吹雪「間宮の新メニュー?」 (18)

いつかするであろうアニメの6話で出てきそうな話です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462381426

吹雪「試食会?」

間宮「この前いらしたお偉いさんが、ここの料理を商品化しようって提案されたの」

睦月「間宮の料理が商品化!」

夕立「それってすごいことっぽい?」

間宮「凄いのか凄くないのかよくわからないんだけど、色んな人に店の味を知ってもらえるから私としては嬉しいかなって」

間宮「でもどうせ商品化するなら、新しい料理を作りたいのよね」

吹雪「なるほど…それで鎮守府のブレーンである私達に相談しに来たんですね」

睦月「いや、たまたま寄っただけだよ。吹雪ちゃん」

夕立「吹雪ちゃんの脳みそじゃ鎮守府のちの字も動かせないっぽい!」

吹雪「私…これでも旗艦なんだよ?」グスン

間宮『と、いうわけで貴女達にお願いするわね!お礼はいっぱい弾むから!』

ーーー
ーー


睦月「…って言われたけど、どうしよう」

吹雪「取り敢えず考えるだけ考えてみようよ。料理系なのかデザート系なのか」

睦月「うん、そうだね!」

夕立「ぽいぽーい!夕立にいい考えがあるっぽい!」

吹雪「なになに?」

夕立「カレーに温泉卵とマヨネーズをかけた、夕立スペシャルカレーっぽい!」

吹雪「わぁー美味しそう!」

睦月「でも商品化しなくちゃいけないから、そういうの上に乗せたりするのって難しそうかも」

吹雪「確かに、それならレトルトカレーに温泉卵とマヨネーズかければいいもんね」

夕立「ぽいー」

睦月「サンドイッチとかどうかな?フルーツとか挟んで」

吹雪「フルーツサンドかぁ」

睦月「これならオリジナリティもあるし、どの層にも喜ばれると思うよ」

夕立「でもフルーツって結構高いっぽいから、採算が取れなさそうっぽい」

吹雪「それに、生ものだから日持ちもしないしね…」

睦月「あぅぅ…確かに」

夕立「吹雪ちゃんは何かアイデアがあるっぽい?」

吹雪「私?私は…」

吹雪「…」

吹雪「ないです」

2人「ありゃりゃ」

吹雪「いやーいざ考えるとなると難しいねぇ」

睦月「うん、そうだね」

夕立「まだ日はあるっぽいから、色々聞いて回るっぽい!」

〜第五遊撃部隊の部屋〜

吹雪「…」

金剛「ヘーイブッキー!難しい顔してどうしたデース?」

吹雪「あ、金剛さん。実は…」

金剛「Oh、間宮のnew menuをgoodsにするprojectデスカー」

吹雪「そうなんです。でもいざ考えると実現しにくいものばかりで」

金剛「simpleにcurryはnoデスか?」

吹雪「レトルトは最終手段ってことで置いてます。間宮の切り札ですから」

金剛「それなら私は鰻のjellyをオススメしマース」

吹雪「鰻のゼリー?」

金剛「イエース、イギリスではtraditionalなmenuネ」

吹雪「鰻のパイならわかるけど…ゼリーですか」

金剛「Japaneseの人は鰻が大好きデスから、絶対喜ばれマース」

吹雪「因みにどんな味なんですか?」

金剛「比叡の作るtasteと同じくらいデース」

吹雪「ダメじゃないですか!!」

金剛「What's?鰻のjellyは身体にもいいデスヨー?」

吹雪「身体にいいとかの問題じゃないですよ!そんなゲロマズ料理を商品化なんか出来ないですって!!」

吹雪「まだそれなら蒲焼にした方が人気出ますよ!!」

金剛「鰻の蒲焼は私も大好きデース」

金剛「jellyなんかよりもdeliciousデスネー」

吹雪「(さっきまで推してたのになんかって言っちゃったよこの人…)」

金剛「ま、鰻のjellyなんてゲロマズ料理はgoodsに出来ないデスネー」

金剛「と言うわけで私は鰻の蒲焼をrecommendationしマース」

吹雪「鰻の蒲焼かぁ…この御時世鰻なんて中々手に入らないしなぁ」

吹雪「あ、イ級あたりを偽装して蒲焼って売れば何とかなるかも」

吹雪「よし、鰻の蒲焼と…」

北上「何してんのー?」

吹雪「ひゃあっ!北上さん…いたんですか」

北上「まぁ、自分の部屋だしね」

大井「北上さんがいちゃ悪いの?どちらかと言うと貴女がこの部屋にいる方が悪いんだけど」

吹雪「とは言われましてもここは私の部屋でもありますし…」

北上「で、何してるのさ」

吹雪「あぁはい。実は…」

大井「間宮の新メニューを商品化?」

北上「また急な話だねぇ」

吹雪「中々いいアイデアが出なくて…何かありませんか?」

北上「カレーでいいんじゃない?」

大井「間宮と言えばカレーですし、何より北上さんがカレーと言うんだからカレーよ。て言うかもうカレーにしなさい」

吹雪「やっぱりカレーですよねぇ。でも、カレーは最終手段にとっときたいんですよ」

北上「なるほどね。斜め上のアイデアを出したい」

大井「せっっっかくの北上さんが考えに考え出した案を無下にするなんて…!」

北上「いや、直感だから」

北上「そうだ。大井っち料理得意だったよね?考えてあげなよ」

大井「えぇっ!?」

吹雪「大井さん!是非よろしくお願いします!」

北上「私からもお願い」

大井「き、北上さんが言うのなら…」

吹雪「…肉じゃがですか」

大井「そうよ。大人から子供まで大人気の料理、それが肉じゃがよ!」

北上「私も肉じゃが好きだよー」

大井「本当ですか!?また今度作りますね!!」

北上「うん、ありがとね」

吹雪「大井さんの肉じゃが…私も食べたい」ジュルリ

大井「誰が駆逐艦ごときに肉じゃがなんて作るものですか!!」

吹雪「酷い!艦種差別ですよそれ!!」

北上「まーまー、どうせ余るんだし隊の皆にお裾分けすればいいじゃん」

北上「加賀さんの分も考えたら寸胴で作らなきゃね」

北上「ファイトだよ、大井っち」ニッコリ

大井「はぁい!!」ダバダバ

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