デート・ア・ライブで小ネタss (106)

デート・ア・ライブで小ネタss
基本ほのぼのを目的にします

※全部応えられるか分かりませんがネタも募集します

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460809362

きょうぞう

―士道シスターズ―

琴里「私の方よ!」

真那「いーえ、私がです!」

士道「2人は何を言い争ってるんだ?」

鞠亜「琴里と真那、どちらが姉かを言い争っています」

鞠奈「あたしたちと違ってどっちが先に生まれたかが判らないからね」

万由里「そういえば耶倶矢と夕弦もどっちが姉かハッキリしてない」

士道「あの2人はその辺はどっちでもよさそうだけどな」

琴里「中の人的に○蔵のアナタじゃなくて大○である私が姉よ!」

真那「何言ってやがりますか。○和はポニーテールで武○はツインテ、髪型で言えば私が姉です!」

士道「って艦○れネタはやめろぉ!」

士道「姉妹で思い出したけど琴里がフラクシナスを妹って例えてたな」

鞠奈「士道と琴里の親がフラクシナス建造に関わってたからだね」

鞠亜「では琴里はフラクシナスの管理AIである私の姉という事ですね」

万由里「じゃあ長男士道・長女次女が琴里真那・三女鞠奈・四女鞠亜ってこと?」

士道「俺の兄妹関係が凄いことになってる…」

鞠奈「ってこれだとあたしが兄に恋愛感情抱く倫理観無い妹になるじゃない!!」

鞠亜「大丈夫ですよ。琴里と同じく義理なのですから問題はありません」

琴里「そうよ問題ないわ。ただ義妹ポジは渡さないわよ!」

真那「いや問題有りまくりでやがりますよ!!!騙されねーでください鞠奈さん!」

―万由里ファミリー―

万由里「姉妹か、なんか羨ましい」

士道「まあ実際いると苦労もあるが嬉しいことがたくさんあるしな」

鞠奈「同意するかな。鞠亜にはいろいろ感謝してるし」

鞠亜「そう言いますが万由里の妹は既にいるではありませんか」

万由里「え?心当たりないんだけど」

鞠亜「凜緒の事ですよ」

鞠奈「ああそっか。万由里は五河士道に封印された複数の精霊の霊力から生まれた存在だから」

鞠亜「はい。士道に封印された凜祢の霊力から生まれた凜緒はいわば妹ではないですか」

士道「ん?ちょっとまて凜緒は俺の娘だぞ。その理論で行くと…」

万由里「士道があたしのお父さん!?」

鞠奈「理屈で言えばそうなっちゃう……わね」

鞠亜「それと鞠奈と凜祢の娘、私や琴里の姪になりますね」

万由里「……嘘よ、父親に対してこんな感情抱いたなんて………」

士道「落ち着け万由里!あくまで凜緒がそう言ってるだけだから!」

おまけ

二亜「凜祢ちゃんの(霊力)が少年に流し込まれて凜緒ちゃんが生まれた……と」

士道「悪意ある言い方をしないでくれないかな!?」

今日の投下ここまで

今の所思いついてるネタのタイトル
万由里アップデート
○○○○テイム(誰かは投下時まで秘密)

ではまた

>>2

―狂三ネーム―

≪時崎狂三≫

二亜「えっと、ときさき…きょうぞう?」

狂三「くるみですわ!間違えないでくださいませ!!」

二亜「えー、これ一発で読めってのは無理だよ」

狂三「それでも漫画家ですか!!ではこれを読んでください」

≪八舞耶倶矢≫

二亜「えーと、やまいかぐや」

狂三「なぜ読めるんですか!!」

二亜「漢字自体は難しいけど読み自体は素直だからねー」

狂三「わたくしの名前もそうではありませんか!!」

二亜「でも永瀬狂三(ながせきょうぞう)って人がいるからさぁ」

狂三「…その人物には一度お会いしなくてはなりませんね」

二亜「何十年も前に亡くなっていられるから無理」

狂三「刻々帝<ザフキエル>――十二の弾<ユッド・ベート>!!」

二亜「そんな事で過去に跳ぶなって!!」

真那と士道のポジション入れ替えで主人公が真那な百合アライブ

―万由里アップデート―

凜祢「万由里ちゃんの好きな食べ物ってなんなの?」

万由里「きなこパン、親子丼、チュッパチャップス…」

凜祢「万由里ちゃんのご飯に何作ろうか参考に聞いただけなんだけど…」

万由里「そうなの、ごめん」

凜祢「いいの、ちゃんと聞かなかった私が悪かったから」

鞠奈「気になったんだけどさっき挙げてたのって他の精霊の好物じゃなかった?」

凜祢「そういえば。もしかしてみんなに気を使ってる?」

万由里「そんなんじゃない。あたしはみんなの霊力から生まれたから好き嫌いも引き継いでるの」

鞠奈「ふーん。好みが同じなのは必然か」

万由里「はい、終わりっと」

凜祢「さっきから何やってたの?」

万由里「んー、この家の中にいるみんなを絵に描いてた」

鞠亜「万由里が今まで絵なんて描いたことありましたっけ?」

万由里「無いけど、なんかやりたくなって」

鞠奈「へー、見せて貰ってもいい?」

万由里「いいよ、その為に描いてたから」

鞠亜「では失礼して…」

凜祢「…うわぁ、すごい上手」

鞠奈「最近始めたとは思えないわね」

万由里「多分二亜と七罪のが影響されたんだと思う」

凜祢「こんなのも影響されるんだね」

鞠亜「万由里のこういう特性ですが、好みだけでなく身体データも精霊を参照していると予想されます」

鞠奈「ん、そうなの?八舞姉妹みたいに足が速かったりするの?」

鞠亜「いえ、私の言ってるのは年齢や3サイズのことです」

鞠奈「ぶはっ!」

万由里「ね、年齢はともかく3サイズって」ワタワタ

鞠亜「そんなに慌ててどうしました2人とも」

凜祢「いきなりそんな生々しい話が出れば動揺するよ」

鞠亜「そうなのですか?」

鞠奈「まったくこの妹は…!」

万由里「…じゃあその話詳しく聞かせてくれない」

凜祢「この話題続けるの!?」

万由里「うん、気になるし」

鞠亜「では説明しましょう。先ほど説明した身体データを参照といいましたが、どうやら皆の平均値を取っているようです」

凜祢「平均値?」

鞠亜「年齢に例を取りますと、最初出現した時の万由里の年齢は約15才とフラクシナスで計測されました」

鞠奈「士道や凜祢たちより少し年下なんだ」

鞠亜「この15才なのですが十香から美九までの封印した精霊の平均年齢が15.2才と計測値と一致するんです」

万由里「あ、そういえばそうだ」

鞠亜「同じように他の物で平均値を取ると身長154cm、B82/W58/H82となります」

鞠奈「見た感じそれで合ってそうね」

入れ替わりネタ

鞠亜「いえ、実はこれより縮んでいるんです」

万由里「…え?」

鞠亜「あれから士道が封印した精霊がフィードバックされているとしたら」

凜祢「あの後士道が封印した精霊は七罪ちゃん・折紙さん・二亜さん……あー」

鞠奈「身長・年齢は上手くばらついてるけどスタイルが……」

鞠亜「二亜に関してはまだ測定してないので残りの七罪・折紙をフィードバックしますと
身長152cm、B80/W57/H80になります」

鞠奈「そこにあのお母さんが反映されるともっと減るよね…」

万由里「園神凜祢、凶禍楽園<エデン>の力でどうにかならない?」

凜祢「いくらなんでもそこまで万能じゃ…」

万由里「ルーラー形態だと明らかに大きくなってるじゃない!!」

鞠奈「落ち着きなさい万由里。これ14巻に出た星宮六喰の画像」

万由里「!!これは」

鞠奈「士道がこいつを封印できれば元に戻ることくらいは容易だと思う」

鞠亜「それに狂三もいますし」

凜祢「だから焦らずに落ち着こう」

万由里「良かった…」

鞠亜「ところで凜祢、ルーラー形態だと胸が大きくなってる件ですが」

凜祢「あれが私本来の姿でこれは士道の理想の好みに合わせただけだから」

鞠奈「じゃあ多少縮んでも士道からすれば大丈夫…ん?セミロングに胸の大きさ、折紙って」

鞠亜「容姿はかなり士道にストライクですね」

凜祢「正確さえ問題なかったら士道は落ちてたかもね…」

ここまで

>>15

精霊シャッフル

十香←→折紙

折紙(in十香)「まさか精神が入れ替わるなんて」

十香(in折紙)「ぬう、学校でなかっただけ良かったがどうすべきか」

四糸乃←→鞠亜 よしのん←→鞠奈

四糸乃(in鞠亜)「どうにも自分の体でないと落ち着きません」

鞠亜(in四糸乃)「私もです……早く戻りたいです」

鞠奈(inよしのん)「そお?よしのんはとっても楽しいからしばらくこのままでも良いかなー」

よしのん(in鞠奈)「良くない!てか何でアタシこんな事になってんの!?」

耶倶矢←→凜緒 夕弦←→凜祢

耶倶矢(in凜緒)「わーい、おっきい」

凜緒(in耶倶矢)「あー!じっとしてなさい」

凜祢(in夕弦)「捕獲。とう!」

耶倶矢(in凜緒)「わあ、ママにつかまっちゃったー」

夕弦(in凜祢)「ママはこっちだよ。朝起きたらこうなってたんだよね」

士道←→万由里

万由里(in士道)「で、俺は万由里とか」

士道(in万由里)「文句ある?美九や折紙の方が士道は良かったの?」

万由里(in士道)「いや、むしろ安心した」

士道(in万由里)(元に戻る前に色々記録しないと…)

狂三←→二亜

狂三(in二亜)「おーこれは立派な胸で。圧倒的ではないか!」

二亜(in狂三)「わたくしの体でふざけないでくださいませ!」

狂三(in二亜)「けど囁告篇帙<ラジエル>が使えないからどーしようもないし」

二亜(in狂三)「わたくしの刻々帝<ザフキエル>も駄目ですし、皆さんの天使も同様のようですわね」

琴里←→真那

琴里(in真那)「わたしも巻き込まれていますから、精霊の力が原因でも無さそうでやがりますし…」

真那(in琴里)「天使が使えないと七罪の贋造魔女<ハニエル>で姿を変えさせて凌ぐって手も無理ね」

美九←→七罪

七罪(in美九)「あのー、この後ライブがあるんですけどー…」

万由里(in士道)「七罪の中に美九がいるってことは…」

―――――――――――――――――――――――――――――

美九(in七罪)「え?なんで美九になってんの?何ここ?」

暮林「ちょっと美九時間押してるわよ早く準備しなさい」

美九(in七罪)「待って私美九じゃない!」

暮林「そんなこと言ってマネージャーの私の誤魔化せないわよ!さあ行くわよ!!」

美九(in七罪)「ちょっ、まっ、助けて四糸乃おぉぉぉぉぉ!!

>>10

―リリィ・ア・ライブ―

士道「俺と真那のポジションが逆で百合路線かぁ
まず思いつくのは美九のアレだな」

真那「どうしてですか?」

士道「文化祭の勝負で変装してた俺に無理矢理襲ってきて」

真那「でもどうにかなったんでしょう」

士道「……襲うって性的な意味でだ」

真那「……え?」

士道「俺の代わりに真那がいたとしたら…」


―――――――――――――――――――――

真那「耶倶矢!夕弦!離しやがって下さい!!」

耶倶矢「ふん、真那も我らが姉上様に従うがいいわ」

夕弦「諦観。お姉さまに全て委ねるのです」

四糸乃「大丈夫、です…今まで通り真那さんとは仲良くしますから。一番は、お姉さまですが…」

美九「ウフフフ~、さあ一緒にいきましょうね~」

真那「ひぃ!」

美九「やっぱり、真那さんとってもいい声ですね~。もっとも~っと聴かせて貰いますよ~!」

―――――――――――――――

真那「わーっ!もうやめて下さい!!」

士道「こうなるわけで。ま、十香が助けてくれるから安心できるぞ」

真那「驚かせやがらないで下さいよ…」

士道「ただ俺のマイリトルシドーを触ってドン引いてたから十香の来る時間稼げたけど
その手の無い真那だと結構ヤラレそうだけどな…」

士道「話を戻して、真那が攻略したんじゃ美九の男性恐怖症は治りそうにないからな」

真那「男である兄様が命を張って守ったからこそですものね」

士道「最初は近付きやすいから攻略自体は楽でも、その後が駄目だな」

真那「いくら私が足掻こうと考えを改めさせることが出来ないでしょうし
過去に縛られたまま、前に進められないでいるんでしょうね」

士道「それに連動して化粧スキルが無いから七罪も攻略できなくなる」

真那「あー女装しませんから化粧なんて必要ないですからね」

士道「そーいや真那は化粧しないのか」

真那「14才はまだ必要ないでやがりますよ」

士道「必要になったら俺が教えるぞ」

真那「…世間一般に兄に化粧を教えられる妹がいたでしょうか」

士道「それは置いといてだ、七罪がいないと漫画作成が出来なくて二亜がどうにもならなくなる」

真那「こうしてみると精霊攻略の順番って大切なんでやがりますね」

士道「だなぁ…」

士道「そもそも、真那が精霊を封印するためにキスするんだよなぁ」

真那「そーいうのに偏見はないつもりですが、自分がやれと言われるのは…」

士道「そのあと同性の親友として上手くやっていくなら大丈夫じゃないか?」

真那「十香さんや四糸乃さんはいいでしょうが、折紙さんや美九さんからは貞操の危機に陥りそうです」

士道「折紙に関しては…その、頑張れとしか言えないな」

真那「まぁ親友以上恋人未満で留めるのがベストでやがるんでしょうかね」

士道「でも待てよ、ポジション入れ替えってことは殿町が真那の親友…あのヤロウブッコロス!!」

真那「ちょっとどうしたのですか兄様、落ち着いてください!!」

二亜「おー2人とも盛り上がってるねー」

真那「二亜さん、来てたんですか」

二亜「やっほーまなっち。で何の話してんの?」

士道「私と兄様の立場を入れ替えた通称<リリィ・ア・ライブ>についてです」

二亜「面白そうじゃん混ぜて混ぜてー」

士道「漫画家からのご教授、期待しますよ」

二亜「へっへっへ、任せなさい」

士道「DEMの魔術師<ウィザード>…真那はどんな立場だったんだ?」

真那「アプデタス2、第二執行部で2番目に偉い役職ですね」

士道「第二ってことは第一執行部もあるんだよな。何か違うのか?」

真那「第一はまあ各国の対精霊の支援といった表立った活動なんかを担当してやがりますね
で、第二はDEM社内でも機密となるような非公式の活動をやってましたね」

士道「精霊の…捕獲とかか?」

二亜「あー、あたし執行部長のエレン・メイザースにとっ捕まったしそうかもね」

真那「あとは社内の不穏分子の排除といったところですかね」

士道「かなり後ろ暗い部署なんだな」

真那「当時は割と待遇良いと思ってたんですがね…」

士道「そもそも百合路線に男友達って大丈夫か?」

真那「その辺はよくわかんねーですが荒れそうでやがりますね」

二亜「百合作品ヒロインを殺しに来る男キャラ、ギルティ」

士道「だよな………」

二亜「琴里ちゃんとまなっちの絡みが百合っぽいのに百合路線のヒロインと男キャラの少年とやるんでしょ?」

真那「それにDEMの同僚がエレンにジェシカ、年上の女性と一緒ですからねぇ」

士道「……俺、アイザック・ウェストコットより嫌われキャラになる………」

二亜「というか打ち切りコース一直線だね」

真那「あれですね、兄様じゃなくて士織姉様でやるしかありませんね」

本日ここまで

一レスだけ投稿

――精霊ソング――

士道「ふー、たまに行く銭湯も良いもんだなぁ」

十香「~♪」〈デート・ア・ライブby十香〉

士道「女湯の方から歌が…、この声十香か?」

十香「シドーか、ここで歌うとよく響くのでな!」

凜祢「私たち以外は居ないから迷惑とかの心配は大丈夫だよ-」

士道「人が来たら止めるんだぞ-」

十香「うむ、わかった!」

鞠亜「しかし十香、なぜ私たちを誘ったのです?」

十香「ん-、特に理由などないぞ」

鞠奈「ふーん。ま、凜緒と一緒だったからいいけど」

万由里「凜緒が関わると何でもやるんだ」

鞠奈「そりゃそうよ。だってあたしは凜緒のお母さんだもの」

凜祢「凜緒のママの座は簡単には渡さないよ」

鞠奈「凜祢は奪う方じゃないの?」

凜祢・鞠奈「………」バチバチッ!

士道「二人とも止めてくれ!殺気がこっちまで伝わって来てるから!!」

凜緒「ケンカはだめ!」

鞠亜「大丈夫ですよ凜緒。いつものことです」

鞠奈「そうね。本当に仲悪いなら凜祢と一緒に暮らしてないし」

凜祢「いつもの調子でやっちゃったけど凜緒の前でやるべきじゃなかったね」

凜緒「な~んだ、よかったー」

十香「何も母親が一人でなければならない理由などないだろう
凜祢も鞠奈もどちらも母親だ!」
士道「父親は他の奴には渡さないがな!」

万由里「士道あまりこっちの話に聞き耳立てないで変態」

士道「聞こえて来るから仕方ないだろ!」

万由里「こっちもこっちで、あんまり凜緒の教育悪いことしないでよお母さんたち」

鞠奈「……」

鞠亜「どうしましたか鞠奈?」

鞠奈「見た見同じくらいのからお母さんって呼ばれるのってなんか…
二亜お母さんがたまに複雑そうな顔する理由わかった気がする」
万由里「そう言われても凜緒はあたしの妹だし…」

凜祢「あの話まだ引きずるの?」
万由里「いいじゃない。ねー凜緒」

凜緒「うん、万由里お姉ちゃん!」

十香「そういえば鞠亜以外の歌を聞いたことがなかったな
みんな歌ってくれないか?」

鞠奈「なにその無茶ぶり」

万由里「あまり歌とか知らないし」

十香「なに、私もさっきの歌は即興だったのだ
凜祢たちも同じようにやれば良いのだ」

鞠亜「あれがですか?とてもそうとは思えません」

十香「士道のことを考えたら自然と浮かんで来るのだ」

凜祢「士道のことを…。うん、やってみる」

凜緒「ママがんばれ~」

凜祢「うん。じゃあ行くね…」

凜祢「~♪」デート・イン・ユートピアby凜祢

士道「コワイ、コワイヨ!」

士道「十香、十香ー!次歌ってくれ!!」

十香「何故だ?」

士道「さっきの以外の十香の歌聞きたいんだ頼む!」

鞠亜「私からもお願いします」

十香「むう、そこまで言われたら仕方ないな」

十香「~♪」Trust in You by十香
万由里「あぁ、落ち着く…」

凜祢「みんなどうしたの?すごく疲れた顔して」

鞠奈「あんな重いの聞かされりゃこうもなるっての」

凜祢「?」

鞠亜「無自覚ですか…」

凜緒「ママ、おうたすごくじょうずだね」

凜祢「ありがとう凜緒」

万由里「そのせいで威力が倍増してたけどね…」

十香「ふう、さすがに疲れたな
それで次は鞠奈と万由里どちらが行くのだ?」

鞠奈「じゃああたしが。最後締めるのは嫌だし」

万由里「どうぞ。あたしはあまりそういうの気にしないし」

鞠亜「頑張ってください姉さん」
鞠奈「相変わらずこんな時しか姉呼びしないわねこの妹は
じゃ、いくわよ…」

鞠奈「~♪」インストレーションby鞠奈

士道「鞠奈にしては意外な感じだな
けど気持ちがこもってていいな」

鞠奈「あーあ、勢いでガラにもない歌になっちゃった
それに人前で歌うの苦手だし…」

凜緒「おかーさんすごい!ママとおなじくらいじょうず」

鞠奈「…でも凜緒が喜んでいるからいいか」

鞠亜「では近い内に他の精霊たちも呼んでカラオケに行きましょう」

鞠奈「なんでそうなんのよ!」

鞠亜「おや、凜緒はカラオケみんなと行きたいですよね」

凜緒「うん。おかーさんもいっしょにいこー」

鞠奈「凜緒の頼みでもこれだけは聞けない!」

凜祢「じゃあ最後万由里さん」

万由里「そういえば十香以外はあたしの歌聞いてるよね」

十香「そうなのか?」

鞠奈「そーいえば家でよく口ずさんでたね」

鞠亜「しかししっかりと歌っていた訳ではないですし
ちゃんとしたものは初めてです」
十香「ほう、では楽しみだな!」
万由里「じゃ、いくね」

万由里「~♪」Invisible Date by万由里

士道「なんか凜祢と別方向に重い
けどそれ以上に…もの悲しくて、切ない」

万由里「ふう、どうだった?」

「…………」

十香「黙ってしまってみんなどうした?」

凜祢「……だって、ずるいよそれ」

鞠亜「わざとでは無いのは解っていますがこれは私たちに効きまくりです…」

鞠奈「あたしたち五河士道との巡り合わせ酷かったからさ…」

凜緒「パパとのおわかれ…」

万由里「あ…」

十香「皆少し気にしすぎてないか?」

凜祢「気にするよ。私たち士道をたくさん泣かせちゃったし」

十香「それこそ気にしすぎではないか
凜祢の言うことは最もだがこうしてまた逢えたことで士道は喜んでいただろう」

鞠亜「そうですが…」

十香「あまり気負っているとそれこそ士道に迷惑になって仕舞うぞ
変に考えたりせず楽しめば良いではないか」

鞠奈「楽しむ、か」

十香「鞠奈は特にだ
でーいーえむ?やらガーディアンやら自分のことは後回しにしてばかりだったと聞いたぞ
もう自分を縛り付けるのは止めるのだ」

万由里「あたしはそもそも何がしたいかすら…」

十香「これから探して行けば良い
士道はきっと助けてくれる。もちろん私や琴里たちもだ」

凜緒「…ありがとう、とうかおねえちゃん」

十香「ん?特別変わったことを言ったつもりはないが」

凜祢「ふふっ、すごいよ十香ちゃん」

鞠奈「そうやって五河士道を支えてたんだ」

凜祢「さてと。さすがに上がらないと」

十香「そういえば頭が少しクラクラする…」

鞠亜「長湯しすぎてのぼせてしまったみたいですね
凜緒は大丈夫ですか?」

凜緒「だいじょうぶー」

鞠奈「後は帰るだけ…五河士道と顔合わせ辛い」

万由里「多分全部聞こえてたよね」

凜祢「仕方ないよ。ただ私たちの気持ちは伝わったんだし結果オーライだよ」

琴里「お帰りおにーちゃん、
って疲れた顔してどうしたのだ?」

士道「いや、色々な…」

バッテリー少ないので投下ここまで
ガラケーからの投下の為改行が一部変になってしまいました

余談ですが鞠亜・鞠奈・万由里・凜緒は凜祢の家で一緒に暮らしてます

別のssに掛かりっきりでこちら放置してました
今から投下開始

――士道クッキング――

士道「そろそろみんなの夕飯作らないとな」

凜祢「士道はゆっくりしてていいよ。今日は私がみんなの分作るから」

士道「悪いな、じゃあ任せた」

凜祢「ふふっ、任された」

十香「おお、今日は凜祢が夕餉を作るのか。楽しみだな四糸乃!」

四糸乃「はい…凜祢さんの料理、とってもおいしいですし…!」

士道「俺もたまに休むくらいは良いよな」

―翌日―

士道「さて今日は俺が夕飯やらないとな」

鞠亜「今日は私が作ります」

士道「鞠亜?大丈夫だって俺がやるよ」

鞠亜「なるほど、凜祢には任せて私にはやらせてくれないのですね?」

士道「う…、じゃあ鞠亜任せた」

鞠亜「はい、任せて下さい」

狂三「あら、今日は鞠亜さんですか」

琴里「おーやったー!」

士道「……」

―また翌日―

士道「今日こそは俺が夕飯を…」

鞠奈「ちょっと引っ込んでなさい。今日はあたしが作るんだから」

士道「鞠奈?お前の腕は信用できるけど突然どうした」

鞠奈「五月蝿い!邪魔なんだからさっさと退く!!」

ドカッ

士道「痛ってて、蹴り出す事は無いだろ…って凜緒じゃないか」

凜緒「ぱぱ!りお、おてつだいがんばってるの」

士道「食器並べてるのか。えらいぞ」

凜緒「えへへっ。おかあさんのりょうりまーだかなー」

耶倶矢「ほう、今宵は鞠奈が晩餐を手掛けるか」

夕弦「驚嘆。珍しいですね」

美九「お母さんらしく凜緒ちゃんに良い所見せたいんですよー」

士道「…………」

―そのまた翌日―

士道「今日こそ、今日こそは…!!」

万由里「士道。今日はあたしがみんなのご飯作りたいんだけど」

士道「万由里もかー!!」

万由里「どうしたの士道?そんな叫んで」

士道「いや何でもない。それで何で夕食を?」

万由里「あたしの料理を食べてみんなに喜んで貰いたい…じゃだめ?」

士道「…その気持ちはよく分かった」

万由里「じゃ、あたし1人にやらせて」

士道「手伝おうか?」

七罪「…今日は万由里なんだ」

折紙「万由里も料理を?油断ならない」

士道「………………」


――――――――――――――

士道「二亜、今日はフレンチのフルコースを作ってみたんだがどうだ?」

二亜「あのー少年?メシスタント引き受けてくれたのは嬉しいけどちょっと頑張りすぎじゃない?」

士道「駄目なんだ…!腕を上げなきゃ俺の料理がみんなに必要とされなくなる……!!」

二亜「そ、そう?ま、丁度いいし次の『SILVER BULLET』は食事回にでもしてみよっかな?」

一時中断
夕方あたりもう少し投下

ぬぉおPC落ちて書き貯めが吹っ飛んだぁ!
投下少し遅くなりますorz

再開
これはちょっとシリアスっぽくなりました

――○○○○テイム――

真那「兄様は最近、二亜さんのところで夕食を作ってるとお聞きしたのですが」

二亜「そーだけど。まさかまなっちあたしからメシスタント没収するの!?」

真那「いえ、その件はとやかく言うつもりはねーです
実は私もそこにお邪魔してーのです」

二亜「ああ、それなら別にいーよ。でもどうしてウチに?」

真那「いやぁ、ちょっと琴里さんにばれないように兄様に逢いたくて」

二亜「なるほど、けどもう1人食べに来るけど大丈夫?」

真那「構わねーです。むしろこちらがお邪魔する立場なんですし気を使わないで下さい」

二亜「りょーかい。じゃあ少年に伝えとくねー」

―夜―

真那「少し早く来てしまいましたがまあいいですかね」

<ピンポーン

二亜「お、来たね。部屋あがって待っててー」

士道「いらっしゃい。お客って真那だったのか」

真那「どうも兄様。今夜は兄様と家族団欒しようと思いまして」

二亜「家族…そうだ少年結婚しよう!はいまなっち、お義姉ちゃんと呼んで!」

真那「いきなり何言ってやがりますか!」

士道「はいはい。真那もあまり二亜の冗談に付き合わなくていいぞ」

真那「ところでもう1人来るという話でしたけどその方はどこに?」

士道「まだ来てないな。けど夕食もう出来ちゃったしどうすっかな」

二亜「早くしないと冷めちゃうから先頂こうよ
トレイラー心得『鉄は熱いうちに打て、飯は熱いうちに食え』だよ」

真那「何でやがりますかトレイラーって…」

士道「うーん、まあ来たら温めなおせばいいか」

二亜「よっしゃ。じゃあいただきまーす!!」

<ガチャッ

ジェシカ「ちょっと待ちなさイ!なに先に食べてるのヨ!」

真那「!?」

二亜「来るの遅いのが悪いと思いまーす」

士道「まだ出来たてですし大丈夫ですよ。はいこれジェシカさんの分です」

真那「!?!?」

ジェシカ「フン。シドウがそう言うなら大目に…って真那じゃなイ、なんでいるのヨ」

真那「それはこっちのセリフでやがります!」

二亜「2人とも知り合い?」

士道「あー、2人は元はDEMの同僚だったっけ」

ジェシカ「そうヨ、アプテダス2の座を賭けて戦ったけど結局マナには負け越したどネ」

真那「色々聞きたいですけど何で生きてやがるんですかジェシカ!
あの日DEM日本支社で死んだはずじゃ」

ジェシカ「勝手に殺さないでくれル?まだ生きてたわヨ」

士道「結構危ない状態だったのをフラクシナスが回収して治療したらしい」

ジェシカ「じゃあイツカシドウ、後の説明は任せたわよ」

真那「え、ちょっと」

二亜「じゃあジェシカ、隣の部屋で大人同士語り合いましょうや」

<バタン

真那「行ってしまいましたか…。で、兄様。ジェシカのことで説明していただけるのですか」

士道「真那は万由里の騒動の怪我で少しの間入院しただろ
それの見舞いに行こうとしたときの話なんだが…」

―――――――――――――――――――――
―――――――――――――
―回想―

<ガチャッ

士道「見舞いに来たぞ真那…ってすみません間違えました」

ジェシカ「………」

士道「あれ、起きてるますよね?」

神無月「無駄ですよ士道くん」

士道「神無月さん、どうしてここに」

神無月「少し野暮用で
あと、無駄というのは彼女の心が壊れてしまっているからです」

士道「え、壊れているって…」

神無月「彼女はDEMの魔術師<ウィザード>なのですが脳に深刻なダメージを負っていましてね
身の丈に逢わない装備を使うために相当無理な調整をしたのが原因でしょう」

士道「どうにか…ならないんですか」

神無月「体の方は医療用の顕現装置<リアライザ>で治してありますが、これ以上は…」

士道「ですけど心も早く治るといいですね。この人にも待っていてくれる人がいる筈ですし」

神無月「それはありませんよ。彼女はおおやけには死んだ扱いになってますから」

士道「え、死んでるってどういうことですか!?」

神無月「彼女の生存を知ればDEMはここの存在が嗅ぎ付ける危険性があります
それに真那さんと違いDEMと関係が切れたと判断できませんし…」

士道「そんな、じゃあ誰も彼女を心配してくれる人がいないって事ですか!」

神無月「こればっかりは仕方がありません」

士道「ですけど心も早く治るといいですね。この人にも待っていてくれる人がいる筈ですし」

神無月「それはありませんよ。彼女はおおやけには死んだ扱いになってますから」

士道「え、死んでるってどういうことですか!?」

神無月「彼女の生存を知ればDEMはここの存在が嗅ぎ付ける危険性があります
それに真那さんと違いDEMと関係が切れたと判断できませんし…」

士道「そんな、じゃあ誰も彼女を心配してくれる人がいないって事ですか!」

神無月「こればっかりは仕方がありません」

連投した>>65は無しで


―翌日―

神無月「士道くん、何をしているのですか」

士道「神無月さん。この人に話しかけてるんです」

神無月「あまり感心しないですね。DEMは士道くんも狙ってるのですよ」

士道「わかってます。けど誰かがこの人の傍にいてあげなきゃ…」

神無月「…しょうがないですね。司令には黙っておいてあげます
ただし条件として精霊を蔑ろにしては駄目ですからね」

士道「っ、ありがとうございます!」

神無月「でもこの秘密が司令に知られたらどんなお仕置きが…ああっ!!!」

士道「……大丈夫かな」

―数週間後―

士道「はい、リンゴ剥けましたよ」

ジェシカ「………」シャクッ

士道「あれからちゃんと食事は摂れる様になりましたね」

ジェシカ「………」

士道「結構いい時間だし、家帰って夕食作らないとな。じゃあまた来ます」

キュッ

士道「え?」

ジェシカ「ぅ…うぅ……」

士道「……今日はもう少し一緒にいましょうか」

―深夜―

――よろしいのですかアイク

――構わないさ。この程度の実力なら代わりはすぐ見つかるさ

待って下さいウェストコット様、ワタシはまだ

――処理後はスカーレット・リコリスを使わせようか。ホワイトでやれなかったデータ収集に丁度良いだろう

――使い捨てるには少し惜しいですが…。貴女も最後までアイクに仕えられる事を誇りなさい

何をすル、やめロ、やめテ、嫌ダ、痛いいたいイタイ!!!!!!!!!!!!

ジェシカ「アァ、アアア!!!」

士道「ジェシカさん!!?」

神無月「どうしました士道くん」

士道「ジェシカさん、一体どうしたんですか!」

ジェシカ「嫌だイヤダウアアアア!!!」

神無月「鎮静剤を投与します。離れて下さい」

士道「いえ、俺に任せて下さい!」

ギュッ

ジェシカ「アァ…ァ……」

士道「大丈夫です。ここには嫌な物なんかありません」

ジェシカ「…シ、ド…ウ……」

士道「俺が傍にいます。安心してください」

ジェシカ「すぅ…すぅ…」

士道「ふう、なだめたら寝ちゃいましたね。すごく穏やかな寝顔になったし俺も安心した」

神無月「凄いですね。よく落ち着かせました」

士道「多分ですけど、あれは夢でトラウマを思い出したんじゃないかと考えて」

神無月「過去の自分の経験からですか」

士道「…まあ、そうですね。上手くいくか分からなかったですけど」

神無月「では私は艦に戻りますが士道くんは?」

士道「朝までここにいようと思います。またさっきの起こすかもしれませんし」

神無月「分かりました。では士道くんお休みなさい」

話が途中ですが今日の投下ここまで
小ネタと言うには少し長くなってしまいました
とりあえず穴埋めは分かったと思いますが○○○○テイムの続きは近い内に投下します

今夜投稿
そしてネタ切れしたのでおそらくそのあとHTML依頼出します

開始します
まずは前回の続き投下
それとこのレスのコンマ判定でまた万由里関連でネタ1つ

―数日後―

士道「こんにちはジェシカさん」

ジェシカ「シドウ!」

士道「お待たせしました。これ今日の弁当です」

ジェシカ「やった♪」

士道「それにしても、美味しそうに食べてくれますね」

ジェシカ「だってここのより士道のがずっとおいしんだもん」

士道「病院食って味気ないですもんね」

ジェシカ「うん!」

神無月「しかし、毎回弁当持参でマメに来ますね」

士道「そうですか?神無月さんも監視を誤魔化すようにしてありがとうございます」

神無月「いえいえ。秘密を隠す時間が長いほど司令のお仕置きが苛烈になると考えれば…オゥ!」

士道「……ああ、そうですか」

神無月「おっと失礼。それで今の彼女の状況をお伝えしましょう」

士道「多分記憶喪失でしょ。何となく察せます」

神無月「我々としては早急に思い出して欲しいとこですが」

士道「うーん、ずっと思い出さない可能性もありますよ
俺も今の家に引き取られる前のは思い出せないままですし」

神無月「トラウマの程度によりますかね
おっといけません。フラクシナスに戻る時間です」

士道「そうですか。俺も頃合いを見て帰ります」

神無月「何かあったら呼んでくださいね。では」

―深夜―

ウェストコット様を裏切るつもリ!?栄えあるアプテタス・ナンバーの中でモ…!

――まあ、有り体に言うとそういうことです

ジェシカ「ウ…!何これ、怖い、シドウ…!」

――ジェシカ!今すぐ<リコリス>を停止させやがりなさい!

今はとてもいい気分ヨ。だってようやく…アナタを殺せるんですものォ

ジェシカ「ジェシカ…ワタシの名前、あれは……ワタシ?」

ウェ、ウェストコット様も、認めて、く、くれるかしらァ?

――……ええ、もちろんですよ

ジェシカ「…思い出した。全て……!!」

―翌日―

士道「じゃあ時間なんで俺も帰りますね」

ジェシカ「……………」

士道「今日調子悪いんですか?ほとんど喋らなかったですけど」

ジェシカ「……なんでもなイ」

士道「ならいいんですけど。また明日」

ガチャ

ジェシカ「………イツカシドウ、あのときマナと一緒にいタ…」

神無月「はい、そこまでです。大人しくしてください」

ジェシカ「貴様、なぜここニ」

神無月「あまり演技は上手くないですね。様子がおかしすぎて察してくださいと言ってるようなもんでしたよ」

ジェシカ「ワタシをどうするノ?DEMの事は何も話さないわヨ」

神無月「真那さんのより得られそうな情報は無さそうですしそのつもりはありません」

ジェシカ「マナ…やっぱりラタトスクにいるのネ」

神無月「こちらの安全の為、拘束はさせていただきます」

ジェシカ「殺すなら早くすることネ」

―翌日―

士道「こんにち…あれ神無月さん?ジェシカさんは?」

神無月「申し訳ありませんが今日よりジェシカさんとは面会謝絶です」

士道「謝絶って、まさか」

神無月「あ、誤解しないでください。ちゃんと生きてますよ」

士道「じゃあなんで」

神無月「彼女、記憶を取り戻したようで
ただそのせいで精霊や士道くんに危害を加える可能性が出たので拘束しました」

士道「そうですか…」

神無月「今までお疲れ様でした。ここからは私達の仕事ですので彼女の事は忘れて下さい」

士道「ジェシカさん……」

琴里「おにーちゃん、アンニュイな顔してどうしたのだ?」

士道「ハァ……」

シュルシュル
ゲシィ!!

士道「ギャン!」

琴里「ギャンだって、何白兵戦用の悲鳴あげてるのよ」

士道「いきなり蹴っておいてなに言ってんだ!」

琴里「ずーっと腑抜けたことになってたから気合入れさせただけよ
それに最近妙に出掛けてばっかで挙句、酷けりゃ一晩帰って来ない素行不良者が文句言えるの?」

士道「すまん、心配かけさせちゃったな」

琴里「心配とかそんなんじゃないわよ
ただこんなの続いたら十香たちも不安がるんだからやめなさい」

士道「ああ、もうこんな事しないよ」

琴里「分かればいいのよ分かれば」

―数日後―

琴里「令音、あの捕まえたDEMの魔術師<ウィザード>の様子はどう?」

令音「…神無月が話をしてる。モニターに出そう」

ピッ

ジェシカ『何時まで閉じ込めてるノ、出すか殺すか早くしなさいヨ!』

神無月『貴女がDEMと2度と関わらないと約束してくだされば出してあげれますよ』

ジェシカ『フン、とても無理な相談だネ』

令音「…この通り、平行線だね」

琴里「予想はしてたけど真那みたいにすんなりとはいかないわね」

令音「…それでどうするんだい?まだ説得をするのかい?」

琴里「そろそろ潮時かもね。脱走とか出来ないような遠くの施設を見つけておいて」

令音「…隔離、か。仕方がないか」

神無月「残念ですが今日も時間です」

ジェシカ「なんでアンタしか来ないのヨ。他に人はいないノ?」

神無月「魔術師<ウィザード>の貴女が襲い掛かってきた時の為ですよ
他のクルーは非戦闘員ですから貴女を抑え込めることが出来るのが私しかいないのです」

ジェシカ「フン、これだけ武装を積み込んだ空中艦を用意してよく言うわネ」

神無月「貴女たちみたいなのに備えてですよ
ウチはこれでも平和的解決を望む組織ですから精霊に使う気はないですよ」

ジェシカ「イカレてるワ」

神無月「そうですよ。だから貴女にも説得を続けてるんです」

ジェシカ「いくらやっても無駄だってノ」

神無月「それは重々理解しました。なので明日で貴女への説得を最後にします
応じないなら相応の処遇となります」

―翌日・ジェシカ説得最終日―

琴里「一晩考えたけど、あの女の考えを改めさせるのは無さそうよね」

令音「…いや、どうやら神無月には策があるらしい」

――――――――――――――――――――――――――――

神無月「こんにちは。あれから考え直してくれましたか?」

ジェシカ「するわけないでショ」

神無月「そうでしょうね」

ジェシカ「デ、その持ってるものは何なノ?」

神無月「昨日文句を言われてしまったので、少々特別な食事を用意しました」

ジェシカ「今までのとちっとも変わんないじゃなイ」

神無月「食べれば違いが分かりますよ」

ジェシカ「フン……」パクッ

ジェシカ「!!これは…」

神無月「貴女の命を使い捨てるような組織にまだ忠誠を誓い続けますか?
それともそれを作ってくれた人の思いを尊重してDEMを裏切りますか?」

ジェシカ「ワタシは……!」

神無月「選択肢はこの2つ。さあ選択しなさい!」


―――――――――――――
―――――――――――――――――――――

真那「で、ジェシカもDEMと縁切りしたと」

士道「そうだ。それとあれ実は俺の料理だったんだよな
突然神無月さんに料理作れって連れ攫われたときは何事かと思ったよ」

真那「まあジェシカのこれまでの事情はよく理解できました
で、なんでここまで兄様と二亜さんと仲良くなってやがるんですか」

士道「それが事ある事に俺の料理強請ってきて
で、最近二亜の夕食作ってるって伝えたらここに押し掛けてきて
でなんだかんだ3人で一緒に食卓囲んでたらこうなってた」

真那「ジェシカ、兄様に餌付けされたんじゃないですか」

士道「まあ、向こうはそうとしか思ってなさそうなのが辛いけど…」

真那「…ん?今聞き捨てならないこと仰いませんでしたか」

士道「え?なんか変な事言ったか?」

真那「『そうとしか思ってない』って、兄様まさかジェシカのこと」

士道「そうだデザート作るの忘れてた急がないと!」

真那「逃げないでくださいあとジェシカが義姉なのは流石に勘弁願いやがります!」

士道「それは困る!」

真那「やっぱそーいう目で見てるのですか!」

士道「しまった墓穴掘ったあ!!」


――ジェシカテイム――終わり

投下ここまで
なぜか土壇場でネタが2つ思い浮かんだので依頼は無しにします

――士道シージュ――

二亜「そーいや少年はプライバシーが一切ないって言ってたけど」

士道「おう。もう囁告篇帙<ラジエル>が使われる位どうってないレベル」

二亜「ちょっと信じられないんだよねー。全知の力と比較してもってのは」

士道「…じゃあどれほどか直接見せてやるよ!」

二亜「え?ちょっとどこ連れてくのさ」

二亜「もう、説明も無しに部屋に連れ込むなんて野獣だねえ」

士道「変な考えはしないでください
まずここに盗聴機の発見器があります。スイッチを入れると」

ピ―――――――――――――!!!

二亜「ねえ、これって盗聴機に近付けないと鳴らないんじゃないっけ?」

士道「部屋の中至る所にあるんだよ。そのせいでどこやっても鳴りっぱなし」

二亜「これじゃあ見つけるの無理じゃない?」

士道「そうでもないんだなこれが」

ゴソゴソ

士道「はい、ベッドの下とか本棚やタンスの裏側、あーパソコンにも仕掛けてある」

二亜「ちょっなんでそんな簡単に見つけてるのさ」

士道「折紙にやられまくってたら上達しちゃったんだよ」

二亜「テクを徹底的に仕込まれたと」

士道「そう、俺は拒んでるのに無理矢理開発されちゃったんだよ」

二亜「…なんでツッコミくれないの」

士道「…出来る限り現実逃避したいからさ」

プルルルル

二亜「少年、どこに電話してるの」

士道「これを仕掛けた犯人だ」

プッ

士道「鞠亜、少しいいか」

鞠亜『士道、どうかしましたか?』

士道「ちょっと家に忘れ物しちゃって。届けて欲しいんだ」

鞠亜『何故です?今家にいるのですから私に頼む必要は無い筈です』

士道「…鞠亜、なぜたった今二亜を連れて帰ったばかりの俺が家にいるって知ってる?」

鞠亜『そっそれは』

士道「この盗聴機は鞠亜のだな」

鞠亜『…なぜ分かったのですか』

士道「こういうのを1番にやりそうなのは折紙だが、あいつはもっと気付かれないよう仕掛ける
そして他に機械に詳しくてこんなのやりそうなのは鞠亜だけだ」

鞠亜『まさかフラクシナスの管理AIである私が負けるとは』

士道「この分野で折紙に敵うのは何だろうと無理だ」

士道「さあ次だ!」

二亜「まだあるの!?」

士道「1人だけなわけないだろう」

二亜「わが娘の愚行でもうSAN値がピンチなんだけど…」

士道「ここに玄関と脱衣所前に仕掛けた隠しカメラの映像があります」

二亜「待った!何でそんなものが!?まさか妹ちゃんに」

士道「カメラは折紙から没収したものを使った
それと脱衣所の方の映像を撮ったのは朝だけだ。着替えの盗撮はしてない」

士道「まず洗濯機前の映像を見るぞ」

凜祢『~♪』

二亜「凜祢ちゃんだね。少年家の選択してるの?」

士道「女物のが多くてやり辛いって日にやって貰ってるんだ」

つ士道のパンツ

凜祢『……』キョロキョロ

二亜「少年のパンツ持って周り気にして、まさか…」

凜祢『クンカクンカスーハースーハー!!』

二亜「ホントにやったー!!?」

凜祢『いいよね、手伝ってるんだからこんな役得くらいいいよね』

士道「持って行かないならいいよ」

二亜「いいの!?」

士道「折紙は下手したらパンツ食うんだぞ
返してくれるなら何しても全然かまわない」

二亜「いいんだ…」

士道「次は玄関だ。一番狙いそうな日の映像は…」

二亜「ゴミ袋が置いてある。ゴミの日?」

万由里『………』

士道「万由里か」

万由里『……』ゴソゴソ

二亜「まさか……」

万由里『……穴の開いたシャツ、古くなったハンカチ。そう名付けるならこれは夢袋』

二亜「どっかの生徒会所属のストーカーみたいな発言始めたよ!」

万由里『けどアレの使用済みティッシュがない。溜まってるのなら早急に発散させるべき』

士道「…万由里の折紙化が酷い。どれだけ強いんだよ折紙の成分」

二亜「他の精霊分で薄まってる筈なのに影響力有りすぎだよね」

士道「次に同じ玄関で鞠奈が映ってるんだが」

二亜「そんな、鞠奈だけは大丈夫と信じてたのに。親不孝者…」

士道「それがまだ分からないんだ。映像を見ると…」

二亜「玄関から入って…少ししてすぐ出て行った」

二亜「何か仕掛けた様子もない、持ち出してもないね」

士道「このとき俺や琴里と会ってないから何かしたと思うんだけどそれが分からないんだ」

二亜「そうなんだ」

士道「俺は風呂から上がって部屋に戻ってて琴里はフラクシナスに行ってたから気付かなかったんだ」

二亜「…少年、鞠奈のポケット何か入ってない?」

士道「何か分かったのか」

二亜「風呂の残り湯」

士道「…え」

二亜「さっき脱衣所の映像は朝しかないって言ったよね
別の部屋に行かずもし風呂場に向かったとして…」

士道「…今夜仕掛けてみる」

―翌日―

二亜「どうだった?」

士道「二亜の言う通りだったよ」

二亜「何に使っているか分かった?」

士道「流石に持って帰られたらどうしようもない」

二亜「じゃあ禁じ手で…囁告篇帙<ラジエル>」

士道「どうだった?」

二亜「自分の風呂に入れてるようです」

士道「うん、さすが鞠奈。健全だ」

二亜「健全じゃないよ!!」

士道「けど折紙だったら…」

二亜「オリリン基準にしちゃ駄目だって!」

士道「だって折紙基準で考えないと俺の精神が持たないって」

士道「分かっただろ。囁告篇帙<ラジエル>なんか目じゃないって」

二亜「ホント舐めてました。それとウチの娘たちが大変ご迷惑をお掛けしました」

士道「多分これで問題はなくなったはずだし、少しは安心だ」

二亜「ねえ、オリリンは…」

士道「二亜。俺が気付かないならそれは起きてないことだ
だから折紙が何してるかは絶対に囁告篇帙<ラジエル>で調べないでくれ」

二亜「……ハイ」


―――――――――――――――――――

四糸乃「士道さん、来てくれてありがとうございます」

士道「いや、それにしても突然部屋に呼んでどうしたんだ?」

よしのん「四糸乃はお家デートがしたかったんだよ。」

四糸乃「迷惑、でしたか…?」

士道「そんなことないさ。わざわざケーキ用意してくれてありがとうな」

ナデナデ

四糸乃「いえ、私も今日は楽しかったです」

士道「じゃあ俺もう行かなくちゃ。またな四糸乃」

<バタンッ

よしのん「士道くん行ったよ四糸乃」

四糸乃「士道さんの使ったスプーン…手に入ったねよしのん」

―――――――――――――――――――


―――――――――――――――――――

ズズズズズッ

狂三「キヒヒッ!隠しカメラがあろうと影を使えば造作もないですわね」

狂三(分)「それで、士道さんの部屋から何を持ち出すのですかわたくし」

狂三「この枕を頂きますわ」

狂三(分)「入れ替え用の同じ枕はこちらに」

狂三「流石わたくし。抜かりありませんわね」

狂三(分)「早く去りましょう。わたくしそれを堪能したくて堪能したくて我慢できませんの」

狂三「承知してますわ。ただし一番は譲りませんわよ」

―――――――――――――――――――


―――――――――――――――――――

カタカタッ

琴里「あったあった。士道の監視データ」

琴里「それと、情報収集の名目で集めた昔の士道の私物」

琴里「ふふふ。こんな風に楽しめるなんて司令特権よね」

―――――――――――――――――――


―――――――――――――――――――

夕弦「享受。マスター折紙の監視網の突破法、とても役に立ちます」

夕弦「捜索。士道の持つえっちな本は…」

ゴソゴソッ

夕弦「発見。ベッドの下に隠すとは、士道も単純ですね」

夕弦「拝借。士道の好みを調べる為に持って行きましょう
無くしたと思っても言い出せないですし、頃合いを見て返却しましょう」

―――――――――――――――――――


―――――――――――――――――――

七罪「贋造魔女<ハニエル>を使えば士道の部屋に忍び込むのは簡単なんだよね」

コソコソ

七罪「これ、士道が士織になるときの化粧品…」

七罪「…私のと同じだし入れ替えてもばれないよね」

―――――――――――――――――――


―――――――――――――――――――

折紙「士道の考えは甘い。対抗法を習得しているときにはこちらはさらに上を行っている」

折紙「他の精霊も同じ。士道の物を集めるのならば誰よりも早く目的を達成すべき
だから私は絶滅天使<メタトロン>の力、テレポートを最大限利用する」

折紙「万由里よりも先に夢袋から物の回収、凜祢より前に洗濯物の香りを堪能するetc…」

折紙「これでも同志として堪能できるよう最大限譲歩してはいる
だから私が集めている最上級のものを求めるのなら、競争で私に勝つしかない」

折紙「挑戦はいつでも受ける。ただしそのときはこちらも全力を出させてもらう」

―――――――――――――――――――

今日の投下ここまで

生存報告
投下についてはついてはネタ切れが続いていてまだできそうにないです
というかデートキャラのネタだと某たしあきたちに勝てない……

すみません盆休みの間かけてもネタが浮かびませんでした
これ以上足掻くのやめてギブアップして依頼出します

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