気まぐれショートストーリー(エロ注意)
μ's 部活終わりの帰り道
希「いやぁ~、今日の部活もえらいきつかったわ...」コキコキ..
真姫「海未もヒドいわよね!私と希がちょっとお喋りしてたからって、すぐ邪魔してくるんだもの」ハァ
希「まぁまぁ、それほどうちらの愛が強すぎることやって!この際、負けじと見せ続けても良いんちゃう?♪」ウシシ
真姫「...そうね、それに希を見て何も思わないほうが異常よ、こんなにスピリチュアル可愛いのに」ツンツン
絵里「.....」
希「やん♪ほっぺプニプニせんといてぇよぉ真姫ちゃん♪それに可愛いだなんて///」キャッキャッ
真姫「何よ、本当のことを言っただけじゃない、私の発言に文句あるわけ?」プニプニプニプニ♡
絵里「......」ブルブル
希「あはは!くすぐったいって真姫ちゃん!それ以上はうち
絵里「ちょっとあなた達!もう少しそのイチャコラ度慎んだらどうなの!?」カッ!
真姫 希「!?」ビクゥッ!!
希「な、なんやえりち、いたんか..?」ハハ..
真姫「もう...急に驚かせないでちょうだい..いるならいるって言ってよね」フゥ
絵里「どうして私が責められてるのよ!?ついでに侮辱されてるような感じもするし!」エエェェ
真姫「...で、慎むって何をよ?誰も"ゴハン"も"ショクジ"もしてないし、度過ぎる様子なんてどこにもないけど?」クルクル
絵里「練習の時から今までずっと手を繋いでるのが、度が過ぎるって言ってるんだけど!?」チッカァ~
希「言ってないやん、えりちが言うたんはイチャコラ度慎めって..」プクゥ~
真姫「駄目よ、希..そうやって揚げ足とるのは絵里が可哀想よ、見逃してあげましょう?」ウィンク☆
希「そ、そか..うち調子に乗ってん、えへへ、許してや真姫ちゃん?♡」デレ~//
真姫「ふふ♪良いのよ、私だけの可愛いのぞ
絵里「もおおう!それをやめなさいって言ってるのよこのバカップルどもぉ!」ガーッ!
____希の家
希「ほな、うちは夕食の支度するから、真姫ちゃんはくつろいでてや♪」
真姫「お、邪魔します..//いつ来ても慣れないわね、希の家は..」ドキドキ♡
希「はいはい、誰かさんのお家と違って、狭くて居心地悪いですよ~だ」
真姫「違うわよ!//その、こうやって二人きりになると..うう、ドキドキしちゃうだけよ!」カーッ//
希「ま、真姫ちゃん..//(あかん!なにこの子可愛すぎる!いつもリードしてくれるけど、こういうとこはまだまだ子供なんやね♡)」フフッ♪
希「それより真姫ちゃん?うちと二人だけの時は、のぞみじゃなくて...」クス
真姫「の..のんた....ああ!やっぱり無理よ希ぃ///」ブンブン!
希「なぁ~んだ、また言えへんのか..//しゃーなし、いつでも待っとるから、好きな時に呼んでや?♪」ククッ
真姫「じゃあ何で言わせようとしたのよ!?//」イミワカンナイ!
希「さぁね?ふふ...さてと、ちゃちゃっと作るから、おとなしく待っとるんやで」ファサ..
真姫「(あ..希のエプロン姿..胸が大きいせいか、エプロンの方が窮屈なように見える///..しかし、本当に恵まれたカラダよね)」ジーッ
希「ん?どしたん、何か顔についとる?」キョトン
真姫「い、いや別に..おとなしく待ってるから、はい..(でも、それに反してあどけない表情..これで何人もの人たちを惑わしてきたんだか)」フゥ..
希「今日は真姫ちゃんの大好きなトマトグラタンや♪下準備はできとるさかい、待たせるようなことはせえへんよ♡」
真姫「あ、ありがと..のん、たん..」ボソボソ..
希「ん?なになに?よく聞こえんけどぉ?」ウシシ!
真姫「ンモゥっ!意地悪しないで!///」プンプン!
___のんたんのベッドに腰掛ける真姫ちゃん
真姫「はぁ..ダメダメ、いっつも希にからかわれちゃって、全く反撃ができないのよね..」
真姫「二人きりになると、なかなか目を合わせられないし困ったものだわ」ハァ
真姫「でも、しょうがないじゃない..付き合ってまだ三ヶ月、本格的に希が私の恋人なんだって自覚するたび..///ふふふ、やだ..顔のニヤけが止まらないわ///」ブンブン!
真姫「...あら、一昨日来たときと同じ枕カバー..家事が手につかなくて、疎かになってるのかしら?」スリスリ
特に、部活の練習が放課後ギリギリまで続けられる最近のμ'sではよくあることで、一人暮らしでヘトヘトの希であれば、家事が疎かになることもおかしくはなかった。
真姫「本当は疲れているのに、いつも笑顔で接してくれて..本当に希は良い人ね」スンスンッ
真姫「あっ///な、なに匂い嗅いでいるのよ私っ..!はしたない//」バッ
希の取り替えられていない枕カバーをひとなでしてから、鼻の近くまでゆっくりと手を持っていき、無意識に匂いを確かめてしまう真姫。
希の枕カバーから付着したフレングランスは、ラズベリーのような甘酸っぱい香りがして、真姫の鼻腔をツンッ♡と刺激した。
真姫「こんなヘンタイじみたこと、ダメよ、希に嫌われちゃう...で、でも..」チラッ
真姫「.....」キョロキョロ!
真姫「(一瞬だけっ..一瞬だけ直接匂いを..//)」ソ~ッ
希「お待たせー!!ご飯できたで真姫ちゃん!」ガラッ
真姫「ひゃいい!?ああ!早かったのね、希..(危なかったわ...もう少しで顔を埋めるところだった//)」キリッ
希「んぅ~?なぁんか怪しいけど..ほらほら、暖かいうちに早食べよ♪」スタスタ
真姫「ええ..希の手料理、ヤケドしても食らいついていくわ」スタスタ
希「いやいや、さすがに火傷までしてうちの料理食べんくてもな」アハハ
___夕食
真姫「美味しい!さすが希ね、私専属の料理人として、うちに来てくれても良いのよ?」モグモグ
希「それは言い過ぎやってぇ!あはは、せやけどそう言ってもらえると嬉しいわぁ♡真姫ちゃんの喜ぶ顔が一番やけん♪」フフッ
真姫「そ、そう..///わ、私も、希の笑った顔、好きよ...?//」ジッ...
希「真姫ちゃん..?///..あ、ああ~!グラタン熱すぎて、急にポカポカしてきたなぁ///ちょっと窓開けるか~♪」デレデレ
真姫「(ふふ、ちょっとは仕返しできたかしらね//)」クスッ
ほぼ毎日このような初々しいやり取りが続き、真姫と希は良好な関係を維持しつつあった。
希は大好きな真姫との、平和で誰にも邪魔をされない二人だけの空間がたまらなく嬉しく
一人暮らしの寂しさを一掃してくれる、ありがたい存在という気持ちで一杯であった。
真姫も希と同じく、愛する人とのプライベートな空間に酔いしれ、μ'sの他のメンバーには見せない、数々の顔を希にさらけ出していた。
そんな日々を過ごす中、ある日学校で希のもとに一通の手紙が届いた。
____音ノ木坂学院
にこ「これは....もしかして..」ホゥ
希「ラブレターやんなぁ?あはは、ウチのことを好いてくれる子がいるなんてね~!」
絵里「居るじゃない、あなたの側にいつも居るイチャバカが」ハァ
にこ「あれはレベルが違うもんね、まぁ希はすでに恋人が居るし、かわいそうだけど...」
希「うん、ウチは真姫ちゃんが一番や、相手には悪いけどお断りさせていただくよ」
絵里「そうね、それに慎重に事を済ませた方が良いわ、じゃないと真姫が嫉妬しちゃう」フフッ
希「真姫ちゃんが?...まさかぁ、意外とあの子しっかりしとるし、他の子より断然大人びてるんよ?」
にこ「さりげなく恋人自慢してんじゃないわよ!」ビシッ
希「いたぁ!」
絵里「天然バカップルはこれだから...それで?真姫には言うの?このこと」
希「...ううん、これはうちの問題やし、真姫ちゃんにも変な心配掛けたくないから黙っておくよ」
にこ「そう、まぁあんたがそう決めたんなら、そうすれば良いわ」
絵里「呼び出されたのは放課後よね?真姫のことは私たちに任せて、希は行ってきなさい」
希「えりち、こういう時は頼もしくなるんやね、おおきに..」ペコッ
絵里「失礼ね!いつでも賢いエリーチカじゃない!全く...」モウッ!
放課後のμ'sの練習では、希は係の仕事で用事があり遅れるということで、練習は8人で行うこととなった。
真姫が少し寂しそうな様子ではあったが、絵里とにこがすかさずフォローをして元気付けた。
一方で希は、手紙の主に校舎裏に呼び出され、告白をされるも丁重に断り、なるべく表情に出さないよう部活に向かって行った。
真姫「希!!遅いじゃない!もう、待ちくたびれたんだから♪」ギュッ!
希「うわっとぉ..へへ、すまんな真姫ちゃん、ストレッチしてすぐに練習参加するから」アハハ
穂乃果「おぉ~!熱い友情だねぇ!仲がいいのは良いことだっ!」フンスッ
海未「もう少し節度を持っていただければ、なお良いのですが...」ヤレヤレ
凛「へぇ~!凛もかよちんに熱い抱擁を交わした方が、もっと仲良くなれるかにゃ?」
花陽「えええ!?///それはちょっと恥ずかしいよ、凛ちゃん」アセアセ
絵里「はいはい練習再開するわよ、まだ少し練習できる時間はあるからね」
にこ「ふぅ、危機は去ったってところね..」フフッ
無事に告白をかわした希は、何事もなかったかのように真姫といつも通り過ごし、放課後は家に真姫を呼んで手料理を振る舞っていた。
幸せなひと時を終え、真姫がそろそろ帰ろうと、身支度を整えている時、最悪の事態が起き始めた。
真姫「あら、髪留めがどこか落ちちゃった..どこにいっちゃったのかしらね」キョロキョロ
希「んー?真姫ちゃん何か探し物?」カチャカチャ
希は夕食後の食器洗いに勤しみ、真姫が帰った後にはすぐ眠れるよう、先に後片付けをし始めていた。
真姫「ちょっとね~、髪留めを部屋のどこかに落としたみたいで..」
希「それならうちのカバンの中の赤色のポーチに、新しい髪留めが入っとるからしばらく使っててええよ~」ジャーッ カチャカチャ♪
真姫「悪いわねー!ありがとーっ..とこれね、赤色のポーチ赤色のポーチ..ん?」カサッ
真姫「何かしらこの封筒、ハート型のシールが付いてて...え、嘘..これって」ピクッ
_____ドタドタ
希「髪留めは多分そこら辺に落ちてるから、見つけたら真姫ちゃんに返...あ、それは..」ビクッ
真姫「...希、これってラブレター、よね?」ピラッ
希「あ、えと...せやせや、あはは..なんかウチみたいなもん、好きっちゅう子がいてな?ほんま可笑し
真姫「...笑ってごまかすのはやめてよ、希...何で私に隠してたの?」プルプル...
希「か、隠してたわけじゃ..あ、あのな真姫ちゃん?ちゃんと断ったんよ?ウチには恋人がいますって..きちんと、断ったさかい、真姫ちゃんは何も心配いらへんって
真姫「そうじゃなくて!!どうして陰でコソコソとそういうことするのよ!希!」クワッ!
希「ひっ!!ま、真姫ちゃん..?」ビクゥッ!
真姫「はぁ...はぁ...っ!..わ、私もう帰るから...!」スタスタ
希「ま、真姫ちゃん待って!誤解や!ウチは真姫ちゃんに心配かけとう無くって、そう、やから
_________バタンッ!!ツカツカツカ.....
希「..真姫ちゃん...待ってよ..」ガクッ
翌日 音ノ木坂学院 放課後の部活
真姫「......」シーン..
希「......」チラッ チラッ
ことり「...(あ、あれ?)」
海未「...(何でしょう、とても気まずい雰囲気です」
絵里「...(希から話は聞いたけど、昨日のあれからラブレターが見つかっちゃうなんて)」ハァ
にこ「...(ほんっとう不用心なんだから..にこたちは知らないわよ、もう)」ヤレヤレ
希「あ、あの...真姫ちゃん?」ボソ
真姫「...これでストレッチ終わりっと、穂乃果?」
穂乃果「真姫ちゃん?どうかしたの?」ピョンッ
真姫「今日のペア練、一緒に組んでくれない?」
希「!?」ドクンッ...
穂乃果「え、え?穂乃果と...?」チラ
希「....」ウルウル
真姫「良いじゃないたまには、リーダーとの親交も大事でしょう?」クルクル
穂乃果「う、うーん...別に良いけど、希ちゃんとは今日は組まないの?」アハハ
にこ 絵里「(ナイス穂乃果!!)」
真姫「そ、それは..良いのよ、別に..」フンッ
希「!?!?」ガーンッ..!
にこ「(いちいち顔に出すんじゃないわよ..真姫の思う壺じゃない)」ハァ..
真姫「そんなことより、早いところ始めましょう?」グイッ
穂乃果「おわっ?!」ズルッ
「たまには周りを振り回す賑やかな子と組むのも、新鮮で良いかもしれないわね~?」ズルズルッ
「ひ、引っ張らないでよ真姫ちゃ~ん!と言うか、振り回すってどういう意味!?」アセアセ
花陽「穂乃果ちゃんが人質に取られちゃいました..」
凛「真姫ちゃんも大人げないにゃ~」ニャハァ..
希「(どうしよまきちゃんにきらわれたもうだめ
にこ「ったくぅ~!しゃんとしなさいよ、希!」バシッ
希「あいたっ!?に、にこっち...?」ウゥ..
にこ「こうなれば、こっちも徹底的に対抗して、真姫がやっている事を分からせてあげないとね」
絵里「...!なるほど、そういうことね」フフ
真姫「さてと、まずは穂乃果のステップに続いて、後を追って動けば良いのよね?」
穂乃果「うん、穂乃果が終わるまでついて来たら、その後は調整に入るから、よろしく!」
希「....」ソワソワ
絵里「大丈夫よ、希。たかが、ダンスぐらいで何も起こりはしないわよ」フフ
穂乃果「ほっほっやっ!」パッ!パッ!
真姫「ふっふっほっ!」バッ!シュバッ!
にこ「へぇ~、穂乃果のやつ、だんだん踊りがさまになってきたじゃない!感心感心!」
希「にこっち..感心してる場合ちゃうねん、これで真姫ちゃんの目が穂乃果ちゃんに行ったら...ああぁあ
絵里「心配しすぎよ、穂乃果なら余計な事をせず、きちんと事を済ませられるわよ」
希「せ、せやな...それに、穂乃果ちゃんやし、うちの方が頼りになる先輩やもんな?」
にこ「それはそれで、穂乃果をなんだと思ってるんだって感じだけど...」オイ..
絵里「あ、ちょっと!見てよあれ!」
希 にこ「ん...?」
真姫「ちょ、ちょっと穂乃果?」アセアセ
穂乃果「ダメだよ~、真姫ちゃん!もっと腰を大きく振らないと!」
真姫「こう、かしら?」クルン
穂乃果「うーん...ちょっと違う..もう少し外側に回さないと、こうやって!!」ガシッ
真姫「あっ..!」グルンッ
希「あびゃああああ!?」」」ドキドキドキーン!
にこ「うっさいわね!ただ、振り付けの指導をしているだけじゃないの...」
希「そんなぁ..うちだけの、可憐な真姫ちゃんの腰が..」ガクガク
穂乃果「こ~う、だよ?分かった?」フフッ
真姫「わ、分かったから腰から手を離してよ!///」バッ!
穂乃果「ああ、ごめんごめん!でも、真姫ちゃん全然太ってないよ?」キョトン
真姫「ソウイウコトジャナイ!//」モゥ!
希「ドウイ"ウコトォ"!?」ガクーン
花陽「私の真似しないでください~!」ヒーン!
絵里「あちゃー、希が完全に壊れてきてるわ」ハハ..
にこ「そんなの元からよ..それより、にこたちもそろそろ始めるわよ?」
希「へ?何が?」
絵里「決まってるでしょう、練習よ練習♪」ハララ..
真姫「(もう、穂乃果ったらいちいち距離が近いのよ...選んだのは私だからしょうがないけど)」フゥ..
「や、やめーや!にこっちあかんって!」
「良いじゃないの~、減るもんじゃないし...」
真姫「ん...?..!?」ドクンッ!
希「ちょい、待ちっ..ほんま痛いねんって..!」ハァハァ
にこ「なによぉ~、たまには同い年同士の交流をと思って、マッサージしてあげてんのにぃ」グニュグニュッ
希「ひゃっ...!」ビクッ
真姫「あ...ぁあ..」カタカタカタカタ..
絵里「せっかくの三人のペア練習だからね!伸び伸びと動くために、まずは私たちからの特別マッサージよ~!良かったわね、希」モミモミ
希「あ、あかんよ、ほんま..声出ちゃう..」フゥフゥ..
にこ「あはは、遠慮しないで良いのよぉ~!女の子同士、別に恥ずかしがることじゃないわ」ケラケラ
真姫「(ななな、なんてことしているのよ!?希が痛がっているじゃない!)」クゥ~!!
穂乃果「あ、あの、真姫ちゃん?お~い!」
絵里「ほらほら♪これか?これがええのんチカ~?」グイグイ
希「うっ..ふぅ~..!」ピクピク
にこ「にこにこ♪気持ちよさそうで、こっちも揉みがいがあるってもんよ!」モミモミ
希「くっ..も、もう..だ..ぁ
...あぁんっ///」 あぁん ぁあん ぁぁん...(エコー)
真姫「!?!?」ドキドキドキーン!!
穂乃果「んん?」キョトン
にこ 絵里「(やっべ!!やりすぎたぁ!!)」パッ!!
希「..!?///こ、このあほんだらぁ!///」ゲシッ
にこ「にごぉお"?!」ドスッ!
絵里「の、希!?ごご、ごめんって、ちょっと落ち着きなさいよ!」アタフタ
希「はぁはぁ///十分落ち着いとるわ!このハレンチ共が!」プルプル
海未「む、何を騒いでいるんですか?」
絵里「あ、うふふ!何でもないのよ海未!希は..そう!あの日なのy
希「ふん!」ゲシッ
絵里「チガチ"ィ"ィ"ィ!!?」ドコォッ!
海未「ぇえ?!え、絵里?!大丈夫ですか!?」
穂乃果「うわ~、希ちゃんがにこちゃんと絵里ちゃんをノックアウトしたよ..!あれも練習なのかな?」ウーン
真姫「はぁ...プロレスの練習が、なんでμ'sに必要なのかしらね」フンッ
部活終了後
放課後 帰り道
にこ「危うく意識を失いかけるところだった...蹴られたのが顔じゃなくて、本当に良かった」ヘゴッ..
絵里「こんな時までアイドル活動に気を使うとは、さすがにこね..」ゲホッ
希「すまんな二人とも..つい足が出てもうて..堪忍な」ハ、ハハ..
にこ「謝らなくて良いわよ、絵里のマッサージが限度を超えたのが原因なんだから」
絵里「ちょっとぉ?!さりげなく私のせいにしないでくれる?お互い様でしょう!?」
にこ「ふふん!まぁ、希に声を上げさせたことは、賞賛に値するんじゃない?褒めてあげるわよ?」クス
希「もう一発お見舞いしたほうがええやろうか...」ズォォオ!
絵里 にこ「冗談ですごめんなさい」
希「はぁ...結局、うちはこのまま、真姫ちゃんに嫌われてしまうんやろうか..」ズーン
にこ「うーん...よし!絵里、希!これからちょっと時間ある?」ピンッ!
希「うち..?特に、用事もないし大丈夫やけど」
絵里「今日は練習で遅くなるって言ってあるから、どのみち時間の心配はないわよ」
にこ「そっ!それじゃ、軽くパーッと歌いにでも行きましょうよ!」ニコッ
希「ぉおっ!カラオケやな?」パァッ!
絵里「良いわね、ここんとこハードな練習続きで、はっちゃけることがなかったものね」ウンウン
にこ「あんまり溜め込み過ぎると、体にも心にも良くないからね」
絵里「さすがにこね!部員の同級生に対してまでも、ちゃんと気にかける徹底ぶり」
希「アイドルの鑑やわぁ..」クス
にこ「きゅ、急に褒めないでよ!///そういうの禁止ぃ!」チョロにこ~
絵里「希も一度リフレッシュして、頭をスッキリさせた方が良いわよ」
希「...せやな、少し頭を空っぽにした方がええかも」フフッ
にこ「久しぶりの三年組カラオケ!明日は休みだし、遅くなりすぎない程度にストレス発散しまくるわよ!」
希 絵里「お~~♪♪」ワーイ!
_____しばらくして
夜 時刻 23:00 帰り道
希「ふぅ~♪...少しハメ外しすぎたかな?」スタスタ
希「明日は休みだし、ゆっくり寝て...真姫ちゃんには、もう一度謝らんと...ん?あれは..」
真姫「.....」スゥスゥ
希「ええ!?ま、真姫ちゃん!?どうしてうちの家の前で...」アタフタ
真姫「..んぅ?..のぞ、み..?」パチッ..
希「う、うん...もしかしてずっと待ってたん?」
真姫「...4時間くらい」
希「4時間って..(部活帰りのまま直行でうちの家まで来て、待っててくれたんか..?)」ハッ!
真姫「はっ..くしゅんっ!!」プシュッ
希「ま、真姫ちゃん..とりあえず中に入ろう?風邪ひてまう」
真姫「うん...分かった...」
____トポ..トポポ...カチャカチャ..
希「ほら、ホットココアや...お風呂の湯加減はどうやった?」
真姫「ん...大丈夫、だったわよ..」
希「そ、そか..ほんなら良かった..うん..」
真姫「......」
希「......」
_____「「あ、あのっ!!」」
希「あっ...」
真姫「...の、希から言いなさいよ、何?」
希「あ、うん...あのな、うち自分勝手やったなって..」
希「真姫ちゃんを不安にさせないようにするつもりが、余計に心配かけちゃって...ほんまに、ごめんなさい」ペコッ
希「簡単に許してもらうつもりはない..けど、うちは何があっても、真姫ちゃんの見方やし恋人やけん..」
希「だから..うちのこと嫌いにならんといて?..うちには、真姫ちゃんしか居ないんよ...」ギュッ..
真姫「......」
真姫「私だって、本当は..こんなことで希を責めたくない...」グッ..
希「真姫..ちゃん..?」
真姫「私は、希と一緒に居て楽しいし、とても幸せに感じているわ..でも、それはお互いμ'sにいる間だからで、希が卒業していなくなっちゃったら...」
希「...」ピクッ
真姫「こうやって、毎日顔をあわせることもなくなるんじゃないかなって...そ、それに..」
真姫「あのラブレターみたいに..また希に好意を持って近づいて、今度こそ、私の居ない場所で...何か分からないことが起きてたらと思うと...」ウルッ...
希「(...うちは...とんだ大馬鹿ものや..)」プルプル..
真姫「希が私のことを思って気を掛けてくれるのは嬉しい..でもたまに、不安になるのよ..」キュッ..
真姫「本当はどう思ってるんだろう?って..部活で疲れてるのに、なんでいつも笑ってるんだろうって..」ウゥ..
真姫「私は希の恋人よ?..だから、もし何かあって、それが私のためでも..だんまりだなんて、除け者にされてるようで、寂しいのよ..」ウルウル..
________ギュッ!
真姫「...!の、のぞみ..?」ビクッ
希「ごめん、うちほんまにアホやった..やっぱり、大人なのは真姫ちゃんの方やなって..」ギュゥゥ..
真姫「ちょ、ちょっと..苦しいわ..//」
希「うちかて、真姫ちゃんが誰かに取られるのは嫌や..真姫ちゃんのことを誰かが好いたらどないしようって、不安に思うこともある」
希「でも、いざ自分が誰かに好かれる立場になったら、何も知らせずに黙っておこうだなんて、なんか、自己中過ぎるやろって..」
真姫「希.....」ギュッ..
希「うち、もう隠し事せえへんよ..何でもとかそういうことじゃなくて.."うちら二人の幸せ"が遠ざかるようなこと..今回みたいなのは特にな..除け者もなしや」
真姫「...そうよ、私に何か隠しても絶対にバレるわ..だって..こ、こんなにもあなたのことが好きなんだから..」ダキッ♡
希「真姫ちゃん..///うちもや、こんなに一人のことばっか思うのは初めてやねん..これからもずっと一緒におってくれるん?」ギュッ♡
真姫「と、当然よ...///例え、誰かに好意を持たれたとしても、希を悲しませるようなことは絶対にしないわ♡ずっと、そばにいる..」ギュッ♡
希「真姫...ちゃん...///」
真姫「希...///」
___________チュッ♡......
___数日後
音ノ木坂学院
放課後 部活
希「♪」キャッキャ
真姫「~♡」ウフフフフ
にこ「へぇ~、仲直りしたのね、希のヤツ」
絵里「ふふ、本当は心配するまでもなかったけどね」クス
にこ「な~に言ってんのよ!希の元気が出るように葉っぱ隊やらのポジティブソングで、普段と考えられないノリノリなs
絵里「ストォォップ!カラオケ内の出来事と、ここは別世界、OK?」ズイッ
にこ「あんたにとっては、カラオケボックスの中が唯一自分をさらけ出せる場所なのかしら、何だかごめんなさいね..」オキノドク
絵里「ふっ...なんとでも言いなさい、賢しカワえりちかの勲章は何があっても揺るがさないわ」フン
にこ「すでに崩壊していると思うから、心配しなくていいと思うけど」
真姫「それにしても希~♪」キャッキャ
希「なんや?真姫ちゃ~ん♡」ウフフ
絵里「本当お熱いわね、まだ部活中なのに」フゥ
にこ「また部活の風紀が乱れるわね..取り締まりに行きましょうか?」ヤレヤレ
真姫「さっき、私以外に笑顔を向けたわよね?」ニコッ
希「....え?♪」ピタッ
真姫「許せないわ」キッ!
希「え!?..う、うぅ...」ビクッ
真姫「....ふふ、な~んちゃって♪ふさぎ込む希も可愛いわね♡」
希「ぅ..?せ、せやろ!?あははは??♪」ケタケタ
絵里「...一瞬、立場に曇りが見えたような気がするんだけど..」
にこ「まぁ、これでやっと、真姫も対等な位置につけたってことなんじゃないかしらね?(適当)」
絵里「希を尻に敷く真姫ってことね...良いじゃない、尻キャラだけに!♪」ドヤァ...
にこ「全然上手くないから、それ...あとで、希にチクっておこうっと♪」
絵里「本当にやめてくださいそれだけはイタイのイヤです」ドゲザー
希「真~姫ちゃん?♡」
真姫「の、の~んたん...?///」ボソボソ
______「「これからもずっと一緒に居ようね!!♡///」」______
のんたんとまきちゃん ハッピーエンド編
~おわり~
物足りなかったらゴメンね、もう少し刺激が欲しい人は花陽の"ゴハン"スレでお腹イッパイになってね
続編あるか分からないよ、でもあるかもしれないよ
以上。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません