か。ナツミカン。見るんじゃない。SAN値が下がるぞ!」

夏海「きゃ、ちょっと士君。押さないでください」

ユウスケ「うわ。おっと」

キバーラ「キャー」

カッシャーン

終わり

これでおしまいです

ご覧くださった方、ご指導していただいた方、誠にありがとうございました。


後半からいっきに読みやすくなったから、いろんなss見てまた挑戦してほしい。

ちなみに敵の元ネタ

名状しがたい狼女、おぞましき夢魔など
スマートフォンアプリ「這いよれニャル子さん・ザ・カオス」に登場した敵キャラクター


モンスターガイスト
「仮面ライダー11戦記」に登場したアポロガイストの強化形態

ブラックマルス
「仮面ライダーX」に登場予定だったがアポロガイストが人気してお蔵入りした幹部キャラ

>>95
ありがとうございます

次回書くとしたら恐らく特撮キャラ同士のクロスになると思います

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