ハルヒ「キョンのパンツが欲しい」長門「……」 (42)

ハルヒ「顔を埋めたい」

長門「……」ペラ

ハルヒ「くんかくんかしたい」

長門「……」ペラ

ハルヒ「したい」

長門「……」

ハルヒ「…したいのよ」

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ハルヒ「キョンのパンツ履きたい」

長門「……」本棚へ

ハルヒ「そしてそのままパンツ越しにオナニーしたい」

長門「……」スッ

ハルヒ「キョンはやっぱりトランクスなのかな?」

長門「……」ペラ

ハルヒ「ねぇ有希、どう思う?」

長門「…知らない」ペラ

ハルヒ「そうよねぇ…知るわけないわよねぇ」

長門「……」

ハルヒ「古泉くんなら知ってるかしら」

長門「……」ペラ

ハルヒ「でもいきなり聞くのも困らせちゃうわね…」

長門「…( °_° )」

ハルヒ「はぁ…キョンのパンツ欲しい…」

長門「……」ペラ

ハルヒ「…盗むか?」

長門「……」

ハルヒ「いやでも流石にそれは人として…」

長門「……」

ハルヒ「あれ?でも盗む以外にパンツを入手する方法なくない?」

長門「……」

ハルヒ「有希、何かいい方法ある?」

長門「…ない」

ハルヒ「ないわよねぇ」

長門「……」

ハルヒ「はぁ…憂鬱…」

長門「……」

ハルヒ「有希、ページをめくる音が聞こえないけど気にせず読書続けててもいいのよ?」

長門「……」ペラ

ハルヒ「あーキョン掃除当番もうすぐ終わる頃かしらねぇ」

長門「……」ペラ

ハルヒ「みくるちゃんや古泉くんも遅いけど何してるのかしら」

長門「……」

ハルヒ「こんな独り言誰かに聞かれたら死ぬしかないなー」

長門「……(´゚Д゚`)」

ハルヒ「あ、有希、大丈夫だと思うけど言わないでね?」

長門「……」コク

ハルヒ「みくるちゃん達早く来ないかなー」パタパタ

長門「……」ペラ

ハルヒ「キョンのパンツ欲しい」

長門「……」

ハルヒ「はぁーかっこいいよキョン」

長門「……」ペラ

ハルヒ「パンツ被りたい」

長門「……」

ハルヒ「そして被った後にこう言うのよ」

長門「…」

ハルヒ「パンツマン!」

長門「」

ハルヒ「…いや流石にこれはないわね」

長門「……」ペラ

ハルヒ「キョンのパンツの柄はどんなのかしら?」

長門「……」ペラ

ハルヒ「しましま?案外チャラい系?」

長門「……」ペラ

ハルヒ「男物のパンツ知らないからよくわからないわ」

長門「(・.・*)」

ハルヒ「キョンくんペロペロ」

長門「……」

ハルヒ「ふぅ…」

長門「えっ」

ハルヒ「え?有希何か言った?」

長門「……」ペラ

ハルヒ「気の所為か…」

長門「……」

ハルヒ「んー!」ノビー

長門「……」ペラ

ハルヒ「はぁー…」グデー

長門「……」

ハルヒ「キョンのパンツくんかくんか」

長門「……」ペラ

ハルヒ「前から思ってたけど、有希ってページ捲るの速いわよね」

長門「……」ペラ

ハルヒ「速読?」

長門「そう」ペラ

ハルヒ「ふーん」

長門「……」ペラ

ハルヒ「暇ね」

長門「……」

ハルヒ「あたしも本とか読もうかしら」

ハルヒ「やっぱやーめた。キョンのこと考えよ」

長門「……」ペラ

ハルヒ「あぁキョン、どうしてあなたはキョンなの」

長門「……」

ハルヒ(裏声)「知るか、俺の祖母に聞け」

長門「……」

ハルヒ「どう?似てた?」

長門「…割と」

ハルヒ「えへへ」

ハルヒ「ポニーテールにしよ」

長門「……」ペラ

ハルヒ「やっぱり照れるからやめよ」

長門「……」ペラ

ハルヒ「あー映画撮影の時あたしにキョンが怒った時の顔思い出すと今でもゾクゾクしちゃうわー」

長門「……」

ハルヒ「あの時はごめんねみくるちゃん」

長門「……」ペラ

ハルヒ「って、さっき言い方だと私がドMみたいじゃない」

長門「……」

ハルヒ「ねぇ有希、実はあたしってМなのかな?」

長門「……変態」ボソッ

ハルヒ「え?」

長門「……」

ハルヒ「聞こえなかったことにしよ。あの有希がそんなこと言うわけないもんね」

長門「……」ペラ

何だか一挙放送見てたらハルヒが可愛くて仕方なかった
この板エロ禁止になるみたいだけどこのレベルのスレは流石にセーフだよね?
どう思う有希?

ハルヒ「愛おしい、あぁ愛おしい、愛おしい」

長門「……」ペラ

ハルヒ「トイレ行ってくる」

長門「…(;´'-'`)」

ガチャ

ハルヒ「あ、みくるちゃん古泉くん来てたんだ」

みくる「えっとぉ…い、今来たところですぅ」

ハルヒ「そっ、お茶入れといてね」

みくる「は、はいぃ!」

長門「……」ペラ

古泉「…全然今来たところではなかったんですがねぇ」

みくる「涼宮さん、さっさと告白すればいいのに」

古泉「団長として1人の団員だけに入れ込むということに問題を感じているのかもしれません」

みくる「もうそのへんのレベルはとっくに超越してる変態だった様な…」

古泉「…あなたも、大変ですね。長門さん」

長門「……」ペラ

ガチャ

キョン「うーす」

みくる「あ、キョンくん、お茶入れますね」

キョン「ありがとうございます」

古泉「涼宮さんとすれ違いませんでしたか?」

キョン「ハルヒ?さぁ、そういえば居ないな」

古泉「いえ、さっき部室を出ていかれたので」

キョン「はぁん、トイレか何かだろ」

古泉「全くあなたと言う人は」

長門「……」

古泉「オセロでもしましょうか」

キョン「あぁ、暇だしな」

ガチャ

ハルヒ「たっだいまー!」

みくる「あ、お茶入ってます」

ハルヒ「ありがと、あっキョン!遅いわよ!」

キョン「仕方ねぇだろ、今日は気まぐれに見張りに来た教師がやたら厳しくてな…」

ハルヒ「ふーん」

キョン「何かお前機嫌いいな」

ハルヒ「そう?さっきトイ…トイ、ソルジャー…」

キョン「はぁ?」

ハルヒ「何でもないわよ」

キョン「何でもないのか。そりゃ平和だな」

古泉「先攻はどちらにしましょうか?」

キョン「お前からでいい」

古泉「では」パチン

キョン「…ズズ」パチン

ハルヒ「……」ジー

キョン「?どうしたハルヒ、いつもみたいにパソコンいじらないのか」パチン

ハルヒ「パソコンよりキョンを眺め…あぁいや今日は特にしたいこともないし」

長門「……」ペラ

みくる「お茶のおかわり要りますかかぁ?」

キョン「あぁ、ありがとうございます」パチン

十数分後
古泉「僕の負けですね」

キョン「弱過ぎるだろ…」

古泉「いえいえ、あなたが強いんですよ」

キョン「ったく、あーお茶飲み過ぎた。トイレ行ってくる」

長門「……」ペラ

バタン

ハルヒ「はぁー、キョンを観察し始めてから、今まで団活何やってたか忘れちゃったわ」

長門「……」

ハルヒ「古泉くん、あたし今まで何してたっけ?」

古泉「大体行事ごとの企画だったり朝比奈さんをコスプレさせたり、ネットサーフィンをしていたと記憶してますが」

ハルヒ「そうそう、そんな感じ。でも近日に行事ないのよねぇ」

みくる「……」ゴソゴソ

ハルヒ「みくるちゃんはそれ何やってんの?」

みくる「あ、はい、美味しいお茶の研究です」

ハルヒ「それ楽しいの?」

みくる「はい」

ハルヒ「楽しいならいいけど、勉強は大丈夫なの?受験生でしょ?」

みくる「まぁ…えーと…それなりに…」

ハルヒ「そっか、でも団活より受験勉強優先しちゃ駄目よ?どうしてもというならここでしなさい」

みくる「はい」

長門「……」ペラ

ハルヒ「勉強といえばね、最近あたしキョンに教えてあげてるのよ」

古泉「はぁ」

ハルヒ「それで、あのバカキョン、めちゃくちゃお馬鹿なの。それがもう可愛くて可愛くて」

長門「……」

ハルヒ「ついついこっちも調子乗っちゃうのよね」

みくる「……」

ハルヒ「それでパンツ…あ、いや、お礼にパンを買ってもらうの」

古泉「……」

ハルヒ「クリームパンおいしい」

長門「……」ペラ

ハルヒ「でも本当はパンツ欲しい…」ボソッ

ハルヒ「パソコン付けるか」

長門「……」ペラ

みくる「お茶どうぞー」

古泉「どうも」

ハルヒ「…何よ、キョンのエロ画像なんてないじゃない」ブツブツ

長門「……」ペラ

ガチャ

キョン「ふぅー…」

ハルヒ「気持ちよかった?」

キョン「何が!?」

キョン「どちらかと気分は最悪だ」

古泉「というと?」

キョン「トイレに行く途中反対側の校舎で補習をしてる生徒が見えたんだ」

古泉「それで放課後ダラダラしてるあなたとしては少し焦りを覚えたと」

キョン「放課後ダラダラしてるのはお前も同じだろう。まぁそれであってるけどな」

古泉「僕はちゃんと勉強してるので問題ありません」

キョン「けっ、優等生が…やることもないし勉強するか…」

ゴソゴソ

キョン「ん?」

ハルヒ「どうしたの?」

キョン「……いや、何でもない」

ハルヒ「言いなさいよ。団長命令」

キョン「いやな、勉強道具を出そうとしたら筆箱が見当たらなかったんだ。でもちゃんと見つかったから心配いらないぞ」

ハルヒ「…ふーん、嘘ね」

キョン「!?」

ハルヒ「ちょっと見せなさい」バッ

キョン「あっ、おいハルヒ!」

ハルヒ「これは…」ゴクリ

キョン「はぁ…なんでこいつは無駄に勘が鋭いんだ…」

ハルヒ「パンツ!!」

キョン「入れた覚えは全くないんだが…ホントに何で入ってるんだ…おいハルヒいつまで持ってるつもりだ」

ハルヒ「…没収」

キョン「は?」

ハルヒ「団活に関係ないものを持ってきた罰として没収!!」

キョン「オセロや勉強道具は団活に関係あるってのか!?」

ハルヒ「うるさい!みくるちゃんがドン引きしてるわよ!」

キョン「朝比奈さーん!?これには別に他意はありませんよ!?」

みくる「…は、はい、あたしはわかってますから…」

キョン「どう見てもドン引きされてるよねコレ!」

ハルヒ「やっぱりトイレで気持ちよかったんじゃない」

キョン「お前はさっきからナニを言ってるんだ!」

ハルヒ「全く…神聖なる部室で下ネタだなんて…あたし下ネタは嫌いだって言ってなかったっけ?」

長門「……」

ハルヒ「とにかくこれは没収、1週間後ぐらいに返すわ」

キョン「1週間!?今日返せよ!」

ハルヒ「黙りなさい団長命令よ」

キョン「はぁ…絶対入れた覚えとかないんだがな…」

古泉「妹さんが間違えて入れたとか」

キョン「流石に無理があるなそりゃ…」

古泉「…あるいは、涼宮さんがそう望んだからとか…」

キョン「ハルヒが?何でハルヒが俺のパンツを欲しがるんだ」

古泉「……。はい、その通りですね。何かの手違いがあったんでしょう」

キョン「…やれやれ、勉強するか」

ハルヒ「ならあたしが教えてあげるわ!」

キョン「…じゃあ現文を頼む」

ハルヒ「アンタこの前の数学の小テストボロボロだったじゃない、そっち教えてあげるわ」

キョン「……何でもいいがハルヒ、お前は俺のパンツを握りしめたまま俺の教師をするつもりか?」

ハルヒ「そうよ?目を離したらアンタに奪い返されそうだし」

キョン「正直すごく恥ずかしいんだが」

ハルヒ「あたしだって恥ずかしいわよ。キョンのパンツを握りしめてると雨が降りそう」

キョン「確かに今日の天気は雨だがそれと俺のパンツに何の関係があるんだ」

数10分後

ハルヒ「x=y」

キョン「わかりやすい!」

みくる「…何のコントですかぁこれ?」

長門「……」パタン

古泉「そろそろ時間ですね」

ハルヒ「そうね、明日までにここの小問を全部やっておくこと」

キョン「へいへい、結局最後までパンツを手放さなかったな」

ハルヒ「強く掴みすぎてシワになっちゃったわ」

キョン「なぁもういいだろいい加減返せよ」

ハルヒ「だーめ、これはあたしの家宝にするの。さっ、帰るわよ」

みくる「着替えるので先に行ってくださぁい」

ハルヒ「鍵もよろしくね。さっ、行くわよ有希」

バタン

キョン「古泉、どうやってハルヒからパンツを取り返そうか」

古泉「今日は諦めた方がよろしいかと」

キョン「何だってんだ一体…」

古泉「さぁ、僕にもわかりません」

キョン「それにあいつは俺のパンツを指さしながら長門に何を吹き込んでんだ」

古泉「知らない方がいいでしょうね」

キョン「何故だ?」

古泉「いえ、何となくそんな気がするだけです」

ハルヒ「いやーついにゲットしたわキョンのパンツ」

長門「……」

ハルヒ「何て都合がいいのかしら、あたしが欲しいなぁって思ってたらこんなことが起きるなんて」

長門「……」

ハルヒ「もしかしてあたしと有希の会話が聞かれてたのかしら?有希、どう思う?」

長門「…恐らく聞かれてはいない」

ハルヒ「よね!雨に濡れないようにしっかり懐に入れておかなきゃ」

みくる「涼宮さ~ん」

ハルヒ「あ、みくるちゃん来た。ふひひ、今夜はお楽しみね」

長門「……」

ハルヒ「キョンも古泉くんも!早くきなさーい!置いてくわよー!」

キョン「おい待てよ!」

http://i.imgur.com/bvLs7Nf.jpg



サムデイインザレイン (Ver.another) 完


これは日付を跨がずラストまで一気に書き切るべきだったなぁ
作風が寝て起きたら全然違っちゃってる



>>36
>キョン「なぁもういいだろいい加減返せよ」
>ハルヒ「だーめ、これはあたしの家宝にするの。さっ、帰るわよ」

本音だだもれじゃねーかwwww

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