絵里「ゲートオープン」 海未「開放!」 【ラブライブ!×バトスピ】 (83)


・ラブライブ!×バトルスピリッツのSSです
・ラブライブ!本編の一部の出来事を突然のバトスピで決めちゃうSSです
・話の中のバトルにミスがあった場合はご指摘お願いします
 そのバトルはそのまま続けますが、次回以降に役立てようかと思います

前回→希「ゲートオープン」 凛「開放!」【ラブライブ!×バトスピ】
希「ゲートオープン」 凛「開放!」【ラブライブ!×バトスピ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442910158/)

今まで保守してくれてた方達には申し訳ないです
では始めていきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460898941


前回のラブライブ!×バトスピ!


凛「アイドルバトラー研究部のビデオの撮影で、密着取材を受けることになった凛達!」


穂乃果「ありのまますぎるよ!」

海未「プライバシーの侵害です!」


凛「そんな中、初めて起きた問題が!」


にこ「リーダーには誰がふさわしいか……」

にこ「次のPVは新リーダーがセンター!」


凛「色々競ったけど、結局リーダーは決まらず……」


穂乃果「じゃあいいんじゃないかな? なくても」


海未「いえ、もう決まってますよ」


穂乃果「じゃあ、始めよう!」


凛「そんな時、なにやら大変な事が!」


花陽「大変です!」バンッ

穂乃果「えっ?」
凛「えっ?」

花陽「ラブライブです! ラブライブが開催される事になりました!」


穂乃果「えっ!? ラブライブ!?!?」


穂乃果「……」

海未「……」

ことり「……」

花陽「……」

凛「……」


穂乃果「……って、何?」


花陽「スクールアイドルカードバトラーの甲子園……それがラブライブです!」

花陽「エントリーしたスクールアイドルカードバトラーの中から、このスクールアイドルカードバトラーランキング上位20名までがライブに出場!」

花陽「ナンバーワンを決める大会です!」

花陽「噂には聞いていましたけど、ついに始まるなんて……!!」

穂乃果「へぇ~」

海未「スクールアイドルカードバトラーは全国的にも人気ですし……」

凛「盛り上がる事間違いなしにゃ!」

花陽「今のランキングから上位20組となると……」

花陽「1位のA-RISEは当然出場として……2位3位は……いや、バトスピがかなり強いとされている4位も……」

花陽「まさに夢のイベント! チケット発売日はいつでしょうか……!!」

花陽「初日特典は……!!」

穂乃果「花陽ちゃん、見に行くつもり?」

花陽「むっ!!!」キッ

花陽「当たり前です!」バンッ

花陽「これはアイドルバトラー史に残る一大イベントですよ!!?」ドンッ

花陽「歌うアイドル! 踊るスピリット!! 見逃せません……!!」

真姫「アイドルの事になると、キャラ変わるわよねぇ」

真姫(まあ、バトルでも変わってるんだけど……)

凛「凛はこっちのかよちんも好きだよー!」


穂乃果「なんだ、私てっきり出場目指して頑張ろうって言うのかと思った~」

花陽「ううぇぇぇええええ!?!?!?」

花陽「そ、そんな……私達が出場なんて恐れ多いです!!」

真姫「キャラ変わり過ぎ~」

凛「凛はこっちもかよちんも好きだよ!」

ことり「でも、スクールアイドルカードバトラーやってるんだもん!」

ことり「目指してみるのも悪くないかも!」

穂乃果「ていうか、目指さなきゃダメでしょ!!!」

真姫「そうはいっても、現実は厳しいわよ?」

海未「ですね……」

海未「確か、先週見た時はとてもそんな大会に出られるような順位では……あっ」カタカタ

海未「穂乃果、ことり!」

穂乃果「?」
ことり「?」

穂乃果「ああっ、すごい!!」

ことり「順位が上がってる!」

真姫「嘘っ!!」ガタッ

凛「どれどれ~?」

ことり「急上昇のピックアップスクールアイドルカードバトラーにも選ばれてるよ!!」

穂乃果「ホントだ!!」

穂乃果「ほら、コメントも!」

穂乃果「新しい曲、カッコよかったです!」

穂乃果「7人に増えたんですね!」

穂乃果「いつも一生懸命さが伝わってきて、大好きです!」

穂乃果「ありがとうございました、いいダンスでした!」

凛「うわ~!! もしかして凛達、人気者!?」


真姫「……そのせいね」

凛「?」

真姫「最近……」


モブバトラー「あ、あの写真いいですか!?」

真姫「……」

真姫「えっ!?」

真姫「い、いやっ……」

モブバトラー「えぇ……」ションボリ

真姫「あ、あの……」

パシャリ


ことり「出待ち!?」

穂乃果「嘘……私、全然されてない……」パリーン

花陽「そういう事もあります!」

花陽「アイドルバトラーというのは残酷な格差社会でもありますから……」

穂乃果「うぅ……」チーン

凛「でも、写真なんて真姫ちゃん随分変わったにゃー!」

真姫「わ、私は別に……」

凛「あ、赤くなったにゃー!」

真姫「む」チョップ

凛「にゃあ!?」パリーン

凛「痛いよー!」

真姫「あんたがいけないのよ!」


ガチャ

にこ「皆、聞きなさい! 大ニュースよ!!」ドン!

穂乃果「あ、にこ先輩」

にこ「ふっふっふっ……」


にこ「聞いて驚くんじゃないわよ……今年の夏、ついに開かれることになったのよ!!」



にこ「スクールアイドルカードバトラーの祭典!!!!」



ことり「ラブライブ……ですか?」

にこ「……」


穂乃果「……」

穂乃果「……っ!」スッ

真姫「どう考えても、答えは見えているわよ」

凛「学校の許可? 認められないわ!」

穂乃果「だよね~」

穂乃果「でも、今度は間違いなく生徒を集められると思うんだけど……」

にこ「そんなの、あの生徒会長に関係ないでしょ」ガラガラ

海未(なぜ、教室の中から出てきたのでしょうか……?)

にこ「私らの事目の敵にしてるんだから」

花陽「ど、どうして私達ばかり……?」

にこ「それは……はっ!?」

にこ「学校内での人気を私に奪われるのが怖くて……!?」

真姫「それは無いわ」

にこ「ツッコミ早っ!?」

真姫「」ガラガラ

海未(仮にも上級生に対して凄い事をしますね……)


真姫「もう許可なんてとらずに勝手にエントリーしちゃえばいいんじゃない?」

花陽「駄目だよ! エントリーの条件に学校の許可を取る事ってあるもん」

真姫「直接理事長に頼んでみるとか……」

穂乃果「えっ、そんな事出来るの!?」

海未「確かに、部の要望は原則生徒会を通じて、とありますが」

海未「理事長の所に直接行く事が禁止されているという訳では……」

真姫「でしょ? 何とかなるわよ!」

真姫「親族もいる事だし」

ことり「?」


穂乃果「……」ゴクン

理事長室のドア「フフフ、怖いか?」

穂乃果「さらに入りにくい緊張感が……!!」

真姫「そんなこと言ってる場合?」

穂乃果「わかってるよ!」

ガチャ

副会長「あれ? おそろいでどうしたん?」

穂乃果「!」

生徒会長「……」

穂乃果「!!? 生徒会長……!!」

にこ「タイミング悪……」

生徒会長「……何の用ですか?」

穂乃果「……」

真姫「理事長にお話があって来ました」

生徒会長「各部の理事長への申請は、生徒会を通す決まりよ」

真姫「申請とは言ってないわ、ただ話があるの」

穂乃果「真姫ちゃん、上級生だよ」

真姫「っ……!」

コンコン

真姫「?」
穂乃果「?」

理事長「どうしたの?」


真姫「……」(聞き耳態勢)
花陽「……」(聞き耳態勢)
凛「……」(聞き耳態勢)


理事長「へぇ、ラブライブねぇ」

海未「はい、ネットで全国的に中継されるようになっています」

ことり「出場すれば、学校の名前を皆に知ってもらう事になる思うの!」

生徒会長「私は反対です」

ことり「!?」
海未「!?」
穂乃果「!?」

生徒会長「理事長は、学校の為に学園生活を犠牲にするような事はすべきではないと仰いました」

理事長「そうねぇ……でもいいんじゃないかしら?」

理事長「エントリーするくらいなら」

生徒会長「っ……!!」

穂乃果「本当ですか!?」

理事長「ええ」


生徒会長「ちょ、ちょっと待ってください!」

生徒会長「どうして彼女達の方を持つんです!?」

理事長「別にそんなつもりはないけど……」

生徒会長「だったら、生徒会も学校を存続させる為に活動させてください!」

理事長「……それは駄目」

生徒会長「……意味が分かりません」

理事長「そう? 簡単な事よ?」

生徒会長「っ……!!」

生徒会長「……失礼します」スッ

副会長「えりち!」

ガチャ


にこ「ふん、ざまあみろってのよ」

理事長「ただし、条件があります」

皆「?」

理事長「勉強が疎かになってはいけません」

理事長「今度の期末試験で一人でも赤点を取るような事があったら、ラブライブへのエントリーは認めませんよ」

理事長「いいですね?」

穂乃果「ええっ!?」

ことり「まあ、流石に赤点はないと思うから大丈夫……かと……」

凛「あうぅ……」orz

にこ「……」orz

穂乃果「……」orz

ことり「あ、あれ……?」



理事長「もちろん、バトスピもですからね」

穂乃果「」パリーン

凛「」パリーン

海未「穂乃果はともかく、凛も駄目なんですか?」

花陽「凛ちゃんの場合、ムラが大きすぎて安定しないというか……」

真姫(あの得体の知れないデッキじゃそうなるわよねぇ……相手しててもそう思うし)

副会長(一難去ってまた一難やね)


穂乃果「大変申し訳御座いません!」

凛「ません!」

海未「穂乃果……小学校の頃から知ってはいましたが……」

穂乃果「数学だけだよ!!」

穂乃果「ほら、小学校の頃から算数苦手だったでしょ?」

花陽「七四?」

穂乃果「二十……六?」ユビオリ

海未「……かなりの重傷ですね」

花陽「凛ちゃんは?」

凛「英語!」バン

凛「英語だけはどうしても肌に合わなくて~!!」

花陽「む、難しいよね……」

凛「そうだよ! 大体凛達は日本人なのにどうして外国の言葉を勉強しなくちゃいけないの!」

真姫「」バン!

凛「!?」

真姫「屁理屈はいいの!」

凛「ま、真姫ちゃんこわいにゃ~」(震え声)


穂乃果「大変申し訳御座いません!」

凛「ません!」

海未「穂乃果……小学校の頃から知ってはいましたが……」

穂乃果「数学だけだよ!!」

穂乃果「ほら、小学校の頃から算数苦手だったでしょ?」

花陽「七四?」

穂乃果「二十……六?」ユビオリ

海未「……かなりの重傷ですね」

花陽「凛ちゃんは?」

凛「英語!」バン

凛「英語だけはどうしても肌に合わなくて~!!」

花陽「む、難しいよね……」

凛「そうだよ! 大体凛達は日本人なのにどうして外国の言葉を勉強しなくちゃいけないの!」

真姫「」バン!

凛「!?」

真姫「屁理屈はいいの!」

凛「ま、真姫ちゃんこわいにゃ~」(震え声)


真姫「これでテストが悪くてエントリー出来なかったら恥ずかし過ぎるわよ!」

凛「そうだよね……」

真姫「やっと生徒会長を突破したっていうのに……」

にこ「ま、まったくその通りよ!」

にこ「あ、赤点なんか絶対取っちゃ駄目よ!」

ことり「……にこ先輩、成績は?」

にこ「ににににこぉ!?」

にこ「に、に……にっこにっこにーがあ、赤点なんてと取るわけないでしょう!?」

海未「……動揺し過ぎです」

海未「とにかく、私とことりは穂乃果の」

海未「花陽と真姫は凛の勉強を見て、弱点教科をなんとか底上げしていく事にします」

真姫「まあ、それはそうだけど……にこ先輩は?」

にこ「ええっ!? だ、だから言ってるでしょにこはぁ~」

ガチャ


???「それはウチが担当するわ」

にこ「希?」

穂乃果「いいんですか?」

にこ「言ってるでしょ! にこは赤点の心配なんて……」

副会長「ふふふ」バッ

皆さん「!?」

にこ「!?」ガシッ

副会長「嘘つくとわしわしするよ?」フフフ

にこ「……わかりました、教えてください」

副会長「よろしい」

穂乃果「よし、これで準備は出来たね! 明日から頑張ろう!」

凛「おー!」

海未「今日からです」

穂乃果「」パリーン
凛「」パリーン

副会長「あ、バトスピに関しては本当ならにこっちが見た方がいいと思うんだけど」

副会長「にこっちは勉強優先になると思うからそっちで見てあげてな?」

海未「はい、元よりそのつもりです」ニッコリ

穂乃果(いけない……あの笑顔は私がブレイドラになるくらい鍛えぬく時の目だ……)

真姫「ええ、まかせて」ニッコリ

凛(なんだろう……まるでにこ先輩がアルティメットを引いてきた時のような悪寒が)


凛「う~これが毎日続くのかにゃ~……?」

真姫「当たり前でしょ?」

凛「あ、白いご飯にゃー!!」

花陽「」ガタッ

真姫「引っかかると思ってる?」

花陽「た、炊き立てなのか~?」キョロキョロ

穂乃果「……ことりちゃん」

ことり「何? あと一問よ、頑張って!」

穂乃果「おやすみなさい」ガクッ

ことり「穂乃果ちゃん!?」

海未「まったく……」パタン

海未「ことり、後は頼みます」

海未「私は弓道部の所に行かなくてはならないので」

ことり「わかった!」

ことり「穂乃果ちゃん起きて!」


にこ「わかった! わかったから!」

海未「……ん?」

副会長「じゃあ、次の問題の答えは?」

にこ「え、えっとぉ……」

にこ「に、にっこにっこにー……」

副会長「ふふ」

副会長「フフフ……」

にこ「やめて! やめて……!!」パリーン

イヤーヤメテー! ムネダケハヤメテー!

海未「……」

海未「これで身に付いているのでしょうか……」


今回はここまでっす
明日には投稿できるかと

続き行きます


モブバトラー「じゃあねー」

海未「ごきげんよう」

ウブゲノコトリータチーモー

海未「!?」

海未(この曲……)クルッ

???「……♪」

海未(この子の端末……)

海未「サイトに上がってない所の映像まで……」

???「うわぁ!?」

海未「あ、ごめんなさい!」

???「……あ!」

???「園田海未さんですよね? μ'sの!」

海未「へ? い、いえ、人違いです!」

???「え……」

海未「……本物です」

???「ですよね!」

海未「そ、それよりその映像……」

???「はい! ライブの映像です!」

???「亜里沙はいけなかったけど、お姉ちゃんが撮影してきてくれて!」

海未「お姉ちゃん?」

亜里沙「はい!」

???「亜里沙!」

亜里沙「!」
海未「!」

亜里沙「お姉ちゃん!」

???「! あなた……」

海未「……生徒会長」


亜里沙「おまたせしました!」つ缶

海未「ありがとう」

海未「……おでん?」

生徒会長「ごめんなさい」

生徒会長「向こうの暮らしが長かったから、まだ日本の生活に慣れてない所があって……」

海未「向こう?」

生徒会長「ええ、祖母がロシア人なの」

生徒会長「亜里沙、それは飲み物じゃないの」

亜里沙「!?」ハラショー

生徒会長「別のを買って来てくれる?」

亜里沙「はい!」

生徒会長「それにしても……あなたに見つかってしまうとはね」

海未「……前から穂乃果たちと話していたんです」

海未「誰が撮影してネットにアップしてくれたんだろうって」

海未「でも、生徒会長だったなんて……」

海未「あの映像がなければ、私たちはこうしてなかったと思うんです」

海未「あれがあったから、見てくれる人も増えたし」

海未「だから 生徒会長「やめて」

海未「え?」


生徒会長「別にあなたたちの為にやった訳じゃないから」

生徒会長「むしろ逆……あなたたちのダンスや歌、そしてバトスピがいかに人を引き付けられない物か」

生徒会長「活動を続けても意味がないか、知ってもらおうと思って」

生徒会長「だから、今のこの状況は想定外」

生徒会長「なくなる所か、人数が増えるなんて」

生徒会長「でも、私は認めない」

生徒会長「人に見せられるものになっているとは思えない」

生徒会長「そんな状態で、学校の名前を背負って活動してほしくないの」

生徒会長「話はそれだけ」スッ

海未「待ってください!」

海未「もし私達がうまくいったら……人を引き付けられるようになったら、認めてくれますか?」

生徒会長「……無理よ」

海未「どうしてです?」

生徒会長「私にとってはスクールアイドルカードバトラー全てが素人にしか見えない」

生徒会長「一番実力のあるA-RISEでも……」

生徒会長「素人にしか見えない」

海未「そんな……」

亜里沙「お姉ちゃんごめんね!」

生徒会長「もう話は終わったからいいわ」

海未「あなたに……あなたに私達の事、そんな風に言われたくありません!」

生徒会長「……」

亜里沙「……」タッタッタッ

亜里沙「飲みますか?」つ

海未「!」

つおしるこ

海未「……ふふっ」

亜里沙「あの!」

海未「!」

亜里沙「亜里沙、μ's……海未さん達の事、大好きです!」


にこ「にっこにっこにー!」

副会長「だから次ふざけたらわしわしMAXだって言ったはずやん?」ガバッ

にこ「まって! 違う!」

にこ「ふざけてるんじゃなくて、こうすると答えが思いつくの!」

副会長「……本当に?」

にこ「そ、そうなの! キャラチェンジすると脳が活性化するっていうの!」

にこ「ほら、にこってバトルする時にキャラチェンジするじゃない? それの応用っていうかー!」

にこ「にこでーす! よーし、今日はこの問題を解いちゃうぞー!」

にこ「えーと、これをここに代入して……」

副会長「……」

にこ「……」

副会長「して……?」

にこ「……」

にこ「にこ、わかんないよー!」テヘッ

副会長「……おしおきやね?」

にこ「い、いやぁぁぁぁぁああああ!!」

??「あの」

副会長「! 海未ちゃん?」

海未「聞きたい事があるのですが」

にこ(助かった……)


副会長「……そう」

副会長「えりちにそんな事言われたんや」

海未「はい……A-RISEのダンスや歌、バトルをみて、素人だって言うのはいくらなんでも……」

副会長「……えりちならそういうやろうね」

海未「!」

副会長「そう言えるだけの物が、えりちにはある」

海未「どういうことですか?」

副会長「知りたい?」

海未「」コクッ


穂乃果「……凄い太陽だね」

凛「夏かぁ」

にこ「よーし! 限界まで行くわよ!」


副会長「何やってるん?」


穂乃果「!?」
凛「!?」
にこ「!?」


副会長「昼休みは部室で勉強って約束したやん?」


にこ「……」ダラダラ
穂乃果「……」ダラダラ
凛「……」ダラダラ

にこ「よ、よーし! バトスピの修行よー!」

穂乃果「はい!」
凛「はい!」

にこ「いい返事よ! まずはあの夕日に向かってダッシュよ!」

ガシッ

副会長「今、お昼やん?」

にこ「ソ、ソウデスネー」ダラダラ

副会長「そこの二人も、ね?」

穂乃果「!?」ダラダラ
凛「!?」ダラダラ

副会長「それじゃあ、三人ともお仕置きやね」ニコッ

穂乃果「」
にこ「」
凛「」

イヤァァァァァァァ

副会長「ふぅ……おや?」


海未「……」


副会長「……ちょっと刺激が強すぎたかなぁ」


ドサッ

副会長「今日のノルマはこれね!」

穂乃果「……鬼」
にこ「……鬼」
凛「……鬼」

副会長「あれ? まだわしわしが足りてない子がおるん?」

穂乃果「まっさかー」
にこ「まっさかー」
凛「まっさかー」


海未「……ことり」スッ

海未「穂乃果の勉強をお願いします」

ことり「え? うん……」


ガチャ

真姫「海未先輩……どうしたんですか?」

ことり「さぁ……?」


海未(やはり、あのダンスを超えるには……)

???「順番があるんやないの?」

海未「希先輩!?」

副会長「ショック受けたんやないの?」

副会長「えりちの踊りに」

海未「……自分達が今までやっていた事は、なんだったろうって思いました」

海未「悔しいですけど、生徒会長がああ言いたくなる気持ちもわかりました」

副会長「だから謝ろう思ったん?」

海未「いえ、ダンスを教わりたいと思いました」

海未「もし、今の皆が先輩の半分でも踊れるようになったら……」

海未「本当の意味で、人を引き付けられるのにって!」

副会長「ウチがにらんだ通りや」

副会長「あなた達なら、そういうと思ってた」

海未「希先輩……」

副会長「だから……ターゲット!」つデッキ

海未「!?」

副会長「まずはそのせっかちさんな心をどうにかしないとね」

海未「わかりました……そこまでして止めたい理由があるのなら、受けて立ちます」

副会長「ゲートオープン、界放!」
海未「ゲートオープン、界放!」

ここまでっす
明日にまた更新します

明日の更新で終わらせられるかと思います

意図的にやってるならいいんだけど、
×開放
◯界放
だよ

乙 まってた

>>31
なぜ間違えたのか
こいつはただのミスですね
凄く恥ずかしい……

>>32
おまたせしました!
バトル自体は結構前に作っていたものなのでミスがあるかもっす

それでは続き投下します


・ターン01


海未「私のターンから行かせてもらいます」

副会長「うん、それでええよ」

海未「スタートステップ」

海未「ドローステップ」
H4→5

海未「メインステップ」

海未「ネクサス、灼熱の谷をレベル2で配置します」
H5→4

海未「これでターンを終了します」


・ターン02


副会長「ほな、ウチのターンやね」

副会長「スタートステップ」

副会長「コアステップ」
R4→5

副会長「ドローステップ」
H4→5

副会長「メインステップ」

副会長「ネクサス、闇の聖剣をレベル2で配置」
H5→4、R5→0
闇の聖剣1

海未「む、早速来ましたね……」

副会長「これくらい簡単に超えられないと、えりちの説得なんて出来へんよ?」

海未「……それくらい百の承知です」

副会長「それは何よりやね……ターンエンド」


海未           副会長
D35          D35
L5           L5
H4           H4
R0           R0
Tコア3         Tコア4
Tカード0        Tカード0

フィールド        フィールド
バースト×        バースト×

灼熱の谷1        闇の聖剣1

・ターン03


海未「スタートステップ」

海未「コアステップ」
R0→1

海未「このドローステップ時、灼熱の谷レベル1、2の自分のドローステップ時効果が発揮されます」

海未「ドローの枚数を+1枚し、ドロー後に手札を1枚破棄します!」

海未「まずは2枚ドロー」
H4→6

海未「……その後、手札を1枚破棄します」
H6→5

海未「リフレッシュステップ」
R1→4

海未「メインステップ」

海未「まずは戦竜エルギニアスをレベル1で召喚します」
H5→4、R4→3
エルギニアス1

海未「さらにモルゲザウルスをレベル2で召喚!」
H4→3、R3→0
モルゲ2

海未「……さらにバーストをセットします」
H3→2

副会長「ほう?」

海未「そしてアタックステップです!」

海未「このアタックステップ時、灼熱の谷レベル2の効果が発揮されます!」

海未「このアタックステップ中、私のスピリットのBPを全て+1000します!」
エルギニアス1000→2000
モルゲ2000→3000

海未「モルゲザウルス! ライフを討て!」

海未「ここでモルゲザウルスレベル1、2、3のアタック時効果発揮!」

海未「自身のBPを+2000します!」
モルゲ3000→5000

副会長「ライフで受けるよ」パリーン!
L5→4、R0→1

海未「ターンエンドです」


海未           副会長
D33          D35
L5           L4
H2           H4
R0           R1
Tコア1         Tコア4
Tカード1        Tカード0

フィールド        フィールド
バースト○        バースト×
エルギニアス1
モルゲ2         闇の聖剣1

灼熱の谷1


・ターン04


副会長「スタートステップ」

副会長「コアステップ」
R1→2

副会長「ドローステップ」
H4→5

副会長「リフレッシュステップ」
R2→6

副会長「メインステップ」

副会長「それじゃあボーン・トプスをレベル1で召喚するよ」
H5→4、R6→3
トプス1

副会長「ボーン・トプス、レベル1、2の召喚時効果!」

副会長「デッキから1枚ドロー!」
H4→5

海未「やはりそう来ましたか……!」

副会長「?」

海未「この相手のスピリット・ブレイヴの召喚時発揮後、バースト発動!」

海未「双翼乱舞です!」

副会長「あらら」

海未「このバースト効果により、デッキから2枚カードをドローします!」
H2→4

海未「さらにモルゲザウルス、灼熱の谷のコアを使ってメインの効果も発揮!」
モルゲ2→1、灼熱の谷1→0

海未「さらにデッキからカードを2枚ドローします!」
H4→6

副会長「一気に4枚のドロー……やられたなぁ」

副会長「……じゃあこっちはムゲンドラゴンをレベル1で出そうかな」
H5→4、R3→0
ムゲン1

副会長「これだけやと不安やし、バーストもセットしておこうっと」
H4→3

副会長「とりあえずこれでターンエンドするよ」


海未           副会長
D29          D33
L5           L4
H6           H3
R0           R0
Tコア3         Tコア4
Tカード2        Tカード0

フィールド        フィールド
バースト×        バースト○
エルギニアス1      トプス1
モルゲ1         ムゲン1

灼熱の谷0        闇の聖剣1


・ターン05


海未「スタートステップ」

海未「コアステップ」
R0→1

海未「このドローステップ時、灼熱の谷レベル1、2の効果により2枚ドローします」
H6→8

海未「その後、手札を1枚破棄」
H8→7

海未「リフレッシュステップ」
R1→4

海未「メインステップ」

海未(序盤でカードを多くドローし、キースピリットをあらかじめ手札に呼び込んでおく……)

海未(その甲斐あって手札には太陽龍ジーク・アポロドラゴンがあります……が)

海未(相手はブレイヴキラーこと滅神星龍ダークヴルム・ノヴァを操る副会長)

海未(そのうえ紫……半端のコアの数ではコアシュートにより消滅させられてしまいます)

海未(しかし、悠長にしていてはヤン・オーガを絡めたコアブーストによって差を付けられてしまう)

海未(……なんにせよ、早めに勝負をつけたい所ですね)


海未「鎧殻竜グラウン・ギラスをレベル1で召喚します!」
H7→6、R4→2
ギラス1

海未「鎧殻竜グラウン・ギラスのレベル1、このブレイヴの召喚時効果!」

海未「相手のネクサスを1つ破壊する事が出来ます!」

海未「副会長の闇の聖剣を破壊!」

副会長「闇の聖剣が……!?」
R0→1

海未「これで現在の私の脅威は消えました……」

海未「モルゲザウルスに鎧殻竜グラウン・ギラスを合体!」
モルゲ+ギラス1→2
2000→6000

海未「さらに戦竜エルギニアスをレベル2へ!」
R2→0
エルギニアス1→3

海未「……アタックステップです!」

海未「合体スピリット! ライフを討て!」

海未「アタック時効果によりBP+2000です!」
モルゲ+6000→8000

副会長「もちろんライフで受けるよ!」パリーン!
L4→3、R1→2

海未(……)

海未(何もない……?)

海未(あのバースト……てっきりマーク・オブ・ゾロか妖華吸血爪あたりだと思っていましたが)

海未(……コアが足りないから使わなかったのでしょうか?)

海未「……ターンエンドです」


海未           副会長
D27          D33
L5           L3
H6           H3
R0           R2
Tコア1         Tコア4
Tカード3        Tカード1

フィールド        フィールド
バースト×        バースト○
エルギニアス3      トプス1
モルゲ+2        ムゲン1

灼熱の谷0


・ターン06


副会長「スタートステップ」

副会長「コアステップ」
R2→3

副会長「ドローステップ」
H3→4

副会長「リフレッシュステップ」
R3→7

副会長「メインステップ」

副会長「よーし! グラシャハウンドをレベル2で召喚!」
H4→3、R7→2
ハウンド3

海未(グラシャハウンド……確かトラッシュの不死スピリットに紫の軽減シンボルを与えるカード……)

海未(今の所、不死スピリットをトラッシュに送ったのは見えていない……)

海未(先程と違って今はコアが多めにあります……あのバーストは妖華吸血爪の可能性が高そうですね)

副会長「さらにムゲンドラゴンをレベル3へアップ!」
R2→0

副会長「アタックステップいくよ!」


副会長「行け! グラシャハウンド!」

海未「そのアタック、ライフで受けましょう!」パリーン!
L5→4、R0→1

副会長(これで海未ちゃんの使えるコアは8……そろそろやね)

副会長「さらにムゲンドラゴンでアタック!」

海未(これをライフで受けても私はまだライフを3残せる……ここは!)

副会長「フラッシュタイミング! トーテンタンツ!」
H3→2

海未「ト、トータンテンツ!?」

副会長「不足コストはグラシャハウンドから確保!」
グラシャ3→1

副会長「自分の手札にあるスピリットカード1枚かブレイヴカード1枚を破棄することで」

副会長「相手のスピリットのコア2個を相手のリザーブに置くよ」

副会長「手札のスピリットカードを破棄し、合体スピリットのコアを2つリザーブへ!」

海未「合体スピリット!?」
R1→3
モルゲ+2→0

海未「鎧殻竜グラウン・ギラスはスピリット状態で場に残しましょう……」
R3→0
ギラス3

海未「こちらにフラッシュはありません……ライフで受けましょう!」パリーン!
L4→3、R0→1

副会長「ウチはこれでターンエンドだよ」


海未           副会長
D27          D32
L3           L3
H6           H1
R1           R0
Tコア1         Tコア4
Tカード4        Tカード3

フィールド        フィールド
バースト×        バースト○
エルギニアス3      トプス1
ギラス3         ムゲン3
             ハウンド1
灼熱の谷0


・ターン07


海未「スタートステップ」

海未「コアステップ」
R1→2

海未「このドローステップ時、灼熱の谷レベル1、2の効果により2枚ドローします」
H6→8

海未「その後、手札を1枚破棄」
H8→7

海未「リフレッシュステップ」
R1→3

海未「メインステップ」

海未「戦竜エルギニアス、鎧殻竜グラウン・ギラスをレベル1に!」
R3→7
エルギニアス3→1
ギラス3→1

海未「さらに戦竜エルギニアス、ブレイドラをレベル1で召喚!」
H7→5、R7→5
エルギニアスB1
ブレイドラ1

海未「さて、出番ですよ……」スッ

副会長「!」

海未「太陽よ! 炎を纏いて龍となれ!」

海未「太陽龍ジーク・アポロドラゴンをレベル2で召喚!」
H5→4、R5→0
アポロ4

海未「不足コストはブレイドラから!」
ブレイドラ1→0

海未「さらに鎧殻竜グラウン・ギラスを太陽龍ジーク・アポロドラゴンに合体!」
アポロ+ギラス5
BP6000→12000


海未(アタッカーは3体、バーストはありますが、副会長の手札が1枚……)

海未(このターンを凌がれても負ける事はまずないはず……)

海未(ここは……ライフを砕きに行きます!)

海未「アタックステップ!」

海未「行きなさい! 合体スピリット!」

海未「合体スピリットのレベル3合体アタック時効果!」

海未「BP9000以下の相手スピリットを1体破壊します!」

海未「この効果でボーン・トプスを破壊します!」

副会長「お、決めに来たねぇ」
R0→1

副会長「もちろん、ライフで受けるよ」パリーン!
L3→2、R1→2

副会長「それじゃあライフが減ったからバースト発動!」

海未(このタイミング……やはり妖華吸血爪!!)

副会長「絶甲氷盾!」

海未「!?」

副会長「その効果でボイドからコアを1つライフに置くよ」
L2→3

副会長「そしてムゲンドラゴンのコアを使ってフラッシュ効果も発揮!」
R2→0
ムゲン3→2

副会長「このバトルが終了した時、アタックステップを終了するよ」

海未「まさか絶甲氷盾だったとは……ターン終了です」


海未           副会長
D25          D32
L3           L3
H4           H1
R0           R0
Tコア2         Tコア7
Tカード6        Tカード5

フィールド        フィールド
バースト×        バースト×
エルギニアスA1     ムゲン2
エルギニアスB1     ハウンド1
アポロ+5        

灼熱の谷0


・ターン08


副会長「スタートステップ」

副会長「コアステップ」
R0→1

副会長「ドローステップ」
H1→2

副会長「リフレッシュステップ」
R1→8

副会長「メインステップ」

副会長「ムゲンドラゴンをレベル1にダウン!」
R8→9
ムゲン2→1

副会長「それじゃあ、ウチも真打のご登場やん?」

海未「っ……!」

副会長「出でよ、破壊の神! 滅神星龍ダークヴルム・ノヴァをレベル2で召喚!」
H2→1、R9→1
Dノヴァ3

海未「ダークヴルム・ノヴァ……!」

副会長「それじゃあアタックステップ!」

副会長「ダークヴルム・ノヴァ! アタック頼むよ!」

副会長「滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ、レベル1、2、3のアタック時効果!」

副会長「相手の合体しているスピリット1体を指定し、そのスピリットにアタック出来る!」

副会長「対象は太陽龍ジーク・アポロドラゴン!」

海未「くっ……迎え撃ちなさい! 合体スピリット!!」

副会長「わかってるやろ? 滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ、レベル2、3のバトル時効果!」

副会長「相手の合体スピリットとバトルする時、このスピリットをBP+10000する!」
Dノヴァ8000→18000

副会長「合体スピリットのBPは12000……ダークヴルム・ノヴァの勝ちやね」

海未「アポロ……鎧殻竜グラウン・ギラスはスピリット状態で場に残します」
ギラス5

副会長「……」

副会長「ウチはこれでターンエンド」


海未           副会長
D25          D31
L3           L3
H4           H1
R0           R1
Tコア2         Tコア5
Tカード7        Tカード5

フィールド        フィールド
バースト×        バースト×
エルギニアスA1     ムゲン1
エルギニアスB1     ハウンド1
ギラス5         Dノヴァ3

灼熱の谷0


・ターン09


海未「スタートステップ」

海未「コアステップ」
R0→1

海未「このドローステップ時、灼熱の谷レベル1、2の効果により2枚ドロー……」
H4→6

海未「その後、手札を1枚破棄します……」
H6→5

海未「リフレッシュステップ」
R1→3

海未「メインステップ」

海未(太陽神龍ライジング・アポロドラゴン……まだ来ませんか)

海未(こうなれば今の内にライフを削りに行くしかにですね……)

海未「鎧殻竜グラウン・ギラスのコアを4つリザーブへ移動!」
R3→7、R3→7
ギラス5→1

海未「ヴェロキ・ハルパーをレベル2で召喚します!」
H5→4、R7→3
ハルパー3

海未「さらにモルゲザウルスもレベル2で召喚!」
H4→3、R3→0
モルゲ2

海未「アタックステップです!」

海未「モルゲザウルス! ライフを討て!」

海未「モルゲザウルス、レベル1、2、3のアタック時効果により、BP+2000!」
モルゲ3000→5000

海未(副会長のブロック可能なスピリットで一番BPが高いのはムゲンドラゴンのBP4000……)

海未(このまま少しずつライフを削っていきましょう!)


副会長「……」

副会長「グラシャハウンド! ブロック頼むよ!」

海未「!?」

海未「グラシャハウンドのBPは3000……なぜ!?」

副会長「勝ち負けだけがバトスピじゃないよ」スッ

副会長「フラッシュタイミング! ライフチャージ!」
H1→0、R1→0

海未「ライフチャージ!?」

副会長「不足コストはダークヴルム・ノヴァから確保!」
Dノヴァ3→1

副会長「コスト3以上の自分のスピリット1体破壊する事で、ボイドからコアを3つリザーブに置ける!」

副会長「ウチが破壊するのはグラシャハウンド!」
R0→3

海未(不死のスピリットをチャンプブロック……さらにライフチャージでのコアブーストという無駄の無さ……流石副会長といった所ですか)

副会長「まだ終わってないやん?」

海未「?」

副会長「ライフチャージは『破壊する事によって』発動させるカードっていう事忘れてない?」

海未「……まさか!!」

副会長「コスト4のグラシャハウンドが破壊された事により、トラッシュの骸獣侯ボーン・クスローの【不死】が発揮!」

海未「骸獣侯ボーン・クスロー……トータンテンツの時ですか」

副会長「この時、グラシャハウンド、レベル1、2の効果が発揮!」

副会長「トラッシュにある【不死】を持つスピリットに紫の軽減シンボルを追加する!」

副会長「最大4軽減……つまり骸獣侯ボーン・クスローを2コストで召喚する事が出来る!」

海未「レベル1のコア数と合わせて、計3つ……ちょうどライフチャージと同じ個数!!」

副会長「その通り! 骸獣侯ボーン・クスローをレベル1で召喚!」
R3→0
クスロー1

副会長「これで【不死】の発動のスイッチになったグラシャハウンドはトラッシュに行くよ」
R0→1

副会長「さらに骸獣侯ボーン・クスロー、レベル1、2、3の召喚時効果発揮!」

副会長「相手フィールド上のコア1つをリザーブへ!」

副会長「エルギニアス1体のコアをリザーブに送るよ!」

海未「エルギニアス!!」
R0→1

海未(一気に劣勢になりましたが、副会長の手札は0……まだ対処は可能な筈です)

海未「……ターンエンドです」


海未           副会長
D23          D31
L3           L3
H3           H0
R1           R1
Tコア2         Tコア10
Tカード9        Tカード6

フィールド        フィールド
バースト×        バースト×
エルギニアス1      ムゲン1
ギラス5         Dノヴァ1
ハルパー3        クスロー1
モルゲ2         

灼熱の谷0


・ターン10


副会長「スタートステップ」

副会長「コアステップ」
R0→1

副会長「……ウチの手札は0、この状況なら何とかなるって思ってない?」

海未「!?」

副会長「ウチな、今の海未ちゃんには絶対負けないと思ってるん」

海未「な、なぜ……」

副会長「色々あるよ……例えば相手のキースピリットを常に意識している海未ちゃんがウチのノヴァから逃げてたり」

海未「……」

副会長「えりちの事で急いでいる所為か、プレイングが勝つことに先走ってる……前のターンみたいにね」

海未「……」

副会長「なにより……」

海未「?」

副会長「カードがウチにそう告げてるんよ」

海未「…………はい?」

副会長「今の海未ちゃんは前ばかり見過ぎている所為で今の相手、現状すらまともに見れない……中途半端な子やって」

海未「っ……!」

副会長「冷静に現状の事を考えれば、海未ちゃんならわかるやろ?」

副会長「わからないなら……えりちの説得の前にウチにやられちゃうよ?」

海未「私は……」


副会長「ふう、話が長くなっちゃったね……ドローステップ」
H0→1

副会長「リフレッシュステップ」
R1→11

副会長「メインステップ」

副会長「やっぱり……骨孩児をレベル1で召喚するよ」
H1→0、R11→8

海未「骨孩児……このタイミングで!?」

副会長「ふふ、骨孩児、レベル1、2の召喚時効果発揮!」

副会長「ウチの手札が3枚になる様に、デッキからカードをドローする!」

副会長「今のウチの手札は0……よって3枚ドロー!!」
H0→3

副会長「さらにダークヴルム・ノヴァ、ボーン・クスローをレベル3に!」
R8→1
Dノヴァ1→5
クスロー1→4

副会長「滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ、レベル3の効果発揮!」

副会長「相手はブレイヴをスピリット状態にする事が出来ない!」

海未「!?」

副会長「この効果により、既に存在しているブレイヴ……鎧殻竜グラウン・ギラスは破壊!」

海未「グラウン・ギラス……ブロッカーが!!」
R1→6

副会長「ムゲンドラゴンをレベル2にしてアタックステップ!」
R1→0
ムゲン1→2

副会長「ダークヴルム・ノヴァ! 行っておいで!」

海未(まさか副会長に説教をされるとは……ですが、おかげで目は覚めました)

海未(副会長のトラッシュに存在する不死スピリットはグラシャハウンドのみ……)

海未(グラシャハウンドの不死コストは5と6……ならば!!)


海未「フラッシュタイミング! シャイニングフレイム!!」
H3→2、R6→2

副会長「シャイニングフレイム……!!」

海未「BP10000以下の相手スピリット1体を破壊します!」

海未「BP7000のムゲンドラゴンには御退場願いましょう!」

副会長「ムゲンドラゴン!!」
R0→2

海未「そしてこのアタック、ライフで受けましょう!!」パリリーン!
L3→1、R2→4

副会長「ライフで受けるんやね……ええやん! ターンエンド!」


海未           副会長
D23          D27
L1           L3
H2           H3
R4           R2
Tコア6         Tコア2
Tカード11       Tカード7

フィールド        フィールド
バースト×        バースト×
エルギニアス1      Dノヴァ5
ハルパー3        クスロー4
モルゲ2         骨孩児1
             
灼熱の谷0


・ターン11


海未「スタートステップ」

海未「コアステップ」
R4→5

海未「このドローステップ時、灼熱の谷レベル1、2の効果により2枚ドロー……!!!」
H2→4

海未(太陽神龍ライジング・アポロドラゴン……来てくれましたか!)

副会長(む、来ちゃったみたいやね)

海未「その後、手札を1枚破棄します」
H4→3

海未「リフレッシュステップ」
R5→11

海未「メインステップ」

海未「まずはモルゲサウルス、ヴェロキ・ハルパーをレベル1にダウンします!」
R11→14
モルゲ2→1
ハルパー3→1

海未「では、参ります!」

海未「駆け上がれ! 神の名を持つ赤き龍!」

海未「太陽神龍ライジング・アポロドラゴン!! レベル3で召喚!!」
H3→2、R14→5
Rアポロ5

副会長「来たね、太陽神龍ライジング・アポロドラゴン……」

副会長「けど、ウチの滅神星龍ダークヴルム・ノヴァのBPは13000……」

副会長「太陽神龍ライジング・アポロドラゴンのBPじゃ勝てないよ?」

海未「それは承知の上です……ですが、BPで勝てなくても倒す事は出来ます!!」

海未「アタックステップ!!」

海未「行きなさい! 太陽神龍ライジング・アポロドラゴン!!!」

海未「ここで太陽神龍ライジング・アポロドラゴン、レベル1、2、3のアタック時効果!」

海未「系統:星竜をもつ自分のスピリットはアタック時、相手のスピリット1体を指定してアタックする事が出来ます!」

海未「太陽神龍ライジング・アポロドラゴンも系統:星竜を持ちます!」

海未「これにより、副会長の骨孩児を指定してアタックします!」

副会長「おっと海未ちゃん、そのキースピリットさんはまだ合体してないよ?」

副会長「アタックをさせるにはまだ早いんと違う?」


海未「……なら! このタイミングで合体させます!」

海未「フラッシュタイミング! バーニングサン!」
H2→1、R5→4

副会長「!! なるほど……ウチとしたことが、この手をすっかり忘れてたわぁ」

海未「手札のブレイヴを【アポロ】と名のつくスピリットに直接合体するように、コストを支払わずに召喚させます!」

海未「この効果により手札の刃狼ベオ・ウルフを太陽神龍ライジング・アポロドラゴンに直接合体させてノーコスト召喚です!」
Rアポロ+ベオ・ウルフ11000→14000

海未「さらにこの効果を受けたスピリットは回復します!」

副会長「これによりウチの骨孩児は破壊状態……ということは……」

海未「ええ、まずは太陽神龍ライジング・アポロドラゴン、レベル3の合体アタック時効果発揮です!」

海未「BPを比べて相手のスピリットを破壊した時、相手のスピリット、ネクサス、ブレイヴのどれか1つを破壊します!」

海未「副会長のキースピリット……滅神星龍ダークヴルム・ノヴァは破壊させて頂きます!」

海未「そしてさらに刃狼ベオ・ウルフの合体アタック時効果発揮です!」

海未「BPを比べて相手のスピリットのみを破壊した場合、相手のライフのコア2つをリザーブに置きます!」

副会長「一気にライフを2つも……ノヴァだけじゃ飽き足らず、随分持っていくなぁ」
L3→1、R2→4

海未(これで副会長さんのブロッカーは1体……)

海未(ですが、副会長の手札は2枚……フラッシュタイミングで何らかの対策は取っているはず……)

海未(恐らく使用してくるなら、デッドリィバランス、デッドリィヘクスでしょう……)

海未(それでも……)


海未「行きなさい! 合体スピリット、ライフを討て!!」

海未(仮に自壊による【不死】を発揮されてもブロックできる回数は残り1回……私の3回のアタックは防ぎきれません!)

副会長「ブロック頼むよ! ボーン・クスロー!」

海未「ブロックしてきても貫通効果によりライフは頂きます!!」

海未「例え自壊を行って【不死】を使っても私の攻撃を止める事は不可能です!!」

副会長「確かに……でも」

副会長「消滅、ならいけるやろ?」

海未「確かに刃狼ベオ・ウルフの効果を防ぎつつ、攻撃も凌げます……」

海未「ですが 副会長「違うよ」

海未「!?」

副会長「消滅させるんはウチのスピリットだけやない……海未ちゃんのスピリットもや!!」

副会長「フラッシュタイミング! マーク・オブ・ゾロ!!」
H3→2

副会長「コストのコアを1つ、ボーン・クスローから取ってくるよ」
R10→7
クスロー1→0

副会長「マーク・オブ・ゾロのフラッシュ効果……相手のコスト5以下のスピリット全てのコアを1つずつリザーブへ送る」

海未「!?」

海未「チャンプブロックによる【不死】の警戒を行っていたせいでコアの数が……!!」

副会長「やっぱり……それ、利用させてもらうよ!」

海未「くっ……3体のスピリット達が……!!」
R4→7

副会長「ブロック宣言後の消滅によりライフは減る事は無い……」

副会長「さらに消滅したので、刃狼ベオ・ウルフの合体アタック時効果も発揮しない……」

副会長「これでウチのライフは守られたって訳やね」

海未「ぐ……ターンエンドです」


海未           副会長
D21          D27
L1           L1
H0           H2
R7           R7
Tコア4         Tコア8
Tカード16       Tカード11

フィールド        フィールド
バースト×        バースト×
Rアポロ5             

灼熱の谷0


・ターン12


副会長「スタートステップ」

副会長「コアステップ」
R7→8

副会長「ドローステップ」
H2→3

海未「!?!?」ザワッ

海未(今の感覚……まるでにこ先輩の……)

海未(まさか副会長もあれを……?)

副会長「ん? どうしたん?」

海未「い、いえ……なんでもないです」

副会長「そう? じゃあ続けるよ」

副会長「リフレッシュステップ!」
R8→16

副会長「メインステップ」

副会長「ふふふ、それじゃあウチの新たな切り札をご覧頂こうかな!」

海未「!?」

海未(やはり副会長も……アルティメットを!?)

副会長「それじゃあおいで!」

副会長「冥府三巨頭ザンデ・ミリオン!! レベル3で召喚!!!」
H3→2、16→2
ザンデ6

海未「ザンデ……ミリオン……?」

海未(アルティメットではない……さっきのは気のせいだったのでしょうか?)

海未(まあ、どちらにせよ……)

副会長「いくよ海未ちゃん! アタックステップ!」

副会長「ザンデ・ミリオン! 行っておいで!」

海未「……ライフで受けます!」パリーン!
L1→0、R7→8


 副会長 WIN!


海未「……私は急ぎ過ぎていたのでしょうか?」

副会長「そう思えただけでもいい傾向やない?」

海未「ふふ、そうかもしれませんね」

海未「すみません、用事を思い出したので失礼します!」タッ

副会長「はーい! 気を付けてね~」




ガチャ


海未「穂乃果!」

穂乃果「ア・・・ウミチャン・・・」

海未「今日から穂乃果の家に泊まり込みです!」ビシィ

穂乃果「!?」

海未「勉強です! バトスピです!」

穂乃果「鬼……」グスン


生徒会長「はい、元気にやっていますわ、おばあ様」

生徒会長「もちろんです、おばあ様の母校ですもの」

生徒会長「私が必ず、このデッキと共に守って見せます」

生徒会長「……はい、おやすみなさい」


キーンコーンカーンコーン


穂乃果「ふぅ……」

真姫「どうだった?」

海未「今日で、全教科返ってきましたよね?」

海未「バトスピに関してはなんとか合格したのを見ていたので知っていますが……」

ことり「穂乃果ちゃん……」

凛「凛はセーフだったよ!」ブイ!

にこ「あんた! 私達の努力を水の泡にするんじゃないでしょうね?」

皆「どうなの!?」

穂乃果「……もうちょっといい点だとよかったんだけど」

穂乃果「じゃーん!」つ53点

皆「!!」


ガチャ


穂乃果「よーし! 今日から練習だ!」

花陽「ラ、ラブライブ……!」

真姫「まだ目指せるって決まっただけよ?」

花陽「そうだけど……」

真姫「ほら、いくわよ」

花陽「! うん!」


穂乃果「♪~」

穂乃果「」コンコン

穂乃果「……あれ?」

ガチャリ・・・

穂乃果「」チラッ


生徒会長「そんな! 説明してください!

穂乃果「!?」


理事長「ごめんなさい、でもこれは決定事項なの」

理事長「音乃木坂学院は来年より、生徒募集をやめ、廃校とします」


穂乃果「……っ!?!?」


生徒会長「……」ギリッ


穂乃果「廃……校……?」



 第7話 完!



副会長「次回のラブライブ!×バトスピ!」

生徒会長「やりたいことは」

7話終了っす
書いてて思ったけどバトスピ関係ない部分とか削除した方がいいんだろうか?

バトスピだけだとテンポはよくなるかもしれないけど
削りすぎてもターゲットしてお互いになにか賭ける理由が分かりずらくなっちゃうような気がする

待ってました
正直ラブライブよくわからんので省かないほうがわかりやすいです

生存報告

結構待ってる人がいてうれしいですが5月が忙しすぎて書ける気がしない

バトスピ関係ない部分に関して>>59 >>60のようにとりま書いていこうかなと思います
ほぼ作中の台詞そのまま書いてるの事多いから、なんか書いててうーんってなる事あるもんだから気になっただけっす

生存報告

サンシャインの方ばっか考えるダメなやつがいるらしい

生存報告

最近バトスピすらまともに見れなかったと思ったらアクセルとかいう新能力が爆誕してた件

そろそろ二ヶ月たちそうだったので生存報告
忙しさのせいもあるけど、単純にたまたま組んだバトルの展開が個人的にやりづらいので難航中

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom