美少女「好きな人が出来たらその人を食べないと死ぬ呪いにかかりました」 (11)

たったら書く

美少女「」

美少女(周りを見ると紫一色の世界になってる...)

美少女(最近よくこの夢見るなぁ)

美少女(私以外なにもない紫の世界...)

美少女(ちょっと怖いけど実は結構好きだ)

???「おーい美少女さーん」

美少女「えっ?」

美少女「...誰?」

美少女(私以外誰も居ないはずなのに...)

美少女「」

美少女(お、女の子?)

美少女(見ると鍔の広い黒いとんがり帽子を被った幼い白髪の女の子がいた)

美少女「えっと...なんでしょうか」

女の子「なんでしょうか、じゃないよ!」

女の子「なんで人間がこんなところに居るの!?」

美少女「えっ」

美少女(あなたも人間でしょう?)

女の子「美少女さんどうやって入って来たの?」

美少女「入って来たって...いや、別に...」

美少女(これは夢なんだよね...)

美少女(自己紹介した覚えは無いけど相手が私の名前を知ってるのは夢ではよくある話だ)

美少女「眠ったら最近はここによく来るよ?」

女の子「...はぁ」

女の子「まじか...」

女の子「...美少女さんごめんね」

美少女「?」

女の子「実はこっちの世界の事情で」

女の子「美少女さんに呪いをかけなくちゃいけないことになっちゃったんだ」

美少女「...どうして?」

女の子「詳しいことは言えないけど、とりあえず美少女さんがこの世界に来ちゃったから...」

美少女「あ、そうなの」

美少女(どんな呪いなのかな)

美少女「ねぇ、どんな呪いなのかな?」

女の子「えっと、好きな人が出来たら」

女の子「その好きな人を食べないと」

女の子「美少女さんが死んでしまう」

女の子「そういう呪いだよ」

美少女「うんうん...え?」

美少女「なにそれ、怖い」

美少女(悪趣味な夢だ、私の深層心理はこんなにも悪趣味だったのかぁ...ショック)

美少女「それを解く方法とかってないの?」

女の子「それについては話せません」

美少女「あ、はい」

美少女「...あ」

美少女(視界がぼやけてきた)

美少女(目が覚める...)

女の子「では、またおいおい詳しい──」


ガバッ


美少女「...はぁ」

美少女「気持ちの悪い夢」

美少女(好きな人が出来たらその人を食べなきゃ)

美少女「私が死ぬ...」

美少女(...幸運な事に私に好きな人は居ない)

美少女(これから作る気もないしね)

美少女「...学校」

美少女「行きたくないなぁ」

明日続き書く

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