深雪「提督の机の上に>>2が置いてある」(18)

深雪「これは……」

深雪「これは……ピザの箱、だよね?」

深雪「提督が頼んだのかな?でもピザ置いてどこ行ったんだろ、冷めちゃうよ」

深雪「……」

深雪「冷めちゃったらもったいないもんね、ここはひとつこの深雪さまが熱々のうちに毒味しときますか」スッ……

<コンコン!

深雪「ひゃっ!やばい誰か来た!隠れよう!」ササッ

<ガチャッ

>>4「ん……?」

 赤 城

赤城「あら?提督まだ来てないみたいね」

深雪(なんだ赤城さんか……ていうかまだピザ箱に手すら付けてないんだから隠れることなかったじゃん私)

赤城「……!」ツカツカ パカッ!

深雪(! すげぇ、一切のためらいなくピザに向かった!)

赤城「いただきます」

深雪(そしてやっぱり食う気だ!)

<ガチャッ!

提督「いや~急な仕事ばっかり勘弁してほしいな…おう赤城、すまんな待たせたか?」

赤城「え?」モグモグ

提督「っておい!食ってるし!!ピザ!俺の!食う母チガウ!」

深雪「ブフッ!」

赤城「あら?」

深雪「やべっ」

~赤城と深雪正座中~

赤城「呼び出されたらピザが目に入ったものだから、てっきり提督からのプレゼントかと……」

深雪「あたしはえっとその、吹雪たちとちょ~っとかくれんぼ的なアレを……」

提督「都合のいい解釈すぎるでしょうがよ!そうだとしても俺を待つのがマナーってもんだよ!
   それと深雪、吹雪たちならさっき廊下で普通にすれ違ったんだが?」

深雪「いやぁ~、ははは……」

赤城「あの、提督……あまりお話が長いと、せっかくのピザが冷めてしまいます」

提督「赤城お前な……まあいいや。せっかくだしみんなで食うか」

深雪「さっすが提督!太っ腹だぜぇ!」

赤城「本当に太いお腹ですね」

提督「おいやめろ」

・・・・・

赤城「ごちそうさまでした!ああ……こんなにおいしいピザ、私初めてです」ウルウル

提督「涙ぐむほどかよ……」

深雪「でもまじでうまかったじゃんこのピザ!どこで買ったの?」

提督「ああ、これはな」

<コンコン 提督、明石でーす!

提督「おっちょうどいいところに来たな。入っていいぞ」

明石「失礼しまーす。提督、さっきのピザの……箱……あっ」

提督「おう、うまかったぞ」

明石「あの……私、工厰に運んでほしいってお願いしませんでした?」

提督「……そうだっけ?」

赤城「もしかして明石さんが食べるつもりだったんですか?」

提督「……す、すまん!弁償する!」

明石「いや、そうじゃなくて、後で解析するつもりだったんですよ」

深雪「解析?」

明石「あの……そのピザ箱、>>10の効果があるって話で……」

・フタを開けると、開けた者が食べたいピザがいつでも新鮮アツアツなじょ


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