女教師「君を私の物にする為ならどんなことだってやるよ」 (430)

ちょっと胸糞注意かも


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女「はい…ではこの問題を…」

男「…」

女「男くん」

男「は、はい…」

女「解いてくれますか?」

男「…」

女「どうかしましたか?早く答えてください」

男「すいません…わからないです…」

女「なぜわからないのですか?そこまで難しい問題ではないはずですよ」

男「…ごめんなさい」

女「…」

女「今日も放課後残れますか?」

男「…はい、大丈夫です」

女「では、また放課後…一緒に勉強しましょう」



女「二人きりで」

男「…」

「ん?どうした早く帰ろうぜ」

男「…ごめん、今日も帰れないや」

「ああ、そうだったな、そういや今日も残るように言われたなお前」

男「うん…」

「あの問題俺も全然わからんかったわ」

「あたりまえじゃん習ってないんだから」

「え、マジで?じゃあなんで男に答えさせようとしたの?」

「こいつたぶん嫌われてんだよあの教師に」

男「…」

「性格最悪だしな…すげー美人だけど」

「いくら美人でも無理だわ…俺あの女が一回でも笑ってるとこ見たことねーもん」

「災難だな男…変な奴に目つけられちまって…」

男「…はは…ほんとにね…なんでだろうね…」

「ま、頑張れよ、また明日な」

男「うん、また明日…」





男「…」

女「男くん」

男 ビクッ

女「…」

女「他のクラスの子たちはみんな帰ったみたいですね」

男「はい…そうみたいです」

女「よろしい…では席に座ってください」

ガチャ

男「…」

男「どうして鍵…閉めるんですか…?」

女「どうしてって?そんなの決まってるじゃないですか」ガシッ

男「っ…」

女「私と君…二人だけのこの空間……この時間を…」

女「誰にも邪魔させないためですよ」

男「や、やめてください…もう…いやです…こんなの…」

女「君の意思は関係ありませんよ?どうするかは私がすべて決めるんです」

女「…だって君は私の物なんですからね」ギュ

男「ち、違いますよ…僕は別に先生の物なんかじゃ…ないd

ギュ

男「うっ…!」

女「違わないです…君は私の物です…私だけの物…」

女「私の…唯一の生徒…」ギュー

男「い、いたい…っ…は、離して…」

女「君は痛がってる顔もかわいいですよ、たまらなく愛おしい……」

男「うぅ////」

女「男くん…」

男「///」サッ

女「…ほら、よそ見しないでください」チュ

男「…ん!」

女「んっ…ふふっ…」

女「キスしてしまいました…」

男「ほ、ほんとにやめてください…こんなこと…」

女「なぜですか?」

男「な、なぜって…だってこんなの…誰かに見つかったら…」

女「私は別に構いませんよ、誰にこのことがばれたとしても…」

男「…え」

女「君は私の物…私の生徒です…」ナデナデ

女「どんなことがあっても私が…一生君のことを守りますからね」

男「…」

女「ふふっ、いい子です」ナデナデ


女「…」

女「ああ、もうこんな時間ですか…」

女「君といると本当に時間が過ぎるのが早いですね…このまま時間が止まればいいのに…」

男「…」

女「なんていつも思ってます…」

男「どうして…」

女「ん?なんですか?」

男「どうして僕なんですか

女「ふふっ、どうしてでしょうね」

男「…」

女「とりあえず、今日は帰りましょう」

女「あまり暗くなると危ないですからね」

男「…はい」

女「…」

男「…あの…」

女「なんですか?」

男「離してくれないと…帰れないです…」

女「ああ、ごめんなさい…そうですよね」パッ

男「…すいません」

女「いえ…気を付けて帰ってくださいね」

男「はい…失礼します」

女「…」



女「また明日会いましょう、男くん」

男「…」スタスタ

男「…なんで先生は…僕なんか…」

男「…からかってるだけ…だよね…きっと…」

男「…」

男「…あんな綺麗な人が…僕なんて本気で相手にするわけない…」

男「…」

男「僕はクズだから…」

男「こんな奴のこと好きなんて…絶対ありえない…」

「なに一人で歩きながらぶつぶつと言ってるのですか?」

男「!!」

妹「…うるさいからやめてもらっていいですか?」

男「あ…い、妹…ごめん…」

妹「…」

妹「ごめん?ごめんじゃないでしょ?ごめんなさいですよね?」

男「…あ、いや…あの…ご、ごめん…な…さい…」

妹「…」

妹「聞こえないのですが…ちゃんと大きな声で言ってもらってもいいですか?」

男「…」

妹「言えって言ってるでしょ?こんな簡単なことも言えないほどに頭悪かったのですか?」

男「…ごめんなさい」


妹「…」

妹「はぁ~…本当にどうしようもないクズですね…あなたは…」

男「…」

妹「…今…帰りですよね?」

男「うん…」

妹「うんではなく、はいでしょ?」

男「…はい」

妹「よろしい」

妹「で、最近ずいぶんと帰りが遅いみたいですけど…一体何をやってるんですか?」

男「…」

男「…特に…何も…」

妹「何もしてないはずないですよね?またあの頭の悪そうな友達と遊んでるのですか?それならそれでちゃんと連絡するように言ってますよね?」

男「…」

妹「家では親の目があるのであまり強くは言ってませんが…」グイッ

男「っ…」

妹「どこで何してるのかいいなさい」

男「…」

男「担任の先生に…残るように言われて…放課後…勉強見てもらって……ます…」

妹「…」

妹「担任の先生って…確か若い女性の人…ですよね?」

男 コクン

妹「…」

妹「放課後毎日残るように言われてるのですか?どうして?」

男「授業の問題がわからなかったり……たぶん…僕が馬鹿だから…」

妹「…」

妹「情けないですね…こんなくずが兄であることが恥ずかしくてたまりません…」

男「…そう…だよね…ごめんね…」

妹「…」

妹「次から放課後は学校に残らずにすぐ帰ってきてください…私が特別に勉強を教えてあげます」

男「!!そ、そんなの…悪いよ…」

男「妹も今いろいろ忙しいだろうし…」

妹「私に勉強教わるのがそんなに嫌なんですか?」

男「そうじゃないけど……」

妹「もしかして私よりその先生に教わるほうがいい……なんて思ってないですよね?」

男「…」

男「妹にこれ以上迷惑かけたくない…から…だから僕のことは気にしないで…いいよ…」

妹「…は?」

男「!」ビクッ

妹「これ以上私に迷惑かけたくないですって?そう思うなら私の言うことちゃんと聞いてくれませんか?」

男「き、聞いてるよ…」

妹「聞いてないですよね?聞いてるのだったら私の言うことに逆らったり意見することなんてないはずなんですけど」

男「…」

妹「何か言ったらどうなんですか?」

男「…ご、ごめんね…でもほんとに大丈夫だから…自分でなんとか…」

妹「優しく言ってる間に言うこと聞いてくださいね、兄さん」

男「っ…」

妹「ここでは手は出せない…なんて思ってないですよね?」

男「…」ビクビク

妹「…帰って…母さんたちが寝て…その後私の部屋でこの話の続きしますか?私は別にそれでもいいのですけど」

男「そ、それはいや…」

妹「…」

妹「…明日からは早く家に帰ってきてくださいね、その先生になんと言われても…」

男 コクン

妹「はい、では帰りましょうか…もうずいぶん暗くなってしまいました…」


男「はぁ…今日も疲れたな…」

男「……」

男「…」

妹「兄さん」

男「!」ビク

妹「お風呂入ったんで次兄さんの番ですよ」

男「あ、ありがとう…わざわざ…」

妹「お風呂から出たら私の部屋に来てくださいね」

男「え…」

妹「勉強教えますので、教科書とか持ってきてくださいね」

「なに?妹ちゃんお兄ちゃんに勉強教えてあげるの?えらいわね~。さすが私の子だわ」

「いや父親の俺に似たんだよ」

妹「ふふっ…さ、兄さん入ってきてください」

男「あ、うん…わかっ…りました…」

妹「…家では普通に喋れって何回言えばわかるんですか?」ボソボソ

男「ご、ごめん…」

妹「とにかく…早くしてくださいね」

男「うん…わかった…」

妹「…」




コンコン

妹「どうぞ、入っていいですよ」

ガチャ

男「…」

妹「…なに突っ立ってるんんですか?早くこっちに来てください」

男「あ…うん」

妹「さて…」

妹「母さんたちはもう寝てましたか?」

男「う、うん…わからないけど…たぶんもう寝てると思う…」

妹「…」

妹「そうですか…じゃあ…」バンッ

男 ビクッ

妹「多少騒いでも大丈夫…ですよね…」

男「べ、勉強教えてくれるんじゃ……」

妹「ああ…そうでしたね…」

妹「でも今日はいいです、それよりはやらないといけないことがあるので」

男「…」ブルブル

妹「最近兄さん生意気なんですよね~…私の言うこと全然聞いてくれない…」

妹「私が夜部屋に呼んでも来てくれないし…兄さんは自分の部屋に鍵付けちゃうし…」

妹「もしかして私を部屋に入れないために付けたんですか?」

男「ち、ちがうよ!そんなんじゃないk

バキッ

男「うっ…!」

妹「誰も喋っていいなんて言ってないですよ?ねえなんで喋ったんですか?」

男「ご、ごめんなさい…」ビクビク

妹「はぁ…」

妹「……最近甘やかして…兄さんに優しく接してたのが間違いでした…」

妹「兄さんみたいなクズは優しくしたらすぐ調子に乗って…自分の立場がわからなくなる…」

男「ぅ…」

妹「…」

妹「兄さん…服脱いでください…」

男「!!ま、待ってよ…もうそういうのは辞めようって…」ビクビク

ガシッ!

妹「やっぱり自分の立場忘れてるみたいですね…ふふっ…」

男「い、いたっ…髪引っ張らない…で…」ウルウル

妹「泣くんですか?まあ泣いたって許しませんけど…」

男「お願い…やめて…こんなのおかしいよ…」

妹「…きれいな顔してますよね…兄さんって……ボロボロにしたくなる…」

男「ヒッ…うぅ…」

妹「ふふっ…」




妹「今日はたっぷり可愛がってあげますからね……兄さん



寝るかね
また今日の夕方頃に


妹「ハァハァ…兄さん…んっ…」

妹「ふふっ…いいですね…私…兄さんのそんな顔見るの好きですよ……」

妹「もっと見せてください…その情けない顔…」チュ

妹「ハァハァ…んっ…」

妹「…ハァハァ…え?……もう出そうなんですか?…いいですよ…出しても…」

妹「…ふふっ…ちゃんと中で出してくださいね…兄さん…」

妹「んっ…何逃げようとしてるのですか…駄目ですよ…」

妹「あなたは一生…永遠に私の言うことだけ聞いてればいいのです…」

妹「…」





妹「絶対に逃がしませんからね…ふふふっ」

翌日

「おはようー」

男「おはよう…」

「ん?お前なんか顔色悪くね?」

男「え…そうかな…」

「まあ仕方ねえよ…昨日もあの女と二人で勉強してたんだろ」

「普通は嬉しいけどな…あんな美人と二人きりだなんて…」

「俺は絶対にやだね。いくら美人でもあれはないわ」

男「そ、そこまで言わなくても…」

男「別に悪い人じゃないし…」

「でもさ…いくらなんで愛想無さすぎなんだよな」

「あれは一生結婚出来ないよな」

「出来ないね…ちょっと心配になるわ」

女「私の心配はいいので自分達の心配をしたらどうですか?」

「!!」

「あ、先生いたんすね…」

女「君たち二人は最近また成績が落ちてきていますよ?」

「ギクッ」

女「このままでは他の人より一年間多く学校に通う…ということもあるかもしれませんね」

「い、いやー…それは…」

女「それが嫌ならもう少し真面目に勉強したほうがいいですよ?」

「りょ、了解でーす…行こうぜ…」

「お、おう…」スタスタ

女「…」

男「あ…お、おはようございます…」

女「はい。おはようございます男くん」

男「すいません…」

女「君が謝る必要はないですよ」

女「…」ジィ

男「ど、どうかしましたか…?」

女「顔色…ほんとに悪いですね…どこか体調が悪いのですか?」

男「…大丈夫ですよ…心配しないでください…」

女「そんなわけにはいきませんね」ギュ

女「教師が生徒の心配をしないわけにはいきません」

男「ちょ…は、離れてください…誰かに見られたら…」

女「大丈夫…大丈夫です…少しだけですから…」

男「…」

女「何かあるならすぐ私に言ってくださいね…」

女「君の為なら私は何でもしますから…」



妹「…」

「それでさー…」

「…へー…そうなんだ…あんたあそこ行くんだ…」

妹「…」

「ねぇ妹ちゃん」

妹「はい、なんでしょう?」

「妹ちゃんは確かお兄さんがいるとこに行くんだよね?」

妹「ええ…そうですね」

「でも妹ちゃんならもっといいとこ行けるのに…なんか勿体ないよねー」

妹「…」

妹「そうですよね…兄がもう少しだけ賢ければ…別のところも行けたのですが…」

「?」

「べ、別に無理して一緒の学校に行こうとしなくてもよくない?」

妹「それは駄目ですよ…私は兄さんと出来る限りの一緒にいなければなりなせんから」

「そ、そうなんだ…おお兄さん思いなんだね…」

妹「…」

妹「出来の悪い兄を持つと苦労しますよ」

妹「私が一生面倒を見ないと行けませんから…」

女「はい、では今日の授業はここまでです」

キリーツレイ
アッザシター
ヨッシャカエロウゼ

男「…」

女「男くん」

男「…はい」

女「今日も放課後一緒に勉強しましょう」

男「あ、いや…あの…」

女「…」

男「…その…最近帰りが遅いから…家族が心配してて…」

女「…ご両親から許可は頂いていますが?」

男「りょ、両親ではなくて…その…」

女「…」

男「だ、だからもう…残れない…です…」

女「…なるほど」

男「すいません…」

女「…」

グイッ

女「少し場所を変えて二人で話しましょう」

男「え…あ…ちょ…ま、まって……」



「ああ…男のやつまた捕まってるよ…可哀想に…」

「ま、いいじゃんいいじゃん、俺たちも早く帰ろうぜ」

女「…」グイッ

男「せ、先生…待ってください…」

男「自分で歩きますから…引っ張らないで…」

女「…わかりました」

女「…」

女「…では、この部屋に入りましょうか」

男「い、いや…だから…もう早く帰らないと行けなくて…」

女「いいから入ってください」

男「!…」ビクッ

女「…早く…言うこと聞きなさい」

男「わ、わかり…ました…」ガチャ

女「…」

ねむいな…
またしばらく後で

女「…」

男「…」

男「あ、あの…」

女「はい」

男「…僕…ほんとに帰らないと行けなくて…」ソワソワ

バンッ!

女「…」ジィ

男「ご、ごめんなさい…」ビク

女「…」

女「…私と一緒にいるのが…そんなにいやなんですか…?」

男「え、えっ…と…」

女「早く答えなさい」ガシッ

男「っ…いた…いです…や、やめてください…」

女「なぜですか?どうして私を怒らせるするようなことをするのですか?」

男「べ、別にそんなつもりじゃなくて……」

女「では一体どういうつもりなんですか?なぜ私と一緒にいることを嫌がるのか教えてください」

男「…」

女「…あまり怒らせないでください…君に手荒いことはしたくないので…」グッ

男「…っ」

男「…い、妹が…その…」

女「…」

男「は、早く帰ってこいって…言ってて…」

女「…」

男「す、すいません…妹に心配かけたくないので…早く帰らないと…」

女「…ずいぶんと妹さん思いなんですね」

男「そ、そんなんじゃなくて…ただ…」

女「ただ…なんですか?」

男「…」

男「妹は僕の為に…その…色々と…助けてもらってるので…」

女「…」

男「本当にいい子なんです…妹は……僕みたいな人間と違って…」

男「だから…出来る限りの妹の言うことは聞いて……なるべく迷惑かけないようにしないといけないんです…」

男「…」

男「僕はクズだから…だから…ちゃんと…妹の言うこと聞かないと……じゃないと…」

女「聞かないと…何かされるのですか?」

男「っ…」

男「…ぜ、全部…僕のことを思って…」ビクビク

女「…落ち着いてください…大丈夫ですから…」

ギュ

女「わかりました…男くん…君がそこまで言うのならもう帰っていいですよ」

男「すいません…僕…」

女「泣かないでください…君の悲しむ顔は見たくありません…」







女「全部私が何とかしますから…ね?男くん…」

おやすみ



ーーーーーーーーーーーーーーーーー


「なあどっか遊びに行かね?」

「やだよ、お前と二人で遊んでも楽しくない」

「ひどくね!?」

「このまままっすぐ家に帰ってたまには勉強でもするよ」

「じゃあお前の家行っていい?一緒に勉強しようぜ」

「断る、男ならともかくお前は家に入れたくない」

「なんでだよおおおおおお!!」



妹「あの、すいません…ちょっといいですか?」

「!!…おい!なんか知らんが美少女が俺に話しかけてきたぞ…!」

「あ、妹だ」

「えええ!お前妹なんていたのか!?しかもこんな美人な…嘘だろおい…」

「いや俺の妹じゃないから、男の妹だからな…あとお前少し黙ってろ」

妹「…今…帰りですよね?」

「ああ、そうだけど」

妹「兄さんは一緒ではないのですか?あなたと兄さん…小さいころから大体いつも一緒にいますよね?」

「う~ん、最近帰りは一緒じゃないな」

妹「…」

妹「今日も…学校に残って…」

「お、なんだ知ってんのか…俺たちの担任の教師にな…まあなんていうか…う~ん…」

妹「…わかりました…ありがとうございます」

「え、なにわかったの?さっすが天才だな。褒めてやろうか?」

妹「いえ…結構です…あなたのような品性の欠片もない人に褒めてもらっても嬉しくないので…」











「おお~その口の悪さ変わらないな」

妹「…」

妹「では私は失礼しますね…どうも…お邪魔しました」スタスタ



「いや~、相変わらず変な奴だな…」

「ええ…本当に…あれが男の妹…なのか…すげえ口悪いじゃん…」

「ああ、そうだよ」

「…男の奴もいろいろと大変なんだな…可哀想に…」









妹「…」

妹「兄さんが…また私の言うことを聞いてくれなかった…」ブツブツ

妹「何度も何度も言ったのに……また私を怒らせるようなことして……どれだけ私を困らせれば気が済むの…兄さん」

妹「…」

妹「少し甘やかせすぎたかな…」

妹「…」

妹「やはりもっと厳しくしなければ……あのクズにはわからないみたいですね…自分の立場ってものが…」

妹「…」










男「…」

ガチャ

男「ただいまー…」

妹「おかえりなさい兄さん」

男「あ…た、ただいま…ど、どうしたの?」

妹「どうしたって…兄さんのことを待ってたにきまってるじゃないですか」

男「わ、わざわざ玄関で待ってなくても…」

妹「ええ、今日は早く帰ってきてくれましたね」

男「…うん…約束したから…守らないとね…」

妹「…」

妹「そうですね…約束はちゃんと守らないといけませんよね?」

男「え?…」

バキッ

男「うっ…!」

妹「嘘つくんじゃねーよゴミくずが…」

男「!う、嘘なんてついてない…い、言われた通り早く帰ってきたよ…」

妹「うるさい誰が喋っていいって言った」ボコッ

男「ぐっ…い、いたいから…殴らないで…」

妹「黙れって言ってるのがわからないのか?あ?」

バシッ、ドスッ…ガッ…

男「っ…ううっ…お、お願い…やめ…て…うぐっ…」

妹「やめてじゃないでしょ?自分が悪いってことわかってる?ねぇわかってるの?」

バシッ…ガッ

男「ううぅ…くっ…ゲホッ…」

妹「わかってるのかって聞いてるんだからちゃんと答えろよクズが!!」

ガンッ!

男「うっ!…ゲホッ…ゲホッ…ハァ…ハァハァ…」

妹「…ハァハァ…」ガシッ

妹「ほら……ちゃんと答えてくださいよ…兄さん…」

男「ハァ…ハァ…ご、ごめんなさい…ほんとに…何で怒ってるのか……わからない……」

妹「…」

男「い、妹の言うことはちゃんと聞いてるよ?だ、だってほら…今日はほうk

妹「私たまたま今日会ったんですよ、兄さんのお友達に…」

男「え…」

妹「そのお友達に聞きましたよ?兄さんは今日も放課後残ってるって…」

男「ち、違うよ!それは…

妹「言い訳はもう聞き飽きましたよ兄さん」





妹「…私…言いましたよね?…何度も…何度も言いましたよね?」

バシッ、ゲシッ

妹「私の言うとおりにしないとどうなるのか…私に逆らったらどうなるか…」

ガシッ、ガンッ

妹「なのにどうしてわかってくれないのですか?ねえどうして?」

バンッ…ヅシッ…

妹「…」

妹「ねえ…兄さんは私を困らせてそんなの楽しい?私を怒らせて楽しんでるの?」

妹「小さいころからずっーーーっと…同じ目に合ってるのに…なんでわかってくれないのか…私にはわからないです……」

妹「もうこんな目に合いたくないっていつも言ってますよね?じゃあどうして私の言うことが聞けないのですか?」

妹「…」

妹「お願いだから…もう私にこんなことさせないでよ…私だって本当は兄さんにこんなひどいことしたくないんだよ…?」

妹「…兄さんが私の言うこと聞かないから…仕方なくやってることなんだからね?」

妹「そう…これは全部兄さんの為なの…兄さんのためを思ってやってることなんだよ?」

妹「わかってくれてますよね?」

男 コクンッ

妹「ふふっ…さすが兄さんです…」

ギュー

妹「ごめんなさい…少しやりすぎてしまいましたね…」

妹「でも…兄さんが悪いんですからね…反省してください…」

男「…わ、わかってるよ…全部…僕のせいだから…僕が悪いんだよね…ごめんなさい…」

妹「いいです…もう許しましたから…これ以上何もはしません…」

男「…ありがとう…やっぱり妹は優しいね…」

妹「ふふっ…当り前じゃないですか…素直な兄さんには優しいですよ私は…」

妹「…」

妹「でも…」





妹「次はもうないですからね?」

男 ビクッ

妹「怖がることないですよ?ちゃんと私の言うとおりにしてればいいんですから」

妹「ただそれだけのことです…何も怖がらなくていいです」

男「う、うん…そうだよね…」

妹「ふふっ…兄さんは私が一生面倒見てあげますからね…」

男「…」



ピーンポーン

妹「…」

男「あ…母さん…かな…?」

妹「母さんは今日はまだ帰ってこないはずですよ」

男「そうなんだ…じゃあお客さんか…ちょっと出てくるね…」

妹「いえ、私が出ます…兄さんは自分の部屋に行っててください…」

男「え…い、いいよ…僕が出るから…」

妹「兄さん?」

男「!!」ビクッ

妹「…わかりましたか?自分の部屋に行っててくださいね?」

男「う、うん…」スタスタ

ピーンポーン

妹「はい…今出ますから…」

ガチャ

妹「…」

妹「あの…どちら様ですか?」

女「初めまして、男くんの担任の物です」

妹「…」

妹「初めまして…いつも兄がお世話になってます…」

女「あなたが妹さんですか?」

妹「はい…そうですが…なにか?」

お休み
また夕方くらいに~

女「…」ジィ

妹「…」

妹「…だから…なんですか?人の顔をじろじろ眺めて……少し失礼じゃないですか?それとも私の顔に何か変な物でも付いていますか?」

女「…失礼しました。気分を害したようでしたら謝ります」

女「ただ…本当に兄弟なんだなと思いまして…」

妹「…はい?」

女「…その綺麗な目……あの子にそっくりです」

妹「…」

妹「…あまり兄に似ているとは言われたことないですね…」

女「そうなんですか?意外ですね」

妹「…」

妹「…あの…」

女「今はそんなことどうでもいいことでしたね…すいません…」

妹「いえ…それで…ご用件は?」

女「はい、少し男くんとご両親にお話がありまして伺わせていただきました」








妹「…」

女「ご両親には先ほど連絡させて頂いたところ……まだお仕事中みたいですね」

妹「ええ…そうです…もう少しすれば帰ってくると思いますけど…」

女「お父様にご連絡したところ…」

女「すぐに帰るので家で待っててください…とのことでしたので…」

妹「…」

女「急で申し訳ありません…少し上がらせて頂いてもよろしいですか?」

妹「…もちろんいいですよ…どうぞ」

女「それでは…お邪魔します」

妹「…」

妹「…」

女「ここで待っていればいいですか?」

妹「はい…座って待っていてください…今飲み物入れますので…」

女「いえ…どうぞお気遣いなく……それより…」

女「男くんは今は自分の部屋にいるのでしょうか?」

妹「…」ピタッ

女「少しそちらの方にお邪魔してもいいですか?彼にも話さなければならないことですので…」

妹「…」

妹「兄もまだ…家に帰ってません…」

女「…」

妹「今日は友達と遊んで来るみたいで…帰りはだいぶ遅くなるみたいです…」

女「…それはおかしいですね…」

妹「え?…」

女「彼はまだ家に一度も帰ってきてないのですよね?」

妹「…ええ…そうです…」

女「今…彼今日はいていた靴が玄関にあった気がしたのですが…見ま違いですかね…」

妹「…」

女「……それに…男くんは言ってましたよ」


女「妹が心配してるから早く家に帰らないと行けない…と…」

妹「…」

妹「兄が…そう言ってたんですか…?」

女「ええ…そうですよ」

妹「…」

女「今まですいませんでした…まさか妹さんにご心配をおかけしてただなんて…」

妹「…」

女「なるべく暗くならないうちに帰していたのですが…それでもやはり心配ですよね…」

妹「…」

女「…妹さん?」

妹「…あ、すいません…」

女「どうかしましたか?」

妹「…いえ…その…」

女「…」

妹「もしかしたら…兄さんは……もう帰ってきていて…部屋にいるかもしれません…」

妹「私…ちょっと見てきますので…先生はここで待っててください…」

女「…わかりました」

ガチャ

妹「兄さん…」

男「あ…妹…さっきの誰だった?」

妹「兄さんの担任の先生が来てますよ…兄さんに用事があるみたいです…」

男「え…」

妹「わざわざ家にまで来るなんて…ずいぶんと熱心な先生なんですね…」

男「…」

妹「…それに…すごく綺麗な人…あそこまで綺麗な女性、私は初めて見ました…」

男「…うん…確かに綺麗だよね…みんなそう言ってるよ」

妹「…あんなに綺麗な人なら……兄さんが私に逆らってまで一緒にいようとする気持ちがわかります…」

男「!!ち、ちがっ…ぼ、僕は別に…」

妹「ふふっ…冗談です…わかってますよ?兄さん」

男「…?」

妹「さっきはごめんなさい兄さん……私ったら…兄さんの話をちゃんと聞かず……あんなことをしてしまい…」

妹「兄さんは…ちゃんと私の言う通りにしようとしてたんですね…それなのに私は…勘違いしちゃって…」

妹「私より、…あの人を選んだのかと思ってしまいました…それでつい…怒りすぎちゃって…」

男「…」

妹「兄さん…本当にごめんなさい…」

男「…や、やめてよ…い、妹は何も悪くないから…だから謝らないで…」

妹「…」

妹「兄さんはあの人のことなんかより…私を選んでくれたってことですよね…」

妹「私…凄く嬉しいです…今までに感じたことないくらいに…」

男「…妹が喜んでくれるなら…僕も嬉しい……かな…」




妹「…兄さん……」ギュー

男「…い、妹…今は駄目だよ…先生が来てるんでしょ…」

妹「そんなこと…どうだっていいじゃないですか」

妹「私は…今すぐ兄さんがほしい…」ハァハァ

男「だ、だめ………い、今は我慢して……ね?…」

妹「…駄目です…我慢出来ません…」ハァハァ

男「…こ、これからも…ちゃんと妹の言う通りにするから…お願い…」

妹「…わかり…ました…今は我慢します…」

男「ありがとね…妹…」

妹「…その代わり…今晩もちゃんと私の部屋に来てくださいね…?」

男「…うん…大丈夫…わかってるよ…」

妹「…今夜はいっぱい………いっーーーぱい優しくしてあげますからね……兄さん…」

男「…」

妹「ふふっ…」








女「……」

ガチャ

タッタッタッタ

「すいません!遅くなってしまいました!!」ハァハァ

女「こちらこそ急に申し訳ありません」スッ

「いやいや!どうぞどうぞそのままで!!」サッ

女「…どうも…ありがとうございます」

「こちらこそいつも息子がお世話になってるみたいで…まったくうらやまs…じゃなかったありがとうございます!!」

女「いえ、息子さんにお世話になっているのは私のほうですよ。彼は私の自慢の生徒です」

「はっはっは、お世辞でもそう言ってもらえると私も鼻が高いですな」

女「ですが…少しばかり成績のほうがよろしくないですね」

「…なるほど…確か授業後も先生に勉強を見てもらっているとかいないとか…全く…うらやまs…じゃなった…それはいかんですな」

女「教師として力不足で本当に申し訳ないと思っております」

「いやいや!これは先生のせいではありませんよ!父親の私がもっとしっかりしていれば…」

女「普通に卒業する分には今のままの成績を維持できればなんの問題もありません」

女「ですがこの先希望する進路を増やしていく…という意味でもう少しばかり成績を上げていきたいですね」

「仰る通り!ってなんで大事な話してるのに本人いないんだよ馬鹿たれが!ちょっと呼んできます!」


ーーーーーーーーーーーーーーー



「ったくお前ホントに…なにやってんだこの…」ブツブツ

男「あ…先生すいません…すごく待たせちゃって…」

女「大丈夫ですよ。それより急に来てしまってごめんなさい…お父様も少し落ち着いてください」

「はい!」

妹「…」

女「よかったです…お兄さんちゃんと帰ってたみたいですね」

妹「…ええ…そうみたいです…すいません…呼ぶだけなのにこんなに時間掛かっちゃって…」

女「いえ…」

女「何か二人きりで込み入った話でもしてたのでしょう?年頃の兄弟ならそういったこともあるでしょうし」

妹「…」

妹「ええ…そうです…」

女「…」

女「では本題に入りましょうか」

妹「私も聞いてていいですか?」

女「ええ、もちろんいいですよ…お兄さんのことだから気になりますよね」

妹「…ありがとうございます」




女「男くん」

男「は、はい…?」

女「今まですいませんでした…君を遅くまで拘束し…ご家族にご心配おかけするようなことをしてしまい…」

「え?別に心配してないですが…毎回先生が連絡くれてましたし…」

妹「私は何も聞いてなかったんですが?」

「いや別に言わなくてもいいかなーって」

妹「…」ギロッ

「あ…なんかすまん…とりあえず黙ってるわ」

女「確かにあまり遅い時間まで家に帰ってこないと…心配する気持ちはわかります」

女「特に君は…少しばかり優しすぎるので…」スッ

男「…な、なんですか…」

女「大丈夫ですか?目が少し腫れていますが…何かにぶつけたりしましたか?」

男「い、いえ…なんでもないですよ…」

女「痛くないですか?」

男「はい…大丈夫ですよ…」

女「ふふ…それならよかったです…私のこともあまり心配させないでくださいね…」ナデナデ

妹「っ!!」

バンッ!!


男「!!」ビクッ

「ちょ!妹ちゃんどったのよ!?急に大きな音出すとびっくりするだろ」

女「…」

妹「…いえ…すいません…なんでもないです…」

「す、すいませんね先生…それで…お話しの続きを…」

女「ああ、そうですね…」

女「それで…ご家族の心配もあるようですから…もう明日から男くんを放課後、学校に残して勉強するのをやめさせていただきます」

「いやいや!そんなこと言わずにどうか勉強を教えてやってください!それがこいつのたm

妹「父さん」ギロリッ

「えぇ~……」ショボーン

男「…」

妹「そうですよね、それがいいと思いますよ…先生もお忙しいでしょうし…兄一人に構ってる暇もないでしょう」

女「それは問題ないですよ。生徒の為なら時間なんていくらでも作ります」

妹「…どういうことですか?」

女「私、明日から男君の家庭教師をしようと思います」


女「そうすれば男くんを学校に残さずに勉強を見ることができます」

妹「ちょ、ちょっと待ってください!」

女「もちろんご両親の許可があれば…ですが」

「ふむ…つまり私が先生のお顔を眺めれる日が増えると…そういうことですね?」

女「ええ、ご許可頂ければ毎日でも通わせていただきますが…いかがでしょうか?」

「もちろんいいですとも!!」

女「ありがとうございます」

妹「と、父さん!!勝手なこと言わないでください!!」

「ちょ、なんだよ妹ちゃん…別にいいだろ…お前には関係ないんだし…」

妹「関係ないことないっ!!兄さんの勉強でしたら私が見るからこの人は必要ないです!!」

男「…」

女「…妹さんはどちらに進学のご予定で?」

「一応こいつと同じ…そちらの学校の予定なんですが…」

女「そうですか…でしたら妹さんの勉強もよろしければ一緒に見させてもらいますよ」

「本当ですか!?よろしくお願いします!!」

妹「っ!!!いい加減にしてください!!私にも兄さんにもそんなの必要ありません!!」

「母親には私から伝えておきますので…どうかよろしくお願いします」

女「はい、任せてください」

男「え……っと…」

女「…男くん」

男「は、はい…」










女「明日から…また一緒に頑張りましょうね…」








おやすみまた夕方か夜くらいに


ーーーーーーーーーーーーーー


「いやー本当に綺麗な人だな、あの先生」

「ごめんね~仕事遅くなっちゃって…先生何の話だったの?」

「明日から家に来て男に勉強教えてくれるんだとさ、ついでに妹ちゃんも」

「ほんとう?助かるわ~…」

男「…」

「男?あんたちゃんと頑張りなさいよ、先生がここまでしてくれているんだから」

男「…うん、わかってるよ」

妹「…」

妹「ごちそうさまでした」

「あら?妹ちゃんもうおなかいっぱいなの?」

妹「ええ…兄さん?」

男「う、うん?何?」

妹「兄さんも早く食べてくださいね?私先に部屋に行ってますので」

男「…うん」

妹「それと母さん…父さんがあの先生にすごいデレデレしてましたよ」スタスタ

「ちょ!妹ちゃん何言ってんの!?」

「…お父さん?それ本当?」

「ま、まあ落ち着け…話せばわか…」



男「ごちそうさま…」





男「…」コンコン

男「妹…入るね?」

ガチャ

妹「…」

男「…妹?…だ、大丈夫…?」

ガバッ

男「っ!」

妹「…兄さん」

男「な、なに…?」

妹「…私…今とても心配なんです……兄さんがあの人に取られたりしないかって……」

男「え…ど、どういうこと…?」

妹「あの人が兄さんのことを見る目……とても教師が生徒のことを見ている目ではなかった……」

妹「大丈夫…ですよね?兄さんは誰にも取られたりしない……ずっと私の物ですよね?」

男「…」

妹「…兄さん?…私の目を見てください…」

男「…み、見てるよ…いつもちゃんと見てるから…」

妹「本当ですか?」

男「うん…」

妹「ふふっ…あははは……そう…そうですよね…」

妹「兄さんが私以外の女なんて相手にするわけないですよね…」

男「…」

妹「…いえ…違いますね…相手にされないの間違いでした…」

妹「だってそうですよね?兄さんみたいな私がいないと何も出来ないクズ…誰も相手にするわけありませんもんね…」

妹「いいですか?兄さんは私がいないとダメなんです、私じゃないとダメなんですよ」

妹「思い出してみてくださいよ…小さい頃あなたが虐められてる時助けてくれたのは誰?」

妹「兄さんの嫌いな食べ物を食べれるように克服させてあげたのは?いつも兄さんにしつこく付きまとっていた女を二度と近づかせないようにしてあげたのは誰?」

妹「ねえ誰でしたか?兄さん答えてくださいよ」

男「…」

男「全部…妹がやってくれた…」

妹「そうです!全部私が兄さんの為に…兄さんのことを思ってやってあげたことなんですよ?それはわかっていますよね?」

男「…わかってる…わかってるよ」

妹「…ふふっ…よかった…ちゃんとわかっててくれてたのですね…」

妹「兄さんは私なしでは生きていけないのですからね…間違っても私から逃げるようなことはしないように…」

男「…」

妹「…兄さん?聞いていますか?」

男「…そう…だよ…ね…僕は妹がいないと…何も出来ないから…」ポロポロッ

妹「…なぜ…泣くのでしょうか?」

男「ヒック…ご、ごめん……ごめんね…」ポロポロッ

妹「…」

男「いつも…ヒック…迷惑ばかりかけて……ほんと…情けないよね…」ポロポロ

ギュゥ

妹「泣かないで…兄さん…お願いだから…泣かないでください…」

男「ヒックッ…うぐっ…」

妹「大丈夫ですから…私は兄さんを捨てたりしません…永遠に一緒です…」ナデナデ

妹「全部私の言う通りにしてればいいんです…何も心配いりません…そうすれば兄さんも私も幸せになれますから…」

男「う、うん…ヒック…ありがとう…」

妹「…」ナデナデ


ーーーーーーーーーーーー


妹「さあ…兄さん?」

妹「…今日の続き…しましょうか…」

妹「…ふふっ…ええ…兄さんは横になってるだけでいいよ…全部私に任せてくれれば…」

妹「…あ、ちょっと待ってくださいね…兄さん…」ゴソゴソ

妹「ありました……今日はこれを着てもらってもいいですか?」

妹「…」

妹「…いつもは嫌がるのに…今日は素直に着てくれるんですね…いいですよ…そういう兄さんが一番大好きです」

妹「…」

妹「…ああ、やはり…いいです…とても似合っていますよ…綺麗です…」

妹「ほんと…どこからどう見ても女の子にしか見えませんね……」サワサワ

妹「肌も白いし…それに髪もさらさら…身長も私とそう変わらない…ですね…」

妹「…ふふっ…こうして…二人並んで見たらきっと姉妹のように思われるのでしょうね」

妹「うっ…んっ…」チュ

妹「はぁ…兄さん…んっ…口開けてくださいね…んっ…ちゅっ…」

妹「んっ…プハッ…ハァハァ…ふふっ…」

妹「兄さんったら…顔真っ赤にして……興奮しちゃいましたか?」

妹「ふふっ…そういう私も…こんな姿の兄さん見てたら…もう…我慢限界みたいです…」ハァハァ

妹「にい…さん…んっ…ハァハァ…大好きですよぉ……愛しています…」ハァハァ

妹「…今日も…楽しみましょうね…兄さん…」



~翌日~

妹「兄さん、早く行かないと遅れちゃいますよ?」

男「うん…もう仕度すんだから…」

妹「そうですか、では一緒に行きましょう…まあ途中までしか一緒には行けませんが…」

「え?何一緒に学校行くのか?うわー…珍しいこともあるもんだな…」

妹「珍しい…そうですかね?」

「う~ん…だってほらお前ら二人さ、なんか妙な距離感あったじゃん?あんま仲良くないのかと思ってたから…ちょっと心配してたんだぞ父親として」

妹「そんなことないですよ、私たちはいつも仲良しですよ、…ねえ兄さん?」

男「…」コクン

妹「それより父さん…顔…大丈夫ですか?すごい腫れていますけど…」

「…フンッ」

「母さん…もう許してくれよ…」

妹「さ、私たちも早く行きましょうか…二人の邪魔したら悪いですから…」

男「…うん…行こうか…」

妹「はい」

妹「…」

男「…」

妹「でも…よくよく考えてみれば確かに、こうして二人で歩くの久しぶりかもしれませんね?」

男「そう…かな…」

妹「ええ…そうです…ずいぶんと久しぶりです…」

男「…」

妹「…せっかくこうして並んで一緒に歩いているんです…」スッ

妹「手でも繋ぎませんか?」

男「…誰かに見られたら…恥ずかしくない?」

妹「恥ずかしい?そんなこと思うはずないじゃありませんか…だって兄さんは私の物なんですよ?」

妹「私の物を私がどうしようが私の勝手…誰にどう思われても恥ずかしいなんて普通は思いませんよ?」

男「…」

妹「さ、兄さんが私の手を握ってください、…そしたら私が兄さんの手を握り返します」

男「…妹がそれでいいなら…」ギュ

妹「えへへ…兄さん…」ギュ

妹「…」

妹「なんだか…兄さんの手…冷たいですね…」

男「あ…ご、ごめん…離すね…」

妹「誰が離してくれだなんて言いましたか?」ギロッ

男 ビクッ

妹「いいんです…兄さんの手…少し冷たいですけど…それが気持ちいいです…」

男「…」




妹「…」

妹「では兄さん、…私はこっちですので」

男「うん…僕はこっちだから…」

妹「車などには気を付けてくださいね」

男「わかってるよ…そんな子供じゃないんだから…」

妹「私、学校が終わったらここで待っていますから…帰りも一緒に帰りましょう」

男「え…いいよ…わざわざ待ってくれなくても…」

妹「私がそうしたいから言っているんですから、…黙って従ってください…」

男「…」コクン

妹「…それでは…また帰りに…待ってますから…」スタスタ

男「うん…行ってらっしゃい」


「おはよー男くん」

男「おはよう」

「今日も髪さらさらだねー、ちょっと触ってもいい?」

男「別に大丈夫だよ」

「君ってさー絶対女装とか似合うよね…ねぇ、演劇とか興味ない?」

男「う~ん…あんまりそういうのは興味ないかな…?でも…教えてくれるなら…」

「教える教える!手取り足取り全部教えるよ!」

「うるせぇぞくそアマ共、朝から男に絡むんじゃねぇーよ、…さっさとどっか行け」

「はあ~?あんたにそんなこと言われる筋合いないんですけど?」

ダマレブス、シネドウテイ
ンダゴラヤンノカ!?

「おーい、男…なんか隣のクラスの奴がお前から借りてた教科書返しに来たぞ、ほら」

男「あ、忘れてた…ありがとう」

「…はぁ~…お前はほんと優しいな」

男「そうかな?普通だと思うけど…」

「だってお前頼み事断ることないじゃん?」

「ああ…そういえばそうだよねー…男くんが嫌って言ってるところあまり見たことないかも…」

「ちゃんと嫌なことは嫌って言わなきゃだめだよ?」

「あのくそ教師の言うことだっていちいち聞かなくていいんだからな」

「私あの人きら~い」

「てかみんなに嫌われてんじゃね?」

男「…そんなことないんじゃないかな…別に悪い人じゃなし…」

「ほらそういうとこだよ…だからお前は優しすぎるって言われんの」

男「だって…」

「愛想はねーし…それになんつーか俺たちのことをまるでゴミを見るみたいに見てないか?」

「確かにそんな感じだよねー…なんか先生たちからも相当嫌われてるらしいよ」

「はぁ~…なんでクビにならねぇのかねー…」

「いいとこのお嬢様だからじゃない?なんか実家は相当お金持ちだって聞いたことあるけど」

「まじかー…やっぱいいなー…金持ちって…」

男「…」




ザワザワ、ガヤガヤ

女「…で…あるからして……」カキカキ

ナア、キョウガッコウオワッタラナニスル?
カラオケデモイクカ

女「では…この問題を…君、解いてもらっていいですか?」

「ん?ああ俺っすか?」

女「はい、そうです」

「すんませーん、ちょっと聞いてませんでした」

女「ではその隣の人」

「ごめんなさーい、私も全然聞いてませんでしたー」

女「誰かほかにわかる人はいますか?」

シーン…

女「…ではもう一度説明しますから…今度は真面目に…

キーンコーンカーンコーン

ヨッシャ!オワッタカエロウゼ!
ツカレタ…

女「…」

女「では今日の授業はここまでにします」


女「…」スタスタ

「あの、女先生…すいません」

女「…はい?どうかしましたか?」

「うちのクラスの子たち…あなたの授業の時だけやたら騒いでるみたいなんですが…」

女「一応注意はしているのですが…」

「…」

「こう言ってはなんですが…やはりあなたは教師に向いてないですよ」

女「…」

「この学校の物が全員そう思ってます…早くお辞めになったほうがいい…まだ若いんですから…」

女「ご忠告感謝いたします…ですが私は辞める気はありませんので」

「これはあなたの為を思って言ってることなんですよ…?」

女「お話しはそれだけでしょうか?私はこれから大事な用がありますので失礼させてもらいます」

「あ、ちょ、ちょっと…」

女「…」スタスタ




女「他の馬鹿どものことなんてどうでもいい…私の生徒はあの子だけなんだから…」


妹「…」

男「ハァハァ…ご、ごめん…け、結構待たせちゃったかな…?」

妹「兄さん、…いえ…そこまで待っていませんよ」

男「そ、そう…よかった…」

妹「帰りましょうか…兄さん…」

男「うん…」

妹「…はい…兄さん…」スッ

男「…」ギュ

妹「ふふっ…行きましょう…」



ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー

女「…」

ピーンポーン

ガチャ

妹「…こんにちは」

女「こんにちは」

妹「本当に来たんですね」

女「ええ、上がらせていただいても?」

妹「…どうぞ」

女「ありがとうございます」

妹「兄は上に上がって三番目の部屋にいますので…」

女「はい、わかりました」

妹「…」

女「妹さんもご一緒しますか?」

妹「…はい…後で私も行かせてもらいますので…」






コンコン

女「男くん?失礼しますね」

ガチャン

男「あ、先生…こんにちは…」

女「こんにちは、男くん…今日学校ではあまり話せませんでしたね」

男「そ、そういえばそうですね…」

女「…」ガチャ

女「君の部屋…鍵が付いてるんですね…勉強を始める前に少しだけ二人で話したいので閉めさせてもらいます…」

男「っ…」

女「大丈夫ですよ…今日は変なことしたりしませんから…本当に話がしたいだけです」



だめだ寝よう
また夜くらいに

女「男くん…これからいくつか質問をしますので素直に答えてくださいね」

男「…」

女「まず一つ目に…君は私のことをどう思っていますか?」

男「…質問の意味がよくわかりません…」

女「知っての通り私は学校の方々には嫌われています」

男「…」

女「…別にあの連中にどう思われようがどうでもいいのですけどね」

女「ですが…君は別ですよ…私は君にだけには嫌われたくない…」

男「…ぼ、僕は…その…」

女「正直に答えてくださいね?」

男「…」

男「嫌いではないです…」

女「…本当ですか?その言葉に嘘はないですね?」

男「はい…ただ少し…」

女「…なんでしょう?」

男「…妹に似ているから…少しだけ…」

女「…妹さんに似ている…なるほど……では君は私のことが少し……」




女「怖い…と言うことですね?」



女「…なるほど…君は私のことを怖がっていたのですね…」

男「ちっ…違いますよ…そう言うわけでは…なくて…」ビクビク

女「大丈夫ですよ…私は君の素直な気持ちが聞けて嬉しいです…」

男「っ…」

女「自分でも思っていました…彼女は私と似ているな…と…」

女「いや…私と彼女には大きな違いがありましたね…」

男「…」

女「彼女にはずっと前から君がいた…唯一本当の自分を理解してくれる人が…」

女「…」

女「男くん…私には誰もいなかったんですよ…君に出会うまで…本当に誰もいなかった…」



女「…」

女「君は……私を理解してくれている……私は両親にすら理解してもらえなかった人間なのに…それなのに……」

女「君だけは違った………男くん…私はあなたがいるから生きていける…」

女「今まで何度こんな世界で生きていたくないと考えたか……こんな自分に何度…嫌気が差したことか…」

女「…」

女「でもこれが私なんです……私と言う人間なんです…」

女「私にはもう…君しかいない……君がいないと生きていけないです」

男「そ、そんなことないですよ…先生のこと理解してくれる人は…いますよ…僕なんかより…全然…」

女「そんな人がいるはずないでしょ!!!!君以上に私のことを理解してくれる人なんているはずがない!!!」

男「!!」

女「…ごめんなさい…つい怒鳴ってしまって…」

女「でも…わかってください…私はこれほど君のことを想っているんです…」

男「…」

男「あの…僕も質問してもいいですか?」

女「…いいですよ…君も素直に答えてくれたんです。私も正直に答えます」

男「どうして…僕なんですか?」

女「はい?」

男「先生は…別に僕のことをからかっている…わけではないのですよね?」

女「あたりまえです…そんな風に思っているのでしたら…お願いですからやめてください」

女「私は本当に君のことを愛しているんです」

男「…」

男「わからないです…」

女「…」

男「どうして僕なのか…僕なんかにそこまで…」

女「…」

女「そうですね…わからないですよね……だって…あれは君に取っては何一つ特別な行動ではなかったのですから…」

女「他の人と変わらず接する…口ではそう言っていても…そうできる人なんてなかなかいません」

女「私のような人間に対しては…特に…」

男「…」

女「半年ほど前ですかね?君は私があの学校に来たばかりの時のことを覚えていますか?」

男「…すごい人気でしたね…みんなが先生のことを見に来ていました…」

女「ええ…そうでしたね…まあ…自分で言うのもなんですが…容姿と頭のほうはかなり良いみたいですので…」

女「でも…いつも最初のうちなんですよ…あの鬱陶しく無駄な時間も…」

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ーーーーーーーーーーーーーーーーー

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ーーーーーーー


女「一身上の都合により退職されました先生に変わって今日からこのクラスを受け持つことになりました」

女「どうぞよろしくお願いします」ペコリッ

「うおおおおおなにあの人すっげー美人じゃね?」

「やばっ…テレビでも見たことないよあんな人…」

女「では授業を始めますので、138ページを開いてください」

「先生!!その前に質問があります!!」

女「はい、なんでしょうか?」

「今お付き合いしている彼氏などはいますか!?」

女「…」

女「その質問は今からする授業と関係があるのですか?」

「い、いやー…特に授業には関係ないですかね…ちょっと気になったんで…」

女「関係のない質問はやめてください、授業の邪魔になりますので…」

ア、ナンカスンマセン
バカダナオマエ…イキナリソウイウコトキクナヨ

女「…ではこの問題からやっていきましょう」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー

女「…」カキカキ

「せんせー!よかったら私たちと少しお話しでもしませんか?」

女「すいませんが今テストの採点をしていますので」

「え…ああそうですよね…忙しいですもんね……でもちょっとくらい…たまには先生とお話ししてみたいなー…なんて…」

女「…」

女「あなたは…この前のテストよりだいぶ成績が落ちていますね?」

「…え…あ、はい…一応頑張ったんですけどね…あはは…」

女「私なんかと話をする前にもう少し真面目に授業を聞いて勉強してください」

「…すいませーん…もっと頑張りまーす…」


「なにあれ…感じわるーい…」ボソボソ

「いっつもあんな調子なんだよ…誰に対しても…」ボソボソ

「ちょっと綺麗だからって…あれはないよね…」ボソボソ





「おい男…ブス共が嫉妬しとるぞ」

男「ちょっと…聞こえるよ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー

女「……はい…ではこの問題がわかる人…手をあげてください」

シーン…

女「よろしい、ではこの問題を…今日の日付は10日なので…10番の人お願いします」

「はい!わかりません!!」

女「…ちゃんと授業を聞いていればわかるはずですよ?…なぜわからないのでしょう?」

「まっっったく話を聞いていませんでした!!すんません!!!」

女「…」

男「ここ…ここに答え書いたから…」ボソボソ

「答えはこれです!!」

女「隣の子に教えてもらっただけなのにずいぶんと元気よく答えるんですね」

女「君も…勝手に答えを教えないでくださいね」

男「あ…すいません…」

女「…」

女「…でも…君は真面目に授業を聞いていてくれたんですね」





女「…」カキカキ


「女先生…また保護者の人からクレームもらったらしいですよ」ヒソヒソ

「これで何回目?まったく…勘弁してほしいですね」

「ただ淡々と授業を進めるだけ…生徒たちが話しかけてきても相手にもしない…」

「それどころかまだ自分のクラスの生徒の名前もろくに覚えてないらしいです…興味ないとか言って…」

「他の生徒からもあの人の授業は受けたくない…って…私に言ってくるんですよ?」

「はぁ~…ほんと勘弁してほしいわ…早く辞めてくれないかねー…」

「ちょっと…声大きいですよ」



女「…」カキカキ

女「…(…男くん……この前より点数上がってる…)」カキカキ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー


女「最近、クラス全体の成績が落ちてきています」

女「そこで授業が終わった後…放課後ですね……学校に残れる人は教室に残っておいてください」

女「わからないところがあれば一人ずつ私が教えて回りますから」

女「…私からは以上です」

キリーツレイ アッザシター

女「…」スタスタ


「おーい男帰ろうぜー」

男「あ、ごめん…今日ちょっと残ろうと思うから先帰って」

「まじで!?おいおい冗談だろ…あの教師とよく一緒に勉強しようだなんて思うな…」

男「わからないところ多いからね…それに別に悪い人じゃないよきっと…」

「ま、お前がそう思うならいいけどな、んじゃお先ー」

男「うん、また明日」

カラオケイコウゼ、カラオケ!
ゼッタイヤダ、オマエトフタリデカラオケトカシンデモイカネ

男「…」





女「…」スタスタ

ガラガラ

女「…君だけですか?」

男「…そうみたいですね…あはは…」

女「誰も残ってないと思ってましたが…意外ですね」

男「…?」

女「…いえ…なんでもないです…」

男「あ、よろしくお願いします…結構わからないところ多くて…」

女「はい…まずどこがわからないですか?」

男「こことか…」

女「…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー

ガラガラ

女「…」

男「あ、先生こんにちは…」

女「今日も残っていてくれたんですね」

男「すいません…いつも…」

女「いえ、大丈夫ですよ。なんでも聞いてください」

男「ありがとうございます、助かります」ニコッ

女「…」

女「ここはこの公式を使って…」

男「あ、なるほど…」

女「…」

男「ん、どうかしました?」

女「いえ…別に…なんでもないです…」

男「そ、そうですか……」

女「…」

女「…君は…私と一緒にいて……その…嫌ではないのですか…?」

男「え?」

女「私みたいに…無表情で…愛想もない…その上みんなに嫌われてる…」

男「…」

女「そんな私と一緒にいて…君は……本当にいいのですか?」

女「もし無理に残ってるのでしたら素直に言ってくださいね…私の代わりに別の先生が教えてくれるよう頼みますから」

男「…僕は別に嫌じゃないですよ」

女「……え…」

男「う~ん…確かに先生の授業は嫌だって言ってる人も…まあ中にはいますね…」

女「…中には、ではなく…全員ですよ…誰も私の授業なんて聞いてもいない…」


男「…」

女「…」

男「…あ、ちなみに僕は数学の先生が少し苦手ですね…」


女「…数学の…?」

男「これ言ったの内緒ですよ?」

女「…でもあの先生の授業は面白いと、他の生徒からは人気のはずですが…」

男「そうですね…確かに面白いんですけど…う~ん…なんて言えばいいのかな…」

男「なんだかあの先生…全然楽しそうじゃないんですよ」

男「…顔だけが笑ってる…本当は笑いたくないのに無理に笑顔を作ってる感じ…」

女「…」

男「ま、まあわからないですけどね!これは僕の個人的な意見なので…」



女「…私は…」

男「?」

女「私のことはどういう風に見えていますか?」

男「…」

女「…っ…ば、馬鹿なことを聞いてしまいました…すいません…今のはなかったことに…」

男「先生は…いつも楽しそうに授業していますよね」

女「…」

男「顔にはあまり出てないけど…なんだかいつも楽しそう…」

男「きっと人に何かを教えるのが…好きなんだろうなって…そんな感じがします…」

女「…」

男「それに先生、…他の生徒に話かけられた時…本当は嬉しいんじゃないかなって…」

男「…みんなは邪険にされてると思ってるらしいですけど…僕にはなんだか違って見えてますね」

女「…」

女「どうしていいかわからないんですよ」

男「…」

女「どう接するのか正解なのか…どうしてもわからないんです…」

男「正解とか…そういうのはないと思いますよ?」

女「…」

男「あはは…ごめんなさい…偉そうなこと言っちゃって…」

女「……私は…その…どうすれば……いいのでしょうか…どうすれば……」

男「…」

男「それはちょっとわからないですけど……でも…僕は…」




男「先生の授業……好きですよ」

女「っ……」

女「む、むむ無駄話が過ぎましたね…今日はもうこの辺りにしておきましょう」

男「あ、はい…わかりました…今日もありがとうございました」

女「…い、いえ…こちらこそありがとうございました…」

女「…」

女「明日も…よければ一緒に勉強しましょう……き、君さえ……よければですが……」

男「はい、明日もお願いします…まだわからないところ多いので、色々教えてください」

女「…ふふっ…もちろんです…わかるようになるまで何度でも教えてあげますからね…」



女「だって君は…私の生徒ですから…」

ものすっごいツンデレなんだよ
おやすみまた夜にくらいに

虐待シリーズの人?

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー

男「…」

女「私は君に救われました……あの何気ない一言がどれ程嬉しかったことか…」

女「…私…あの時決めたんです…他に何と思われようとも…どんなに嫌われても……」

女「ただ……君だけが、私のことを理解し…認めてくれさえすれば……それでいいと…」

女「これからは君だけのために生きていこうって……そう決意しました…」

女「…」

女「申し訳ないですが男くん、もう諦めてくださいね……私は君のためだったらどんなことだってしますから…」

女「君を私の物にする為なら…どんなことだって……」

男「…」

女「私の言ってる意味……わかりますよね?」ニコッ

男 ゾクッ

女「ふふっ……よかったです…わかってくれたみたいで…」

男「…」

女「さ、次の質問ですが…


ドンドンッ!!

妹「ちょっと!!なに鍵閉めてるんですか!!!!?」

妹「兄さん!!いるんでしょ!?早く開けなさい!!」ドンドン

女「…チッ」

女「…」

女「…邪魔が入ってしまいましたね」

男「…」

女「この続きはまた今度にしましょう」

女「大丈夫…時間はたっぷりあります……これから…君は一生私と一緒にいることのなるんですから…」

妹「早く開けろって言ってるでしょ!!兄さん私の言うことが聞けないの!!」ドンドン

ガチャ

女「…どうかしましたか?」

妹「っ…どうかしたかじゃないでしょ!なんで鍵閉める必要があるんですか!!」

女「…?」

女「何をそんなに怒っているのですか?私はただ彼と大事な話が合ったので…」

女「少しの間二人きりにさせてもらっただけですよ?」

妹「…大事な話って一体なんの話ですか?」

女「私と彼についてのことですので…あなたには関係のないことですよ?」

妹「…」

妹「兄さん?」

男「…な、なに…?」

妹「この女と何の話をしていたんですか?」

女「ですから…あなたには関係のない話です」

妹「うるさい!お前には聞いてない!!私は兄さんに聞いているんです!!」

女「…」

妹「兄さん!何か私に言えない話でもしてたんですか!?答えてください!!」

男「…っ…」

妹「このくずが…早く答えろって言ってるでしょ!!」

男「…い、いや…あの…」ビクビク

妹「私の言うことが聞けないの!?いい加減にしないとまたひどい目n」

バチンッ

妹「う…っ…」

女「いい加減にするのはあなたの方ですよ?彼が脅えているでしょ?」



妹「いたっ……な、何すんの…あんた…」

女「あなたが私の男くんを脅えさせるようなことをするからです」

妹「は、はぁ!?な、何馬鹿なこと言ってるんですか!?」

女「私が何かおかしいことでも言いましたか?」

妹「…あ、あははは…馬鹿だ…この人絶対頭おかしい人だ…」

女「だから…何がおかしいのでしょうか?」

妹「くっ…」

妹「…い、いいですか?兄さんはあなたのものなんかじゃないです、私の物なんです」

妹「ずーっと…ずーーーっと前から兄さんは私の物に…私だけのものなんです!!」

女「…」

女「今はもう私の物ですけどね」

妹「ち、違うって言ってるでしょ!!」

女「私はもう彼なしでは生きていけません」

妹「じゃあ勝手に死になさいよ!!今すぐ[ピーーー]!早く[ピーーー]よこのくそ野郎が!!」

女「おや…ずいぶんと口が悪いんですね…」

妹「大体何であんたみたいな人に私の兄さんを取られないといけないわけ!?」

女「ですから…あなたのではないとさっきも言ったではありませんか…」

妹「う、うるさい!!うるさいうるさい!!兄さんは私の物なんだ!!お前なんかに絶対渡さない!!」

女「別にあなたの許可はいらないとおもうのですけど…」

妹「兄さんは私の所有物なんだよ!!お前が勝手にどうこうして良い物じゃない!!」

女「…はぁ~…」

女「面倒くさい人ですね…」

妹「私と兄さんは今までの上手くやってきたんだ…それをあんたが横から出てきて勝手に…」

女「黙れクソガキ」ギロッ

妹「…!!…っぅ…」ビクッ

女「…」

女「失礼…子供相手についムキになってしまいました…」

妹「…子供…じゃない…私は…」

女「いいえ、あなたは子供ですよ?くそ生意気なお子様です」

妹「…」

女「あなたは頭もよく…容姿もかなり良いほうですね…きっと小さい頃から周りに甘やかされて育ってきたんでしょう」

女「今も周りには自分の好意を持ってる人…敬ってくれる人…頼りにしてくれている人…色々いるでしょうが…今だけですよ」

女「みんないなくなりますから…あなたの周りには誰もいなくなる」

妹「…やめろ…」



女「それはそうですよね…だってあなたは自分以外の人間すべてを見下して…クズとでも思っているのでしょうから…」

妹「やめてって…言ってるの…」

女「私は他の連中とは違う…私は一人でなんだって出来る…私は強いんだ…」

女「なんて…今は思ってるでしょうが……それはあなたの勘違いですよ?」

妹「…」

女「あなたは一人では何もできない、自分を理解してくれる人がいないとまともに生きてすらいけない弱く小さな人間なんです」

妹「違う…それは違う…私は弱くなんかない…」

女「賢いあなたにはきっとわかっているのでしょうね、いずれ自分の周りには本当に誰もいなくなるってことが」

妹「…」

女「だから…一番近くにいた彼を………兄さんを…自分の一番近くに置いておきたいのですよね」

女「本当のあなたを知っても……いなくなったりせず…優しく接してくれているお兄さんを」

妹「…やめてよ…お願い…もうやめて…」ウルウル

女「…」

女「でもだめですよ?もうお兄さんはあなたの物ではなく私の物になるんですからね?」

妹「や…だ……に、兄さんは私の…私の物…」ウルウル

女「違うと何度言えばわかるんですかね…はぁ~…本当に…子供相手は疲れます…」

妹「子供扱い…するな…ヒックッ…」ポロポロ

女「おやおや…泣いてしまいましたか…これだから…お子様は……」ハァ~

女「よく君もこんなおかしな妹さんに長い間付き合ってあげていましたね…」

男「…」

女「とても…辛かったでしょうね…可哀想に…」

妹「やめろ…そんなこと言うな…ヒックッ…兄さんは辛くなんか…ヒック…私と一緒に…いることが…兄さんにとって一番…ヒックッ…」ポロポロ

女「…」

女「いい加減…イライラしてきました…」

ガシッ

妹「うぅ…いたいっ…ヒック…は、離してよ…痛いよ……」ポロポロ

女「…」

妹「…ヒックッ…くぅ…兄さん…」ポロポロ

女「…なるほど…本当にあなたは…とても賢いですね…」

妹「…」ポロポロ




男「っ!!先生もうやめてください!!」

妹「ヒックッ…に、兄さん……」

女「…」

男「妹を今すぐ離してください!」

女「ええ…もちろん……君がそういうのなら…」パッ

妹「…ヒックッ…うぅ…」

男「大丈夫?妹…」

妹「グスッ…怖かったよ…兄さん…ヒックッ」ギュ

女「…」

男「…先生…すいません…もう帰ってください…」

女「…そんな目で私を見ないでください……私はただ…君のことが…」

男「お願いですから…帰ってください…」

女「…」

男「…」

女「…わかりました。今日のところはこれで帰ります」

男「…すいません…」

女「いえ…私の気持ちはすべて…きみに伝えれましたので…今日はもういいです…」

妹「ヒックッ…ヒックッ…」ギュー

男「大丈夫…大丈夫だから…落ち着いて…」

女「…」






ガチャ

「ただいまああ!!シュークリーム買ってきたぞ!!先生!!一緒に食べましょう!!」

女「あ、お父様こんにちは…お邪魔しました」

「ええ!?もう帰られるのですか!?」

女「はい、今日はもう十分に進みましたので…また後日…」

「明日ですか!?明日もですよね!?」

女「そうですね…その予定でしたが…どうなるか…」

「おっふ…そ、そんなー…」

女「申し訳ありません…少し忙しくなりそうなので…」

女「ですが、出来る限りは伺わせていただきす」

「約束ですよ!近いうちまた来てください!」

女「ええ…では…今日のところは失礼しますね」

女「お邪魔いたしました」

ガチャン



妹「ヒックッ…グスッ…」

男「先生…もう帰ったよ…そろそろ泣き止んで……ね?」

妹「私…とっても怖かったです…ヒックッ…」

男「…ごめんね…また僕のせいで…」

妹「…」

男「ん?どうかした…?」



妹「そうです…よね…」ニヤッ

男「…」

妹「これは…全部兄さんが悪いんです…兄さんのせいで私がこんな目に合っちゃったんです…」

男「…うん」

妹「…兄さんがあんな女に出会わなければ…兄さんが私だけを見ていてくれていればこんなことにはならなかったんです…」

男「…うん…そうだよね…」

妹「これは全部兄さんのせい……あなたのせいで…全部…全部兄さんのせい…」

男「…わかってる…ごめん…」

妹「…ごめんでは済みませんよ?…それもわかっていますよね?」

男 コクン

妹「…ふふっ…さすが兄さんです…」

妹「兄さんがあの女の物になる?ふふっ…バカバカしいにも程があります…」

妹「兄さんは私から離れられない…永遠に私の物………誰かに取られるくらいなら……私が自分で壊す…」

妹「…」ギュウウ

男「っう…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー

妹「…」

妹「ふふっ…本当に兄さんが…人が良すぎますよ…」

妹「私はあんなことで泣くわけないのに……信じちゃって…」

妹「…」

妹「まあ…兄さんがどれだけ私のことを想っていてくれているのかがわかったのでよかったです」

妹「あの人には少しだけ感謝しないといけませんかね…ふふっ…」

妹「…」

妹「にいさーん?聞こえていますかー?」

妹「…」

妹「おかしいですねー…急所や血が多く出るところは外してるはずなんですが…」

妹「…えいっ」ボキッ

妹「……ああ…よかった…生きてましたか…」

妹「ちょっと…あまり騒がないでください…両親が起きてしまうでしょう?……それにたかが指一本くらいで情けないですよ…」

妹「…さて…起きてくれたことですし…続きをしましょうか…」

妹「??…これで終わりなわけないじゃないですよ?…こんなことで今日のことが許されるわけがないじゃないですか…

妹「…ああ…その顔いいですねー…ゾクゾクします……もっと見せてくださいそういう兄さんの情けない顔…」

妹「…」

妹「…もう許して?」

妹「だから駄目ですってば…」

妹「…」

妹「絶対に許しませんからね…あの女は特に…」

ボキッ…バキッ…ドカッ…

>>112
うん、たぶん


お休みまた明日


ーーーーーーーーーーーーーー

妹「では兄さん…死なない程度に上手く落ちてくださいね」

男「っ…」ビクビク

妹「…」スッ

ドタドタドタッ!!

「うおっ!!」ビクッ

「な、何今の音!?」

「か、階段から誰か落ちたのか!?」

「ちょっとお父さん邪魔だから退いて!!」

「いてっ!け、蹴ることないだろ…」

男「…うぐっ…うぅう…」

「お、男!!?い、一体どうして…だ、大丈夫なの!?」

「大丈夫じゃないだろ!!救急車!!早く救急車を呼べ!!」

男「だ、だいじょう……ぶ……だから……」

「どこが!?指が一本変な方向に曲がってるし……一体どんな落方したんだよ!!」

男「ほ、ほんとに……大丈夫……っう…」

「いいからお父さん早く救急車を呼んで!!」

妹「うるさいですね…こんな夜中に何を騒いでいるのですか?」

「男の奴が階段から落ちたんだよ…それで救急車呼ぼうとしてるんだけど……」

男「…っ……」

妹「…」

妹「兄さん大丈夫ですか?」

男「だ、大丈夫……だよ…」

妹「…そうですか…それならよかったです」

「いやいやいや!良くはないでしょ!?どう見ても重症だから!!」

妹「…大丈夫ですよ…この程度でわざわざ救急車なんて呼ぶ必要ないです」

「え……そ、そうなの?…」

妹「ええ…私が手当てしますから……問題ないです」

「…ま、まあ妹ちゃんがそういうなら問題ない……かな?」

妹「はい、兄さんのことは私に任せて、父さんたちはもう寝てください…明日もお仕事なのですから」

妹「さ、兄さん……私に捕まってください」

男「…う、うん…っ…」

妹「…」

妹「良くできましたね。上出来ですよ」ボソボソ








男「…んっ…」スゥスゥ

妹「兄さん」

男「!!」バッ

妹「もう朝ですよ。早く起きてください」

男「…いたっ……つぅ…」

妹「…?」

男「ご、ごめん…もう少しだけ待って……すぐ起きるから…」

妹「…昨日しっかりと冷やしてあげたのに………情けないですね」

妹「普通、男の子ならその程度なんともないでしょう?」

男「っ…そ、そうだよね…………つぅ…いてて……」ヨロヨロ

妹「…学校に行く準備をしましょう……家を出る前に包帯を変えてあげますから…」

男「うん……ありがとう…」



「男くん大丈夫ー?」

「うわっどうしたの…痛そうだね……車にでもはねられた?」

男「…ちょっとね…」

「本当に大丈夫か?ちゃんと病院とか行った?」

男「……うん…もちろん…」

「それ指折れてるんだよね……」

女「邪魔ですどいてください」

「え…あ、はい…」

女「男くん」

男「…」

女「その怪我はどうしたんですか?」

男「…ちょっと…色々ありまして…」

女「病院には……行ってないですよね?」

男「…」

「え…さっき行ったって…」

女「すぐに医務室に行きましょう…そんな雑な処置では治るはずありません」

男「…大丈夫ですから…本当に…」

女「男くん……悪いですがそんな状態で授業を受けさせるわけにはいきませんよ」

男「…」

女「さあ…行きましょう…そこの君、ちょっと手伝ってください」

「あ、はい」








「はーい…これでよしっと」

男「…」

女「すいません、ありがとうございます」

「いいえ~…大丈夫ですよ」

「男くん?だったよね、今日は学校が終わるまでそこのベッドで寝ていなさい」

「その後出来ればちゃんと病院で診てもらったほうがいいのだけども……」

女「それは本人が嫌がっていますので……」

「まあ、それなら仕方ないですね。しばらく安静にしてれば腫れも引くでしょう」

男「…ありがとうございます」

「ささ、そこで横になって…あ、何か飲み物飲むかい?」

男「いえ…」

「ふむ、じゃあ横になって…ゆっくり休んでいなさい」

女「…」

「先生には少しお話しがあります…ちょっとよろしいですか?」

女「ええ、わかりました」



「先生…あの子は…何かひどい虐めにでもあっているのでしょうか?」

女「どういうことでしょう?」

「本人は階段から落ちて怪我をしたと言い張っていますが…どう見てもそうは見えませんね」

「あれは誰かに固いもので殴られた……そんな傷ですね………あと…いくつか切り傷のようなものもありました」

女「…」

「彼の目は何かに脅えてるようでした……いじめ……もしくは虐待…」

女「……傷は…本当にすぐに治りますか」

「ええ…折れている指はともかく…その他の傷に関しては簡易的ではありましたが応急処置などがしてありましたので…」

「ですが…やはり病院には行ったほうがいいです」

女「わかりました…私が学校が終わり次第すぐに連れていきます」

「それにしてもひどい…何でこんなこと…」

女「…本当に…ひどいですよね……許せない…」

「他の先生方にも相談しましょう。いじめにしろ、虐待にしろ……このままにはしておけません」

女「それは……もう少しだけ待ってください…」

「だめです……早くこのことは問題にしないと…」

女「お願いします………私が…あの子の担任である私が何とかしますから…」

「…」

女「お願いします……」

「…わかりました…そこまで言うのでしたらあなたに任せます……が。これ以上彼の傷が増えるようなことがあれば……」

女「わかっています…絶対にそんなことはさせません」

女「…」

女「もう絶対に……彼を傷つけさせるようなことはさせない」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー

女「…次に…」カキカキ

ザワザワ

「…ねぇ」ボソボソ

「なんだよくそブス」

「黙れ童貞…って今はそういうのもういいから…」

「男くん…帰ってこないけど大丈夫かな?」

「大丈夫だろ」

「なに?あんた心配じゃないわけ?昔からの友達なんでしょ?」

「だから大丈夫だって………あれくらいの怪我なら昔から何度もしてるよあいつは…」

「そ、そうなの?」

「てかお前こそなに?いつもあいつのことばっかり話してるけど……もしかしてあいつのこと好きなのか?」

「ち、違うし!なに言ってんのよ馬鹿!!」カァ

「図星かよ」

「う、うるさいっ……あ、あんたこそいっつも男くんの側にばかりいるけど………実はホモなんじゃないの?」

「はあああ!!ほ、ホモじゃねえしふざけんなブス!!」

女「そこ、いい加減黙りなさい」

「「…はい」」


キーンコーンカーンコーン

女「では今日の授業はここまでにします」

キリーツレイアザシタ

女「…」スタスタ

「あ、せ、先生!!待ってください!」

女「なんでしょうか?」

「あの…男くんは大丈夫なんですか?」

女「大丈夫ですよ、これから私が病院に連れていきますから」

「…そ、そうですか……も、もしかして入院とか…しちゃうんですかね…?」

女「そうですね…少しの間入院することになる可能性もありますね…私の勝手な判断ではなんとも言えませんが…」

「…」

女「…」

女「…もし…そうなった場合は……私の父が経営する病院ですので…」

「え?」

女「面会時間などは気にすることなくいつでも通すように伝えておきますから……好きな時に来てください…」

「い、いいんですか…?」

女「はい」

「あ、ありがとうございます!男君のことよろしくお願いします!」

女「…では…私は急いでますので…」スタスタ




ガラガラ

「あ、女先生…」

女「どうですか?彼の調子は…」

「ぐっすり眠ってますね…きっとずいぶんと寝不足だったのでしょう」

女「…」

男「…」スゥスゥ

「あ、いけない…私ったら…放課後職員室に呼ばれてるのすっかり忘れてた…」

女「大丈夫ですよ。ここは私に任せてくだされば…幸い今は他の生徒もいないみたいですし」

「助かります…彼が目を覚ましたら…まずしっかりと落ち着かせてから病院に連れて行ってくださいね」

女「はい、わかっています」

男「…」スゥスゥ



女「…」

男「…」スゥスゥ

男「…う…ん…」パチッ

女「おはようございます、男くん」

男「…先生…?」

女「はい、そうですよ」

男「…」

男「っ!!い、今何時ですか!!?」

女「もう放課後ですね、授業はすべて終わりました」

男「す、すぐに帰らないと…」バッ

男「うっ…!……っぅ…」

女「ほら、まだ痛むはずなんですから…急に動かないでください」

男「…そ、そんなことより……は、早く帰らないと…」

女「帰すわけにはいきません、君はこれから私と一緒に病院に行くんです」

男「!?」

女「誰がどう見たって君は重症です。そんな体で無茶しないでください」

男「か、帰してください…お願いします…」

女「だめです」

男「っ…お、お願いします……帰らないと…じゃないと……僕……」

女「…」

女「また…妹さんに暴力を振るわれるんですか?」

男「…」ビクッ

女「こうなってしまったのは……私が妹さんを挑発するような発言をしてしまったからですね…」

女「本当に申し訳ありません…私のせいでこんな……」

男「…」

女「でも…まさかここまでするとは思ってもいませんでした。過去にも何度かこんなことが?」

男「っ…」ビクビク

女「…」

男「い、妹は…僕の為を思って…やっているんです……」

女「…」

女「男くん…もうわかっています……もういいですから…」

男「ほんと…どうしようもない…僕を…まともにしようとしてくれているだけです…」

女「…大丈夫です……落ち着いてください…」

男「僕は…ダメな奴なんだ…なにやっても上手くいかなくて…」

女「もうやめてください…男くん…」

男「だって…僕には…何も…ヒックッ…」ポロポロ

女「…」

男「い、妹がいないと……!!僕には何もないから……!!」ポロポロ

男「…だから…!!」

ギュ

女「もういい…もういいんですよ…男くん……もう十分君は耐えてきました…」

男「ヒックッ…うぐっ…」ポロポロ

女「…辛かったですね…何年も何年も…」

女「私が……もっと早くに君と出会っていれば…こんなことになる前に…」ナデナデ

女「ごめんなさい……すべて私のせいです…」

男「…ヒックッ…」ポロポロ

男「…ほ、本当に…小さい頃から…ずっとだったんです……」

女「…うん」

男「小さい頃から…ずっと…妹のことが怖くて…ほんとに怖くてたまらなかった……」

男「だけど…妹はなんでも出来るから……悪いのは全部僕なんだ…僕のせいで妹はいつも怒っているんだって…」

男「だから…暴力を振るわれるのも仕方のないことなんだって……」

女「…うん」

男「で、でも……でも…やっぱり…ヒックッ…こんなの……こんなのおかしいよぉ…」ポロポロ

男「…僕は…何も悪いことしてないはずなのに……なんでこんな目に合わなきゃいけないの…」ポロポロ

女「そうです。君は何も悪くないんですよ……男君は何も悪くない」

男「…ほ、本当…ですか…?」

女「もちろん…悪いのは君ではなく全部妹さんのほうなんですよ?」

男「…」




女「でも…それを理解するには時間が必要ですね…」

男「…」

女「よしよし…」ナデナデ

女「…どうですか男くん…少しは落ち着きましたか?」

男「はい…」

女「よかった……」

男「…今まで…誰にも言えなかったのに…先生には言えました…」

女「じゃあ…私のことはもう怖くないのですか?」

男「…正直…よくわからないです」

女「ふふっ…君は素直ですね…」

女「いいです…焦らず…じっくりとやっていきましょう…」

女「早く君を私の物にしたい…そう思い焦ってしまった結果がこれです…」

女「君を傷つけてしまいました…」

男「…」

男「先生…」

女「はい、なんですか?」

男「もう少し…寝たいです…」

女「もちろんいいですよ…でも…それは病院に行ってからにしましょうね」

女「大丈夫、ずっと付いてますから…」




妹「…」

妹「…おそい」

「おい妹」

妹「……なんだ…あなたですか…」

「男なら待ってても来ないぞ」

妹「…はい?」

「先生が病院に連れて行ったからな」

妹「…」

妹「どうして?」

「どうしてじゃねーだろ、それよりなんでお前ら家族がさっさと病院に連れて行ってやんなかったんだ?」

妹「…」

「なあおい何とか言えよ」

「お、おい落ち着けって…なにムキになってんだよ…男なら大丈夫ってお前が一番言ってただろ…」

妹「…」タッタッタ

「ちょ!逃げんな待てこら妹!!」タッタッタ

妹「……」タッタッタッタ

「って足はやっ!?あいつ……まじか…」ハァハァ

妹「…あの女」タッタッタ

熱血だな

また夕方くらいに~

女「申し訳ありません。急にこんなわがままを聞いていただき…」

「何を仰いますか!!あなたからの頼み断るわけにはいきませんよ」

女「では…このまま彼をここで3日ほど入院させて置いてくださいね」

「かしこまりました」

女「ありがとうございます」

「…あ、あの~…このような時にこんなことを言うのも大変失礼かもしれないですが…」

女「わかっています。父にはちゃんと伝えておきますから」

「ありがとうございますっ!!」ペコッ

女「では、私はこれで失礼します」

「も、もうお帰りになられるのですか?」

女「また明日…彼が目を覚ましてからまた来ます」

男「…」スゥスゥ

女「ふふっ…今はゆっくり休んでくださいね」ナデナデ

「…(うらやましい」

女「…」スタスタ

「あ、いらしてたんですね。おつかれさまです」ペコッ

「おつかれさまです」ペコッ

女「もう用は済んだので今日は帰ります」

「では送迎の準備を…」

女「必要ありません」

「かしこまりました。ではお気をつけて」

女「…」スタスタ





デスカラ…コノカンジャサンヘノメンカイハ…ゲンザイ
ダカラドウシテナンデスカ?ドウシテアエナインデスカ?

女「…」


「それは…」

妹「私は彼の家族ですよ?なぜ会えないのかちゃんとした理由を答えてください」

女「騒がしいですね。病院ではお静かにお願いします」

「あ…お、おつかれさまです!」

女「あなたは下がっていいですよ。この方とは私が話をしますから」

「か、かしこまりました…失礼します」

妹「…」

女「よくここがわかりましたね。これからご家族の方には連絡しようと思っていたのですが」

妹「…兄さんに会わせてください」

女「会ってどうするのですか?」

妹「連れて帰ります」

女「無理ですね。それに会わせる気もありませんし…」

妹「ふ、ふざけるな!!」

女「ですから…お静かにお願いしますと言っているではありませんか…他の方の迷惑になります」

妹「じゃあ兄さんに会わせてください!早く会わせて!!」

女「彼はしばらく安静にしてないといけないんです。ゆっくり落ち着いて休める場所で」

妹「…兄さんにとって一番安心できるのは私の近くです…兄さんは私と離れるわけにはいかないんです…」

女「…」

妹「だから…早く兄さんを返してください…そうじゃないと……」

女「……お兄さんと離れて不安になりましたか?」

妹「っ…!?」

女「…」

女「…申し訳ないですが、あなたを彼に会わせるわけにはいきません」

女「どうかお引き取りを…」

妹「…」

妹「ただじゃ済ませないから…」

女「…?」

妹「私にこんなことしておいて……兄さんもあんたも……絶対に許さない…」ギロッ

女「恨むのなら私だけにしてくださいね」

妹「…」

女「では、妹さんさようなら」

妹「…チッ…」スタスタ



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー

妹「…」

妹「あ…もしもし………はい…」

妹「そちらの学校に通っている…男という生徒の親族の者なのですが…」

妹「…そうです……はい…」

妹「…」

妹「……実は……担任の女先生のことで少しお話しがありまして…」

妹「…」

おやすみまた明日書くね


男「…」ポケー

女「もう起きていましたか。おはようございます」

男「あ……おはようございます…」

女「朝早くからごめんなさい…一目君の姿を見てから学校に行こうと思いまして…」

男「……こんなにゆっくり寝れたの……久しぶりです…」

男「夜はいつも……怖かったから……」

女「…」

女「まだ休んでいてください。ここにいれば安全ですから」

男「はい…」

女「ふふっ…いい子です男くん…」チュ

女「……では、行ってきますね」

男「行ってらっしゃい…」


女「…」スタスタ

「あ、先生おはようございます…!」

女「…おはようございます」

「男くんは…その…入院しちゃいましたか…?」

女「ええ…少しの間だけですけどね」

「そうですか…」

女「彼のことが心配ですか?」

「…」

女「昨日も言いましたが…いつでも来てもらっていいですよ」

「…今晩行ってもいいですか…?うち…母親いないから…家族の晩御飯とか作ってからじゃないと…」

女「ええ、もちろんですよ…きっと彼も喜びます」

「ありがとうございます…」

「…」

女「まだ何か?」

「少しだけ…先生への印象が変わりました…」

女「…」

「ずっとただ冷たい人だと思ってましたけど…でも男くんのこと…本気で心配しててくれたみたいですし…」

「なんだか…思ってたよりいい人なのかもって…」

女「…」

女「授業に遅れますよ。早く教室に行きなさい」

「あ、はい、じゃあ失礼しますね」スタスタ

女「…」

女「そんなんじゃない…私はただ……」

女「…」



ピンポンパンポン



「「女先生、至急職員室に来てください」」


女「…おはようございます」

「あ、女先生おはようございます」

女「私に何か御用でしょうか?」

「理事長が何かあなたにお話しがあるみたいですよ」

女「そうですか。わかりました」

クビカナ?ツイニクビカナ?
シッー!キコエルカラヤメテ!

「…そちらの部屋で待っておられるのでどうぞ入ってください」

女「はい」


女「失礼します」

「…どうぞ入って、扉を閉めてください」

女「はい」

ガチャ

「お久しぶりですね。女先生」

女「ええ、お久しぶりです」

「…」ジィ

女「…どうかしましたか?」

「いや…相変わらず綺麗な顔をしているなと思っただけですよ」

女「…」

「今お付き合いしている人はいるのかな?」

女「いえ…いませんが…」

「それは意外だな、君のような綺麗な女性…普通なら周りの男どもも放ってはおかないだろうに」

女「…このような性格ですので…そういったことにはご縁がないです」

「今までに誰かを好きになったことは?」

女「…」

女「申し訳ないですがそろそろ本題に入っていただいてもよろしいですか?私も暇ではありませんので」

「いいから答えたまえ」

女「…」

女「ありますよ」


「それはいつの時?」

女「…今です」

「ほ~…そうかそうか…その人は君より年は上かな?」

女「…年齢は私より若いですね」

「君よりも若いとなると……その彼は相当若いことになるね」

女「…」

「まあ学校という場所に勤めていると自分より若い生徒たちと触れ合うことも多いが…」

「…」

「まさか君……自分が担任をしているクラスの子を好きになっている……なんて言わないよね?」

女「…」

「どうなんだ?」

女「…それはどういった意味でしょうか?」

「そのままの意味だが?」

女「…」

「実はね…昨日、君が担任をしている生徒の親族の方からご連絡を頂いたんだが…」

「君は男くんという子に教師として許されない感情を抱き……彼にしつこくつきまとっていると……そう聞かされたのだが…」

女「…その通りですね」

「……すまないが…もう一度言ってもらえるからな……最近耳が遠くて…」

女「別にしつこくつきまとっているつもりはなかったのですが…まあそう思われても仕方ないことはしてきましたね」

「…」

女「確かに私は彼のことを………男くんのことを愛していますね」

「それは冗談ではないの…だろ?」

女「ええ…もちろん……こんなこと冗談では言えませんよ」

「…」

女「本来あればこのことは誰にもいわず隠すべきなのでしょうが……私には無理です」

女「彼のことを愛してないだなんて……嘘でも絶対言いたくありませんから…」

「…君は教師失格だな」

女「ええ、自分でもそう思います」

「…」

女「私はどのような処分でも受けるつもりですので…どうぞご検討下さい」

「私が…きみを雇ったのは、きみのその容姿を気に入ったからだ」

「今まで他にどんなことを言われても君をクビにしなかったのも同じ理由………」

「そして…ようやく君を手に入れるチャンスができた」

女「…?」

「君の対応次第ではこのことはなかったことにしてあげよう」

女「私の対応次第ですか…?」

「ああそうだ…君が私の言う通りにしてくれるのであれば……この件のことは忘れよう」

女「…」

「もし断れば、その男君という子にも責任は取ってもらうからね」

女「なぜ彼が責任をとる必要があるのでしょうか?問題があったのは私だけのはずですが」

「わかってないね~君は……決定権がすべて私にあるのだよ」

女「…」

女「どうすればよろしいのですか?」

「それは…」モミッ

女「っ…」

「君も子供じゃないのだからわかっているだろう?」

女「…」

「ああ~…いいね~…君はすごくいい匂いがする…」クンクン

女「離れてください」

「おやおや…そんな態度でいいのかな?ん?」

女「……申し訳ありません」

「ぐふふっ…いいよいいよ……」

「…この職に思い入れも愛着も……何もなかったが……ようやく楽しくなりそうだ…」ニヤッ

女「…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー

「それでこいつさー…」

「俺はただ純粋にあいつがバナナを食べている姿が見たいんだー!!って…」

「言ってねーし!誰がホモだよ!!」

「いや、誰もホモだなんて言ってねーよ!!」

男「あははは……ありがとね、このバナナ美味しいよ」パクッ

「お、おう…////」

「え、やっぱりお前マジなの?マジでホモなの?」

「昔からの親友とか言っときながらのずっと男のこと狙ってたのか、お前…」

ダカラチガウッテ!!オレハオトコノコトガスキナダケデアッテホモジャナイカラ!!
イヤソレホモ!ゼッタイホモダカラ!!

男「ふふっ…」

「っと…もうこんな時間か」

「もうそろそろ帰らないといけないな」

男「わざわざ来てくれてありがとね」

「すぐ退院するんだろ?はぁ~…じゃあナースのお姉さんに会えるチャンスもあと少しなのか…」

「ナースか……なあ男」

男「ん?」

「俺これからちょっとナースの制服借りてくるからさ、それ着てk

ガシッ

「じゃあな、また明日来るわ」

男「うん、今日は本当にありがとね」

ガラガラ

「男くん!ごめんね、ちょっと遅くなったけどお見舞いに来たよー!」

「うるせえブス!!もう帰るんだよ!ほら来い!!」

ガシッ

エ、ナニソレ!?ワタシイマキタトコナンダケド!?
ダマレ!ブス!


男「…」

コンコン

女「失礼します」

男「あ、先生こんばんは…」

女「ずいぶんと賑やかでしたね」

男「す、すいません…」

女「いえ、君が楽しそうにしていたのでよかったです」

男「………みんな僕なんかのことを心配してくれて……本当にありがたいです…」

女「…」

男「…あの…」

女「妹さんのことでしたら考えないでください」

男「…」

女「君は彼女に支配されすぎていました………すぐには無理でしょうが…」

女「必ず、私が忘れさせてあげますからね」

男「…」

女「…」

女「まだ何か言いたいことがありそうですね」

女「どうぞ、遠慮なく言ってください」

男「…先生のほうは……大丈夫ですか?」

女「…私は大丈夫ですよ?」

男「…ごめんなさい…なんだか少しだけ、様子が変だから…」

女「どこか変なところがありましたか?いつも通りにしているつもりなのですが…」

男「…」

男「ほんの少しですけど……不安そうにしてるなって……そう思ったから…」

女「…」

女「ふふっ…」

男「…?」

女「やはりきみはすごいですね…男くん…」ギュ



女「君はいつも……私のことをなんだってわかってくれる」

男「…何か…あったんですか…?」

女「…」

女「いいえ…何もありませんよ…何も…」

女「君が心配するようなことはなにもありませんから、……安心してくださいね…」ナデナデ

男「…僕に…できることはありませんか…?」

女「…」

男「あの…先生は僕の事を…助けてくれようとしてるから……だから僕も何か先生の為に…」

女「…ねぇ…男くん…」

男「は、はい…?」

女「…私は、……君の為だったら本当に何でもするから……だからね……」

女「…」ナデナデ

女「私がこれからどんなに汚れても……きみだけは……」

女「…どうか君だけは……私の事を……見捨てないでください…」ギュー

男「…」

女「今はそれが私の唯一の望みです。………このお願いを聞いてもらえますか…?」

ギュ

女「…ふふっ…抱き返してくれるなんて……嬉しい…」

男「…」

女「ああ……私はなんて幸せ者なのでしょうか……本当に…生きててよかったです…」

お休みまた今夜くらいに

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー

女「…」

ガチャ

女「失礼します」

「やあ、待っていたよ」

女「…」

「そんなとこに突っ立ってないで私の隣に座りなさい」

女「…はい」スタスタ

「フフ…さあ、まずは乾杯でもしようか…」

女「申し訳ないですが私はお酒があまり飲めないので、ご遠慮させていただいてもいいですか?」

「いいから飲みなさい。そのほうが君も気が楽になるだろう?」

女「いえ、本当に結構ですので…どうかお気遣いなく…」

「…」

「相変わらず愛想のない女だ……まあいい……」

「これからたっぷり可愛がってやるからな…」ニヤッ

女「先にシャワーをお借りしても?」

「…ん、あ、ああ…私はもう入ったから…」

女「ではお借りしますね。早めに済ませますので少し待っていてください」スッ

「…」

女「申し訳ない。お待たせしました」

「ああ…やはり君は美しい…」

女「私の方はもう準備は出来ていますが…そちらも大丈夫ですか?」

「薬はもう飲んだのかい?」

女「必要ありません」

「は?」

女「私はどうやらそういったものには一切恵まれない体みたいですから」

「そ、そうか…じゃあゴムも必要ないか…」

女「ええ、問題ないかと」

「…では始めようか…さあ、こっちへ来なさい…」

女「はい…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ハァハァ…もう我慢できない…入れるからな…」

女「ええ、どうぞ…ご自由にしてください」

「ふっ…その生意気な態度もいつまで持つか楽しみだな…」ズボッ

女「…」

「痛むかい?」

女「いえ、初めてではありませんので特に痛みはないです」

「ほ~…処女ではないのか…少し意外だな…」ギシギシッ

女「…」

「相手は誰だ?まさかその男くんという生徒かね?」

女「違います。相手のことは……誰だか全く覚えていませんね……もう何年か前の事ですから…」

「ふんっ…誰だか覚えてないほどにやっていたなんて……ずいぶんと遊んできたんだね。君は…」ギシギシッ

女「…」

「はぁはぁ…どうだ……気持ちいいか…?」ギシギシッ

女「気持ちいいとは思わないです。…強いて言うなら……」

女「とても不快な気分です」


クールメンヘラお嬢様マグロ無能ビッチ女教師とか
設定詰め込みすぎで笑うわ

唐突なNTRに草

「くっ……ふ、不快だと…」

女「はい、とても不快に感じています」

「ふ、ふざけるなっ!」

女「?…」

「私を怒らせたらどうなるか…君もわかっているだろう!?」

女「ええ、もちろん。わかっているからこそ、あなたの望みを聞くことが彼を守る最善の方法だと思い……こうしているわけですが…」

女「…ですが…やはり不快なものは不快です……なるべく早く済ませてくださいね…」

「く、くそ女がっ…!さんざん遊んできておいて……今更不快だなんてよく言えるな!!」

女「別に遊んできたわけではないのですけどね…」

女「でも……確かに意味のないことをしてきたと思っていますよ」

「はぁはぁ…」ギシギシ

女「あの時は…本当にどうかしてました。いつも寂しくて…独りぼっちで……誰かに少しでも求められれば……今みたいに体を差し出す…」

女「…それでは何も満たされないとわかっていましたよ。…だけど……どうすることも出来なかった…」

「ふんっ…ただの頭のおかしな女だったか…」ギィギィ

女「そうです。私は頭のおかしいな人間ですよ……もう少し早く気づいてくれればよかったのですけど…」

>>202
>>203
ごめんなー

「こんな頭のおかしな女に付きまとわれるだなんて……男君も災難だな…」ハァハァ

女「彼には本当に申し訳ないと思っています…」

女「でも…彼はこんな頭のおかしな私でも…受け入れてくれる…」

「…」ギシギシィ

女「彼だけが私を…笑顔で迎え入れてくれるんです……どんなに汚れてしまっていても…この先どんなことがあっても…きっと…」

「ハァハァ…気色が悪い…」ギシギシ

女「…」

女「そういうあなたはどうなのですか?こういうことするの……私が初めてではないのですよね?」

「…君のクラスの前に担任…彼女もなかなか綺麗な子でね…」

「ぐふふっ……彼女はよかったね……きみと違って…犯しがいがあった……ちゃんと私好みの泣き顔を見せてくれたしね…」

女「…」

「でも結局最後には心を病んでしまってね。クビにさせてもらったよ…」

「はぁ~…本当に勿体ないことをしてしまった。やっと楽しくなると思ってたのに……これじゃあ彼女以下だ…」

「…人は見た目だけで判断したらだめだな…」

女「…」

「…もういい…早く終わらせよう…つまらん…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー



女「…」

「はぁ…ほらもう帰っていいよ…」

女「わかりました。臭いが付いたら困るのでもう一度シャワーお借りしますね」

「…」

「ああ、そうだ……もう君は明日から学校に来なくていいよ」

女「…つまりクビということでしょうか?」

「明日にはその男くんも退学処分にさせてもらうから…二人仲良く学校から消えてくれ」

女「それはおかしくありませんか?私のことはどうでもいいのですが、彼には何もしないという約束をしていただいたので、私は今日この場に来たのですが?」

「…君の対応次第だと言っただろう?こんな私を不快にするだけの無駄な時間を過ごさせたんだ…当然だろう…」

女「…」

「なんだ?何か文句でもあるのか?」

女「だから…いつも最初だけなんです……もう慣れています。こういう扱いを受けるのも…」

「…は?何を言っているんだ?」

おやすみ~
また夜くらい

女「あなたには多少なりと感謝をしていたんですよ」

女「理由はどうであれ…あなたが私を雇ってくれなければ、私は彼と出会うことはなかったでしょうから」

「…」

女「まあ…でも……おそらくこうなるのではないかと思っていました…」

「?…一体どういう…」

ガチャ

「失礼します」

「っ…!!?だ、誰だお前らは!?人の部屋に勝手にはいt」

「黙れ」ガシッ

「ぐっ…」

女「ちゃんと会話は録音出来ていますか?」

「はい、何の問題もありません」

「録音だと…お、おい!!一体これはどういうことだ!?」

「黙れと言っているんだ」

「き、貴様ら…!こんなことしてどうなるのかわかっているのか!?」

女「約束を守ろうとしないあなたが悪いのですよ。このまま私があなたの玩具になることで…彼に危害を加えないと言うのでしたら」

女「私は黙って耐えようと思っていたのですから」

「連れていけ。部屋はもう用意している」

「はい」グィ

ヤ、ヤメロ!ハナセ!
アバレルナ

女「あまり手荒な事はしないでくださいね。どうせ彼には選択の余地はないはずです」

「承知いたしました」

女「……」

「大丈夫ですか?」

女「とても気分が悪いです。」

「………あなたがこのようなことをしなくても……初めから我々に任せていただいていれば……」

女「そうですね。どうせこうなることはわかっていたのですから……そうしていたほうがよかったですね…」

女「でも、……出来る限り自分で何とかしたいと思っているんです。男くんの事………私の生徒に関わることはすべて私が…」

「…」

女「今日はありがとうございました。私は体を洗ってから帰りますので先に引き上げてください」

「わかりました。ではお先に失礼させてもらいます」

女「…」

女「やはり…彼女は子供ですね。こんなことしても…私はいなくなったりしないのに…」

女「…」

女「…はぁ…彼の妹だから少しは大目に見てあげようと思っていましたが…」

女「…でも……もう我慢の限界ですね……また彼にまで危害を加えようとした…」

女「…」ギュー

女「私はあの子の為なら何だって出来る……いくらでも非情になれる………男くんを私だけのものにする為なら……私はどんなことだって………」

女「……私がどんなに汚れた人間でも……彼は変わらず接してくれる…」

女「ふふっ…」

女「…また彼に…抱きしめてもらおう……あの暖かい手で……ぎゅっーと……」ギュ




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー

「なぁー、今日も男のお見舞い行くんじゃねーの?」

「行くけど一回家帰るんだよ。あいつに貸したい漫画がある」

「…それって普通の漫画だよな…?」

妹「…すいませんちょっといいですか?」

「ん?すまないが今急いでいr……あああ!!妹おおお!!」

妹「…うるさいですね」

「てめぇ…前はよくも逃げてくれたな…」

妹「この人では会話にならないのでそちらの人にお聞きします」

「あ、はい」

妹「そちらの学校で何か変わったことはなかったですか?」

「変わったこと……いや特にないかな~…」

妹「…」

妹「本当に何もないのですか?」

「ん~…あ、そういえば今日全校集会で理事長が辞めたとかなんとか言ってたか…」

「それで代わりに女先生の遠い知り合いの人が来たんだって」

「てかみんな急に辞めすぎだろ……まあ理事長なんて滅多に学校にいなかったからどうでもいいいけど…」

妹「…そ、それだけ…ですか…?」

「後は特になにもないかな~…」

妹「…」

妹「わかりました。ありがとうございます」

「おい待て妹!!俺からも話があr

妹「うるさい黙れ」ギロッ

「」ビクッ

妹「…」スタスタ





妹「…」

妹「……あの女……どうしていなくならない……」


「妹ちゃ~ん、ごはん出来たわよ~」

シーン…

「…返事がない…もしかして寝てるのかしら…」

妹「…」スタスタ

「あら、起きてたの?ちゃんと返事くらいしなさいよ」

妹「…チッ…うざいんだよ…くそ婆が………」ボソッ

「え?」

妹「いえ…何も…」

「そ、そう?それならいいのだけど…」

妹「…父さんはまだ帰ってきていないのですか?」

「ああ、お父さんには男のところに着替えとか持って行ってもらってるわ」

妹「…そうですか…」

「はぁ~……やっぱりすぐに病院に連れていくべきだったのね…あの子、いつも我慢する癖あるから…」

妹「…」

妹「ごはんはいりません。少し出かけてきます」スタスタ

「え!?何言ってるの、こんな時間に出歩いちゃだめよ」

妹「すぐに帰りますから大丈夫です」

ガチャ



「本当に済まなかった!!」ガバッ

男「や、やめてよ父さん…顔上げて…」

「いやだめだ!!俺は父親失格だ!!」

男「だ、大丈夫だって言ったのは僕の方だし…そこまでひどい怪我じゃないから…」

「くっ…情けない…!妹ちゃんが大丈夫だと言っていたから…その言葉を信じてしまっていた…」

男「…」

「男!俺を一発殴ってくれ!!いや一発じゃなくてもいい好きなだけ殴ってくれ!!」

男「いやほんとにいいから…」

「そ、それなら何か俺に出来ることはないかっ!?なんでもいいぞ!!」

男「…一つだけいいかな?」

「ああ!何でも言ってくれ!!」

男「もう面会時間も過ぎてるし…今日は帰ってくれるかな…」

「だ、だよね~…ほんとごめんな?」

男「大丈夫だよ。そんなに心配しないで」

「…くぅ…お前は本当に優しいな~…」

男「…」

「確か…明日で退院だったな。また迎えに来るから……じゃまた明日」

男「うん、わかった。気を付けて帰ってね」


「ふぁ~…」

「はは、どうした眠いのか?」

「はい…最近少し寝不足で…」ゴシゴシ

「交代の人来るまでもう少しありますが……私はがんばr……」グゥグゥ

「おいおい…」

「ハッ!すいません…結構限界みたいです…」ゴシゴシ

「ここは俺が見ててやるから…さっとコーヒーでも飲んで来い」

「だ、駄目ですよ!ここは今、私以外はみんな休憩に行っているんですから…警備のおっちゃんに任せてここを離れるなんて…」

「大丈夫だよ。どうせ面会時間も過ぎてるんだし誰も来んだろう…まあ来たとしても俺がしっかり対応しておくから安心しなって」

「そ、そうですか?じゃあお言葉に甘えて少しだけ…」

「おう任せとけってどうせ俺も暇だしな」

「…はぁ~…それにしても本当にこの病院は暇だな…」

「金持ってるからか人手も多いし……俺なんもやることねーよ…」ブツブツ

妹「…」

妹「…あの…」

「ん?どうしたお嬢ちゃん」

妹「受付はここでいいのでしょうか…?」

「ああ、悪いね、今日はもう面会時間は終わってるんだ」

妹「…そこをなんとかお願いできませんか…?」

「ん~…こればっかりは規則だからな~…」

妹「お願いします……どうしても兄に会いたいんです…」

「ご家族の方?ん~…そうだな……まあ少しくらいならいいかな…」

妹「本当ですか?」

「ああ、ただし少しだけだからね」

妹「ありがとうございます…」

「え~っと確かここに名前を書いてもらって…それから…」

妹「…」


結構適当に書いてるから意味わからんとこ多くてごめんなー
文章書くのってやっぱり難しい

お休みまた夜くらいに

「いやー、それにしても偉いね。一人でお兄さんのお見舞いに来るなんて」スタスタ

妹「…」スタスタ

「っと、この部屋だね」

妹「…どうもありがとうございました」

「いいよいいよ。こんな可愛いお嬢ちゃんの頼みを断るわけにはいかない」

「帰るときはその札を受付に返して帰ってね。それじゃ」スタスタ

妹「…」

妹「…ふふっ」

妹「お待たせ、兄さん……やっと会えるよ…」

ガラガラッ

妹「兄さーん、失礼しますね」

男「…!!?」

妹「ふふっ…こんな時間にごめんなさい…」

男「…っ…ど、どうして…」ビクビク

妹「とても親切なおじさんが入れてくれたんです」

妹「本当はすぐにでも会いに来たかったのですけど……なぜか入れてもらえなかったんですよねー……」

妹「どうしてでしょう?」

男「…」ビクビク

妹「ああー…でもこれはさすがにないと思うのですが…」

妹「まさか…兄さんが私に会いたくないと言った……なんてことは……

男「い、言ってない!!そんなこと言ってないから!!」

妹「ふふっ…兄さん少し落ち着いてください…」

男「っ…ご、ごめ…」ビクビク

妹「何もそんな脅えなくてもいいじゃないですか。……せっかく会いに来てあげたんですよ?……」


男「…」ガクブル

妹「だーかーらー…そんなに脅えないでくださいって言っているではありませんか…」

男「…っ…ご、ごめんなさい…」

妹「…」

男「……震え…止まらなくて…」ガクガク

妹「…」

妹「…兄さん」スッ

男「っ!!」

ギュ

妹「大丈夫です。……殴ったりしませんから…安心してください」

男「…」ガクガク

妹「ほら…何もしないですよ…」

妹「私は兄さんに会いたかっただけです…」

男「…」

妹「…もちろん…兄さんも……私に会いたかったのですよね…?」

男「…」

妹「兄さん…?」

男「…」

妹「兄さんってば………聞いているのだから答えてくださいよ…」

男「……く……な……った…」

妹「…ん?ごめんなさい…私ったら聞き間違えちゃったみたいです…」

妹「…もう一度言ってもらってもいいですか?」

男「…あ、会いたくなか…った…」ボソッ

妹「…」

妹「……ん~…」

妹「…聞き間違いではないみたい……おかしいですね…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おっちゃんありがとね~。おかげで少し目が覚めたよ」

「おう、おかえり」

「別に誰も来なかったでしょ?この時間に来る人あんまりいないからね~」

「いや、一人だけ来たよ。個室の患者さんへの面会だったからちょっとくらいいいかなって」

「え~、困るよそういうの~…規則はちゃんと守ってもらわないと…」

「ってまあ、そういう私もちょっとくらい大目に見るときあるけどねー」

「しっかし最近の若い子は兄弟想いの子は多いんだな…俺は関心したよ…うん…」

「…ん?兄弟…?」

「ほら、ここに書いてある、この子…こんな時間にわざわざお兄さんに会いに来たんだとよ」

「……な…」

「ん?どうした…怖い顔して…」

「お前なにしとんじゃあああああああああああ!!!」ガシッ

「え、何が!?俺はなんもしてない!ただ通しただけだよ!!」

「それが駄目なんだよ!!うわああ終わった!!私完璧に終わった!!」

「落ち着けって……あ、お嬢様…お疲れ様です」

「!!!!?」

女「…どうしたのですか?そんなに騒いで……何かありましたか?」

「あ……お、お嬢様!!こいつです!全部このおっさんのせいです!!」

女「…?」

「ちょ、お前失礼だろ…ちゃんと説明しろって…」

女「話が全くよくわかりませんが……一体どうしたですか?」

「このおっさんがお嬢様に絶対に通すなって言われてた子を通しちゃったんですよ!!」

「えええええそうだったのかよ!!だったら先言えよ馬鹿!!」

「うわあああんお嬢様どうかご勘弁を……っていない…!?」

妹「おかしいですね~……兄さんがそんなこと言うはずないのですけど…」

男「…」ガクブル

妹「兄さん、嘘付いたら駄目ですよ?ちゃんと本心を言ってくださいね?」

男「…お、お願いだから…もう帰って……」

妹「…」

妹「……ふふっ…面白い冗談ですね…兄さんがこういう時に冗談が言えるとは思ってませんでしたよ」

男「…っ」パッ

妹「あ…ちょっと兄さん…布団に包まっても駄目ですよ」ユサユサ

妹「ちゃんとお話ししましょうよ。…あの女に何か言われたんでしょ?」

妹「でもわかってると思うけど、あの人が言ってることは全部…ぜーんぶ…嘘なんだからね?兄さんわかってるよね?」

男「…」

妹「まあ…あの人頭おかしいから………だってあれだよ?自分の生徒のことをそういう目で見てるんだよ?」

妹「ほんっと気持ち悪い……」

男「…」

妹「ねぇ…兄さんもそう思うでしょ?」

男「…」

妹「チッ…」

妹「いつまでも布団に隠れてないで何とか言えよこのクズが!!」ガバッ

男「っ…!!」

妹「…何その目?何か文句あるの?てか何でそんなに反抗的になってるの?ねえなんで?」

男「…」

妹「何とか言いなさいよ」

男「…もう……いいよ……」

妹「…は?」

男「ぼ、僕の事は…もう…放っておいて…」

妹「…それってどういう意味?」

男「…ずっと…妹のやってることは正しい……僕が間違ってるんだ…って…」

男「そうやって考えてきた…けど……違うって……あの人が教えてくれた…」

妹「…」

男「だ、だからね。妹…僕のことは放っておいて……僕は妹がいなくても…」

妹「…」

男「先生が……あの人がいれば………もう大丈夫だから…」

男「今まで本当にごめんね……でもこr

バンッ

妹「ふざけるなっ!!!」

男「!!」

妹「私がいなくても大丈夫ですって!?兄さんはよくそんなこと言えるよね!!」

妹「私に逆らったらどうなるかのかよくわかってるでしょ!?」

男「…」

妹「それとも何?殴ったり犯したりするくらいではもうわからないくらいに頭がおかしくなってしまったんですか?」

男「…い、妹…お願い帰って……もう一緒にいたくない………」

妹「…」

妹「お前……本当に殺すぞ…」グィ

男「」ピクッ

ガラッ

女「っ!!今すぐ彼から離れなさい!!!」

妹「…」

女「離れろと言っているんです!!」パッ

妹「…いたっ…」

女「男くん大丈夫ですか!?何かひどいことされてはいませんか!?」

男「…だ、大丈夫です……」

女「そうですか……よかったぁ…」

女「…」ギロッ

妹「チッ…なんですかその目?……別に私は何もしてないですけど?」

女「彼に近づかないでくださいとお願いしたはずですよね」

妹「そ、そうですね。で、でも……ヒックッ…わ、私…ど、どうしても…」ウルウル

妹「ごめんなさい……兄さんに会いたくて……それでつい……ううっ…」ポロポロ

バチンッ!!

妹「っう…!いきなり何すんのよ!!」

女「ずいぶんと嘘泣きがお上手みたいですが、相手を見てやったほうがいいですよ」

妹「チッ…くそ女が……いい気になるな…」

女「…いい気になっているにはあなたでしょ?本当にどうしようもないクズですね」

妹「人のこと言えないでしょ?いつまでもこんな勝手な事が許されてるなんてさ……」

妹「…どうせ…あんた……自分の体でも売ってるんでしょ?あ、それともお金使ってるのかな?」

女「…」

妹「あれれ~?何も言わないってことはやっぱりそうなんだ~…へぇ~…」

女「…」

妹「気持ち悪っ……そこまでして人の所有物をほしがるなんて……あなた…異常なんてもんじゃないよ…」

女「…確かにその通りです。私もあなたも…普通ではないです」

妹「あなたと一緒にしないでもらえるかなー?すごく気分が悪いのですけど…」

女「…」

「はぁはぁ…お、お嬢様ここにおられましたか!先ほどは本当にもうしわk

女「今すぐその子を追い出してください」

「え、あ、はい!!」

妹「大丈夫。自分でちゃんと帰りますから安心してください。ご迷惑をお掛けしました」

「よ、よし…出口まで送ろう…」

妹「兄さんは…確か明日帰ってくるのですよね?」

男「…」

妹「それでは、私待っていますから……帰ってきたらまた…たくさん遊びましょうね?」ニコッ

男「」ゾクッ

妹「ふふっ…またね兄さん」スタスタ




男「…」

女「大丈夫ですか?本当に何もされてはいませんか?」

男「…はい…」

女「…」

男「…帰ったら…何されるんだろう……妹にあれだけ逆らっちゃったから…」

女「あの子のいるところに帰したりはしません」

女「学生寮への入居の手続きはもう済んでいますから、君は明日からしばらく寮で暮らしてください」

男「え…でも…確か寮にはいくつか基準があって……僕は……」

女「問題ないです。そんなことどうにでもなりますから君は心配しないでください。ご両親への了解も私が…」

男「…」

女「…どうかしましたか?」

男「…その…一体どうやって……」

女「…」

女「妹さんが言っていた通りの手段を使っているだけですよ」

男「…え…」

女「…何度も言っているではありませんか」

女「君を私の物にする為だったらどんなことでもやると」

女「その為なら……お金や権力……体を差し出すことさえも……何の躊躇いもなく出来ます」

ちょっと体調崩してた
お休みまた明日

男「…」

女「幻滅してしまいましたか…?」

男「いえ…」

男「僕も妹を怒らせない為に……なんだってしてきたから…」

女「…」

男「でも、先生……今日妹にやっと言えました」

男「もう一緒にいたくないって」

女「…そうですか」

男「こんなこと…妹に言えたの初めてなんです。先生が助けてくれるって言ってくれたから…だから……」

女「…」

女「…男くん、わかっていますよね?」

男「…?」

女「君にはもう選択肢がないんですよ。…私に頼る以外に選択肢がありません」

男「……確かにそうですね。先生以外に助けてくれる人もいない…」

女「…」

女「これから君は私の言うことだけを信じ……私の言うことはなんだって聞くことが出来ますか?」

男「…」

男「そうしていれば、…もう妹に脅えなくてもいいようにしてくれますか?」

女「もちろん。今日みたいな目に二度と合わせません。一生君のことを守ります」

男「……わかりました。先生の物にでも……何にでもなります。だから…」

男「お願いします…助けてください…」

女「…ええ………助けてあげます…」ニヤッ

男「ありがとうございます…」

女「ふふっ…」

女「…これで君は私の物……私だけの物になりました……一生離しません…ずっと一緒です…」

女「私の物には……誰も手出しはさせません…」

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


妹「母さん…ちょっといいですか?」

「ええ…はい…わかりました。」

妹「…電話中か…」

「では、よろしくお願いします…失礼します…」ガチャ

妹「おはよう、母さん」

「ん?どうかした妹ちゃん」

妹「兄さんは今日帰ってきますよね?何時頃帰ってくるのでしょうか?」

「ああ、男なら寮に入るみたいだからしばらく帰ってこないって」

妹「え…」

「あの子ずっと寮に入りたい入りたいって言ってたからね……自宅から近いって理由で断られてたけど…」

「なんか許可もらったらしいから…まあよかったのかな?…あの子が望んだことd

妹「ふざけんなよクソ婆!!!そんなの断りなさいよ!!!」

「!!お、親に向かってなんて口聞くの!!」

妹「あんたらみたいなクズ生まれて一度も親だなんて思ったことないんだよ!」

「なっ……」

妹「ああああああ!!あのクソ女がまた私と兄さんの邪魔を…!!!もうイライラする!!」ガンガンッ

「ちょ、い、妹…!?ど、どうしちゃったのよ……あなたはそんなことする子じゃ……」オロオロ

妹「あぁ!?お前に私の何がわかるんだよ!?何にも理解してねえだろうが!!」

「…っ」

妹「私のことをちゃんと理解してくれてるのは兄さんだけ!!他はみんなクズ!!」

妹「あんたも父さんも……みんな!みんなクズなんだよ!!」

「妹ちゃん……」

妹「ハァハァ…」

「…とりあえず…学校に行って頭冷やしてきて…私も仕事行かなきゃいけないから、帰ってきたらまたお話ししましょう」

妹「…クズと話すことなんて何もない……みんな死ね……」

ガチャン

「…あの子…どうしちゃったのかしら…」

お休み
また夜か明日に~

妹「…」

「それであの子がね……」

「あははは…そうなんだ…」

妹「…」

「妹ちゃん?大丈夫?」

妹「は?何がですか…?」

「え、い、いや…何かぼーっとしてたから…」

妹「…別に……ただ興味がないから聞いてなかっただけですが…」

「…はあ?…何、その言い方…」

妹「本当の事を言っただけだけど?」

「……あんたさー…いい加減その人を馬鹿にするような態度辞めたら?こっちだって好きであんたなんk

「ああああ!そうだった!!私たちちょっとお手洗いに行こうとしてたんだった!!」ガシッ

「ごめんね妹ちゃん!また後でー!!…ほら行くよ!!」グィ

「…チッ」スタスタ

妹「…」

妹「…」スタスタ

「だからさー…あんたはもうちょっと我慢しなって」

妹 ピタッ

妹「…(この声…あの子たちか…」

「だって…あいつムカつくんだもん…」

「私だって別に好きで仲良くしてるわけじゃないよ。ただあの子と一緒にいたほうが色々とお得じゃん?」

「成績優秀で先生達からの評判も良いしさー……美人だからかっこいい人とかによく声かけられるし」

「性格最悪だけどね」

「だから仲良くしてるフリだけしとけばいいんだって、お友達ごっこ!」

「わかったよ…我慢する…」

「それにしてもさー、あの子のお兄さんはいい人なのに…なんであの子はあんなに性格悪いんだろう…?」

「ああ、確かに…私もたまにお兄さんとばったり会ったりするんだけどさ」

「会うたびに、いつも妹と仲良くしてくれてありがとう。これからも仲良くしてあげてね…って」

「私も同じような感じのことよく言われるなー…なんかあの人感じ良いよねー」

「なんで兄弟なのにこうも違ってくるんだろうね」

バリンッ!!

「!!?」

妹「…」

「い、妹…ちゃん…え…?い、いつからそこに……それになんでガラス割って…」

妹「…」ギュ

「あ、危ないよ…破片つかんだりしたら…………」

「か、片付けるの手伝うからさ…それ早くおいt

妹「…」ガシッ

「ひっ…!!?」

「ちょ、い、妹ちゃん!?何してるの!?」

妹「うるさい……あまり騒ぐとこいつの喉刺しちゃいますよ?」スッ

「や、やめっ……お、おおお願い…」ブルブル

妹「だから喋るなって言ってるだろうが…」

「や、止めてよ妹ちゃん!!どうしてこんなこと……ほ、ほら…私たち友達じゃん…」

妹「はぁ~?」

妹「私はあんたたちのことを一度でも友達だなんて思ったことないけど?」

「っ…」

妹「言っておくけど…お友達ごっこに付き合ってあげてたのは私の方なんだよね」

「…」

妹「まあ別に何と言われたってどうでもよかったのだけど……私今すっごく機嫌が悪いの……あまり調子に乗らないでもらえる?」スゥ

「わ、わわわかったから……ここ、殺さないで…」ブルブル

妹「…」パッ

「っ…だ、大丈夫!!?怪我してない!?」

「」コクコクッ

妹「鬱陶しいので二度と私に近づかないでください。あ、それと後片付けよろしくお願いしますね?」

「「…」」

妹「それでは…さようなら…私は大切な用があるので帰ります」





妹「兄さんを迎えに行かなくてはなりませんから……」

ちょっと用事が入った
また今夜に

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「なあ、お前今日から寮に住むってマジ?」

男「そうだよ」

「へ~、そうなんだ。よかったじゃ、お前ずっと寮に入りたいって言ってたもんな」

男「…うん」

「え、男くん寮に住むの!?退院したばかりで大変でしょ?指もまだ治らないだろうし…」

男「大丈夫だよ。心配してくれてありがとね」

「その…も、もしよかったら……たまに何か手伝いに行ったりしてもいいかな…?」

「うるせえ!!俺がやるから問題ない、それにブスは立ち入り禁止だ」

「ブスが立ち入り禁止ってより女子が立ち入り禁止だからな」

「女子はみんなブスだろうーが!!」

ウワー…ヤッパリ…マジモンナンダ…
サイキンオマエ、ホンショウダシハジメタナ

男「」ゾクッ

「お?どうした男、体がまだ痛むのか…?」

男「いや……なんだか少し寒気が…」

「お前寒がりだもんなー…待ってろ窓閉めてやるから」

イヤ、サムインジャナクテ…オマエガキモイカラ…
シーッ!イッチャダメ!

「…ん?…あれ…妹じゃね…?」

男「え…!?」

「あの校門に立ってる奴」

「ああ~確かにあの子だ」

「ほら男、あれお前の妹だよな?」

男「…」

妹 ジィ

「なんかずっとこっち見てるけど……お前のこと待ってるんじゃね?」

男「う、うん……た、たぶんそうだよね……」

「男、ちょっと行って来いよ。次の授業始まるまで少し時間あるから」

男「」コクンッ

「俺も一緒に行ってやるよ。寮に入るから荷物とか持って来てくれてるのかもしれんしな」

男「うん…ありがとう…」

妹「…」

「おーい、妹」

男「…」

妹「…兄さん」

「どうした?荷物でも持ってきてくれのか……と思ったけど手ぶらじゃねーか」

妹「兄さん…迎えに来ました。早く帰りましょう」

「無視かよ…」

男「…ご、ごめん…僕は…しばらく家には帰らないから…」

「え、なに…お前寮に入るって言ってなかったの?」

ガシッ

妹「いいから帰りますよ…」グィ

男「や、やめてよ…」ビクッ

「おいおい妹辞めろって、なんか知らんが男が嫌がってるだろ」スッ

妹「うるせえな!!関係のない奴は黙ってろよ!!!」ドンッ

「うっ…つぅ……ゲホッ…!お、お前…そこ…みぞおち…」ゲホゲホッ

男「だ、大丈夫!?」

妹「そんな奴どうでもいいから…!!ほら、早く帰りますよ…」

男「い、いやだ…って…ほ、本当にやめて…」

妹「いいから!!兄さんは私の言う通りにしていればいいんです!!」グィ

男「っ…」

妹「大丈夫…私に従っていれば絶対に後悔しません。私は必ず…兄さんを…」

ツンツン

妹「だから関係のない奴は引っ込んでろって言ってるでしょ!!」パッ

女「…」

妹「あ、あんた…!!…な、なに?また私の

バチンッ!!

妹「っ…!!」

女「…男くん、そろそろ授業が始まりますから急いで教室に戻ってください」

男「え、えっと…でも…」

女「…」

男「わ、わかりました…」

女「そこで蹲っている彼も…早く戻ってください」

「ふぅー、ふぅー…妹…てめえ覚えてろよ…」スッ

男「歩ける…?肩貸すよ…」

妹「ま、待ちなさい!!」

バキッ!

妹「うっ…いったいわね…!!」

女「…」ガシッ

妹「くっ…」

女「…」

女「私の物に勝手に触ろうとするな」

妹「!!…だ、だから…違うって…兄さんは私の……も、物だって何度言えば…」

バキッ!ボキッ!!

妹「うぐっ…っう…!」

女「…」

バコッ!!ドカッ!

妹「ぐふっ…つぅ…い、いだっ…や、やめ…やめろっ…うぅ…」

バキッ、ボキッ……

妹「ううっ…ぐっ…ゲホゲホッ…はぁはぁ……」

女「…」

妹「はぁはぁ…なんだよ…その目…」

女「…」

妹「み、見下してんじゃねーよ!!クズの癖に私のことを見下すんじゃ…!!」

ガシッ

妹「ひっ…!」

女「あなたも同じですよ?」

妹「…」

女「…ですが、あなたという存在がなかったら、もしかしたら…彼を私の物に出来なかったかもしれませんね」

女「そのことに関してだけはお礼を言わせてもらいます」

妹「…」

女「長い間ご苦労様でした。あなたのようなクズ、もう彼に一切必要ありませんので…」

女「…どうか…二度と、彼の前に現れないでくださいね」

妹「ふ、ふざけるな…どうしt

女 ギロッ

妹「」ビクッ

女「…」

女「では、さようなら」スタスタ







妹「…」


お休み

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

妹「…」スタスタ

ウワー…アノコ、ボロボロジャン
イジメニデモアッテンノカナ…カワイイノニ

妹「…」スタスタ

ヒソヒソ…ザワザワ…

妹「…」スタスタ

妹「………私をそんな風に見るな……クズどもが…」



『あなたも同じですよ?』



妹「っ…」

妹「…ちがう…私は……私と兄さんは……違う……」

妹「…」

「妹ちゃん、遅いわね…」

「てか妹ちゃんが本当にそんなこと言ったのか?とてもじゃないが信じられんな…」

「私も耳を疑ったわよ……あの子があんな言葉を使うなんて…」

「……男と違って…あの子は出来のいい子のはずなんだが…」

「ちょっと!またそういうこと言って…」

「い、いや別に変な意味ではないぞ…!」

ガチャ

妹「…」

「あ、帰ってきた…」

妹「…」スタスタ

「おかえり妹ちゃん、ちょっとお話をしようか…」

妹「…」

「ん!?妹ちゃん怪我してるのか…?」

「だ、大丈夫!?一体何があったの……ま、まさかいじめ!?」

妹「…道で転んだだけです」

「み、道で転んだって…そんなわけないだろう」

妹「本当にそれだけです。何の問題もありませんから」

「妹ちゃん……お願い本当のことを言って……ね?」

妹「…」スタスタ

「ちょ、ま、待ちなさい…」ガシッ

妹「私に触るな!!!!」バッ

「!?」

妹「…」

妹「…あなたたちは私が今までどんな嘘を付こうがそれをろくに疑いもせず、馬鹿みたいに信じてきたんです」

妹「今回もそうしてください……ほら、だって私とてもいい子じゃないですかー?ねえ父さん?」

「え…お前は何を…言って…」

妹「面倒くさいので今さら親面して心配なんかしないでくださいってことです」

「お、親面って……愛する我が子の心配をするのは当たり前のことだろう…!」

妹「馬鹿馬鹿しいですね。自分の子供のことを何一切理解してないくせに愛しているだなんて」

「なっ…」

妹「まあ、仮にあなたたちが私を本当に愛しているとしましょう」

妹「では、聞きますが…兄さんのことも私と同様に愛していますか?」

「も、もちろんだ…」

妹「嘘ですね」

「嘘なんかじゃ…」

妹「ではなぜ、小さいときから私と兄を比べて差別してきたのでしょうか?」

「さ、差別なんかしてないじゃない…私たちは同じように…」

妹「あなたたちは兄の言うことと私の言うこと、一体どちらを信じてきましたか?」

「…」

妹「私のやりたいことと、兄さんのやりたいこと…一体どちらを優先させて来ましたか?」

妹「私と兄さん…」

妹「一体どちらをいらない子だと思ったことがありますか?」

「…妹、いい加減にしないさい……」

妹「…私…今でもはっきりと覚えているんですよ……」

「…」

妹「まだ私も兄さんも…小さい頃にあなたが無意識に言ったあの言葉が…」

「…俺が何か言ったか……?」

妹「ええ、父さんは確かにこう言いましたよ」

妹「兄の方はいらなかったかもな……と」


妹「どうして…あんなにも優しい兄さんがそんなことを言われなければならないのか…」

妹「小さいながらに…悔しくて悔しくて…たまらなかった…」ギュ

妹「なんで…お前らみたいなクズに…私の兄さんを……」

「お、お父さん……そんなこと言ってないわよね…?」

「…やべっ…言ったかもしれない」

「はぁああ!!?なんでそんなこと言ったの!?」

「い、いやほら…昔酒とか結構飲んでただろ…?酔っててよくわからんことを…言ったかも…」

「ほんっと最低ね……!!」

妹「あなたも人のこと言えないでしょう?」

「え…?わ、私…!?」

妹「あなたは兄さんをいらない……と思ってる以前にそもそも兄さんに対して興味がないですよね?」

「っ…」



妹「昔から兄さんのことに一切興味を持って接しようとしない、全て周りに任せてるだけ」

「…」

妹「今朝のことに関してもそうです。子供が家を出て寮に入ると言っているのに本人から何の
話も聞かず、はいそうですかと納得している」

妹「私のことは、帰りが少しでも遅いと無駄な心配をすると言うのに」

「…そ、それはあの子が望んだことだし…それに妹ちゃんは女の子だから余計心配に…」

妹「なぜそれを望んでいるのか理由を聞いたことはありますか?」

「…」

「え、ちょっと待って男のやつ寮に入るの!?俺何も聞いてないんだけど!!」

「今はそんなことどうでもいいじゃない!!あんただって迎えに行くって言っときながらどうせ忘れてるんでしょ!?」

「忘れてねえわ!!ちゃんとこのあと、妹ちゃんの次に…」

妹「ほら、そういうとこですよ」

「「…」」

妹「…私はあなたたちとは違う。いつも兄さんのことだけを思い、兄さんのためになることだけを考えてきました」

妹「…」

妹「兄さんの周りにはクズが多すぎる。だから…私がしっかりと面倒を見てあげないと……兄さんまで……」

妹「…」

妹「…間違ったことはしていない……全部兄さんのためにやってきたことだから……大好きな兄さんのために…」

妹「……お前らみたいなクズに…兄さんを馬鹿にさせないために……私はずっと……」

「…えーっと……」

「…ごめんね妹ちゃん……まさかあなたがそんな風に思ってたなんて…」

「い、いや、でもな……俺たちも人間だからさ……多少優劣を付けるのは仕方がないって言うか…」

「そ、そうね……正直、要領のあまりよくない男より……何でもすぐに出来ちゃう妹ちゃんの方が親的には…」

妹「お前らがそうやって兄さんを馬鹿にするから…!!!だから…私は……!!!」

「あ、いや…べ、別に馬鹿にしたわけでは…」

妹「…」

妹「…もういい…私は疲れました…」

「…」

妹「まだ何か話したいことがありますか?」

「…いや…今日はもういいよ…」

妹「…そうですか」

妹「では、私は先に休ませてもらいます」

「あ、ご、ご飯は……いらないよね…」

妹「…」スタスタ

ガチャ

妹「…」

妹「……兄さんの部屋…」ドサッ

妹「…このベッドは………私の大好きな匂いでいっぱい…」ギュ

妹「…」

ガタッ

妹「…?」

妹「…なんだろう……この薬……睡眠薬…?」

妹「………兄さん……睡眠薬飲んで寝てたんだ…」

ガサガサッ

妹「……結構いっぱいある」

妹「…」

妹「…これをたくさん飲めば………私もよく眠れるかな……」

妹「…」

妹「もういいよね……たぶん…もう…」




妹「………お休み……兄さん…」


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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー

お休み
また明日の昼頃にー

ごめん、やっぱりこのままの感じでいくね

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ーーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーー

妹「…」パラッ

「あら、妹ちゃんまたご本読んでるの?偉いわね~…」

妹「…うん」パラパラ

「この前買った本も、もう読んじゃったの?」

妹「うん、読んだよ」パラッ

「まだ小さいのに本当に偉いわ~……また新しい本買ってあげるからね」

妹「…]

妹「私はもういらないよ………お兄ちゃんにも何か買ってあげて」

「男に?…あの子はいいのよ、毎日毎日…馬鹿みたいに外で遊んでばかりなんだから…」

妹 ピタッ

「いや、母さん…馬鹿みたいにって…それが普通だからな。子供は遊ぶのが仕事だから…」

「ああ、うん…そうなんだけど………やっぱり勉強してる子と遊んでる方とじゃあ………」

「いやわかるよ……言いたいことはわかるけども…」

妹「…」

妹「お兄ちゃん」

男「あ!妹!さっきね、すっごいでかいカブトムシいたんだ!!」

妹「…」ギュ

男「ん?どうかしたの?」

妹「この本、私もう読んだからあげる……お兄ちゃんも読んで」

男「ええ~…やだよ…」

妹「…」

男「だって妹が読んでる本……難しい字がいっぱい書いてるから僕読めないし…」

妹「わからないところは私が教えてあげる」

男「ん~…でも…」

妹「いいから読んで!!」グィ

男「!!わ、わかった…読むよ…」

妹「…絶対読んでね!約束だよ!」

男「う、うん……全然わかんないけど…」パラパラパラッ

妹「えへへっ…大丈夫だよ。私が全部教えてあげるから」

妹「…」

妹「…お兄ちゃんもを本読んでいっぱい勉強すれば……きっと……」

ーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー

「お父さん!また妹ちゃんが一番いい賞もらってきたわよ!!」

「本当か!いやー妹ちゃんは本当にすごいな…」

妹「…大したことないよ…こんなの簡単だし…」

男「妹やったじゃん!すごいよ!」

妹「…本当に…?お兄ちゃんもそう思ってくれる…?」

男「うん、もちろんだよ!」

妹「えへへ…嬉しいありがとう…」

男「僕はそういうもらったことないから…貰ってみたいなー…」

妹「大丈夫!お兄ちゃんならちょっと頑張れば…

「男には無理よ。だっていっつも遊んでばっかりじゃない」

妹「…」

「男、お前も妹ちゃんのことを見習ってもう少し頑張らないとダメだぞ?」

男「わ、わかってるよ…」

妹「…」

妹 ギュ







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ーーーーーーーー

妹「…」スタスタ

「確かにあの先生かっこいいよね!」

「うんうん……でもさ、あんたは男くんのことが好きなんでしょ?」

妹「…」ピタッ

「男君?ええ~、別に好きじゃないよー」

「え?だっていつも男君に好きだ好きだって言ってるじゃん」

「嘘だよあんなのー…ただ男君って真面目だからさ、その気にさせとけば何だって言うこと聞いてくれるかなーって」

「うわーひっどーい」

「最近適当な嘘ついて宿題とか代わりにやってもらってるんだー」

「よくないよ、そういうことするのって…ばれたらどうすんの…」

「平気平気、男君は人が良すぎる馬鹿だから、ばれたとしても何も言ってこないよ」クスクス



妹「…」

男「…」カキカキ

妹「お兄ちゃんちょっといい?」

男「う、うん…何?」

妹「今何してるの?」

男「…学校の宿題だよ…」

妹「…」

妹「これお兄ちゃんのノートじゃないよね?なんで人のノート持ってるの?」

男「あ、い、いや…頼まれて…」

妹「頼まれたからって人の宿題はやったらダメなんだよ?わかってるの?」

男「…なんか…風邪引いてるみたいだから…」

バンッ

男「」ビクッ

妹「それでもやったら駄目!!」

男「…」

妹「わかったの!?」

男「わ、わかったから……大きな声出さないでよぉ…」

妹「…もうこの人に近づいたら駄目だからね。私からもこの人に言っておくから…」

男「え……や、やだよ…友達だから…そんなこと…」

妹「うるさい!!私の言うことに逆らわないで!!」

男「い、妹…どうしちゃったの…?最近…その…いっつも怒ってる…」

妹「それはお兄ちゃんが私の言うことwpちゃんと聞いてくれないからでしょ!!」

男「…だ、だって…妹がよくわからないことばかり言うから…」

妹「お兄ちゃんは頭悪いんだから黙って私の言うこと聞いていればいいの!!」

男「っ…」

妹「あ…ご、ごめん」

妹「ただ…私はお兄ちゃんのこと……」

妹「…」

妹「ううん、何でもない……とにかく私の言うことは聞いて…」

バッ

妹「これは私がしっかりと本人に返しておくから…」

男「あ…」

妹「…何?」

男「…な、なんでもないよ……ごめんなさい…」

妹「…」

お休みまた起きてから

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ーーーーーーーーーー

ーーーーーー

バタンッ!!

男 ビクッ

妹「…」

男「きゅ、急にどうしたの…?何か用…?」

妹「お兄ちゃん、今日テスト返ってきたんだよね?どうだったの?」

男「え、…い、いや…学校に忘れて……」

妹「…」

ガサガサッ

男「あ…」

妹「嘘つき…ちゃんと持ってる…」

男「…」

妹「…」ジィ

バチンッ

男「っ!い、いたいよ……」

妹「…この点数は何?……満点取るって約束した……」

男「ご、ごめん…頑張ったんだけど……僕は妹みたい頭よくないから…」

妹「言い訳しないで!!ちゃんと勉強していれば毎回100点取るなんて普通に出来るでしょ!!」

男「む、無茶言わないで……僕には無理だよ…」

バシッ!ゲシッ!

妹「お兄ちゃんのバカ!!なんでこんな簡単なことも出来ないの!!」

男「や、やめっ…い、痛いから殴らないでよ…」ビクビク

妹「じゃあもう少し頑張ってよ!!私に出来てお兄ちゃんに出来ないわけないんだから!!」

男「わ、わかったから…暴力はやめて………妹、やっぱり最近おかしいよ…」

妹「別におかしくない!」

妹「…」

妹「私はただ…お兄ちゃんにちゃんとしてもらいたいだけ」

男「う、うん…頑張るから…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー

男「父さん母さん見て見て!!ほら!」

「ん、どうした?」

男「今日漢字のテストでね!100点取ったんだ!」

妹「!」パァ

「ほ~、めずらしいな…お前が満点取るなんて」

「頑張ったわね~」

妹「や、やったね!!さすがだよお兄ちゃん!!」

「ところで妹ちゃんも塾のテストでまた一番だったんだって?」

妹「え……わ、私は……何も言ってないけど…何で…」

「先生から電話もらったの!また満点だったって!!」

「おお!またか!すごいなー!」

「妹ちゃん今日は何が食べたい?何でも作るから好きな物言ってね」

男「ええ~…僕すき焼きが食べたい!」

「あんたはまた今度ね~」

妹「…」

妹「…なんで……お兄ちゃんは頑張ったのに……」ボソボソッ

妹「……私の…せい……私が……もっとちゃんと…お兄ちゃんのことを…」

男「…?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー

「行くぞ男!!ちゃんと取れよ!」バッ

男「ちょ、ちょっとどこに投げてるの…」

「おお、悪い悪い…あ」

妹「…」

「おーい妹、ちょっとそれこっちに投げてくれよ!」

妹「…」ポイッ

「ばかやろおおどこ投げてんだよ!!ってお前肩強すぎたろ!」

「男!取ってくるから待ってろ」タッタッタ

男「あ…」

妹「…兄さん、遊ぶのもいいですけど、今年受験ですよね?」

男「…うん」

妹「勉強はしなくていいのですか?」

男「わ、わかってるよ…一応頑張ってるから…」

妹「一応では駄目なんですよ兄さん、あなたは要領がとても悪いから人よりも頑張らないと」

男「っ…何もそんな言い方しなくても…」

ガシッ

妹「私の言っていることに何か間違いでもありましたか?」

男「ご、ごめんなさい……痛いから離してよ…」ビクビク

妹「…いいですか兄さん?最低限、あの学校には行ってくださいね?」

男「…さ、最低限って……この辺りじゃ良い方だし…僕は別にどこでも…」

妹「私に逆らわないでと何度言えばわかるのですか?またひどいことしますよ」

男「…」

妹「兄さんは私の言うことを黙って聞いていればいいんです。それがあなたの為なんですから」

「おーいお前らなにやってんの?取ってきたらはよ続きやろうぜ」

妹「…では兄さん、私は帰りますから」

男「…あ、…えーっと…」

妹「…どうするかは自分で決めてくださいね」スタスタ

男「…」

「よっしゃ!いくぜ男!!」

男「あ、ご、ごめん!今日はもう帰るね!」タッタッタ

「ええー……」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー

妹「母さん」

「ん?なにー」

妹「兄さんは……その……どうでしたか…?」

「ああ、うん大丈夫。合格したって」

妹「…」

妹「そうですか」

「ふふっ、どうしたの?顔すっごいにやけてるわよ」

妹「…いえ、別に…」

「…まああの子、最近かなり頑張ってたからね」

妹「そうですね。兄さんはとても頑張っていました」

「お父さんに連絡したら帰りにケーキでも買ってきてくれるってさー」

妹「兄さんは甘い物が好きですからね…」

「いやーでもまさか受かるとは……結構良いとこだったから……」

「あの子もやれば出来る子だったのね。見直したわ」

妹「…」




妹「兄さん…本当に……よく頑張りましたね…」ギュ

コンコン

妹「兄さん、入りますね」

ガチャ

男「」スゥスゥ

妹「…もう寝てる…疲れてるのかな…」

ガサゴサッ

妹「…よいしょ…っと…」

妹「……やっぱり…二人入ると少し狭いですね…」ギュ

妹「しっかり引っ付いておかないと……落ちちゃいます…」

男「…」スゥスゥ

妹「ふふっ…可愛い寝顔…」

妹「…」

妹「兄さん……絶対に後悔はさせないから……」

妹「…大好きだよ兄さん…愛しています………だから…」

妹「……これからもずっと………ずーっと一緒にいようね…」ギュ





妹「………お休み……兄さん…」





また明日つづき書くねー

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ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーー

ーーーー

ーー



妹「…」

妹「…ん…」パチッ

妹「…」

妹「…はぁ……また生きてる……今日も駄目…」

妹「……もっと量を増やせば…いや…それとも薬を変えてみるか……」

妹「…」

妹「…それか…もういっそのこと……海にでも飛び込みでもして…」

妹「…ゲホッ、ゴホッ…うぅ…気持ち悪い……」ハァハァ

ガチャ

「…い、妹ちゃん…起きてる?…そろそろ起きないと遅刻す…」

妹「ハァハァ…ゲホッ…」

「大丈夫!?一体どうし……た……って…この容器…」

「ま、また薬飲んだの!!?辞めなさいって言ってるでしょ!!」

妹「ハァハァ…ゲホッ…う、うるさい…放っておい……ゴホッゴホッ…」

「…一昨日病院に行ったばかりなのに…ど、どうしよう……また病院に……」

妹「だから放っておいてって言ってるでしょ!!!」

「…い、妹ちゃん……」

妹「……邪魔……どいてください…」

「あ…」

妹「早く仕度しないと…遅刻してしまいますから……」

「う、うん……む、無理したらだめだからね……しんどかったら今日は休んでも……」

妹「…」スタスタ

「…」

妹「…」

「あ、妹さん…おはよう…」

妹「…」

「だ、大丈夫?顔色悪いけど…もしかして体調悪い?」

妹「…うるさい…話しかけないで…」

「…ごめんね…少し心配だったから……じゃあ行くね…」タッタッタ


「だから話しかけるのはやめとけって言ったでしょ…」

「うん…最近ちょっと変だから……心配で………それに…」チラッ



「妹ちゃーん,元気ー?」

妹「…」

「何々?無視しちゃうの?」

「返事くらいしてよ~、ほら…私たち友達でしょー?」

妹「…」

「だから無視すんなっての」ガシッ

妹「っ…」

「ちょっと付いてきて、今日も一緒に遊ぼうよ」

「あはは、あんまり引っ張ると髪の毛千切れちゃうよ」

「だってこの子自分じゃ歩けないんだもん。連れて行ってあげないと…」クスクス

チョットダレカトメナヨ…カワイソウ…
イヤムリ…カカワリタクナイ…

「あんたも余計な事しないで……私たちには関係ないし……それにあんな態度取ってるんだから自業自得だって…」

「…」

ーーーーーーーーーーーーーーー

「はいバシャーンっと!!」

バシャッ!!

妹「…」ビシャビシャ

「あははは!いいね!涼しそう!」

「最近暑くなってきたからさ…水かけて冷やしてあげた…」クスクス

妹「…」

「…チッ…妹ちゃんさー…この前の威勢の良さは一体どうしちゃったの?」

「そうそう、私の喉にガラスの破片刺そうとしたんだよ…ほんと怖かった…」

「せっかく仲良くしてあげてたのにあんなことするなんて…妹ちゃんってひっどいよねー…」

妹「…」

「まあでも、私たちはとっても優しいからこれからも仲良くしてあげるね!…どう?嬉しいでしょ?」

妹「…」

「嬉しいかって聞いてるんだから答えろよ…クズ…」ゲシッ

妹「…っ」

「…あーあ…こんな奴ににビビっちゃったなんて…なんか自分が情けない…」

「ほんとにねー…あ、そろそろ戻らないと授業始まっちゃうよー」

「もうそんな時間かー………」

「さてと……じゃあ妹ちゃん!また放課後遊ぼうね!」クスクス

妹「…」

妹「…」

「…妹さん……だ、大丈夫……じゃないよね…」

「ご、ごめんね……助けてあげれなくて……」

妹「…いいから…放っておいて…」

「よ、よくないよ……これに着替えて…たぶん妹さんと私、サイズ同じくらいだから…貸してあげる」

妹「…」

「妹さん…最近ご飯とかちゃんと食べてる?なんか…すごい痩せてきてる…」

妹「あなたに余計な心配される筋合いはない…」

「……私も昔、虐められてたことあるから……妹さんの今の気持ち…わかるよ…」

「人に相談とか出来ないから…辛いよね……でも…も、もしよかったら…私に…」

妹「別にあんな奴らに何されようと、辛いだなんて思ってないから…勘違いしないでくれる?」

「え…そ、そうなんだ…」

「と、と、とにかくこれに着替えてね!早くしないと授業始まるから……」

妹「だから…余計な事…」

「じゃあね…!その服は好きな時に返してくれればいいから…!」タッタッタ

妹「…」

また今夜~

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー

「今日も終わったね……んじゃ帰ろうか」

「うん、そうだね…」チラッ

妹「…」

「…(よかった…ちゃんと着てくれてる)」



妹「…」スッ

「ちょっと妹ちゃーん、一人で帰ろうとしないでよー」ガシッ

妹「…っぅ…」

「友達なんだから帰るのも一緒じゃないとね!」クスクス





「…」ギュ

「…駄目だよ…何度も言うけど関わらない方がいいって……それにあんたそういうキャラじゃないでしょ」

「わかってる…けど……」

「…やっぱりもう見てられないし……放っておけないよ」

「あ、ちょ、ちょっと…!」

「ほら、早く歩きなさいよ!」グィ

「いいじゃんいいじゃん!このまま引っ張って連れて行ってあげれば」

「めんどくさいなー……で、今日はどうする?」

「う~ん…何させようかな…でもこの子何やらせても無反応だからさ…」

妹「…」

「ちょっとあんたのこと言ってんのよ?聞いて

「い、妹さん!!」ギュ

妹「…」

「よ、よかったら私と一緒に帰ろ!確か途中まで一緒のはずだから…!!」

「えーっと……ごめん…あんた誰だっけ?」

「え、…い、一応同じクラスなんだけど……」

「あっそ…で、何か用?」

「べ、別にあなたたちには用はないよ……私は妹さんと一緒に帰りたいから……誘ってるだけで…」ギュ

妹「…」

「ごめんねー、妹ちゃんは私たちと一緒に帰るんだー」

「い、妹さんはそれ望んでないよ…」

「いやいや、私たちすっごい仲良しだから、妹ちゃんも私たちと一緒に帰りたいって思ってるよ」

「ねえ妹ちゃん?」

妹「…」

「…聞いてるんだから答えなさいよ」グィ

「!!や、やめなさい…!い、妹さんにもうひどいことしないで…」ギュ

「はぁ?何それ?」

「あんたこそいつまでこいつの手握ってんの?めんどくさいから早く離せよ」

「…や、やだ…」ウルウル

「うわ~…何この子…今にも泣きそうになってるし……一体何がしたいわけ?」

「こんな奴かばったって何もいいことないよー…あんたが損するだけだって」

「そ、そんことない……私は別に……ただ妹さんを…」

「…じゃあこうしよう……あんたがこいつの代わりに私たちと帰ろうよ」

「え…」

「見ての通りこいつ何しても全然反応しないから…面白くないんだよね」

「この前なんか橋から川に飛び込むように言ったらさ、この子頭から行ったんだよー。死ぬ気かっての…」クスクス

「そ、そんなこと…させて……」ビクッ

「で、どうすんの?こいつの代わりにあんたが遊んでくれるの?」

「…わ、私は……別に…そういうの…慣れてるから…」ブルブル

妹「…」

「い、いいよ…私が代わりに……だから…もう妹さんは…」

妹「余計な事をしないでと何度言えばわかるの?」

「…え」

妹「さっきも言ったけれど、私はこんなクズ共に何されても痛くも痒くもないから」

妹「だから放っておいて」

「…へえ~…なんか久しぶりに喋ったと思ったらずいぶんひどいこと言うねー」

「クズにクズって言われるとすっごいむかつくんですけど…」

「…い、妹さん」

「あ、やっぱりあんたはいいや、もうしばらくこいつで遊ぶことにしたからさ」グィ

妹「…」

「それじゃ行こうか妹ちゃん……今日は何して遊ぼうかな?」スタスタ

ガラガラ…ガシャン

「…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーー

男「…」

女「この問題は…こうやって…」

男「…」

女「…男くん?大丈夫ですか?」

男「あ……すいません……ぼーっとしてました…」

女「最近また元気がないですけど…どこか具合でも悪いのでしょうか?」

男「いえ…そういう訳では…」

女「…」

女「…やはり私と二人きりで勉強するのは……退屈ですか?」

男「違いますよ……そんなこと思ってないです…先生と一緒にいると落ち着くから…」

ギュ

女「ふふっ…嬉しい……だいぶ私に懐いてくれましたね」ナデナデ

男「そ、そんなペットみたい……」

女「ごめんなさい…可愛いからつい……嫌ですか…?」

男「い、嫌ではないです…」カァ

女「よかった…」ナデナデ

男「…」

男「あ、あの…先生…一つ…お願いがあるんですけど…」

女「ええ、何かほしい物でもありますか?君の為ならどんな物だって手に入れますから、何でも言ってください」

男「も、物が欲しいわけじゃなくて…その…」

女「…?」

男「…」

男「一回…家に帰ってもいいですか?」

女「…」

女「駄目ですよ。何度も言っているでしょう」

女「外出は一切許可しません。君が行動していい範囲は学校と寮の間……それだけです」

男「その…絶対に…駄目…ですか…?」

女「絶対に駄目です。許しません」

男「じゃあ…せめて…少しだけでいいから……電話させてもらうのは…」

女「……あまりしつこいと怒りますよ」

男「……ごめんなさい…」

女「…家に何か必要な物があるのなら私が取りに行きます…だから言ってください」

男「…いえ…必要な物はちゃんと送ってもらいましたから……」

女「…」

女「まさか妹さんに会いたくなった……なんて言いませんよね?」

女「……言っておきますが、もう二度と彼女に会わせたりしませんから………君もそれを望んだはずですよ」

男「っ…」

女「あれからそれなりに時間が立ったはずですが……まだ忘れられませんか?」

男「…確かに……妹にやられたことはまだ忘れられないし……怖いけど…」

男「だけど別にそういうのじゃなくて……ただ…結構長い間会ってないから…今どうしてるんだろうって…」

女「…」

男「…ちゃんと学校に行って…ご飯とか食べてるのかなって…」

男「僕はただ…兄として妹が心配だから……少しだけでもいいので…」

女「この話は終わりです」

男「…」

女「これ以上何か言うようであれば………わかっていますね?」

男「……はい」

女「……いいですか…男君?君はもう私の物なんです」

女「君にとって私の言うことは絶対です。逆らったりしたら駄目なんです」

女「…もし私が……君に裏切られるようなことがあれば…」

女「自分でも…一体何をしてしまうかわかりません…」

女「だから…お願いです…君は絶対に私の言うことに逆らわないで…」ギュー

男「…」

また今度書くねー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー

「…はぁ~」

ポチャン

「…ねぇ……この川ってなんか釣れんの?」

「知らねえよブス……うざいから話しかけるな」

「いや…あんたから誘っといてそれはなくない…?」

「…はぁ~…最近さー…男の奴がさー……全然構ってくれなくてさー…」ブツブツ

「…最近男君…女先生とずっと一緒にいるよね……前はあまり一緒にいたくなさそうにしてたのに……」

「俺はもう付き合い長いからわかるんだよ……あれは恋だよ恋…絶対男の奴あの教師に惚れてるよ…」

「やっぱりそうだよね……女先生も男君を目の敵にしてるだけかと思ってたけど…なんか違うっぽいし…あの人もきっと……」

「「…はぁ~」」

「……ん?」

「どうしたの?何か釣れそうなの?」

「いや…あそこの橋の下……何か学生っぽい子達がなんかしてるなって」

「…どれ?……ああ…あそこか…確かにいるわね」

「……いや待て…あれなんかまずいぞ…」

「え?…」

「おいブス!ちょっとこの釣り竿持ってろ!!」タッタッタ

「え!どこ行くの!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

妹「」

「あれ?なんか動かなくなっちゃったけど……まだそんなに殴ってないよね?」

「軽く気を失ってるだけなんじゃない?川の水に浸してあげればきっと目を覚ますよ」クスクス

「なるほどねー…じゃあさっそく……」ガシッ

「うわー…この子すっごい軽い…」ズリズリッ

「ちょっとー……だからあんたは髪の毛を引っ張りすぎだっての…まあ別にいいけどさー」

バシャン

「はい起きてー…早く起きないと溺れ死んじゃうぞー…」

妹「…」

妹「…!!!」バシャバシャ

「あ、起きたみたい…」パッ

妹「はぁはぁ…ゲホッ!…ゲホッゴホッ…うぅ…ゲホッ…」ハァハァ

「よかったよかった……ちゃんと生きてたみたいだね」

「ええ~良くないじゃん…どうせなら本当に死んでればよかったのにさー…」

妹「はぁはぁ……こ……ろ……よ…」

「ん?妹ちゃん何か言ったー?」

妹「……じゃあ……ゲホッ…こ、殺してよ……」

「…はい?」

妹「こんな……中途半端な事してないで……ちゃんと殺してよ…」

「んー…何言ってんのあんた?」

妹「だから殺せって言ってるの!!ほら早く!!殺してみなさいよ!!」

「あらら…頭おかしくなっちゃったか…」

ガシッ

妹「ねえ…お願いだから…殺してよ……私の事嫌いでしょ…?」

妹「私…あなたたちに期待してるんだよ…?私の事殺してくれるんじゃないかって……だ、だから…」

「っ…は、離せよ気持ち悪いっ!!」ゲシッ

妹「うっ…」




「何しとんじゃお前らあああああ!!」タッタッタ


「…は?お兄さん誰?」

「うるせえどけっ!!」ドンッ

「いたっ……チッ……何なの…」

妹「…」

「おい大丈夫か妹!?」

「ああ~…この子の知り合い?」

「お、お前らな!!俺の友達の妹に何してくれてんだ!!!」

「別に何もしてないですよ~…ただ遊んでただけですー」

「でも私たちはもう帰るんで…その子のことよろしくお願いしまーす」

「あ、お、おい待てクソガキ共!!」

パッ

「ごめんね、帰る前にちょっと荷物見せてもらうから」ガサゴソッ

「!?ちょ、ちょっと…何勝手に…!!」

「えーっと…お、あった…3年3組の……なんだ私の妹と同じクラスじゃん……で出席番号が12でそっちの子が23で……」

「か、返して!!」パッ

「あ、うんもういいよ。名前もちゃんと覚えたから」

「っ…」

「わかってると思うけど…」

「次こういうことをしたら学校に連絡させてもらうからね」

「「…」」ビクッ

「君たち3年でしょ?今の時期に何か問題を起こすのは非常にまずいと思うんだ…ある意味君勇気あるよねー」

「…い、行こうっ」タッタッタ

「う、うん」タッタッタ

「もうこんなことしたら駄目だよー!」







「よくやったくそブス!!だがあんな奴らに猶予を与えるな!!即学校に連絡してやれ!!」

「それは後で……今はそんなことよりも…」

妹「……」

「えーっと……男くんの妹さんだよね……大丈夫…?」

妹「…はい…」


妹「…」

「しかし妹よ……まさかお前を虐めようという強者がこの世にいるとはな…」

「ちょ、ちょっと…」

「いやだってこいつ俺より強いぜ?たぶん普通に負けるもん」

「え、そうなの……でもそれってあんたが弱いだけじゃ……」

妹「…」

妹「なんで…余計な事しないでって……言っているのに……」

「え…?」

「余計な事って…お前さ……助けてやったのにそりゃないだろ…」

妹「だから放っておいてよ!!私はもう死にたいの!!兄さんが近くにいないなら生きていても意味がない!!」

「え…それってどういう……」

妹「…」

妹「…帰ります…ご迷惑をお掛けしました…」スッ

「あ…」

「妹…ちょ、ちょっと待てって…」

妹「…」スタスタ

「…無視かよ」

「ど、どうするの?本当に帰っちゃったよ?」

「う~ん…なんかあいつ……久々に会ったら感じ変わってたな…」

「前よりかなり痩せてるぽかったし……それにあいつが黙って虐められるなんて………やはりどう考えてもありえない……」

「あと……死にたいとか訳のわからんこと言ってたしな……きっと何かあるんだろう…」

「ご、ご飯とかもちゃんと食べてないってことかな?家で何か問題でもあるとか……ま、まさか虐待!?」

「……どうだろう…おじさんはいい人だし……おばさんは……まあそうでもないけど…」

「お、男君はこのこと知ってるのかな?」

「たぶん知らないと思うよ。あいつ結構シスコンだし…妹に何かあるって知ったらすぐにでも会いに…」

「…じゃあ…とりあえず男君にこのこと教えてあげたほうがいいよね?」

「…」





「そうだな。明日学校に行ってすぐに今日の事話してみるよ」

お休みまた書くね

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ガチャ

妹「…」スタスタ

「離婚じゃ離婚!!お前なんかと一緒にやってられんわ!!」

「はぁ!?上等じゃない、私も全く同じ意見よ!!」

「お前のせいで家はもう滅茶苦茶だよ!!」

「人のせいにしないでくれる?あ、後もし離婚するのなら妹ちゃんは私が引き取るから」

「ふざけるなっ!お前みたいな奴に妹ちゃんを任せられるか!」

「俺が妹ちゃんを引き取るからお前は男の面倒を見ろ!!」

「別にいらないわよあんな子!!」

「ちょ、おまっ…自分の子供だろうが!!なんだそのいいk

ドンッ!!

「「!!」」ビクッ

妹「うるさい…黙れ…」

「い、妹ちゃん…帰ってたのね……」

「…お前…またそんなにボロボロに……やっぱり学校で虐めにでも合ってるんじゃ…」

妹「……離婚するの…?…勝手にすればいいじゃない……」

妹「だけど……お前らが……」

妹「兄さんのことをいらないって言うな」ギロッ

「っ……ご、ごめん…」ビクッ

妹「次言ったら絶対に許さない…兄さんを馬鹿にする奴は親だろうが何だろうが……」

妹「殺してやるから」

「…」

「わ、悪かったよ…もうあいつのことは何も悪く言わないから…」

妹「…」スタスタ

ガチャ…ドンッ!!


「…はぁ~…もうほんと滅茶苦茶だよ…」

妹「……」

妹「………」

妹「…こんな薬…いくら飲んだってどうせ死ねないよね…」ポイッ




妹「…」

妹「…兄さん……会いたい…」ギュ

妹「………会いたいよぉ……兄さん…ヒックッ…」

妹「ううっ…ヒックッ…」ポロッ

妹「…ヒックッ…グスッ…ううっ…」ポロポロ

妹「わたしは…っ…間違ったこと…ヒック…してたのかな……ヒックッ…」

妹「ずっと……兄さんのため…にって……頑張ってきた…ヒック…だけなのにっ…グスッ…」

妹「わ、私………だ、大好きだったから…兄さんのこどがっ…本当にっ…ヒックッ…うううっ……」ポロポロッ

妹「一体何が…間違ってたのか…うぅぅ……ヒックッ…私には…全然…わからないよぉ…」

妹「ヒックッ…うぅっ…」

妹「……お願い…兄さん……私、もっと頑張って…ヒックッ…兄さんの為になるように……グスッ…ヒックッ…」ポロッ

妹「…っ」ゴシゴシッ

妹「…」

妹「…だから…帰ってきて……兄さん…」ギュ


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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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ーーーーーーー

「ってことが昨日合ったんだよ……」

男「」

「私の妹と同じクラスの子達だったみたいだからちょっと妹にそのこと聞いてみたんだけど…」

「妹ちゃん…結構前から虐められてるみたい…」

男「…」

「かなり痩せてたし…なんか目も死んでた……あれはかなりやばいな…」

男「…っ」

「たぶん…男君に会いたがってるんじゃないかな?兄さんがどうとかって言ってたから…」

男「ぼ、僕に…?」

「…ま、ちゃんと伝えたからな…どうするかはお前が決めろ」

「何か出来ることあるなら手伝うから……あ、一応虐めてる子達に名前とか知ってるから…」

男「…」

男「うん…ありがとう…」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

女「…」スタスタ

男「あ!せ、先生!!」

女「…男君…どうかしましたか?」

男「あの…今少しお話しいいですか…?」

女「ええ、もちろんですよ。次の授業まで少し時間がありますし…それに…」

女「君と一緒に過ごす時間……これよりも優先することなんてありませんから」

男「…ありがとうございます」

女「どこか場所を変えて話しますか?」

男「…そうですね…出来れば二人きりで話せる場所がいいです…」

女「…」

女「わかりました。では付いてきてください」

お休みまたね

ーーーーーーーーーーーーーー

女「ここなら誰も来ませんね……どうぞ、話してみてください」

男「…妹のことで…」

女「男くん」

女「まさかまた同じ話をするつもりではないですよね?いい加減にしないと本当に怒りますよ」

男「…」

男「…妹の様子がおかしいって…友達から聞いたんです…」

女「…」

男「学校でも虐められてるみたいだし……そのせいかはわからないけど…すごく痩せ細っているって…」

女「そうですか……でも仕方ないですよ」

女「彼女のような人間はどんなにひどい扱いを受けても……それは当然のことなんですから」

男「…そんな言い方…しないでください…」

女「私は何か間違ったことを言っていますか?彼女は私と同類」

女「生きている価値すらない……人間のクズです……」

男「…どうして…そこまで自分のことを悪く思うんですか…?」

女「…」

女「きっと、彼女もすぐに私と同じような考えになりますよ」

女「彼女は君と出会う前の私のようになる」

男「…」

女「何度も言いますが、妹さんのことはもう考えないでくだいね」

男「……出来ないです」

女「…」

女「もう一度言います。妹さんのことはもう何一切考えないで」

男「…ごめんなさい…でもそれは…出来ないです……あの子は…僕の妹だから…」

女「…」

女「…君は…私に助けを求めました……私は君を守ると約束しました…」

女「君が私の物になるという条件で」

男「…はい…そうです…」

バンッ!!

女「それならどうして私の言うことが聞けないのですか!!?」

男 ビクッ

女「君はあの女に二度と会いたくないと言いましたよね!!?なのに今度は会いたい?ふざけたこと言わないで!!」

男「ご、ごめんなさい…!で、でも…妹が…心配で…」

女「っ…こ、このっ…!!いい加減に……!!」スッ

男「!!」

女「……っぅ…くぅっ…!」

ギュ

男「…?」

女「ごめんなさいっ…!!」

女「わ、私…い、今…君のことを…殴ろうとしてしまった……」ギュゥ

女「本当にごめんなさい………彼女と同じことをしてしまいそうに…………」

男「い、いや…大丈夫です…よ…」

女「ヒックッ…グスッ…」

男「…え…」

ポロポロッ

女「…お、お願い…男君……ヒックッ…嫌いにならないで…」

男「ど、どうしたんですか…?」

女「私には…君しかいないの…君しか理解してくれる人がいないから…」

女「だから…私を捨てないで…グスッ…寂しい思いは…もうしたくない…」

女「もう絶対に一人になりたくないの…」ポロポロ

男「…」

男「僕は先生の事嫌いにならないし…捨てたりなんてしませんよ?」

女「嘘だ…絶対に君も私を捨てる……ヒックッ…他の奴らと同じ目で私を見るようになる…」

女「やっと手に入れたのに……離れていこうとする……そんなの絶対に嫌だ…」ギュウゥウウ

男「…」

ギュ

女「あ…」

男「こんな僕のことを本気で好きって言ってくれて…ありがとうございます」

男「僕も先生のことが大好きですよ……だから絶対に捨てたりしません…」

女「…」

女「……」カァ

女「ほ、本当ですか……?その言葉に嘘はないですか…?」

男「はい…もちろんです」

女「…ヒックッ…う、嬉しい…グスッ…」ポロポロ

男「泣かないでください…」

女「うぅう…ヒックッ…だって…グスッ…うぐっ…お、男君…わ、わたしはっ…ヒックッ…」ポロポロ

女「そんなこと……ヒック…誰にもっ…い、言われたことないから……」

男「……先生は本当に…僕のことだけを考えてくれてるんだなって…一緒にいてわかったんです」

女「…そうです…ヒックッ…私は…あなたのことだけっ…考え…て…うっ…グスッ…」ポロポロ

男「…」

男「僕は先生の物です……絶対に離れて行ったりしません…」

男「だから最後に……一つだけ、僕のお願いを聞いてもらえませんか…?」

女「…」ギュ

男「……その後…僕の事はどうしてもらっても構わないので……」

男「…どうかお願いします…」

女「…」

女「……わかりました。妹さんに会ってもいいです」

男「ありがとうございます…!」

女「……」

女「ただし…」




女「……いくつか条件があります」


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ーーーーーーーーーーーーー

男君が一番可愛いよね
お休みまたね

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年06月07日 (火) 02:33:37   ID: VnmZKf9N

もう滅茶苦茶や

2 :  SS好きの774さん   2016年06月08日 (水) 02:21:11   ID: _uFbo_5X

もう顔中糞まみれや

3 :  SS好きの774さん   2016年06月08日 (水) 02:55:19   ID: svxfKUj8

めちゃくちゃ好き
続き渇望

4 :  SS好きの774さん   2016年06月08日 (水) 10:50:18   ID: Y7wkboQu

なんでコメ欄に糞土方がいるんですかね…?

5 :  SS好きの774さん   2016年06月13日 (月) 16:59:57   ID: tG0HQ3z8

続き書いてください

6 :  SS好きの774さん   2016年06月15日 (水) 12:11:43   ID: 14dyqME2

はよ続きー

7 :  SS好きの774さん   2016年06月19日 (日) 21:32:31   ID: y01StotO

続きが気になるー

8 :  SS好きの774さん   2016年07月17日 (日) 17:34:57   ID: inSzD4KT

失踪ですかwww
最後まで書く気ないなら2度と現れないでくださいwww

9 :  SS好きの774さん   2016年07月18日 (月) 18:03:06   ID: eHMqTkJ8

はよかけ

10 :  SS好きの774さん   2016年07月19日 (火) 16:02:29   ID: AuityARB

きになる

11 :  SS好きの774さん   2016年07月22日 (金) 12:35:41   ID: UJeWt9nk

書かないなら、そのままくたばれ

12 :  SS好きの774さん   2016年07月22日 (金) 12:38:19   ID: TLjRBZYy

ただえさえ女教師が出るss少ないのに何やってんだ書いたヤツ
誰か乗っ取ってもいいから書けよ

13 :  SS好きの774さん   2016年07月22日 (金) 12:45:39   ID: eiLd8IbK

シコってる暇あるならかけクズが

14 :  SS好きの774さん   2016年07月22日 (金) 13:36:44   ID: TLjRBZYy

もうこのss書いた奴は当てにならん
誰でもいいからはよかけ

15 :  SS好きの774さん   2016年08月10日 (水) 22:56:05   ID: UTl7JHDB

続きをくれ

16 :  SS好きの774さん   2016年09月12日 (月) 01:39:37   ID: -iP4d9TQ

まじでだれか

17 :  SS好きの774さん   2016年10月16日 (日) 15:18:12   ID: SDTflVYg

はやくーーー

18 :  SS好きの774さん   2016年10月27日 (木) 13:22:59   ID: s_MPXgU-

あ^~たまらねぇぜ(歓喜)

19 :  SS好きの774さん   2016年12月17日 (土) 21:53:44   ID: e2qdiC9i

続きはよ!

20 :  SS好きの774さん   2017年03月23日 (木) 04:16:55   ID: yloT9lAM

はよ

21 :  SS好きの774さん   2017年06月09日 (金) 02:42:53   ID: tvVp__7M

なんでホモがわいてるんですかね...?(困惑)
つづきあくしろ〜?もう胸中胸糞塗れや...

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