芳佳「ゴールデンウィーク暇だなあ」 (52)

~横須賀~

芳佳「ゴールデンウィーク暇だなあ、とりあえずコンビニ行こ」

~道路~

芳佳「ゴールデンウィークはずっと晴れの予報なのに私ったら何やってるんだろう」

芳佳「部活入っとくべきだったなあ、もう入学から一ヶ月経ってて今更入りずらいな~」

芳佳「私将来ニートになっちゃうのかなあ」

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芳佳「あ、セブンだ」

〜セブン〜

芳佳「何買おっかな〜。ん?あれは、、、」チラ

坂本「おお!宮藤じゃないか。こんなとこでなにしてるんだ?」

芳佳「坂本さんお久しぶりです。ちょっと暇だったので来ちゃいました。坂本さんは大学の方はどうですか?」

坂本「就活が大変でなあ。まあどっかしら受かればそれでいいんだがなw宮藤は高校生活に慣れたか?」

芳佳「就活お疲れさまです。高校生活には慣れたんですが、、、、、」

坂本「どうした?友達がいないのか?」


芳佳「(ギクゥ、、、、、、、)いや、そのぉ、、、まあそんな感じです。」

坂本「はっはっはっ!そんなことだろうと思ったぞ。」

芳佳「(ちょっとうざい、、、)あはははは、、、、、、」

坂本「部活は?委員会は?」

芳佳「何もしてないです~_~;」

坂本「それが問題だろう。というか女子校なんだから友達1人くらいできるだろ、、、、、」

芳佳「私だって普通の女子高生らしく放課後どっか行って遊んだりしたいですよぉ!!!だけどねぇ、友達が出来ないんですよっっっっ!!!」

sage にしてた、、、

坂本「逆ギレするな、あと店の中なんだから静かにしてくれ。私も同類だと思われるじゃないか。」

芳佳「ごめんなさい。でも、どうすれば友達が出来るでしょうか?もう私は一生孤独なのかな、、、」

坂本「なぜそこまで悲観してるんだお前は。中学の頃は楽しそうだったじゃないか。」

芳佳「みっちゃんとか仲の良かった友達は共学高校いってリア充してるし。あーあ、医者の子って大変だわぁ〜、無条件でいいとこの私立入れさせられて高校デビュー失敗とか泣けるわぁ〜。」

坂本「おい宮藤、キャラ変わりすぎだ。あとその言い方ムカつくから止めろ、、、、、」


坂本「もう私は行くぞ。宮藤、友達頑張って作るんだぞ〜」

芳佳「はぁ、、、さようなら。」

〜道路〜

芳佳「坂本さん活き活きしてたなぁ。帰ってFIFAでもしよ。ハァ、、、、」

ドンッ!!!!

芳佳「っっ!?ごめんなさい!下向いて歩いてて。」

??「いえ、大丈夫です。気にしないで下さい。そちらこそ大丈夫ですか??」

芳佳「(外国人??おっぱいでか!?)はい、大丈夫です、、、日本語お上手なんですね。」

??「そんなこと、ないです。。。私の父の仕事で日本に来てて、今日本語学校に週3で行ってるんです」

芳佳「えぇ〜!!すごぉい!日本語学校って何人くらい居るんですか?」

??「大体30人くらいだと思います。年齢も結構差があったりします。」

芳佳「そうなんですかぁ〜。初めて知りました!そういえばお名前は??」

??「リネットビショップです。イギリス出身です。」

芳佳「私は宮藤芳佳って言います!」


リーネ「はじめまして、宮藤さん。」

芳佳「こちらこそ、リネットさん。ぶつかってしまった謝罪もこめてお昼ご飯私が出すので食べに行きませんか?」

リーネ「一緒に行きましょう!あと、お金払わなくて全然いいですよ。。。」

芳佳「リネットさんは何歳ですか?私は15歳です。」

リーネ「私も15歳です。」

芳佳「えぇ!?そうなんだ。じゃあ同じ年だね!私のことは芳佳って呼んで。あと敬語は使うのやめよう?」

リーネ「じゃあ私のこともリーネって呼んでね、芳佳ちゃん!」


~カフェ~

リーネ「芳佳ちゃんはこの店によく来るの?」

芳佳「ううん。ほとんど行かないよ~。私ね、あんまり高校で友達ができなくて、、、こういうとこあんまりいかないんだ。」

リーネ「そうなんだ、、、、、なんかごめんね。。」

芳佳「ううん、いいの。今日はリーネちゃんと来れて嬉しいよ!」

リーネ「ありがとう芳佳ちゃん!私たちもう友達だよね!」

芳佳「うん!今度日本語学校にも連れてってよ?」

リーネ「今日の夕方から日本語クラスあるよ。来る?」

芳佳「行きたい!いきなり行っても大丈夫かな?」

リーネ「大丈夫だと思うよ。みんな親切なんだ~」

芳佳「じゃあお願い!」


〜日本語学校〜

芳佳「横須賀にこんな学校あったの知らなかったな〜。」

リーネ「ここは在留外国人の生徒向けの日本語補習校だから、日本人は知らない人が多いと思うよ。」

芳佳「そうなんだ〜。」

リーネ「今から学校長のとこに行こうね。」

芳佳「学校長もちゃんといるんだね〜」

リーネ「ここが学校長の部屋だよ。」

ガチャ

芳ーネ「お邪魔しま〜す」

杉田「ビショップくん、大分早く着たね。どうかしたのかな?あとその子は?」

リーネ「あの、この子は私の日本人の友達でここでお手伝いしたいって言ってくれて、、、、」

杉田「そうか。まあ同年代の子が入ってくれるのは嬉しいね。お名前は?」

芳佳「宮藤芳佳と言います。◯◯女子高校1年生です。よろしくお願いします!」

杉田「◯◯女子か、良いとこじゃないか。バイト扱いになっちゃうけど、それでもいいかな?」

芳佳「バイト??私、お金はいりませんよ!?ただみんなと話したくて来ただけなんです。」

杉田「まあまあ、高校生になったんだしバイト始めてみても良いんじゃないか?」

見てくれてありがとう
書き溜めてないから書くの遅いけど許してね

芳佳「う〜ん。今日帰ったら親に相談してみます。」

杉田「分かった。とりあえず必要な書類だけ渡しておくよ。まあここの生徒は自主的に日本語勉強してる子だから日本語喋るのは問題ない、だから気楽にしてくれ。」

芳佳「わかりました。改めてよろしくお願いします!」

杉田「とりあえずこの学校について説明しておこう。ビショップくんから話は聞いたかもしれんが、ここは在留外国人のための日本語学校だ。各々の日本語能力に応じてクラス分けしてある。宮藤くんに担当してもらおうと思うのは、501クラス。この学校で一番日本語能力が高いクラスだ。会話能力や文法理解はほぼ完璧。だから、読み書きに重点を置いているクラスなんだ。」

芳佳「そうなんですか。安心しました。」

杉田「うむ。講師は前任だった坂本というのが就活でやめてしまってな。今は土方というやつがやっている。もうじき講師たちが来るだろうから紹介しよう。」

芳佳「(坂本?)坂本さん、、、、その方は坂本美緒さんという名前ですか?」

リーネ「芳佳ちゃん坂本さんを知ってるの?」

芳佳「うん。私の近所に住んでてちっちゃい頃良く遊んでもらってたんだ〜。」

杉田「そうかそうか。それは奇遇だな。世の中ってのは狭いもんだな〜。」


芳佳「本当ですね〜。」

〜数分後〜

コンコン

土方「こんにちは〜。あれ?ビショップさんどうしたんですか?」

リーネ「こんにちは。あの、今日から私の友達が来ることになって、、」

杉田「うむ。今日からこの宮藤くんが君のクラスでお手伝いしてくれることになってな。急だがよろしく頼む。あと彼女は坂本くんと面識があるようだ。」

土方「宮藤さん、よろしくお願いします。土方と申します。」

芳佳「よろしくお願いします!」

ガチャ

竹井「こんにちは〜。あら?リーネさん?(リーネさんの隣の子、確か、、、)あと、あなたは、、、」

芳佳「(あっ、確かこの人、、)

杉田「おお、竹井くんか。急だが、今日からビショップくんの友達のこの宮藤くんが501クラスで手伝ってくれる事になった。よろしく頼むぞ。」

竹井「宮藤さんって美緒の近所の診療所の???」

芳佳「はい!お久しぶりです竹井さん。覚えてくれてたんですね。」

竹井「ええ、美緒と小さい頃よく遊んでたわよね。」

杉田「君たちも面識があったのか。なら話は早いな。これから宮藤くんをよろしく頼んだぞ。」








竹井「よろしくね。私は504クラス担当よ。良かったら顔出しに来てね。」

芳佳「はい!」

コンコン、ガチャ

加藤圭&北郷「こんにちは〜。」

杉田「おお、来たか。これで揃ったな。加藤くんと北郷くんはそれぞれ531クラス、502クラスを担当している。」

加藤「この女の子は?」

杉田「リーネくんの友達でな、501クラスを手伝ってくれることになった宮藤芳佳くんだ。これからよろしくやってくれ。」

北郷「宮藤か、よろしくな。」

加藤「よろしくね〜」

宮藤「よろしくお願いします!」

〜数分後〜

竹井「じゃあそろそろクラスにいきましょうかね。」

土方「ですね。では宮藤さん、ビショップさん行きましょう。」

芳ーネ「はい!」


~教室前~

土方「宮藤さんはここで待っててくださいね。」

芳佳「はい。」

ガラガラ~

土方「皆さんこんにちは」

リーネ「こんにちは」

501メンバー「こんにちは~」

ペリーヌ「リーネさん、今日遅れるなら連絡の一つくらいしてくださいな!」

リーネ「ごめんなさい、ちょっと色々あって、、」

土方「今日ビショップさんが遅れたのは訳があってですね。」

ゲルト「訳とはなんだ?」

土方「ビショップさんの友人が今日からクラスを手伝うことになりまして、その方の付き添いで一緒にいたんです」

ガラガラ

土方「宮藤さん、もう入っても大丈夫ですよ~」

シャーリー「えっ、ちっちゃいな!?」

ゲルト「おいシャーリー、失礼だろう。これだからアメリカ人は!」

エーリカ「うるさいよトゥルーデ~。”ミヤフジさん”が困ってんじゃんか~」

土方「まぁまぁ、とりあえず自己紹介をきいてあげてください」

芳佳「みなさん、こんにちは。宮藤芳佳と言います。まだ高校1年生で分からないことが多いですが、みなさんのお役に立てたら嬉しいです!よろしくお願いします!」



今気づいたけど坂本さんの年齢1歳上で計算してた、、、、、、まだ大学三年だった、、、まあ許して下さいOTZ

土方「宮藤さんには私の補助として働いてもらいます。では、一応クラスのメンバーの自己紹介をしていってください」

シャーリー「私からいくか~!私はシャーロット・イェーガー、アメリカ出身で高校3年、陸上短距離をやってる。シャーリーって呼んで。」

エイラ「私はエイラ・イルマタル・ユーティライネン。フィンランド出身で高校2年生。よろしくなんだナ」

サーニャ「アレキサンドラ・ウラディミーロヴナ・リトヴャクです、、、ロシア出身で中学3年生です。サーニャって呼んでください。よろしくお願いします。」

ルッキーニ「あたしはフランチェスカ・ルッキーニです!イタリア出身の中学二年生!よろしくね~」

ミーナ「ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケです。ドイツ出身の大学2年生で、今東京大学に留学中です。よろしくね、宮藤さん」

エーリカ「私はエーリカ・ハルトマン。ドイツ出身で高校3年生です!よろしくぅ~」

ゲルト「私はゲルトルート・バルクホルンだ。ドイツ出身で大学2年生でミーナと同じ東京大学に在籍している。よろしく頼む」

ペリーヌ「私はペリーヌ・クロステルマンといいます。フランス出身で高校2年生です。よろしくお願いしますわ」

リーネ「一応私も、、、リネット・ビショップです。イギリス出身で高校1年生です。改めてよろしくね芳佳ちゃん!」

芳佳「みなさん、よろしくお願いします!」



期待
あと細かいこと言うようだけどおケイさんは加東な
フジじゃなくてヒガシ

>>17 ほんとだ、、、ごめんm(_ _)m

土方「みなさん宮藤さんと色々話したいと思いますが、それはクラスが終わってからに。まずは授業をしましょう。」

ルッキーニ「えぇ〜、つまんな〜い」

シャーリー「話なら後で出来るだろう、ルッキーニ」

ルッキーニ「はぁ〜い」

土方「それでは始めましょう。今日はまず前やった漢字テスト返しますよ〜。宮藤さん、これ配ってください。」

宮藤「はい!」

サーニャ「漢字、、、いつも頭が痛くなるわ、、、、、」

エイラ「サーニャは漢字苦手だもんな〜」

ペリーヌ「漢字に関しては私もサーニャさんに同意ですわ!字では無いみたいですもの」

シャーリー「頭のお固い誰かさんも漢字苦手じゃなかったっけなぁ〜www」

ゲルト「(ビクッ、、、)なっ、まったくお前というやつは!殴ってもいいんだぞ!?」


芳佳「あのぉバルクホルンさん、、、テスト置いてもいいですか?」

ゲルト「あ、あぁすまない。置いてくれ。シャーリー、お前のせいだぞ!?」

シャーリー「はぁ?それより点数は?w」

ゲルト「お前なんかに教える筋合いは無い!」

エーリカ「チラッ、、、、、、、、、、56点かぁ〜」

ゲルト「!?ハルトマンッ!!お前というやつは!」

サーニャ「私より低い、、、、」ボソッ

シャーリー「アハハハハハ!これだから漢字テストは好きなんだよ」

ゲルト「なぜ漢字なんてややこしいものがあるんだ!平仮名だけでいいじゃ無いか!!」

502のアニメでファン増えるといいな

>>21 502で興味持った人が501のアニメも観てほしい、、、ストパンは神だ

ミーナ「トゥルーデは細かいことを気にしすぎなのよ、、、特に書き順が分からなくてテスト中に大声を挙げたときは流石にびっくりしたわ、、、、」

エイラ「書き順なんて気にしてたら頭おかしくなりそうなんだナ、、、、」

ゲルト「ダメだ!全部完璧に書かなければ漢字に失礼だろう!」

ペリーヌ「バルクホルンさんは細かすぎますわ、、、」

土方「日本人でも完璧に書ける人なんていませんよ、、、深く考えず覚えた方が身につくとおもいますが、、、ルッキーニさんのように」

ルッキーニ「毎回100点だよぉ~」

ゲルト「大体なんなんだ!?「辺」やら「つくり」やら似てるのが多すぎるし、イレギュラーな読み方するのがあったり欠陥だらけじゃないか!新潟の潟に至ってはどうやって書けばいいのかすら分からんぞ!とにかく訳がわからん!」

シャーリー「おまえさっきから言ってることめちゃくちゃだな・・・漢字に失礼とか言っておいて自分が一番乏しめてるぞ、、、」

リーネ「たしかに、、、」

土方「まあ、とにかく授業を始めましょう。漢字のことはそこまでにして、、、」



階級で呼んでたペリーヌとかが普通にバルクホルンさんとか言うと違和感があるなw

グーグル翻訳でYosika is my sisterて打ったら 宮藤は私の妹です って出てきて大草原や

>>23 ゲルトェ・・・・


土方「今日からは、日本の古典作品である『枕草子』を読んでいきたいと思います。原文では難しいと思うので現代語訳をつけて一緒にやっていきましょう。この中で枕草子を知っている人はいますか?」

ミーナ「平安時代の清少納言による随筆作品ですよね。読んだことはありませんが、歴史で少し教えてもらいました。」

土方「さすがですねヴィルケさん、その通りです。清少納言の素晴らしい観察力とセンスが詰まっている作品です。では宮藤さん、このプリントを配ってください。」

芳佳「はい!」

ペリーヌ「日本の古典はおもしろいのですが、文章の中で言葉を省略しすぎて分かりにくいのが欠点ですわね・・・」

エイラ「現代語訳だけ見てればいいんじゃないのカ?」

ペリーヌ「それでは古典を読む面白さが無くなってしまうでしょうに。」

ゲルト「その通りだ。現代語訳だけ見ていては古典を読む意味がないだろう」

土方「宮藤さん、授業中黙って座ってばかりだと退屈になってしまうでしょうから、みなさんとの会話に入っていってくださいね。このクラスは会話が絶えませんからね・・・」

芳佳「そうなんですか?確かに静かな授業は出来ない気がするけど・・・」


土方「ええ、このクラスでは文献を読んだ後に色々話し合ったりするので。では、リーネさん、枕草子第1段の音読をお願いします。」

リーネ「はい。えぇっと、、、春はあけぼの〜〜〜・・・」

土方「ありがとうございます。みなさん大体の意味は分かったでしょうか?わからないとこは現代語訳を見てくださいね。」

サーニャ「 古典の原文はやっぱり難しすぎます。。」

ミーナ「そうね。でも、途中で多く出てくる『をかし』と『あはれ』という言葉が鍵ね。趣が深いということみたいだけれど。」

芳佳「枕草子では『をかし』という言葉を沢山使ってて、清少納言の様々なことへの感想が書いてあるんですよ。」

エイラ「しかし、夏といえば海だと思うんだナ。」

ルッキーニ「イタリアには綺麗なビーチいっぱいあるよ〜」

ぺリーヌ「フランスの地中海側にもバカンスで有名なとこがありますわよ!」

ミーナ「海もいいけど、私は日本の夏の夜は素敵だと思うわ。とくに夏祭りなんかが好きね。」







サーニャ「日本の夏は山の方の田舎もいいと思います。ずっとそこに居たいような気持ちになります。。。」

ルッキーニ「虫がいっぱいいるからいいよねぇ!またカブトムシ取り行きたいな〜!」

リーネ「虫はちょっと、、、、」

エーリカ「夏は暑くて外に出たく無いよ〜、、蒸し蒸ししてる分余計にタチが悪いよね〜」

ゲルト「お前の頭には趣という概念が入ってないんだろうな。」

エーリカ「ひどいな〜、私だって趣を感じるよ〜。夏にエアコン利かして寝るのはいとをかし〜」

ゲルト「な〜にがいとをかしだっ!ダラダラばっかりして!」

芳佳「あはは、、、でもちょっと分かる気がします。」


ゲルト「宮藤、ハルトマンのようにはなるなよ。こいつに共感してると腐っていくぞ。」

芳佳「そ、そうなんですか。」

シャーリー「この作品ってマジで書いてることは感想文って感じだけどさ、描写が細かくて上手いから読み手が想像しやすいよな〜」

土方「イェーガーさん、私もそう思います。それが彼女のセンスなんでしょうね。」

ペリーヌ「私たちが書けそうでも書けないような文ですわね。とても素晴らしい作品ですわ。」

・・・・
・・・
・・


〜数十分後〜

土方「では今日の授業は終わりです。さようなら。」

501メンバー「ありがとうございました〜」

土方「宮藤さんは職員室にいらしてくださいね。」

芳佳「はい。」





リーネ「芳佳ちゃん、待ってるね。」

芳佳「ありがとうリーネちゃん!じゃあ後でね〜」タタタッ

ミーナ「私たちも待ちましょう。みなさん予定は大丈夫?」

ゲルト「問題ない。」

エーリカ「そういえばミヤフジってクリスに似てるよね〜」

ゲルト「なっ、、、いやでも確かに言われてみれば、、、、」

エーリカ「何ニヤついてんのさ」

シャーリー「シスコンもここまで来るとヤバイな」

ゲルト「うるさいっ!私はニヤついてなんかないぞ、、」

ペリーヌ「またあのお二人ですか、、、リーネさん、そういえば何故宮藤さんと知り合いになったんですの?」

リーネ「今日のお昼前にね、私と芳佳ちゃんが道でぶつかって、その後一緒にお昼ご飯食べに行った時に友達になったんだ〜」

ペリーヌ「なんだか急な出来事ですわね、、、、」

リーネ「でもね、日本人のお友達なんて居なかったから、、」

ミーナ「まあでも、同年代の日本人の子が来てくれるなんて嬉しいじゃない?」

エーリカ「そうだねー。なんか面白そうなヤツだったし」


〜職員室〜

杉田「宮藤くん、クラスの方はどうだった?」

芳佳「はい、とても賑やかで楽しいクラスでした!」

杉田「あはは、君が授業を受けてきたような感じだね。」

芳佳「あっ、その、ごめんなさい、、、」

杉田「いやいや、嫌味で言ったつもりじゃないんだ。ここはそういう雰囲気のところだからね。馴染んでくれて良かったよ。」

芳佳「今日帰ったら働くかどうか家族に相談してみます。」

杉田「そうか、それは良かった!いい報告を待ってるよ。」

土方「宮藤さん、私も楽しみにしています。宮藤さんが来て501クラスの皆さんもより活気が増した気がしてるんです。」

芳佳「本当ですか!??ありがとうございます。今日は急で申し訳無かったです、では、さようなら。」

杉田「お疲れさま。」


~学校出口~

リーネ「芳佳ちゃ~ん!」

芳佳「リーネちゃん!みなさんも!」

リーネ「芳佳ちゃんこれからみんなでご飯食べに行かない?」

芳佳「行きたい、、、、けど、みんなの時間は大丈夫なのかな、、、」

ミーナ「さっきみんなで宮藤さんのウェルカムパーティをしようって話してたところなのよ。みんな行くから時間は気にしないで。」

芳佳「ありがとうございます!」

ミーナ「私たちはね、、、家族のようなものだから、遠慮は要らないわ。」

芳佳「家族、、、ですか、、、」

・・・・

・・・

・・



~食後~

芳佳「今日はみんなありがとう。本当に楽しい一日を過ごせて私、、、、もっとみんなと一緒にいたいって思いました、、」

ゲルト「宮藤、今日からお前は私の大事な妹だ!!、、、いやっ、、、、そのぉ、、、さっきミーナが私たちは家族と言ってただろ!!!だから年下のお前は妹になるわけでだな!!!決してその・・・・」

シャーリー「急に何言ってんだ、、、こりゃ重症だな」

エーリカ「変に焦って取り繕うなら最初から言わなきゃいいのに、、、」


ルッキーニ「芳佳絶対また来るって約束してね」

シャーリー「まあ宮藤の両親次第だよな~」

ルッキーニ「もしだめだったら私芳佳の家いって説得するもん!」

芳佳「あはは、、、たぶん許してくれると思うけどね、、」

ミーナ「さて、今日はもう遅いことだし帰りましょう。宮藤さん、また会えるの楽しみにしてるわね」

リーネ「芳佳ちゃん、私も待ってるからね」

芳佳「ありがとうミーナさん、リーネちゃん!さようなら~」



~家~

芳佳「ただいま~」

清佳「おかえりなさい。今日はご飯いらないなんて珍しいじゃない。」

芳佳「ちょっと色々あってね、、、あのさお母さん」

清佳「何かあったの??」


芳佳「私、、、日本語学校でお手伝いのバイトしたいの、、、」

清佳「あ~、坂本さんのとこの美緒ちゃんが教えてたところ?」

芳佳「そうそう!今日そこに通ってる女の子と仲良くなって学校に連れてってもらってね、授業にも参加させてもらったんだ」

清佳「そうだったの、、、ずいぶん急で困らせちゃったんじゃない??」

芳佳「まあね、、でも校長先生がここで働いてみないかって言ってくれて、一応書類も貰ってきたんだ」

清佳「バイトなら好きにしなさい。というかあんたは高校で何もしてないんだから外に出るいい機会なんじゃない?」

芳佳「うっ、、そんな言い方しなくてもいいんじゃないの!?」

清佳「はいはい、、お父さんの方には私が言っておくから。バイトしても勉強しっかりするのよ」

芳佳「ありがとう!!」


〜後日〜

杉田「おぉ、、宮藤さんこんにちは。うちに来てくれることになって嬉しいよ。」

芳佳「こんにちは。私もここに来れてとても嬉しいです。これからよろしくお願いします!」

土方「宮藤さん、改めてよろしくお願いしますね。」


〜クラス〜

ガラガラ〜

土方「みなさんこんにちは」

芳佳「こんにちは!!」

ルッキーニ「芳佳きたぁあ!!」

ペリーヌ「昨日連絡あったじゃない、、、」

ルッキーニ「顔見ないと信じられないよぉ〜」

リーネ「あはは、、、」

芳佳「みんな改めてよろしくお願いします!」


~クラス後~

土方「では、みなさんさようなら~」

全員「さようなら~」

シャーリー「今日はみんなでマックでも行くかぁ!」

ゲルト「おまえはマクドナルドかバーガーキングしか言わないな、ジャンクフードにしか能がないのかおまえは」

エーリカ「マックでいいじゃん」

ゲルト「お前というやつは、、」

芳佳「えーっ!マック美味しいじゃないですか」

ゲルト「よし、マックだ」

エイラ「ミヤフジ、、、、お前の実家は医者じゃないのかヨ」

芳佳「私ジャンクフード好きですよ、よくコンビニも使いますし」

エイラ「こいつたまに変なとこあるよナ、なぁサーニャ?」

サーニャ「芳佳ちゃんには失礼だけど私も油っぽいのはあんまり、、、、でも変ってわけじゃ、、、」

シャーリー「まぁまぁ、マックには最近健康志向のも出てるしな、とりあえず行くぞ!」

エイラ「健康志向()」


~マック~

ペリーヌ「ん~、ここのポテトは最高ですわね」

エイラ「ツンツンメガネは意外に庶民派ナンダナ」

ペリーヌ「うるさいですわね!美味しいのですからしょうがないでしょう!」モグモグ

エイラ「貴族の誇りはどこに行ったのやらナンダナ」

芳佳「エイラさん、、、、ここのポテト好きじゃない人がどこにいるっていうんですか!?」

エイラ「(´Д`)ハァ…」

ペリーヌ「あら宮藤さん、珍しく意見が合いますわね、、、、リーネさん、ポテトもういらないのなら貰ってもよろしくて?」

リーネ「は、はい、、、、、どうぞ」スッ

芳佳「リーネちゃん意外に小食なんだね(なんでおっ〇い大きくなるんだろう)」

リーネ「うーん、そういうわけじゃないんだけど、私今油っぽいのは食べないようにしてるの(芳佳ちゃん視線が、、、)」

ミーナ「良いことだと思うわよ、私も大学入って運動する機会があまりないから避けるようにしてるわ」



続き遅くなってごめん
書いてて泣きそう、、、もう501は終わってしまったと思うとね、、、


シャーリー「そんなダイエットみたいなことしなくても好きなもんを好きなだけ食ったほうがいいぞ~、なぁルッキーニ?」

ルッキーニ「うーん、でもぉ、シャーリーくらいの年になったら気を付けた方がいいと思うなぁ~」

ゲルト「年下に注意されるとはなぁ」フンッ

シャーリー「ちぇっ、なんだよぉ」

ゲルト「バカ食いしてると後々に響くぞ」

シャーリー「はぁ、分かってるけどさ、、、日本人はいいよなぁ」

ルッキーニ「なんで?」

シャーリー「いっぱい食べても太るやつが少ないじゃん、ミヤフジとか見てみろ」

芳佳「?」

ルッキーニ「その分よしかは胸もないじゃん」

芳佳「うぅ、、、、ルッキーニちゃんだって、、、」

ルッキーニ「私は後から大きくなるもーん」



エーリカ「そういえばミヤフジは医者とか目指してるの?」

芳佳「ま、まぁなれればなぁとは思ってます。一応勉強も今の内からやろうかなと思ってるんですけど、、、」

エーリカ「最初は何をしたらいいとか分からないよね~」

芳佳「ハルトマンさんも医者目指してるんですか?」

エーリカ「そだよ~、でも大学行けるようになるまでは最低もう一年かかりそうだなぁ」

芳佳「やっぱり医学部行くのはきついかなぁ、私成績中の中だし、、、」

エーリカ「まぁこれから頑張ればいいじゃん、私勉強本格的に始めたの去年からだしさ」

芳佳「えぇ、、、、、、ハルトマンさんはドイツの大学に行くんですか?」

エーリカ「一応その予定だけどもっと日本にいたいな~、、、まぁとりあえずお互い頑張ろうね!」

芳佳「はい!私もやれるだけやってみます!!」

シャーリー「夢はあきらめたらそこでおしまいだぞ、ミヤフジ」

芳佳「ありがとうございます、シャーリさん!」


・・・・数分後

芳佳「今日はみなさんありがとうございました!さようなら~」

芳佳(今日は楽しかったな~、さて帰るとするか~)


~帰路~

芳佳(あ、あれは竹井さんと、、、誰かな、、、)

芳佳「こんばんは~、竹井さん!」

竹井「あら宮藤さん、こんばんは。みんなとは上手くやれてる?」

芳佳「おかげさまで!とても楽しいです!」

竹井「それは良かったわ」

フェル「タケイ、彼女知り合いなの?」

竹井「えぇ、まだあなたたちには言ってなかったわね。彼女は最近501クラスに土方先生の補助として入ってくれた宮藤さんよ」

フェル「そうなのぉ、あたしはフェルナンディア・マルヴェッツィ、イタリア出身よ。私たちは504クラスにいるわ、よろしくね宮藤ちゃん」

マルチナ「わたしはマルチナ・クレスピ!私もイタリア出身だよ~、よろしく!」

ルチアナ「私はルチアナ・マッツェイといいます。二人と一緒でイタリア出身です。よろしくお願いします」


501は終わってないぞ


芳佳「宮藤芳佳と言います、よろしくお願いします!日本語学校で会ったら是非話してくださいね!」

フェル「宮藤ちゃんの家はこの近くなの?」

芳佳「はい、実家は診療所なんです」

フェル「診療所ね~、私看護師志望だから将来は宮藤ちゃんのとこで働くわね」

芳佳「あはは、待ってますね、、」

フェル「さみしい反応ね~、で、これからタケイの家で夜ごはん食べるけどあんたも来る?」

芳佳「いえ、私はもう食べたのでまたの機会に誘ってください!」

竹井「遠慮しなくてもいいのよ」

フェル「そうよぉ」

芳佳「本当にお腹一杯食べたので、、ごめんなさい」

フェル「そう、残念ね~、、、んじゃ、また今度は来なさいよ」

芳佳「ありがとうございます!では、さようなら~」


~芳佳の部屋~

芳佳(今日は楽しかったなぁ~)

芳佳(私、少しでも変わったかな、、、、高校に入ってやっと自分の居場所を見つけられたんだもんね、、、、)



清佳「芳佳~、風呂洗って沸かしといてくれないかしら~」

芳佳「は~い!今行く~」


・・・・・

・・・・

・・・

・・


~二週間後~

芳佳「ふ~、今日も楽しい授業だったね~、リーネちゃん!」

リーネ「うん!芳佳ちゃんもだいぶ慣れてきたね!」

芳佳「えへへ~、ありがとう!」ツンツン

芳佳「?」

ペリーヌ「宮藤さん、後でちょっとお時間良いかしら」ヒソヒソ


~数時間後~

芳佳「ペリーヌさんが呼び出してくれるなんて、、、、何かあったんですか?」

ペリーヌ「宮藤さんはリーネさんの誕生日がいつかご存じで?」

芳佳「そういえば、全然誕生日把握してないです、、、、」

ペリーヌ「まったくもう、ちゃんと覚えておいたほうがいいですわよ、あとで全員分教えますわ」

芳佳「ご、ごめんなさい、、、それで、リーネちゃんの誕生日はいつなんですか?」

ペリーヌ「6月11日です」

芳佳「もうすぐじゃないですか!プレゼントどうしよう、、」

ペリーヌ「そう言うと思ってあなたを呼んだわけです」

芳佳「ペリーヌさんありがとう!!!」

ペリーヌ「ちょっ、静かにしなさいな!あなたという人はデリカシーが欠如してますわ!」



>>45 もっと動くとこがみたいんじゃ~~~


芳佳「でも、リーネちゃんってどんなプレゼントがいいのかな~」

ペリーヌ「結構人それぞれですわよプレゼントなんて」

芳佳「そうなんですかぁ?どうしよっかなあ」

ペリーヌ「ひとつ言っておくとみなさんプレゼントと一緒に手紙を入れてますわ」

芳佳「なるほど、、、、」

ペリーヌ「大事なのは物よりも気持ちですわよ」

芳佳「そうですよね!ありがとうございます!!」

ペリーヌ「そんな感謝しなくてもいいですのに、、、まあとりあえず全員分の誕生日を覚えておいた方がいいですわよ」

芳佳「そうですね、、、ちなみに私は8月18日です!!」

ペリーヌ「あら、サーニャさんと一緒ですわね」

芳佳「偶然ってあるんですね」


~リーネ誕生日~

芳佳「リーネちゃん、誕生日おめでとう!!」

リーネ「ありがとう!芳佳ちゃん」

芳佳「これ、プレゼントだよ」

リーネ「本当にいいの?すごくうれしい!」

芳佳「リーネちゃんのおかげで、私はみんなに出会えたの、、、だからすごい感謝してるんだ」

リーネ「私も芳佳ちゃんと友達になれて良かったよ」

ミーナ「あらあら・・・」ウフフ

エーリカ「リーネ!私たちからもプレゼントあるぞ~、、お誕生日おめでとう!」

リーネ「みなさん、ありがとうございます!!」


~数週間後~

エイラ「もうそろそろ夏休みカ~、、、、日本の蒸し暑い夏は嫌いなんだナ」

サーニャ「そうね、、、私は少しロシアに帰るわ、、」

エイラ「私はフィンランドに帰りそうにないナ~、、、まぁ、北海道に旅行に行くからいいけどナ」

芳佳「北海道いいですねぇ、、私も行きたいです」

リーネ「芳佳ちゃん北海道に行ったことないの??」

芳佳「ないんだよね~」

エイラ「もったいないんだナ、、夏も冬も楽しめるじゃないカ」

芳佳「私は夏といえば海ですね!海に行かないと夏じゃありませんよ」

エイラ「海に行くのはいいけど、泳ぐと陽に焼けるからナ~」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年05月30日 (月) 15:19:58   ID: qaM5je2v

たまにみるけど 
マジであのサイトにまとめてほしい

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