御曹司「暇だしデスゲームでも開催するか」【安価・コンマ】 (94)

御曹司「おい」

黒服「はっ」

御曹司「すぐ用意をしろ」

黒服「承知致しました」

黒服「して、参加人数は?」

御曹司「そうだな……」

御曹司「>>3人にしよう」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461251285

ksk

黒服「15人ですね。ちょうど良い人数だと思われます」

黒服「では、デスゲームの内容は?」


1.様々な罠を突破する脱出ゲーム
2.様々な能力や武器を駆使して相手を倒すサバイバルゲーム
3.投票制度などを設けて特定の人物のみを殺害する心理ゲーム

↓2

御曹司「15人の中に裏切り者を紛れ込ませる……」

御曹司「『裏切り者ゲーム』にしよう」

黒服「なるほど。シンプルで良いと思います」

御曹司「メンバーは無作為に選ぶ。後は任せたぞ」

黒服「了解しました」


↓15人までキャラ作成。難しかったりするのは安価下で。テンプレは
【名前】
【性別】
【性格】
【その他】
です。

【名前】篠田胡桃(くるみ)
【性別 女
【性格】大人しいタイプだが、嫌なものは嫌だと言えるタイプ
【その他】趣味は本を読むこと。文学系少女

【名前】黒城鬼柳(こくじょう きりゅう)
【性別】男
【性格】強欲。ギャンブル狂。
【その他】ギャンブラーであちこちのカジノ荒稼ぎしている男。
命を賭けるギャンブルが好きで、このデスゲームも楽しんでいる。


2人目が無理なら向こうで

【名前】立木 広道 (たちぎ ひろみち)
【性別】男 36くらい
【性格】豪快でおおらか、バカにされても笑い返すお気楽
【その他】普段は交番で働くお巡りさん。
長らく犯罪者に関わってきた為、嘘に敏感で嘘つきが嫌い
強面だが優しい

>>21
1つだけ聞いていい?なんで15人にした?多くないか?

ダンガンロンパだってそのくらいの人数だしいいじゃない
>>1の負担はでかいけども

>>23
ただ13という数字の方がいいと思っただけ。忌み嫌う数字……だったはずだから

↓15というのは朝までに集まればいいなーって思ってのものだったんですが、すぐに集まるとは……ありがとうございます。

とりあえず参加者は

・倉井 悪夢 (クライ アム) フリーター 17歳
・鯨波 リリコ (クジナミ ーー) 高校生 16歳
・扉 アリス (トビラ ーー) 小学生 7歳
・黒城 鬼柳 (コクジョウ キリュウ) ギャンブラー 25歳
・寄木 ラウ (ヨルキ ーー) 投資家 22歳
・立花 露樹 (タチバナ ロキ) 発明家兼中学生 13歳
・雁田 深幸 (ガンダ ミユキ) 主婦 48歳
・来栖 黒 (クルス クロ) 高校生 16歳
・長江 龍 (ナガエ リュウ) 高校生 17歳
・六角 敬温 (ロッカク ユキハル) 高校生 19歳
・立木 広道 (タチギ ヒロミチ) 警察官 36歳
・リンくん 詳細不明
・三竹 宗次 (ミタケ ソウジ) 退役自衛官 70歳
・神崎 乃々香 (カンザキ ノノカ) 大学生 22歳
・麻和 春木 (アサナギ ハルキ) 会社員 29歳

となります。更新は明日から。
なお、主人公は倉井くんにします。何かとやりやすいのと、一番最初に安価してくれたキャラなので。

昨日はすいません。用事ができてしまい、帰るのが0時過ぎだったもので…………

今日の夜から細々と続けていきます。

が、とりあえず安価を。

一日目終了後に視点変更し、そのキャラの状況を見るフェイズがあるのですが、そのキャラを安価で決めます。
↓3まで。>>34から。被ったら安価下

ゆっくり
再開していきます

倉井「…………うぅん?」

目を覚ますと、僕はホールのような場所にいた。
壁、床、天井全てが白一色で、どこか無機質な感じを受ける。

倉井(病院みたいだな……いや、そんな事より)

倉井「ここは……?」

黒城「やっとお目覚めかい?」

倉井「えっ…」

黒城「おっと、失礼。君が起きるのをずっと待ってたもんでね」

倉井「僕を…………?」

三竹「全員目覚めるまで話さない、と奴が言うものでな」

倉井「や、奴って……」

立花「あれだよ。モニター」

中学生ぐらいの男の子が指差したのは、天井から降りてきているモニター。
そこには、スーツを着た切れ長の目の男性が映っている。

御曹司『やっと目覚めたようだな。待ちくたびれたぞ』

鯨波「ねーちょっと! 何でも良いから早く話してよー! 」

扉「そうだよぉ。ずっと待ってて疲れちゃったよぉ」

御曹司『済まなかったな。まさか、そこの少年だけあんなに睡眠薬が効くとは思わなかった』

六角「んなコトどうでもいいんだよ! テメェ、謝るポイントがちげぇだろうが!」

御曹司『おや? そうだったか?』

麻和「私たちも監禁している……その事について謝罪すべきだと思うよ」

倉井「か、監禁!?」

僕たち……閉じ込められてるの!?

来栖「ククク……呪われし吸血鬼である我輩を幽閉するとは、中々の手練れのようだな」

長江「ほら、アンタが俺たちを閉じ込めたせいで来栖がおかしくなっちゃったッスよ!」

来栖「安心しろ長江龍。我輩はこれ如きの邪悪に狼狽えるほど虚弱では無い」

長江「マジッスか! じゃあ安心ッス!」

御曹司『では、要点から話すとするか』

御曹司『貴様らには、僕の暇潰しに付き合ってもらう』

リンくん「えー? ぼく、そんなにひまじゃないけどー?」

御曹司『拒否権は無い。まぁ、暇潰しといってもただの暇潰しではない』



御曹司『今から貴様たちに、デスゲームをやってもらおう』



……………………は?

御曹司『詳しくは、そこにいる部下の黒服に話してもらう』

黒服「では、ルールを説明します」

倉井「ちょ、ちょっと待ってよ! 何言ってるのさ!」

六角「コイツの言う通りだ! わけわかんねぇコト言ってんじゃねぇぞ!」

黒服「御曹司様が仰ったはずです。貴方たちに拒否権は無い。拒否をするのならーー」

ガシャン

黒服「殺害します」

寄木「……………………!」

神崎「そ、そんな…………」

黒城「ふぅん。もしかして、アンタみたいなヤツらがいっぱいいるのかい?」

黒服「はい。ざっと100人はこの施設に存在します」

立木「な、なんじゃとぉ……」

黒城「なるほどね。じゃ、逆らわない方が身のためだな」

黒城「ルール説明を頼むよ」

三竹「…………いや、しかし……」

立花「おじいさん。とりあえず話だけでも聞いてみようよ。どうせ逃げられないんだしさ」

三竹「…………そうだな」

黒服「では、説明します」

黒服「ゲームの名前は『裏切り者ゲーム』。15人の参加者の中にいる3人の裏切り者を見つけ出してもらいます。

参加者は『一般市民』と『裏切り者』に分かれ、それぞれの行動をして頂きます。

『一般市民』は特に行動するべき事はありません。『裏切り者』を処刑する時の投票にのみ専念して下さい。

『裏切り者』には毎夜、御曹司様から指令が下ります。それを夜のうちにこなさなければ死にます。まぁ、難しい指令では無いのでそこで死ぬ事は無いでしょう。

投票についてですが、夕方の5時に行います。特にルール説明は必要ないですね。誰が『裏切り者』かを議論し、『裏切り者』だと思う人物に投票して下さい。

多数決によって選ばれた参加者は死にます。たとえその人物が『裏切り者』でなくても死にます。

『一般市民』も『裏切り者』も勝利条件は同じ。相手側が全員死んだら終わりです」

黒服「ご理解頂けましたか?」

倉井「……………………」

誰も何も言わない。いや、言えないんだ。あまりの展開に、みんな頭がついていかないんだ…………。

御曹司『貴様らの衣食住はこの御曹司グループの名誉にかけて保証しよう』

御曹司『…………命はしないがな? クク……』

御曹司『…あぁ、忘れるところだった。貴様らには特別なアイテムを支給する。それを使ってせいぜい頑張るが良い』

黒服「『裏切り者』への指令は明日、投票は明後日からとなります」

黒服「では、各自のお部屋までお送りしましょう。そこで、貴方たちの立ち位置やアイテムをお教えします」

【倉井ルーム】

…………一体、どうしてこんな事になったんだろう。

僕が何かしたのか? 今まで真面目に頑張ってきたはずなんだ。高校の卒業資格だって取ったし、全うなバイトで生活してる。

僕が…………何を…………

黒服「……倉井様? 聞いておりますか?」

倉井「あっ、いえ、すいません……」

…………何で謝ってるんだろう、僕。

黒服「では、再度施設の説明を」

黒服「この空間には、ホール、図書室、喫煙室、軽食スペースが存在します。あと、各自の部屋ですね。部屋にはバスルームとトイレがあります。窮屈かもしれませんが、ご容赦下さい」

黒服「次はアイテムの説明をします。貴方のアイテムは『友情のカギ』です」

これは……部屋の鍵とは違うみたいだ。

黒服「いわゆるマスターキーです。全ての個室のドアを開けられます」

倉井「!」

黒服「決して強力ではないですが……使い勝手は良いでしょうね」

黒服「最後に、貴方の立ち位置をお教えしましょう」

黒服「貴方はーー」


直下コンマ判定。内容は非公開。

黒服「ーー『裏切り者』です」

倉井「な…………!?」

ぼ、僕が『裏切り者』……!? つまり、皆を蹴落とす側って事、か…………!

倉井「そ、そんな…………ふざけるな! こんな、こんなのって…………!」

黒服「……なるほど。周りを殺して自分だけ生きたくはないと」

倉井「そ、そうだよ! こんな馬鹿げたゲームに付き合う義理なんてない!」

黒服「ーーーーじゃあ、死にますか?」

倉井「……………………ッッ!」ゾクッ!

黒服「そういう事です。貴方の働きに期待しております。では」

ガチャ、バタン

倉井「…………………………………………」

…………寝よう。寝てしまおう。
寝て、忘れてしまおう……………………

裏切り者同士は誰が裏切り者かわかるのかな?

賭け事というのは、敗けた時の代償が大きければ大きいほど燃えるものだ。安全が保障されているギャンブルほどツマラナイものはない。

つまり、命を賭けた戦い以上に燃えるものはない。

黒城「……………………」

立ち位置、アイテム、ルール全て理解した。後はどう立ち回るかだが…………

黒城「やっぱり楽しみたいよなぁ」

そうなると、俺の邪魔になりそうな奴はリストアップしておくべきだろう。

黒城「気をつけるべきは扉アリス、雁田深幸、リンくん…………このくらいか」

まだよく分かってはいないが…………この3人には気を張っておこう。

黒城「そして、もう一人…………」

あいつは危険でも何でも無いが…………このゲームを盛り上げてくれそうだ。お気に入りに入れておこう。

黒城「それじゃ、ゲームを楽しもうぜ…………」

黒城「…………倉井悪夢」

黒服「それでは、何かあればお呼び下さい」

ガチャ、バタン

寄木「…………弱りました」

まさかこんな馬鹿げた事に巻き込まれるとは。時間の無駄ですが……避けられないのであれば、

寄木「必ず勝つ。それだけです」

しかし…………このアイテムは外れですね。ワタシがイライラするだけです。

寄木「何故この段階でこんなに差が……? 単純に戦闘能力の差でしょうか」

まぁ、ともあれ。カレには死んで頂きましょう。自分だけ勝てばいいのなら、誰を殺してもいいはず。ワタシより上の存在なんてゴメンですから。

寄木「覚悟して下さい…………立木広道」

神崎「はぁ…………」

あんなボンボンの暇潰しのためにこんな事に巻き込まれるなんて…………ツイてないわ。

神崎「こんなところで死んでられないし……早いとこ盾見つけないと」

誰がいいかしら…………候補は3人ほどいるけれど……

神崎「……このアイテム、上手く使えるかしらね?」

使い方によってはかなり強いかもしれないけれど……まだ早いわ。

神崎「とりあえず、寝ちゃいましょうか」

明日からの戦いのために、ね。

【分かっている事リスト(倉井視点のため間違った情報の可能性アリ)】

[ルール]
・参加者は『一般市民』と『裏切り者』に分かれている。
・『裏切り者』は毎夜、御曹司から指令を受ける。その指令を夜が明けるまでクリアしないと死ぬ。
・夕方5時になるとホールにて議論を行い、その日に処刑する参加者を決める。選ばれた参加者は処刑される。
・参加者は一人一つアイテムを持つ。効果は人それぞれ。
・『一般市民』が全員死ぬか『裏切り者』が全員死ぬかでゲームは終わる。

[キャラ情報]
・倉井 悪夢 (クライ アム)
明るく前向きで、友達思い。17歳。フリーター。
両親から望まれない子として育てられてきたため、愛情をあまり信じられない。
親戚を転々とさせられ、現在は金の無い一人暮らしをしている。
小学校の頃にかけがえの無い親友に出会い、それから友情は信じられるようになった。今も仲は良い様子。
いつも友人から借金をしているが、本人は金より友情がモットー。
アイテムは『友情のカギ』。いわゆるマスターキー。出入り口以外の鍵を全て開け閉めできる。

・鯨波 リリコ (クジナミ ーー)
16歳。高校生。不思議ちゃん。

・扉 アリス (トビラ ーー)
ロリータ服を着たツインテールの小学生。7歳。無邪気。

・黒城 鬼柳 (コクジョウ キリュウ)
ギャンブラー。25歳。飄々としている。

・寄木 ラウ (ヨルキ ーー)
日本人と中東系のハーフ。22歳。

・立花 露樹 (タチバナ ロキ)
常にボーッとしている13歳。中学生。

・雁田 深幸 (ガンダ ミユキ)
48歳。主婦。

・来栖 黒 (クルス クロ)
男子高校生。†終焉の吸血鬼†。16歳。右目に赤のカラコン、左目に眼帯をしている。童顔。

・長江 龍 (ナガエ リュウ)
ハイテンションな高校生。17歳。

・六角 敬温 (ロッカク ユキハル)
不良気質な高校生。留年により19歳。

・立木 広道 (タチギ ヒロミチ)
強面だが、良い人っぽい。36歳。警察官。

・リンくん
名前不明の金髪の美青年。天使の笑顔で常に微笑んでいる。

・三竹 宗次 (ミタケ ソウジ)
落ち着きがあり、貫禄と寛容さを併せ持った老人。70歳。退役自衛官。

・神崎 乃々香 (カンザキ ノノカ)
優しそうな顔立ちをしたおっとりした雰囲気の大学生。22歳。

・麻和 春木 (アサナギ ハルキ)
会社員。29歳。

一日目終了で今日はここまで。二日目からは腹の探り合いになります。

質問があればどうぞ。ネタバレにならない範囲で答えます。

>>55
分かりません。そこも腹の探り合いです。

アイテムの中に1日1人だけ相手がどちらか判別とか、死んだ人間がどちらかだったか判別するような物はある?

一つ忘れてました。

二日目でコミュをとるキャラを安価で募集します。
↓3まで。被ったら安価下。
そのコンマが50以上だとそれ以外のキャラとも絡めます。

>>61
秘密ですが…………ヒントをお伝えします。

アイテムはキャラのプロフィールに応じたものを与えております。さらに、アイテムは基本的にあまり強力ではありません。使い方によっては……というものが多いです。
が、キャラプロフィールに応じて強いアイテムになってるものもあります。今回は2つくらいでしょうか。

メタ知識どれくらい使っていいんだろ


裏切り者サイドでマスターキーってかなり強くね?

主人公が死ぬバッドエンドとかあるのかな?
あと主人公が誰かを消す司令とか出たりする?

>>67
ガンガン使って下さい。役に立つかは微妙ですが……

>>68
さぁ、果たして……?

>69
進行はそんな感じです。二日目に投票時間はありませんが。
安価はキャラとのコミュの際に選択肢として登場します。それによっては展開が変わります。
更新は不定期ですが、3日は空けないようにしたいと思います。

>>71
主人公が死ぬ可能性もゼロではありませんが、主人公なのでほぼ無いですかねー。
指令に関してはそのうち。


今日の更新はお休みです。明日からよろしくお願いします。
2日目は議論タイムがないのでコミュを増やしましょう。
↓1 麻和・寄木・雁田以外のキャラ選択
コンマ50以上で他のキャラと絡める

ゆっくりやっていきましょう

~フツカメ~

【倉井ルーム】

倉井「…………夢じゃなかった」

起きたらいつもの部屋、という事は無い。やっぱりあの忌まわしいゲームをやらなくちゃいけないのか……

倉井「はぁ……」

黒服「おはようございます」

倉井「うわっ!?」

黒服「朝食をお持ちしました。どうぞ」

美味しそうなご飯だけど……突然出てこられるのは心臓に悪い。

倉井「こ、これは……大丈夫なんだよね?」

黒服「ご安心下さい。衣食住で不自由はさせませんので」

倉井「そ、そうですか……」

……まぁ、とりあえず食べようかな。

【廊下】

ご飯を食べた後、僕は特にする事もなく廊下をブラブラしていた。

と、真面目そうな男の人に出会った。

麻和「ん? 君は……」

倉井「あ、倉井悪夢です」

麻和「あぁ、そうだったね。私は麻和春木。しがない会社員さ。よろしく頼むよ」

倉井「よ、よろしくお願いします」

麻和「…………そうだね。この状況で世間話と洒落込むわけにはいかないだろう。単刀直入に聞くよ」

麻和「ーー君はどちらだ?」

倉井「!」

倉井「ぼ、僕は…………」

倉井「>>↓2」

1:僕は『一般市民』です。
2:……………………(黙っている)
3:……あなたはどうなんですか?

倉井「僕は『一般市民』です」

……本当の事を言うわけにはいかない。『裏切り者』ってバレるわけには…………

麻和「……そうか」

麻和「すまないね、朝からこんな事を聞いてしまって」

倉井「い、いえ、大丈夫です」

麻和「信じてくれないかもしれないが、私も『一般市民』だ。お互い頑張ろう」

麻和「それじゃあね」

倉井「は、はいっ」

……………………ゴメンなさい、麻和さん。









麻和「彼は『一般市民』、か」

麻和「……………………」

【廊下】

麻和さんと別れた後、僕は少し小腹が空いたので軽食スペースに向かっていた。

「ーーーー!」「ーーーー!?」

倉井「…………?」

なんだろう、誰かが喧嘩してるのかな?

倉井「誰だろう…………」

【軽食スペース】

六角「テメェ、何持ってんだよ!?」

寄木「アナタには関係ないでしょう」

六角「んだとォ…………!!」ピキピキ

倉井「あ、あのー…………」

六角「あぁん!? なんだよ!」

倉井「い、いや、何かあったんですか?」

寄木「大した事ではないわ。護身用に包丁を持っているだけよ」

倉井「ほ、包丁!?」

六角「あぁ、そうなんだよ。危ねぇだろ?」

寄木「ワタシは誰かに襲われたら肉体では勝てないの。武器を使うしかないわよ」

六角「…………チッ」

六角「なぁ、お前はどう思うんだよ?」

倉井「え、僕?」

えぇっと…………

倉井「>>↓2」

1.寄木さんの言うことも分かります。
2.六角さんの言う通りですよ。包丁は置いて下さい。
3.そうだなぁ…………(結局答えない)

倉井「そうだなぁ……………………」

六角「……………………」

寄木「……………………」

倉井「……………………」

六角「……………………」

寄木「……………………」

六角「答えねぇのかよ!!」ブチィ!

倉井「!」ビクッ

六角「チッ、ふざけやがって…………」

六角「おい、そこの女。今後一切オレに近づくんじゃねぇぞ!! 近づいたらぶっ殺すからなぁ!!」 タッタッタッ

…………行ってしまった。彼の僕に対する評価が悪くなってしまったような……

寄木「それでは、ワタシも行くわ」

寄木「じゃあね」 タッタッタッ

倉井「えっ、あ、はぁ……」

……………………マズかったかな?



【軽食スペース】

倉井「…………」

軽食スペースには、大きめの冷蔵庫、簡単なキッチン、何個かの机があった。

倉井「何か食べようかなぁ」

雁田「あら、あなたは……」

倉井「あ、どうも。倉井悪夢です」

雁田「雁田深幸です。よろしくね」

雁田「お腹空いてるの? 簡単なものなら作れるわよ」

倉井「え、でも悪いですよ…」

雁田「構わないわよ。困った時はお互い様、でしょ?」

倉井「じゃあ……お言葉に甘えて」

雁田「何が食べたい?」

倉井「>>↓2」

1.サンドイッチ
2.おにぎり
3.その他。自由安価で、軽食っぽいもの

※蜜柑……!? 軽食なんか? それ軽食なんか?


倉井「蜜柑」

雁田「え」

倉井「蜜柑が食べたいです」

雁田「そ、そう」

雁田「冷蔵庫には……あったわ。剥いてあげるわね」

倉井「ありがとうございます!」

その後、雁田さんと世間話をしながら楽しく蜜柑を食べた。

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