【ガルパン】みほ「作戦がゲスい……?」 (49)

※思いつきネタなのでかなり適当です
みほが廃校を知ったり、原作と違う点も多いです
キャラ崩壊も激しいです

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聖グロリアーナ戦

みほ「市街地に逃げましょう」

・・・
・・


みほ「では建物に向けて砲撃してください」

ドガッアアアーン
ガラガラガラガラ

ダージリン「っ!?」

オレンジペコ「ガレキが……回避しきれません!」

ダージリン「おやりになるわね。でもこれぐらいでは」

アッサム「退路を断たれました!」

ダージリン「ガレキを利用して道を……」クッ

オレンジペコ「敵フラッグ車来ます!」

みほ「撃て!」

審判「聖グロリアーナ女学園の勝利!」

ダージリン「運が良かった、というほかないわね」

オレンジペコ「はい。本当にギリギリでした」



みほ「負けちゃった……」

杏「まあ、最初にしては上出来だと思うけどねぇ」

ダージリン「まほさんとは随分違うのね」

みほ「…………」

ダージリン「あら?誉めているつもりよ?」

みほ「あ、ありがとうございます」

ダージリン「ふふっ。では、また戦いましょう」

みほ「う~ん?ちょっと思い切りが足りなかったかな……」

杏「そだね~。戦力と練度の差が出ちゃったからね」

みほ「大会初戦のサンダースも強豪だし……どうしようかな」

みほ「予備燃料を持っていく高校って実は少ないんですよ」

杏「へえ~。まあ、結構な重量があるからねえ」

みほ「はい。機動性が落ちるのに加えて、弱点部分にもなりかねませんから」

杏「なるほどね」

みほ「予備燃料を大量に持っていって持久戦をすれば、ほとんどの高校は対応できないかと」

みほ「あとは煙幕を大量に購入して常に煙の中に居ればまず逃げ切れると思います」

杏「ちょっと卑怯な気もするけど。どうしても勝たなきゃいけない理由があるしね」

みほ「そうなんですか?」

杏「うん。廃校がかかってんだよね~」アッハッハ

みほ「へえ~。じゃあ、負けられませんね」

1回戦サンダース

杏「でも、こういう視点で見てみるとルールブックで禁止されてることって少ないねえ」

みほ「そうですね。非常に高価なので手が出ませんが、無線傍受機なんかも……」ソラミアゲー

みほ「(無線傍受機があるなあ)」

杏「西住ちゃん?」

みほ「あ、いえ。実は……」コソコソ

みほ「短期決戦をしかけます!(嘘)」

みほ「陣形を大きく広げて高速で接敵してください(嘘)」

(無線傍受)

アリサ「Yes!相手をかわして後ろを取りにいくわよ」

アリサ「隊長!敵は囲んで来ると思います。即座に移動して後ろをとりましょう」

ケイ「OK!短期決戦ってわけね!一気にいきましょう!」

ケイ「……居ないわね」

アリサ「(なんでよ!?)」

みほ「作戦を変更します。煙幕は撒いた後、東に移動します(嘘)」

アリサ「(ッチ!これだからシロート集団は!)」

アリサ「隊長。敵は煙幕に隠れつつ東に行くようです」

ケイ「随分と細かい予想ね?」

アリサ「いえ、その」アセアセ

ケイ「まあいいわ。最近のあなたは勘がいいからね!乗っからせてもらうわ!」

ケイ「……居ない?」

アリサ「すみませんっ」

ケイ「予測を外すことは誰にでもあるわ!気にしないで!」

アリサ「(どういうこと?無線傍受がバレてる?)」

ケイ「それにしても煙幕が酷くて敵を視認すらできないわね」

・・・
・・


アリサ「……燃料が」

ケイ「Shit!こんな戦い方をしてくるなんて」

ケイ「残念ながらここまでね」

審判「サンダース大付属高校、全車両走行不能。よって大洗女子学園の勝利!」

みほ「運が良かったですね」

杏「確かに無線傍受を利用して敵を走り回らせなかったら危なかったかもね」

みほ「敵の作戦を利用するのって重要ですね」

杏「そだね~」

アンチョビ「まずーい!実にまずい!」

ペパロニ「え?このパスタめちゃ美味くないっすか?」

アンチョビ「違う!次の試合のことだ!」

ペパロニ「わぁ!すいません」

アンチョビ「うちにあの持久戦をする資金力は無い。燃料と玉が切れて終わりだ!」

カルパッチョ「そうですね。サンダースの様に戦えばまず必敗かと」

ペパロニ「めちゃヤバいじゃないっすか!」

アンチョビ「ああ。だからウチは速攻でいく」

アンチョビ「ノリと勢いで押し切ってやれ!」

カルパッチョ「はい!」

ペパロニ「燃えてきたー!」

アンツィオ戦

みほ「……戦車のプレート?」

梓「はい!結構リアルで騙されちゃいました、すいません!」

みほ「それ回収してくれる?」

梓「え?はい、分かりました」


アンチョビ「ペパロニの奴~!ここでミスするか!?」

アンチョビ「まあいい。少なからず時間は稼げた。奇襲にはならんが一気に強襲するぞ!」

みほ「土煙風の発煙筒とさっきの戦車プレートを一本道に配置して下さい」

みほ「う~ん?どうかな」

梓「良いと思います!敵車両が迫ってるように見えてます」

みほ「じゃあ、私たちはここで挟撃されるふりをします。カバさんチームはプレートの裏側に回って下さい」

カエサル「了解」


アンチョビ「敵フラッグ車発見!よーしフラッグ車だけを狙えー!」

アンチョビ「ん?前方に味方が居るな。上手いこと挟撃になる!チャンスじゃないか!突撃~!」

通信手「A班はそのままフラッグ車を足止めして下さい」

通信『やー、私たちそんな所に居ないっすよ?』

アンチョビ「へ?」

プレートパッカーン

おりょう「討入り成功ぜよ」

みほ「私たちはこのまま通り抜けます。カバさんはフラッグ車に砲撃して下さい」

アンチョビ「へ?」

ドン
シュポ

審判「アンツィオ高校フラッグ車走行不能。よって大洗女学園の勝利!」

みほ「次はプラウダかあ」

杏「しかも雪原とは運が無いよねえ」

みほ「う~ん。どうしよう」

プラウダ戦

杏「ありゃりゃ。普通に追い込まれちゃった」

みほ「そうですね。ピンチです」

プラウダ「降伏してください。3時間待つのでその間にご決断を」

みほ・杏「(ぬるいな)」

杏「おーけーおーけー。じゃ、3時間考えるね~」

みほ「じゃあ、壁を壊して抜け出しましょう」

沙織「大丈夫なの?」

みほ「うん。戦車が抜けられる穴ぐらいなら簡単にあけられるかな」

麻子「ドリルなんてどこに隠してたんだ……」

みほ「こんなこともあるかなと思ってね」

大洗一同「(こうなることを予測してたな……)」

みほ「大きな音をたてない様にね。それと優花里さんは偵察お願いします」

優花里「了解であります!」

みほ「敵の配置も分かったし、こっそり抜け出しましょう」

みほ「会長は残って試合の続行を宣言してください」

杏「りょーかい」

みほ「一応、つくってみた大洗戦車プレートもカモフラージュ用に置いておきます」

・・・
・・


プラウダ「降伏しますか?」

杏「しないよ~」

プラウダ「愚かな……。まあ、いいです」

審判「では試合を再開します」

ドンシュポ

審判「プ、プラウダ高校のフラッグ車走行不能……?大洗女子学園の勝利」

カチューシャ「はあ!?どうなってんのよ!」

ノンナ「……!」

ノンナ「敵はいつの間にか移動していたようです」

カチューシャ「そんな!?猶予を与えたせいで……?」

ノンナ「いえ、これは我々が警戒を怠ったからで……」アセッ

カチューシャ「そんなのって、そんなのってないわよ」グスッ

みほ「次は黒森峰かあ。8vs20だし勝てないかなあ」

杏「流石に戦力差が酷いからねえ」

みほ「プラウダの様に油断もしないと思いますし」

杏「う~ん」

赤星「みほさんっ!あの時はありがとうございました。みほさんが戦車道を続けてくれて嬉しいです」

みほ「……うん」ウナダレ

赤星「みほさん?」

杏「西住ちゃんはさあ、あの件で黒森峰で居場所を奪われちゃったんだよねえ」

赤星「……それは」

杏「でもさ!西住ちゃんは大洗でまた戦車道を始めて仲間も見つけたんだよ!」

赤星「そ、そうだったんですか。良かったです……」

杏「でもね?この大会に優勝しないと大洗は廃校になって西住ちゃんもどっか行くことになるんだよ……」ウルウル

赤星「っ!?」

杏「また、西住ちゃんの居場所を奪う気なの?」

赤星「…………」

黒森峰戦

まほ「電撃戦でいく。森を突っ切って敵フラッグ車を狙え」

黒森峰「了解!」

赤星「…………」ボソボソ



杏「赤星ちゃんから連絡来たよ~。フラッグ車を先頭に森からの奇襲だってさ」

みほ「分かりました。では、全車砲塔を森の方へ向けてください」

まほ「よし。抜けるぞ!全車両砲撃準備!」

みほ「砲撃」

まほ「っ!?」

ドドドドドドドドゥーーーン
シュポ

まほ「読まれた……だと?」

審判「黒森峰フラッグ車走行不能。大洗女子学園の勝利」

杏「これで廃校にならずにすむよ」

みほ「はい!良かったです」

沙織「でもさあ……」

華「ですねえ……」

優花里「はい……」

麻子「なんというか、あれだな……」


みほ「作戦がゲスい……?」

正直、赤星さん攻めをしてみたかっただけ
不快だった方も居たと思いますが、すみません

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