【ラブライブ&ウルトラマンネクサス】復讐のヤプール編 (104)

【ラブライブ!】真姫「私を選んだこと、後悔しないでよね」
【ラブライブ!】真姫「私を選んだこと、後悔しないでよね」 - SSまとめ速報
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ウルトラマンネクサスとのクロス作品です

その他にもネクサス関連以外の設定、怪獣が登場予定です

苦手の方はブラウザバック推奨します


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461342808

みなさまお疲れ様でした。



よろしかったらこちらも書いてますのでぜひ参加してください

陽炎「ダークソウル3?」提督「陽炎型は強制参加な」
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ヤプール編その1「悪魔の復讐」


ことり「うみちゃーん!!」


海未「ことりー!!」


ことうみ「ウルトラターッチ!」



キラン!


「トワァァアン!!」



~教室~



穂乃果「のわぁ!!」ガクンッ


ことり「どうしたの?穂乃果ちゃん?」コソコソ


穂乃果「いや~変な夢見ちゃって」


ことり「夢?どんなの?」


穂乃果「海未ちゃんとことりちゃんが合体する夢だよ!!」


海未「ぶっ!?///」


ことり「チュン!?///」


穂乃果「いや~凄かったなぁ」


ことり「///(凄かったってなにが!?)」


穂乃果「二人とも息ピッタリだったよ!」


海未「///(息ピッタリってなにをしていたのですか!?)」

穂乃果「穂乃果も今度海未ちゃんとことりちゃんと合体してみたいなぁ」ルンルン


ことうみ「///!?!?(な、なんですとー!)」





教師「……高坂?」


穂乃果「あ、先生!」


教師「今なんの時間かわかるか?」


穂乃果「えっと…授業中です…」


教師「……後で職員室な」


穂乃果「そ、そんなー!!」



~放課後~


絵里「で穂乃果は今職員室にいるわけね」


にこ「まったくなにやってるのよ」


絵里「仕方ないから穂乃果がくるまで先にストレッチをしていましょ」


希「そうやね、ところでそこの二人はどうして顔を真っ赤にしてるん?」


海未「えっと…それは///」モジモジ


ことり「ナンデモナイヨ…///」モジモジ

真姫「どうでもいいけど早くしないと時間なくなっちゃうわよ」


絵里「そうね、早く屋上へ行きましょ」

ガチャ

花陽「たたたた大変です!!」


絵里「どうしたの花陽!?そんなに慌てて」


凛「みんな外を見てみるにゃ!」



ザァー


真姫「なによ、これ…」


海未「ただ雨が降っているだけだと思っていましたが…」


ことり「真っ赤な雨が降ってる…こんなの普通じゃないよ!」

絵里「ぶ、不気味ね…」


希「なにか不吉な事でも起こらんといいんやけど」


…ドクン…ドクン…


真姫「!?(エボルトラスターが反応してる)」


ドタバタ

ガチャ

モブ1「せ、生徒会長!外で赤い雨が!!」


モブ2「携帯も繋がらないんです!!」


絵里「なんですって
!?」


ことり「…本当だ携帯が圏外になってる!」


海未「私の方もだめです」


花陽「それだけじゃないよ!携帯の時計を見て!」


99:99


ことり「時間がめちゃくちゃに…」


にこ「教室の時計も、針が凄い早さで回転してるわよ!どうなってるのよこれ!」

モブ1「それと無理矢理帰ろうとした生徒の何人かが赤い雨にうたれて意識不明に」


絵里「そんな!?」


モブ1「雨を避けて校門をでた生徒もいるんですけどいつの間にかまた校舎に戻ってきてしまうらしくて」


モブ2「先生がなんとか倒れた皆を保健室に運んだんですが、校内の生徒はみんなパニック状態で」


絵里「こ、こんなことって…」


花陽「凛ちゃん…怖いよ…」ギュ


凛「かよちん…凛も怖いけど、かよちんは絶対に凛が守るにゃ!」


海未「ことりも大丈夫ですか?」


ことり「うん…みんなと一緒だから…穂乃果ちゃんは大丈夫かな…」



アナウンス「皆さん理事長よりお話があります、校内にいる生徒は至急体育館にお集まりください!」


教師「みんな!慌てずに移動しろー!体育館ではクラスごとに並んでくれー!」


希「うちらも移動しよ」


絵里「そうね、みんなまた後で」

凛「うん!かよちん、真姫ちゃん行こう!」


花陽「うん…」


真姫「…」


にこ「真姫ちゃん…さっきから黙ってるけど大丈夫?」


真姫「…えぇ…大丈夫よ」


希「こんな状況やけど、無理せんようにな」


真姫「ありがとう、また後で会いましょう」

~体育館~

ガヤガヤ ザワザワ


穂乃果「あっ!海未ちゃーん!ことりちゃーん!」


海未「穂乃果!大丈夫でしたか?」


ことり「よかったぁ、穂乃果ちゃん無事だったんだね」


穂乃果「うん!先生にお説教されてたらいきなり外が騒がしくなって、そしたら赤い雨が降っててビックリしたよ…」


ことり「携帯も繋がらないし…これからことり達どうなるんだろう…」


穂乃果「大丈夫だよ!」


ことり「え?」


穂乃果「大丈夫だよ!なんだかそんな気がするんだ!」


海未「まったく穂乃果は…ですが先程より心が軽くなりました」


ことり「ことりも、穂乃果ちゃんが大丈夫って言ってくれたお陰で本当に大丈夫な気がしてきた!」

穂乃果「えへへ、あっ理事長きたよ!」


理事長「みなさんも知っての通り、事態はあまり好ましくありません…ですがだからこそ皆さんが冷静になって行動しなければなりません、今職員教員が全力をもって救助の連絡を送っています、皆さんはこれから各自の教室で次のアナウンスがあるまで待機してください」


理事長「皆さんに不安な想いをさせてしまい本当にごめんなさい…」



ことり「お母さん…」


穂乃果「理事長…凄く辛そうな顔してるね…」


海未「無理もありません…誰もこんな事態になるなんて想像出来ませんし、みんなを助けるために必死なんですね…」


穂乃果「そうだよ!私達でどうにかしようよ!」

海未「正気ですか!?私達が行動したところで何ができると言うのですか?」


穂乃果「でもこのまま何もしないなんてできないよ!!」


ことり「ことりも行く!」


海未「ことりまで!?」


ことり「穂乃果ちゃんは大丈夫って言ってくれた!それにこれ以上皆が辛そうにしてるの見たくない!」


海未「っ…わかりました、なら私も同行します!ただし少しでも危険と感じたら逃げることです!わかりましたね」


穂乃果「ありがとう!海未ちゃんことりちゃん!」


ことり「みんなと一緒なら怖くないよ!」


穂乃果「それじゃ皆が教室に移動するタイミングで抜け出そう!」

一方その頃


教師「それじゃあ順番に教室に移動するぞー!」


真姫「(なんなのよこれ…さっきから胸騒ぎが止まらない、凄く嫌な予感がする)」


…ドクン…ドクン…


真姫「(エボルトラスターも反応し続けてるし、この学校に何が起きようとしているのよ)」




理事長「……赤い雨が降るとき、それは我等復活の前触れ…」


真姫「えっ!?」


真姫が顔をあげるとその場にいる全校生徒と教師が真姫の方を睨んでいた


モブ1「我々はこの時を長い間待ち続けた…」


教師「そして遂にその瞬間がやってきたのだ」


モブ2「我々は決して貴様らを許さない…」


理事長「今こそ我等の怨念晴らすとき…」


真姫「な、なんなのよ!あなた達は!!」


理事長「ふっふっふ……」ニヤ

真姫「くっ…いいから正体を現しなさい!!」


花陽「真姫ちゃん!真姫ちゃん!」


凛「真姫ちゃんしっかりするにゃ!」


真姫「えっ?」


花陽と凛に呼ばれ真姫がふと周りを見渡すとさっきまで睨んでいた生徒達が心配そうにこちらを見ていた


真姫「えっ?なんなのよ…」


凛「どうしたの真姫ちゃん?いきなり叫びだしたからびっくりしたにゃ」


花陽「真姫ちゃん大丈夫?」


真姫「だ、大丈夫よ…」


教師「西木野…あまり無理はするんじゃないぞ」


真姫「……はい」


……
………


穂乃果「よし!なんとか抜け出したね」


海未「はぁ、それでこれからどうするのですか」


ことり「外はまだ雨が降ってるから出られないよ…」


穂乃果「まずは校内を調べてみよう!何か見つかるかもしれない!!」


海未「それしかありませんね」


ことり「うん、それじゃ行こう」




廊下

真姫「(…さっきのは幻覚…そんなわけないわ、私にしか見えてなかったってことは相手は私の正体を知っている)」


真姫「(今度は何をしてくるのかしら…)」


教師「それじゃ皆はアナウンスがあるまで教室にいてくれ」


生徒「はい!」


真姫「(…とりあえず教室で待機してましょう)」

ガチャ
………

シーン


真姫「えっ!?みんなは?」


教室を開けた瞬間さっきまで一緒にいた生徒達が姿を消した


真姫「どうなってるのよ!?これもあいつらの仕業なの!?」


廊下に飛び出した真姫は辺りを見渡すと


花陽?「ふふっ真姫ちゃん……」


真姫「は、花陽?」


花陽?「真姫ちゃんこっちだよ……」


真姫「あ、まって花陽!」


絵里?「こっちよ……真姫…」


真姫「今度は絵里!?」


凛?「こっちこっち…」


真姫「くっ…」ダッ


呼ばれるまま真姫はついて行くとアイドル研究部の部室についた。

真姫「はぁ…はぁ、なんなのよ」


ガチャ


真姫?「いらっしゃい……真姫ちゃん」


真姫「っ!!私がもう一人」


真姫?「うふふ♪待ってたわよ…」


真姫「いい加減にしなさいよ!あなた……何者なの?」



真姫?「ふふっ」パチン




真姫と同じ姿をした何者かが指を鳴らすと辺りは禍々しい真っ赤な空間に変わり足元も崩れさった


真姫「きゃあああああああ!!!」


とっさにエボルトラスターを握った真姫は何とか自分の周りにバリアを張った


真姫「(うぅ……なによこれ、体が…思うように…)」



真姫?「ふふっふふふ…はっはははは!!!」

真姫?「かかったな西木野真姫…いやウルトラマン!!」


真姫「あ…なたは…」


真姫?「我々は…異次元人ヤプール」


真姫「や、ヤプール?」


ヤプールと名乗る者は真姫の姿から怪しく揺らめく影のような姿へと変わった

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira106930.jpg

ヤプール「我々は長い間待ち続けた、貴様ら光の者達に復讐するこの日を!!」


真姫「くっ…あ、あなた達の仕業だったのね…早くこの学校といなくなった皆を元に戻しなさい!!」


ヤプール「ふふふ、この学校は既に異次元に閉じ込めている…そしてこれを見るがいい!」


真姫の目の前に映像が写し出された、そこにはいなくなった生徒が教室で待機している姿が写し出された


ヤプール「貴様がもし余計な真似をすれば……この人間達はどうなると思う?」


真姫「くっ……何が目的なのよ」


ヤプール「言っただろう…復讐だと」


真姫「(このままじゃみんなが!)」


……
………

穂乃果「うぅ……みんなどこ行っちゃったんだろう」


海未「いきなり静かになったと思ったら、教室にいた生徒の姿が消えるなんて…」


ことり「うぅ……」


海未「ことり大丈夫ですか?」


ことり「うん…」


穂乃果「ことりちゃん!」ギュ


ことり「穂乃果ちゃん?」


穂乃果「大丈夫だよ!海未ちゃんもいるしきっと何とかなるよ!」


海未「私達は一人ではありませんよ」ギュ


ことり「二人とも…ありがとう!」



穂乃果「……」ガクガク


海未「(…少し震えて…穂乃果も怖いはずなのに私達のために)」


穂乃果「それじゃ次行ってみよ!」

ことり「あと行ってないところって何処だろう」


海未「だいたいの教室には回りましたね…」


穂乃果「ん~…あっ!あと1つ行ってない場所があるよ!」


海未「えっ?どこですか?」



屋上


穂乃果「ここだよ!」


海未「屋上……確かに行っていませんが雨が強いです、調べるには危険すぎます!」


穂乃果「でも、もうここしか」


海未「危険です!ここは諦めて教室に戻りましょう」



穂乃果「皆いなくなっちゃったんだよ!私達がなんとかしなくちゃ!!」


ことり「ことりからもお願い海未ちゃん!!」


海未「…わかりました…絶対に雨に打たれないよう慎重に行動しましょう」


穂乃果「うん!」


異次元空間


ヤプール「ふふふ…苦しいかウルトラマン?そのバリアもいつまでもつかな?」


真姫「くっ……(体の力が…変身さえできれば…)」


ヤプール「ただでは消さんぞ!貴様が大切にするもの1つ残らず破壊してやる!!お前はここでその最後を見ているがいい」


ヤプール「こい!ミサイル超獣ベロクロン!!」



ヤプールが叫ぶと怪獣が出現した


ベロクロン「グォォォオン!!!」


真姫「か、怪獣!?まさか合宿の時の怪獣もあなた達が」


ヤプール「スペースビーストあの生物は素晴らしいよ、生き物の恐怖心や憎しみを餌に自らを強化してゆく…」


ヤプール「奴等を捕獲する時、我々の怨念すらも吸収し力をつけようとしたぐらいだ…だがいずれはスペースビーストも超獣に改造する予定だがな」

ヤプール「さぁ、行けベロクロン!あの学校を破壊してしまえ!!」



真姫「っ!?や、やめて!あなた達の目的は私でしょ!なら私だけ狙えばいいじゃない!!」



ヤプール「この地球を守るウルトラマンはお前だけだ…ならば貴様を精神もろとも完膚なきまでに叩きのめし2度と立ち上がれないようにしてやる」


真姫「みんなは関係ないじゃない!!」


ヤプール「安心しろ、貴様を始末したあとはこの地球を超獣製造の前線基地にし全宇宙を支配してやる、そして元の宇宙に戻り今度こそあの憎きウルトラ兄弟に復讐を果たす!!」


真姫「お願い……みんなには…手を出さないで…」

屋上


ザァー


ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃん大丈夫?」


海未「私は大丈夫です」


穂乃果「傘とレインコートが合って良かったね」


海未「確かに…傘だけでは心許ありませんでした」


穂乃果「ん~やっぱり何もないのかな…」


海未「……やはり引き返すしかありませんね」


ことり「うん……あれ?待って二人共あそこに何かあるよ!」


ことりがそう言うと屋上の扉の屋根に不気味に光る水晶玉が浮かんでいた


海未「あ、あんなところに…」


穂乃果「行こう二人とも!」


三人が掛けられていた梯子で屋根に上ると穂乃果はその水晶玉に触れようとする

海未「穂乃果!待ってくださいもし危険なものなら」


穂乃果「う、確かに…どうしよう」


ことり「待ってて、海未ちゃんちょっと傘の中入れさせて」


ことりは自分の傘を畳むと傘で水晶を突っついてみた。

すると水晶の光が消えそのまま地面に落ちてしまった


カラン…カラン…


穂乃果「何だったんだろうこれ?」ヒョイ


海未「私達が昨日練習してた時にはありませんでしたよね」


ことり「うん」


三人が考えていると突如大きな地響きが起きた。


穂乃果「うわわわ!!な、なに!?」


ことり「穂乃果ちゃん……あれ!!」

ことりが指差す方向を見ると巨大な怪獣、ベロクロンが赤い雨の中から現れ学校の方へと向かって来ていた。


ベロクロン「グォォォオン!!!」


海未「な、何なんですかあの生き物は!!」


ことり「穂乃果ちゃん!海未ちゃん逃げよう!!」


穂乃果「あっ……うぅ……」


海未「穂乃果!しっかりしてください!!」


穂乃果「う、うん!」


三人が屋根から降り学校の中に入ろうとした瞬間、穂乃果は持っていた水晶を落としてしまった


穂乃果「あっ!?」


バリンッ!!


水晶は粉々にくだてしまった、すると赤い雨の勢いが少し弱まった



穂乃果「あれ?雨が弱くなったよ」


ことり「もしかしてあの水晶と関係が?」


海未「そ、そんな事より早く逃げないと!!」

海未がそう言った次の瞬間、ベロクロンは屋上にいた穂乃果達に気が付き向かって行った


ことり「こ、こっちに来た!!」


海未「そんな…もう、助からない…」


穂乃果「……(お願い!神様、海未ちゃんとことりちゃんを皆を助けて!!)」


異次元空間


ヤプール「なっ!?異次元発生装置に異常が起きただと!?そんな馬鹿な!!」


真姫「!?(体が少し動かせる!これなら)」



ヤプール「くっ!いったい何者が」

ヤプールが映し出されていた映像を探っていると穂乃果達が水晶を壊した映像が映し出された


ヤプール「なんだと!?この小娘が発生装置を!」


真姫「(穂乃果!ことり!海未!)」


ヤプール「ベロクロンよ今すぐそいつらを始末しろ!!」


真姫「そんな事させないわ!!」


ジャキン!


異次元空間が少し弱まった隙をつき真姫は小型銃ブラストショットをヤプールに向けて発射した


ヤプール「ぐわぁぁあ!?」

>>1
ラブライブを汚す奴は消えろ

ヤプールは断末魔と共に消え
異次元空間も消滅し元の部室に戻った


真姫「はぁ…はぁ…戻ってこれた?」


真姫は窓の外を覗くと怪獣はすぐそこまで迫ってきていた


真姫「ありがとう三人とも、今度は私が皆を助ける番よ!」


真姫はエボルトラスターを鞘から引き抜きウルトラマンに変身した




「シュワッ!!」

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira105533.jpg

一旦ここまでにします

ちなみに>>2はまったく関係ありません

お疲れ様です。
2や29みたいなのは気にせずに書いてください。続きを期待して待ってます。

つまらないんだけど

スレ分けるよりは一つのスレでやった方が個人的にはいい気がするよ
まぁめげずに頑張ってくれ

読んでくださった方々本当にありがとうございます!

引き続き頑張って書いていきます

読んでくださった方々本当にありがとうございます!
引き続き頑張って書いていきます

ことり「ほ、穂乃果ちゃん!」ギュ



海未「くっ!」


穂乃果「ことりちゃん!海未ちゃん!」ギュ



ベロクロン「グォォォオン!!!」

ベロクロンが3人に腕を降り下ろした瞬間、光が3人を包み込んだ



穂乃果「うぅ………あれ?」


海未「なにが、起きたのですか?」


ことり「助かったの?」


海未「あ、あれは!」


穂乃果「光の……巨人」



「グゥ……シュワッ!!」


3人が顔をあげるとウルトラマンがベロクロンの腕を掴み押さえ付けていた

そしてベロクロンを蹴り飛ばし学校との距離を遠ざけた


ベロクロン「グウウ!!」


「シュッ!!」




ヤプール「……ベロクロンもはや手加減する必要はない!この学校ごとウルトラマンを粉砕しろ!」

ベロクロン「グァァァア!!」


ベロクロンは体全身からミサイルを発射しウルトラマンと学校を狙う
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira107212.jpg

ウルトラマンはジュネッスの姿になるとメタフィールドを展開しベロクロンと発射された全てのミサイルを閉じ込めた。



ことり「あ、あれ?消えちゃった」


海未「あの怪物と光の巨人はなんだったのでしょう……」


穂乃果「……ウルトラマン…」


海未「え?」


穂乃果「そうだよ!あれはウルトラマンだよ!!」


ことり「ウルトラマン?」


穂乃果「うん!」


海未「それは穂乃果がつけた名前ですか?」


穂乃果「ん~穂乃果がつけたって言うより知ってたっていうのかな?」


ことり「し、知ってた?」


穂乃果「うん!始めて見た瞬間に頭の中にあれはウルトラマンだって」


海未「よくわかりませんね」

ことり「う~ん……あっ!雨が上がったよ!」


3人が話していると赤い雨が上がり太陽が姿を現した、するといままで異次元に閉じ込められていた生徒が全員学校に戻ってきた

穂乃果「みんなの声が聞こえる!」


ことり「よかった!みんな帰ってきたんだね!」


ガチャ


絵里「穂乃果!海未!ことり!」


穂乃果「あっ!絵里ちゃん!」


希「よかった!ほんま心配したんよ」


ことり「希ちゃんも無事だったんだね」


アナウンス「皆さん理事長よりお話しがあります校内の生徒は体育館にお集まりください!」



絵里「行きましょう」


ことり「うん!」


穂乃果「海未ちゃーん!早く早く!」


海未「今行きます!」


海未「……(ウルトラマン…)」

メタフィールド


「ディィィイア!!」


ベロクロン「グォォォオン!!!」



ベロクロンが発射するミサイルを空中で回避するウルトラマン

しかしミサイルが腕にかすり体勢を崩してしまう


「グゥ!」


ベロクロン「グォォォオン!!!」


体勢を崩したウルトラマンにミサイルが襲い掛かる


「デュァァア!!」


ウルトラマンに全てのミサイルが命中し地面に落ちてしまった


「ハァ……ハァ……」

ヤプール「貴様が異次元から抜け出した時から既に体力は限界のはず…もはや戦う力も残っていまい」


ピコン……ピコン……


ウルトラマンのカラータイマー(コアゲージ)が青から赤に点滅する


ベロクロン「グゥウ!グァァァア!!」


ベロクロンは全身からミサイルを発射しウルトラマンを狙う


「シュッ!ディア!」


ウルトラマンはマッハムーブを使い高速移動してベロクロンの後ろに回り込んだ


ベロクロン「グゥ?」


ウルトラマンを見失ったベロクロンを後ろから掴みあげ地面に叩きつける


「シュッ!シュワッ!!」


倒れこむベロクロンに追い討ちをかけようとした瞬間ベロクロンの口が開き中から2連装ミサイルが発射されウルトラマンに命中する


「デァア!?」

体勢を立て直したベロクロンは再び全身からミサイルを発射した、ウルトラマンも胸のエナジーコアにエネルギーを溜めコアインパルスを放った

ベロクロン「グォォォオン!!」


「ディィィイア!!」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira107213.jpg

ウルトラマンとベロクロンはお互いの攻撃を受け倒れこむ


しばらくしてベロクロンが起き上がり倒れているウルトラマンに追い討ちをかけようとする。

しかしその瞬間ベロクロンは爆発し木っ端微塵となった


ヤプール「おのれ……これで終わりだと思うなよ、今度こそ貴様の息の根を止めてやる」


ヤプールがそう言うと静かに消えていった


ウルトラマンはメタフィールドを解除すると同時に変身を解き学校の部室に戻った

学校


花陽「はぁ…怖かったよぉ」ギュ


凛「よかったねかよちん!」


絵里「それにしても何だったのかしら」


希「夢…なわけないよね」


にこ「学校の全員がみんな同じ夢見るなんてありえないわよ」


にこ「そんな事より早く真姫ちゃんを探しましょ」


海未「音楽室にいなかったのであとは部室だけになりますね」


ことり「早く!会いに行こう」


タッタッタッ!


ガチャ


穂乃果「ま、真姫ちゃん!!」


凛「倒れてるにゃ!!」

にこ「真姫ちゃん!真姫ちゃんしっかりして!!」ユサユサ


真姫「うぅ…ゆ、揺らさないで」


花陽「よかった真姫ちゃん教室にも体育館にもいなくて凄く心配したんだよ」


真姫「別に…部室が落ち着くから少し寝てただけよ…」


絵里「もう、あまりみんなに心配かけさせないの」


真姫「悪かったわ」


凛「ほらほら!早く教室に行こう!皆待ってるにゃ!」


真姫「えぇ………ぐっ…」


ことり「え?真姫ちゃんもしかして怪我してる?」


真姫「た、たいしたことないわ」


ことり「駄目だよ!一緒に保健室に行こう」

にこ「ことりの言う通りよ保健室に行って休んできなさい」


真姫「……わかったわ」


絵里「ことり、真姫をよろしくね」


ことり「うん!」




希「それにしてもウルトラマンか…」


絵里「光の巨人が助けに来たなんて、本当なの穂乃果?」


穂乃果「うん!大きい怪獣が私達を襲う瞬間パァーって光って気がついたらウルトラマンが怪獣から私達を守ってくれたんだよ!」


にこ「その話本当なの?だいたいにこ達が消えたって話から信じられないわよ」


海未「私も怪獣と光の巨人を見ました!本当です信じてください!!」


絵里「海未…あなた疲れてるのよ…無理もないわこんな状況なら」

穂乃果「海未ちゃんもことりちゃんも見たんだよ!」


にこ「それならなんでにこ達はその怪獣と光の巨人に気が付かないわけ?にこ達だってずっと教室にいたのよ」


穂乃果「それは、にこちゃん達がいなくなってて…」


花陽「私は穂乃果ちゃん達が言ってる事は本当だと思う!」


凛「凛も!」


にこ「はぁ…取り敢えずこの話は後にしましょ」


希「そうやね、今日は全員下校する事って言われたからそろそろ帰ろか」


穂乃果「帰る前に真姫ちゃんのお見舞いしに行こう!」


絵里「真姫は大分疲れてるみたいだったし…今日は止しましょ」


穂乃果「そっか…真姫ちゃん元気になるといいな」

保健室


保健先生「でもよかったわ、倒れていた生徒も全員元気になって…一応病院に行くように言ってあるから心配ないと思うけど」


ことり「真姫ちゃんの怪我は?」


保健先生「傷自体深くないから心配ないわ、ただ凄く疲れているみたいだからしばらく寝ていればよくなると思うわ」


ことり「よかったぁ」


保健先生「親御さんには連絡してあるから後で迎えが来るわ、ありがとう南さん」




真姫「(異次元人ヤプール……きっと私がウルトラマンになる前から感じていた視線は彼奴らだったのね)」


真姫「(今度、また彼奴らがきたら……皆の事、守ってみせるわ)」



つづく

次回予告


絵里「もぉ!ここ何処なのよぉ!!」


凛「凄い!凄い!凛達空を飛んでるにゃ!!」


希「す、スピリチュアルやね」


にこ「どうして部室の扉あけたら砂漠になるのよ!?」



真姫「これもあんた達の仕業ね!!早くもとに戻しなさいよ!」



次回

四次元怪獣ブルトン


一角超獣バキシム


登場

一旦ここまでにします
しばらくしたら続き書いてく予定です

まだまだ未熟ですがこれからもよろしくお願いします

続きは?

久々の更新になります

だいぶ遅れてしまい申し訳ありませんでした。

今後から更新が遅れる場合は連絡するようにします!

ヤプール編その2「四次元遊戯」


穂乃果「暇だね~」


にこ「暇ね」


凛「暇だにゃ~」


絵里「もう、三人ともどうしたのよ」


穂乃果「だってまた雨だよ~!」


にこ「こうも雨ばっかり続くとやることもなくなってくるわよ」


海未「だからと言ってだらけていてはいけません!」


凛「部室でできることはもうほとんどやっちゃったにゃ」

絵里「はぁ、困ったわね学園祭まであまり時間がないわ…」


希「えーりち!」ワシ


絵里「きゃぁぁあ!?なにするのよ希!!」


希「ふふ♪確かに時間がなくて焦る気持ちはわかるよ、でもこういう時こそ一旦落ち着いて気分転換した方がうちはいいと思うんよ」


絵里「希…そうね、最近練習のことばかりで頭が一杯だったわ…皆明日の練習は休みにするわ!各自しっかり休むように!」


全員「はーい!」



~帰り道~


ザァー

真姫「ひどい雨ね」


花陽「最近ずっとだよね」


凛「でもあの真っ赤な雨よりましにゃ!」


真姫「そうね」


花陽「うぅ…今でも信じられないよ…真姫ちゃん怪我はもう大丈夫?」


真姫「大丈夫よ、ありがとう花陽…それにしてもあの真っ赤な雨が降ってから雨の日が続くようになったわね」

花陽「明日も雨って言ってたし…なんだか憂鬱な気分になっちゃうなぁ」


凛「あぁ!!」


花陽「ピャー!?どうしたの凛ちゃん!!」ビクッ


真姫「いきなり大きな声だしてどうしたのよ?」


凛「博物館行こうよ!」


真姫「え?」


凛「だから博物館にゃ!明日3人で博物館行こうよ!」


花陽「博物館?」


真姫「急にどうしたのよ凛…熱でもあるの?」


凛「熱なんてないにゃ!今度博物館でだまし絵の展覧会があるから一緒に見に行こうよ!」


真姫「そういうことね、私はいいわよ」


花陽「私も大丈夫だよ」


凛「やったー!明日が楽しみにゃー!」

その頃とある宇宙で



ヤプール「……遂に見つけたぞ…待っていろウルトラマン!今度こそ貴様の最後だ」



~翌日~

凛「んー!いい天気!!」


ザァー


凛「じゃないにゃ…」


花陽「凛ちゃんおはよう!」


凛「あ!かよちんおはようー!」


花陽「やっぱり今日も雨だね」

真姫「おはよう二人とも」


凛「真姫ちゃんも来たにゃ!」


真姫「それじゃ行きましょ」


凛「おぉー!」タッタッタ


真姫「それにしても凛が博物館に行きたいなんて言ったときはビックリしたわ」


花陽「小学生の頃に一緒に行ったことがあったんだけどその時は凛ちゃん飽きちゃったみたいでいつの間にかベンチで眠ってたなぁ」


真姫「凛らしいわね」


凛「おーい!二人とも早く~!」

~博物館~

ザワザワ


花陽「どうしたのかな?」


真姫「ん?このチラシ」


期間限定 青い隕石 大公開!!


真姫「隕石が展示されてるみたいよ」


花陽「そうなんだ、それであんなに人が集まってるんだね」


凛「二人ともそんな事より早く行こうよ!」グイッ


花陽「わわ」ズルズル


真姫「もう、そんなに引っ張らなくても行くわよ」スタスタ


ザワザワ


客1「わたし見たんです!ケースに入って展示してあった隕石が急に消えたとこ!!」


客2「私もみました!!」


客3「僕もみました!!」


スタッフ2「いったい何があったんだ?」


スタッフ1「あ、先輩!ケースに入っていた隕石が突然姿を消したんです!!」


スタッフ2「なに!?そんな馬鹿なことがあるか!!」


スタッフ1「現に本当に消えていて…」


スタッフ2「突然消えたか…とりあえず俺は館長に連絡してくる!お前はお客様の対応してくれ」


スタッフ1「はい!」


だまし絵展覧会


花陽「ねぇ、私どうなってるの!?」


凛「かよちんが魚に食べられそうになってるにゃー!?」


花陽「ダレカタスケテー」




……
………


凛「凄いにゃー!!床に大きな穴があいてるみたい!」


真姫「本当ね、ずっと見てると吸い込まれそうだわ」


花陽「ん~」


真姫「どうしたの花陽?」


花陽「この迷路どっちに行っても最初の場所に戻っちゃうなぁ」


凛「みてみて!この絵お婆さんになったり若い人になったりするにゃー!」


……
………


凛「はぁ楽しかった!」


真姫「たまにはいいわね」


花陽「ちょっと早いけどお昼にしよっか」


凛「さんせーい!…あれ?」


真姫「どうしたのよ?」


凛「あそこに何か落ちてるにゃ」


花陽「あ、本当だ!あれは…青い石?」


真姫「石にしては少し大きいわね」


花陽「何かの展示物かな?」


真姫「展示物がこんなところに転がってるとは思えないけど…」


凛「ん~凛拾ってスタッフさんに聞いてくるにゃ!」

その時


ドクン…ドクン…


真姫「!?(エボルトラスターが反応してる)」



真姫「待って凛!!その石に触っちゃ駄目!!」


凛「え?」ヒョイ


ピカッ!!


花陽「きゃ!!眩しい!!」


凛「な、なにが起きたの!?」


真姫「くっ」



……
………

部室


凛「ん…あれ、ここは?」


花陽「あ、凛ちゃん目が覚めたんだね」


凛「かよちん!大丈夫だった?」


花陽「うん!でも真姫ちゃんの姿がどこにもなくて…」


凛「えぇー!それは大変にゃ!急いで探さなくちゃ」


花陽「うん!」


凛「ところでここ何処かで見たような…」


花陽「だってここ部室だよ」


凛「だよね!通りで見覚えがあると思ったら……えぇ!?なんで凛達部室にいるの!?」


花陽「私も気がついた時にはもう部室だったよ」


凛「えっと…とりあえず真姫ちゃんを探してみよう!もしかしたら近くにいるかも!」


花陽「うん!」

その頃真姫ちゃんは


ブクブク


真姫「(うっ…苦しい、息ができない…それに凄く熱い…これもまたヤプールの仕業なの…まるでお湯の中にいるみたい…)」


真姫「……」


ザパァーン!!


真姫「ぷはぁ!!はぁ…はぁ…お湯じゃないこれ!!」


にこ「へ?」


真姫「え?」


にこ「きゃぁぁぁあ!!!!!」


真姫「ヴェェエ!?!?」


にこ「なんであんたがお風呂から出てくんのよ!!」


真姫「し、知らないわよ!私だって気がついたらここにいたのよ!」


にこ「そんなわけないでしょ!!はっ、まさかにこの事が好きすぎてお風呂場に隠れてたのね」


真姫「それこそないわよ!!それより早く服着なさい!」


にこ「お風呂はいってるのよ!急に出てきて服着なさいってなんなのよー!!」


ギャーギャー

しばらくして


にこ「それで、あんたはその博物館で見つけた青い石のせいでにこのお風呂場に飛ばされたって訳ね…」


真姫「そうよ」


にこ「うん、意味わかんないわ」


真姫「わ、私だって意味わかんないわよ!でも本当の事だし凛や花陽が何処に行ったのかもわからない…」


にこ「はぁ、わかったわよあの赤い雨のこともあったし真姫ちゃんの事信じるわ」


真姫「ありがとう!にこちゃん!!」


にこ「ふふ、それで凛と花陽の居場所がわからないんだっけ?」


真姫「えぇ、もし私みたいに何処かに飛ばされたりしてたら…」


にこ「…」ピロロロ


にこ「あ、花陽?真姫ちゃんが探してるわよ」


真姫「えぇ!?」


にこ「もう、携帯あるんだから使えばいいじゃない」


花陽[真姫ちゃん大丈夫だった?]


真姫「えぇ大丈夫よ!今何処にいるの?」


花陽[今学校の部室にいるの!凛ちゃんも一緒だよ!]


真姫「そう、無事でよかったわ!今からそっち向かうわね」ピッ


真姫「にこちゃんありがとう!」


にこ「いえいえ、それより早く行ってやんなさい」


真姫「えぇ!あとにこちゃん」


にこ「なに?」


真姫「服貸してくれてありがとう」


にこ「いいわよ別に、後でちゃんと返しなさいよね」


真姫「わかったわ!サイズが小さいから胸が少し苦しいけど」


にこ「うっさいわね!さっさと行きなさいよ!!」

ザァー

真姫「それにしても…博物館にあったあの石は何だったのかしら…嫌な予感がするわ…早く二人に合流しなくちゃ」


ドクン…ドクン…

真姫「これは!」


エボルトラスターが反応したと同時に目の前の空間が裂けヤプールが現れた



ヤプール「見つけたぞ…ウルトラマン」


真姫「ヤプール!!現れたわね」


ヤプール「感謝するぞ…お前達が地球にある片割れを見つけたお掛けで探す手間がはぶけた…」


真姫「なんの話よ?」


ヤプール「今見せてやろう…今日がお前の最後の日だ」

裂けた空間から赤い石が現れさらに博物館の方から青い石が飛んできた、形を変えた二つの石は引かれ会うように合体をしやがて巨大な物体へと姿を変えた



ブルトン「」ブルブル

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira109593.jpg




真姫「なによ、あれは…」


ヤプール「あれこそ四次元怪獣ブルトン…さぁ、早くウルトラマンに変身するがいい」


真姫「……(何か企んでるわね…)」


真姫はエボルトラスターを鞘から引き抜きウルトラマンに変身した


「シュワ!!」



ブルトン「」ブルブル


「デェヤ!」


ブルトンに攻撃を仕掛けようと近づいた瞬間ウルトラマンは空中に飛ばされていた


「シュッ!?」


慌ててブルトンの元に戻ったウルトラマン、ブルトンの様子を見るがブルトンをその場から動かずにいた

真姫「(な、何なのよこいつ…)」


「シュワ!」


ウルトラマンはエネルギー弾をブルトンに向けて発射するが放ったエネルギー弾は自分の後ろから出現し自分に命中してしまった


「ぐあああ!?」

真姫「(変なことしてくるわね…)」



ウルトラマンはジュネッスに姿を変えメタフィールドを展開しようとした、しかしその瞬間ヤプールが姿を現した



ヤプール「待っていたぞ!この瞬間を!!」


メタフィールドを展開させるため空中に放ったエネルギーにブルトンの触覚からエネルギー波がながれウルトラマンの頭上に大きなワームホールが現れた、ウルトラマンはそのワームホールに吸い込まれてしまいやがてワームホールが閉じてしまった

ヤプール「ふふふ…はっははは遂にやったぞ!!これでこの世界にウルトラマンは消えた!!あとはブルトンの力を使い地球ごと我々の異次元に引きずり込むだけ…ウルトラマンよ永遠に次元の狭間でさまよい続けるがいい!!」





真姫「(きゃぁぁぁあ!!!!!)」



……
………


にこ「真姫ちゃん花陽達に会えたかしら…ちょっと不安ね」


にこ「まぁ、みんなしっかりしてる大丈夫よね…さてにこは今週のアイドルランキングでも見てこようかしら」


ガチャ

ピシュン

凛「あ、にこちゃんにゃー!」


花陽「ほんとだ!にこちゃんも学校にいたんだね」


にこ「あら二人とも真姫ちゃんには会えたの?」


凛「真姫ちゃん来ないにゃ」


花陽「あの電話からまだ来てないの…また電話してみたんだけど繋がらなくて」


にこ「そう、まったく真姫ちゃんはどこで寄り道してるのかしら……ってそうじゃないわよ!!!」



花陽「ピャー!?びっくりしたぁ!!」



にこ「なんであんた達がここにいるのよ!」


凛「なんでって、ここは学校だよ!」


にこ「そんな事わかって……学校!?」

凛「もうにこちゃんどうしたの?」


にこ「どうしたのって…だってにこはさっきまで自分の家にいて…(そういえば真姫ちゃんも飛ばされたって言ってたけどまさかこれが…)」


花陽「もしかしてずっとロッカーの中にいたの?」


凛「かくれんぼしてたのかにゃ?」


にこ「ってそんなわけないでしょ!なんで自分の家と学校のロッカーが繋がってるのよ!私帰るわね」


ガチャ

ピシュン

にこ「……ん!?」


にこ「(何よこれ!今度は何も見えないわ!しかも体もうまく動かせない…)」ジタバタ


にこ「(ていうかもしかしてにこ横になってる?)」

にこ「ぷはぁー!!」ガバッ


ことり「ピィィィイ!?」


にこ「え、ことり?」


ことり「に、にこちゃんいつからことりのベットで寝てたの?」


にこ「別に私はことりのベットで寝た覚えは…もしかしてまた飛ばされたの!?」


ことり「大丈夫にこちゃん?」


にこ「私は平気よ…それよりことりは大丈夫なの?なんともない?」


ことり「私は別に大丈夫だよ…今日は1日部屋から出てないし…」


にこ「そう、気を付けなさい…なんだか周りの様子が変なのよ」


ことり「うん…」



にこ「ことり?」


ことり「え、あっ大丈夫だよにこちゃん!」


にこ「…ねぇ、ことりその手に持ってる手紙は何?」


ことり「な、なんでもない!なんでもないよ」ビクッ


にこ「ことり、もし元気がないのがその手紙が原因ならにこに話してみなさい」



ことり「にこちゃん…」

にこ「にこじゃ役に立てないかもしれないけど、一人で悩むよりはいいと思うわ…」


ことり「ありがとうにこちゃん…でも今は待って…後で絶対に話すから」



にこ「わかったわ…」


ことり「にこちゃん優しいんだね」


にこ「何言ってるのよ?アイドルはいついかなる時でも笑顔であるべきよ!そんな顔してないで笑顔よ」


ことり「う、うん!」


にこ「ほら、にっこにっこにー!」


ことり「に、にっこにっこにー!」


にこ「顔がひきつってるじゃない!もう一回!にっこにっこにー!」


ことり「にっこにっこにー!」


……
………

その頃絵里ちゃんの家

絵里「暇だわ……」


絵里「勉強も終わったし部屋の掃除とかもした…ご飯も食べたし…あれ、私って休日どう過ごしてたかしら?」


絵里「……」


絵里「暇だわ…ひまー!」ゴロゴロゴロ



絵里「暇すぎるわ!」ゴロゴロゴロ



亜里沙「(お姉ちゃん…床で転がって何してるんだろう……)」



絵里「こうなったら誰かを遊びに誘うしかないわね、旅は道ずれよ!」


絵里「でも誰を誘おうかしら…この雨で誘っても問題なさそうなのは……にこね」


絵里「……」ピロロロ


絵里「……」ピロロロ


絵里「」ピロロロ


絵里「出ないじゃない!」


絵里「はぁ…これからどうしようかしら…とりあえずリビングで考えましょ」



ガチャ

ピシュン


穂乃果「い、いらっひゃいまへー!」モグモグ


絵里「へ?」


穂乃果「んぐっ…ふぅ、絵里ちゃんいらっしゃい!急にきたからビックリしちゃたよ~(よかったぁ、つまみ食い見られたのが絵里ちゃんで)」


絵里「えっと……ここは穂乃果の家よね」


穂乃果「そうだよ!あれ、知らなかったっけ?」

絵里「いえ、でも私は確か自分の部屋にいたはずなのに…」


雪穂「お姉ちゃーんそろそろ交代だよ、って絵里さん!こんにちは」


絵里「えぇこんにちは」


穂乃果「そうだ!せっかく絵里ちゃん来たし穂乃果の部屋で遊ぼうよ!」


絵里「あら、いいのかしら?」


穂乃果「勿論だよ!早く行こう!」


絵里「ありがとう、それじゃお邪魔します(何だかわからないけどラッキーね)」


穂乃果「ふふ~ん♪絵里ちゃんと何して遊ぼうかな~♪」



絵里「あ、穂乃果」


穂乃果「どうしたの絵里ちゃん?」


絵里「勝手につまみ食いはダメだと思うわ」


穂乃果「ぎく!?…な、何の事でしょう?」


絵里「まったく仕方ないわね」


穂乃果「ごめんなさーい!」

再び学校


凛「真姫ちゃん遅いにゃ」


花陽「流石にこんなに遅いと心配になってくるね」


凛「待つのも飽きたし真姫ちゃん探しにいこうかよちん!」


花陽「え、探しに行っちゃうの?」


凛「うん!真姫ちゃんが来たときのためにメモ書いてっと…これでよし!さぁ真姫ちゃん探しにいっくにゃー!」ダッ



花陽「あ、待って凛ちゃん!」


ガチャ


ピシュン

海未「みんなのハート撃ち抜くぞ~♪ラブアローシュート♪ばぁん」キュルン



凛「ほぉー」


花陽「わぁ」


海未「…」


花陽「…」


凛「…」


海未「いつから見てましたか?」


凛「今来たとこにゃ」


花陽「流石海未ちゃん!!素晴らしいです!!」



海未「なんで…なんで私の部屋にいるんですかー!!」


……
………

海未「つまり教室の扉をあけたら私の部屋だったと?」


花陽「う、うん」


凛「信じてほしいにゃ!」


海未「つくならもっとましな嘘をついてください、そんなことあるわけありません」


凛「ほんとなんだにゃ!」


花陽「海未ちゃんに嘘なんてつかないよぉ」


希「そうや!二人が言ってることは全部本当のことや!」バン!


海未「きゃぁあ!!の、希!いつからタンスにいたんですか!?」


希「今飛ばされてきたんや」


海未「と、飛ばされたって何を言ってるんですか?」


凛「海未ちゃんも試しに扉開けてみたらわかるんじゃないかにゃ?」

海未「……」ガチャ

ピシュン




にこ「にっこにっこにー!」


ことり「に、にこちゃんまだやるの?」


にこ「何言ってるのよ?まだまだこれからよ!!」


ことり「ふぇぇえん」



ゴソゴソ


ことり「ピィィィイ!?」


にこ「な、なに!?」


ことり「私のベットまた動いてる」


にこ「なんなのよ!」


ジタバタ



海未「ぷはぁー!あ、あれ?」



にこ「海未!」


ことり「海未ちゃん!」


海未「ど、どういうことですか!?私は自分の部屋で」



にこ「あんたも飛ばされてきたのね」


海未「え、じゃあにこもなのですか?」

にこ「そう、気がついたら学校でその後ことりの部屋よ」


海未「では凛達が言ってたことは本当だったんですね…」


ゴソゴソ



凛「にゃー!」


花陽「うわわ!今度はどこ?」



ことり「凛ちゃん!」


にこ「花陽!」


凛「やっとみんなのところに行けたにゃ~」

花陽「はぁ…よかったぁ」


ことり「(私の部屋って皆を引き付ける何かでもあるのかな?)」


にこ「あんた達どこ飛ばされてたのよ」


凛「サバンナ?」


にこ「えぇ」



ガチャ

穂乃果「お待たせ!お饅頭持ってきたよ~!…あれ?」



ことり「穂乃果ちゃん!」


穂乃果「あれー!みんないつの間に集まったの?絵里ちゃんは?」


海未「ここはことりの部屋ですよ…穂乃果も飛ばされたのですね…」


穂乃果「え?飛ばされた?…まぁいっか!みんなお饅頭食べよう!」


凛「わーい!」


花陽「いただきます!」


海未「まったく穂乃果はマイペースですね」モグモグ


にこ「あんたも普通に食べてるわね」


……
………


にこ「それで今のとこわかることは扉を開けると何処かに飛ばされるってことよね」



海未「にわかに信じられませんね」


花陽「でもこうして皆集まれてよかったよね」


ことり「まだ来てないのは絵里ちゃんと希ちゃんと真姫ちゃんだね…この原因ってなんだろう」



希「それはうちが説明するよ!」ヌッ


凛「希ちゃん今度はことりちゃんのベットの下から出てきたにゃ!!」


にこ「ほんと神出鬼没ね」


希「スピリチュアルやろ♪」


希「よいしょっと…この何処かに飛ばされる原因なんやけどこれを見てみ」ピッ


アナウンサー「突如出現した謎の巨大生物はその場を動かずにただじっとしているようです…もう少し近づいてみます……」

ピシュン

ザッ…ザァー

しばらくお待ちください



にこ「な、何なのよあれ!」

穂乃果「外にあんなのいたんだね、全然気がつかなかったよ」


花陽「じゃあこの飛ばされる原因って」


希「おそらくこの子が元凶やね」


にこ「あんなのどうすればいいのよ」


凛「いなくなるまで待つとか?」


海未「待って消えるとは思えませんね…」


穂乃果「なら私達で解決しようよ!」


にこ「私達でどうにかできる問題じゃないでしょ!」


穂乃果「できるよ!まずはここから移動しよう!」


海未「はぁ…まったく穂乃果は」


ことり「穂乃果ちゃんらしいね」


にこ「ちょっと!本当に私達でどうにかする気なの?」


凛「じっと待ってても仕方ないにゃ!」


希「にこっち、覚悟決めるんやで!」


にこ「あぁもうわかったわよ!」


……
………

希「飛ばされても一緒にいられるように手を繋ご!」


にこ「こんなので大丈夫なの?」


凛「今はやるしかないにゃ!」


穂乃果「それじゃ扉開けるよ!せーの」


ガチャ

ピシュン



全員「え…」


ザァァァア!!!!


全員「た、滝だぁぁぁあ!?!?」


にこ「なんでこうなるのよぉぉお!」


穂乃果「お、落ちるぅぅう!!」



全員「きゃぁぁぁあ!!!」



ピシュン

絵里「穂乃果遅いわね…どうしたのかしら…」



絵里「……穂乃果?大丈夫なの?」


シーン


絵里「まさか、何かあったんじゃ!!」ダッ


ガチャ

ピシュン


「うわぁぁぁあ!!!!」


絵里「えぇ!?」


ドンガラガッシャン!!



穂乃果「いたたた…あ!絵里ちゃん!!ただいま!」


絵里「いったぁ…穂乃果…それに皆も…いったいどうしたのよ?」


説明中


絵里「なるほど…そんな事があったのね」


凛「これであとは真姫ちゃんだけにゃー!」


にこ「早いとこ見つけてあげましょ!」

穂乃果「よーし!それじゃ行くよー!」


「おー!!」

ガチャ

ピシュン

海未「今度は何処ですか?」


花陽「知ってる場所ならいいんだけど…」


ことり「ここは部室みたいだね」


凛「凛が書いたメモが置きっぱなしってことは真姫ちゃん学校には来てないみたいにゃ」


希「これはもう一度移動した方がいいかもしれんな」


ガチャ

ピシュン


絵里「こ、ここは!?」



にこ「なんで今度は砂漠なのよぉぉお!!!」


穂乃果「うぅ…暑い…」


絵里「ここは引き返すしかないわね」


ことり「ね、ねぇ…扉がないよ…」


花陽「それじゃもう移動できないの!?」


希「滝の時もうちら移動できたんや!今は歩こう」


にこ「はぁ…にこ達がどうしてこんな目に遭わなきゃいけないのよ…」


ジリジリ


凛「ふぅ…頭がクラクラしてきたにゃ…」


海未「凛…大丈夫ですか?」


凛「うん…」


にこ「もう!オワシスの一つくらいあってもいいじゃない!」


希「にこっち…叫んでると体力持たんで」


にこ「はぁ…」


穂乃果「あれ、皆あれなんだろう!」


にこ「オワシスでも見つけたの!?」


穂乃果「違うよ!空だよ空が赤くなってく!」


花陽「あ、赤い空間が空を食べてるみたい…」


絵里「遂に幻覚でも見え始めたのかしら」

ズボッ

絵里「え?」


ズブブッ


ことり「え!?なにこれ」


希「こ、これは流砂や!!」


凛「流砂ってあの飲み込まれちゃうやつ!?」



にこ「いやぁぁあ!まだ死にたくないわよぉぉお!!」


希「落ち着くんや!流砂っていっても実際は完全に沈む訳じゃないんや」


穂乃果「え、そうなの?」


海未「そうだったのですね、勉強になります」


希「ただ…」


にこ「ただ?」


希「抜け出すのが凄く難しいんやけどね…」



にこ「それって結局危険じゃない!!」


凛「んー!!本当にゃ!全然抜けない!!」


絵里「これからどうすればいいのかしら…」

その頃


ヤプール「全ての準備は整った…あとは異次元空間が地球を飲み込むだけだ」



ブルトン「」ブルブル




リポーター「巨大生物は依然として動きません!しかしこの生物の影響でしょうか、今世界中で混乱が起きています!」



……
………

凛「うぅ…足が疲れてきたにゃ…」


にこ「私も…そろそろ限界…」


希「座ったらその分体が沈んでしまうで…」


花陽「うぅ…誰か助けぇ」


にこ「真姫ちゃんは大丈夫なのかな…」


海未「私達見たいにひどい目に遭っていなければいいのですが」

ズル

にこ「きゃあ!」


希「にこっち大丈夫!?」


にこ「ごめん!バランス崩しちゃって」


凛「にこちゃんが少しずつ沈んでってるにゃ!?」


にこ「にこは大丈夫だから自分の事心配しなさい!」


穂乃果「…助けて…お願い…ウルトラマン!!」

その時


バチバチ

絵里「え!?」


にこ「今度はなによ!」


空中にワームホールが開きそこから光と共に銀色の巨人が降り立った


「シュワッ!!」

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira105533.jpg



海未「あの巨人は学校の時に助けてくれた」


穂乃果「ウルトラマン!!」


にこ「う、うそでしょ!?」


穂乃果「ほらにこちゃん!ウルトラマンは本当にいたでしょ」


にこ「え、えぇ!?」


ことり「私達を助けに来てくれたんだ!」


「シュッ!」

ウルトラマンが穂乃果達に手をかざすと少女達は光に包まれた。
気がつくと少女達はウルトラマンの手のひらにおり空を飛んでいた


凛「凄い!凄い!凛達空飛んでるにゃ!!」


花陽「凛ちゃん大人しくしてないと危ないよ」


海未「また助けられてしまいましたね」


穂乃果「ほらほら!にこちゃん!!ウルトラマンは本当にいたでしょ!」


にこ「わかったってば!悪かったわね疑って」


穂乃果「ふふん♪」


絵里「それにしても何処に連れていく気かしら」


希「うちらのよく知ってるところだと思うよ」


絵里「どうしてわかるの?」


希「そんな気がするだけや♪」


ことり「みんな!学校が見えてきたよ!!」

ウルトラマンは穂乃果達を学校の屋上に降ろすと再び飛び立ちブルトンの元へと向かった



「シュワッ!!」



ヤプール「なに!?貴様どうやって次元の狭間から抜け出した!!あそこは例えウルトラマンでも簡単には脱出はできん!!」


真姫「(あなたに良いことを教えてあげるわ!ウルトラマンに不可能はないのよ!)」


ヤプール「ぐっ…ならばもう一度次元の狭間に送ってやる」


真姫「(同じ手には何度もかからないわよ!)」


ウルトラマンはジュネッスの姿に変わるとメタフィールドをブルトンに向けて放った、するとブルトンが発射したエネルギー波とぶつかりブルトンの目の前にワームホールが発生しブルトンを飲み込み閉じてしまった



ヤプール「ば、馬鹿な!?」


真姫「(これであんたの企みも終わりよ!)」


ブルトンが消えたことにより地球を飲み込もうとしていた異次元に力がなくなり消滅していった

ヤプール「おのれ!!こうなれば我々の手で貴様を始末してやる!やれバキシム!!」


ヤプールが叫ぶと空が割れ超獣が現れた


バキシム「ギギィィイ!!」

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira109727.png

「ヘアッ!」

ウルトラマンは再びメタフィールドを展開しバキシムを閉じ込めた



リポーター「あの銀色の巨人と怪物はなんだったのでしょう……」



メタフィールド


「シュワッ!!」



バキシム「ギギィィイ!!ガガッ!!」


バキシムは両腕から火炎放射を放っちウルトラマンを襲う
しかしウルトラマンはバキシムの後ろに回り込むとバキシムを持ち上げ投げ飛ばした


バキシム「ギギィィイ!!」


「シュ……シュワッ!!」


ウルトラマンは竜巻を発生させる技ネクサスハリケーンを使いバキシムの動きを封じた


だがバキシムは鼻からレーザーを放ちそれがウルトラマンに命中する


「ぐぁっ!?」


ウルトラマンは体勢を立て直すとオーバーレイシュトロームを放ちバキシムを木っ端微塵にした



辺りを見渡すとヤプールの姿はすでに消えていた


真姫「(危なかったわ……ありがとう)」


……
………


翌日


真姫「もう、これでいいでしょ?」


凛「まだお代わりするにゃー!」ズルズル


真姫「そんなに食べると太るわよ」


花陽「っ!?」ビクッ


凛「だって疲れたから帰って寝てたなんて酷いにゃー!凛達真姫ちゃんの事凄く心配で探し回ってたんだよ」


真姫「悪かったわよ…だからこうしてラーメン奢ってるでしょ」


穂乃果「真姫ちゃんご馳走さまー!」


にこ「まったく心配かけさせないでよね」モグモグ


絵里「にこもかなり心配してたわよ」


にこ「心配なんてしてないわよ!」


希「まったく相変わらず素直じゃないなぁ~にこっちは」


にこ「う、うるさーい!!」


続く

次回予告


ことり「ごめんね…穂乃果ちゃん…言い出せるタイミングが…なくて」


海未「あなたがそんな人だったなんて思いませんでした!!」


にこ「あんたが本気だから…だからにこはついてきたのよ!!」


真姫「まだ…終わらない…終わりたくない…μ'sは終わらないわ!!」



「見つけたぞ……私の器を…」


次回


異次元超人ネクサスキラー

登場

おまけ


次元の狭間


真姫「(きゃぁぁぁあ!!!!!)」



グワンッ!!



真姫「(う、宇宙空間に出たわ…って誰か目の前にいる!飛ばされた勢いで止まらない!!ぶつかる!!)」





???「ん?いっでぇぇぇえ!?!?」ドシーン!!

真姫「(いったた…)」ズキズキ



???「いきなり何なんだよ!」


???「そんないきなり突っかかる言い方はあなたの悪い癖ですよ…大丈夫ですか?」


真姫「(え、えぇ)」


???「おいおい!こっちにいきなり突っ込んできたのはそっちだぜ!ミラちゃんは相変わらずお優しいこって」

???「何かあったのか?…お前は!」


真姫「(あなたのその姿…まさかウルトラマン!?)」


???「ん…?(なるほど、そういうことか)」



ゼロ「あぁ!俺の名はゼロ!ウルトラマンゼロだ!」

ミラーナイト「私はミラーナイトと申します、以後お見知りおきを」


グレンファイヤー「そんでこの俺がグレンファイヤー様だ!ファイヤー!」ボウ


ジャンボット「私の名前は…」


グレンファイヤー「あ、こいつは焼き鳥だ」


ジャンボット「私は焼き鳥ではないと何度言えばわかる!」


グレンファイヤー「はっはっは!冗談だって!怒るなよ」


ジャンボット「まったく…改めて私の名前はジャンボットだ」


ジャンナイン「…ジャンナイン…」


グレンファイヤー「そんでお前さんの名前は?」


真姫「(私は…この姿だとウルトラマンって呼ばれているわ)」


グレンファイヤー「いやにシンプルだな」


ミラーナイト「名前がないのですか?」


真姫「(私にもわからないわ)」


ジャンボット「色々複雑な事情があるようですね」

グレンファイヤー「名前がないなら俺が格好いいのをつけてやるぜ!」


ミラーナイト「あなたは少し黙っててください」


グレンファイヤー「なんだとぉお!?」



説明中


ミラーナイト「なるほど…そんな事があったのですね」



グレンファイヤー「それならゼロちゃんにまかせれば元の宇宙までひとっ飛びだぜ!なぁゼロちゃん!」

ゼロ「ヤプールか…親父やエース先輩から話しは聞いたことあるぜ!なんでも相当しつこいらしいな」


グレンファイヤー「へぇ…べリアルみたいな奴だな」


ゼロ「よし事情はわかった!元の宇宙まで送ってやるぜ!」


真姫「(ありがとう!助かるわ!)」


ゼロ「なに、俺も助けて貰ったからな…これで貸し借りなしだぜ」


真姫「(え?)」



ゼロ「ウルティメイトゼロ!!」


ゼロ「さぁ、掴まんな!」


真姫「(えぇ!)」


ミラーナイト「頑張ってくださいね、あなたの宇宙にも平和が訪れることを願っています」


ジャンボット「ご武運を」


ジャンナイン「…応援している…」


グレンファイヤー「今度会ったときに名前がなかったら俺が格好いいのをつけてやるよ!」


真姫「(ありがとう!またどこかで)」


ゼロ「よし…いくぜ!!」


キュイーン シュンッ!!!

真姫「(…)」


ゼロ「何か悩んでるみたいだな」


真姫「(少し…自分がどうしてこの力を手にしたのか…そもそもウルトラマンは何なのかって)」


ゼロ「そんなことか…あんた守りたい人や仲間はいるか?」


真姫「(いるわ!今はそのために戦ってるつもり)」


ゼロ「へっ!なら答えはもう出てるじゃねぇーか!」


真姫「(え?)」


ゼロ「大切な誰かを守るために戦う…俺達はずっとそうしてきた、戦うのにそれ以上の理由はいらないぜ」


真姫「(大切な誰かを…)」


ゼロ「だから今まで戦ってこれたんだろ?」


真姫「(そうね)」

ゼロ「さぁ、ついたぜ!あんたの宇宙を守ってきな!」


真姫「(ありがとうゼロ!)」


ゼロ「気にするなって!あんたなら守れるぜこの宇宙を、お前はもう立派なウルトラマンだからな!!」


真姫「(えぇ!!)」


「シュワッ!!」


ゼロ「また…どこかの宇宙で会おうぜ…ノア」



おわり

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