楓「三姉妹」美波「の」未央「日常!」 (56)

・長女楓 次女美波 三女未央の設定
・苗字は高垣
・特にアイドルマスターするわけでもない
・まったり連載

でやらせていただきます

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#1

未央「かえ姉、おはよう」

楓「おはよう、美波ちゃんは?」

未央「1限無いからって夜更かししてたよ」

楓「あら、じゃあまだ起きてこないかしら」

未央「起こしてこようか?」

楓「そうねえ、三人分作っちゃったから、お願い」

未央「かしこまりましたあ!」ダダダダ

楓「未央ちゃんは元気ねえ」

美波「くぅ、くぅ……」

未央「みな姉、おはよう!」ドーン

美波「ぐぇっ」

未央「おはよう!」

美波「お、おはよう未央ちゃん、フライングボディプレスはやめてね……」

未央「あ、ごめん……」

美波「次からは気をつけようね」

未央「うん……」

美波「……ほら、お姉ちゃんもうなんともないよ。朝ごはん食べよ」

未央「……うん!」

楓美波未央「いただきます!」

美波「姉さんはソース」コトッ

楓「そーっす、ふふっ」

美波「未央ちゃんはお醤油。私は塩と」コトッ

未央「目玉焼きは何をかけても美味しいよねえ」

美波「シンプルだからね」

楓「そうだ美波ちゃん、ちゃんと寝れてるの?」

美波「大丈夫だよ、昨日はちょっと課題を進めたくて」

楓「あまり無理しちゃダメよ。サークルもバイトもあるんだし」

美波「はーい。姉さんは心配性なんだから」

楓「美波ちゃんは放っとくとホゥットになるまで頑張るから、心配もします」

美波「熱って言ってよもう」

未央「大学生は朝ゆっくりできていいなあ」

美波「そのために頑張って近くの所に合格したんだよ」

未央「そっかぁ」

楓「未央ちゃんはここまでずっと地域の学校できてるものね」

未央「うん」

美波「急に電車通学になったら大変だよ」

楓「その時は下宿すればいいのよ。未央ちゃんの行きたい所に行けばいいの」

美波「でもお金」

楓「そのくらいは稼いでます」

美波「ごめんなさい」

楓「謝ることなんてないわ。美波ちゃんはとっても優しいわね」

未央「まだ志望校とかわからないや」

楓「そう、まだ一年生だものね」

とりあえず、ここまで

未央「ごちそうさま」

美波「ごちそうさまでした」

楓「お粗末さまでした」

未央「学校行かないと!」

美波「ほーんと、元気ね」

楓「いいじゃない」

美波「うん」

未央「いってきまーす!」

楓「行ってらっしゃい」

美波「ハンカチ持った?」

未央「持った! あ!」ダダダダ

美波「まったく、何かしら忘れる」

楓「まあまあ」

未央「体操着忘れてたよ~、行って来ます!」

楓美波「行ってらっしゃい」

楓「私も準備しないと」

美波「私は寝直そうかなあ」

楓「こーら、朝ご飯食べたんだからシャキッとする」

美波「はーい。んんっ、はぁー。体がばきばきいうよ」

楓「しっかり寝ないからよ……あと、男の人の前で伸びるの禁止」

美波「へ?」

楓(我が妹ながら恐ろしく色っぽいのよねえ)

未央「おっはよー!」

凛「おはよ、元気だね」

未央「お姉ちゃんの朝ごはんを食べましたからな」

凛「お姉さんたちと三人暮らしなんだっけ」

未央「うん、パパとママは世界中を飛び回ってるんだ」

凛「へー」

未央「嘘じゃないよ」

凛「別に嘘なんて思ってないよ」

みちる「フゴフゴ、あ、きたきた」

未央「みっちー、待っててくれたの?」

みちる「待ちくたびれてお弁当のバケットを少しかじってしまいましたよ」

凛「相変わらずだね」

みちる「凛ちゃんも食べます?」

凛「いや、私はいい」

みちる「そうですか。美味しいのに……フゴフゴ」

凛「お弁当なくなるよ」

みちる「!!」

未央「確かに……!」

凛「いや、最初に言ってたじゃん、お弁当だって」

キーンコーンカーンコーン

未央「いやあ、学校は疲れますな」

凛「未央は無駄な動きが多いんだよ」

未央「そんなことないよ!」ガバッ

凛「説得力がここまでない否定も珍しい」

みちる「炭水化物は足りてますか? フゴゴゴ」

凛「お前は食いながら話すな」

未央「どこか寄り道する?」

みちる「いいですね」

凛「あ、私行きたいとこある」

未央「どこー?」

美波「ふぅ、5限まであるとしんどいなあ」

文香「美波ちゃん、とてもまじめにノート取ってるから……」

美波「ええ、普通だよ?」

文香「私は腕が疲れちゃって……」

美波「あはは……」pppp

美波「あ、妹から電話だ。ちょっとごめんね」

美波「未央ちゃん? どうしたの」

未央「みな姉、助けて」

美波「いったいどうしたのよ。ひとつずつ、言ってごらん」

未央「お金が足りない……」

美波「はあ?」

凛「ここ」

未央「なんだここ、すっごい」

みちる「博物館とか美術館みたいですねえ」

凛「喫茶店なんだって」

未央「マジで!」

凛「まじまじ」

凛「一度こういうとこでお茶してみたかったんだ」

未央「なんで今日なの……格式高くて私たちJKは場違いでしょこれ」

凛「いや、なんとなく思い立って」

みちる「小麦のいい香りがしますね」

未央「うお、あっちの席のお客さん、お皿の上に火が!」

みちる「ああ、あれはクレープにかけたブランデーソースに火をつけて香りを立たせているんですよ」

凛「あれ、頼んでみる?」

未央「いい、のかな」

みちる「せっかくですし」

未央「じゃあ、すみませーん、あの火が付いてるやつ三人分くださーい」

未央「というわけで」

美波「はあ、仕方ないわね。お姉ちゃんが行くまで、お店の人に謝っておきなさい」

未央「はぁい」

美波「あ、文香ちゃん……帰っちゃったか」

美波「……あ、もしもし姉さん? ちょっと未央ちゃん迎えに行ってから帰るから、遅くなる」

楓「未央ちゃん?」

美波「なんか友達と高級なお店でお茶したらお小遣い無くなっちゃったんだって」

楓「大丈夫なの?」

美波「バイト代、入りましたので」

楓「そう、じゃあ私は晩御飯用意して待ってるから」

美波「りょうかーい」

美波「えっと、ここかな? すみませーん」

店員「いらっしゃいませ」

美波「あ、私お客じゃなくて、あの支払いが足りなかった女子高生の家族なんですけれど」

店員「ああ、あなたがみな姉さん!」

美波「へ? あ、多分そうです」

店員「あの子たち、電話をした後に全員で頭を下げて、『ごめんなさい、みな姉が来るまで何かお手伝いさせてください』って言うものだから」

美波「そんな、ご迷惑では」

店員「大助かりです。お皿洗いをしてくれているけど、若い子は体力があっていいですね」

美波「そうですか……とりあえず、差額の方を精算させてください」

店員「いりませんよ。お皿洗いで十分払ってくれました」

美波「でも」

店員「大した額でもないので、気にしないでください。タダ働きさせることのほうが問題ですから」

美波「それでは、ご厚意に甘えさせてもらっても良いのですか?」

店員「あなたも若いんだから、そんなに堅苦しくしなくてもいいの」

美波「本当に、ありがとうございます」

店員「いえいえ。未央ちゃん、凛ちゃん、みちるちゃん、上がっていいわよ」

未央「はーい。あ、みな姉!」ガバッ

美波「こらこら、抱きつかない」

未央「み゛な゛ね゛え゛え゛え゛」

美波「泣かないの! もう」ナデナデ

美波「それで、三人とも。反省はしてる?」

未央凛みちる「はい」

美波「ならよし。帰りましょう」

未央「いいの?」

美波「いいの。いっぱい失敗して、人は大きくなるんだって」

みちる「誰の言葉ですか?」

美波「さあ? 姉さん、あ、うちの長女はよく言ってるけど、案外名言集とかに載っているのかも」

凛「すみません、私のせいで」

美波「そう言うのは無し。せっかく楽しむために来たんだから悲しい気持ちで帰ることないでしょ」

未央「……」

美波未央「ただいま」

楓「おかえりなさい」

美波「あー疲れたー」

楓「お風呂先に入る?」

美波「ううん、御飯冷めちゃうもん」

楓「そう」

未央「やった、生姜焼きだ!」

楓「もう寝ちゃったみたい」

美波「しかたないよ。高校一年でしょ、私だって支払額に届かなかったら焦ってたと思う」

楓「大冒険だったのね」

美波「未央ちゃんだから平気だと思うけど、あんまり気に病まないでほしいなあ」

楓「それは大丈夫よ。ほら見て」

美波「え、日記未だに続けてたの」

楓「変なところ律儀よねえ、ふふっ」

未央の日記「今日は凛ちゃんとみちるちゃんと高級な喫茶店に行った」

未央の日記「紅茶もお菓子もとても美味しかったけれど、私たちのお小遣いを合わせてもお金が足りなかった」

未央の日記「お姉ちゃんに電話したら助けに来てくれた。とても心強かった」

未央の日記「お店の人にはご迷惑をお掛けしたので謝ってお皿を一生懸命洗った」

未央の日記「お皿を洗うのは毎日していることだけど、お客さんのために洗うのはとても緊張した」

未央の日記「働くのって、すごい!」

美波「なんだこりゃ」

楓「働いてわーくわーくしたのねえ」

美波「ふぅ、心配して損した」

楓「損なんかしてないわ。人に優しくできるのは美波ちゃんのいいところよ」

美波「改めて言われると照れるんですけど」

楓「ふふっ、さ、私たちも寝ましょうか」

楓美波「おやすみなさい」

#1 終

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【0:38】 楓「三姉妹」美波「の」未央「日常!」
1 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2016/04/25(月) 06:15:08.01 ID:Ezgao/wZo

・長女楓 次女美波 三女未央の設定
・苗字は高垣
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・まったり連載

でやらせていただきます

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未央「かえ姉、おはよう」

楓「おはよう、美波ちゃんは?」

未央「1限無いからって夜更かししてたよ」

楓「あら、じゃあまだ起きてこないかしら」

未央「起こしてこようか?」

楓「そうねえ、三人分作っちゃったから、お願い」

未央「かしこまりましたあ!」ダダダダ

楓「未央ちゃんは元気ねえ」

替え玉処女膜検査


2016年4月11日(月)より、7月22日(金)まで。
※ハガキは当日消印有効。インターネットは24時まで。



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投票資格

性別、年齢、国籍、所在地、ゲームの経験および所有の有無を問いません。
ただし、お一人様一回の投票のみ有効となります。

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投票者の中から抽選で、下記賞品をプレゼント。
Aコース「旅行券」(20万円相当):1名様 Bコース「PlayStation®4」「PlayStation®Vita Wi-Fiモデル」「Wii U™ プレミアムセット」
「Newニンテンドー3DS™」「Xbox One」:各1台 計5名様
(※ゲーム機本体のカラーはお選びいただけません。) Cコース「日本ゲーム大賞2016 年間作品部門」受賞ソフトもしくは関連グッズ:計100名様 Dコース「東京ゲームショウ2016」入場券:100組200名様
(一般公開日である2016年9月17日(土)・18日(日)のいずれか1日の入場可能) Eコース「日本ゲーム大賞2016 経済産業大臣賞・年間作品部門 発表授賞式」特別ご招待:100組200名様
(日時:2016年9月15日(木)/場所:「東京ゲームショウ2016」会場内イベントステージ) Fコース日本ゲーム大賞2016 受賞作品クリエイターのサイン色紙:1名様 Gコース「東京ゲームショウ2016オリジナル詰め合わせセット」:1名様
(出展社から提供頂いたTGS大抽選会の賞品や各ブースの配布物など) Hコース「東京ゲームショウ2016公式グッズセット」:1名様
(オリジナルTシャツ、トートバッグ、タオル等)
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