提督「艦娘達をまとめる」 【安価】 (51)

長門「・・・というと?」

提督「うちの艦隊も数が多くなってきた、それはいいことだ・・・が、」

提督「そのせいで結束力が下がっている、これは人が増える以上仕方がない・・・」

提督「だがうちの艦娘はみないい子だ、不和や対立はほとんど起きない」

提督「でも、普段彼女達を見たところ、あるものが足りてなかった・・・これを克服しないと彼女たちは結束できないだろう」

提督「そのあるものとは・・・>>2だ!」

意思を持つ者は無しとします 例 犬等の生物そのもの× 提督からの今以上報酬○    

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休み

提督「それは休みだ!」

長門「人数が増えてるのに休みがないとは・・・どうしてだ?」

提督「人数が増えるとそれだけ来る仕事もでかくなるし、多くもなる・・・問題はそれがうまく釣り合ってなかった・・・」

長門「ならなぜそのことにもっと早く気が付かなかったんだ?休みは大切だ、休みがなければすぐに苦情が来るだろう」

提督「そこなんだ・・・休みがない会社の人間達の目は淀んでいるが、ここの艦娘たちの目は輝いている」

提督「いや、輝きながら血走っている・・・」

長門「・・・まさか・・・」

提督「ああ・・・彼女たちは完全なワーカーホリックだ・・・」

長門「・・・どのくらいのレベルなんだ?」

提督「・・・俺の目を盗んで無断出撃しては目についた深海棲艦をすべて灰にしていた」

長門「」

提督「しかも指示してもいないのに勝手に敵の拠点に攻め込んで滅ぼして資源を根こそぎ強奪していた」

提督「長門は事務仕事がほとんどで気が付かなかったかもしれないが・・・・」

長門「い、いや・・・勝手に資材が増えたりして不審には思っていたりした・・・」

長門「だが、調査報告書を提出するよう一か月程前から大淀に催促し続けているんだが・・・」

提督「一向に帰ってこないと・・・」

長門「それどころか偽造して大本営に送りつけている可能性もある」

提督「大淀もグルか・・・」

長門「しかしだ、どこでそれを知った?書類を偽装してまで送ってるかもしてない連中が、提督に知られるようなヘマをするとは思えない・・・」

長門「そもそもそれなら結束力は十分にあるんじゃないか?」

提督「いいや・・・やつら、普段鎮守府では仲良く話しているが・・・夜に狩りに出るととバラバラに行動し・・・単艦で敵を仕留めていた・・・」

長門「そんなバカな・・・」

提督「そしてどこで知ったかについては、この映像を見てくれ」ピッ

長門「・・・」

提督『やぁ、電、こんなところで何してるんだい?』

電『脊髄・・・はわわっ司令官さん!びっくりしたのです』

提督「・・・これは、胸ポケットに入れてあった隠しカメラで・・・彼女の目に注目してほしい・・・」


長門「・・・これは・・・連度80の私にはわかる、これは・・・戦士の目だ・・・」

提督「その通り・・・よく凝らしてみなければわからないが・・・目の奥に何とも言えない光がある・・・燃え盛る闘志の光が・・・」

提督「まぁ、続きを見てくれ」ピッ

提督『ははは、驚かしてすまない!でも、電は驚かし甲斐があるなぁ』ハハハ

電『死ィイ・・・司令官さんは意地悪なのです!』憤透

提督『ごめんごめん』ハハハ

提督『ところで、君にお願い事があるんだ』

電『やったぁ!なんなのです?敵本拠地を襲撃して強奪するんですか?電頑張るのです!』憤素!

提督「ここだ、ここの目を見てほしい」ピッ

提督「俺がお願い事があるといったときに・・・目が明らかに鋭くなった・・・こんな目は長門でも見たことがない・・・」

長門「私は今少し体が震えたよ・・・映像越しなのに・・・」

提督「映像はあと10秒ぐらいなんだが、ここで彼女達の真の姿が垣間見える」ピッ

提督『いいや、ちがうよ、響を探していているんだ、知らないかい?』

電『ロシアンデスフェニッ・・・違っ・・・響ちゃんですか?それなら・・・』

提督「・・・」ピッ

長門「どうした提督?何かおかしいところがあったか?」

提督「いいや、映像だと、響探しているんだって俺が言ったところで廊下を見渡しているだろう?」

提督「だがな・・・」ピッ

電『司 令 官 さ ん の 後 ろ に い る の で す』

響『やぁ・・・』
 
提督『うわぁ!びっくりした!』

提督「この廊下に隣接した部屋はない・・・本当のただの通路だ、おまけに25mある・・・しかも俺たちはほぼ中間にいた・・・」ピッ

長門「天井に張り付いてたとでもいうのか・・・?いや、着地の音くらい・・・」

提督「だろう・・・?」

前スレから間違っててスゲー気になってたんだけど連度じゃなくて練度な

>>18ありがとうございます、気がついてませんでした

提督「俺は怖くなったよ・・・」

提督「おそらくだが、彼女たちの練度は155相当だ・・・」

長門「バカな!最高練度は私のはずだ!」←80

長門「それに、練度解放の指輪を持ってないじゃないか!いったいどうやって・・・」

提督「実は最近、大本営から各鎮守府に配るために製造、保管してあった大量の指輪が、金庫から大量になくなったらしいんだ・・・」

提督「何か関係してると思わないか?」

長門「おそらくな・・・」

提督「俺は今より、ここの艦娘全員に収集をかける・・・彼女達が一致団結し、適切な艦娘ライフを送らせるためにだ!」

30分後

鎮守府外 大広場

提督どうしたのかしら・・・?                "滲み出す混濁の紋章"
         目標をセンターに入れてスイッチ・・・
    "不遜なる凶器の器"
延髄...

     今夜あの島いってこない?     みてみて、瞬歩     "湧き上がり・否定し・痺れ・・・・     
              
         もうあそこは何も残ってないよ・・・ ナンドデモ・・・ウバッテイク・・・

       レ級との追いかけっこはもう飽きたっぽい!  もう全裸出撃しかやることない・・・

                                 5秒までなら止められるようになったのよ 
    "絶えず自壊する泥の人形"              素手のほうが早いよ    

提督「はいっ雑談はそこまで!今日は君たちに話がある!・・・君たちの無断出撃についてだ・・・」

艦娘達「!」
                    

提督「うまくだましていたつもりかもしれないが・・・そうはいかないぞ」

提督「君たちには休んでもらう!異常だ!君たちは!働きすぎだ!もう少し自分の為になることをしなさい!」

提督「後盗んだ指輪も返してきなさい」

提督「そして、君たちは一丸となって戦うことを知らないのか!?」

提督「なにか大切なものを失ってしまったんじゃないのか!?君たちは!」

提督「そんなに出撃したいなら、勝手にすればいい!でm「聞いた!?好きなだけ出撃していいって!!」

提督「待った、話「やった!もう目を盗まずに狩っていいのね!?」

提督「おい自白「ありがとう司令官さん!行ってくるのです!」

         ヒュッ・・・

提督「・・・本当に行きやがった・・・」           

    



提督「長門、執務室に戻っておかきたべようぜ」

長門「気をしっかり持て!大丈夫だ!私に作戦がある!」

提督「作戦・・・そんなの意味があるのか?見ろ、資材がとんでもない勢いで増えている、倉庫爆発するぞ」

長門「まぁまて・・・」

長門「要するに彼女達は資材や勲章漁りが趣味になってしまっているだけだ!まだ間に合う!」

提督「そこから休みを与えることと艦娘の結束とどうつながるんだ?」

長門「彼女達を初心に帰らせるんだ・・・」

提督「なるほどな・・・どうやってそうする?」

長門「ふっ、まぁ見ててくれ」

  翌朝 大広場

ざわざわ・・・

電「新しい倉庫が2つ建てられることになって嬉しいのです」

響「とうとう昨日爆発しちゃったからね、仕方がないよ」

暁「長門秘書官が朝礼会議するって言ってたけど一体何なのかしら」

雷「脳漿・・・」


長門「全員集まっているようだな」

長門「本日集まってもらったのはほかでもない!」

長門「お前たちみんなに!新たな作戦がある!」

ざわっ

なんですって!最高ね!血が騒ぐわ!

  どうせみんな殺す・・・   もう退屈しなくて済む? 
 私たちが行く必要あるの・・・?  

長門「君たちにやってもらうのは・・・!護衛任務だ!」

提督「(なるほど・・・)」 

提督(護衛ならば下手に散らばらずチームで行動せざるを得ないということか)

長門(これで彼女たちが初心に戻り休むようになるのに賭けるしかない・・・)

長門「護衛する目標は視察団の船だ・・・何か質問のあるものは?」

?「はい!」

長門「川内」

川内「普通に目標が通る海域の敵を先回りしてすべて撃滅したほうが早くない?」

長門「それは無論そうだ、だが海の上は何が起きるかわからない・・・お前たちも敵を貪ってばかりで、初心を忘れているだろう?」

長門「これはお前たちにもいい機会になるはずだ」

>>27君たち× お前達〇

ミスりました...脳内補完でよろしくお願いします

長門「ほかに質問が無いようなら、これで終わりとする」

長門「作戦は明日からだ・・・備えておけ、以上だ!解散!」

初心なんて忘れたわ・・・   退屈そうな任務だ・・・ 
 初めて敵を倒した時のことなんて覚えてないです  仕事があるだけマシよ
仕事・・・ 護衛対象の船が通る道を今からきれいにしてくるけど、誰か来るー?


  
提督「まぁ、いい作戦だとは思う・・・だが、肝心の護衛対象は?視察の予定なんてないぞ」

長門「それなんだが・・・私たちが変装して乗り込む」

提督「なんで!?それならさっき俺が乗るって言えばよかったじゃないか!」

長門「これはある種のドッキリだ!仕事している艦娘達の姿を間近で見て、最後のほうでネタばらしをして、初心を思い出してもらう!」

提督「なるほどな・・・うまくいくといいが・・・」

長門「一か八かだ・・・」

本日はここまでとします
次回は今日の夕方頃になると思います。
ギャグ路線って難しいですね、面白くかける人を尊敬します

翌日  とある洋上 視察船(偽装)内部

提督「レベル155相当が40名・・・これ以上の護衛はないな」

長門「空が裂けてチタウリが攻めて来ても怖くない・・・」

提督「で、ここからどうするんだ?」ポッキークウ?

長門「ああ・・・それなんだが・・・」イタダコウ













長門「この船を爆破する」ポッキ

提督「!?!?」

提督「なんだと!?どういうつもりだ!」

長門「いいか提督この作戦はだな・・・」

............
........
......
....
.

長門「・・・と、いうわけだ」

提督「あなたならわかるだろう?こうなる筋書きが・・・」

提督「ああ・・・でも、危険な賭けだ・・・彼女たちにまだ君の言うような心なければ・・・」

長門「そこは・・・彼女達を信用するしかない・・」

提督「・・・わかった」

船の外

電「なんだかこんな風にみんなで海を渡るのはとっても懐かしいのです」

龍田「本当ね~なんだか不思議な気持ちだわ~」

川内「・・・こういうのも悪くないね・・・」

暁「あ!あんなところにイ級!」

川内「本当?」

夕立「おかしいっぽい、ここから半径100kmにいた深海棲艦は一匹残らず灰にしたっぽい」

響「まぁいいじゃないか、さっさと始末しよう。仕事はしなきゃね」

暁「魚雷を投げつけて遊びましょう!頭は100点、胴体は40、それ以外は10点でどう?」

響「いいね、よしはじめよう」

船内

提督「なんだか外で希望が持てるような言葉と絶望のどん底に落ちそうな言葉が聞こえる」

提督「ところで、さっきのイ級、どっから出てきたんだ?」

長門「私が生け捕りにしてきた。彼女たちの気をそらす為にな・・・さぁ、作戦を開始するぞ、私につかまっていろ」

提督「ああ、頼んだ」ガシッ

長門「放すんじゃないぞ!」ポチッ


船外



電「電の本気を見るのです!」ポイッ

イ級「グギャァァァァァァァァア!!」ドゴン

川内「うーん、40点」

電「投げつけて当てるのは普通に撃つより難しいのです・・・」

ドオオォォォォォオオオン

周囲の艦娘達「!!」

川内「なに!?船が!敵砲撃!?」

龍田「さっきのイ級のようにどこかから他の艦が来たのかしら~・・・?」

雷「それより中の人が・・・ってあれ?」

雷「ほ、炎の中から人影がみえるわ!」

長門「・・・」スイ~

提督「うおお・・・耳がぁ・・・服も少し焦げてる・・・」

川内「な・・・長門さん!?提督!?」

響「な、なぜこんなところに・・・・?」

長門「だましててすまない皆・・・そして話がある!」

電「どういうことなのです・・・?」

長門「いいか、確かにお前たちは強い、それもとんでもないほどにな・・・」

長門「だが!明らかにやりすぎだ!指輪を盗むんじゃない!」

川内「だって・・・強くなってもっと役に立ちたくて・・・」

長門「やり方ってものがあるだろう!」

長門「休みも取らず!ただひたすらに無断で単独出撃して心配をかける・・・それが役に立ってると言えるのか!?お前たちが理想とする仕事と言えるのか!?」

提督「船が爆発した時・・・お前たちは何とも思わなかったか?」

電「任務失敗してしまったかと冷や冷やしたのです、久々に心拍数が上がったのです。」

雷「昔を思い出したわ、ハラハラした感じ・・・」

夕立「今までじゃ何を相手にしても心拍数は上がらなかったっぽい」

提督「そうだろう?」

雷(長門さんにお姫様抱っこされながら説教する提督がすごくシュールだわ・・・)

提督「さぁ、お前たち、その初心をしっかりと思いだすんだ」

提督「そして今の自分を省みるんだ・・・」

夕立「・・・・」

夕立「なんだか私たち、正気を失ってたっぽい・・・」

川内「そうだね・・・今思うと、戦いが終わった後においしいアイスを食べたり、みんなとお風呂でゆっくりしたり・・・」

響「戦いの後の楽しみがあったね・・・今じゃ戦いのみしか楽しんでない・・・仲間も鎮守府で提督が近くにいるときくらいしか話さなかった・・・」

電「なんだか・・・疲れが一気に来た感じがするのです・・・」

提督(よかった・・・うまくいった・・・)

提督「さ、みんなで帰っておいしいものでも食べよう・・・」

長門「・・・」スィ~

電(シュールなのです」

川内「声に出てるよ・・・」

こうして狂気じみた艦娘の暴走は落ち着きを見せた
まだワーカーホリックを克服しきれないものもいたが、俺や克服した艦娘達で協力し、正気に戻してやった
俺の管理がなってなかったせいでこんな事態に・・・指輪も大本営にばれないように何とか戻すことができたようだ
これでいつも通りの鎮守府が帰ってきたかのように思われたが・・・




龍田「休みってのは大切ねぇ~、今まで働いていた分たくさん休まなくちゃ~」ゴロゴロ

雷「アイスおかわり!」シュバッ

間宮「ま・・・まだ食べるんですか?これで5杯目ですよ・・・・?」

川内「Zzz・・・」ゴロゴロ

電「休むのも仕事だと司令官さんは言っていたのです」ゴロゴロ

夕立「誰かフリスビーなげて欲しいっぽい!夕立とって持ってくるっぽい!!」



長門「艦娘達が・・・働かなくなった」

提督「なぁ長門、海にでておかき食べようぜ」


おしまい  NEET END
     

これにて終了です。
趣旨がまとめるではなく休ませるに途中から変わってしまいました
タイトル詐欺になって申し訳ございません
また、安価を一度しか取らなかったのも反省点ですね・・・

自作ですが、アイアンマンと艦これのクロスSSを書こうと考案中です
もしよければ見てください
それではまた

>>43 
自作× 次回作○ ですね、失礼しました

提督「俺がどれだけ信用されてるか試す」【安価】
提督「俺がどれだけ信用されてるか試す」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459582791/)

一応過去作品のスレを貼っときます
こちらのスレとの世界観やストーリーの関係は全くありません

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