モバP「白菊ほたると俺が二人まとめて鷹富士茄子のものになるまでの顛末」 (24)

アイドルマスターシンデレラガールズの、鷹富士茄子と白菊ほたるのSSです。
全編R18。







 薄暗い休憩室、ベッドの上で絡みあう女が二人。

 念入りに閉められたブラインドから差し込む月光も朧。

 千川ちひろも帰宅し、俺たちを制止してくれる人は誰も残っていない。

 そんな状況で、俺は己の倫理を試されているのだ。

 ……いや、試験の時間はとうに終わっている。

 俺は落第だ。

 試練には耐える事ができなかったのだ。

 だから今こうして禁忌を犯すのも、きっと仕方ないことなのだろう。

「はあ、はあ……う、くっ、うぅぅっ……か、茄子さん……!」

「ふふ、ほたるちゃん、かわいい……ほら、もっとよく見せてあげて」

 ブラウスのボタンをすべて外されてブラをずらされて、歳の割にはよく育った、しかし茄子と比べるとまだまだ未発達な胸を晒すのは俺の大事な担当アイドル、白菊ほたる。

 そして、ベッドに腰掛けたほたるの背後に陣取り、胸や股を撫で回して弄るのはもう一人の担当アイドル、鷹富士茄子。

 ほとんど未開発だったはずのほたるの体は、しかし茄子の手によって急速に慣らされてしまったらしい。

 少し膨らんだ、それでもまだまだ硬そうなおっぱいをねちっこく触られ、下腹部を優しく刺激されて、ほっそりした白いフトモモはだらしなく緩んでいく。

 疎らな毛に覆われた女性器は色が薄く、いかにも使い込まれていない。

 茄子の細長い指が陰唇を捉え、ぴっちり閉じた幼い割れ目を押し広げると、ナカから濁った粘液がどろっと流れだした。

 長い時間あるいは長い期間、じっくりと愛撫されたことで、こんなにも濃厚な潤滑液を分泌してしまったのか。

 まだ13歳のほたるが、体の奥まで徹底的に感じさせられて、恥ずかしげもなく愛蜜を垂れ流している。

 粘稠な汁はゆっくりと落下し、シーツと床にいやらしい跡を残す。

 茄子の指が膣口付近を撫で、指先数センチを挿入すると、ごぽおっと音を立ててさらなる粘液が漏れ出る。

 夜闇の満ちた部屋の中でも分かるくらい、ほたるの体は紅潮している。

 コリコリに勃起した乳首を指で挟まれ乳肉越しに未熟な乳腺をマッサージされ、股間を陵辱されて発情しきっている。

 くちゅくちゅという水音が淫猥で、俺の理性は溶けていく。

 なにより俺を駆り立ててやまないのは、眼前のほたるがまだまだ満足できていないという事実だ。

 全身をお姉さんに愛撫されて、それでもまだ絶頂できなくて、胎の奥まで届く剛直をねだっているのだ。

 先日のような痛い思いはさせない。

 そのために茄子が取り計らってくれたのだから。
 
 俺がこんなふうに考えてこんなふうに受け入れることも、茄子の幸運によるものなのだろうか。
 
 どちらにせよ、今更茄子とほたるから逃れることなどできないのだから、大したことではないが。

 俺が寝ている間にどれほど心と体を解されたのだろう、ほたるは茄子の、同性の愛撫に全く抵抗しようとしない。

 潤んだ瞳は俺の下半身、盛り上がったスーツの部分に釘付けで、よだれを垂らしながら微かに何か言っている。

 聞いてしまったら、きっと戻れないだろう。

 いや、もう戻るところなどない。

 既に俺はアイドルに、手を出してしまっているのだから。

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「さあ、ほたるちゃん。プロデューサーに何をして欲しいの?
 どんないやらしいことして欲しいの?
 ちゃんと自分の口で言ってみて、ね」

「うう……
 お、お願いしま、す……入れて、エッチして……ください……
 きっと痛くないから、思い切りして、ください……」

 いつも控えめでおとなしいほたるの、必死の懇願。

 絞りだすような濡れた声、茄子の指によってくぱぁっと開かれた女陰は中までベトベトで、空隙を埋めるものを求めてヒクヒクしている。

「さあ、準備出来ていますよ。どうぞ……したいように、しちゃってください」

 淫らに堕ちた女神が俺を誘惑する。

 最高に火照った少女の肉体を貪るように促す。

 未成年であるとか担当アイドルであるとか、そんなのはもはやどうでもいい。

 ベルトを緩めてズボンを落として、広めのベッドにほたるを押し倒す。

 かつてはプロデューサーとして、アイドルとセックスするなんて考えもしなかった俺。

 その俺がなぜ、茄子の誘惑に屈して未成年と生セックスしようとしているのか。

 事の発端は、十数日前に遡る。

 その日、俺は茄子とほたるを連れて通りを歩いていた。

 談笑しながら角を曲がりかけた瞬間、後ろの方から凄まじい轟音が聞こえる。

 とっさに振り向くと、信号を無視して猛然たる勢いでこちらに突っ込んでくる大型トラック。

 もしや居眠りか、それとも薬か何かやっているのか。

 俺と茄子はとっさに脇に飛び退くことができたが、ほたるの反応は遅れた。

 ほんの一秒動けなかっただけで、暴走した鉄塊がすぐそこまで迫ってきている。

 白菊ほたる、度重なる不幸と不運にもかかわらずに己の夢を諦めなかった、13歳とは思えないほどに芯が強くてタフな少女。

 そんな彼女の命が、こんなところで尽きていいはずはない。

 大声で叫んで逃げてもらおうとしたのを覚えている。

 後ろを振り向いたほたるが暴走トラックを見て、「ああ、やっぱり」とでも言いたげな、ふっと糸の切れたような諦めの表情を浮かべたあたりからは記憶が曖昧だ。

 ほたるにそんな顔をして欲しくない、ただその一心で俺は飛び出した。

 あえて車道、トラックの真ん前に飛び込み、ほたるを全力で突き飛ばして道の反対側へ避難させることに成功したのは、ひとえに幸運だったとしか言えない。

 その幸運の代償として俺は車に跳ね飛ばされたわけだが、アイドルを守れたのだから後悔などあろう筈もない。

 二人の叫び声を聞きながら意識が遠のき。

 次に気がついた時には病院のベッドの上だった。

 視界に飛び込んできたのはほたると茄子の泣き顔。

 わんわん泣く声が頭のなかに響く。

 思考と記憶が混濁する俺の前に現れたのは千川ちひろ。

 良かった良かったと繰り返す茄子や泣きながら何度も謝るほたるを一旦退かせ、彼女は俺達の現状や事故の顛末、今後の善後策などについて説明してくれた。

 大きなトラックに跳ねられた割には、そう長い間倒れていたわけでもなさそうだし、記憶も損なわれていない。

 飛ばされた先がコンクリートではなく生け垣だったことが功を奏し、事故の規模の割に怪我はかなり軽く済んだとのこと。

 寝こけていたトラック運転手が衝突直前に目を覚ましてブレーキを踏んでいたということもあり、骨も折れていない軽傷だった。

 それでも交通事故に遭ったことには変わりないし、脳が傷ついている可能性もある。

 入院して安静にして、検査を受けて療養してください、と千川ちひろは言った。

「見ての通り、なかなか悪くないお部屋ですよ。個室ですし。
 プロデューサーさん、ここ最近働き詰めでしたからね。
 いい機会だと思ってしばらく休んでください」

「しかし、いいのですか。仕事が滞りませんか」

「ある程度なら、私達でなんとかしますよ。まあ多少の損失は避けられないでしょうが……
 そこはそれ、入院費用やなんやかやも含めて、然るべき人に責任を取ってもらいます」

 そういうと、千川ちひろは笑みを浮かべた。

 いつも俺たち職員やアイドルたちや事務所への来客などに向けるような明るい笑顔とは全く異なる、暗くて深い笑み。

「私の身内に怪我をさせて、仕事を邪魔して、アイドルたちを悲しませて……
 絶対に許しません。
 久々に腕が鳴ります。プロデューサーさんが退院するまでに、徹底的にやります。
 プロデューサーさんは体力の回復と、アイドルのケアに専念してください」

 そうだ、それがあった。

 所属したプロダクションが何度も倒産し、長い間逆境に置かれ続けていたほたる。

 我が事務所にスカウトされてからは、幸運なる鷹富士茄子のご利益もあってか酷い不幸は無かったのだが。

 ここへ来て担当プロデューサーが事故に遭うとは、これはまたネガティブな方に思いつめてしまう可能性もあるだろう。

 千川ちひろとの仕事の話が済むと、また二人のアイドルが駆け寄ってきた。

「プロデューサー……意識が戻って、本当に、本当に良かったです。どうですか? 痛いところありませんか?」

「ああ、まあ、特には……」

「……ごめんなさい!」

 耐え切れなくなったかのような謝罪とともに深々と頭を下げたのはやはりほたる。

「わ、私の不幸のせいで、こんなことに……」

「ほたるちゃん。それは言わないって話だったでしょう?」

「でも、私がもっと早く動けていたら……」

「それなら謝るより先にお礼を言いましょうよ。命を賭けて救ってくれたプロデューサーさんに、ね」

「あ、そ、そうですね。ごめんなさい。
 ……プロデューサーさん、この度は本当に……ありがとうございました……!」

「いや、いいんだよ。
 俺もとっさに動いたから、よく覚えていないんだが。
 こうするのが、まあ、当然のことだからな」

「……私、これから毎日お見舞いに来ます。
 プロデューサーさんの身の回りの世話とか、できることなら何でもやります。
 だから、お願いします……私の事、嫌いにならないでくださいね」

「全く、何を言っているんだ。
 こういうのはな、名誉の負傷っていうんだよ。
 そんなに気に病む必要はない。すぐ復帰するわけだしな」

「そうですよ。プロデューサーがせっかくほたるちゃんを助けたのに、当のほたるちゃんが沈み込んだまんまじゃダメです。ね?」

「……はい。
 あの、今までも今回のことも、私プロデューサーに迷惑ばかりかけて……
 でも、この恩は絶対に返しますからね。
 して欲しいことがあったら、なんでも言いつけてくださいね」

 結局ずっとペコペコ頭を下げ通しだったほたるに、俺も茄子も苦笑せざるを得なかった。



 ほたると茄子は宣言通りに、頻繁に俺の様子を見に来た。

 面会できる時間は病院側によって定められているのだが、二人がいると妙に職員みんなバタバタするせいで、俺たちに向けられる注意は割と疎かになりがちだった。

 学校、あるいはレッスンの終わりに、連れ立ってやってきてはアイドル活動のことを話したり、歌や踊りについて意見を交換したりするのは、単調な入院生活に潤いを与えてくれた。

 そして、入院して数日経った頃。

 いつになく緊張した表情のほたるが、珍しく独りでやってきた。

「……お邪魔、します」

「おお、ほたる。今日も来てくれたのか」

「はい、今日は私だけで、なんだか申し訳ないんですけど」

「何が申し訳ないんだ、来てくれるだけでもありがたいよ。
 むしろ、こんなによく来て大丈夫か? 学校とかレッスンとか、しんどくないか?」

「ええ、これぐらいなんてことないですよ。プロデューサーに比べれば……
 と、ところで。
 プロデューサー、今あんまりちゃんとお風呂には入れていませんよね」

「まあ、見ての通り包帯も巻いてるからな。
 あ、もしかして臭いか? すまんな、一応体拭いてもらったりはしてるんだが」

「いえ、臭いだなんてそんな……いい匂いですよ。
 そ、それより。体を拭いてもらってるっていうの……私にやらせてもらっていいですか?」

「え、今からか?」

「はい。私、どうしてもプロデューサーさんにお礼がしたくて。
 私をかばって、こんなことになったんですから……
 プロデューサーさんには少しでも楽になってもらいたいんです」

 さてどうしたものか。

 体を拭く、つまり裸を触らせるということになるわけだが。

 成人男性が13歳にそれは、まずいのではなかろうか。

 もし誰かに見られたら、誤解してくれと言っているようなものだ。

 その辺をうまくごまかそうとしてみたが、既にほたるは部屋の扉に紐を引っ掛けて外から誰も入れなくしていた。

 備え付けのカーテンを広げると、ベッド上は完全に覆われてしまう。

 こちらの言い訳を先んじて潰し、ちょっと据わった目つきのほたるがこちらへにじり寄って来る。

「お願いします。やらせて下さい。私が、したいんです」

 苦境に屈しない、誰よりも強い芯を持ったアイドル。

 まだ中学生なのに、度重なる苦難に耐えてきたプロフェッショナル。

 彼女の決意の硬さは、俺もよく知っている。

 こうなっては、諦めさせるのは難しいだろう。

 まあ、アイドルとは言ってもたかだか13歳。

 間違いが起こるようなことはあるまい。

 俺は入院着の胸元を緩めて、ほたるの申し出を受けることにした。

 ベッドサイドに寄り添い、よく絞った濡れタオルで俺の胴体を拭いてくれるほたる。

 少しひんやりした感触が心地よい。

 しかし上半身を拭い終わり、ズボンを引きずり降ろされかけては、快感に浸っている訳にはいかない。

「お、おい、待てほたる、何を……」

「私、聞きました。男の人って、その……ずっと入院してて、溜まると、処理、しないと辛いんですよね。
 こんなところで、落ち着いてその、処理するなんて無理ですよね。
 だから私が……」

 ゆっくりと靴を脱ぎ、俺の下半身を跨いでベッド上で膝立ちになるほたる。

 緩めの服は簡単に脱がされ、股間を下着越しに優しく撫でられると、思わず反応してしまった。

「あ、びくってしました。やっぱり敏感なんですね。
 優しくしたほうが、いいんでしょうか」

「お前、ほたる、何……自分が何してるか、分かってるのか!?」

「ええ。私、何も知らない子供なんかじゃありませんよ。
 ずっと……プロデューサーが拾ってくれた日から。
 『また事務所が潰れちゃった、いよいよもうダメかな。もう諦めたほうがいいのかな』って考えてた私を助けてくれた日から。
 あの日からずっと私は、プロデューサーのことだけ考えて生きてきたんですから」

 妙に抑揚に欠けた、重く地を這うような声だが、それゆえに真実味に溢れている。

 かつて剣士を演じた時とは比べ物にならない、真っ暗な瞳でほたるが迫ってくる。

 自分の半分もない、年端の行かない少女の深い情念に気圧され、身動きがとれない。

 下着を剥ぎ取られて、節操無く硬くなったものを握られて、俺はどうにか彼女を止めようと必死だった。

「やめろほたる、そんな、お前まだ13歳じゃないか、こんなことするのは早いだろ!」

「……プロデューサーは、私の事嫌いですか?
 私と抱き合ったら、また不幸が移っちゃうとか、考えてますか?」

「そんなわけないだろ、ほたるは俺の大事なアイドルなんだから……!
 だから、早まったマネはするな」

「その、大事なアイドルの気持ち、受け取ってもらえませんか?
 あなたに楽になってもらいたい……私の身体を使って、すっきりして欲しいんです」

「使うだなんて、そんな言い方」

 「プロデューサーに拾ってもらえる前はですね、私は自分の周りに不幸を撒き散らして、自分も報われないままで死んでいくのかな、と思っていましたから。
 ですからプロデューサー以外に、こんなことしたくなる相手はいません。
 私の事を少しでも可愛いと思ってくれるなら……アイドルとしてでも女の子としてでもどっちでもいいです、大事にしてくれるというのなら。
 お願いです、私を受け入れて下さい」

 長めのスカートから白いパンツを抜き取る。

 歳の割には装飾が派手な、ちょっと大人っぽい下着。

 ほたるなりに頑張って選んだのだろうか、その時の緊張感を思うと愛しさが溢れ出しそうになる。

「実際にした経験が無いので、あんまり上手くできないかもしれませんけれど。
 一応、いろいろ調べてはみました。
 ですから、遠慮しないで……私の事は気にしないで、いつでも気持ちよくなってくれていいですよ」

 陰茎を逆手に握られてくいくいっと扱かれると、事故の前からしばらく忙しかったせいもあってすぐにそそり立つ。

 当然すぐに、手を伸ばして押しのけようとした。

 が、下唇を噛んで両目を潤ませるほたるの悲壮な表情を見ると、もし今拒絶したらどれだけ悲しむだろうかと思えて、手が止まる。

「ああ……ありがとうございます。
 私、精一杯頑張りますからね」

 スカートをつまみ上げて、少し濡れた、疎らな毛に覆われて慎ましく閉じた陰唇を魅せつけてから、ほたるは腰を落としてきた。

 先走りと愛液で、先端部分がぬるっと侵入する。

 そのまま体重をかけて無理やり挿入させようとするが、少し入ったところで膣道が急に狭くなる。

 首を反らして深呼吸するほたるは、俺の両肩に手をかけて、服越しに爪痕が残りそうなくらい強く握りしめている。

「うっ……! ぐ、あっ、はぁっ……!」

「ほ、ほたる! そんないきなり、痛いだろう!? 無理するな、一旦抜け」

「い、嫌です! 平気なんですから……!
 それに男の人は、キツイほうが気持ちいい、でしょう……?」

 首も頬も激しく紅潮して、額には油汗。

 見るからに苦しそうなほたるは、それでも騎乗位セックスを止めようとしない。

 窮屈な処女膣は大人の男を受け入れる態勢が全くできていない。

 入ってきたものをひたすらぎゅうぎゅう締め付けるものだから、瞬殺されないよう耐えるのがやっとだ。

 めりめりと音がしそうな状態で、それでもほたるは男根を咥え込もうとする。

 ぐいぐいっと押し付けるような腰使い、膣の奥から粘ついた感触。

 細く赤黒い血流、純潔の証が二人の会陰を汚していた。

「あ……思ったほどは出ませんね、血……
 ダンスレッスンとか、してたから、かな……」

 頬の引き攣りを抑えて無理に笑おうとするのが痛々しい。

 このまま自分が傷つくのも構わず、し続けるつもりなのか。

 少しでもほたるに楽になって欲しくて、俺は細い胴体を抱きしめた。

「ほたる。俺のこと気遣ってくれるのは嬉しいけど……
 でも、もう無理はするな。ほたるには何の責任もないんだ」

「んっ……! い、いえ、これでいいんです……
 私の不幸のせいで、プロデューサーがこんなことになって。
 だから私も……これぐらいは……」

 まるで出会った当初のような自罰的な言葉。

 どうにか明るさを取り戻して欲しくて、背中をそっと擦る。

 硬直した感触の膣肉が締め付けてくる。

 射精をこらえながらほたるを愛撫し続けていると、生ぬるい液体が膣奥から漏れ出てきた。

「あうっ」

「どうした、痛かったか?」

「い、いえ、そうじゃなくて、こんなのダメです、私、痛くないと……」

 ひくひくっと痙攣するほたるの身体は、どんどん熱くなってきている。

 荒い呼吸はそのままだが、膣口からは少しずつ粘液がこぼれて来ている。

 恐らくは身体の防御反応だろうが、しかし、13歳の少女が股に男性器を突きこまれて濡れているという事実は、予想しなかったほど俺を駆り立てた。

 思わず腰を振りそうになって、なんとか抑える。

 俺が感じたことは、ほたるにも伝わった。

「あ……いいんですよ、そのまま。
 楽になって下さい、私を使って……
 お願いします、好きに、して」

 切れ切れの懇願が脳に浸透して理性を削りとる。

 ずっと入れっぱなしでほとんど動いてもいなかったが、強すぎる膣圧にもうそろそろ耐え切れない。

 何日も射精していないと13歳の担当アイドルにすらいかされてしまう……仕方ないことなのだろうか。
 
 なんとか我慢したいところなのだが、涙をポロポロこぼしながらほたるが強いて腰を動かそうとする。

 力づくで止めるわけにも行かず、俺はもう射精するしか無いところまで追い詰められていた。

「ほら、ほらぁ……
 イイんでしょう? お、おちんちん、硬くなってますものね。
 カタいってことは、しゃせい、したいってことですよね、私の中に……
 それなら、出し、て、お願いしますっ!
 プロデューサーのためなら、私は……!」

 血と粘液と汗でヌメる処女膣が強引に扱き上げてくる。

 泣き顔のほたるが俺の後ろめたさを掻き立てて、全く抵抗できない。

 ほたるの胴体を掻き抱きながら、強い罪悪感と開放感とともに俺は射精した。

 出している最中もほたるの膣は全く緩まず、押し出すような引きこむような動きでこちらを責め苛む。

 長いこと出していなかったせいもあり、どくっどくっと何度も陰茎が震え、女子中学生の小さな未使用子宮に溢れんばかりの精液を注ぐ。
 
 そのたびに竿が跳ねようとして膣壁に絞られ、視界がチカチカするほど気持ちいい。

 つい溜息をつくと、ほたるは遠慮がちに笑った。

「あ……出たんですね。嬉しい……
 どうでしたか、私、ちゃんと出来ましたか?
 プロデューサーにご奉仕、できていましたか」

 全身を硬直させて、それでも必死に微笑んでくれるほたる。

 その膣内に生で種付けしながら、俺はもうこの娘に対してどうやって責任を取ったらいいのか、それしか考えられなくなっていた。


 そして、翌日。

 ほたるの処女を奪い生で中出しして、改めて身体を清めてもらった記憶がまだ鮮烈。

 何をする気にもなれなくて、退院したらどうしようか、どんな顔をしてほたると一緒に仕事したらいいのかな、なんて考えていると、今日も来客があった。

「失礼します♪ プロデューサー、具合はどうですか?」

「ああ、茄子。
 おかげさまで、もうかなり良くなってきてるよ。
 骨折も無かったし脳も無事らしいし。
 近いうちに退院できるそうだ。トラックに跳ねられてここまでダメージ少ないのは珍しいって、医者も驚いてたよ」

「それは良かったです。ゆっくり休んで欲しいところではあるんですけど……
 プロデューサーがいないと事務所の雰囲気もあんまり良くなくて。
 ほたるちゃんなんか、ずっと塞ぎこんで思いつめた感じなんですよ」

「そ、そうか」

 やはり昨日のあれはほたるが自分を責め過ぎたせいだったか。

 早く退院して、いつもどおりに接して、ほたるの罪悪感を和らげてあげたい。
 
 自分を痛めつけてまであんなことする必要なんて無いんだと、しっかり伝えてやりたい。

 そんなふうに思っていると、茄子がベッドの端に目を留めた。

「あら、これは」

「ん? ……!」

 シーツの端には、赤黒い血の跡。

 昨日の、ほたるの破瓜の血に違いなかった。

「これ、なんでしょう。プロデューサーのでしょうか。傷、塞がってなかったんですか?」

「あ、ええと、いやどうだろう」

 あの後ほたるはほとんどの痕跡を消して、部屋の換気までして帰っていった。

 いま茄子が見咎めたのは、折りたたまれて敷布団の裏に入っていた部分。

 隠れていたせいで見落とされていたのが、何かの弾みで出てきてしまったか。

「もし傷が開いていたら大変です。お医者さん呼びましょうか?」

「いや、いいよ、そんな」

「ふふふ、まあそうでしょうね。ほたるちゃんの血ですもんね」

「!?」

 なんでもないことのように茄子が言う。

 どういうことだ、今彼女は何を言った。

「ねえプロデューサー。ほたるちゃんとするの、気持ちよかったですか?」

「……何のことだ」

「トボけたって無駄ですよーだ。
 昨日、夕方にほたるちゃんと会ったんです。
 なんだかものすごく歩きにくそうで、普段とはぜんぜん違う匂いがしました。
 プロデューサーの話をしようとしたら、もうしどろもどろ。
 あんなのバレバレですよ」

「茄子……!」

「ふふ、心配しないで下さい。
 誰かに言ったりはしませんよ。
 ほたるちゃんもプロデューサーも、どっちも私の大切な人ですから。
 3人でずーっと仲良くいられることだけが、私の望みなんですから」

 そう言いながら、茄子は俺の耳元に口を寄せる。

 左手をとって、その大きな胸を掴ませて、耳たぶを甘噛してから言った。

「私の、可愛いほたるちゃん。
 酷く思いつめていたから、さり気なく促してみたんですが。
 やっぱりあの子、決断力があるというか……
 やると決めたら絶対やる、そんな強さがありますよね」

「……!?」

「そんな顔をしないでくださいよ。
 凄かったでしょう? 13歳の初エッチ。
 うふふふっ、この、犯罪者。ロリコン。
 ……なんて♪」

「茄子。お前一体何が望みなんだ」

「さっきも言ったじゃないですか。私はプロデューサーとほたるちゃんと、ずっと幸せに暮らしていたいんです。
 私の大事なプロデューサーとほたるちゃんに、もっともっと仲良くなって欲しかったんです。
 今回、こういう事故が起きたのは皆にとって不幸なことでしたけど、でも転んでもただでは起きません。
 良い機会ですから、私達の絆を確実なものにしようと思って」

「じゃあ……」

「ええ、何も心配することはありませんよ。
 傷が癒えたら戻ってきて下さい。
 その時までに、私達二人、しっかり準備しておきますからね。
 ほたるちゃんはいい娘ですから、これ以上痛い思いさせちゃいけません」

「準備?……まさか」

「ええ。プロデューサーに平等に扱ってもらって、みんなで気持ちよくなれるように。
 ほたるちゃんと、お互い慣らしていこうと思ってます。 
 ……まさか手を出すなとか、独占したいなんて言いませんよね?
 未成年としかできないなんて言ったら、お仕置きしちゃいますよ」

「……」

 茄子の、その満面の笑みは、アイドルとして魅せるものとは何かが決定的に違っていた。

 この、才気と美貌と幸運に恵まれた女神の如きアイドルに、俺は絡め取られたのだ。
 
 そしてこれから、ほたるも。

「多分、退院の日はそう遠くないと思います。
 なにせあなたは私のプロデューサーですからね。
 プロデューサーが帰ってくる日には、三人でしっぽり過ごしましょうね。
 あー、待ち遠しいですっ。これでやっと二人を私のものにできるんですね♪」

 20歳の、なんでも出来るスーパーアイドル。

 鷹富士茄子は、俺の考えを遥かに超えて有能で、頭が良くて。

「あ、でもせっかくですし。
 今、私の方もプロデューサーにしてもらいましょうか」

 扉の方をちらっと見やる茄子。

 幸運なことに、廊下からは足音も話し声も聞こえない。

「例え相手が大人でも、毎回毎回する度に痛がられたらやっぱり嫌ですよね。プロデューサーは優しい人ですから。
 それならやっぱり、ほたるちゃんにしたように、私にも……」

 ベッドに登って靴下を脱いで、長いスカートをやけにゆっくり捲る。

 程よく肉がついていて、それでいてよく引き締まったフトモモ。

 茄子が身体を動かす度にゆさっと揺れる重そうな胸。

 昨日ほたるに処理してもらったばかりの欲望が刺激される。

 プロデューサーとして、社会人として、この誘惑に乗ってはいけないはずだ。

 しかし下手なことをしたら茄子がほたるとのことを暴露するかもしれない。

 俺はいいとしても、ほたるの人生にとってそれは致命的なことだろう。

 だから、茄子に逆らってはいけない。

 ホタルを守るためにも、美人でスタイルが良くて才気に溢れた美人アイドルと生でセックスしなければならない。

 慈悲深くも、そんな言い訳を用意してくれていたというわけか。

「退院する日までには二人共ちゃんと出来るようにしておきますから。
 今日だけは、血が出ても許して下さいね。
 きっとここには誰も来ませんから、じっくりしましょう」

 俺が思っていた以上に己の欲望に正直だった女神様が、薄笑いを浮かべながら俺の服を脱がす。

 半勃起状態の陰茎を優しく掴んでしゅしゅっとしごくと、簡単に勃起させられてしまう。

 ほたるの行動も俺の反応も仕組まれた、予想されたものだったのだろうか、いつでもきっかけさえあれば俺とほたるを誘導して道を踏み外させようとしていたのだろうか。
 
 何もかも茄子の手のひらの上なのか、そう思うと抗う気力と職業意識が萎えて、全部委ねたくなってしまう。

 パンツとスカートを脱いで下半身だけ裸になった茄子は、そんな俺を心底嬉しそうに見下ろす。

 ほたるよりは濃いが、成人女性としては薄めな陰毛に覆われた股を晒して、言った。

「さあ、どうぞ。……私だって、負けてはいませんよ」

 それを聞くと、もう俺は止まる気が無くなった。

 茄子に反対側を向かせ四つん這いにさせ、丸くてすべすべの尻を突き上げさせて、少し濡れた陰唇に亀頭を触れさせる。

「多分、あんまり痛くないと思うので。したいようにして下さい。
 大丈夫ですよ。私ですから」

 いいの言うのならそうさせてもらおう。

 半ばヤケになった俺は、女神様の腰骨を掴んで勃起しきったものを無理やり挿入していった。

 やはりというべきか、茄子の膣内も相当にきつい。

 しかしながら年齢のせいか、あるいは心構えの違いだろうか、ほたるのよりはまだ動かしやすい。

 なるべく傷つけないように、痛がらせないようにはしたいが、しかしどうしたものか。

 腰の動きを遅めにしてみると、僅かな血液が滲み出てくる。

「う……ん。これ、くらいなら……大丈夫です。我慢できます。
 もっと激しくても……」

 ダンスレッスンの影響か、あるいは単に体質と相性の問題か。

 幸いなことに茄子は耐え難いほどの痛みは感じていないようだったので、俺も腹をくくる事にした。

 少しずつ肉筒を押し広げるように、ぐりぐりっと腰を使ってみる。

 膣壁はそんな陰茎を無闇に締めあげてくるので、昨日射精していなかったら少しまずかったかもしれない。

 できるだけゆっくり、粘液と混ざり合ってどろどろした血を掻き出すようにバックで責めていると、茄子の呼吸が激しくなってくる。

 痛みのせいだけ、ではないかもしれない。

 もしそうなら嬉しいのだが、できるならじっくり前戯をする余裕が欲しかった。

 いくら茄子が幸運とはいえ、1時間も2時間も病院で、裸でいちゃつく訳にはいかないのだから仕方ないのだが。

 しかし、そうしているうちにも少しずつ愛液が分泌されてきている。

 じわじわ濡れてくる肉襞の感触が気持ち良い。

 股間から響くぐちゅぐちゅいう音も高くなってきており、恥ずかしいようなエロいような。

「はあ、はあ、ふふ、どうです。不慣れでも、結構上手く、できてるでしょう?
 そのまま、気持ちよーくなっちゃって、いいんですからね……」

 痛みのせいで却って意識が鮮明になったのか、茄子には少し余裕が見られる。

 ならば俺も、この快感に身を委ねてもいいだろうか。

 担当アイドル、絶対手を出してはいけないはずの、若くて美しい鷹富士茄子とのセックスに溺れてしまってもいいのだろうか。

 腰を引く度に陰唇が捲れ上がって、内側の生々しい色が見えそうになる。

 締りがきつすぎて少し分かりにくいが、茄子の膣内はかなり複雑な構造になっているようで、こうして腰を振っているだけでもどんどん感じさせられてしまう。
 
 茄子よりも俺の方に余裕が無くなってきて、キュッとくびれた綺麗な腰を撫で回しながら膣奥を犯す。

 下から押し上げるような動きとともに尻を撫で、背骨と骨盤を指でなぞると、呻き声が漏れた。

「ひぐっ……! い、今の……なんか、ゾクゾクして……」

 同時に、突っ込んでいた肉壷が突然ぎゅううっと締まった。

 先端、亀頭の辺りを激しく抱きしめられて、完全に不意を突かれた形の俺は耐え切れない。

 そのまま、茄子の子宮口近くで、屈服とともに精液を放った。

 どくどくと脈打つ陰茎からたっぷりのザーメンが注がれる。

 動きを止めたことで、茄子にも俺の絶頂は伝わったらしい。

 こちらを振り向いて頬をやや引き攣らせながら、ニッコリと笑った。

「ん、ふふ……出しちゃいました、ね……
 担当アイドルに、ナマで……悪い人♪」

 心も体も何もかも絡め取られるような、一種異様な感触。

 竿を抜き取ると、血と混じってピンク色になった精液がごぼっと流れ出る。

「ふふ、これで私も共犯者ですね……もう、お互い裏切れませんよ。
 3人でイケないこと、これからたっぷりしていきましょうねぇ……くく」

 そうして俺は、茄子のものになった。




 それから、現在に至る。

 職場復帰し千川ちひろから不在の間のことについて引き継ぎしてもらい、幾つかの案件について適切な処理を行い、夜になってから休憩室を訪れると。

 茄子の手でとろっとろになったほたるがいて、その子供とは思えない淫気に当てられてしまったというわけだ。

 ほたるをベッドに押し倒して脚を開かせて、肩にかけた手に力が篭もりそうなのを強いて抑えつけると、どこか物足りなそうな表情。

 しかし、グチョグチョに濡れた女陰に男性器を当てて、数回摩擦してクリトリスをいじめて、そのままのしかかるように挿入していくと、媚びるような呻き声。

 まだまだ硬めで使い込まれていない感じの膣だが、初めてした時とは比べ物にならないくらい挿入しやすい。

 ずるるっと滑りの良い、愛液まみれの肉筒を押し広げながら、どんどん奥まで入り込んでいく。

 手のひらサイズに少し足りないくらい膨らんだほたるの胸の頂点、乳首が淫らにそそり立っている。

 つまんでみると意外なほど硬く、指で潰そうとしても抵抗感が強い。

「ひっ……い、いい、む、胸……!」

 ちょっと強めに乳首を弄っただけで、膣の締まりがまた一段と増した。

 前にした時と違って、竿の根本まで挿入できる。

 入ってくるものを押し返そうとする強い収縮は健在だが、同時に男を刺激して精液を出させようとするうねりも感じられる。

 狭い膣道を傷めないようにやや遅めに腰を使ってみるが、そんなペースでも微細なヒダが雁首に絡みついてきて気持ちいい。

 俺が来る前に茄子にたっぷり遊ばれていたせいか、くいくいっとピストンしただけでも子宮口の方へ亀頭が届き、ほたるの細い手足はひくひく震える。

 唇を噛んで恥ずかしそうにしながらも全身で快感に溺れるほたるがかわいい。

 こんな可愛いアイドルに挿入して、動かないでいられるわけがない。

 いっそう激しく犯してやろうとした瞬間、顎を掴まれた。

「ん……!?」

「んふ。……んー、ちゅっ……
 ん、ふふ……ちゅーひちゃいまひたぁ……」

 強制的に振り向かされ、待ち構えていた茄子に強引にキスされた。

 俺がほたるとセックスしていて身体の自由が効かないというのもあるだろうが、それにしても貪欲なキスだ。

 唇を舐め回して舌と舌を絡めて、頬を凹ませて唾をじゅるるるっと啜る。

 両耳に軽く手を当てられると頭蓋骨の中にキスと唾の音が反響して脳が犯される。

 頭がグラグラしそうなほど濃厚にキスされても、ほたるを犯すのは止められない。

 口内を味わいつくされながら、浅ましくも13歳に腰を打ち付け続ける俺。

 そんな俺を茄子の金色の目が見据える。

 細められた双眸は、揶揄するような慈しむような、曰く言いがたい雰囲気。

 唾の鳴る音とほたるの嬌声とが頭に響いて何も考えられない。

 アイドルとセックスしながら別のアイドルとディープキスする、これ以上の快楽は他に無い。

 ほたるの喘ぎ声が短く、熱くなってきた。

 ひっ、ひっと苦しむような声を上げているが、持ち上げられたフトモモとふくらはぎがピクピクしていて、いかにも種付けして欲しそう。

 茄子に上顎を舐められて、引くことなんて考えもせず、俺はほたるの子宮近くまで思い切り突きこむ。

 一段と狭くなったところを先端でぐりぐり責めると、一層下品な声が聞こえた。

「おっ……! お゛、だ、らめ、そこついちゃ、い、いひいっ……!」

 いつも控えめなほたるがベッド上で俺に組み伏せられて、こんな獣のような声を出している。

 まだまだ幼い感じの膣が男の快楽を求めて必死に媚びへつらい、薄桃色の膣壁を押し付けてぐいぐい搾ってくる。

 腰を掴んでやや持ち上げ気味にして、もっと深く陰茎をめり込ませると、両脚を俺の下半身に絡めた。

 腰を引かせないことで膣内射精を強制する体位。

 力は弱く、振りほどくのもそう難しくはないだろう。

 しかし愛しのアイドルにこんなふうに媚びられて中出しを懇願されて、どうして拒めようか。

 まだまだ肉付きは少ないが、女性らしくくびれ始めた白い腹。

 今まさに膨らみつつある、控えめな中に若々しい肉がミチミチと詰まった胸。

 見るからに細く華奢で、守りたい気持ちとともに蹂躙したい衝動をも湧き起こす肩、首、鎖骨。

 全身で大人の男を誘惑するほたる。

 茄子との念入りなキス、ほとんど口でするセックスのようなそれに没頭しながらも、ほたるの身体に耽溺させられていく。

 不規則なリズムで腰を振ると、もう意味のある言葉を言えなくなったほたるの股から、愛液よりも薄い液体がだらあっと流れ出た。

 勢いはあまり無いが、嗅ぎ慣れない妙な匂いがする。

 ほたるの方を見ると、眼の焦点は合わず息は荒く、身体は小刻みに震えて、明らかに絶頂している。

 するとこれは、もしかして潮だろうか。あるいは本気汁と呼ばれるものだろうか。

 イくのが激しすぎて、また一段階ほたるの調教は進んでしまったのだろうか。

 そんなふうに考えると、もう自分の欲望を抑えきれない。

 できるだけ深く犯してから、亀頭に吸い付いて精液をねだる貪欲な子宮口に向けて、たっぷり射精した。

「……! あ、ひっ……せー、し……あつ゛……」

 絶頂していたところに更に生で精液を注ぎ込まれ、ほたるはまたイかされる。

 それによって膣壁の締まり、肉筒のうねりもまた激しくなり、射精している最中の竿をぎゅうぎゅう締めあげて一滴でも多く子種汁を搾り取ろうとする。

 失神しそうな快感の中、茄子が息を吹き込んでくる。

 生ぬるくてどろどろした唾を注ぎ込まれて、飲まずにはいられない。

 飲めば飲むほど茄子が嬉しそうに微笑んでくれて、もっと欲しくなる。

 根本まで竿を突っ込んで出せるだけ射精して、白濁がこぼれ出ないように挿入しっぱなしにして。

 腹の中を精液で一杯にされたほたるがヒクヒク絶頂してくれるから、俺も萎えないでいられる。

 二人イき終わっても、しばらく絡み合ってキスし続けていた。

 そうして、ようやく一息ついてほたるから竿を抜いたとき。

 待ちきれない、とばかりに今度は茄子が俺を押し倒してきた。

「さあ、次は私の番ですよ。
 まだ、カタいまんまですよね? このままいきますよ……」

 俺と激しくキスしていた間、ずっと股を弄っていたのだろう。

 茄子の女性器は雫が垂れ落ちそうなほど濡れそぼっていて、射精して間もない陰茎を萎えさせないよう激しく咥え込んでくる。

 ぬちゃぬちゃと粘膜が音を立てて、男性器を飲み込む。

 初めこそ俺の腰を跨いでしゃがむ、蹲踞のような態勢をとっていたが。

 ずるずるっと竿が挿入されていくに連れて腰を落とす勢いが増し、最後は腰砕けになって膝を突いていた。

 茄子の膣はほたるのものと比べてもかなり貪欲な印象で、ただ入れているだけでも細かいヒダや不規則な触感が気持ちいい。

 奥まで挿入しきって、まだどちらも動いていないはずなのに、膣壁はずるずるしてもどかしげ。

 茄子が自分の意志で動かしているのか、それとも筋肉が反射的にうねっているのかは分からない。

 が、気を張っていないとまたすぐにでも射精させられそうなのは間違いない。

 しかも追いつめられそうなのは、俺だけではなかった。

「あっ……あ、ぐ、これ……」

「茄子?」

「あは、すごい、これ、いい……
 やっぱり私達相性バッチリですよ、だってこんなに気持ちいい……!
 こんなことならもっと早くすればよかったですね、どうせそんなに痛くもなかったんですし……!」

 そう言うと、茄子はベッドの弾力を利用して、膝立ち騎乗位で激しく腰を振り始めた。

 ぐちゃっぐちゃっと二人の体液が飛沫になって飛びそうな腰使い。

 暖かくて適度に狭くて、入れているだけでもイけそうな名器。

 締りのきつさではほたるに及ばないが、その分出し入れしやすい。

 こんなエロ膣に飲み込まれてガンガン上下されたら、どう耐えればいいのか。

 さっきほたるに中出ししたばかりでなかったら、間違いなく瞬殺されていただろう。

 シーツを掴んで深呼吸して必死に堪えるが、責めているはずの茄子にも余裕が全く見られない。

「はひ、あ、また、イイところ当たって……
 ふふ、せっくすって、ちゃんとすればこんなに気持ちいいものなんですね……!
 ね、これ、これから毎日しましょ。3人で、ね、いいでしょう!?」

 大きな胸をたぷたぷ弾ませてセックスに溺れる茄子。

 目の焦点は合わず、口は半開きでよだれが垂れて、全身汗だくでカクカク腰を振っている。

 普段の明るくて朗らかな様子は無い。

 欲望に狂って男を貪る淫魔がいた。

 粘り気の強い濃厚な愛液がたっぷり分泌されて、粘膜が竿に張り付く。

 茄子が身体を持ち上げると、その張り付いた粘膜は名残惜しげに陰茎を中程から先端までねっとりと撫で上げる。

 奥の方、ツブのような感触のある辺りが茄子の弱点らしく、亀頭がそこに当たるようぐいぐい押し付けてくる。

 敏感な先端を狭くて不規則な淫肉で溺愛されて屈しそうになるのを必死に耐える。

「お……お゛っ、いい、これ、もっとぉ……」

 茄子の声は喘ぎというより呻き声だ。

 玉の汗を散らし、上下だけでなく前後にも動かして快楽を貪る。

 茄子の膣はどんな向きで挿れても気持ちよくて、我慢汁を抑えられない。

 張り出た雁首で膣奥やや手前あたりを擦るのがイイらしく、茄子の動きはより早く、小刻みになってきた。

 真っ白な肌と、べたべたになった陰唇と、泡だった愛液と、揺れる巨乳。

 茄子のエロ過ぎる身体に無理やり溺れさせられて、全く抗えない。

 頬を染めて舌を出したままの茄子が、覚束ない口調で言った。

「はひ、ほーら、らひてぇ……ナカダシして。わらひラッキーだからぁ、ヘーキですよぉ……」

 この種付け要求でついに俺の理性は飛んだ。

 目の前でいかにも重そうに揺れるおっぱいを右手で鷲掴みにして、がちがちになった乳首を手のひらで押しつぶす。

 茄子が身体を落としてくるのに合わせて自分でも腰を打ち上げ、子宮口の近く、一段と狭く深い場所にまで竿をめり込ませる。

 膣が全体的に収縮し、胎に挿しこまれた男性器を膣肉が捉えて抱きしめ、微かに吸引されるような感覚。

 突然胸を乱暴に掴まれて声もなく絶頂している茄子の子宮に、そのまま直接射精した。

 ひくひくと痙攣する女体に出したての精液が注ぎ込まれる。

 断続的に白濁が放たれ、その度に竿は跳ねる。

 貪欲な膣は男性器を離さないようギュッとしがみつき、精を放つ間も搾精しようとする。

 出してる最中の尿道口を啜るような、淫乱そのものな動き。

 こんなのに生で入れてしまって、俺は大丈夫だろうか。

 いや、ほたるとセックスして茄子ともして、もう俺は二人なしでは生きていけない。

 それほどまでに今日のセックスは鮮烈だった。

 射精の勢いが弱まってくると、急に茄子が体の力を抜き、こっちに倒れこんできた。

 はぁはぁと荒い呼吸、強張った腕の筋肉、むにっと潰れたおっぱいの感触。

 涙を流しながら膣内射精の快感に酔う茄子を、しばらくの間抱きしめ続けていた。



 それから少し時間が経って。

 ほたるが絶頂から復帰し、茄子が正気を取り戻した。

 今日のところはこんなものか、と安心しかけていたが、茄子の瞳はどろりと濁ったまま。

 さすがに萎縮した俺の男性器を手で弄んで、据わった目つきで言った。

「ねえ、ほたるちゃん。まだまだエッチし足りないんじゃないですか?」

「え、でも……こんなに出したら、もう大きくならないんじゃ」

「いえいえ、私とほたるちゃんで協力すれば、またすぐ勃起させられますよ。
 ……ほら、こんな風に♪」

 茄子はベッドに寝転んだままの俺の右側に回り、片手に余る巨乳を抱え上げ、谷間で男性器を挟み込んできた。

 挟むと言っても全部乳肉で覆うのではなく、半分くらいは露出させている。

 その反対側からほたるが胸を押し付けてきた。

 茄子と比べればずいぶん小さいが、歳の割には大きい方だ。

 お互いのおっぱいを押し付け合うようにして、二人がかりで俺の男性器を挟んでくれている。

 あまりにも贅沢過ぎる光景に、もう言葉が出ない。

「あ……本当です、大きくなってます。
 私のおっぱい、茄子さんほどおっきくないですけど……気持ちよくなってくれますか?」

「当然ですよ。ほたるちゃんは可愛いんですから。
 可愛い子のおっぱいで挟まれて、喜ばない男なんていません」

「なら、私、プロデューサーのためにがんばっておっぱい使いますね。
 ちょっと硬いかもしれませんけど、感じてもらえたら、嬉しいです」

 そうして、二人がかりのパイズリが始まった。

 茄子が主導権を握って竿の根元あたりを挟み込み、やや上にずれた部分にほたるが胸を押し付ける。

 弾力に飛んだふわふわ茄子っぱいに挟まれて、汗と精液がぬめる。

 ずるっと谷間から出そうになったところに、ほたるのおっぱいが当たってくる。

 柔らかい肉とやや硬い乳腺に挟み込まれて、無理やり勃起させられている感覚。

 茄子の巨乳は言うまでもなく、ただ挟んでいるだけでも先走りが漏れそうなほど気持ちいい。

 ふにょふにょする乳の感覚の中、ほたるの発展途上な胸が擦り付けられると、その反発力に富んだ刺激で反射的に射精しそうになる。

 熱心にパイズリ奉仕しながらも、二人のアイドルはチラチラとこちらに流し目をくれる。

 茄子は自分の豊満な身体に対する自信を伺わせる視線。

 一方ほたるは、胸の未発達さが申し訳なさそうな表情。

 下がり気味の眉毛も可愛らしいが、ほたるにはもっと自信を持ってもらいたい。

 軽く頭を撫でてやると、遠慮がちに笑ってくれた。

「ふふ。こんな感じで、いいんですか。ぱいずり、ですよね。
 胸でするくらいなら、私、いつでもしてあげられますから。
 出したい時はいつでも言いつけてくださいね」

「ほたるちゃんのおっぱい、気に入ってもらってよかったですね。
 ……私のはどうです? こうやって挟んで交互に動かすと、気持ちいいでしょう」

 二人同時にパイズリしているせいで使える空間は狭めだが、その中でも茄子は強い圧搾でもって精液を絞り出そうとしてくる。

 汗ばんだ肌がぬるっとした感触。

 大きくてふわふわの胸でむにむにと竿を扱き上げられ、裏筋や先端には若くぴちぴちした感触の慎ましいおっぱい。

 どちらも乳首はこりこりに勃起しており、雁首に擦れると二人共に息を呑んでしまう。

 先走りはもう漏れっぱなしで、二人の胸に汚い粘液がべっとりと広がっている。

 汗と混ざって糸を引く谷間がとんでもなく淫靡。

 アイドル二人、同時に胸で奉仕してもらえるという視覚的な刺激も強烈で、こんなことされたらもう茄子とほたる無しで生きていけなくなってしまう。

 心拍数が上がって衝動が抑えられない。
 
 一瞬、衝動的に射精しそうになってなんとかこらえたが、こうなってしまってはもう長くない。
 
 限界が迫っているのを見抜いた茄子は、赤い舌で唇をいやらしく舐めてから言った。

「ふふ。もう我慢できないみたいですね。
 さあほたるちゃん、おっぱい押し付けて。
 旦那様に、気持ちよくお射精してもらいましょう♪」

「え? でも……」

「大丈夫、大丈夫。
 プロデューサーはおっぱいで出したくてたまらないみたいですし。
 それに、ここで射精させてあげても、まだまだいくらでもエッチなことはしてもらえますよ。
 ね?」

 そう言い切った茄子の瞳は欲望に塗りつぶされている。

 彼女らは俺を休ませるつもりなど全く無いようだった。

 が、茄子とほたるに迫られて拒めるはずがないのは既に分かりきっている。

 彼女らが満足するまでセックスし続けるしか無いのだと改めて認識すると、胸での搾精に抗う気力が完全に無くなった。

「ほら、ほら……!
 出して下さい、精液たくさん出して、おっぱい汚して……!」

「あ、あの、わたし精一杯やりますから。
 その、射精、してくれたら……嬉しいです」

 お互いの乳首が擦れあって、茄子とほたるもかなり昂ぶってきているようだ。

 発情エロ女の胸でズリズリ愛されて、屈するほかなかった。

 ほたるの、膨らみ始めた胸に雁首が食い込んでやや硬い乳腺に当たる感触。

 茄子の重くて大きなおっぱいで竿を思い切り抱きしめられる快感。

 堪えようもなく、俺は二人の胸の間に向けて射精した。

 挟まれて亀頭だけ飛び出た状態だったので、噴き出た精液は二人の胸元、鎖骨、喉、顎などに振りかかる。

 びくびくと絶頂している男性器を優しく扱きながら、胸を白く汚された茄子は満足気。

 少しでも多く子種汁を絞り出そうとパイズリの手を止めない。

 ほたるが、肌の上のザーメンの熱さに陶然としているのとは対象的に、茄子は涎を啜って興奮を露わにしている。

 どろりと濁った目を向けると、精液まみれの胸を拭きもせず、ほたるのおっぱいにしゃぶりついた。

「ひゃああっ! な、なに……」

「んふふ……ほたるちゃんのムネ、きれいにしてあげまふ……
 ふふ、ちゅっ、れろれろ……」

「ひっ! く、くすぐったいです茄子さん……!」

 互いの胸を舐め合い、精液を啜り合う二人の美少女。

 今夜は体力の尽きるまで彼女たちに愛されるのだろうと、微かな恐れとともに確信した。



 その日以来、俺たちは毎日のように三人で茄子の家にたむろするようになった。
 
 俺などは自分の部屋に帰る頻度がめっきり減ったし、ほたるもしばしば泊まっていくようになった。

 アイドル二人とプロデューサーが毎晩家に出入りしていたら問題になりそうなものだが、茄子が関わっている限りそのようなアクシデントは起こりえないだろう。

 そういうわけで、今夜も俺たちは一晩中絡みあうことになる。

「んっ……ほら、広げてみて」

「はい、ええと、こんな風に……?」

 ベッドの上、いつぞやとは逆に、脚を投げ出して座った茄子の後ろにほたる。

 脇の下から下腹部に手を伸ばして、おずおずと股を開かせている。

 開脚させている方のほたるが恥ずかしそうなのとは裏腹に、させられている当の茄子はノリノリで誘惑してくる。

 その股間には一本も陰毛が生えていない。

 もちろん生まれつきというわけではなく、これはほたるに剃ってもらったものだ。

 ぱいぱんになりたいなどと茄子が言い出した時には驚いたが、こうして見せられると予想以上のエロさで、目が釘付けになってしまう。

 興奮して充血して盛り上がった恥丘や捲れ上がった陰唇はセックスを楽しむ大人のそれ。

 にも関わらずまるで幼児のように無毛というギャップが、俺の下半身に響いた。

 ほたるは促されるまま、ツルツルの股に指を添えて膣口を広げて見せてくれる。

 粘膜の色はまだ薄めの赤だが、奥から流れ出てくる濁って泡だった愛液は明らかに淫婦のもの。

 ほたるの身体を開発する一方で茄子の身体もどんどんいやらしさを増しており、いまやどんな娼婦よりも大量に俺の精液を搾りとってくれる。

 子供のように無毛の女性器が陰唇をパクパクさせて蜜を垂らしているのを見ると、余計なことなど何も考えられない。

 押し倒して、腰骨を掴んでフトモモを抱える正常位で、そのまま挿入した。

 何度もセックスしたせいで茄子の膣は完全に馴染んでおり、体重をかけて入れていくと奥の方からうねって男性器を引きこもうとする。

 じゅるじゅると水音を立てながら男を呑み込むエロ膣は、入れただけで理性が溶けるほど気持ちいい。

 奥まで届かせた頃には、もう種付けすることしか考えられなくなっていた。

 ベッドとの間に挟み込んで子宮近くを突くように腰を動かしてみると、組み伏せた女が短い悲鳴を上げる。

 反射的に身を捩るのを無理やり抑えこみ、殊更に荒々しくピストンしてみると茄子の綺麗な瞳が被虐の快楽に染まる。

 きゅっと締まってザーメンをねだる膣をえぐるように、不規則に腰を使う。

 凹凸がぐねぐねして、気を張っていないと衝動的に射精してしまいそうだ。

 絡む毛が無いせいか、だらだらと溢れ出る淫液は尻の方まで流れている。

 毛の無い女性器が竿を突っ込まれて愛液を垂らす光景は背筋がゾクゾクする程背徳的。

 そんなアンバランスな姿の淫乱女を更に狂わす者がいる。

「ちゅ、ん。はむっ……!」

「ひゃっ、ほたる、ちゃん……?」

「茄子さんのおっぱい……おっきくて、素敵です……」

 ほたるが、側面から顔を出して茄子の胸に吸い付いていた。

 突かれる度にたぷんたぷんと揺れる美巨乳に誘われ、乳房を揉みほぐしながら乳首を吸引している。

 ちゅうちゅう音を立てておっぱいにしゃぶりつく様は親子のように見えなくもない。

 が、本気セックスで全身敏感になっているところに胸まで責められる茄子の方は、そんな微笑ましい感慨には浸れない。

 頬も肌も紅に染まって、汗を散らして呻いている。

 会陰が密着するくらい深くめり込ませると、いよいよ喘ぎが下品になってきた。

「……ぐ……! う、お、お゛うっ……!
 やだ、だめ、むねも……こ、これいぐぅ……」

 ほたるは片方のおっぱいを吸いながら、もう片方の乳に指を食い込ませ、かなり激しく揉みしだいている。

 俺も負けてはいられない。

 胸愛撫でますます濡れる淫膣に竿を何度も打ち込んで、愛しい女神様をトばしてやらねば。

  ぐいぐいと前後するだけでなく押し広げるように動いてみると、足先がびくっと跳ねて感じてくれているのがわかる。

 俺の方も限界が近い。
 
 もう出ます。中に出しますよ。精液注いで子宮に種付けしますよ。

 そう言っただけで、茄子さんはよだれを垂らしてイった。

「い、イク、い、ぎっ……! 
 ひぐっ……ぅあ、いい、ナカ、出して下さい、おね、が、ああ゛っまたイク……!」

 茄子の両脚が俺の腰裏に回る。

 細くて綺麗な脚が俺を捉えて無理矢理にでも中出しさせようとしている。

 求められるまま、俺は子宮の一番近くで射精した。

 亀頭が膨らんで濃厚な子種汁を生殖器に注ぎこむ。

 胸も腰もよく育った妊娠適齢期の女体に生で射精して、こんなに気持ちいいとは。

 孕まされている方の茄子は低く喘ぐばかりで物も言えず、膣内射精されるがまま、おっぱい吸われるがままである。

 いずれはあの乳首から母乳が出るのかと思うと、出し終わった後でもすぐに抜く気になれない。

 陰茎が萎むまで、できるだけ深く挿入して、精液が漏れ出ないよう腰を持ち上げて栓をしたままでいた。

 その後、しばらくして。

 こんなに激しくセックスしたのに、まだ茄子は満足しきっていなかった。

 眼の焦点はややハズレ気味で、呼吸も荒い。

 起き上がって舌なめずりして、射精後の虚脱感から抜け切れていない俺を見て喉を鳴らす。

 茄子の股間に顔を埋めて精液を舐めとっていたほたるの頭をそっと撫でて、言った。

「ほたるちゃん。そろそろ次のことをしましょうか」

「は、はい。どうしたらいいでしょうか」

「前に、二人でおっぱい使ってあげたことがあったでしょう?
 今日は口を使ってやってみようと思うの」

「はい、それでは……こんな、感じで」

 ベッドの上、全裸になった茄子とほたるが、やはり裸の俺の両サイド、這いつくばって奉仕してくれる。

「んむ……んぐっ……えろえろ……」

「かこ、さん……ん、れろっ、こんな感じで……?」

「ほうれすよ。ほら、旦那様の顔、見て。きもひよさほうれしょ?」

 陰茎を間に挟んでレズキスするような、いわゆるWフェラ。

 積極的に唇と舌とで竿から先端までじっくり刺激してくれる茄子。

 やや遠慮がちながら丹念に心をこめて愛してくれるほたる。

 二人分の口唇愛撫と、女同士でキスする背徳的な絵面とが相まって扇情的。

 粘膜同士擦り合わせながら、張り出た部分を強めに吸ったり、裏筋をべろっと舐めてみたり。

 茄子の積極的な口淫に触発されてか、ほたるのキスも激しさを増す。

 竿の根本の方を舐めてみようとするも、陰毛が邪魔ですぐ断念した。

 ほたるみたいな女の子の唇に縮れ毛が張り付いているのもそれはそれでそそるが、やはり先の方がより感じる。

 左右から挟みこむように雁首をフェラされて、先走り汁はだらだら溢れる。

 ふうふうという荒い呼吸とともに、竿越しに舌を絡め合う。
 
 二本の舌がねっとりと互いを味わい、熱い唾液がまとわりつく。

 粘性の高い体液が男根を垂れ落ちる感覚。

 女の小さい口と男の性器、美醜のコントラストが鮮烈。

 俺の陰茎とほたるの口を同時に賞味しながらこちらを見上げる茄子の視線は勝利者の余裕に満ちている。

 こんな目で見られながら亀頭を口に含まれて尿道をずずずずっと吸い上げられたら、誰だって抵抗できない。

 先に良い場所を取られた形のほたるが、小さく喘ぐ。

 物欲しそうなその表情をみて、柔らかく微笑んだ茄子は場所を空ける。

 すぐ顔を綻ばせたほたるが亀頭にキスしてきて、いよいよこちらの限界も近づいてきた。

 二人同時に先端にフェラされると長くは耐えられないことも、既に知られてしまっている。

「んふふ……さ、ほたるひゃん。だんなさまに、きもちよーくなっへもらいまひょうねえ……」

「は、はいぃ……ちゅぅぅっ、ちゅるっ、ずず、う……」

 こちらを見つめる茄子からは、容赦というものが全く感じられない。

 ほたるときすしながらも、尿道口を割り開いて我慢汁を舐めとるような貪欲なフェラ。

 ここまでされては、もはや耐えようとするだけ無駄。

 生殖衝動の赴くまま、俺は二人の口の中に向けて白濁を放った。

「ん……♪」

「んぐっ……ぷは、はぁ、はぁ……あ、せーし……」

 外に精液を零してしまわないよう、まず茄子が精液を受け止める。

 どくどくと断続的に注がれるザーメンを、息を吸い込んで受ける。

 びゅくびゅく出す度にストローを吸うようにバキュームされるものだから、視界が白く染まって失神しそう。

 茄子に貪られる快感が激しすぎて、手足が痙攣しそうなほど。

 それでもなんとか出し終えると、茄子の頬はまるでリスのように膨らんでいた。

「はい、ほたるひゃん。……あーん」

 精子を零さないよう注意深く茄子が言うと、待ちきれなさそうなほたるがその口に吸い付いた。

 ザーメンまみれの舌を口の中に受け入れ、自分の舌も絡ませ、分けてもらった白濁をゆっくり飲み下していく。

「茄子さん……もっほぉ……」

「ん、ちゅっ……んふふ、ろーぞ。せーひ、いっぱいありまふかぁね……
 んふ、ほんほ、ゼツリンってステキぃ……♪ んーじゅっ、ちゅるるっ、ずずずっ……」

 搾りたての精液をほたるに与えながらも、茄子はこくこくと精飲している。

 どろどろした粘液を少しずつ、口の中でぶくぶくっと軽くうがいのように弄んで馴染ませて、それから嚥下していく。

 ほたるに飲ませながらなので、精液を飲むのはゆっくりとしたペース。

 それでも、今まさに自分の子種が飲み干されていると思うと、細い首、白い喉が上下している光景すら淫靡。

 飲ませ合い、譲り合いではあるがどちらも欲望を完全には抑えきれていない。

 特に茄子は一滴でも多く飲んでしまいたいらしく、ときおり舌を出しては顎の方まで垂れ落ちた白濁を舐めとっている。

 更には唇の端から精液が零れ落ちそうになったのを啜り上げるが、しかし、その勢いでほたるの口の中の精液まで吸ってしまう。

 ずるるっと吸い込んで一回咀嚼して音が聞こえるくらいエッチにごっくんして、ほたるの残念そうな顔を見てハッと気づいたらしい。

「あ、ごめんなさい。私ばっかり。
 つい、精液が美味しくって……」

「いえ……そんな、別に私は……」

 譲歩するようなことを言いつつも落胆を隠し切れないほたる。

 そんなほたるの頬に両手を添えて、くいっと上を向かせて口を開かせ、茄子は口内に貯めていたザーメンを垂らした。

「ん……!?
 は、あっ、んぐ、こく、っ……!
 んぐっ、ごくっ……こく、ん、ぅ……!」

「……ぷは。
 ふふ、どうです。美味しかったでしょう?」

「はい、すごく……
 あ、いえ、でも、よかったんですか? こんな、全部」

「いいんですよ。ほたるちゃんは私の可愛い奥さんですから。
 それに」

 欲望が煮えたぎった瞳。

 ギラギラと輝く、非人間的なまでに美しい目。

 一目見ただけで、俺はこの女性の所有物なのだということを思い知らされる。

「私達の旦那様が、まだまだたくさん精液出してくれますからね。
 二人ですれば、彼はいくらでもおちんちん勃起させて、濃いぃ精液たくさん出してくれます。
 飲みたいだけ飲んでいいんですよ。私も、ほたるちゃんも。
 奥さんたちだけの特権です♪」

 茄子の言うとおり。

 俺は二人が願うだけ搾られ、精を放ち、ただただ屈服し続けるのだろう。

 女神のように美しく幸運な茄子に支配してもらえる、搾取してもらえる。

 それは俺にとって、紛れも無く幸福なことであった。

以上です。

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