亜美「好感度測定器?」 (14)

おい、なんであーみんssは蜜柑が多いんだよ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462089734

亜美「好感度測定機?」

北村「そうだ、面白そうだろ」

亜美「なあに、これ。ドンキで買ったの?」

北村「バカ、違う違う。そんなインチキなものじゃないぞ。――俺の叔父が発明家でな。よくこういうのを作ってて、試作品を送ってくるんだ。くれ悪じゃぞ、ってさ」

亜美「ふ〜ん、変なの」

北村「使い方は簡単だ。まず、真ん中のボタンに親指を当てる」

亜美「こう?」

北村「そうだ。しばらく待ってろよ」

――登録されました。


亜美「え、なに? 登録?」

北村「ああ。指紋を登録したんだよ。次に――」

亜美「ちょっと待って。なんで指紋登録するのよ」

北村「ああ。えっと、それまだ試作段階で、全員がそれぞれ使えるほど、性能は高くないみたいなんだ」

亜美「一人しか使えないってこと?」

北村「そうだ。使用者を一人に絞ることで、誤作動を無くすっていうのが魂胆にあるらしい。でも測定する対象に限りはないぞ

亜美「ふ〜ん……で、なんで私に?」

北村「えっ? あ、えっと……」

北村 (面白そうだから、とは口が裂けても言えんな)

亜美「ん?」

北村「あ、亜美なら平気だと思ったんだよ。ほら、それが原因で喧嘩にでもなったら、大変だろ? 下手に使わせてもさ」

亜美「うーん……まあ、あみちゃん好き嫌いないからね〜。いいよ、面白そうだし。使ってあげる」

北村「ん? お、おお。じゃあ試しに、俺に向けて使ってみてくれ」

亜美「いいけど、どうやるの?」

北村「そのアンテナを、測りたい相手に向けて、さっきと同じボタンを押し続ける。そうすれば、あとはディスプレイに好感度が数値化さたものが出るぞ」

亜美「わかった……こう、かな?」ポチッ

――計測中……結果、64。

亜美「64だってー」

北村「へぇ、悪くない数字だな」

亜美「そうなの? ……てか、目安を教えてよ」

北村「ああ、そうだったそうだった。――確か100〜91は、超好き。もう大大大大だーいすき、心の底から愛してる。あなたのためなら死んでもいい」

亜美「なにそれ、ありえないんですけど」

北村「90〜81が、大好き。もちろん、ここまでは、恋愛としての好きだな。それ以下はそうじゃなくなる。――80〜71は、普通に好き。異性だと友達以上恋人未満、同性だと親友って感じで、家族ならこれが普通の数値だ」

亜美「ふーん」

北村「あとは70から10ずつ下がるにつれて、それぞれ段階があるけど、まあ50までは友達として意識してるって感じだな」

亜美「へ〜」

亜美 (じゃあ祐作は私のこと、友達と思ってるわけね)

北村「まあ、あくまでも目安だからな。あっ
、そうだ。言い忘れてたが――って、やばい、もうこんな時間か!」

亜美「生徒会?」

北村「ああ。悪いがもう行かなくてわ。またな、亜美」

亜美「うん。バイバイ」

タッタッタ

亜美 (……へー、面白そうじゃん。本当はタイガーに使わせたかったけど……でもこれで、あみちゃんに対する好感度を図れるってわけね!)ウフッ



タッタッタ

北村 (自分が抱いている、相手への好感度がわかるって言わなかったが……まあ亜美なら大丈夫だろう! ちゃんと理解したはずだ)

一旦ここまで

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom