男「亜人だらけの学園で、俺は恋を始める」ドッペ「最後っす!」 (407)

このSSは人外だらけの学園で生活をする安価SSです。

このSSではSS中の平日・日曜日ごとに行動を安価していきます。

とれる行動は
国語・科学・魔術・魔導・芸術・運動・容姿・雑学のスコアを上げる
部活をする
何か行動を行う(具体的に安価をして頂けると助かります)

の三つとなっております。

【詳しい情報】

男がいる学園都市でのデート先になりそうな場所は遊園地、水族館、海、山、図書館、音楽ホール、映画館、美術館、商店街、競技場、ゲームセンター、カラオケ、ボーリング場などが存在します。

スコアと呼ばれる能力を数値化したもので対決や、テストの結果が決まります。

部活は運動部と文化部に分かれており、運動部は一つしか所属できず、運動は2回部活をサボると強制退部させられます。

この世界は人間が衰退し、希少な種族となった世界で、人間はほとんどいません。人間が遺伝子改造して産まれた亜人と呼ばれる様々な種族が栄えています。

魔導とは魔術を専門的な知識を必要とせず誰でも使えるように工学化したものです。

精霊職とは精霊の名から取った重要な役職で天気などに関わるニュンペー・水に関わるウィンディーネ・空に関わるシルフ・陸に関わるノーム・炎、工業に関わるサラマンダーが精霊職と呼ばれます。

主人公が通っている学園は小学校から大学までを内包する巨大な学校で、生徒数は1万を超え、高校だけでも3000人を超える生徒がいます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460454429

【男の能力】

国語【66】

科学【45】

魔術【92】

魔導【53】

芸術【65】

【好感度】

ゴブリン【102】

ドッペルゲンガー【120】

人魚【87】

ゴースト【28】

ワークラブ【26】

玄妹【21】

マリモ【20】

フェニックス【40】

【前スレ】

男「亜人だらけの学園で、俺は恋を始める」ゴブ「その2だ」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455709275/)

【キャラクター紹介】

【男】「家の中に盗聴器らしきものを見つけた」

種族人間の3年生、男、特別保護種であるため、割と裕福な生活を送っている。ドッペルゲンガーと恋人になる。

【ゴブリン】「うるせーばーか!! 好きだよっ!!」

種族ゴブリンの3年生、女。男と同じクラス。大家族で10人姉妹の長女で力持ち。バイトの数を減らし勉強に集中している。好感度突破組その1

【ドッペルゲンガー】「男さんとゴブリンさんが好きです。性的な意味でも」

種族ドッペルゲンガーの3年生、女。男と同じくクラス。第二種危険種族であるドッペルゲンガーの女の子で人に化けれる能力を持つがまだ不完全で胸だけは化けれない。なぜか男とゴブリン以外の人から顔を覚えてもらえず認識されない。割と巨乳。 ゴブリンの家におせっかいになっている。好感度突破組2人目、ヤンデレ

【人魚】「可愛い私をめでる権利を差し上げましょう!」ドヤァ

種族人魚の3年生、女。事あるごとに自分の事を可愛いと言いどや顔をする女の子。尾びれを足に変えることはできるが半日ぐらいしかもたない。特殊な歌を歌い人を卒倒させることが出来る。水中種族なので雨に日は大好き。男が好きだが好意を向けるたびにドッペルに牽制される。

【ゴースト】「気分はどうかでございますか? 良い天気で天にも昇る気分でございますよ。いえ、成仏するわけではございませんよ?」

種族幽霊の3年生、女。死んだ理由は覚えていないが、高校生だったようなので学校に通っている。服飾研部長をしているが、部員は現在一人。相手の魂が見えたり吸い出したりできる。

【ワークラブ】「ん、今ボクが何をしているかって? 想像をしているのさ。魔法には発想と想像が重要なんだよ」

種族ワークラブの3年生。女。学校唯一の魔法使い。魔術は得意だがそれ以外は興味がないため魔導を除いて中の下の成績。下半身が蟹のため早くは動けない。

【マリモ】「ふわぁ、眠いから僕を教室まで運んでおくれー」

種族アルラウネ(マリモ)の3年生。女。身長が非常に小さいため、移動するときは誰かに連れて行ってもらう。体がふわふわで緑の藻に覆われているためある程度の高さなら落ちても無傷。

【フェニックス】「ヤハー。実験体、間違えた、男がついに実験に協力してくれる気になったのかヨー」

種族フェニックスの3年生。女。科学部にある自分の部屋に入り浸る天才であり変人。暴走した際には科学部部長によって生命活動ごと止められるが大抵の事なら不死鳥なのですぐに蘇る。男を事あるごとに実験に使おうとする。男に懐く。

【玄妹】「なんだ、この玄妹様に何か用なのか? まったくアポも取らずにこの玄妹様に会えるとは認識が甘いのだ! 玄妹様は人気アトラクションの如く皆に求められていて大忙しなのだ。貴様ごときがこの玄妹様に、にゃぁっ!? お、お兄様!?」

種族玄武の2年生。女。玄武の妹であり大金持ち。性格は尊大不遜で傍若無人。いわゆるブラコンではあるが怖いものも兄である。いつも執事と一緒におり、執事に上手い様に扱われているが気付かない。

【ムカデ】「女の子の情報なら俺に任せてくれー」

種族ムカデの3年生。男。ゴブリンとは腐れ縁であり、男と玄武とは親友。男だが女の制服を着ている。しかし女好き。余計な事を言って良くゴブリンに殴られたりしている。

【玄武】「妹が迷惑をかける。すまない」

種族玄武の3年生。男。実家が大金持ち。本人は真面目で家の力を使ったりはしない。妹の行動によく悩まされており、説教をよくするため玄妹に恐れられている。

8月第2週 日曜日

男「あっつ………あっつ………」

男「なにしよ…」

>>6

人魚ドッペゴブとかき氷をつくろう

人魚「で、なんで私たちを呼んだんですか?」

男「カキ氷が食べたかったからです」

人魚「そんな理由で―――」

ゴブ「しかたねぇな」ガリガリガリガリ

ドッペ「しかたないっすねぇ」シャリシャリシャリシャリ

人魚「………二人とも、凄い男さんを甘やかしますね」

男「わーい」

人魚「んーっ。頭キーンってなりますね!!!」

男「カキ氷だけどアイスクリーム頭痛だな」

ドッペ「私はアイスクリーム頭痛起きないんすよねー」

男「さすがドッペルゲンガー、なんでもありだな」

ドッペ「さすがに巨大化とかは無理っすよ」

ゴブ「………んーっ」ジタバタ

人魚(キーンってなったんだ)

男(がっつかなきゃいいのに)

ドッペ(可愛い)

ドッペ「可愛い」

男「ふぅ。まったく暑いのは勘弁して欲しいよな」

人魚「海の中にきますか?」

ドッペ「………」ジーッ

人魚「な、なんですか?」

ドッペ「………」ジーッ

ゴブ「頭いたい………」

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【78】→【80】

ゴブリン→人魚の好感度【21】→【24】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【104】→【106】

ドッペルゲンガー→人魚の好感度【-1】→【1】

人魚→ドッペルゲンガーの好感度【11】→【13】

人魚→ゴブリンの好感度【28】→【30】

8月第3週

男「………アイスたべたい」

男「今日はなにしよう」

>>11

男「久々に科学部に顔を出すか」

男「まぁ、俺部長なんだけどさ」

―――

――



フェニ「オー、実験するかヨー?」

男「よろしくおねがいします」

―――

――



【普通】

フェニ「つまんないのヨー」

男「爆発が望みか」

フェニ「そうだヨー。科学は爆発ヨー」

科学【45】→【47】

8月第3週 日曜日

男「………あれ、手紙来てる」

男「あー、登録更新か。来週いかなきゃな」

男「さて、今日はなにをするかな」

>>15

フェニと遊ぶ

男「フェニと遊ぼう」

―――

――



ガラッ

男「フェニックスいるか?」

フェニ「んー、なんだヨー。人が気持ちよく寝てたのにヨー」

男「邪魔して悪い。ってか部室で寝るな」

フェニ「ふわぁ~ で、なんの用ヨー」

男「>>17に遊びに行くぞ」

男「俺の家だ」

フェニ「お菓子食べたいヨー」

男「もちろんあるぞ」

フェニ「やったヨー」パタパタ

男「羽が舞うからあまり羽ばたかないでくれ」

フェニ「鳥人差別ヨー」

男「いや、実害はあるんで」

フェニ「んー、美味しいヨー」

男「なら良かった」

フェニ「でもなんでワタシをいきなり呼んだんだヨー?」

男「暇だったから」

フェニ「そうかヨー。勉強しろヨー」

男「耳が痛い」

フェニ「まぁ、お菓子食べれたからいいヨー」

フェニ「それじゃあ帰るヨー」

男「もう帰るのか?」

フェニ「帰って実験したいヨー」

男「そうか」

フェニ「さらばだヨー」バッサバッサ

男「………飛んで帰るのか」

フェニックスの好感度【40】→【43】

ピンポーン

男「ん?」

ガチャ

「お手紙でス」

男「あ、どうも」

「失礼しまス」

男「………ん、あれこれ宛名が、ってもういない」

男「えっと」

『裏切らないで、見捨てないで、あの子はまだ一回目だけど、いつも私が一番なの』

男「………」

『約束はちゃんと守ってね』

男「………どういうことだろう」

8月第4週

男「今週が夏休み最後か」

男「さて何をしよう」

>>23

ドッペルと絶景を見に行く(崖とか)

男「綺麗だな」

ドッペ「そんないきなり言われると照れるっすよ」

男「そっちじゃなくて、海」

ドッペ「でも崖だから怖いっすね。あれやるっすか?」

男「あれ?」

ドッペ「追い詰められた犯人と刑事ごっこ」

男「いやだよ」

ドッペ「えー」

男「でも本当に太陽が白波に反射して綺麗だな」

ドッペ「バス乗り継いできたかいがあったっすね」

男「あぁ、夏休み最後の思い出だ」

ドッペ「あ、そういえば知ってるっすか?」

男「何をだ?」

ドッペ「ここ、自殺スポットっすよ」

男「………まじで?」

ドッペ「この崖は高いっすし、下も岩場だから助からないんす」

男「聞きたくなかったなぁ」

ドッペ「しかも心霊スポットにもなってるっす。あの白波が実は無数の手とか」

男「………」ブルッ

ドッペ「………なーんて、冗談っす! よくある怪談話を作っただけっすよ」

男「なんだ、そうか」

ドッペ「だから男さん」

ドッペ「落ちないように気をつけてくださいっすよ」

ドッペ「落ちたら、私たち、怪談話になっちゃうっすからね」ニコッ

男「あぁ、気をつけるよ」

ドッペルゲンガーの好感度【120】→【122】

8月第4週 日曜日

男「課題もばっちり」

男「心置きなく最終日を過ごすぞ!」

>>26

勉強会しよー

男「新学期に向けて勉強会! ということで」

ドッペ「いつものメンバーっすね。若干一人邪魔っすけど」

人魚「なんで私はいつもこんな扱いなんですかね。可愛いから、可愛いのがいけないのでしょうか」

ドッペ「あ?」

ゴブ「どーどー、落ち着けドッペル」

ドッペ「まぁ、半魚人のことは置いといてさっさと始めるっすよ」

男「よろしくお願いします、先生」

―――

――



【大失敗】

男「なんの成果も―――っ 得られませんでした!!」

ゴブ「途中から遊びだしたお前が悪い」

男「ぐぅ」

9月第1週

男「今年の文化祭はどうなるかな」

ドッペ「楽しみっすよねぇ。私たちは何をするんすかね」

ゴブ「さぁな」

ゴブ「それよりも受験まであと数ヶ月。それまでどうするかだな」

ゴブ「男は進路は決めてるのか?」

男「まだ」

ドッペ「私のところに永久就職でもいいんすよ?」

ゴブ「甘やかすなドッペル」

男「とても耳が痛いです」

ゴブ「それで、今週はどうするつもりなんだ?」

男「今週は」

>>29

ドッペルと一緒にフェニと遊ぶ

男「部活で帰るの遅くなるから、部室にきてくれないか?」

ドッペ「んー、いいっすよー」

男「ありがと」

―――

――



ドッペ「………」ジーッ

フェニ「………?」

ドッペ「この、うーん、やっぱり可愛いところが?」ブツブツ

フェニ「どうしたヨー」

ドッペ「フェニックスさんって、可愛いですよね」

フェニ「? ありがとうヨー」

ドッペ「うーん、私もフェニックスさんと同じ顔だったらもっと愛されるんすかね」

フェニ「?」

ドッペ「ちょっと、フェニックスさんの顔貰うっすよ」ウネウネ

フェニ「!!!」

ドッペ「どうっすか?」

フェニ「おー凄いよー。解剖したくなるヨー」

ドッペ「フェニックスさんもなかなかマッドな発言するっすよね」

ドッペ「まぁ、外見真似ただけなんで飛べはしないんすけどね」

フェニ「もっと変身できるかヨー?」

ドッペ「はい? まぁ、できるっすけど」

フェニ「見たいヨー。もっと見たいヨー」

ドッペ「ちょっと待っててくださいっす。やりたいことあるんで」

フェニ「うん、待ってるヨー」

ドッペ「ちょっと聞きたいことあるヨー」

男「なんだ?」

ドッペ「ワタシのこと好きかヨー?」

男「? 嫌いではないけど」

ドッペ「違うヨー」

ドッペ「恋人になって欲しいヨー」

男「>>33

それはできない

男「あー。それは無理だ」

ドッペ「なんでヨー」

男「俺はドッペルゲンガーが好きだからな」

ドッペ「うれしいっす!」ギュッ

男「わっ」

ドッペ「信じてたっすよ! 男さん!!」ウネウネ

男「ど、ドッペルだったのか」

ドッペ「えへへ♪」

ドッペ「だーいすきっす!!」

ドッペルゲンガーの好感度【122】→【124】

フェニックス→ドッペルゲンガー【5】→【8】

ドッペルゲンガー→フェニックス→【5】→【8】

9月第1週 日曜日

男「………?」

男「なんだか今日はやけにすっきりしてるな」

男「だる気もあるけど、なんでだろう」

男「まぁいいや。なにするかな」

>>37

人魚ドッペゴブと遊ぼう

人魚「………胃が」キリキリ

ドッペ「どーーーーーーっしたんすか? そんな顔してぇー」

ゴブ「ストップドッペル」

ドッペ「むぅ。だってー」

ゴブ「はぁ………毎回のことだけどどうにかならないのかね」

ドッペ「ならないっす」

男「うーん。どうしたものか」

男「まぁ、とりあえず今日は>>39にいこう」

人魚「ふぅ、良い気持ちですねぇ」

ドッペ「ところでなんで海なんですか?」

ゴブ「人魚ドッペルはともかくあたし達は遠くまで泳げないぞ」

男「なんとかならないかな人魚の家まで行くのに」

人魚「えーっと、人魚の加護を使えば一人までなら大丈夫ですよ」

ドッペ「人魚の加護、っすかぁ」

人魚「な、なんですか?」

ドッペ「誰とでもキスする節操なし、って思っただけっすよ」

人魚「うぅ、胃が痛い………」

ゴブ「?」

男「人魚は口移しで圧縮した空気を相手の体の中に送りこむことで数十分なら水中で活動できるようにするんだ」

ゴブ「なるほど、って口移し?」

男「口移し」

ゴブ「………まじで家までいく気か?」

男「海の底が綺麗だったから」

人魚「お父さんが潜水艇を使ってるから無理ですよ」

ゴブ「それとも女の子同士がキスするのが見たい変態なのか?」

ドッペ「え? それなら私とゴブリンさんがキスするっすよ!」

ゴブ「近寄るな! やめろ!!」

男「違うから」

男「それじゃあドッペルだけでも人魚の家までいったらどうだ?」

人魚「ふえぇっ!?」

ドッペ「えー、男さんいないんすか?」

男「本当に綺麗だったから」

ドッペ「海の底、目撃者なし、………いける」

人魚「凄い不穏なこと言い始めたからとめてくださいよ!!」

ゴブ「………まぁ、始めはもう終わったからいいか」

ゴブ「人魚。もし嫌じゃなかったらでいいんだが、あたしもお前の家に連れて行ってくれないか?」

ドッペ「えぇっ! ゴブリンさんの唇は人魚には渡さないっすよ!?」

ゴブ「ドッペルのものになった覚えはない!!」

人魚「でも、いいんですか?」

ゴブ「いいんだよ。ドッペルと二人きりになりたいっていうのなら」

人魚「分かりました! よろしくお願いします!!」

ゴブ「はぁ、やれやれ」

人魚「それじゃあ失礼して―――っシュッ!」チュッ

ゴブ「んっ!」チュッ

ドッペ「うーらーやーまーしーいーっすーっ!!」

ゴブ「ん、あぁ、えーっと………………息止めても苦しくないな」

人魚「今から私の家に連れて行きますけど、絶対に私の手を離さないでくださいね。離したら水圧がかかりますから」

男「いってらっしゃい」

人魚「それでは!」

ドッペ「あの、ゴブリンさん私の唇も」

ゴブ「だぁっ! やめろっ!!」

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【80】→【82】

ゴブリン→人魚の好感度【24】→【28】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【106】→【108】

ドッペルゲンガー→人魚の好感度【1】→【3】

人魚→ドッペルゲンガーの好感度【13】→【15】

人魚→ゴブリンの好感度【30】→【35】

今日はここまで。

ゴブリンさんのハーレムルート?

9月第2週

男「ゴブリン、お前がナンバーワンだ」

ゴブ「は? 何言ってんだ?」

男「昨日見た凄い古いアニメの台詞」

ゴブ「へぇ」

男「だから俺は>>47をする」

ゴブ「関係ねぇなぁ」

かめ○め波の練習

男「かめ○め波。昨日見たアニメに出てた必殺技だ」

ゴブ「なんだそれ」

男「気をどうのこうのして光線として射出するんだけど」

ゴブ「気?」

男「気なんか無いから魔力で代用しようと思う」

ゴブ「で、なんであたしが呼ばれたんだ?」

男「戦ってくれ」

ゴブ「………あたしが本気で殴ったら一撃で男の負けだぞ?」

男「………殴らない方向で」

ゴブ「まぁいいや。付き合ってはやるよ」

男「よし! 多分全力で撃ってもゴブリンは倒れないから安心だ」

ゴブ「あ、完成したら思う存分やり返すから」

男「………」

ゴブ「よしこい」

男「行くぞ」

男(魔力の変換はなしで、必要なのは溜めるためのコントロールと指向性を持たせる技術。威力は………魔術の練習をすれば上がるか)

男「よしっ、行くぞっ!!」

男「か~め~○~め~波―――っぁっ!!」

【コンマ30以上で習得】

ゴブ「ぉっ!? アブなッ!!」

男の奥義 かめ○め波!!

ゴブリンに980のダメージ!!

ゴブ「―――よけっ、むっ―――」ジュッ

ドンッ

男「で………できた」

ゴブ「けほっ、けほっ。めっちゃいてぇ………」

男「あ、ゴブリン。無事でよかった」

ゴブ「あたしの体操着がボロボロだ。てめぇ、覚悟はいいな?」

男「べ、弁償しますので」

ゴブ「いくぞ」シュンッ

ゴブリンの奥義発動! 鬼哭連拳!

男に1560のダメージ!

男「ぶべら」

9月第2週 日曜日

男「急所に入るととても痛い」

男「さて、今日は何をするか」

>>53

男「いらっしゃい」

ドッペ「えへへ、楽しみにしてたっすよ」

男「っていっても今日の朝誘ったばかりなんだけど」

ドッペ「男さんに会えると思ったら、一秒ですら千秋っす」

男「おぉ、なんて酷い相対性理論」

ドッペ「あ、これお土産っすよー」

男「? なんだこれ」

ドッペ「疲れが取れる飲み物っすよー」

男「そうか。じゃあ試験勉強のときとか」

ドッペ「今飲んで欲しいっす」

男「え、なんで?」

ドッペ「味の感想聞きたいっすから」

男「そうか。なら」カシュッ

男「ん、普通の栄養ドリン―――」

ドサッ

ドッペ「えへっ」

ドッペ「えへへ、男さんが悪いんすよぉ?」

ドッペ「こーんなに好きなのに、お預けくらっちゃったら」シュルシュル

ドッペ「我慢できないんすよぉ」ズッ ズッ

ドッペ「私、良い子じゃないっすから」ドサッ

ドッペ「こーんなことしちゃうんす」

ヌギッ

ドッペ「えへっ。大きくなってるっすねぇ。つらいっすよね? つらいっすよね?」

ドッペ「こんなに大きくて」クンクン

ドッペ「んー、臭いっす。でも男さんっすから」クンクン

ドッペ「癖になるっすよぉ」

ドッペ「あ、やばいっす」ビクンッ

ドッペ「え、えへへっ。まだ、まだっすよぉ」グリグリ

ドッペ「あー、押し付けると顔に臭いついちゃいそうっす」

ドッペ「男さんにマーキングされてるみたいっす」

ドッペ「とっても臭いっすから簡単に取れないかもしれないっすねぇ」

ドッペ「夏が暑くてよかったっす」

ドッペ「えへへ、それじゃあもうそろそろ」

ハムッ

ドッペ「口の中よりも熱いんすねぇ。びくんびくんしてるの分かるっすよ」

ドッペ「私の口、男さんの形に合わせてるから、すっごくよくわかるっすよぉ」

ドッペ「こんなの、他の女じゃできないんすからね」

ドッペ「男さん特注、オナホ口マンコなんすから、んっ」

ジュルルル ジュッポジュポッ

ドッペ「中に出してもいいんすよー。妊娠しないっすから」

ドッペ「胸でも、手でも、おへそでも」

ドッペ「どこでも挿れれる素敵な体っすよぉ」

ドッペ「男さんの欲望、全部受け止めてあげるっすからね」

ドッペ「手で喋ることもできるっすから、こんな風に、フェラしながら言葉攻めもできるんすよ」

ドッペ「男さんがサドでもマゾでも受け入れてあげるっすから」

ドッペ「男さんの望む私になるっすから」

ドッペ「いっぱいいっぱい」

ドッペ「気持ちよくなってくださいっすよぉ」

ドッペ「夢の中で。えへへ」

男「………んぁ」

ドッペ「あ、男さんおはようっす」

男「あれ、俺、寝てた?」

ドッペ「一緒にお昼寝したじゃないっすか。忘れたんすか?」

男「ん、あぁ、そうだったか?」

ドッペ「ご飯作ってるっすからねー」コトン

男「なんか体、だるいな」

ドッペ「そりゃああれだけ出せば」

男「は?」

ドッペ「寝ればの間違いっす。寝すぎっす」

男「あぁ、もう夜だもんな。寝すぎたみたいだ」

男「あれ、ドッペルは食べないのか?」

ドッペ「私は、もう食べたっすから」ンアー

男「どうした、口開けて」

ドッペ「えへへ、なんでもないっす」

ドッペルゲンガーの好感度【124】→【126】

ドッペルゲンガーの欲求不満度【100】→【0】

9月第3週

男「おはよう」

ムカ「あれ、珍しいな。一人か」

男「ドッペルは今日日直らしいからな」

ムカ「それじゃあ男二人仲良くいきますか」

男「なぁ、ずっと思ってたんだが、お前は男をアピールしてる割に外見はそれだが、どっちなんだ?」

ムカ「女好きに決まってるだろー。男の娘は可愛いってもてるんだぜ?」

男(恋愛対象には見られてないだろうけどな)

ムカ「目指せ卒業までに恋人つくり!!」

男「はいはい」

ムカ「なっ。バカにしてるな!?」

男「さーて、今週はなにするかなー」

ムカ「おい、無視するなーっ!!」

男「>>60でもするかなー」

ドッペルのために適宜抜いてかなきゃいかんのか…

魔術得意な奴と魔術勉強

ワー「君が図書館に来るのは久しぶりだね。今日はいったいどうしたんだい?」

男「ワークラブ。魔術を教えてくれないか

ワー「僕が魔術を君に教えるのかい?」

男「だめか?」

ワー「申し訳ない。教えてもいいのだけれど、ボクはこの後用事があってね」

ワー「それでは失礼するよ」

男「はぁ、一人で勉強するか」

―――

――



【大失敗】

男「………鈍ったかな」

科学【92】→【89】

9月第3週 日曜日

男「来月は体育祭か」

男「さて今日はなにをするかな」

>>64

フェニと遊ぶ

男「フェーニックス!」

ドッペ「朝っぱらからうるさいヨー」

男「昼だ」

ドッペ「もうそんな時間かヨー?」

男「ということで>>67に遊びに行くぞ」

究極の実験室

男「フェーニックス!」

フェニ「朝っぱらからうるさいヨー」

男「昼だ」

フェニ「もうそんな時間かヨー?」

男「ということで究極の実験室に遊びに行くぞ」

フェニ「究極の実験室って何ヨー」

男「うちの大学の実験室の設備は凄いらしいぞ」

フェニ「ほんとかヨ?」

男「科部長が言ってたから間違いない」

フェニ「でも使わせてもらえるのかヨー?」

男「まぁ、科学部のカラミティがいるからどうだろうな。まぁ、忍び込んでしまえば」

科部長「どこにだい?」

男「大学の実験室に」

科部長「ほうほう」

男「………ヤァ オヒサシブリデス」

科部長「良い度胸だね」ボキボキボキ

男「ア」

男「顔のパーツ取れてない?」

科部長「君は大げさだな。手加減はしてるよ」

男「………科部長、運動のスコアは?」

科部長「684だけれど」

男「………ゴブリンの、倍だと?」

科部長「3年間みっちり遊ばずやってればこれくらいにはなるよ。まぁ種族ってのもあるけれど」

フェニ「科部長の一撃は気持ちよく死ねるヨー」

科部長「即死となるように調整してるからね」

男(この人は怒らせてはいけないな)

科部長「まったく、とりあえずうちの教授に掛け合ってみるから待っていてくれ」

男「はーい」

フェニ「待ってるヨー」

科部長「許可はとれたよ」

フェニ「ワーイ!」

男「そんな簡単にとれるものなんですか?」

科部長「カラミティーの名前は恐れられてはいるが、尊敬もされているんだよ」

フェニ「えっへん!」

科部長「魔女の本場イギリス、しかも鬼才であるフェニックスだからね」

フェニ「自由に使っていいのかヨー?」

科部長「実験の成果を全て提出することを条件に、自由に使っていいそうだ」

フェニ「わーいだヨー」

男「でも自分の成果をとられるのっていやじゃないのか?」

フェニ「? 実験楽しいからいいヨー」ペカー

男「う、まぶしいっ」

科部長「それじゃあ行こうか」

このあとめちゃくちゃ実験した

フェニックスの好感度【43】→【48】

男「………誰のメールだこれ」

【見てるよ】

【裏切らないでね】

【もう、我慢できないから】

男「………」

9月第4週

ドッペ「ごーぶーりーんーさーん」スリスリ

ゴブ「えぇいっ! 邪魔だぁっ!!」

男「今日も仲が良いんだな」

ドッペ「えへへ、ブイッ!」

ゴブ「あたしは良い迷惑だよ」

ドッペ「といいながらも~?」

ゴブ「邪魔だよ!!」

ドッペ「しくしくっす」

ドッペ「慰めてほしいっすー」ギュッ

男「暑い」

ゴブ「そのままずっと抱きつかれてろ」

ドッペ「おーとーこーさーん、こんしゅーはなにするんすかー」ドロッ

男「溶けてる溶けてる!!」

>>75

束縛きつくなってるなぁ
ドッペルとお勉強

男「ドッペルさん。よろしくお願いします」

ドッペ「いいっすよー!」

ドッペ「それじゃあ」ウニョウニョ

ドッペ「女教師フォルムっす!」メガネクイッ

男「あれ、服もかわ」

ドッペ「ドッペルゲンガーっすから」クイクイッ

男「いや、服は」

ドッペ「ドッペルゲンガーっすから」クイッ

男「あ、はい」

―――

――



【失敗】

ドッペ「うー、力不足で申し訳ないっす」

男「いや、俺の力不足だ」

国語【66】→【67】

9月第4週 日曜日

男「ふわぁ、ねみぃ」

男「もう昼かぁ」

男「なにしようかねー」

>>78

ドッペルといちゃいちゃ

ドッペ「イチャイチャしたいなら言ってくれればいいんすよーぉ」ベットリ

男「張り付いてるんだけど、これどうなってるんだ?」

ドッペ「張り付いてるっす。融合っす。超融合っす」

男「やめろぉっ!!」

ドッペ「えーっ」ベリベリ

ドッペ「残念っす」プヨンッ

男「下半身がまだスライムみたいになってるんだけど」

ドッペ「きゃっ。男さんのエッチっす!」

男「え、えぇ………」

ドッペ「でも男さんイチャイチャするって言ってるわりには手を出してこないっすね」

男「手を出すことだけがイチャイチャじゃないだろ。俺はこうやってドッペルと一緒にいれるだけで十分なの」

ドッペ「私は十分じゃないんすけどねぇ」ボソッ

ドッペ「インポテンツなんすか?」

男「それ、男に言っちゃいけない台詞だからな」

ドッペ「ゲイなんすか?」

男「ゲイならドッペルと付き合ってないよ」

ドッペ「バイ?」

男「違うって」

ドッペ「はっ、分かりましたよ、宗教上の理由とかそんな感じっすね! 修行僧っすね!」

男「なんでそう、話が飛躍してくんだよ」

ドッペ「17歳っすから」

ドッペ「せめてキスくらいしてくださいっすよ」

男「はぁ、わかったよ」

ドッペ「あ、ほっぺとかおでことかだめっすよ?」

ドッペ「やるならここっすからね」クチビルツンツン

男「釘を刺されてしまった」

ドッペ「ほら、待ってるっすよー」ンー

男「それじゃあ行くぞ」

ドッペ「ばっちこい」

チュッ

男「これで―――」

ガシッ

ジュルルルルルッ チュポンッ

ドッペ「ふぅ、満足っす」ツヤツヤ

ドッペルゲンガーの好感度【126】→【128】

10月第1週

男「もうそろそろ体育祭か」

男「最後の体育祭だ。頑張るぞ!!」

ゴブ「今年こそは優勝したいな」

男「よし、優勝目指して今週は>>83するぞ!!」

人魚の家にお邪魔する

男「人魚の家へ―――」ゾクッ

男(なんだ、寒気がしたな)

男(どうしよう、人魚の家へ行くか?」

>>85

行けない

男(なにか嫌な予感がしたからやめとくか)

男「体育祭に向けて練習かな」

ゴブ「まぁ、そんなところだろうな」

―――

――



男「ということで皆さんには集まってもらいました」

人魚「ふふんっ、私は運動もできますからねっ」

ドッペ「私はちょっと苦手っすかねぇ」

ゴブ「よし、お前等みっちりしごいてやる」

ゴブ「声だせーっ!」

男「いっちに! いっちに!」

ゴブ「ペースが落ちてるぞ!!」バシンッ

人魚「いたぁっ!」

ゴブ「あと5週!!」

ドッペ「肺、肺を増やせば」フゥフゥ

人魚「肺には自信ありですよ」ドヤァ

男「くそぉっ! 人間なめるなーっ!」ダダダッ

―――

――



【成功】

ドッペ「よし、よく頑張ったな!」

男「お疲れ、さま、です」グッタリ

人魚「な、なさけないですねぇ」ガクブル

ドッペ「ふぅ、疲れたっす」ケロリ

男(チート生物だ)

男の運動【53】→【59】

ドッペルゲンガーの運動【102】→【108】

人魚の運動【94】→【100】

今日はここまで

ドッペルゲンガーは色々チート性能な気がしてきました。

大きい地震があったみたいですね。

皆さんは大丈夫でしょうか

10月第1週 日曜日

男「明日が体育祭か」

男「さて、今日はどうするかな」

>>96

作戦会議

男「作戦会議をしよう」

ゴブ「作戦ってなんだ」

男「役割分担だよ」

男「まずゴブリン!」

ゴブ「あ?」

男「運動のスコアがぶっちぎりで高いんで頑張ってください」

ゴブ「作戦ってなんだ」

男「次にドッペル」

ドッペ「はいっす!!」

男「敵のチームを眠らせてだな。変身して」

ドッペ「卑劣っすね!」

男「勝てば官軍よ!!」

男「次に人魚」

人魚「は、はい」

男「歌えば相手を全滅させることができるな」

人魚「失格になるだけですけどね」

男「ムカデェッ!!」

ムカ「なんで俺いきなり怒られてるんだ!?」

男「お前何が得意かわかんない! 以上!!」

ムカ「俺たち親友だろぉっ!?」

男「最後に玄武っ!!」

玄武「なんだ」

男「金の力で」

玄武「………」

男「あ、はいすいません」

男「玄武はゴブリンに続いて運動スコアが高いからメイン戦力として戦ってくれ」

玄武「尽力はする」

男「よし、作戦会議終了!!」

ムカ「あれ? 男はどうするんだ?」

男「応援だよ」

ゴブ「………出ろよ」

男「ほら、だってさぁ。運動スコア皆出してくれ」

ゴブ「なんだ」318

ドッペ「私はふつーっすかね」108

人魚「ふふんっ」100

ムカ「運動かぁ。男子の中では低いほうか?」122

玄武「………」186

男「つまりはこういうことだ」

男の運動【59】

「………………」

男「応援頑張ります!!」

10月第2週 体育祭

男「よーし、皆円陣を組めーっ!」

「ファイトーッ!!」

「おーっ!!」

男「一つは種目に参加しなければいけないんだった」

男「確か午前競技は」

騎馬戦・クラス対抗リレー・棒倒し・100メートル走自由形・二人三脚

男「どれにでるかな」

>>100

二人三脚

男「二人三脚か」

男「一人では走れないし、うーん」

>>102

ゴブリン

男「ゴブリン! 君に決めた!」

ゴブ「は? あたしか?」

男「うん」

ゴブ「でも二人三脚だろ? もっと他の可愛い女と」

男「ゴブリンが一番スコアが高いからな」

ゴブ「………あぁ、そうだよな」

男「冗談だよ。ゴブリンと一緒に走りたかった。駄目か?」

ゴブ「ばっ。バカだな。あたしなんかに色目使っても」

ゴブ「あたしが走るからには絶対に1位だからな!」

男「おうっ!」

男の運動+ゴブリンの運動÷2【189】

【コンマ10以上で1位】

安価下

男「フルスロットルでいくぞ!!」

ゴブ「おうっ!」ギュンッ

男「へっ?」

ズザザザザザザザザザザ

男「あががががががががが」

パンッ

ゴブ「ふぅ、ぶっちぎりで一着だったな」

ゴブ「な、男」

男「」ズタボロ

ゴブ「お、男ーっ!?」

体育祭 午後

男「午後の競技が始まるぞーい」

ドッペ「一生懸命がんばるっすよーっ!」

男「さて、午後は」

コスプレリレー・協力障害物競争・借り物競争・模擬戦

ドッペ「模擬戦が一番ポイント高いっすね。多分出ても負けるだけっすけど」

男「うーん、それじゃあ>>107にでよう」

協力

男「協力障害物競走………誰と出ようかな」

>>109

ゴブリン

ゴブ「またあたしか!?」

男「だめか?」

ゴブ「だめ、じゃないけど。障害物競走はあんまり得意じゃないからな」

男「大丈夫。俺がサポートするから」

ゴブ「! はんっ! 運動スコアあたしの半分以下がでかい口を叩くなっての!」

ゴブ「よし、行くぞ男!!」

男「おうっ!」

【コンマ30以上で1位】

安価下

男「ゴブリンっ! あぶないっ!!」

ゴブ「っ!?」

ドンッ

ゴブ「い、ってぇっ」

男「おいっ! 押すとかありかよっ! 追い待ててめぇら!!」

ゴブ「いい、って」

男「大丈夫か?」

ゴブ「足、ひねったみたいだ」

ゴブ「でもあいつらぐらい追い抜いてやるよ。な、男」

男「………おう!!」

ゴブ「一位は取れなかったか」

男「みたいだな」

男「さて、結果発表だ」

―――

――



男「そこそこ活躍できたけど、一位にはなれなかったな」

ムカ「ちくしょーっ!」

ゴブ「まぁ、でも楽しかったよ」

ゴブ「な、男」

ゴブリンの好感度【102】→【110】

10月第2週 日曜日

男「肩が………重いっ」

「………」

男「ゆ、幽霊。お前か」

「………うん」

男「くっ、しかし俺は負けないぞ!」

男「今日は>>115をしてやる!!」

幽霊と遊ぼう

男「お前と遊んでやる!」

「やっ、たー」ズゾゾゾゾゾ

男「うごごごごご」

―――

――



男「ということでご相談に参りました」

ゴー「幽霊と遊びたい、でございますか?」

男「どうすればいいんだ?」

ゴー「幽霊様は男様の背中にぴっちり張り付いておられますから」

男「?」

ゴー「幽体離脱をすれば体が持っていかれますね」

男「まじかよ」ゾッ

ゴー「そうですね。まずは幽霊様と男様の信頼関係があればよろしいかと」

男「信頼関係?」

ゴー「これをご覧ください」

幽霊の信頼【10】

ゴー「幽霊様の信頼度を数値化したものでございますね」

ゴー「次にこれを」

幽霊との融合深度【30】

ゴー「幽霊様の魂がどれだけ男様と一緒になってるかの数値でございます」

男「うん。それでこれが?」

ゴー「ゴースト様との信頼関係が低い状態で幽体離脱などをすると持っていかれます。融合深度が進んでも男様は持っていかれます」

男「やばいの?」

ゴー「長めの時限爆弾といったところでしょうか。でも仲良くなればきっと恩返しをしていただけるはずだよ」

男「そうなのか」

男「しかし仲良くなるといっても何をすれば」

ゴー「幽霊様とどこかへでかければいいのではないでしょうか。遊園地とか」

男(一人遊園地って難易度高いなぁ)

男「ということで帰ってきたけど、何かしたいことある?」

「あ、る」

男「なんだ」

「からだ、ちょうだい」

男「いやだよ!」

「ざん、ねん」

男「行きたいところとか連れて行ってあげるから、勘弁して」

「わか、った」

幽霊の信頼度【10】

幽霊の融合深度【30】

10月第3週

男「あー、体がダル重」

男「はぁ」

ドッペ「大丈夫っすか?」

男「あー、なんとか」

ゴブ「風邪気味なら無理せずに帰れよ?」

男「大丈夫大丈夫」

男「あー、今週どうするかなー」

>>120

ドッペルが幽霊に嫉妬して密着してくる

ドッペ「男さん!」

男「うおっ、なんだいきなり」

ドッペ「幽霊さんといちゃいちゃいちゃいちゃしてうらやましいっす!!」

ドッペ「私もくっつくっす!!」ベトッ

男「おいっ、物理的に融合するのやめろっ!」

ドッペ「いーやーっすー!」

男「ど根性ガ○ルかデスピ○ロみたいになってるんだよ! あとひたすら重い!!」

ドッペ「女の子に重いとかいっちゃいけないんすよ」

男「離れてくれよ、とにかく!」

「くっつ、く」ズゾゾゾゾ

男「ほらこうなる!!」

ドッペ「負けないっすーっ!」ベタタ

男「ならドッペルがこの幽霊を貰ってくれよ!」

ドッペ「嫌っす!」プイッ

男「なんでだ!」

ドッペ「怖いの嫌いっす」

男「可愛いな畜生!」

男「こんなところ他の奴に見られたら」

人魚「あ」

男「ほら見ろ!」

人魚「あ、あまり人前でそういうことは、やらないほうがいいですよ?」ドンビキ

男「ほらこうなる!」

人魚「そ、それでは、可愛い私は忙しいので」

ドッペ「あ、こうやっていれば泥棒猫を」

男「俺の被害が激しいんだけど」

ドッペ「私、ヤンデレっすから」

男「ただのわがままな女の子だよ、これじゃあ!」

ムカ「………」

男「またか」

ムカ「お、俺も女の子と合体はしたいけど、そういう合体は」

男「下ネタ禁止!!」

ムカ「そ、そこそこにしろよ?」ドンビキ

男「変態にドンビキされたら俺はおしまいだよ」

ドッペ「今日一日はこのままいるっす! 帰るっすよ!!」

男「帰るまでの被害が大きすぎるから離れて」

ドッペ「やっ」プイッ

男「あぁ畜生!!」

ドッペルゲンガーの好感度【128】→【130】

10月第3週 日曜日

男「酷い目にあった」

男「気分転換に今日は」

>>124

ゴブリンと一緒に勉強
ついでにゴブリンの勉強スコアがどうなってるか見たい

男「ゴブリン、一緒に勉強をしないか?」

ゴブ『あ? 別にいいけど。いつ行けばいい?』

男「いつでもいいよ」

ゴブ『分かった、昼飯食べてから行くわ』

男「ん、待ってるぞ」

ゴブ『おう』

ガチャン

男「さて、出迎える準備でもしておくかな」

ピンポーン

男「はいはーい」

ゴブ「よう、来たぞ」

男「あれ、今日は女の子らしい服装してるのな」

ゴブ「ドッペルのせいだよ。スカートは嫌だったからキュロットで勘弁してもらったけど」

男「力関係どうなってるんだ」

ゴブ「パワーじゃどうしようもできないんだよ。あいつの体スライムみたいになってるから」

男「隙間があればどこからでも侵入できるできるぐらいには体が柔らかいからな」

ゴブ「スライムと何が違うんだろう」

男「さぁ?」

『違うっすよ!!』

男「? 何か今声が聞こえたか?」

ゴブ「気のせいだろ」

男「よし、それじゃあ勉強をするか」

ゴブ「おう」

カリカリ

カリカリ

カリカリ

男「なぁ?」

ゴブ「ちょっと待てこの問題解いてからな………………っと、でなんだ?」

男「ゴブリンの今のスコアどれくらいなんだ?」

ゴブ「なんでお前に、まぁいいや。えーっと」

国語【73】

科学【78】

魔術【69】

魔導【71】

芸術【58】

男「………負けてる」

ゴブ「地頭は悪くねぇからな」フフンッ

男「よし、この変にしとくか」

ゴブ「あー、もうこんな時間か。魔術教えてくれてありがとうな」

男「こっちこそ」

ゴブ「次のテスト。赤点にならないように気をつけろよ?」

男「あぁ、なんとか頑張るよ」

ゴブ「それじゃ」

男「またな」

国語【66】 →【67】

科学【47】 →【48】

魔術【89】 →【90】

魔導【53】 →【54】

芸術【65】 →【66】

ゴブリンの好感度【110】→【112】

10月第4週

男「もうすぐ文化祭だな」

男「最後の文化祭だけどいったいなにをすることになるのか」

ムカ「メイド喫茶希望」

ゴブ「帰れ」ゲシッ

ムカ「ぐはぁっ!」

玄武「メイド、喫茶か」

男「どうした興味ありか?」

玄武「………」チラッ

ゴブ「?」

玄武「いや、なんでもない」

玄武「文化祭もいいが卒業に向けて勉学に励むといい」

男「先生みたいなこと言うのな」

男「さて、じゃあ今週は>>131をするかな」

ドッペとイチャイチャ

ドッペ「べたーっ」

男「おいおい、あまりくっつくなよ」

男「というか張り付くな!!」

ドッペ「だーれも見たいからいいじゃないっすかー」

ドッペ「たれドッペちゃんっすよー」

男「というか平日なのにこんなことっていいのか?」

ドッペ「淫靡で怠惰な日々を過ごすっすよー」

男「断る」

ドッペ「男さんのインポテンツー」

男「………」

ベリリッ

ドッペ「あうっ」

男「いってっ! ガムテープ以上に張り付いてたぞ」

ドッペ「ひどいっすよ!」プンプン

男「誰がインポテンツだ」

ドッペ「じゃあヤりましょうっすよ!」指グイッ

男「人差し指と中指の間に親指を出し入れすんな! 女の子でしょうが」

ドッペ「あー、差別っす差別っす! 女の子でも溜まるものは溜まるんすよ!」

男「あーあーきーこーえーなーいー!」

ドッペ「なんで立場逆転してるんすかね。普通女の子がそういう反応するならわかるんすけど」

ドッペ「据え膳食べてくださいっすよ。高校生は今のうちなんすよ?」

男「高校生だからってドッペルを好きになったわけじゃないからな」

ドッペ「そういうことじゃないっすよ///」

ドッペ「もう! 男さんのバカ! アホ! ファックミー!」

男「そう迫られてヤる雰囲気になるか!」

ドッペ「え、じゃあ、しおらしくしてたら」

男「そういうことではありません」

ドッペルゲンガーの欲求不満度【0】→【10】

10月第4週 日曜日

男「………あれ、まだ明朝じゃないか」フワァ

男「!」ゾクッ

男「幽霊、お前か」

「ひ、ま」

男「寝させてくれ」

「えいえ、んに?」

男「違うわい!」

「あく、む」

男「お願いだから安らかに」

「えい、えん、に」

男「あーはいはい! 起きますよ!!」

男「ふわぁ、あー、なにしよ、今日は」

>>136

幽霊対話

男「なぁ幽霊」

「な、に」

男「幽霊っていうのもなんだから名前を教えてくれないか」

「わから、ない」

男「あぁ、そうだったな」

男「幽霊になってからなにしてたんだ?」

「ひと、さがし」

男「人探し?」

「みえる、ひと」

男「見える人? 俺が最初だったのか?」

「う、ん」

男「あれ、でもあのお化け屋敷前から幽霊の噂が」

「べつの、ひと」

男「別のやつがいたのか」ゾッ

男「しかし幽霊も種族として認められているし、役所に届出をだして」

「い、や」

男「そうはいっても」

「や」ズゾゾゾゾ

男「あ、あ、あ、あははいわかりましたあああ」

「ふん、す」

男(他に何か聞きたいことあったかな)

>>138

何がしたい?身体はあげれないけもできることならするよ

男「お前は何がしたいんだ? 体を貸すことはさすがに出来ないが、出来ることなら協力しよう」

「うー、ん」

男「ないのか?」

「おいしい、もの、たべた、い」

男「食事か。それはさすがに幽霊ではできないな」

男「他には?」

「とくに、な、い」

男「………ふむ」

「あ」

男「どうした」

「ママ、に、あいた、い」

男「母親? 覚えてるのか?」

「おぼえ、てない」

男「………………」

幽霊の信頼度【10】→【15】

幽霊の融合深度【30】→【30】

男(しかし幽霊と呼び続けるのもなんだな)

男(仮の名前をつけるか?)

男(さて、どうしたものか)

>>142

ユウ

男「よし、お前の名前は今日から幽霊のユウだ」

ユウ「ゆ、う?」

男「そうだ」

ユウ「ねぇみんぐ、せんす、ない」

男「うるさいやい」

ユウ「でも」

ユウ「ありが、とう」ズゾゾゾゾ

男「うごごごご」

幽霊の信頼度【15】→【20】

幽霊の融合深度【30】→【35】

11月第1週

ドッペ「今日はいっそう疲れた表情してるっすね」

男「まぁ、色々とな」

ドッペ「じゃあ私が元気にしてあげるっす」シコシコ

男「おい、その手の動きをやめろ」

ドッペ「はーいっす」

男「ドッペル、どんどん過激になっていってないか?」

ドッペ「私はガンガンいこうぜなので」

男「いのちをだいじに」

男「さて、今週はなにをするかな」

>>145

文化祭の企画を手伝って、深夜の学校探検

ドッペ「文化祭の企画はまだっすよ?」

男「あ、そうだったな」

男「えっと、今週は」

>>147

フェニと科学

男「さぁっ、科学の時間の始まりだぁ!!」

フェニ「?」

男「あ、科学教えてください」

フェニ「仕方ないヨー」

―――

――



【失敗】

男「すいませんでした」

フェニ「科学の才能ないヨー」

科学【48】→【49】

11月第1週

男「来週が文化祭だ」

男「がんばらなきゃな」

男「さて、今日はなにをしよう」

>>150

文系学習

男「国語の勉強でもするか」

―――

――



【失敗】

男「まぁ、いきなりだもんな」

国語【67】→【67】

11月第2週

「何か他に案がある人はいませんか?」

ドッペ「何かないんすか?」

男「なんで俺」

ドッペ「いっつも男さんの案が採用されてるんで」

男「そうそう良い案なんて―――>>153とかどうかね」

劇場版 怒りの日-終末-

よく分からないので安価下

「射的に決定しました」

ドッペ「ほら」

男「………なんでだ」

学園祭 準備期間

カンカンッ

男「ふぅ。こんなものか」

男「業者が大部分をやるとはいえ、数日で学園祭の準備をしろってのも無理な話だよな」

ドッペ「まぁまぁ、いいじゃないっすか、こんな遅くまで学校に残ることなんてないっすよ?」

男「確かに非日常感は味わえるな」

ドッペ「わくわくするっすね」

男「こんなに遅いのに学校にはまだところどころ光が残ってる。皆頑張ってるみたいだな」

男「そうだ、せっかくなんだし、夜の学校を探索しにいこう」

ドッペ「わ、私は遠慮しておくっす~」

男「なんでだ?」

ドッペ「男さんと一緒にいるとホラーなことが起きやすいんすよぉ」ウルウル

男(怖いの苦手だったっけ、ドッペル)

男「それじゃあ一人で行ってくるかな」

ドッペ「き、気をつけてくださいっすよ!」

男「おう」

男(まだ生徒で溢れているとはいえ、学校の広さはかなりのものだ。人気のない、暗い場所もある)

男「季節はずれの肝試しってところか」

男「さて、どこにいくかな」

>>159

保健室

男(保健室、特に用事はないがいってみるか)

―――

――



男「あ、そういえば不慮の事態に備えてまだ保健室開いてるのか。先生もご苦労様だな」

ガラッ

男「失礼しま―――あれ」

男「おかしいな。誰もいない」

男「どこかに出かけたのか?」

カチッ

男「うおぉっ!? 電気がいきなり消えた!?」

男「故障か? いや、もしくは悪戯か?」

男「携帯持っててよかった」

男「あぁ、ここここ」

カチカチ

男「………あれ?」

カチカチ

男「………つかない」

男「もしか、して。また?」

「う、ん」

男「………なんでこんなことばっか巻き込まれるんだよぉ!!」

男「はぁ、落ち着いた」

男「しかしどうしたものか」

男「閉じ込められてるのは俺だけなのか?」

「ちが、う」

男「どういうことだ?」

「ぜん、ぶ」

男「全部?」

「がっこ、う、ぜんぶ、」

男「………ってことはドッペルたちもか」

男「とにかく教室に戻ってみよう」

男「向こうは明かりついているのか。なんでだ?」

ガサッ

男「今なんか蹴ったな」

男「―――紙?」

『ネバーランドは終わらない。―――が望む限り永遠にね』

男「どういうことだ?」

男「教室には戻ってこれたか」

ドッペ「あ、おかりなさい男さん! はやかったっすね」

男「まぁ、な」

男(皆の様子は普通。気づいていないみたいだな)

男(さて、これからどうしたものか。結界を破る方法はなにかあるのか?)

ドッペ「あ、そうだ。他の教室も見に行ってみましょうっす。どんなことしてるのか気になるっすから」

人魚「それどころじゃないですよ。まだ大道具 小道具なんにも完成してないんですから。商品だって十分じゃないですし」

ドッペ「えー、面倒っす」

人魚「面倒って」

男「あ、ちょっと俺は出かけてくる」

人魚「男さんも!」

男「すまん!」ダッダッダ

男(さて、今からどうしたものか)

>>164

ワークラブに相談

男「魔法といえばワークラブ! そうだ、あいつに相談してみよう」

男「そうと決まればワークラブのいる教室にいくか」

―――

――



男「あ、ワークラブいる?」

「ん、あぁ、いるけど。ワークラブさーん? 呼ばれてるよー」

ワー「ん、ボクをだれが………あぁ、男君じゃないか。久しぶりだね」

男「ちょっと今いいか?」

ワー「急な用事かい?」

男「今じゃないと困る」

ワー「その表情を見るにロマンティックなものじゃないみたいだね。あぁ、もちろん冗談だよ」

ワー「それじゃあ行こうか」

男「助かる」

ワー「君の話を信じるとこの学園が今結界に飲み込まれているということだね」

男「あぁ」

ワー「信じられないな。しかし君が言うのだから」

男「仕方ないだろ。俺だって信じれないさ。でもそう言うんだよ、俺に憑いているゴーストが」

ワー「? いきなり―――あぁ、うん、分かった。『見えた』」

男「見えるのか?」

ワー「ボクを誰だと思っているんだい? この学園唯一の魔法使い、ワークラブだよ? 西洋東洋限らず古今東西の魔術は収めている」

ワー「しかしその幽霊は見にくいな。目を凝らしてもうっすらとしか見えない」

男「そうなのか? まぁ、そんなことはどうでもいいや。それよりもこの結界をどうにか」

ワー「どうにかできれば僕がどうにかするさ。でもそう簡単にはできない」

男「そうなのか」

ワー「この結界を張った理由を調べないと結界は破れないね。心当たりは?」

男「心当たり? あぁ、そういえばさっきこんな紙を拾った」

ワー「どれどれ………ネバーランドは終わらない?」

男「分かるか?」

ワー「さぁね。これだけじゃなんとも言えない。そうだ、学園をちょっと調べまわってくれないかな。何か手がかりがあればボクも結界を破りやすくなるから」

男「分かった」

ワー「それじゃあボクはボクで動かせてもらうよ。あぁ、そうだあまり一人行動はしないほうがいいよ。それじゃ」

男「おい、ワークラブ、お前は―――行ってしまった。まぁ稀代の魔法使いだからなんとかなるのか?」

男「さて、次はどうするか」

>>167

ゴーストに相談

男「ゴースト………教室どこだ?」

男「とりあえず服飾研に言ってみれば分かるか」

―――

――



ゴー「あー! 大忙しでございます!! 大忙しでございます!!」ガションガションッ

男「………」

男(声かけづらいな)

ゴー「猫の手も借りたいでございます!! 期日までに終わるか心配でございますよっ!!」ガションガションッ

男(しかしあそこまで慌ててるゴースト見るの初めてだな)

ゴー「一丁あがりでございますっ! ってお、男様でございますか!?」

男(あ、気づいた)

ゴー「これはこれはお見苦しいところを見せてしまいまことに申し訳ございません」

男「い、いや。鬼気迫る表情のゴースト怖いとか思ってないから」

ゴー「思ってるのでございますね!?」ガーンッ

ゴー「しょんぼりでございます。ところで男様、このような時間にどうされたのでございますか?」

男「えっと、聞きたいんだけど」

ゴー「えぇ、糸通しからロックミシンの使い方まで、可能なことならなんでもお教えしますが」

男「結界についてなんだけど」

ゴー「結界でございますか?」

男「今この学園は結界に覆われているみたいなんだけど、何かしらない?」

ゴー「申し訳ござません。わたくしずっとミシンを扱っていたものですから異変に気づきませんでした」

男「そっか」

ゴー「? 幽霊様がいますね」

男「あぁ、まだずっと憑いてるよ」

ゴー「いえ、新顔の」

男「!?」

男「どういうことだ!?」

ゴー「! そう声を荒げられましてもわたくしにはなにがなんだか」

ゴー「ただ気配はするのでございます。わたくしに似たような気配が」

男「ゴースト同士は分かるのか」

ゴー「うっすらとではございますが」

ゴー「わたくしてっきり男様が新しく憑けてきた方かと」

男「そう何体も幽霊が憑いてたまるか」

男「まぁ、ゴーストのおかげで方向性はわかってきた。ありがとうな」

ゴー「いえ、あまりお役にも立てず」

男「それじゃ!」

ゴー「お気をつけくださいませー」

ゴー「悪霊である可能性もあるのでございますから―――聞こえてはいないようでございますね」

男「さて、ここからどうしたものか」

ブツンッ

男「また明かりが………」

男「人がいないところの電気は消えていくのか?」

男「あれでもここらへんには」

男「職員室の明かり、がない?」

男「どういうことだ?」

男「生徒しかいないのか?」

男「まだ良く分からないな。次はどうするか」

>>171

ユウに聞いてみる

男「ユウ、お前はどう思う?」

ユウ「てき、し、されて、る」

男「てきしてきし、………敵視? なんでまた」

ユウ「けっか、い、とこう、と、する、か、ら」

男「ってことはこれから危なくなるのか」

ユウ「あそ、こ、あぶな、い」

男(ユウが指差した方向にあるのは職員室)

男「あそこには行かないほうがいいのか」

ユウ「う、ん」

男「じゃあ>>172

安価下

男「行く………か」

カツッ カツッ カツッ

ガラッ

「邪魔、しないでよね」

ブンッ

男「うおっ」

???が襲い掛かってきた!

男「なんだあれ。一般学生?」

男「襲い掛かってきたんなら敵、だよな」

男(どうする)

男(HP295 運動59 魔術90) コマンド 戦う 魔術 防御 

安価下

男「悪いが気絶しててくれ!!」

男の魔術!!

???に56のダメージ!!

???「ネバーランドは終わらない」

???の攻撃!!

男に184のダメージ!!

男「ぐっ!!」

男(ふらふらしてきた)

男(HP111 運動59 魔術90) コマンド 戦う 魔術 防御 

安価下

男「くらえっ!!」

男の魔術!!

失敗!!

???に9のダメージ

男「嘘だろ!?」

???の攻撃!!

急所に当たった!!

男に300のダメージ!!

男「うっ。目の前、が」

男は気を失った。

男「………ん」

男「あれ、ここ、は、俺の部屋?」

男「何があったんだっけ」

男「ふわぁ、さて学校………に」

男「今日は文化祭じゃないか!!」

男「やべぇ! いそげっ!」

文化祭一日目

男「おめでとうございます!」カランカラン

男「こちら持ち帰り用の袋となっておりますので」

「男君」

男「あ、もう休憩?」

「変わるから最後の文化祭を楽しんできなよ」

男「サンキュー」

男「さて、最後の文化祭! 楽しむぞ!!」

男(といってもどうするか)

>>186

模擬店めぐり

男「模擬店めぐりをするかな」

―――

――



男「はぁー。くったくったー。うちの模擬店ってなんかやたらとレベル高いよな」

男「ただ、変な商品も多いな。竜のテールスープってなんだ?」

男「あ、もうそろそろ交代の時間だから帰らなきゃ」

文化祭二日目

男「あー、今日も大盛況だなぁ」

「交代するよー」

男「あいよー」

―――

――



男(今日も楽しむぞー)

男(さてなにをするかな)

>>169

安価ミス

>>190

ドッペとまわるか

男「ドッペルー」

ドッペ「いつも貴方の真後ろに、ドッペルっすよー」

男「うおっ、音も無く背後に立つな!」

ドッペ「さっきからいたっすよ?」

男「………」

男「まぁいい、一緒に回るか」

ドッペ「はいっす!」

男(さて、まずはどこにいくかな)

男「ん、あれは」

ゴー「なりたいあなたに大変身! どんな服でも取り揃えてございますよ~」

男「ゴーストの服飾研か。いや、写真部もいるのか」

ドッペ「撮影してもらうって感じっすね」

男「せっかくだ、言って見るか」

ドッペ「え~。行くんすかぁ?」

男「いやなのか?」

ドッペ「あんな人前で写真を撮られるって恥ずかしいっす。男さんの顔借りてもいいっすか?」

男「巨乳の俺なんか見たくないわ」

男「でも残念だな。コスプレしたドッペルが見れると思ったのに」

ドッペ「! じゃあ、やるー、なんていうと思ったっすか?」

男「駄目か」

ドッペ「コスプレならいくらでもしてあげるっすよ。男さんの前だけでっすけど」

男「おう」

ドッペ「男さん、顔が緩んでるっすよ?」

男「だってドッペルのコスプレだし」

ドッペ「自分でいうのもなんすけど、この地味顔のコスプレに興奮するんすか?」

男「する」

ドッペ「そういいきられるとなんだか照れるっすね」

ドッペ「でも写真は撮らないっすからね! 次行くっすよー」

ドッペ「んー、右手にたこ焼き、左手に焼きそば。ソースって最高っすねぇ」

男「ドッペルってソース好きだったのか」

ドッペ「大好きっすよ? お好み、たこ焼きとか、粉もん大好きっす」

男「じゃあ俺はカレーを」パクッ

男「うん、美味い。カレーはどこで食べても美味い」

ドッペ「あーん」アー

男「?」

ドッペ「私も食べたいっす!」

男「はいはい」

ドッペ「んっ」パクッ

ドッペ「うまーっす!」

男「そりゃよかった」

男「もう、文化祭が終わるな」

ドッペ「そっすねぇ。なんだか寂しくなるっすね」

ドッペ「泣いてる子もいるっすし」

ドッペ「私たちも最後までがんばるっすよ!」

「おーっ!!」

男(もうキャンプファイヤーの時間か)

男(誰かと踊ろうか)

>>197

当然ドッペル

男「ドッペル、踊ろうか」

ドッペ「! はいっす!!」

こうして俺の最後の文化祭は終わった。

このキャンプファイヤーで踊ったカップルは幸せになれるという噂があるが、本当だろうか。

少なくとも今俺は幸せではあるが。

卒業まで後数ヶ月。

三年間はあっという間だったなぁ。

11月第3週

男「あっというまだったな」

ドッペ「しんみりしちゃってるんすか?」

男「まぁな」

ドッペ「しんみりしてる暇はないっすよ! 最後まであともう少しなんすから!」

男「おうっ」

ドッペ「卒業に向けて、まず今週はなにするんすか?」

男「今週は」

>>200

お前と紅葉狩り

ドッペ「平日に山はさすがに無理っすよ」

男「そ、そうだな」

ドッペ「じゃあなにするんすか?」

男「えーっと」

>>202

家で秋を満喫しながらまんべんなく勉強

男「もうすぐ冬が来るな」

男「庭の木ももう真っ赤だし」

男「そうだ、今日は秋を堪能しながら勉強しよう」

男「よし、サツマイモを買いに行こう」

―――

――



男「おぉ、ほっくほく」

男「んまっ。秋の味覚は最高だな」

男「さすがにマツタケには手はだせないけど、シイタケだって十分美味い」

男「はぁ~。酒があればなぁ~」

男「シイタケの土瓶蒸しうめぇ~」

―――

――



男(結局ろくに勉強ができなかったぞ)

男(でもなんだか元気になれた気がするし、まぁいっか)

運動【59】→【60】

11月第3週 日曜日

男「そういえばもうすぐクリスマスパーティーがあるな」

男(………今年も入れそうにないなぁ)

男「さて今日はなにをするかな」

>>205

ドッペと人魚の仲の改善に勤める

男(以前からドッペルと人魚の仲が悪いのは知っていた。いや、仲が悪いというよりはドッペルが一方的に人魚を嫌っていて、人魚はドッペルを恐れているって感じか)

男(うぬぼれじゃなかったらその原因は俺だ)

男(………さて、どうしたものか)

男(俺が人魚を気にしているそぶりを見せればドッペルが何かしらの最悪なアクションを起こすことは間違いない)

男(じゃあいったい俺はどうすればいい?)

>>207

三人で紅葉狩り

男「紅葉狩りに行くか」

―――

――



ドッペ「男さん!!」

男「お、もう来てたのかドッペル」

ドッペ「男さんが呼ぶなら私は嵐の中でも先んじて男さんを待つっすよ! ってことはどうでもいいんすよ!!」

ドッペ「なんでこいつがいるんすか!?」

人魚「わ、わたしも呼ばれたんですよ」

ドッペ「認めないっす認めないっす認めないっす~!!」

男「まぁまぁ、今日の紅葉狩りぐらいは楽しく行こう」

ドッペ「お断りっす! 泥棒魚と仲良くなんて出来ないっす!」

人魚「ど、泥棒魚ってなんですか!!」

ドッペ「私の男さんを奪おうとするから泥棒魚っす」

男「あ、バス来たぞ」

ドッペ「一緒に座るっすよー」ギュッ

人魚「………」ジーッ

男「ちょうど季節なだけあって見事の紅葉だな」

人魚「男さんにも景色を楽しむってことがあるんですね」

男「なんだと?」

人魚「まぁ、可愛い私がいればどんな景色でも絶景になるんですけどね!」

ドッペ「じゃあ殺人現場にしてやるっすよ」シュッシュッ

男「ストップストップ。それじゃあ行くぞ」

ドッペ「わぁっ! 綺麗っすねぇ。一面に広がる血の海みたいっす!」

男「たとえが嫌だな」

人魚「黄葉とのグラデーションも見事です。自然のものなんですかね」

男「人間が手を加えているみたいだぞ。まぁ、街の近くの山だしな」

男「本当の山なんて俺の実家ぐらいだ」

ドッペ「男さんの実家っすかぁ。私も行きたいっす」

人魚「私も興味ありますよ」

ドッペ「絶対いかせないっす」ギランッ

人魚「ひぃ!」

男「景色、綺麗だったな」

ドッペ「むぐぐぐぐ」

人魚「むむむむむ~」

男(そりゃあいきなり仲良くはならないよなぁ)

ドッペルゲンガー→人魚の好感度【3】→【5】

人魚→ドッペルゲンガーの好感度【15】→【18】

11月第4週

男「もうすぐ期末テストか」

男「さて、今日は何をしよう」

>>214

教えてくれる人を集めて猛特訓

男「で、集まったのはいつものメンバーか」

人魚「仕方ないですねぇ。この可愛くて頭も良い私が教えてあげますよ」ドヤァ

ドッペ「いや、私が教えるっす」

ゴブ「相変わらず代わり映えしないメンバーだなぁ」

男「よろしくお願いします」

―――

――



【大失敗】

人魚「こ、こんなに可愛い私がいて理解できないんですか!?」

ドッペ「それじゃあ男さんは私と一晩中特別レッスンを―――」

ゴブ「帰るぞ」

男「………申し訳ない」

11月第4週 日曜日

男「ふわぁ………昼前まで寝てしまった」

男「なんかすげぇ肩が重いな」

男「なにしよ」

>>217

ドッペと人魚とゴブで遊ぼう

ドッペ「じーっ」

人魚「な、なんですか」

ドッペ「がうっ!」

人魚「!?」ビクッ

ゴブ「そこまでな」

ドッペ「くぅ~ん」

男「ドッペルに何が起きたんだ」

ドッペ「忠犬ドッペルちゃんなんす」

男「はいはい、威嚇しないの」

ドッペ「ばうっ」

ゴブ「で、今日はどこに遊びに行くんだよ」

男「えっと」

>>220

デパート

ゴブ「商店街があるのにデパートなのか」

男「なんかデパートってワクワクするだろ?」

人魚「私は商店街のほうがわくわくしますね。何があるかわかりませんし」

男「まぁ、規模は商店街のほうが大きいけどさ」

男「よし、とにかく行くぞ」

ドッペ「了解っす~」

人魚「そういえばここのデパート、ウェディングドレスおいてるんですよね」

男「どうしたんだ? 着たいのか?」

人魚「まぁ、私も女の子ですから。それにこれだけ可愛い私がウェディングドレスを着たらもう、それはそれは大変なことに」

ドッペ「ほざきおる」

男「さて、ウィンドウショッピングでもするかなー」

ドッペ「私の服とゴブリンさんの服を選んで欲しいっす!」

ゴブ「なっ。なんであたしまで」

男「お安い御用だ。俺の趣味でメイドh、選ぶけどいいよな?」

ドッペ「男さんの趣味にお任せっす~」

ゴブ「おい、今メイドとか聞こえたんだけど」

人魚「いいなぁ」

人魚「三人ともおそろいのメイド服ですよ! まったく男さんは変態ですね! でもこんなに可愛い私だからこのメイド服もばっちりに合ってますね!」

ドッペ「に、似合うっすか?」

ゴブ「見るなっ!!」

男「じゃあなんで着たんだよ」

ゴブ「着させられたんだよっ、力ずくで!」

男「だいじょうぶかゴブリン族」

ゴブ「あたしのほうが力強いはずなのに………」

男「ふぅ、満足満足」

ゴブ「やっぱりてめぇの性的嗜好じゃねぇかばかーっ!!」ゲシッ

男「ぐふっっ」

人魚「特別保護種を殴れるって、ゴブリンさん凄いですね」

ドッペ「顔じゃなくておなか狙うといいっすよー」

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【82】→【84】

ゴブリン→人魚の好感度【28】→【31】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【108】→【110】

ドッペルゲンガー→人魚の好感度【5】→【6】

人魚→ドッペルゲンガーの好感度【18】→【20】

人魚→ゴブリンの好感度【35】→【37】

12月 第1週

男「もうすぐ今年が終わるな」

ドッペ「後もういくつ寝るとクリスマスっすね」

男「正月もだな」

ドッペ「楽しみっすねぇ」

ドッペ「あ、でも男さん今のままだとクリスマスパーティー出れないっすね」

男「あぁ、今年も入れないのか」

ドッペ「そのときは私がいるっすよ」フッフフ

男「あぁ、一緒に過ごそうな」

ドッペ「どっきんっすよ」

ドッペ「それはともかく、今週は男さんはなにするんすか?」

男「今週は」

>>225

お勉強

男「勉強するか」

男「………なんの勉強をしようか」

>>227

芸術

男「よし、芸術の勉強をしよう」

男「庭の景色でも描くかな」

―――

――



【大失敗】

男「………なんだこの退廃した魔界の絵は」

男の芸術【66】→【63】

12月第1週 日曜日

男「めっきり冷え込んできたな」

男「厚手のもの、もう少し出しとくか」

男「さて、今日はなにをしよう」

>>230

ゴブドッペ人魚による男のファッション指南

男「なんでお前等俺ん家いるの?」

ゴブ「こないだの仕返し」

男「なんで俺は縛られてるの?」

人魚「暴れないようにです」

男「今から何が始まるんです?」

ドッペ「第三次、男さん着せ替えファッションショーです」

男「………」

男「やめて」

男「こ、これはないんじゃないかなぁ」プルプル

ゴブ「全身真っ黒で、シルバーの装飾か」

ドッペ「かなりイタイっすね」

人魚「煽り文句とか似合いそうです」

男「ガイヤが、じゃねぇよ」

―――

――



男「待って、待って、これはまじで駄目、アウトアウト、アウト!」

ゴブ「あん? お前だってあたしに着せただろ?」

男「ノリノリでドッペルだって手伝ってたじゃん!」

ドッペ「記憶にねーっす」

人魚「うぷぷ」

男「笑うな!」

ゴブ「メイク道具持ってきたぞ」

ドッペ「そこおいといてくださいっす」

男「それは本当勘弁してください」

男「おいっ、な、なにする!」

ゴブ「暴れるな危ない」

ドッペ「準備OKっすよ」

ゴブ「じゃあな」ポイッ

男「ここ俺の家だぞ!」

ガチャンッ ガチャ

男「おいっ! あいつらマジで玄関の鍵かけやがった!!」

男「そうだ窓!」タッタッタ

男「しまってる!」

ドッペ「よくお似合いっすよー」

男「あけろドッペル!」

ドッペ「あぁ! そんな目で見てくれると濡れちゃうっす」

ゴブ「夕方まで頑張れ、それじゃ」

カシャー

男「カーテンまで閉めやがった!」

男「どっか、ほかに、ほかにっ」

玄妹「………」

男「げっ、玄妹これは――「げ、玄妹様は何も見てなかったのだ!」ダダダッ

男「おいまて、ってはやっ」

玄妹「にゃーっ! 変態が追ってくるのだ!!」

執事「男様に追われて逃げるお嬢様。記録済みでございます」カシャッ カシャッ

玄妹「消すのだ!」

男「消せよっ!」

玄妹「にゃーっ!!」

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【84】→【88】

ゴブリン→人魚の好感度【31】→【34】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【110】→【112】

ドッペルゲンガー→人魚の好感度【6】→【8】

人魚→ドッペルゲンガーの好感度【20】→【24】

人魚→ゴブリンの好感度【37】→【42】

12月第2週

男「本当に酷い目にあった」

ドッペ「機嫌直してくださいっすよ~」

ゴブ「ほっとけほっとけ、自業自得なんだから」

男「………」

人魚「あっ! メイド服で町中走り回った男さんじゃないですか!」

男「お前等なんか敵だーっ!!」タッタッタ

ドッペ「あっ」

ゴブ「やれやれ」

男「くそう」

男「今週はなにしようか」

>>237

人魚とドッペルが珍しく二人でいるのでゴブと観察

ゴブ「ん、あれは人魚とドッペルか? 一緒にいるなんて珍しいな」

男「珍しいな」

ゴブ「ドッペルもついに心を開き始めたのか?」ズズー

男「そんな風には見えないけどな」モキュモキュ

ゴブ「ドッペルは笑顔だな」

男「人魚の顔は引きつってるけどな」

ゴブ「あの状況でも可愛く振舞おうとする人魚はやっぱり乙女なんだな」

男「ゴブリンも可愛いから」

ゴブ「バカ言うな。それよりもなんで一緒にいるのか」

男「ちょっと声が聞こえないな。近づくか?」

ゴブ「人魚はともかくドッペルは勘が鋭いからばれる」

男「うーむ。とりあえず危害は無いから見守るか」

ゴブ「人魚の胃は痛んでそうだけどな」

男「………30分経ったけどいたって普通のガールズトークっぽいな」

ゴブ「ポテトくれ」モキュモキュ

男「言いながらとるなよ。まぁいいけど」

ゴブ「話の内容は察しがつくんだけど、でもなんであんな笑顔なんだろうな」

男「さぁ? ところで話の内容って?」

ゴブ「お前に関しての話だよ、色男」

男「あー、なるほど」

ゴブ「鈍い男だなー」

男「あれ、でもゴブリンも」

ゴブ「それ以上口に出したらこのカリカリポテトを打ち込むから。指弾の要領で」

男「なにそれ怖い」

男「あ、席たったな」

ゴブ「特に何も無くてよかったな」

男「最悪刃傷沙汰を覚悟していた」

ゴブ「でも結局なんで二人でいたのかは分からなかったな」

男「まぁいいんじゃないか?」

男「それよりゴブリン、今日俺はとてもハンバーグが食べたい気分なんだ」

ゴブ「はいはい。材料はてめぇでだせよ?」

男「やったぜ」

ドッペルゲンガー→人魚の好感度【6】→【9】

人魚→ドッペルゲンガーの好感度【20】→【23】

12月第2週 日曜日

男「………そういえば来週テストじゃん」

男「やべぇ」

男「今日はなにをしよう」

>>242

ドッペルと家で缶詰め猛勉強

男「よし! 補習のない冬休みを目指して、勉強だ!!」

ドッペ「ちょっと決意するのが遅かったっすね」

男「うぐぅ」

―――

――



【普通】

男「ありがとうございました、ドッペル先生」

ドッペ「お礼はキスがいいっす」

男「はは、ご冗談を」

ドッペ「ちぇっ、っす」

国語【67】 →【73】

科学【49】 →【55】

魔術【90】 →【96】

魔導【54】 →【60】

芸術【63】 →【69】

12月 第3週

男「今日からテストだ!」

ドッペ「これが最後のテストっすね」

男「最後ぐらい良い成績残したいな」

ドッペ「無理っす、無理無理無理無理っす」

男「辛辣だな」

ドッペ「私は男さんを信じてるし、愛してるっすから」

男「嫌な信じられ方だ」

男「さて、どうなるかな」

【国語のテスト】

男「………まぁまぁか」

【科学のテスト】

男「………やばいかも」

【魔術のテスト】

男「………自信はあるかな」

【魔導のテスト】

男「………やばいかも」

【芸術のテスト】

男「………まぁ」

男「さてさて学校最後のテストの点数はっと」

国語【53】

科学【35】

魔術【76】

魔導【40】

芸術【49】

総合点【253】

学年順位【713】

男「………まぁ、日ごろの努力が大事だったんだよな」

12月第3週 日曜日

男「今日から冬休みか。補習もないし、羽を伸ばせるな」

男「さて、なにをしようか」

>>248

黄昏る

男「思えば忙しい3年間だったなぁ」

男「今までろくに他の人に出会えない実家に、学年にひとつどころか、生徒全体でひとつの教室」

男「そんな人生だったけど、いろんな人と知り合いになって」

男「ドッペルと恋をして」

男「………ドッペルがもう少しがっつかなくなってくれるといいなぁ」

男「あとは、ゴブリンとの関係」

男「ドッペルは手を出してしまえと急かしてくるけど、ゴブリンの性格上、嫌がりそうなんだよな」

男「いや、もしくは俺がそうだと思っているだけか」

男「とりあえず今のところの悩みは卒業と、人魚のことか」

男「卒業まで事件が起きなければいいけど」

男「………」

男「さて、あと三ヶ月、俺はどうすればいいのかな」

男「ゴブリンも好きなんていったら贅沢すぎるかな」

12月第4週

男「今週はクリスマスパーティーがあるな」

男「クリスマスパーティーにでれるかな」

男「まぁいいや、さて今週は」

>>251

ドッペルとデートして夜はディナーを食べる

ドッペ「ふぇ、ふぇ、ふぇっ!? 夜にデートっすか!?」

男「どうしたんだ、そんな驚いて」

ドッペ「夜ってことはそのままネオンまぶしい街の明かりから恋人たちの暗がり、ラブラブなホテルってことっすよね!? 恋人達も濡れる街角ってことっすよね!?」

男「落ち着け違う、違うから」

ドッペ「むぅ。違うんすか」

ドッペ「でもあれっすよ。勘違いするのも当然っす! 責任とって当日は楽しませてくださいっすよ?」

男(当然、なのかなぁ)

男「あぁ、任せておいてくれ。お金は割とあるからいいところを紹介するよ」

アーナンカイライラスルナッ

男「………ゴブリンには今度美味しいものご馳走するって言っといてくれ」

ドッペ「了解っす~」

~当日~

ドッペ「じゃじゃ~ん! どうっすか? おニューの服っすよ!」

男「おぉ、冬らしい白色のコートか。コートからでも分かる二つの」

ドッペ「目潰しっ!」ズブッ

男「うぎゃぁっ!?」

ドッペ「セクハラ禁止っす!」

男「い、いつもならそっちから」

ドッペ「乙女ゴコロは複雑なんす」

ドッペ「男さんが私を押し倒してくれる、っていうなら、いいんすけどね」ボソッ

男「耳元で喋らないでくれ、耳弱いんだ」

ドッペ「はむっ」

男「うひゃぁっ!?」

男「ドッペルがセクハラをしてくる」

ドッペ「女の子のセクハラは良いセクハラなんす」

男「なんだそれ」

ドッペ「男さんはコートの下が裸な女の人がいたらうれしいっすよね」

男「テンション上がる」

ドッペ「アームロックっ!」ギギギッ

男「たんまたんまたんま、誘導尋問だ! あ、もしかしてその下は」

ドッペ「ちゃんと着てるっすよ!」ベキベキベキ

男「いたたたたた、なっちゃいけない音だってそれは!」

ドッペ「もう、でも男さんが望むならしてもいいっすよ」

男「え?」

ドッペ「これしてくれれば」ズブッ♂

男「その指の形はやめなさい」

ドッペ「男さん、変態なのになんで手をださないんすかね」

男「その後のことを考えると」

ドッペ「若者らしく若さに任せてやっちゃいましょうっすよ」

男「いつかな」

ドッペ「ちっ」

ドッペ「ここって、結構高いんじゃないんすか?」

男「まぁな。でもドッペルがよろこんでくれるなら、な」

ドッペ「えへへっす」

男「まぁ、高級フレンチなんて入ったこと無いから良くわかんないけど」

ドッペ「それじゃあ私が教えてあげるっすよ~」

男「分かるのか?」

ドッペ「こう見えても私ドッペルゲンガーっすからね!」

男「どういうことだ」

ドッペ「まぁ、色々あるんすよ、乙女には秘密が」

男「まぁ、ありがたくレクチャーしていただこうじゃないか」

ドッペ「腕カタカタ震えてるっすけど大丈夫っすか」

男「こういうところはなれてないんだよ」



男「………食べにくい」

ドッペ「頑張ってくださいっす」

男「箸欲しい」

ドッペ「ないっす」



男「美味しいなっ」

ドッペ「はしゃぐと周りから見られるっすよ?」



男「………疲れた」

ドッペ「次デザートっすから。あと一踏ん張りっす」

男「えっと、どうだった?」

ドッペ「美味しかったっすよ。でも男さん見ていて痛々しかったっす。背伸びしてる感があって」

男「うぐっ」

ドッペ「でも、それでいいんすよ。背伸びなんかしたら私が見えなくなるっすから」

ドッペ「だから、この高さで」

ドッペ「キスが、できる高さで」

チュッ

男「!」

ドッペ「さぁ、男さん。いくっすよ」

男「行くって、どこに?」

ドッペ「近くにあるラーメン屋っす。美味しいんすよ?」

男「いや、ご飯なら」

ドッペ「育ち盛りには足りないっすよ、ね?」

男「………ありがとうドッペル」

ドッペ「どういたしましてっす」ニコッ

~クリスマス~

男(今日はクリスマスパーティー。全校生徒のほとんどがパーティーに参加している)

男(ご馳走もプレゼント交換もある素敵なイベント)

男(なのに)

受付「お引取りください」

男(俺は参加することができなかった)

男(理由は去年と同じくドレスコード。三年間外見を鍛えなかった俺にパーティーの門扉は開かれなかった)

男「ということで俺はとぼとぼと)

ドッペ「男さん!」

男「あ、ドッペル」

ドッペ「今日は一緒に過ごすんすよね?」

男「いいのか? パーティーは」

ドッペ「男さんと過ごすパーティーのほうが楽しいんすよ」

ドッペ「だって今日は大切な人と過ごす日っすから

ドッペ「ターキー出来たっすよー。美味しくできてると思うっす」

男「ターキーってまずいって聞いたことあるけど」

ドッペ「腕しだいっす。失敗するとぱさぱさの肉にソースかけて食べることになるっすけど」

男「食べたことないから楽しみだなぁ!」

ドッペ「あー。でもそんな楽しみにしないほうがいいっすよ?」

男「なんで?」

ドッペ「ただの大きい鶏肉っすから」

男「カリカリで肉汁じゅわっとかは」

ドッペ「まぁ、詰め物は美味しいとおもうっすから。おこわっすよ」

男「詰め物とかあるのか」

ドッペ「ケーキもあるっすし。それじゃあ始めましょうっすか」

ドッペ「ふたりきりのクリスマスを」

ドッペ「うん、美味しいっす。さすが私っす」

男「うお、ターキーやっぱ大きいな。食べれるのか?」

ドッペ「私実はめちゃくちゃ食べれるんす」

男「あぁ、そういえばそうだったな」

ドッペ「不定形っすから、胃袋なんてないっすし。カロリー消費も多いっすし」

男「うらやましい、のか?」

ドッペ「全ての女性の羨望の的っすよ。あ、ゴブリンさんも基礎代謝凄いんすよ。わたしと同じくらい食べます」

男「こんど3人で食べ放題でもいくか」

ドッペ「お店の人が謝るぐらい食べるっすよー」

ドッペ「あの、男さん」

男「なんだ?」

ドッペ「ずっと不思議だったんですけど。なんで男さん私が見えるんすか?」

男「?」

ドッペ「なんで私が認識できるんすか? ゴブリンさんでも最近やっと一瞬考えずに私に反応できるようになったのに」

男「なんでって、聞かれても」

ドッペ「世界中で多分男さんだけなんす。すくなくとも私の人生、男さんだけなんす。私をずっと見てくれたのは」

男「………運命、とか?」

ドッペ「私を真正面から愛してくれた、最初の人なんす」

ドッペ「だから、だからお願いするっす」

ドッペ「今日こそ、私を、抱いて欲しいんす」

男「………」

>>262

いいだろう

男「わかった」

ドッペ「いい、んすか?」

男「なんでそんな不安そうな顔をするんだよ」

ドッペ「だって男さん、今まで」

男「仕方ないだろ。俺たちはまだ学生なんだから」

男「………ちゃんとドッペルを養えるようになるまで、我慢してたんだよ」

ドッペ「おとこさ―――おとこさん!」ギュッ

男「うおっ」

ドッペ「うれしいっす。本当は私遊ばれてるんじゃないかって不安にもなったっす」

ドッペ「でもそうじゃなくてすごいうれしいっす!」

男「んなわけないだろ」

ドッペ「それじゃあベッドいくっすよ」ハァハァ

男「………積極的だな」

ドッペ「それとは別にエッチなことは好きっす。処女っすけど」

ドッペ「地味な子でもエロいんすよ?」ニパッ

ドッペ「男さんは着衣のほうがいいっすか? それとも全裸っすか?」

男「いや、童貞にそんなこと聞かれても」

ドッペ「私だって処女っすよ」

ドッペ「じゃあ、いつも見てるAVからでいいっすよ」

ドッペ「着衣でもいいっすし、全裸でもいいっすよ。コスプレでもなんでも男さんが望むままにしてあげるっす」

ドッペ「記念すべき最初のエッチ。男さんは私にどんなことしたいんすか?」

男「>>270

シュルシュル

ドッペ「えへへ、なんだか裸は照れるっすねぇ」

男「………」ジーッ

ドッペ「そ、そんな見ないでくださいっすよ」

男「大きいな、胸」

ドッペ「なんと90あるっす! といいたいっすけど、ドッペルゲンガーだからどうなんすかね」

男「前は胸を変化させることできないんじゃなかったっけ?」

ドッペ「んー、男さんにいろいろアプローチかけてたらできるようになったんすよ」

ドッペ「あ、でも総質量変わらないっすからそんなに体形を変えることはできないっすよ? これ以上巨乳にしようとしたらロリ巨乳になっちゃうっす」

男「あれ、ドッペル。生えてないんだな?」

ドッペ「生やそうっすか」ズモモ

男「そっちじゃないそっちじゃない。毛だよ」

ドッペ「あー、ドッペルゲンガーに体毛ってないっすからね。必要ならば生やすっす。カスタム彼女っす」

男「いいよ、今は」

男「じーっ」

ドッペ「だからそんな風に視姦されると興奮するっす。恥ずかしいけど大興奮っす。正直うち太もも冷たいっす」

ドッペ「じゃ、男さんを脱がせるっすよー」

ジーッ ヌギヌギ

ドッペ「んー、いい匂いっすねぇ」スンスン グリグリ

ドッペ「あ、今びくんってしたっすね」グリグリ

ドッペ「私の顔でぐりぐりされて気持ちいいんすか? どくんどくんしてるっすよ?」

ドッペ「パンツ越しでこの匂いなんだから、脱がせると」ハムッ

ドッペ「んぅっ、やふぁいれす」ズズッ

ドッペ「ぷはっ。全部でてきたっすねぇ」スンスン グリグリ

ドッペ「あぁ、エッチな匂いっすぅ。もっと顔押し付けたくなるっす」グリグリ

ドッペ「んぅぅっ!」ビクンッ

ドッペ「え、えへへ、匂いだけでいくなんて思わなかったっすよぉ。匂いだけでイっちゃう変態さんっすよぉ」トロン

ドッペ「もっと、もっとエッチな匂いかぎたいっすよぉ」

ドッペ「ねぇ、男さん。私って体の全部をおマンコできるんすよ」

ドッペ「おっぱいでも、おへそでも。どこでも男さんとエッチできるんす」

ドッペ「体中犯してほしいっす。遠慮はいらないっすから。乱暴なエッチのほうがいいんす」

ドッペ「我慢しなくていいんすよ? 我慢は体に毒っすから」

ドッペ「欲望のまま、男さんが私にしたいこと」

ドッペ「どーんなひどいことでも、変態さんなことでも私は受け止めるっすから」

ドッペ「めちゃくちゃにしてほしいっす」

ドッペ「あんっ/// いきなりお口の奥につっこむんすね」ジュッポジュッポ

ドッペ「男さんのおちんちん傷ついちゃいけないっすから、歯を柔らかくしとくっすね。親切お口マンコっす。ほかの女の子じゃこうはいかないっすからね」グッポグッポ

ドッペ「? あぁ、こっちっす、手のひらに口を―――んじゅぅるっ!?」

ドッペ「ひゃぁ、ふぁっ、んにゃ、じゅじゅぅ、んんぅんっ! ぷはぁっ」

ドッペ「間髪入れず、ディープキスしてくると思ってなかったっす」ジトーッ

ドッペ「気持ちよくなるじゃないっすか///」

ドッペ「え、ニプルファックっすか?」

ドッペ「自分で言い出したっすけど、男さんの性癖にちょっとドン引きっす!」

ドッペ「そ、そんな落ち込まないでくださいっすよ!」

ドッペ「むぅ。こんなの漫画でしか見たことないっすよ」ウニュウニュ

ドッペ「はい、どうぞっす」

ドッペ「―――っ!!」ビクンビクン

ドッペ「お、おぉ、おっぱい、と、おまんこ、だから、やば、やばいぃ、っすよぉ」ガクガクン

ドッペ「ふぇ!? さ、さすがに母乳は無理っすよ!? な、なぁ、やぁっ! ストッ いったんストップっすよぉ!?」

ドッペ「い、いぃ、いいぃいっ!? やっぱやっぱむり、むりっすよぉっ!」

ドッペ「予想以上にやあぁ///」プシャァッ

ドッペ「う、うぅ、母乳じゃないっすけど、潮は吹いたっすよぉ」

ドッペ「わ、笑わないでくださいっす! しかたないじゃないっすか! おっぱいでもおまんこなんすから潮ぐらい吹くっす!」

ドッペ「なっ、なんで写真とるんすか!?」

ドッペ「男さんの変態! 変態! 大変態!!」

ドッペ「ちょっ、なんで大きくなったんすか!?」

ドッペ「男さんもエムだったんすか!?」

ドッペ「ぐぎぃっ!? い、いったばっかりなのに挿れる、のっ!!」

ドッペ「それまじでやば、やばああっ!!?」

ドッペ「んにゃあぁっ!!」プシャァッ

ドッペ「うぅ、けだものっすよぉ。連続でイかせるなんて、ひどいっす」

ドッペ「もうだめっす! もうおっぱい禁止っす!!」

ドッペ「え、えっと、そんな顔しないでほしいっす」

ドッペ「むぅ、わかったっすよ。あと一回っすよ!?」

―――

――



ドッペ「も、もうむりっひゅよぉ、おっぱい、ばかにぃいっ、んあぁっ、なっちゃう、っすよぉ」

ドッペ「ど、どれだけ、出せば、気が済むんす、かぁ」

ドッペ「お、おっぱいで妊娠、しちゃうっすよぉ!?」ガクガクッ

ドッペ「んぎぃっ!? ま、まだ出るんすかぁっ!?」

ドッペ「痛いっ。おっぱいたぷたぷで破裂しそうっすよぉ!?」

ドッペ「んにゃぁぁあああぁああっ!!?!!!」

~次の日~

ドッペ「………変態」プイッ

男「申し訳ございませんでした」ドゲザッ

男「今まで自制してた分が爆発しちゃって」

ドッペ「私のおっぱいも爆発しそうだったんすよ!? 物理的に!!」

男「え、なんだそれ、怖い」

ドッペ「いくら私がドエムでも楽しめることと楽しめないことがあるっす」

男「すいません」

ドッペ「わりと楽しめたっす」

男「すいま――え?」

ドッペ「のど元過ぎればなんとやらっすけど、もう少し落ち着いてほしいっす。おっぱい魔人男さん」

ドッペ「今度は羞恥プレイでお願いするっす」

男(………ドッペルのほうが変態じゃないか?)

~1月1日~

男「もうすぐ卒業か」

男「………俺は卒業できるのか?」

男「まぁ、それより初詣にいかなきゃな」

男「誰誘おう」

>>278

~1月1日~

男「もうすぐ卒業か」

男「………俺は卒業できるのか?」

男「まぁ、それより初詣にいかなきゃな」

男「誰誘おう」

>>278

再安価

>>280

ドッペ「今年もよろしくお願いします」

人魚「えぇ、こちらこそ、よろしくお願いします」

男(二人の間に火花が見える)

ドッペ「って、なんでこいつがここにいるんすか!?」

人魚「なんですか! かわいい私がここにいて悪いんですか!?」

ドッペ「はっ! かわいいとかナルシストすぎっす!!」

人魚「事実ですからね! なんですかかわいい私を妬んでるんですか!?」

ドッペ「うるさいっす嫉妬深いストーカー人魚! 男さんは私のものなんすからね!」

ドッペ「(ピーッ!)とか(バッキュン)だってしてるんすから!」

人魚「………」

ドッペ「………あ」

ザワザワ

男「………なんで被害が俺に」ガクッ

ドッペ「わ、わたしは嫌じゃないっすから」

人魚「そ、それくらいじゃ私はひるみま、せんよ?」

男「というか周りの目を気にしてくださいよぉ!?」

男「どうしよ、あの中に知り合いいたら」

人魚「たぶん十中八九いますよ?」

ドッペ「まぁ、落ち込まないでくださいっす」

男「冬休み開けたら俺変態扱いじゃないか!」

ドッペ「大丈夫っす! 私がいるっす!」

男「何一つ大丈夫じゃねぇよ!」

人魚「一部ではハーレムクソ野郎、(ピーッ)もげろ、クソ(ニャーオン)野郎とか散々な呼ばれ方してますよ?」

男「知りたくなかった」

人魚「まぁ、かわいい私がそばにいればそれくらいはおきますよ」

ドッペ「ほら、だから私だけにしてくべきなんすよ。私、認識されないんすから」

男「ちょっと、それは涙がとまらなくなるからやめろ」

男「はぁ、願い事といえば、この惨状をどうにかしてほしい」

ドッペ「学業成就とかお願いしましょうよ」

男「こんなはした金じゃ願いなんてかなわねぇよ」

人魚「ナーバスになってますね」

ドッペ「とにかく私たちの番っすからはやいとこやっちゃいましょう」

男「願い事、ねぇ」

>>287

ハッピーエンドを

男(どうか、どうかこのまま平和に卒業できますように!)

「その願い、かなえてしんぜよう」

男(やっぱりこの声、今年も聞こえるのか)

パキンッ

男(ん、今何か折れる音が)

フラグがリセットされた

ドッペ「改めて、今年もよろしくお願いするっす」

人魚「よろしくお願いしますね!」

男「今年もよろしくお願いします」

ドッペルゲンガー→人魚の好感度【9】→【11】

人魚→ドッペルゲンガーの好感度【23】→【25】

ドッペルゲンガーの好感度

人魚の好感度【87】→【90】

ドッペルゲンガーの好感度【130】→【132】

1月第1週

男「さて、今週はなにしようかなー」

>>291

ゴブの前で羞恥

男「そういえば羞恥プレイがしたいって言ってたな」

男「やってやろうじゃないか」

男「さて、いろいろ準備しなくちゃな」

コンコン

ドッペ「はいはーい、今で―――」

ガシッ

ドッペ「むぐぅ!?」

「動くな、声を出すなよ?」

ドッペ「んーっ た、たすけ」

「ストップ、俺だよ俺」

ドッペ「!?」

男「驚かせたか」

ドッペ「びっくりしたっすよ!」

男「そういやドッペルには口をふさいでも意味ないんだったな」

ドッペ「いったいなんすか、いきなり」

男「あぁ、つまりだな」

プシュッ

ドッペ「ふぁっ、な、なんすか、こ、れ」

男「大丈夫体に害はないよ」

バタン

ドッペ「Zzzz」

男「さて、実行するか」

ドッペ「ん、にゃぁ。それいじょ………ん?」

男「やっと目を覚ましたか」

ドッペ「!?」

男「まぁ、質問はいろいろあるだろうが、まずは現状確認から行こうか」

ドッペ「ここは、私の、家っすね」

男「だな。」

ドッペ「いったい、なんなんすか?」

男「なに、ドッペルの願いをかなえてやろうかと思ってな」

ドッペ「? 私の願いって?」

男「自分の服装を見てみろ」

ドッペ「服? ………っ!?///」

男「恥ずかしい恰好だろ? お前お望みの」

ドッペ「な、ななな」

男「さて、それじゃあその恥ずかしい姿を見てもらおうか。ゴブリンたちにな」ニヤッ

ドッペ「こ、この鬼! 悪魔! こんな姿見られたら」

ゴブ妹1「あっ! ドッペルお姉ちゃん。その姿は」

ドッペ「み、みないでっ! こんな私を見ないでほしいっすっ!!」

男「ほら、隠すなよ。もっと見てもらえって」

ドッペ「ひゃ、ひゃぁあっ!?」

ゴブ妹2「………いい、な」

男「お、ゴブ妹2にもそんな趣味があったとはな」

ゴブ弟「うわっ、すっげぇピンクだな」

男「だろ。きれいなピンク色だ」

男「どうだ、みんなにそんな姿を見られて」

ゴブ「ど、ドッペル、お前」

ドッペ「! ご、ゴブリンさん。こ、これは!」

ゴブ「妹たち巻き込んで変なプレイをすんなぁっ!!」

ゴンッ×2

男「ぐふっ」

ドッペ「無罪っすっ」

ゴブ「ったく、いい年してそんな魔法少女のコスプレなんかして」

ドッペ「男さんが無理やり着せたんすよ!?」

ゴブ「………うわぁ」

男「そんな目で俺を見るな!」

ゴブ妹1「かわいいよ、お姉ちゃん」

ドッペ「うぅ………慰めはいらねーっすよぉ」

ゴブ妹1「本当だよ。ね、ゴブ弟1」

ゴブ弟1「な、なんで俺に話ふるんだよっ」

ドッペ「うぅ、やっぱり」

ゴブ弟1「か、かわいいよ! ドッペル姉さん………なんだよこの羞恥プレイ」

男(ゴブ弟1も巻き込んでしまった)

ゴブ妹2「………」クイクイ

男「ん、なんだ?」

ゴブ妹2「………わたしも、きたい」

男「ゴブ妹2もか。ゴーストにお願いしたら作ってくれるかな」

ゴブ妹2「わく、わく」

ゴブ「んで、飯食ってくのか? 男」

男「いきなり来て、こんなことしたのに許してくれるゴブリンまじ愛してる」

ゴブ「はいはい。そのかわり材料費は今日はてめぇもちだ」

男「まかせろ!」

ゴブ「こんな服………男、こういうの好きなのか?」

ゴブ「………」シュル ヌギヌギ

ゴブ「………はは、似合わねぇな。あたしにこんな服」

カシャッ

ゴブ「!?」

ドッペル「………」カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ

ゴブ「」

ドッペ「ドッペル。見ちゃいました」カシャカシャカシャカシャ

ゴブ「」

ドッペルゲンガーの好感度【132】→【134】

ゴブリンの好感度【112】→【115】

1月第1週 日曜日

男「ドッペルから魔法少女の服装をしたゴブリンの写真が送られてきた」

男「眼福眼福」

男「だぼだぼの服が実にコケティッシュだった」

男「おっと、勘違いしないでくれ。ロリコンじゃないぞ?」

男「いや、ゴブリン18だし合法か」

男「………ゴーストにもう一着発注しとくか」

男「さて、今日はなにをしよう」

>>300

無事卒業するために勉強会すっぞ

男「………卒業までもう少しだが、卒業できるかどうかが危うい」

男「そうだ、勉強会をしよう」

男「………俺の周りで頭がよさそうな奴といえば>>302>>303かな」

フェニックス

ワー

フェニ「悪あがきだヨー」

ワー「でも男君が卒業しなければボクたちとしても心苦しい。助力は惜しまないよ」

男「やっぱり持つべきものは友達だな。頼む」

フェニ「科学は任せるヨー」

ワー「魔術はボクの得意分野さ」

男「よし。それじゃあ頑張りますか!」

男「」プシュー

フェニ「燃え尽きてるヨー」

ワー「やれやれ。少し詰め込みすぎたかな?」

魔術【96】→【106】

科学【55】→【65】

1月第2週

男「? どうしたゴブリン」

ゴブ「あたしってお前の案内役だったろ?」

男「おう。すげぇ助かった」

ゴブ「案内役としての最後の仕事。ってまぁ、もう案内役でもないんだけど。とりあえずコーヒーでも買って向こうで話すぞ」

男「ん? わかった」

ゴブ「卒業後のことなんだが。何か考えてるか?」

男「いや、とくに」

ゴブ「はぁ。だろうな」

ゴブ「ってわけでおせっかい焼きのゴブリンさんが人肌脱いでやるよ」

ゴブ「就職先はある程度の適正はスコアからわかる」

ゴブ「お前の場合は魔術が高いな。といってもずば抜けてってわけじゃねぇけど」

ゴブ「まぁ、100越えてたら一般的な魔術企業には入れるだろ。中小ぐらいだが」

ゴブ「精霊職だったら、研究職であるノーム、は無理そうだな」

ゴブ「運動スコアも低い、特筆すべきことはなしか」

ゴブ「まぁ、人間だからなんとでもなるだろ」

ゴブ「次に進学ならだが」

ゴブ「………三流大学以外は無理だな。もしくは専門学校かだ」

ゴブ「さて、これで決定ってわけじゃないけど、どうする?」

男「俺は………」

>>308

やめろぉ!SSだとしても頭と胃と心臓が痛くなる
安価↓

男「俺は、働こうと思う。ドッペルのためにも」

ゴブ「そっか。わかった。応援する」

男「いろいろとありがとうな」

ゴブ「卒業したら、この町をでていくのか?」

男「………いや、まだ決めてない」

ゴブ「そうか。あたしとしては、お前にずっといてほしいと思ってる」

男「デレたな」

ゴブ「うるせぇ」ゲシッ

男「いてっ」

ゴブ「あたしはずっとお前が好きだよ」

男「………っ」

ゴブ「はは、柄にもないこといっちまったな」

ゴブ「忘れてくれ」

ゴブ「それじゃ」

1月第2週 日曜日

男「………ゴブリン、なぁ」

男「さて、今日はなにをしよう」

>>313

クラブ活動

男「部活をするか」

男「………もうそろそろ後輩に代わらないとな」

男「よう」

フェニ「オー、久しぶりヨー」

男「もうそろそろ部長交代の時期だからな」

フェニ「大会も近いヨー」

男「フェニックスは今年もでるのか?」

フェニ「んー。たぶん今年は出ないヨー」

男「なんで?」

フェニ「もう大学が決定したからそんな暇ないヨー」

男(もう合格してるのか)

男「そうか。それじゃあひさしぶちの実験始めますか」

フェニ「オー」

―――

――



【失敗】

男「………腕が鈍ったかな」

フェニ「ビショビショだヨー」

科学【65】→【66】

1月第3週

ゴブ「よう」

男「………よぉ」

ゴブ「そんな顔するなよ。あたしまで恥ずかしくなっちまうだろ」

ドッペ「どうしたんすか?」

ゴブ「あー。まぁドッペルならいいか」

ゴブ「告白したんだよ。男に」

ドッペ「」

男「ど、ドッペル?」

男(これはやばいか?)

ドッペ「ゴブリンさん」ガシッ

ゴブ「なんだ?」

男「ドッペっ、や―――」

ドッペ「なんで私には告白してくれないんすかーっ!?」

男「おうっ」ズルッ

ドッペ「こんなにゴブリンさんを愛しているというのにっ」

ゴブ「男はどうした」

ドッペ「それはそれ! これはこれっす!」

ゴブ「だそうだぞ。それ」

男「なんか不思議な気分だ」

ドッペ「それで、もちろんOKだったんすよね?」

ゴブ「いや。答えは聞いてねぇよ。聞く気もねぇしな」

ドッペ「そんな」

ゴブ「はいはい。この話はおしまいだ。もう時間がないから走るぞ?」タッタッタ

ドッペ「男さん、うらやましいっす!」タッタッタ

男「………なにこの複雑な状況」

男「さて、今週は何をしようか」

>>318

どんな仕事があるか調べてみる

男「どんな仕事があるかな」

男「調べてみるか」

―――

――



男「俺にできそうなのといえば」

・魔術系中小企業

・霊媒師

男「ってとこか」

男「………ん、いまなんか変なのあった気が」

1月第3週 日曜日

男「うむ、もうすぐ卒業試験か」

男「さてどうなることか」

男「今日なにしよ」

>>321

霊媒師について調べる

男「霊媒師ってなんだよ………適正表にあったけど」

―――

――



男「………なんだこれ、何も情報がないじゃないか」

男「………」

男「時間を無駄にしたな」

1月第4週

男「ふわぁ」

ドッペ「どうしたんすか? そんな大きなあくびして」

男「昨日ちょっと遅くまで調べものしててな」

ドッペ「寝不足は体に毒っすよ?」

男「授業中に寝てしまいそうだ。あれ、そういえばゴブリンは?」

ドッペ「あー、なんか用事があるから送れるそうっす」

男「そっか」

男「さて、今週はなにをしようか」

>>324

ドッペにゴブリンも好きなことを伝える

男「………うすうす感づいてはいたが」

男「いや、いいのか? 俺はこれでいいのか?」

男「………いいわけがない」

男「このままにしちゃいけない」

―――

――



ドッペ「大事な話っすか? はっ! まさか籍をいれるんすね!?」

男「違うから。ちょっときてくれ」

ドッペ「教室じゃいけないんすか?」

男「二人きりで話したい」

ゴブ「はいはいバカップルバカップル」

ドッペ「えへへ~」

男「………とにかく」グイッ

ドッペ「わっ!」

ムカ「もうすぐ昼休憩終わるぞー」

男「すぐ帰ってくるから」

ドッペ「それでなにを悩んでて、何を私に聞いてほしいんすか?」

男「わかるのか?」

ドッペ「男さんを一番見てるの私っすもん」

男「そうか」

ドッペ「………」

男「俺はゴブリンも好きだ」

ドッペ「!」

男「ごめん」

ドッペ「ゴブリンさんも、ってことは私も好きなんすよね?」

男「………あぁ、大好きだ」

ドッペ「えっへっへー。ならいいっすよ」

男「いいのか?」

ドッペ「他の人なら許さないっすけど、ゴブリンさんなら。って前から私言ってたじゃないっすか」

男「冗談とばかり」

ドッペ「冗談なわけないっす。それとも男さんは私がゴブリンさん好きだと許せないっすか?」

男「いや、ドッペルが好きなら」

ドッペ「そういうことっす。前と変わらない、いや前より一歩進んだ関係に私たちがなるだけっす」

ドッペ「これからもずっと一緒でいられる。こんなに幸せなことがあるんすか?」

男「………ありがとう、ドッペル」

ドッペ「ありがとうございますっす、男さん」ペコッ

ドッペ「こんなにいっぱいの幸せをくれて」

1月第4週 日曜日

男「………行動、起こさないとな」

男「さて、今日はなにをしよう」

>>328

ゴブに想いを伝えに

コンコン

ゴブ弟1「はーい」ガラッ

ゴブ弟1「あれ、どうしたのさ、にーちゃん」

男「ゴブリンいるか?」

ゴブ弟1「姉ちゃんなら今勉強してるけど、よんでこようか?」

男「頼む」

ゴブ弟1「わかった、ちょっと待っててなー」

ゴブ「ん? どうしたんだ?」

男「ちょっと話があってな」

ゴブ「まぁ、あがれよ」

男「できれば外がいい」

ゴブ「………」

ゴブ「あ、あたし実は今から用事が」

男「そっちから伝えっぱなしってのはなしだろ」

ゴブ「………」

ゴブ「………なんだよ」ボソッ

ゴブ「わかってるよ」ウルッ

ゴブ「でも」

男「とにかく」グイッ

ゴブ「っ!」

男(思わず引っ張ったゴブリンの体は予想以上に軽く、そして抵抗はなかった)

ゴブ「………」

ゴブ「わかってるって、でもその言葉は聞きたくない!」

ゴブ「知ってたけど。知ってたけれど、面と向かって言われるのじゃ別なんだ」

男「ゴブリン」

ゴブ「いくら粗暴でも! 暴力的でも!」

ゴブ「あたしだって、女なんだよ」ウルウル

男「ゴブリンっ」ガシッ

ゴブ「っ!」

男(ゴブリンはおびえた表情できつく目を瞑った)

男「好きだ」

ゴブ「………へ?」

男「付き合ってくれ」

ゴブ「な、なな、なに言ってんだ!」

ゴブ「お前にはドッペルがいるんだろ!? それなのにあたしにっ!」

ゴブ「最低だってこと、わかってんのか!?」

男「落ち着いてくれよ、ゴブリン」

ゴブ「やめろっ! 優しくするなっ!」

ゴブ「あたしはドッペルを失ってまでお前と付き合いたいわけじゃないっ!」ブンッ

男「あぶなっ」

ゴブ「あたしを最低な女にしないでくれっ!!」ブンッ

男「っ!」

ギュッ

ドッペ「危ないっすよ? ゴブリンさん」

ゴブ「っ! ど、ドッペル」

ドッペ「なんすか? ゴブリンさん」

ゴブ「あ、あたしは、お前の」

ゴブ「お前の彼氏をとってしまいそうになった!」

ゴブ「許してくれ、弱いあたしを、こうすることでしかきっぱり断れなかったあたしを………」

ドッペ「ってことはゴブリンさんは本当はまんざらでもないんすよね?」

ゴブ「ドッペルに嫌われたくない」

ドッペ「私を除いて考えると?」

ゴブ「………好き」

ゴブ「大好きだ」

ドッペ「えっへへ~。ならいいんすよ」

ドッペ「男さんと付き合っちゃっていいんすよ?」

ゴブ「!?」

ドッペ「私と、ゴブリンさんと、男さんで、ずっと、なかよーく、しましょうっす」ボソボソ

ゴブ「や、やめてくれ」

ドッペ「なぁにを迷うことがあるんすか? 仲良く、幸せ、みんな幸せ、何がいけないんすかぁ?」ボソボソ

ゴブ「そんなこと、ゆるされるわけが」

ドッペ「私と、ゴブリンさんと、男さんの話っすよぉ? 他はだーれも、関係ないんす」ボソボソッ

ドッペ「だぁれが許さないんすかぁ?」ボソボソ

ドッペ「みんなしあわせ、みーんなしあわせ」ボソッ

ゴブ「~っ!!」トロンッ

ゴブ「みん、な、しあわせ、に、なる?」

ドッペ「みぃんな、しあわせ」

ゴブ「そ、っか、そうだよな、あたしはしあわせに」

ドッペ「なれるんすよぉ?」

男「はい、ストップ!」パンッ

ゴブ「!」

ドッペ「もう、男さんいいところだったんすよ?」プンプン

男「やってることが強行的すぎなんだよ」

ドッペ「でもゴブリンさんの本音っすよ?」

ゴブ「な、なんだ今のは」

ドッペ「気にしないでいいっすよ」

男「わかったと思うけど、俺はドッペルもお前も好きだ」

ドッペ「私もゴブリンさんと男さんが好きっす」

男「最低、かもしれないが俺たちはゴブリンさえ良ければって結論づけてる」

男「聞かせてくれ。ゴブリン。お前はどうなんだ?」

ゴブ「あ、あたしは」

ゴブ「………いい、のか?」

男「あぁ」

ドッペ「むしろばっちこいっす」

ゴブ「………好きだ」

ゴブ「二人とも、大好きだ!」

ゴブ「付き合ってくれ!」

ドッペ「喜んで!」ギュゥッ!

男「ありがとう。ゴブリン」ギュッ

ゴブ「な、なななっ」

ゴブ「恥ずかしいだろ!?」

ドッペ「これからこれ以上のこともするんすから」

ゴブ「これ以上のことって、なんだよぉっ!!」

【ゴブリンと恋人関係になった】

2月第1週

男「再来週が最後のテストか」

ゴブ「大丈夫なのか?」ギュッ

ドッペ「大丈夫っすよ。私たちが勉強見てあげるんすから」ギュッ

男「助かる」

ムカデ「なんかお前ら近くない? ゴブリンそんな近かったっけ?」

玄武「………」

ゴブ「前からこんな感じだよなぁ?」

ドッペ「そっすよね~」

ムカ「いや、前は手を繋いで―――ちくしょーっ!!」ダダダダッ

男「どうしたんだあいつ」

ゴブ「さぁな」

ドッペ「それより男さん今週はどうするんすか?」

男「今週はなー」

>>341

就職決めときたい

ゴブ「就職を決めるのはまだだぞ?」

男「あれ、そうなのか?」

ゴブ「テスト後だな」

男「間に合うのか?」

ゴブ「間に合うからその時期にあるんだよ。で、今週はどうするんだ?」

男「えぇっと」

>>343

ドッペとデート

男「いろいろ世話になった、からってわけじゃないけど、遊びにいかないか?」

男「二人っきりで」

ドッペ「もうすぐ試験っすよ?」

男「頑張ればなんとかなるさ」

ドッペ「むぅ。うれしいっすけど」

ドッペ「やっぱダメっす!」

ドッペ「一緒に勉強するっす」

男「だめか?」

ドッペ「うぅ、そんな目で見ても」

男「どうしてもだめか?」

ドッペ「ダメなもんはダメなんすからーっ!!」

男(………ダメか)

―――

――



ドッペ「覚えたっすか?」

男「今更昔の言葉を勉強して意味はあるのかな」

ドッペ「つべこべ言わずに勉強するっす」

国語【73】→【79】

2月第1週 日曜日

男「さぁて、今日はなにをしようかな」

>>345

カリカリカリ

カリカリカリ

男「あー、わかんね」

ゴブ「あー、これはだな」

ドッペ「ゴブリンさんゴブリンさん」

ゴブ「なんだ?」

ドッペ「パンツ見えてるっすよ?」

ドッペ「珍しく履いてるスカートからパンツ見えてるっすよ?」

ゴブ「………」

ゴブ「っ!///」バッ

男「………白。それも綿か。結構使い古していたが」

ゴブ「い、いつ見たんだよ!?」

男「いや、俺の位置からも見えるからな。ちゃぶ台囲んでるんだから」

男(嘘です。ドッペル情報です)

ゴブ「な、なな、な」

ゴブ「わ、忘れ―――」

ドッペ「ゴブリンさんは男さんにパンツ見られるの嫌なんすか?」

ドッペ「自分の恋人である男さんに」

ゴブ「こ、こいび」

ドッペ「それ以上のこともいつかするんすよ? そのパンツの中も」

ゴブ「それ、以上」ゴクリ

ドッペ「それなのにパンツ見られたくらいで取り乱すのは」

ゴブ「そ、そうだy」

ゴブ「いやいやいや、その理屈はおかしいだろ!? 今はそういうときじゃないからなっ!!」

男「え、そういう時になったら見せてくれるのか!?」

ゴブ「ま、まぁ、でもこのパンツ、ってなんで食いつくんだよ!」

男「ゴブリンのパンツみたい」

ドッペ「ゴブリンさんのパンツに食いつきたい」

ゴブ「もうやめろぉっ!!」

男(この後もめちゃくちゃセクハラした)

男(まぁ、その変わり青あざがいくつかできたけど)

国語【79】→【85】

魔導【60】→【63】

魔術【60】→【61】

科学【55】→【56】

2月第2週

ドッペ「男さん、右目パンダみたいになってるっすね」

ゴブ「あたしは謝らねぇからな」

男「まぁ、ゴブリンのパンツ見れたし」

ドッペ「ゴブリンさんのパンツ、いいっすよね。幼児体形に綿パンツ」

男「なぜか不思議と色気を感じるな。これがシチュエーションパンツってやつか」

ドッペ「ゴブリンさんのパンツはいいパンツ」

男「すごいぞー、エロいぞー」

ゴブ「朝っぱらからパンツパンツいうな!!」

男「ゴブリンもパンツって叫んだじゃん」

ゴブ「~っ!」プルプル

ポカンッ

男「音はかわいいけどめっちゃいたいっ!?」

ゴブ「自業自得だっ!」

男「はぁ、いってぇ………」

ドッペ「あ、そういえば男さん来週テストっすけど今週はどうするんすか?」

男「今週は」

>>349

流石に勉強一辺倒でいこう

男「今週は勉強漬けだ!」

ゴブ「手伝うぞ」

ドッペ「私も手伝うっすよ~」

男「二人とも助かる」

ゴブ「お前が卒業できなかったら嫌だからな」

―――

――



【成功】

国語【85】→【97】

魔導【63】→【70】

魔術【61】→【68】

科学【56】→【63】

芸術【69】→【75】

2月第2週 日曜日

男「来週が最後のテストか」

男「さて、今日はなにをしようかな」

>>352

ゴブといかがわしいふいんき()になってみる

ゴブ「だからこれを代入して」

男(今更だがゴブリンを観察してみる)

男(緑色の肌。幼児体形。ショートカットの前髪の間から覗く小さな角)

男(顔だちは華よ蝶よというよりは野生じみた凛々しい表情。八重歯がさらに活発さを主張している)

男(………美少女、って感じではないな。なんていえばいいんだろうか、可愛いんだが)

ゴブ「わかったか? ………おい、どこ見てんだよ」

男(肌は緑だけど唇は赤いんだな。体も小さければ顔も小さい。唇だって小さい。全体的に小さい)

男(胸も)

男(尻も)

ゴブ「お、おい。そんな見るなよ」

男「………やっぱりかわいいよな」

ゴブ「っ!」

ゴブ「い、いきなりなんなんだよ!」

男(小さくてか弱そうなのにその顔だちと口調は凛々しく性格も男勝り。一緒にいて疲れない関係というか)

男(ドッペルとはまた違ったベクトルで一緒にいて楽しい)

男(うん、今考えると3年間もこんな奴と一緒にいたんだな。ゴブリンがはじめに来てくれて幸運だった)

ゴブ「お、おい?」

男(唇、小さい、赤い)

ゴブ「な、なんで近寄ってくるんだ?)

男(瞳は大きい、まるで人形のようだ)

ゴブ「お、おいっ!?」

男「キス、したい」

ゴブ「て、てて」

ゴブ「テスト近いのにしてる場合かぁーっ!!」ドスンッ

男「うぐっ」

男(強烈なボディーブロー。どうやらゴブリンとそういう雰囲気になることは無理なようだ)

男(押せばいけそうだけど、その前に俺の体がダメになるよなぁ)

ゴブリンの好感度【115】→【118】

2月第3週

男「今日からテストか」

ゴブ「今日ですべてが決まるな」

ゴブ「一教科でも30以下があればアウト」

ゴブ「最終テストなだけあって難易度は難しいぞ」

男「………大丈夫かな」

ドッペ「大丈夫っすよ! あれだけ勉強したんすから!」

男「そうか。二人にも手伝ってもらったしな」

男「よし! 頑張るぞ!!」

【国語のテスト】

男「………まぁ、いいか」

【科学のテスト】

男「………やばい」

【魔術のテスト】

「………よしっ」

【魔導のテスト】

「………やばい」

【芸術のテスト】

「………うーん」

男「結果発表だな」

ドッペ「どうっすか?」

男「やばいかも」

男(卒業、できるか?)

ゴブ「ほら、はやく開けろよ」

男「ま、まってくれよ」

ドッペ「一緒に頑張ったんだから大丈夫っすよ!」

男「そ、そうだよな」

男「すーっ」

男「よし! 見るぞ!!」

国語【67】

科学【33】

魔術【84】

魔導【40】

芸術【45】

合計点【269】

学年順位【694】

男「せ、せ、せ、セーフ!!!」

ゴブ「どれどれ、うわっ、本当まじでぎりぎりじゃねぇか」

ドッペ「あ、危なかったっすねぇ」

ゴブ「これで一緒に卒業できるな」

ドッペ「やったっすね」

ムカ「お、男大丈夫だったのか!」

男「あぁ、おかげさまでな」

玄武「それはよかった」

玄武「………少し話がある。来てくれないか?」

男「ん? わかった」

玄武「二人きりで話したい」

男「わかった。ドッペル、ゴブリン、ちょっと待っててくれ」

ドッペ(二人きり、話したいこと。まさか告白!?)

ドッペ(そんなわけないっすよ、ね?)

男「それで話ってなんだ?」

玄武「単刀直入に聞く。ゴブリンと付き合っているのか?」

男「………そうだけど」

玄武「お前はドッペルゲンガーと付き合っていたと記憶しているが、別れたのか?」

男「………いや、別れていない」

玄武「つまり、お前はドッペルゲンガー、ゴブリンの両方と付き合っているということか」

男「二股ってわけじゃない」

玄武「だろうな。雰囲気を見ればわかる」

玄武「ただ一つ言わせてくれ」

男「なんだ」

玄武「ゴブリンと別れろ」

男「…なんでだ」

玄武「お前より、俺のほうがゴブリンを幸せにできる」

男「好きなのか、ゴブリンのことが」

玄武「男。お前よりずっと前から俺はゴブリンが好きだった」

玄武「もし、お前がゴブリンを幸せにできるというのなら俺も手を引く。それがゴブリンの幸せだからだ」

玄武「しかし今のお前を見て二人とも幸せにできるとは思わない」

玄武「だから別れろ」

男「………」

男「>>359

…嫌だ

男「…嫌だ」

玄武「そうか」

玄武「しかし俺もそうですかと納得することはできない」

玄武「お前を倒してでもゴブリンを奪い取る」

玄武「構えろ」

男「俺は」

玄武「もう一度言う。構えろ」

男「………」

男「………」 コマンド 戦う 魔術 防御

>>362

玄武「……来ないのか」

玄武「なら俺から行くぞ」

玄武の攻撃!

102のダメージ!!

男「うぐっ」

男のHP248 運動70 魔術104 コマンド 戦う 魔術 防御

>>365

防御

玄武「どうした! ゴブリンをとられてもいいのか!!」

玄武の攻撃!

92のダメージ!!

男「ぐぅっ!」

男のHP156 運動70 魔術104 コマンド 戦う 魔術 防御

>>367 

戦う

男「うおぉっ!!」

男の攻撃!!

玄武に31のダメージ!

玄武「ようやくやる気になったか」

玄武「だけれどそんなものでは!」

玄武「力も! 知識も! 財力も! 権力も!!」

玄武「ゴブリンを幸せにするのに足りはしない!!」

男「―――っ!!」

玄武の攻撃

259のダメージ!!

目の前がまっくらになった。

トコ……オ……サン

男「………ぁ」

「男さん! 男さん!!」

男「ど、っぺる」

男「………おれ、は」

ドッペ「男さんは玄武さんに殴られて気を失ったんすよ!!」

男「玄武、は?」

ドッペ「今ゴブリンさんが話をつけに行ってるっす」

男「俺は、ゴブリンを、幸せ、に」

ドッペ「幸せになれるっすよ」

ドッペ「私たち三人が一緒にいて。幸せになれないなんて、そんなわけないんす」

男「そう、か」

男(ゴブリンは戻ってきてすぐに帰ってしまった)

男(俺から玄武に好きな人が変わったわけではないみたいだ)

男(それはよかった。玄武と殴り合いをしたことだって玄武の言葉でもっと、もっと頑張ろうという気持ちも出た)

男(もう一度玄武と話し合おう)

男(そう思ったのだが)

男(次の日から玄武は学校に来なかった)

2月第3週 日曜日

男「いてて。まだ結構痛むな」

男「………玄武はどうしたんだろうか。来週には来るのかな」

男「さて、今日はどうしよう」

>>373

玄武妹と会えるかな?

男(玄武にどれだけ連絡を送っても、一切つながらない)

男(………さて、どうしたものか)

男「ん? 玄武妹はいるのか?」

男「会いに行ってみるか」

男「といっても玄武妹はどこにいるんだ?」

男「なんか適当に歩き回ってるだけで会えそうな気がするのが怖いが」

玄武妹「にゃーっはっはっはっ!?げほっげほぉっ!!」

男「ほら」

男「大丈夫か、玄武妹」

玄武妹「にゃぁ!? この玄武妹様の醜態を見てしまったのだな!? 今すぐ記憶を消すのだ! えぇい! 何をしている執事よ!! この不幸者の海馬をあーだこーだぐるんぐるんして記憶を消去するのだ! ゴミ箱から復元できないように完全! 抹殺! なのだぞ!?」

執事「………あ、すいません。聞き流しておりました」

男「そんなことより一つ聞きたいことがあるんだけど」

玄武妹「なんだ? 玄武妹様は古今東西老若男女神羅万象すべての物事を知っているのだぞ! まるで図書館のようだな! 崇めてもよいのだぞ、お兄様はもういないからこれからは玄武妹様の時代が来たのだーっはっは。にゃっはっはー!」

男「そうか、それはたのも。ちょっと待った、玄武はもういない?」

玄武妹「お兄様は多忙ゆえ一足先に卒業されたのだ!」

男「一足先に卒業できるのか?」

玄武妹「他の一般人一般ピーポー庶民共ならば無理であっただろうが、そこは我らが財閥! 特別に許可をもらって卒業されたのだ」

男「なにか、玄武は言ってなかったか?」

玄武妹「………むぅ。たしか皆と卒業できないのは寂しいと一言漏らしていた気がするが、なにせ兄様はあまり喋らないし、そのときの声も小さかったからうまく聞き取れてはない。いや玄武妹様の完全プリティーイヤーの性能が悪いわけではないぞ?」

男「そうか」

男「ありがとう玄武妹」

玄武妹「にゃーっはっは。のぶれすおぶりーじゅという奴なのだー! これからもどんどんばんばん頼るとよいぞ!!」

玄武妹「にゃーっはっはっは、げほっ、かはっ!」スタスタ

執事「それでは失礼いたします」

男(………玄武)

2月第4週

ゴブ「あとは卒業式の練習だけで、一気に暇になったな」

男「就職活動とかあるけどな」

ゴブ「無職ってことはないだろ」

ドッペ「最悪私が養うっす」

ゴブ「なんかあたしたちが働いて男が主夫したほうがいい気がしてきたな」

男「それはちょっとなぁ」

ドッペ「いいんすよ?」

男「さぁて、それより今週はなにをしようかな」

>>377

フェニと一緒に次の部長を考える

男「次の部長」

男「もう決まってるんだよなぁ」

男「さて、それより何をしよう」

>>379

玄武とはもうコンタクトとれんかなぁ
そこんとこ玄妹にきく

男「玄妹は、目立つからっと」

玄妹「にゃーっはっはっはぁ!!」

男「ほらすぐ見つかった」

男「よう、玄妹」

玄妹「おぉ、一般的平凡庶民代表男ではないか。まさかキュートでプリティーでチャーミングな玄妹様に一体なんの用なのだ?」

男「あー、まぁいいや」

男「玄武に連絡が取れないんだが、どうすればいい?」

玄妹「うん? お兄様は前も言った通り多忙なのでそう簡単に連絡はとれないのだ」

男「玄妹もなのか?」

玄妹「うむ! 実にうれs、悲しいことに玄妹様ですらしばらくはお兄様と会えないのだ!!」

男「そうか」

玄妹「どうした。お兄様に伝えたいことがあればこの玄妹大明神様が聞いてやろうなのだ! 5円玉を差し出し二礼二拍手一礼をするのだぞ!」

男「………いや、いいや」

玄妹「そうか。また玄妹様に頼るとよいのだ! のぶれすおぶりーじゅなのだ!」

玄妹「それではさらばなのだ!! にゃーっはっはっはっはー」

2月第4週 日曜日

男「来週がもう卒業式か」

男「何かやり残したことはあったかな」

>>382

ゴブリンとのデート

男「ゴブリンとのデート」

男「そういえば付き合ってからデートをしたことがなかったな」

―――

――



ゴブ『あん?』

男「よう」

男「デートしようぜ」

ゴブ『デート、ってどこにいくんだ?』

男「えっと」

>>384

いつぞやのミラーハウス、そして……スケベェ

男「遊園地にいこう」

ゴブ『遊園地ぃ?』

男「おう」

ゴブ『わかった。じゃあ今から駅に向かうわ』

男「それじゃまたあとで」

ゴブ『あいよ』

ツーツーツー

男「よし、行くか」

ゴブ「結構混んでるんだな」

男「何かイベントでもあったかな」

男「それよりも俺、行きたいところあったんだ」

ゴブ「行きたいところ?」

男「ミラーハウス」

ゴブ「なんでまた」

男「まぁ、なんとなくだよ」

ゴブ「まぁいいや。行くか」

男「ここのミラーハウスは。あれ、なんだっけ」

男「前ドッペルと来て何かあった気がしたんだけど」

ゴブ「おいおい、若くしてボケ始めたのかぁ?」

男「いや、そんなことはないけど」

ゴブ「うお、なんか周りいっぱいあたしたちでなんか気持ち悪いな」

男「ここのミラーハウスって抜け出せなかったときのために非常口が何個かあるんだよな」

ゴブ「それだけムズイってことか」

男「さて、進もう」

ゴブ「おう、速攻で(サワッ)ひゃうっ!?」

ゴブ「て、てめぇこんなところで」

男「な、なにが?」

ゴブ「今あたしの尻を」

男「いやいや、さっきは俺のほうが前にいたじゃんか」

ゴブ「あれ、気のせいか?」

男「びっくりした」

ゴブ「すまんすまん。それじゃあ気を取り直していくぞ」

ゴブ「今どれくらいだ? 半分くら(プニッ)うひゃぁ!?」

男「いきなりどうした」

ゴブ「い、今あたしの胸、触ったろ」プルプル

男「さ、触ってないって!」

ゴブ「嘘つけ! お前が触らなかったら(モミモミ)ひゃぁんっ」

男「ほら! 俺今やってなかったじゃん!」

ゴブ「じゃ、じゃあこれだれなんだよぉ」プルプル

男「ま、まさか幽霊?」

ゴブ「んなわけ(ツツツー)ひぃいやっ!!」ゾクゾク

ゴブ「くすぐったいのはダメなんだよぉ!」

男「!?」

男「ご、ゴブリン急ぐぞ」

ゴブ「ど、どうしたんだよ」

男「か、鏡の中の俺が、やってた」

ゴブ「はぁ!?」

男「いろいろやばいから速く(ドンッ)うおっ」ズデンッ

ゴブ「うわぁっ!」スッテン

男「いてて」プニッ

男「だ、大丈夫かゴブ」プニプリッ

ゴブ「な、なんで!」

ゴブ「なんで倒れてあたしの尻を枕にできるんだよぉ!!」バチコンッ

男「しらねぇよ引き締まっててよかったでいたぁっ!!」

ゴブ「早く抜けるぞ」スタスタ

男「」ズルズル

男(ゴブリンはあれだな。ケツがいい。うん。ケツだ)

ゴブ「え、えっといきなり殴ってすまなかったな。これ、ソフトクリームだ」

男「お、おう」

男「いやまぁ、俺が悪い。というか鏡の中の俺が悪い?」

ゴブ「その、なんだ。男も、そういうこと、したいのか?」

男「………うん」

ゴブ「ちゃんとした場所だったら………いいぞ?」

男「よし今から行こうかちゃんとした場所」

ゴブ「断る! ムードを考えろ! 調子にのるなぁ!!」ズドンッ

男「グベラっ」



ドッペ「なにか今すごい男さんがうらやましいことしてる気がするっす」キュピーン

ゴブ弟1「どうしたんだよ、ドッペル姉ちゃん」

ゴブリンの好感度【118】→【121】

3月 卒業式

男「………今日が卒業式か」

ドッペ「なんだかいろいろあった3年間だったっすね」

ドッペ「男さんが私の運命を変えたんすよ? ちゃんと責任とってほしいっす」

男「わかってるよ。ちゃんと幸せにする」

ゴブ「あたしもな!」

ドッペ「ゴブリンさんを幸せにするのはこの私っす!」

男「恋人でライバルってなんだよ」

キャッキャウフフ

ムカ「げ、玄武もいない今俺の居場所はどこなんだーっ!!」

―――

――



ドッペ「みんな、泣いてましたね」

男「楽しい学生生活の終わり、そして友達と別の道を行くんだからな」

ゴブ「男は、泣かなかったんだな」ズビーッ

男「………みんな会おうと思えばまた会えるんだから」

男「それに一番別れたくない人と別れなくてよかったんだから」

ゴブ「そう、か」

ドッペ「あぁ、ゴブリンさんティッシュっす。ちーんってするっす」

ゴブ「ありがど」チーンッ

男「ゴブリンは引くほど大号泣してたな」

ゴブ「み、みるんじゃねえよぉ」

ドッペ「ゴブリンさん以外と涙もろいっすから」

ゴブ「なんで、どっべるは泣いてねぇんだよぉ」

ドッペ「んー。あたし男さんとドッペルさん以外高校生活に思い出ないっすし」

人魚「かわいい私の晴れ姿ですよ! 拝めるのはなんと今だけ!」

ドッペ「………あぁ、いやな思い出もあったっすねぇ」

人魚「な、なんでいきなり私はそんな濁った目で見られてるんですか!?」

ドッペ「まぁ。人魚も私を認識してくれる一人だったから、ありがたかった、すよ?」

人魚「な、なんですかいきなり褒められても照れるだけですよ? かわいい私の照れ顔が見れるだけですよ?」テレテレ

男「なんだ今日は。柔らかいんだな」

ドッペ「正妻の余裕ってやつっすね」

人魚「まったく男さんは二人にも手を出して、そんなんだから股が裂ければいいのにとか言われるんですよ? あ、かわいい私が言ったわけじゃないですから」

男「そんなこと言われてたのか」

人魚「それではかわいい私は挨拶しなければならない人がいっぱいいるので失礼します! また会いましょう。どうせ家近いですし」

ゴブ「そういえば人魚ってファンクラブあったんだよなぁ」

ドッペ「あれに?」

男「意外。いや意外でもないか」

男「今日が最後。なんかそんな気がしないな」

男「また寝て起きればいつも通りの一日が始まりそうな」

ゴブ「おいおい。ちゃんと現実を見ろよ」

ドッペ「美女二人がいる現実を見てくださいっす」

男「わかってるよ。これからが始まりなんだって」

男「先の長い人生がこれから始まるんだ」

男「三人で歩き続ける日々が」

~エピローグ~

男「ただいまー」

ゴブ妹1「あ、お兄ちゃん。お帰りなさい」

男「ただいまゴブ妹1」ナデナデ

ゴブ妹1「えへへ。もうお姉ちゃんたちも帰ってるよ」

男「そうなのか」

男(ゴブリンは卒業後2流大学に進んだ。ドッペルと一緒に)

男(学費は俺とドッペルがなんとかしている。本人は遠慮はしたもののあまりお金に困っていない俺たちだったため、そのまま押し通してゴブリンを大学に入れた)

男(そして俺たちはみんなゴブリン家で暮らしている。ゴブリンの大勢の姉弟に囲まれながら暮らす日々は目まぐるしく退屈している暇はない)

男(そうそう。フェニックスはそのまま学園の大学に進学。どうやら科部長さんと同じところに入ったらしい)

男(人魚は水の都でウィンディーネに。たまに届くメールではどうやら人気がでているらしい。まぁ、あの外見なら納得だ)

男(ゴーストは商店街にあるブティックにスカウト。たまに服を買いに行ったり、服を作ってもらっていたりする)

男(ワークラブは魔法使いとして名を馳せているらしい。一度書いた論文を見る機会があったが、理解はできなかった)

男(マリモはよくわからない。大学に進学した、と風の噂で聞いた)

男(俺の親友であるムカデは就職に失敗したらしい。まぁ、レディーススーツを着ていたからそりゃあそうだろう。しかしモデルになっていた。よくわからんな)

男(玄武は財閥を引き継ぐために昼夜問わず多忙な日々を送っているらしい。一度年賀状が来たがそれっきりだ)

男(こう見るとみんな違う道に進んだんだなぁ)

男(あ、ちなみに俺はなぜか霊媒師にスカウトされた)

男(なんか超常的なことに巻き込まれやすい体質らしい。よくわからないが)

男「ただいま」

ドッペ「お帰りっす!」

ゴブ「よう。飯は出来てるぜ」

ドッペ「今日はなんとゴブリンさんが作ったんすよ!」

男「………」

ゴブ「おい! 作れるからな!? ふつうに作れるんだからな!!」

男「冗談だよ」

ゴブ「それじゃあチビども呼んできてくれよ」

男「あいよ」

男「ふぅ、食った食ったぁ」

ゴブ「なぁ、男」

男「どうしたゴブリン」

ゴブ「あたしは、お前に感謝してるんだ」

ゴブ「もしお前がいなかったらあたしはバイトばっかりの毎日できっと大学なんていけなかったと思う。もしかしたら留年だってあり得た」

ゴブ「そんなお金に頭を悩まされる青春から、毎日が楽しい。楽しすぎる青春に変えてくれたんだ」

ゴブ「灰色の日々を、鮮やかな日々に」

ゴブ「もちろんドッペルのおかげでもある。でもそのドッペルに出会わせてくれたのは男だろ?」

ゴブ「だからあたしは」

ゴブ「男を愛してるよ」

ゴブ「いや、だから愛してるってのは違うな」

ゴブ「毎日の中で、お前に触れて、楽しくって、ずっとこのまま一緒にいれたらなんて思って」

ゴブ「これが恋だと知って」

ゴブ「ドッペルと付き合ったことに泣いて」

ゴブ「でも二人と同時に付き合うなんて選択をお前がして」

ゴブ「戸惑ったけどうれしくて」

ゴブ「三人でいれることがうれしくて」

ゴブ「この男勝りでかわいげがないあたしに花が咲いたんだ」

ゴブ「………愛してる」

ゴブ「どうしようもないくらい、お前を愛してるよ。男」チュッ

ゴブ「ははっ。なんか照れる。いくらしても慣れないな」

ゴブ「それじゃ、おやすみ」

ドッペ「おーとこさん」

男「どうした、ドッペル」

ドッペ「えへへ」

ドッペ「さっきのゴブリンさんのセリフ、聞こえてたっすから私も」

ドッペ「私も男さんがいなければつまらない学園生活でしたっす」

ドッペ「だって誰も私を見てくれないんすから」

ドッペ「どこにでもいる誰かな私を見つけ出して」

ドッペ「私と扱ってくれた男さんは、間違いなく私にとっての王子様っす」

ドッペ「なぜか男さんは私を認識できて、手を引っ張ってくれて」

ドッペ「楽しくない人生。これからも楽しくない人生を壊してくれて」

ドッペ「私を、お嫁さんにしてくれて」

ドッペ「いろいろしてもらったのに私は他の人に嫉妬して、暴走して」

ドッペ「一緒に死んじゃおうなんて考えて」

ドッペ「でもそんな私まで受け入れてくれて」

ドッペ「えへへ、思い出すだけで頬に朱が差しますっすね」

ドッペ「男さん愛してるっす」

ドッペ「何度言ったかわからないこの言葉っすけど、意味は薄れないんす」

ドッペ「きっとこれからも」

ドッペ「何回、何十回、何百回何千回何万回何億回言ったとしてもこの気持ちは薄れないんす」

ドッペ「そんな風に男さんが私を愛してくれるとうれしいっす。なんてわがままっすかね」

チュッ

ドッペ「!」

ドッペ「えへへ。わがままいって、いいんすね?」

ドッペ「私めんどくさい女の子っすから、迷惑かけちゃうっすけど」

ドッペ「世界で一番男さんを愛してるのは間違いないっすから」

ドッペ「男さんは世界で一番男さんを愛してるのが私でいやっすか?」

ドッペ「………えへへ。そういうと思ってたっす」

ドッペ「でも、ゴブリンさんも世界で一番男さんを愛してるんすから」

ドッペ「男さんは愛され男っすね」

ドッペ「………もう一度、お願いしてもいいっすか?」

チュッ

ドッペ「えへっ。ドキドキっす。それじゃあお休みなさいっす」

男(………)

男(高校に入って)

男(亜人だらけの学園で、俺は恋を始めて)

男(亜人に恋をして)

男(それが愛になって)

男(その愛は実を結んで)

男(新しい世代へつながっていく)

男(いつか人間はいなくなるのだろう)

男(でもそれは世界中の恋と愛の結果であって)

男(誰も止めることはできないことなんだ)

男(初めは恋を始めるのは難しいことだって思ってた。でもその難しいかもしれないことは何千年も続いていて)

男(気が付けばそう)

男(実はどこにでも愛はあった)

男(その愛を守り続けよう)

男(これからもずっと)

男(ずっと)

終わり

ドッペルゲンガー・ゴブリン ノーマルエンド

高校生活評価 C

後半はグダグダになってすいませんでした。

ここまで見てくれた人。付き合ってくれた人に多大なる感謝を。

ありがとうございました。

それではまた亜人SSでお会いしましょう。

新しいSS始めました

男「亜人の奴隷を買う」

男「亜人の奴隷を買う」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1465778066/)

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