杏「あんこずのだらだらふわぁず 第5回」 (47)

シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ


本編
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第170回」
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第170回」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461502826/)


外伝
杏「アサリの柚子胡椒蒸し 杏の甘煮を添えて」
杏「アサリの柚子胡椒蒸し 杏の甘煮を添えて」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436102384/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462194216

杏「はーい、5回目だよー」

こずえ「ふわぁ」

杏「やーっと暖かくなったねぇ」

こずえ「ふわぁ…ぽかぽかー…」

杏「今日はもうどっかでお昼寝して過ごそう」

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それはちょっと…
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杏「ダメかー」

こずえ「あんずー…おさんぽー…いくのー…」

杏「わかったわかった」

こずえ「えへー…あんずとおさんぽー…すきー…」

杏「そかそか」

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照れてますね
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杏「照れてないしー」

こずえ「てれろー…」

杏「なんでだー」

杏「そういえば、桜ってまだ見れるのかな」

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見れると思いますよ
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杏「ふむ」

こずえ「さくらー…」

杏「なんか、桜っていつも気が付いたら満開のシーズン過ぎて葉桜になってるイメージ」

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これが放送される頃には葉桜になってるかもしれませんね
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杏「じゃあ、折角だから桜を探しつつぶらぶらしてみようかね」

こずえ「さくらー…みつけるよー…」

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ではゲストを呼びましょう
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杏「はいよー。それじゃ、ゲスト出ておいでー」

仁奈「わーっ!」

杏「仁奈だ」

こずえ「になー…」

仁奈「はい、ゲストの市原仁奈でごぜーます!よろしくおねげーします!」

杏「はーい、よろしくー」

仁奈「えへへ、杏おねーさんとこずえおねーさんとお散歩だー♪」

杏「ちなみに、クマのキグルミなのは何か理由があるの?」

仁奈「冬眠が終わったクマの気持ちになるですよ!」

杏「あー、そういうことね。てっきり4月から始まる某アニメのリスペクトかと」

仁奈「アニメですか?」

杏「ごめんごめん、何でもない。んじゃ、出発するかー」

仁奈「はい!」

こずえ「いくのー…」

杏「んじゃ、しゅっぱーつ」

こずえ「しゅっぱーつ…」

仁奈「しゅっぱーつ♪」

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杏ちゃん、こずえちゃん、仁奈ちゃん、散策開始
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こずえ「さくらー…さいてるー…?」

杏「ぶらついてれば1本ぐらいは見つかるでしょー」

仁奈「沢山咲いてるところがあったらお花見してーですよ!」

こずえ「こずえもー…おはなみしたいー…」

杏「いいんじゃないー?途中で見つかったら、場所を覚えといて最後に寄る感じで」

杏「それなら他のとこも見て回れると思うし」

仁奈「それがいいですよ!」

こずえ「さいごにー…おはなみー…」

杏「じゃ、その方向性で」

仁奈「おー!」

こずえ「おー…」

杏「どっちに行こうか」

こずえ「あっちー…」

杏「ん、こずえが言うなら間違いないだろう」

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桜を探しつつ散策する3人
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カンッカンッカンッカンッ

杏「ん?」

こずえ「なんの…おとー…?」

仁奈「かなづちの音みてーですね」

杏「だね。どっかで何か作ってるのかな」

こずえ「なにー…つくってるのー…?」

杏「流石に音だけじゃ分からないなぁ」

仁奈「見てみるですよ!」

こずえ「みるー…」

杏「じゃあ、ちょっと行ってみようか。あっちの方かな」

仁奈「仁奈が最初に見つけるですよ!」

こずえ「あー…こずえもー…」

杏「走ってころぶなよー…って、流石にそこまでじゃないか」

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音のする方に向かう3人
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仁奈「あっ、ここですよ!」

こずえ「みつけたー…」

杏「どれどれ……あー、犬小屋作ってたんだ」

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犬小屋を作っているおじさんを発見
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仁奈「こんにちはですよ!」

こずえ「こんにちはー…」

杏「こんにちはー」

『はい、こんにちは』

仁奈「犬小屋でごぜーますか?」

『そうだよー』

こずえ「おっきー…」

仁奈「でけー犬小屋ですよ」

杏「確かに大きい」

『ウチの犬は大きいからねぇ』

こずえ「おっきー…いぬー…」

仁奈「見てーですよ!」

『じゃあ、ちょっと連れて来るから待っててね』

仁奈「はーい!」

こずえ「はーい…」

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おじさんに犬を見せてもらう事に
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『これがウチの犬だよ』

仁奈「わー!でけーですよ!」

杏「でかー」

こずえ「おっきー…」

仁奈「触ってもいーですか?」

『いいよー。大人しいからね』

仁奈「わーい♪」モフモフ

こずえ「ふわぁ…」モフモフ

杏「こずえと仁奈にもふられても微動だにしてない…」

仁奈「名前は何て言うんですか?」

『次郎だよ』

こずえ「じろー…」

仁奈「じろー!」

杏「名前を呼ばれても微動だにしない…」

『ははは』

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次郎くん、大人しいですね
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仁奈「犬小屋、もう完成するですか?」

『もう少しだねぇ。屋根をつけて、色を塗ったら完成だよ』

こずえ「あとー…ちょっとー…」

仁奈「もう少しで新しいお家が出来るですよ!」

こずえ「じろー…たのしみー…?」

杏「…ずっと、犬小屋じゃなくてマイクの方見てるね」

仁奈「こっちが気になるですか?」

こずえ「まいくー…ほしいー…?」

杏「い、いや、あげられないからね?」

仁奈「仁奈達の声聞こえなくなるですよ」

こずえ「そっかー…」

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犬小屋よりマイクが気になる次郎くん
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こずえ「いぬごやー…まいくつけたらー…じろーよろこぶー…?」

杏「犬小屋にマイク…」

仁奈「すげー犬小屋ですね」

こずえ「じろーがすきなもの…いぬごやにつけるのー…」

杏「な、なるほど…」

仁奈「じろーの好きなものって何でごぜーますか?」

『野球のボールで遊ぶのが好きだねぇ』

杏「野球のボール…犬小屋の中に入れておけば大丈夫だね」

こずえ「まだー…あるー…?」

『あとはテレビを観るのが好きだね』

こずえ「テレビー…」

仁奈「犬小屋にテレビでごぜーますか!」

杏「豪華な犬小屋だ…」

『テレビが入るように増築した方がいいかな…ははは』

杏「まさかの」

仁奈「すげー犬小屋ですね!」

こずえ「じろー…よろこぶー…」

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次郎くんの家、豪華になるといいですね
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こずえ「じろー…ばいばーい…」

仁奈「ばいばいですよー!」

杏「またね~」

こずえ「じろーのいえ…たのしみー…」

仁奈「本当にテレビがついてたらすげーですね」

杏「ど、どうだろうね…」

こずえ「おふろとー…おふとんも…つけるのー…」

杏「人も住めそうだね、それ」

仁奈「仁奈が犬のキグルミ着て入るですよ!」

こずえ「こずえもー…」

杏「映像的に色々と拙い事になりそうなんだけど…」

仁奈「杏おねーさん、毎日お散歩に連れて行ってくだせー!」

こずえ「ごはんもー…」

杏「杏が!?」

仁奈「杏おねーさんが犬仁奈のご主人です!」

こずえ「ごしゅじんー…」

杏「いやいやいや」

外伝のスタッフの声?も音声なのかな?

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しばらく歩いていると…
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こずえ「あー…」

仁奈「?」

杏「どしたー、こずえ」

こずえ「あれー…」

杏「ん?……おや、あれは桜?」

仁奈「桜だー♪」

こずえ「ふわぁ…みつけたのー…」

杏「どれ、お花見できそうな感じか見てみようか」

仁奈「急ぐですよ!」

こずえ「になー…まってー…」

杏「だーから、走らないってー」

>>16
テロップorカンペですね~

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早くも桜を発見
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仁奈「わー!でけー桜ですよ!」

こずえ「おっきー…」

杏「おー、1本だけど立派だねぇ」

仁奈「きれーですね!」

こずえ「きれー…」

杏「いい感じに咲いてるねぇ」

仁奈「あそこにベンチと机もあるですよ!」

杏「いいね。まさにお花見に持って来いの場所じゃん」

こずえ「ここでー…おはなみー…?」

杏「だね。場所覚えといて、後でまた来よう」

仁奈「わーい、楽しみだー♪」

こずえ「えへー…たのしみー…」

杏「いやー、あっさり見つかるもんだねぇ」

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散策を再開
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杏「お花見するなら、何かお弁当的な物が欲しいね」

仁奈「仁奈もほしーですよ!」

こずえ「おべんとー…たべたいー…」

杏「じゃあ、お弁当とか売ってそうなお店を探しつつぶらぶらしてみよう」

仁奈「おー!」

こずえ「おー…」

杏「んー、となると…どっちに行くのがいいかな」

仁奈「こっちですね!」

こずえ「あっちー…」

杏「意見が分かれてしまった」

仁奈「杏おねーさん!どっちですか!」

こずえ「どっちー…?」

杏「そこで杏に振るのか…。じゃあ、間を取ってこのまま直進」

こずえ「えー…」

仁奈「ずりーですよ!」

杏「いいのいいの。ほら行くよー」

仁奈「あっ、待ってくだせー!」

こずえ「まってー…まてー…」

杏「おや、模型屋だ」

こずえ「もけいー…?」

杏「プラモデルとか売ってるお店だね」

仁奈「プラモデルでごぜーますか!」

こずえ「ふわぁー…」

杏「やってる…んだよね?」

こずえ「あいてるー…?」

仁奈「看板が傾いてるですよ…」

杏「強風で飛ばされそうだ」

こずえ「かんばんー…びゅーん…」

杏「入ってみる?」

仁奈「はい!プラモデルってあんまり見たことねーから見てみてーですよ!」

こずえ「こずえもー…」

杏「じゃあ、ちょっと覗いてみるかー」

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こずえちゃんと仁奈ちゃん、初めての模型屋
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杏「うわ、凄い量」

仁奈「プラモデルの箱がいっぱいですよ!」

こずえ「ふわぁー…」

杏「天井まで積み重なってる」

仁奈「崩れたらやべーですね…」

こずえ「おしろー…」

杏「んー?あー、お城のプラモね」

仁奈「戦車もあるですよ」

杏「いいぞ」

こずえ「でんしゃもー…あるよー…」

仁奈「見てくだせー!でけー船ですよ!」

杏「おー、凄い」

仁奈「かっこいーですよ!」

こずえ「おふねー…」

杏「こういうのって作るのにどれぐらいかかるんだろうね」

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模型に興味津々の3人
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こずえ「あんずー…これー…なにー…?」

杏「んー?…え、なんだそれ…見た事もないロボだ…」

仁奈「杏おねーさんでもわからねーですか」

杏「箱がもう30年とか40年とか前のそれだよ」

こずえ「ずっとー…まえのー…?」

杏「そうだねー。菜々さんがまだ学生だった頃の…」

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隙あらばウサミン星人を弄る杏ちゃん
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仁奈「あ、こっちにガンダムがあるですよ!」

杏「お、ガンプラはそっちかー」

こずえ「がんぷらー…てんぷらー…?」

杏「天ぷらではないかな…」

仁奈「沢山ありすぎて目が回りそうですよ」

杏「古いのから新しいのまで色々あるねぇ」

こずえ「ふわぁ…」

仁奈「あっ、見てくだせー!クマのガンダムですよ!」

こずえ「くまー…」

杏「え、そんなのあったっけ……って、あぁ、ベアッガイ…」

仁奈「仁奈とお揃いですよ!」

こずえ「いっしょー…」

杏「お揃い…なのか…?」

仁奈「黄色と白いのがいますね」

こずえ「ここにー…ちゃいろも…いるよー…」

仁奈「わー、クマがいっぱいだー♪」

こずえ「くまー…くまー…」

杏「……買う?」

仁奈「えっ、でも、プラモデルってたけーですよね…?」

杏「このシリーズはそうでもないよ。気になるなら買うよ」

仁奈「いいんですか!?」

杏「番組で買ってもらえるよ、きっと」

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えっ
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仁奈「わーい♪ありがとーごぜーます!」

こずえ「わーい…くまー…」

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ベアッガイを購入(番組予算)

ちなみに、この模型屋は30年以上続いてるお店だったようです
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仁奈「初めてのプラモデルだー♪」

こずえ「はじめてー…」

杏「ところで、2人ともプラモデルとか作れるの?」

仁奈「……」

こずえ「ふわぁ?」

杏「えぇ……」

仁奈「杏おねーさん♪」

こずえ「あんずー…」

杏「えぇー!?やだー、めんどい!」

仁奈「おねげーするですよ!」

こずえ「つくってー…」

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買うって言い出したのは杏ちゃんですしね
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杏「ぐっ……ひ、暇な時にね…」

仁奈「わーい♪」

こずえ「やったー…」

杏「いらん事言うんじゃなかった…」

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完成が楽しみですね
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杏「おや、なんか商店街っぽいところに辿り着いた」

仁奈「ここならお弁当売ってそうですよ!」

杏「探せばありそうだね。ちょっと行ってみようか」

こずえ「おべんとうー…さがすのー…」

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商店街に入る3人。お弁当屋さんは見つかりますかね
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杏「着物屋にお茶屋に布団屋に…なんか、和風?なお店が多いね」

こずえ「わふー…」

仁奈「あっ、お団子売ってるですよ!」

杏「いいね。花見ならお団子の一つもないと」

こずえ「おだんごー…かうー…?」

杏「買おう買おう」

仁奈「わーい♪」

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和菓子のお店に一直線の3人。花より団子?
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仁奈「色々あって悩んだですよ」

杏「その結果全種類1本ずつ買うという」

こずえ「おだんごー…いっぱいー…」

杏「なぁに、問題はない」

仁奈「仁奈知ってるですよ。甘いものは別腹でごぜーます!」

こずえ「べつばらー…」

杏「そういえば、それってちゃんと科学的根拠があるんだっけか」

仁奈「かがくてきこんきょ?」

こずえ「それー…なにー…?」

杏「ちゃんとした理由があるってこと」

仁奈「??甘いから別腹なんじゃねーですか?」

杏「あー…まぁ、そうなんだけど」

こずえ「ふわぁ?」

杏「ま、まぁ、難しい話は置いとこう」

こずえ・仁奈「?」

杏「お、あそこになんか良さそうなお店が」

仁奈「どこでごぜーますか?」

杏「ほら、あそこ」

こずえ「んー…あれー…?」

杏「そうそう、アレ」

仁奈「お弁当屋さんでごぜーますか?」

杏「というよりは、お惣菜屋っぽい?色んなおかずを売ってるの」

こずえ「おいしそうなにおい…するよー…」

仁奈「くんくん…ホントです!」

杏「見てみよっか」

仁奈「はい!」

こずえ「いくー…」

杏「じゃ、のりこめー」

仁奈「おー!」

こずえ「おー…」

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お惣菜屋さんを発見。美味しそうなお惣菜が沢山ですよ
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杏「うわ、すごい」

仁奈「沢山あるですよ!」

こずえ「ぜんぶー…おいしそー…」

『いらっしゃいませ~』

仁奈「見てるだけでお腹が好きそうですよ…」

杏「うーん、悩むね」

こずえ「ぜんぶー…?」

杏「い、いや、流石にこっちは全種類と言うわけには」

仁奈「3人じゃ食べられねーですよ…」

こずえ「そっかー…」

『ウチはこの唐揚げが一番人気ですよ』

仁奈「唐揚げ!」

こずえ「からあげー…」

杏「じゃあ、唐揚げを…6個」

『はい、唐揚げですね~』

仁奈「あっ、仁奈、肉じゃが食べてーですよ!」

杏「お、いいね。じゃあ、肉じゃがを…100g?」

『はい、肉じゃがですね』

こずえ「こずえー…これー…たべたいー…」

杏「ん?あー、だし巻きか。いいね、じゃあ、それもくださーい」

『はーい』

杏「んー…他は何にしようかね」

仁奈「ご飯は栄養のバランスを考えて食べるですよ!」

こずえ「えいよー…」

杏「おや、えらいね」

仁奈「えへへー♪」

杏「となると、あとはご飯ものと魚と野菜…?」

こずえ「ごはんもー…いっぱいー…」

仁奈「炊き込みご飯、豆ご飯、ひじきご飯…」

杏「何を選ぶにも悩んでしまう」

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悩みに悩んで、ひじきご飯、かぼちゃサラダ、カレイの煮付けを購入
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杏「買った買った」

仁奈「これでご飯はバッチリでごぜーます!」

こずえ「ばっちりー…」

杏「んじゃ、さっきの桜のとこに戻ろうかね」

仁奈「はーい!」

こずえ「もどるー…さくらー…ごはんー…」

仁奈「いそげー!」

こずえ「あれー…になー…?」

杏「おーい、そっちじゃないぞー」

仁奈「あれっ」

杏「危ない危ない…」

こずえ「になー…まいごになっちゃうー…」

仁奈「危なかったですよ…!」

杏「杏からあんまり離れないようにねー」

仁奈「はーい!」

こずえ「はーい…」

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杏お姉さん引率の下、さっきの桜の場所に
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杏「ふぅ、着いた」

仁奈「あそこに座るですよ!」

杏「なんだかんだで結構歩いたなぁ…休憩休憩」

こずえ「あんずー…つかれたー…?」

杏「疲れた~」

仁奈「ゆっくりご飯を食べるですよ!」

杏「それがいいー」

仁奈「仁奈がご飯を並べるから、杏おねーさんは休憩してくだせー」

こずえ「こずえもー…ならべるー…」

杏「お、悪いねー。よろしくー」

こずえ「あんずー…おちゃのんでー…のめー…」グイグイ

杏「ぐぇ…お、押し付けなくても大丈夫だから…!」

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こちらが3人がチョイスしたお惣菜セット。栄養もあって美味しそうですね
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杏「じゃ、いただきまーす」

仁奈「いただきまーす♪」

こずえ「いただき…ますー…」

杏「あむ……もぐ……うん、唐揚げうまー」

仁奈「もぐもぐ……うめぇです!」

こずえ「もぐもぐ……おいしー…」

杏「この手作りって感じがいいね」

仁奈「もぐもぐもぐ……ご飯もうめぇです!」

杏「あーむ……うん、うまい」

こずえ「たまごも…おいしいよー…」

仁奈「えへへ、お花見楽しーですね!」

杏「3人ともご飯に夢中で誰も桜見てないけどね」

仁奈「あっ」

こずえ「ふわぁ」

杏「まぁ、ご飯が美味しいからね」

仁奈「そ、そーです!ご飯がうめぇから仕方ねーです!」

こずえ「しかた…ないー…」

杏「………」モグモグ

仁奈「………」モグモグ

こずえ「………」モグモグ

杏「………」ゴクゴク

仁奈「………」モグモグ

こずえ「………」モグモグ

杏「………」モグモグ

仁奈「………」ゴクゴク

こずえ「………」ゴクゴク

杏「………」モグモグ

仁奈「………」モグモグ

こずえ「………」モグモグ

仁奈「………静かでごぜーますね」

杏「いつもの」

こずえ「いつものー…」

仁奈「いつも、ご飯食べてる時は静かになるですね」

杏「いやぁ、なんでだろうね」

こずえ「ふしぎー…」

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そして完食
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杏「ふー、食べた食べた」

こずえ「おいしかったー…」

仁奈「次はお団子ですよ!」

杏「おー、そうだったそうだった」

こずえ「おだんご…たべるー…」

仁奈「杏おねーさんはどれにするですか?」

杏「んー、じゃあみたらしで」

仁奈「みたらしですね!こずえおねーさんはどれにするですか?」

こずえ「こずえは…これー」

仁奈「あんこのですね!仁奈は3色のにするですよ」

杏「あーむ……むぐむぐ……うん、美味しい」

こずえ「あんこ…あまいー…」

仁奈「お団子もうめぇですね」

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のんびりお花見をする3人。もう動く気なさそうですね
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杏「今回はもう、このままのんびりしてよう」

こずえ「のんびりー…」

仁奈「それに、お腹いっぱいで動けねーですよ…」

杏「だねぇ…」

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では、このままエンディングということで
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杏「おー。仁奈、今日はどうだったー?」

仁奈「とっても楽しかったですよ!3人でお散歩できて嬉しかったです!」

仁奈「また呼んでほしーですよ!」

杏「それはよかった」

こずえ「また…おさんぽ…しようねー…」

仁奈「はい!」

杏「じゃ、だらだらふわぁず第5回目、おわりー」

こずえ「ばいばいー…」

杏「じゃーねー」

仁奈「ばいばいですよー!」

―事務所―

仁奈「杏おねーさん頑張ってくだせー!」

こずえ「がんばれー…」

杏「ぐぬぬぬ…!」

幸子「なるほど、それでプラモデルを作ってたんですね」

小梅「こずえちゃんと仁奈ちゃんは…まだ作れないから…杏さんが代わりに…」

輝子「た、大変そうだな…」

杏「ちょっと休憩…」

仁奈「さっき休憩してから5分ぐらいしか経ってねーですよ」

こずえ「はやいー…」

杏「だって、疲れるんだもんー」

仁奈「仕方ねーですね。杏おねーさんが休憩してる間は仁奈がやるです!」

こずえ「こずえもー…」

杏「えっ」

こずえ「これとこれー…くっつけるー…?」

仁奈「これとこれじゃねーですかね?」

杏「あー!違う違う、パーツが壊れるから!分かった分かった、杏がやるから!」

こずえ「ふわぁ」

仁奈「えへへ、おねげーします!」

杏「はぁ…」

輝子・小梅・幸子(やっぱり2人には弱い杏さん…)


おしり

10ヶ月ぶりの外伝


見てくれた人ありがとう

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