【艦これ】加賀さんがいない (43)



ある日の執務室、今日も作戦立案が為されていた。


長門「ここで空母だが……加賀はどうした?」


瑞鶴「さぁ、寝てるんじゃないの?」


朝潮「そういえば今朝から見かけませんね」


会議中だというのに加賀さんが見当たらないのだ。


提督「なんだ、なんか理由があるんじゃなかったのか?」


瑞鶴「特に何も聞いてない……」


長門「いつも静かだから気がつかなんだ」


提督「そうか」

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提督さんは受話器を手に取り、加賀さんを呼び出した。


提督『加賀、加賀、至急執務室まで来い』


瑞鶴「体調でも悪いのかな」


提督『あ、体調が悪かったら無理しなくても』


朝潮「でも連絡も無いだなんて」


提督『それと、もし何かあるなら連絡を』


長門「しかし……」


提督「おい横から色々口出しするのはよしてくれ、私が馬鹿みたいじゃないか」


その放送の後提督さんたちはずっと待っていたが、加賀さんは来なかった。



朝潮「これは何かあったんですよ!」


瑞鶴「私もそう思う」


提督「それじゃ、二人に見てきてもらうよ」


朝潮「承りました!」


二人は執務室を後にした。


瑞鶴「何があったのk」


朝潮「これは事件ですね!間違いない!」


瑞鶴「は、はぁ?」


朝潮さんはなぜか興奮気味だ。



瑞鶴「一体全体どぉしたっていうの……」


朝潮「どうしたもこうしたもないですよ!これは事件です!ワトソンくん!」


瑞鶴「ワト……何?」


朝潮「はぁ……これをご覧ください?」


そう言って朝潮さんはポケットからスマホを取り出して見せる。


瑞鶴「何これ、電子書籍?シャーロックホームズって……」


朝潮「ご存じない!?」


瑞鶴「いや、名前は知ってるけどさ」


朝潮「まあいいや、無駄話は後です。行きましょう」


瑞鶴「なんだか頭痛くなってきちゃった……」



二人は加賀さんの部屋にやってきた。


瑞鶴「加賀さん、加賀さーん!おーい!」


ドアを叩くが、返事はない。


朝潮「留守でしょうか」


瑞鶴「おい!出てこいポンコツ空母!」


瑞鶴さんがノブを回すと、ドアは開いてしまった。


鍵は開いていたのだ。


瑞鶴「お邪魔させてもらうわ」


朝潮「お邪魔しまーす……」



しかし部屋には誰もいない。


瑞鶴「うーん……鍵を閉め忘れたとか」


朝潮「やっぱり事件ですね!」


瑞鶴「なのかなぁ」


すると朝潮さんは加賀さんの部屋を漁り始めた。


瑞鶴「ちょっとちょっと、何を」


朝潮「手掛かりを探すんです、捜査の基本ですよ」


瑞鶴「ああそういう……」


朝潮「こ、これは!」


朝潮さんがタンスからある物を見つけた!



朝潮「な、なんてエッチな下着……Tバックってヤツですか!?」


瑞鶴「えっ」


朝潮「これは重要なファクターですよ!」


瑞鶴「ちょっと貸して」


朝潮「いやしかしこんな際どいのは…」


瑞鶴「貸せっての」


朝潮「あっはい」


瑞鶴さんはそのTバックを乱暴に奪い取った。


そしてマジマジと見つめる。



朝潮「ひょっとするとこれを履いて夜な夜な、いや今は昼だから昼間昼間外に出て」


瑞鶴「ちょっと聞き捨てならないんだけど加賀さんがそういうことするように見えるのかな本人がいないからってまるで人を娼婦のように言うのは気に入らないていうかかなりカチンと来るなぁそういうのよくないと思うよ大体昼に出て行ってるんならこれが今ここにあっちゃダメだしそもそもこの下着は使われてないみたいだしね加賀さんの臭いもしないしそもそも加賀さんはそういうところしっかりとしていると思うからちょっと想像できないっていうか有り得ないよねその推測はいつも加賀さんをどういう目で見てるのか疑問だし人間性とか疑っちゃうわ艦隊の仲間なのに何でそういう事言えちゃうのかがよくわかんない第一これがもし仮にまあ無いとは思うけど商売道具だとしてさ私に関係なくないこれっぽっちも興味無いしさ別に加賀さんがどこの馬の骨とも知れない連中と寝てたとしても全くもってどうでもいいしさ気にしないよちょっとは気になるけどさでもそういうのは自由だし別にそんな私に一言でも相談してくれたら良かったのにさなんでどうして加賀さん……!」


瑞鶴さんは早口でわけのわからんこと言った後、その場に崩れ落ちて泣いてしまった。


朝潮「あの、気を強く持って……」


瑞鶴「加賀さぁん、ぐすっ、どうしてぇ……」


朝潮「Tバックってスパッツ組はみんな履いてますから、子日とか荒潮とか。加賀さんもスパッツ履くのかも」


瑞鶴「スパッツ……」



すると朝潮さんは、下着にタグが付いているのを見つけた。


朝潮「ん、これは……『誕プレやで、大事にしーや -謎の美少女RJより-』……」


瑞鶴「……」


瑞鶴「さあ捜査を続けましょうか」


朝潮「あっはい」


瑞鶴「えーっと後は……DVDね」


朝潮「あ、世界名作劇場ですか」


瑞鶴「有名だけど見たこと無いわよね」



朝潮「聞いた話によると、主人公がひたすら虐められる話があるとか……」


瑞鶴「怖!どこが名作なのよ!」


朝潮「他にも南北戦争や第一次世界大戦の話なんかも……」


瑞鶴「も、もういいって!なんかイメージが変わったなぁ」


朝潮「何を見たんでしょうね、加賀さん」


瑞鶴「えーっと……『母を訪ねて三千里』だった……」


二人は仰天する。


まさか母を訪ねて三千里してしまったのではないだろうかと思ったのだ。



瑞鶴「でも、艦娘に親兄弟はいないはずじゃ……」


朝潮「ますます不思議ですね……これ以上ここに手掛かりはなさそうです」


二人は部屋を出て、目撃者を探すことにする。


とりあえず、仲のいい人物の部屋を回ることにした。


一先ずは磯波さんである。


瑞鶴「こんちは」


磯波「あ、ど、どうも……」


朝潮「加賀さんは見かけませんでしたか?」



磯波「加賀さん……今朝私の部屋に来て漫画を読んでましたけど」


朝潮「な、なんですって!」


瑞鶴「いきなり重要参考人発見ね!」


磯波「ふぇっ?」


朝潮「立ち話もなんだし、上がりましょう」


瑞鶴「そうね!」


磯波「え!?あの、ちょっと……」


磯波さんは、それは普通家主の言葉だろうと思ったが口には出さなかった。



磯波「それで、加賀さんがどうかしたんですか?」


瑞鶴「実は行方不明なの」


磯波「ええ!?」


朝潮「磯波は加賀さんと仲がいいから何か知ってるんじゃないかと思って」


磯波「そう、ですねぇ……今朝ここに来て、のらくろを読んだあとすぐどこかに行っちゃったから……」


瑞鶴「また随分と古いものを」


ちなみにのらくろの誕生は1931年の1月、同年の6月には駆逐艦漣が進水した。


朝潮「あのDVDは昨夜見たと仮定して、今朝はのらくろと来ましたか……なるほどですね……」


瑞鶴「何かわかった?」


朝潮「いや全然」



磯波さんの次は龍驤さんの元へと向かった。


龍驤「うーん、そーやなー。加賀とは昼一緒に食べたけど変わった様子は無かったと思うで」


瑞鶴「そっかぁ……」


朝潮「何か、いつもと違うことを言ったりとかは?」


龍驤「むー……あ、そうや、家族がどうたらこうたら言うてたな」


瑞鶴「家族」


龍驤「そう、家族。ウチは艦隊こそが家族やでーって答えたんやけど、何か腑に落ちてない感じやった」


朝潮「あ!まさかそれは!」


瑞鶴「何か知ってるの!?」


朝潮「いや、全然」


龍驤「知らんのかいお前!何言うてんのお前!」



なかなか良い情報を得られない二人であった。


次に向かった先は鳳翔さんの元である。


鳳翔「そう、加賀さんが……」


瑞鶴「一体どこに行ってしまったんでしょうね……」


鳳翔「そういえば、今日のお昼過ぎに私の元に」


朝潮「何か変わった様子は?」


鳳翔「なんだか、寂しそうな雰囲気でした」


瑞鶴「寂しそう……寂しいのかな、加賀さん」


朝潮「……欲求不満なのかな」


瑞鶴「黙ってて」



鳳翔「なんだか子供みたいって言うか、うまく言い表せないけど」


瑞鶴「子供……」


朝潮「子供が欲しいのでしょうか」


瑞鶴「黙ってて」


鳳翔「全身に哀愁を漂わせていましたね」


瑞鶴「それもまた不思議な表現ですね……」


朝潮「そうか!わかりました!」


二人は鳳翔さんの部屋を後にし…


朝潮「いや本当にわかったんですってば!」



瑞鶴「一応、聞いてあげる」


朝潮「『母を訪ねて三千里』、『のらくろ』、『家族』、そして『鳳翔さん』……」


瑞鶴「それがどうしたの」


朝潮「加賀さんは家族愛、特に母の愛に飢えているんですよ!」


鳳翔「まァ、家族愛?」


瑞鶴「で、それで加賀さんは行方不明に?」


朝潮「え、まぁ、それもそうか……」


理由がわかったところで、加賀さんがいなければ仕方がない。


彼女は一体どこへ行ってしまったのか。



鳳翔さんからの聞き取りを終えると、赤城さんの部屋へと向かった。


加賀さんの一番の親友である彼女なら何か知っているかもしれない。


瑞鶴「というわけなんです!」


朝潮「何か知りませんか?」


赤城「そうですね、加賀がブルーな時はいつも秘密の場所にいるんですよ」


瑞鶴「秘密の場所?」


朝潮「どこですか!教えてください!」


赤城「教えたら秘密じゃなくなるじゃないですか」


朝潮「それもそうか」


瑞鶴「諦め早っ」



赤城「でもひょっとすると本当に行方不明かもしれないから、確認のためにも行きましょうか」


瑞鶴「ありがとうございます」


赤城「どうしてそんなに加賀さんのことを?」


瑞鶴「えっ」


朝潮「確かに、瑞鶴さんは加賀さんを蛇蝎のように嫌っていたはず……」


瑞鶴「いや、その、なんていうか、深い意味はなくて……艦隊の仲間だし」


赤城「なるほど」


朝潮「そういうわけか」


瑞鶴さんはホッとしたが、なんとなく腑に落ちなかった。



赤城さんに連れられて、加賀さんの秘密の場所へと向かった。


秘密の場所とは言うが、ただの砂浜の岩陰であった。


赤城「加賀?」


加賀「あ……」


瑞鶴「加賀さん!こんなとこで何やってたの!?」


加賀「瑞鶴……どうして……」


瑞鶴「まあ別に心配とかしてなかったけどね、会議があるのにいなくなられちゃ困るのよ」


加賀「あ」


どうやら加賀さんは作戦会議の事をすっかり忘れていたようだ。


赤城「全く、みんなを心配させちゃダメですよ?」


朝潮「瑞鶴さんが一番心配してましたからね」


瑞鶴「全っ然だけど!」



加賀「……」


しかし加賀さんは俯いたままだ。


朝潮「本当に、どうかされたんですか?」


赤城「説明してもらいますよ加賀……昨夜?」


加賀「はい……」


赤城「のらくろ?」


加賀「かもしれない……」


赤城「家族?」


加賀「そうです……」


赤城「鳳翔?」


加賀「いえ、それは」



赤城「わかりました」


瑞鶴「何がわかったのかしらねぇ」


朝潮「ねー」


赤城「要約すると、艦娘には親がいないから寂しくなった、とのことです」


朝潮「じゃ、私の推測は当たってたんですね」


加賀「……だって、そうじゃないですか。みなさんは寂しくはないのですか?」


加賀さんに問いかけられた三人は黙り込んでしまった。


確かに、艦娘には親や兄弟はいない。


特に大型艦となると、生まれたその瞬間から大人であることを求められる。


甘える人さえいないのだ。


加賀「そう思うと……なんだか悲しくなってきたんです……」



瑞鶴「そう、ね。そうかもしれない」


朝潮「私たち駆逐艦ならいざ知らず、大型艦の方々は……」


「なるほど、そういうことだったのか」


赤城「え?」


そこにやってきたのは提督であった。


提督「全く……心配させて……」


加賀「提督……」


提督「話は聞かせてもらったよ、でも母親を用意するなんてのは無茶だ」


赤城「それはそうでしょうけど」


提督「しかし大本営曰く、提督たるもの艦隊の父であり母であれ、との事だ」


瑞鶴「なんか嫌な予感が……」


提督「それなら……」



提督さんはどこから取り出したのか、化粧をし口紅を塗り割烹着を身につけた!


提督「私が母親代わりになってあげるわぁ~ん♥うふっ♥」


瑞鶴「わぁー!キモいよ~~!」


赤城「ぶっ、くふふふふ……」


朝潮「司令官の気遣い、心に沁みます……しかし!少々、いやかなりキツイです!」


提督「えぇ!?どうしてぇ!?どこからどう見てもお母さんでしょー!?」


朝潮「司令官みたくデカくて筋肉質で髭生えてる女がいるわけないじゃないですか!」


瑞鶴「客観的に自分を見れないの!?このバーカ!」


提督「そこまで言わなくてもいいじゃないのよぉ~~!!」


加賀「は、ははは……」


もはや加賀さんも笑うしかなかった。



赤城「ふふふ、加賀って意外と甘えん坊なのね」


加賀「い、いや、その」


赤城「好きな時に甘えてくれたっていいんですよ?たまには」


加賀「……そうね、赤城さん」


この日以来加賀さんたちは、時々お互いに甘えさせる日を作ったという。


最初こそ恥ずかしがっていたが、意外な一面を見れたりと次第に積極的に参加する艦娘も増えたとか。


特に大型艦の参加者が多く、ひっそりと盛り上がりを見せているという。


また、提督さんの親になる宣言が鎮守府に発表され、艦娘たちの対応に追われているという。


髪を結ってあげたり、悩み相談だったり、オカマ芸も板についてきたのだという。







ところで執務室では……。


長門「……まだかな、忘れられてたりしてないよな」


おしまい

以下おまけ

元の曲は ああエキセントリックボウイ
https://www.youtube.com/watch?v=YoKoxE-4pqU
だよ!みんなも歌おう!


嗚呼、オリョールクルーズ少女

-最近だんだん わかってきた-


伊58「……」モグモグ

鈴谷「きゃはは、超うけるー!」ドンッ

ガチャン

伊58「あっ」

鈴谷「あ、ごめんね。大丈夫?」

伊58「平気でち」

鈴谷「ほんとごめんね。それでさー」

伊58「……」


-ゴーヤが死んでも 誰も泣かない-

-色んなものが見えてきた-


提督「ありがとう、指輪を手に入れることができたよ」

伊58「……」

提督「早速榛名に渡さなくては。もう下がっていいぞ」

伊58「はい……」


-見たくは ないもの ばかりだけど-


-イムヤのヤツ、すぐ何処かでスマホいじるのさ-


伊168「ワォ!大量大量!」テチテチ

伊58「あの、次の出撃の準備……」

伊168「んー……お、また来た!」テチテチ

伊58「もう、勝手にやっとくからね」

伊168「んー」


-イクの後に風呂に入ると 変なもの浮いているのさ-


伊19「はぁーさっぱりさっぱりー」

伊58「……また、なんなのこれ」

伊19「それ聞いちゃうのー?」

伊58「……いや」

伊19「知りたい?」

伊58「……別に」


-はっちゃんはドイツかぶれ-


伊8「全く、最近の日本海軍は……それに比べてドイツはねぇ」クドクド

伊58「……」


-お前がどうしてドイツにかぶれる-


-ああ オリョールクルーズ少女-

-軽空母と重巡また酒飲みに来た-


伊58「また!」

隼鷹「いいじゃないのぉ~~どうせいつも誰もいないんだからぁ~~」ヒック

加古「そうそう、それにここだとバレないんだよ」

伊58「片付け大変なんだよ!?疲れて帰ってきてるのに!」

隼鷹「今回からは片付けるよ」

伊58「毎回言ってるし!」


-でも言えない 出ていけとは言えやしない-


伊58「……やっぱり片付いてないよぉ」


-悲しくなるだけだから-


伊58「……もう寝よう」


-提督はアホほど建造をする-


提督「大和来い……大和来い!!」


-提督はアホほど資材を使う-


提督「ソナーが足りないな……よし、増産だ!」


-めっちゃ腹立つ めっちゃ腹立つ-

-お前ら 全員 遠征するでち-





伊58「ゴーヤがいなきゃこの鎮守府終わりでち……うわ、知らないうちに白髪増えてる!?」




-最近だんだんわかってきた-

-ゴーヤの同僚は全員変態-


伊168「イムヤのこと、嫌いになったの……?」

伊19「イク、イクのぉ~~~♥♥♥」

伊8「アハト!」

伊58「……」


-部屋に帰れば司令書FAX30m-


伊58「うわわわわ、また!オリョクルオリョクルオリョクル全部オリョクルじゃん!」


-今日も紙がきれている-


-駆逐艦はトラウマだらけ-


雷「ふわわわ!ちょっと!潜水艦怖い怖い!」

伊58「怖がってちゃダメ!さあ逃げないで戦って!」

電「いやあ!嫌なのですぅ!」

伊58「ただの演習でち!!」


-巡洋艦は何につけても夜戦と言う-


川内「夜戦かなぁ」

天龍「夜戦だな」

長良「夜戦だね!」

伊58「お前ら……」


-どいつもこいつも海上護衛をやろうとはしない-


吹雪「ええ、だってダサいし……」

不知火「やはり艦隊決戦ですね、華があっていい」

秋月「対空戦闘ならお任せを!」


-何でやらないのか-


-ああオリョールクルーズ少女-

-兵站が気になって眠れない-


伊58「資源は、資源はまだあるの……?」

大淀「もぉ~今深夜2時ですよぉ?朝でいいじゃないですかその確認は」


-ああ間宮ぐらいにしか行く気がしない-


伊58「あ……間宮券一回も使ってない……」


-えっ!?今月まだ20日もあるの-


伊58「どっちにしたって安めないし関係ないか……」


-ああ明日になんかならなきゃいいのに-

-ああ明日になんかならなきゃいいのに-


伊58「……あ、また体動かない」


-どうせ今夜も金縛り-


伊58「今日で三日目でち」


-三日連続金縛り-

おまけも終わり
ちなみにうちのゴーヤちゃんはいつも暇そうにしています

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